☆ Technics総合スレッド ☆ Part9

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279名無しさん@お腹いっぱい。
弟のスピーカーが短絡して壊れて、自作のアンプを巻き込んで壊れたってんで、SB-X1(1977年発売)\26,000(現代の物価換算で\41600、>>273のグラフによる)のスピーカーを見繕った。
もちろん中古、大して期待もせず。センターキャップが一部はがれていて、そのせいでビビっていたので、一旦はがし取って、コニシのGPボンドで補修した。
自作のアンプで鳴らしてみると、古ぼけた音だったが、予想以上ににクセが少ない。すげーな、これは!と思い、ネットワークを引きずり出すと、一次+バンドエリミだった。よっしゃ!
直列にはTWに4.7uF、WFにインダクタンス不明の小さいコア入りコイル。それらネットワーク基盤ごと全部取っ払って、手持ちにあったFASTCAP2.2uFだけ入れて、基本どおりTWを逆相で接続。
自作のケーブルをバイケーブルでユニットに直ハンダ、鳴らしてみてびっくりした。

このスピーカーは本当に良い。無色透明であらゆる音が強調もされず埋もれもせず部屋一杯に広がる。
FASTCAPのハイ落ちの音が見事に聞こえて、高音の一部がバッフル面に張り付いていので、ECHU0.1uF/50Vをパラった。それで完璧だった。
低音の描き方こそ、口径なりの限界があるが、上はSTW要らずの伸び。WFとTWの繋がりは極々自然。クロスオーバーあたりの位相干渉も聞こえない。
この時代のスピーカーは、初めて弄ったんだが、良いものはやはり良いなぁと思った。いわゆるオーディオ臭い音(?)が全く無かった。
弟の家でセッティングしてやってDV696AVっていうπの安ユニバーサルに繋いだら、そのプレーヤーの安っぽい音が隅々まで聞こえたw
今度はDACでも付けてやろう。今度は安トラポの音が聞こえるんだろけどw