>>17 マランツ・プロは現在、デノンの業務機事業と事業統合しており
プロ用スピーカーからは撤退しています。
最終的にはB&Wの輸入販売に傾倒したのではないでしょうか。
マランツ・プロのモニターは鈴木哲氏がプロデュースしたものですが
スピーカーの設計としてはおかしな点がいくつかあって
あまりプロ用として受け容れられなかったように思います。
例えばNM01はツイーターのデフューザーが大きく共振していたり
MZ-S01にしても海外でもっとリーズナブルでベーシックな設計の
モニターは沢山あったりで、あまりこれといった良さはありません。
あえていえば、元気のない(歪みのない)鳴り方のする現代のモニターに
ひとつの提言をしたともいえますが、Altec、JBL、キノシタと並べると
ほとんど門外漢の発想であると思います。
やはりアンプ設計者に徹するのが筋だったのでしょう。