【華なり】古楽器ファンのオーディオ・セレクト【雅に】
1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
04/06/19 16:30 ID:P8oIx74z 新譜も滞ることなく定着した感のある古楽器アンサンブル よく再生が難しいと言われるその再生方法について語りましょう ちなみにスレタイは「華なり(はんなり)」「雅(みやび)に」でございます。
もげもげ、2番ゲットオォォォォ!! みたいな  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ __ (__ ) ≡≡≡ / ヽ / / ̄ _ _、, _,, ヽ7 / ..へ._ V / ≡≡≡ v/ ヽ( )△ィ△ / ゙ii | |/ (( _(( _((ハ ' _ ) `ヘ/___. || | | lWVl____|◎ ◎ Y_) ヾ |___. . || | | __,r‐、 ≡≡≡ . !_て7」VWl .ヾげ゙゙゙ノノヾ, | ̄ || | | ̄__), \ (´⌒(´ ヾ (  ̄ ̄ ̄) ノ__,ノ‐-__ !! ノ_ノ ̄ . ヾ、__ノ ≡≡(´⌒;;;≡  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .  ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズチャッターーーーーッ
3 :
1 :04/06/19 16:34 ID:TYGtdFRj
とは言いながら、今が旬の蜜月を楽しんでいる方も居ると思います。 そういう人はしっかり自慢してくださいまし。
>>2 鼻血でてますよ。。。今度はちゃんと拭いてきてください。早々
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/19 16:59 ID:BF7Njj2K
もぐもぐ、5番ゲットオォォォォ!! みたいな  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ __ (__ ) ≡≡≡ / ヽ / / ̄ _ _、, _,, ヽ7 / ..へ._ V / ≡≡≡ v/ ヽ( )△ィ△ / ゙ii | |/ (( _(( _((ハ ' _ ) `ヘ/___. || | | lWVl____|@ @ Y_) ヾ |___. . || | | __,r‐、 ≡≡≡ . !_て7」VWl .ヾぐ ノノヾ, | ̄ || | | ̄__), \ (´⌒(´ ヾ (  ̄ ̄ ̄) ノ__,ノ‐-__ !! ノ_ノ ̄ . ヾ、__ノ ≡≡(´⌒;;;≡  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .  ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズチャッターーーーーッ
ちなみに>1のシステムは。。。 CDP:マランツ CDR630 ミキサー兼プリアンプ:RANE MP2016 パワーアンプ:Boulder 250AE スピーカー:富士通テン TD512 ヘッドホン:AKG K501 可もなく不可もなく無理なく聴けるという感じです。
古楽器ぃぃですニャ。 ただワタシは諸事情から、ぁんまコンサートとか逝けなぃノデ 出てくる音がホンモノっぽぃかどぅか正直わからなかったり(w でもぃぃですニャ、古楽器。ウィンアコのSPで聴いてるですょ。
>>6 どの辺が「華なり(はんなり)」「雅(みやび)に」なのかと小1時(ry
9 :
1 :04/06/19 23:21 ID:9PWivcv9
どうも古楽って2chの気風に合わないような気もするんだよね。
クラシック・スレ覗いてるとアレ気味だし。。。でも協力よろしこ。
今はクープランのルソン・ド・テネブレを聴いております。
レーヌの美声がフォントブローのロマネスク聖堂に深々と響く演奏です。
ttp://www.art-roman.net/fontevrault/fontevrault.htm B&Kマイク2本で収録しQUAD ESL63でモニターしたようです。
同じようにフランスの教会で録音したものには
有田さんたちがDENONに録音したテレマンの四重奏曲集があります。
>>7 ウィンアコですか。美音系ですね。私も田舎暮らしですっかりコンサートはごぶさたです。
どうぞお好きなCDのインプレなどもよろしくお願いします。
>>8 まぁ、あえていえばAKGあたりがはんなりと。
TD512も高域が伸びないけどエコーと楽器の分離だけは良好。
エコーの多いスペイン物の録音では会場の音がスーッと部屋いっぱいに。
とても気持ちいいです。
11 :
7 :04/06/20 00:04 ID:VmEGwIEh
恥ずかしながら、ぁんま詳しくなぃですょ。ミーハーな初心者れす。 最近よく聴いてるのは、ガーディナーの夕べの祈りと、カクビーのダウランドですよぅ。 あと、バロックじゃなぃですケド、オッターの歌曲モノがお気に入り。フォルテピアノを よく使ってるですノン。。。 そぃえばオッターははじめ、古楽モノからキャリアを築いた人でしたニャ。
12 :
7 :04/06/20 00:06 ID:VmEGwIEh
>クープランのルソン・ド・テネブレ なんか、コレ、ょさげですニャ。どこのレーベルでしか?
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/20 01:03 ID:5qj6ZB9H
佐藤豊彦さんが入れた17世紀フランスのバロック・リュート曲集”Style brise”を聴いてるけど
5年前これを買ったときは歌の線が見えなくて。。。オーディオにまとまりが無かったのですね。
もともとトンボーという個人的な献呈を意味するモノローグで綴られるもので
その意味でもカラーレーションの聞こえにくい音楽でもあったりする。
しかし朝もやのうちに聴くフランス・バロックはいいですな。
このCHANNEL CLASSICSのモニターシステムはユニークで
メインはAKG K1000という巨大ヘッドホン。スピーカー端子につなぐという変哲モノ。
ttp://www.harman-japan.co.jp/products/akg/performer.htm#k1000 その他はセレッションやオーディオ・ラボ、アヴァロンという顔ぶれ。
結構オーヲタ度の高いレーベルとみた。
>>10 AKGだけかい!
まあ、漏れも似たような地味系のシステムなんで親近感湧くけどw
漏れは古楽というよりはリコーダーやトラヴェルソが好きなんで自然と
古い音楽が多くなる感じですわ。
>>15 トラヴェルソの音ヌケは良いです>富士通テン
あのハスキーな感じはそのままでも音像が沈まず崩れません。
とくにフランスのコンセールではちゃんと主役の位置をとれます(w
逆にバロック・バイオリンやチェンバロのような華のある楽器は地味ですね。
トラヴェルソの録音が難しいのはマイクが近づきすぎると音像が膨らみすぎて
逆に遠いとボヤついてしまうことです。
理想的なのは天上の反射までみえる響きのなかで稟と立つ姿でしょうね。
そのため余韻がすぅと吸い込まれていく消え際がとても大切です。
有田さんは音の放出の内と外のバランスでデュナーミクを動かしてる様子がよく判ります。
他にも良い演奏家が居たら教えてください。
今は福田進一さんの19世紀ギターのアルバムを聴いています。 ソルというどちらかというと古典派に近い作風を甘美な音でほのぼのと弾く反面 コストやメルツというロマンチストの作品ではカラーレーションを華やかに という、いつもながらの手際の良さです。 富士通テンとの相性? 奏者の人がイイといっているのでイイ。。。 なんて適当なことではなく、間接照明のようなジワっとした味わいが格別です。
18 :
1 :04/06/21 00:08 ID:vO6xNB7R
日本の古楽奏者は層が本当に厚くて面白いですね。 既にベテランの有田正広さん、佐藤豊彦さん、寺神戸亮さん、鈴木秀美さんなどは 繊細なタッチと適度なエモーションを兼ね備えた奏者で 作品の読みも丁寧で十分に練達されたものを録音・紹介しているように思います。 オーディオ的にも一種のフェチシズムを感じるもので それが楽器ごとのメチエを究極的に高めたバロック時代の音楽観に合っています。 まだ私などは楽器毎の特長を追っているだけで精一杯のようなところもあって 昨日今日はリュート、ギターのような撥弦楽器のよさを堪能して それならば。。。とチェンバロに挑戦している程度です。 曽根麻矢子さんのバッハでようやく面白みが出てきたという感じでしょうか。 もともと富士通テンTD512は声楽の演奏にターゲットをもって鳴らしてきました。 聖堂の深いホールトーンでも十分にエモーショナルな表情が掴めるようなスピーカーです。 トラヴェルソは人の声との相関性があるのでイメージはとりやすいです。 逆にバロック・バイオリンはデュナーミクは出ますが音色の変化が単調に感じます。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/21 16:10 ID:PIXMjtFo
このスレ的にはレオンハルトはどうなんですか?
20 :
1 :04/06/21 16:22 ID:zepZkbxW
>>19 どうぞお語りください。。。といってもバロック全般の話になりますよね(汗
>20 いや、お伺いしたかったので。これが(・∀・)イイ!ってお薦めCDなど。 バロック全般に話を広げないで古楽器限定でかまいません。
22 :
部外者 :04/06/21 17:10 ID:oyJdZfv2
ヴァルトーロの弾くフレスコバルディ最高。。。。
23 :
1 :04/06/21 17:25 ID:zepZkbxW
>23 どうもでつ。チェンバロ以外の古楽器の演奏はなぜか接する機会がなく 先ず有名?なラインハルトあたりから聴いてみようかなと。 ブランデンブルク協奏曲ならイ・ムジチのCDは持ってます。比較できる かな。あとチェンバロのCDを物色してこのあたりから聴いてみようかな。
25 :
1 :04/06/21 20:01 ID:bfcFusKN
>>22 イタリアの鍵盤奏者とは渋いとこ突いてきますね。
トッカータ集でしょうか?(聴いてみたい気も)
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/21 23:24 ID:z+tGd8UU
>>26 エマ・カークビ−ですか?
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンはセクエンティアなら持っています。
アマゾンのリンクを貼ってあるのって良いですね。
最近は、つのだたかしのリュートなんか聞きやすいので気に入っていますね。
古楽器物をスタックスのコンデンサースピーカーで聞いています。
ピッタシはまります。
書きたかったこと忘れていました。 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンみたいな音楽て 録音された空間の天井高さとかの再生が大事でしょう? 暗騒音とかしっかり再生して、奥行感が欲しいので、 低域が出るスピーカーが向いていると思いますが、 如何でしょう?
29 :
1 :04/06/22 04:02 ID:F6QJ9OcT
>>27 >古楽器物をスタックスのコンデンサースピーカーで聞いています。
>ピッタシはまります。
昔あったプレーナー型のでしょうか? いいですね。
イヤー・スピーカーで楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
>>28 の聖堂の暗騒音はCDになってからタップリ入るようになりましたね。
普通のSPではダメでヘッドホンでようやく確認できる程度ですが
最近は良質なサブ・ウーハーがあるので購入を考えています。
>>26 フルレンジで声の再生はクッキリと音抜けがよくていいですね。
高域の過度特性とダイナミックレンジが稼げないので他は程々ですが。
30 :
1 :04/06/22 13:16 ID:RMLweqt0
私も疎いものでSTAXのプレーナー型は遙か昔に販売終了していたと思ったら 1989年まで販売していたのですね。メンテとかどうするのかと思ってました。 低音も40Hzあたりから出てるようで、暗騒音レベルだとかえって良さそうですね。 富士通テンTD512でも50Hz以下をブーストすると音場が座る感じは出てくるのですが 逆に楽器のデュナーミクやアンサンブルの立体感が減っていきます。 この辺が小口径ユニットのメリット、デメリットだと思います。 レスポンスの軽い低音とアンビエンスでも存在感のある低音の両立は理想ですね。 サブウーハーでそこまで出せるのか。。。少し考えさせられます。
31 :
1 :04/06/22 21:56 ID:+FFWr7zj
ここ3日ほどはクイケンのバッハ無伴奏Vn(旧盤)と格闘しておりました。 何というか昨日のような湿気を含んだ情況だとTD512は高域が硬くなる。 この辺がフルレンジ&ソフトドームのきついところですね。 逆に今日のように晴れ渡ったあとは、いつもの軽やかさが戻ってきます。 インシュレーターでも印象が変るようなので今度買い込んでおこうと思ってます。 クイケンの旧盤は、実はソナタとパルティータでマイク位置が違うように感じます。 とくに1番ソナタがまさにオンマイクの直球勝負のような録音で 旧来のドイツ系の奏者がもっていた求道的なイメージと重なっています。 他はメディチ荘の幾分フラッターを含む豊かな響きを取り入れ 少しイタリア風の明るいカラーレーションが加わってるように感じます。 弦を張り替えたり天候の違いがあったのか、補助マイクを立てたのか、色々と考えられます。 で、調整してる合間に聴いたタリス・スコラーズのパレストリーナが凄かった(笑 無駄な音がしなくてエネルギーがまっすぐ届く感じ。普段の怠けぶりが露呈しました。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/23 00:08 ID:ODd/N5ci
紙筒スピーカーとエレキット。
デノンの¥1000シリーズは良い演奏が 沢山ありますね。
34 :
1 :04/06/23 01:02 ID:WhAMlL9N
35 :
1 :04/06/23 07:25 ID:thhCLX+X
>>33 Aliareシリーズはジャケの絵も趣味性が高くていいですよね。
テレマンのコンセールなどは決定盤と呼べるものですし
古典派の室内楽もツボにはまった演奏ですね。
この手のシリーズでは珍しく全集で手に入るのもイイです。
>>10 古楽器のスペイン物てどういったものでしょう?
ポルトガルやスペインの音楽が好きです。
西山まりえの「見果てぬ夢の先〜スペインチェンバロ音楽」を
気に入っているのですが、この辺でお勧めありませんか?
37 :
1 :04/06/23 20:37 ID:nRGTDmv3
>>36 37さんおすすめのホセ・ミゲル・モレーノのスペインのギター音楽3はとてもイイ!ソプラノ独唱に
ギター伴奏なんだけどこれが鳴り響いていた渋谷HMVのクラシックフロアは夢幻境空間だった。
39 :
1 :04/06/24 00:37 ID:VMCaZzkT
>>36 さんのチェンバロと
>>38 さんのギター音楽を購入しようかと。。。
モレーノさんはボッケリーニの室内楽を頼んでいるのでそれが届いてからでしな。
あとは鈴木秀美さんのハイドン協奏曲とD.ガブリエリの作品集が一緒に届く予定。
36です。 カメラタ・イベリア「スペイン・ルネッサンスの歌とダンス曲」 MAレコーディングス カウンターテナー、ヴィウェラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、 リコーダーの構成です。歌が入っているので聞きやすくて好きです。 MAレコーディングスてスペインやポルトガル物が得意ですね。 録音もBKをワンポイントマイクで使っているようです。 ホセ・ミゲル・モレーノは買いますよ。 ありがとうございます。
41 :
1 :04/06/24 12:12 ID:ee6Wykve
ワンポイント録音はいいですよね。 DENONとかCHANNEL CLASSICとか、古楽系では多いです。 特に楽器間のバランスに微妙なニュアンスが要求される古楽では バランス・エンジニアが入る余地は全くないように思います。 マイクは20年前ではB&Kしか音質とフラットネスを両立できるマイクはありませんでしたが 今ではEarthWorksとか優れたマイクが出ていて選択肢が増えてきました。 無指向性マイクでの録音は音像が広がりやすく音の芯が出にくいのですが スピーカーをタイトに設置したときにとてもクリアで自然に再生されます。 逆にそうでない録音だと殺伐とした感じになり、ある種の妥協点が必要なのでしょうね。
42 :
1 :04/06/25 08:01 ID:QNzQ0h7x
無指向性ではないマイクに多いノイマン系の大型ダイヤフラムの特長は 音が膨れあがるときのボリューム感と中高域の艶やかさです。 むしろオーディオ的には魅力的に設計されたものなのですが 伝統的なクラシック録音の枠組みにはまらないものはスポイルする傾向があります。 例えばバロック・バイオリンのかすれた音とかは過敏に拾いますし トラヴェルソは息音が多くて芯のない音になってしまうことがあります。 個人的にはリボン・マイクでも録って欲しいな。。。などと贅沢に思っています。
マイスターミュージックも何やら物凄い(?) マイクのワンポイント収録を売りにしてますね。
44 :
1 :04/06/25 20:00 ID:AgCg/+9r
>>43 古楽のCDはジャケがとても綺麗ですね。
『ダニューヴ河のこだま』〜ドイツ・ヴィオラ・ダ・ガンバ音楽〜
『ラ・ヴィクトワール』〜ポンパドゥール公爵夫人の音楽〜
辺りが気を引きましたです。
真空管マイクはコンデンサーマイクのともするとカサカサと耳障りな点を
和らげてくれる効果があります。熱ノイズが出やすいのでメンテが大変ですが
ベストの状態で録れると暖かく味のある音になります。
MAレコーディングスもコンデンサーマイクの電源をバッテリー供給するなど
独自の工夫をしているようですね。
実は古楽にはそうしたナチュラルなテイストが欠かせないのだと思います。
45 :
1 :04/06/26 07:07 ID:RqHz0jZU
昔は古楽も音楽史という学問ベースの言われ方があったですね。 バッハ以降とそれ以前とに分けるという方法です。 音楽に哲学的思考がどれほど関与しているかは謎ですが カントやルソーなどの啓蒙主義の影響を受けた時代をいうのでしょうか。 とはいえ、バロックの運動性がガリレオの物理学やデカルトの人間機械論に根差しているのは 間違いないように思います。 しかしデカルトは人間の精神と身体について 身体の働きかけを受ける精神の受動passion が情念 passion であり 情念のメカニズムは体内の動物精気の動きによって生理学的に説明される ようなことを言ってます。このPassionこそが演奏家の自立的な側面だったように思います。 私たちは楽器や録音の違いを機械論的に解釈する以上に 演奏家のPassionを再生できる機械を所望しているといえるかもしれません。 実はそこにエレガントさも兼ね備えてほしいという贅沢な望みもあります。 なんだか「注文の多い料理店」に入った客人のようにならない秘策も必要のようです。
46 :
1 :04/06/26 08:54 ID:TFRkujB+
古楽演奏の精神性と機械性が拮抗する場を整えようとするとき 多彩なバロック芸術の前にたじろぐことがあります。 使用楽器の違い、演奏会場の違い、背負ってる伝統の違い、等々 いつのまにやら博物館の倉庫に迷い込んでしまった感覚に襲われます。 しかし梱包されたベールを剥がすような楽しみが新しい未知のCDには充満してます。 このスレでいきなり機材の相性について議論する前に ライブラリーの整備について語られているのは至極真当なことのように思います。 そして録音方法によって演奏理解が異なることを実際に経験されてる人も多いと思います。 それは丁度、絵画への照明の明るさとか、彫刻を全周囲から観ることができるか、という 展示方法のようなものです。 あるいは展示カタログの写真のようにモノクロかカラーか という閲覧方法にも似ているような気がします。 無指向性マイクによるワンポイント録音が好ましいのは、そのアングルの単純さにあります。 あらゆるシチュエーションを内包する古楽録音については 会場の音響特性の類推や楽器の特性という基本的概念が薄れがちです。 そのためオーディオ的にデフォルメできる要素が非常に多く ある録音では美しくても、ある録音ではきつい、ということがザラにあるように思います。 聖堂での録音では演奏がエコーに埋もれてどれも同じに聞こえることもあります。 そういう部分をマイクの特性にそって脚色なく収録できる方法がワンポイント収録です。 しかしマイクの設置をはじめ録音機材のクセが出やすいのが欠点ともいえます。 その辺を噛み砕いたうえで演奏の違いを的確に判断できる利点を好ましく思ってます。
47 :
1 :04/06/27 17:41 ID:zhof6Pcr
今日は買い込んだCDを色々聴いてます。 まずサント・コロンブ2世の無伴奏バス・ヴィオール組曲(6曲)はサヴァールによる演奏です。 息子のほうはイギリスに渡って音楽活動をしていたらしくあまり有名ではありません。 そして曲も非常に独白的な要素が強い曲調で、通奏低音が付かないだけに余計そう感じます。 サヴァールの個人レーベルAliaVoxのLe Parnasse de la Violeシリーズの第一弾ということで 曲、演奏ともに非常に気合いが入ってます。ヴィオール芸術の頂点のひとつといえます。 同時代に生きた英国のノーマン作バス・ヴィオールの音は深い低音と渋い高弦が特長で むしろコントラバスに近い感じです。低弦は本当にお腹に響きます。 これにソリチュードを加える演奏家の底力も並大抵のものでなく さすがのサヴァールも弓を弾くときの息遣いが粗めに感じます。 録音はフレットをポコポコ叩く音まで聞こえるほど演奏者全体をまるごと録った自然なものです。 この手のノイズの有無には賛否両論がありますが、私は曲調共々合っていると思います。
48 :
1 :04/06/27 20:48 ID:k4UcqLAi
こういう古楽の再生ということをテーマにしてると 何となく「音だけ」じゃないないな。。。という感じもします。 (とはいっても、自分の部屋は機々械々な出で立ちの機材が散乱しているのだが) 以前、雑誌とかで観ていいなぁ、と思ったのが ・端正な和室の床に置いてあったHarbethのLS3ES ・レンガ積みの暖炉の上に置いてあるJordanWattsのフラゴン ・木質の北欧家具に囲まれたDynaudioのConfidenceシリーズ という感じです。 オーディオの場合、デザインでいうとアール・デコの影響が強いようで どうしてもキャビネット、ブックシェルフという枠組みから這い出れないようです。 我がTD512は70年代スペース・エイジということらしいですが オーガニック・デザイン、モダン・アジアンなど検討してみたいと思います。 ああ、広い天上の高い部屋に住みたい。。。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/02 07:03 ID:Lm1/EuRF
ようやく前回に頼んだCDが届きました。 良かったのが鈴木秀美さんのハイドン チェロ協奏曲。 レコ芸のアカデミー賞の協奏曲部門をさらっただけありますね。 チェロとはいってもヴィオラの拡大版のような軽い音色とフレージングが特長で 底抜けに明るくてイタリアの風も感じるようなところがあります。 ちょうどコレッリの合奏協奏曲(ビオンディ盤)と比べても 時代的に同じ気運を引き継いでいたことが判ります。 コレッリでのビオンディはヴィヴァルディほどはやんちゃな演奏ではありません。 いずれもオケに平行にマイクを立てるスペース・マイキングで録られているようですが ソロ・パートに無理にマイクを立てず自然な音量で収録されているのは好感が持てます。 音の収まりが漠然としやすいのですが、奥行き感を出すように設定すると良いようです。
50 :
kaz :04/07/03 11:50 ID:j4boHUWz
クラッシック板に於いて意味不明なスレッドが乱立しているなかで、このような 価値在るスレッドに辿り着いた。小生は、スピカーがソナス・ファヴェール アキュフェーズのアンプ。疲れたときに、ヴィオラ・ダ・ガンバとリュートの 組曲。目の前に、中世のロマネスク方式の建物が目に浮かぶ。
>>50 ガンバやリュートの音楽は夜に聴くといいですね。
すごくプライベートな楽士のもてなしをうけてるような気分。
良質な室内楽演奏が少なくなった昨今では古楽に期待するのみです。
ソナスはいいですね。弦を本当に美しく再生します。
無垢材の木組みが魅力で、一時期イタリア製のスピーカーが増えましたが
結局ソナスしか残らなくなりました。
湿気の多い日本で割れやゆがみが出ないのはさすがといえます。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/03 22:19 ID:gG6LG5li
古楽器系録音で有名なエンジニアのバルトロメ (アンタイとか録音)はソナスをモニターに使ってますね。
>>52 演奏会に行ったりCDで聴いたりする限り、
やや天才肌特有のムラっけがあるものの、
それはそれはとてもお気に入りの演奏家アンタイですが、
彼の録音がこれまたお気に入りのソナスで
モニタされているとは・・・うれしい一致。
で、そのモデルが何かご存知ですか?
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/04 00:10 ID:naQVqC21
>53 フランスのオーディオ雑誌の付録でついていたCD に書いてあったのですが、中々見つかりません。 エレクタアマトールの下のでミニマの上は機種は何でしたけ? 多分それです。
>>54 それらの製品の時代なら、ミニマ・アマトール だと思われます。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/04 00:41 ID:naQVqC21
ミニマ・アマトールかエレクタ・アマトール です。としぼちゃんみたいに整理してないので いまだに資料が出てきません。
としぼちゃん 見ちゃイヤ
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/04 01:04 ID:naQVqC21
56です。ようやく出て来ました。Diapassonの2002年の オーディオ特集号の付録でHantaiの他Ensemble Amarillis とかOphelie Gaillardのバロックチェロなどのambroiseレーベル の録音が入ってます。 モニタースピーカーはミニマ・アマトール、 AD-DA コンバータはDCS 904とエルガーですね。 ニコラス・バルトロメですがサヴァール、ビオンディや ヘレベッヘの録音も手がけている人です。
やっぱあれだ、テレマンの「6つの四重奏曲」(DENON)。 音楽感とオーディオ感を決定付けた1枚だ。
>>58 とっても、ありがとうございます。
ミニマ・アマトール は日本では有名だけど本国HPのヒストリーには出ていないくて、
日本向けとまでは思ってはいないものの、
向こうではマイナーもしくは限定流通なのかな?、なんて思ってました。
今回、この情報でそうでもなかったことが分り良かったです。
ところでアンプのこともその雑誌に出てますか?
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/04 05:35 ID:naQVqC21
>60 他を全て書くと マイク B&K4006, クロック Nanosync,プリ&パワー Camptec 8000, ヘッドホン ソニーのMDR CD3000, デジタルケーブル アポジーのワイドアイド,アナログケーブル 自作?
62 :
1 :04/07/04 06:42 ID:KK/pqrgY
どうも色んな方に来ていただいて何よりです。 古楽レーベルには個々に音にこだわってる録音エンジニアがいますね。 自分の使ってる機材を挙げているのはそれなりの自信と思い入れがあるのでしょう。 丁度、演奏家の使用楽器がテロップに載っているのと同じ感覚なんですかね? そういうエンジニアの横顔が見れるのも手作りの雰囲気があって魅力的です。 使ってる機材に普通のスタジオでは見られないがオーディオ好きには有名な機種も多いですが 古楽の場合、シンプルなワンポイント収録が多いのでバランスミックスの作業は無しで ほとんどそのままマスタリングを行うからのように思います。
>>61 ありがとうございました。
プリ&パワー の Camptec 8000 は初耳ブランドです。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/04 12:05 ID:naQVqC21
>62 ハイエンドオーディオというと日本では大音量系になりがち だけど海外では違うのではないでしょうか? ロンドンのある(バジェットオーディオの)店に入ったら 地下に完全に防音した部屋でルネッサンンスの声楽曲を 美しく再生していて感心したことがあります。スピーカーは ミッションの安いのだったのですが。 フランスだとオーディオ誌の推薦ディスクに古楽器系 多いですね。 >63 バルトロメはベルギー人なのでCamptecをフランスのサイトで 検索かけてみたけども出てこないですね。ちょっと何か気になります。 だれか教えて。
オーディオ的には、古楽器だからととって特別なことは無いでしょ。現代楽器だって、 音にこだわる演奏者やエンジニアはいくらでもいるだろうから。ただ、古楽に力を 入れているレーベルの中に、録音に対するこだわりを強く感じさせるところがある。 ロマン派以降と比べると、解像度やダイナミックレンジに対する要求レベルが 下がる人も多いようだ。だから、フルレンジで楽しむという人も出てくる。 個人的には、フルレンジだと、楽器の音色の描き分けが苦手だし、空間表現が 物足りないから興味ないけど。 ルネサンスとか中世のアカペラになると、聴き手の意識が演奏空間に敏感に なるかもしれない。特に宗教音楽の多くは典礼の音楽だから、そういう雰囲気の 表出が重視されるのではないか(勝手な想像)。 また、中世のレパートリーでは、音を作りこんだ録音が多い。 アカペラは古楽器じゃないから、スレ違いだけど。
チェンバロはなかなかきかないな
室内楽でチェンバロが入った編成だと、 オーディオ的に気持ちいいですね。 弦の後ろに小音量で聴こえるチェンバロが 好きだな。
>>67 モーツァルトの時代までチェンバロ入ってたね。
手持ちのハイドンの協奏曲も入ってた。
通奏低音というよりトゥッティのときに参加してる感じだけど
あるとないとではロココ趣味の華やぎかたが違う。
録音でも後部のチェンバロをモロにオンマイクで録ってる場合と
全体のアンサンブルの中で定位しているのとでは全然印象が違うね。
69 :
1 :04/07/05 16:01 ID:z7sM9ep1
みなさんは機器類をどういう使いこなし方をしていますか?
色々組み合わせてチューニングしていると思うのですが。。。どうでしょう。
SP:美音系?音場重視系?ハイスピード系?大型?小型?
Amp:巨大アンプ?真空管?デジタル?
Cable:高解像度系?柔らかい音系?
CDP:高解像度系?マターリ系?DAC独立?
ちなみに私
>>1 はとても古楽向きではないにしろ、ほどほどに楽しんでいます。
SP:富士通テンTD512 小型、音場重視系
Amp:Pri=RANE MP2016 マターリ系
Power=Boulder 250AE 小出力、堅牢系
Cable:古川電工のOFCバランス 柔らかい音系
CDP:Marantz CDR630 普通?
最近はSPの設置を見直してスムーズ&マターリな音に近づきました。
クイケンのバッハ無伴奏Vnの旧盤を1m至近距離で聴いても耐えられますw
トラヴェルソやリュートのような中間色系は綺麗にグラディエーションが出ます。
不満といえば。。。やはり美音系SPへの憧れは捨てきれず。。。
70 :
1 :04/07/05 21:45 ID:644ifjYn
最近、古楽の演奏に惹かれる理由のひとつが クラシックの室内楽で遊楽を極める粋な演奏が減ったことがあります。 つい50年前のウィーンの奏者はそういう側面を保持してました。 東欧のほうでも70年代までは室内楽の日用性は保持されていたように思います。 最近は演奏の精度を競うような録音ばかりでリラックスした雰囲気は皆無です。 そういうなかで古楽奏者の奏でる音楽は遊楽に満ちています。 もちろん最近の演奏はバロック舞踊の研究成果が明確に裏打ちされていて どの演奏にも身体から沸き上がるようなパッションが感じられます。 むしろ観念的なカリスマに頼るロマン派風のスタイルから真に自由になった感じがします。 バロック音楽の様式がルソーやカントのような啓蒙思想家の弁証的なルールによるよりは ガリレオの物理学やデカルトの人間機械論に根差しているのは間違いないように思います。 デカルトは人間の精神と身体について 身体の働きかけを受ける精神の受動passion が情念 passion であり 情念のメカニズムは体内の動物精気の動きによって生理学的に説明される ようなことを言ってます。このPassionこそが楽士の精神的な側面であるように思います。 私たちはオーディオにおいて楽器や録音の違いを機械論的に解釈する以上に 演奏家の身体から湧き出るPassionを再生できる機械を所望しているといえるかもしれません。
熱い思いは分かりますが、空回りしてませんか?思い入れで事実を捻じ曲げすぎ。 こだわるつもり無くても、あれこれひっかります。 古楽奏者の奏でる音楽は遊楽に満ちています → そうではない演奏も多数ある 観念的なカリスマに頼るロマン派風のスタイル → なに言ってるのか分からん 私たちは・・・所望しているといえるかもしれません。 → 自分の趣味を“私たち”で語るのはインチキ臭い それから、ルソーやカントやガリレオやデカルトがどうのこうのというくだりは、 多様で混沌としたバロック音楽を単純化しすぎ。バロック期には、一くくりで 語れるような様式は存在していない。もちろんバロック期以外でも、そんなに 単純に語れるはずがないし。 あなたの思いや価値観は尊重するけど、もう少し客観化しないと、結局思いは 伝わりにくくなるだけです。
まぁ難しい話は置いといて… ハープシコードとチェンバロとクラヴサンって 音がどれも同じじゃんと思っていたが 同じ楽器だったのね…、今日初めて知ったよ…
73 :
1 :04/07/06 08:06 ID:IpLex1C+
オーディオにもベーシックになる流儀のようなものがあって 最近のB&K社と昔からのNeumann社のマイクには根本的な音響理論の違いがあります。 もちろんHi-Fi理論を牽引したのはノイマンを始めとするドイツの方法論で 昔から使われることの多いノイマン型の大型ダイヤフラム・コンデンサー・マイクは 中低域の福よかな感触と中高域のプレゼンスという2本立てのキャラクターを持ってます。 このバランスはHi-Fi初期からオーディオ的な魅力を引き出す基本のように思われていて 今でも低域が高域が。。。という議論は絶えません。 逆に古楽器のように民族楽器的なノイズを含む音には耳障りなものが含まれてきます。 また低音の回り込み(近接効果)による膨らみも異質な感じに聞こえる要因です。 つまり楽器の質感をマイクのキャラクターがスポイルしてしまうのです。 そのため最近ではB&Kを始めとする無指向性+小型ダイヤフラムでの録音が増えています。 B&K社は時間軸に正確な音響測定器を手掛けてることからも判るように 従来のトーン(音質)だけで考えてた音響理論とは一線を画してます。 しかしこれに対しても従来のノイマン的なトーンバランスを懐かしむ声は多く それがオーディオのヴァリアンテに繋がっているように思います。 (ロックなどは従来のトーンバランスから決して離れられないと思います) これをスピーカーに置き換えると 低域vs高域のバランス以外に、まず質感の統一ということが課題になります。 もうひとつはアンビエント成分に相当する6kHz〜10kHzの倍音成分を多く含むので 基音となる3kHz〜5kHzにキャラクターがあるとキリキリ締め上げたような音になります。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/06 20:04 ID:cUWk9ysb
>>74 のつづき
インパルス応答に配慮したスピーカーの歴史は長く
かのBBCモニターLS3/5から始まります。
以後、小型モニターについては定位感が良いという利点が定評になりましたが
バッフル面での二次輻射以外に、箱の剛性の高さも定位には利いてきます。
大型SPの場合もB&Wのマトリックス・シリーズが出て以降
定位感に関する改善が著しくなり、フルレンジ再生と定位感が両立できるようになりました。
インパルス応答の正確なSPはQUADなどのコンデンサー型しかなかった時期が長かったのです。
逆にデジタル録音が主流の今日では、有利な面が多そうなのですが流行しないですね。
個人的には、古楽器のうちでも弦楽器はいわゆる楽音以外の部分で胸に迫る感じがします。 アラブ風のどろ〜んとした低弦の爪弾く感じや ジプシー風に高弦がシュリンときしむ音なんか聴くと、もうメロメロ。 で、そういう音に限って録音と再生装置の相性が激しくていつも悩む。 先日にはボッケリーニ四重奏団(鈴木秀美さん、若松さん、山縣さんなどの組み)が DENONに入れたモーツァルトのフルート4重奏曲と CHANNEL CLASSICSに入れたボッケリーニ弦楽室内楽曲集の間でウロウロしてました。 どちらもオランダの教会、B&Kマイク使用のシンプルな録音ながら 弦を擦る音の質が大分違う。CHANNEL CLASSICSのほうが擦音が多めでダイナミック。 DENONはフルートが入ってるせいもあって明るく洗練された印象です。 結局判ったのが、CHANNEL CLASSICSのほうがDENONよりマイクをかなり近めで収録。 それだけで同じ演奏家の印象が変わるのかなぁ? という感じもします。 ビオンディもOPUS111時代とVirgin移籍後ではマイク位置がより近くなって エキセントリックな印象が益々強くなったような。。。 古楽の場合、1mの差がかなり利いてくるという印象をもちました。
>>76 のつづき
古典派を古楽器で聴くとき、一番関心するのが変奏曲での音色の変化です。
これまでオーケストラはともかく、室内楽で変奏曲の楽章になると
なかなか金太郎飴の印象が拭えず、何が楽しくて。。。と思って聴いてました。
モーツァルトのフルート四重奏曲4番は初っぱなから変奏曲の楽章で始まるのですが
フルートの有田さんはじめ、各変奏の色使いを丁寧に描き分けて花も実もある音楽になってます。
同じ構成のアンサンブルから同じ旋律を用いて、これだけ旨味を秘めた料理ができるとは
ちょっとしたグルメ番組の名シェフのような感じです。
同じ牡蠣づくしでも、近所で沢山もらったから痛まないうちに全部食べちゃおう。。。から
もてるレパートリーの贅を尽くして料理したフルコースのような違いがあります。
>>74 でB&Kマイクを1ft(約30cm)離してペア・マイクとして設置する方法を紹介しましたが
これだと指向性による左右の分離ではなく、時間差によって定位感が表現されます。
同じことをスピーカーで考えたらどういうことか。。。
試しにダイヤフラムとマイク間隔の比をスピーカーに置き換えてみました。
B&K 4006は約1/2inですから1ft=12inに対して24倍です。
これをスピーカーのヴォイスコイル径(私の場合3.2cm)で比例倍すると約77cmです。
これでは狭過ぎるのでは? と思いましたが、意外に音の密度と広がりが増してきました。
録音の原風景という感じです。
一般的にはニアフィールド・モニターの間隔は3.5〜4ft(110〜120cm)と言われます。
これはノイマン型の2inダイヤフラムを18in離してペアにする従来のワンポイント録音に対し
スピーカー径=5inで換算したような間隔になるのでしょうか。
私の場合はシングルコーンのスピーカーなので単純ですが
これが2way、3wayだとどうなるのか? 比例倍の基準はツイーターかウーハー(ミッド)か?
など議論が絶えなくなるので、この辺にしておきます。
>70 の話を噛み砕こうとしたら、全く関係ないけど ゲーテとニュートンの色彩論を思い出した。
>>79 18世紀の科学は人文哲学的な要素があって非常に興味深いですね。
ゲーテの形態学とニュートンの光学の違いはちょうど鏡のような両者のスタンスの逆転です。
ゲーテが形態の変化を観察することでありのままの自然と人間を探求したのとは逆に
ニュートンは錬金術のような意味で光を神の真理として探求してたようです。
科学的思考と魔術的技巧という2重芯円をもつバロックのスパイラル思考にハマリますね。
(個人的にはワンポイント録音と美音系スピーカーというスパイラル状態に感じます)
バルトルシャイティスの「幻想の中世」を読んでいますが
ヨーロッパ文化の開花がロマン〜ゴシック時代の東洋趣味と深く通底していることを痛感します。
今、シルクロードの擦弦楽器やインドのランガ楽団など聴いてますが
古楽器のもうひとつの魅力にエキゾチックな要素があるのだという感触を持っています。
D.ヴェラールはインドのラーガとリュート音楽の繋がりをCDに録音してますが
旋法の細かい振り分けに詳しい、彼ならではの企画CDのように思います。
ここ数週間は古典派に心傾いていますが、皆様いかがでしょうか? 手持ちのCD) ボッケリーニ :弦楽室内楽曲集/ビルスマ&ボッケリーニ・クワルテット ハイドン :チェロ協奏曲/鈴木秀美&ラ・プティット・バンド ハイドン :ピアノ小品集/ブラウティガム(フォルテピアノ) モーツァル ト :フルート四重奏曲/有田正広&ボッケリーニ・クワルテット ベートーヴェン :交響曲3番&7番/コレギウム・アウレウム合奏団 ソル他 :ギター曲集(19世紀ギター・デビュー)/福田進一
82 :
MJエロオヤジ :04/07/24 08:10 ID:fJOkV2fE
マイド さすがこのスレッドはタイトル通りで アホは居ない良い人ばかりですね。こーでなくっちゃ。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/24 09:30 ID:qP2nL4LA
古楽,これはもうアンサンブルのスピーカの得意領域。 アンサンブル以上に古楽を奏でるSPはないのでは。 そのかわりジャズは悲惨。 ソナスのガルネリよりもこと古楽に関してはいい印象があります。 あとこの頃の音楽はやはり宗教音楽、つまり声楽の領域ですので どうしてもボーカルの質も問われますね。 あとグッドマンのAXIOM80、これで古楽聴いてみたいです。
>>84 ジャズが悲惨じゃ、最近の古楽器オケは無理だなぁ。ビオンディとか。。。
AXIOM80は昔のテルデックとかなら良。ルネサンスの声楽はバツ。
LINNレコードの声楽CDが良いと思う。
88 :
84 :04/07/25 18:45 ID:cYIStfXw
アンサンブルのSPで聴いたトラジコメディアのアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳が 未だに忘れられません。少々はい上がりな感じの音作りなのですが大変惹きつけられました。 しかしジャズではヒュッと軽く音がとんでしまい、シンバルもバーンという実態感なく パシンパシン跳ねるような音でした。 確かにカテリーナ古楽合奏団の実態感ある音作りに対しては難しいのかも。 でも超ハイエンドのSPよりも妙に心に残っています。 古楽はジャズ向け、クラ向け、モニター系、何系のSPが向いていると 思いますか? ズバリこれだというSPありますか?
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/25 19:07 ID:MW1kxOCt
他スレで見たんだが、ディナウディオのBM−6が評判良いらしい TDK古楽系レーベルではモニタースピーカーとして 使用しているとの事。
90 :
89 :04/07/25 19:12 ID:MW1kxOCt
ちなみに俺の一押しの一枚 テレマン:ターフェルムジーク (ブリリアント・クラシックス) 録音超優秀、演奏もすばらしく、しかもメチャ安。 バッハ無伴奏チェロ組曲:ピーター・ウィスペルウェイ (チャンネル・クラシックス)
上レスにもあるけどモニターはソナスとかQUADが定番だね。 だれでも考えることは同じこと。
マンゼ(B.Vn)のHMUS録音ってすごく艶やかな音でびっくりした。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/29 09:52 ID:+N8HNCD2
アゲ、挙げ、揚げ
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/29 09:58 ID:Y7ddnOcP
ELACってどうかな。。。。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/29 11:29 ID:+N8HNCD2
>>94 勝手な想像だと
チェンバロ、バイオリン ○
ビオラ・ダ・ガンバ、中世打楽器 ×
フラウト・トラヴェルソ ?
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/29 23:39 ID:SB298h5L
自分のELACだと弦楽器がとても心地よく鳴ります(518なので、ELACではマイナーですが・・) もともと弦楽四重奏曲などは気持ちよく聞けるSPですが、ピリオド楽器とは更に相性が良いみたいです。 最近のお勧め→モーツァルト 弦楽四重奏曲集、モザイクSQ 5CDで5千円弱でした。 アルバン・ベルクがスタンダードですが、これを聞いたら評価が変わるかもしれませんよ。
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/30 10:21 ID:FlxGBOk/
ガルネリ使っています。柔らかく温かく時に陰影をきりりとする音は凄いとおもいます。 ただ、無理してかったので維持するのが精神的に負担になり、もっと手軽に聴ける SPをと思っています。 高い機械を買って音楽を聴くのが苦しくなるという本末転倒現象です。 もっとも好きなジャンル、バロック、中世、古典に特化して器機をセレクトして いきたいと思っています。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/30 10:30 ID:5NG7Z09l
古楽器とは邦楽器の事ですか
>>98 さん
…釣りじゃないですよねw
いろいろ複雑なことを端折って言うと、クラシックの曲を、その時代の
楽器や演奏法、演奏様式で演奏しようということ。
いまではあまり使われなくなってしまい、普通は違う楽器で演奏されて
いる楽器(ヴィオラ・ダ・ガンバとかチェンバロとか)を用いたり、改
良がすすんでいる楽器も古いものをあえて使ったり(フルートとかトラ
ンペットとか)します。
私はフルートの前身のフラウト・トラヴェルソの音色が大好きで、有田
正広さんの演奏したCDをよく聴いてます。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/30 11:07 ID:5NG7Z09l
>>99 釣りだなんて心外です。
「華なり(はんなり)」「雅(みやび)に」
と言ったらほとんどの方のイメージは日本やアジアなどです。
クラシックファンの方は古楽器は海外のものと思われていて、
日本にも歴史のある伝統的な和楽器もあることを忘れないで欲しいです。
http://www.hogaku.com/
>>100 それは失礼しました。軽い洒落とお許し下さい。
邦楽も忘れちゃいませんよ。雅楽はとっても好きです。
>>97 じゃ、エレクトラ・アマトール。。。と言いたいところだが
湿気や様々な要因が気になるのなら
DynaudioやKEFあたりがポリ樹脂&MDF箱で
使い勝手も良いし気軽に鳴らせる。
どちらも幅広い価格帯で出してるのでTPOに合わせて。
ディナは、古楽器オケは立体的で好印象だったけど、ソロでは潤いが乏しい。 好みが分かれそう。 その点、KEFは、強烈な魅力は無いけど、卒なく楽しませてくれる。わりと 明るくて開放的。いい意味で無難。
グレードによって音が違うのはほとんどのメーカーに当てはまるからなぁ。
先日、ロバの音楽座のコンサートに行ってきました。 厳密には復元音楽ではなく、古楽器を用いて古楽をモチーフにした 創作音楽(学術よりも楽しむことを優先した音楽)なのですが、 ハーディガーディ、サズ、プサルテリー、サントゥール、クルムホルン、 セルパン、パンパイプ、その他よく判らない奴やら創作楽器やらを、 PAなしで演奏者から3mに満たない距離で思いっきり堪能してきました。 ・・・古楽のライプは素晴らしい! でも、オーディオやってるのがアフォに思えてくるのが、難ですね。 あんな音、SPからはとても出せないよ〜っ。
>>106 そう思ってほとんどの人は楽器使いになっていくのです。
わたしゃ縦笛と歌うことくらいかな。。。それじゃさみしいのでCDを聴く。
>>107 オールホーンとか大型BHとかの超高能率SPならば、とかも思うけれど、
それだとソースとの相性が出てきて結局聴きたいCDとは合わなかったりするし、
実際に眼前で演奏している様な音場音像の再現は困難だし・・・
あう〜。私はジューズハープとホーミーの真似事。
そいで、スピードとDレンジは棄てて音場に特化させたインチキシステムでCDを聴く〜。
リコーダー吹くの楽しいよね。 古楽好きならともかく、バロックとかのリコーダ演奏って 聴いた事が無い人多いから、聴かすと驚く。 半音でるの知らなかったりするし。 学校の先生ですらリコーダーの歴史知らないんだから仕方ないか。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/03 05:17 ID:j1QzLJtl
>106 >そう思ってほとんどの人は楽器使いになっていくのです。 そんな香具師滅多にいないよ。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/03 06:27 ID:cV5ubrDE
w、でも俺はアルトリコーダーに興味津々 演奏会と録音、どちらも良い場合があるね。 秀美のバッハを以前聴きに行ったんだが、CDの方が良かった。。。
>>110 オレは一回楽器使いになったが
いくら音質が気にいらないと思っても
結局CD聴く方がはるかに楽だと言う事に気が付いて
楽器は止めまスタ。
素人が楽器鳴らしても、思ったような良い音は鳴らないんだよね〜。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/03 07:15 ID:RKJEVA8e
古楽はCDがいい場合が多いと思う。フルオケは絶対生だけど。 古楽は何せ楽器自体の音量が小さい。これを中ホールとかで聞くと、そりゃ生だから おおと思うところはあるにせよ、音量が小さすぎて細部が聞き取りつらい。 各楽器がばらばらに聞こえる。 その点、CDは各楽器が最善の録音ポジションで、それなりの音量でひろってくれている からわかりやすい。 小ホールでクインケン聴きたい〜。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/03 07:24 ID:hKUj0aJD
>>106 >・・・古楽のライプは素晴らしい!
>でも、オーディオやってるのがに思えてくるのが、難ですね。
古楽器でも新楽器でも良いものは良いです。オーディオと生を
比較してアフォと云うあなたはちと悲しい。オーディオの良い
ところは好きな曲を毎日でも聴けることです。コンサートでは
不可能。その他オーディオには良いとことが多くあります。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/03 07:49 ID:x7c/d+3E
>>101 日本の伝統的な邦楽も忘れられていなくて良かったです。
女子十二楽坊などの活躍で中国の古楽器も注目されていてますね。
自国の音楽文化に誇りや興味をあまり持たずに欧米の音楽にだけでは、
欧米の方々からすると少し奇異な国だと映っているかも知れませんね。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/03 10:46 ID:j1QzLJtl
>115 好きなことをやるのに、人の目を気にしるな。
>>113 そうですねー。
やっぱり古楽のライブは至近距離がいいですよね。
もともと現代クラシックの演奏会の様な形態で奏される楽器じゃないし、
ある程度以上のホールでのライブでは、音そのものを楽しむのは無理な感じ。
私にとっての古楽CDの良さは、いつでも自宅で曲を楽しめることと、
国内ではあまりない教会堂でのホールエコーたっぷりの録音を楽しめること
でしょうか。
>>114 なにもオーオタの自嘲をいちいち真に受けなくても(^^;
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/04 07:18 ID:Sky6O5NG
古、苦、苔 楽、学、愕 音、恩、怨 。。。。
120 :
7 :04/08/04 20:09 ID:3bfKnUp4
ども、ぉひさしぶりです。
>>1 さん始め、みなさま。
しばらくゴタゴタしてて書き込む余裕がなかったですょ。
こなぃだ、上で挙がってた情報を元に、CD数枚を買ぃました。
ヴェロニカ・ジェンスとサンドリーヌ・ピアウによる、ルソン・ド・テネブレ、
Aliareシリーズでテレマンのパリ・コンセール、それからモレーノのスペインルネサンスものなど。
どれも、ステキな音楽・演奏で大変満足なのですケド、肝心のシステムが
まだきちんと調整できてなぃので、音が平板になってしまってますデス。
まだしばらくはじっくり詰める時間が取れそうになぃので、
まぁ、ボチボチとやってぃこうカト。
でゎ、また。
121 :
7 :04/08/04 20:23 ID:3bfKnUp4
どぅでもいいケド、ルソン〜のブックレットに載ってるピアウは 写真映り悪すぎですニャ(w 確かに、年取るにつれてどんどん老け顔になってってるですガー; ドビッシーのジャケットが泣いてますょ。
歌手は歳を取りやすいですな。。。80年代に録音してた人も今は。。。 レオンハルト伯爵のようにはいかないわけです。
>>120-121 まともに他人とコミュニケーションが取れないし、板違いな発言を繰り返す
だけの
>>1 を呼び込むな。
>>1 が消えてやっと正常化してきたのだから。
あんたもソフトの話題をしたければ、それ用の板に行ってくれ。
>>122 もだ。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 06:55 ID:qqKZVeOd
>>124 やはりそうか。ロバの音楽座とか、悪臭を放つ書き込みが散見されると思ったら、
まだウロチョロしていたのか。変人が何人もいるのかと思ったが、すべて
>>1 の
仕業と分かって安心した。世の中捨てたもんじゃない。
オデオについて語れることは無さそうだし、語ってることは思い入れだけの歪んだ見解。
撤退してくれることをキボンヌ!
あ。それとスレの書込みは自分の古楽&オーディオに対する意見や感想を ある程度、肯定的に書き込むことで進行します。逆にアンチはスレが止まります。 オデオについて語りたければ、具体的に話題を誘導してくらはい。 今まで出た香具師はウィンアコ、富テン、ソナス、ELAC、KEF、という感じで スピーカーの音色に興味を持っている様子が伺えます。 あとはソフトの音質という感じかな。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 09:20 ID:2jMgvjtk
げげ、やっぱり変人は複数存在していたか。。。 音楽スレから追放された香具師が、ピュア板に駆け込むのはヤメレ! 己の現実を見つめろ!
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 10:43 ID:E5tAQ1iE
アンタイ(Cemb)のD.スカルラッティのソナタ集(バルトロメ録音)を購入したら CDが2枚。。。同じ香具師が入ってた。(得したというよりジャマ) 音のキレが良すぎるのか、ガシガシ弾きすぎなのか。。。ちょっと引いた。 今度改めて、同じレーベルのレオンさまの最近の録音にチャレンジしようと思う。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 12:31 ID:s6n6fUO7
また池沼が一人
106です。音楽板でなにがあったんでしょう?なんてスレ?今からでも見れます?
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 14:54 ID:E5tAQ1iE
ないない。
>>125 の牛想。
日常が辛いのでムシャクシャして無差別攻撃してるだけ。
だいたい、ジャズ板orクラ板に逝けはピュア板の常套句。
どこでも無視してマターリ話しを進めてる。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 15:04 ID:zAE38g83
>>132 サンクス。ありがとうございます(^_^)
>>133 逝って「古楽」で検索をかけ、それにかかった各スレでロバを検索するも出ず。
ロバの音楽座の名を出して周囲に迷惑を掛けまくった者でもいたのでは?
・・・との疑念を持ってもいたものの、それを示す何物も見つからなかったため、
どのスレにもいるありきたりな粘着下衆と判断しますた。
このスレのマスコットちゃんですか?ラブリーっ(^_^)
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 18:00 ID:rBobqcAd
>>135 ヴァカかオマエ。
無きゃスレ立てればいいだろう。億劫だったら、近いスレに書き込めばいいだろ。
無いからってどうして関係の無い板に書き込むんだ?
頭空っぽ?ホントに池沼だな。
>>135 古楽の録音では生音フェチ型と音場フェチ型の両方向がありますよね。
昔は堂々と録りたいので近接したマイクが多かったですけど
最近は豊かな響きを伴って遠目のマイクで録ることも増えてきました。
本当は両者が良いバランスで収録されていれば最高なのですが。。。
再生のほうでもちょっと悩むときがあります。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 18:18 ID:rBobqcAd
>>137 ヴァカかオマエ。もしかして
>>1 か?
なんで
>>135 へのレスがそういう書き込みになるんだ???相変わらずの自閉症だな。
オマケに生音フェチ型とか音場フェチ型とかわけの分からない分類やってんじゃないよ。
根っからのマスターベーション野郎だな。イカくせーよ。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 18:28 ID:E5tAQ1iE
仕切りたがり屋サンがいるようです。。。
鍋奉行ってのは漏れは便利に思うが、焼き肉のときはウザイ。
いちいち漏れの肉に箸ツケルなって〜の。そんな感じ。
ロバのCD持ってるの?
>>106 つのだたかしさん とか、悟りというか開き直った人の演奏も聴いてみたい。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/05 18:34 ID:rBobqcAd
また板違いのカキコかよ。開き直った池沼だな。
>>137 ウチの場合は再生系はいまは目一杯音場フェチ系に振ってありますので、
遠めのマイクは嬉しいです。
オットマン付きの椅子に体を投げ出して、なんというか音であって音でない
空間の広がりと、その中に流れ漂う音楽の中に身を沈める愉悦感!
でも元は生音フェチでした。至近距離のライブの魅力が家でどうしても出せ
なくて、それでいっそのことと思い切って方針転換をした次第。
・・・たしかに理想は両立なんですよね。でも筐体で音を膨らませる度合いが
現代楽器よりも小さな古楽器は、直接音はかなり乾いた感じのハイスピード
サウンドで、そうしたソースと、他のとろんとした音の方があうソースとの
両立がとても難しい。・・・で、私はそれを投げ出した根性ナシです(^^;)
>>141 >現代楽器よりも小さな古楽器は、直接音はかなり乾いた感じのハイスピードサウンドで
そうそう。そういう小気味いい表情が快感に思う分
意味もなくドキドキして聴いてたりするときがあるよ。
でも遠目のマイク設定でもスタイルをかっちり決めてくる奏者だと
かえって表情の幅が大きく感じられるときがあるね。
ブラウティガムのハイドン ピアノ曲全集(BIS)なんか、はじめは霞んだ音色で地味に感じたけど そのうち味わいが判ってくると、自然にこっちから耳を寄せて聴いてるって感じ。 で結局、演奏会でもこんな感じで聴くよな。。。てバランスを終始保ってる。 もちろん、演奏の感じもそういう優しげな雰囲気なんだけど。 逆に同じBISの録音でもC.P.E.バッハのクラヴィーア・ソナタ集(シュパーニ演奏)は クラヴィコードの音をかなり近くで録ったような録音。 実物を知らないので、適切な音量がどうなのかが不明で悩んでる。
ポッジャーの無伴奏Vnで寝付いてMAKのブランデンブルクでお目覚め。 爽やかな朝だ。
おらもポッジャーのバッハすきだ。テレマンはどうですか?
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/22 05:40 ID:iTa6lAmB
144ではありませんが、テレマンの無伴奏、愛聴してます。
あのレーベルってモニター機材にAKGのK1000使ってるみたいだね。 そのせいかどうか知らないけど スピーカーで聴くと残響とのバランスがたいへん良いのだけど ヘッドホン(STAX)だとなぜか残響がうまく馴染まないような気がする。
特に理由はないが楽しんでおられよう。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/09/11 09:50:17 ID:TIfqScu0
このスレピュア?くら板の方がいいんじゃない?
>>141 オットマン付きの椅子も名ブランドじゃないと
音が悪くなりますからね。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/09/11 11:48:30 ID:imhUhJJt
私はプラシーボと言う言葉は嫌いだが、
>>150 はさすがにどうかと思うね。
クラ板にならって 最スピは古楽にもっとも似つかわしくないといえよう。 喩えていえばクナの演奏するダウランドを想像してみると良いといえよう。 牛刀で弦を擦るような緊張感だけがホールを支配するといえよう。 ちなみにワルターの歯茎は鉄針ではなく竹針で丁寧に磨くといいといえよう。
>>1 さんのwebサイト拝見しました。
面白いですね!
音源マニア、私もそうでいたいですね。
と、予備機ですが、私も同じパワーアンプ持ってたりします。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/09/27 22:06:46 ID:B2tJbE7p
リスニングではないのですが, 古樂をコンサートで演奏しているときに(アマ), 生録する良い機材はないですか?
>>154 ほとんどはマイクの質で決まるよ。
弦であれば大型ダイヤフラムのものがふくよかな音で収録される。
逆に木管だと測定用のようなスティック型がスマートに録れるので良い。
いずれにせよファンタム電源が要るのでマイクアンプが必要。
録音媒体はデジタルものなら大差ないと思う。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい :04/09/28 01:20:11 ID:4t50l/3i
最近チェンバロをDATにて録音した。 PCでCDにしたら細かいニュアンスが消えてしまった。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/10/08 20:39:14 ID:/i73O78+
>>155 ありがとうございます.
> いずれにせよファンタム電源が要るのでマイクアンプが必要。
これはあるから,あとはマイクの入手ですね.
バロックは室内楽なので,管楽器+弦楽器+チェンバロといった
構成です.
少し前に話に出ていたポッジャーのテレマン無伴奏Vnを買ってきました。 マンゼの同曲より良い感じです。このくらい残響が無いと寂しく感じてしまうなあ。 あと先日買ったクイケンのヴィオラ・ダ・ガンバ・リサイタルのジャケットが印刷ミスで内側が違うものになってましたw コロムビアに電話したら正しいの送ってくれましたけど。 クレスト1000は古楽器初心者には助かりますな。
>>159 おいらも今日、クレスト1000でテレマンの四重奏曲集を買ってきた。
有田氏のフルートの音色はまさに「華なり」「雅に」といった感じ。うっとり。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/11/06 19:25:16 ID:2GRQ98C5
>>160 尾っぽの先が気になって付けてみたら中低音の曇りが取れて良くなったよ。
タリス・スコラーズのパレストリーナでマタ〜リでつ。
DIY AUDIOのSA/F80AMGを買ったまま使ってなかったんだけど こないだ2リットルくらいのバスレフ箱に入れて小音量で鳴らしたら リュートが良い感じ。MArecordingのは余韻が良いね。 ただ此のユニット高域に気になる共振?っぽい感じがすこしある。 ニスでも塗ろうか、ポリプロ素材の8センチか フォスの限定8センチでも試そうかと思ってる。
>>163 リュートは小型フルレンジだと音像が引き締まっていいですよね。
テオルボやアーチリュートだとちょっとキツイけど。。。録音少ないし気にしない。
バスレフの孔径でユニットの背圧をコントロールできるので
詰め物なんかで調整すると周波数バランス以外に共振のポイントも少し変わる。
機器の調整用に使うCDって色々あると思うけど 優秀録音が必ずしもリファレンスにならない場合もあるね。 自分のリファレンスCDは以下のようなもの。 ◆楽器の直接音を中心に収録したもの ・フランス・バロック・リュート曲集/佐藤豊彦(Channel Classics) 1613年作オリジナル楽器での低音の締まり、ピッキングと胴鳴りがバランスよく聞こえるか? ・パンドルフィ、ヴァイオリン・ソナタ集/マンゼ、エガール(HMU) 音がとげとげしかったり、アルペッジオで特定の音域が突出したりしないか? ◆聖堂のなかでワンポイント収録したもの ・パレストリーナ、ミサ Nigra sum/タリス・スコラーズ(Gimell) アナログ収録の柔かな雰囲気と聖堂での定位感が一致してるか? ・テレマン、ハンブルク四重奏曲/有田、寺神戸、上村、ルセ(Denon) 各楽器の演奏が分解されつつ、音色がロマネスク聖堂にほどよく溶け合ってるか? オケ物やコンチェルトはいまいち構成のバリエーションが多くて 要領を得ない感じがします。好きな演奏は多いのですが。
>>84 遅レスなので見てもらえるかわからないけど・・・。私もアンサンブルのシステムで
古楽器のCDコレクションを楽しんでます。昔1枚3000円前後で売られていたCDが
箱物セットになって格安で買えるようになったので手放してしまったアルバムを
買い戻している最中です。
それにしてもアンサンブルのスピーカーはほんとに古楽に合いますね!
特にクープランやラモーなどのフランスのバロック音楽再生は右にでるものがない
という印象です。アンプはアンサンブルのプリメインを現在使っていますが
チェロのアンコールモノ150というパワーアンプを手に入れた関係で、それに見合う
プリアンプを物色しています。中古販売価格50万円以下でおすすめの機種があったら
教えてくださると嬉しいです。
>>166 >特にクープランやラモーなどのフランスのバロック音楽再生は右にでるものがない
>という印象です。
AstreeとDenonでも録音の傾向が違うようだけど、どっちもOK?
168 :
166 :04/11/18 20:32:45 ID:m9ptf9Ow
>>167 う〜ん、そこまでシビアに聞きこもうという意識はないので難しい質問ですね。
アンサンブルのスピーカーはモニター用途ではないですから。
10:1の割合で断然アストレレーベルのCDが多いです。次はエラートかな?
>>168 自分の感想ではAstreeは暖色系で柔らかい音、DENONはクールで透明な音という感触です。
場合によってAstreeはボケて聞こえるし、DENONは高域がきつく感じる。
そういう癖を魅力的に聴かせてくれるのであれば、それも面白いかと。
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/11/18 20:54:24 ID:b5uo6pBY
>>88 > アンサンブルのSPで聴いたトラジコメディアのアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳が
アンサンブルの詳細が分かる場所はありませんか?
教えてクンですみません.
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/11/18 22:34:33 ID:tI334Qbu
昔のアンサンブルはいかにもお手製のユニットが光ってたが 今のOEM風のユニットもやはり古楽向きの美音なんだろか?
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/11/25 19:42:30 ID:yOT590eb
パニアグワ揚げ
遅まきながら、スコット・ロスのD・スカルラッティ(抜粋のやつ)を 買いました。クラヴサン筐体の胴震いっていうんですかね? 図太く弾むような低音にくらくらです。
アンタイの機関銃掃射を受けてたじたじれす>D.スカルラッティ
佐藤豊彦さんのアーチリュートによる演奏もマタリとした感じで面白いね。
シュパーニが演奏したC.P.E.バッハのクラヴィーア・ソナタの優雅さがようやく判ってきた。 もう壊れたピアノなんていわないと心に固く誓った。 バッハ父のゴルドベルクや平均律なんかも録音してくれないかと期待したい。
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/11/30 01:03:00 ID:ewk2v3C5
>>177 気持ちは分かるが誤爆?
それとも、イイ!録音に期待しているのだろうか
古い楽器には古いSP、マグネチックSPなんてどうでがしょ・・
レオンハルト/ラ・プティット・バンドのマタイ受難曲を買ってきた。 HMVで2880円だった。 まださわりを聴いただけだが、ひなびた暖かい音でいい感じだ。 フラウト・トラヴェルソは有田さんか? ところでヘレヴェッヘのCDがいっぱい安く売られている。 何枚か買ってみようと思うが、録音・演奏面でおすすめあったら教えてほしい。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/12/24 15:48:04 ID:uuPULoPt
age
カウンターテナーを心地よく響かせるのって、なかなか難しいですね。 最近ようやくヨサゲな声になって来たです。
中域から高域にかけての繋がりがスーッと綺麗に伸びるように 心がけました。中域だけ厚かったり、高域だけ強かったりしても なんというか、無理して歌ってるように聞こえてしまいます。 この辺の音色の微調整は主にタップに入れた壁コンのつなぎ方と、 ACケーブルの挿し方(どこにどれ挿すか)で詰めて行ったです。
なるほど。 私もドミニク・ヴィスやロビン・ブレイズ(BCJの人)好きなので、 いい感じに聴きたいなあ。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/12/31 17:33:00 ID:tMo3Z2Rv
WE
2文字スレの誤爆でしょうか。。。 たとえウエスタンといえども楽器とオーディオでは 楽器のほうが世界的遺産として価値がありますね。
いや、どこにでも書き込まれてるから、単なる上げアラシでしょう。
かつてのアクテブ君を思い出しますね。。。 ところでクリスマス・リリースで気に入ったもの何かありました? アレクサンドリーニのヴェスペレが気になるのですが。。。色濃いですかね。
クリスマスじゃないけど、Virginのボックスセットを あちこちで安売りしてたので、レーヌ他のシャンパルティエを買ったですよ。
レーヌではクープランがなかなか再発されないようですが、シャルパンティエもよさそうですね。 Ensジル・バンジョワでは他のレーベルに比べちょっと仕上がりが荒いかなと思うのですが レーヌのほうはあまりそういうことも少なそうですね。 ヴァージンは丁寧にバジェットの王道を守ってリリースしてくれるので安心できます。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 02:48:44 ID:8imRCrwL
最近SPのセッティング替えて、間隔広げたら、古楽より、マルチマイクのエレキモノが楽しくなってしまった。 どっちも楽しめるセッティングはないのだろうか。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 10:39:26 ID:OSSi+3P2
ガルネリでそこそこ鳴りますって感じ セッティング不足…
ただひたすらフラウト・トラヴェルソを美しく聴くためのシステムがほしい。 究極的にはフラウト・トラヴェルソを美しく吹ける嫁を手に入れたい。 どっかにいい出物ないかな。
トヨタの開発したロボットが楽器を吹くことが出来たはず 嫁機能もつけてもらえばいいんじゃないの?
嫁機能って、吹くんじゃなくて吸ってくれんのかな
いや、嫁になったら吸ってくれなくなりますよ。
グリセルダ買いますた。寝る前にちょこっと聴いてます。 この位の編成だと距離感を確かめるのにいいですね。
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 10:32:13 ID:tOzRI4gu
200記念アゲ
最近の出物はレーヌ兄妹の競演した14cフランス&イタリア世俗曲集でした。(1999録音の再発) ふたりはEns.オルガヌムやEns.ジル・バンジョワなど中世物の大御所に在籍してたこともあり この手の物での安定した手腕は舌を巻きます。ふたりを招いたアラ・フランチェスカという団体も トレチェントの技巧性を流麗に無駄なくこなしていて雅そのものです。 フォンテンブロウ聖堂での録音は暖色&中間色の美しい階調をもっています。 リコーダーとジェラール・レーヌがデュエットする場面など美の極みですね。 トレチェントの作品ではレベルディの演奏も好きで、こちらは家庭的な雰囲気の演奏です。
ここんとこ、個人的にメチャクチャ懐かしいレコードが、 廉価なCDで手に入るようになってうれしい。 「楽しいルネサンス舞曲集」(にせ)コレギウム・アウレウム合奏団 「涙のパヴァーヌ」ルネ・クレマンシック などなど。 これらの譜面を手に入れて、あるいは耳コピで、まねしようと練習したナァ。 なつかしいのゥ。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 07:06:38 ID:OV2IZBsD
エスタンピーあげ
Mimesis27 + Mimesis18.4 + Guarneri
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 13:55:54 ID:jyrBXy6W
古楽器はへたでもいじってみると良さが判る
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 23:52:03 ID:BuobQPJ9
トトロの家
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :皇紀2665/04/01(金) 01:36:26 ID:aHzKlZs1
このスレでデンオンのパリ4重奏を褒めているが 正直おいらよくわからない。 聴くとなんか全部短調なんじゃないかと思う位 ウツに感じてしまう。 テレマンは好きなんだが、なんか違う感じがする。なぜだろう。
古楽器=自作というイメージがある アンプ、スピーカーも自作して自宅録音が趣味なんて人もいそうな気が…
>>207 かなりフランス風のミーントーンに合わせてるからじゃなかろうか。
フランス・バロックは全体に隠微な感じがする。
ドイツの奏者はヴェルクマイスターのような快活な音律で演奏するね。
オランダの奏者がちょうど中間くらいの雰囲気。まぁかなりアバウトな感想だけど。
音律についてはMIDIで調律法ライブラリをまとめてるとこがあるので
ググッて捜してみると良いでし。同じ曲でもかな〜り印象が変わる。
210 :
207 :2005/04/02(土) 21:38:30 ID:yeT9BBlO
>>209 レスサンクスです。
音感にはあまり自信が無いけど、古典調律で調べてみました。
このCDだと大袈裟に云うと、立体感がちょっとねじれた場所にいるみたいな感じ。
ロケーションの響きもあるんでしょうね。自分には合わなかった。
テレマンで隠微?だったら、ナクソスから出てたフルート2重奏集なんて好きなんですけどね。
古楽器ソフト購入時のチェックポイントにします。(フランス語圏は苦手みたい)
それにしても2chだったら、DACが、とかアンプが、とか、どんなシステムよ、と言われそうな気がしてたんで、ちょっと意外でした。
ハウゥ。古楽好きは皆紳士あるね。ウソつかないあるよ。
207さんのいう感覚、よくわかるなあ。 ジャケットの有元利夫がそれを増幅する。 自分はそれが逆に心地いい。鬱だからかなw 調律法まではわかりませんが、ピッチがかなり低いこともあるかなと思います。 ただ、スレタイにあるオーディオセレクトはたしかに難しいところがありますね。 先日もCDPがほしくて試聴に同シリーズのバッハフルートソナタ集を持っていったのですが、 店員も苦笑するほどキャラの合わない製品もありました。 押し出しの強い音作りをする機材は合わないようです。 個人的には、小音量でもいい音で鳴る機材であることがポイントかなと思っています。
213 :
207 :2005/04/03(日) 23:46:19 ID:mmqiygBT
>>212 欝ですか、でも音楽が心地いいのは良いなw
色々調律のサイトを渡ってみたんですが、古楽器はともかく
ピアノも平均律でも、高音は、ずらしてるみたいですね。ちょっと衝撃。
グールドなんて15年くらい自宅のピアノのチューニングはしなかったみたいですし。
ところで
CDP自分も新しいの欲しいですが、
TEACのDV-RA1000なんて無骨なのが気になる、ちっとも雅で無いな。
214 :
212 :2005/04/05(火) 00:47:13 ID:qKdZLrn1
>>213 レスありがとうございます。
ちょっと具合が悪くなるとどこか遠くで音が鳴っているようにしか聞こえなくなったりするので、
なかなか楽しんでばかりはいられませんw
先日試聴したのはエソのX30でしたが、フラウト・トラヴェルソを鄙びた音色で鳴らすには
あまり適切ではないように思いました。
立体的な定位などたいしたもので、なんとなく笛の形もみえたのには驚きましたが、
フラウト・トラヴェルソが鋼の音色で迫ってくるw
あの定位で、もすこし柔らかな音色だったらいいんだけどなあと思いました。
専用機での選択となると、あとは国産だとアキュフェーズあたりの端整な音色か。
あるいは変化球的にミュージカルフィディリティあたりの柔らかな響きもありかなあと。
正直、悩ましいですね。もっとも、悩んでいるうちが楽しいんですけど。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 20:27:26 ID:UEwGJE00
今のドンシャリのCDと同じです。
216 :
207 :2005/04/08(金) 01:08:13 ID:G0PqQHta
>>214 う〜高い手が届かん。しかし単体のDA買うよりは安くつくんだよな。
柔らかくて芯が有る音ってのが理想。
おいらは、あんまり見えすぎちゃうシステムは、体調悪いと頭痛してくる。
かといって、気持ちいいシステムは眠くなって(ry
SCD-1の出物を探してみたらどうよ? トラヴェルソやリコーダーの微妙な音色がちゃんとでる。 あとはマランツのCDR640か。どっちもディスコンだが(w DV-RA1000は漏れも期待して試聴してきたが、ありゃダメ。 うちのロートル安CDPの方がマシな音がする。
218 :
207 :2005/04/12(火) 23:48:31 ID:oO9tDltI
>>217 CDR630は昔ちょっと借りて使ってました。
そのころはちょっと高域が華なり少し脚色されてるように思ってましたが、
今思うとディスコン時に買っといてもよかったかな。AD部も良い感じでした。
脚色してるってより、処理のしかたでああいう音の表現になると考えるように
最近思うようになりました。
SACDかユニバーサル機も考えてるんですが、欲張りでケチなんでなかなか、、
名張毒ぶどう酒事件再審決定 名古屋高裁 死刑確定囚で5人目 発生から44年「自白信用性に疑問」 三重県名張市で昭和三十六年、農薬入りぶどう酒を飲んだ五人が死亡した 「名張毒ぶどう酒事件」をめぐり獄中から死刑確定後も含め四十年余、 無実を訴えてきた死刑囚の奥西勝元被告(79)=名古屋拘置所=の第七次 再審請求審で、名古屋高裁刑事一部(小出●(●=金へんに淳のつくり)一 裁判長)は五日、「自白の信用性には重大な疑問があり、確定判決の有罪 認定は合理的な疑いが生じている」として再審を開始し、死刑執行を停止 する決定をした。死刑判決が事件発生から四十四年を経て、裁判のやり直し で取り消される可能性が出てきた。 国内で死刑囚の再審が決定されたのは財田川、免田、松山、島田事件に 続き五人目で十九年ぶり。過去の四人は再審で冤罪(えんざい)と認められ て無罪判決を受けている。