1月1日
初航海に出た。港に両親が見送りに来ていて、とても心配そうな顔が印象的だった。
沖に出るとイルカが居た。彼らも祝福してくれているのだろう。
1月2日
西の空が、どんよりしているのが気になる。嵐に巻き込まれなければ良いのだが。
1月3日
嵐で舵が破損。
潮の流れ任せになってしまった。この先どうなってしまうのだろうか。
1月2日
食べるものがなくなった。どうしよう。
目の前のいるかと目が合う。・・・・・・・・どうしよう。
1月5日
顔が濡れて力が出ないとアンパンマンの弁。海では何の役にも立たない奴だ。
1月6日
最近、夜の寝付きが悪いので、船医のボブに相談してみた。
私の昼寝が原因だと判明した。
1月7日 沈没
1月8日
数百m先に漁船が見える。皆で気付いて貰えるように手を降ると、漁師も笑顔で手を降り返す。アンパンマンはまだ力が出ないらしく手を振れずじまい。
1月9日
アンパンマンの腐食が始まった。何の役にも立たないので、海に棄てる。
1月10日
鳩が小枝を食わえて飛んで来た。
陸が近いのか!
探してみたが、陸は見当たらなかった。
11 :
ばんぶる☆びー ◆mbyz9G3Z02 :03/07/10 15:27
1月11日
小枝を良く調べたところ。 桂小枝だった。
乗組員が一人増える、地球滅亡まであと365日
12 :
ZEBRAROOM:03/07/10 15:27
1月11日 水夫の三太郎がサメに食われた。
13 :
ぽぽん@ ◆PAPOPONhPs :03/07/10 15:30
1月12日
足が地面につくほど浅いが陸はまだ見えない。
1月13日
また同じ人数になった。仕方がないので、この人数でやりくりするしかなさそうだ。
15 :
Ar ◆Argon2R80M :03/07/10 15:45
1月14日
はやくも後悔しそうだ。
と言う所で目が覚めた、嫌な夢を見た・・・
今日から航海に出ると言うのに・・・・
ふと見ると、アンパンマンが意気揚々と船に乗り込もうとしていた・・・
どうするべきか・・・
17 :
ぽぽん@ ◆PAPOPONhPs :03/07/10 15:48
タクシー代を払ってバタコとチェンジしてもらった。
アンパンマンは不本意そうだった。
しかもバタコはバター犬を連れて来た。いい旅になりそうだぜ
19 :
◆0RbUzIT0To :03/07/10 15:54
しかしバターを忘れた
オロナインで試そうか・・・いや試そう
一週間続けたら、淋病まで治った。オロナインに連絡・・・・無線が壊れていた。
しょうがない電話にするか。戸棚から黒電話をだしてダイヤルした。
電話からの声は大森うたえもんだった。
1月15日
第一回チキチキホラ吹き大会が始まった。優勝者は乾パン2日ぶんらしい。
北の空にアンパンマン発見、もう大スキ
乗組員「撃て〜!撃て〜!」
1月16日
顔が濡れていない奴は、とにかく強い。
アンパンマンは甲板に降りてきた。
しかし大会が全然始まらなかった
28 :
ぽぽん@ ◆PAPOPONhPs :03/07/10 16:32
アンパンマンはチェンジを根に持っているらしく相当怒っている。
1月17日
アンパンマンが、無期限ハンガーストライキをしだした。
ウザい、ウザすぎる。もう一度顔が濡れて欲しい。誰か雨乞いをしてくれ。
後に発見された航海日誌ではこう綴られていた・・・
「とうとう我々はアンパンマンレスをsageることができなかった・・・」
1月20日
雨に濡れたアンパンマンは邪魔で邪魔で仕方がない。近くの港に彼を下ろした。
そう言えば遭難も二十日目か、さっきの港で流れ解散にすべきだった
1月21日
海に瓶が浮かんでいた。
網で引き上げると
鶴瓶師匠だった。
仲間がひとり増えたが彼は五十一歳だ
しかし奴は又帰ってくる!
ここに居る乗組員全員がそう確信していたのは顔を見れば明らかだった・・
1月24日
北北西の空から何か近づいてくる。
いやな予感がする・・・間違いない・・・奴だ・・・
新しい顔を手に入れたアンパンマンだー!
ROUND 1
鶴瓶師匠
VS
アンパンマン(顔換装済み)
「先手必勝や〜」
ドスの効いた声で鎖がまをヒュンヒュンと振り回しながら
アンパンマンに向かっていく師匠。しかし流石は百戦錬磨のアンパンマン、
51歳のオヤジの動きでは話にならない。
38 :
ぽぽん@ ◆PAPOPONhPs :03/07/10 17:21
アンパンマンが一瞬エッチページの未承諾広告に気を取られた刹那
師匠がやみくもに振り回す鎖がまが幸運にも奴の右肩をえぐったのだ。
歓喜の声を上げる船員達。
師匠も有頂天だ!!
ジャムオジさんを船に呼び出し小一時間厳重注意した。
もう彼からあんこを取りあげたので製造出来ないだろう。
後に発見された航海日誌ではこう綴られていた・・・
「ますます奴の出るレスが早くなっている・・」
1月25日
笑福亭鶴瓶が、笑福亭鶴光だった事が判明。
言葉の語尾に『おま』『おま』言うから発覚したのだ。
仕方がないので鶴光は食事係に任命された。彼は西洋菓子やパン作りが得意らしい。
凄い嫌な予感がする
それ以来、船員達の間で
「ええんか、ええのんか」
がブームとなる。
鶴光おじさんは、特にジャムを使った料理が得意だったので、
船員は、鶴光オジサンのことを、いつしかこう呼ぶようになった
↓
1月27日
伝説の巨大蛸
クラーケンが出た!
こんな時、奴が居てくれたら・・・。
いくらなんでも人の名前を
1月27日
伝説の巨大蛸
クラーケンが出た!
こんな時、奴が居てくれたら・・・。
と呼ぶのはめんどくさすぎるだろうということで、船員達による鶴光師匠のあだ名の投票が行われた。その結果
ジャム鶴さんと命名された。
1月28日
船員達に壊血病が蔓延する
早々にビタミンCを補給するために
後に発見された航海日誌ではこう綴られていた・・・
「あの時、ジャム鶴さんがビタミンCたっぷりのアンパンなど作ろうとしなければ・・・」