続・連載小説「登山ヲタはキモイ」

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1底名無し沼さん:03/01/06 21:23
あるところに一人の山ヤがいました
2底名無し沼さん:03/01/06 21:43
2get
zusa---------------------
3底名無し沼さん:03/01/06 22:09
( ´・∀・`)前巻までのあらすじ

康夫と彼のパートナー、「タマ」との登攀にかける鮮烈な人生。
また最強のクライマー山の胃と遡男の烏帽子大氷柱ソロ初登争いが
語られる。

前巻

http://ton.2ch.net/test/read.cgi/out/1019725620/l50
4底名無し沼さん:03/01/06 22:10
今日もよっこらよっこら雪山登って遭難しました
5底名無し沼さん:03/01/06 22:36
その遭難した男は日が昇ると体に降り積もった雪を振り落として言った。
「あ〜よく寝た」
6底名無し沼さん:03/01/07 00:22
男はしばらく経ってから登行を開始した。
数時間後、ピークに立つ。
そこは戸隠山、本院岳。後立山稜線がまぶしく光っている。
男はいわゆる本院岳ダイレクト尾根を完登したのだった。
ピークからの長めを堪能した後、下降開始。
通常なら同ルート下降が常識となるところだが、時間短縮のため沢筋にルートをとった。
雪崩の危険が非常に高い。だがこんな山で雪崩に埋まるなら俺の人生もそれだけのもの、
と男は虚無的に考え、一気に雪面を駆け下り、尻セードを交えて下降していった。
雪崩は起きず、男はこのロシアンルーレットに勝利した。
夕方までには家に帰り着くだろう。
男の名は康夫といった。
7山崎渉
(^^)