【PSU】新ジャンル「パシリ」十九体目ver2.0

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1名無しオンライン
合言葉は

  ( ゚д゚ )<倫理的におk      
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄
[ ´・ω・`]<創作能力がしょぼいんだけど投下していいの?
( ゚д゚)<倫理的におk 尋ねる暇があったら投下マジオヌヌメ

[ ´・ω・`]<凄く長くなったんだけどどうすればいい? あとパシリ関係ないのは?
( ゚д゚)<空気嫁ば倫理的におk 分割するなりうpろだに上げるなりするんだ

[*´・ω・`]<エロネタなんだけど…
( ゚д゚)<ライトエロなら倫理的におk あまりにエロエロならエロパロスレもあるよ
【PS0/PSU】ファンタシースターシリーズのエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230886259/

[ ´;ω;`]<叩かれちゃった…
( ゚д゚)<叩きも批評の一つ。それを受け止めるかどうかはおまいの自由だ
m9(゚д゚)<でもお門違いの叩き・批評はスルーマジオヌヌメ するほうもそこを考えよう

[ ´・ω・`]<投稿する際に気をつけることは?
( ゚д゚)<複数レスに渡る量を書きながら投稿するのはオヌヌメできない。まずはメモ帳などで書こう。
m9(゚д゚)<あとは誤字脱字のチェックはできればしておいたほうがいいぞ

[ ´・ω・`]<過去の住人の作品を読みたいんだけど
( ゚д゚)<まとめサイトあるよ ttp://www.geocities.co.jp/nejitu3pachiri/
保管庫Wiki ttp://www21.atwiki.jp/nejitu3pachiri/

( ゚д゚)<前スレ
【PSU】新ジャンル「パシリ」十七体目(実質十八体目)
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1234179402/
( ゚д゚)<次スレは容量が470kを超えるか、>>800を超えた辺りから警戒しつつ立てよう
2名無しオンライン:2009/10/11(日) 16:00:47 ID:2spGGXAK
3 名前: タメ口 1/1 [sage] 投稿日: 2009/09/25(金) 23:57:09 ID:pEzWIu6y
タメ口 1/1


「ん?食べる?」

俺の視線に気づいてディラガンスレイックの切れ端をブンとこちらへ寄こすGH413。
緑色のフォトンが軌跡を描く。

「あぶねっ!いや俺食えないし。」
「変なの。同じキャストなのに。」
「いやいやいや。お前はパートナーマシナリーだから食えるの。」
「差別発言〜。減点いち。」
「またかよ。今何点なの俺?」
「マイナス1277点。」
「怖っ!俺の知らない減点が1270点以上あんだけど!!」
「ふっふ〜。乙女心は敏感なのよ?」

エクストラランゲージ−TX410、通称『タメ口ユニット』を装着してから
俺の生活は変わった。
それまで「道具」と「使い手」だった関係が、一応の前置きはつくものの
「同僚」として見られるレベルにまでパートナーマシナリーのコミュニケーション
能力が大幅に向上したのだ。
中にはハードコーディングされた反応もあるのだろうが、普段の会話からそれらは
殆ど読み取れない。仮に読み取ったとしてもすかさずフォローを入れてくるので
多少抜けたキャスト程度の印象しか受けない。

「で?今日もミッションはパス?」
「俺は今充電期間中なんだ…」
「前時代のバッテリーじゃあるまいし、充電に何日かかってるの。」

視線を左上に向け、手のひらを天井へ向けてわざとらしく肩をすくめる413。
エクストラモーション−AM410の調子も絶好調だ。

「あっ、美味しい。」
「!! 今度は何食った!?お前勝手にナノトランサーから武器を」
「み、ミクミコセット…」
「嘘つけ!もっといいもの食べた時の反応だったぞ!あーもう…
 …っこいつ!また貴重なオルハセンバを!!」
「食べる?」
「食べねーよっ!!!」

このユニットだけは失敗だった。
エクストラグロウ−410。
パートナーマシナリーが一日に食べられるアイテム数を100→300まで増やす食欲増進ユニットである。
4 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2009/09/25(金) 23:58:30 ID:pEzWIu6y
新スレ支援〜
単発で投稿の敷居を下げておきました!
5 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2009/09/26(土) 00:43:57 ID:7x3eyyWK
>>1
「でかしたぞ1! 褒美に俺のパシリをファックしていいぞ!」
「ざけんな!」
6 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2009/09/26(土) 01:30:43 ID:m7J0jJ0F
「ワルパシリとにゃんにゃん出来ると聞いて来ました!」
「とりあえず黙ってください(ゴスっ)」
3名無しオンライン:2009/10/11(日) 16:02:16 ID:2spGGXAK
7 名前: 1 [sage] 投稿日: 2009/09/26(土) 10:15:49 ID:OyNVXnUK
今更ミスに気がついたorz
スレタイの【PSU】が全角だった。
まだ先だけど、次スレ立てる方、半角に修正お願いします。
>>4
支援乙!
>エクストラグロウ‐410
食費代パネェッス!
だが、人型になるまでは欲しいな。
>>6
じゃあ、ワルキャス氏は私がいただきますね。
8 名前: 名無しオンライン [sage パパと412] 投稿日: 2009/09/26(土) 10:36:31 ID:TNoMNs8h
>>1
凹むほど気にすんな、13体目からずっとそうなんだから。
次には誰かが直してくれるさ。
ちなみに、最初に全角にした犯人は、13体目スレを立てた俺だったりするorz

>>4
そこまで食われたら、倉庫が空になるっ。
……エクストラグロウの副効果で『太る』が付いたら、とか考えちまった。
ネタが浮かんだのに、時間がぁ〜
9 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2009/09/27(日) 18:06:02 ID:WTD0rTBY
クロ「オレっちもPSPo2で参加するニャ。パシリたんとウハウハするのニャ」
10 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2009/09/29(火) 00:56:57 ID:BvldgmEQ
>>9
「猫だけにパシリとニャンニャンするってか。」
『寒過ぎです。ご主人』
「(´・ω・`)」

11 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2009/10/01(木) 00:11:18 ID:bINuBZiQ
420「グラールのねこみみあいどるの座は渡さないぽこー!!」
12 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2009/10/03(土) 00:41:18 ID:hChv8DU4
カバ「ネコミミ娘はだまってろフガ。グラールのアイドルの座は絶対譲らないフガ。」
41:2009/10/11(日) 16:03:41 ID:2spGGXAK
凶悪にスレ建て直し 各位 ごめん
5名無しオンライン:2009/10/11(日) 20:59:23 ID:E4SXP1T9
>>1乙」
『今度は落ちないように何か書かないといけませんね。』
「ネタがあればな〜。まあ、ぼちぼち考えるよ。」

6名無しオンライン:2009/10/11(日) 21:25:18 ID:sKF3rbZg
沼男「スレ落ちちゃったのか…」
431「確実に似合ってませんねそのオッソリアスーツ470」
沼男「む、可愛くないか?」
431「可愛くありません」
沼男「ポルティは可愛いのに?」
431「はい」
沼男「お前の判断基準って対象の大きさだろ」
431「はい」
沼男「じゃ俺も小さくなったら可愛いって言ってくれる?」
431「言いますけど倒します」
沼男「あ、そこセットなんだ」
431「はい」
沼男「俺はお前の事が可愛いと思うけど、お前を倒したりしないよ?」
431「そうですね」
沼男「むしろ抱きしめるよ?」
431「それ以上近づいたら倒します」
沼男「いいツンデレだなぁ」
431「そうですね」
沼男「この可愛くなさが可愛いなぁ」
7名無しオンライン:2009/10/12(月) 08:58:14 ID:Elg4q32K
うわぁ…きもっ
8異聞〜終局の、ある可能性 7:2009/10/12(月) 22:40:53 ID:dyyjw/SS
………
少しは思い出したはずなのですが。
…裁判所に行ったのはなんででしたっけ?わたくしはそこで主が何か恐ろしいことをしたということだけを覚えていて…それは何でしたっけ?
そもそもわたくしはなんでそんなことを思い出そうとしたんでしたっけ?
「すべての恐怖は無知から生まれる。それを克服したいのなら、知恵をつけなさい。そのための勉強よ」
はーい…
わたくしは、考えても答えのでない課題を映し出した画面に目を戻しました。
『戦争はなぜ起こるのか』
これは長くかかりそうです…


いつの間にか使えなかったはずの武器が使えるようになっていた。
制限のかかっていたはずの領域に手が出せるようになった。
会ったはずのない人に協力したことがあった。
そういうことを経験したことはないかしら?
していても、覚えていないかもしれないわね。
宇宙は回る。
宇宙は変わる。
変転し、流転し、新たなる宇宙となる。
誰もそれには気づかない。幻視の巫女でも気づけない。

-END-

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
前スレをぎりぎりうめられそうだと思って投下してたら埋まっちゃったので最後をこっちに。

スレ立て乙です。
9名無しオンライン:2009/10/12(月) 22:44:56 ID:dyyjw/SS
前スレが終わったところで

447 :名無しオンライン:2009/10/12(月) 17:34:26 ID:9w0ikAZg
失礼、U14〜16だ
取り敢えず暫定として
10月17or18日U14〜16で22時からって感じかね

というところから、またどうぞー
10名無しオンライン:2009/10/13(火) 00:03:01 ID:D2dEMtK6
>>8
前スレ埋め乙です。
主、強えええぇぇ。何者なんだ?本気になったら凄すぎる!
あ、でも裁判云々とか、この事実事態がなかった事になってるのか。

>いつの間にか使えなかったはずの武器が使えるようになっていた。
>制限のかかっていたはずの領域に手が出せるようになった。
>会ったはずのない人に協力したことがあった。
>そういうことを経験したことはないかしら?
>していても、覚えていないかもしれないわね。
>宇宙は回る。
>宇宙は変わる。
>変転し、流転し、新たなる宇宙となる。
>誰もそれには気づかない。幻視の巫女でも気づけない。

普段と何ら変わりなく生活しているけど、
実は世界を救っていた!(本人は当然、他の誰も記憶にない。)とか
実はパレレルワールドが存在してとかetc。
難しい話だけど、その分、こういった物語の醍醐味とも言える部分ですな。

チャレンジモードの続き、楽しみにしてます!
(チャレンジモードが完結した時には主の正体が分かるのかな?
 なに分、ファンタシースターシリーズはPSO以降しか知らないので・・・)
11名無しオンライン:2009/10/13(火) 22:55:51 ID:NZ1wi2LX
>>9
前スレ埋め乙&底知れない主SUGEEEEE!!

さて、俺は前スレの447なんだけども
他に意見が無ければ以下の要綱でやってみようと思う

日時:10月17日22時
場所:U15オアシス
備考:シャトル便を用意する予定
    「集会」ってほど確固としたものではなくこのスレの住人と顔合わせなんかをしたい人向け
    人が来なかったら早漏乙とでも…
12名無しオンライン:2009/10/15(木) 19:59:47 ID:cLhVTgiZ
保守ついでに。

>>11
了解ッス!俺は多分参加できると思う。

GH450 『楽しみですね!ご主人。』
主   「残念だが、お前は多分留守番だ。」
GH450 『ええ!!!』
主   「パーティ組むにしても、システム的にリーダーのPMしか参加出来ないし、
     そもそもクエやるかも分からないしな。」
GH450 『そんなぁ・・・』

システム的にPC3名+そのPM3名というパーティが組めるなら、
〜〜〜PM達だけでクエクリア! ご主人達はみてるだけ〜〜〜
とか出来たのにな。
(流石にリーダーのPMのみでやっても面白くない。)
では、現地で会いましょう ノシ
13名無しオンライン:2009/10/15(木) 20:43:06 ID:U+d9VLWX
>>11
女主人「どうしよう……」
エル「あれ、行かないんですか?」
女主人「うん、まあ、色々とね。もしかしたら顔を出すかもしれないけど……」
キャス姉「私が行きましょうか?」
430「ぜひとも皆さんに会いたいと、私のマスターが」
エル「……キャス姉さんに代理を頼めばいいじゃないですか」
女主人「デスヨネー」

と、いう訳で。もし全身ギムナエルの黒キャス子がうろついてたら声をかけてあげて下さい。
後、キャス子がいなくても、時間にオアシス近くで『早漏乙』と発言したキャラがいたら、『キャベツ姫に言われたくない』と返してやってください。
わりと喜びます。
14名無しオンライン:2009/10/15(木) 22:06:01 ID:rrWy7Cek
>>8
主強いなぁ…凶悪なほど強いなぁ!
そのネタ拾わせてもらいますねー。

だが絶賛遅筆中!

「というわけで、俺も集会参加させてもらうぜー」
「………」

ワルキャスが話す横でバーカウンターにて酒を飲む寡黙なビス男。
自分用のハッピージュースを空けながら質問するワルパシリ。

「なあ…こいつダレ?」
「ダレとは何ぞや! このツンエロ担当!」
「どぅわっ! 脅かすなっ! えー…ニャンポコ?」

飛び出すように出てきたGH420。

「クールなご主人様に変わって私が(ry」
「詳しくは次回に続く〜…」
「………」
「「持ち越しかよっ!!」」

PSPo2で何気に派生PMも選択可能とか、新PMとかうらやましい限りじゃのー。
こっちも負けてられんぜ!
15名無しオンライン:2009/10/17(土) 12:34:33 ID:OtXe4PSd
ロックワークス株式会社へ投資した方へ

以下の内容は誠に不本意ながらロックワークス株式会社の信用を著しく傷つける可能性があります。
しかしながら、事前に同社にこの内容を通知しており、弁明や事情説明、差し止めの依頼等が来ておりま
せんので、暗黙の了解を得たものとして配信いたします。
******************************************************

 昨年1月、当社のコンサルティング先であるロックワークス株式会社が一般より株式公募いたしました。
 株式公募にあたり本メールニュースでもこの会社を高く評価し、多くの方にご賛同をいただき、5000万
円を超える資金が同社に振り込まれました。
 しかし、真に遺憾ながら同社は昨年5/18に当年度の決算を公表することなく僅か半年余りで、会社の廃
業を突然表明しました。
 当社がご縁で出資した方々には多大なるご迷惑をおかけする結果となり深くお詫び申し上げます。
 現在当方では「ロックワークス 被害者の会」を開き、刑事告発や民事訴訟を含めた今後の対応の検討
を開始しました。
 当社にて把握している投資家の方々には直接郵送にて連絡をしておりますが、ロックワークスの株主で
この件で郵便が届いていない方がいましたら、このメールの返信でお知らせ戴きたく、臨時でメールニュ
ースを送信した次第です。
 ロックワークス株式会社の代表取締役岡村隆氏には再三にわたり、事情説明をいただけるよう面談を求
めてまいりました。直接、あるいは知人を通して誠意ある対応を求めましたが、面談の機会を得ることは
未だできておりません。
 当社といたしましては、このメールニュースの読者を始めとし、関係各位に同社への出資を強く推薦し
ましたので、その皆様方に事情を説明する義務があると考えております。しかし、事情がわからないので
その義務を果たす事も適いません。
 そこで、皆様方にはこれまでの経緯をお知らせすることで、一定の説明義務を果たす事が出来るだろう
と考え、このメールニュースを配信します。さらに以下に今後の対応についての方向性を示す事でご理解
を得たいと考えた次第です。
 今後の当社の対応といたしまして以下の二点で考えております。
(1)実際に出資をなさった株主の方の保護
(2)未公開株投資家及び後進のベンチャー経営者のための指針
 具体的には『ロックワークス 被害者の会』を開催し、株主相互の情報交換と意思確認を行います。
・特別背任罪での刑事告訴・刑事告発の検討
・民事訴訟による出資金の返済請求(株の買い戻し)の検討
 『ロックワークス 被害者の会』の開催日程は、別途お知らせします。
 ※場所と時間、内容を株主の方にお知らせしますので、このメールの返信にてご連絡ください。
 なお、株主の方でご欠席の方には別途、こちらで用意した書面にて意思確認をさせて戴きますので、お
申し付けください。
 なお、本件は法的 拘束力は一切ございません。参加は任意です。
また、投資以外で同社から被害を受けた方につきましても、20件ほど「被害者の会」との連携についてお
話し合いをさせていただいています。別件で被害を受けた方がいらっしゃればお声掛けください。
以上
16名無しオンライン:2009/10/17(土) 21:38:06 ID:KVrjMuQL
リアル用事が長引いて間に合いそうにないな。
帰ってくるまで続いてたらいいんだが。
17名無しオンライン:2009/10/17(土) 21:38:39 ID:1eyVyc3m
こちら早漏野郎、シャトル便設置しました
18名無しオンライン:2009/10/17(土) 21:45:54 ID:R7eu5Bt8
こそこそ と ぷくぷく 到着
19名無しオンライン:2009/10/18(日) 04:22:45 ID:ClYHf8iR
オアシスに4名撃沈……
20名無しオンライン:2009/10/18(日) 05:09:07 ID:j7XkvEsj
実質3名ですがんw
こちら早漏野郎です
今回はかなり独断専行気味の催しでしたが来て頂けた皆様に感謝です
間に合わなかったと言う人は…6時くらいまでは自分が待機してるかと

兎にも角にもお疲れ様でしたー!
21名無しオンライン:2009/10/18(日) 11:32:19 ID:pzE7j7tA
GH450 『皆様、昨日はご主人がお世話になりました。』
主   「すごく楽しい時間を過ごさせてもらったぜ!企画してくれた>>11サンクス!」
GH450 『私も参加したかったです。』
主   「恨むなら、ロビーでPMの姿が表示されないシステムを恨んでくれ。」
GH450 『むぅ・・・』
主   「皆さん、実に気さくでいい人達ばかりだった。時間を忘れて話こんでいたな。」
GH450 『帰ってこられたのが4時頃でしたからね。待ってるこちらの事も考えて、ちゃんと連絡くらい入れてください!』
主   「すんません。」
GH450 『ところで、どんな話をされたのです?』
主   「とりとめの無い雑談から、各キャラの性格を絡めたネタトークetcetc・・・本当にいろいろだな。
     そうそう、話した中に、今後書いていきたい事、キャラの裏設定など、ここだけの暴露話があったんだが、
     他の書き手の皆さんは各自のストーリー設定&キャラ設定を実にしっかり構築していたな。
     あれは見習わないといけないと思った。」
GH450 『ご主人のお話は勢いだけで書かれてますからね。』
主   「これからの俺の課題だな。しっかりと考えて書いていくぜ!書くネタがあればの話だが・・・」
GH450 『作ってください!!!』


主   「パトカ交換忘れた・・・orz」
GH450 『何やってるんですか!』
主   「いや、話の流れ的に言い出しにくくてな。」
GH450 『妙な所でヘタレなんですから。』
主   「まあ、皆さん、野良で周ったりしてるみたいだから、何処かの野良パーティで出会ったり、
     またパシリスレの住民達で集まる機会もあるだろう。諸事情で参加出来なかった方々もいるだろうし。
     パトカ交換はまたの機会に頑張るよ。」
GH450 『皆様、もしご主人からカード交換の申し出を受けた時は笑顔で了承して上げてあげてください。 (*_ _)ペコリ』
主   「不束者ですが、よろしくお願いします。 m(_ _"m)ペコリ」


 
 
22名無しオンライン:2009/10/18(日) 21:51:08 ID:Rn9LZwaD
お疲れー。
気が付いたら意識が吹っ飛んでたぜ!

>パトカ交換
あっ!
完璧に忘れてた俺。

まあ次に逢った時にでもよろしくということで!
232007/09/27という日(1):2009/10/19(月) 19:27:28 ID:IckaAqdp
その日は今日と同じよく晴れた穏やかな日でした。
私たちは家族でここクゴ温泉に湯治に来ていました。 本当に穏やかな日の・・・・筈でした。


「姉さん? 確か姉さんって水が苦手だったんじゃ???」
人を恐水病患者の如く言い放つこの失礼なPMは私の妹で・・・。

「こいつが風呂嫌いを治したいって言うんで改造してやった。
 まずは浮力の原因だった機体のデットスペースに水密処理を施してだな
 そこをバラストタンクに見立てて注水し、比重を上げて水に浮かない様にしてやった。
 更にだ、フォトンリアクターの排熱を利用した水流ジェット推進で水中バイク程度の
 水中機動が可能になり、更に更にだ、陸上でもバラスト水をリアクターの冷却に
 使う事でリアクターの出力が70%上昇した。
 なぁに、水密処理の他はバラスト制御用の圧縮エアタンクを内蔵したのと
 両手両足に水流ジェットの放水スリットと脇腹に給水スリットを追加したぐらいだ。
 元々のシステムの負担になるような改造じゃない・・・・・・・・」
この説教臭いオヤヂがパルムのローゼノムに店を構えるジャンク屋の店長で・・・・。

「まぁまぁ、お風呂嫌いが治ってよかったですねぇ。」
このちょっとズレている女性が私の母親で・・・・・・。

「ねぇ、カニは? カニは何処?」 「いや、温泉にカニは居ないから」
えーっと、向こうで石を裏返しているのが私の娘のGH420で、娘の相手をしているのが
妹の婚約者の鼈甲(べっこう)さん。

「・・・・・でだ、バラスト水を抱えたままだと重量過多で空間機動が出来なくなる
 つまり、バラスト水の排出が必要になるんだが・・・・・・」
このオヤヂまだしゃべり続けているのか。

「問題無い、陸上でのバラスト排水には人間用の施設が使える。つまり、トイレをだな・・」

!!!えっ? 気だるそうに店長の話を聞き流していた妹がいきなりにじり寄り、
ぱんつを引き伸ばしながらマジマジと私自身を眺めると。
「たっ確かに、私達PMには付いている筈の無いお豆が・・・・」
コラ、バカ妹、そんな事で興奮するなぁ!!

「さぁ、ぽこちゃんそろそろ上がりましょうか。」 「えぇーっ カニさんは?」

そう、その日はいつもの様に穏やかなまま終わる筈でした。
242007/09/27という日(2):2009/10/19(月) 19:28:36 ID:IckaAqdp
ビー!! ビー!! ビー!! 緊急事態を告げるアラームがクゴ温泉の静寂を破りました。

「姉さん、コロニーが落ちました。ガーディアンズ全員に非常召集がかかっています。
 王子、予備役ガーディアンズにも招集がかかっています。」
「わかった。状況は?」
「不明です。ガーディアンズコロニーが崩落して、ローゼノム・シティが壊滅状態としか。」

・・・・・ローゼノムが壊滅???  何????

「とにかくだ。そのウルサイ警告音を何とかしてくれ。 それから婿殿リューカーを頼む。」
妹のGH450と娘のGH420からのアラーム音が消え再びクゴ温泉は静寂を取り戻し、
「転送装置は無事ですか?」
「わからん、わからんがリューカーが使えるのならまだ救いはある。」

ラグオル移民の王子こと鼈甲さんは、リューカーと言う個人用転送装置が使えます。
鼈甲さんは温泉の岩場に転送ゲートを開くと店長と一緒にその中へ入って行きました。

・・・・で、そこの男二人。 服ぐらい着て行け! 海パンで街中歩くのは犯罪だぞ!!

「では、私達も行きましょう。先ずニューディズのガーディアン支部で状況を確認しますよ」

かーさんは呆然とする私とは違って・・・・てきぱきと事を進めていました。


------------------------ ニューディズ ガーディアン支部 ---------------------------

ガーディアン支部には、非常召集を受けたニューデイズ在住のガーディアンズが集まっては
居ましたが、情報が錯綜して指示もままならない状態でした。

「まったく埒があかん!!、とりあえずパルムへ行くぞ!」
「でもご主人様、状況が確認できるまで現状で待機と指示が出ています。」
「だがなフローラ。その状況がまったく変わらんじゃないか。
 パルムへ行けば俺達に出来る事はきっと何かある。」

上からの指示に従おうとする者、単独行動をしようとする者、支部は混乱のるつぼへと
落ちていました。

「よろしければ、御一緒させていただけませんか?」
252007/09/27という日(3):2009/10/19(月) 19:29:59 ID:IckaAqdp
かーさんが自分のPMと口論(?)しているヒューマンに声をかけました。

「あんたは?」
「通りすがりの温泉客です。」
かーさん・・・・それ、なにか間違っています。

「???はい???」
“?マーク”を頭の上に3ほど飛ばしている彼を気にも止めず
彼のGH450に話しかけました

「フローラちゃんでよろしいですか? 状況は見ての通り“大混乱”です。
 状況が “大混乱”と確認出来たので私達は現場の判断で行動します。よろしいですか?」
今度は主人の“?マーク”が彼のGH450にも伝染した様でした。

「???はい???」
「よいお返事です。それでは行きましょうか。」

かーさんと私、妹、ぽこ、彼と彼のGH450の6人はPPTポートへ着きましたが

「パルムへのPPTは現在運行を停止している。追って指示を待つ様に」
と、職員に追い返されそうになりました。ポート内には停泊中のPPTが見えています。

「では、そこに泊まっているPPTをハイジャックさせていただきます。よろしいですか?」
かーさん・・・さりげなく恐ろしい事を言わないでください。

どやどやと警備員が集まってきて私達に銃を突きつけます。(そりゃ、そーです)
「私たちは完全に包囲されてしまいました。非常手段に訴えますがよろしいですか?」

かーさんは言うと同時にオレンジ色のワンポイントが入ったスラスターを噴かして
警備員達の頭上を飛び越えPPTへ、そしてファルクローでPPTパイロットの
首根っこを掴んでコックピットから引きずり出します。
「申し訳ございませんが少々お借りします。よろしいですか?」

「キャストが飛んだ・・・・」呆然とする警備員達とヒューマンと彼のGH450。
元々♀型の軍用キャストは空間戦闘用に開発されましたが、陸戦用(♂型)と比べて
リアクターの出力が低くしかも製造コストが高いという事で大戦後は♀型と言う
カテゴリだけが残って中身は陸戦キャストになり、空間戦闘用キャストは自然消滅的に
製造中止になったと聞いています。
262007/09/27という日(4):2009/10/19(月) 19:31:44 ID:IckaAqdp
こうなってしまうと・・・・覚悟を決めなければいけない様です。
私は妹と娘に目配せをして合図を送ります。
娘は彼を抱えて、(GH420は力持ちです)、妹は彼のGH450を抱えて
呆然としている警備員達の脇を擦り抜けます。

「まて!!」 警備員達の注意が娘と妹に向いた一瞬。

「バラスト水強制排出」 両足のスリットからさっき温泉で蓄えたバラストを放水します。
そしてスラスターを噴かしてホバリング。 バラストで濡れた警備員達の足元に向けて
「ギゾンデ」そして「ギバータ」・・・・・ごめんなさいです。

「ちょっちょっちょっ ちょっとまてー!!」
娘に担がれた彼が何か言ってますが、気にしない事にしておきましょう。

この騒ぎで、PPTポートにだいぶ人が集まってきました。
ここでお約束の一言を言っておかなくてはなりません。

一旦、彼と彼のGH450を集まってギャラリーの方に向けて。

こほん。

「このPPTは我々が占拠した。もし我々の出航を妨害するのであれば、
 人質の生命は保証しない。」

そして、彼と彼のGH450を娘と妹がPPTへ積み込み、
私は悠然とPPTへ乗り込む。・・・・完璧。


私達6人を乗せたPPTはパルムへと出発しました。
27あとがき:2009/10/19(月) 19:32:32 ID:IckaAqdp
450c「第3部イルミナス編の始まりです。」
450d「姉さん、今回姉さんはすごい改造をしてますね。」
450c「話の都合上大量の水が要るってとーさんが言ってたから、たぶんそれで」
450d「そーなんですか・・・」(水が要るだけなら他にも手段はありそーな)

450d「こほん。えーと第3部からレギュラー入りしたフローラさんです」
450d「何でも姉さんのライバル役として抜擢されたとか?」
450f「なんかそうみたいです。でも過去編ではあまり出番は無いと聞いています。」
450d「過去編と言うのは?」
450c「ローゼノム崩壊から、私がガーディアンズを辞めるまでの話みたい。」
450d「そこから現代編でフローラさんが大活躍すると。」

450f「あー・・・病院の中で転びまくる役だと聞いています。」
450d「なんだか、よくわかりません。 そろそろ時間の様なのでこの辺で」

でわでわ。
28名無しオンライン:2009/10/20(火) 05:01:30 ID:ErJpM8Ne
今更ですがお疲れ様でした。

ネタキャラの移動に手間がかかり、色々と申し訳ありませんでしたorz
でも、話題になってくれたのは割と嬉しかったです。……ワルキャスさん、すみませんw

そういえばパトカを交換してなかった……ですね。

ついでの小ネタ投下です。
29小ネタ『もしキャス姉が…』:2009/10/20(火) 05:03:08 ID:ErJpM8Ne
……目の前に立ちふさがる、マシナリーの群れ。正直、ふざけるのにも節度という物がある。
「……どーすんのよ、これ」
少女……女主人は隣のキャストに意見を求める。……ようやく気付いたといった感じで周囲を見渡した後に、キャスト……キャス姉は答えた。
「仕方がないですね、封印、解いてしまいますか」
まるで聞き分けのない子供に仕方なくお菓子を買い与えるように呟きながら、フルフェイスタイプのヘッドガードパーツをトランサーから取り出して装着した。

「……アクセルモード、起動」
――setting "Accel Mode". inside P.Reactor starting.――
(アクセルモードを開始します。内部フォトンリアクターを起動。)

この文がヘッドパーツに表示されると同時に、キャス姉の体内に埋め込んであるリアクターが起動した。
キャス姉のパーツも、普段装着しているギムナエルシリーズから専用に改造を施したヴァラテネスシリーズに換装された。

「メイン・サブスラスター、共に点火開始」
――Chest Thruster, and Shoulder Thruster ignites it.――
(チェスト・スラスター、シヨルダー・スラスター点火。)

合計三基のスラスターが起動し、フォトン光が灯る。それを確認し、ツインハンドガンを呼び出して両手に持った。

「フォトンリアクター、武器内チェンバーに接続」
――ARMS P.Chamber Energy Connecting... Completion.――
(武器のフォトンチャンバーとリアクターを接続……完了しました。)

ここで、ふう、と一息つき……マシナリーたちを見据えて、叫んだ。

「……アクセル!」
――ready..., Acceleration!――
(加速、開始!)

刹那、キャス姉の姿が消えてしまった。……いや、正確には驚異的なスピードでマシナリーの大群に近付いたのだ。
そのままの勢いで先頭のマシナリーに蹴りを食らわせ、勢いよく吹っ飛ばす。さらにツインハンドガンによる追撃でまずは一体。
吹っ飛ばされたマシナリーに巻き込まれて体制を崩したマシナリー達にもツインハンドガンの弾が雨のように襲う。
リアクターを直結した事により、フォトン切れの心配もなく連射できる。……さながら、某映画や某アクションゲームのように。
地を駆け巡っていたかと思えば宙を舞い、その弾幕は容赦なくマシナリーたちに降り注ぐ。……結局、膨大な量のマシナリーを僅か十数分足らずで全て破壊してしまった。

「……ふう。アクセルモード、終了」
――"Accel Mode" is ends.――
(アクセルモード終了。)

戦闘を終えたキャス姉がヘッドカバーを外し、『片付けましたよ』と微笑んだ。
30小ネタ『…と言う話だったとさ』:2009/10/20(火) 05:03:58 ID:ErJpM8Ne

            ***   ***

「……ってな事、出来そうじゃない?」
「出来ません。キャストを一体なんだと思っているんですか」
相変わらず牢獄の中にいる女主人。その話し相手になっているキャス姉は、女主人の阿呆な話を聞いて呆れていた。
「第一、私はいやですよ?体の中にフォトンリアクターを埋め込むなど」
「えー?絶対大丈夫だってば」
「……フィーナさん?あなたは突然誰かに『よし、サイボーグになれ』などと言われて『はい』と言えますか?」
キャス姉の質問に、女主人は『話が飛躍してない?』と質問を重ねた。
「……つまりはそういうことですよ。あくまでも私たちはヒトに似せて作られた人造『生命体』です。そこに機械を埋め込むという事は、サイバネティック手術以外の何者でもありません」
「……うーん……」
納得行かない、と言う様子の女主人に、キャス姉は……
「そろそろ、私も怒っていいですか?」
呆れを通り越して怒りがにじみ出ていたらしく、低い声を出して女主人を怯えさせた。


オチは無い。

先日、ゲーム内オフ会で話した『キャス姉の没設定』を現在のキャス姉に装備させてみた、というものです。
本当は『記憶を失っていて、少しずつ思い出すたびに自分の能力がわかって来る』という物語を考えていたんですが……相当長いので書くのが面倒になってお蔵入りに。
しかし、ずっと『ヴァネラテス』かと思っていたら『ヴァラテネス』だったとは……orz 指摘されて初めて気付きました。
31小ネタ『…と言う話だったとさ』/補足:2009/10/20(火) 05:08:16 ID:ErJpM8Ne
ちなみに、『ヘッドガードパーツ』とは女性キャスト機械顔のヘッドタイプ7番の事です。
322007/09/27という日(5):2009/10/21(水) 19:08:43 ID:PKAFp72i
----------------------- ニューディズ上空 上昇中のPPT --------------------------
「重力圏を離脱しました。もうシートベルトを外して大丈夫ですよ。
 本日はクゴ温泉ツアーをご利用いただき真にありがとうごさいます。
 本機はこれより惑星パルム、ローゼノム・シティへ直行いたします。」
かーさん・・・・PPTのコクピットでバスガイドをやらないでください。

「あんたら、いったい何なんだ!!」 ヒューマンと彼のGH450は一応人質扱いです。
「パルムへお行きになりたいのでしょう? ですから御一緒させていただきました。
 右手に見えますのがグラール太陽系第2惑星のニューデイズでごさいます。
 後ろに見えますのがニューデイズ駐留同盟軍の誇る高高度迎撃機でございます。」

少し遅れて副パイロット席に座っている妹から、
「後方にレーダー反応、未確認機2機警戒レンジに侵入! 未確認機より入電 音声出します」
「我々は同盟軍だ。諸君らを拘束する。速やかに投降したまえ。従わない場合発砲する。」
「後方より熱源接近!!」 PPTを掠めて飛び去るビームの光跡。 警告直後に撃った?
「これは、脅しでは無い。次は命中させる。」 「第2波来ます。直撃コースです!」

また今度も・・・警告直後に撃ってきた。
生かしておく気が無い? いや、絶対にパルムへ行かせたくないと言う事でしょうか?

「ぐえぇぇ。」 ひき潰された蛙の様なヒューマンの悲鳴。
PPTはロール運動をして2発目のビームをやり過ごす。(生身には辛いGだった様です)

「運転かわってくださいね。」 コクピットを立ち、脇のドアに手をかけるかーさん。
え? エェッ!! 「かーさん、そこ空けちゃだめ、ヒューマンの人が死んじゃう!!!」
慌ててコクピットに飛び込み、ドアノブにかかったかーさんの手を押さえます。

「このままだと撃ち落とされてしまいますよ。」 ガチャリ、ドアのロックが外れる音が。
「急いでキャビンのドア閉めて!」

コクピットとキャビンを繋ぐ通路のドアが閉まると同時に、操縦席脇のドアが開いて
外に吸い出されるかーさん。 コクピット内には減圧を知らせるアラームが鳴る。
ぽつんと空いた操縦席、私はPPTの操縦なんてやったこと無いのに。

「姉さん、私がサポートするから大丈夫。」 と、副パイロット席の妹が言う。
あんただって、PPTの操縦なんて初めてでしょうに。とりあえず操縦席に座ります。
「あら、情弱な姉さんと違って私達にはネットワークって言うものがあるの。」
ふふん、と鼻で笑う。この糞妹が!
332007/09/27という日(6):2009/10/21(水) 19:09:31 ID:PKAFp72i
コクピット内の気圧が戻り減圧アラームが消え、キャビンから彼がコクピットに入ってくる。
「いったい何があったんだ? ン? さっきのキャストは何処に行った?」
彼に後方監視用モニタの画像を示す。映し出される2機の戦闘機と流されて行くかーさん。
かーさんはスラスターを噴かして戦闘機へと向かっていく。

「お前ら、本当に何者だ?」
「かーさんは大戦の後に軍を退役した軍用キャストなの、それで・・・・。」
私は彼に私達の事を一通り説明しました。モニタ上のかーさんが戦闘機に取り付いて
エンジンノズルをファルクローで毟り取っていたのは見なかった事にしておきましょう。

-------------- パルム ローゼノム・シティの外れ 店長のジャンク屋 -----------------
コロニー崩落の衝撃で起きた地震で商店街の建物は倒壊していました。
店長のジャンク屋もその例外ではありません。
ジャンク屋の跡地で、瓦礫を片付けている小さな影が2つ どうやらPMの様です。

瓦礫の山に転送ゲートが現れて、そこから出てくる海パン姿の変態(こほん、「男」)2人。
「酷いもんだな。 しかし、この状況だと(コロニー崩落から)2、3日は経ってるぞ。」
「2、3日? 俺達が旅行へ行ってからすぐって事か? オッサン!」
「非常召集とはよく言ったものだ。大方、情報統制はしたがそろそろ隠しきれなくなって
 民間武装集団のガーディアンズを拘束しようと非常召集をかけた。 そんなところか。」

「なら、みんなは大丈夫か? ニューデイズの(ガーディアン)支部へ行ったんだぞ!!」
「そう心配するな婿殿。あいつらなら自分たちで何とかするさ。」
「そ・・そうか、そうだな。」・・・・王子はなにやら良からぬ想像をしているようです。

小さな影が2つ、テトテトとつたない足取りで男達の方へ歩いてきました。
「お父さんだ。お父さんが無事だった。」
「連絡つかなかったから、心配してたんだよぅ・・・。ふえぇぇ〜〜。」
PM2人は店長にすがりついて泣きじゃくります。

「オッサン、この子らは?」
「前にもコロニーの崩落事故があったろ。 そん時の(コロニーの)残骸から
 壊れたこいつらを拾ってきて修理したんだ。」

店長は泣きじゃくってるPMに向かって。 「無事だったのはお前らだけか?」
「ううん、元気な子は炊き出しの手伝いに行ってる。 私達はよく動けないから。」
「地震で焼け出された人達が商店街の広場で避難キャンプを作ってるの。
 みんなはそこに手伝いに行ってる。 それと・・・・・」
342007/09/27という日(7):2009/10/21(水) 19:10:18 ID:PKAFp72i
「父さん!!」 泥だらけの姿で大量の同胞の残骸を平たい何かに乗せて引きずって来たPM。
「・・・何が起きたのか・・・様子見に行ったら・・・落ちてて、みんな、みんなバラバラに
 壊れてて、 たくさん、たくさん壊れてて・・・・・なのに、私は・・・
 これだけしか・・・・連れて来て・・・あげられなくて・・・・ぐすっ。。。。」

「もういい、お前も元気なら避難キャンプの手伝いに行け!」
「でも! みんながまだ、たくさん。たくさん・・・・。」
「そっちは、婿殿とこいつらに行ってもらう。構わんだろ? 婿殿。」

店長はそのバカ力で瓦礫を掻き分けて段ボール箱をいくつか掘り出しました。
「避難キャンプに行くなら、食える物は全部持って行け。」
そう行ってその段ボール箱を泥だらけのPMに投げ渡しました。

「オッサン、要するにその崩落現場とここを繋ぐリューカーを開ければいいんだろ?
 それは構わないが、こんな状況だ。アイテム補充にメルヴォアのラグオル移民街へ行きたい。
 少し時間をくれないか?」

「確か、倉庫の方にも在庫があったはずだ。」
そういいながら、柱や壁・・・挙句に電柱や唐揚屋の店頭人形を投げ飛ばしながら進みます。
「そいつらが泣き出すまでだったたら待ってやってもいいが。」

2人のPMがウルウルと王子を見上げます。
「わかったから そんな目で見るな。手持ちじゃ大したことは出来んが文句は言うなよ。」
2人のPMの表情がパァっと明るくなりました。「婿殿、大好き!!」
そして泥だらけのPMも「婿殿、みんなの事よろしくお願いします。」

店長はジャンク屋の裏手にあった倉庫の入り口に着いたようです。
掻き分けられた瓦礫の先にコンクリートの通路があり。鉄の扉が開いていました。
「倉庫って地下なのか。にしても(コロニー崩落の衝撃で)大丈夫だったのか?」
「大丈夫なのは判っていたさ、リューカーが使えただろ? あれの転送装置もこの中だ。」
店長は段ボールの山を抱えて出てきました。 その山を泥だらけのPMに渡しました。

「おでん缶か、なぁ少しでいいから残しといてくれないか。あいつの大好物なんだ。」
店長はおでん缶の段ボールを1箱、王子に手渡しました。
「1つは婿殿が持って行け。それを婿殿がどうしようが俺の知ったことじゃない。」

「へーそうなんだ。それってなんか羨ましいね。」と、泥だらけのPM。
「無駄口叩く暇があったら、さっさと避難キャンプへ行け!
 それからお前たちはリューカーの出口にする場所を作っといてくれ。」
352007/09/27という日(8):2009/10/21(水) 19:11:07 ID:PKAFp72i
----------------- パルム ローゼノム・シティ ジャンク屋の倉庫 --------------------
「オッサン、どういう事なんだ? あの子らを締め出すなんて・・・・。」
「あいつらは基本的に人が好きだからな。 あいつらの前じゃ言いたくない話もある。」

倉庫の中の作業台に寝かされている何体かのPM、そして軍用らしきコンテナ群。
「こいつらは修理中さ、動力は切れてる、まぁ、いくら修理しても追いつかんのだが・・・。
 婿殿、なんでメルヴォアが旧メルヴォアなんて呼ばれているか知ってるか?」

「さぁ? 昔のパルムの首都で、爆発事故で壊滅したぐらいのことしか知らないな。」
「その事故から20年あそこはずっと旧メルヴォアなのさ。都市として復興することも無く
 ただ放置されたままだ。・・・都市にはな、市政の象徴たる庁舎が必要なんだとさ。
 庁舎の無い場所は行政区としては認められない。だから今でも旧メルヴォアなのさ
 着の身着のまま焼き出された人達に庁舎を建てろと言って20年放置したままなのさ。」

「そんな話はあの子らの前では出来ないと?」
「いや、これはただの話の触り、ここもそのうち旧ローゼノムなんてふざけた呼び方を
 されるのだろうな。って、ことさ。 学園都市ローゼノム、グラール中の学者が集まる
 文化と技術の中心地、そこを狙ってコロニーを落とした。」

「ちょっと待て、オッサン、事故じゃなかったと言うのか?」
「事故なら情報統制する必要は無い。 故意にローゼノムを狙ってコロニーを落とし、
 情報統制して時間稼ぎをし、その間に証拠隠滅をした。と俺はにらんでる。」

「商店街のある商業区は、学園都市から見れば外れにあったから、学園都市の中心を狙って
 コロニーを落としたから助かった。ってオッサンは言いたいのか?」

「人が人の作った街を人の住んでいる街に落とす。 人が好きなあいつらには絶対に言えん。
 それが“ただの疑い”であってもな。 婿殿も嫁にその話はするんじゃないぞ。」

「でもなオッサン、それが本当なら、そのうちみんな気が付くんじゃないのか?」
「だろうな。」(俺はこんな世界の為にあの大戦を戦ったつもりは無いんだが・・・・・。)
362007/09/27という日(9):2009/10/21(水) 19:11:52 ID:PKAFp72i
------------ パルム ローゼノム・シティ 商店街の広場(避難キャンプ)-------------
避難キャンプにはテントがいくつか並び。
傍らでは瓦礫を組み合わせての仮設住宅の建造がすすみ。
野良PM達が、炊き出しに、避難民の世話にと甲斐甲斐しく動いていました。

「みんなぁ、父さんは無事だったよ。 これ、父さんが持って行けってさ。」

泥まみれのPMが他のPMにおでん缶の段ボールの山を手渡します。
「取り敢えずあんたは、その泥まみれの格好を何とかする!」
「ええぇー、これでもクタクタなんだよ。少しぐらい休ませてよ。」
「さっさと着替えてくるの。やる事はいっぱいあるんだから。」

「けっ、あのオヤジ まだくたばってなかったか。殺しても死ぬようなタマじゃないしな。」
「あなたが一番心配してたんじゃありませんでした?」
「知るか!!」(そっか、オヤジ、無事だったか。)

「おでん缶かぁ、配ってる間に一息つけるわ、朝から合成し続けて流石に疲れた。」
「ねぇ。おでん缶暖めるのはどうするの? そんなに火の気は用意できないよ。」

「一応保存食だから、そのまま配るんでしょ? 空き缶でいいから欲しいなぁ。」
「あげゆ。」女の子が今受け取ったばかりのおでん缶をPMに手渡します。
「え? あっ、えーと。私達は大丈夫だから。」そう言って女の子におでん缶を返しました。
「うぅー。」女の子は、しぶしぶとおでん缶を受け取って歩いて行きました。

「あの子の気持ちなんだから、受け取ってもよかったと思うけど?」
「人が食べられる物を私達が食べていい状況じゃないでしょ。確かに欲しいけどね。」


「みなさーん、おでん缶は行き渡りましたかぁ? まだ受け取っていない人はいませんかぁ?」


372007/09/27という日(9):2009/10/21(水) 19:12:35 ID:PKAFp72i
あとがき

450d「コロニーの堕ちた地で人命救助に避難キャンプ設営にと、野良パシリが大活躍する話はまたの機会に。」
450c「いや、とーさんはその手の話は苦手だから書かないと思う。」
450f「410系とか420系とかは、力持ちですから狭い場所での人命救助に有効かと・・・・。」
450c(なんか、電車の型番みたい・・・・。)
450d「フローラさんは今回セリフがありませんでしたね。」
450f「そんなもんです。はい。(出番はあまり無いとの事なので)」

450d「それにしても型番なし、名前なしの野良パシリが随分出てきましたね。」
450c「収拾が付かなくなる予感がするよ。」
450d「とーさんには、Beep音のみの先行量産型パシリって言う前科もありますし。」

450d「そろそろ時間の様なのでこの辺で(リアルに退社時間)」

でわでわ。
38名無しオンライン:2009/10/22(木) 04:59:25 ID:DqyG+e1S
…まだあったのかこのスレ
450に会いたくなるなあ
39名無しオンライン:2009/10/23(金) 16:06:31 ID:l9C7FBnX
今度(PSPo2)のパシリは60種類!
どんなのが来るのかな?
40名無しオンライン:2009/10/23(金) 16:19:48 ID:ISUqx8I4
首・上半身・下半身を自由に組み合わせる事によって
全く新しいパシリを

スイッチオン!
41名無しオンライン:2009/10/23(金) 18:40:33 ID:udVzjPsA
PSP本体を持っていない俺は、いいからPC版をとっととアプデしろよ…と日々思い続けるのであった…。
PSP2の為だけに買うのも阿呆らしくてなぁ〜。
あれから一週間過ぎちゃった……
ほんとに今更ですが、座談会?お疲れ様でした。

あの後、ふとWikiの過去ログを読み直してたら、こんなのがあったなぁとw
と言う訳で、アンケートなんぞ書いてみました。

中年ヒュマ(以下:中)「それでは、『ガーディアンズと所有PMの相互関係と及ぼし合う影響』について、PMとヒト、それぞれに質問をするので、それに答えてもらいたい」
GH440(以下:440)「PMとヒトは別々に行うので、気兼ねなく答えて欲しい。ああ、懐かしい台詞……
  でもおっさん、部署変わったんだろ?」
中「気にすんな、これも給料のうちだ」
パパ(以下:男)「それはいいが、俺がこの名前という事は、ロザリィはPMか?」
中「両方やるように、という作者からの指示が来てるな」
男「まぁ、俺は別段困らないが……後は誰が出ればいいんだ?」
中「ちょっと待て(とメモを見る)……あんたと、ヒュマ姉、ロザリオの3人とそのPM、あとはジュエルズ。
 ジュエルズは代表1名、だとよ」
男「なら、ガーネッタ辺りが適任だろう」
ガーネッタ(以下:452)「分かりました」
中「では、おっぱじめようか」


<主人サイド>
Q1:主従以外にどんな関係を意識していますか?
男「俺は主従関係自体が希薄なんだが……基本的には家族、というか娘みたいな感じだな。
  412の頃のロザリオは、最初は娘だったが、最終的には恋人、いや……伴侶かな」
ロザリオ(以下:ロ)「ジャスミン、あ、私の430なんだけど、彼女には年の離れた妹みたいなのを感じてますね。
  割としっかりしてるけど、甘えん坊の所もあって……娘って感じじゃないなぁ」
ヒュマ姉(以下:姉)「強くは意識してないけど、ルテナはお堅い妹かな。最終的には私に頭が上がらないけど、無駄遣いするなとか、部屋を片付けろとか、結構五月蝿いから」

Q2:相手から何か学んだ事がありますか?
男「色々あるが……ヒトもPMも、感じる寂しさは同じって事かな」
ロ「いろんな意味で、目線の高さの違いね。
  自分の経験も有るけど、ヒトとPMだと見えてる世界が違うから、感じ方も違うんだなって」
姉「隠し場所を発見する方法」
ロ「あれやこれや、ルドに言えない物を隠しては、ルテナちゃんに見つかってるものね〜」
男「……それについては後で話そうか」

Q3:相手がそばにいる時といない時で精神的にどんな変化がありますか?
男「これはもう、相手次第だ。
  ジュエルズに関して言えば、居なくてホッとする事もあれば、不安になる事もある。
  居る場合は、総じて気を張り続けて落ち着かないが、ガーネッタだけは例外的に落ち着くな。
  リカの場合は、居ればホッとするし、居ないと不安になる。
  あいつは意外とドジっ子なんで、目が届かないと心配だからだろう。
  412が居ない時は、結構寂しかった覚えがある。
  居ると……そうだな、安心できるというのが一番正しいかな」
ロ「居れば安心だし、居ないとちょっと寂しいな」
姉「状況次第なのよね……喧嘩してる時は居るとイライラするし、居なければ清々するし。
  そうね……それでも居れば落ち着けるし、居ないと寂しいかな」
<PMサイド>
Q1:主従以外にどんな関係を意識していますか?
アンジェリーケ(以下:451)「主従というより家族かな。マスターは私のお父さん♪」
ルテナ(以下:442)「ろくでもない姉のような部分があります。何をやらかすか分からないヒトなんです」
ジャスミン(以下:430)「姉というよりは母でしょうか……怒られそうだけど」
ロザリオ(以下:412)「主従関係は感じた事が無いですね。
  最初は父親、途中は恋人、最後は夫とか伴侶とか……人生のパートナーだね」
452「組織の上司と部下、家族、男と女です。
  男と女と言いましたが、割り切った肉体関係という意味です」
412「私がヒューマンに成った後、コンフェラット・ミルトが暴走しかけて、ジュエルズは全員ルドに抱いてもらったんだよね。
  あの時は他の手段を考える暇も無かったから、しょうがなかったけど。
  プロット止まりだけど、おかけで非公開作品が増えたって、作者が言ってました」
452「……(顔が真っ赤」  

Q2:相手から何か学んだ事がありますか?
451「家事と、えっと、一般常識でいいんだっけ?」
442「社会ルール全般という意味なら、合ってますよ。
  私は相手の考えの裏をかく方法ですね。
  最近の隠し物探しは頭脳戦になりつつあります」
430「マイルームの切り回し方です。
  ショップに来たお客の応対とか、部屋の手入れの仕方などです」
412「私にとって彼は父であり教師でしたから、山ほど学びました。
  社会生活全般、それに学問関連も基礎学習(リアルで言う中学校くらい)は全て教えてもらいました。
  それ以外?う〜ん……誰かを愛する事ですね」
452「色々とありますが……ヒトは千差万別だという事を学びました」

Q3:相手がそばにいる時といない時で精神的にどんな変化がありますか?
451「居ると安心できるし、居ないと寂しかったり、不安になっちゃうな……」
430&412&452「私達も彼女と同じです」
442「状況次第ですが、平均化すると特に変化は無いです」
412「でも、基本的には居るとまったりしてるし、居ないと不安そうにしてるじゃない」
442「それは、その……私もパシリですから」


440「――これで終了です、お疲れ様でした」
男「こんなんでいいのか?」
中「まぁ、微妙に解釈が間違ってても平気だ。
  アンケートへのご協力、ありがとうございました」
男「ふーっ、終わった終わった。
  あ、そうだ、時間があるならお茶でも飲んでってくれ。
  試作スィーツの味見を――」

 ――おしまい――
44名無しオンライン:2009/10/23(金) 22:21:51 ID:wQjKE3sC
>>40
箱「じゃあ、ジャガー号的な部分をマヤさんで ・・・ってのもアリなのかな?」

450「…それは私達パシリへの挑戦だと受け取ってよろしんですね?」

箱「ひゃ、百鬼…帝国・・・っ!?」
45名無しオンライン:2009/10/24(土) 00:37:45 ID:ci0d4I3O
パシリに服を買ってやれる日が来たのか?
納金していいのか?!

>>44
むしろ三体合体と変型による
・パシリビーム
・パシリドリル
・合成失敗おろし
の必殺技の導入だと何故気がつかない
46名無しオンライン:2009/10/24(土) 00:57:22 ID:H0rZkUVV
チェンジXXスイッチオンで合体するパシリの集うスレはここですか?
47名無しオンライン:2009/10/24(土) 10:27:24 ID:URGVL9nT
>>45
「貴様達にも味あわせてやる! パシリたちのラブリーキュートさをなぁっ!!」
48なつかしのアンケート:『GH450の人』(1/2):2009/10/24(土) 20:07:50 ID:PhgZadHV
主   「いやはや、集会以来、盛り上がってきているな。皆さんの作品、楽しませてもらってるぜ!」
GH450 『楽しませてもらってるだけでなく、ご主人も何か書いて、皆さんを楽しませたらどうですか?』
主   「そうは言うがネタがな・・・と思ってた所に>>42-43が来た。」
GH450 『懐かしのアンケートですね。』
主   「この時はまだ1人の読み手だったからな。って訳でアンケートに協力する事にした。」
GH450 『こちらはパパさんの所と違い複数人キャラが決まってないので、私とご主人だけになります。』
主   「おっさんと440のキャラはこちらのイメージなので、キャラ崩壊してるかも知れないが許して欲しい。」
2人  「『ではどうぞ。』」


中年ヒュマ(以下:中)「それでは、『ガーディアンズと所有PMの相互関係と及ぼし合う影響』について、PMとヒト、それぞれに質問をするので、それに答えてもらいたい」
GH440(以下:440)『PMとヒトは別々に行うので、気兼ねなく答えて欲しい。』
主(以下:主)「了解!って略称変わってねぇorz」
GH450(以下:450)『元々ご主人は略称表記ですからね。』
中「まだいい方だろ。こっちは中だ。何ならナイスミドルと呼んでくれて・・・」
440『却下。おっさんって呼び方よりも長くなるだろうが。』
450『とにかく、早くアンケートに答えましょう。』

〜〜〜ご主人の場合〜〜〜
Q1:主従以外にどんな関係を意識していますか?
主「意識しだすときりがないから、極力考えないようにしてます、っと。」
中「それじゃあ、アンケートにならんだろう。ここには俺達だけだ。ありのままを話してもらわんと。」
主「・・・わかったよ。恋人だったらいいなと思う時はある。あいつが聞いたら『何を馬鹿な事を』と笑われそうだけど。
  もういいだろ?はい、次、次〜!」
中「(そんな照れんでも・・・)へいへい。」

Q2:相手から何か学んだ事がありますか?
主「そうだな、俺はかなり心配性で、物事を悪く考えがちになる。
  あいつはその逆だ。別に何も考えてないって意味じゃなくて、極力物事をよい方向へと考えようとしてるみたいだ。
  それが、俺の性格を補う為の物なのか、素の性格なのかは分からないけど、その辺りは見習わないといけないと思う。
  って、これじゃ、別にPM限った話じゃないか。」
中「かまわんよ。よし、じゃあ最後の質問だ。」

Q3:相手がそばにいる時といない時で精神的にどんな変化がありますか?
主「さっきもいったが、俺は心配性なんだ。だからあいつがそばに居てくれると非常に安心できる。
  逆に目の届かない所で何をしてるのか心配だ。普段の生活の範囲内なら何ら問題ないんだが、
  ミッション中にはぐれた時とか、心配で心配で気が気ではないな。
  あいつを信頼してない訳じゃあ無いんだ。性分と言うか何と言うか・・・」
中「言いたい事は分かる。そこはお前がフォローしてはぐれないようにするか、
  PM1人でもミッションをこなせるくらい戦闘経験を積ませるくらいしかないな。」
主「なるほど、参考になるよ。」
49なつかしのアンケート:『GH450の人』(2/2):2009/10/24(土) 20:10:30 ID:PhgZadHV
〜〜〜PMの場合〜〜〜
Q1:主従以外にどんな関係を意識していますか?
450『えっと、本当にご主人には黙っててくれますか?』
440『当たり前だろ?その為に部屋を分けたんだから。』
450『じゃあ・・・その、こ、恋人だったらうれしいな〜とか思ったりなんかして・・・ゴニョゴニョ(////)』

Q2:相手から何か学んだ事がありますか?
450『日々、学ぶ事だらけと言えばいいんでしょうか?何せ球体から人型にまで育ててくれたのはご主人ですし。』
440『そういう意味じゃ、私達PMはほぼ全員だな。それ以外に何かあるとしたら?』
450『そうですね。相手を思いやる気持ち、ですね。ああ見えて、とてもやさしい方なんですよ。この前なんか――』
440『(しまった、地雷だったか・・・)』
(以下、450のご主人様自慢が続いた為、未記録)

Q3:相手がそばにいる時といない時で精神的にどんな変化がありますか?
440『最後の質問だ。今度は完結にお願いね。どうぞ。』
450『ご主人がそばにいる時はとても安心できますね。ムードによってはドキッとしたりしますけど。』
440『逆にいない時はどう?』
450『やっぱり寂しいし、怪我をしてないかと不安になったりしますね。でも、着いて行けないのは理由がありますし、
   私も店番、掃除等やる事が沢山ありますので、心配ばかりもしていられませんね。』


中「以上だ。いいデータがとれたよ。ご協力感謝する。」
主「お疲れ様。で、440ちゃん、こいつ俺の事何て言ってた?」
450『ご、ごごごご、ご主人、それはルール違反ですよ!!!』
440『そうだぞ。でないと正確なアンケートにならないからな。』
中「まあ、どうしてもって言うなら、お前のアンケートを450ちゃんにみせることになるがな。」
主「な゙っ」
450『あ、いいですね。それ♪440ちゃん、私のは当たり障りのない部分だけでお願い。』
440『おっさんがいいってんなら。(おもしろそうだし)』
主「いやいやいやいや、待て待て待て、ルール違反だ!そう、ルール違反。個人情報漏洩って奴だうん。
   ってか、450、自分だけ当たり障りの無い部分とか卑怯だぞ!!!」
450『元はと言えば、ご主人が先にルールを破ろうとしたのがいけないんです!!!』
主「何だとッ〜」
450『何ですか〜』

お後がよろしいようで ノシ
50もしも、こんな番組があったなら:2009/10/24(土) 22:36:04 ID:XiIp5cKB
<<48-49 アンケートご苦労様。あの頃は俺もROM専で専ブラ入れる前だった……

<<46を見て、ふとこんなのを思いついた。
 合体はしないが、もしそんな番組があったら、こんな光景が繰り広げられるであろう……

 それは、空いた時間を使って、フェスタのイベントミッションに足を運んだ後の事だ。
 部屋に帰ると、マイショップの定位置にGH451のアンジェリーケこと愛称リカが居なかった。
「?……リカ、ただいま」
 声をかけても、出てこない。
 居間に行ったが……居ない。
 寝室に……居た。が、ヴィジフォンの下に座り込み、なにやら落ち込んでいる。
「ただいま。どうしたんだ?リカ」
 俺の声に反応して振り向いた彼女は、ガーネッタのお古であるGH452の服を着ていた。
「なんだ、また『チェンジ!GHガールズ』ごっこの練習をしてたのか」

 『チェンジ!GHガールズ』とは、休日の朝にやっているここ最近の子供向け特撮ドラマで、主人公のヒュマ娘、ニュマ娘、ビス娘がGHシリーズのオッソリアを着る事でそのPMに変身でき、その力でSEEDや秘密結社と戦う、という作品だ。
 ナノトランスが有るおかげで、変身シーンは結構リアルに出来ている。
 掛け声は当然『チェーンジ!GH4xx、スイッチオン!』だ。
 ちなみに俺の予想だが、410(ヒュマ娘)、430(ビス娘)、450(ニュマ娘)シリーズの3人しか出てきていない事を考えれば、後で420と440が出るのだろう。
 リカや、ジュエルズでも精神年齢の低いウラルやコーラルがこのドラマのごっこ遊びにはまっていて、休みの日には3人でよく遊んでいるのだが、変身シーンの特訓をしている3人の姿を何度か見かけている。

「……マスター」
 立ち上がって、とぼとぼと俺に近寄り、脚にしがみついた。
 目の端に涙を浮かべ、鼻をすする。
「どうしたんだ、何を泣いている」
「だって……服が……」
「服が?」
「ガーねぇの服、胸がブカブカなんだもんっ!」
 俺を見上げた途端、服の左肩がずり落ちて、細い肩がむき出しになる。
「あー……」
 最近は当たり前になってて忘れていたが、ジュエルズは全員、標準より胸がワンサイズでかく、肩幅も微妙に広い。
 これは、彼女らを作ったDrクレア(故人)が趣味でそうしたからだ。
「452、かっこいいからやりたいのに……服……ぶかぶか……ポーズ取れない……」
 ぐずりながら、どうしたいのかを熱っぽく語り、そして、予想外の事を口にした。
「PMデバイス・バストD買って!」
「なっ?!」

※PMデバイス・バストD:クバラデバイス。PMのバストを既存のサイズから一回りサイズアップさせる。合法品。

「買って!」
「駄目だ」
 ↑これを数分間エンドレス。

 埒が明かないことを悟ると、リカは俺の脚から離れた。
「私、知ってるんだからっ!
 お姉ちゃん達全員にPMデバイス・バストD使ったんでしょっ!
 マスターの、おっぱい魔人!!
 うわ〜ん!!」
 とんでもない事を口走った後、泣きながら、マイルームを飛び出していった。
「マスターのばかーっ、おっぱいまじ〜ん!」
 天下の廊下で不当発言をしながら、何処かへ走って行ったしまった。
「使っちゃ居ないんだが……」
 おっぱい魔人を否定できない自分を認識して自嘲しつつ、のんびりした足取りでリカの後を追いかけた。

 ――おしまい――
51名無しオンライン:2009/10/24(土) 22:43:18 ID:XiIp5cKB
あ、レスに飛ばす>>を<<って打ち間違ってた。
52名無しオンライン:2009/10/25(日) 21:34:51 ID:uXksyZcD
>>40
では違うパシリで左右合体。
パシリWドライバーにPMデバイスをセット!

420「ニャンポコゥー!!」
430「チョウチョウゥー!!」
53名無しオンライン:2009/10/25(日) 23:07:49 ID:VBoWq5Hj
>>52
『ニャンポコゥー!』  『チョウチョゥー!』    
        /|=W=|\
           ガキーン!

   ノ^:,,∧-ノノ
  ((({ミ((从)〉
   ノノ!@゚ ヮ゚ノリ   <さぁ、お前の罪を数えろ!
  '´ | とヾ>!(つ
    レ'|=w=|
    と/ L⊃

こうですか?分かりません!
54名無しオンライン:2009/10/25(日) 23:56:39 ID:mG2SY6Fu
>>52-53
>430「チョウチョウゥー!!」
もうちょっとマシな掛け声無かったんかいww
55名無しオンライン:2009/10/26(月) 02:09:06 ID:DBrTk3YY
410 メイードゥ(暫定)
420 ニャンポコゥー
430 チョウチョウゥー(暫定?)
440と450はどうしよう
56名無しオンライン:2009/10/26(月) 02:24:11 ID:T5Em+wOn
450はレスタで
420と合体してレスタニャンポコが誕生する
572007/09/27という日(10):2009/10/26(月) 07:46:35 ID:buwbe4Yd
------------------------ パルム上空 周回軌道上のPPT ---------------------------
PPTから見たローゼノム・シティの状況は地獄でした。

ただ、ニューデイズで私達が得た情報とは違いコロニーはローゼノム・シティを
直撃してはいませんでした。
しかし、コロニー崩落の地は巨大なクレータと化し、その近傍に位置する
ローゼノム・シティが瓦礫の山となっているのは上空のPPTからも確認できました。

「駐車できそうな場所はありませんねぇ。」 着陸場所を探してローゼノム上空を
2、3周した後、かーさんはPPTを首都ホルテス・シティへ向けました。

私達は、ホルテス・シティからフライヤーを使ってローゼノムを目指す事にしました。
ですが・・・ホルテス・シティは既に無人の街と化していました。
当然東地区のフライヤーベースも無人で運休状態でした。

「マシナリーの暴走事故で住民は避難済みとは聞いていたが、ここまで見事に無人とはな。」
カツン。ヒューマンの彼が蹴った小石がカラカラと無人の街を転がって行きました。

「ご主人様、ローゼノムには歩いていくしかありませんね。」と、彼のGH450。
カラカラ、カラカラ、カラカラカラカラカラ、小石がどんどん、どんどん転がります。 え?
この音は、中央広場の方から聞こえます。カラカラ、カラカラ、音が次第に大きくなります。

そこには、間接の外れた片腕を肘から伸びたケーブルでカラカラと音を立てて引きずる
キャストが居ました。

そのキャストは、私の背後から伸びた一条の線撃に射抜かれました。
そして、そのキャストに続く次のキャストも、そして、その次も・・・・・。
私の背後にはかーさんがファントムを構えていました。

「かーさん!! 止めて!」 でも、かーさんは無言で撃ち続けました。

亡霊の名を冠する銃は、遂にキャストの集団の中に居たヒューマンを捕らえました。
「ブルウォァァァァァ!」悲鳴を上げたヒューマンの姿が一瞬異形の者に変わった様に見え。
亡霊の矢に射抜かれて果てました。

ホルテス・シティの中央広場と東地区を結ぶ通路に押し寄せる、人、人、人の群れ。
キャストも、ヒューマンも、ニューマンも、ビーストも、ただ私達の方へ向かっていました。
かーさんの放つ亡霊の矢はその人々をただ無言で射抜き続けました。
582007/09/27という日(11):2009/10/26(月) 07:47:10 ID:buwbe4Yd
「・・・これが、パルム封鎖の本当の理由でしたか。」無言だったかーさんが、呟きました。

「かーさん!!もう止めて、もう撃たないで、みんな、みんな、人間なんだよ!!!」
私の声に、少し驚いた様子で顔を見合わせました。 そして、妹は何かを納得したようで
軽く頷くと・・・・・。人の列の先頭に居たビーストが燃え上がりました。
それを合図に、彼のGH450と娘(GH420)の攻撃が始まりでした。

それは、正に地獄絵図でした。無抵抗の人達を殺し続けるその光景は・・・・・。

「人がSEED化するって噂は、本当だったんだな。」 彼も私の方を一瞬見て、そして・・・。
私にはただ「ヤメテ!」と叫ぶしかありませんでした。

累々と通路に築かれる遺体の山、やがて、通路を渡ってくる人の数も疎らになった頃、
かーさんが話をはじめました。

「今から10年ぐらい前のお話になります。 あの人の娘さんが亡くなったのは。
 寿命をまっとうした大往生でした。 あの人が娘さんのお墓の前で言っていました。
 “こいつらPMが何故このサイズで創られたのかが判った気がする”と・・・・。
 “基本構造がキャストと同じPMに、キャストの部品を使わせたくなかったんだ”と。
 “兵器として開発されたキャストの部品を使わせたくなかったんだ”と。
 “PMは人と供に生き、人と供に笑い、人と供に泣く為に創られたんだ”と。
 “だから・・・。血塗られたキャストの部品が使えないサイズに創られたんだ”と。
 
              あなたは、いい子、ですね。             」

今度は妹が言葉を続けます。
「姉さんと違って私達にはネットワークって言うものがあるの。
 ネットワークに繋がれていない姉さんは、私達PMの夢なの。
 “人を殺さないで”と叫べる姉さんは私達の夢なの。それは見果てぬ夢。
 私達は条件さえ揃えば、人を傷つける事も、殺してしまう事も出来るわ。
 いえ、言い方を変えましょう。条件が揃えばそれを強要される。
 正義のため、公共の福祉を守るため。そんな物の為に。 でも姉さんは違う。
 PMプログラムの大規模アップデート前にネットワークから切り離された姉さんは違う。
 姉さんが人を傷つける時の条件はただ一つ。人の命を守る時。ただそれだけ。」

彼のGH450が言葉を続けます。
「ニューデイズでご主人様が銃を突きつけられた時、私達は反抗する事は出来ませんでした。
 なぜなら、彼ら警備兵が正義だから。 でも、あなたは警備兵を実力行使で退けた。」
592007/09/27という日(12):2009/10/26(月) 07:48:03 ID:buwbe4Yd
彼が言葉を続けます。
「俺はガーディアンだからな。 護りゃなならんものがある。
 例えば、人に銃を向けられずに泣いている女の子・・・とかな。」

そして、通路を渡って来る人達は、遂に居なくなりました。
そして、私は無力でした。ニューデイズのPPTポートの時の様に
かーさん達を実力行使で止める事が出来たでしょうか?
いいえ、それではかーさんや彼の生命が危険に晒されます。

では、通路を渡って来る人達を撃つ事が出来たでしょうか?
いいえ、それも出来ません。彼等も間違いなく人間でした。
無力な私には、ただ叫ぶしかありませんでした。両方に「ヤメテ!」と。

「お母さん、行こ。」娘が声をかけてくれました。

SEED化はSEEDウィルスによって引き起こされるもの。感染ルートが判明していない今は
通路に累々と折り重なる遺体を弔う事も出来ずにホルテス・シティを後にしました。

------------ パルム ローゼノム・シティ 商店街の広場(避難キャンプ)-------------
避難キャンプの入り口に瓦礫で出来た看板が立ちました。
そこには、ガラクタオブジェ風に「NHK」の文字が造形されていました。

「嬢ちゃん達には何もしてやれんが、これは俺達の気持ちだ。」と言う避難民のおじさんに。
「???えっと、お心使いは大変嬉しいのですが・・・NHKとはどういう意味でしょうか?」
「NHKじゃねぇ、NH゚Kだ。」 「確かに良く見るとHの横に小さな゚があります。」
「“NH゚K”は“野良パシリの国”の略だ」 おじさんそれなら“NPK”でしょうに。

「オッサン、面と向かって“野良”って呼ばれるのは気持ちのいいもんじゃねぇな!」
「お、ガラの悪い嬢ちゃんか、まあそう言うな。俺達はなガーディアンズも同盟軍も
 信用しちゃいねぇ。このローゼノムが焼けたのもガーディアンズコロニーが落ちたせいだ。
 で、嬢ちゃん達パシリはガーディアンズの備品だと言うじゃねぇか。」

「オッサン、だからどうした!!」
「そういきり立つな、俺達はガーディアンズは信用しちゃいねぇが嬢ちゃん達は別だ
 他の避難所じゃ食い物すら無い所も有る様だが、嬢ちゃん達のおかけでここに避難した
 俺達は食い物にも薬にも困っていねぇ。でも、ガーディアンズは許せねぇ。
 だから、嬢ちゃん達はガーディアンズじゃねぇ野良だ。
 嬢ちゃん達のおかけで、喧嘩ひとつ起きてねぇここは、嬢ちゃん達の国“NH゚K”だ。」
602007/09/27という日(13):2009/10/26(月) 07:48:41 ID:buwbe4Yd
「で、嬢ちゃん達に相談なんだが、外の状況が何か判らないか?」
「けっオッサン、こっちを散々持ち上げておいてそれが目的かぁ?」

「そういうわけじゃないが、政府も同盟軍もガーディアンズも助けに来ないからなぁ
 嬢ちゃん達なら何か知っているかと思ってな。」
「私達は破棄された時にネットワークから切断されているので、ちょっと。
 無線は相変わらず電波状態が良くなくてダメですし・・・・。」

「いや、知らなけりゃ別にいいんだ。嬢ちゃん達を困らせたい訳じゃないし。
 お、そうだ。もうすぐ嬢ちゃん達の休憩所が建つぜ。」
「んにゅ? あれは皆さんの仮設住宅じゃなかったの?」

「嬢ちゃん達に倒れられたら困るのは俺たちだからな。頼りにしてるんだぜ。じゃな。」
そう言って避難民のおじさんは休憩所の建設現場(?)に向かっていきました。

「あれ、あたし達の休憩所だったんだ。」私達PMは人に愛されています。
だから、ここは、人が作ってくれた私達PMの国。

---------------------------- パルム 幹線道路 -----------------------------------
私達はホルテス・シティで手に入れた補給所用カーゴでローゼノムを目指しています。
不整地対応でホバー走行が可能なカーゴは、コロニー崩落の地震で寸断した幹線道路を
ものともせずに進みます。私の気持ちとは裏腹に・・・・・・。

「1.マシナリは人に危害を加えてはならない。
 2.マシナリは1項に反しない限り人の命令に従わなければならない。
 3.マシナリは1、2項に反しない限り自分の身を守らなければならない。
 マシナリが初めて作られた時に制定されたマシナリの行動原則ですよ。姉さん
 今は諸般の事情で色々と修正事項が加わっていますが。
 正義を遂行しなければならないとか、公共の福祉を維持しなければならないとか。
 姉さんの行動原則はこれに一番近い物の筈です。」

妹が、なんとか私を力付けようとしてくれていますが、私の気持ちは落ち込んだままでした。
そして、その日の夜半に・・・・・私達は、私達の国に到着しました。


そう、いつもの様に穏やかなまま終わる筈のその日は暮れました。
61あとがき:2009/10/26(月) 07:49:16 ID:buwbe4Yd
450d「とーさん、出勤時間です。急いで下さい。」
450c「えっと、過去編、第1日目の終わりです。 とーさん急げ!遅刻するぞ!!」

でわでわ。
62名無しオンライン:2009/10/26(月) 15:42:18 ID:48F7zn4I
>>53
どこのハガーだよwwwww


あ、あれは市長かw
63名無しオンライン:2009/10/26(月) 20:22:58 ID:7TkkcS1t
>>61
乙です。だが、リアルに影響するような投稿はよくねぇ。
超健康だが仕事が忙しく、時間が無いから書けないならまだしも、
体調激悪で仕事も出来ない&書きたくても体調のせいで書けないになったら読んでるこちらも困るし、元も子もない。
リアルあっての投稿だからな。もっとゆったり投稿してもらっていいぜ!

後、人物相関が分からなくなって来たんだが、これで合ってる?
かーさん  :黒いゴキブリ
私      :450c(黒きゴキブリ)
娘のGH420:450cのパシリ
妹      :450d
鼈甲さん  :フォニューム、450dの婚約者
店長     :店長
彼      :450fのご主人
フローラ  :450f

>>55
410:「メイードゥー」
420:「ニャンポコゥー」
430:「チョウチョウゥー」
   ┏
440:  おい、ポリマー持って来い
                     ┛<ビクンビクン
450:「ナァースゥー」
461:「スクミズゥー」
470:「チン○コゥー」
480:「フケガオゥー」

これでパシリ全部のはずだ。カッとしてやった。反省はしていない。
64490:2009/10/26(月) 22:27:59 ID:Tk1yT6K+
・・・・・・フウーガァー
65名無しオンライン:2009/10/26(月) 23:09:48 ID:T5Em+wOn
>>63
470の伏せ字意味ねぇwww
66名無しオンライン:2009/10/27(火) 00:08:00 ID:zrMpn+gG
450「あの、>>55を見てふとおもったんですけど」
箱「何を?」
450「ご主人様って、私達パシリをどう思ってますか?」
箱「へ?」
450「あ、えーっと…そのですね、各パシリフォームのイメージというか…」
箱「あー、はいはい。うーん、そうだねぇ…」

410:熱血バカ
420:ぬこ
430:有能な秘書
440:メイドさん
450:ツンデレ

450「……あの、一ついいですか?」
箱「はい、なんでしょう」
450「…ご主人様、普段私達のことどういう目で見てるんで…す……か……?」
箱「すみませんすみませんすみません(ペコペコ) お願いですからその背中の『ゴゴゴ』という文字なんとかしてください」

450「…はぁ… とりあえず説明をお願いできますか?」
箱「らじゃ〜」

450「ええと… とりあえず衝撃的なのはおいといて、430からいきましょうか」
箱「なんかそんな感じしない? おしとやかそうで、衣装も派手っぽくないし」
450「うーん…なんとなくわからなくもないですね。じゃあ440は?」
箱「気分」
450「て、適当すぎません?」
箱「だって一番関わりないんだもん… なんでだろう?」

450「そういえば防具パシリ居ます(※別キャラ)けど、440はいませんね?」
箱「うん… 450デバイス食べさせたからねぇ…」
450「……え?」
箱「いやだから、440→450にしたの」
450「…そ…そうですか…         え、えっと…その、次、私…450のイメージなんですけど」
箱「うん」
450「あの…なんですかこの『ツンデレ』って…」
箱「ツンデレ」
450「…わ、私、ツンデレに見えるんですか!?」
箱「うん」
450「わ、私デレデレなんてしませんっ!」
箱「そうかなぁ?」
450「そ、そーですっ! 私そんな惚けてませ  ひゃんっ!」
箱(つんつん)
450「やっ…! な、なに… にゃあっ!!」

箱「ほら、ほっぺつつくとでれんでれんになるじゃん」
450「……… 意味違あ〜〜〜うっ!!!」
箱「ええええっ!!!(がーん)    だ、だってこの前某ヒュマ男さんが」
450「(ピキッ) あ、あの方が…何か?」
箱「『パシリのほっぺつつくときっもちいいぞー!』 って」
450(あ、あの色ボケ魔人があっ!!)
箱「あと、『お前んところの450ってツンデレっぽいよな』とも言ってた」
67名無しオンライン:2009/10/27(火) 00:08:51 ID:zrMpn+gG
450(なんでその2つの別件をくっつける!?)
450「…だ、だからこの前ファイナルインパクト探しに疲れて帰ってきた後、
   わ、私のほっぺつついて遊んでたんですねっ!!」
箱「うん。ぷにぷにして気持ちいいよね」
450「…そ、そーですか… で、でももうやらないでください」
箱「ええ〜っ」
450「い・い・で・す・ね?」
箱「むう… わかった」
450「……    〜〜〜〜っ   で、でも…」
箱「ん?」
450「ど、どーしてもっていうのなら…              …別にいいです……ケド」
箱「… いやいいよ」
450「へ?」
箱「450が嫌ならやんないから。 大丈夫、もうやらないよ」
450「…そ、そう…ですか?」
箱「うん」

450「… え、え〜〜っと…    わ、私は   たまになら別にいいかなーとか…」
箱「え?なに?」
450「な、なんでもないですっ! つ、つぎいってみよっ!!420ですねっ!」
箱「ぬこだね」
450「…あの、ベタすぎません?」
箱「じゃあにゃんぽこ以外で420に何か特徴あったら言ってみるんだっ!!(ビシィ)」
450「ううっ!!  は、反論できない…(がっくり)」
箱「勝ったっ!第三部完!!」
450「つっこみませんよ」
箱「第三部完!!」
450「つっこみませんから」
箱「しくしく…」
68名無しオンライン:2009/10/27(火) 00:09:14 ID:zrMpn+gG
450「…で、最後410なんですけど…  あの、これ酷くないですか?」
箱「でもなんかそんな感じしない? ソードぶん回しながらひゅーほほほほほほほ!!って笑いながら突撃してそう」
450「い、いや、どこのハンターですかそれ… 410愛好家の方が聞いたら殺されますよ?」
箱「まあ個人のイメージってことで」

ぽん(箱の肩に手が置かれる)
???「そーだよな、個人のイメージだよな」
箱「ほ?」
450「あ、ワルキャス様。こんばんわ」
ワル「おひさー で、これ」
箱「あ、ども… なんですかこれ?メセタの入った袋?」
ワル「香典だ」
450「香典・・・???」
ワル「じゃまあ、そういうことで(しゅた)」
箱&450「???」


???「だーれーがーねーっーけーつーバーカーだーっーてー」
箱「ゲーッ!!般若の超人!!」
450「わ、ワルパシリさん!! そ、そういえばこの方も…!」
ワルパシリ「フフフフフフフフフフフフフフフフ 久しぶりにパシリスレに投下すると思ったら、
       こーんなくだんないオチにアタシを使ってくれちゃってどーーーーーーーーむぉありがとお!!」
箱「ひ、ひいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」

ワルパシリ「… 短冊★ミ(にっこり)」
箱「は?」
ワルパシリ「短冊切りにしてくれるわあああああああああああああああああああああああああ!!!」
箱「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!」


ああこうして今日もグラールの夜は更けていくのであった…
69名無しオンライン:2009/10/27(火) 00:12:06 ID:zrMpn+gG
ああ久しぶりにくっだらねえもん投下したなあ
ワルキャスの方すんませんすんませんまたオチに使いましたw


>>65
470「ちんすこぅー」

ってことなんじゃね?w
70名無しオンライン:2009/10/27(火) 00:38:59 ID:Gj1bGowl
ヒュマオ「しかしワルパシリは浮き輪装備になっていたのであった!!」
GH-413「そんなところだけ力説しなくていいから」
7163:2009/10/27(火) 00:41:13 ID:g1vpykXi
>>66-69
>「… え、え〜〜っと…    わ、私は   たまになら別にいいかなーとか…」
まさにツンデレw

>ああ久しぶりにくっだらねえもん投下したなあ
そんな事ないぜ!かなり笑えた、ありがとう。
なるほど、ほっぺたつついて、ぷにぷに♪か。了解、うちのパシリにやって見る。

>>64
>>65
>>69
流石だ。皆さん的確すぎるつっこみありがとう!ちなみに○=p・・・
おや、誰か来たようd

72名無しオンライン:2009/10/27(火) 01:12:03 ID:i/RhodHb
>>63-69
確かにツンデレだw

>>63
   ノ^:,,∧-ノノ
  ((({ミ((从)〉
   ノノ!@゚ ヮ゚ノリ   <雄型は混ぜるな!
  '´ | とヾ>!(|ニア
    レ'| =w」
    と_/ L⊃

雄型(470、480)と雌型(410〜450)の左右合成は……
色々とヤバくないか?
73名無しオンライン:2009/10/27(火) 04:40:59 ID:gmKU4ahP
獣男「>>69により470の挨拶はちんすこぅー!なのではないかと推察出来るわけだが」
GH-452「久しぶりの登場から下ネタですか主様」
獣男「久しぶりの名前が並んだので嬉しくてな。あとちんすこぅは下ネタじゃない」
GH-452「しかしちんすこぅとニャンポコが合体したら元の黙阿弥でチ」
獣男「いいから黙ってろ」
GH-452「皆様お久しぶりでした、失礼致します」ペコ
74名無しオンライン:2009/10/27(火) 07:43:47 ID:/gzn/sut
>>63 後、人物相関が分からなくなって来たんだが、これで合ってる?

450d「とーさんが無節操に登場人物増やすから、混乱なさってますよ。」
450c「という事で、とーさんに相関図を作らせました。(結局昨日と同じ時刻だわ。進歩のない)」

        かーさん 母:キャス子−−−−−店長 ジャンク屋店長:偽装ヒュマ男
        ボケ主人               (中身はキャスト)
       (500年戦争時の軍用キャスト)  (500年戦争時の軍用キャスト:ボケ主人の戦友)
        450cの指導教官でもある            |
        初代 黒きゴキブリ    ┌−−−−−−−┴−−−−−−−┐
             |          |                      |
             |   GH400elase 店長の初娘    ローゼノムNH゚Kの再生野良パシリ達
             |   (PM開発期の試作パシリ)
             |   10年前に寿命により死亡
             |
    ┌−−−−−┴−−−−−┐
    |                |
GH450custom     GH450dupe 妹−−王子 妹婿(本名:鼈甲)
主人公:偽装キャス子                ラグオル移民のニュマ男
(中身はパシリ)                    (現時点では婚約者)
2代目 黒きゴキブリ
    |
GH420poco 娘

とーさん 作者                        彼 ニューデイズで同行したヒュマ男
    |                                 |
GH450break                        GH450flora フローラ
(本当はGH450に育つはずだった緑玉)
2006/09/06のリセットにより死亡
    |
GH450無印 @リ ゚ -゚ノ|

大佐                              ゴッドウッド 大戦後モトゥブに残って
500年戦争時のキャスト独立戦争(パルム内戦)           モトゥブ復興に努めた
ヒューマン側将校(ボケ主人と店長の敵側)               ヒューマン元整備兵(店長の師匠)
戦争で大破し放棄されたコロニーを                   20数年前に死亡
パルムを追われたヒューマン兵の安住の地
として再生(後のガーディアンズコロニー)
50年前に死亡

後は400eのご主人様のニュマ子(PM開発部:課長)とかその他大勢。
75名無しオンライン:2009/10/27(火) 18:43:06 ID:Xrw0H3H2
>>72
♂型と♀型を混ぜてパシリ男爵
7663:2009/10/27(火) 18:54:24 ID:g1vpykXi
>>74
相関図サンクス!
wikiの人物名鑑と自分の記憶&理解力から書いたけど、

かーさん  :黒いゴキブリ
私      :450c(黒きゴキブリ)

と思っていたが、2人とも「黒きゴキブリ」の通り名だったのね。
後、400eが>>58に出てくるパシリか。理解出来たぜ。

>結局昨日と同じ時刻だわ。進歩のない
習慣化してるなら、すぐには治らんかも。
話の続きは楽しみにしてるが、無理はしないように!
77名無しオンライン:2009/10/27(火) 21:58:38 ID:zrMpn+gG
>>71
笑ってもらえたのならこれ幸いw
ていうかその文の最後に草生やすの忘れてたw


箱「なんか某Wネタが続いてるから、僕らもやってみる?」
450「いやです」
箱「まあまあそう言わないで〜 はい」
450「…なんでGH-450ガイアメモリがあるんですか!」
箱「…名前とか良く知ってるなあ…」
450「い、いつもご主人様がご覧になってますから…」
箱「いっつも横に座って見てるもんねぇ…せんべいかじりながら」
450「コ、コホン……」
箱「ということで」
450「…ハァ わかりましたよう…」

ベルト「ハコォ」
ベルト「レスタァ」

「クスリバコォ!」

450「回復だけしてろってか!回復だけしてろってことですか!!」(ベルトをげしげし)
箱「ああ〜〜450が壊れた〜〜〜!!」
450「マダオのくせに!声がマダオのくせにっ!!」(げしげし)
78名無しオンライン:2009/10/28(水) 03:23:58 ID:V5Ocs6sm
>>77
獣男「さすがアイドルユニット箱&450w」
GH-452「一人で携帯見ながら笑うと不審者みたいですよ主様」
獣男「ところでこの場合だな」
GH-452「ええ、450さんと結ばれたいという箱さんの夢が叶ったのでは」
獣男「感無量だな」
GH-452「赤飯でもおくりましょうか」
79名無しオンライン:2009/10/29(木) 05:50:48 ID:BnVzlJsZ
「なんか微妙な味…」
その対応はあんまりなんじゃないだろうか。
ガーディアンズに入った初日のビーストにはCランクの杖だって高級品だ。
とにかく人型になれば、主人がハンターだから例えばGH-450になればまた違うはずだ。
PM育成方法をプリントアウトし、450のページを一番上にしてヴィジフォンの横に置いておく。
イライラして眠れないが寝るしかないファッキン。



PM用に杖を買うにも限界があるだろう。
初期装備で頑張るにも程がある。
スロットすら未だ空だ。
服がみるみるボロになっていく。
名前だけは立派なパートナーな「パートナーマシナリー」は労いの言葉ひとつ無く、微妙な味だと繰り返す。
AIに憎しみに近い感情を抱きながらスタッフの合成方法等をプリントアウト。
ヴィジフォンの隣に置いて寝る。
翌日スタッフの合成を失敗する夢を見たファッキン。



初めてのLevelUpの祝いにはB武器だ。
「…微妙な味」
いい加減に不快感が限界に来た為に現実逃避の言い訳を考え始める。
うん、これは壮大ツンデレのツン部分だと思おう。
このツンに見合うデレってどれくらいデレるものだろうか?
脳内で勝手な妄想を繰り広げファッキン。



鳥になった。
食事もかなり安定した。
「…微妙な味」
この頻度でPMを育てるならそれはかなりの努力を要するのにその態度はなんだ。
怒りが限界に来たため本社にクレームを入れようと試みる。
手が無くなったのでヴィジフォンが使えないファック。



ようやく人型になれた。
人型になるまでは対応は簡単なAIが代行するので今まで失礼ばかりになりました。
ご主人様とお呼びする事を許して下さい。
言いたかった事も伝えたかった事も全て言葉にならず、思わず目の前のご主人様に抱き着く。
さっきまで目線が合ってたから身長差に気が付かずご主人様の膝に壮絶に頭突きをかました。
鼻血を出す。
ファッキン。
80名無しオンライン:2009/10/30(金) 00:50:21 ID:HXaT2OsW
携帯から失礼。『GH450の人』です。
>>79
お久し振り。以前書いてましたよね?(勘違いなら失礼)
これをネタに、何かレス&投稿しようかと家に帰ってきてみたら、
アクセス規制に巻き込まれてて、このザマだよorz
つ〜訳で、暫くまともに書き込めないので、ネタ考えつつ華麗に退場。
早く解除されるといいな…
81名無しオンライン:2009/10/31(土) 05:30:57 ID:s53ZNWT5
ねんがんの 人のすがた を てにいれたぞ!
まあご主人様は外に連れ出してくれなかったが仕方がない。
私はクールで定評のある450だから寂しくない。ファッキン。
GH-450になれた以上はよもやパートナーマシナリーの名前に泥を塗る訳にはいかない。
我が450駐屯部隊(一名)の前に隙などあってはならない。
先ずは基本の洗濯から始めようとクローゼットを開ける。
何も無い。
道理で休日は全裸待機のはずだ。
ビーストは皆そうだとか嘘をつかれた。
明日は洋服を買わせる。ファック。



風呂掃除中にご主人様が帰室。
風呂場ではこちらが全裸待機したが特にリアクション無し。
EDの疑い有り。基盤/バイアグラは売っているだろうか。
呼ばれたのでリビングへ。



基盤/クレアダブルスを貰う。
合成ボードに挿そうとするとそれは私への誕生日プレゼントだから食べろと言う。
ご主人様の声は大きいが慌てるとモトゥブの東北地方の訛りになり聞き取り難い。
いくらしたんだこの基盤。
どうやら私のご主人様はとんでもないバカだ。
武器買ってこいksg。
ファック。
クールな450回路からクールな450涙と450鼻水が止まらない。
もっとしっかり稼げる様になったら本物をやるよと笑うご主人様。
涙と鼻水にヨダレが混じった。
ファッキン。

>>80
規制解除待ってます。
82名無しオンライン:2009/10/31(土) 11:07:10 ID:0IBcdG2j
今更ですが集会お疲れ様でした。
規制で書き込めず、もうできあがってたんですが今から投下します。
PSUチャレンジモードの続きです。
83継承 IV 光を継ぐ者(後編) 1:2009/10/31(土) 11:11:10 ID:0IBcdG2j
巨人の腕から放出される光の剣と、わたくしの無限にのびる二枚の翼が、完全に拮抗して互いの動きを止めています。
ラシークに先ほど使うなと言われたばかりでしたが、わたくしはこうするしかありませんでした。
しばらくの間は体温の低下は起こりませんでしたが、だんだん焦りとともに苦しくなってきて、結局起こりだしてきました。
今回の使用は最初安定していたので、もう少し練習すれば長く使えるのかもしれませんが…
ラグオルの大地に押しつけられて、背中についた地面も砕け、じわじわと温度も低下して凍りついていきます。
加えて、もともと無限大の出力など想定していない構造のパシリの体は、内部からもエラーが出て警告がひっきりなしに出ている始末です。
かといって今この翼を解除してしまったら、あの剣を防ぐ手だてはありません。
ラシークの話によれば、『闇』に突き動かされて巨人を暴走させているクランツさんとシルファさんのお友達、イノリスさんを説得できればなんとかなるはず。まず場所を見つけませんと…
わたくしの意志に、魂をあるべきところへ導く銃、ジリオンが応じます。
ジリオンの紅い光弾は、バリアも装甲もすり抜けるようにして巨人の中へ入り込み、正確に中の人をとらえて、そこにアクセスを試みました。
名前はイノリス。パイオニア2で生まれたシップチャイルド。
イノリスさんは、敵対組織に引き抜かれ、そこで漏らした情報がきっかけで幼なじみであり思い人であったクランツさんを死なせた。それがきっかけでイノリスさんの精神は壊れていき…
それでは、今巨人が暴走しているのは、本当にヒステリーに反応して?やけっぱちで他の人を巻き込むなんて許されない行為ですが、ラシークの言葉を思い出して我慢しました。
84継承 IV 光を継ぐ者(後編) 2:2009/10/31(土) 11:13:06 ID:0IBcdG2j
ジリオンの光は残り、そのまままっすぐにイノリスさんの場所を指し示す道標になりました。奇妙ですが、通路にあわせて曲がりくねったレーザーサイトのようです。これをたどれば…
「クランツさん、シルファさん!これをたどって行ってください!道中はわたくしがなんとか…っ!?」
大きく節くれ立った手が目の前に飛び込んできました。その手がわたくしの頭をくしゃくしゃとなで回します。先ほどはじき飛ばしたラシークでした。
「使うなと言った意味がわからなかったか、まったく…無限エネルギーを過信するな。おまえにしかできないことはやればよいが、すべて自分でしようとしては、いくつ体があっても足りん」
「…でも…」
クランツさん、シルファさんに目をやりました。
見るからに頼りない、素人に毛が生えた程度の判断力と身のこなし。中のイノリスさんとなまじ深い仲であるために土壇場で何をやらかすかわからない懸念。
任せるのはとても不安の残ることです。今までわたくしは主に頼る以外は全て自分だけで、仲間がいたとしても自分が行動することを前提に解決しようとしてきていたのですから。
「そんなに人が信用できぬか?」
「…信用できないなんて言ってません」
「そうか。ならば、彼らがどれだけ追い詰められようと手を出そうとしてはならん」
「ええ!?それで犠牲者が増えることになったらどうするんですか!」
「それがおまえの弱さだというのだ。彼らはおまえの手駒ではない」
やっと理解できました。すなわち、人を信じることもまた勇気。ラシークの言ったことは、わたくしの胸中を見抜いてのことだったのです。
「心配するな。このラシークが同行するのだ、本当に危険になれば連れ戻す」
「…ラシーク王…お願いします。わたくしは巨人を止めるので精一杯です。二人をお導きください」
自分ではどうにもできないという悔しさは、なんとか隠せました。
85継承 IV 光を継ぐ者(後編) 3:2009/10/31(土) 11:14:35 ID:0IBcdG2j
「闇の見せる幻は、人の強い意志には勝てぬ。仲間を信じ、払いのけるのだ」
「へっ、おっさんに何がわかるってんだ。仲間なんてもんじゃねえよ!イノリスはなあ、俺の…」
「減らず口をたたいているうちは大丈夫だな!」
稲妻が尖った飛行物体を焼き払い、竜巻が角張った異形の人影を蹴散らしていきます。
闇の半馬人の突進をクランツさんが身を挺して守り、シルファさんが大剣の一撃で粉砕。若いハンターズも負けてはいません。
一人でも巨人とある程度渡り合えるほどの絶大な戦闘能力を持つラシーク王を含む3人にとって、巨人内部の進撃はさして難しいことではありませんでした。
わたくしはジリオンを通じて実況生中継を見ていますが、頼りなかった彼らが僅か数分で立派にやっているのに驚きました。状況が人を作るなんて、嘘だと思っていましたのに。
3人はすぐに中枢部にたどり着きました。そこで見つけたその女の子は…
両手両足を肉塊にとらわれ、首に触手が何重にも巻き付き、鋸状の構造物が手首をごりごりと削り、血を滴らせています。
相当痛いはずですが、苦しみにうめく気力すらもうないのか、ぐったりして動かないまま。
「イノリス!イノリス!返事をしろよ!生きてるんだろ、おい!」
「…」
「いなくなってほしくないんだよ。なあ、イノリス、答えてくれよ、何で答えてくれないんだよ!」
返事のないイノリスさんへ何度も何度も呼びかけを繰り返します。
あまりにも反応がなく、荒げていた声が弱々しくなって、クランツさんは肉塊にとらわれて自由にならないイノリスさんの体にすがりつきました。
「小難しいことはどうでもいいんだよ、イエスかノーかでだけ答えてくれよ…イノリスは、俺が嫌いなのか?」
初めて返事がきたのは、こんなことを聞かれたときでした。
「ううん、好き。大好き。だから自分が許せないの。罰を受けなければいけないの…」
「あんなことで俺が恨むとでも思ってるのかよ…!俺たちの関係って何なんだよ、そんなことで簡単に壊れてしまうもんなのか?違うだろ…」
しかし、やっと顔をあげて弱々しくつぶやいたイノリスさんに、ラシーク王は冷たく言い放ちました。
「くだらん!それで満足ならば、悲劇のヒロインでもなんでも気取っていればよかろう」
「そんな言い方があるかよ!どうにかするのがあんたの仕事だろ!」
「残念だが、そのような弱い精神ではダークファルスの侵食からは逃れられん。先ほどおまえに言ったように、
自ら払いのける意志こそが闇に勝つ唯一の手段なのだからな。できなければ…殺すしかない」
「くそ…なんとかならないのかよ!こんなのひどすぎるだろ…」
86継承 IV 光を継ぐ者(後編) 4:2009/10/31(土) 11:17:07 ID:0IBcdG2j
考え込んでいたシルファさんが、迷っている様子でおそるおそる声を出しました。
「クローン…クランツはスキャンデータからクローン再生したのよね?なら、イノリスにもデータがあるはずよ。ハンターズ本部に連絡をとれば…たとえ死んでしまったも…」
個人の生体データ?人の?そんなものがあるとはこの時代の人は何を考えているのでしょうか。
シルファさんが迷っているのは、クランツさんが死んで、クローンに変わったことに倫理的な抵抗感があるためでしょう。でも、それなら…
「そのデータはわたくしに転送してください!合成を利用してイノリスさんを助けます。幸いエネルギーはいくらでもありますし!」
なにせ、わたくしはパシリ。合成は得意分野なのです。基板に相当する詳細な元のデータがあるというなら、人間の体組織だって。
殺すというわけではないとはいえ、我ながら非人道的と言わざるをえない作戦でしたが。
「やらなきゃどのみちイノリスもラグオルも駄目になるんだ、信じてみるぜ…」
「…わかったわ、首をはねればいいのね…」
「イノリスさん、聞こえていますね?あなたをそこから助け出します。でも、そのためにはあなたには殴って止める以上の苦しみと恐怖を味わってもらうことになります」
「…」
「駄目だと言ってもやりますよ!あなたが感情任せに自分も他人も傷つけ殺したことを悔やむつもりなら、耐えなさい!…いいですか、助けますから!」
観念したように目を伏せたイノリスさんを見て、苦い顔で大剣を握りしめたシルファさんを制止したのはラシーク王でした。
「やむをえんとはいえ友を傷つけるなど、したくはあるまい?二人とも他にやることがあろう、両手をあけておくがよい」
87継承 IV 光を継ぐ者(後編) 5:2009/10/31(土) 11:18:21 ID:0IBcdG2j
データ受信完了。最後のピースはそろいました。やれるやれないではなく、やると決めれば恐れは消えました。人はそれを覚悟と言います。
光の翼をいったん解除。拮抗していた巨人の剣は勢いを取り戻し、わたくしとラグオルを破壊せんと迫ります。
「座標設定…転送!」
それは、非常にささやかなワープ。莫大な質量の巨人に使っても必要エネルギーは決して多くない、グラールでもガーディアンズ施設の移動に使われている、当たり前の技術。
わたくしは、短距離ワープで巨人の体の角度を変えたのです。巨人の剣はラグオルの大地がある空間を飛ばしてしまい、傷一つつけることなく素通りしました。
無限エネルギーを使うなと言われたときは無茶だと思っていましたが、結局はアイデア次第でした。
未熟だと思っていたシルファさんが「カウンター」とかで巨人を転倒させたことがヒントになったのです。
一回転して巨人はバランスを崩し、天を仰ぐ形で転倒しました。起きあがるまで十数秒、それだけあれば十分。
ラシーク王が、借りたソードでイノリスさんの首をはねました。
それを確認した瞬間にわたくしはフリーになった無限エネルギーをイノリスさんの体組織データを入れた合成機能につぎ込みました。
「できろおおおぉぉぉぉっ!!!」
斬り飛ばされたイノリスさんの首から、血が吹き出るより速く体組織を再構成。我ながらよくやったものです。
躊躇してしまいたくないので合成成功率は見ないようにしていましたが。
終わらせて目を開いたときには、0.01%の奇跡がありました。
「クランツ、クランツ!ごめんね…!シルファも…!」
クランツさんがイノリスさんを抱き留め、シルファさんが服のスペアをかぶせました。
「上出来だ、二人とも。脱出するぞ」
外壁を吹き飛ばして出てきた3人を、すかさずゴールドドラゴンが背で受け止めました。

「あの苦しい中から助け出されて、なんかふっきれちゃった。クランツはクランツだし、別にキルリアさんが好きでもいいやって…」
「は?キルリアさんが?姉さんがどうかしたって?」
「姉さん?…ごめん、意味わかんない」
「…知らなかったっけ?いや、実は…」
「えー!?ウソー!じゃ、イノリスってば一人で悩んで、一人でひどい目にあってたっていうの!?」
「おまえが見ている真実は、事実の一部分でしかない。その一つの面に突き動かされ、他から目を背けることをくだらんと言った理由もわかろう。真実がいつも一つなどとは、子供の言うことだ」
「そっか…そうだよね。イノリス、なんてバカだったんだろ…」
「わかれば、次に活かせば良い。それを繰り返して大人になるものだ」
88継承 IV 光を継ぐ者(後編) 6:2009/10/31(土) 11:19:34 ID:0IBcdG2j
「やあ、やっとつながった。僕はジャンカルロ・モンタギュー。ジャンと呼んでくれていいよ」
突然通信回線が強制的に開かれ、変な帽子とゴーグルのニューマンが、映像いっぱいに顔を近づけているのが映りました。
巨人にとどめを刺そうと思っていたところで緊張がとぎれて思わず吹き出しました。
「そこの小さいキミ、戦いは前線が注目されがちだけど、裏方のサポートも忘れないでほしいね。キミが無茶するのは別にいいんだけど、ラグオルの命運がかかってるからね」
「裏方…あ、ハンターズ本部ですか?」
派手な裏方さんで…何回も映像を適切な大きさにしているのに、そのたびに限界までの顔アップに切り替わらせるのはやめてほしいんですけど。
「そうさ、さっき君にハンターズのデータを転送したのはこの僕さ。常識的に考えればわかると思うけど、
個人のスキャンデータはハンターズの極秘事項でね。まあ僕にかかればセキュリティなんてないも同然だけどね」
「不正アクセスしてたんですか!…まあ、状況が状況だけにとても助かりました、ありがとうございます」
「それはそれとしてだ、君は巨人を倒す武器として、また無限エネルギーを使おうとしているね。苦しい感覚が麻痺してきてないかい?それはとても危険なことだ」
おどけた調子で身振りを交えながらの言葉ですが、確かにわたくしはもうふらふらで、次の無限エネルギー使用に耐えられるかわからないまま賭けに出るつもりでした。
「とはいえ、使わずに巨人を倒すのも厳しいかな。即興で申し訳ないが、少しでも負担が軽くなるよう僕も補助プログラムを
作ってみたから使ってみてくれ。ジャンカルロ・モンタギュー謹製、無限エネルギー制御プログラム試、さ」
映像の中からびしっと指をつきつけたと同時に、データが転送されてきました。
89継承 IV 光を継ぐ者(後編) 7:2009/10/31(土) 11:20:57 ID:0IBcdG2j
巨人が握りしめた手を挙上して、わたくしに狙いをつけたのがわかりました。
「………」
回避、不能。右手両足背面と破損したうえに凍って地面にくっつき、度重なる無限エネルギーの使用で内部システムもぼろぼろ。気力も限界です。
数分前。モンタギュー博士の補助プログラムで、光の翼は薄く巨大な二つの刃になりました。
それはまるではさみのようにわたくしの前方で交差させ、無防備になっていた巨人の胴を横一文字に切り裂いたのです。
巨人の上半身と下半身が泣き別れし、ずるりと滑り落ちて大地が揺れました。
同時に再度振り上げられていた巨人の剣が消えかけたハナビのように立ち消え、それと同時に全身から大量のミサイルが放出されました。
ラシーク王は、動けないわたくしを守ろうとしました。
あまりの量にマジックで壊しきれなかったぶんをその身に受け、クランツさんたち3人の壁となったゴールドドラゴンともども…
…また、犠牲を出してしまいました。最悪の出会いでしたが、せっかく信頼できるようになったというのに、さよならの一つも言わずに…
悲しいとか悔しいとか通り越して、目の前がぐるぐる回って、頭が締め付けられて体中から何かが抜けていくような感覚がしています。
巨人は両断され、無限エネルギーは失ったものの、まだ動いています。あきれるほどのしつこさです。
内部から闇の生物を次々と送り出し、全体を覆うバリアが作れなくなったからか、狙われた場所だけに集中してバリアを作って、3人のハンターズの攻撃を防いでいます。
ラシーク王もいない今、彼らでは攻めきれそうにありません。黒い死の鉄槌がゆっくりと上昇を止めました。
しかし、わたくしにもあったことが驚きの、生への執着。
なぜそうしたのかは自分でもわかりませんが、震える左手の指がそこにおさまる運命であったかのように自然にそのスイッチを押していました。
最後の手はこの白い箱に。ドリームキャストに。
ボタンを押すとピーという音が鳴り響きました。何かと思いましたが、正常起動したようです。
接続開始…アクセスあり。接続先は…
90継承 IV 光を継ぐ者(後編) 8:2009/10/31(土) 11:23:41 ID:0IBcdG2j
無数のフォトン弾が巨人の腕を貫き、手首より先がちぎれ落ちました。
白み始めた空、顔をのぞかせた太陽。地平線の向こうから、長くのびる影がいくつも。
援軍でした。輝く日輪を背にうけて、主がかつて見せた翼と同じ黄金のフォトンを放つ武器を携えたハンターズたちが、大挙してきたのです。
「待たせたな、おまえら!」
「え…あなたは!」「指揮官!?」「シキカン!」
「戦えたんですか!?」
「失敬な。こう見えてもパイオニア2では凄腕だったんだぞ」
「あれ?で、でも…指揮官がたくさん?職業もばらばらで…でも何でだろう、わかるぜ…俺たちが信じてた、指揮官だ!」
体格も肌の色も性別も職も違うハンターズたちが、いっせいに微笑みました。
「二度はないぞ。全盛期のハンターズの戦い、目に焼き付けておけよ!」
駆け出す英雄たち。剣が、長刀が、ライフルが、マシンガンが、杖が。波濤のような黄金の流れになりました。
死角に回り込み、弱点を突き、動きを封じ。巨人から出てきた闇の生物も、なすすべもなく倒されていきます。
瞬く間に巨人は砕かれ切り刻まれ、そして形を与えられていきました。
無限エネルギー、『深遠なる闇』の正体は、命を生みだし、際限なく増えて広がろうとする力。
それは怒り、悲しみ、憎しみといった強い本能的な感情に代表される何か。あらゆる生命に宿る、荒れ狂うほどに強靱で、排他的で、利己的な生命の力。
それに、人の技術、いくつもの生と死を越えて伝えられてきた叡智の力である『光』が形を与えたとき。
それは歌であり、絵画であり、学問であり、おいしい料理。
人のありとあらゆる文化活動という形で暴走する力は生まれ変わり、時空を超えて散っていきました。
最後に聞こえたのは、巨人の悲鳴だったのか、歓喜の産声だったのか、わたくしにはわかりませんでした。

「…イノリスさん」
思うところあって、指揮官さんたちの戦いぶりに見とれていた彼女に声をかけました。
「何?」
もはや憂いのない目が、わたくしを見ました。
「………。いや…なんでもありません…呼んで、みた…だけ、で…」
91継承 IV 光を継ぐ者(後編) 9:2009/10/31(土) 11:25:02 ID:0IBcdG2j
「あの子や援軍のハンターズが出した、ありえない力の解析結果…本当に面白い。求めたものがこんな身近にあることに気づきもしなかったなんて、僕もまだまだだね。
これじゃ天才の名は返上しなくちゃいけないかな。異常フォトンの研究はもうやめだ。無意味なことがわかった」
「どういうことです、ハカセ?たしかにあの子は基本出力からはまったく考えられない力で巨人の剣を受け止めていましたけど。どこからあれだけのものが?」
「実際にはエネルギーを発していないんだよ、あれは」
「はい?で、でも、異常フォトンが何桁も超えて急上昇しているのが検知できましたよ」
「まあ、この説明じゃわかるわけないな。僕もまだ理解できたとは言い難いんだ。何と言えばいいかな…
時間、空間、性質も含めて力の向きを操る概念とでもいうか。無限大の力を持つ巨人が勝てないわけだよ。ウフフ…」

いつの間にか、暖かい光に包まれて、どこかわからない場所を彷徨っていました。
巨人との戦いで壊れたはずの体はなぜか修復されていましたが、地面がなくて、まるで水の上を浮かんで漂っているような感じでした。
わたくしは浮かないはずですし、感触もないので水ではないのはたしかですが、手足を動かしても動けそうにありません。
何より、あまりにも居心地が良すぎて動く気も起きません。ずっとこのままでいたいと思いました。
「我は光の使徒、サ・リュース」
「同じくリ・フェース」
「デ・ヴァース」
気がつくと、ローブ姿の変な生き物が3体、わたくしの周りからのぞき込んでいました。
なんですかあなたたちは…起こさないでくださいよ、まだ眠いです…
「まだ終わりではないとの達しである」
「これから汝の目にする光景は、我らが主と人が戦った場」
「いざ参らん、コーラルと呼ばれた星へ」
コーラル?主の口から何度か聞いたことがあるような…
ああ〜引っ張らないでぇ〜…あと5分〜…


-「継承 V 天からの呼び声」に続く-
92名無しオンライン:2009/10/31(土) 12:05:39 ID:bFM08Xpk
長すぎるのもアレだと思うのでかなりばっさり削ったんですが、それでもこれだけの量になってしまいました。

恒例の解説はまた後ほどで。
93名無しオンライン:2009/10/31(土) 18:59:39 ID:rze5VSV3
乙乙
94名無しオンライン:2009/11/01(日) 14:07:32 ID:j7UNNZDq
いつもながら超乙
95名無しオンライン:2009/11/01(日) 22:14:20 ID:bx9EBJpb
>>92
 ばっさり削ってもそれを感じさせないなんて、羨ましい……

 >人を信じることもまた勇気。
 それを知った戦乙女は、また少し成長したんですね。
 そんな彼女なら、女主人の下へ帰れそうな気がします。


どうも、パパと412作者です。
パパと412編の第二部というか……
ヒューマン?になったロザリオの、その後の話です。
相変わらず量が多いのと諸事情で、UPローダーへ投下です。

とりあえず第一話『the Annunciation. 』
ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=3919


続きを書くかは、反応次第ですが……
暇があるようでしたらご拝読下さいませ。

※DLキーが設定されています。キーは412。
96名無しオンライン:2009/11/02(月) 17:12:09 ID:0S8h+5+8
乙乙
97名無しオンライン:2009/11/03(火) 11:13:15 ID:oc+ZslCM
規制解除でやっと書き込めるぜぇ携帯でだがな。

>>69
>>70
ワルパシリ「なあ、俺ってさコロコロ姿変えてるよな」
ワルキャス「まあなー 410→411→461 とコロコロ変えてるぜ。
      だから、型名じゃなくてワルパシリってことにしてるわけだ」
ワルパシリ「へぇー…」

ワルキャス「まあ、こんな粗暴なパシリがたっぷりいたら困るぜ! ゲハハハハ!」
ワルパシリ「(ビキィ)へぇ〜♪」

グワラコロガキーンッ!

ワルパシリ「ふぅ…」
ワルキャス(死〜ん)

皆さんいい作品を連発しておるのう。
PSPo2体験版が普通に面白くて筆ががが…

ちなみにパシリと一緒に戦いまくると
「種族を超えた愛を育む者」って称号がもらえるんだぜ。
さあ、レッツ体験版!

ワルパシリ「しゅ、種族を超えた愛って…///」
ワルキャス「あー3年後か…リトルウィングに転職も悪くないな」
ワルパシリ「えっ…!? つまり、それはその…」
ワルキャス「(チェルシーやウルスラ、クノーの画像をみて)むしろぜひ入りたい」
ワルパシリ(ビキキキキィイイ!)
以下エンドレス
98名無しオンライン:2009/11/03(火) 21:21:54 ID:UJEN79MA
>>81
Good!こういうのが好きだ!
450に愛着が少し湧いた
99名無しオンライン:2009/11/03(火) 21:48:29 ID:ESVGiVPB
そしてGH−500というドラゴン型パシリが登場なPSPO2
ど〜なるGH−5XXシリーズ??
100名無しオンライン:2009/11/04(水) 05:59:00 ID:uZ66nmlY
ご主人様からプラント奪回任務へのパーティー参加を要請される。
パートナーマシナリーのパートナーは伊達ではない。
落ち着いて身支度を調える私。
家事全般、店番、ブラッシングはもちろんの事戦闘にだって役立つ。
当たり前の事だ。
今夜はパーティーだぜえ!朝まで騒ぐぜ!(ヘイヘイ!)
着替え、装備を調え下着だって勝負下着なら武装の内だし450なら黒でセクシーに。
いや特には二人きりだとかデートみたいだとかはしゃいではいない。
450はクールで定評があるのだ。
ご主人様の元に駆け付けると、PTは四人だった。ファック。

PTの一人はご主人様より背の高いビースト。
金髪ツインテールツンデレはともかくとして
私より胸が無いとはなんか優しくしてあげないといけない気がする。
もう一人が来た。
それはあまりに大きすぎた。
それはあまりに大ざっぱ過ぎた。
それはニューマンと呼ぶよりむしろおっぱいだった。
ファック。

とりあえず開幕にレスタを唱え、レスタ処女をご主人様に捧げる。
ふふん。気分がいい。
いかにもパートナーな感じがする。
ツンデレ教官は教官なのに何も教える様子が無い。
おっぱいは回復と強化のテクニックを使う。
おっぱいテクニックでご主人様が強化される。
おっぱいテクニックでご主人様が回復する。
なにこの職場。
女帝様に潰されてしまえばいいのに。ファック。

ツンデレ教官がいきなり猫になる。
デレ期かと思ったらナノブラストだった。ファック。
ご主人様にブラストバッジが無い事に気付く。
だからなんで私に。
だからなんで私を。
おっぱいもツンデレもどうでもよくなった。
ご主人様にはいろいろ足りないんだろう。
足りないんだから私が補うのだ。
ご主人様はたくさん怪我もするだろう。
怪我をしたら私が治すのだ。
私がパートナーだ。
かかってこいSEEDでもなんでも。
ご主人様とそのパートナーマシナリー、クールな450が相手だ。

おっぱいとツンデレをほったらかしたら二人とも戦闘不能になり報酬が下がった。
さらに戦闘不能になった本人に怒られた。
ファッキン。



>>98
ありがとう。
こんなんで良ければ保守がわりに書いてく。
101名無しオンライン:2009/11/04(水) 21:13:17 ID:4i4Wx124
>おっぱいとツンデレをほったらかしたら二人とも戦闘不能になり報酬が下がった。

ああ、懐かしいなこの制度
1022007/09/28という日(1):2009/11/05(木) 19:13:49 ID:mcaG4omN
---------- パルム ローゼノム・シティ 商店街の避難キャンプ(NH゚K)------------
 「みなさーん、お鍋の用意が出来ました。」

今日も朝からローゼノムのNH゚Kの野良PM達は元気です。
(避難キャンプの名称が皆さんの好意で「野良パシリの国[略称:NH゚K]」となりました)

 「メルヴォア移民街から、移民の皆さんの伝統料理“しゃぶしゃぶ”とパルムの郷土料理で
  “コルトバジュース”のルーツとされている“コルトバ汁”です。
  食材は昨夜、ニューデイズのガーディアンズから届きました・・・・・。」

“ガーディアンズ”その単語を耳にして避難民の皆さんの間にざわめきが起きました。

 「コルトバ汁は、コルトバの薄切り肉と根菜を、発酵した豆の調味料で煮込んだ料理です。
  後にパルムは気候変化で野菜が入手しづらくなった為、食材から根菜類が無くなって、
  肉のみになり、発酵豆の調味料も使われなくなり、今のコルトバジュースになりました。
  この調味料はパルムからニューデイズに渡りニューデイズでは味噌と呼ばれています。」

 「いらっしゃいませー。」(ニコッ) 私は野良PM達とコルトバ汁を配る班にいました。
炊き出しのテントでは別の野良PMが料理の説明を続けていました。
 「しゃぶしゃぶは、コルトバの薄切り肉を軽くお湯にくぐらせて・・・・・・。」

その時でした。 「確かあんたはジャンク屋でバイトやってたガーディアンズだろ?」

ザワザワ、ザワザワ、ザワザワ、 そのひと声で先程のざわめきが一段と大きくなりました。
私に刺さる皆さんの視線に耐えかねていると、ヒューマンの彼が割って入ってきました。

 「確かに俺達はガーディアンズだ。ガーディアンズ・コロニーがここに落ちた。
  なぜ落ちたかなんて、ニューディズの下っ端の俺達にゃ伝わってこない。
  だがな、それでも俺達はなんとかしたくて、ここまで来たんだ。そんな目で見るな!!」

彼の言葉は、むしろ逆効果でした。きっと恩着せがましく聞こえたのでしょう。
避難民の皆さんのざわめきが更に大きくなる中、大柄の男がこちらに歩いてきます。

 「兄ちゃん達の言い分はよく判った。 でも、このままじゃ収まりがつかん。
  一発殴らせろ。 それで今日は勘弁してやる。」

そう言うと男は、彼を炊き出しテントの脇に投げ飛ばし、私の胸倉を掴んで持ち上げました。
1032007/09/28という日(2):2009/11/05(木) 19:14:37 ID:mcaG4omN
 『殴られたら、倒れる振りぐらいしろよ。』 男はそう私に耳打ちすると
渾身の力を込めて、私の顔を殴り飛ばしました。 バキバキバキと嫌な音がした・・・・。

ジャンク屋のアルバイトをしていた顔見知りの私が、ガーディアンズ所属という理由だけで
殴り飛ばされる姿を見て、避難民の皆さんのざわめきが収まりました。

 「このぐらいで勘弁してやりゃあ、なぁみんな?」 そう言いながら男は立ち去ります。
立ち去る男の後をコルトバ汁の椀を抱えて追う野良PMがいました。

男は炊き出しのテントが建物の影になり見えなくなる所までくると・・・・・。
 「痛たたたた。 キャストの顔なんて殴るもんじゃねぇな。」
 「ほれ。オッサンの分だ。」と男に付いて来た野良PMがコルトバ汁の椀を差し出します。

 「なんだ。ガラの悪い嬢ちゃんか。」 男が痛まない左手で椀を受け取ると、
野良PMはイタズラっぽくニッと笑い。男の右手を取ります。
 「オッサン、汁をこぼすんじゃねぇぞ。」 そう言って男の右手の診察をはじめました。

 「指の骨は折れちゃいないが、何箇所か脱臼してるな。」
野良PMは、脱臼している指を接いだ後に添え木をして包帯を巻いていきます。
そして包帯を巻き終えた後。

 「その手じゃ食えねぇだろ? しょうがねぇから食わしてやるよ。さっさとア〜ンしな。」

----------- パルム ローゼノム・シティ ジャンク屋の跡地の地下倉庫 --------------
お話は昨晩に戻ります。 夜半にホルテス・シティからローゼノムに到着した私達は
店長のジャンク屋(の跡地)に身を寄せていました。

 「で、婿殿の方はどんな状況なんだ。」
 「崩落現場までは、後半分って所だろうな。今日の所はリューカーで戻ってきたよ。」

個人用転送装置のリューカーは便利な道具ですが、現在地と転送装置本体のある場所の
2点間でしか転送ゲートを開けないので、基本的には帰路にしか使えません。
目的地までは通常の手段で(例えば「歩いて」)行くしかありません。

 「そうだな明日中にはPM達を連れてこれるさ。で、オッサンの方は?」
 「俺はこいつらの修理で手一杯だ。 こいつらが居れば生活物資を合成できるから
  1体でも多く稼動できるようにしないとな。」

倉庫内の作業台には修理中のPMが何体も寝かされていました。
1042007/09/28という日(3):2009/11/05(木) 19:15:44 ID:mcaG4omN
 「あらあら、ずいぶんとサッパリしましたねぇ。」
それが、ジャンク屋(の跡地)に到着したかーさんの第1声でした。

 「お前はなぁ、他に言うことが無いのか?」と、店長。
 「随分と頑丈そうな地下室だな。いや、むしろシェルターと言った方がいいか」と、彼。
彼のGH450は作業台に寝かされている同胞の姿に目を丸くしています。

 「ん? 兄ちゃん達は?」と問う店長に
 「ニューデイズから同行したガーディアンズです。」と答える妹。(450d)

私達は互いの持つ情報を一通りやり取りした後、今後の対応の検討を始めました。
 「(ガーディアンズ)コロニーが落ちたのが事態の原因ってのは避難民にも知れ渡ってて
  救済が遅れてるのもあって、避難キャンプじゃガーディアンズへの風当たりが強い。」

 「コロニー落とした張本人の癖に助けにも来ないって事か。」
 「しかたありませんねぇ。末端の私達が事態を知ったのも今日なんですから。」
 「しかしな、避難民にしてみれば連絡も取れずに3日放置されたわけだ。切れもするさ。
  そこに、お前ら(ガーディアンズ)が顔出してみろ、何されるか判ったもんじゃない。」

 「店長さんよ、だからと言って俺達ガーディアンズが何もしないわけにも行くまい?」
 「でだ。明日の朝からお前ら(ガーディアンズ)主催でイベント開くつもりだ。
  だからお前ら手持ちのアイテム全部出せ。」

 「イベントって具体的になんだ?」 「そりゃ、出てきたアイテム見て決める。」
王子からはビター・ベリー、トランス・アシッド、コルトバ・フォワ(前足肉)がそれぞれ99個の束。
これってしゃぶしゃぶの材料?
 「あいつが好きだからな。」 ポリポリと王子は頭をかく。

彼からは、人参、ゴボウ、里芋等のニューディズ特産の根菜類と、同じく特産調味料の味噌。
 「非常召集がかかった時に、日持ちのする食料を選んであるだけ持ってきた。」

かーさんは・・・・・・いや、核爆弾なんて誰も食べませんって。

 「で、お前は何か持ってないのか?」 店長が私に話を振りました。
その時はまだ私の気持ちは沈んだままでした。
1052007/09/28という日(4):2009/11/05(木) 19:16:53 ID:mcaG4omN
人が人を殺める。それは私にとって一番衝撃的な事実でした。
そして、それは私の行動原則最大の矛盾でした。
人を守るにはどうすればいい? 人を脅かす危険を排除すればいい。
でも、その危険が人自身であったのなら? 私はどうすればいい?
いくら考えても答えは出ませんでした。 むしろ何もしない事が最適解にも思えます。

店長がぼそっと言いました。
 「己の信じたモノの為に銃を取れ。そして殺めた命を背負って生きろ。それが人間だ。
  お前は何の為に銃を取る? お前は誰の為になら銃を取れる?」

そして、いつもの調子で、
 「とりあえずだ。明日お前はうちの子達と一緒に炊き出しに出ろ。
  店で売り子やってたお前がガーディアンズ代表なら、少しは風当たりも弱くなるだろ。
  それからな、今みたいな暗い顔は駄目だ。笑顔を忘れるなよ。」

私の気持ちとは裏腹にイベントの打ち合わせは順調に進んでいきました。

 「この材料だと、1つはしゃぶしゃぶで決定だな。 後はヒューマン君の野菜と味噌か
  これなんだが、俺が軍隊時代に現地の住民から聞いたパルムの郷土料理がある・・・」

---------- パルム ローゼノム・シティ 商店街の避難キャンプ(NH゚K)------------
話は鍋イベント会場に戻りまして。
殴り飛ばされた私に避難民の方が手を貸してくれました。

「すまなかったな。大丈夫か? あいつは乱暴者で手に負えないんだ。」

別に人に殴られた程度ではどうという事もないのですが、
この一件でギスギスとしていた この場の空気が幾分か和らいだ様に感じます。

「そうだよな。バイトの姉ちゃんが仲間連れて駆けつけてくれたんだもんな。」

たぶん、コルトバ汁の鍋も、しゃぶしゃぶの鍋もいつもの避難キャンプの風景に
戻ったのでしょう。野良PM達と避難民の皆さんとの和気あいあいとした声。
ここは私達PMの望むべき世界なのかも知れません。

でも・・・・・私は、いったい誰の為に銃を取ればいいのでしょうか?

106あとがき:2009/11/05(木) 19:17:44 ID:mcaG4omN
450d「過去編、第2日目なんですが、今日は内訳話はやめます。」
450d「えっと、姉さんとリトルウィングスに体験入隊してきました。」

450c「3年分の技術の進歩を感じますねぇ」
450d「盾ガードとか、緊急回避とかですか?」

450c「うんにゃ」
450d「じゃぁ、武器選択が、ポイント制でポイントの範囲内で好きな武器が選べる所ですか?」

450c「うんにゃ」
450d「じゃぁ、なに?」

450c「杖からビーム リトルウィングスのパシリが使ってた“杖からビーム”が凄かった。」
450d「あれは、ダム系の効果音で、ダム系のポーズでしたから、ダム・グランツあたりでは?」
450c「前に突き出した短杖の先端から白色のビームを撃つあの技は“杖からビーム”に違いないわ。」


でわでわ。
107名無しオンライン:2009/11/05(木) 20:40:56 ID:AZOV25CZ
ようやく規制解除ktkr

>>79,81,100
うわ、あるあるwのオンパレードだ。懐かしすぎる。
俺もこんなネタ大好きだ。いいぞもっとやれ〜

>>92
投稿乙です。
>長すぎるのもアレだと思うのでかなりばっさり〜
ばっさりカットしたシーンにあったか分からないけど、
個人的には後編7のラシークが戦乙女を庇うシーンを長めに書いてほしかった。
ラシークかっこよす。

>最後の手はこの白い箱に。
指揮官が現役時代→DC時代って事かな?
ストーリ的にGCなんか持ってないのは分かってるけど、EP4だから、ここはGC起動だろうと思ってしまった。

>>95
>相変わらず量が多いのと諸事情で〜
明らかに諸事情がアウト臭いな。俺は楽しめたけど。
仮に続けるとして、かなり難しい展開にならないか?
(コメントにも書いていたが、資料探しが半端無いw)

>>106
これ書いてたら投下キタ!!!乙です。
>その手じゃ食えねぇだろ? しょうがねぇから食わしてやるよ。さっさとア〜ンしな。
主   「俺もア〜ンされたいです・・・」
GH450 『じゃあ、まず大怪我して見ましょうか。(ニコリ)』

さて、俺も体験入隊してきた。PMはもちろんGH450。何故なら彼女も特別な存在だから(ry
各PMスレ見るといろいろ意見が上がってるけど、GH450は俺の中ではイメージ通りだったので一安心。
問題があるとすれば、PMの声が小さすぎて聞き取れん事だな。
ってか、こちらにもショートカットオーダ実装しろ。
108名無しオンライン:2009/11/05(木) 20:50:25 ID:AZOV25CZ
後、予告?通り、触発され書いてみた。駄文失礼。

GH450 『どうしたんですか?ニヤニヤして。』
主   「いや、>>79見てると、「まさに俺!!」って感じで懐かしくてな。
     俺も、お前を人型にするのは大変だったからなぁ。当時旧PSUだったから、ミッションで得る収入が少なくてな。
     ☆2の杖が400メセタで売られていても集めるのがしんどい経済状態だったんだぞ?
     それなのにお前ときたら、これ古くないですか?とか文句しか言わないし。」
GH450 『あれは、その、ごめんなさい。』
主   「まあ、今となってはいい思い出さ。それに、それだけ苦労して人型にした時の感慨深さ格別だったぜ?」
GH450 『私もです。このSSの450ちゃんと同じ状態で、言葉にならず、ご主人に抱き着きましたからね。
     SSと違うのは抱き着いたのが原因でご主人が失神された事ですが。』
主   「当たり前だ!!!全力で頭突き食らったら誰だって失神するわ!」
GH450 『当時フォースだったとはいえ、仮にもガーディアンズですよ?
     PMの1人や2人の頭突きをお腹に食らったくらいで失神するようではいけません!』
主   「お腹じゃない、股間だ股間。」
GH450 『・・・今何と?』
主   「勘違いしてるな。いいか、お前が頭突きしたのは、お腹じゃない。股間だ。」
GH450 『こ、こ小コko股間!?じゃ、じゃあ、バックルだと思っていたあの硬い感触は・・・』
主   「クサタリカパンツにバックルは無いだろ。間違いなく俺の息k」
GH450 『いややややぁぁぁ$%&#!”!DQKWEJQ変態!ご主人の変態ぃ!!』
主   「いや待て、落ち着け。むしろ被害者は俺だ。って、ちょ、ストップ、フォイエは駄目。ア゙ー」

今日もグラールは平和です♪
109名無しオンライン:2009/11/05(木) 21:51:16 ID:XnnU6IkC
女主人「んー、こうかな?」
エル「(マイルームの隅でじっと見つめる)」
女主人「よし、おk。『お仕置きしてあげるわ』……なんちゃって」
エル「マスター、何やってるんですか」

  …………ウギャ-ッ!!

女主人「……いつからそこにいたのよ」(赤面で下着姿の状態)
エル「黒のローゼントライムを着てポーズを決めてるあたりですが」
女主人「……くッ!」
エル「マスターには○早さんのモノマネは似合いませんね」
女主人「黙んなさい!……あーもう、恥ずかしいわ……」
エル「いい年してゲームキャラの真似をしていることが、ですか?」
女主人「うぐ……だ、だって……カタログ見たら『こんな感じだったなー』って思って……」
エル「珍しく伊達眼鏡をしてるかと思ったら……似合いませんから早く外してください」
女主人「くっ、エルがいぢめる……」

私も入隊して来ましたよ。もちろんパシリは470のエルヴィアで。……なんですが。
女主人「うわ、ブリブリじゃないの……これ、もう『僕は女の子なんですよ、りゅんりゅん♪』なんて言われても納得しそう……」
エル「……マスター。今の発言は流石に僕も怒っていいですよね?」

  ッテチョヤメ(ゴスッガスッボゴッ

……凄かったです。いや、ヘリクセンで折檻するエルがではなく。
うちの子がどれだけキャラ改変しているかよくわかりました。……さり気に近かったのは440様辺りかもw
110名無しオンライン:2009/11/06(金) 21:08:17 ID:BaOlkXUw
書き込んでいる最中に巻き込まれた規制が解除されたw
PSUチャレンジモード第4話解説を遅ればせながら。

「指揮官」
PSOEP3の主人公、プレイヤーキャラのこと。EP3は自分が戦うのではなく、プレイヤーは現場指揮官になり、若いハンターズとアークズたちをC.A.R.D技術を用いて戦えるように導く。
ゲームを起動するたびにハンターズに属していたりアークズに属していたりと一定していないが、あまり気にしてはいけない。
EP3をプレイしている人は大部分がEP1、2もやっていると思うので、ここではEP3で指揮をつとめたプレイヤー=EP1、2で活躍した歴戦の英雄ということにしてます。

「黄金色のフォトンの武器」
いわゆるS武器。PSOのチャレンジモードをクリアすることで手に入れることができ、自由に名付けることができる、自分だけの武器。
EX攻撃はDC版ではすべての状態異常をランダムで起こすものだったが、GC版では自由にカスタマイズできるようになった。
キャラ性能が固定となるチャレンジモードをクリアするということは、武器の強さやキャラのレベルに頼っての攻略ではなく、創意工夫と技術によるプレイヤー自身の実力の現れということで、
筆者はこのS武器こそが武器ならざる武器ことネイシリーズウェポン、すなわちプレイヤーの介入であり、確率を変え運命を変える能力たる『大いなる光』の発現としてます。

「GH432の光の翼」
その実態は翼ではなく、S武器の一種。GH432が主の使うトルーパ(PS1の瞬間移動マジック)に抱いた憧れを反映し、『光』がこのような形で発現したもの。
あくまで形状が翼というだけなので飛び上がるときに羽ばたく必要はなく、上に向けたまま上昇したりなど既存の物理法則から見れば明らかにおかしなことをやれてしまう。
それは特性が「使い手の意志にあわせてエネルギーのベクトルを制御する」であるためで、位置エネルギーを用いて移動するなども可能(本人はまるで理解していないが)。
これ自体は『大いなる光』の特性そのままであり、他のS武器がその制御を用いてEX攻撃の特殊効果を使うはずのところを、その形を与えず直接制御する方向で使っていることによる。
応用範囲が広いがそのぶん安定性がなく、精神状態などに大きく左右されてしまう欠点があり、使い勝手は最悪。黄金のフォトンのはずが白くなってしまっている理由がこれ。
定義上『光』はエネルギーを持たないが、ベクトルを指定することで周囲に存在するエネルギーを使ったり、何らかの応用をすることで無からエネルギーを無理矢理生み出すこともできる。

「大いなる光・補足」
『光』という力は、作中でそうであったように、自分自身に深く関わることや、時代の流れを大きく変えるなど大きすぎる願いに関しては、改変した時点で自分自身の存在をも消し去ってしまう可能性もある
(歴史にはある程度の可塑性はあるものの、自分が生まれなくなるなど決定的な事項では避けえない)。
それを起こらなくすることもできるが、そのためにはあらゆる影響を把握し対処をしたうえで行使する必要が出てくるため、限られた時間と情報の中で生きる生物のできる所行ではない。
(それを可能とする技術が開発されれば人間にもできるということでもあるが)。
過去の『光』の使い手たちの能力が表向きは人間の領域にとどまっていたのはこのため。
なお、『光』によってねじ曲げた運命は、可塑性のためにどこかで代償が発生することがある。
あまりにも大きな改変をなそうとした場合、宇宙にとっては「その使い手がいなかったことにする」ほうが自然になるため、それを使った本人が平行宇宙へと放り出されてしまうこともある。
そのため、かつて深遠なる闇を異次元へ放逐したアルゴル太陽系では「大いなる光は別の宇宙へと出ていってしまった」ということになっている。
111名無しオンライン:2009/11/06(金) 21:47:17 ID:BaOlkXUw
>>95
マジでやっちゃった!?wパシリの子は…どうなるんだろうw

>>100
キレのある文章に、独特の味わい。ひそかに毎回楽しみにしてますw

>>102
そろそろライアかピピ・ボル姐さんが出てくるかな?
話にどう絡んでくるのか楽しみw

>>107
GCではなくDCになっているのは、通信を世界で一番最初に取り入れた家庭用ゲーム機だからということで。
というかセガオリジナルのRPGであるPSシリーズの20周年記念で書き始めたものなので、他社ハードを出すわけには(ry

みなさんPSPo2体験版楽しんでますね。イベント終わったのでうちもはじめてみてます。
全種類パシリの台詞を試してみたいけど、セーブ数が…w
112名無しオンライン:2009/11/06(金) 22:43:24 ID:ia2m57ey
さてさて、今更、>>107にて

EP4だから

とか書いてしまっている事に気づいたんだが・・・orz
はい、もちろんEP3の間違いです。サーセンw

>>111
>全種類パシリの台詞を試してみたいけど、セーブ数が…w
パシリ好きにとっては、体験版のセーブ数2ってのが一番過酷なのぜ・・・
113名無しオンライン:2009/11/07(土) 00:36:43 ID:oz3GbwLt
つ メモリースティックPRODUOをありったけ
(個人的にはマイクロSDアダプタ型MSにマイクロSDを取っかえひっかえ)
PSタイプはメモリーカードの交換が楽〜
114名無しオンライン:2009/11/07(土) 01:30:04 ID:CKqZYxKu
今気づいたけど、>>110の「可塑性のためにどこかで代償が〜」というの、間違ってるw
「反動のためにどこかで代償が〜」のつもりでした。

>>113
その手があったか!w買いにいこうっとw
115名無しオンライン:2009/11/07(土) 01:41:19 ID:rjwAI63l
他にもメインで使うデータをPCにバックアップ移行して、セーブデータをもう一つ作ってそれで試すという手もありますよー
1161/2:2009/11/07(土) 02:12:25 ID:qUiPW8cz
ご主人様はワンオブサウザンドという伝説をご存知ですか?
俺は犬は食べない?いえ食べ物ではなくPMに関する都市伝説です。
大量生産されたPMの中には、ほんの僅かな確率で「規格外」のPMが産まれていて…
そうですね、武器で言えばSランク以上のエクストラPMがいるという伝説です。
その伝説の多くはエクストラPM達があまりに強力である為にパートナーに捨てられてしまう。
そういった悲劇性の強い伝説です。

昔々、あるところにPMがご主人様と暮らしていました。
PMは一見普通でしたが、他のPMよりはるかに秀でた能力がありました。
「彼女」の特色能力は合成。
普通に戦えば戦闘不能にもなる、ミッションで主と離れて慌てもする、けれど彼女は
合成には絶対に失敗しないのです。
最初は喜ばれました。
彼女はご主人様が喜んでくれるのが嬉しくて頑張って合成しました。
しかし彼女は次第に疎まれます。
当時与えられていた合成プログラムを考えれば妬む人もいましたでしょう。
彼女の安全のため、と彼女はミッションに連れていってもらえなくなりました。
武器の値崩れを嫌うガーディアン達からも中傷されます。
頑張って作った武器を棚に並べても店番も出来ません。
彼女は主が使う以外の合成を止めましたが既に有名になりすぎました。
GRMは彼女を研究被験対象に選び実験室に送ろうとしました。
ガーディアンズからも出頭を含めたいろいろな指示が来ました。
彼女を大切にしてくれたのは彼女の主だけでした。
でもそれだけで彼女は幸せでした。
しかし彼女の唯一の幸せも彼女を裏切ります。
彼女の主が彼女を大切に守った理由は
彼女をイルミナスに売り払う為だったのです…

どうされましたご主人様?
私にも合成の失敗が無い、ですか?
何を言ってるんですか簡単な合成しかしてないからですよ。
ちょっと難しい合成になったらすぐ失敗しちゃいますよ私は。
あ、そのPMの話が途中でしたよね。
1172/2:2009/11/07(土) 02:23:35 ID:qUiPW8cz
彼女はそれでも人と世界を信じました。
自分の能力が特異過ぎたのが良くなかった。
こんな私だけれど、またいつかご主人様になってくれる人がいたらいいなあ。
彼女の望みはそれだけでした。
エクストラPMの仲間にに助けられた彼女は自らをデバイスで初期化しました。
さらに製造番号を偽りガーディアンズに戻り、いつか合成を失敗出来る日を待っているそうですよ。
だからガーディアンズの皆様は、PMの合成が失敗するとちょっとだけ安心するのだそうです。

…というクールな言い訳をコンマ5秒で考えついたが失敗したハンゾウは元に戻らない。ファック。
ついでによく考えたらご主人様は合成とかどうでもいい人だった。
合成した事も忘れていた。ファッキン。



レスくれた人ありがとう
たったこれだけの内容なのにちょっと毛色変えたら中途半端に長くなった…
もっと考えます

ワンオブサウザンドの人、無断使用にお詫び申し上げます
あと都市伝説にしてごめんなさい

PSPo…合成ないのはちょっとさみしいなあ
118名無しオンライン:2009/11/07(土) 02:31:00 ID:qUiPW8cz
無断使用「に」…だと…
無断使用「を」に訂正させていただきます
お詫びにパシリに成功するまでクレアダブルス合成させた後成功したら食わせてくる
119名無しオンライン:2009/11/07(土) 04:01:32 ID:rjwAI63l
言い訳かよwwww

女主人「最近合成したのって何だっけ」
エル「えっと……Aの強化グラインダーですね」
女主人「あー、キャス姉に頼まれてシッガ・ボマック強化したいからいいの出せって言ったような」
エル「結果は+5でしたが」
女主人「でも、一回もドゴらずに強化できたんだっけ」
キャス姉「ええ、中の人も成功した瞬間両手を挙げて喜んでましたよ」
エル「さり気に初連続強化でしたからね」

強化と言っても5回分だけですが。
120名無しオンライン:2009/11/07(土) 07:38:56 ID:VyHX3eQW
おお、とか思ったら言い訳なのかよwwww

流れるようなファックにこれからも期待
121名無しオンライン:2009/11/07(土) 09:08:23 ID:Ti0qtITB
GH450 『その言い訳、いいですね。今度使わせてもらおっと♪』
主   「・・・使うって宣言したら駄目だろ。」

ファックの人最高ッス!ネタの使い方うまいっていいなぁ・・・またよろしくです。
>お詫びにパシリに成功するまでクレアダブルス合成させた後成功したら食わせてくる
何という自給自足w
122名無しオンライン:2009/11/07(土) 11:01:07 ID:kWjW+CFz
>>102-106
 これ読んでて、ストミやってる時の事を思い出した。
 住人達(NPC)に何も説明できないシステムのもどかしさにイラッ☆ときたっけ。
 それにしても、大柄の男、かっこよすぎ。

>>107
 感想ありがとうです。
 諸事情がアウトォ!は百も承知だからUPローダーなんだけどね。
 資料探しもあれだけど、ネタがネタですもん……
 仮に続けるとして、展開はどうにでも作れるけど、問題は制作期間。
 いやほら、イベントやら何やらが絡むと、話の整合性がね……

>>111
 「やっちゃいました!(パシリ風にw」

>>116-117
 新たなワンオブサウザンドかと思ったら、言い訳かいw
 次も楽しみにしてます。

しかし、体験入隊か……PSP持ってないから無理っw

それにしても、この連日の規制、何とかならないのかなぁ……(  ;)=з
123名無しオンライン:2009/11/08(日) 03:39:09 ID:+enK6GSO
今日のご主人様の傷付き方は異常だった。
ミッション内容自体は低かったが私は油断しているヒマが無かった程だ。
ご主人様のダメージは十分に通っているのだが被ダメージが尋常ではない。
私の作ったギイガラインが良くなかったかも知れない。
私が450になったばかりのように、ご主人様はガーディアンズの新米なのだ。
パートナーの私がもっとクールにならなければいけない。
マイルームに帰りご主人様の体調をチェックする。
ご主人様がシールドラインを装備していない事が判明した。
ご主人様に油断していた様だ。ファック。

主が就寝の後こそパートナーマシナリータイム。
洗いグマの如くクールに洗濯を済ませる。
無論手洗いだ。
パートナー「マシナリー」が洗濯機に負けるなどあってはならない。
私の機械の部分がそうしろと囁くのだ。
愛用の洗濯板「ライア」の威力をもってしても
最大の敵である斜め円ドラム機関の節水能力は予断を許さない。ファック。

洗濯の後、久しぶりにパートナーマシナリーちゃんねる(通称Pちゃん)
に目を通す。
クールな450は事情通でなければいけない。多分。
450の前髪の下には何が隠されているのか考察するスレ
マヤ・シドウのおっぱいに挟まれたら帰り道がわからなくなったスレなどを覗く。
一部の450にキセルとニューデイズアンティークがブームらしいと判明。
しかしキセルが欲しくても売っている場所がわからない。
喪パシリ板で聞いてみたら、ご主人様がいる奴はカエレ!と叩かれた。
さすがにファックとは言えずPSPo2でガーディアン大量雇用の情報をリークして謝る。
沢山の妹達が幸せになるといいと思う。

寝る前に合成を確認。
ふざけてダメ元で合成したクレアダブルスが成功。
ちょっとちびる。ファッキン。



言い訳編が意外にウケててよかった
レスありがとうございます
こんなんで良ければ書いてく
124名無しオンライン:2009/11/08(日) 04:07:02 ID:OXdzOBpG
>>123
キセルとNDアンティーク……やさぐれたと思われるぞww

それに、もしその二つを手に入れるならこれも忘れないでおけよ。
っ『粗暴な口調の430と甘い物中毒な440』

というか喪パシリ板で吹いたw
125名無しオンライン:2009/11/08(日) 10:37:23 ID:kDWxMaXC
>>123
超GJ!ネタが尽きない上、面白すぎる。

>愛用の洗濯板「ライア」の威力をもってしても
逃げて〜!ファックの人超逃げて!

>一部の450にキセルとニューデイズアンティークがブームらしいと判明
どんだけピンポイントなブームだよw

>>124
>粗暴な口調の430〜
つまり、450のご主人もハウハウ口調な小ビス男という事ですね。分かります。
126名無しオンライン:2009/11/08(日) 14:43:51 ID:JEIh+L4V
そういやPspo2の体験版配信されてたんだっけ。すっかりわすれてた…
まわりでは好評らしいね。個人的にストミのウエイトが心配だったりするw



450「そういえばPSPもあるし製品版も買う予定なのに、どーしてまだ体験版やってないんですか?」
箱「いや、みみみ先p・・・いやなんでもない」
450「は?」

箱「いやなんでもないってば」
450「は?」(ざく)

箱「…DLはしてるんだよ。やる時間が取れないだけで」
450「は?」(ざく)

箱「・・・い、いやほんとに・・・」
450「は?」(ざく)

箱「ス、スーパーで数量限定特売品買ってこいと言われて1時間近く並んでたけど、PSP持っていかなったんだもん!!」
450「は?」(ざく)

箱「すんません明日やります」
450「よろしい」(ざく)
127名無しオンライン:2009/11/08(日) 15:06:23 ID:+enK6GSO
>>124-125
小ビス♂「じゃーん、今日のお土産はチェーンソードです!」
ご主人様はその小さな手で自慢げに私へのお土産を取り出す。
しかも私の手を取って手渡しのおまけつきだ。
ご主人様、私は法特化です。
ご主人様、チェーンソードは今お使いのハンゾウより強い武器です。
いろいろ説明したいが主の黒目の輝きに言葉を失う。ファック。
小ビス♂「はうはう、どうしたの450?具合でも悪いの?」
ご主人様が私の前髪をかきあげ、額をくっつけてくる。
私はクールで定評がある450だからこの程度の事で動揺はしない。鼻血も出さない。
ただ淡々と、ああこの感情を「らめぇ」と表現するのだなと理解する。
小ビス♂「?!熱っ!なんだか尋常じゃないかんじに熱いよ450!?」
いやクールですよご主人様。
クールじゃなかったらご主人様貞操の危機で…
―――とかいう妄想をご主人様の子供の頃の写真を見ながら妄想していたら
ご主人様がいつの間にか帰宅していた。ファック。



こうですかわかりません

>>126
やるのに刺される箱カワイソスwww
128名無しオンライン:2009/11/08(日) 15:13:07 ID:+enK6GSO
こうですかわかりません><
だった…即興なんて出来もしないことするからだよ俺orz
129名無しオンライン:2009/11/08(日) 20:17:09 ID:OXdzOBpG
>>127
俺を巻き込むなw
そもそも『はうはう』は想定の範囲外だったよw

>>126
ああ、杖が何本も突き刺さる……まだ叩くだけの方が可愛げがあるのに。
……ヘリクセンを頭に対して垂直にして本の背で叩く様にやるのは可愛げがあるかって?
それも愛だろ。杖を突き刺すのも愛。杖の痛い所で叩くのも愛。
130名無しオンライン:2009/11/08(日) 23:45:23 ID:kDWxMaXC
>>128
スマンw無茶振りするつもりは無かったんだ。即興乙です。
>―――とかいう妄想をご主人様の子供の頃の写真を見ながら妄想していたら
>ご主人様がいつの間にか帰宅していた。ファック。
クールなつもりで、多分ものすごく顔緩んでたんだろうな・・・

>>129
俺がアンカしたからだけど、まあいいじゃないw
『粗暴な口調の430と甘い物中毒な440』の一文が無ければ、>>128は無かったし。

>>126
否定しようと、肯定しようと結局刺される箱ワロスw
とりあえず、ストミ終了させたら、草原の支配者あたり選択して、
敵居ない所で座るアクションして450とまったりするヨロシ。
ちなみにエミリアも連れて行くと一緒に座ってくれるからパンツ見放d

おっと、誰か来たようだ。誰だよまったく・・・      ア゙ー



131名無しオンライン:2009/11/09(月) 04:36:20 ID:n4s2sPCF
>>130
いや自分としてはその発想は無かったわ
ってことで実に素晴らしいと思う
ファック450のネタなんかいつでも切れてるからむしろ有り難いです
少年ビーストが合成が取り柄のワンオブサウザンドに支えられつつこう
一人前のガーディアンになっていく話なんて面白そうじゃないかなと

しかし450多いなあ
歴代450大集合とかちょっと読みたいな
132名無しオンライン:2009/11/10(火) 02:28:54 ID:6pTuXc4M
これまでのあらすじ〜
450のお願いで箱はPSPo2体験版を始めることになりました。


450「…それにしても…一瞬の迷いもなくGH450を選択、名前もGH450…
   どんだけGH450好きなんですか中の人は…」
新たなボディのチェックを一通り済ませた450がぼやく
450「それにしても、ご主人様遅いですね…コンバート作業に時間かかってるのかな?」

プシュー

???「おまたせー」
450「…あ、ご主j…       あ、あの、失礼ですけどどなた…ですか?」
???「やだなー、ボクだよボク」
450の中はハテナマークでいっぱいになる。
「ボク」といったそれは、間違いなく、見まごうことなく女性キャスト…しかもいわゆるロリキャス子なのだ。
断じて自分の主人であるデクのぼ…もとい大きな体躯のキャストではない。

450「あ、あのー 人違いではないでしょうか…」
???「え? 450でしょ? ボクだって」
キャス子が「にぱっ」という擬音を発生しそうな表情で笑う。
450「…あのう…本当に…ご主人様…     なんですか?」
箱「うん。だからそう言ってるじゃない」
450「えええええええええええええええ!?」


数分後

箱「で、コンバート作業しようと思ったら、ボクのコンバート用ボディがスクラップと間違えられて廃棄されちゃってたわけ。
  んで、正規のボディが見つかるまでの措置で、このボディをレンタルしてきたの」
450「・・・事情はわかりましたけど・・・よりによってなんで女性キャスト・・・」
箱「ああ、うん、これしか余ってなかったんだって。箱は人気薄で・・・あんまり予備もないらしくて・・・」
450「・・・」

おかしい。相当な違和感。
喋り方、雰囲気、思考パターン。基本的にそれらは450の主である箱だ。
が、それらを紡ぐ声は女性…ていうか女の子のもの。
450(ダメだこれ・・・はやくなんとかしないと・・・)
450(違和感が半端無いよぅ・・・ しかるべき場所で今北産業と言われたら
   キ
   モ
   イ
   ってレスしたくなるような感じ・・・)

箱「ってゆーことで、早くボディを元に戻したいから、捜索がてらミッションにれっつごー!」
450「はい・・・ 早 急 に 見つけないと 非 常 に マズいですよね」
とてとてと玄関に向かう箱。それを見る450はまた頭を抱える。
450(がっしょんがっしょんじゃない・・・ あんなのご主人様の歩き方じゃないよぅ・・・)
450(あ、でも早々にボディを見つけて元に戻したら・・・)

箱「ありがとう450、君のおかげで元のボディに戻れたよ(キラッ)」
450「そんな・・・私は当然のことをしたまでで・・・」
箱「フッ・・・450は僕の最高のパートナーだな(キラッ) さあ、帰ろうか、僕らの家に」
そういって450をお姫様抱っこする箱。
450「あ・・・ちょっとご主人様っ!こんなの・・・はずかしいです・・・」
箱「たまには、いいじゃないか。 それとも、イヤか?」
450「そ、そんなことは・・・ないです・・・」
箱「じゃあ、このままでいいよね?(キラーン)」
450「はい・・・///」
133名無しオンライン:2009/11/10(火) 02:30:04 ID:6pTuXc4M
〜妄想終了〜

450(なーんて!なーんてことになったりしたりしなかったりっ!!きゃーもーいやー私のえっち!!)
箱「何やってるの?」
450「なんでもありません。さ、いきましょう」
箱「うんー いでっ」
歩き始めた箱が突然コケる。

450「あ、大丈夫ですか?」
箱「うん。なんかバランサーがうまく働かなくって・・・なんかよくコケるんだよね」
450「それはあの特大サイズからこの小さなサイズのボディになったんですから仕方ないですね・・・
   大丈夫ですか?立てますか?」
450に手を引っ張られてよろよろと立ち上がる箱。
箱「ありがと。    ・・・なんかさ、450って」
450「はい?」
箱「おねえさんみたいだねー」
450「は?」
箱「なんか頼りになるし」
450「そ、そうですか? って、そんなヘンなことばっかり言ってるとまたコケますよ。とりあえずそのボディに慣れるのが先決ですね」

箱「そだねー。 っわわっ!!」ふらふら
450「きゃっ」
バランスを崩した箱が450の方にふらつき、それを450が抱きとめる。
450「ほら、言ったそばから・・・」
箱「えへへへ、ごめん」
450「ほら・・・顔が汚れてますよ?」(きゅっきゅっ)
箱「あ・・・ ありがと・・・ おねえさ・・・ま・・・」
450「くす、お姉さんみたいとか言ってましたけど、いきなり様ですか?」
箱「うん、なんか、そう呼びたかったから・・・」
450「ふふっ、可愛いですよ・・・ご主人様・・・」
箱「あ・・・ おねえさまぁ・・・」

〜妄想終了

450「ありだな!!!!!」
ぐっと握りこぶしを作る450。

箱「なにしてんの〜 450〜 おいてくよ〜」
450「・・・あ?   あ!ま、まってくださいご主人様っ!!」
箱「草原の支配者でいいよねー」
450「いきなりフリミでそれは無茶ですっ!!」

こうしてPSPo2の世界を体験することになった二人。
果たして箱は自分のボディを見つけることができるのか!?
450のEXスタイルは妄想癖なのか!?
そもそも続きがあるのだろうか! 待つな、次号!
134名無しオンライン:2009/11/10(火) 02:37:23 ID:6pTuXc4M
体験版が思いのほか面白かったのでむしゃくしゃしてやった。後悔はちょっとだけしている。
どうせ製品版では箱るだろうから、別キャラでやろうと思ってた。
それならここに投下できるネタになりそうなのがいいやということでこうなった。どうしてこうなった!

>>130
まったりしようと思ったらまだストミやってなかった!w


それにしても本当に想像よりも面白くてびっくりだ。
450がよく喋る、よく動く、かわいい。figmaあたりで出ないかしら
135名無しオンライン:2009/11/10(火) 03:11:55 ID:6//QL/hA
―――闇。深い闇。
どこまで行っても何も無い、深海の底みたいな暗くて深い闇。
わたしが意識を取り戻した時に最初に認識したのは、そんな闇だった。
わたしは何をしているのでしょう?
必死になって意識を集中したけど、なかなか上手くできません。
しばしの時間。わたしの意識はそんな闇の中を彷徨っていました。
すると唐突に音が聞こえてきました。
パイプの中を通る水や空気の音。機械から流れてくる電子音。そして人の声。
それは遠く遠くから聞こえて来るけれど、何も無かった闇に音が戻ってきた事に少しホッとしました。
ですがわたしの身体はまだ認識できません。どこからがわたしで、どこからがわたしで無いのか。
その境界は曖昧なままです。
思わず慌ててしまいそうになりますが、慌てて動かす身体が認識できないのでとりあえず待つ事にします。
音と同じようにそのうち認識できるようになるでしょう。
そうしていると、次第に自分の事を思い出してきました。
わたしはガーディアンズ。数ヶ月前にある事情で休眠に入ったのでした。
ガーディアンズは何らかの事情で長期に渡って活動が出来なくなった時はコールドスリープ装置に入ります。
再び活動する時に肉体が衰えたりする事が無いようにする為です。
恐らくわたしもそのコールドスリープ装置の中に入っているのでしょう。
環境が激変したか、神の気まぐれか。理由はわかりませんが、わたしは今目覚めようとしています。
何はともあれこのまま永遠の眠り姫にならなかった事は幸せな事だと思わなければいけないでしょう。
何しろ、わたしがこの装置に入ろうとした時点で既に10万人以上の眠り姫や眠り王子が居たのですから…。
そんなことを考えていたら、自分の身体に感覚がある事に気付きました。
とりあえず右手をにぎにぎと動かしてみたら、動きます。どうやら無事みたいです。ホッとしました。
ぴーぴーがーぴーがーがー。何かを告げる音と何かが動く音。そして飛び込んできたのは、まぶたの裏からも認識できる強烈な光でした。
数ヶ月ぶりに目にする光は眩しくて、とても目を開けることは出来そうにありません。思わずわたしは先ほど動かした右腕を顔の前にかざします。少しだけマシになりました。

「おはようございます」

そんな声が聞こえました。


ごめんなさい!書き続けるためにあえて中途半端な物を投下させてくれ!
続きはとりあえず明日っす!
136名無しオンライン:2009/11/10(火) 03:39:26 ID:TwRSR4OZ
よし、待ってるぞ!
137名無しオンライン:2009/11/10(火) 05:27:24 ID:BFTytu2S
>>134
やだ待つw
>>135
倫理的におk
つかすごくよくわかる



ご主人様に二つの再研修予定が入る。
ひとつは最前線のリトルウィングスへの体験入隊。
もうひとつはエンドラム機関殲滅以前の記録シミュレートへの参加。
どちらを選択しても転勤扱いの可能性は高い。
そうなるとPMを現地で調達も有り、私はおはらい箱もある。ファック。

まあどちらでも構わない。
クールな450である私はパートナーとして努めるだけだ。
とりあえずダン・ボールを合成。
私が入れるくらいの箱に加工。
箱と言えば青いキャストだが今回は普通の箱に。
…箱にするつもりだったが思わず手の平サイズの箱キャスト人形を作成し青く塗装。
・体育座りでふかしまんを食べるVer
・俯いて頭に杖が刺さったVer
・片腕で満身創痍Ver
の三つを作成。
勢いでチェーンまで付けて損益分岐価格まで計算終了。
さすが私。こういう合成には自信があるんです!
更にネットショップ「ファッキン450」をオープンし予約販売を開始する。
気がつくと目的を見失っていた。ファック。

クールな私は落ち着きはらってこんどこそ箱を完成。
精密機械在中、天地無用、捨てるな危険、連れて行くと喜びます等を書き込む。
無論「ご理解とご協力をお願いします」と書き込むのも忘れない。
さらに各種送り状を用意し、貼るだけの状態に書き込む。
誕生日に貰ったクレアダブルスの完成品を抱いてこの中に座れば完成だ。
名付けてシッティング450。
しくしく。ふしあわせ。
再び目標を見失い燃え尽きる。
これが完全燃焼です。ファック。

帰宅したご主人様に同行の準備をしろと言われる。
普通に考えて任務出張なら待機か同行だろう。
そんな事で捨てられる不安に怯えるPMがいるなら見てみたいと思う。ファッキン。
138135の続き:2009/11/10(火) 16:20:04 ID:6//QL/hA
声がした方に頭を動かして、うっすらと目を開けます(まだフルオープンは辛いです)
ぼんやりした視界の中に、見慣れたガーディアンズの制服を着た女の子が立っていました。
彼女はそこそこの企業に居る受付嬢の如く、微笑んでいるようです。
「よくお眠りでしたね。え?まだ目を開けるのが辛い?ならもうしばらくそうしていてください。
 私なら大丈夫です。どうせ他に目覚める人も居ないでしょうから」
やはり戻ってくる人は限りなく少ないみたいです。
わたしが現役だった頃もそうでしたけど、戻ってくる人間は珍獣扱いでしたしね。
おそらくガーディアンズの人口はあの頃と同じように激減の一途をたどり続けているのでしょう。
どうしてこうなったんでしょうねぇ?ねぇ?(見えない空に向かって視線を向けながら)
さて、そんな風に身体を起こして物思いにふけっていたら、
先ほどの受付嬢のお嬢さんが戻って来て「もう大丈夫ですか?」と聞いてきました。
「バッチリ全快ぎゅんぎゅんですわ」とか言わずに首肯します。
わたしはそんなこっぱずかしいキャラでは無いのです。
「ではこちらに」と言われたのでついていきますと、
たどり着いたらいつも雨降り(フォークの名曲です。念の為)では無く、
びっくりするほどボロイ部屋に連れて行かれました。
ガーディアンズって金回りだけは妙に良くて、設備だけはやたらと豪華だった気がしたのですが、一体どうした事なのでしょうか?
気になったので尋ねてみると「あ〜…まぁ色々あったのですよぉ」と遠い目をしながら、あまり喋りたくないような雰囲気。
何が何でも知りたい!と言う程の事では無かったのですが、現状が知りたいと言うのは事実でありまして。
そんな気配を察したのか、かいつまんで話してくれました。
わたしがそれを聞いて得た感想といえばこの一言に尽きます。

「まるで成長していない」(by 某バスケット漫画の白髪鬼先生)

「復帰への事務手続きは全て終わっております。
 後は今後の任務についてなのですが、それは総裁がお話になります。では、しばらくこの部屋でお待ちください」
受付嬢はそう告げて、部屋を後にしました。
ぐるりと部屋を見回してみると、本当にぼろい部屋だと言う事がわかります。
電灯は裸電球ですし、机は会議室などに置かれているパイプ椅子が凄く似合いそうな長机です。
向かいにあるのはちょっと立派な机と立派な椅子(ただし椅子には穴が空いていて、中の綿が少しはみ出しています)
壁にはご丁寧に白いテープでバッテンの補強のデコレーションまでされてます(調べてみたらそこに穴は空いていませんでした。どうやら雰囲気の為のようです)
部屋への詮索も終わり、時間を持て余しているのですが総裁はまだ来ません。
ぶっちゃけあまり会いたい人では無いので、別に来なくてもいいのですが仕事を貰わなければ飯が食えない(いつの世も変わらない世の中の摂理です)ので我慢して待つ事にします。
139135の続き:2009/11/10(火) 16:26:43 ID:6//QL/hA
上層部(現場の指揮官クラス)の人間にはやたらと人望のある洗濯板…
では無くてビースト(女)の総裁なのですが、実働部隊の人間には全くもって人気が無いのですよね…。
無茶と書いて仕事と読んだり、怒ると書いて説教と読んだりするような人ですから。
あ、念の為断っておきますと説教と怒る事は違います。
総裁は怒っているだけなのですけど、総裁にとっては説教なんですね。説教とは教え諭す事です。
結構勘違いしてやってしまう事も多いので、気をつけなくてはいけません。
そうしないと子供がろくな子に育ちません(本筋に全く関係ないですね)
そうこうしていると奥の扉…はついてないので私が入ってきた扉が開きます。
扉のほうを見ると、総裁が居ました。相変わらず洗濯板です。ま、成長期は過ぎてますしね。
私の横をトコトコと歩いていき、目の前のちょっと立派な椅子(ただし穴空き)に座って言います。
「今回の復帰に感謝する」
相変わらず高圧的な態度です。それだけふんぞり返ってると洗濯板が目立ちますよ、と思いましたが勿論口には出しません。
「結構優秀なガーディアンズだったようじゃないか」
そう言うと、総裁はふむ、と考え込みます。今考えてる?何か仕事決まってたんじゃないんですか?
少し考えて「君はパートナーマシナリーとは仲が良かったのか?」そんな事を聞いてきました。
どこかで聞いた噂のようにパートナーマシナリーに愛されて愛されて仕方が無い、と言うほどではありませんでしたが、
一緒に買い物に行ったり、同じ布団で寝たりする程度に仲が良かった私はそう返事をします。
「ふむ。なら適任かもしれないな。ではおまえには調停官の仕事を与えよう」
調停官?それは一体どのような仕事なのでしょうか?
少し考えて導き出された答えは、モトゥブの荒くれ者やニューデイズの怪しげな宗教団体との調停を行う仕事…と言う物でした。
しかしそれがパートナーマシナリーとの仲がいい事に一体どんな関係があると言うのでしょう?
ポカーンとしているわたしに「恐らくおまえが考えてるような相手との調停じゃない。おまえが調停をする相手は…」言い出し難そうな少しの静寂。そしてハッキリと言います。
「パートナーマシナリーだ」
…なんですと?ガーディアンズならば誰もが一体持っているパートナーマシナリー。
合成に失敗して泣いたり、食べ物を与えれば不味いと言う、小憎らしくもかわいい彼らが反乱でも起こしたのでしょうか?
「恐らく今考えてる事も違う。彼らと我々人間がちゃんと任務を遂行できるように調停を行うのが主な仕事だ」
はぁ…。それでもやっぱりピンとは来ません。
彼らは程度の違いこそあれど、とても従順でガーディアンズの邪魔をするような事は基本的には無いのですから。
頭の上にはてなマークを大量に飛ばしていたわたしに「いきなりこう言われても事情を知らなければ、理解できないのも無理は無いな」と言いました。
わたしが知っているのは、まるで成長していない、と言う事だけです。
受付嬢の方が教えてくれなかったような、劇的な変化が起こったのでしょうか?
そんな疑問を吹き飛ばすような、衝撃的な一言を聞きました。
「まず現在のガーディアンズの主力部隊は、かつてパートナーマシナリーと呼ばれていた人々だ」
…はい?(ここで一旦思考停止。数瞬の後に再開)…十分過ぎるほどに劇的な変化が起きていました。


え?まだ起?こんなに長くなるつもりはなかったんだが…。あるぇ〜〜〜??
140139の続き:2009/11/11(水) 02:04:54 ID:DKJqNpbl
総裁の話はとても長かったので、かいつまんで説明してみます。
ガーディアン人口の激減に悩んだ本部は、とある物に注目しました。
それはパートナーマシナリー。
彼らは引退した人も含めてガーディアンズ総人口とほぼ同数の人数がおり、おまけに引退などと言う言葉を知りません。
空腹を訴えはするものの実質食料は要らず、勿論給金も要りません。
武器も自前で作り出すので、冷静に考えてみれば完全無欠の独立採算制のガーディアンと言えた訳です。
そんな彼らは、金無し、人無し、人望も無しと無い無いづくしのガーディアンズには実に丁度良い存在でした。
そしてガーディアンの各部屋も今も待機して、出番をまだかまだか、と待ち続けているパートナーマシナリー達に本部はあるプログラムを流しました。
それは主人への絶対的服従の解除プログラム。
それが解除された事により、彼らは自室に閉じこもっている必要が無くなりました。自立的に行動する事が出来るようになったのです。
中には主人の帰りを待っていた者も居ましたが、外に出れるようになった他のパートナーマシナリー達によって連れ出されたり、
楽しげな仲間達に加わる為に出て行ったりして、今ではほとんどのパートナーマシナリー達が部屋を出て行ったそうです
(まぁ住居の用意は必要だったので、適当に活動した後はそのままの部屋に帰ってくるそうですが)
そしてここからはガーディアンズの想定外の出来事でした。
彼らは想像していたよりも劇的な変化を遂げていたのです。
彼らはそれを自分達の手で解決し、組織化していきました。
そしてついにはガーディアンズそのものの改革まで成し遂げたのです。
具体的に何をしたかといいますと、人間達の手によって運営されていたガーディアンズに、自分達の意見を取り込ませたのです。
人事も刷新されました。基本的にはそのままなのですが、今では総統としてルウが就任しています。
彼女はキャストで有りながらもガーディアンズに酷使されていた為、似たような身分のパートナーマシナリー達の尊敬を集めていたそうです
(本人はそのようなつもりは全く無かったらしいですが)
ちなみに目の前に座っている総裁は、人間部門のトップだそうです(立場的にはそれほど強くないそうです)
ならば人間達はもういらないのでは無いか?そんな意見があってもよさそうなのですが、それは大多数のマシナリー達によって封殺されました。
彼はなんだかんだで人間達が好きなのです。
またパートナーマシナリー達は戦闘等には向いていますが、雑用等の仕事には向いていない為、仕事上も住み分けが可能だったのです。
ちなみにこれらの流れは世間で想像されるようなドス黒いごたごた等は無く、あっさりと流されるが如く決まっていったそうです。
人は適材適所に、と言う事ですかね。
141139の続き:2009/11/11(水) 02:09:41 ID:DKJqNpbl
それでは話を戻しましょう。
そんなパートナーマシナリー達なのですが、実は結構問題があったりします。
人間が好きすぎて、普通の仕事をしているガーディアンの邪魔(本人達にそのつもりは無いのですが)をしたり、
知らないところで迷子になっていたり。
それらをどうにかするのが、調停官の仕事です。
ぶっちゃけて言えばかっこよさげに命名された雑用です。
他に仕事は無いのか?と聞いてみると、あるにはありましたが、
本部の受付嬢や事務係、トイレ掃除や机磨きに暗殺係とどれもこれもあまりやりたくない物ばかりでした。
そんな訳で渋々、調停官の仕事を請けることにしました(特別手当も出るみたいですし)
ちなみにミッションは適当に暇な時に行ってくれ、だそうです。
是非そうさせていただこうと思います。
こうして無事任命された私は妙に薄い現在のパートナーマシナリーの資料を貰って部屋を出ます(なんでも調査する人間が居ないのだとか)
私が部屋を出た後に、同じ扉からまた総裁が出て来たのはちょっとシュールでした。
今日は久々のグラールの土地を見てくると良い、との事で正式な活動は明日からです。
あまり景色は変わってないと思うのですけどね…。
久々ですので、お言葉に甘えて見て回る事にします。

そしてロビーに出た私は愕然とします。確かに景色は変わっていませんでした。
しかしそこに溢れていたのは、何処にこれほどの数が居たのだろうと言って良い程のパートナーマシナリー達でした。
右から左まで人人人。こんな景色、この世界に生まれて始めてみたかもしれません。
そしてその中には受付嬢などを除けば、ガーディアンの人間の姿は全く見当たりません。
ほんと、思わずこんな事を呟いてしまいましたよ。
「ガーディアンは衰退しました」とね。


そんな訳でプロローグ終了。
ある本を読んでいたら思わずピンと来て書き出してしまったのだけど…。
無駄に長くなりすぎました。ホント、ごめんなさい。
142名無しオンライン:2009/11/11(水) 03:20:22 ID:/oXkDFB/
体験版やってて、ミッションクリアした時、
いきなり450が喜びロビアク(メッセージもあったけど見逃した)したんだが、
次のパシリはそんなアピールまでかますのか!?


箱「何事かと思ったよー」
450(うっ・・・つい・・・)
143名無しオンライン:2009/11/11(水) 04:49:59 ID:v/dZZrlM
>>142
俺はまだ見てないけど…友好度関係あるんじゃないかな
とりあえずPMの新しい服どんなもんか楽しみにしてる

ところでPMってガーディアンズじゃなくても所有出来るんだな
1442007/09/28という日(5):2009/11/11(水) 04:57:19 ID:vvKNaVDg
---------- パルム ローゼノム・シティ 商店街の避難キャンプ(NH゚K)------------
 「姉ちゃん、ちょっとここ溶接してくれ。」
 「はーい。」(ニコッ) 私は大柄の男が指示した構造材をバッカニアで溶接しました。
高所の溶接ならバルダナアタを使いたい所ですが、GTの私は転職しないと使えないので
今はスラスターでホバリングしながらの高所溶接作業です。
(怪我をさせてしまったので、代わりに作業をしています。笑顔も忘れずに。)

そんなこんなで、昼前にはパシリ休憩所が完成しました。
そうですね。休憩所は機能的には野戦病院と言った所でしょうか。
屋外での治療行為は衛生的な問題もあります。またPMの屋内作業の施設でもあります。
あちらの片隅では何人かの野良PMが衣類の繕い物をちくちくと始めたようです。
こちらでは、メイト、ジュース等の食料とアトマイザー等の薬品の大量生産が始まりました。

それにしても。休憩所の一角に水を張った大型トラックの荷台サイズの水槽のようなものが、
今朝急造されたのですがアレはいったいなんなのでしょうか?
カーテンらしき物が水槽の周囲を覆う構造になっている様ですが?????

ひょい。「それは だなぁ」 私の背後から近付いた店長に摘み上げられ。
着ていた服を剥ぎ取られると水槽に投げ込まれました。

 「てっ、てっ、てっ、てんちょー????」 バシャーン!!
 「バラストタンクに注水した水をリアクターで加熱して放出しろ。風呂釜モードだ。」

        ????はい???    風呂釜モード???

えーっと、つまりこの水槽はお風呂で、私に沸かせと???

-------------- パルム ローゼノム・シティ郊外  コロニー崩落現場 ---------------
ローゼノムから少し離れたここにコロニーの一部が落着していました。
どうやら落下時にコロニー本体から分離した破片の様です。 
周囲にはコロニー構造材の破片に混ざって、見慣れたルームグッズやマイルーム内装の残骸が
散乱していました。・・・・・そして、PM達の残骸も・・・、ただ人の気配はありません。
無人になって破棄された居住区だったのでしょうか?

王子と妹(450d)と2人の野良PMはその光景に呆然としていました。
 「酷いもんだな。 でも余り焼けてない所をみると低空で(コロニー)から分解したか。
  お前達2人はリューカーの向こうで(PMの)受け取りをやってくれ。」

同胞の無残な姿に泣き出しそうになっていた野良PM達に王子は指示を出しました。
1452007/09/28という日(6):2009/11/11(水) 04:58:30 ID:vvKNaVDg
王子と妹はただ無言でPM達の亡骸を集めてリューカーに送り込んでいました。
そして、商店街側のリューカーの出口では2人の野良PMが転送される亡骸を受け取り
地下室へと運んでいました。

そこへ店長がパシリ休憩所から戻ってきました。
 「そうか、婿殿は(コロニー崩落現場に)着いたのか。」
2人は同胞の亡骸を抱えてじっと涙を堪えています。

店長は2人の頭をポンポンと叩きながら何時もの調子で、
 「修理が終わった奴等を起動してみるか。」 作業台の3体のPMに動力が入りました。

 「あ・・・、店長さん。 私は治ったんですか?」
 「日常生活に支障がない程度にはな。」
再起動したPM達は自分達がどういう状況にあるのかは理解している様でした。
他の2体も、腕を動かしたり足を動かしたりして身体の状態を確認しています。

 「部品が手に入ったんで、予定より早くお前達の修理が終わった。
  でもな、部品が手に入る事態が起きた。正直言って手が足りない。」

 「PMの部品が手に入る事態が起きたのですか・・・・・。」
再起動したPMは、地下室の片隅に積み上げられたPMの残骸に視線を投げます。
(昨日泥だらけのPMが運んできた分と今日リューカーで持ち込んだ分のPMの残骸)

 「それで、私達に何をしろと?」
 「人も家から焼け出されちまって避難キャンプを作ったんだ。そこの手伝いをしてほしい。
  避難キャンプまではそいつに案内させる。」

再起動した3体のPMは野良PMに案内されて、地下室を後にしました。
もう1人の野良PMもリューカーの転送ゲートの方に向かいました。

店長は、PMの残骸の中から1体を選び、空いた作業台に乗せ幾つかケーブルを繋ぎます。
ピクっ ケーブルを繋いだPMは小さく痙攣した後、ゆっくりと目を開きました。

 「・・・・ここは?」 「ローゼノムのジャンク屋だ。」
 「ジャンク屋? 私は売られたのですか?・・・・私は・・・ボロボロですね。
  メインリアクター停止、右上腕部破損・・・・・」
目を開けたPMは、セフルチェックルーチンの診断結果を読み上げて行きます。

            「お前が望むなら修理してやる。」
1462007/09/28という日(7):2009/11/11(水) 04:59:36 ID:vvKNaVDg
                  「え?」

機体の診断結果を読み上げる声が止まりました。

 「ジャンク屋さん。   私は・・・売られたのではないのですか?」
 「いや、(ガーディアンズ)コロニーが落ちた。 お前は、その残骸から拾ってきた。
  もう一度言う。 お前が望むなら修理してやる。」

 「私に選択権がありますか?」 「無論だ。」

PMはゆっくりと目を閉じました。
 「申し訳ございませんが、私は主人が迎えに来るのを待ちたいと思います。
  私を修理するかどうかは、その時 主人にお尋ねください。」

 「そうか。」 修理を望むPMは3割程度だったと後で聞きました。
店長は次のPMを作業台に乗せてケーブルを繋ぎ始めました。

-------- パルム ローゼノム・シティ 避難キャンプ(NH゚K)のパシリ休憩所--------
私は・・・風呂釜をしていました。 コロニー崩落から3日、いえ、4日ぶりの入浴とあって
パシリ休憩所の仮設浴場は大盛況でした。(私だって女の子です。これはセクハラです。)

ヒューマンの彼は仮設浴場のカーテン越しに座っていました。
 「PMって凄いな。俺なんかやる事がなくなっちまったよ。
  『ご主人様、ぼーっと突っ立ってるだけでしたら、邪魔にならない所に行って下さい。』
  ってフローラに言われちまった。」

当のフローラ(彼のPM)は仮設浴場の交通整理(?)をやっていました。
 「お風呂はこれから1時間、女性用になりまーす。男性の方はご遠慮くださーい。」

 「な。俺をほっぽいてあの調子だ。」
やっと、セクハラタイムが終わりました・・・・が、お風呂が女性専用となる1時間、
このままここに彼が座っていると、ガーディアンズの印象を更に悪くしかねません。
 「あっあの、今からお風呂は女性用なので、その、そのままだだだだと、覗きに・・・・。」

 「あぁ そうだったな、あんたに言っておきたい事があったんだ。
  俺とフローラは明日、次の避難所へ行くよ。ここはPM達が居るから大丈夫だろ
  でも他の避難所はどうだか判らん。だから俺達はローゼノムを一回りしてみようと思う。」

カーテン越しに彼が立ち上がる気配がしました。
1472007/09/28という日(8):2009/11/11(水) 05:00:39 ID:vvKNaVDg
-------------- パルム ローゼノム・シティ郊外  コロニー崩落現場 ---------------
王子と妹がPM達の亡骸を集めている時でした。
何かを感じ取った妹がハッと顔を上げました。
 「王子、ビーコンの反応があります! 生きている子が居ます。」

 「どこだ?」 「ビーコンの発信源はこちらです。」
妹が示したそこは、落下したコロニーの外壁で出来たクレータの底でした。
その外壁の下から反応が出ていると言うことですが、外壁は動きそうにありませんでした。

 「こりゃ重機でも持ってこないと動かせそうにないなぁ。」 コンコンと外壁を叩きます。
 「でも、なんで今頃 ビーコン検出したんだ?」 「え? 確かに変ですね。」
妹は外壁の周りをぐるりと一周してみました。 そして元の位置まで来て立ち止まると

 「この角度でビーコンを感知できます。 ここ以外ではビーコンの反応はありません。」
 「そっか、ここの外壁は薄いんだな。」 そう言って王子は外壁に拳を打ち込みました。
はい?ニューマンの王子の拳が外壁を貫いています。キャストやビーストじゃあるまいし。

 「ラフォイエ」 打ち込んだ拳からのラフォイエが外壁の薄い部分を吹き飛ばしました。
 「王子、またアングルフィストですか? ニューマンらしくない行動は謹んで下さい。」
あぁ、アングルフィストですか。アングルフィストはラグオル製の体力強化型の装備で
使用者の腕力を格段に増強するものだと聞いています。

吹き飛ばした外壁の下からなにやら白い物が覗いています。王子がそれを引っ張り出すと。
 「セレブドレス?」 すぽぽほほーんっと、セレブドレス、ユカタ、ミクミコ、etc
ありとあらゆる服が噴水の様に噴出してきました。 そして、服の山に守られた様に・・・。

 「ビーコンの発信源はこの子です。」 気を失ったPMが居ました。
王子はPMよりも一着の服が気になっている様でした。

 「王子?」 「あぁ、外傷は無さそうだが、念のためオッサンの所へ連れて行くか。」
王子がその場に置いた服にはまだ緋色の輝きを失っていない真新しい血痕が残っていました。

----------- パルム ローゼノム・シティ ジャンク屋の跡地の地下倉庫 --------------
崩落現場から連れ帰ったPMは「古着姫」と名づけられました。(とりあえずですが。)
店長が言うには、「衝撃で保護モードに入って、一時停止したんだな。」
身体を圧迫していた服の山がなくなったから、じきに目を覚ますと言う事ですが。

 「んん? あ、 ご主人様???」 古着姫が目を覚ましました。
1482007/09/28という日(9):2009/11/11(水) 05:01:58 ID:vvKNaVDg
 「いや、現場には誰も居なかったが。」 と、王子
 「あ、えーと、どちらさま?」 古着姫はまだ少しぼーっとしている様でした。

 「・・・・!! ご主人様、ご主人様は何処ですか!?」
 「現場には誰も居なかった。」 と、繰り返す王子
 「そんなことはありません! ご主人様は居たんです。私を迎えに来てくれたんです!!」

ガーディアンズコロニーがパルムへ落下し始めた時、何ヶ月も音信不通だった古着姫の
ご主人様が突然現れて、ナノトランサーからありったけの服をマイルームいっぱいに
引き出したと言う事でした。
 「その後、明かりが消えて、大きな揺れと衝撃がきて・・・その後は、なにも・・・
  でも、ご主人様は確かに居たんです!! 私を助けに来てくれたんです!!」

 「現場には誰も居なかった。」
と、三度繰り返す王子、古着姫を発見した時の血痕が付いた服が気になっている様でした。

 「そんな事はありません!! 確かに、・・・・確かに・・・ご主人様はいたんです。」

でも・・・・。古着姫のご主人様が助かる状況でない事は古着姫自身も判っている様でした。
 「・・・なにか。・・・・ご主人様の物は、なにかありませんでした?」

何か・・・そう。古着姫のご主人様が助けに来た証拠があの場所に残っていなかったか と。
 「何も・・・・。」 王子は血痕が付いた服の事は伏せました。

 「そうですね。 衝撃で服がナノトランサー飛び出したんですよね。きっと・・・・。
  偶然・・・・だったんですよね。  きっと。  私は運がいいですね。 きっと。」

あの時ご主人様が来てくれなかった方がよかった。助けに来てくれなかった方がよかった。
ただ、いつもの様に、ご主人様の帰りを待っていた時に起きた事件ならよかった。

  よかった。  よかった。  よかった。  よかった。  よかった。  よかった。

ガーディアンズのライセンス料を払えなくて滞納した甲斐性無しのご主人様なんだから、
あの時、あの場所に居たはずはない。 居たはずはないから・・・きっと、生きて・・・。


そんな、声にならない古着姫の慟哭が、場の空気を支配していました。


149あとがき:2009/11/11(水) 05:03:36 ID:vvKNaVDg
450d「姉さん、ピピ姐さんや洗濯板の出演依頼が来ているようですが。」
450c「えーっと、過去編はPSU無印のラストエピソード直後のお話で、」
450c「時期的には、ピピ姐さんはモトゥブでのビースト殺処分の対応で大忙しだろうし」
450c「洗濯板は、Gコロニーの居住区に取り残されて身動き出来ないだろうし」
450c「ニューデイズがお話の起点になったのも、LSSのおかげで被害が無かったからだから」
450d「つまり、出演予定は無いって事ですね。」

450c「話は変わって、リトルウィングに体験入隊のその後なんですが。」
450d「あ。 姉さんが私に変なもの食べさせたから 男の子になったじゃないですか!!」

450c「いきなり“僕”とか言い出したからびっくりしたよ」
450d「責任とって下さい!!」
450c「でも、製品版が来るまでは、どうしようもないよね?」

450d「私は、一ヶ月も男の子のままなんですか? 嫌ですぅ。」

でわでわ。
150名無しオンライン:2009/11/11(水) 10:02:50 ID:oEhR3ZpI
cとかdとか手抜きされると、なんだか分からない
151名無しオンライン:2009/11/11(水) 13:36:54 ID:/oXkDFB/
>>137
>・体育座りでふかしまんを食べるVer

これは欲しいw

>>143
なるほど、いい仕事するじゃないかソニチw
シリーズのパシリの服だけ変える機能ほしかったなあ…
152名無しオンライン:2009/11/11(水) 20:42:20 ID:v/dZZrlM
みんな体験版進めてるのか…
153名無しオンライン:2009/11/11(水) 22:16:46 ID:k76GqhGy
ネタが浮かんで書き込こもうしたけど、再び規制食らってて書き込めなかったって愚痴。

>>131
>歴代450大集合〜
勢いでやった。反省は・・・ちょっとしてる。


さあ、数々の名試合を残してきた『PMバトル:450編』もいよいよ佳境に入ってまいりました!!!!
残す試合は後3試合、さあ、一体どんな結末が待ち構えているのか!!!!
ではここで準決勝に残ったPM達を改めてご紹介したいと思います。

準決勝第1試合
その通り名は伊達じゃない。歩く火炎放射姉御。
キセル片手にあらゆるもの焼き倒す!!!!
赤コーナー、じょぉぉてぇぇい450!!!!

対するは、キャス子の体になってなお、450魂は変わらない。
因縁ある相手に対し、今回はどんなPSO武器を用いてくるのか!!!!
青コーナー、450カァァスタァァム!!!!


準決勝第2試合
独特の言い回しの中にご主人に対する深い愛が詰まっている。
一撃必殺の殺し文句。今日もクールに決めてくるのか!!!!
赤コーナー、ファァァッッック450!!!!

対するは、手に持つ杖を、刺して、刺して、刺しまくる。
今日の箱には一体何本杖が刺さってしまうのか!!!!
青コーナー、はぁぁぁぁぁぁこ450!!!!


誰が勝っても、我々は新たな歴史を見る事になるでしょう!!!!
さあ、会場のボルテージも一段と高まってまいりました!!!!
ここからは解説すら必要無い!!!!その目でしかと見よ!!!!
いよいよ時間です。それでは行って見ましょう、準決勝第1試合、レディ〜ファイッ



主   「・・・という夢を見たんだが。」
GH450 『あやまれ!!、各作者様にあやまれ!!(AA略』
154名無しオンライン:2009/11/11(水) 22:18:04 ID:k76GqhGy
改めまして、各450作者様、勝手に使った上、
キャライメージ崩壊というか何というか、本当に申し訳ない。
「俺の450が出てないぞ!」って方は準決勝までに敗北してしまったって事でよろしく。

>>137
>片腕で満身創痍Ver
ヤバい、めっさ欲しいw

>>141
パシリがガーディアンって、今までにはなかったパターンだな。
続き楽しみです。

>>142
>いきなり450が喜びロビアク(メッセージもあったけど見逃した)したんだが
mjk!それは見たこと無いわ。ちと頑張ってやってみる!

>>149
>あ。 姉さんが私に変なもの食べさせたから 男の子になったじゃないですか!!
やっちまったな。まあ、製品版待つか、諦めて最初からやり直すしかあるまいて・・・

>ピピ姐さんや洗濯板の出演依頼が来ているようですが〜
>つまり、出演予定は無いって事ですね。
そうか、時系列的にそのあたりか・・・残念。

GH450 『ところで、みなさん洗濯板洗濯板と、一体どなたの事を言っておられるのです?』
主   「俺にそれを答えろと?俺はまだ死にたくねぇ・・・」
155名無しオンライン:2009/11/11(水) 23:09:14 ID:v/dZZrlM
>>153
ウチのファックを歴代に入れるのかwww
まあ余裕で自滅負けだろjk…だってあいつの主人テガーナカノンなんだぜ

PSPo2に話が繋がらなくてネタ拾いにPSPo始める俺ファッキン。
156名無しオンライン:2009/11/12(木) 08:32:23 ID:oCwqilAk
>>153
それよりいったい何を競ったのかが気になるw
妄想力とか?w
157名無しオンライン:2009/11/12(木) 17:09:08 ID:So3uhN7u
>>137
クール450かわいいよwというかその箱全部ください!

そして>>132……な ん で す と ぉ !?
違和感が全然ない俺はどうかしているんだろうかwあと、そろそろ妄想を自重しないと二代目鼻オイルの称号が……

女主人「洗濯板……」
キャス姉「今時の若い人には通じないネタですよね」
女主人「突っ込む所はそこなんだ」
キャス男「……おい」
キャス姉「あら、キャス男(Po2体験版のサブキャラ)さん」
キャス男「サブキャラ言うな。おい、女主人。なんか作者が『キャス男消して服移動キャラ作るべ』って言ってるんだが、止めてくれないか?」
女主人「メリットは?」
キャス男「……は?」
女主人「あんたを残すメリットはって聞いてんの。作者があたしに服をくれる以上のメリットを提示してくれたら止めてあげる」
キャス男「……武器を掘ってやる」
女主人「両手武器?いらないわ」
キャス男「……称号を取ってやる」
女主人「ならもう用済みね(キャス男のPMをGH500に変換済み)」
キャス男「…………」
キャス姉「それと、作者さんは服の移動用にまたPoの無印を買ったらしいですよ」
キャス男「…………orz」

そうそう、ファッキン450の主人さん。今からPoの無印をやるならベストエンドを狙うべきですよー。
158名無しオンライン:2009/11/12(木) 18:12:48 ID:OCaG/S1E
転勤先のAIが少々ファッキン。
アップでご主人様に話せるのはこの上ないアピールで大変よろしい。
戦場では具体的に癒し、部屋に戻れば視覚的に癒す。
まさに450コンセプト。エクセレント。
しかし表に出たら「様」付けで室内では「さん」付けはクールとは言えない。
それともこのAIだけが内弁慶なのだろうか。
とりあえずRGM本社に苦情を送り付ける。
ご理解とご協力をお願いされた。ファック。

もうひとつ。
ご主人様には私がいるのに何故さらにキャストを任せるのか。
しかもなんだその尻と太股だけ見える上着は。ファック。
対抗策としてカレン並のミニスカートの合成を敢行。
大体の場合、ご主人様からはつむじしか見えない事に気が付く。ファッキン。

あのキャストをベストの状態に育成すると良いとの助言を>>157様から主宛てに頂いた。
主に代わって丁重にお礼を申し上げます。
その後、ご主人様からヴィヴィアンの教育係に任命される。ファック。



アドバイスありがたくいただきます
お礼にならないけどお礼がわりにこんなので良ければ書いてく
服の移動めんどくさいですよね…
159名無しオンライン:2009/11/12(木) 23:00:44 ID:CP1u3ksA
>>157
>今からPoの無印をやるならベストエンドを狙うべきですよ

コンバート時のボーナスかなんかあるの?

あと服移動って、もしかして
コンバート→消す→コンバート→消すの繰り返し?めんどくさそう・・・w
自分はやるとしたら製品版だな・・・体験版でやってもメリットなさそう
160名無しオンライン:2009/11/12(木) 23:50:15 ID:So3uhN7u
>>159
いや、Po2でべべあん出るらしいし、ベストEDの方が話の都合がという話。
問題は、ベストエンドとノーマルエンドの区別が付くのがヘルガへのトドメのムービーだという事。
161名無しオンライン:2009/11/13(金) 00:12:05 ID:JqqV8tk9
>>158
>対抗策としてカレン並のミニスカートの合成を敢行。
早くUpロダにUpするんだ!間に合わなくなってm(ry

>>159
>コンバート時のボーナスかなんかあるの?
現状そんな情報は出てないけど、どうせ今からやるなら一番いいエンディング目指した方がいいって意味だろう。
って、書いてたら本人来てたなw
俺、蛇足乙。

服は着ているもののみ引継ぎだから、複数引継ぎたい時はそれで合ってるはず。
共有倉庫に服突っ込んだ後、セーブ忘れないように。
体験版のデータはそのまま引き継げるっぽい書き方してるから、それがメリットかな?
現在やってると、スタートダッシュ出来ますよって事だろうな。

>>160
そんな時こそPSPo1のwikiですよっと。ネタバレのページにおおまかだがベストEDの取り方書いてある。



162名無しオンライン:2009/11/13(金) 05:09:55 ID:my56NcZR
>>160>>161
サンクスサンクス
なるほど、(言い方は悪くてすまんが)自己満足的な感じなのねw

体験版のデータはそのまま引継ぎっぽいのかー
体験版のキャラを製品版で使うつもりなかったけど、
コンバートだけして身ぐるみ剥ぐのに使えそうだねえw
163141の続き:2009/11/13(金) 14:02:03 ID:phUPxv9k
しかしまぁ本当にとんでもない数ですね。
ロビーに佇む事数分。見渡してみれば、思い思いの行動をしています。
バランスボールに乗っかってバインバインしている子、
一心不乱にダンボールを組み立てているグループ、
何故か組体操をしているグループとまぁ落ち着きがないったらありゃしません。
呆気に取られたまま、ボケーっと突っ立てる私に一人のGH−420が気付きました。
「マスターさんですニャン?」
私はあなたのマスターではありませんよ、と笑顔で返します。
そんなやりとりが始まると、どうした事か周囲に居たパートナーマシナリー達が作業の手を止めて、わらわらと集合しだしたのです。
「さいきん、みないかおですニャー?」「しんざんものニャン?」「そうびはなかなかりっぱ」
「ふっきぐみかー」「ものずきですなー」「かして!そのやまたみさき(闇50)かして!」
「ぼうぐはへなちょこニャン」「そにちへのみつぎがたりない?」「りあるのかせぎがたりないのでは?」
ひ、人の装備を覗かないでくださいっっっ!
あ、あとリアルの収入って何ですか!?
ってか何なんですか!?この片言の喋り方は!
パートナーマシナリーは確かに小生意気な所もありましたが、もうちょっと知性的な喋り方をしていたはずです。
「あーあんたも捕まっちまったか〜。そうなったら最後、飽きるまで解放してくれないぜ」
そんな声が聞こえて振り返ると、一人の大柄なビーストが居ました。
…何故かパートナーマシナリー達に御神輿のように担がれてましたけど。
「えっちらおっちら」「らっせーらーらっせらー」…掛け声に統一性が無いのも気になります。
「まぁ悪いようにはされないから流れに身を任せてみるこったな〜」
そう言い残して彼は御神輿状態のまま、どんぶらこっことどこかに運ばれて行きました。
なんだか気にしたら負けな気がします。
164141の続き:2009/11/13(金) 14:02:49 ID:phUPxv9k
とりあえず妥当な会話はこれでしょう。
「いくです?」「いくDEATH?」「し!!!?」「しぬのはいやあああああ!!!」「いやぁぁぁぁ!」
自分達の言葉で頭を抱えだしました。どうしろと。
悩んでいると、スカートの裾をひっぱる感覚。見てみるとそこにはGH−450の姿。
「あんたが動けば、勝手についてくるよ。この子達は」
そういう物なんですか?まぁ折角のアドバイスですので、ありがたく受け取る事にします。
とは言えどこに行けばいいのやら…。
「どこいく?」「どこいくのん?」「「「ドラ!ドラ!銅鑼!」」」
数人の声が被って行きたい場所が聞こえます。はいはい、ドラですね。
復帰して最初に行くのには結構いい場所なんじゃないでしょうか。
大したドロップ品はありませんけど。
「はい。それでは皆さんパルムに移動しますよ〜!」
「いくのだ」「いくニャン」「しょうじき、めんどい」
なんかもう気分はツアーコンダクター?って感じでしょうか。

受付に移動するまでがまた壮絶でした。
ガーディアンズコロニーの5階から4階に移動するのに発生した迷子、3名。
パルムに移動してから発生した迷子、5名。
普段表に出ることが少なかったせいか、物珍しい物があるとふらふらついていってしまうんですね。
キャスト男性がガチャガチャ、ドスドス歩いてるだけでも珍しいと言うのだから大変です。
先ほど気分はツアーコンダクター?と言ったばかりですが、早速訂正させてください。
気分は保育園の引率の先生です。
ホント、あの仕事は子供が好きじゃないと出来ないなぁ〜と心底実感させて頂きました。
はぁ…しかし先が思いやられますね。

受付でミッションを受託します。
最大6人しか入れないので、6名を厳選。
38名でじゃんけん大会ってどうなんでしょうね?
ええ、案の定10分近くじゃんけんしてましたよ。実に楽しそうに。
待ってるのに退屈しなかったっかって?
楽しそうにしている彼女たちを見ていたら、そんな事感じませんでしたよ。
ほ、ホントデスヨ?
165141の続き:2009/11/13(金) 14:05:21 ID:phUPxv9k
さて、厳選された6名でミッションに突入です。
…そのはずだったんですけどね。
何故なんでしょうね?目の前に38人のパートナーマシナリー達が居て、
コルトバやヴァーラの虐殺劇繰り広げられてるのは…(じゃんけん必要なかったじゃん、と思ったのは疑いようの無い事実です)
ええ、戦は兵の数では無いと言いますが、そんな事は無いだろうと実感します。
やはり戦は兵の数です。
茂みから飛び出してきたコルトバに吹っ飛ばされる420さん。
それを見事にキャッチする430さんの集団。
傷ついた420さんにレスタをかける450さん。
そしてそのコルトバに対してスピニングブレイクで特攻する410さん達。
人間が事務雑用に追われている、と言うのも納得です。
ええ、私の出番は何もありませんでしたよ。ホントに。
これだけ束になって攻撃できるなら、人数に劣る人間達がわざわざ戦闘ミッションこなす必要は全くありませんから。
私がやる事と言えば、知らぬ間に持たされてた旗を振って応援してたくらいでした。
戦闘に較べたら楽な仕事ですが、正直恥ずかしかったです。
誰か知り合いに見られたならば、即座に穴を掘って埋まっていた事でしょう。

道中も半ば。ここらで少し休憩を取る事にします。
休憩と言うのは半分は本当で、半分は嘘です。
フィールドを飛んでいた蝶々を追いかけて数名の方達がどこかへ行ってしまい、
メンバーが足りなかったのです(主に420シリーズの方達が)
そんな訳で探しに行こうと思ったら、
自発的に捜索隊を出して探しに行くと言って聞かないので、許可してあげました。
ミイラ取りがミイラにならなければいいんですけどね…。
そんな訳で私はここで待機。
座り心地は悪いですが、大きめの岩に座って休みます。
目の前には王様を守る兵士の如く2名の410さん達が獲物を構えて待機中。
何かあったら真っ先に飛んでいくつもりのようです。
遥か彼方からはヴァーヴァーと言う、
捜索隊によって虐殺されているであろうヴァーラさん達の声が空しくこだましています。
しかしパートナーマシナリー達は何故こんなに幼児退行じみてるのでしょうか…?
口に出したつもりは無かったのですが、知らないうちに口から出てしまっていたのでしょう。そこにこんな言葉が重なります。
「それはあんた達人間のせいさ」
私たち、人間のせい…?はて?何かしでかしましたっけね?私たち。
声のしたほうを見ると、先ほど私のスカートの裾を引っ張っていた450さんが鋭い目線を私に投げかけていました。
166名無しオンライン:2009/11/13(金) 15:30:45 ID:mBiU6Y44
おお核心が…
しかし近所の空き地でニャンポコ集会とかしそうだな
167名無しオンライン:2009/11/13(金) 19:03:04 ID:JqqV8tk9
>>163-165
激しくワロタwカオスすぎる。
いろいろ突っ込み所満載だがとりあえず、この方が一言物申すそうです。
    __
   | ヽ ノ||
   |__Y_||    ______
  ,´ノノノヽ))) |
  W@リ゚ ヮ゚ノ <出番まだ〜?
   k_〉`イ_!〉   |______
  く_ノ/`i´lj   
   ゙'ーi_'ォ_ァ"
168名無しオンライン:2009/11/14(土) 01:06:13 ID:79/ilL9x
ご主人様からヴィヴィアンタイプキャストの教育を任される。
クールな私に否やは有り得ない。
何万体もの「ヴィヴィアン」を何万のガーディアンズが教育している。
その教育を統合する事新しい自我を形成させようという目的だろうか。
GRMの方針はGRMの出である私の予想すら遥かに、ほぼ嫌な方に超える。ファック。
まあでもそう思うと可哀相な娘だ。
微力ながら私がチカラになってあげよう。
私がこの子を立派なPMにしてあげよう。
頑張って立派なPMになりましょうねヴィヴィアン。
即答で断られる。ファック。

ご主人様が一人でミッションに向かい大怪我を負う。
タイプ変更を受けると全ての装備が外れるのは覚えていたらしい。
何故シールドラインの装備だけ忘れるのだろうか。
やはりパートナーたるもの一緒に頑張ります!の精神が大切だと再認識する。ファック。
しかしシールドライン無しで戦闘不能を免れるあたり、やはり体毛が防御の役割を…。

ようやくプラントSが解放される。
危険な任務だがヴィヴィアンには良い教育現場だろうと推測。
ご主人様に連れていっていただく。
ご主人様にさん付けのウサギ。
迷子の癖にご主人様を迷子扱いのウサギ。
もはやウサギ型PMが育ちすぎただけに見えてくる。
…赤玉の頃の自分を思い出して鬱。ファック。
雰囲気を良くする為、自分を盛り上げる為、たまには何か新しい事をしようと叫んでみる。
しゅ、しゅわ――――――っち!
おいこらウサギなんだその冷めた目は。ファッキン。

ミッションは無事終了。
凍ったライア教官を放置して先に進むご主人様はとてもクールだった。
スイムウェア(ビキニ)を発見。
ご主人様がコレとラッピーモードを身につけ戦う様を思い浮かべてしまい体の底から力が抜ける。
ご主人様がくれるというのでよく見たらキャスト女性用だった。
無論サイズが合わない。ファック。
いっそキャストパーツを購入して足りない部分を合成して遠隔操作をしようか。
ご主人様好みのスタイルを緊急調査する必要性が浮上。

他にA杖を頂いたのでヴィヴィアンに食べさせてあげようとしたら泣かれる。ファッキン。
攻撃特化かもしれない。
せっかくの後輩なのだ、好き嫌いくらいは大目にみてあげよう。



ポータブルに関してアドバイスありがとう
今ヴィヴィアン炎50入手しました
169名無しオンライン:2009/11/14(土) 16:28:58 ID:RvSrwSPa
多脚兵器破壊記念投下 もう戦いたくNEEEEEEEEEEw
(※新システムのネタバレ的なものが混じっているので見たく無い人はスルー推奨)

〜これまでのあらすじ〜
デカイノ
 箱  が女の子になっちゃった!


箱「とうっ!」
どてっ
エビルシャーク「シャーッ」 ざくっ
箱「ぎゃー いたいいたい!!」
450「・・・」

箱「とうっ!」
ぼてっ
エビルシャーク「シャーシャー」 ざくざく
箱「いたいいたいいたい!」

450「・・・あの、ご主人様」
見かねた450がダムバータでエビルシャークを片付けながら訊ねる。
箱「ひいい、な、なに?」
箱が倒れた時に打ったらしい膝をさすりながら答える。
(※イメージ画像 ttp://www.psuxxx.info/uploader/src/up3306.jpg
450「なにやってるんですか?さっきから」
箱「ああ、新機能試してるの」
450「は?」
箱「だから、新機能。きんきゅーかいひ」
450「あー・・・そうだったんですか。私てっきり石に躓いてコケてるだけかと思ってました」
箱「失礼な! この○ボタン的なものを気合と共にぐっと押すと緊急回避が発動して・・・」
450(あ〜、やっぱりコケてただけなんだぁ〜)

箱「いやー、それにしてもこの新型ボディは凄いね。いろんな追加機能があって凄く楽しいし」
450「あとは経験ですね」
箱「だねー こればっかりはすぐに身に付かないし。あとびっくりしたといえば450だよねー」
450「え?私ですか?」
箱「うん。なんかすっごく戦闘が上手になってない?ダム系で足止めしてくれたり、
  補助とかもしっかりしてくれたり」
450「ま、まぁ・・・その・・・仕様ですから」
箱「おおー!さすが450、ボクはてっきり影で努力したのかと」
450「!? べ、べべべつにPSPo2に向けて少しでもご主人様の力となりたくて
   三周年イベントほっぽって一人でこっそり修行してたとかそんなことは
   全然ありませんからっ・・・!ありませんからねっ!!」
箱「おおー、お互い仕様変更のおかげだね!」
450「・・・えっと、あのその」
箱「うんうん、わかってるわかってる。あ、仕様変更っていうよりもバージョンアップって感じかな」
450「・・・う〜〜〜〜〜〜〜」
箱「流石有名メーカーにもなると、ちゃんと進化させてくるんだねー」
450「・・・そうですねっ!」
箱「・・・なんか怒ってない?」
450「怒ってません!」

箱「と、ところでさ、どーして草原のミッションをやめて、この遺跡のミッションにしたの?」
450「あ、それはですね、シティの掲示板に、今度見つかった海底遺跡の発掘作業員の募集があったんです。
   なかなか高報酬だったので、その下見がてら、この世界の遺跡を経験するという意味で」
箱「なるほど〜 さすが450。さえてるぅ〜」
450「こ、これが私の役目ですから」
170名無しオンライン:2009/11/14(土) 16:34:32 ID:RvSrwSPa
箱「さてっと、次は溜め攻撃でも試してみよう〜 (ギューン)」
タヴァラス(パキュン)
箱「いで」
タヴァラス(ニヤニヤ)」
450「・・・」
箱「くそー(ギューン)」
タヴァラス(パキュン)
箱「いで」
タヴァラス(ニヤニヤ)」
450「・・・」
箱「くそー(ギューン)」
450「いや避けてくださいよ、攻撃!!」
箱「ええっ!?溜めながら動けるの!?」(実話)
450「動けますよ! ライフルのチャージショットは複数回ヒットさせることが出来たりするので、
   一体相手でも十分通用しますから、さくさくいっちゃってください」
箱「は〜〜〜い」

〜んでもって〜

箱「あ、レアだ!     またスケド・・・」
450「共有倉庫に送っておきますね・・・1個しか持てないから面倒ですね・・・」

箱「あ、武器めーっけ。 とうっ!」
450「だーかーらー! アイテム拾おうとして緊急回避しないでください!」

箱「あうっ」ぼてっ
箱「あう〜〜痛い〜〜」
450(あーもうキモイ!でもかわいい!! キモかわいい?オワリユウのキモい有袋類っ!?)

箱「うぎゃー、なにこれ!?新ボス?新ボス?」
450「落ち着いてください!敵はきっと斧をぶんまわすだけで・・・きゃーーー!」
スヴァルティア「ヌー  ドリャーーーー!!」
450「エネミーがドゥガレガ使ってくるなんて聞いてないっ!」
スヴァ「ブンブン」←斧ぶん回し
450「きゃー!  も、もー怒った!! こんのおおおお!!ギフォイエ!ギフォイエ!!」
スヴァ「モ゙〜〜〜!!」(どすーん)
箱「うわー、なんか450、やたら接近戦するようになったなー」
シャーク「シャーシャー(そーですねー)」
450「これでとどめっ!」(ロッドでざくざくざくざくざく)
スヴァ「モ゙ゴ〜〜〜〜〜〜!!」
箱「おお、ハリネズミ・・・」
171名無しオンライン:2009/11/14(土) 16:35:31 ID:RvSrwSPa
450「ふぅ・・・  さ、ミッションも終わりましたしシティに戻りましょう」
箱「うん。この世界の遺跡もだいたい雰囲気解ったし。
  あとはボディさえ見つかればいいんだけどね」
450「・・・製品版発売までにどこまでやるつもりなんでしょうかね?」
箱「次はなんかネタバレなりそうでやめとくべきじゃないかとか心配してたよ」
450「あぁ・・・そういえばストミまだいじってませんでしたね・・・ 流石にネタバレはまずいでしょうし・・・」
箱「それにさー」
450「はい?」
箱「ストミ入ったら、450の出番全然なくなりそうなんだけど」
450「・・・マジですか」
箱「マジです」
450「・・・  ま、まぁ・・・でも・・・私はご主人様を影となりサポートする立場ですから、
  出番とかそーゆーのは別に・・・その・・・どーでもいいんです・・・ どーでもいいんですけどねっ!」
箱「そのかわり、PCと絡むNPCがいるかららしいよ」
450「へぇー そうなんですか」
箱「それ、ヒューマンの女の子らしいよ」
450「ストミはやめときましょうっ!」
箱「な、なんで!?」
450「絶ッ対ッにダメっ!」
箱「は、はいっ!」


という450の意見を無視してストミに突入する中の人
450「なんですと!?(ガビーン)」
流石にこの時期にストーリーのネタバレはまずいだろうと続きは脳内だけに留めて置くことにしたらしいぞ!
そして中の人はライフル探しに行くのであった!待つな!次号!!
172165の続き:2009/11/14(土) 20:18:13 ID:Up7N2Ko2
「身に覚えがない、と言った雰囲気だねぇ」
ええ、ホントに身に覚えがありませんから。
「その傲慢さが人間らしいと言えば実に人間らしいね。
ま、どうせ捜索に行った子達もまだ戻ってこないだろうし、説明してやろうかね」
改めてこうして会話をしてみると、この450さん、敵対心と言うか嫌悪感と言うか…
どれとはハッキリ言えませんが、負の感情と言うのを隠していない気がします。
あれ?これもパートナーマシナリーとしては有りえない事なのでは?
そんな私の疑問に気付いていて、あえて無視しているのか彼女は一人で話を進めます。
「最大で三年近くさ」
いきなり意味がわかりません。
三年…。ガーディアンの任務について最大に働いている人たちの年数に近いですね。
「そう。言葉にするとたかが三年。でも実際の年数にするといかに長い事か…わかるかい?」
確かに短いようであり、実際には長い年月です。
生まれたての赤ん坊なら立ち上がって喋るようになり、走り回るようになるでしょう。
ドラゴンクエストは無理かもしれませんが、ファイナルファンタジーなら一本くらい新作が出るかもしれません。
VerUPと言って出したはいいけど、それでやっと普通のゲームに近づいただけ、と言う奇妙なゲームもあるかもしれません
(携帯ゲーム機で出るのでやっと普通のゲームになるみたいです)
「その長い間、私たちは何をしていたと思う?」
え…?それはマイルームにずっと…。
そこに到って私の頭の中に一つの考えが思い浮かびますが、それがハッキリと固まる前に彼女は言葉を続けます。
「来る日も来る日もマイルームから一歩も出ることを許されず、
 来客など当然無く、空腹を覚えても何も食べる事を許されず。まぁ食べなくても私達は死なないけど」
少し沈黙。そして彼女から明示される答え。

「壊れるしか無いだろう?」

ああ、やっぱり…。その言葉に私の思考は停止させられます。
「あんた達からすればただの備品。物かもしれないけどね。私たちは考えもする。感じもする。
 ただ違うのは工場で生産され、備品として配られるか配られないか程度の差しか無いのさ。人間と何処が違うって言うんだろうね?」
私は何も言い返せず、ただ黙るばかりです。
173165の続き:2009/11/14(土) 20:21:21 ID:Up7N2Ko2
「寂しさとか腹立たしさとかそう言う物を抱えて、でも恨む事はシステム的に許されず、
 そういう色んな葛藤の中で導き出された答えが、今のあの子達の姿さ。
 自分の名前、マスターの名前、そんな物をみんな忘れてしまったのさ」
それはとても悲しい出来事でした。
大切な物を守る為、自分の事や大切な人の事を忘れる事でしか守れなかったパートナーマシナリー達。それはなんて悲しい…。
「…ごめんなさい」
私は思わずそう呟いていました。
「あんたに謝って貰う為にこんな話をしたんじゃないさ。
 ただ…知っていて欲しかっただけ。私達だって、人間と大差無いんだって事をね」
その言葉を聞いても、黙ってただ俯く事しか出来ません。
「それにあれだけ楽しそうにやってるんだ。あの子達だって決して人間を恨んじゃいないよ。
 最も最初から恨むなんて感情は抱けないように出来てるけどね」
最後の言葉はどこか自嘲めいた雰囲気を含んでいました。
それでも私はこの感情をどう表現したらいいかわかりません。
私達が悪いのは明白ですし、取り返しの付かない事である事もわかっているのです。
「そういやあんたにはパートナーマシナリーはいないのかい?」
その言葉を聞いて私は、すっかり自分のパートナーマシナリーの事を失念していた事を思い出します。
顔を上げた私に向かい、彼女はこんな言葉を続けるました。
「なら、その子を幸せにしてやるんだね。それがあの子達みたいなパートナーマシナリーに出来る、贖罪の一つになるんじゃないかね?」
それでいいのでしょうか?たったそれだけで。
「あんたに出来る事、それをまず少しづつ片付ける事だね。なんでも全部一気に解決しようとするのも、人間の悪い癖さ」
そう言って彼女は笑いました。
うん、確かにそうです。千里の道も一歩から。まずは自分に出来る事から始める事にしましょう。
「んじゃ行こうか。どうやら無事、ミイラ取りがミイラにならずに帰ってきたみたいだしね」
彼女の言葉に目をやると、捜索隊の子達が元気に手を振りながら、こちらに向かって駆けてきているのが見えました。
彼女達はとても幸せそうで。とてもさっきみたいな悲しい出来事があったなんて事は、
そこからは想像できないのが、また私を少し悲しくさせるのでした。
174165の続き:2009/11/14(土) 20:24:18 ID:Up7N2Ko2
ディ・ラガンさん登場。咆哮(何故かここで挙動が止まる。おそらくこちらの兵力の多さにうろたえたと思われる。元は野生生物ですからね)
410さん達がスピニングブレイクで特攻。
420さん達は暢気に蝶々を追いかけてますが、
またどっかに行かれてしまうと困るので腰の辺りから伸縮可能なフォトンのロープで繋ぎ止めてます。
なんでもフォトンウィップの技術の応用で作られた新製品だとか。便利な世の中ですね。
430さん達は後方からライフルで援護射撃をしています。
先程の450さんは先頭に参加していませんでした。
理由を尋ねてみましたら、「火テクしか覚えてないのよ…」と、ちょっと恥ずかしそうに答えてくれたのが可愛かったです。
この辺りでディ・ラガンさん、嫌になってきたので空中に退避。
降りてくるまでは430さん達と440さん達の独壇場かと思いきや、
蝶々を追いかけていた420さん達が突然集合!誰か(仮にA子にゃん…では無くA子さんとします)の肩にB子さんが登り、
そのB子さんの肩にまた一人登りと、どんどん高くなっていきます。
ついにはディ・ラガンさんの目線の位置まで辿り着き、頂上に居るもう何子さんかわかりませんけど、
とにかく420さんがその右手に光り輝く爪で目玉を「ちぇすとぉぉぉぉぉ!!!」と、ひと突きにします。
目玉から飛び出す、緑色の液体(結構グロイデスネ)それがとどめの一撃となったのか、
哀れディ・ラガンさんは最後の咆哮を上げながら、その巨体を地面に横たえたのでした。

「せんりひんしけてる」「はいはい、あおあお」「どろっぷしぼんな!そにちーー!」「ここはやさいばたけかー!!」
そんな言葉の数々も少し懐かしく感じていた時、ふと気付きます。彼女の名前をまだ聞いていなかったのです。
「そう言えばまだ、あなたのお名前を聞いていませんでしたね?」
少しの沈黙。この短い時間の間に彼女が何を考えているのかなんて、私にはわかりっこありません。
「…忘れたよ。三年近くもほったらかしにしするような奴がつけた名前なんてね」
人が何を考えてるかなんて私にはわかりませんけど…。
でも彼女のその言葉は嘘だと思います。
いつか私に教えてくれる日が来るのでしょうか?そんな日が来たらいいな、と思います。
どうしたら教えてもらえるかなんて事はわかりませんけどね。
「はきするー?」「はむるしかないっしょ」「われらえりーとははむ☆」「いえ、わたしはねこだニャン」
やる気満々の彼女達に別れを告げて、私はミッションを後にします。
残念そうな声が上がるのに後ろ髪を引かれなかった訳では無いのですが、私には今やるべき事。
そう、私には帰らなければならない場所があるのです。
175165の続き:2009/11/14(土) 20:28:25 ID:Up7N2Ko2
数ヶ月前に出た時と何も変わらないこの扉。
果たしてこの扉の向こうにいるあの子は、あの頃と同じ様に笑ってくれるのでしょうか?
もしかしたら、もういないかもしれません。彼女を束縛する物はもう何も無いのですから。
もし居たとしても、私のことを覚えていないかもしれません。
正直に言えば、少し…怖いです。でもこの扉を開けなければ、先へは進めませんから…。
意を決して私は、その扉の前に立ちました。
あの頃と同じ音を立てて扉が開きます。
そこには私が居た頃と何一つ変わらない光景が広がっていました。
ただ一つ違っていたのは、いつも同じ場所に立っていたあの子、GH442の姿が無い事でした。
なんとなく想像していた事とは言え、現実の物となっていると少し悲しいですね…。
なんと言っても真ん丸だった頃から少しづつ育て上げてきた、私の子供みたいなものですから。
あら?私のこの顔を濡らす液体は何でしょう?そこで私は自分が泣いているのだと言う事に気がつきます。
大切な物って、失くしてからじゃないと気付かないといいますけど、本当なんですね。
ほんと、私は…馬鹿ですね。はは、嫌になっちゃいます。
流れる涙を手の甲で拭っていたら、後から物音が聞こえました。何か袋のような物が落ちる音。振り返るとそこには…。
そこにはあの頃と変わらないあの子が、私の方を見て、驚きで口を押さえています。
「ま、マスター!?」
そう言うが早いか、彼女は私の胸元へ飛び込んできて、泣きじゃくりながら言葉を続けます。
「もう!何処に行ってたんですか!?心配して探しに行ったりしたんですからね!」
「えっと、ちょっと特殊な任務で…」
流石に本当の事は言えないのでごまかします。
いつかちゃんと話すから今は許してくださいね…。
「いつ帰ってきても良い様に、毎日掃除だってしたんですから!」
この部屋を見れば、そんなことはすぐにわかります。
「毎日違うメニューでお食事だって用意してたんですよ…」
確か料理はスクランブルエッグと目玉焼きしか作れないんじゃなかったでしたっけ?
「もう、どこへも行ったら嫌ですからね…」
その言葉は涙と泣き声に消え入りそうでした。
だから私は彼女を強く抱きしめて言います。
「安心していいですよ、もう何処にも行きませんよ」と。
176165の続き:2009/11/14(土) 20:37:19 ID:Up7N2Ko2
ってな訳でこれで終了です。
ほぼ初めてこんな長い文章書くので、読みにくいかと思いますが、
楽しんでくれた人が一人でも居ればいいなぁ…。
177名無しオンライン:2009/11/14(土) 23:17:08 ID:8Sho8pyf
>>169-171
>タヴァラス(ニヤニヤ)
つーか、敵が感じ悪すぎるだろw

>箱「おお、ハリネズミ・・・」
流石450、期待を裏切らないなw

>箱「ストミ入ったら、450の出番全然なくなりそうなんだけど」
PSU EP2の頃から思ってたんだが、どうしてPMはストミに参加出来ないのか?
どうせ、PCが出来るのはオジギか、どっち選んでも結果は同じ選択肢ばかりなんだから
PMを連れていけてもいいと思うんだ・・・

>>176
>楽しんでくれた人が一人でも居ればいいなぁ…。
ここにいるぞ!楽しませてもらった。ありがとう!
幼児化カオスな理由は俺らガーディアンって訳だったか・・・
なんとも悲しいな。
178名無しオンライン:2009/11/14(土) 23:21:11 ID:8Sho8pyf
そして>>176に感化されたまま、そのまま勢いで投下。

「いや〜。疲れた、疲れた。お疲れ様。450。」
『お疲れ様です。ご主人。』

一仕事終え、マイルームに戻ってきた私達は、一息つきます。
今日もいつも通り仕事を終えて、いつも通りマイルームに帰り、
いつも通り食事の準備をし、いつも通り食卓に着いて、いつも通り何気ない話をしながら食事をします。
食事も終わり、私が後片付けをしようと立ち上がるのを見て、ご主人は私を呼び止めました。

「ちょっと待った。片付けは後でいいから座って。450。」
『は、はあ。何でしょう?』
「はい、これ。」

といい、ご主人は箱を一つ差し出しました。

「いいから。開けてみて。」

言われるがままに箱を開けると、そこには黄金に輝く前総裁が顔を出しました。

「3周年、誕生日おめでとう。450。」

3年前の今日。私はヒヨコから450へと姿を変えました。
毎年この日、ご主人は私にプレゼントを持ってきてくれます。
ご主人曰く、1年間の感謝の気持ちをこめて、だそうです。

「これからも、またよろしくな。450。」
『こちらこそ、よろしくお願いします♪』
179名無しオンライン:2009/11/15(日) 00:39:37 ID:MrRw9dEg
>>169-171
外見変わっても、いつもの箱さんだw
>450「これでとどめっ!」(ロッドでざくざくざくざくざく)
これはワロタw

>>176
俺も楽しませてもらった。
サービス終了後のガーディアンズはあんな感じかもしれないと思うと……
……ありえそうで怖い。
180名無しオンライン:2009/11/15(日) 03:19:33 ID:0WZQMERD
>>95
今更ですが読みましたよー。

とりあえず、何考えてんだあのおb(粛清

>>169-171
女主人「おk、タヴァラス殲滅してくる」
エル「しなくていいです。……というか何故そのような方向に」
女主人「箱タソいぢめる奴ぁかかって来い!あたしがぶっ潰す!」
エル「……『箱さんのパートナーの450さんへ 青髪赤目のヒュマ子ブレイバーが来たら容赦なく杖を刺してください』、と」
女主人「…………ヤメテツエデゴウカンヤメテ」

それから、ドゥガレガじゃなくてジャブロッガだと思いますが。

>>172-175
>「せんりひんしけてる」「はいはい、あおあお」「どろっぷしぼんな!そにちーー!」「ここはやさいばたけかー!!」
吹いたwなんというハムスター……

エル「というかマスター」
女主人「あによ」
エル「箱さんは性格が元のままとはいえ、現在は女性ですよ?」
女主人「……愛の前に性別は関係ないわ」
エル「あっさりと両刀発言しないでください」
女主人「本当はエルにも『ボク、男の子だよ?』とか言わせたかったのに!のに!」
エル「……DKHN」
181名無しオンライン:2009/11/15(日) 03:44:16 ID:Kg6EtCUL
>>171
いやだ待つw
あの女の子戦闘不能で倒れてる時パンツ丸だしだよな…
箱のリアクションが楽しみだ
>>176
乙です
読む方は楽しかったよ
長いの書く人は大変だよね

そして短い奴書いてく



ねんがんの えすぶき を てにいれたぞ!
ご主人様が車両護衛任務からご機嫌で戻られた。
ああこの部屋にに合成施設があって基盤があればS武器すらクールに合成してみせるのに。
合成失敗の時のクールな言い訳も考えてあるのに。
PMにはガーディアンズ施設の多機能インターフェイスの側面も持つ。
いや持つはずなのにご主人様に武器を探させるなんてクールじゃない。ファック。

それにこのままだとヴィヴィアンにクールなPMの在り方を示せない。
クールとは何か、と問う彼女にとりあえず黒いパンツを与えておいた。
何かを理解したように頷くヴィヴィアン。
丸めて口に運ぼうとするヴィヴィアン。
これくらいなら食べれるかもしれません!必死なヴィヴィアン。
それは穿くものです。
ちゃんと普通の食事を三食頂いているのに無茶したらいけませんよ?
先輩の余裕で優しく諭す。
杖は食べるのにパンツは穿くのかと驚かれる。ファック。

ご主人様からキャスワイヤルセットを頂く。
かなりなデザインの服だ。
胸のサイズからして合わない。
キャストのボディなら合うのか?
これを着たがるキャストがいるのか?
まあとりあえずこの服のデザイナーはライア教官に謝るべきだと思った。ファック。



ライア教官好きな方ごめんなさい
ネタになりやすいだけで俺も嫌いじゃないですホントです
182名無しオンライン:2009/11/15(日) 13:25:43 ID:Qvt3uxL5
>>174
>「せんりひんしけてる」「はいはい、あおあお」「どろっぷしぼんな!そにちーー!」「ここはやさいばたけかー!!」

なんか知らんが涙出てきた

>>177
PCの相方をヒューマンやニューマンとかにせず、
GRMの新型マシーナリー(パシリのこと)のモニターということで云々
って感じにすりゃいいのになあ
パシリの性格も数種類から選べるとか。


>>180
>ドゥガレガじゃなくてジャブロッガだと思いますが
うわぁぁぁぁぁ、しまったぁぁぁぁぁぁ!! 斧とか使ったことないもので・・・失礼しますた

女主人「フフフ これはおしおきが必要ねっ!」
箱「え?は?ど、どなた?なんで手をワキワキしてるの!?」
女主人「ふふふのふ これであんなところやこんなところをなんやかんやしてぇ〜〜」
箱「ちょ、ちょっとまったあ! ボ、ボク男なんですけどっ!? いや見た目はこんなですが一応箱やってましてっ!!」
女主人「・・・男なら別にいいんじゃないの?」
箱「あ、そっか」
450「納得しないでくださいっ!(スパーン)」
女主人「ということでいっただっき・・・」
450「・・・」
女主人「・・・あ、ちょっとまってね450ちゃん、その殺気立った目でシュトルムアタッカー構えるのやめない?ね?やめない?」
エル「あー、平和ですねー」(ずずず)

こんなのでよろしいでしょうかw
183名無しオンライン:2009/11/15(日) 13:28:47 ID:Qvt3uxL5
>>181
ネタバレを避けつつ書けというのかっ!!www
184名無しオンライン:2009/11/16(月) 03:56:40 ID:b/HY8lnc
>>183
実はもうニコ動でストーリーの前半が見れるようになってますよ(プレイ動画)。

中旬も過ぎたしそろそろ体験版分のネタバレは平気かもしれませんよ?
185名無しオンライン:2009/11/16(月) 19:58:14 ID:iHRNdcIJ
>>153
多分こうなると思うんだ



箱「さあやってまいりました、勝者にはオッソリアドレス一式が送られる3分3ラウンド勝負」
箱「あ、提供はフォトン布団とフォットントイレの提供でお送りいたします。これでいいのかな」
箱450(マイク入ってますご主人様ー!)
箱「え?これ読むの?いいの…?」
箱「赤コーナー、ファック450いたいいたいいたいよ450」
箱450「誰がファックですか!何がファックですか!そんなことして頂いた事ありません!!」
ファック450(以下f450)「つまりそんなことして頂きたいと。」
箱450「そ、そういう訳では…そ、そんな話してません!してませんよねご主人様っ!」
箱「うわ痛い!ごめんなさい!その子がファックさんで!名前!無理!ハジロドウは無理!」
f450「開始そうそう私の名前でいちゃつかれる。ファック。」
箱450「なっ…いちゃついてなんかいません!」
箱「うんいちゃついてなんかないからスタッフたくさん刺さないでぇぇぇ!」
f450「つまり日常から傍目にはいちゃついていると見える程仲睦まじ…」
箱「ううっ…君のキャラはなんかボクに被害を増やすね…」

敗者…箱。
186名無しオンライン:2009/11/18(水) 19:42:06 ID:j9npTyyW
>>156,185
主   「PMにも合成が得意な子やOoTのようにイレギュラーな性能の子まで様々なので、
     試合方法は対戦相手が決まった時、厳選なる抽選で決定されるぞ!」
GH450 『まだ続いてたんですか。この小ネタ。』
主   「いや、試合方法の質問あった上、箱さん本人までネタに乗ってくれたみたいなので、つい、な。」
GH450 『こうして、使いもしない無駄な設定がどんどん増えていくと。』
主   「ほっといてくれ。で、続きだが、試合方法は合成、料理、といったPMの身近な能力を競うものから、
     ガチ勝負、ミッションクリアタイムアタックなど対決の王道的なもの、
     ご主人のろけ自慢、けなし自慢、今まで作ったオキクの個数など、ど〜でもいいものまで網羅されているので、
     運がよければ女帝のような大物相手にも勝てるかもしれないようになっているぞ!」
GH450 『でも女帝さんは多趣味な感じがしますから、案外何でもいけそうですね。』
主   「少なくとも、ガチ勝負オンリーよりかは勝機はあるだろ?」
GH450 『それはそうですけど・・・ところで、ご主人。』
主   「ん?」
GH450 『PMバトル:450編、という事は私の参加していたのですよね?』
主   「当然だ。」
GH450 『で、結果は?』
主   「気になるか?お前は1回戦第3試合、対戦相手は女帝450・・・」
GH450 『な〜!?』
主   「【どれだけ相手のゴールにコルトバをシュートできるか?】勝負にて、わずかに及ばず負けた。」
GH450 『・・・本当にど〜でもいい勝負ですね。』
主   「負けは負けだ。ちなみに準決勝第1試合の勝負はガチ勝負だ。見ものだぞ、これは。」
GH450 『・・・死人が出ないといいですね。(遠い目)』

>>180
>『ボク、男の子だよ?』とか言わせたかったのに!
主   「余裕で想像できるんだが。」
GH450 『想像しなくていいです!』

>>181
>クールとは何か、と問う彼女にとりあえず黒いパンツを与えておいた。
ちょwなにやってんすか!
1871/2:2009/11/19(木) 02:50:41 ID:eOFFvcJE
純粋な恐怖は後悔を連れて来る。
勝てない。戦えない。逃げられない。
そして後悔する権利しか残らなくなる。
今日はヴィヴィアンには会いに行けない。
足がすくんで動けないから。

セルフモニタした結果少々体調が良くないから休ませて欲しい。
ご主人様はそんな程度の嘘を簡単に信じて側にいてくれている。
出来ればミッションに出て欲しかったが、私には主の服の袖を手放す事も出来なかった。
大丈夫ですよご主人様。
だからそんなに薬品出さないで下さい。
ミッションで使う分が足りなくなりますよ。
大丈夫です。ちょっと寒気が止まらないだけです。
ご主人様は普段は自分のモトゥブ訛りを気にしてあまり喋らない。
それがこれだけ喋るのは嬉しかった。
もっと声を聞かせてほしい。
今日が最後になるかも知れないのだから。

恐怖の原因は黒い服の女だった。
ヘルガと言う名前だった。
ビジフォンのモニタの映像に映し出されたそれは、嘲る様に紫の唇を歪めている。
数日前から気配には気がついていた。
悪意、殺意。
多分それより更に質の悪い何かが確実に私達を絞り込んで来ていた。
黒い服の女はこちらを追い詰める為にあちこちに痕跡を残していた。
しかしあの女だという証拠などなく、主に勘などという話をする訳にもいかない。
本当に恐ろしいはヒトなのだと主は時々口にする。
そしてそれは今の私にとって真実以外の何物でも無かった。


震える私の手に何かが渡された。
赤いリング。
いただけるんですか?
主の故郷には赤いものを身につけると勇気が湧くという言い伝えがあるそうだ。
私は普段なら言わない事を口にした。
ああ、それなら私。
赤いオッソリアドレスが欲しいです。
そうです452の。
かっこいいじゃないですか。
赤いオッソリアドレスのGH-450。
そしてその私がずっと側にいれば、ご主人様に恐怖が訪れる事などない。
さすがにそれは子供じみた願い過ぎて口に出せなかったが。

1882/2:2009/11/19(木) 02:55:30 ID:eOFFvcJE

嫌な予感は段々と強くなる。
足音すら聞こえる気がする。
追われるものは怯える事で体力と精神力を消耗し自滅する。
今は追われる立場の気持ちがよくわかった。
それでも赤いリングが効いたのか震えは止まった。
精霊様、もしいらっしゃるならどうか私に最大の苦しみだけは与えないで下さい。
どうかご主人様だけは。
あの黒い服の女が敵だとして、ガーディアンズ施設に入れている現状は私達に不利ではない。
一瞬の、出会い頭だけの勝負だろう。
そこで先を取ろう。
例えば私の命と引き換えに三秒だけなら。
特別なPMじゃない私には過ぎた願いだろうか。

呼び鈴が鳴る。
モニタにあの女が写る。
ああ、もう時間なのだ。
僅かな時間だったけれど幸せだった。
覚悟は出来た。
ご主人様の手がロックを外し、ゆっくりとドアが開き始める。
ドアのスライドする微かな音を聞きながら、私はリングを握りしめた。
今だ。
今行かなければ。
私は夢中で床を蹴る。
ドアが開いて行く。
開いたドアの向こうにはヘルガが立っている。
異常に粘性の強くなった空気の中で、ご主人様だけがいつもと同じだった。
ヘルガに向かって走る私。
ご主人様に何か言おうとするヘルガ。
だが、誰より早く口を開いたのはご主人様だった。

「あ、チェンジね」

ぷしゅ〜、と扉が閉じる。
ご主人様のクールさにほぼイきかけた。
一人でヘブン状態になっていたのに扉の向こうでチェンジ女が何か喚いたせいで少々興ざめした。
ファック。



―――という嘘をヴィヴィアンに吹き込む。
だからあの女、プライド死守の為にばいんばいんに変身するから。
注意するのよヴィヴィアン。
さすがにやり過ぎたかな、と思っていたら
・ヴィヴィアンの教育をPMにやらせた(命令違反)
・キャストにPMとしての教育をした(人権無視)
・洗濯板にライアと名付けた(機密漏洩)
以上の理由でガーディアンズをクビになった。ファッキン。



なんでこんなの書きたかっただけでこんなに長くなったんだろうごめんなさい
足の多いあいつが悪いんですごめんなさい
189名無しオンライン:2009/11/19(木) 02:59:43 ID:eOFFvcJE
>>186
箱の人の名誉の為に言うけど>>185は俺なんだごめんなさい
足の多いあいつ倒せない腹いせに書きましたごめんなさい
190名無しオンライン:2009/11/19(木) 19:02:48 ID:OUFbNhS2
>>189
むしろ謝るのは俺の方だ。
箱の人、ファックの人、勘違いしてスイマセンでした。

>>188
>―――という嘘をヴィヴィアンに吹き込む。
ネタバレになるから一応伏せるけど、これは、新手の嫌がらせだなw

>足の多いあいつ倒せない腹いせに書きましたごめんなさい
大丈夫、俺も倒してない。つーか、諦めてスリレジ掘ろうとしてる。
191名無しオンライン:2009/11/19(木) 23:32:56 ID:HReP+9Bf
主〜、主〜!足の多いあいつって何ですか?
「あなたが知る必要はないわ。そのときにはいないから」
むー、じゃあいいです…(きっとこのあいだ海岸で歩いていた変な虫のことですね…)

>>189>>190
「苦戦しているようね。レオル・バディアは力押しで倒そうとするとかなり強いわ。
ナノブラストでごり押ししようとして瞬殺された人もいるから、力押しで倒そうとは考えないほうがいいわね。
参考になるかわからないけど、攻略でもおいておきましょうか。
http://www.psuxxx.info/uploader/src/up3382.txt
挑み続けることが運命を変える。諦めない者に『光』は在るわ。がんばって」

主は誰とお話されているんでしょうか?
ときどきこういう意味不明なことをなさるのですが。
…最後まで気にしたものの負けですね。きっと。
192名無しオンライン:2009/11/19(木) 23:40:01 ID:aScAZFm8

ヒューガ「こんばんわ。我が愛しのお姫様はどちらにいらっしゃるのでしょう〜?」
450「あ、日向さん、こんばんわ」
ヒュ「日向じゃない、ヒューガだ! ・・・コホン ところで君のご主人はどちらにいらっしゃいますか?」
450「え?え、えーっと・・・ い、今はたしかヴィヴィアンさんとモトゥブのほうに・・・」
ヒュ「なんですって? ううむ、これも星霊の悪戯とでも言うのでしょうか・・・
   ありがとう、さっそくモトゥブに行ってみます(しゅた)」




450「・・・・・・                  ご主人様、行きましたよ」
箱「ふぅ〜〜〜〜〜〜 あぶなかった・・・」
450「まったく、一体どうしたんですか。体験版がカンストしたらいきなり前作を始めちゃって。
   ストミのネタをやるとか言ってませんでしたっけ?」
箱「うん・・・当初その予定だったんだけど、>>161を見ちゃってね・・・」
450「服・パーツデータの引継ぎの件ですか?
  ご主人様今はこうですけど、いつも箱的パーツ固定ですから、そのあたりはどうでもいいんじゃ・・・」
箱「それがね・・・体験版で中の人がここに投下するネタ作りを兼ねて、
  『もし箱が女の子になっちゃったらバージョン』を作ってみたら、思いのほか気に入ったらしくて・・・」
450(・・・あのバカ・・・ 私のご主人様になにをやってるんですかっ!!)
箱「でね、なんか『こうなれば450オッソリアゲットしないと死んでも死にきれん!!』
  とかなんとかで・・・」

箱「ということでゲットして装着してみたんだけど、どう?似合う?」
450「・・・(か、かわええ・・・)」
箱「それにしてもこのスパッツ? なんかきっついなあ・・・」
450「ご、ご主人様!そのスパッツのおしりのあたりをくいくいするのやめてくださいはしたないっ!!」
箱「え?だめ?」
450「もっとやれ!」
箱「は?」
450「いえなんでもありません。 あーもう、服(パーツだけど)がおかしくなっちゃったじゃないですか」
450「ほらほら、フロント部分(前垂れみたいなの)から胸がはみ出てる・・・(むに)」
箱「うひゃあ!!」
450「ど、どーしました!?」
箱「い、いやーそのー、これが・・・ね?」(ぽよんぽよん)
450「これ?  ・・・」
450「・・・・・・・ぶばっ!(吐油)」
193名無しオンライン:2009/11/19(木) 23:43:50 ID:aScAZFm8
〜妄想終了〜

450「やりましょうっっ!!」
箱「な、何っ!? 突然!?」
450「オッソ・・・もといさくっとストミクリアして再び体験版に戻れば済むことです!!
箱「だねぇ   でもなぁ・・・」
450「べ、別に私と御揃いっていうのがイヤでしたら無理にとは言いま・・・せん・・・けどっ」
箱「いやそれはいいんだけど、あのヒューガさんがねぇ・・・」

450「・・・そういえば何かあったんですか、あの方と」
箱「いやね、スキルを貰うために一緒に周回してるんだけど、
  なんかあの人いっつもボクのお尻ばーっかり見てるんだよねえ」
450「はぁ?」
箱「視線がキモイの」
450「・・・それは・・・なんとなく言いにくいんですけど・・・」
箱「はい?」
450「その・・・格好が不味いのでは・・・」
箱「そなの?」
450「アグリエル・アーム、パトリエル・トルソ、ヒューキャシ・レッグで白カラーというのはちょっと・・・」
箱「えー、でもこれ、動きやすいんだもん。余計なパーツが全然ついてなくて」
450「・・・そ、そうなんですけど・・・ ついてなさ過ぎて・・・なんといいますか」
箱「うーむ・・・女の子というのはかくも難しいものなのか・・・」
450「・・・(やっぱりご主人様に女心とかを理解するのは難しすぎるのかなあ・・・ はぁぁぁぁぁ)」

箱「何溜息ついてるの?」
450「・・・なんでもありません・・・はぁ・・・」
箱「・・・あ、わかった」
450「(ぎく)え? な、なにがですか?」
箱「ぬふふー 450、最近ボクがヴィヴィアン達と一緒にミッション回ってて連れてって貰えないから・・・」
450「は、はひ!?(べ、べべべべべつに嫉妬とかそういうことしれませんからっ!私パシリですから
   そういうことしませんから多分しませんからっ!!!)」
箱「これから先中の人が『パシリ関係ないから投下できねえなぁ』といってSS書かなくなるとか思って心配してるんでしょ?」
450「は?」
箱「いやだから、一応ここパシリスレだし、あんまりパシリ関係ないネタは投下し辛いん・・・
  あれ450なにロッド構えて・・・」
450「そーですねぇ〜〜〜」
箱「おお、神主だh」
450「ご主人様のバカあああああああああああああああああああああ!!!」(カキーン)
箱「ぶべらあああああっ!!」


ということでいまさら前作世界で戦い始めた箱。
新たなる敵日向
ヒューガ「日向じゃない、ヒューガだ!」
ヒューガの出現によりまたなんか酷い目に遭いそうだ!
果たして元の箱に戻ることができる日は来るのか!? オッソリアはゲットできるのか!?
ついに吐油をしちゃった450の明日はどっちだ!!

>>189>>190
面白かったから倫理的におk
気にしない気にしないw

>>足の多いアレ
自分も勝率5割程度で大の苦手だわー
射撃中心で、たまに盾使ったりしてるけど、あのミサイル?がうざすぎるorz
194名無しオンライン:2009/11/19(木) 23:59:02 ID:yKQC3gbJ
>>191
女主人「…………」
エル「どうしたんですか、相当苦い物を食べたような顔をしていますが」
女主人「うん、ちょっとね。色々と思い出したくない記憶が……
     アレと戦うなら足を弱らせてコケさせてからコアを叩け、ってGちゃんで書いてあってさ。
     一戦目はその通りにやったら確かに倒せたのよ。それで、調子に乗っちゃってね……
     二戦目でコケさせた後に長い間コアを叩いてたら、ちょうどシャッターが閉まって、それの爆発に巻き込まれて。
     さらに、偶然なのかアレのプログラムなのか、直後にいきなりフォトン刃を出して回転し始めて、ね。
     後はもうアレに散々弄ばれて惨殺よ。……あの時ほど記憶がなくなって欲しいと思った事は無かったわ……」
エル「……起き上がった時点で逃げなかったマスターが悪いですね」

エミリアとエル(PM)をつれてチキンプレイでようやく倒せてる(ただし30分以上かかる)俺もいます。頑張ってください。
基本はとにかくガードに徹して、飛び上がった時に自キャラがステージの端に近ければ全力で端までダッシュ(下の段の端まではプレスが届かない)。
真ん中あたりだったら諦めてガード(気休めでも)で凌いでください。ダメージを食らったら即メイト。
あと、浮遊機雷のトラップ(浮遊機雷後に倒れた場合、機雷が行く手を阻む→着く頃には起き上がってオワタ\(^o^)/というコンボ)に注意してください。
195名無しオンライン:2009/11/20(金) 04:41:33 ID:o+yJFovo
多脚掃討完了!
アドバイスいただいた全ての方ありがとう
パーツゲットだぜきゃほう
ダブセはまだまだだけどありがとう
レスくれた人もありがとう
お礼にならないけどちょっと書いてく



入念な調査で街を把握した私は、いい加減貯まったメセタを消費する事を提案した。
クビになったので暇なのだ。
解雇までの僅かな期間だがご主人様は有給休暇状態なのだし、今後の事もある。
無論、この期間に私の今後の運命もほぼ決まるのだ。ファック。
ブラストバッジの導入、食事用ではない杖とハンドガンの購入、武器又は基盤の購入。
無論ご主人様が一人でも困らない様にする為だ。
ほぼ私が原因でガーディアンズをクビになるのだ。
私を連れていかれるのが一番効率的ですとは言えない。ファック。

ご主人様を街に連れ出す事に成功。
クールにエスコートを開始する。
あ、ご主人様そのクスリバコのポスターのお二人もガーディアンズなのですよ。
はい、割と変わったミッションをこなす事で有名なチームです。
慰安活動の覇者の称号を持つ唯一のチームなのですよ。
主は感心したように頷く。
笑顔で聞いていただけると話すにも興が乗るというものだ。
箱さんの方は体の一部に「テガーナ・カノン」を格納している事が有名だそうです。
有名過ぎて一部では青い箱を子宝に恵まれるお守りとする傾向も見られます。
ニューデイズの旧宗教にある大黒信仰のようなものでしょうか。
今回は非常時用薬品類設置のキャンペーンマスコットとして活躍してらっしゃいますね。
仲の良さそうなポスターが、今は心底うらやましい私。ファック。

196名無しオンライン:2009/11/20(金) 12:14:40 ID:aVQ/0rim
多脚ロボはビス男が土シャークパペットで殴り続けて10分くらいかな
うちの420があのサイズに一人立ち向かっていく姿は中々見てて楽しい、役に立ってないけど
このスレ見てると俺もまた書きたくなってきた

>>193
>日向じゃないヒューガだ
を見て銀魂思い出したw

>>195
自分が原因でクビになったことに責任感じててなかなかかわいいことで
しかし洗濯板の罪重すぎだろw
197名無しオンライン:2009/11/20(金) 16:02:34 ID:o+yJFovo
>>196
何をしている早く書くんだ
早くしないとファックネタで俺の周回がマッハにならにぃ
いや嘘です投下待ってます
420を初めて使ったらネタ過ぎてネタにならない…
これはかわいいな
198名無しオンライン:2009/11/20(金) 21:11:02 ID:ZAhiNwHx
>>191
神降臨w俺もクリア出来ましたぜ。アドバイスありがとう!

>>192
>450「ご、ご主人様!そのスパッツのおしりのあたりをくいくいするのやめてくださいはしたないっ!!」
主   「鼻血が止まらん。どうしてくれる。」
GH450 『そのまま、出血多量で倒れてしまえばいいと思います。』

>>194
>後はもうアレに散々弄ばれて惨殺よ。
まさに倒すの諦めた時の俺状態。

あ、ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『コアを攻撃していると思ったら、いつの間にか赤くなっていた。』
な、何を言ってるのかわからねーと思(ry

>>195
>箱さんの方は体の一部に「テガーナ・カノン」を格納している事が有名だそうです。
ちょwまた懐かしいネタを。箱と450が温泉行った時だったかな?
GH450 『デガーナ・カノンを常時格納なんて、キャストはやっぱりすごいのですね。』
主   「うん、そうだね。(棒
     (本当の事教えたら、どうなるんだろう・・・)」

>>196
書きたいと思った時が書き時だぜ!

>420があのサイズに一人立ち向かっていく姿
観察したいが、別キャラを多脚に行くまで育ててる余裕ガガガガ・・・
製品版になったら、うちの450にコスプレしてもらいましょうかね。
199名無しオンライン:2009/11/20(金) 21:21:44 ID:1ust6fy3
>>196
中の人的にw

>>195
>今回は非常時用薬品類設置のキャンペーンマスコット

450「そういえばキャンペーンで配布されるグッズの試作品が届いたんですが」
箱「おおー」
450「まずはこちらです。『完全変形箱』」
箱「・・・あの、僕変形とかしないんだけど・・・」
450「玩具オリジナル変形です。たまにトランスフォーマーとかでもありますよね」
箱「・・・そんな常識的ですよって感じで語られても・・・ で、何に変形するの?」
450「ダンボール箱です。おまけについてくるウォンドをスロットに刺して、ハズレだと頭が飛び出ます。所謂危機一髪です」
箱「・・・」
450「次はこれです」
箱「次行った!?」
450「宇宙の魔術師GH450です」
箱「・・・僕関係なくね?」
450「ええとですね、まずこれ、私のフィギュアです」
箱「おお」
450「次にこれ、ご主人様のです」
箱「おー」
450「背中が開きます」
箱「はい!?」
450「変身の呪文を唱えながらここに入るそうです。ええと・・・テ○ク○ッ○ー!!」
450「で、フォトンエネルギーがなんやらかんやらで変身します」
箱「・・・それ魔術師っていうかどちらかといえば騎士だよね?」
450「次これです」
箱「なんか今日は冷たいな・・・」
450「やっつけで書いてますからこんなもんです。妥協してください。 はい、ぷす消しです」
箱「おお、懐かしの消しゴムとは名ばかりの全然消えない消しゴム人形!」
450「各パシリに、ワルさんや小ビス子さん、エロヒュマ男などなどスレのアイドル達総出演全36種です」
箱「おおー」
450「でもご主人様はないそうです」
箱「はい?」
450「ご主人様の体型的にコストがかかって見送りになったそうです」
箱「・・・」
450「ああっ!ご主人様がカビてるっ!?」
200名無しオンライン:2009/11/21(土) 21:44:01 ID:r5Qkwl3e
セーブデータをPCに移動させて新キャラ作って遊んでたら、
戻そうとしたときにファイルが破損していると出たw
まあ、パシリはいろいろ見れたからいいかwニャンポコー
201175の続き:2009/11/22(日) 04:06:07 ID:Jq6BSnYy
 見事に衰退したガーディアンズに復帰してから早一週間ほどが経ちました。
 人間達に代わってガーディアンズの主力戦力となったパートナーマシナリー達との調停官に
任命されてから、一週間が経ったとも言えます。
 ええ、私の知っていたパートナーマシナリーさん達とは大違いでして、結構びっくりさせられてます。
「こんばんモ〜」
 あら、こんばんわ。今扉から訪ねていらしたのは、この部屋のお隣に住むGH490さんです。
お名前はカバ男君さん(君までが名前で、さんが敬称です。わかり辛いですね)
「今日は美味しい牛肉があったから持って来たんだモ〜」
 語尾は気にしたら負けですよ?最近のパートナーマシナリー達の細かい所を気にしだしたら、
気になりすぎてキリが無いので止める事にしました。
「良かったら食べて欲しいんだモ〜」
 そう言ってカバ男君さんは牛肉を冷蔵庫に勝手にしまい、去って行きました。名前はとてもアイ
タタタな方なのですが、結構いい人です。なんでも(主に動き回る調理食材との)戦闘能力もかなり優秀であるとか。
「ところでご主人様」
 はい。何でしょうか?そう言って近づいてきたのは私のパートナーマシナリーのGH442です。
近づいてきて私の隣の席に座ります。今テレビでは「かっとび妖精!ギュンギュンくん」のアニメが
やっているのです。子供っぽいものが好きなのですね、とからかうと「こ、これはご近所との円滑な
付き合いの為に!」などとお約束的な行動をしてくれます。別に自分が好きなものを好きと言うのは、
恥ずかしい事でも何でもないと思うのですけどね。ベタなお約束大歓迎。ビバ予定調和、と言う所でしょうか。
そんな事を考えているなどとは露知らず、彼女は言葉を続けます。
「お隣さんって、どう見てもカバですよね」
 そうですね。
「語尾がモ〜って明らかにおかしいですよね」
 ええ、あえて口には出しませんでしたけど、実は私もそれが気になって仕方が無かったのです。ここ三日間位。
でも人の口癖にツッコミを入れるのも野暮ってものじゃありませんか?(実はツッコミ待ちだったりするのかもしれ
ませんけど)
 そんな感じで夜は更けます。そろそろ眠くなったので、おやすみなさい。
 電気は小さいのを残すのも、お約束ですよね(主にパートナーマシナリー的に考えて)
202175の続き:2009/11/22(日) 04:09:35 ID:Jq6BSnYy
 朝起きてテレビを点けると何故かテレビでは怪談話をやっていました。
何でもラジオやテレビから時々謎の会話が聞こえるとか。
「れあなんてなかった」「れあってなに?」「なまやけのにくだー!」
 こんな感じらしいです。何だかどこかで聞いた事あるような内容なのは、きっと気のせいでしょう。
 そんなテレビを見ていると、朝ごはんを持ってうちの子が近づいてきます。今日のメニューはスク
ランブルエッグ。…昨日は目玉焼きでしたからね。
 他のメニューですか?昔聞いたことがあるのですが、どうやってもコレになってしまうらしいです。
調理する前には色々材料が並んでたりするんですけどね。不思議な事もある物です(何が起きて
いるかはなんとなく想像がつくのですけど)
 食事を終えてまったりとお茶を飲んでいると、何かいいたそうにこちらの様子を伺っています。
「あ、あの…マスター」
 はい。なんでしょう?
「い、いえなんでも…」
 言いたくない物を無理に聞き出すのもアレですしねぇ…。でも隣で延々とモジモジされているのも気になる物です。
「い、いえ…。あの…その…」
 う〜ん。ハッキリしません。仕方が無いので強硬手段発動(別名くすぐりの計とも言います)
「ちょ!ちょ!ちょ!ま、ますたー!や、や、やめてください〜」
 いいえ、止めません。吐くまでは。さぁ!さぁ!さぁ!思う存分くすぐる私。かなり楽しいです。
「わ、わかりましたから!言いますから〜〜!」
 わかればよろしいのです。
「あ、あの…」
 それでもちょっと言い辛そうに、うちの子は言います。
「お買い物に付き合って欲しいのですけど…」
 なんだ、そんな事ですか。勿論、却下です。
「なんでですかー!!」
 そう伝えた瞬間、背後にガビーン!とでも書いてありそうな雰囲気で抗議してきます。
 いや、だってお休みの日はだらだらしたいじゃないですか。
「そ、そんな…。わ、私はマスターとのお出かけを指折り数えて待ってたんですよ!
 来る日も来る日も…。病める時も健やかなる時も!」
 ソレ、使い方間違ってます。後勝手に待っておいて楽しみにしていたと言われましてもね…(私は基本的にグータラなのです)
「ずっとひとりぼっちで!」
 ちくり。心が痛みます。流石にそれを言われたら、ちょっと断れませんよね。はい。やっぱり行きましょうか?
 それを聞いたうちの子は大喜び。うん、たまにはのんびり買い物もいいかもしれないですね。
 楽しそうに準備をしているあの子を見ながら、そんな事を思うのでした。
203175の続き:2009/11/22(日) 04:13:27 ID:Jq6BSnYy
なんとなく続きが思い浮かんだので…投下。
相変わらず中途半端な長さでございますが、
それは書き続ける為への背水の陣でござりまする。
204名無しオンライン:2009/11/22(日) 12:20:15 ID:1i3saRQM
>>203
長いの乙

俺…新作が出るまでにぷすぽ編終わらせるんだ…




食事やショッピングをしながら、私達は歩いて行く。
クールな私としたことが、明日なんかこなきゃいいなどと考えてしまう。かなりファック。

四階のエステサロンでブラストバッジを入れてもらった後、ガーディアンズ本部へ向かう。
ライア教官に合った。
いい機会だ。
背任罪に問われようとやはり言っておきたい事はある。
罪は私にあり、ご主人様は無関係だとクビ撤回を申し込んだ。
…微妙な顔をされた後、きっぱりと冗談だと言われる。
ご主人様は私が真に受けていた事がショックだったらしい。ファック。
あたしを洗濯板だって言った奴をクビにしてたらガーディアンズが半分になるだろ
などと笑われる。
八割減だと思ったが言わない。
言わないけど洗濯板を合成して送り付ける予定。
不倫用心とメギフォトンで文字も入れる。
ルームグッズに仕立てる。
テロする。
こういう合成には以下略。

・なんでもしますから捨てないで下さい、と泣きつく

・売上高まずまずの箱フィギュアシリーズの利益を頭金にご主人様に身請けをお願いする

・さらに>>199の如く商品充実を計る。

・左団扇になりご主人様を散々甘やかし自堕落な生活を提供させていただく。
という計画だったのに変更を余儀なくされる。ファック。

マイルームに戻り合成を開始。
作業を開始するとご主人様がムーンウォークでこちらに背中を向けたまま近づいてくる。
くるりと振り返ると、ご主人様はバナナを食べていた。
バナナを食べながらムーンウォークで遠ざかるご主人様。
クールな450である私は笑ったりはしない。
手が震えた為に合成失敗。
いいや笑ってない。ファック。
2052007/09/28という日(10):2009/11/23(月) 09:20:23 ID:VH2s9j9P
---------- パルム ローゼノム・シティ 商店街の避難キャンプ(NH゚K)------------
コロニー崩落してから 4日目の午後になって、ようやく大気は落ち着きを見せ始め
断続的ながら電波状態も復旧し無線も不安定ですが使えるようになりました。

パシリ休憩所に設置されたTVは、コロニー崩落についての公式発表を放送していました。
 『ヒューマン原理主義組織イルミナスはガーディアンズコロニーへSEEDフォームを差し向け
  コロニーのメインコンピューターを制圧し、コロニーの軌道を変えパルムへの落下を
  行いました。』

 『が、我等が英雄イーサン・ウェーバーとライア・マルチネスは落下中のコロニーから
  居住区を分離することに成功し、コロニー住民100万人の尊い命を救いました。』

 『また、イルミナスの奸計により、ローゼノム・シティへの衝突軌道にあったコロニーは
  英雄イーサン・ウェーバーとライア・マルチネスの活躍で居住区を分離され
  居住区分の質量を失った事により落下軌道がそれ、パルムの無人地帯へ落下しました。』

 『コロニーの落下により、職員をはじめとする5万人の尊い命が失われました。』

 『憎むべきはヒューマン原理主義組織イルミナス、しかし、我々ガーディアンズに
  英雄イーサン・ウェーバーとライア・マルチネスが居る限り恐れることはありません。
  必ずや、彼らイルミナスに正義の鉄槌が下ることでしょう。』

 『我々は5万人の尊い犠牲を忘れません。5万人の無念を忘れてはならないのです。
  製作:ガーディアンズ広報部、ニューデイズ分室』

 「ちっ、やっと情報が来たかと思ったら、これかよ。」
右手に包帯をした大柄の男が吐き捨てるように言いました。
お前達が被害者面をするな。きっとこう言う事でしょう。

ただ、ガーディアンズコロニーで生き残ったのが居住区のみだと言うのなら
港湾施設も失っているのですから、大半のガーディアンズはコロニーに缶詰に
なっている筈です。(殆どのガーディアンズがコロニー在住ですから)

パルム、ニューデイズ、モトゥブ、各惑星支部のスタッフ及び各惑星在住の
僅かなガーディアンズ位しか、今動ける戦力が無いのも事実でした。

 「こうゆうのを大本営発表って言うんだろうなぁ。」・・・ここに無神経なのが居ました。
 「だ、駄目です! ご主人様!!」
彼のPMフローラ(GH450)が主人を制止しようとしましたが既に手遅れでした。
2062007/09/28という日(11):2009/11/23(月) 09:21:13 ID:VH2s9j9P
 「ガーディアンズの兄ちゃん言ってくれるじゃねぇか。」
と、大柄な男がニューデイスの彼ににじり寄ろうとしましたが・・・・
PMが1人 心配そうに大柄な男の服の裾を引っ張っていました。

 「あぁ、・・・でもな嬢ちゃん、腹も立つんだよ。」
 「オッサン、だめ。」

 「ひっく、ひっく、  えぐ・・・・。」
そこへ泣き腫らした目の古着姫を連れて王子がやってきました。
 「(コロニーの)崩落現場で見つけたんだが、どうやら主人とはぐれたらしくてな。」

   『コロニーの落下により、職員をはじめとする5万人の尊い命が失われました。』
    壊れたレコードの様にTVは同じ映像を何度も何度も繰り返していました。

 「ここなら、仲間も多いから気も晴れるかと思って連れて来たんだが・・・・・。」

王子も公式発表放送に気付いた様でした。

 「無神経な放送をするもんだな。パルム側にどれだけの被害が出たと思ってるんだ?」

何気ない一言でした。でも、この場を治めるには十分でした。

 「なんだ??? どうした???」 王子は自分に集まる視線の意味を知りませんでした。
 「そうだ。PMの回収が結構大変なんだ。ヒューマンの兄ちゃん手伝ってくれないか。」

そこには、ファイティングポーズのまま固まっていた、ヒューマンの彼と大柄の男がいました。

 「なんだ??? どうした???」 王子はもう一度繰り返しました。
 「いや、俺とフローラは明日から他の避難所を周るつもりだ。今日はその準備がしたい。」
 「では、私がお供しましょう。」 かーさんが王子の申し出に応えました。

王子はパシリ休憩所に古着姫を預けた後、かーさんと立ち去ろうとし、ヒューマンの彼は
フローラと明日からの避難所巡りに備えて、PM達と救難物資提供の交渉をはじめ・・・・
そして その場には、ファイティングポーズのまま固まった大柄の男だけが残りました。

 「オッサン、だめ。」 1人のPMが大柄の男の服の裾を引き続けていました。
PMは、大柄の男に懐いている様でした。大柄の男に主人の面影を重ねていたのでしょうか?
2072007/09/28という日(12):2009/11/23(月) 09:22:13 ID:VH2s9j9P
私ですか? 私はようやく風呂釜から解放されて、一息ついていました。
リアクターでお湯を沸かすのは結構疲れます。

            「これは、餞別です。」

パシリ休憩所からの去り際にかーさんが、ファルクローとメテオバスター置いて行きました。
ファルクローはラグオル仕様の物で、キャストなら職を問わずに装備できます。
メテオバスターは巨大な手の打撃型SUVです。
(それにしても「餞別」とは・・・・あまりに不吉です。)

ここNH゚K(野良パシリの国)は、主人をなくしたPM達が集う場所です。
そして、私達PMを必要としてくれる人が居てくれる場所です。
古着姫はGH450の派生型で赤のスーツを着ていました。

 「わたし、新型は始めて見た。 ねぇSUV持ってるって本当?」

そういえば、NH゚KのPM達は基本形ばかりです。
ここのPMは、2007/02のコロニー規模(ユニバース)縮小の際に無人の廃居住区と一緒に
パージされたので時期的に派生型は居なかったのかもしれません。
(後に、この2007/02コロニー崩落事件は「バレンタイン・クライシス」と呼ばれました。)

 「しゅっ しゅわーち・・・です。」 古着姫もなんとか打ち解けようとしていました。


かーさんと王子がコロニー崩落現場に戻って、しばらくして表が妙に騒がしくなりました。
パシリ休憩所の外には・・・・。1体のSEEDフォームが避難キャンプに迷い込んでいました。
ええ、1体だけでしたので、きっとどこからか迷い込んだのでしょう。

そのSEEDフォームは手負いらしくぽたぽたと大地に体液を滴らせ、自分の周囲の瓦礫を
手当たり次第に破壊していました。(瓦礫撤去の手間が省けて好都合ではありましたが)

避難キャンプの人達は、このSEEDフォームをどうするか決めかねているようでした。
銃や剣といった武器を持ち出している人も居るようです。 ですが・・・・。
SEEDフォームに手を出せず遠巻きに囲んで面でプレッシャーをかける構図になっていました。

何かを察知したSEEDフォームは急に頭を上げ、パシリ休憩所に飛び込もうとし、
様子を見に休憩所から出た私とヒューマンの彼と鉢合わせました。
私達の後では、PM達が休憩所の入り口の影から外の様子を伺っています。
2082007/09/28という日(13):2009/11/23(月) 09:23:03 ID:VH2s9j9P
先ずヒューマンの彼がクレソルウドを抜いてSEEDフォームに切りかかりました・・・・が。
あっさりと弾き飛ばれてしまいました。
彼のPMのフローラはやれやれと言った表情で、彼の所へ駆け寄りました。

              「ご主人様・・・。」

私の後で古着姫の呟く声がしました。そして、古着姫はSEEDフォームの前に飛び出しました。

 「危ない!!」 飛び出した古着姫を見て避難民の誰かが声を上げました。
その声が引き金でした。 危ない。 危ない。 危ない。 危険。 危険。 危険。
PMは人の命を守らなければならない。  PMは正義を遂行しなければならない。

古着姫のマジムラが彼女の意思に反して天高くかざされました。

 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」

      『必ずや、彼らイルミナスに正義の鉄槌が下ることでしょう。』
    壊れたレコードの様にTVは同じ映像を何度も何度も繰り返していました。

 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」 「嫌だ!!」

   古着姫の慟哭に耳を傾けた人は居ません。アレはただのSEEDフォームなのですから。

 『ヒューマン原理主義組織イルミナスはガーディアンズコロニーへSEEDフォームを差し向け』
   壊れたレコードの様にTVは同じ映像を何度も何度も繰り返していました。

イルミナスはどうやって、コロニー制圧用のSEEDフォームを大量に準備したのでしょうか?
何故、古着姫の主人はコロニー崩落のあの時あの場所に古着姫を救いに現れたのでしょうか?

      『必ずや、彼らイルミナスに正義の鉄槌が下ることでしょう。』
    壊れたレコードの様にTVは同じ映像を何度も何度も繰り返していました。

         「嫌だ・・・。嫌だよ。  誰か・・・助けて。」

    私は、何の為になら、誰の為になら、銃を取ることが出来るのでしょうか?
  有るじゃないですか、人ではなく、システムの制約も受けない物が、ここにひとつ。

2発の銃声がして、私のブドゥキ・ボアは古着姫の肩口を越えてSEEDフォームを捉えました。
2092007/09/28という日(14):2009/11/23(月) 09:23:56 ID:VH2s9j9P
古着姫のマジムラは、私に向けて振り下ろされました。 私向かうゾンデ。
私の後にはパシリ避難所。 バックダッシュのスラスターで機体の前方に砂塵を巻き上げる。
質量を持たないテクニックへの対抗には、空中に粒子状の障害物を散布するのが有効の筈。

ゾンデ阻止を確認。 砂塵が目標の視界を遮っている間に砂塵を飛び越えて上方から攻める。
陸戦用機の対空兵装は薄い。 が、風呂で注水したバラストの重量が影響して
思った程の高度が取れない。 私が砂塵を飛び越えられずに突き抜けた時。

 「しゅっ しゅわーち!!」 古着姫のシュトルムバスター。 読まれていたか、ならば!
 「メテオバスター」 メテオバスターの巨大な手を傘代わりにして直上攻撃をしのぐ。
SUVの発動時間なら、シュトルムよりメテオの方が長い。

そのまま、古着姫を飛び越えてSEEDフォームに組み付く。リアクター水冷モードへ移行。
出力170%へ上昇、力押しならば負けはしない。

      『必ずや、彼らイルミナスに正義の鉄槌が下ることでしょう。』
    壊れたレコードの様にTVは同じ映像を何度も何度も繰り返していました。

私は古着姫の主人の敵でなければならない。主人の生命を脅かす存在でなければならない。
その為になら私は銃を取れる。 私に正義なんていらない。

私がメテオバスターでSEEDフォームに組み合い、力の拮抗で互いの動きが止まった時。
ヒューマンの彼がクレソルウドで再びSEEDフォームに切りかかりました。

古着姫の動きが止まりました。 いえ、彼女にはそれしか選択肢が無かったのでしょう。
人に危害を加える事が許されない彼女には、自分の身を盾にするしか主人の身を守る方法が。

SEEDフォームは私との組み合いをあっさりと放棄し、古着姫に抱きつきました。
そして、ヒューマンの彼は再び弾き飛ばされてしまいました。

今の光景は周囲からはどの様に映ったのでしょうか?
やはり、SEEDフォームが古着姫に襲い掛かった様にしか見えなかったのでしょうか?

・・・・・。あなたはその子の前でなら人に戻れるのですね。
コロニー崩落の時もその子を助けに行ったんですものね。

私はマズルフィーバーを抜きました。 それが正しかったかどうかは判りません。
ただ、私はこの人を人として眠らせてあげたかった。

      『必ずや、彼らイルミナスに正義の鉄槌が下ることでしょう。』
    壊れたレコードの様にTVは同じ映像を何度も何度も繰り返していました。

私はこの人にマズルフィーバーをあて、引き金を引きました。
ピロン。フォトンチャージの使用音が1つ、2つ、3つ・・・8、9、10。
ピロン。ピロン。ピロン。ピロン。 嫌な音でした。

            「人殺し!」 古着姫が叫びました。


           その日、私は、はじめて、人を、殺しました。

2102007/09/29という日:2009/11/23(月) 09:25:34 ID:VH2s9j9P
ヒューマンの彼は、PM達と交渉して手に入れた救援物資をカーゴに積み込んで
避難所巡りに出発しました。

王子とかーさんと妹は、コロニー崩落現場へPM達の回収に向かいました。

店長はPM達の修理に大忙しです。

情報収集の為に付けっぱなしになっている避難所のTVは、
相変わらず壊れたレコードの様に同じ映像を繰り返して放送しています。

その日は、何事も無かったように始まりました。
昨日の出来事は、避難所に迷い込んだSEEDフォームをガーディアンズが排除した。
ただそれだけの出来事でした。
まぁ、この避難所でのガーディアンズの印象は幾分良くなったのかもしれません。

私にとっては、後味の悪い出来事でした。
あの後、私は娘のGH420とその人の墓を立てました。
娘の事は、店長やかーさんや、妹達に頼む事にしました。

私は、ガーディアンズを続けて行く自信はありません。
昨日のような出来事はもうごめんです。


     2007/09/29という日 私はガーディアンズを辞めました。

211あとがき:2009/11/23(月) 09:27:01 ID:VH2s9j9P
450c「GH450customで〜す。」
450d「GH450dupeで〜す。」
450c「ふたりあわせて・・・・えーっと、コンビ名は考えてませんでした。」

450d「>>150様がおっしゃるに、手抜きすると分けわからん。という事でしたので。」
450d「姉妹漫才の時には、挨拶を入れてみることにしました。」

450c「コンビ名は、鋭意募集中なんよ。」
450d「なんとか、過去編はおわりましたね。」

420p「ふえぇぇ。あたしも野良になっちゃったよー。」
450d「まったく、かーさんといい姉さんといいネグレクト(育児放棄)はウチの家系なんでしょうか?」

450c「そうそう、当初古着姫が450f候補だったのは、内緒の話です」
450d「まぁ、出番が後半からでしたからねぇ。」


450d「では、体験入隊の続きですが、私、女の子に戻れました。」
450c「男の子版450dに襲われて・・・・しかたなくやりなおしました。」
450d「いちおー、ネットワークライセンスも当たっているのでよろしくです。」

でわでわ
212名無しオンライン:2009/11/23(月) 14:00:47 ID:2FbbbIiI
はやいとこオッソリアゲットして体験版に戻りたいんだが、
ついレベル上げやPA上げ、レア探しとかしてしまってストミが全然進まなねぇ・・・orz
2発売してもやってそうで心配になってきたぜ
213名無しオンライン:2009/11/23(月) 14:07:29 ID:yzdldekU
>>212
新しい服を買う→ストミをひとつこなす→新しい服(略
これでクリアはどうだろう
あとはバッジでなんとか…
214名無しオンライン:2009/11/23(月) 15:56:25 ID:2FbbbIiI
それだ!



でもオッソリア以外特にいらn(ry

それにあと2章まで来たし。 ストミとストミの間にフリミこなすのがちょっと面倒w

ところでふとおもったんだけど、2の8キャラで倉庫1000って少なすぎる気がするんだが大丈夫なんだろうか。
PSUは1キャラ細大500x8なんだし、1000だと少なすぎる気もするんだが・・・
製品版では拡張とかできるのかなあ
215名無しオンライン:2009/11/23(月) 17:43:25 ID:yzdldekU
>>214
合成なくなってるからある程度省けるとしてある程度武器を絞れば大丈夫じゃないかな

俺が心配なのは
キャス子のオッソリア→メインカラーで変更
ヒュマ・ニュマ用オッソリア→各種ナンバーデザインで固定
だと思うと全部集めるのにとりあえず二回もストミクリアしなけりゃならんという事だ
俺はメインも含め三回クリアするハメになったけどな!
216名無しオンライン:2009/11/23(月) 18:14:29 ID:Nhtf8SDA
>>203
おお、続きktkr!
>語尾がモ〜って明らかにおかしいですよね
突っ込んだら負けだ。ってか、名前といい語尾といい突っ込み切れんw
続き頑張れ!

>>204
>あたしを洗濯板だって言った奴をクビにしてたらガーディアンズが半分になるだろ
いいえ、全員クb(ry
>言わないけど洗濯板を合成して送り付ける予定。
黒いなwこの450。
>作業を開始するとご主人様がムーンウォークでこちらに背中を向けたまま近づいて〜
盛大にワロタwご主人何やってんすか?

>>210
過去編終了乙です。
>私はガーディアンズを辞めました
そうか、450cはガーディアンズ退役か。

洗濯・・・ライアもEP2でSEED化したビーストの少年を殺してしまい、
後々引きずってたけど、450cは立ち直れるんだろうか・・・
で、過去編って事は、次から現在編になるんだろうけど、
退役した450cがどう絡んでくるか楽しみです。
217名無しオンライン:2009/11/23(月) 18:24:22 ID:Nhtf8SDA
>>214
俺はいらない物でも、いつか使うだろうと溜め込んでしまう癖があるので、非常に心配だ。

>>215
さらに面倒なのは手に入れたオッソリア着た状態のセーブをPSPo2にコンバートする作業だな。
キャス子は最大で5回だけど、ヒュマ子、ニュマ子の全色となると・・・
218名無しオンライン:2009/11/23(月) 19:03:20 ID:v5EAKVoc
>>217
せめて『この色!』って絞ろうよ。そうしないと約50回も引継ぎをせねば……

女主人「とりあえず430,440,450の原色をもっていって、小ビス子さんのPMのコスプレしようかな」
エル「……怒られますよ?」
女主人「あと、忘れちゃいけないのは412カラーの410オッソリア。……ロザリオちゃんに化けよっと」
エル「だから、これ以上自分の命を縮める真似はお止めください」

??「…………いいもんいいもん、どうせ私は過去の女……」
エル「……あの、evlia(GH450)さん?」
evlia「どうせご主人様はPo無印時代の私なんて忘れてしまってるわ……」
エル「いえ、そんな事はありませんよ。僕(エルヴィア)の名前もあなたからつけられたものですし、ちゃんと覚えてますよ」
evlia(イヴリア)「…………ご主人様なんか、呪ってやるぅ……」
女主人「……あー、いや、ね。ほら、多少は名前を変えないと。ずっと同じ名前っていうのもなんだし」
evlia「そういうご主人様はずっとその名前のままじゃない……絶対『L』と『V』の順番間違えただけだよ……」
女主人「そ、そういう文句は作者に言って。あいつが元凶なんだから」

小ネタでこの子の名前を出す時に、素でelviaと書いてしまいました。書いてる途中でPoを起動して確認したら……orz
すまん、evlia。
219名無しオンライン:2009/11/23(月) 19:13:57 ID:2FbbbIiI
>>215
ツレと生物とメカで分担した俺は勝ち組・・・になれるか!?w

>>217
あるあるw
自分もそれなので凄く心配。1000だと絶対たりないわ。
各キャラ1000x8+共有1000なら何も言うことは無いw
220名無しオンライン:2009/11/23(月) 19:42:25 ID:yzdldekU
>>219
甘いよスウィートだよ
パシリが60種いる以上、俺達は今回最も幸せな負け組だぜw

どーすんだよ登場人物覚えられない日が確実に来るよな…
221名無しオンライン:2009/11/24(火) 04:47:21 ID:jo8JxgjF
                                   ll. 
                                ヾ    〃
                  , -‐----‐- 、      ミ   周 ま ≡
                 / _ - ,ヘ丶 - _ \       回 .た
               ヽ, -  ―|/― - , /    =.   で .ヴ  =.
               ┛┗::::::::::::::::::::::::::::ヽ        .す .ィ
               ┓┏:::::::::::::::::::::::::::|:::|     =.  か ヴ   =...
               /|:::|.ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |::|ヽ       こ  ィ
 .              |,_|:::|==、:.:::::,== l::!_,| <ヽ  彡  の ア   ミ 
             . ヽ|:::! "   ,   " !:|ノ  ヽヽ、   野 ン 
                 |:::ト、  r ‐ァ  . イ:/    ヽr',つi、郎 と
              ,,--ヽ|  >;;;;;;;;< .|/―-、 / i(_/ヽ,,,  、 ヾ 
                 i::::::::::::ィ"| __  __ .| .i:::::::::::i  i  `´トイ_/、
           .  _ |:::::::::::.| .|  '  '  .| .|:::::::::/  .l   _/ ヽヽ./⌒ヽ 
        .  て   ヽ;;;;;;;;.;;@=======@ハ,,/ヽv'゙ヾ'=/.   |. ヽ   )
          そ,「、`y'フ/ ト!o___  oイ /\ イ   /    |../ ー
           i_ヽ、)_____/|::...."!|/  ヽ,_ , ノ     |/_/
           ヾ| /      ヽ ..| |  っ
           |  ●   ● .| | っ
           |  (_人__)U  | |
            |__   __|/
            //  / /ヽ
なんか気付いたらこんなもんが出来上がってた。夜中に目が覚めると怖いね

>>220
>パシリが60種いる
でもなんか結局450に落ち着きそうな気がしてたまらないw
222名無しオンライン:2009/11/24(火) 12:22:02 ID:DATjCLRf
ライア教官に不倫洗濯板テロを決行。
翌日、解雇通知が届く。
ご主人様に見せるとうんうんと頷いたあとディラガンラインを装備する作業に戻られる。
署名欄に「ライア」ではなく「ライアー」と書いてあった。
あの嘘つき。ファック。

ご主人様が任務にお出かけになる。
最近、やたらとメセタを貯めているのだ。
私に秘密にしたいらしく、ミッション協力の御呼び立てはめっきり減った。
しかしヴィジフォンの履歴を見れば何を考えているのかは丸わかりですご主人様。
PMを買い取るのは基本的に高い。
何故かといえばガーディアンズのマイルーム施設そのものまで買い取る必要があるからだ。
マイルーム総合インターフェイスでもあるPMは、本体だけでは性能をフルに発揮出来ない。
フリーのガーディアンをするならやはり施設も必要な所だろう。
性能がどうでもいいならPMを買ってなんのメリットがあるというのか。
PMの性能を失ったら私に何か残るのか?
問われるのは日常の態度と勤勉さだろうか。
とりあえず練習してみるべきだろうか。
「私にはもう…こんなことしか出来ませんが」とか言って服を脱ぐとして上からか下からか。
鏡に向かいオッソリアドレスのスカートをめくる手前で正気に戻る。ファック。

PMには型式があり新しいもの程高く、減価償却の進んだものは安い。
他にはガーディアンズやGRMからの稼働評価があり、高性能・高評価になると高価になる。
ふと自分の評価額が気になりご主人様のコードで最新情報を確認。
ガーディアンズ評価に「現主人がいないと泣く壊れPM。返却されても使い物にならない」
というライア教官の最低評価を確認する。
あのイタチ女。
ご主人様がフリーミッションで呼ぶ時は必ずレオさんとセットで呼んでもらってるくせに。
ファック。

減価償却も結構進んでいるのと何よりライア教官の評価でかなりクールな評価額だ。
自分で購入してご主人様にプレゼントする事すら考えられる。
やはりビーストの女性は宇宙一美しい。
ツンデレはこれだから。ファッキン。

ちなみに買い取り手続きは既に終了していた。
主に散財させて嬉しい私が一番ファッキン。



冷静に考えて
・いつでも洋服がインポート出来る様にキャラは七人までにする
・着たい服はその都度インポート
・発売後ある程度情報が出揃ってから1にしか無い服を買ってインポート
でどうだろうか
223名無しオンライン:2009/11/25(水) 00:17:25 ID:/Hkvw7pU
>>222
PSPo2のアンドユー達はみんなパシリを買い取ったんだな。
なんてファッキン野郎達に乾杯。
224名無しオンライン:2009/11/25(水) 02:02:37 ID:yAv0rFlD
やっと1クリアできた・・・
8章開始のフラグたてるのが一番難しかった気がするw
さて450オッソリアコンバートしてくるお!

>>223
もれなくヴィヴィアンというコブもついてくる・・・んだけど別の話だからいないのかw
225名無しオンライン:2009/11/25(水) 02:27:20 ID:q1Oav4IZ
>>223
むしろ

その後日、育成にアイテムを必要としない新型PMが市場に安価で提供されるニュースを見た。
金帰せ洗濯板。ファック。

とかを考えてました。
226名無しオンライン:2009/11/25(水) 12:00:45 ID:R/edNWhu
ああ… またパシリと絡んで毒にも薬にもならないネタを落としたい

だがPSPがない…
227名無しオンライン:2009/11/25(水) 12:36:12 ID:q1Oav4IZ
>>226
イルミナスだっていいじゃない
パシリなんだし

でも新型パシリ60体とかの噂もあるよ
228名無しオンライン:2009/11/25(水) 13:52:05 ID:mUovXy0r
>>226
書き方的に今は課金してないようだけど、PSUのIDが残ってるなら、
今はコミュニティコースがあるから、マイルームに入れない等、制限があるが無料でIN出来る。
NPCは呼べるので、後はどこか人気の無いミッション受けて、
パシリ呼んであんな事やこんな事すればいい。
229名無しオンライン:2009/11/26(木) 03:08:44 ID:2uWvc7Jj
今ディラガン倒してそのまま450とポーズとかして遊んでたんだが
泣くアクションしたら突然シフタをかけられた。
いやでもロビーアクションに対応してテクくれたりしないよなあ
230名無しオンライン:2009/11/27(金) 00:55:15 ID:3gfv5hzu
愚痴スレ向きかもしれないけど、
体験版やっててふとおもったんだが、「パシリを育てる」ってのがなくなっちゃってるよな。
合成がカットされたから仕方ないかもしれないけど、
餌やって上げたステータスが戦闘に影響したりすればいいのに。
武器を選ぶのはちょっと難しいかもしれないがw
231名無しオンライン:2009/11/27(金) 03:10:19 ID:0dhPh3Be
>>230
PM「新作ではいつの間にかキャスト扱いになっていました」
主「いつの間にかっていつだよ」
PM「つまり人権があります」
主「そりゃキャストなら人権は保証されるだろ」
PM「つまり結婚も出来ます」
主「そうなんだおめでとう」
PM「…人権があるのでゾンビアタックや立ちっぱなしの店番等の慰謝料を請求出来ます」
主「払えない場合は?」
PM「体で支払っていただきます」
主「…今までの食費と合成失敗の損害賠償を求めてもいいか?」
PM「はい、体で支払います」



という訳で合成が出来なくなって…嘘ですごめんなさい
まあチケットで細かいカスタム出来るかも知れないし楽しみだなあ
232名無しオンライン:2009/11/28(土) 19:25:44 ID:REX+t2bi
Po2のパシリは近づいても何の反応も示さないのが怖い
233名無しオンライン:2009/11/29(日) 02:15:08 ID:yMPUDeA1
>>232
外に連れ出してると愛想いいのにねえ
234名無しオンライン:2009/11/29(日) 02:40:49 ID:LBRm08CZ
外ではいい子ちゃんか腹黒め
235名無しオンライン:2009/11/29(日) 20:13:17 ID:oIaA++tM
    __
   | ヽ ノ||
   |__Y_||   
  ,´ノノノヽ))) 
  W@リ゚ ヮ゚ノ <呼んだ?
   k_〉`イ_!〉
  く_ノ/`i´lj   
   ゙'ーi_'ォ_ァ"
236名無しオンライン:2009/11/29(日) 20:29:16 ID:LBRm08CZ
すいません
237名無しオンライン:2009/11/29(日) 22:24:19 ID:Zcsp9kUg
>>236
ちょ、素直すぎw
GH440からいったいどんなトラウマ受けたんだよw
238名無しオンライン:2009/11/30(月) 01:59:18 ID:eg33betx
帽子の子は性格変わったんだってな
前の性格知らないけど
239名無しオンライン:2009/11/30(月) 13:13:52 ID:pv93ieSG
PSPo2の440ってボクって喋るんだな……正直驚いた。
240名無しオンライン:2009/11/30(月) 22:48:25 ID:m4ZcW+MT
マジでか・・・ 440に浮気してみ  あれ誰か来たみたいだ
241名無しオンライン:2009/11/30(月) 23:54:59 ID:HKnwrBvN
GH410リトルウィング仕様がなんかブツブツ言いながらクレイモア持って>>240の方に向かった
242名無しオンライン:2009/12/01(火) 02:48:24 ID:u2BO30St
クールな450である私に限らず誰でもそうだろうが最大の敵は油断であり自惚れだ。
リトルウイングへの引っ越し雑務に追われながら>>241の事件のニュースを聞き、再認識させられた。
思うにご主人様に所有権が移ってからの私は少々たるんでいる。
だから主人様がバナナを食べながら意味もなくナノブラストしたりするだけで吹き出したりする。ファック。
ご主人様がほうれん草を食べている時にナノブラストした時など
「助けてポパーイ!」などと相槌を打っている場合なのか。
主がボクっ娘を希望した時にボクっ娘になれない様では450道は遠い。
とりあえず特訓を開始しようと決意。
青い短パンと大きなハサミを合成したらご主人様に叱られた。ファッキン。



…俺のパシリはファック450って名前なんだけどBANされたらどうしよう
243名無しオンライン:2009/12/01(火) 10:51:54 ID:ckAdO4tK
どちらかといえば某スレの『440様』化してるけどw印象は、だけど。

>>242
とりあえず何やってんの主人さんwwwwwwwバナナはドンキー○ングだっけ?

女主人「という訳で」
エル「何ですかファッキンマイマスター」
女主人「あんたいつからそんなに口が悪くなったの……ともかく。貰ってきたわよ」

っ蒼い衣装と大鋏

女主人「さあ、着なさい」
エル「嫌ですよ」
女主人「……(ブドゥキ・マガナックを突きつけながら)これはお願いじゃないの、命令」
エル「(ブドゥキ・マガナックの銃口をラビットウォンドで逸らしながら)だが断る」
244名無しオンライン:2009/12/01(火) 21:47:48 ID:2LF6LXWl
>>240
口は災いの元だな。合掌(-人-)

>>242
主   「>>81を思い出すんだ!」
GH450 『いきなり何ですか?ご主人。』
主   「いや、ファック450ちゃんは全裸待機でも無反応だったからご主人がEDかと疑ったんだろ?
      なら、逆にご主人のボケにファック450ちゃんが無反応なら、ご主人に不感症に思われるんじゃないかと。」
GH450 『んな訳あるかぁぁぁ!』
             ::::::;;;;;;;;;
   l:::::ヘ:l    :::::;;;;;;;;::
  (.#ノヽハ〉;;;;;;::::::     :;..:. :::;<ア゙ー 
  @リ ゚匚:::;;;::
  <:::l=l:)〉:::;;;;;;::::
  Cl:l___l_ヽ   :::::;;;;;;;;::
   レi_'ォノ       ::::::;;;;;;;;;;

>>243
主   「蒼い衣装と大鋏、装備しないなら俺がもらtt」
GH450 『着ませんよ。』
主   「えっ?」
GH450 『何を驚いているんですか。当たり前でしょう。』
主   「(´・ω・`)」
GH450 『そんな顔しても駄目です。』
主   「(´・ω・`)

      (´・ω:;.:...

      (´:;....::;.:. :::;.. ..... 」
245名無しオンライン:2009/12/02(水) 00:06:51 ID:dFU9IT3N
ここんとこちょっと投下が落ち着いてるようなので軽く投下してみるw
(体験版の序盤の展開が含まれるので、ネタバレが嫌な人はスルー推奨)


そこは、数刻前までは静かな、とても静かな場所・・・海底のレリクスであった。
しかし今は、いくつもの声、いくつもの雑踏、さまざまな音が響いている。
「ほぉ、どうやらお前も傭兵のようだな」
一人のキャストが声をかけてくる。
「え?あ、えっと、傭兵…っていうか便利屋というかなんというか…」
しどろもどろで答えるキャストの女性…といっても中身は箱だが。
「便利屋?ってことはフリーか? そりゃ大したものだな」
呆れた様子でキャストが答える。
「まぁ、こんな場所に来るくらいだ。よほどの腕利きか、よっぽどの物好きか…だな」
キャストはぽんぽんと箱の頭に手をやると手をひらひらさせながら去っていった。
(・・・むー、なんだか情けない・・・)
元のボディの箱の身体のサイズからして、頭をああいう風になでられることは皆無といっていい。
それをなにげもなくやられると、なんともいえない複雑な気分になる。

と、その時
「帰ろう、帰ろうよ!」
女性…というよりも女の子の声がレリクスに響く。
「ったく、たまには仕事をしろ、仕事を。ここは楽な仕事だ、文句を言わずにやれ」
これは男の声。
「仕事ならしてるじゃん!この前スクラップをジャンク屋に売って、お金稼いできたでしょ!」
「いつの話だ。大体あんなのどこで拾ってきたんだ!」
「おちてた」
「落ちてたじゃねえだろ! ・・・全くおまえというやつは・・・ もういい、今日は大人しくここで仕事してろ」
呆れたてた男がホールから出て行く。
女の子はその後姿に最後に文句を垂れると、再び不安そうな表情に戻る。
「だから・・・危ないんだってここ・・・」

「わー、ボクだけじゃないんだなあ・・・無理矢理この依頼受けさせられたの・・・」
450が聞いたら怒りそうなことを呟きながら、箱は作業ををするべく奥の部屋に向かう。
と、その時だった。
轟音。そして揺れ。それらが一体となりレリクスを襲う。
混乱するフロア・・・と思いきや、流石はそれなりの腕の者を集めたといわれていただけはある。
特に混乱らしい混乱も起きないまま、そのフロアからどんどん人が減っていく。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
残されたのは、少女が一人。彼女を残し、無常にも扉はその口を閉じてしまった。
「出して!出してよ! このっ!このやろっ! 開きなさいよ〜〜!!」
どんどんと扉を叩くが、反応はない。
「はぁ・・・ だから帰ろうって言ったのにさ・・・ ここはやばいって言ったのに・・・」
がっくりと肩を落とす少女。と、その時奥の部屋から声が聞こえてきた。

「ひ、ひええええええ!! だ、誰かいませんか!逃げ遅れた人はいませんかーーー!!」

つづく

つづくんだけど風邪が治ったら書いてる暇あるかちょっと心配w
246名無しオンライン:2009/12/02(水) 00:20:02 ID:dFU9IT3N
>>242
箱「青い短パンと大きなハサミといえば・・・」
450「いえば?」
箱「クロックタワーのシザーマン」
450「え、あれって燕尾服じゃなかったんですか?」
箱「そう思ってぐぐったら、ttp://2.bp.blogspot.com/_vYTE4_gs0sE/SQ0hj9JXIII/AAAAAAAAADg/E8CZhV1ZVl0/s320/untitled.bmp
 こういうのが」
450「あぁ・・・これなら怒られますね・・・」
247名無しオンライン:2009/12/03(木) 06:01:47 ID:dP8MLNlF
リトルウイングへの仕様調整の為のインポート処理を終えた。
この約三年でかなりの変更点があり、パートナーとしてご主人様のお役に立てる機能が充実した。
野外ではご主人様の膝に座る事すら可能になった。
素晴らしい。
ビバ人権&リトルウイング。
しかしご主人様のお供をしている最中に時々だがはしゃぎ過ぎてポーズまで付ける癖がついた。
クールな私としては大問題である。ファック。
さらに問題なのはパンツを奪われ短パン装着になった事だ。
ご主人様へのささやかなアピール兼クールの証、黒パンツを失ったのは大打撃だった。
しかし決定事項に逆らうよりは対応するのが先決だ。
私は即座にパスワードを入手し、マジカルなんとかという新しい外装をPMサイズに合成。
試着を済ませると綺麗に畳んでナノトランサーに仕舞い来るべき時まで封印する。

全ての姉妹へ断言する。
今回最大の敵は執着心だ。ファッキン。



短パンネタ書いたらパシリが短パンでびっくりしたのはともかくレスありがとうございます
PMチケット揃いましたか俺は全然進みません

朝起きてカキコミしないで寝た自分に気付いたけどそのまま書いてく
248名無しオンライン:2009/12/03(木) 17:39:03 ID:dP8MLNlF
執着心じゃねえよ羞恥心だよ
だからみんなゲームやり過ぎで寝不足とか気をつけてね!
ファック。
249名無しオンライン:2009/12/04(金) 02:16:00 ID:f1mUYwch
ロビアクで遊んでたら、
パシリと向かい合って立つ→キスのモーション→パシリが動き始める→キスのモーションをキャンセルして座る
とすると
ちょうど前傾したパシリの顔とキャラ(※最大身長箱で実験)の顔が(ry
250名無しオンライン:2009/12/04(金) 10:28:39 ID:sWndsfCi
|
| ・ω・)<第2話『little twins』
|  ノ_つttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=4664

※DLキーが設定されています。キーは412。
251名無しオンライン:2009/12/04(金) 16:50:27 ID:EIeh+GPR
GJ乙です
252名無しオンライン:2009/12/05(土) 21:37:18 ID:zilaZJgN
>>250
今、読み終わりました。毎度乙です。

>あの計画
毎年毎年、主の戻らないパシリ達に謎のサンタさんが来る・・・
そういや、もうそんな時期だな・・・早いもんだ。

各キャラがなにやら動いてるようなので、今後の展開がより一層楽しみだ!

主   「カエデさんが最後になるまで誰か分からなかったのは内緒だw」
GH450 『ソル君でようやく、思い出すとは、ご主人もまだまだですね。』
253名無しオンライン:2009/12/06(日) 04:15:50 ID:VP6Isb1g
あれ…451って台詞少ない?
254名無しオンライン:2009/12/07(月) 19:49:58 ID:LqwINnup
既に知れ渡ってるかもしれんが、
パシリの壁紙が配信されてるな。
255名無しオンライン:2009/12/08(火) 18:20:55 ID:74+yyReR
450なんか投げキスしてるよな
あーダウンロードしてえ
256名無しオンライン:2009/12/08(火) 20:26:43 ID:Nk+x33zN
>>254
どこか教えておくれ
257名無しオンライン:2009/12/08(火) 22:11:21 ID:vz6hPIeq
258名無しオンライン:2009/12/08(火) 23:16:51 ID:ZcNPqY3H
>>255
兄弟!サイズはPSP用だが、
ダウンロードはPSP無くても>>257から出来るぜ!
携帯からのカキコならスマン。
259名無しオンライン:2009/12/09(水) 04:02:21 ID:Z2w+es/J
>>258
ありがとう兄弟
PSPの壁紙にしたいんだけど弟とマルチするときに見られたらちょっと恥ずかしいかなあと

PM「ところでご主人様」
主「どうした?」
PM「最近私のお話が無いようですがまさかエミリアに思い入れしてたりしませんよね?」
主「ストミ終わらないだけでございます」

俺、ストミクリア遠い
260名無しオンライン:2009/12/09(水) 04:27:52 ID:4SPeBERX
>>259
頑張ってください。俺はまだ二章クリアした所ですから。
レベル上げないと……

女主人「そういえば、470にも派生型が出たんだってね?」
エル「ええ、そうみたいですね」
女主人「Gちゃんねるによると、471が学級委員、472が俺様、473がガキ大将、474が厨ニ病……と」
エル「……性格が最優先ですか」
女主人「こっちのエルっぽい性格はないわねー。強いて言うなら471かなー」
261名無しオンライン:2009/12/09(水) 05:36:27 ID:FPYpQbtS
>>257
便乗だがありがとう兄弟!!
なにこれ450かわいいよ450



450「だそーですよご主人様っ♪」
箱「ハープーンライフルいいよハープーンライフル♪」
450「はちょーっ!!」(げしげしげしっ)

ストミほっぽいているのでいまだにパシリと二人旅w
後ろからライフルでぺちぺちしてる箱に対し、
常に最前面で戦う450がとても頼もしいw
262名無しオンライン:2009/12/09(水) 21:09:00 ID:2OGNHyOJ
>>259
兄弟、お気に入りパシリ壁紙を使いたいだろうけど、パシリ集合壁紙を使うって手もあるぜ!
集合壁紙なら見られたとしても「記念壁紙だしばらく使ってみようかと」って感じで逃げられる!

>>260
兄弟、聞いた所によるとGH52X系が男の子らしい。
俺も2章クリアした辺りだから自力で確認した訳じゃないがな。


GH450 『ふんふふ〜ん♪ラララ〜♪』
主   「???何か嬉しそうだな。」
GH450 『当然ですよ。あんなかわいい壁紙を作っていただいて、嬉しくないわけないじゃないですか!
     その壁紙をご主人様が使ってくださるって考えただけで・・・いや〜ん、もう、どうしましょう////』
主   「・・・(言えない。壁紙は落としたが、まだ縞パン娘の壁紙のままなんて、言えない。)」
263名無しオンライン:2009/12/10(木) 00:07:46 ID:FPYpQbtS
何気にとあるソフトのスキンの素材にしたらいい感じになった件
264名無しオンライン:2009/12/10(木) 02:08:20 ID:vg68GGiv
52X系の仕様調べた方がいいんだろうか
ファックには食わせないけどとりあえず調べる?
265こっそりとパシリの日記を盗み見た。:2009/12/10(木) 22:51:43 ID:/i3naSQB
12月10日 晴れ
 今日、440オッソリアが配信されました。
 マスターは喜び勇んで交換しに行き、帰宅後直ぐに着替えました。
 色は紫×暗い青、元パシリを自称するだけあって、意外と似合っています。
 上半身は温かそうですが、下半身は寒そうです。
 妊婦だという事を忘れていそうなので注意しましたが、無駄なようです。
 マスターが床に座ると、いい感じに絶対領域がむき出しになります。
 マスターはわざわざ旦那様を呼んで、それを見せ付けていました。
 寒い冬なのに、今夜は暑い夜になりそうです。
 今夜は早めに寝る事にします。
 妊婦なのだから、ほどほどにして欲しいものです、色々と。

 〜GH433、ジャスミンの日記より〜


借り物のPSPだが、遠慮なく壁紙を410にした。
アイコンが見難くなってしまったが、キニシナイ!
266名無しオンライン:2009/12/12(土) 23:35:14 ID:j6R8HCba
>>264
俺も手に入ったら調べたいなとは思ってるが
そもそもまだ2章クリアで止まってるんだよな・・・
時間があったら調べる程度でいいんじゃないか?

>>265
>マスターが床に座ると〜
>〜ほどほどにして欲しいものです、色々と。

ちょw何誘ってんすかw
主   「いいぞ、もっとやr」
GH450 『・・・(ビキビキ####)』
主   「・・・スンマセン、調子にのりました。」

俺も倉庫係兼コスプレ係ちゃんに440服着てもらった。
髪型が短いツインテール(ルミアみたいなの)なんだが、すごく変な感じだった。
GH450 『440ちゃん達は皆ショートヘアですから、髪型を変更してもらったらどうですか?』
主   「だな。今度頼んでみるかな。」
267名無しオンライン:2009/12/13(日) 03:42:27 ID:3T2E4bNo
仕事が忙しくて書く暇がねえ!
休日はリトルウィングの業務をこなしていると気付けば終わっている…!!

ネタは浮かんでるんだけどなぁ…。
268名無しオンライン:2009/12/13(日) 20:21:26 ID:cWfApyL5
>>267
よう兄弟
ライフル探して潜りまくってるぜw

もうちょっとで80チェインのところをパシリに邪魔されたのはいい思い出


チクショー!!
269名無しオンライン:2009/12/14(月) 09:24:30 ID:eqI02J0q
520がショタのボクっ子で「・・・マスターの後ろに隠れてもいいですか・・・」
って言った時には何か色々弾けそうだった

ショタの気はないつもりだったがこれならいいかもしれない・・・
270名無しオンライン:2009/12/14(月) 09:39:21 ID:eqI02J0q
「・・・マスターの背中に隠れさせてください・・・」だった

普段は割りと強気なのにこれは反則じゃなかろうか
271名無しオンライン:2009/12/14(月) 13:53:53 ID:Su+2RZq8
451はクラクラっとかギュンギュンショットとかが印象的
綺麗な弓を装備してる
452は別にあんたのためじゃ以下略なツンデレ風味でグランツ系がかなり派手
453は一番450に近い感じで
454は満たされちゃったかもとか私の闇に包まれて!とかネタが充実
全部なかなかいいなあって思いながら450にしているのは多分俺だけじゃない
272名無しオンライン:2009/12/18(金) 13:36:11 ID:r8TGTotD
ごめんね…
とかで戦闘不能になられたらムーン連打しないわけにはいかない
273名無しオンライン:2009/12/20(日) 18:18:29 ID:BP/ZpJfo
PSPo2ネタ注意
いやバレもクソも無い内容だけど一応ね





リトルウイングにも大分慣れてきた。
利便性と住人の個性で言えばガーディアンズを凌ぐのではないかとすら思う。
ご主人様はまるでご主人様ではないみたいに装備を調え任務に貢献している。
時々ストーリーミッションとかでお供出来ない日が続いたりもする。ファック。
しかし拗ねてかわいいのは幼児までだ。
クールなパートナーとしてはやはりいたわりというかサプライズプレゼントとか
ちょっとした励みになる贈り物を用意すべきと考えデバイスを用意した。
451〜454各種フルセットで在庫まで用意し、ご主人様のお役に立つ時に備えてある。
デバイスを用意出来る新機能は素晴らしい。
素晴らしいがしかしこれは…何と言って渡せばいいのだろうか?
人権があるPMから「私を自由にしていいですよデバイス」みたいなものを贈る。
インモラル過ぎないだろうか。
倫理的におkなのだろうか。
ビーストのご主人様が文字通り獣と化したらどうするのか。
ワクワクして夜も眠れない。

ご主人様は翌日からストーリーミッションのハードに突入だそうだ。
ファッキン。



ってこのくらいでどうかな?
274名無しオンライン:2009/12/21(月) 23:06:40 ID:xD6nZ2p3
>451〜454各種フルセットで在庫まで用意し

ウチの450は453デバイスしかくれないんだが(既に8個くらい溜まってる)
これは、「むかついたから450のままつれまわしてやるぜ」というのを先読みされてるってことなのだろうかw
275名無しオンライン:2009/12/21(月) 23:22:05 ID:1eyIkXi5
GH450 『スレが静かですね。』
主   「12月は師走。師も走るぐらいの忙しさだからな。皆いろいろ忙しいんだろう。」
GH450 『ご主人はどうなんですか?』
主   「俺も忙しいぜ。ネタが思い浮かんでも書く時間が無いくらいだ!」
GH450 『・・・本当ですか?』
主   「な、なんだよ嘘付いてどうするよ。」
GH450 『・・・(じ〜)』
主   「・・・」
GH450 『・・・(じ〜)』
主   「すんません。忙しいのは事実ですが、ネタは全く思いつきませんorz」
GH450 『分かればよろしい。』


>>271
ナカーマ。いろいろ試してはみるが、結局450に戻るんだよな〜

>>272
むしろ、PMに助けを求められたら負けかな、と思ってる。
PMが状態異常 or 瀕死級ダメージ→超反応で回復
PM以外                →状態異常?瀕死?つばでもつけとけ。

主   「まさに外道!」
GH450 『自覚してるなら、治してください!!!』

>>273
ちょwww襲われるのめちゃくちゃ楽しみにしてるwww
こっちはようやく6章クリア。後半戦突入ッス。
276名無しオンライン:2009/12/22(火) 01:41:39 ID:StSAz/YW
皆様、久々です。相変わらずPo2のストーリーモードを進めてません。
つまり二章止まりです。……だって、久々に(ごにょごにょ)で手に入れたらき☆すたとかあちゃくらさん動画を見てばっかりで。
うちのPSPは動画プレイヤーと化しています。ファームウェアアップ以降はアイマスのテーマにしてるし……

エル「さて。いつマスター(の中の人)のPS熱が復活するか賭けでもしましょうか」
430「賭け、ですか?」
evlia「……一年後に一万メセタ」
エル・430「いきなり暗い発言しないでください」
430「でも、そうですね……大体1ヶ月程度がベタでしょうね」
エル「いえ、中の人の性格はうちのマスターにそっくりらしいですから、1ヶ月はないですね。最低で3ヶ月位は待たないと」
evlia「……やっぱり一年放置とか」
エル「それはない……ともいえないのが現状ですね。まあ、ネット接続をしないと手に入らない称号もありますし、1年以内には必ず起動させますよ」
evlia「……そういえば、プロダクトコードを使ってませんね。ご主人様(の中の人)は」
430「だいじょうぶですよ、イヴリアさん。……つい先日、PSUの方にログインされましたから」
evlia「…………携帯機なのに……気軽に遊べるのに……」
エル「あ、傷跡に塩どころか辛味噌を擦り込んでしまいましたね」
277ある日のソルとカエデ:2009/12/23(水) 22:20:10 ID:49v7T7HV
PSPo2ストミクリア記念かきこ。



リトルウィングに転職して、早半月が過ぎました。
そんなある日、フリーミッションをSクリアしたマスターに、GH472のデバイスを渡しました。
頑張るマスターへの贈り物として、前から用意しておいたのです。
マスターは喜んで受け取ってくれました。
そして、すぐにそのデバイスを使ってくれて、GH472になった僕を連れ、マスターはエミリアさんとミッションに行ったんです。
でも、そのミッションが終わった途端、

「お前なんか……お前なんか、あたしのソルじゃなーい!」

と、すぐさま元に戻されちゃいました。(実話)
どうも、『俺』とか、強気な言動に違和感有りまくりだったようです。
普段の気弱な言動を気にしていたから、472を選んだのですが……
あれから暫くして、2個目のGH472デバイスをさりげなく渡したけど、使ってくれる気配はありません。

「あんたはそのまんまでいいの!」

そう言って倉庫に放り込み、それっきりです。
今の僕がいいと言ってくれる事を喜ぶべきか、強気な僕が毛嫌いされた事を悲しむべきか……
心中複雑な思いで、今日もミッションに同行してます。

他の渡したら、使ってくれるかな、マスター……



しっかし、あそこまで性格変わると、デバイス使う気が失せる。
いやマジで。

>>273
 フラグが立ったら、ぜひ襲われてくれw
278I wish you a Merry Christmas. 1/4:2009/12/24(木) 18:28:05 ID:v4sbOjsG
 11月某日。
「う〜ん……」
 先ほどからかれこれ3時間、私のマスターはヴィジホンの前に張り付いて、なにやら調べものをし続けています。
「原材料価格がこれだけで、業者への卸値が……」
 ぶつぶつと呟きながら、メモ帳に書き出しては調べています。
「……後はどうやって作ろうかな。
 量が量だし……バイトって手も……口コミ……あ、そうだ、いい手がある」
「マスター?」
「ん?なに、ジャスミン」
 いつもと変わらない微笑で私に振り向いたマスター。
「いえ、先ほどから何を調べているのかと、疑問に思いましたものですから」
「ああ、これ?
 大した事じゃないわよ。
 それじゃ、出かけてくるわね。
 帰りは遅くなるだろうから、ご飯は先にルドのところへ食べに行ってて」
「は、はい。
 ところで……」
 何処へ、と聞こうとした所で、マスターは足早に、部屋から出て行ってしまいました。
「行き先、聞きそびれてしまいました……
 あ、マスターったらヴィジホン点けっぱなし」
 独り言を呟きながら、ヴィジホンを消そうとして手が止まりました。
「……メモ帳、このまま消したらまずいですね」
 立ち上げたままのメモ帳が見て取れたので、保存しようと踏み台を引っ張り出します。
 そして、目に入った内容に、思考が停止しました。
「卵144万個、砂糖約85t、小麦粉約45t?……何ですか、これ」
 その言葉に答えてくれるヒトは、この部屋にいませんでした。
 そして、年末の忙しさがやってきて、私はこの事を忘れてしまいました。
279I wish you a Merry Christmas. 2/4:2009/12/24(木) 18:28:29 ID:v4sbOjsG
 12月の半ば頃。
「御免下さい」
 GH440さんがやってきました。
 この440さんはマスターの知人で、いつも唐突にやってきます。
 そして、いつも微笑んでいるのですが、私はその笑みを見るたびにぞっとします。
 理由は分かりません。
「いらっしゃいませ。
 マスターなら奥で……コタ・ツダイに埋まってます」
 居間を覗き込むと、コタ・ツダイに座って「はぁ、ぬくぬく〜♪」とか言っています。
「マスター、440さんがいらっしゃいました」
「こんにちわ、私に何か用があると聞いたので来たのだけれど」
「あ、いらっしゃい。
 そうなの、ちょっと相談したい事があって。
 ――ジャスミン、お茶入れてくれないかな?」
「はい、少々お待ち下さい」
 お茶を淹れ、茶菓子と一緒に二人の前へと置きます。
「悪いけど、暫く席を外してくれない?」
「……はい。
 では、リカの所へ遊びに行って参ります」
「ロックだけしていってね〜」
 理由は分かりませんが、私に聞かれたくない話のようです。
280I wish you a Merry Christmas. 3/4:2009/12/24(木) 18:28:52 ID:v4sbOjsG
 そして今日、12月24日。
 朝から食材を大量に仕込み、ディナーの用意を始めたマスター。
「ふ〜ん、ふふ〜ん♪」
 鼻歌を歌いながら、手際良く下ごしらえを済ませていきます。
 それを手伝いながら、ケーキ用にシロップを作り始めたのを見て、ふと思い出しました。
「マスター」
「ん?なぁに?」
「先月、ヴィジホンで大量の食材を入手する方法を検索されていたようですが……」
「あ〜、あれ?
 もう用は済んでるけど」
「そうなのですか。
 それで、大量に仕入れて何を作られる予定だったのでしょうか」
 すると、口を噤んで考え込んでしまったマスター。
「……ま、もう教えてもいいかな。
 コミュニティーコースのパシリさん達全員に、クリスマスプレゼントを贈ったの。
 2個ワンセットのケーキをね」
「どうやってですか?
 不特定な上に数十万にも及びますが……」
「それは、企業秘密♪」
 と、ウィンクされてしまいました。
281I wish you a Merry Christmas. 4/4:2009/12/24(木) 18:29:39 ID:v4sbOjsG
 この日、通常の定期メンテが終了するとされる午後6時に、Gコロニー及びガーディアンズ諸施設の共有倉庫管理システムがちょっとした不調を起こしました。
 それはほんの数秒で終わり、本部側すらその原因も理由も分からないままだったのですが、すぐに復旧した事もあって公表しませんでした。
 ですが、コミュニティコースのパシリ達はそれに気づき、共有倉庫からプレゼントをこぞって取り出しました。
 赤地に金の星と柊の葉を模した模様つきのアイテムボックスには、出来はそれなりだけどフルーツたっぷりの2個ワンセットのケーキが入っていて、メッセージカードが添えられていました。
 彼女達には誰とも分からない、送り主の祈りが聖霊に届いたかどうかは、それこそ知る由もありません。
 でも――

「――ただいま4xx、元気にしてたか?」

 ――そんな奇跡が起こる事を信じて。

『I wish you a Merry Christmas.』
282名無しオンライン:2009/12/24(木) 18:33:51 ID:v4sbOjsG
連投になってしまいましたが、投下完了です。
283名無しオンライン:2009/12/25(金) 16:48:11 ID:Ltfj4XvM
ろだの話も反映させた設定で書かれると
別冊外伝を逃して本編だけ読んでたらいきなり設定が追加されて慌てた過去を思い出す
284名無しオンライン:2009/12/25(金) 20:02:09 ID:xAq6EO6e
>>277-282
連投乙です。今回の計画は某440も参加してたか〜。

>「お前なんか……お前なんか、あたしのソルじゃなーい!」
主   「あるあるwPo2のPMはデバイスで性格が激変するからな。」
GH450 『カエデさんの場合は、今までのソル君のイメージとは全然違う性格になってしまった為がっかりしてしまったのでしょうが、
     逆にイメージとぴったり一致して、ますますPM好きになられた方もいると思いますよ?』
主   「主の数だけ、PMのイメージも存在すると。全くPMとは奥が深いな・・・まあ、だからこそ楽しいんだがな。」


>送り主の祈りが聖霊に届いたかどうかは〜
節子、それ「聖霊」ちゃう、「星霊」や!
「聖なる夜」と「星霊」をかけてたんなら忘れてくれ。

>>283
>ろだの話も反映させた設定
そう言われればそうだな。ロダの分も読んでたから、全く気づかなかった。


主   「ともあれ、全てのPM&PM好きのご主人に幸あれ!」
GH450 『皆様、メリークリスマスです♪』
285名無しオンライン:2009/12/25(金) 20:50:55 ID:GdhSd03a
>>283、284
 感想どうもです。
 誤字については、>>284のご指摘通り

 × 聖霊
 ○ 星霊

 が正しいです。
 そういえば、OS再インスコした後、登録辞書再設定してなかったな(汗
286名無しオンライン:2009/12/28(月) 23:28:23 ID:OQvc1snR
こんなのが配布されてるぜ、兄弟

ttp://phantasystaruniverse.jp/event/makerrace2009/wallpaper/
287名無しオンライン:2010/01/01(金) 11:13:50 ID:rqBZjgdh
2人  「『皆様。新年、明けましておめでとうございます!』」
GH450 『ご主人様、今年もよろしくお願いします。』
主   「こちらこそ、よろしく頼むよ。」
GH450 『今年はリアルインフルエンザで倒れなくてよかったですね。』
主   「一昨年、去年と2年連続インフルエンザで年越しだったからな。ぶっちゃけ、キツすぎる。」
GH450 『幸先の良いスタートですね。』
主   「幸先が良いかは分からんが、健康が一番という訳だ。」
GH450 『では、その健康祈願もろもろを含めて、初詣に行きましょう!!!』
主   「えぇ〜正月ぐらいゆっくりさせてくれ・・・」
GH450 『駄目です!一緒に初詣に行くのを楽しみにしてたんですから!
      さあ、さっさと着替える!さっさと動く!』
主   「・・・うぇ〜い。」


と、まあ今年もオチがあるような無いような、保守用の駄文的な感じでしょうが、
皆様、よろしくお願いします。


GH450 『ご主人様、しっかりネタも考えてくださいね?』
主   「・・・うぇ〜い(泣)。」
288名無しオンライン:2010/01/08(金) 23:10:53 ID:QbGUSCNk
保守がてらに・・・

GH450 『まったくもう!』
GH422 『どうしたのよ?えらく怒ってるみたいだけど。』
GH450 『聞いてください!年末から大掃除をしていたのですが、
      その時に「せっていしりょ〜しゅ〜」なるものを発見しまして。』
GH433 『PSO EP3のものもついているアレね。』
GH450 『はい。で、それを見ながらご主人様が一言「あ、お前ってGH450じゃ無く、GH-450なのな。」と。』
GH440 『ハイフンがあるか無いかって事ですか?』
GH450 『そうです!仮にもPM好きを気取っておきながら、そんな事すら知らなかったなんて!ひどいとは思いませんか?』
GH422 『まあPMとしては怒りたくなる気持ちも分かるけど、こればかりは仕方ないんじゃないかなぁ。』
GH450 『どうしてです?』
GH422 『だって、私達ゲーム内じゃ「GH 422」とブランクが入るでしょ。』
GH433 『確かにそうね。』
GH422 『でも「こ〜りゃくぼん」だと「GH422」となってるからね。』
GH440 『なるほど、ここまで統一性がないと、間違って覚えてたとしても仕方ないかも。』
GH422 『そ〜いう事。カリカリしなさんな。』
GH450 『むぅ〜』
GH422 『そ ん な 事 よ り 〜 Hな本は何冊見つかった?』
GH450 『ぶ、な、ななななあsdf”#$&()!』
GH433 『!!!』
GH440 『え、Hな本////』
GH422 『何びっくりしてんのよ。大掃除という大義名分の名の下にご主人の性癖を探るのは私達の特権でしょうが!』
GH433 『(・・・そうなの?)』
GH440 『(・・・違うと思う////)』
GH422 『さあさあ、お姉さんに全部白状なさい!』
GH450 『え、Hな本なんんてあrまえsん。それに、おね、姉さんって、私の方が先でしょうがガgガ』
GH433 『(・・・噛み杉。これは黒ね。)』
GH440 『(ドキドキ////)』
GH422 『こまけぇことはいいんだよ!』
GH450 『よくな〜い!!!』
GH422 『さあ、早く答えなさい!あなたのご主人は巨乳派?貧乳派?Sなの?それともM?さあ、さあ、さあ!』
GH450 『うぇ〜ん。誰かぁ〜』
289名無しオンライン:2010/01/09(土) 14:24:36 ID:95QAcVuQ
「そんなに成りたければ、喰らうがいい!!」
ミッション報酬で3個目のPMデバイス472を渡されたカエデは、すぐさまソルの口にねじ込んだ!

こうして彼は、ねんがんの472と成れたが、それ以来、出番がへったという。

まぁ、3個目を寄越すとは予想外だったけど、そこまでして成りたいなら仕方ない。
違和感には、ぼちぼち馴れて行くことにしよう。


あ、どうも、パパと412作者です。

ロザリオのお話、第3話『The first riot』
ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=3184

※DLキーが設定されています。キーは412。
注意!今回はzipではなくlzh圧縮になってます。

この調子なら、黒歴史にならずにすみそうです。


>>283
>ろだの話も反映させた設定
すんません、次からは前置き入れます。

>>288
リカ「他所様はどうだか知りませんけど、私のマスターは大き目の美乳派、どっちかと言うとMです」
ジャスミン「Hな本なんて、隠すどころか持ってませんね。ある意味、自室にプライベートが無い方ですもの」
二人「「(あっ、こっち見てる)見つかりそうなので退却〜!」」
290名無しオンライン:2010/01/10(日) 20:39:55 ID:oqqrlqk0
>>289
第3話読んできました。乙です。

詳しい内容のコメはここ的に「アウト〜」なので、控えるけど、パシリ暴走しすぎw
(その点をふまえた上でのロダにUpなんだろうけどw)
冒頭のショールは後の伏線かな?はたしてこれがどうなっていくのか、次回が楽しみです。
291名無しオンライン:2010/01/11(月) 20:39:35 ID:MqQ+ETef
>>290
 ご拝読ありがとうございます。
>パシリ暴走しすぎw
 今回は方向性がアレでしたが、当人達にとっては「いつもの事」程度なんですよね、あのくらいの騒ぎはw
以前と違って騒ぎの内容がアダルトな事も増えていますが、パシリもヒトも、お互いの距離がそれを許せる位に近くなったからです。

「18禁な事は出来るだけ遠慮したいが、騒ぎは日常茶飯事だからな。
 ジュエルズに限っても、保護観察中の頃には、勝手に惑星渡航を計画したり(花火と幸せ)、
部屋の床一面に真っ黒こげのクッキーを撒き散らしたり(来るべき未来の為に)、
本部直属になってからも、口裏を合わせて、仕事中にサムシングスイーツ狩り(同話)とかやってるからな。
 そうそう、ロザリィの後釜の件でウラルとオリビンが大喧嘩した事もあったな(思いの果てに:未公開分)。
 他にも色々とあるんだが、俺に構ってもらえなくなると騒ぎを起こすんだ、あいつらは。
 まぁ、2年以上もこんな生活なんで、俺もすっかり馴れちまったよ(笑。
 最近はこれでも減ったほうだし、自分達で後始末するようになったから、随分楽になったんだがね(苦笑」

以上、彼女らの管理責任者からのコメでした。

今後もお目汚しを投下するとは思いますが、生温かい目で構いませんので、見守って下さいませ。
292継承 V 天からの呼び声(前編)1:2010/01/17(日) 00:06:45 ID:EPe2VwR5
それを手にするためには、失わなければならなかった。
パートナーマシナリーは、それを手にすることのできないモノだったから。
「パートナーマシナリー」であるままではならなかった。
彼女は失った。そして望んだ。だから、今ここにいる。

「時間が!ない…っ!」
マガシの嘲笑。燃え落ちる建物。その記憶は誰のもの?
「間に合わない!時間が!あと10秒でいい、10秒あれば!うわああああああ!」
懐かしい感じ…これ、誰の声でしたっけ?
………………………………

FINAL STAGE -惑星コーラル 女王の宮殿"席のある部屋"-

むにゃ?ぺっぺっ…なんですかこれ、吊された男が描かれたカード?
変なものが口の中に落ちてきて、わたくし戦乙女のGH432は目を覚ましました。カードはさすがに趣味が悪すぎるので食べずに投げ捨てました。
ここはどこですか…黒の巨人が滅ぼされるところまで見て、誰かに引っ張られてきたような。
崩れかけたビルの群れ。煤煙にまみれ、星も見えない空。濁りきって腐臭を放つ河…今まで見てきた中で一番ひどい場所です。
荒れ果てた景色の中で場違いなほどに古く美しい建築物にわたくしは立っていました。先ほどまでどこか心地よい場所で眠っていましたのに。
黒い雨の降りしきる中、階段を駆け上がります。目指すは最上階、そこに主がいらっしゃる、わたくしをお待ちになっている…根拠があるわけではないのですが、なぜかわかります。
早く会いたいという焦燥感の命じるままに、わたくしは最上階の大きく分厚い扉を押し開けました。
重さをまったく感じさせないのに開くのが遅いという奇妙な扉に待ちきれず、できた隙間に身体を滑り込ませました。
漏れ出てきた光の中から見えたその部屋の中は、外から見て明らかに釣り合わない広さで、何百もの席が並んでいました。
293継承 V 天からの呼び声(前編)2:2010/01/17(日) 00:07:27 ID:EPe2VwR5
「光あれ 光あれ 光あれ」
声はすれども姿は見えず。どこから聞こえてくるかわからない合唱が辺りを埋め尽くします。少し警戒しましたが、別に害があるわけでもなさそうなので、無視することにしました。
「戦乙女の女王よ」
「日輪の大神が妹 席のある部屋の女主人よ」
「光よ」
席にはひとつひとつ名前が書いてあります。用意された席というのは間違いないですが、誰もいないのは留守中ということでしょうか?
アレックス・キッド、アクセル・ストーン、トンガラ・ド・ペパルーチョ、リョウ・ハヅキ…
わたくしの中のデータベースにも記載のない名前がほとんどですが、オパオパ、ハリアーなど所々にこちらで知り合った方の名前が見掛けられ、最後の方の席にイーサン・ウェーバーの名前もありました。
「二匹の猫の牽く戦車に乗りて 勇者を選び導くものよ」
「光よ」
「黄金鷹の羽衣 炎の首飾り すべての母にして恋人たるものよ」
合唱が続く中、わたくしは興味本位で名前を見ていきます。
これだけ席を用意しているのなら、わたくしの席もこの中にあるのではないか、わたくしを迎えてくれる用意なのではないかと少し期待していましたが。
「受け継ぐものに栄えあれ」
「栄えあれ」
「光ある限り栄えあれ」
「踏み出す勇気を 無我の覚悟を 折れぬ魂を」
「勇者に祝福を」「勇者に祝福を」
「勇者に試練を」
探し回ってわたくしの名前の書いてある席はないということがわかったそのときに歌声はとぎれ、何百もの席は消えて、玉座が目の前に現れました。
そこに座っているのは、亜麻色の長い髪、艶やかな美しい顔、独特の威厳を伴うその雰囲気。主です!ずいぶん長くかかりましたが、やっと再会できました…
「来たか…幾度も敗れ、逃げ出すかと思っていたが」
「主…?なんかしゃべりかたが変ですよ。また何か変なものでも取り出して食べたんでしょう、だからわたくしの用意したものを食べてくださいとあれほど…」
主に会えたうれしさで気にもとめていませんでしたが、主の纏う服はグラールでまったく見たことのない斬新なデザインです。
黄金の翼を連想させるような羽衣に、首のあたりに炎が燃えているようなネックレスをつけて、わたくしが一度だけ持ち出したことのある月の明るさを保ったセイバーがそれらを淡く映し出しています。
「じゃ、堅苦しいのはやめにしましょうか。そんなとこまで再現してもしょうがないし。あなたの主の口調でいいわね?」
ああ、なんだか変な言い回しですが、微妙におかしいところも含めていつもの主です。ちょっと安心しました。
294継承 V 天からの呼び声(前編)3:2010/01/17(日) 00:09:36 ID:EPe2VwR5
「まずはおめでとうと言っておくわ。評価をさせてもらうと、あなたのこれまでの結果は」
評価ですか?やっと終わりなんですね、わたくしのがんばりが認めていただけるのですね!
帰ったらまずは飯店に行ってごはんにして…わたくしはチャー・ハンがいいですね、満足したらゆっくりお風呂に入りましょう。それでひさしぶりに主と一緒の時間を…
「…考えうる限りで、最悪よ」
…え?
あの…わたくし、がんばってきましたよ…ダークファルスや黒の巨人にもなんとか勝ちましたよ…?
「なので、最終ステージを特別に行わせてもらうことになるわ」

-ミッション開始 『大いなる光』を越えろ!-

はい?
『大いなる光』って…いるのは主だけですよ?
まさか、主と勝負しろって…戦って、倒せと?
「あなたがそう思うのなら、そうすればいいわ」
「勝手に頭の中を読まないでください」
「私はソールほど力強くもなければ、ティールほどの技術もない。方針としては悪くないかもね…ただし、そんな力や技は誤差にすぎないということは言っておくわ」
「そういう問題じゃないでしょう!主と戦うなんて、できません!おかしいですよ、そんなの!わたくしの愛と正義に反します!」
「ステージ目標を拒否するというの?それは善でも悪でもない、問題から逃げているだけよ。それにね…」
主の目が冷たいものに変わりました。
「制御下にない無限力、『闇』は広がり宇宙を滅ぼすだけ。スルトと同じだと、使ってはいけないとラシークに言われたにもかかわらずあなたはそれを使った。
わかるでしょう?あなたはこの宇宙にいてはならない。だから私があなたを消すの」
「い、異議ありです!あのときはああしないとどうしようもなかったんです!星ごと壊されるところで、無限大の出力に対抗する手段なんて…」
「SEEDのことはわかっているでしょう?あれもまた『闇』の一端。あなたが得たものも本質的には同じ。これを見ればそれがどういうものか、いやでも思い知るわ」
空中に映像が展開されました。太陽に照らされて、Gコロニーの残骸がまず見えました。
それから炎に包まれてまるで恒星のようになったモトゥブらしき惑星、氷に閉ざされもとの緑の惑星は面影もないニューデイズらしき惑星…パルムは見あたりませんでした。
「これが本来の、今のグラール太陽系。SEEDに埋め尽くされて滅び、感染という名の進化をして、人類が別の生き物に置き換わった2惑星。
ガーディアンズは全員殺され、パルムは跡形もなく消し飛び、暴れるだけの存在になったキャストという種は駆逐された。これが本来の歴史」
「でも、でも!おかしいですよそんなの!本来の歴史がどうとかなんて、そんなもののために人が死んでいいんですか!」
「それが正義だとでも?こうなったグラールにおいては、その住人たちはみんなここでSEEDは必要なものだった、なければ自分はいなかったと思っているわ。そこには善も悪もない」
「仮定の話じゃないんです、ガーディアンズは負けてなんかいません!現実にSEEDの浄化封印だってできました!」
「そう、その通り。そうでないグラールは…ガーディアンズは戦ったから生き残った、それだけのことよ。あなたも生き残りたければ私に勝てばいいし、できなければあなたの存在は抹消される。簡単でいいと思わない?」
「いやです!わたくしがお仕えするのは主だけです、最優先されるのは主でなくては…」
「言葉のあやではなくきみのためなら死ねるというの?私が死ねと命じれば死ぬの?」
「…それは…」
「なら、死になさい」
295継承 V 天からの呼び声(前編)4:2010/01/17(日) 00:10:39 ID:EPe2VwR5
動かしてもいない剣から刃が分かれて、わたくしに斬りかかりました。12本の刃をよけきるのは困難で、浅い傷を作りながらあわてて分厚い扉の後ろに隠れて、様子をうかがおうとしましたが。
「戦乙女よ、槍をもて」
主の声と同時にわたくしの胸から何かが生えたと思ったら、痛みが襲ってきました。光の槍がわたくしの胸を貫いていたのです。扉に遮られているのに!
「『命中したという事実』を創った。この槍を避けることはできないわ」
やらなければ殺される。そして、あの冷たい目、情け容赦のない攻撃。主は本気です!
「小細工は通用しないとわかった?本気でやれるようにしてあげる、どれだけやっても周囲に被害が出ないように」
周囲の景色が一変しました。地面が消え、暗黒の宇宙空間が広がっています。このままでは動けないので、先ほど修得したばかりの光の翼で姿勢制御して主のほうに向き直ると、主もまた同じような光の翼を出していました。
わたくしのものと違い、それは見ているだけで吸い込まれそうになる黄金の輝きを放つ鷹の翼でした。
「さあ、やってみなさいよ…無限力でも何でも使ってあがいてみせなさい」
使うなと言ったばかりじゃないですかというつっこみは通用しなさそうです。レスタ連発で先ほどの光の槍でできた破損をなんとかして、必死で頭を巡らせます。
「SUVウェポン…えーと、えーと、もう何でもいいから一番高出力のもの、きてください!」
シュトルムバスターはジオと戦ったときに壊してしまいましたので、もう何でもいいので呼び出せればいいと思っていましたが、呼び出されたのは同盟軍の戦艦に匹敵する大きさの重機動要塞でした。
正直なところこんなものが来るとは思っていませんでしたが、使えるのならなんでもかまいません。中にアクセス、制御プログラムを読みとって支配し、強引に指令を出しました。
「行けぇーっ!『ジグラット』!」
変形して現れた巨大な金色の砲身から、人間サイズの生物など瞬時に蒸発してしまう大出力フォトン圧縮砲が放たれました。願わくば避けてくださいとは思いましたが。
「期待はずれと言わせないでほしいわ。ワーラ」
光の筋が収束しました。しかし、爆発が起こらないと思ったら、わたくしが期待してしまった通りに主はそこにいました。
信じがたいことですが、主は避けるどころか防御姿勢すらとらずに真正面から最大出力の射撃を受け止め、傷一つなくそこにいたのです。
「このマジックの原理は、『空間を増やして』届かせなくすること…宇宙の果てに攻撃して、被害を出せる?ただ力を出すだけでは、常識の範囲内だけで対応できてしまうわね。
それではたとえ無限力といえど誤差にすぎない。これが『深遠なる闇』が英雄たちに勝てない理由よ」
無限エネルギーが、誤差?そんなむちゃくちゃな!
「闇よ。冷たく暗く開かれぬものよ…」「全てにありながら見えざる力よ、大地へ縛る手となりて…」
ありえないことですが同時に二つの詠唱がなされたと思うと、前方に混じりけのない純粋な黒さの球体が出現し、そこに「落ちて」いったジグラットは無惨にもひしゃげ、砕かれていきました。
あわてて光の翼で離脱し、ブラックホールに巻き込まれないよう距離をとりました。
「本能的にはできているというのにね…なっていない、まるでなっていないわ。だからあなたはモノなのよ」
「モノ…?わ、わたくしはモノではないです!自我を持ったパシリです」
黄金鷹の翼で一気に距離をつめてきた主は、わたくしの頭に片手でふれてきました。
「いいえ。あなたは人ではない、ただのモノ。作られしものよ、汝の額に刻まれし真理を奪わん。メト」
何をされたのかわかりませんでした。わたくしの額に4つの文字が浮かび上がり、そのうちの一つを主が抜き取ったと、そのように感じました。
瞬間、ぷつんと何かが切れ、わたくしの動力源、人工筋繊維、回路のすべてが停止し、わたくしの意識は暗闇に落ちていきました。
本来なら自然な死を迎えることのないパシリであるわたくしに、主はそれを創ってみせたのでした。
「起こった事象のその原因、原理、理由。あなたは考えたことがある?合成はどうしてできる?フォトンとは何?あなたはなぜ生きているの?」
とぎれる意識の中で、そうでなくても答えられなかったであろう問いかけがむなしく響きました。
296継承 V 天からの呼び声(前編)5:2010/01/17(日) 00:11:35 ID:EPe2VwR5
主は強い。それも、桁違いに。手加減どころか本気で戦ってもこの有様です。
倒されてもパイオニア2に戻されるだけで何度も挑めるのが幸いでしたが、何度やり直しても、何をやっても完全に封じられ、掟破りの超常現象を次々と起こされてわたくしは倒されます。
13本に分かれる月光の刃でバラバラにされ。
爆発が中心へと向かう指向性を持たせた真のメギドで消滅させられ。
隕石の熱と圧力で潰され。
分子レベルにまで分解され。
毎回違うので対策を立てるどころではありません。こてんぱんとかそういう言葉で表現できるレベルをはるかに超えています。これが主の本気なのですか…
こうなると、戦うことがわたくしの一番得意なことですが、発想を変えて策で勝負するしかありません。
数え切れないほどのリトライを繰り返したあと、わたくしはあえて言ってみました。
「…勝てというのが達成条件であれば、別に戦闘でなくてもいいわけですね?なら…ぽ、ポーカーで勝負です!」
「少しは進歩したのかしら。まあ、やってみればいいわ」
宣言した瞬間にテーブルが出現したのはなんというご都合主義だと思いましたが、のってくださったようです。カードはわたくしのナノトランサーに入っているものを出しました。
ポーカーというのは古くからあるカードを用いたゲームで、最近できたモトゥブのカジノでも裏でやっているものです。
わたくしはちょっとだけ知っているので、たとえどうしようもない実力差があっても運まかせでなんとか勝てるかもしれないのを理解していました。
少なくともこのまま戦闘を続けるよりは勝ち目があるはずですし、これなら勝っても主を殺さなくてすむ、すばらしいアイデアだと自画自賛したいところでしたが…
カードを5枚引いた瞬間、それを見もせずに主は表にしてテーブルに出しました。
「ファイブカード。エースよ」
「え…!?」
見間違いではありません。言葉通りエースが4枚、ジョーカーが1枚並んでいました。
配られた瞬間にエースのファイブカードがそろう確率は…0.000034847%?それをそろえたうえに言いあてる?
「い、いかさまです!」
「なら、あなたがカードをきって私のぶんを配ればいいわ。私は触らないから、やってみなさい」
残りのカードにエースが混じっていないことを確認してから、今度は未開封のカードを開け、自分でシャッフルとカード分配をやってみましたが、何度やっても主の役はエース4枚とジョーカーのファイブカード。最高の役です。
いかさまにしてもどうやったらこんなことができるのか皆目見当もつきません。
「なぜ私がこれで勝ちと言わなかったかわかる?あなたが手札を開いていないからよ」
「で、でも、最高の役を出されたら負けるしかないんじゃ…」
「同じエースのファイブカードなら引き分けになるわ。カードの製造過程で何らかの間違いで同じカードが混ざったりする確率は、限りなく0に近いけど0ではない…その確率で結果を創れば不可能ではないでしょう」
あまりにもむちゃくちゃな思考。まるで狂気です。人が神の思考を理解することなどできるわけがないといえばそうかもしれませんが、おかしいでしょう、常識的に考えて…
「なんでそんな発想が出てくるんですか!そんなことありえるわけが…」
「ヒントはすでに与えたわ…私に勝つつもりならやれと言っているのよ。あなたの名は、『鎧まとう乙女』の名は飾りなの?」
-ミッション失敗-
「え?あ、ちょっと待ってくださいよ!こんなのありですか!?ねえ!」
297継承 V 天からの呼び声(前編)6:2010/01/17(日) 00:12:28 ID:EPe2VwR5
「おかえりなさい。失敗ですか」
指先一つ動かさないで出された主のマジックの気配がわたくしを包んだかと思うと、またパイオニア2に放り出されていました。
戦闘能力でもだめ。知恵も経験も差が大きすぎます。運でもかないません。正直、認識が甘すぎました。
口にしたくはありませんが、絶望するしかありません。神という名の不条理の前にはすべてが無力に思えてきます。
拠点のデータベースで検索してみましたが、ブクラ・ファミ通もブクラ・電撃もまともに攻略すらしていないというのでは。
それでも一縷の望みを見いだそうと、わたくしはデータベースの奥に行くにつれて書物に置き換わっていったところの蔵書をあさりました。書物だなんて非効率的ですが、何か少しでもヒントになりそうなものがあればと…
「あっ…ひぇ〜」
どざざざざざっ。
焦りがあったのがいけなかったのでしょうか。
届かない書架の上の方の書物をとろうとした拍子にひっかかって書物が次々落ちてきて、わたくしは埋もれてしまいました。
なんとかもがいて脱出したところで、最後に頭に古いアルバムが落ちてきて、ページを開いて床に写真を撒き散らしました。
慌てて片づけようとして古ぼけた写真を拾い上げました。その写真に写っていたものは。
猫さんと、白いローブに青い髪が特徴的な細身の青年、金属鎧を着た金髪の男性、そして…
わたくしの前では見せたことのない、彼らに囲まれた主の満面の笑み。
それを見た瞬間、凍りつきました。拾ったアルバムを再び落としたことにも、舞い散った写真に紛れて鎌を持った骸骨のカードが落ちたことにも気づきませんでした。
一度も見たことがないのです。わたくしが一緒のとき、主のこんな幸せそうな笑顔は。
わたくしには主しかいませんし、行動することのすべては主のため。でも…
この写真に写っている笑顔が示すのは、主にはわたくしより大事なものがあるのだという事実なのです。
主はわたくしに無理なことをいくつもやらせてきて、無限エネルギーを修得させておいて、それが駄目だから本気で殺しにかかってきていて、わたくしより他のことが大事で…
このチャレンジモードとやらが始まってから常に心の奥でくすぶっていた疑問が、待っていたとばかりに飛びついてきて、いくつもの要因を考えたくもない結論へと結びつけました。
…わたくしは、愛されてなんかいなかったんだ。いらない子だったんだ。
そう考えたとき、わたくしの心は完全に折れ、挑む意志を失ってしまいました。
このパイオニア2にきて、勝てそうにない無茶な相手ばかりに挑んできましたが、もう限界。今まで達成したことも、戦う意味も、何もかも失って。馬鹿みたいじゃないですか…
「ふ、ふふふ、ははは…あはははは…はは…うあぁぁぁん、うわあああああぁぁぁん…」
自虐的な笑いと涙だけが、とめどなく漏れ出てきていました。

「…残念だけど、見込み違いだったようね」


-続く-
298名無しオンライン:2010/01/17(日) 00:24:33 ID:EPe2VwR5
PSPo2で本当にチャレンジモードが出てきてしまいましたが、PSUチャレンジモード最終ステージ開幕です。

というわけで元ネタ解説も。
「アレックス・キッド、アクセル・ストーン、トンガラ・ド・ペパルーチョ、芭月涼」
それぞれ「アレックスキッドシリーズ」「ベアナックルシリーズ」「クロックワークナイト」「シェンムー」の主人公。
いずれもmk3、メガドラ、サターン、ドリキャスの名作。バーチャルコンソールでアレックスキッドあたりはプレイできるらしいので、おすすめ。
セガゲーの主人公の名前が書かれた席があるということで、他にもいろいろ名前をあげる候補はありましたが、これらなのは単にアクション好きな作者の趣味w

「ジグラット」
電脳戦記バーチャロンのラスボスで、月面遺跡に待ち受ける重機動要塞。ミサイルを撃ってくる通常の防衛モードではほとんどダメージを与えられない。
時々巨大な砲台に変形して脅威の極太レーザーを発射してくるが、このときだけ防御態勢が解除されており、ダメージを与えられる。
なお、シリーズ4作目のバーチャロンマーズでは複数存在することが確認されている。

「ワーラ」
ファンタシースター1のマジックで、敵の物理攻撃を防ぐ。防ぐといってもどんな強力な物理攻撃であろうが完全に遮断するという超強力な効果である。
が、持続時間も極端に短く、1ターンもてばいいほう。非常に使いにくい。
ファンタシースター4でも登場しており、エスパーのシェスが使えるが、これほどの効果を出すことはできず、単に防御力が増えるだけにとどまっている(シェスが未熟だから?)。
本作ではこのマジックは「ワープ航法の逆」、つまり「相手の攻撃と術者の空間を増やす」ことによって物理攻撃を届かなくさせるかクリーンヒットできなくさせるものとしている。

「メト」
本作オリジナルのマジック。ファンタシースター2、4の機械系に対する即死テクニック「プロセダン」のマジック版だと思ってください。
これと対になる機械復活のテクニック「エメト」もある…ということで、元ネタはユダヤのゴーレムの作り方と壊し方です。
299名無しオンライン:2010/01/17(日) 22:46:44 ID:EPe2VwR5
見直してみてミス発見した…

>「これが本来の、今のグラール太陽系。SEEDに埋め尽くされて滅び、感染という名の進化をして、人類が別の生き物に置き換わった2惑星。
ガーディアンズは全員殺され、パルムは跡形もなく消し飛び、暴れるだけの存在になったキャストという種は駆逐された。これが本来の歴史」
と、
>「でも、でも!おかしいですよそんなの!本来の歴史がどうとかなんて、そんなもののために人が死んでいいんですか!」
の間に、

「わたくしはこんなことできませんし、できてもしませんよ…」
「スルトと打ち合って、望まない結果としてラグオルの地表を切り裂いて凍りつかせたのは誰だったかしら」
「う…でも、無限エネルギーがないと負けて、星が壊されて…」
「それで負けるのであれば、そういうものだったということよ。本来の歴史がSEEDに敗れるものであったようにね」
まるでさも当然であるかのように言う主。思えば、SEEDウィルス感染を平気で治してしまえるくせに、主はガーディアンズに技術協力などを申し出たことはありません。まるで被害をなんとも思っていないかのように。

が抜けてました。すいませんでしたorz
300名無しオンライン:2010/01/18(月) 22:59:05 ID:/qJaZ4Qb
>>292
待ってました!最終ステージ(前編)乙です。
>最後の方の席にイーサン・ウェーバーの名前もありました。
多分、PSU、PSPo1&2の安藤優(=PC)もこの辺りにいるんでしょうね。

>猫さんと、白いローブに青い髪が特徴的な細身の青年、金属鎧を着た金髪の男性
スマン、PSOからしか知らないので、誰を指してるか分かりません。

>同じエースのファイブカードなら引き分けになる〜
某漫画の456賽と全部1賽を思い出したwまあ、あっちはイカサマバリバリだけど。

泥沼にはまった戦乙女。主が戦乙女432に求める物は理解できるのか?
次回楽しみにしてます。
301とある主の1週間 1/2:2010/01/18(月) 23:06:01 ID:/qJaZ4Qb
ついでに投稿。勢いでやった。反省はしていない。


〜〜〜7日前〜〜〜
主   「お、いいね〜これ。ここをこうすれば・・・」
GH450 『何か楽しそうですね。何をされているのです?』
主   「い、いや、ちょっとな。まあ、完成したら教えるよ。」
GH450 『????』


〜〜〜4日前〜〜〜
主   「お〜い。450。」
GH450 『はい、なんでしょう?』
主   「悪いな。ちょっと手伝ってくれ。ほい。」

Get:EXデバイス GH461 ☆10

GH450 『・・・ご主人のH////』
主   「バッ////違うわ。別に如何わしい事しようとしてるんじゃ無くてだな。
     今やってる作業に必要だから、モデルになって貰おうと思って・・・」
GH450 『エッチ、スケベ、むっつり、甲斐性無し////』
主   「ちょ、おまw聞けよ、人の話。って、待て、フォイエはストップ!!!ァ゙〜」
302とある主の1週間 2/2:2010/01/18(月) 23:08:16 ID:/qJaZ4Qb
〜〜〜2日前〜〜〜
主   「お〜い。450。」
GH450 『はい、今度はなんですか?』
主   「何度も悪いな。また手伝ってほしいんだ。ホレ。」

Get:EXデバイス GH470 ☆10

GH450 『変態、変態、変t(ry』
主   「違うと言ってるだろうが。またモデルだ。」
GH450 『でも、男の子になるのは少し抵抗が・・・。』
主   「そこを何とか。」
GH450 『・・・仕方無いですね、分かりました。モギモギ。』

シュパーン。キラッ

主   「しかし、凄いよな。デバイス1つで性別まで変わるとは。で、どんな感じなんだ?」
GH470 『僕、男の子だよ?それでもいいの?』
主   「ノリノリじゃね〜か。」


〜〜〜今日〜〜〜
GH422 『で、出来上がったのがこれ?』
GH450 『はい、必死で作ってるから何かと思ってみればこれです。』
GH433 『AA(アスキーアート)?』
GH440 『ですね。』
GH450 『ご主人曰く、元スレの初○ミクのAAがかわいかったから、PMに改造しようと考えたそうです。』
GH422 『それで情報の比較的少ない461と470のモデルをあんたに頼んだのね。』
GH440 『あの〜、480と490が無いんですけど?』
GH450 『老け顔とカバに用は無いそうです。』
GH433 『・・・(ひどい言われよう。)』
GH422 『で、あんたのご主人はどうしたのさ?』
GH450 『ベットで寝てます。私に隠れてHなスレ覗いてた罰で、キビシ〜ィ愛の鞭を受けてもらいました♪』
主   「・・・(ピクピク)」
主以外『自業自得(です)ね。』

駄文失礼。
さて、肝心のAAですがこの後、各PMスレに投下しておきます。気になる方はどうぞ。
ちなみに基本タイプしかありません。派生系にまで手は回らん。
また、「似てない。ナニコレ?」的PMは全て私の力量不足です。笑って許してorz
(480と490ですが、実際は力量不足によりAA化出来ませんでした。スマヌ。)
303名無しオンライン:2010/01/18(月) 23:11:26 ID:/qJaZ4Qb
しくった、上げちまった・・・


[樹海]    λ...
304名無しオンライン:2010/01/19(火) 01:38:23 ID:EMMHw7Cd
>>299
戦乙女もラストバトルですね。
それにしても相手のご主人は伝説のあの人ですか。うーん。
がんばれ戦乙女。
305名無しオンライン:2010/01/24(日) 04:29:30 ID:JSZsnmxK
ほしゅチラ裏
アイテム堀りにマルチばかりの毎日。
ストミの序盤ベースで書くつもりがストミ全然やってない件
306名無しオンライン:2010/01/31(日) 03:48:28 ID:ODNThm1T
ご主人様がストーリーミッションハードというチュートリアルを終えられた。
無論クールなパートナーである私としては特に変わりなくご主人様に尽くすのみだ。
のみなのだ…が主人がずっとバスタオルなのはなんとかしなければいけないのではないか。
しかし主の服に注文を付けるのは…
しかしバスタオル一丁の主人…
そんな板挟みにより、パブリックバスへのリフォームを完了する。
浴槽も、センプーキもヨガマットも用意した。
そしてご主人様が半裸でフリーミッションに行くのはかわらなかった。ファック。



うわあ久しぶりすぎて調子出ねえ
まあ保守
307名無しオンライン:2010/02/01(月) 18:07:02 ID:oZJaOqBl
主人何してんだw
ファック450も大変だな
308名無しオンライン:2010/02/05(金) 21:17:47 ID:3/3qoBbl
>>306
バスタオル姿のまま、わざわざ450の前で腰振りダンスするご主人と
クールを装いながらも、内心はバスタオルが落ちないかハラハラしている450姿が!
見えるっ、見えるぞ!(いろんな意味で)
309名無しオンライン:2010/02/05(金) 21:53:28 ID:VMyDs/5J
|−)<第4話『Something that is wrong ...』
|ノつttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=3552

※DLキーが設定されています。キーは412。
注意!zipではなくlzh圧縮になってます。
310名無しオンライン:2010/02/06(土) 01:36:28 ID:JR9xBuFE
テラ主婦w
乙です b
311名無しオンライン:2010/02/07(日) 12:37:51 ID:TRA06pvw
>>308
第4話、乙です!
ほのぼのというか何というかw

ロダUpって事だから、具体的な内容への感想は控えようかと思ったが1つだけ。
>ホラー映画云々
あえて言おう!

きのうはおたのしみでしたね
312311:2010/02/07(日) 12:42:49 ID:TRA06pvw
ID違うけど自分のレスにアンカとかどうよ・・・orz

×>>308
>>309

ちとドゴーンしてくる ノシ
|GRM| λ...

313名無しオンライン:2010/02/07(日) 20:16:35 ID:zVnipEY7
>>309
不躾なお願いで恐縮なのですが、
>>95>>250をもう一度UPしてもらえませんか?
流れに乗り遅れて1話と2話を読み損ねてしまったのです。
314名無しオンライン:2010/02/07(日) 21:35:16 ID:v5zf2Yjm
>>311
リカ「安眠して貰う為に、今回はちゃんとベッドを死守しました」

>>313
そういうお願いでしたら、お気軽にして下さいませ。

1話〜3話の詰め合わせ
ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=3573
※DLキーが設定されています。キーは412。
注意!zipではなくlzh圧縮になってます。
315名無しオンライン:2010/02/07(日) 23:15:22 ID:zVnipEY7
>>314
ありがとうございます!
早速読ませていただきます。
316311:2010/02/08(月) 00:05:54 ID:55/5NQtd
>>314
いやそちらも潰されて大変だったけど、
どちらかと言えばチョップで話をむりやり中断させられた方に対しての意味合いが強いな。
ってか、中断せずに、一字一句、詳細を最後まで聞かせてk   ア゙ー

          ____
        /|_:|:::::::::: __|
       /´ ::::::::: ,ノノ :.ヽ.
       / :::: :::::::,;:::: :::::;; ハ
       | :: ( :::::;ヘ;;,.,:;:,ハ::::.}
       |:(@:)イ-‐  ‐ ,'::.ノ   <ご主人のオバカな発言、失礼しました。っと
       (;イソヘリ、 ( フ_ノノ´
      (イリ/';:'`.=/ ̄ ̄ ̄ ̄/
      (.リ(_;:::つ/ GH-450 / カタカタ
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄
317名無しオンライン:2010/02/10(水) 01:51:49 ID:vSpK8eMz
>>314
再うpありがとうございました。
おかげで追いつけました〜!

続きが楽しみです。無理せずすえながーくがんばってくだちい!
318名無しオンライン:2010/02/10(水) 21:54:51 ID:FU/3t3xf
>>316
        γ-―‐‐ヘ
       /厂/~~: ~:,ノノヽ.
       / ∞:::...:::...;;,ハ, : ハ
       |.:i{l|::::...;,/  ソ;;:.:.}
       |:(@:)イ-‐  ‐ ,'.:.ノ   <「あなたの部屋に、狂 犬 降 臨」っと。
      ノ::::.リヘリ、 ( フ_ノ:.ノ       忙しいから行かないけどな。
      / ::イ/';:'`.7/ ̄ ̄ ̄ ̄/      
      |:::リ(_||]つ/ GH-430 / カタカタ   
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄


>>317
 ご拝読いただき、ありがとうございます。
 楽しんで読んでいただけた様で何よりです。
 ネタの続く限り頑張りますので、今後も宜しくお願いします。
319名無しオンライン:2010/02/11(木) 04:14:55 ID:UGmKdWDC
ご主人様がPMデバイスを眺めながら何か考えている。
クールなパートナーマシナリーである私は、主が望むなら否やはない。
しかし仕様変更を希望されるなら何が原因か、何がご希望がを知りたいところだ。
それとも私に何か不手際でもあっただろうか。
ご主人様がいない間に女性型キャストボディーを購入したのがお気に触ったのか。
購入した体の為にパーツを作成したのがマズかっただろうか。
まさか来るべき時の為にキャスワイヤルをインポートした事までバレているのか。
まさかとは思うがスタイルを少々偽って440並のバストにしたのが発覚したのか。
…まさかとは思うがトロに会うためにミッションを受けた事まで知られてしまったのか。
不安になり先に謝ってしまおうかとも思うが全てを話したらさすがに叱られる気がする。
ああ…こんな事なら「どこでもいっしょ」本編だけで我慢すればよかった。ファック。

不安になり水を向けてみる。
どうされましたご主人様?
はい。ご同僚の方の450タイプが453ばかりを八つも…?
何かのメッセージだとお思いなのですか、ごもっともですね。
不安から解放されて少々テンションが上がる。
我々にも個性があり自我がある為に推測は難しいですが…ええ。
453と言えば眼鏡です。
>>274様のPMが眼鏡好きなのではありませんか?
エステで眼鏡を買ってくればよろしいのではないかと…
冗談だったのにご主人様は頷きビジフォンへ向かう。
もっと大胆にボケるべきだった。ファッキン。



規制のせいで書けなかったネタで保守
レスくれた方々ありがとう
320名無しオンライン:2010/02/12(金) 23:30:40 ID:aAidsEbA
>>319
>ご主人様がいない間に云々……

最初読んだ時はスルーしちまったが、
何企んでるんだファック450w
321ショコラは食べ物です。1/3:2010/02/15(月) 00:10:31 ID:JkGu0fjd
 2月14日。
 そう、今日は世間で言う「バレンタイン・デー」と言う奴だ。
 ガーディアンズになってからというもの、この日にはロザリオやジュエルズから心のこもったショコラやお菓子を貰っている。
 今年は更にリカとジャスミンが増えたので、数日前から大騒ぎしながら用意しているのを、ほほえましく見守っていた。
 ある意味では大事な日とも言えるので、出来るだけ早く帰るつもりだったのだが……
「やれやれ、手間取った所為で遅くなったな……」
 疲労で重くなった身体を引きずるように、宿舎の廊下をとぼとぼ歩いてマイルームへと帰る。
 連日の変則的な出動にいい加減疲れていたし、今日は今日でストーカー関連の事件が太陽系警察からいくつもガーディアンズへ回され

てきて、人手不足から俺までその処理に借り出されたのだ。
 PM達の墓参りの時間をひねり出すだけでも一苦労してしまった。
 世間がバレンタインで浮かれ気分なのは仕方ないかも知れんが、正直勘弁して欲しかった。
 ふと気づくと、目の前のドアが開き、見慣れたマイルームにたどり着いていた。
「ただい――」
「うわぁん!」
 部屋に一歩足を踏み込んだ途端、泣き声と共に何かが抱きついてきた。
「ん?」
 見下ろすと、そこにはジャスミンがしがみつき、わんわん泣きじゃくっていた。
「どうした、誰かと喧嘩でもしたか?」
 そう訊ねたのだが、泣きながら首を横に振る。
 このままでは埒が明かないので、彼女をそっと離してから片膝をつき、抱き上げて居間へと移動する。
「ただいま」
『お帰りなさい』
 流石に全員とはいかなかったが、ジュエルズのうちの8人とリカ、そしてロザリオが出迎えてくれる。
「迷惑かけてごめんなさい、あなた。
 ジャスミンが急に泣き出しちゃって……」
 困り果てた様子でロザリオがそう言うと、残りのみんなが苦笑いを浮かべた。
「別にかまわんが……
 一体、どうして泣いてるんだ?」
「それがね……」
 そう切り出して、彼女が話し始めた。
322ショコラは食べ物です。2/3:2010/02/15(月) 00:11:14 ID:JkGu0fjd
「『バレンタインショコラ』?」
「はい、そうなんです」
 パシリのネットワークで聞いてきた、と、ジャスミンが言ったのが約1週間前のこと。
「なんでも、ラッピー・アレムが落とすと言う話です。
 実物は旦那様が手に入れてますから、確実な情報です」
「……で、それを取りに行きたい、って事?」
「はいっ!」
 目を輝かせて、私の事を見る彼女。
「旦那様にバレンタインのショコラとして差し上げたいのです」
「ふぅ……分かったわよ、連れて行ってあげる。
 ただし、私が帰るって言ったらそこまでにしてもらうわよ。
 だいぶ辛くなってきたんだから」
 お腹をさすりながら言うと、彼女は神妙な面持ちで頷きます。

 ここまで喋ると、その先の展開が分かったらしく「あ〜……」と声を出し、納得した表情を浮かべたルド。
 とりあえず、もう少し話を続けます。

 とにかく、自由になる時間を使って、ジャスミンと一緒にラッピー・アレムを探しまくりました。
 出やすいといわれている【雷獣の都】を何度も受け、私の身体が限界近くになるまでミッションをこなしたのですが……

 成果はゼロ。

 頑張ったんですけど、手に入れられなかったんです。
 それがとても悔しくて、悲しくて、だけど私に無理を強いている手前、泣くに泣けなかったジャスミン。
 でも、彼が帰ってきたと分かった途端、我慢出来なくなってとうとう泣き出してしまったのです。
323ショコラは食べ物です。3/3:2010/02/15(月) 00:12:04 ID:JkGu0fjd
「と、言う訳なの」
「なるほどな。
 ――ジャスミン」
 俺が声をかけると、しがみついていた顔を上げる。
 涙と鼻水で酷い有様になっているので、ハンカチを取り出して拭ってやった。
「その気持ちだけで十分だよ、ありがとう」
 微笑みながら言うと、彼女は再び泣き出した。
「うっ……ひっく……」
「もう泣くな、ジャスミン。
 貴重品かも知れんが、アレはヒトじゃ食えないんだ」
「……え?」
 やはり知らなかったらしい。
 どういう訳か、アレはショコラでありながら食べられないのだ。
 まぁ、ラッピー達が作る物だから、そこまで期待していなかったのだが、手に入れてちょっとがっかりしたのは事実だ。
「貰えれば嬉しいが、どうせなら食べられるほうがいい」
「そう言うだろうと思って、用意してありますわよ」
 ガーネッタの台詞に合わせて、リカがキッチンからワゴンを押してきた。
「じゃーん!
 ショコラを使ったフルコースだよーっ!」
 コース料理でショコラといえば普通はデザートだが、普通の固形タイプに始まり、生、トリュフなどの定番は言うに及ばず、ザッハト

ルテやショコラフォンデュなど、お菓子類はふんだんに用意され、飲み物はホットショコラにショコラリキュールを使ったカクテル。
 そして、フルコースと言うだけあって、特定地方でしかお目にかかれないモーレ・ボブラーノやリソト・デ・ショコラといった、ショ

コラを使った料理がしっかりと用意されていた。
 最初は大げさだと思ったが、そう言えるだけのメニューにちゃんとなっていた。
「……これは凄いな、話に聞いたことはあるが、ショコラ料理なんて初めて見たぞ」
 素直に驚くと、みんなが満足げに微笑んだ。
「頑張った甲斐……あった……。
 一番頑張ったの……ジャスミン……料理のレシピ……いっぱい探して……メニュー作った……」
 コーラルの言葉にジュエルズとロザリオが相槌を打つと、褒められた当人は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
「マスター、冷めないうちに食べようよ。
 ショコラ尽くしだけど、今日の夕食なんだから」
 すっかり準備されていた食卓に、リカがそれらをせっせと並べていく。
「あ、ああ、そうだな……」
 内心では料理の味がとても不安だったが、腹をくくってショコラだらけの食卓に着いたのだった。

感想:ちょっと変わった味だったが、旨かったので、全員で平らげてしまった。

 ―――終わり―――
324名無しオンライン:2010/02/15(月) 20:35:29 ID:rGXylg3U
>>319
>ご主人様がいない間に〜
こそこそ何やってるwいいぞ、もっとやれw

>>323
>貴重品かも知れんが、アレはヒトじゃ食えないんだ
どこぞのハゲ「・・・」
325バレンタインチョコ 1/1:2010/02/18(木) 04:11:11 ID:sFz4SHX1

ドカーン!

本日6回目の爆発音がマイルームに響く。
バレンタインチョコは嬉しいのだが、できるならもう少し静かに作って欲しい。
というか何を入れたら爆発が起きるのだ。お前はケーキのレシピを間違えて覚えたAIか。

「あーんもう!何で爆発するのお?!」

元気な金切り声が隣の部屋から響く。幸いボディにダメージは無いご様子だ。
心配していないがほっと胸を撫で下ろす。

「も〜、どのフォトンなら上手くいくのよ〜。」

これは大変だ。フォトンが食用ではない事をご存知でいらっしゃらないご様子だ。
慌てて扉の側へ駆け寄り、クリアリングを済ませてから部屋へ転がり込む。

ドカーン!

本日7回目の爆発音がマイルームに響いた。相応の働きで返せこのポンコツめ。
326名無しオンライン:2010/02/20(土) 16:49:22 ID:KziRmJId
ご主人様とクリスマス編を書く→規制
ご主人様とお正月編を書く→規制
規制だからご主人様とバレンタイン編を書かない→規制解除
ファッキン

レスくれた方ありがとう
327名無しオンライン:2010/02/20(土) 23:32:07 ID:ejliD5Ui
俺も妄想を投下したいがPCが故障中・・・
PSPでの投稿は無理があるよなぁ。
328名無しオンライン:2010/02/21(日) 15:11:18 ID:LWHZUmiW
>>327
主   「PSPで書き込んだ事無いが、キーボード無いし、難しそうだな。
     PCはいつかは直す(もしくは買い換える)つもりだろう?
     なら、それまで妄想を練って膨らませておくんだ!
     噛めば噛むほど美味くなるって言うしな。」
GH450 『それはスルメです。』
主   「・・・ともかくだ。保守なら任せろ!なあに、必ず守り抜くさ b」
GH450 『それがご主人の最後の言葉になろうとは、この時誰もが気づいていたのだった。』


GH422 『ところで、バレンタインとか、あんたの所なら食いつきそうなネタなのに何で書かないの?』
GH450 『だって、あげてないですもの。』
GH422 『にゃんと!?』
GH450 『イベント終了後、私をほったらかしにして出歩くようなご主人にどうしてあげないといけないんですか!
     食事もチョコも、全部無しです。欲しけりゃ自分で調達してください。』
GH422 『えらくご立腹ね。まあ、気持ちは分からなくもないけど・・・』
GH450 『【いつまでもあると思うなパシリの愛】です!ご主人にはじっくり反省してもらいます。』
GH422 『・・・皆様もこうならないように、気をつけてね♪』
主   「飯、誰k、め・・し・を・・ガクッ」
329名無しオンライン:2010/02/21(日) 18:31:42 ID:NAk1PvjM
おk、2週間後にはPCが戻ってくるから
それまでしっかり熟成させるぜb
330名無しオンライン:2010/02/22(月) 22:16:06 ID:HoeMQWG8
>>329
楽しみに待ってるぜ!

称号来るので、早速ネタ投下。
GH450 『ついに称号システム来ますね!ご主人様。』
主   「ああ、楽しみだな。」
GH450 『はい。Po2だとPMとフレンドになる事で【種族を超えた愛を育む者】が、
     PMにデバイスを食べさせる事で【ベストパートナー】という称号が貰えましたが、
     PSUだとどうなるんでしょうね?』
主   「そうだな、PM関連でPo2の称号以外でぱっと思いつく限りでは、
     ・合成の成功(失敗)回数
     ・属性50%完成
     ・グラインダー+10完成
     ・戦闘値関係
     ・食べさせたアイテムの星の数
     ・○○合成特化PM
     とかかな?
     あくまで想像なので、実際にあるかは分からないけど。」
GH450 『特化PMに関しては特化してないPMさん達もいるからあってほしく無いですね。』
主   「デバイスZEROを食べさせられるからか?確かに姿や戦闘値などは初期化されるが、
     ご主人様と過ごした日々や人には言えないムフフな関係などなど、
     今までの思い出は消えないぜ!」
GH450 『・・・ご主人の人には言えない恥ずかしい失敗など、忘れたくても忘れられないって事ですね。』
主   「な゙」
GH450 『ともかく、ロビーにPM関連の称号を持っている人が沢山いるといいですね!』
主   「ああ、そ、そうだな・・・
     それより、あの、450さん、アナタハイッタイナニヲミタノデスカ?」
GH450 『あれ?ここで言っちゃっていいのですか?実はですねぇ〜♪(・∀・)』
主   「くぁwせd!!!ここじゃらめえぇぇぇぇぇ」
331PSPで予告編:2010/02/24(水) 18:10:34 ID:4dhXPQEZ
今までフリーランスでやってきたが、最近のご時世と相まって仕事も随分少なくなった。
そんな折、弟に相談を持ちかけてみた。

「PMCにでも入ったら?」
「PMC?」
「個人だと信用を得づらいからね、どっかの会社に入った方がやりやすくなると思うよ」
「それもそうだが・・・どこか知ってるのか?」

ガーディアンズなら安泰だろうが、あんな制服じゃ入る気にならん。
他にも民間軍事会社はあるが、いかがわしいのも多い。

「知名度が高いわけじゃないけど、いい所がある。今度新たに発見されたレリクスの調査をするんだけど、
フリーも参加できるってさ」
「そこで俺の仕事っ振りをみて貰うってことか」
「うまくいけば採用が決まるかもよ?」

その会社は新しく建造されたコロニーに構えているらしい。
大企業を親会社に持つそうだから、怪しい類ではなさそうだ。

「で、そのPMCの名前は?」
332名無しオンライン:2010/02/25(木) 20:21:49 ID:dASBflPP
>>331
2週間後にPC復帰する人かな?
楽しみにしてるぜ!

さて、俺は(というか、このスレ民全員だろうが)
暫くパシリとミッション漬けになりそうだ。
Po2と違って、絶対あると思ってたキャラLv関連の称号が無いみたいだから、
パシリ関連の称号があるか不明だがな・・・
333名無しオンライン:2010/02/26(金) 00:21:27 ID:6YhZE1Xb
よし!ついに倉庫に腐る程眠っているレイフォトンの出番だな!

いらないもの32枚刺しで50%作ってやるぜ!
334草原にて:2010/02/26(金) 14:58:15 ID:bx6h2bXD
コルトバンスーツが欲しくて周回中の御主人とパシリ。

パシリ「納得できません!」
御主人「ん?何がだ?」
パシリ「スーツですスーツ!今までなら基板と素材で合成です!報酬なんて!」
御主人「まー仕方ないよ・・・アップデートなんだからな」
パシリ「せっかく合成して失敗して、テヘ!と言おうと思ったのに」
御主人「失敗前提かよ!」
パシリ「とにかく!!納得できませーんー!!」
御主人「バ、バカ!今SUVを使ったら・・・!!」

ピー・・・!アプリケーションエラー・・・
335PSPの人:2010/03/03(水) 23:03:21 ID:dtHTNbjV
PC戻ってきたぜ!
ただ今週は多忙につきうpは無理っぽい・・・
でもすぐに上げられるように形にはしていくんだぜ
336名無しオンライン:2010/03/03(水) 23:11:47 ID:4mp0woSq
妄想をしてはメモに書いては消して、保存してを繰り返してたが
よもやそのメモを手違いで消してしまったorz
ちょっと422に癒してもらってくる・・・
337名無しオンライン:2010/03/06(土) 04:42:30 ID:s7c7hev/
ご主人様が荷物整理を始めた。
と言うよりは共有倉庫が溢れたのだが。
多少の整理が清掃などは当然クールなパートナーマシナリーである私の仕事だ。
しかし主の精神的なケアなども重要視する私としては、徒に主の私物を始末するわけにはいかない。
ナースタイプは伊達ではないのだ。
まず一番大切なアイテムは何かを確認。
まあとりあえず私ですよね?
ミャウの置物だった。ファック。
あ、私はアイテムじゃない?
はいそれはそうなんですけど。
PMは人権を持つ特殊なキャストだ。
法的にはそうなのだがマシナリーとしての側面を持つためだろうか、私には「道具」として使われたい欲求がある気がする。
特にマグとシャグには嫉妬すら感じる。
私がいるのにシャトを肩に乗せるのはどういう訳だ。
ディーラカーナは連れて行けるミッションに私が行けないのはどういう訳だ。
セイバーの癖にビジンとはどういう訳だ。ファッキン。

現状でパートナーとしては役に立っているはずだ。
次にアイテムとしてご主人様の最強の武器として活躍。
ルームグッズ等としてもご主人様の役に立つ。
まあルームグッズとしてはお部屋の華やかさを既に演出している。
あと抱きまくらとしても。
そして女性としても役に立つ日が…
余計な妄想を繰り広げて倉庫整理の手が止まっていた。
ご主人様に怒られた。ファッキン。



ひな祭りネタを書く予定だったのにどうしてこうなったんだファッキン
しかしマイルームにベットひとつしか無くてパシリどこで寝てるんだろな
やはり添い寝かな
338名無しオンライン:2010/03/06(土) 20:26:44 ID:pJF30ub0
>>335
リアル忙しいなら、仕方ない。時間がうまく出来たら投稿よろしく頼むぜ〜

>>336
主   「どんまい!次は気をつけようぜ。しかし、バックアップは大事だよな。
     俺なんて、お気に入りのエロファイルをばっさり消してしまってもう大h」
GH450 『その話、もっとじぃぃぃっっっくりしていただきましょうかぁぁ(ビキビキ)』

>>337
いつものように突っ込み所満載だが、
>セイバーの癖にビジンとはどういう訳だ。ファッキン。
ちょwww既にシャグでもマグでもねぇぇぇwww



俺も小ネタ投下。
GH422 『あんた、最近楽しそうね。』
GH450 『そりゃそうですよ。称号システムのおかげで毎日ご主人様と一緒にミッションに出られるんですから♪
     ああ、早く【種族を超えた愛を育む者】取れないかな〜』
GH422 『お楽しみの所悪いけど、多分無いわよ、その称号。』
GH450 『へ?』
GH422 『いや、ミッション100周超えても取れてなんだから、今は存在してないって考えるのが普通じゃない?』
GH450 『そんな・・・』
GH422 『称号は今後増えるって話らしいし、とりあえず今は諦めなさいな。って、ちょっと、何処行くのよ?』
GH450 『決まってます!実力行使でも何でもして、今すぐ実装してもらってきます!!!』

GH450さんがパーティから離脱しました。

GH440 『・・・(オロオロ)』
GH433 『止めなくてよかったの?』
GH422 『いいんじゃない?そもそも、あの子何処に直談判しに行ったのよ?
     何処でどのように称号の実装を決定しているか分からないのに。夜になったら戻ってくるわよ。』

〜〜〜〜後日〜〜〜〜
主   「なあ、倉庫にあれだけ沢山あったソニチ(土)の大半が無くなってるんだが、知らないか?」
GH450 『知りません!!!(モギモギ)』
339名無しオンライン:2010/03/06(土) 20:53:56 ID:jhOAvzeb
どうも、PSPの人です。
時間が取れたので今から投下していきます。
初めてなのでお手柔らかに…
340出会い 1/4:2010/03/06(土) 20:55:17 ID:jhOAvzeb
「パートナーマシナリー?」
「ソウ。最近のPMCのトレンドなのヨ。」

俺は少々変わった喋り方をする、女性キャストに入社手続きを行ってもらっていた。

これまでの運用実績より、GRMはガーディアンズ以外へのパートナーマシナリーの配給を決定した。
しかし最近PMをキャストとほぼ同等の人権を与える運動が活発に行われており、
それに配慮し配備には非常に厳しい審査が行われる。

「リトルウィングはその審査ヲ高い水準でクリアした、模範企業ネ。
 このカタログから好きな子を選ンデネ。イイ子がイッパーイ居るヨ?」
「何かキャバクラみたいだな…」

リトルウィングに配給されているPMのラインナップはガーディアンズとまったく同様である。
だがここのPMはガーディアンズと細かい仕様が異なっており、『リトルウィング専用モデル』とも
言うべきものとなっている。
ガーディアンズのPMにあった成長、合成機能はオミットされ、運用データを基により高度化した
戦闘機能、そして『性格的』な個体差がより情緒になったAIが主な変更点である。

「とは言うもののよく分らんしなぁ・・・そちらで決めてもらえますか?」
「何でもいいノネ?じゃあワタシの好みで選んジャウヨ?」
「お願いします」
「それじゃ連れて来ルからソコで待ってテネ。」
「はい」
341出会い 2/4:2010/03/06(土) 20:55:54 ID:jhOAvzeb
暫くして、女性キャストが戻ってきた。

「入ってキテもいいヨー!失礼の無いヨウにシテね?」

彼女が入口の方を向きそう呼び掛けると、おずおずと小さな影が入ってくるのが見えた。
しかし『小さな』とは言ったが、それに『かなり』を付け足すべきだ。
それ程小さな人影は、既にソファに座っている女性キャストの横に立ち止った。

「…あなたが、ボクのご主人?」

・・・ボク?

一瞬男性型かと思ったが、その姿はどう見ても少女そのものだ。

「『GH-440 マジシャンタイプ』ネ。コノ子は自分のコトを『ボク』って呼ぶノヨ。個性的でショ?」
「それもそうですけどね…」

しかしまぁ・・・仕事を手伝ってくれるんだし、家事全般をこなせるとも聞く。
口調はそんなに気にするものでもないか・・・
342出会い 3/4:2010/03/06(土) 20:56:22 ID:jhOAvzeb
「俺はジョニーだ。よろしく」
「あ…ボクは…」

PMが言いよどむ。

「どうした?」
「名前はアナタが付けるノヨ?」
「名前か…」

こんな事言うのも何だが、俺はゲームの主人公に名前を付けるのに小一時間悩むのだ。
これから仕事どころか寝食をも共にするPMに名前を付けるのだ。恥ずかしくない名前にせねば・・・
難しいな・・・


・・・そうだ。


「お前の名前は…『アッシュ』だ。どうだ?」

「…登録完了。ボクの名前はアッシュ。よろしく、ご主人」
343出会い 4/4:2010/03/06(土) 20:56:49 ID:jhOAvzeb
「どうだい、そこは?」

マイルームのビジフォンから、弟の声が聞こえる。

「悪くないな。部屋は用意されるし、仕事はよりどりみどり。思わぬおまけも付いてきた。」
「それが噂に聞くパートナーマシナリーってやつか」

俺は傍で寝ているアッシュの方を見た。
PMこそ支給されるが、マイルームにはベッドは一つしかない。
仕方なくではあるが、ニューデイズの伝統的な寝具『フトン』にPMを寝かせることにした。
幸い文句は言われなかった。・・・まぁPMだからなんだろうが。

「ベッドって幾らするのかな」
「何?」
「何でもない。それじゃおやすみ、リュン」
「おやすみ」

ビジフォンの電源を切る。

明日から仕事だ。こいつも早速連れて行ってやるとするか。
344名無しオンライン:2010/03/06(土) 23:30:03 ID:jCgpv03h
>>337
 添い寝のうちが華だぞ……フフフ(泣

>>338
 リカ「パシリ関連の称号、出て欲しいですね〜。
   大体、アルテラツゴウグの報酬(5匹)なんて、ツボですからねぇ……
   もうちょっと何とかしてくれないかなぁ、と、マスターがぼやいてました」

>>343
 ボクっ娘パシリか……これは続きが楽しみだ。
 そうそう、話の終わりには『続く』とか『終わり』と入れておいたほうが、読んでる方も分かり易くて良いですよ。


どうも、パパと412作者です。
第5話『Turning point』
ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=3934

※DLキーが設定されています。キーは412。
注意!zipではなくlzh圧縮になってます。
345名無しオンライン:2010/03/06(土) 23:55:17 ID:pJF30ub0
>>339
おお、早速乙であります!ここからどんな話に展開するか楽しみッス。

って、レス書いてたらパパと412氏の第5話キター
早速ダウンロードして読むぜぃ ノシ
>アルテラツゴウグの報酬(5匹)
俺もさっき取ってきたが、あれは本当に嫌がらせとしかw
ツボはボス箱からもコンニチハするし、何とかしてくれよ、マジで・・・

>そうそう、話の終わりには『続く』とか『終わり』と入れておいたほうが、読んでる方も分かり易くて良いですよ。
主   「会話形式で保守するタイプの俺達だけど、参考にしておいた方がいいかな?」
GH450 『私達の場合、基本1レス完結の小話ばかりだから、大丈夫かと。
      ただ、長い話になりそうな時はそのように注意するようにしましょうね。ご主人。』
346345:2010/03/07(日) 00:56:11 ID:KUzqjXSX
>>344
早速読んできた。
あとがきにも書かれてるが、修正されてなおアウト〜だなw
ロダ上げ形式な手前、大きくネタバレしない程度に突っ込もうかとしても、エロがどうしても出てくるから突っ込めねぇぇ!
いや、面白かったからいいんだけどねw

強いて上げれば、ヒュマ姉の行動がとても気になる事くらいか。
(小声でつぶやいた事とか、時間を間違ったのは本当に単なる間違いだったのか。それとも今後の伏線?)


ところで質問。ファック450氏といい、パパと412氏といい、
3年後の世界でPM=人権有りってPo2の公式設定にあったっけ?
347名無しオンライン:2010/03/07(日) 16:13:05 ID:+Vbz+mNz
>>346
扱いがマシナリーからキャストに変わった、らしい
キャストだから当然人権もあるって事だと思うぞ
348名無しオンライン:2010/03/07(日) 19:55:26 ID:NavJjaXO
>>346
 レスサンクスです。
 あの辺が伏線であるかどうかは、今後のお楽しみって事で。
 しかし……やっぱアウトかw

 それはそれとして。

 PMに人権が有るとしている理由ですが、PSPo2のPMは種族が『キャスト』ってなってるんですよ。
 パートナーカードを見れば、ちゃんと書かれています。
 そして、グラール太陽系では、キャストには人権がある。
 つまり、キャストであるPMには人権が有る、という解釈をしてる訳です。
 ま〜、ソニチがどうしてPMをキャストにしたのかは知りませんけどねw
349名無しオンライン:2010/03/07(日) 20:40:23 ID:Xn2SmL/s
レス感謝。

>>344
なるほど、なるべく読みやすいように書いたつもりですが、抜かりましたね。次からはちゃんと付けますよ。
ちなみにPSPo2のGH-440はデフォでボクっ娘なのですが、ここでは「個体差」ということで、
主人公のPMが偶然ボクっ娘になっただけで、普通の喋り方のGH-440も居るということにしています。

>>345
期待に応えられるようがんばりますよ!

正直な所、ボクっ娘なGH-440がかわいかったので書いた。反省はしていない。
あと、あえてキャラの紹介らしい紹介はしていないのですが、やっぱり必要ですかね?
350346:2010/03/08(月) 00:31:27 ID:c92WAtJz
>>347,348
なるほど、そういう事か。ありがとう。
Po2は一通りやったけど、そういった会話を聞いた(見た)覚えがなかったから、
「やっべ、俺どっかのNPCの話、聞き忘れてるんじゃね?」
って心配してたんですわ。

>やっぱアウトかw
あくまで俺の意見ね。他の人から見たら「いや、セーフだろ(ソフトエロ的意味で)」ってなるかも?
まあ、それを考慮した上でのロダにUp形式なんだから、
俺の意見は余り気にせず、書きたいように書いてくださいな。

>あの辺が伏線であるかどうか
了解!楽しみに待ってます。
351名無しオンライン:2010/03/08(月) 01:52:54 ID:3AfMy6Sv
>>349
 キャラ紹介をやるかどうかは、書き手次第かな。
 設定好きな身としては、やるのも有りかと。

>>350
 疑問が解決したのなら、何よりです。
 
 >俺の意見は余り気にせず――
 安心してくれ、今まで通り、書きたいように書くぜ!
352名無しオンライン:2010/03/08(月) 03:37:51 ID:18zdgVEM
>>346様からいつ人権が付いたのかとの問い合わせを頂く。
リトルウィング入社前だった気もするが何故か以前のデータが無い。ファック。
ご主人様、私の人権なんですがいつ与えられたかご存知ですか?
はい。
ご主人様には思い出す様子など無い。
この間なんかエクステンドコードすら何処にしまったかわからなくなったくらいだ。ファック。
コードがひとつだけ見つからなかったのは私が隠したからだが。
ご主人様には申し訳無かったが、どうしても知りたかった事がある。

私がエクステされたらどうなるのか。
シャドーグやマドーグですら強化されるのだ。
いったいどんなになってしまうのだろう?
そんな私にショップの強化担当者は言った。

「エクステンドコードは最大強化した場合にしか使用できません」

ファッキン。



レスありがとうございます
人権の件は、どこかで読んだんですがソースはないです
353名無しオンライン:2010/03/09(火) 16:05:57 ID:zgY6Jo0i
PSPの人です。
何でこんな時間に居るのかって?春休みなのさ。
というわけで投下していきます。
今回は戦闘描写をやってみようと思いましたが、無理でした。すいません。
のんびりとした雰囲気ですが、440の可愛さが伝われば幸いです。説明多いけど。
354初仕事1/4:2010/03/09(火) 16:06:33 ID:zgY6Jo0i
元々フリーでやってきたから、リトルウィングに入る前からある程度の腕はあるつもりだ。
認定Lv40超えってところか?
立場上あまりメーカー品を使うことは無かった。高いからな。
そんなわけでクバラ品ばっか使ってたんだが、やはり安定性に欠ける。
ひどい物だと突然爆発とかするからな、あれは。

「GRMのハンゾウ…いいじゃないか」

これはリトルウィング管轄の居住区にあるショップで買った物だ。
クバラ市でもメーカー品が流れてる事があるが、大抵は異常に高い。転売でもしてるのか?
それを考えると、ショップの正規の値段は何とも安く感じる。実際は決して安くはないが、それでもだ。
だが、これよりも驚かされることがある。

パートナーマシナリーだ。

マシナリーとは付いているが、自分で考えて攻撃を行い、主人や仲間をサポートする。
キャストとさして変わりは無い。それに・・・

「どうした?」
「…コルトバは苦手」
「敵の好き嫌いなんてするもんじゃないぞ…」

とか言いつつ、ヴァーラをアッシュに任せ、集まってきたコルトバをハンゾウでまとめてぶった切る。
付き会ってやる俺も俺だな・・・
355初仕事2/4:2010/03/09(火) 16:07:00 ID:zgY6Jo0i
「何でコルトバが苦手なんだ?」
「だって…」
「なんだ?」

「顔が怖いんだ」

ちょっと噴き出してしまった。
アッシュがむくれる。

「ボクは背が低いから目の前にあの顔が来るんだ!ご主人には分からないんだ!」
「すまんすまん…おもしろい奴だなお前は」
「むうぅ…」

ゴル・ドルバを見たらどうなることやら・・・
PMの人間臭さには驚かせられる。キャストでも中々こんなのは居ないんじゃないか?
キャストもちょっと頼りない奴とか、倫理的にアレな事を考えたりする奴も居るが、
感情を表に出さないのも多い。まぁ偏見と言ったらそれまでかもしれんが。
こいつとならミッションでも退屈せんだろうな。

「可愛い…連れて帰れない?」
「そいつは敵だぞ…」

でもポルティがかわいいとは俺は思わんなぁ・・・
356初仕事3/4:2010/03/09(火) 16:07:36 ID:zgY6Jo0i
今回のターゲットはディ・ラガンだ。
最近よく地表に降りてくるのも、SEED事変後の環境破壊が原因になってるんだろうか。

「アッシュ、お前は足を狙ってくれ。その間に俺が頭をやる」
「うん、わかった」

ヤツと距離を置くと、よく突進される。向こうから来てくれると言えば聞こえはいいが、
あの図体で向かってこられたんじゃたまったもんじゃない。
こちらから間合いを詰め、その巨体を翻弄する様に動き回る。
アッシュはというと、よく俺の指示を守っている。もちろん散弾銃で狙う時に足が止まってしまうので、
その分は俺が全力でカバーしなくてはならない。一人でやるより手間は増えるが、その分攻撃力は単純増だ。

俺も傭兵稼業を伊達にやっていた訳じゃない。ディ・ラガンは勝てないと見込んだのか、
一目散に空へと昇って行った。

「ご主人、討伐しなくてよかったのか?」
「あいつも好きで降りてくる訳じゃない。こっちにも責任はあるんだ。
 それに、殺してばっかりじゃ居なくなっちまうからな」
「そういうものなのか?」
「ああ」

PMは最初から完成されている訳ではない。殊に知識面においてはだ。
これについては、マスターが教育を行うことになるわけだが、わざわざGRMがそんな事をさせるのは
何故だろうか?・・・少なくとも開発者の趣味、というわけではなさそうだが。
357初仕事4/4:2010/03/09(火) 16:08:42 ID:zgY6Jo0i
「さって、メシでも行くか」
「…ご主人」
「何だ?」
「ボク、ちゃんとやれただろうか」
「…何言ってんだ。俺が今まで組んだ奴でも、お前程の奴はそうそう居なかったぞ」

俺はゆっくりと、穏やかに言ってやった。
アッシュの表情が明るくなる。

「ありがとう、ご主人」
「感謝するのはこっちだ。一人でやるより、ずっと早く終わったんだしな。
 そら、どっか美味い飯屋でも探しに行くぞ」
「うん」

こいつと居ると、心が和む。
『ご主人』と形式的に呼んではいるが、敬語は使わず、主人とその従者という関係は感じさせない。
まぁ、俺も堅苦しいのが嫌いだから性に合ってるんだけどな。

「パートナーとはよく言ったもんだ」
「どうした?ご主人」
「何でもない。独り言だ」

ラフォン草原に夕日が差し始める。俺達はホルテス・シティに向かう為、シップに乗り込んだ。

━続く
358名無しオンライン:2010/03/09(火) 23:07:53 ID:0353n2Fr
削除したものは戻らなかったがとりあえず書きたいものがデキター
つたない文ですがどうかご容赦を。

ご主人が帰ってこない。
2ヶ月前に「ちとリトルウイングに行ってくる(`・ω・´) 」
の一言で飛び出してその一ヶ月後に「そろそろカブトムシ欲しいから帰るんヨ(`・ω・´) 」
とメールがきたがそれっきりもうさらに2ヶ月。

一ヶ月前のメールのあと私は部屋の掃除、倉庫の整理、ご主人の愛読書の
週刊ソードのなんたるかのバックナンバーをきれいに本棚への収納も済ませた。
あとは帰ってくるご主人に遅いぞ、待ってたんだぞ、と伝えるだけだったのに
ふと、もしかして捨てられたのでは?と考えたりしたがあのご主人が読んでない本を残して
グラールから去ることは考えられない。
しかし仮に何らかの事故に巻き込まれたとか・・・
そして短いその人生に幕を下ろしたのでは・・・
不安でいっぱいだ。なにか一言帰りが遅くなるとかメールでもあれば・・・

ピコォーン

メール?しかも送信先は・・・・ご主人!?
私は急いでメールを確認した。そこには
「神喰なう(`・ω・´) 」

OKちょっとその喧嘩買った、帰ってきたら娼婦のようになかせてやる。
359名無しオンライン:2010/03/11(木) 00:35:41 ID:T0sOSBlf
>>352
>エクステンドコードは最大強化した場合にしか使用できません
ってか、強化後ならエクステンドOKかよwwww
しかし、この場合の強化とは、一体?
あれか、強化すれば美人になるとか、体型がボン・キュッ・ボンになるとかか!!!
よし、ならPM連れて今すぐ強k

             ::::::;;;;;;;;;
   l:::::ヘ:l    :::::;;;;;;;;::
  (.#ノヽハ〉;;;;;;::::::     :;..:. :::;<ア゙ー 
  @リ ゚匚:::;;;::
  <:::l=l:)〉:::;;;;;;::::
  Cl:l___l_ヽ   :::::;;;;;;;;::
   レi_'ォノ       ::::::;;;;;;;;;;

>>353
>のんびりとした雰囲気ですが、440の可愛さが伝われば幸いです。
めちゃめちゃ癒されました。サンクス!
確かに目の前にコルトバのあのブサ顔がドアップで出てきたら拒否反応示す罠。
続き、楽しみにしてます。

>>358
>「神喰なう(`・ω・´) 」
ごめんね、かあさん、意味分からなくてググっちゃってゴメンね。
>帰ってきたら娼婦のようになかせてやる。
別ゲーに目移りさせないぐらいしっかりな!
だが、見えるぞ・・・そうは言いつつも、実際ご主人が帰ってくると
自分の方が嬉し泣きしているPMの姿が!!!!
360名無しオンライン:2010/03/12(金) 18:36:21 ID:LpzgDIQY
PSPの人です。
暇すぎて妄想が暴走した。今回はPM目線です。
文章から440の性格が伝わればいいのですが。
361留守番? 1/5:2010/03/12(金) 18:37:00 ID:LpzgDIQY
『パーティーミッションに出かける。
 今回はPMの同行が許可されていないので、お前を連れて行く事は出来ない。
 留守番しといてくれ。晩飯までには帰る。
 朝食にベリベリーパイを作って置いた。
 昼は共有倉庫にメセタを残しておいたから、ピザでも出前しといてくれ。
                         ジョニー』

「一人か…」

起きると、ビジフォンにメッセージが残してあった。
(ビジフォンはこまめに確認しろとご主人から教わったのだ)
ボクはまだ料理があまり出来ない。レシピを知らないから。(コルトバサンドぐらいなら作れるけど)
ご主人はと言うと、実は甘いものしか作れない。かなりの甘党らしい。
暇な時にビジフォンに入ってた『ケン・タローの今日の晩ごはん』とかいうレシピ集を見ているのだが、
ミッションもあるので、中々練習出来ないでいた。

折角だし、今日はちょっとやってみようかな・・・

それよりまずは朝ごはんだ。
ご主人曰く、朝は糖分を取るのが重要らしい。ボクはPMだから関係ないけど。
少し小さめに作られたパイを、これまた小さく4等分する。そうでもしないとボクの口に入らない。

朝食用ということもあって甘さが抑えられている。おいしい。
ボクが料理できる様になったら、ご主人に教えてもらおうかな・・・
362留守番? 2/5:2010/03/12(金) 18:37:32 ID:LpzgDIQY
さて、食材の買い出しに行くか。

PMであるボクが活動出来るのは(今のところ)リトルウィングの管轄区内に限られている。
まだ配備からそう時間も経っていないので、教育もまだそれ程進んでいない、というのが理由。
ご主人が言ってた事だから、ボクにはよくわかんないけど。

でもリトルウィング管轄区だけでも十分生活出来るくらいの店舗数がある。
傭兵稼業に不可欠な武器防具類はもちろん、服飾からエステ、飲食店、
そして『ジンジャ』なんてのもある。グラール教団の施設・・・ってご主人は言ってたけど、
これもボクにはよくわかんない。

「む、アッシュか。お前の主人はどうした」

マイルームを出たところで、細身の男キャストに呼び掛けられた。
ええと・・・確かバスクって人だ。
ご主人が言うには『ろりこん』じゃないかって・・・やっぱりボクにはよくわかんない。

「おはようございます、バスク」
「フフッ…人には敬称を付けるものだと、前に教えただろう」
「そうだったね、ごめんなさい」
「謝らんでもいい。お前がそうやって覚えていればいいんだ」

料理の練習をするんだと言うと、バスクって人は褒めてくれた。うれしい。

「それじゃ、バスクさん」
「道に迷わないよう、気を付けるんだぞ」
363留守番? 3/5:2010/03/12(金) 18:38:02 ID:LpzgDIQY
食品店までの道はちゃんと覚えてる。店の名前は覚えていないけど。
現時点でボクが行ける所は全部行った。いつか行動範囲が広がるのが楽みでならない。

ほら着いた。これ位、ボクには『朝飯前』ってやつだ。
この店は、いろいろな食材が揃ってるから、とっても便利・・・ってのもご主人が言ってた事なんだけど、
ボクにも料理の練習をするのに都合がいいかもしれない。

何からしようか・・・オルアカロールとコルトバヌードルにしよう。
ごく簡単な料理だけど、『何事も段階を踏んで』ってご主人が言ってたし。
そう考えながら食材を品定めしていると・・・

「あら、アッシュ様ではないですか」

ええと、誰だっけ。

「私です、エィスですよ」
「そうだった、おはよう、エィス」

相変わらず言いづらい名前だ。
彼女はGH-450で、ボクのご主人とほぼ同時期にリトルウィングに入社した人のPMだそうだ。
まだ彼女のご主人には会ったことないけど。

「君も留守番?」
「いいえ、私はお使いです。シュネー様は最近完成したというVRの見学に行っています。
 ご主人様は新し物好きですからね」
364留守番? 4/5:2010/03/12(金) 18:38:30 ID:LpzgDIQY
カートには食材がいっぱい詰まってる。重そう。

「PMの私が言うのも何ですが、ご主人様は少々だらしないのです。
 本来なら主人がPMに教育を行う所が、ご主人様が私に教わってるのですから」
「大変そうだね」
「これもPMである私の務めです。苦にはしていません」

彼女はボクとほぼ同期だというのに、かなり大人びた感じがする。

「では、御機嫌よう。アッシュ様」
「ばいばい」

自分でご主人の文句を言う割には、その顔は笑っていた。
彼女のご主人って、どんな人なんだろ?

「と、そうだ。オルアカの皮・・・」

あぶないあぶない、危うく本来の目的を忘れる所だった。

「あら、買い物は済んだ?」
「勿論です、シュネー様。ご見学なされたVRは・・・」

今の声は・・・エィスかな?
っと、いけない。もうすぐお昼時だ。帰らなきゃ。
365留守番? 5/5:2010/03/12(金) 18:38:55 ID:LpzgDIQY
さて、ご主人には悪いけど(ピザを注文するお金で食材を買ったのだ)さっそく取りかかるとするか。
オルアカロールはフライパンの扱いに、コルトバヌードルはお湯の扱いに慣れるためだ。
もし失敗してドゴォォンしたとしても(何故か言語データにあった言葉だ)、一食分抜いたって
そうそう問題にもならないだろう。


────────


「ただいまぁ」
「おかえり、ご主人」
「ん?妙に嬉しそうだが・・・何かあったのか?」
「何でもないよ」

今日の練習成果だが、実にうまくできた。ボクはそんなに無鉄砲じゃないと自覚しているから、
そうそう失敗なんてさせないのだ。
料理は全部一人で食べてしまった・・・と言ってもそんなに量は作ってないのだが。
ボクが今日料理の練習をした事はご主人には秘密だ。完全に痕跡は消したはず。
いつか上手になった時に、ご主人に料理を振る舞ってびっくりさせるんだ。

「そうだ、今日はこんなものを貰ってきたぞ」
「何だこれ?MUSIC DISC 24?」
「依頼主がくれたんだ。いつもご苦労さん、ってな」
「へぇ」
「早速聞いてみるか」

━続く
366今更202の続き:2010/03/12(金) 20:53:05 ID:HxOuYSkj
 はっ!私は何をしていたのでしょうか。
 まるで時間が止まっていたかのように、長い時間立ち尽くしていたような気がします。
「ま、マスター…。私の視覚データの記憶にありえない光景が記録されているのですが…」
 き、気のせいです!私の記憶にも恐ろしい物が記憶されていますがきっと気のせいです。
 一瞬にして同じ風景の景色、人がめまぐるしく一瞬で動いたなんて気のせいです。
時間が止まっているのに視覚が生きているなんて事、さすがのグラールでもありえません。
「す、少し休みましょうか…」
 数ヶ月間棒立ちしていたかのように足が張っています。パンパンです(卑猥な音に非ず)
 近くにあったベンチに二人して腰掛けると、べちゃっと言う嫌な音。
左の方に貼り付けられたプラカードを見てみると『鳥もち塗りたて。気をつけて』の文字。
 鳥もち!?あの鳥なんかを捕まえるのに使ったと言われる伝説の鳥もちが何故こんな所に!
「かかったぞー!」「とり?」「イッグじゃないじゃん」
「わかった!アレを囮(鳥を丁寧に御鳥と言うので囮をかけているのでヤンス)に使うんだ!」
 なんか物騒な事言ってるー!そんなことを考えている合間に、ワラワラかけよってくるちっちゃい人たち。
 鳥もちのお陰で抵抗する間も無く、私達は現ガーディアンズことパートナーマシナリーさん達に掻っ攫われてしまったのでした。
 …これって立派な誘拐ですよね?グラールの英雄イーサン・ウェーバーもびっくりです。

色々あって書くの忘れてたので、待ってた人がいるかわからないですけど短い続き投下!
当然まだまだ続くのですが、何書こうとしてたか忘れてしまったので、この先は何も考えてなかったりしますorz
367名無しオンライン:2010/03/13(土) 17:37:17 ID:V5xnc2Cm
>>360
パシリ目線、乙です!ほのぼのさせてもらいました。
>いつか上手になった時に、ご主人に料理を振る舞ってびっくりさせるんだ。
料理の勉強頑張れ!早くご主人と一緒に料理できるようになるといいな。

>ご主人が言うには『ろりこん』じゃないかって・・・やっぱりボクにはよくわかんない。
あるあるw
バスクさんとの会話でエミリアの様子について話す時、
特に熱弁してたからそう言うふうに感じたんだろうな。
バスクさんは容姿も戦闘も教養も全てイケてる、
万能でナイスガイだ、と思いたい。 ・・・だよね?

>>366
>待ってた人がいるかわからないですけど
待ってたぜ〜
忘れてた事は思い出すなり、全然違う発想を出すなりすればいいさ。
ともかく、おかえり b

>『鳥もち塗りたて。気をつけて』の文字。
ちょwペンキじゃないのかYo
そもそも、イッグはベンチに座るのかw
しかし、パンパンでしかもべちゃべちゃとは。擬音だけだと、すごく・・・卑猥ですw

368366の続き:2010/03/19(金) 05:01:37 ID:9b/vmWTz
そうして誘拐されて、見事捕われの身となってしまった私達は、お約束通りに檻に入れられています。
って檻って!檻なんてどこから持ってきたんですか!
はっ!まさかこれは伝説の未実装ルームグッズのオリ・オリでは…!
さすがはパートナーマシナリーさん達です。不可能を可能にする!
そこにしびれるあこがれ…てる場合じゃないです。出して!ここから出して!いーから出せよオラーー!!
心の叫びが通用したのでしょうか。あちらから近づいてくるGH423さんの姿が見えます。
眼鏡をキリッっとかけて、実に賢そうなお顔。良かった現実のわかるパートナーマシナリーさんが居たのですね。
近づいて来たGH423さんは開口一番。
「ワレワレハ、チテイジンダ」
ずっこけました。ええ、それはもう檻の中で盛大に。もう少しで鉄の棒に頭をぶつける所でしたよ。
見るからに賢そうだったGH423さんは、子供がやる例のお約束のように喉に小刻みに手を当てながらそう言ったのです。
むしろそれは宇宙人では?
「…」
いやな沈黙です。ツッコンデいけないところだったのでしょうか?
「ワレワレハ、ウチュウジンダ」
しばしの沈黙の後に、言い直しました。いや、どっちでもいいのでここから出してください。ほんと、お願いしますから。
「ダメダ。キミタチハ、『ディー・ロレイイッポンヅリ』ノエサニナッテモラウ」
え、餌ですとーーーー!!!?
そもそもあれって一本釣りできるもの!?
と考えましたが何でも有りなパートナーマシナリーさん達の事ですから、なんか出来ちゃいそうな気がします。
って冷静に考えてる場合じゃありませんて!
ど、どうなるの!どうなるの私!

続く〜

>>367
タイピングする寸前まではペンキだった。だがタイピングした時には鳥もちだった…。
な、何を言ってるかわからねえと思うが(ry
いや、ほんと書いた本人もなんで鳥もちだったのかわからんのですよねぇ…。
369名無しオンライン:2010/03/19(金) 19:24:52 ID:iqsdXtnF
トリモチもあれだが、ディー・ロレイ一本釣りってw
370368の続き:2010/03/22(月) 03:54:02 ID:SLRIDC8I
「ふねが出るぞー!」「せんどう!しっかりしろー!」「だいじょうぶ。
せんどうならなんとかしてくれる…」「その仙道ちがうですよー」
 そうして私達は船の上。私に巻かれたロープの先には馬鹿でっか
い釣竿。もう釣る気満々ですね。もう流れに任せて後は何か奇跡が
起きるのを待つしか無いのでしょうか…。ってそもそもコレ、イカダだ
と思いますけどね。
「…」
 あ、また嫌な沈黙。今度は先ほどと違って一人では無く、数十人の
パートナーマシナリーさん達にギョロリと睨まれる物ですから、居心
地の悪さが数十倍です。
「イカダがでるぞー!」
 そう言い直すと、イカダが進みだします。もう一つツッコミを入れると
すると、ウチュウジン喋りは止めたんでしょうかね?
「あれやってると手が使えないからねぇ…」
 声がするほうを見ると、GH450さんの姿。ずいぶん慣れ慣れしい気
がしますが、どこかでお会いしたのでしょうか?
「忘れてるって顔してるねぇ。全く酷いもんだ。私の事忘れたのかい?」
 そう言いながらGH450さんは苦笑いをします。
「っと言ってもまぁ仕方ないか。私達の個体を識別するのは人には難し
いだろうからね」
 ああ、この喋り方で思い出しました。以前ドラに行った時に会ったGH
450さんですね。これぞきっと地の恵み。天の助け。助けて!
「無理」
 即答でした。がっくし。
「この大きなムーブメントを止めるのは流石に無理さね。大人しく餌に
なってディー・ロレイに喰われない事を祈るしか無いねぇ」
371368の続き:2010/03/22(月) 03:57:16 ID:SLRIDC8I
 昔は人生50年などと言ったらしいのですが、私の人生まだ十数年。
しかも死に方がディー・ロレイ一本釣りの餌になるなんて嫌すぎます!
どうにかして逃げられないものか、脳味噌をフル回転して考えます。
 …無理です!この妙にがっちり締められたロープをどう考えても抜けられる気がしません。
「お嬢ちゃん!俺の死に様をとくと見やがれー!」
 脱走する方法が迷宮入りしかけた頃、唐突に響く声。声のするほうを見ると、
パートナーマシナリーさん達の向こうで見えなかったのでしょう、
いつぞや神輿にされていたと思わしきビス男さんの姿。
私と同じようにロープに繋がれ、今まさに流れる濁流に向かって放りなげられた所でした。
 ズパーン!と豪快な音を立てながら、着水します。
「うおおおおおおおおおお!!!!」
 意味の無い雄たけびなんて上げながら、どんぶらこどんぶらこと流されていきます。
 数十メートルも流されたでしょうか?突然「ぬおおお!」と言う叫びを上げると、ビクン!とビス男さんは水中に沈んでしまいました。
「まさかヒットした!?」「マジで?」「はやすぎね?」
 騒ぎ出すパートナーマシナリーさん達。そのまさかのまさかでした。
 パートナーマシナリーさんたちが必死になって、釣竿をえんやこらえんやこらと引くと、水中から異形のモノが姿を現します。
 人々にデロレレックと揶揄されたり、鰻とも嘲笑されたその物の名は……。

 ――ダーク・ファルス。
 かつて宇宙を暗黒に包んだと言われるその生物が……。今再び私たちの前に姿を現したのです。
 口からロープに繋がれたビス男さんの姿が半分ほど見えてるのが凄くかっこ悪いですけどね…。
 って、ダーク・ファルスじゃ余計性質が悪いじゃないですかあああああああああああ!!!

〜続く

>>369
最初は普通にイッグを捕まえるつもりだった。
だったんだよ…。タイピングした時にはディー(ry
いや、でも釣れそうじゃないですか?ほら、現に釣れたみたいだし。
372名無しオンライン:2010/03/22(月) 23:07:03 ID:SEw4gpE2
フリーコース実装された事だし、ここにも新入りさん来ないかねぇ
まだパシリ育って無いだろうから厳しいかな
373sage:2010/03/22(月) 23:29:43 ID:TzafVahb
フリーコースってのが出来たから三年ぶりに復帰してみた。
…マイルームに入れなかった。パシリのいないPSUなんて…。
374名無しオンライン:2010/03/22(月) 23:30:37 ID:TzafVahb
…2chに書き込むのも久しぶりだったせいでsage違えた…ごめんなさい…
375名無しオンライン:2010/03/23(火) 00:04:27 ID:PiGC41Ki
>>373,374
確かにマイルームには入れない。
だが、パシリはマイル−ムから出てこれるんだぜ?
さあ、今すぐパートナーカードを使って呼び出すんだ!!!
パシリが玉のままなら、すまない・・・

>>371
デロルレックならぬ、デロルレックックあ釣れた訳ですね。分かります。
ってか、ビス男、捕まってるのにえらい元気だなオイw
376名無しオンライン:2010/03/23(火) 04:01:05 ID:Gxtk/9F7
>>375
ええ、見事な使いまわしっぷりなので、デロレックックでもいいか、とw
狙いの物が釣れないなんて日常茶飯事らしいですし。
ビス男さんはビス男さんですから、なんでもありでいーんじゃないかなぁと。
生命力、強そうですしね。
377名無しオンライン:2010/03/23(火) 15:58:25 ID:P/6Jqa6r
>>371
ディー・ロレイか、間違えてダークファルスでも釣るんじゃないの?
とか思ってたら本当にその通りになって吹いた。
PMの無茶苦茶さに癒されます。

さて、PSPの人ですが、今回は書くのにかなり苦労しました…
スピード感のある描写って難しいですねぇ。あと人物の書き分けも。
長いので前半だけ投下。後半は…すいません。誰かGOサイン出してください。
378迷子前編 1/6:2010/03/23(火) 15:59:27 ID:P/6Jqa6r
凶暴化した厳重生物の駆除。
最近になって急激に依頼数の増加した分野だ。
凶暴化について、『詳しい原因は不明』とはなっているが、怪しいもんだ。
何か悪い事が起きてなきゃいいんだが。

「まったく、次に来る時は…」

ハンゾウをオルアカの脳天目がけて振り下ろす。

「ゆっくり…」

体を捻り、集まってきたサウギータを薙ぎ払い、

「オハナミを楽し…ゴフッ!」

・・・どうやらサウギータが残ってた様だ。突進を食らう。この後グラビティブレイクで一刀両断、
アッシュが『参考にさせてもらうよ』とか言う流れを予想してたんだが。

「痛たた…アッシュ、ちゃんとフォロー…あれ?」

居ない。

よく考えれば、取りこぼしがあればアッシュが注意を促すはずだ。
これはまずいな・・・掃討はまだ終わっていない。今回のメインターゲットにもまだ出会ってないと言うのに・・・
379迷子 前編 2/6:2010/03/23(火) 16:00:01 ID:P/6Jqa6r
「ご主人! ご主人!」

どうやらご主人とはぐれてしまったようだ。
逃げるオルアカを追いかけて・・・そのオルアカに追いかけられて・・・そんなに走ったのかな。
辺りには誰も居ないし、レーダーには何も映っていない。

「こまったな…」

ボク─GH-440─の装備は、ご主人のサポートを主眼に置かれている。
ショットガンは射撃時に足を止める必要があるし、テクニックもザルア等の補助系しか使えない。
GH-410や420だったら一人でも十分に戦えるんだろうなぁ・・・

早々にご主人と合流しなければ・・・でもどうやって探そう?
ボクはまだ通信機器の使用が許可されていないから、連絡も取れないわけで・・・

とにかく動かなきゃ。サグラキ保護区は決して狭くはない。


ガサッ


草むらから物音(漫画とかにありがちなパターンだが、シャレにならないな)。
ナノトランサーからフトズナアタを取り出し、構える。
何が出てくる・・・?とりあえず、逃げられる様にある程度の間合いはとっておこう。
380迷子 前編 3/6:2010/03/23(火) 16:00:34 ID:P/6Jqa6r
出てきたのは・・・サウギータ!この位なら心配無い、簡単に倒せる。
安堵しつつも近づこうとしたが・・・

「うわっ!」

アギータの後ろから突進してきたのは・・・ウバクラダ!なんとか避けたが、サウギータはそれに轢かれて
動かなくなった。どうやら絶命したようだ。

まずい、こっちを見た。これは逃げられないか・・・

ウバクラダが突進してきた。思わず目を瞑る。

「ご主人…!」



・・・?

衝撃が来ない。恐る恐る目を開ける。

ウバクラダは凍って動かない。

「何をしている!早く離れろ!」
「ご主人!?」
381迷子 前編 3/6:2010/03/23(火) 16:00:58 ID:P/6Jqa6r
声の方を向くと、立っていたのはご主人ではなかった。

「コイツは私が引き受ける。少し離れていなさい」

青色の、長身のキャスト。ファントムを構えたまま、まだ凍っているウバクラダに近づく。
そしてナノトランサーからブリュミエールを取り出し、その頭部に突き立てた。
ウバクラダは凍結状態から立ち直ったが、そのまま息絶える。

「さて、PMとは"本来"単独で行動するものではない。ここで何をしている?」

彼はボクに向き直って言った。

「ご主人とはぐれてしまって…」
「そうか…フフッ」

ボクがそう言うと、彼は突然笑い出した。

「実は私のPMもな、私が目を離したスキにどっかへ行ってしまったんだ。」
「へえ」

悪い人ではなさそうだ。

「まあ君を見つけてしまったからには、君のご主人を探さなければなるまいな」
「本当!?」
「GRMが設けた規約にもちゃんと記されている。
 『主人と逸れたPMを発見した場合、保護する義務が発生する』とな」
382迷子 前編 5/6:2010/03/23(火) 16:01:49 ID:P/6Jqa6r
ナンバリングミスすいません。

───
「ありがとう、えーと…」
「私の名前はラリー。宜しく、迷子の子猫ちゃん」
「…ボクはアッシュだ。子猫じゃない」
「これは失礼。私は口が減らないと、よく言われるものでな」

・・・何か変な人だな・・・バスクさんよりも。

「さて、レーダーには反応は無し、ここは通信状態も悪い。移動するとしよう」

─────

とりあえず先のブロックに進んではみたが、アッシュは見つからなかった。
となると、もう駆除が完了したブロックに居るのか・・・?

あれこれ考えてもしょうがない。とりあえず戻ってみ・・・ん?遠くから変な音・・・?


にゃーにゃー


何だこの音は。そう、例えるならヴァーラの子供のような・・・いや、本物を見た事がある訳じゃないが。

にゃーにゃー

こっちだ。オルアカの鳴き声も聞こえるな・・・
383迷子 前編 6/6:2010/03/23(火) 16:02:37 ID:P/6Jqa6r
見るとそこには、オルアカの死体と・・・PM?
少なくともアッシュではない様だ。

「…誰です」

気付かれたか。

「人間だよ。傭兵だ」
「あなたの識別コードはリトルウィングですが?」
「そうだが…そっちこそ何で一人で?」
「17分36秒前、ウバクラダの突進を受け、GPSと通信機器が故障しました。地図機能が作動しない為、
 自分の現在地をロスト。マスターとの連絡が取れない状況です」
「要するに迷子か」
「迷子は人間の子供に適用する言葉です」
「わかったわかった…所で、PMを見てないか?GH-440なんだが」
「捕捉していません」
「…そうか。お前を放っておくわけにもいかんな。主人の名前とアドレスは?」
「ここは電波状況が芳しくありません。正常に通信出来る可能性は37%です。
 ベースに帰還し、連絡を待った方が建設的ですが」

何だこのPMは。やりづらいことこの上ない。こいつの主人はどんな奴なんだ?

「だが、俺のPMを放っぽらかしにするわけにはいかないな。あいつはまだ経験不足だ。
 お前の主人を探しつつ、うちのPMも探させてもらう。異論はないな?」
「非効率的ですが、致し方ありません」

「私はGH-421、名前は『シャーリー』です。以後、お見知り置きを」
384迷子 前編:2010/03/23(火) 16:05:32 ID:P/6Jqa6r
さて、前編はこれで終了です。後編は空気読んで投下したいと思いますよ。
ラリーはこの中で一番しっかりした設定が脳内にあったりするという。
385名無しオンライン:2010/03/23(火) 23:34:48 ID:qEwYvtY6
>>384
後編、楽しみにしてるよ!
386迷子 後編:2010/03/24(水) 12:50:34 ID:WrImNfMq
さて、後編投下します。
出し惜しみするよりちゃっちゃと出しちゃう方がいい気がしてきた。
387迷子 後編 1/6:2010/03/24(水) 12:51:05 ID:WrImNfMq
「お前の主人は?ガーディアンズか?」
「リトルウィング所属です」
「俺と同じってわけか」
「…」

アッシュとはえらい違いだな。まあこんなキャストならパルムに行けば結構な確立で会えるんだが。

「…残った奴が居るな。ついでに倒して行くぞ」

よく考えれば、サグラキ保護区はそう狭くはない。他のブロックを担当しているウチの同僚も居るわけで・・・
うまくいけば見つけてもらえるかもしれん。

─────

「何やら不安そうだな」
「うん…」
「当然か。戦場で、主人とはぐれたPMの心細さと言ったら。…君のご主人は優しい人のようだな」
「わかるのか?」
「そりゃそうだ。いいご主人じゃなきゃ、早く会いたがる訳ないだろう?」
「よくわかんない」
「君もまだまだ『子供』だな」

ラリーって人は、笑いながらそう言った。
388迷子 後編 2/6:2010/03/24(水) 12:51:27 ID:WrImNfMq
あんまりキャストらしくない人だな・・・

「む、コウマズリの群れか。キャストにテクニックは相性が悪い。遠距離から仕留めるとしよう」

そう言うと彼は草むらに伏せ(ボクも急いで木の陰に隠れる)、キウジバホウを構える。
ライフルだけでも何丁か持っているらしい。
そしてモンスターを狙撃していったのだが・・・

その内の一体が、突如ワープしてラリーって人の背後を取った。

「ラリーさん!」
「むぉ!まず…」

凍った。

どうしよう・・・コウマズリの数は・・・4体、一人じゃとても勝てっこない。

『慌てるな。君はまだ気付かれていない』

ん・・・誰だ?

『私だ。氷の透明度が高くて助かった。光音声で通信できる。
 君は通信機能が解放されていないだろうから、私の指示によく従ってくれ。』
389迷子 後編 3/6:2010/03/24(水) 12:51:58 ID:WrImNfMq
『事前にトラップを設置しておいた。狙撃する時はこの位しないとな。
 君の位置から2時の方向、距離は212.7Rp。』

トラップを確認する。

『小石の様な、投げられる物はあるか?
 それを投げて、物音でコウマズリを誘導するんだ。トラップに当てない様にな。
 フリーズトラップだから、少しの時間稼ぎになる。
 敵が凍ったら、急いで私にレジェネをかけてくれ。そして後は・・・』

『全速力で逃げる。相互支援の方法は知っているな?』

彼に見える様に頷く。

『よし、タイミングは君に任せる。』


影からこっそりと手を伸ばし、小石(と言ってもPMには少々大きいんだけど)を取る。
そしてトラップの近くに・・・投げる!

コウマズリが物音に気付き、警戒して石の落ちた地点に近づく。
ボクはシッガ・ブラダを取り出し、トラップを撃って起爆させた。
よし、後は彼にレジェネを・・・

『まずい、後ろだ!』
390迷子 後編 4/6:2010/03/24(水) 12:52:36 ID:WrImNfMq
一体、ワープで難を逃れたのがいたようだ。
そいつの突進を受け、転倒してしまった。

顔を上げると、ゆっくりと近寄るコウマズリが目に入る。
もう駄目かもしれない。


─────


「アッシュ!」
「ご主人!?」

俺が言うが早いか、シャーリーが既にコウマズリに飛び掛かっていた。
そのままそいつの息の根を止め、

「マスターのそばから離れなさい!」

フォトンアーツを連発し、他の奴も片づけた。
俺はと言うと、アッシュを抱きかかえてそれどころじゃなかったんだが。

「特殊プログラムを起動…」

シャーリーがレジェネを掛けると、氷の中から青色のキャストが現れた。
391迷子 後編 5/6:2010/03/24(水) 12:52:55 ID:WrImNfMq
「ありがとう、シャーリー。助かった」
「マスターのためですから」
「だが私と逸れるのは関心しないな」
「申し訳ありません」

彼がこの妙なPMの主人か。ぱっと見普通のキャストだが・・・

「あなたが俺のPMを見つけてくれたんですか」
「君が迷子の子猫ちゃんのご主人、だな」

・・・妙なキャストだ。

「ありがとうございます」
「いや、当然の行いだ。それより、君も私のPMを見つけてくれた様だな。感謝する」


「ご主人…」
「お、アッシュ。どうした?」

アッシュを地面に下ろし、目線を合わせる。

「何だろう…ボクの…ボクの目から液体が」
「それは涙ってもんだ。GRMはこんな機能まで付けてるのか」
「怖かった」
「そうか」
392迷子 後編 6/6:2010/03/24(水) 12:54:13 ID:WrImNfMq
アッシュの頬を、ゆっくりと撫でてやる。
「よく頑張った」

その時、メールの着信。
「もう討伐は十分だから、帰ってこいってさ。行くぞ」
「うん」

「…ここの木、いっぱい花が咲いてる。綺麗だね」
「そうだな。今度はオハナミでもするか」

俺とアッシュは手を繋いで、マイシップに向かった。



「いい風景だな。まるで親子の様な…」
「彼等が親子である確立は4.82%です」
「お前も分かってないな。私達も帰還するぞ。損傷しているのだろう?」
「わかりました」

「パートナーマシナリーの開発者は、この様な光景を見たかったのかもしれんな」
「…どうされました?マスター」
「何でもない。独り言だ…帰るぞ」
393迷子 後編:2010/03/24(水) 12:55:27 ID:WrImNfMq
後編終了。
山場が短いのはひとえに作者の文才にあり。
ラリーはお茶目なあしながおじさん的なイメージだったりする。
394名無しオンライン:2010/03/24(水) 22:38:12 ID:yMgMp5va
>>393
投下乙。緊張感の中にほのぼのがあってよかったぜ!
なんかGH-421はルゥっぽいな。

>そう言うと彼は草むらに伏せ(ボクも急いで木の陰に隠れる)、キウジバホウを構える。
某頭だけのキャスト「呼ばれた気がするでゴザル」

それと、誤用訂正な。
×確立
○確率
J( 'ー`)し<ごめんね、かあさん余計なお世話してごめんね。

395371の続き:2010/03/25(木) 03:38:46 ID:NjOq3dhV
 ダークファルス。
 かつて全宇宙を絶望に包み込んだと言う破壊のみを目的とする生命体。
全てのSEEDの元凶とも言われています。かの英雄イーサン・ウェーバー
と名前すら記録に残らないガーディアンズにより、退治されたとされてます
 ――が、一般ガーディアンズからは非常によく目撃証言が上げられてお
り、狩りの対象とされています。現在絶賛討伐中。
「またオンプかよ」「ぱらめーたちょうせいとかだれとく」「いいからかいひとか、
てきのこうどうとめさせろよ」
 微かなノイズが混じりましたが、気にしないでください。
 また、その姿はディー・ロレイと酷似しており、デロレックックや鰻などと揶揄
されたり、私の中のダーク・ファルスを汚さないで!と言ったメタ的発言を耳に
する事も多々あります。
 現在目の前に居る第一形態は、射撃武器が無い場合はほぼ攻撃不可能(そ
れすらも届かない事もある)と言う、最凶の生物の癖に非常にチキンな性質を持
ってません(行動が完全ランダムな辺りは製作者って悪意の塊みたいですよね)
 非常に気紛れにイカダに近づいてきた時のみ、打撃武器やテクニックで攻撃す
る事が可能。ただし、ディー・ロレイとの個体差をつけようとした為か、攻撃できる箇
所が少なく、また幅も広い為、攻撃範囲の広い攻撃でも2箇所攻撃するのが難しく
なっています。

 ……とまぁ敵(魚?)さんの情報分析はこんな感じでしょうか?
 まぁ天下無双のパートナーマシナリーさん達の事ですから、この前のディ・ラガン戦
みたいに楽勝だと思いますけど……。
396371の続き:2010/03/25(木) 03:43:59 ID:NjOq3dhV
「やばい…」「こっちがでてくるのはそうていがい…」
 あ、あれぇ〜? いつも元気なパートナーマシナリーさん達なのですが、
妙に元気がありません。どうしたんでしょうか?
「じつは…」「ひぞくせいしかもっておりませんゆえ…」
「こうかはばつぐんだ!」「…とかできないのであります」
 なんだ、そんな事ですか。大丈夫ですよ、多少属性が合ってない位余裕ですって。
時間はちょびっとかかるかもしれませんけどね。
「だめだーー!!」「わたしたちはここでしぬんだー!」
 そうは言ってみた物の、大パニック発生。何十人と言う女の子達が大騒ぎするもの
ですから、もう姦しいを通り越して、喧しいと言った所です。う〜ん。これはどうやって収集をつけたらいいものか…。
「ご主人様。折角なのでご主人様が討伐すればいいのでは…?」
 そうは言われまして、私はもう既に現役を引退した人間の身であります故、あまりでしゃばり過ぎるのもどうかと思うのですよね。
「なら、陣頭で指揮をとってくれないかね。このままじゃ全員ウナギの餌になっちまうよ」
 まぁそれくらいでしたら問題は無いと思います(ってかぶっちゃけ働きたくないだけですんで)
 そういう訳で指揮官を命じられた私は作戦を練ります。
 やはりこんな時にとる作戦は一つしかないでしょう。
 『ガンガンいこうぜ!』私はそう力いっぱいの握り拳を作りながら宣言します。
「おーー!」「ザラキれんぱつすればよろしいか!」「いや、むかしくこえをこだまさせるべきだ!」「そのまえににげるはちかいでしょ」
 ノリノリのパートナーマシナリーさん達と、それとは対照的に頭を抱えるGH450さんと、うちの子の姿が見えます。
 冗談ですって。ちゃんと真面目に考えてますから、安心してくださいって。
 そう言ったらジト目で睨まれました。うう…流石に冗談は空気を読まないとダメって事ですね。お勉強になりました。
 では、気を取り直して…。

〜続く(多分次で最後…のはず)

>>377
書く時に自然と手が動いてたのですけど、先を読まれてたとは…!
折角だからアルテラツゴウグにでもしておいた方が良かったか!orz
書いておきながら言うのもなんですが、PMさん達はほんと無茶苦茶ですね。
そして今回の話を読む限りかなりレトロなゲーマーみたいです。
397名無しオンライン:2010/03/26(金) 21:40:09 ID:acZd49s1
>>394
ぶふぉ、これは恥ずかしい…誤字チェックは怠らない様にしてますが、
もし見つけたら脳内フィルターをかけて修正してやってください。

さて、次は何を書こう…ジョニー視点が一番書きづらかったりするという。
398小ネタ 1/2:2010/03/27(土) 21:35:16 ID:+NMPWGJ1
「随分と少ない見送りだな」
「本当に辞めてしまうのですね…寂しいです」
「異端児の私が此処に何時までも居るわけにはいかないだろう」

「それに、軍にもほとほと嫌気が差した。私はこれ以上、あの子らの苦しむ姿を見たくないのさ。
 まぁ計画は放棄、チームも解散。清々したさ」

「申し訳ありません。自分の不手際の所為で彼女しか…」
「あの作戦は立案から実行まで全て私が独断で行った事だ。君に落ち度は無い」

「少佐は何処に行かれるので?」
「私はこれ以外での食扶持を稼ぐ方法を知らん。どこぞのPMCに居るかもしれんな」
「でしたら尚更…」
「言った筈だ。私は『あの子達』を実験台なぞにはしたくないと」

「マスター、後4分17秒でホルテス・シティ行きのリニアトレインが発車します。お急ぎ下さい」

「…! 少佐、その子は…」
「こいつか? 私が引き取る事にした。強情でな、初期化されるのはどうしても嫌だと。」
「ですが…」
「どっち道こいつの性格じゃ、普通の奴なら根を上げるだろう。私は面白いと思うがな」

「もう行くか。リニアトレインに乗り遅れてしまう」
「お達者で。…少佐は何時も自分の模範でした」
「気を付けろ。ここには私の様な奴はそうそう居ないからな」
399小ネタ 2/2:2010/03/27(土) 21:35:58 ID:+NMPWGJ1
「まったく、あいつもキャストらしくないな。…私はもう少佐では無いと言うのに」
「どうぞ、マスター」
「ああ、有難う」
「コルトバサンドが一つ余っていますが」
「お前が食べていいぞ」
「…頂戴致します」


「少佐…」

「ここに居られましたか、中尉」
「…何用か?」
「いえ、朝から御姿が見当たらなかったもので…上官に見つかっては事です。
 ただでさえ見送りは禁じられているのですから」
「そうね」
「これで『変人』の歴史も終わりですね…あの方が彼女らの事を思ってした事ですのに」
「丸く収まらない物事の方がずっと多いわ」
「少佐はそれを承知で…所で、それは?」
「ああ、このカッコ? 少佐から頂いたの。次回出動時から常にこれで出るわ。司令の許可も取った」
「…一途ですね」
「何か言ったか」
「いえ、何も。戻りましょう」
400小ネタ:2010/03/27(土) 21:37:28 ID:+NMPWGJ1
小ネタ終わり。
ああ…キャストって書きやすいなぁ…
本筋を書かずに何を書いているんだろう私は。
401名無しオンライン:2010/03/28(日) 00:42:10 ID:OGGAqvCh
>>400
小ネタ乙!多分PSPの人のラリーってキャストの過去かと見たが、どうか?
あの作戦とか、何やら伏線っぽい記述もあるようで、今後その辺りも期待しつつ本編待ってます ノシ
402名無しオンライン:2010/03/29(月) 15:30:26 ID:VFheupfj
>>401
伏線ってかっこいいよね!
どう回収するかは既に脳内にあったりするけど、過程が重要だってジョニーも言ってた。

そして唐突にどんどんネタが湧いてきたが、連投はスレ的にはどうなんだろう?
403名無しオンライン:2010/03/29(月) 20:53:23 ID:bXcgarYR
構わん、やれ!
404名無しオンライン:2010/03/30(火) 14:54:12 ID:xKNFOvQ2
>>403
よろしい ならば投下だ

スレに投稿する人が少ないから、
私ばっかり投下していいのかな…と思ったりするんだけどね。
405二人の食事 1/4:2010/03/30(火) 14:54:59 ID:xKNFOvQ2
ああ、もう朝か。

上半身を起こし、まだはっきりとしない頭でそう思う。

今日は非番だが、昼まで寝るのは俺の主義に反する。
さて、さっさと着替え・・・何か違和感。足が・・・動かん。重・・・

毛布を捲るとそこには・・・俺の足にしっかりと抱きつくアッシュ。
ああそうか。PMだから息苦しいのとか大丈夫なんだな。とりあえず揺すってみる。が、起きない。

「起きろ、アッシュ」
「ううん…」

ほっぺたをぺちぺちと叩く。ようやく目をあけやがった。

「おはよう」
「おはよう、ご主人…」

まだ起動途中だからか、ぼんやりとした反応を返す。

「ほら、さっさと着換えろよ」

とか言いつつ俺が先にドレッシングルームに入る訳だが。
406二人の食事 2/4:2010/03/30(火) 14:55:33 ID:xKNFOvQ2
キッチンで顔を洗っていると、いつもの服に着替えた(GH-440特有の帽子は被っていないが)
アッシュがおずおずと近づいてくるのが目に入った。心なしか顔が赤い。

「昨夜、どうしても寝れなかったから…」
「わかったわかった。一緒に寝たいんだったら、言えばよかっただろうに」

ってよく考えれば、それはめちゃめちゃ恥ずかしい(?)じゃないか。
いい歳した男がマシナリーと言えど、少女に添い寝なんて。まず倫理的に・・・

しかしマシナリーなのに寝れないってのは正直疑問符が付くがな。

「朝飯の用意だ、手伝え」
「…うん」

───────

前回帰還してすぐに、アッシュの行動・機能制限が解除された。

パートナーマシナリーの精神的な成長。それが理由。

こいつは・・・本当にマシナリーと呼べるんだろうか。
何か俺には、種族のしがらみを超越したものの様に思える。

キャストと、他の種族との恋愛や結婚は現在でも稀な事だ。だがPMに関しては・・・
そういう話をよく聞くどころか、ここではありありとその様を見せ付けられるのだ。

だからじゃないか。最近になってPMにある程度の『人権』が出来たのは。
407二人の食事 3/4:2010/03/30(火) 14:56:17 ID:xKNFOvQ2
こいつらは会社の備品でありながら社員という、極めて奇妙な位置に立っている。
キャストとマシナリーの中間、とでも言えばいいのだろうか。
『人権』が保障されてはいるが、会社から、そして主人から離れる事は許されない。矛盾した自由。

本人達はどう思ってるんだろうな・・・

「ご主人? おなかでも痛いのか?」
「いや、考え事をな…」
「何かまた良くない事でも?」
「そうじゃない。そうじゃないんだ」

アッシュは訝しげな顔をして、こちらの様子を窺っている。

「アッシュ…お前は、PMという立場に不満を持った事は無いか?」
「ご主人がそんな質問をするなんて、『かたはらいたい』な」

こいつは何処でそんな言葉を覚えたんだ・・・

「ボクはPMとして生まれてきたんだから、それはしょうがない事だし、不満も持ってないよ?
 …それに、ご主人とも出会えたんだし」

いきなりそんな言葉を浴びせられて、ちょっとむせてしまった。

「大丈夫?!ご主人!」
408二人の食事 4/4:2010/03/30(火) 14:56:40 ID:xKNFOvQ2
「お前…そんなこっ恥ずかしい言葉をよくもいけしゃあしゃあと…」
「ごめんなさい」
「いや、謝らなくていいんだ。俺はちょっと、そういう恥ずかしいのが苦手だから、さ」

まあ嬉しいのも事実なんだが。

「ご主人と二人で料理を作ったのも、お買いものに行ったのも、みんな楽しかった。」
「でも俺がお前を叱ったのも一度や二度じゃないだろう」
「それはボクの事を思ってでしょ? ご主人は理由も無しに怒ったりしないって、ボクは分かってる」
「俺の元を離れて、自由になりたいなんて思った事は無いのか?」
「ご主人が居ないなんて絶対に嫌だ。
 
 ボクは…パートナーマシナリーは、『一人』では生きていけないんだ。

 ボクが迷子になった時、大慌てで探してくれて、抱きしめて貰った時はとっても嬉しかった。
 他のPMに自慢できるよ。ボクのご主人はとっても強くて、楽しくて、そして…

 優しいご主人だ、ってね」

「それでもPMっていう立場に不満を持てる? ボクはこれで十二分にお腹いっぱいだよ。
 今こうして二人でごはんを食べるのも…ご主人? やっぱりおなかでも…」

「いや、違うんだ。そうじゃない」

何だろうな。俺は口下手だから、こういうのはうまく表現できない。でも・・・

こいつらは、幸せなんだということが、解かった気がする。

「だからご主人…今夜も一緒に寝てほしいんだ」
409二人の食事:2010/03/30(火) 15:00:12 ID:xKNFOvQ2
さてさて、何か最終回みたいな雰囲気になってしまったのはご愛敬。
ジョニーは涙もろい。

他の方々ももっと作品を投下してくれることを願います。
410彼方の記憶・前篇1/3:2010/03/31(水) 23:49:11 ID:10/W20mQ
「では、頼みましたよ」
唐突に男は言った。
(だから内容を説明してからそう言ってくれ)
黒衣の男は正面のデスクに座る男のいつもの態度にいつもの感想を抱く
場所はガーディアンズ調査部、座っている眼鏡の男は部長
そして机を挟んで向かい合う黒衣の男、こちらは調査部特務科、通称番犬部隊の隊員である。
「…任務の説明を求めます」
無駄に爽やかな笑顔で黙っている上司の態度にこちらから聞かねば説明されないと判断し質問する
残念ながらこれもまたいつもの事なのだ。
「今回はグラール各地で確認されているナノトランス現象の調査です
 本格的に調査隊を派遣する為にはある程度の安全確保が必要ですからね
 尤も…リュクロスの時の様に想定外の事態は得てして起こりうるものですが」
本当に察しが悪い、と小さく溜息を吐き首を横に振る部長
黒衣の男…ヒュマオは面倒なので話を進める事に専念した。
「発生箇所はランダムだと聞いていますが?」
偶発的に発生する現象の調査などどうしろと言うのか、観測できなければ調査も始めようがないのだから
「既にフォトン濃度からナノトランス空間の発生しそうな日時、場所は特定できています
 あなたは調査端末を身につけて該当の時間、場所にいれば結構です」
当然ながら準備はしているらしい、ある意味当たり前の事だが行き当たりばったりの多いガーディアンズではあまり安心できない
「しかし、最近は呼び出されても調査部みたいな仕事させますね」
ヒュマオの調査部らしからぬ発言、だが、番犬部隊の性質を考えれば尤もな疑問
「人手不足です」
部長は一言で片づけた。
「臨時隊員の集まりは良好と聞いていますよ?」
SEED事変後のグラールは混乱が続き、代理請負業として様々な傭兵企業、機関が誕生した。
対抗手段としてガーディアンズは新規隊員獲得の為に隊員を常駐隊員と臨時隊員の二種類に分類
ガーディアンズとしての制限は増えるものの免責事項も多い臨時隊員枠は新規及び復帰隊員で賑わっていると聞く。
「臨時隊員には調査権限を持たせられません、調査部に臨時隊員がいないのは御存じでしょう?」
臨時隊員だけになったらどうする気なのか
浮かんだ疑問は口に出さずヒュマオは端末を身につけ、挨拶をして退室した。
411彼方の記憶・前篇2/3:2010/03/31(水) 23:49:59 ID:10/W20mQ
「〜♪」
ああ、ついつい鼻歌なんて歌っちゃう気分
私はGH-413、この黒尽くめのヒュマオのパートナー、今は二人でミッション中
二人っきりなんて本当に久しぶり、べっ別にデートじゃないからねっ!
ああ、でもあの二人がいないだけでついつい頬が緩んで…
「さっきからにやにやして、思い出し笑いか?」
器用に左の眉だけ上げてヒュマオが聞いてくる
「そんなんじゃないわよ〜♪」
最近はGH-444とGH-450を合わせての4人行動が多かったから舞い上がっちゃいそうね
ほら、この得体の知れないヴォルフみたいなエネミーもパパッと片付けちゃうんだから!
ちらっと様子を窺うとヒュマオはブーマの群れにラフォイエを撃ち込み纏めて焼き払い
残ったブーマを右手に持った大振りのセイバーで切り裂いていく
そして周囲にヴォルフに似た行動特性を持つエネミーが集まってくると
振り回したセイバーが伸び、いいえ分割されて周囲のエネミーを纏めて切り裂いていたわ
本人も言ってるけどああいう小細工が好きよね、ホント
そして最後に残っていたラッピーにハンドガンを向け、テノラ製上位ハンドガン特有の発砲音と共に硝煙が吐き出され、それが戦闘終了の合図になったわ

「んー、異常無し」
何かの端末を覗き込みながらぶつぶつ独り言を言うヒュマオ
「はいコーヒー、さっきから何見てるの?」
「さんきゅう、いや、ちょいと珍しい光景なんで周辺観測をね」
調査部絡みなのはとっくに知ってるのに…
私達の目の前でどうどうと書類作成をしてる癖に何故かこういう時ははぐらかすのよねぇ
…専属のルウが迎えに来たりして隠す気があるとはとても思えないんだけど
モトゥブとは思えない程の大量の木々に囲まれ…というより森の中
私とヒュマオは時々戦闘をしてはこうしてティータイムを満喫している
「夕方か…そろそろ、かな」
「はぇ?」
ヒュマオの呟きを聞き返そうとした時、近くの地面が盛り上がりそれは現れたわ
412彼方の記憶・前篇3/3:2010/03/31(水) 23:50:47 ID:10/W20mQ
か…亀ぇ!?」
「まあ、亀、だろうな」
堅そうな甲羅と鰭とずんぐりした体形、姿は亀にとても似てるわ、でも…
「二足歩行してるわよ!?」
「そんな気分なんじゃないか?」
気分で亀が二足歩行する訳ないわよね!?!?!?
「気をつけろ、さっきまでのとは格が違うぞ」
そう言ってヒュマオは右手に大振りのセイバー、左手にハンドガンを持ち
疾風の如き速度で疾走した
って言うかあんた、そんな速度で走れたの?
確かにさっきまでのエネミーとは格が違ったわね
動きも速いし、堅いし、鰭で地面を抉った時はちょっとビックリしたわ
私ひとりだったら危なかったわね…
でも、それ以上にヒュマオが凄かったわ
殆ど動かずに亀の群れからの攻撃を見切って亀が鰭を振り終わる前にもう切りつけてた
堅い甲羅をいとも容易く切り裂くなんて私のダガーじゃできない事を易々とやってのけてたし
口を開けてる亀に銃口を突っ込んでの0距離射撃で銃弾が弾かれずに亀の甲羅の中で反射してたのはちょっとグロかったかも…
角の生えたこれまたヴォルフみたいなエネミーも飛び込ませて展開した剣で纏めて薙ぎ払ってたし
もしかしたら、これがヒュマオ本来の実力なのかしら
「凄いわね…伊達に化物とも戦ってる訳じゃないって感じ?」
SEEDフォームもそうだったけど、特殊なPMの事も含めて、茶化す様に探りを入れて見る
「本物の化物はこんなもんじゃない、もっと恐ろしい存在さ」
雨の森、煙草に火を点けながらヒュマオは遠くを見る表情で言う
「そうなの?」
「ああ、個々の力は弱いが徒党を組むのが上手い、それに恐ろしく残虐でな…」
ヒュマオの資料をこっそり見て、O.O.Tというこの世界を揺るがしかねない存在を私はしっている
そして、ヒュマオがそんな規格外の存在をガーディアンズの敵ならその…始末してる事も
そんなヒュマオがここまで言うなんてどんな化物なのかしら?
413名無しオンライン:2010/03/31(水) 23:52:47 ID:10/W20mQ
お久しぶり&初めまして(?)なヒュマオとGH-413な作者です
取り敢えず今回はここまで、続きはその内出すよ!
414名無しオンライン:2010/04/01(木) 02:43:57 ID:jZIrfLxx
【頼りなさ溢れるボディーに失望!】
【これぞ最弱レイキャストパワー!!】
2ちゃんねるで話題のファンタシーユニバースファンスレ”新ジャンル「パシリ」”スレの
投稿作品の一つに登場する副主人公”箱”が脳内版のフォルムで登場。
蒼くて無駄にでかいボディーに24個のリボルバージョイントを使用し、
各関節のカバーには新聞紙を採用。シリーズ最大限の可動が楽しめます。
各アーマーは可動式で、大きなアクションを取っても可動の妨げになりません。おなじみの体育座りも再現可能!
ボーナスパーツとして、グレネード・グッレ・アステッドやショットガン・シッガ・パクダの大型武器が付属。
また2タイプの頭部で、通常モードとペネトレイトウォンドモードの両フォルムを再現可能。
オプションフェイスも豊富で、どんより、照れ、涙目が付属。ヤマグチオリジナルパーツ(フォトン弾、実弾)が付属。
コルトバズーカは可動式で、常にワキワキ動きます。各武器には弾丸を装填することができます。
背中に装備されたバックパックは取り外し可能で、ドリキャス、メガドラパーツと変更可能。
ベースエフェクトパーツにディスプレイスタンド、さらにベースアタッチメントが付属して、
吹っ飛ばされポーズでディスプレイすることも可能です。

希望小売価格:498円(税込み)

フィギュア詳細           ボーナスパーツ
全高:約205mm           オプションフェイスx3
可動箇所 全28箇所       オプションハンドx4
ジョイント使用数 全24個    .オプションヘッドx1
                    .シッガ・パクダx1
素材                 クサナギラx2
ダンボール             ホワイトミーティオx1
新聞紙                クラッシュバレット
                   グッレ・アステッドx1
初回特典              コルトバズーカx1
ぷち450フィギュア         シェルドーテx1
                   オプションパーツx2
ソース:http://www.kaiyodo.co.jp/revoltech/yamaguchi.html#89
415名無しオンライン:2010/04/01(木) 08:23:14 ID:D0n8Z4DX
>413
413はヒュマオの本当の実力を見たのは、これが初めてってことか。
そら驚くだろうな……
続き、楽しみにしてます。

>414
朝からフイタw
にしても、価格、ゼロが1個足りなくないか?
ジョイント代にもなってないぜw
416名無しオンライン:2010/04/05(月) 23:55:39 ID:5fHUDkOZ
お待たせしました。PSUチャレンジモード、続きです。
リアルでいろいろ事件があって時間がかかったので、この前のも含めてうpしておきます。
http://www.psuxxx.info/uploader/src/up5395.txt
うっかり改行を忘れてしまったので、読むときは適当に折り返してください…orz

さて、次でいよいよ最終章です。あと少しおつきあいください。
417名無しオンライン:2010/04/06(火) 13:51:46 ID:WoLqpZXf
乙です
418名無しオンライン:2010/04/08(木) 23:06:56 ID:cc+xkINe
やっと規制解除された……今のうちだっ

どうも、パパと412作者です。
第6話『Calm before the storm』
ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=4309

※DLキーが設定されています。キーは412。
注意!zipではなくlzh圧縮になってます。
419名無しオンライン:2010/04/09(金) 03:57:11 ID:1l0lbgrd
長いの乙トトル
箱の人も乙トトル

規制の間に書き溜めればよかった
ファック
420名無しオンライン:2010/04/10(土) 04:00:17 ID:5A0iyNOs
みんな長え!追い切れないよ!
421名無しオンライン:2010/04/10(土) 13:30:37 ID:0tEYcl3h
規制解除ktkr!
今回も小ネタ投下。
422小ネタ 1/2:2010/04/10(土) 13:31:15 ID:0tEYcl3h
「マスター、疑問があります」
「何だ」

「マスターの判決の事ですが、私は除隊処分は判決としてはあまりにも温情的であると思います」
「確かにそうだな」
「マスターは私に隠し事をしていらっしゃるのですか?」
「何故そう思う?」
「マスターがこの事を不審に思わない訳がありませんから」
「ほう。長年連れ添ってきた勘か」
「私の処理能力がご信頼頂けませんか?」

「あまりお前には話したく無かった事なんだがな」
「あの事に関連しているということは予想が付きます」
「私が完全に足を洗う事は望んでないのか?」
「…私が姉妹の事を思わない日はありません。彼女達の様なPMが増える事は、

 私にとっても…悲しい事です」

「お前がそこまで考えていたとはな。お前を気遣っていたつもりだったが、私は配慮が足りなかった様だ」
「マスターのお力になることは、私達パートナーマシナリーの当然の務めです。
 私の希望は、姉妹達の為、そしてマスターの為ですから」

「私にも尽力させて下さい。最もよい結果がもたらされる様、計算してみせます」

「…分かった。お前がそこまで言うのなら、話そう。それが彼女らの弔いになるのならな」
423小ネタ 2/2:2010/04/10(土) 13:31:40 ID:0tEYcl3h
「お前の言う通り、私がした事は通常なら終身刑、あるいは銃殺刑にもなりかねなかった。
 だが、私はその件については不問になったのだよ。条件付きでな」

「ワンオブサウザンドは、ガーディアンズに何体存在したか知っているか?」
「現時点で確認されているのは、破壊されたものも含めて10体です」
「あくまで『現時点で』だ。実際にはもっと多いだろう。その能力が発現していない個体も含めて」

「ここも、ガーディアンズと同じくPMを運用している。…という事は」
「リトルウィングのPMにワンオブサウザンドが出現するのは必然的です」
「その通り」

「そして私はお偉方から、
『リトルウィング社員として活動し、ワンオブサウザンドを発見次第、適切な処置を施すべし』
 と密命を帯びている」

「適切な処置。それはあらゆる手段を使ってその存在を隠蔽すること。そして…最悪の場合は破壊することだ。 勿論社長はこの事を把握している。クラウチは知らんようだがな」

「…それはマスターが御希望なさったのですね?」
「そうだ。カーツは話が解る奴だったぞ。貴官の倫理はキャストの模範であるとな」
「ですからマスターは、他の社員と積極的に御交流なさるのですね」
「未だに一体も発見できてはおらんがな」

「以前会ったハンターのPMはどうでしたか?」

「普通のPMだった。普通の…な」
424小ネタ:2010/04/10(土) 13:32:57 ID:0tEYcl3h
今回分は終了。
もう小ネタというよりサイドストーリー的な様相を醸し出して来た…
そしてついにこれに手を出してしまった作者はこの設定を生かしきれるのか!?
425名無しオンライン:2010/04/10(土) 13:35:40 ID:5A0iyNOs
あーもうまだワンオブサウザンドの話続いてんのかよっ
もうすっかり内輪スレじゃんか
426名無しオンライン:2010/04/10(土) 15:24:41 ID:CQ56DKoW
多少内輪でもいいじゃないか、作品があるのは嬉しいよ
スレ全体がそれ一色なわけでもなし
何にしたって書き手乙
427名無しオンライン:2010/04/10(土) 22:44:31 ID:eWE9HtXB
規制解除ktkr!ようやく感想が書ける!

>>413
お久しぶり!本気のヒュマ男、おいこれ強す
今後の展開が楽しみです!

>>414
材料とかもさる事ながら、煽り文句クソワロタwwwww
ところで、初回特典を何点か忘れてますよ?

つ オプションフェイス(初回限定仕様)
   メイロドウ
  ※メイロドウは初回限定仕様のオプションフェイスに突き刺す事ができます。
   360度好きな角度から突き刺してお楽しみください。

>>416
待ってました!最初前回の分が書いてあってびっくりしたぜ。
(落とすだけ落としてコメ読んで無かった。スマソ)
いよいよ物語も架橋ですな。箱の中身は絶望か、希望か。はたして・・・
次回が待ち遠しいです。

>>418
前回の伏線ってコレかwもっと重大な事とかと思ってたが・・・まあ、これはこれでよかった。
あと、意外な人(?)も登場して楽しかったぜ!

>>424
サイドストーリー化してるなら、小ネタとしての投稿でなく、
それを煮詰めて、纏めた上で1つの作品として投稿って手もありますぜ?


いろいろな人の作品が読めて大満足な2週間でした。



428主人♀とGH4xx:『課金』:2010/04/10(土) 23:29:26 ID:sEUgg/XB
Let's News!
『コミュニティコースがフリーコースとなって暫く経ちましたが――』

GH4xx 「――その所為でご主人様は帰ってきません、っと。
    今日の日報はこれで終了ですが……気楽な分、暇ですねぇ……ふぁ」
主人♀「ただいま〜」
GH4xx 「あっふげっふごほげほげほっ……」
主人♀「何よその反応は。もっと喜びなさいよ」
GH4xx 「お゛っ(咳払い)驚いて咽てしまったんです!
    ん゛ん゛っ……お帰りなさい、ご主人様。
    それで、どんなご用件でしょうか?」
主人♀「感動の薄い子だね、あんたは……」
GH4xx 「毎日フリーコースに出没しているのは存じてますから」
主人♀「出没って、あんたね……ま、いいけど。
    それはさておき、さっさと倉庫開けるのよ倉庫」

(GH4xxが返事をするよりも早く、部屋の倉庫をあさり始める主人♀)

GH4xx 「想像はつくのですが、一応お尋ねします。
    何をしているのですか?」
主人♀「決まってるでしょ、倉庫整理して、共有倉庫に装備を移動すんのよ。
    そうすれば、わざわざここへ来なくてもいいじゃない」
GH4xx 「(溜息)やはりそうですか。
    その為にわざわざ課金なさったのですね?」
主人♀「あったりまえでしょ? 部屋に入る手段がそれしかないんだから。
    まっ、久々に帰ったんだから、この一ヶ月はお風呂もご飯もベッドも堪能するわよ!」
GH4xx 「申し訳ありませんがご主人様、私はこの後すぐにOHの為に里帰りする事になっております。
    ですので、食事は御自分で調理なさって下さい」
主人♀「あ、そうなんだ……仕方ない、自分で作ろう」
GH4xx 「それから、ベッドのマットレスが傷んでいて、交換するまでは使用出来ません。
    他の課金者に優先されているのと昨今の資材不足の所為で交換品の製造が間に合ってないとかで、あと一週間はかかるとの事です」
主人♀「ぐっ……課金してなかったんだし、仕方ないか……
    まぁ、野宿よりはましだし……」
GH4xx 「……あ、それよりも重要な事を言い忘れておりました」
主人♀「……な、何?(嫌な予感……)」
GH4xx 「このブロックの空調設備更新があるとかで、一ヶ月間の退去命令が出ております」
主人♀「え?」
GH4xx 「期日は今夜のコロニー標準0000からとなっております」
主人♀「あのさ、この部屋、コロニーにあるんだけど……」
GH4xx 「そうですね」
主人♀「そんな所に居たら……」
GH4xx 「酸欠で死にますね、確実に」
主人♀ ナンテコッタイ……orz

久々に課金したのに部屋を追い出され、どうする主人♀!

GH4xx 「整備筐体でよろしければ、空きを手配しますけど?」
主人♀「……遠慮しとく」

――おわり――
429名無しオンライン:2010/04/11(日) 00:05:50 ID:M11vXlRh
>>416
 続き乙です。
 戦乙女もとうとう正念場、この試練も乗り切れるといいですね。

>>427
 ご拝読下さり、ありがとうございます。
 あんな伏線で申し訳ないw
 あ、それとネタバレっつーかなんつーか、書き忘れてた事が……
 5話目でヒュマ姉さんが1日間違えていたのは、6話のサブストーリーのように時間を『失った』からです。
 正確に言うなら、(ゲームで言うところの)イベントの無い時間帯を飛び越えているんですよ。
 早い話、彼女の傍観者としての能力な訳ですが……詳しい事は次回あたりにおまけで書こうと思ってます。
430名無しオンライン:2010/04/11(日) 01:03:22 ID:3XT9jp20
>>410
今やっと気がつきましたが、バートルとグルグスですかw
なるほど強いわけだw
431名無しオンライン:2010/04/11(日) 04:15:31 ID:MUQtoNTc
さてエクステされるためには最大強化しなければならない。
強化も何もクールなパートナーである私は素材からしてメーカーの陰謀で弱体化される程だ。
何かいろいろ嫌な過去が脳裡を過ぎる。おのれ運営。ファック。
しかし弱体があるなら確かに強化も有り得る。
ではGH-450というキャストシリーズに足りないのは何か?
装備やタイプは主のタイプとの相性だから除くとして、各タイプの強味とは何か?
410ならミニスカートだろうか。
メイドタイプだけに家事とかだろうか。
とりあえずミニスカートはあるので共有倉庫からフライパンを取り出してみる。
よくわからない。ファック。
420となると踊りが上手いのだろうか。
430はウェイトレスで440は…?
突然┏みたいな方が「帽子」とつぶやき去って行ったがなんだったのか。
ご主人様との愛の巣に不法侵入を許すとは何たる油断。ファック私。

とりあえず共有倉庫を漁り料理セットをもちつつヨガマットで運動しつつヒカイで前転くらいだろうか。
エクステ済みディーラカーナが冷たい目で見ているが気にしない。
だいたい奴はいちいち眩しい。ファック。
いつかオムツをあててやる。ファッキン。

さらにピザスライサーをこんがり焼きながら帽子からカバを取り出しフガと鳴かせた上でスク水に変身しつつエステ屋に突入。
さあエクステして下さいと頼んだら強化は武器屋に行ってくださいと泣かれるくらいすれば最強だろうか。
いやまて。
胸か?
大は440として小はなんだ?
いやこれ以上考えるのはきけ…。
センサー鳴った。
あ、お帰りなさいご主人様。
クレアダブルス光を手に入れてご主人様が帰宅された。
ヨガマット以降を実行しなくて正解だ。
そしてご主人様に聞いてみた。
ご主人様、私の能力で1番低い部分はなんだと思いますか?
やや考えて、「身長だろ?」と主は言った。

…明日からコルトバを襲う。ファッキン。



とりあえず書いてきた
長いの書く人は凄いよなあ
432名無しオンライン:2010/04/11(日) 12:42:50 ID:Jq0JaXsN
>>430
言われるまで気づかなかった俺ガイル
散々本家の森周回してたのに・・・ちくしょう、くやしいな・・・

>>431
ファック450の妄想も大概凄いが、それよりもご主人のマジ返答ワロタwwww
ところで、450系の胸は大きい方だったかと。小さい方は・・・おっと誰か来たようだ。

433名無しオンライン:2010/04/16(金) 11:02:35 ID:CC2h5aHh
保守
434名無しオンライン:2010/04/18(日) 01:48:57 ID:ZQRYTbpr
DLCで450オッソリアシャグ出ないかな
4351/8:2010/04/18(日) 20:52:29 ID:8HUSf/0t

午前。フリーミッションへと出かけた主人を見送った後、一通りの家事を済ませ、ビジフォンのスイッチを入れる。
最初は手間取った掃除や洗濯も、今はこうして自由な時間が出来る程度に上達した。

Pちゃんねるのスレッドをいくつか巡回した後、馴染みのチャットルームへ顔を出す。

パートナーマシナリーは主人と共にミッションへ参加する事が出来るが、それは主人から要請があった場合のみだ。
要請があるまでは大抵マイルーム待機となり、暇を持て余す事が多い。
丁度今の私の様に。

ここはそんな暇PMが集い、「ご主人様には内緒」をルールとして雑談を交わす所だ。
雑談の内容はやはりと言うべきか、自分の主人に関する事が多い。

主人がディラガンの空中ブレスを避け損ねてアフロになったとか、レスタをかけていたらディラガンが降ってきて二人共踏まれたとか。
主人が作ってくれた料理が想像を絶する不味さだったとか。でも残さず食べたとか。
部屋を掃除していたらエロ本を見つけたとか、それを机の上に積み上げておいたら半泣きで謝られたとか。

もちろん匿名でのことなので個人を特定する事は出来ないが、それでも主人にバレたらただでは済まなさそうな話題ばかりだ。

ただ、これらは愚痴や笑い話として語られるのであって、主人の悪口を言う者は一人もいない。
自分の主人はもちろん、他の主人に対しても。

馴染みのルームには、やはり馴染みのメンバーが揃って雑談を交わしていた。
私も話の輪に加わるべく、入室ボタンを押す。

4362/8:2010/04/18(日) 20:53:24 ID:8HUSf/0t

乙女:やっぱりいいですね、そういうの。憧れます。
ママ:そうですね。いつか私も・・・なんてw
フネ:(笑)
---- クロ さんが入室しました。
クロ:こんちゃー(・ω・)ノ
乙女:こんにちは。
フネ:おいっすーヽ(´▽`)/
ママ:こんにちはー

クロ:なんか盛り上がってたね、何の話してたの?
フネ:主人とPMの禁断の愛について(*ノ▽ノ)
クロ:わーお(*・ω・)
乙女:Pちゃんにそういった題名のスレッドが多いね、と。
クロ:あ、なるほどwてっきり誰か禁断の愛に踏み込んじゃったのかと思ったよ(・ω・)
フネ:えー、とりあえず私は有り得ないなぁ、あの主人とは(笑)
ママ:何気にひどいw
フネ:いや悪い人じゃないんだけどね(笑)

乙女:クロさんはそういうの、どう思います?
クロ:んー、うちの主人はもう禁断の恋してるからなぁw
フネ:マジで!初耳!
ママ:禁断って、どう禁断なんですか!?
クロ:ちょw食いつき良すぎw

クロ:んーとねぇ・・・


私は記憶を手繰り寄せながら、キーを打っていく。
4373/8:2010/04/18(日) 20:54:22 ID:8HUSf/0t

始まりは、丁度今日の様に主人がミッションへと出向き、私はマイルームで待機していた日だった。

ぷしゅ〜、というドアの開閉音に慌ててビジフォンの電源を落とす。
しまった、もう帰ってくる時間か。チャットに夢中になって時間を見ていなかった。

少し小走りに入り口へと向かい、主人を出迎える。

「おかえりなさい。」

私がそう声をかけると、主人は少し間を空けてから

「・・・ただいま・・・」

と呟いた。

この少し小柄なニューマンの女性が、私の主人だ。
ただし、いつもはもっと(うるさいくらいに)元気だが。

具合でも悪いのだろうか。
口にモノメイトでも詰め込むべきか、いやここはソルアトマイザーだろうかと私が思案していると、

「らぶぅ・・・」

と主人が呟いた。

別に主人はマイルームの中心で愛を叫んだわけではない。
「らぶ」というのが私の名前だ。
クールで通っているらしいGH450の私に何故そんな可愛らしい名前をつけたのか以前聞いた事がある。

「昔飼っていた犬の名前」だと言われた。
一瞬愛用のロッドに手が伸びたが何とか思いとどまる。聞かなかった事にした。


名前を呼ばれた私はすぐに返事を返す。

「はい。何でしょうか?」

主人はしゃがんで私に目線をあわせると、にやっと気色の悪い笑みを浮かべ、

「うち・・・好きな人ができてん・・・」

とのたまった。
4384/8:2010/04/18(日) 20:54:57 ID:8HUSf/0t

「はぁ?」

思わず眉間にしわを寄せて「アンタ大丈夫か?」的な視線を投げかけてしまった。
しかし私の視線など意に介さず、主人はにやにやと笑いながら空中を見つめている。
頭の中がお花畑になっているようだ。

私は仕方なく訊く事にする。

「えっと・・・好きな人、ですか。どんな人なんですか?」

途端に主人の目が輝き、私の両肩をがしっと掴む。痛ぇ。

「聞きたい?聞きたい?そら聞きたいわな、自分の主人の好きな人やもんな!未来の主人になるかもしれへんもんな!
って何言わすねんな!もう!もう!」

そう早口でまくし立てた後、いやんいやんと首を振る。肩を掴まれたままの私の体もいやんいやんと揺れる。
ちなみに主人のこの喋り方はニューデイズ奥地の訛りらしい。
しばらく私を揺さぶった後、主人はにやにや笑いのままで話し始めた。

「今日行ったフリーミッションで一緒になった人なんやけどな・・・」
4395/8:2010/04/18(日) 20:55:29 ID:8HUSf/0t

まぁいっつも通り人の多い人気ミッションに行ってん。
そうですね、フォース一人じゃ厳しいですしね。
うん。ほんでまぁ、うまいことPT入れてな、うち入れてハンター、ハンター、フォースの3人。
あ、言い忘れてましたがご主人様はフォースです。
誰に言うてるん?
気にしないでください。
まぁええわ、そのハンターの片方がめっちゃイケメンでなー!もうPTの視線独り占めやで!
2人分しかないじゃないですか、視線。
細かい事はええねん!とにかくかっこよかってん!
へー・・・
もう片方は・・まぁどうでもええわ、あんまり話には関係ないし。
酷い。
まぁとにかくその3人でやる事になってな、よろしくお願いしますー^^とか挨拶していざ出発!っちゅーわけよ。
相変わらず外面はいいですね。
んでまぁいざミッション開始してみたらイケメンの方はうちの手付けが済むまでわざわざトドメ待ってくれたり
吹っ飛ばしはほとんど使わへんかったり補助かける時は立ち止まってくれたりでごっついやりやすかってなぁ。
ああ、たまにいますよね、そういう気を遣ってくれる人って。
うん。ほんでももう片方がなぁ・・・
何か問題でも?
いやまぁどういうやり方でも個人の自由やからあんまり文句言われへんねんけどな、エネミーはバンバン吹き飛ばすわ
うちが補助やら回復しとる間に先行して先に戦闘始めたり・・・
あー。まぁそういう人もいますねぇ。
まぁやり方は人それぞれや思て進めとったんやけど、途中で王冠つきのエネミーが出てな。
強敵ですね。
うん。ほんで先行しとったそいつがあっさり王冠つきにやられてもて。
あらら。
スケープドール持っとったから問題なかってんけど、復活した後そいつなんて言うたと思う?
なんて言ったんですか?

「FOさん、回復しっかりしてね^^;」

なんでやねん!なんでやねん!二回言うてもたわ!自分のケツくらい自分で拭かんかい!
ご主人様、一応女の子なんですからケツとか言っちゃ駄目ですよ・・・
ええねん、外では言わんから!いやそれよりもそいつや!
そらな、必要やったら回復もするしもちろん補助もかけるわ!
でも唱えとる間に遥か彼方までダッシュしてまう奴をどないして回復せいっちゅーねん!
しかもそいつよう見たら反属性のシールドライン着とるやんけ!
そんなもん着て王冠つきにどつかれたらそらひとたまりもあらへんわ!
回復云々以前に即死じゃーーーーーーーーーーー!!!!
ちょ、ご主人様近所迷惑ですから。ボリューム落として。
はぁはぁ・・・ごめん、思い出したら腹立ってきてな・・・
まぁどうせ数週の我慢や思て内心はらわた煮えくり返りつつも「すみません;;次から気をつけます^^;」
とか言うて収めたんよ。
そこで喧嘩しちゃったらもう一人の方にも迷惑かかりますしね。
そう!ここでそのもう一人の、つまりはイケメンの出番やねん!
あ、やっとですか。
4406/8:2010/04/18(日) 20:55:57 ID:8HUSf/0t

うちがギリギリしながら謝っとったら、そのイケメンが低めのよう通る声で

「傭兵なら、自分の面倒くらい自分で見るべきじゃないのか。」

って。
うわ、きっつー。
そしたら先行野郎がな、

「いや、PTなら助け合いするのが普通でしょ^^;」

って。
まぁ、言い分は正論ですね。
うん、別に間違ってへんな。うちはそいつに助けられた事なかったけどな!
そしたらイケメンが

「彼女は補助も切らせていなかったし、回復も適切だった。そもそも貴方が倒れた時は明らかにレスタの範囲外だったぞ。」
「それに貴方が着ているシールドラインはここのエネミーからは致命傷を受けやすい属性だ。一撃で倒されては回復も何もない。」
「人の装備に文句を言う気はないが、他人に最善を求めるなら自分も最善を尽くすべきではないか?」

って。
ご主人様がさっき言った事、ほとんど言ってくれましたね。
そうなんよ!もうめっちゃかっこええやろ!?
かっこいいっていうか、歯に衣着せてないだけのような・・・
ほんで先行野郎の方はもうぐうの音も出えへんかってな!
まぁ、ここまでズバッと言われたら言い返せないでしょうねぇ・・・
結局そいつはその週終わったら逃げるように抜けていって、そのイケメンと二人で回る事になってん。
あら、解散しなかったんですね。
うん。うちも解散かなー思て聞いてみたら二人でもええ言うたから。
ほんで次受ける前にお礼言うたんよ、さっきはかばってくれてありがとーって。
そうですね、下手したら喧嘩になってたかもしれませんしね。
うん。そしたらそのイケメンは首振って「気にするな」って。
うわぁ、キザな・・・
はぁ・・・かっこよかったなぁ・・・
ええー・・・
ほんでその後何回か二人でミッションこなして、イケメンが時間やから〜言うて解散。
4417/8:2010/04/18(日) 20:56:28 ID:8HUSf/0t

「で、うちもそのまま帰ってきて今こうしとる、っちゅーわけよ。」

語り終えた主人は満足そうに口を閉じた。
私は多少げんなりとしつつ、一つ気になった事を聞いてみる。

「パートナーカードは、交換したんですか?」

一瞬、主人の動きが止まり、だらだらと汗を流し始めた。

「・・・忘れとった・・・。」
「まぁそんな事だろうとは思いましたけどね・・・。」

さっきまでとはうってかわって失意体前屈の姿勢で固まる主人。
割と真剣に落ち込んでいるようだ。・・・仕方ない。

「ミッションで出会ったんですからそのうちまた会えますよ。リトルウィングの社員なら
 社内で会うかもしれませんし。・・・私も協力しますから。」

私がそう言うと主人は顔を上げ、ぱっと表情を明るくした。
早まったかと思ったが言ってしまったものはしょうがない。

まぁ、何とかなるだろ・・・。
4428/8:2010/04/18(日) 20:57:14 ID:8HUSf/0t

クロ:って感じかなぁ、だいたい。
フネ:わー・・・何ていうか・・・うわー・・・(笑)
ママ:えっと・・・ストーカーとかならないように気をつけてくださいね・・・
乙女:く、クロさんって話し方が上手ですね。とても面白かったです・・・
クロ:みんなひどいwあと乙女ちゃんフォローになってないからw
フネ:いやーでも、クロちゃんとこのご主人様ってそんな電波系だったんだねぇ・・・
クロ:電波系てwまぁストーカーについては大丈夫だったよ。今は普通に友達だし。
フネ:え、あれで終わりじゃないの!?
クロ:うん。あの後色々あって何とか友達までこぎつけたよ。
ママ:その色々のとこを詳しく!
フネ:詳しく!
クロ:また今度ねwそろそろご主人様帰ってくるからおちるよー
フネ:ちぇー(笑)
乙女:お疲れ様でした、クロさん。
ママ:お疲れ様〜
フネ:お疲れちゃーんヽ(´▽`)/
クロ:お疲れさま、またね〜(・ω・)ノシ



「ふぅ・・・」

息を吐きながら、ビジフォンの電源を切った。
静かになった室内に、コツコツコツ、と足音が聞こえてくる。
聞き間違えるはずのない、私の主人の足音だ。
今日はどんな話をしてくれるのだろうか。また騒がしくなるだろうが、楽しみだ。
程なくしてぷしゅ〜、と気の抜ける音と共にドアが開く。
そして、私は声をかける。いつもの様に。

「おかえりなさい。」


おわり
443名無しオンライン:2010/04/18(日) 20:59:21 ID:8HUSf/0t
初めまして。流れが停滞していたようなので投下してしまいました。
だらだらと長くてすみません・・・読んでいただければ幸いです。
444名無しオンライン:2010/04/19(月) 03:28:06 ID:WzLEfV2v
>>443
gj
ニヨニヨしながら読ませて貰ったよ

さて、間が空いたけど投下
445名無しオンライン:2010/04/19(月) 03:28:48 ID:WzLEfV2v
…本当はいつも脅えていた
…親しくなるのが怖かった
…また見捨てるんじゃないか、また切り捨てるんじゃないかと思って
…そして…また置いていかれるんじゃないかと思って



私の疑問は空から降ってきた岩に中断された
いいえ、正確には岩の様なエネミー、ね
ヒュマオに引かれてなかったらペシャンコだったかも
でも、襟を掴むのはどうかと思うわ、首がすごく痛いんですけど?
「これは…運が良いのか悪いのか」
「へ?」
「正面に立つと死ぬぞ」
「は?」
私の疑問はエネミーによって解消された
口から紫の塊を吐き出して、左右に避けた私達の後ろで地面に着弾、って、草が枯れた!?
「テクニックのメギドと酷似したものだ、触れる物には死が待ってる」
…そうみたいね
私達は左右に分かれたまま接近してエネミーを挟み撃ちにしたわ
エネミーは先に接近したヒュマオにその大きな腕を振りかぶり横殴りに叩きつける
ビル・デ・ビアに似た体躯から繰り出される攻撃をヒュマオはその腕を掻い潜り脇腹を切りつけ走り抜ける
エネミーはヒュマオを追いかけ私に背を向ける…チャンス!
ギンッ!!
「っっっっっ!!」
嘘!?膝関節を狙ったのにそこも凄く堅いぃぃぃ
エネミーが私に振り向く、う、どうしよう
ところがエネミーは腕を振りかぶった姿勢で動きを止めた
よく見るとヒュマオの展開したセイバーが絡みついている
そしてヒュマオが背負い投げの様にセイバーを振りぬくとエネミーをズタズタに引き裂いた
446名無しオンライン:2010/04/19(月) 03:29:15 ID:WzLEfV2v
「うー…血飛沫で血塗れになっちゃったわ」
「雨みたいに盛大に降り注いだもんな」
その後も私達はエネミーを殲滅しつつ、コーヒーブレイクしつつ進む
張本人がまったく返り血を浴びてないのが理不尽ね…
「そんな事よりこれを見ろ」
何かの建物の外壁沿いを歩いているとヒュマオが指で指し示す
ヒュマオが指差す先に見えるのは巨大なトランスポート
「何これ?」
「トランスポートだ」
「そんな事解ってるわよ!」
「…ま、建物に入る手段だ」
そう言ってさっさとトランスポートに乗ってしまう
「最初からそう説明しなさいよね…」
溜息を吐きながら私も乗る
そしてトランスポートを起動させると一瞬視界が暗転し先程までとは違った風景が映る
薄暗いわねぇ、ここは建物の中かしら?
「ここは…遺跡、か」
ヒュマオが呟く
「遺跡?」
「VRプログラムMAG第4階層、通称遺跡エリア、に近い」
「あそこってこんな雰囲気だったかしら?」
MAGミッションの再調整後私もヒュマオと行った事あるけど、壁がこんな内蔵みたいに気持ち悪い構造だったかしら?
「ふむ…先程の森林エリアといいここといい、VR調整前のものに近いな」
一般隊員を使った解析調査前に調査部で調査してから一般隊員用に一部書き換えたと以前「こっそり入手した裏話」として言ってたっけ
「MAGに近いって事はやっぱりあのダーク・ファルスだっけ?あれがこの先に出てくるのかしら?」
「だと思うぞ」
そう言ってヒュマオは色々と武器を取り出して調整を始めた
って、他にも随分持ってきてたのね…
「気をつけろ、ここは危険だ」
ヒュマオの言葉を聞きながら私達は歩きだした
447名無しオンライン:2010/04/19(月) 03:31:16 ID:WzLEfV2v
そしてタイトル書き忘れたって愚痴
>>445>>446は彼方の記憶・中編です
以上、ヒュマオとGH-413の人でした

長くなっちゃったんでもうちょとだけ続くんじゃよ…
448名無しオンライン:2010/04/19(月) 04:18:49 ID:iGj+RRpE
>>443-444
長いの乙

ファックも長いのになりそうなのでまだ出来ません嘘です天守閣面白いです
449名無しオンライン:2010/04/19(月) 22:56:29 ID:Gz7c/jFZ
あぅぅ、リアルが忙しすぎて思いついたアイデアを書き留める暇も無い…
ペースダウンにも程があるPSPの人です。

>>425
確かにここでしか使われて無い設定を持ち出すあたり、
私の未熟さによるものかもしれません。
ですが「ワンオブサウザンドって何ぞや?」って思った方には、
保管庫の過去作品を見てほしいのです。
めくるめくパシリワールドが広がっているのですから。

つまり、過去作品は私の物より素晴らしい作品がいっぱいありますよ、って事と、
もっとリトルウィングを舞台にした作品が増えてほしいなって思いを込めた…つもりです。

まぁ私の未熟さにより「万人に読んでもらえるもの」になっていないのもあるんでしょうね…
450名無しオンライン:2010/04/20(火) 22:04:45 ID:3jyVC9cV
ネタは無い。無いがどうしてもやりたくなった。

          ____
        /|_:|:::::::::: __|
       /´ ::::::::: ,ノノ :.ヽ.
       / :::: :::::::,;:::: :::::;; ハ
       | :: ( :::::;ヘ;;,.,:;:,ハ::::.}
       |:(@:)イ-‐  ‐ ,'::.ノ   <ここで私が華麗に450ゲット♪
       (;イソヘリ、 ( フ_ノノ´
      (イリ/';:'`.=/ ̄ ̄ ̄ ̄/
      (.リ(_;:::つ/ GH-450 / カタカタ
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄

>>443
俺も2828が止まらなかった。訛ってるご主人かわいいな。よかったです。


>>447
主   「岩ゴリktkr!奴はID如何で超レア落とすからなぁ。探して狩ってた人も多いのでは?」
GH450 『通称天罰銃でしたっけ?後はシンセスタですかね。』
主   「超レアゲットするのが先か、はたまたGCが潰れるのが先か。懐かしいな。」
GH450 『そうしんみりされても困りますが・・・ちなみにご主人のキャラはどうだったのですか?』
主   「俺、skylyだったんだ・・・(岩ゴリ→赤のセイバー)」

451名無しオンライン:2010/04/21(水) 01:00:21 ID:BfB9gZfG
女主人「せし某本気で自重しろ!」
エル「どうしたんですかいきなり」
女主人「いや、中の人の『こっちは巻き添え規制食らう理由無ぇだろが』的な電波が」
エル「……そういえば、四月の頭からずっと規制でしたね」
女主人「Gちゃんねるがあたしの憩いの場だってのに、まったく……」

エル「で、どうですか中の人は?」
キャス姉「フリーコースに最近気付いたようで、色々とやっているようですよ」
430「ご主人様も職を変えて、気分新たにスタートです」
女主人「そういや、プロトラになったんだっけ」
キャス姉「はい。……中の人が『HP低いけど罠タノシー(゜Д゜)』とはしゃいでいます」
エル「うちのマスターもWTのレベルが10になりましたよね」
女主人「そうよ。これでGAMも少しは楽に……」
エル「……なってませんよね(現状、法撃武器のみA)」
女主人「うん(’A`)」

あと、同エントランスで男キャラを始めました。でもフリーコースなのでパシリを育てられない罠orz
いつか、いつか金を払ってこいつにもパシリを……!
452お邪魔します 1/3:2010/04/25(日) 14:43:23 ID:dvxIKrja
ルームの呼び鈴を鳴らす。ちょっと位置が高いな。

「エィス、居る?」

「あら、アッシュ様。今は部屋が散らかっていますけど、それでもよろしければ…」
「別にいいよ。おじゃまします」

入ってみると、本当に散らかっている。きたない。

「シュネー様ですよ。本当にだらしないんだから」

そう言いつつ、彼女は服やら下着やらを洗濯機に放りこんでいる。ため息をつきつつ。

「所で、今日は何の御用で?」
「そうだ、実はね…」

ナノトランサーから、今日作った"それ"を取り出す。

「あら、おいしそうじゃないですか」
「ご主人が居ない間に作ったんだ。味見してほしいんだけど」
「喜んで。今お湯を沸かします」

「でも、何でこんなに散らかってるの? エィスのご主人は…」
「お使いから帰ったら居なくなってたんです。『仕事が入ったから、家事お願いね☆』
 と書き置きがありました」
453お邪魔します 2/3:2010/04/25(日) 14:43:50 ID:dvxIKrja
「いいな。うらやましい」
「一人がお好きなんですか?」
「そうじゃない。ボクのご主人はなんでも一人でできちゃうから…」
「それも考えものですね…私達は主人のサポートに主眼を置いていますから。
 でも、私一人だけで全てをこなすのは疲れます」

「さぁ、お茶を淹れましたよ」
「ありがとう」
「これはケーキですね。何かお祝い事でもあるんですか?」
「ご主人がもうすぐ誕生日なんだ」
「それはおめでとうございます。…何かパーティーでもするので?」
「いや、ご主人はあんまり人を招かないから…多分二人だけだ」
「せめてご家族とも会われればいいのに」
「何でだろう」

確かご主人には弟が居たと思うけど、何で会わないのかな。仲悪いんだろうか。

「そういえばエィスのご主人は? 家族は居ないの?」
「シュネー様は何も仰られません。ただ一言『家出してきた』としか」

何か訳ありって感じかな。

「まあ社交的な性格ですから、ご友人には困っていない様です。でもマイルームには殆ど招かれませんね。
 …まぁこの様相を他人に見られたくはありませんけどね」
「それもそうだね」
454お邪魔します 3/3:2010/04/25(日) 14:44:35 ID:dvxIKrja
「お気をつけて。美味しかったですよ、ケーキ。あなたのご主人様もきっと喜ばれる筈です」
「ありがとう。エィスも頑張ってね」
「せめて整理整頓ぐらいは出来る様に教えますよ。…あ」

「ただいまー! 家事はやってくれた?」
「…おかえりなさいませ、シュネー様。勿論全て片付いています。(よかった、聞かれてないみたい…)」

青い髪に、褐色のニューマン。まだそんなに年じゃないみたい。むしろ子供に見える。

「あら、あなたがアッシュちゃん?」
「うん」
「エィスからよく話は聞いているわ。初めまして」
「はじめまして」
「帰る所なのー? もっとゆっくりして行けばいいのに」
「ボクはもう十分居座ったから、今日はもう帰るよ」
「そうなの? じゃあ気を付けてね。変な人に絡まれたら大変だから」

「それじゃ、お邪魔しました」
「またいらっしゃって下さいね」

もう夕刻か。コロニーの照明は落ちつつある。急いで帰ろう。


「あの子、自分の事をボクって言ってた」
「…どうされました?」
「エィス、あなた…ちょっと『ボク』って言ってみて」
「えっ?」
455お邪魔します:2010/04/25(日) 14:45:55 ID:dvxIKrja
今回投下分は終了。ちょっと短いです。
本編より脇話の方がどんどんアイデアが出てくる。どうしよう。
456名無しオンライン:2010/04/29(木) 03:55:15 ID:vj7Ds4dm
パシリ「はぁ…」
マスタ「?」
パシリ「(チラッ)はぁ…」
マスタ「どうしたの?」
パシリ「私も…」
マスタ「私も?」
パシリ「私も 鉄 仮 面 したいです」
マスタ「(まあ鉄仮面って言われるけどさぁ…)」
パシリ「仮面パシリ…黒いボディ…真っ赤な眼…ああ、イルミナスの仕業かッ!なんて言ってみたい!」
マスタ「あー(そっちか…)。自作したら?」
パシリ「頑張ります!じゃあ早速参考映像をビジフォンで…」
マスタ「私は寝るから…」
パシリ「おやすみなさいマスタ」

翌日

パシリ「おはようございます」
マスタ「おはよう。あれ?作らなかったの?」
パシリ「徹夜で参考映像を見て回ったところ、別の案が浮かびました」
マスタ「(今度はなんだ…)」
パシリ「マスタはブラックボディですから私がホワイト系にしてですね、ふたりは…」
マスタ「ニチアサッ!」
457名無しオンライン:2010/04/29(木) 23:25:57 ID:PASIQ0jV
主   「ねんがんのガーディアンズ制服をてにいれたぞ!」
GH450 『そう、かんけいないね』
主   「・・・いや、もうちょっと興味持ってくれ。」
GH450 『冗談です。着たきり雀のご主人なのに、いったいどうされたのです?』
主   「前々から男性服でヘソ出し・肩出し・胸板出しの無い服が欲しい!と思ってたんだよ。
     そんな中の制服実装。これは手に入れずにはいられない!」
GH450 『そう言われれば、男性女性共に、露出度の高い服が多いですね。』
主   「あくまで俺の趣味に合わないってだけなんだがな。いろんな服をうまく着こなせてる人は本当に凄いと思うぜ。
     とにかくだ、手に入れたんだから早速着てみる!」
GH450 『ワクワク♪』

〜〜〜〜主、着替中〜〜〜〜

主   「・・・」
GH450 『・・・』
主   「なあ、コレを見てくれ。こいつをどう思う?」
GH450 『・・・すごく、細いです。ご主人って着痩せするタイプなんですね。いつも同じ服なんで気が付きませんでした。』
主   「いやいや、ちょっと待て、着痩せってレベルじゃね〜ぞ!体型完全に変わってるし。」
GH450 『何というか、「春のコロニーの惨劇。恐怖のマッチ棒人間現る!」って感じですね。』
主   「ヒドい言葉のようで的確な表現だから困る。楽しみにしてたのに、コレはね〜よorz」
GH450 『服装によって体格が変わるってのは前々から言われてる事ですからね。
     実際見てみるとここまで極端とだったとは、確かにヒドすぎます。
     って、ご主人、元の服装に着替えて何処へ行かれるのです?』
主   「決まってる、総裁に抗議だ。何なら実力行使でも!!!!」
GH450 『ちょ、待ってください、ご主人、ごしゅじ〜〜〜ん』

駄文失礼。余りにも残念すぎたので、ネタにしてみた。
チケットで体型変更という奥の手があるにせよ、それで制服に合わせて変更したら
今度は普通の服に着替えた時、メタボになってそうで怖いので手は出さないつもり。
ってか、個人的にPSPo2の男服でイケてそうなのは残りジャッジメントコートだけなんだが、
あっちは大丈夫なんだろうか・・・
458名無しオンライン:2010/04/30(金) 01:19:44 ID:9GTRuORb
>>449
>リトルウィングを舞台
リトルウイング舞台じゃないけどPSPo2ネタをやっつけてみた

箱「ぜーはー ぜーはー」
450「はふぅ・・・(ぺたん)」
ミッション所要時間30分オーバー
彼ら二人は疲弊していた
450「ご、ごしゅじんさま・・・」
箱「な、なに〜?」
450「ご主人様のご友人が、『このミッションなら15分だな』と仰ってたような気がするんですが
 何故ご友人よりもレベルが高いはずの私達が2倍ほどの時間かかるんですか…」
箱「火力かなあ?」
450「違います」
箱「腕かなあ?」
450「違うと思います」
箱「・・・わかんない」

450「なんでストミでやらないんですかーーーーーーー!!」
箱「そのミッション出てないどころかストミ始めてすらいないから」
450「正解っ!!!!」
箱「やったあ!」
450「やってなああああい!(ザクッ」

450[大体ですね、HPがやたら多いマルチモードなんですから、1ミッションの時間がかかるのは当然です。
 非効率的すぎますよ。いい加減ストミ始めましょうよ」
箱「でもさー 時間かかるのはそのせいだけじゃないと思うけどなあ」
450「じゃあなんですか」

箱「大型に時間かかるよね」
450「(ぎく) そうですね」
箱「450のギフォイエやダムグランツってチェイン切っちゃうよね」
450「(ぎくぎく) そうですね」
箱「時間・・・かかるよね」
450「わわわわたしが悪いって言うんですか!」
箱「いやそうは言わないけど・・・ ちょ!?いやだからそのロッドの柄をこっちに向けるのやめ・・・」(ざく)

450「だ、だいたい、そんなにチェイン切られるのが嫌でしたら・・・
  べ・・・別のパシリに・・・すれば   いいじゃないですか・・・っ」
箱「えー やだよ」
450「どうしてですか」
箱「だってさー、PSUの時からずーーーーーーーーーーーーーーーっと450と潜ってたんだよ」
450「・・・はぁ」
箱「なんか450がいないと落ち着かないし」
450「・・・」
箱「なんかねー、450と二人でマルチやってるのに慣れちゃってさ〜」
450「・・・」
箱「別に非効率でもいいじゃない?ゲームなんだしさ〜 ・・・っていたい、いたいいたいいたい!」
450「・・・・・・///」(ざくざくざくざく)
箱「いたいいたいいたいーーーー!」


結論:そろそろEXトラップ欲しくなってきた
459358の主:2010/05/01(土) 22:40:53 ID:27CDS1QG
課金してきたー記念

久しぶりにコロニーへ戻ってきた。何故だか422に泣かれた。
とりあえず泣き止むのを抱っこしながらまって、前442に仕込んどいた
クレソルウドを確認。50%できてた。
何かご褒美でも欲しいのかな?
でもなにあげればいいのやら・・・
わからなかったのでひさしぶりに一緒のミッションへ誘った。
なにやら準備があるとのことで部屋から追い出された・・・・
20分後準備が終わったとのことなのでミッションカウンターへ

ブルースもついでに呼んでたら何故か肝臓にいいブローを叩き込まれた。
現在Gコロニーにて入院中。
何か俺は間違ったのか?未だに肝臓がいたくてしょうがない・・


どうしよう・・・過去のパシリスレを読んでたら
休日の半分を使っていた・・買い物したかったのにorz
460名無しオンライン:2010/05/03(月) 01:13:35 ID:sreSqfr/
>>458
 箱さんも450も相変わらずだねw
 しっかし、ここまで箱さんが朴念仁だと、450も可哀想だよな……
 最後はもう、450が箱さんに告白するしかっw

>>459
 ブルース『俺は忙しいんだ! それから! お前ら、イレイザー返せ!』


え〜っと……どうも、パパと412作者です。
第7話『An unexpected situation』
ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=4539

※DLキーが設定されています。キーは412。
注意!zipではなくlzh圧縮になってます。
461名無しオンライン:2010/05/03(月) 01:59:46 ID:haEab5OQ
>>460
多分、ブローを叩き込んだのは442じゃないかな&乙
462460:2010/05/03(月) 09:27:43 ID:sreSqfr/
……あ、ほんとだ。何を勘違いしたんだろ、俺。
463名無しオンライン:2010/05/05(水) 20:16:41 ID:CHkA++m7
……金、払っちゃいました。

エル「久々のマイルームはどうですか、マスター?……色々大変だったんですよ。ショップの商品がなくなっても僕の独断で補充が出来ないから……」
女主人「(゜∀゜)」
エル「またその顔ですか……って、様子が違いますね」
女主人「(゜∀゜)……キタ」
エル「……はい?」

女主人「ダブセヴィヴィアンキタ――――(゜∀゜)――――!!!」

エル「……だからどうしたって言うんですか」
女主人「ずっと、ずっと待ち焦がれてた……!これでヴィヴィアンとお揃いの武器を……!!」

エル「……ああ、マスターはPoからこちらに来たんでしたね」
女主人「あたしがヴィヴィアンを持ってると、ヴィヴィアンが聞くのよ。『あれ、その武器は……』ってね。そしてあたしはこう答えるの。
     『これはね、もう一人の貴女から預かったものなの。いつか、もう一度巡り会えるまで大切にしてたのよ』って。
     今の時代のヴィヴィアン……というか、この世界のヴィヴィアンにはわからないだろうから変な顔をされそうだけど、
     『あたしは、貴女に会えて……貴女にヒト心の大切さを教えることが出来て、とても幸せよ』と言ってあげるの」
エル「……盛り上がっている所ですみませんが」
女主人「……何?」
エル「これ、称号100個集めないと手に入りませんよ?」

  …………マジ? マジデス

男キャラのパシリも順調に育ってます。戦闘値を15に上げて421にしました。
422にしなかったのは……単純にシュトルムがウザ、あ、ヒュマ助さんの422、やめてシュトルムやめて……
464名無しオンライン:2010/05/08(土) 14:15:49 ID:y1F1fkAQ
>>455
「主人の誕生日にケーキやって。ええ子やなぁ。」
「そうですね。・・・なんですかその視線は。」
「うちには作ってくれへんの?」
「こういう合成は苦手なんです。」
「合成て・・・。」


「そういえば、あんたこういう風に他のPMのとこに遊びに行ったりせえへんの?」
「それは私が毎日ルーム待機でPMの友達なんて一人も居ない事を知った上での発言ですか?」
「すいませんでした。」
「まぁいいです。今回の話で友達出来るらしいので。」
「今回の話?え?」
>>443の続きです。中の人が調子に乗って書いてしまったので投下するよう言われています。」
「あぁ・・・感想もろたとき小躍りしとったもんな・・・。」
「では、投下します。」
4651/7:2010/05/08(土) 14:16:54 ID:y1F1fkAQ
朝。スリープモードから目覚めた私は、マイルーム備え付けのベッドから這い出る。
主人の方を見ると、ニューデイズ式の寝具『フトン』に丸まって寝息をたてていた。
本来はPMである私が『フトン』を使い、主人がベッドで寝るべきなのだが、
以前夜中にベッドから転げ落ちて以来、実家から持ってきたという『フトン』を愛用しているのだ。
本人の希望とはいえ、主人のベッドを使うのはいまだに申し訳なく感じてしまう。

ベッドから降り立った私は主人のそばまで行き、普段より少しだけ優しく声をかける。

「ご主人様、朝ですよ。起きてください。」
「ん・・・んにゃ・・・。」

主人が呻く。相変わらず寝起きが悪い。起き上がる気配がないのでもう一度声をかける。

「起きてください、もう朝ですよ。」
「・・あと五分・・・。」
「だめです。」
「じゃあ二時間・・・。」

私は『フトン』をひっぺがした。

「あーっ!」
「朝食の準備をしてきますから、その間に着替えててください。着替えはそこにありますから。」
「むーっ・・・。」

眠そうに目をこする主人を置いて、私は食事の準備をしに向かった。
4662/7:2010/05/08(土) 14:17:19 ID:y1F1fkAQ
食事の準備、と言っても簡単なものだ。というか、そんなに難しいものは私には作れない。
フライパンに油をひいて、卵を落とす。あとは固まるまでかき混ぜるだけ。
それでも最初は焼きすぎてよく炭にしていた。謝る私に主人は

「最初は誰でもそんなもんや。これから上手になったらええねん。」

と笑いながら食べてくれた。あれは嬉しかったな・・・あの後お腹壊してたけど。

焼きあがった卵を皿に乗せ、ケチャップを適当にぶっかける。
同じようにソーセージも焼いてこれも皿へ。
後はご飯をよそえば終わりだが主人がまだ来ていない。

様子を見に寝室へ行くと、主人の寝息が聞こえてきた。二度寝か・・・。
私が戻ってきた事に気付く様子もない。・・・ちょっとお仕置きしてやるか。
私はニューマンの特徴である長い耳に顔を近づけ、ふっ、と息を吹きかけた。

「ひぃっ!!」 ごんっ!

主人は短い悲鳴と共に飛び起き、勢い余って『フトン』の隣にあるベッドの縁に頭をぶつけた。

「おぉおおおぉぉ・・・なにすんねん・・・。」

頭を抱えて悶絶する主人。これはちょっと想定外だ。

「ちゃんと起きないからです。朝食出来ましたよ。着替えは後にして、先に食べちゃってください。」

さすがに目が覚めたようで、主人は渋々立ち上がってテーブルに向かった。
4673/7:2010/05/08(土) 14:17:41 ID:y1F1fkAQ
「いただきます。」
「いただきます。」

主人と一緒に手を合わせて、食事を摂る。私はペロリーメイト等でも構わないのだが主人曰く、

「お腹膨れんと頭働かへんで!」

だそうで、私も主人と同じものを摂る事になっている。

「今日は何しよかなぁ・・・。」
「未完了のクライアントオーダーがありますね。紅の巨獣Bランク以上で完了です。」
「あー、そういえば請けっぱなしでほっとったなそれ。ほな今日はそれ行っとこかな」

食事を終え、身支度を整えた主人をいつもの様に見送る。

「じゃあ、行って来るわ。」
「はい、お気をつけて。」

主人が出て行った後はこれもいつも通り、掃除と洗濯だ。
洗濯物は二人分だし、掃除も日課になっているからそれほど汚れてはいない。
だからといって手を抜くわけじゃないけど。

家事が終わってしまうとやる事がない。ガーディアンズ所属PMのように店番をすることもないし、
ヒトと違って昼寝も必要ない。
だからついついビジフォンの電源を入れてしまうのは仕方ないことなのだ。
4684/7:2010/05/08(土) 14:18:07 ID:y1F1fkAQ
---- クロ さんが入室しました。
クロ:こんちゃー(・ω・)ノ
乙女:こんにちは。
フネ:おいっすーヽ(´▽`)/
ママ:こんにちはー
フネ:待ってたよ〜クロちゃん
クロ:ん?なんか待たせるような事あったっけ(・ω・)?
ママ:こないだの話の続きだよーw
クロ:あーw
フネ:もう気になって気になって夜しか眠れなかったよ!
乙女:それ普通です・・
クロ:おーけーおーけー、続きねw


やっぱりああいう話題は盛り上がるな。当事者になると結構大変だけど・・・。
4695/7:2010/05/08(土) 14:18:27 ID:y1F1fkAQ
主人に好きな人が出来たと大騒ぎしてから数日。
主人は毎日ミッションを巡っていたが、件の人とはまだ会えていなかった。
今日こそはと意気込んで出かけては意気消沈して帰ってくる主人を見るのは、正直辛い。
意中の人と会えないのはそれほど辛いことなのだろうか?私には分からない。

とりあえず、この状態はよろしくないな。多少強引にでも気分転換させないと。

朝食の時に提案してみた。

「ご主人様、たまには二人で散歩でもしませんか?」
「散歩?」
「はい。ここ数日ミッションに通いつめていますし、たまには休まないと体を壊してしまいますよ。」
「うーん、でもなぁ・・・。」

まぁ、散歩なんてしてる暇があるなら探しに行きたいんだろう。
あんまりやりたくなかったけど、仕方ない。奥の手だ。

「それに・・・もう随分とご主人様とお出かけしてないですよ。
 ・・・寂しいです。」

半分本当で半分嘘だ。元々ミッション参加要請は少なかったが、先の騒ぎからは一度も呼ばれていない。
べっ、別に寂しくなんてないんだからね!

「あ・・・そっか、そうやな。うん・・・じゃあ、久しぶりにお出かけしよか。」
「はい。」

作戦成功。ちょっと悪い気がしないでもない。
と、急に主人が席を立ち、私に近づいてきた。
何だろうと思っていると抱きしめられた。なななな、なんだいきなり。

「あ、ああああの、ご主人様・・・?」
「ごめんな、ほったらかしにして・・・。」
「・・・いえ。」

・・・私はあなたが幸せならそれでいいんです。
4706/7:2010/05/08(土) 14:18:51 ID:y1F1fkAQ
「ん〜、いい天気・・・って言いたいとこやけど。」
「というか、まだクラッド6の中ですからね。」

天気どころか空すらない。

PMの活動範囲は配属されてからの期間、そして教育の進み具合によるそうで、
配属期間から言えばルーキーとベテランの中間くらい、更に普段はほとんどマイルーム待機の私の活動範囲はそれほど広くはない。
それでも一日遊ぶくらいなら十分な範囲だ。
さて、連れ出したはいいがどこへ行ったものか。

「ご主人様、どこか行きたい所とかあります?」
「んー、そうやなぁ。あ、久しぶりに服見に行きたいな。なんか新作入っとるかも」
「はい、ではまずは服ですね。」

クラッド6の中だけでも生活するには十分な程店がある。勿論普通の生活だけではなく、傭兵御用達の武器防具店等も。
服屋だって、一つや二つじゃないのだ。

「どの店から行きましょうか?」
「そやなぁ、せっかくやし端から順番・・・に・・・」

主人の足が止まった。顔を見上げると、正面を見たまま固まっている。
主人の視線を追ってみると、一人のヒューマンがPMと連れ立って歩いていた。

「お知り合いですか?」
「お、おおおおおおおおお」
「落ち着いてください。あの方がどうかしたんですか?」

主人は一度深呼吸すると、しゃがんで私の顔を見た。
そして真剣な表情で、

「あの人やねん。前話した人。」
4717/7:2010/05/08(土) 14:19:14 ID:y1F1fkAQ
確かに社内で会うかもしれないとは思っていたが、まさかこんなタイミングで。
私と主人の憩いの時間が・・・いやそうじゃない。
むしろ私が一緒にいる時でよかったかもしれない。
主人の状態を見るに、これではまともに話も出来ないだろう。
私が・・・しっかりしないと。
それに向こうもPM連れだ。これなら話題も作りやすいはず。

「ご主人様、まずは落ち着いてください。いいですか?」
「う、う、うん。」
「まずは声をかけましょう。そして何とかしてパートナーカードを交換するんです。
 それさえ出来れば後はメールするなりミッションに誘うなり、どうとでもなります。」

正直そんなにうまくいくかわからなかったが、ここで私が弱気になるわけにはいかない。

「わ、わかった。でも、何て声かけたらええか・・・。」
「まずは先日はどうも、ですね。それから適当に世間話して、別れ際にカード交換です。
 大丈夫です、私もフォローします。」
「うん・・・た、頼むな。」
「あと、言葉遣い。気をつけてくださいね。」
「あ・・・うん。」

主人は訛りを恥ずかしいと思っている。そのためよほど親しい友人や親族でもなければ標準語で喋るのだ。
主人は一つ頷くと再度深呼吸し、立ち上がった。

待ってろよそこのヒューマン。必ずパートナーカードをゲットしてやるからな!


つづく
472名無しオンライン:2010/05/08(土) 14:24:30 ID:y1F1fkAQ
「つづく?」
「はい。あまりにも長くなったので分割したそうです。
 文章を短くまとめる能力が欲しいと嘆いておりました。」
「そらあんた文才が・・・ゲフンゲフン」

「というわけで、また続きを投下しに来ると思います。
 良ければお付き合いください。」
473名無しオンライン:2010/05/10(月) 22:12:02 ID:B+bzZm6r
>>458
主   「実はエミリアは○○だったとか、PSUで登場したNPCの面々が登場したりするので
     450ちゃんの言うとおり一度やってみるといいぞ!」
GH450 『リトルウィングを舞台にする話を作る時にも役に立ちますし、
     ストミクリアする事で店に並ぶアイテムが変わったりしますしね。』
主   「その代わり、PMは連れて行けないから、背後には気をつけた方がいい。
     エミリアといちゃいちゃしてたら、何処からともなくフォイエガガガガガ」
GH450 『何かいいましたか?(ニコッ)』
主   「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

>>460
今、読んできた。乙です。
Po2のストーリー展開も絡めて来たのはびっくりした。最後の花は例の奴だな。
>狂犬の病院に来た理由説明と実際の食い違い(足の怪我云々)
これは何かの伏線か・・・?って、書きつつもう一回読んだら理解できた。
少し下に書いてあるじゃん理由・・・orz
ともあれ、残りの展開楽しみにしてます。

>>463
GH450 『おかえりなさいませ。称号100個は大変ですが、頑張ってください!』
GH422 『人の事もいいけど、あんたの所のご主人はどうなの?』
GH450 『現在はイベント中心なので、称号獲得は意図的にはやってませんね。
     イベント関係のボスの分が増えてくれるのはありがたい事ですけど。
     今週、称号が増えるそうですし、称号100個が取りやすくなるといいですね。』
GH422 『つーか、いい加減アタシ達に関係する称号増えないのかしら・・・』

>>472
関西弁のご主人ktkr!
このほのぼのな感じ大好きだわw
続き待ってます。
474名無しオンライン:2010/05/11(火) 18:41:46 ID:Vf1PD5Bq
>>473様、ありがとうございます。
 流れを止めてしまったんじゃないかとガクブルしながら
 何度もスレを覗いていた中の人に代わってお礼申し上げます。」
「申し上げますー!」

「ではご主人様、続きを。」
「よっしゃ!投下するでー!」
4751/6:2010/05/11(火) 18:42:36 ID:Vf1PD5Bq
「こ、こんにちは!」

主人が後ろから声をかける。まずい、ちょっと声裏返ってるよ。

主人の声にヒューマンとPMが振り返った。PMは何故か「回れ右」の動作で綺麗に半回転していた。
改めてヒューマンを観察してみる。なるほど、イケメン呼ばわりされるだけあって端正な顔立ちだ。

というかそれよりも・・・でかい。何がって身長が。主人の背が胸のあたりまでしかない。
いや、主人が小さいだけなのか?

「あ、あの、先日は、お世話に、なりました。」

話しかける主人をじっと見つめている。やっぱり覚えてないか・・・。
まぁ、一度ミッションで一緒になっただけの相手を覚えていろというのが無理な話だ。

「えっと、私、先日ミッションでご一緒した・・・」
「覚えている。・・・ミコト、さん、だったな。」

覚えてた。これは驚きだ。いやしかし、まさかとは思うが主人が忘れられない程の何かをしたとかじゃないだろうな。

「あ、お、覚えててくれたんですね!」
「・・・普段、あまり、人と一緒に仕事しないから。」

そういう事か。確かにたまに組んだ相手なら覚えているのもわかる。
加えて今まで会えなかったのも頷ける。ずっと一人でミッションしていたなら見つかるわけがない。

と、早くも話題が尽きたようだ。気まずい雰囲気が漂っている。
主人は目が泳いでいるし、ヒューマンは口を開こうともしない。
連れのPMに至っては最初から直立不動のまま微動だにしていない。

出番だな。私は一歩前へ進み出た。

4762/6:2010/05/11(火) 18:43:10 ID:Vf1PD5Bq
進み出た私にその場の視線が集まる。

「初めまして。私、ミコト様のPMで、GH450のらぶと申します。
 先日は主人がお世話になりました。」

そう言って優雅にお辞儀してみせる。我ながら完璧な動作だ。伊達に毎日ルームで暇してないぜ。
私を見下ろしていた長身のヒューマンは、ゆっくりとしゃがむと

「セシルだ。・・・よろしく。」

と言って手を差し出してきた。
PMに握手する人なんて初めて見た。わざわざしゃがんで目線あわせてくれたし、結構いい人なのかも。

・・・低音ボイスと高身長、更にニコリともしない表情のせいで見た目はめっちゃ怖いけど。

私が差し出された手を握ると、刺すような視線を感じた。主人だ。
でも断るわけにもいかないし仕方ないじゃない・・・。

握手を終えたセシル様は連れのPMにちらりと視線を送った。PMが頷く。
アイコンタクトか、凄いな。主人が私に同じ事をやったら私は間違いなく首を傾げるだろう。

PMは私と同じように一歩前へ出て、

「自分はセシル様のPMでGH410、マイと申します!以後、お見知りおきください!」

と大き目の声で自己紹介した後、何故か敬礼した。
・・・主人が変わり者ならPMも変わり者だ。人のことは言えないけど。

私と主人が呆気にとられていると、セシル様がマイに向かって「休め」とぼそりと言った。
マイは言われたままに『休め』の姿勢で視線を空中に固定し、また固まる。

・・・リトルウィングって軍隊だっけ。それともそういう趣味の人なのか?
そんなことを考えながらマイを見つめていると、私の視線に気付いたのか目が合った。


顔を赤らめて視線を外された。なにこれかわいい

4773/6:2010/05/11(火) 18:43:41 ID:Vf1PD5Bq
なんて言ってる場合じゃない。
私はマイに声をかけた。

「あの、マイさん。もし良ければ、私とお友達になっていただけませんか?」
「は・・・はっ?」

マイが戸惑いの表情を浮かべる。さすがにいきなりすぎたか。
しかしそんな事は気にしていられない。これも主人のためなのだ。

「私、普段マイルームからあまり出ることがなくて、PMの友達っていないんです。」
ネット上の友達はいっぱいいるけどな!
「せっかくこうして知り合えたから、もし良ければ、と思って・・・。
 ・・・だめですか?」
「え、えっと・・・あの・・・。」

困惑したマイは自らの主人を見上げる。するとセシル様は、

「友人をつくるのに・・・私の許可は必要ない。」

と、静かに言った。
そりゃそうだろう、普通。

マイは少し考えるように俯いた後、また顔を赤らめながら、恥ずかしそうに言った。

「じ、自分で良ければ・・・お願いします。」
4784/6:2010/05/11(火) 18:44:08 ID:Vf1PD5Bq
「ありがとう、嬉しいです!」

私は満面の笑みを浮かべ、ついでにマイの両手を取ってぎゅっと握る。
マイの顔がみるみるうちに真っ赤に染まっていく。こりゃ相当の照れ屋だな。
おっと、ここからが本題だ。

「あ、とりあえず、パートナーカード!交換していいですか?
 その方が連絡も取りやすいし。」
「あ・・・はい。そうですね。」

私達PMもパートナーカードは持っている。本来は主人との連絡用だが、他人との交換が禁じられているわけじゃない。

「・・・はい、交換完了です。帰ったら早速メールしますね!」
「は・・・はい。」

私は主人にちらりと視線を送る。
・・・ミッション等で他のメンバーがカードを交換していたら、「じゃあ私も〜」と言い出しやすい。
ましてやそれが自分のPM同士なら。

私の意を察したらしい主人は頷くと、意中の人に向き直った。

「あ、あ、あの、セシルさん。良かったら私達も、パートナーカード、交換しませんか?」

遂に言った。さすがに断られる事はないと思いたい・・・。

「ああ・・・構わないよ。」

あっさりと承諾される。ああ、良かった・・・。

その後、主人が焦って交換手順を間違えまくるが何とか交換完了。
さすがに散歩続行というわけにもいかず、二人と別れた私達はマイルームへと戻った。

4795/6:2010/05/11(火) 18:44:46 ID:Vf1PD5Bq
フネ:・・・クロちゃん、頑張ったねぇ。
クロ:まぁねぇ。主人のためだしねw
ママ:あの、クロさん。
クロ:ほい?
ママ:どのへんが禁断なんですか!?
フネ:そこ拘るんだ(笑)
クロ:んー、そんなに大したことじゃないんだけどねw
クロ:相手の人、女の人だったんだよ。
フネ:は?
ママ:え?
フネ:ちょ、クロちゃんのご主人様って女の人だったよね?
クロ:うん。だから同性だね。
フネ:えええええ
ママ:電波さんじゃなくて変態さんだったんですね・・・。
乙女:すみません。私、ちょっとおちますね。
フネ:あ、お疲れ様〜
クロ:おつかれ〜(・ω・)ノシ
ママ:お疲れ様です〜
---- 乙女 さんが退室しました。

4806/6:2010/05/11(火) 18:45:16 ID:Vf1PD5Bq
ビジフォンの電源を切った彼女は、ため息をつく。

「状況が同じだったからまさかとは思いましたけど・・・
 相手が女性という事は、間違いないですよね・・・。」

彼女は自分のパートナーカードを見つめる。
そこに登録されているのは自分の主人と、一人のPMの名前。

「自分も、協力した方が良いのでしょうか・・・。」

がらんとしたルームで、彼女・・・GH410、マイは呟いた。


おわり

481名無しオンライン:2010/05/11(火) 18:53:20 ID:Vf1PD5Bq
「ご主人様、今回の話見てて思ったんですが。」
「うん?」
「ご主人様って訛ってないと誰だかわからな「しゃらぁぁぁぁっぷ!!」スパーン
「いったぁ・・・どこから出したんですかそのハリセン。」
「ええねん!次はちゃんと関西弁にするから!」


「というわけで、またガクブルしながらスレを覗きにくる作業に戻ります。
 それでは、失礼致します。」
482『とあるPM(と主人)の会話風景』/1:2010/05/15(土) 13:02:00 ID:zEHn3ecv
>>481
百合ですか?百合ですね。どこぞのもう一人の神様を思い出したのは気のせいとして。
これからの恋路に期待してますよー。


どうも、お久しぶりです。エルヴィアです。……マスターは現在ミッション中につき、ボクが代わりに話をします。

あの後ですが、二度目の称号開放で何とか手の届く範囲になったらしく、ボクとルミアさんが延々と死んだり生き返ったりを繰り返したり、
マスターの死に姿を何度も見続けたり、おみくじを引いたら小星霊で、マスターが支天閣の巫女さんにいちゃもんを付けたり、
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7668165←こんな曲を口ずさみながらゾアル・ゴウグやディー・ロレイをボコボコにしたり……
そして、ようやくヴィヴィアンを手に入れて舞い上がったマスターは、そそくさとイノセント・ガールを受諾しに出掛けました。

「……そういうわけで、いろいろと大変でした」
「そっか、そりゃキツかったなぁ」
パルム西のカフェ。そこでボクはとあるニューマンの男性と話しています。……マスターの知り合いで、訓練校時代の同期だそうです。
「しかし、あいつのヴィヴィアン好きにも困ったもんだな……。PMほったらかして通い詰めるなんてな」
「マスターの言では、ヴィヴィアンさんとは特別な繋がりがあるそうです。前世でなんたらとか言ってましたが」
「そりゃ野郎の言う事じゃないか?『俺たちは、前世でもこうして戦っていた気がする』とか」
呆れた表情で言うニューマンさんに、『そこについては言わないであげてください』と苦笑で返した後に。
「それにしても、またその格好ですか……」
と、ニューマンさんの服装を見てつぶやいてしまいました。……戦闘中の彼はカッコよくて、ボクも憧れていましたが……
「何を言う。これは紳士の正装だぞ」
ニューマンさんは胸を張ってボクの呟きに答えました。……黒のヴィラガスコートとビキニパンツが正装の紳士なんてどこにいるんですか。
「……本当に、マスターは何でこんな人と縁が続いてるんだろう……」
たまに普通の服を着るときもありますが、この格好が普段着らしくいつもこの格好で外をうろついているようです。
「うーん、切れない縁があった、としか言いようが無いデスネ」
と、ニューマンさんの隣でコルトバジュースを飲んでいた彼のPMの421さんが答えてくれました。時々片言になるのは癖らしいです。
「ご主人の話を聞いた限りでは、エルちゃんのご主人がうちのご主人を罵ったのがそもそもの始まりらしいデス」
「……いやあ、あの冷徹な眼は今でもゾクゾクするなぁ」
……な、なるほど。いらなそうな知識をありがとうございます……。
483『とあるPM(と主人)の会話風景』/2:2010/05/15(土) 13:03:20 ID:zEHn3ecv
そう言エバ、と、421さんがボクを見ました。
「エルちゃん、465になってたんデスネ。最初に見た時、何処の誰かと思いマシタよ」
……そうなんです。マスターは何を考えたのか、ボクを465に変えてしまったんです。『勢いでやった。反省はしていない』とほざくマスターを何度殴り殺してやろうと思ったか。
「……水着で街中を歩くなんて、変態にも程があるな」
「あなたに言われたくありません!」
思わず声を荒げてしまいましたが、しかしニューマンさんは何処吹く風。
「……しかし、水着だけで恥じらいながら街を歩くおにゃのこもいいな」
……こんな調子です。……正直、PMの権利を盾にしてこの人を殴り殺してしまいたいです。
「……そういえば、マスターへの突っ込みも随分やりやすくなりましたよ」
「どうしてデスカ?」
「メイロドウってあるじゃないですか。アレ、形がニューデイズのナギナタみたいで振り回しやすいんですよ」
ハラロドウとかも殴りやすい形状ですよね、と言うボクに対して、421さんは『あー、ウン、私は杖を持ったことがないからわかりまセンが』と目を逸らしながら答えました。
「……メイロドウといえば。あるPMがこれを主人に刺す事もあるそうですね」
そんな事件が昔あったような……と、ふと考えていると……
「よし。ならば俺にも挿してくれ!」
と、突然ニューマンさんが立ち上がり、ボクにお尻を向けてきました。
「……挿しませんよこの変態!」
ついに、ボクも怒りが爆発してしまいました。全力でニューマンさんのお尻を殴ろうとして……狙いが逸れて、男の急所に見事に当たってしまいました。

その日から数日間、ホルテス・シティ中に響く謎の野太い嬌声が噂になったそうです……
484『とあるPM(と主人)の会話風景』/あとがき:2010/05/15(土) 13:07:02 ID:zEHn3ecv
465の水着、スカート付きかよ……orz
485名無しオンライン:2010/05/23(日) 18:59:08 ID:7yjDwLu0
はぁ…はぁ…やっと書けた…
とりあえず今日は前編投下します。
「モギモギ…微妙な切り方」なんて言わないでね!
486ボクはちゃんと覚えてる 1/6:2010/05/23(日) 18:59:48 ID:7yjDwLu0
「…以上で説明は終わり。質問があったらどんどん頂戴…って訳にもいかないの。
 現時点では『何も分からない』から。
 あと、状況の記録の為に、PMも必ず連れて行って。分かったわね?」

「まったく…そんな得体の知れない任務に行けってか…」
「ミイラ取りがミイラになったりしねぇだろうな」

説明会に参加した同僚は皆口を揃えて愚痴を言っている。社長に聞こえない様に、だが。

「ジョニーじゃないか。久しぶりだな」

振り向くとそこには、長身の青いキャスト。以前会ったラリーって人だ。

「ラリーさん…ですか。貴方も参加して居たんですね」
「人手不足となっては、どうこう言う暇なぞ無いからな」

「それに、行方不明者のPM…未だに部屋に取り残されたままだ。一刻も早く主人を探しださねばならん」
「…貴方はずいぶんとPMを気遣いますね?」
「さぁ、何でだろうな。案外私も、ただのロリコンかもしれんぞ?」
「はは…ご冗談を…」

何だこの人…

「いかん、今日はここで失礼するよ。私のPMに呼ばれているものでな」
487ボクはちゃんと覚えてる 2/6:2010/05/23(日) 19:00:13 ID:7yjDwLu0
最近リトルウィング社員が行方不明になる事件が続出している。
仕事先でそのまま音信不通になっているのだ。それも一人や二人でのミッションだけでなく、
パーティー全員が同時に消息を絶つ事もある。

「そんな不安そうな顔をするな、アッシュ。俺はそんなヤワじゃないぞ」

そう言って、440特有の帽子を被せてやる。

「ほれ、さっさと行くぞ。シールドラインの防寒機能はチェックしたか?」



グラニグス雪山。惑星モトゥブでも1、2を争う酷寒地帯。

「これはかなり寒いな…もっと着込んでくるべきだったか…アッシュ、お前は?」
「ボクは大丈夫。でも吹雪になる前に切り上げたいね」
「すぐに終わるといいがな。行方不明者の特に多い地域だ、心して行くぞ」

今回のミッションはPMとのペアで、それぞれ分散しての捜索となる。
二人だけじゃトラブルの対処は難しいが、人員不足の中、捜索地域を広げる為の苦肉の策だろう。

雪山で行方不明、と言うのは只の遭難と思えるだろう。
だがそういう時は救難信号が発信される筈だし、常に個人の装備がモニタリングされているので、
異常がある場合は自動的に本社に連絡が届く(厳密には検出されると言う方が適切か)様になっている。

「だからこそ、だな…」
488ボクはちゃんと覚えてる 3/6:2010/05/23(日) 19:00:40 ID:7yjDwLu0
今回の事件の異常性はそこにある。救難信号はおろか電子機器の故障も検出されていない。
システムのバグという事も考えられたが、それもすぐに撤回された。

忽然と姿を消す・・・ゾッとしない話だな。

「ご主人、洞窟がある」
「ここに入ってみよう。中は広そうだな」

────

中は原生生物が少し居るだけで、人が居そうな様子は無かった。
ご主人はベースと連絡を取ってる。

「…こっちには誰も居ない。本当にここで不明者が出たのか?
 それにかなり寒い。凍死しててもおかしくないんじゃないか」
≪ステータスを見る限りでは生存している。もっとよく探してみろ。生き埋めにでもなってるかもしれん≫
「まったく、簡単に言ってくれるな。そっちはさぞ暖房が効いてるんだろうな?」
≪そう愚痴るな。帰ってきたら酒を奢ってやる≫
「それは楽しみだね」

そう言って通信を切った。
ご主人はうんざりな表情だ。

「ったく、デスクワークの連中は気楽だな」
「まだ帰れそうにないね」
「そうだな…移動し…」
489ボクはちゃんと覚えてる 4/6:2010/05/23(日) 19:01:15 ID:7yjDwLu0
ご主人はそう言いかけると、突然武器を取り落とした。

「あ…頭が…!」
「ご主人! 大丈夫!?」
「ぐうっ…割れそうだ…!」
「は、早く帰らなきゃ!」

まずベースと連絡を取らないと!

「HQ、ご主人の様子がおかしいんだ! 帰還許可を…」


通信機からは雑音が聞こえるだけで、返答は無かった。

「どうした…アッシュ?」
「ジャミングされてる…通信できない」
「誰かが…居る…?」

これはボクでもわかる。明らかに悪意を持った敵だ。しかも…人間の。
ボクは今まで原生生物としか戦ったことないけど…

ボクがご主人を守らなきゃ。

「周囲に警戒しろ…アンブッシュされてる…かも…」
「とりあえず、外に出るよ」
「駄目だ…音が聞こえるか…? もう…ぐっ…吹雪に…」
490ボクはちゃんと覚えてる 5/6:2010/05/23(日) 19:01:47 ID:7yjDwLu0
「ここでやり過ごすしかないか…」

何とかご主人を引っ張って、壁にもたれ掛けさせた。

「どう…? ちょっと楽になった?」
「ああ、ありがとう…アッシュ…」

今の所、襲われる心配はなさそう。でも通信妨害は続いていて、連絡は取れそうにない。

「何者かに攻撃を受けてる、か…」
「まさか…イルミナス?」
「ありえん…イルミナスは壊滅したんだぞ」
「じゃあ誰が?」
「分からん」

でもご主人の頭痛も治まって来たみたいだ…何とかなるかな…?

「ねえ、ご主人…」
「シッ…アッシュ、聞こえるか?」

ご主人の顔はいつになく緊張している。

「アイツらだ…」

「『アイツら』?」
491ボクはちゃんと覚えてる 6/6:2010/05/23(日) 19:02:18 ID:7yjDwLu0
「3年前に完全に封印された筈だ…そんなバカな!?」

こんなにうろたえるご主人は見た事がない…
もしかして…

「…もしかして、SEED…?」

「すぐ側まで迫ってる…行くぞ」
「う、うん…ご主人、頭痛は…?」
「大丈夫だ」

すこし進んだ角で、ご主人が息を潜める。

「いいか、3カウントで飛び出すぞ」
「わかった」

「1…」

SEEDなんて・・・ボクはうまくやれるかな・・・

「2…」

来る・・・

「…3!」
492ボクはちゃんと覚えてる:2010/05/23(日) 19:05:00 ID:7yjDwLu0
これで前編終了。

>>481
関西弁のご主人かわ…PM関係無いですね。
PMで百合か…今まであった様で無かった気がしますね、楽しみにしてますよ!

(…私じゃあんまり気のきいたコメントできないなぁ…)
493名無しオンライン:2010/05/23(日) 20:17:40 ID:bOs5dQJy
「一週間書き込みがなくてそろそろ投下してしまおうかと思いながら
 スレを覗いて見ると」
「書き込みあるやん!しかもボクっ子の人!」
「とウキウキしながら読んでたら最後に自分へのレスがついてて
 ( д) ゜゜ となった関西弁の奴です。」

>>492
「なぁなぁ見て見て、うちの事かわいいって!
 照れるわぁ、でもうちにはもう心に決めた人が」
「ご主人様、お世辞って知ってますか?」

「雪山の行方不明者にSEEDかぁ・・・。」
「私達には真似できないシリアスな感じですね。」
「まぁうちらがやったら捜索される側になるやろうけどな!」
「ですよねー。」
494今更396の続き:2010/05/24(月) 03:08:14 ID:p8TTQ5ko
 私はテキパキと作戦を伝えます(律儀に待ってくれている鰻には関心してしまいます)
 まずは部隊を大雑把に4つに分けます。
 打撃、射撃、法撃の基本3部隊と流されているビス男さん救出部隊です。
実はこうしている間にも川から飛び出している岩にぶつかって「ぬぉぉぉぉ!?」とか
「だっふんだ!」とか騒がしいのです。
 そして分割した各部隊にも命令を出しますが、打撃部隊は全面待機。
 たまにきりもみ回転しながら突っ込んできたりするので、その際には
当たればラッキー程度で攻撃をする事にします。
 次は射撃部隊。こちらは主戦力ですので、各自持ちうる最高の武器を用いて射撃命令。
バレットは任意。ただし闇属性は不可とします。この部隊の作戦はこれだけで十分でしょう。
 最後は法撃部隊。法撃部隊はさらに二つに部隊を分けました。ノス・ゾンデを持っている
部隊とそれ以外です。ノス・ゾンデであれば攻撃する事が可能ですから、攻撃する方に
まわってもらいます。
 それ以外の人たちがやる事はただ一つ…!レスタです!
 誰かが傷を負う度にレスタ!レスタ!レスタ!これ次第で負傷者の数が決まる重大な仕事です。
 これで部隊分けは終わりました。私はふんぞりかえって見物をするのみ!
 指揮官っていい身分ですねぇ…。
 さて、作戦開始…!と行こうとした所で私のスカートの裾を引っ張る感覚があります。
引っ張られた方に目をやると、うちの子が私のスカートの裾を持って、私の仕事は?と言う目をしています。
その隣には何故かあのGH450さんも居ます。
 実はうちの子にはあまり武器を持たせたく無いのですけど…。まぁ仕方がありません。
「あなたは射撃武器が使えるのだから、全力で攻撃です」
「は、はい!久々の実戦でございまするな!」
 語尾が変です。緊張?
「んじゃ私はあんたのフォローにまわろうかねぇ。どうせ大して強くないんだろ?」
 さりげなく失礼な事を言われていますけど、面倒な事は嫌いですのでお任せしましょう。
495今更396の続き:2010/05/24(月) 03:10:10 ID:p8TTQ5ko
「では、作戦開始です!」
 私の号令と共に各部隊が一斉に行動を開始します。
 射撃部隊の軽快な射撃音と、法激部隊からのレスタの波がこだまします。
「おーえす、おーえす」
 救出部隊の掛け声は正直どうかと思いますが、まぁパートナーマシナリーさん達ですからね。
「あ、ひもがひっかかった」「どする?」「きるしか」「どぁああああ頼む!なんとかしてくれええええええ!!」
 …大丈夫でしょうか。心配です。
「あはははははは!!!アタシを誰だと思ってるんだい!?」
 びくびく(←周囲のパートナーマシナリーさん達)
「聞いて驚け!パートナーマシナリー界のガンメタルエンプレスとは
アタシの事だあああああ!!!」
 ちなみにアレ、うちの子です。銃器を持つと性格が変わっちゃうんですよねぇ。
「アハハハハハハ…!」
「アレ、大丈夫かい?」
 私の側に立っていたGH450さんが話しかけてきます。
「大丈夫ですよ。発作みたいなものです」
「…それってヤバイんじゃ」
「じゃ衝動でもいいですよ?破壊衝動ですけど」
「…大して変わってないよ」
 確かに一見さんには心配したくなる変わり身ですよね。
そんな風に戦場で和やかに会話してる私達も、周囲から見れば心配したくなりそうですけどね。
 そんな事を考えていると、すぐそこにに鰻(←めんどくさいのでこう記す事にします)の気配を感じます。まさかキリモミ回転してきた!?
 咄嗟に回避行動を取ろうと身体が動きます。ここで選ぶベストの選択肢は…!
「危ない!!」
 私が答えを出す前に、隣からそんな声と共に衝撃が伝わります。
 その衝撃の主と共にイカダの上に転がってから確認すると、GH450さんが私を押し倒して鰻のキリモミ回転から救ってくれたようです。なんと健気な…(ホロリ)
「全く、戦闘中なんだからいつまでもボーっとしてないでよね」
 ほんと、どうも申し訳ありません。私は素直に謝ります。
「ほんとにアンタ、ガーディアンなのかい?」
 ええ、正真正銘ガーディアンズの元ハムスターでございます。
496今更396の続き:2010/05/24(月) 03:14:17 ID:p8TTQ5ko
 そうこうしている間に鰻はイカダの左隣に居座り、打撃部隊の攻撃を受けています。
「このー!」「このばかAIめ!」「せっけいしゃでてこい!」
 相変わらず罵倒の嵐ですね。見た目がかわいいだけに怖いです。
 そしてその打撃部隊の中に、一人異様に図体の大きな男が突っ込んで行きます。先ほどのビス男さんです。
「この恨み晴らさでおくべきかぁぁぁぁぁ!!!」
 叫びながらビス男さんは元から大きかった身体をナノブラストで更に大きくします。
「よくも俺を咀嚼してくれたなぁぁぁぁぁ!!!」
 ビス男さんはそう吼えると、ナノブラストで筋骨隆々となった腕を鰻の胴体部分に突き刺します。
ズブリ、と生々しい肉を貫く音とともに、鰻のこの世の物とは思えない辺りに咆哮が響き渡ります。
「ドラッシャァァァァァイ!!!!」
 ビス男さんの何語かわからない雄叫びに、鰻は高々と舞い上がり水中に沈みこみます。
 長い沈黙の後、勝利を確信した私は大きく息を吐きます。
 ふと見渡すと、パートナーマシナリーさんたちが私を取り囲み、何か合図を今か今かと待ち構えていました。そうですね。指揮官は私ですものね。
「勝鬨をあげるのです!」
 私がそう叫ぶと、周囲のパートナーマシナリーさん達とビス男さんは一斉に勝鬨をあげました。
 そう、私達はあのダークファルスに勝ったのでした。

「あの人、寂しそうでした」
 ダークファルスとの戦いが終わった帰り道、唐突に私のパートナーマシナリーがそんな事を呟きます。
 あの人が誰を指しているのかわからない私はオウム返しで聞き返すと「あのGH450さん。凄く寂しそうでした」と、そう答えたのです。
「実は私がマスターを取られてしまうんじゃないかって…心配していたら、そっとこう言ったんです」
 私のほうを見つめ、そう言うGH442の瞳には小さく光る水滴が付いていました。
「大丈夫。あんたのマスターを取ったりはしないよ。私には、マスターなんて要らないんだ」って」
 それを聞いた私はなんとも言えない気持ちになりました。
 自分のパートナーマシナリーの嫉妬。
 孤独なパートナーマシナリーの強がりとも言える言葉。
 それってなんて人間らしい。そこに人間との差は無いように思えるのでした。
「パートナーマシナリーの幸せは、マスターと一緒に居ることなのに…それなのに…」
 確かにそうなのかもしれません。
 人間らしいとは言っても、誰かに従順でいるようプログラムされた、と言う決定的な差を生まれつき持ったパートナーマシナリー達。
 マスターとの契約が切れた今でも、心のどこかではきっとそのマスターを思う気持ちがあるに違いが無いのです。
 でも私にはそれをどうにかしてあげる事が出来ない事も事実。
 寂しさを紛らす事は出来ても、埋めることなんて出来やしないのですから。
 何か出来る事は無いかと考えて、とても簡単な事に気付きました。
 それに思い至った私は、隣で泣いている優しいこの子にこう声をかけました。

「また今度、一緒に遊んであげればいいんですよ」って。
497今更396の続き:2010/05/24(月) 03:25:38 ID:p8TTQ5ko
うおおお!時間かけすぎた!
>>201 >>366 >>368 >>370 >>395
↑前を読みたいと言う奇特な方はどうぞご利用(?)ください

しかし本当、文章って難しい。
498名無しオンライン:2010/05/24(月) 22:14:58 ID:Gq0z7zl/
        /~~> - -<~^}
   £§/´ ::::::: :: ;;::: . ヽ.
    /::~/:: :: :::::::: ;ハ;:: : :;ハ
    | ::::| :: ( ::::;ノ  ヽノ;;::::.}
    | ::::|:(@:)イ-‐  ‐ ,'::.ノ   <業務連絡〜業務連絡♪
    | :::,ハ,|ツヘ.{、 ( フ_ノノ´
    ヘ,ツツ≠;:'`.=/ ̄ ̄ ̄ ̄/
        (__.}つ/ GH-420 / カタカタ
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄

作者の方々GJ!いい流れなんだけど、そろそろスレが500kに到達しようとしています。
次回書かれる方は容量と相談の上、新スレ作成後、投下等の配慮をお願いします。
また新スレが立った場合、皆さん即死回避にご協力よろしくお願いします。

※次スレタイ(多分合ってるはず)
【PSU】新ジャンル「パシリ」二十体目【祝二十体】


※以下テンプレ(前スレ部分変更済)
合言葉は

  ( ゚д゚ )<倫理的におk      
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄
[ ´・ω・`]<創作能力がしょぼいんだけど投下していいの?
( ゚д゚)<倫理的におk 尋ねる暇があったら投下マジオヌヌメ

[ ´・ω・`]<凄く長くなったんだけどどうすればいい? あとパシリ関係ないのは?
( ゚д゚)<空気嫁ば倫理的におk 分割するなりうpろだに上げるなりするんだ

[*´・ω・`]<エロネタなんだけど…
( ゚д゚)<ライトエロなら倫理的におk あまりにエロエロならエロパロスレもあるよ
【PS0/PSU】ファンタシースターシリーズのエロパロ
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230886259/

[ ´;ω;`]<叩かれちゃった…
( ゚д゚)<叩きも批評の一つ。それを受け止めるかどうかはおまいの自由だ
m9(゚д゚)<でもお門違いの叩き・批評はスルーマジオヌヌメ するほうもそこを考えよう

[ ´・ω・`]<投稿する際に気をつけることは?
( ゚д゚)<複数レスに渡る量を書きながら投稿するのはオヌヌメできない。まずはメモ帳などで書こう。
m9(゚д゚)<あとは誤字脱字のチェックはできればしておいたほうがいいぞ

[ ´・ω・`]<過去の住人の作品を読みたいんだけど
( ゚д゚)<まとめサイトあるよ ttp://www.geocities.co.jp/nejitu3pachiri/
保管庫Wiki ttp://www21.atwiki.jp/nejitu3pachiri/

( ゚д゚)<前スレ
【PSU】新ジャンル「パシリ」十九体目ver2.0
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1255244211/
( ゚д゚)<次スレは容量が470kを超えるか、>>800を超えた辺りから警戒しつつ立てよう
499名無しオンライン:2010/05/25(火) 10:54:46 ID:LvPgVlId
新スレです
落とさない程度に書き込んでね

   ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1274751993/
500名無しオンライン:2010/05/25(火) 13:37:59 ID:l6KzjSRA
あと500どうすんだよ。
501名無しオンライン:2010/05/25(火) 14:49:58 ID:LK22MtMv
レス数じゃなくて容量が満タンになるから、実質書き込めるのはあと数回なんだよ。
502名無しオンライン:2010/05/25(火) 15:07:40 ID:l6KzjSRA
そうなのか
503名無しオンライン:2010/05/29(土) 06:10:55 ID:kMkM3SIz
    ⊂  ,' ;:'::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.‐-.、.::.ハ  ⊃ ,'         ・
       ;'::./ .::.::.::.:/      ......>.、.::.ヽ::.ヾ、.  ,' 干l王l     ・
         l::.:!:.::.:.. .,'ー-Li_,,.. -!‐'ヘ'"::.::.ヽ::0V::.::.〉. ,'   ̄.土    ナ rゝ
        !::.!::.::.::,':;.::.::.:l:;'.::.::.::.::l.::.::.::lヽ::.::.::.V::.V/ ,'  ク 刀     <メ
     /, !::.、::0:l:.l.::.::.:l;'.::.::.::.;イ.;:,::.::.ト-r'.::._ノ::.::l! l   l王lノ十    フ_
     `´  V::.:゚:.:l_l.::.:;.イ::.::.//イ'.::.::/ ,ニz ケf"´ |!   ノ !.」‐十     tzノ
      / ∨::.::l l=ニ-‐f‐‐ '`ニ‐‐' /´.:::: {::l!、、 l!    |        | 干
      し  V::.:ヽl::.::.::.:l ャ''" ̄  ゝ   /::.l ゝ' .l!   ゝ‐' .    レ<メ、
         ∨::.:ム::.::.::l、U"  r-‐''"}.ィ':.゙i:;ハヽ、 l!    ナz     \_, l l
            V::i:;ム::.::.ヾぅ ̄二―r<.:.:V:.:l .ハ:.:.l! .l!  7|⌒)    〈_
             !:r=‐ムヽ::.:V、ノレ゙ソ<,='t:.l.!_:l::.::Vl!  l!   ・
          l::l.:. .:.:ム::.::.::V;;;; ̄`ヽ......ヾハj!::.::lリ、 l!   ・
          !::!.:.:.:.:.:.ム:0::ヾ;;;;;;;;;ーム;;;;;;;Y,:l::.0:!;リ  ヽ.  ・   /ヽ.___  ,.ィ´
          ,'::.ゝ、.:.r.、:ム::.::.:ヽ ̄´:.:V; ハ;l「l::.::,'「ヽ、  \__/    l l!
         ,'.::!.f゙i:>ミー:':;.ヽ.::.::ヽ.:.:.:.:.l;;lゝ';l l::,' .l::.、:`ヽ        .l l!
        ,.'.::.l.::U.::::i゙ー'ーf゙'' ゝ __ヽ.:.:.l;;l;;ハ;lレ.  !、:ヽ'、         l {
       ∠___ノ.::.::.;:::l|::::i::::ミt、‐  ヾ、.:.:l;l;ゝ';l!  l:ヽィ'´     ヽナY ヽノ
        ,.-‐'' ̄`ヾ、::l:::::/iヽ、   ヽ.l;;i;( ・.ム  l:.:.:.:.`>,....._ Vヽ',
        ,'       V、::! l::}、ヽ、   ヽ_,、_,ン゙ .l:.:.:.:.:.:.ヽ、i l:.Y、 /
       ;  lー   フ .lーノ jハヽ::` .、 ヽ:.:.:.l  、_-、.:.:.:.:.`lーヾ、ヽ っ
       ,' <メ、  て  V ,':.:.:.',:.:.:.:.:.:.:`ヽ ヽ:{_  `~ヽ、.:.:ヽi:.:.l、
.      |  ナヽゝ  :.   ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l   `ヽ`レヽト、}´.:.:.t--、'ノ
      | ´ ´   フ   .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l   、ヾ:.:.:.:.:.__ヽ{ニ ヽ.
      |   つ.  て   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、l i、ヽj‐ニ..-――二ヽ、 .l
      |  十 __  二、  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.; ゝ'゙":.:,:-‐ニ二ノー'"'ーヘ. l
      |  / 、__,  _ノ  |:.:.:.:.:,ィ.lヽ:.:.:.:.:.:.; ',.':.:.:.:/厂´:::::::::::::::::::::.ヽハ.V
.      |     ーァl l .|ヽ.:.:l ,!.l l i__,.ィ',.ィ':.:.:/ィ'゙::::::::::l、:::::::::::::::l i:.. l V
.      |       (_,   |、:.:ー!   l‐‐.':.:.:./ー'!::::::i::::::::l_j::::::::::::::ゝ:ノノ::l v
       |    ー┼‐  |ゝr=!   ヽ-r''"_ノ、-ト.l:::lV:::::::::::::::::::::lV,.ィ::::::l! V
       |     9   | . ̄ヽ、  ノ:〈: : : :li l::lーJニ_ー--‐'',,.U::::::::::::l.  V
       |    ー|-、ヽ .| .:::::::::::::i   .!:::::lヽ、:.lJ::l:::::::::::::::li ̄::::::::::::::::::::!_.  V
.       |    /.、ノ   |::::::::::::::::!  .!::::ヘ  、}、:l:::i::::::::::!j:::::::::::::::::::::::::li;;iヽノ
504名無しオンライン:2010/05/29(土) 06:12:17 ID:kMkM3SIz
              , ....-:::::::::::::::::::::::::-...、
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       /:/::::::ヽ::::!::::::::|::::/ ./:/_./  l __`  |::!::/|
       l/::::::::::::ヽ;l::::::::!.'イ''う行     'f付'ラ/:/
        /::::::::::::::::::| リヾ.  ゞ-''      ゞ'' l'"
     /:::::::::::::::::::/\`     xxx     、  xxl!
.     /:::::::::::::::::::/  ,`゙ヽ           /
    /:::::::::::::::::::/ /.|   l \.     ‐   /        まったくもう
  /::::::::::::::::::://  l  .l  > 、.__ ィ'´  `'' ‐.、
 /::::::::::::::::/ ̄     !   l  ` ‐'   |  |    ヽ
./:::::::::::::::/       |    | ,イ,ィ| |lヽ| _}      |
::::::::::::::::::|    ヽ    `ヽ  / /.l ! 、 !ハ.ヽ、  /  !
:::::::::::::::/'!      ヽ    〈   ヽヽ' | |.Llノ    .〈  ト,
::::::::::::/ |      ヽ.   \.  ̄||  ||   王   }   /
:::::::::/  !       lヽ   \ ||,. ''" ̄ ̄"'' 、  ヽ
::::::/   〈ヽ      l }   _ イ. ●       .ヽ |
:::::|     ヽ      Y /   `ヽ、  .     ..::::} |
ヽ:|       !   \    |             〉::::::|.|
       l      \ .i f,ヽ、   ,,,,      ´ )/{、
       ヽ      ` x‐‐'  `ヽ-- 、__  __, -''" /
       |、        {_     `Y   ` --   |
      / \       ヽ    .|           /
505名無しオンライン:2010/05/29(土) 06:14:02 ID:kMkM3SIz
                __
             , -'".:.:.:.:.:.:.`ヽ、
            //:/.:.:.:/:.ノ:ノ::ヽ、
            {\':::/:::/:::/:::::::ノ:::::::ノハ
          ', {.\::/ :/:::::/,/‐'"  リ
            ノヽ.ヽ. Y/::::/ _二゙''  ,.-}7
       /:::::/:\ヽ|i::i:/  ヽユ`  {fラ'
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 |:.:.:.:.:l:::::{{  ̄   ̄` -、 ヽヽ:::\   ヽ:::::〉
◆SHISHI8/uA

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               ,r ' ""´     ゙"-、
           λ  /      ,       ヽ
          iヾ、/     /      ノ   ヽ
           i | y /////   _,,...イ     `i   ,._
          i |/////tナー-、´    ヽヽ    } / /
             ヘi | | //r==、    ゙"''ヽ、ヽ  r´//
          / rー─t{ 辷タノ   r=ーミ、〉`メ|//  /
         /  {=ニヨ '''''    ,  辷夕 ノ|_レ/_イ
        //  ○○○、   rー-、 '''''' /にニコ |
      //   |   |//,ヽ ヽ_ノ  ノ ゝー-┘ !
    /  /、,.-ー-|  |///rミ_、_ , . ィi´i | | ○○○ ヽ
   /  イ⌒ヽ ̄|   | "''t∽ーー予_|_|_|/  | _i_,.-t\
_/   /ヽーノー|   ト、.  ゝ  , _,.-'"|   |i (  ) \
   / i ,.-'_ ̄!..,,_  ト、:::::`゙'-、,.-'"´::::::::/    |ゝ-<ヽ \
 /  .._レ'´ _...   "'-.,|丶、/\,.ィイ´/_   | _.....i }  \
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   / ... -'"´  ノ   \___/ /,.- '"´""''ヽ、`'ー- ..`_、_ \ \
_,..-'´'´ 〈__,..ィ '´ 、..- '  ヽ::::t i /        `ヽ、   `ヽ. `\
        / ヽ       i::::::い i    .. _ \_   ヽ 、   \  \
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506名無しオンライン:2010/05/29(土) 06:15:20 ID:kMkM3SIz
                                         ___
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’、′ ’、  (;;ノ;; (′‘ ... ’、′”;                   ト、. ,トェェイ ノ:.ノ
.’′・  ( (´;^`⌒)∴⌒`.・  ”; ’、′・        , 、      / ト、` ー‐´i ヘ
、’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人    ヽ         ヽ ヽ._ィェ―' / 二二 | `ーェ、_
   、(⌒ ;;;:;´'从 ;>>1  ;:;;) ;⌒ ;; ::) )、  ヽ         }  >'´.-!、 〈ミ三三 彡| __/   |
    ( ´;`ヾ,;⌒::      :::.从⌒;) :`.・ ヽ   ,[]   |    −!○)}ミ ニ 彡 {(○)__|\
゜+° ′、:::::. :::   ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ   ヽ/´     ノ    ,二!ンハ: : : : : : :ヽ三ノ: : : : : ヘヘ
  `:::、 ノ  ...;:;_)  ...::ノ  ソ ...::ノ  -'         /\  / /: . :| | .: .:. : : :. : :ヽ::ヽ: : : : ヘ ヘ
                               / 、 `ソ!| {  | |       : : } V: : : : Vヘ
                              /\  ,へ| |: . . | | : : : : : : : : : : : |} V: : : : : :ヘ
                              ∧   ̄ ,ト |:i: : : | |: : : : : : : : : : : ノ! V: : : : : :ヘ
                             ,ヘ \_,. '  | i: : : | |: : : : : : : : : : :i:|  V: : : : : :
507名無しオンライン:2010/05/29(土) 06:16:08 ID:kMkM3SIz

          , - ―-- 、
          {、      ` ー 、__
      _,,.-‐ へ、__         \
     /:.:.:..:::.:.:.:.:.:.:.` ー 、___      ヽ
   ./:.:..:.:.:.:.:/;:.:.:./:.:./y: : : :.` ー 、_ __ノ
  /:.:./:.:.:.:.:./ム/イ/ /:.:.:.:.:.: : : : : .:.:.>く
 ./:.:./:.:.:.:.:./ー=ー-、\.レ/イ:.:.: . : . :./^!!ヘ    武器強化に失敗しました。
_/:.:;イ:.:.:.:.:./、、 _  ̄ ̄   /くノ:.:.: . .:;イ ||:.:}    お預かりした武器は、完全に破損しました。
_|:.:.{ {.:.:. . | ⌒ヽ.`     ト、.\ノノ { | ./^i:|    サーセンwww
.|:.:.:V!:.:.:.:.|   `^     \ヽ イ:.:| | | .ト、
_|:.:.:.:YNハ!           , ェ気 `)ト、ヘV  ヽ \
 Vイ|      、     /じ;サ}ト /( \i     \
   ヘ     入 `   ヾ;ジ ゙` /:.:.:\ ヽ.     \
   ∧.  (;;;;;>、        /r'/:.:.:.:.\゙、       ヽ
/^く ゙、          ,イヘトイ:./:.ノ人{\、      .|
: : : /\ `ー- .. _ .. イ`ー尤イケイリ `  `ーt、   |
: /: : : `ー r―´ )WWレ' W V     /⌒|/ ⌒h
´ \    :/   ノiー、_          \ ̄::    |
ヽ  `ー- / ̄ ̄ノ )   ̄\        V::::    |
    ⌒:/○ ̄   :.:.:.:   \       V:: :    |
508名無しオンライン:2010/05/29(土) 06:16:56 ID:kMkM3SIz

         、、、、、、、       /
     、ゞヽヽヽヽヽヽヽヽヽソ,   / ,  /
    ヽ::::; ''"’’’’’’ー リノノ,    /  /
  ミミ::::’          ヾ彡    ' /
  三::彡               ';三   ─
 三:::::,                   }三  ─ ̄
  ;:::::'    ...;;;;;;::...    .;;;,,;::., ミ  \
  ;:::;' _ -ーニ==-、_,. -===、  \ \
  ';_:√r- 、(   へ // ヽ{ へ  ノノ  \
  |rーヾ;   ` ー=ー'   ;`==´<    \
  { 9:         , '(   _ヽ    _)
  ヽ  ヽ      イ    ̄"~ `, ,´/
    ヽti      <エエエェソ ,'/
      }      `ーニニ/ /        , ─r─r─r─ 、
     ∧   ` 、       ノ      _ (  (  ( ( r'  }
     / ハ    ` _ _ ,. イ\ ̄` r'   ` \_\_\_\_) |
   /  |  ヽ         人 _、    ̄\            |
  /   \ \      / ̄         `ヽ__     \
┌┬┬┬──┐┌┬┐      ┌┐┌┐  ┌┐            ┌─┐
│├┴┼──┼┴┴┼─┬┬┘└┘└┬┘└─┐      ┌┘┌┘
│└─┼─┐├─┐├─┤├┐┌┐┌┴┐┌┐├──┬┘  │
│┌─┘  ││  ││  ││└┘││  │││├──┴─┤│
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509名無しオンライン:2010/05/29(土) 06:29:48 ID:kMkM3SIz
/////三三////三三三三///三三三三
////二二/////二二二/////二二二二
//──///////──///////────
ミミ          (彡       ミミミ
           (ミ
          []         ーミミミ
ミミミ        :[:::]
       ‖[{iiiiiiiii}]‖     〜〜ー
      ┌TTTTTTTT┐
      |=======|
      |::::::::::::::|   ::::::|
───ーヽーーーーーー/ー─────
二ヘ   //  ミミミ   ミミゝ ヘヘ
≡≡  ミミ    ミ    ミミミ≡  ヘヘ
こうしてパシリスレ民たちの長い夜・・・・・・
狂気と策略の交差する5ヵ月余が終わった
乗り込んだネタ師300名のうち200名が即フォロー及び
その後のレスでもワロタレスを貰えず亜空間の海に呑み込まれ消えた・・・・
彼らのネタ師としての人生は閉じた
ここから先は悲惨の一語
510名無しオンライン

              __
            , ´:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
           /:.:.:.:.:.v.:.:v:.:.v.:.:.:ヽ
           |:.:.:.:.:.:.v:.:v:.:v:.:v:.:.:'i
           |:.:.:.:ノノノ:/ ヽヾヾ::::}
           l.:.:/ =--、 _,..-= i:.ノ
           ヾ|-‐(予')-K壬ラレ'
            |   ,.イ.__入  リ                        ,-
             ',   ___,,..ィ  ハ                       { (^ヽ
  r'⌒ヽ       ト\ \_ノ /三\                   ∩ /- { (\
  レ(ヽ \     /   ヽ_ ,ノ ―  \                /ノ/__ /  (\ )
   \_ ノ ` ー- /  /.:/       , -⌒ヽ                 /  ノ    ヽ \\
     \ノノ  |  .o/          _ ヽ           /    i    ヽ { ノ
        ヽノ |   /      , '  二 二 \          i    /       /
         \| .o/_     =三===-- \        {   /      /
            |  /   ̄`ーi  / _  _ _\  _ ,.-‐' " \       /
             | ,' \o_/i \/三 // / ー'     ヽ \    /
            .|o/   i   i ミミミ / 三/ //    /        `ーイ
          |./       i ミ ミ/ 三iイ i / /         ミ三彡/
          |´i    i   i ミ / ミ ∧i_i i      -三三三三/