■ラブクラフトについて語ろう■

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281ランドルフ・カーター
弁明します。
先月のことでした。>>272が、「ある重要なことについて調査する」と私を
誘ったのです。
その場所は、郊外にある外人墓地でした。>>272は納骨堂の蓋を開け、ロープ
を垂らし、そこへ降りて行ったのです。私に携帯電話を渡して。
「何かあったら、これで連絡するから、引き上げてくれ。」と。
やがて、何分かが過ぎました。突然、>>272が携帯電話で連絡をいれてきました。
「ああ、これは! もし、君が私が今見ているものを見たら・・・」
そして、その直後、>>272の凄まじい悲鳴が。
私は慌ててロープを引き上げました。しかし、そのロープは何者かによって
引き千切られ、その先端は血で染まっていたのです!!
私は携帯に向かって叫びました。
>>272!! どうした、何があったんだ!!」
すると、携帯から、こんな声が聞こえてきたのです。
「ばかめ、>>272は氏んだぞ・・・。」

しかし、その翌日のことでした。
なんと、>>272がまるで何事もなかったかのように町を歩いていたのです。
私は彼に声をかけました。すると、彼は・・・
「くくくく・・・、何でもない、何でもないんだよ。君も昨日のことは忘れ
たまえ・・・」
その声は、まるで「ゴポゴポ」と泡立つような奇妙なノイズの入る声でした。
あれ以来、>>272は、まるで別人のようになってしまったのです。
そして(この手記は、ここで途切れている)