1 :
カツオのたたき:
地元に伝わる古くからの歴史的ないわれ、伝説、それにまつわる風習など
皆さんが聞いた、体験した事などを語ってください、旅行先で小耳にはさんだ
ことなどでも、けっこうです
よろしくお願いします。
2 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 14:38
福井の者ですが、
子供の時『狐憑き』と診断?され
お祓いおばさん(普通に近所にいる)に
狐を落とす儀式をやらされました。
夜の神社に行かされて
恐くてたまらなかった。
今考えたら、なんで私が狐憑きなんだよ!
>>2 地方によっては結構最近までキツネ憑きが信じられて
たって、ホント?
今もお祓いおばさんいます。
だいたい普通の主婦なんですけど。
ちなみにお供えしか受け取らない。
そんなに否定する人もいないと思う。
されって結構幸せな風土だと思うんですが、
でも…私はそんなに奇行の多い子供だったんでしょうか
失礼しちゃうわ。
狐つきの落とす儀式って、お経とか、香を炊いたりだとかして
トランス状態になってるだけでしょ?
6 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 15:50
子供の時、漁師と庄屋の娘の悲恋伝説がある椿の木を
市が十何年に渡って何度も移動しようとしたが
(邪魔な場所に一本だけ残ってた)
市役所の人や作業関係者が何人も祟りにあって
その度に挫折。
死んだ人も入ると思うがウロ。
地元の新聞では非常にホットなニュースで
小さかった自分も胸をときめかせていた(すみません)
でも後年枯れかけて、何人かでお祓いしながら
切っちゃった。
今は観音像になってる。
広島のとある町の話。
7 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 16:02
郷里の近くに天の羽衣の池がある
8 :
2です:2001/07/05(木) 16:04
>>5の人へ。
小学校低学年だったから全部はっきり
覚えてるわけではないけど、
おばさんちでお香っぽいものは焚いてました。
でもお経じゃなかったような…
なにか唱えてましたけど。
その後近所の神社につれてかれて
一人で帰らされた気がします。
おばさんは終止低テンションで恐く、
私はトランスというより泣きっぱなしだったと思います。
>>4 レスサンクスです。
今でもお祓いおばさんがいるってだけでも、正直びっくりです。
10 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 17:01
伝説とは違うけど、九州のじいさんちの近くの集落には、昭和後期まで
誘拐婚という風習があった。
有無をいわせず年頃の娘を盗んで行くらしい。
あんま楽しい話じゃないな。ごめん。
11 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 17:28
子供の頃のなわとび歌。
♪ぴ〜しゃっとぴ〜しゃっと
去らんしょ
親のないもの去らんしょ
迷子になったら松たばこ
入れよ入れよにーげろ
意味も解らず歌っていたが、どういう意味だったんだこの歌……。
ちなみに群馬県。
12 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 18:20
地元に切りかけ松というのがあったな。
道の真中にぽつんとでっかい松が生えてて、
不思議に思ってた。じいさんに聞いたら、
やっぱりいわくつきだった。昔その木を
切ろうとしたら、切り口から大量の
血が吹き出たらしい。それでおっかなくなって
切るのをやめたという。実際今でも切り口が
はっきりと残ってる。おそらく木の樹液を
血と勘違いしたのだろうけど。伝説ではそこで
昔合戦があり、その松の下で首実検をしたという。
13 :
カツオのたたき:2001/07/05(木) 18:22
>>10 なかなか興味深いとおもいます。
そういうのが神隠しとかの真相かも
しれませんね、良かったら詳しく
聞かせてください。
14 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 19:25
>>13
神隠し扱いにならないためにか、家族の目の前でさらわれることが
多かったみたいです。
親同士もそうやって結婚してたから大らかだったとか。
でも、親にいやがられてる男は
コソッとさらってった可能性も大いにあり。
女性からの訴訟沙汰なんかもあって嫁さらいは廃止されました。
15 :
川島屋:2001/07/05(木) 19:34
16 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 00:13
oui
17 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 01:04
>>11 恐い歌だね。なんとなく。
こどもの意味のわからん歌ってこわいのが多いよな。
18 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 11:35
ばあちゃんが小さいころ
近所の細長い路地に『顔なめじじい』
というのが出ていたそうだ。
文字どおり被害は顔をぺロンとナメられるだけだった。
19 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 11:36
age
20 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 12:26
近所に『黄泉の入り口』といわれてるとこある
学校で習ったとんでもない歌があります。
以下、その歌。
---
宮崎さんちの つとむ君
このごろ少し 変よ
どうしたのかな
…
---
なんだろ? 記憶違いかな?
22 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 12:48
24 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 13:40
秋田には昔
マヤマツリ(厩祭り?)という風習があった
馬の無事や健康を祈るのだが
そのお供えは『猿の頭』だった
今でも厩の天井裏に
猿の白骨が残っているところがあるらしい。
さ、猿の首ちょんぱ,,,,えーーん
25 :
21:2001/07/06(金) 16:18
母が奄美大島の出身なのですが、
その島の人々(一部だけかも)が口にするのも
恐れている妖怪(?)がいます。
○○ん
27 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 17:53
28 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 18:04
>>27 け○ん
奄美大島の人なら分かると思うんだけど。
なんか、他の地域で、
こういう口にするのもいけないって言われているの
ありませんか?
29 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 18:23
生まれた時に虚弱だと、里子に出すと丈夫に育つとかって言い伝え、
時々ありますよね。それに準じた風習で、親族がその子を一旦
あらかじめ打ち合わせておいた近所の里山のふもとに捨てに行って、
親がすぐその後に拾いに行き、山で拾った子という形にしたりとか。
うちの郷里でもずいぶん昔にそういう風習があったらしいんですが
なにぶんにも狐や熊が出没するような所なので、乳飲み子を山に
置いてくるのは、たとえ短時間でも危ない、という事になったらしく
近代は、名前だけ「他人」にする事で、よその子供だという形を作る
という風習に変わったらしくて、うちの父も含めて「他人」という名前の人が
同じ集落にゾロゾロいたりします。(読み方は、そのままタニンだったり
ヨソトとかヨソヒトとか読む方もありますが、文字はみんな同じ 他人)
ただでさえ小さな集落で名字の同じ人が多いので、名前まで同じなので、
日常生活で郵便物やら何やら、ややこしい事この上ないです(-_-;)
30 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 18:58
>>3 お祓いおばさんとかって、自称占い師みたいなもんだから、
地方によらず、いるところにはどこでもいると思うぞ。
中高年の人が、小さい時に近所のおばちゃんに、
癇の虫退治(指から白い糸が出てくるやつ)を、
やってもらってたのと同レベルじゃないかな?
しかし、白い糸がでてきた経験をした人は、
結構いるみたいだけど、あれって一体何?
>>30 厄年になったので厄払いに行ったんですよ。
なんかを背中から取る真似するんですよ。
多分、気持ちの持ちようとか、
他人に触られるっていう緊張の関係で
なんか軽くなるよね。
スッて感じで。
32 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 23:21
なごみ系だねここ
>>2 それって俗に言う(実際あまり俗に言わないが)「拝み屋さん」「お寺さん」
といわれる人達の事でしょうか?
沖縄だとユタとか、その類なのかな?
霊能力者とかおどろおどろしいもんじゃなくて、近所のお医者さん的存在
なのだと聞きますが。
35 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/10(火) 22:36
大阪の某市に限って、身内が危篤になると餅を配る習慣がある
36 :
2:2001/07/10(火) 23:29
>>34 遅くなりました。
そんな感じだと思います。
うちのほうでは完全にとけこんでますねー。
誰が選ぶとかじゃないのに必ずいるみたいで
みんなバカにしたりしませんよ!
37 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/11(水) 01:53
>>36 ありがとう。
なんていうか、霊能者が地域密着型に存在してるとは
ああなんかほのぼの…マジうらやましい…。
ちなみにうちの方は、お葬式にお金(小銭)を撒く慣わしがあります。
>>28 その話面白そう!
詳しく聞かせてください!
38 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/11(水) 02:05
夏休みに爺さんの家に遊びに行ってたんだけど、
お盆に川に遊びに行くときはキュウリを2、3本
流してから川に入らないとカッパに足を引っ張られるから、
と言われキュウリを持たされた事ある。
39 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/11(水) 19:44
家に蛇が出た時、
おばあちゃんがこうしなければいけないといって
蛇を捕まえて川に流した
小さかった私は
いいのかなーと思いながら
流れる蛇をみていた
うちの実家:奄美大島の方ですけど:ガジュマルの精の話がありますよ。
なんでも母方の実家に精がでたらしく、ばあちゃんがそりゃいけねえと庭に大きなガジュマルに釘を打ったそうです。
そしたらでなくなったとか。この話聞いた時弟と探したんですけど、ばっちり刺さってました。3本。
それからしばらく泊まるときは怖かったですね。
41 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/11(水) 23:56
今日はこういうのを慈しみたい気分
age
age
43 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/12(木) 00:24
芭蕉の精というのなら聞いたことがあるが・・・
ガジュマルの精は出ると何かまずい事でもあるのでしょうか?
40です。>43
いや多分別に害はないと思うんですが。
でたのがうちの母の妹が使ってた部屋で、すごく怖がってたんでって聞いてます。なんでも子供の姿してて顔が緑だったとか。夜中にでるらしいです。
45 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/12(木) 00:29
age
age
48 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/12(木) 02:27
倉庫落ちした「雨にまつわる怖い話」からのコピペ
16 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2001/07/06(金) 01:22
母親の実家滋賀県のあるところでは、お盆のころに夜大雨が降ると、死んだ子供
達が家に帰ってくるそうです。親としてはなくしてしまったものが、帰ってきてく
れるのだから実に喜ばしいことのように思われますが、子供を家にいれてしまうと
その一家は一ヶ月とたたずに全員死んでしまうそうで、決して招き入れてはいけな
いそうです。
age
51 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/13(金) 17:22
高知の奥の奥の村に
「太夫」というものすごく独特で不思議な宗教的職?があり
家や病人の祈祷を普段してくれる
神意はすべて霊感の強い太夫による占いでうかがわれ
米占(フマウラ)は
千にひとつの間違いもないとか
決して悪用されないが、呪いも伝わる。
呪い専用の「裏太夫」は
反作用で家系が絶えてしまうという
52 :
ゼンジーふかふか:2001/07/13(金) 17:31
このスレはじっくり、いいなあ・・・
age
54 :
カツオのたたき:2001/07/14(土) 01:35
作ったあとほったらかしでごめん、
札幌に住んでるんだけど、歴史的な
伝承が見つからなくて、今回は帯広から
もってきました。
帯広市の西15条通り沿いに樹木におおわれた
古い沼があります。
ここは『チョマトー沼』(アイヌ語で赤い池という意味らしい)
と呼ばれ沼の水が赤い色をしています。
かつて、ここでアイヌ同士の抗争があったらしく、日高静内
から攻め込んできたシャブリアイヌと、地元の十勝アイヌ
との間で激烈な闘争があったらしく、シャブリアイヌは
全滅、その死体から流れ出る血で、この沼は赤く染まった
のだといわれています。
また最近でも、幽霊を見ただとか、女性を殺してこの沼に
投げ込んだ男がその女性の霊にさいなまれ、自主してきた
等の話もみみにしたこともあります。
『チョマトー』とは他にも『悪霊住む沼』『悪い沼』『腐敗せる沼』とうの
意味があるそうです。(漢字で『血妖魔』と書くらしいです。)
一時埋め立ての話も出たそうですが、数少ない
アイヌ分化を残すべきだという意見から計画は断念
現在では毎年9月に慰霊祭が行われています。
55 :
奈々氏:2001/07/14(土) 01:41
日比谷線の三ノ輪駅の近く。
浄閑寺には今でも井戸があります。まだ水が涌くのかは知りません。
江戸時代このあたりは堀があり、その堀を渡ると吉原でした。
三ノ輪から吉原までの通りを年寄りは土手通りと言います。
天丼で有名な伊勢屋の屋号は「土手の伊勢屋」と言うくらい。
吉原は地方の貧しい農家から売られてきた遊女と言う売春婦がいたのは皆さんご存知の通り。
浄閑寺はその遊女の駆け込み寺だったのです。
寺に駆け込んで逃げおおせた遊女もいましたが、
あまりにも辛い身の上を怨んでその井戸に身を投げた遊女も数知れず。
この寺には貧困に対する怨念、
男にもてあそばれた女の呪い、
遠い家族を思う情念が渦巻いているのです。
話は江戸時代のことではありません。
この浄閑寺のすぐ横を日比谷線が通っているのです。
日比谷線の三ノ輪の次の駅は南千住。
南千住はやはり江戸時代は罪人の首切り場でした。処刑場だったのです。
八百屋お七の墓があります。安政の大獄で処刑された志士の墓があります。
昭和の誘拐殺人事件、吉展ちゃん事件にまつわる地蔵があります。
日比谷線はこの浄閑寺の怨念と南千住の怨念を結ぶ地下鉄なのです。
悪いことに三ノ輪駅は地下で南千住は地上。
線路は浄閑寺の横で地下から地上に出ます。
56 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/14(土) 01:58
日比谷線や東西線などの地下鉄建設中、埋まっちゃってた防空壕にぶつかることが
あったらしい。建設中は昭和40年代とかだったから、まだ漆塗りの位牌や持ち物
などは腐らずに残っていて身元が確認されたこともあったりしたらしい。また建設
中に小判が出て来たこともあったらしい。。。どちらかというと都市伝説ですみま
せん。日比谷線に乗っていて奇妙な体験をされる方は多いみたいですね。
57 :
奈々氏:2001/07/14(土) 02:00
つまり日比谷線は遊女の身投げした井戸の底から、
罪人が処刑された首切り場へ出て行くのです。
この工事をするにあたり、南千住近くの、当時山谷と呼ばれた日雇い人夫プの街からたくさんの工夫が借り出されました。
ある雨の激しい日に掘削途中のトンネルが崩れたといいます。
何人かの人夫が生き埋めになりました。
その人夫の遺体を掘り出す時たくさんのツルのような木の根がまとわりつき、
なかなか綺麗に掘り出せないため、
近くの木をかなり伐採してしまいました。
ドクロを根に持つ木は良く育つ。
上野の山の桜が美しいのは、彰義隊が明治維新軍に殺戮された時のドクロが埋まっているからです。
木はドクロを包み込み、霊は包まれて安心する。
木は死人の念を養分に花開く。
工事ではその木を切ってしまったのです。
それからです。
このあたりの年寄りは、雨の日は傘をさして日比谷線の高架トンネルを通りません。
58 :
奈々氏:2001/07/14(土) 02:13
雨の日の日比谷線の高架下を通ると、
めまいがするようにトンネルの出口が遠く見えるのだそうです。
ほんの5メートルぐらい先の出口がです。
高架下に漂う霊たちが、トンネルを通る人を、傘をさした人を、
木に抱かれた羨ましい霊と思って寄って来るからだそうです。
身投げした遊女の霊と、出稼ぎに来ていた人夫の霊。
男と女の霊が絡み合い、その場に留まらせようと。
実際に三ノ輪から南千住まで線路脇を歩いて御覧なさい。
鰻の好きな人は知ってるでしょう。
尾花という有名な鰻屋が南千住の近くにあるのを。
その鰻屋の近くに、一本だけ残った大きな柳の木が目に付きます。
それも不自然なところに。
何故この柳だけ切られなかったのか。
59 :
奈々氏:2001/07/14(土) 02:32
柳の木は吉原の入り口にもありました。
有名な『見返り柳』です。
吉原で一晩愛しい遊女と過ごした男達が、
明け方帰るときに吉原の出口で今まで一緒に寝ていた遊女を振り返るから
その柳の木を『見返り柳』と言うのです。
一本だけ残った柳はこの見返り柳と関係があったのでしょうか。
浄閑寺の遊女の霊を吸い寄せたようにいつも艶々しています。
この柳だけは山谷の人夫たちは切る気になれなかったようです。
切ろうとすると不思議と力が抜けてしまったそうです。
このために工事が遅れることに苛立った役人の山郷某が自ら切ろうとすると、
足場が崩れて転倒した。
運悪く立てかけてあったツルハシに頭をぶつけて大怪我をした。
このためお払いをしてこの柳を残したそうです。
雨の日の日比谷線の車内から、この柳の木のそばに女の人が立っているのを見る人は多い。
まるで地の底から天に上る日比谷線の車両を羨ましがるような目で寂しそうに見上げているそうです。
雨の日、日比谷線で南千住方面に行かれる方は連れて帰らないように気をつけてください。
60 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/15(日) 15:53
岡山北部に巨人伝説があり、
京都まで三歩で行っていたと言う!
神通力があり、古今東西の宝と美女に囲まれていたが
播州のとある女神と浮気した時
嫉妬でキレた嫁さんに
就寝中足に針を刺され死ぬと言う、
ナサケナイ末路を迎えた。
今でも彼の足跡だと言う池、
彼を祭った神社、
実在の人物(がモデル)だった彼の子孫が残っており、
地元では愛されている人物である。
61 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/15(日) 17:56
62 :
60:2001/07/15(日) 22:05
>>61 そういう話の影響で巨人になったんだと思います。
俺がこの話を好きなのは、その男がすごく頭の切れる巨人だったってこと。
だいたい巨人はゆるーい奴が多いから(ジャックと豆の木とか)
なんか頭いい巨人って
すげー足の速いデブと同じ意味でイイ。
63 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/15(日) 22:47
四国八十八ケ所の巡礼は
「同行二人」といって
一人で回っていてもずうっとついて歩いてくる人がいるという
白衣に笠をかぶり杖をついた
弘法大師だ...
真剣に死と向かい合う時
人は誰かに側にいてほしいのかもしれない
64 :
上州人:2001/07/15(日) 23:42
群馬県勢多郡という所で暮しています。
ジョン・マクティアナン監督シュワルツネガー主演の映画「プレデター」
を観たときに、この話は聞いたことがある、そう思いました。
それは「流れ星に乗って鬼が来る」という話なのです。
その話は60歳を過ぎた男性から、間接的に私が聞いたのですが、
彼が子供のころ、年配者から「流れ星は鬼が赤城山に現れる前ぶれ」
と聞いたというのです。その60過ぎの男性もUFОとかに興味があり
その話を聞いた時に、これは「宇宙人伝説」なのではないか、そう
思ったそうです。彼が年寄りから聞いたという話をリプレイすれば、
「昔々、暑い夏の夜、百姓の若者(きこり説もあるらしい)が
蒸し暑くて寝つけず、庭先の井戸に水を飲みに出た。すると
夜空を焦がして大きな流れ星が現れた。若者は驚いて井戸に落ち
そうになった。翌朝、父親にその話をすると、父親は「鬼が来た」
といって恐怖に慄いた。若者が話を聞くと、昔、父親も同じような
大きな流れ星を見て、それからというもの赤城山に鬼が目撃される
ようになった。そして村人が何人も行方不明になったり殺されたり
したという」
結局、それだけの話なのですが、流れ星伝説の少ない日本では極めて
珍しい民話?かと思います。
65 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 00:03
66 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 00:36
世界遺産宮島、厳島には
三体の鬼神をまつる『三鬼堂』がある。
彼等は強力で、日本各地の天狗を手下に従えていたと言う。
天狗が全国を飛び回ってる所を想像すると楽しい。
67 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 11:39
68 :
巡回組:2001/07/16(月) 13:09
田舎の怪しい風習
・いのこもち
亥の月、亥の日、亥の刻に円柱状の自然石に縄を巻いた槌で、各家庭の玄関横手地面をつく。
この時間帯なのに参加できるのは厨房以下の男のみ参加。
ついている最中、下記の唄を掛け声とする。
いんのこもちゃ つかんか
つかんものは じゃになれおになれ
つのがはえたこもち おになれじゃになれ
※1 すっぽろぽんのぽーんぽん
いちのきにのき さんのきさくら
さくらのうえに とんびもとまる
からすもとまる からすのくびを
ねじきってすてろ ※1
〜以降5番くらいまで続く〜
ついた跡は、直径20a深さ5a程度の穴になるが、それに嵌まると不幸になる(つか氏ぬ)といわれている。
その他、色々禁忌も多く呪術的側面の強い行事である。
69 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 13:51
70 :
巡回組:2001/07/16(月) 13:56
宮崎です
マウ遭難地点から5キロメートルくらい
71 :
69:2001/07/16(月) 13:58
72 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 14:12
地元の話というわけじゃないけど
東京で仕事をしていた時の同僚で、旦那様が鹿児島から船で数時間の離島の出身という方がいました。
彼女いわく「旦那の里では、新盆には骨洗いをするのよね〜」
土葬の土地らしく、新盆に遺体を掘り起こして、骨つぼに入れるらしいんだけど、その際に長男の嫁が骨を洗って、骨に付いている肉とかこそげ取るらしい…
私としては土葬というだけで怖い…
73 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 14:14
>>72 ぞんびさんになんないように...?
長男の嫁がんばれですね。
74 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 15:13
75 :
神楽:2001/07/16(月) 15:23
私の地元では平将門を崇拝(?)しているらしい・・・
その平将門を罠にはめようとして送り込まれたのが桔梗
桔梗は将門を騙したとして殺された。
そのため地元では裏切りの花として桔梗を植える事を禁止したという・・・
詳細とか忘れたけど大まかこんな話しだったと思う。
76 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 23:02
>>74 不思議イイ!
隣町の人が知らないかと思えば、西日本全域に広がってたりする
昔にこういうのをやってた民族が・・・とか想像すると、ちょっとロマン
77 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 23:04
78 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 23:31
地域名などは、言えないのですが。私に実家の周りには男の子にだけ不幸なことがおこるんです。
交通事故、病気、自殺、失踪などなど。
わたしは、女なのでなにも今まで起こらなかったけれど、弟は小さい時から、怪我ばかりしていて
あげくは交通事故にあってかなり長い間入院をしていました。
近所の男の子は、ほぼ何かの災難にあってるじょうたいです。
古戦場の跡地で、沼地を埋め立てて作った住宅地なんですが。
水気のある場所は良くないと言いますが、何か関係が有るのかな?
伝説や伝承ネタから外れてますね。ごめん。
79 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/18(水) 23:04
ageage
80 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/21(土) 11:05
小浜の空印寺は八百比丘尼伝説の出発点です
室町以後、諸国を勧進回国しながら
人魚の肉を食べた八百歳の比丘尼と名乗りました
いつも白い椿を手にし
白比丘尼とも呼ばれたと伝えられます
81 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/21(土) 11:27
修験道の祖、役小角は
弟子に讒訴されて伊豆に島流しになった際、
毎夜毎夜空中を飛行して
富士山で修行をしていた。
その際に天変地異が重なり、
心痛の文武天皇の夢に
北斗星の化身の童子が現われ、
聖人を罪に陥れたためにこのような厄災が続くと告げた。
そこで小角は罪を解かれたとされる。
82 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/22(日) 11:01
>>24 興味深い。
午、申といった干支に関係あるのかな?
83 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/22(日) 16:47
>>80 漫画とかの人魚話はそこから?
小浜ってどこだっけ。
84 :
無能者:2001/07/22(日) 16:56
静岡県には、遠州の山奥の方には60年に一回湧く、不思議な湖と京丸牡丹
の話(これも何十年に一度咲く牡丹の話、確か平家由来の話)ってなもんがあった。
あとは、しっぺい太郎とか。
遠州地方の民話・昔話とかいうタイトルで、小学生中学生のとき、学校の図書館
にあったけどおもしろかったな。十何巻ぐらいあった。宗像しこう(下の名前の
漢字はしらん)のような版画絵が表紙で。誰か知ってる?
このシリーズって他の地方のもあったのかなあ。
85 :
無能者:2001/07/22(日) 17:08
っていうか、静岡県西部の北の山並みの続く山奥は、遠州地方の人間にとっては
ミステリーゾーンなわけで。
86 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/22(日) 17:13
前に椿の話を書いた広島の者です。
ありました「広島のむかしばなし」。
お姫さまが早乙女の真似をしようとして失敗。
笑われた屈辱で姫は舌を噛んで死に、
その田んぼに強烈なヒルが大繁殖する話や
たこを騙して足を一本ずつ切ってもって行ってたら
そのたこに海に引きずりこまれる話
なんか覚えてる。
87 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/22(日) 17:18
>>83 福井県小浜市、若狭湾だよー、「お水おくり」もここから。
この辺けっこうおもろいネタいっはいでちゅー。
88 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/22(日) 20:46
京丸って、まだ住んでる人いるのですか?
たしか日本三大奇郷として、
・越後三面
・秩父浦山
・遠州京丸
ってのを聞いた覚えがあるんですが、
三面も浦山も、ダムができたり開発されたりで秘境ではなくなりましたね。
89 :
83:2001/07/22(日) 20:48
>>87 おお、ありがとうございます
ネタも教えて下さいねー!
90 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/22(日) 20:54
青森県の梵珠山には、巨人の足跡が
有るって聞いたことがある
91 :
90:2001/07/22(日) 20:57
しかも、ピラミッドらしい・・・
92 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/22(日) 21:02
ピラミッド説ありの三角山
家の近くにも!
ありがちなことに一直線上に遺跡とか
UFO目撃例が多いとか。
定番かなっ?
93 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/23(月) 07:45
他板からのコピペ
山は山でも飛騨高山なんだが
幻覚(でなければ)か「物の怪」にあったことがある。
高山城跡に夜何の気無しに登った時
2の丸だか3の丸だかの広場の自販機でジュース買って、街灯の明かりを外れて真っ暗闇の原っぱに足を踏み入れた。
しばらく歩くとものすごい「気配」を感じた。
風の音に混じって、闇の中で何かが草ッぱらをかき分けて動く音とシュウシュウと言う息?
そしてこちらをじっと伺っている気配。
灯りからはずいぶんと離れてしまっている。
犬なんかじゃない、犬にしては大きすぎないか?
幽霊でも無い、何か別のモノの気配....
自分の前方をゆっくりと左右していたその気配は今度は近づいてきた。
草がさわさわと掻き分けられて来る。
じっとり汗が出てきて、後ずさりにどんどん下がった。
途中で向きを変えて本格的に走ろうとした時に、人の胸くらいの高さにどんよりした赤い目が二つ見えた。
街灯の灯がようやく届く場所に駆け込むと、その気配は灯のバリア(の様に感じた)の端でじっと停まっているみたいだった。
車道に戻るには再び光の無いところを通らなければならない。
どうしようと考えていると、車が通りかかりヘッドライトが辺りを照らした。
その隙に全力で走って車道に戻り、旅館までひた走りに走った。
気配はついて来なかった。
94 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/24(火) 10:18
結膜炎のクマです
95 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/24(火) 11:32
立山(富山県)と白山(石川県)が背比べをすることになった。
竹をつないで長い長い樋を作って山頂に渡し、水を注ぐ。
水が白山の方に流れ始めた時、白山側の人々が石を一個、樋の下に入れた為、
水は立山の方に流れてしまった。
だから、立山に登る時は、ふもとから石を一個持って行って、山頂に置いてくる。
富山では有名な話だけど、石川の人は知らないみたい。
夏に立山・黒部方面に観光に来る人は、ちゃんと石持って来てね。
あと、「ます寿司買うなら、JR駅構内で売ってる有名メーカー以外」
という民間伝承もあるので、お土産買う時に思い出してね。
駅前のビルで美味しいの買ってね。
96 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/24(火) 11:36
>>95 うちの方にも
島の背比べ伝説があります
民間伝承って...了解!
>>95 え、じゃあ列車の中とか、全国駅弁祭みたいなデパートのイベントで売ってる
「ます”の”寿司」は・・・
98 :
95:2001/07/25(水) 08:57
>>97 「ます寿司買ってくるけど、どこのがいい?」
「某メーカー以外ならどこでも」
という会話が普通に交わされるぐらい、県内ではアレです。
99 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/25(水) 14:36
祭の寄進を
凶暴な鬼が各家庭に取りに来る。
(今思うと地元のやんちゃな若い衆だ)
近所に鬼が現われたら
兄弟で2階のトイレに泣きながら隠れていた。
タチの悪い鬼はそれでもおどかしに来た
トラウマ。。。
100 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/25(水) 15:09
100( ̄ー ̄)ニヤリ
良スレだなー
102 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/26(木) 08:25
ます寿司って美味いのかな?
金沢行った時みかけたけど、見た目以上にボリュームありそうで買わずに終わった
103 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/26(木) 15:23
玄海町の「鯛女房」
大きな赤鯛を釣り上げた漁師が
可哀想になって逃がす
その後、みたこともない赤ら顔の嫁さんをもらう
嫁さんの料理は驚くほどうまい
特に味噌汁、おすまし。
漁師は味の秘訣を何の気なくきくと
やけに恥じらって答えない
見てもいけないと言う
どうしても知りたくなって料理中に覗くと
嫁が鍋にまたがっておしっこを入れていた。
嫁は自分が赤鯛の化け物と明かして
海に飛び込み
鯛に戻って名残惜しそうに帰って行った
もっとオカルトな伝説もあるんだけど...
104 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/27(金) 02:52
もっとオカルトなやつキボーン!
群馬か長野あたりの観光地の近くの山中で迷った3人の男が、下方の道を進む
「大名行列」を見たという話があるらしいのですが詳細知ってる方いませんか?
道に迷った3人組が寒い季節でもないので車で夜明かししようと休んでいると、
下のほうに薄明かりが見えた。最初夜祭とか野辺送りの類だと思ってとにかく道
を聞くためにそちらへ行こうとしたが、よく見るとまじに大名行列で奴やら侍や
ら籠が列になっていた。この世の者とは思えないちょんまげの顔を見て誰からと
もなく「気づかれたら殺される」と直感。車ののそばで息を潜め、下方に遠くへ
去っていった後あわてて逃げたらしい。
106 :
カツオのたたき:2001/07/27(金) 22:35
107 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:
age