жжZOMBIE.†.GAME-R-жжscene3

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1本当にあった怖い名無し
——これは、ゾンビの現れた世界に生きる人々の生存劇。

жжZOMBIE.†.GAMEжж解説書(必読)
p1■概要
・ゾンビに襲われた人達(スレ住人)が協力し合い助け合って暮らし、
 最終的には新天地を求め、脱出するのがこのゲームの目的。
・想像できる限りのことはできる
 例 スーパーの肉をかっさらって屋上で焼肉パーティー
   ゲームショップを貸しゲーム所にする
   モール3階を住居エリアにする
・参加者は名無しではなく名前をつけること。
 その他書き込み時に必須記入事項あり →p3参照
・盛り上げる為<ゾンビ侵入>や<食料が尽きた>等の危機レスを前編スレ200以降から書き込むことが出来る。
 その書き込まれた危機レスをスレ住人が互いに知恵を出し合い解決していく。→p5参照
・非現実的な事はできない。
・他人を殺すこと、ゾンビにさせることはできない。
・ゲーム期間は開始日から50日間。
スレが容量の限界(512KB)かまた、1000に達した場合次スレに移行しゲームを続行する。
・sage進行
・新規参入者はとにかく自力でモールに入るようにする。(既にモール内に居た、で可)
 (暇があれば既にプレイしている方が新入者の方をモールに入る手助けをしてあげてください)
・落ちる時は誰かと行動を共にしておく、自キャラの操作をお願いする、安全な場所で寝るなどする。
・アイテム所持上限は『必ず』守る。(リュックやポーチを拾おうが、上限は変わらない)
■関連サイト
状況確認スレ(現行ゲームの状況確認、問題解決、雑談)
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1188484052/l50
2本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 15:09:55 ID:Fgwv8l2c0
p2■世界観
・舞台はアメリカ、田舎の町ドーンシティのショッピングモール
・人が人為的に作り出したウィルスの影響でゾンビ化する。
・ゲーム開始時はゾンビ発生の直前とする。どのようにゾンビが発生するかは、各プレイヤーが自由に描写して構わない。
□モール内
・各階:トイレ・給湯室・各店舗の従業員部屋・防火シャッター(迷路化、非常扉付)
   エレベータ東西各2基(隣に階段)・中央ホールエスカレーター
・B1:地下駐車場・商品搬入口・下水道(人1人通れる。外へ)
・1F:東に入り口・食料品売場・カフェ「アレックスズ」、中央ホール(4階まで吹き抜け)
・2F:ホームセンター・工具店・銃砲店・服屋・インテリアショップ
・3F:寝具売場・家電売場・管理/警備室(放送/監視カメラ/無線etc)・スポーツ用品店
・4F:ゲームセンター・小児科病院・書店・CD等屋
・屋上:変電と非常用発電施設・空調施設・貯水タンク・ヘリポート
・隣接:西側に立体駐車場。4階まで各階にモールへの入り口。ここに
    モール西のエレベーターと階段。屋上と地下はモールと共通空間。
□ゾンビのデータ
・噛まれると<感染>。傷が浅い場合でも<菌>により数日で死に至る。
・引っ掻きや、ゾンビの血液の粘膜への付着によっては感染しない。
・死亡時(呼吸・脈拍停止を確認)から数秒でゾンビ化する。
・心臓は機能していない。叫び声を上げる時のみ肺を活用している。
・凶暴で興奮し易くなる。
・人を襲い、噛み付くが、食うことに関しては微妙。
・人間以外の動物には無関心。
・動く自動車には人間と同じように反応。(人間が乗っていると知っている)
・頭以外を攻撃しても動きを止められない=痛覚がない。
・痛覚が無い為、常人以上の身体能力を発揮する。
・音に対する反応が鋭く、痛覚以外の神経系の働きは損なわれていない。
・建物に集まるのは習慣ではなく、人が大勢集まる場所だと覚えているから。
・泳げない(死体は水を吸う為)。首までなら歩く、それ以上は沈む。
3本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 15:10:24 ID:Fgwv8l2c0
p3■初登場時のキャラ投稿
・容姿や性格、年齢等の詳細を書いて下さい。
・所持品の数の上限は8です。(前提:弾薬は2リロード分で1個とカウント。ガム、タバコなど飾り程度の物はアイテムに数えない)
・銃などの強力な武器がゲーム上に増えすぎないよう、武器の入手や所持には注意してください。
(あちこちで武器を拾いまくるなどの行為は厳禁)

■キャラ紹介テンプレ
 氏名 :
 性別 :
 年齢 : 歳
 体格 : cm  kg
 性格 :
趣味特技:
 職業 :
 容姿 :
所持品 :
 備考 :
4本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 15:10:53 ID:Fgwv8l2c0
p4■初登場以降のキャラ投稿の必須事項 (本文の始めに書く)
・時刻の表示
 キャラ同士同じ時間軸じゃなくてもいけるし、矛盾を無くす事が出来ます。
 直、分数は30分区切りで表示して下さい。
・自キャラの現在地
 合流が早くなり、なおかつ状況が解り易くなります。
・カウンター
 ライフポイントのようなものです。最初は(13/13)から。
 自分の書き込み時間の秒数の一桁に"4"が出る度に(12/13)と、1ポイントづつ減らしていきます。
 ゼロになると、そのプレイヤーは自キャラの運命を死に結びつけなければなりません。
 (携帯からの秒数確認法:項目の[写]を選択)
・前回の書き込みレス
 読む人が特定のプレイヤーの以前の書き込みを読み返しやすくなります。
・テンプレ
>>(キャラ初登場番号)【(時刻) (エリア):(現在地)】(13/13) >>前回の書き込みレス
例 >>00【13:30 1F:食料品売場】(13/13) >>01
■その他
・他キャラに話をする時にはそのキャラの初登場レス番号を記入すること
 例 「あなたの名前は?」>>レス番号
・荒らしによるなりすましを防ぐ為、名前にトリップを付けて下さい。
 付け方:名前の横に#○○○・・(○には好きな文字、数字)
・新規参入者の方や、落ちて途中からプレイする方は、なるべく自分がいなかった時のレスを全て読んで下さい。
・上記の事を守らなかった場合、スルー対象になりかねません。
5本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 15:14:25 ID:Fgwv8l2c0
p5■危機レスについて
・危機レスは前編スレの200以降から投稿可能となる。
 ROM専の方でも可。遠慮せずどうぞ。
・<ゾンビ侵入>、<電力が尽きそう>等の危機的状況を投稿する事ができる。
 それを元にキャラクター同士で協力して危機を解決していく。
・次の危機レスは現在の危機レスを書く際に当たって、
必ず<どのような状況になったら危機レスの解除か>を書いて下さい。
・危機レスを投下される方は世界観、レス的雰囲気を読んで下さい。
・ルールを守っている限り危機レスの効果は優先的、もし上記を守っていなくて
とても酷い場合のみ確認スレで話し合い、最終的にはスルー。 (中の人三人が"×"と書いて投稿すれば決定)
■"固定危機レス人"
・名前トリップを付けた危機レス専用の方。
・通常の危機レスより優先的にスレに影響を及ぼす権限があります。
・それだけにできるだけスレの空気や展開等を読んでの投稿をお願いします。
例 名前 危機◆RY2W
■"死与権"
・これは強制的に"A"を"Aの中の人"の承諾無しに死亡させる事ができる権である。
・ある登場キャラAの前回の書き込みからリアルで三日以上(72時間)
経過しても書き込みが無かった場合、死与権を他の登場キャラが持つことができる。
・但し、三日経過していても死亡前に書き込みがあれば、死与権は"Aの中の人"に撤回される。
6本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 15:16:21 ID:Fgwv8l2c0
p6■ゲームの心構え
・これはスレッドの形を取った自由度の高いゲームです。
 後編500レスまでの形の整った小説を作るのではありません。
・確認スレで予定調和をしてはいけません。
 ゲーム中の固まっているキャラ同士の話し合いは認めます。
 (Aさん(キャラ名)ここへ逃げよう、とか、バリケード作らない?とか)
・中の人の話し合いは食い違いやトラブルが発生した時、その他雑談、議論の時にお願いします。
・定員は20人が限度です。誰かが死亡すれば新規参入者が入れます。
■試験中ルール (よりゲーム性を上げる為に様々な工夫を模索しています。)
・新ルール、カウンターについては上限値や増加条件、0になった時のペナルティ等まだまだ議論中です。
 プレイヤーのみならず、色んな方からの意見を募集していますので、ご意見あれば確認スレにてお願いします。
・スレ住民に即席ルールの作成を試験的に認めています。
 即席ルールとは、特定のイベント時や危機レス時等、その場でのみ有効なルールの事です。
 掲示板の機能を使用した様々な物が発案されています。
・書き込み時間を使用した成否判断
 基本的にそのレスの書き込み時間の秒の部分が偶数か奇数かで成否を決める事が多いです。
 例 私は彼を拘束しようと近付いた。
   [ この書き込みが偶数なら成功、奇数なら失敗。 ]   
・縛り、ペナルティ (ペナルティはカウンターのポイント減少等色々)
 例 危機レス ゾンビが三体侵入。
   20レス以内に最低三人のプレイヤーが書き込みをして倒せば解除
   一人が一体以上のゾンビを倒す事はできません。
   [ 20レスを越すと全員のカウンターが1ポイント下がる ]
・このようなゲーム性の向上はゲームの小説化や台本化(予定調和)を防ぎ、ストーリーに分岐を増やし、
 プレイヤー自身も自キャラの運命がどう転ぶか解らないようなマルチストーリーが楽しめます。
・他にも様々な工夫ができると思うので、ご意見、ご提案を随時募集しています。
7本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 15:20:45 ID:Fgwv8l2c0
жжZOMBIE.†.GAME-R-жж scene1
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1187105778/
жжZOMBIE.†.GAME-R-жж scene2
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1194249548/

尚、今スレ жжZOMBIE.†.GAME-R-жж scene3 は240レスを以ってエンディングを迎える。
8これまでの登場人物 :2008/02/01(金) 15:57:20 ID:Fgwv8l2c0
【生存】ジェリー (♀23歳-161cm/51kg)博物館の学芸員 :黒髪のベリーショート。肌は白い
【死亡】氷川 (男 18歳-172cm/62kg)学生 :中背、長めの茶髪
【死亡】リノ (女12歳 -135cm/ 38kg )黒長髪、大きめのパーカー、スカート
【死亡】フューリー(男27歳-177cm/74kg)CD屋店員 : 黒髪のドレッドヘア、赤のタンクトップにジーンズ、右上腕十字架のタトゥー。褐色の肌
【生存】ドレイク (男42歳-174cm/ 64kg )会社役員 :白人 金髪 ダークグレーのベストと同色のスーーツ
【生存】ゴードン(男29歳-180cm/80 kg)家電売り場の店員 :白人 黒髪、短髪にあごひげ 黒ブチメガネ 店の制服(上着だけ) ジーンズ
【生存】レルカ(女19歳-160cm/ 48kg )バックパッカー(旅行者) : 黒髪ショート、サファリ系ノースリーブワンピ、トレッキングブーツ
【死亡】バート(男30歳-175cm/54kg) フリーのカメラマン : 黒シャツ ジーンズ 縁無し眼鏡 白人 長めの茶髪
【生存】ファーエル(♀17歳-155cm/43kg)実家のレストランの手伝い、通信制の学生 :ウェーブのかかったセミロング・白にピンクのフリルワンピ
【生存】スタージス(男45歳-185cm/110kg)カスタムバイクビルダー : 典型的な米国白人中年不良ライダー然とした格好
【生存】リチャード(男 32歳-177cm/69s)会計士(偽証の疑いアリ);皺の目立つスーツ(グレー)、黒縁のめがね、薄茶色の髪
【生存】ディック(男24歳-183cm/76kg)泥棒 :黒人。黒のTシャツにジーンズ
【死亡】カミール(女21歳-155cm/43 kg)モールの従業員 食料品売場のアルバイト : 茶色のセミロング。白のシャツに黒いパンツ、紺のジャケット
【生存】タツ(男19歳-178 cm/64 kg)無職 : 褐色の肌にサングラス、ジーンズに赤いジャンバーを着ている。髪色は黒い、長髪にポニーテール
【生存】クレイグ(男37歳-178cm/83 kg)警備員の制服。強面の白人。オールバックの金髪に逆三角形型の顎鬚、右頬に傷跡
【死亡】ケビン(男26歳-181cm/80kg)街のごろつき : ボサボサの髪に無精ひげ、皮ジャケット(ポケットにはいっぱいの札束)。がっちりした体つき
【生存】クルス( 男24歳-169cm/67kg)フューリーの弟:アメリカ軍伍長 : 褐色の肌、黒髪の丸刈り、迷彩柄のBDU上下に軍用タクティカルベスト
9クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/01(金) 22:51:17 ID:imJYWDXX0
 氏名 : クレイグ・コールマン  
 性別 : 男  
 年齢 : 37歳   
 体格 : 178cm 83 kg   
 性格 : 粗野で乱暴  
趣味特技: 飲酒、喫煙  
 職業 : 警備員(元警官)  
 容姿 : 警備員の制服。強面の白人。オールバックの金髪に逆三角形型の顎鬚、右頬に傷跡 
 備考 : 元は真面目な警官だったが、ある事件で相棒を死なせてしまう。それが元で酒に溺れ、警官の職を追われる羽目に。  
      酒浸りの生活を送っていたが、流石に金に困りモールの警備員となる。  

現時点での所持品
 レミントンM870(6/6) 予備弾24発
 コルトパイソン6in(6/6)予備弾12発
 マチェット
 マグライト マスターキー
10クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/01(金) 23:31:46 ID:imJYWDXX0
>>9【21:00〜 2階:バックヤード出入口付近】(7/13)

掴みかかろうとする生白い腕を掻い潜り、カウンター気味に突きを叩き込む。
右手で握ったマチェットの刃を水平に寝かせ、柄尻に左手を添えた。
大きく開いたそいつの口に渾身の力で捻じ込む。ごりっ、と何かを突き砕く嫌な手応え。
びくびくと痙攣する奴の腕が虚しく空を掴む。俺は白目を向くそいつから視線を逸らさず、更に半歩踏み出した。
両腕に力を込め更に深く突き入れると、ゾンビは糸が切れたように動かなくなり、だらりと四肢を弛緩させる。
血の混じった唾液が口腔部よりダラダラと流れ落ち、作業服の胸を赤黒く汚した。

腹を蹴り付け強引に刃を引き抜く。横たわるそいつを何度か爪先で小突き、動かない事を確かめてから作業服で刃を拭った。
マチェットを鞘に収めながら、周囲を警戒する。付近にゾンビは見えない。
俺は安堵のため息を吐きながら床に転がしたレミントンを回収した。今のゴタゴタで集まられでもしたら厄介な事になるが、その心配はないようだ。
左右を確かめてから外周路へと進み、その先にあるバックヤード出入口の扉の前に立つ。

レミントンの銃口を左下に向け、扉の向こうの気配を探る。
物音はしない。俺は意を決して観音開きの扉を蹴り開けた。
取り合えず前方にゾンビがいないことを確認し、一気に踊り込む。
そのまま身を捻って入口を振り返り、死角となっていた出入口の壁沿いに敵がいない事を確認した。

先ずはバックヤードへの進入成功と言った所か。
先は長いが、一つずつやって行くしかあるまい…。
11本当にあった怖い名無し:2008/02/02(土) 19:43:12 ID:T5f4OpyA0
>>9【21:00〜 2階:バックヤード】(7/13) >>10

バックヤードには蛍光灯があるため、然程不便は感じなかった。
乗用車が一台通れる程の通路の両脇には無数のダンボールが詰まれ、スチールラックが立ち並んでいる。
それらの物陰に注意しながら、俺は慎重にリフトを目指した。
前後に延びる逃げ場のない長い通路。ここで襲われれば、倒して進むしかない。

「禁煙」の看板を横目で見ながら、俺は煙草に火をつけた。
幸い、人が頻繁に出入する様な場所ではない為、ゾンビの気配はない。過信は出来んが。
各所にあるフロアへの出入口の扉を見つける度に、その扉の前に物を置いていく。
POPスタンドやスチールパイプ、その他倒れれば音を立てそうな物を置き、何かがここへ進入したら分かるように簡易ではあるが警報を設置しながら歩く。
あいつらに「ドアを引いて開ける」という概念は無いだろう。だから、何かがここへ侵入すれば後方で物音がするはずだ。

幾つ目かの扉の前を通り過ぎた。そろそろリフトがあってもいい筈なんだが…。
後方を振り返る。真っ直ぐに伸びる通路の所々に非常口を示す緑色の明かりがポツポツと確認できた。
ぼんやりとした蛍光灯が照らす空間に動く者の姿は無い。
肺に残った煙を吐き出しながら、吸殻を床に落とし踏み消す。じわりと額に滲んでいた汗を拭った。

〔遭遇判定〕
〔0.8、後方にゾンビを発見 5、背後にゾンビが接近している 2.6、前方にゾンビを発見 4、側面より不意打ち それ以外なら無事リフトへ到着〕
12クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/03(日) 16:57:57 ID:IEPukuxj0
>>9【21:00〜 2階:バックヤード内】(7/13) >>11

インテリアショップの在庫だろうか。ロール上にされた大量のカーペットが壁に立て掛けられている。
電気スタンドや組み立て式のラックなどのダンボールが詰まれ、通路の両側に聳え立っていた。
頭上にリフトの表示を見つけ、自然と足が速まる。
まあ一本道を迷うことは無いんだが、いい加減この通路もうんざりして来た所だ。

通路の先に、やや広くなった所が見えた。あれがリフトのある場所だろうか…。
安堵のため息を漏らしたとき、前方で何かが揺らぐのが見える。スチールラックの陰から、人影がふらりと立ち上がった。
レミントンを肩付けし、狙いを定める。距離はそう遠くないが、ゾンビと判断していい物だろうか。
「おい!まだ生きてるなら両手を挙げろ。そうでなければどうでもいい、好きにしろ」
照星の先にワイシャツにネクタイの男が見える。そいつがゆっくりと此方へ向き直った時、俺は溜息を吐いた。
シャツが首から肩、胸にかけて赤黒く染まり、その眼に生気は無い。もうお互い自己紹介も必要ないだろう。
レミントンのレシーバーを握り、近くのラックに立て掛けた。マチェットを引き抜き、刃を上にして切っ先を奴に向け、顔の横で水平に構える。
バックヤード内にまだゾンビがいる可能性がある。ならば轟音を発するのは避けた方が賢明だ。

俯く様にして頭を垂れたまま、奴がゆっくりと歩き始める。低い唸り声が微かに聞こえた。
構えたマチェットを握り直す。小指から順番に握り、視線の先にある切っ先を奴の顔の高さに合わせた。
この広さなら、コイツを振り回すのも然して不便ではない。
挟撃ならともかく、サシの勝負ならどうにかなるだろう。
俺は構えを崩さずにゆっくりと奴に歩み寄った。

〔近接戦闘 使用武器・マチェット〕
〔1.4.7.9なら失敗、カウンター−1(4の場合は−2) 0.3.6なら倒せる 2.5.8なら、次の判定難易度が-2に〕
13クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/04(月) 01:15:01 ID:EjLcsulu0
>>9【21:00〜 2階:バックヤード内】(6/13) >>12

突進する奴を待ち受け、俺は切っ先を左後方へと引き、一端溜めてから大きく右へと薙いだ。
鋭い風切音を伴って重い一撃が奴の首を襲う。しかし、それよりも早く伸びてきた腕に斬撃がブレる。
腕を掴まれるのを反射的に避けた為、剣閃は僅かに狙いを違え、奴の肩へと食い込んだ。
同時に、左腕を掴まれかけて強引に振りほどく。

この間合いで一撃を外せば格闘戦になる。
なおも掴みかかる腕を振り払い、後方へと距離を取った。
左腕に出血や損傷は無い事を確認し、慎重に隙を窺う。
腰のパイソンを抜けば楽に片付くんだろうが、銃声はなるべく立てたくない。
姿勢を低くし、左足を引いて何時でも飛び込める体勢を取った。
マチェットを左後方に引く。腕か、足か…まずはどちらかを潰した方がいいかも知れん。
一撃で片を付ける必要も無いしな。

先程の一撃で肩を砕かれたのだろうか、奴の左腕はだらりと垂れ下がっている。
それでも何かを掴もうと蠢く様はおぞましいが、使い物にはなるまい。
ここは攻め手の薄い左側から仕掛けるか。
時間を無駄にはしたくないが、焦って仕損じる訳には行かんしな。

〔近接戦闘 使用武器・マチェット〕
〔0.4.6、失敗。カウンター-1(4の場合は-2) 2.7.9、ゾンビを倒せる 1.3.5.8、次の判定難易度が-2に〕
14クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/04(月) 19:29:37 ID:EjLcsulu0
>>9【21:00〜 2階:バックヤード内】(6/13) >>13

体を奴の左側に流す様にして伸びた右腕を切り上げ、肘の辺りを砕く。
返す刀で、だらりと垂れ下がった左腕にもう一撃くれてやる。グリップ越しに奇妙な手応えがあった。
痛みを感じなかろうが、損傷は確実に奴の戦力を奪って行く。その辺りは薬中の相手と大差ない。
腕や足に確実にダメージを蓄積させ、状況を有利に運べば済む事だ。

両腕を完全に潰されながらも、奴は全く怯む様子を見せない。全くもって良い根性だ。
口を大きく開き此方を威嚇しながら、じりじりと迫る。
どうせなら両足も潰してやるか、このクソッタレが。

深追いを避け、一度距離を取った。
正眼に構えた状態から右足を大きく引き、刃を寝かせて右脇で溜める。
首を刎ねられるほどの鋭さは無いが、叩き折る位なら出来るか。だが、そう急く事は無い。
疲れも痛みも感じない相手に対して焦りは禁物だ。
呼吸を整え、次の一撃に備える。

〔近接戦闘 使用武器・マチェット〕
〔1.4.7で失敗、カウンター-1 それ以外なら成功。ただし、4の場合はカウンター-2〕
15クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/04(月) 20:40:32 ID:EjLcsulu0
>>9【21:00〜 2階:バックヤード内】(5/13) >>14

奴の前進に合わせ慎重に距離を取り、タイミングを計る。
大きく息を吸い、グリップに力を込めた。右足を踏み込み、その側頭部へ向けて横殴りの一撃を叩き込む。
ブレードは奴の頭蓋を叩き割り、その活動を停止させるはずだった。
だが、奴が足を縺れさせた事で全てが狂う。

刃は虚しく空を切り、俺の体が泳ぐ。
その無防備な懐へ奴が前のめりに倒れ込んだ。左足を軸に後方へ半回転し、その勢いで左後方へと逃れる。
勢い余ってスチールラックに強かに背中と後頭部を激突させ、一瞬息が詰まった。
視界が僅かに暗転する。クソ…!
俺はマチェットを握り直し、左手でこめかみを押さえてふらふらと立ち上がった。
最後の最後でそういうフェイントは反則だろう。このクズ野郎が…!

倒れてもがくそいつの膝裏にマチェットを苛立ち紛れに叩きつけた。ゴキリ、と刃が食い込み、赤黒い血が滲む。
左足で奴の背中を踏みつけると、俺は後頭部へ向けてマチェットを振り下ろした。
手間ァかけさせやがって、いいから大人しく死んでろ。
リフトは直ぐそこだ。こんな所でもたもたしている暇はねェ。

〔0.4、マチェットが抜けなくなり使用不能に それ以外なら、無事にリフトへ到達〕
16クルス ◆b9PpFls6Xc :2008/02/04(月) 22:25:09 ID:cYEvZuY/0
 氏名 :クリスティアン・バルガス(愛称クルス。ヒスパニック系)
 性別 : 男
 年齢 : 24歳
 体格 : 169cm  67kg
 性格 : 本来は温和で内気だが、時として激情に駆られる。物事を悲観的に捉える癖がある。
趣味特技: 趣味…音楽(ギャングスタ・ラップがお気に入り)
      特技…トラッキング(故郷で狩猟をしていた時に会得)
 職業 : アメリカ軍兵士(階級は伍長)
 容姿 : 褐色の肌、黒髪の丸刈り、迷彩柄のBDU上下に軍用タクティカルベスト、コンバットブーツ
所持品 : M4アサルトカービン(30/30)予備マガジン2本(30/30)
      M9ハンドガン(15/15)予備マガジン2本(15/15)
      サバイバルナイフ 携帯無線機 
 備考 : フューリーの弟。兄とは別行動で故郷を襲った事件を追っているが、
     その事を忘れて静かに暮らしたいとも考えている。軍隊に入隊したのは、
     市民権を獲得する為(同時に戦闘能力の強化にもなっているが、あまり歓迎はしていない)
     メキシコでの生活で培ったライフルの扱いはかなりのもので、
     現在はその腕を買われて狙撃兵として訓練を受けている。
17クルス ◆b9PpFls6Xc :2008/02/04(月) 23:05:24 ID:cYEvZuY/0
>>16【21:00〜 2F:銃砲店→中央エスカレーター】(6/13)
銃砲店を出ると、中央エスカレーターへ向かった。レルカさんの話だと、兄さんは
そこで死んだらしい…。自然と足取りも重くなるけど、それでも歩みは止めなかった。
家族の中で残っているのはもうボクだけだ。しっかりと看取ってあげなきゃ。それが義務だ。

中央エスカレーター前は、まるで戦場の跡そのものだった。さっきは戦闘に集中していたから
気付かなかったけど、そこかしこに死体と空薬莢が散乱していて、濃厚な血の匂いが辺り一面に漂っている。
その匂いに思わず顔をしかめるけど、何とか我慢して、アサルトカービンのセレクターをセミオートにセットし、
肩付けにして構え、ゆっくりと歩き出す。とりあえず銃砲店側に兄さんの姿は見えない。
とすると…ボクは周囲を警戒しつつ、エスカレーターを封鎖しているトラックの荷台側へと
回っていく。…一つの死体が見えた。仰向けに倒れているので、顔は見えなかったが、見る必要はなかった。
見覚えのあるドレッドヘアーに肩のタトゥー。間違いない。

「………兄さん」 口に出して呟き、ゆっくりと近付いていく。アサルトカービンを
傍らに置き、そっと抱き起こし、その顔を見る。目は虚ろに開かれ、右のこめかみから血を流していた。
右手に握られたハンドガンで撃ち抜いたんだろう。首には抉られたような大きな傷がある。
恐らく、ゾンビ化する前に自分で…

「…うっ…うぅ…くっ…」 堪えきれず、涙が溢れてくる。兄さん…!どうして…どうして…!

ひとしきり泣いて、軍服の袖で涙を拭う。そっと兄さんの身体を横たえると、
手の平で目を閉じてやった。そして、兄さんの首からペンダントを外すと、自分の首に付けた。
いつも兄さんが付けていた、お気に入りのペンダント。形見になっちゃったな…。

傍らのアサルトカービンを手に取り、立ち上がった。ちゃんと埋葬してあげたいけど、どうする事も出来ない。
ごめん、兄さん。だけど、きっと「オレの事はいいからさっさと行けよ」って言うんだろうな。
だから…

「行くよ、兄さん。きっと生き延びて見せる」 そう言い残し、ボクは振り返らずに歩き出す。

とりあえず用は済んだ。一旦、銃砲店へ戻ろう。
18クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/05(火) 01:15:17 ID:VjjHCOcs0
>>9【21:00〜 2階:バックヤード内、リフト】(5/13) >>15

2度、3度そいつの後頭部を力いっぱい切りつける。いや、むしろ叩きつけたと言った方が正しいか。
濡れタオルを叩き付ける様な嫌な音と共に止めを叩き込むと、赤黒い何かと茶褐色の何かが裂け目から零れ出すのが見えた。
それが何なのか、俺は敢えて考えない事にする。夢見が悪くなりかねん…。
「手こずらせやがって……このクソ虫が」
動かなくなったゾンビの首を革靴で踏みつけ、マチェットを引き抜く。
ワイシャツの背で血を拭い、鞘に収めた。しかし、こいつは疲れるな…。
こんな事を後何時間続けりゃいいんだ。全く、考えただけで気が滅入る話だ。

レミントンを回収し、後方を警戒しながら煙草に火をつけた。
煙を深く吸い込み、袖で汗を拭う。冷たく、じっとりとした嫌な汗だ。そのままスチールラックに凭れ掛かり、煙を吐いた。
ああ…クソ! 俺もいい加減疲れてやがるな。
煙草なんざ美味くもねェ。気を紛らわせているのか単なる習慣がそうさせるのか、俺には分からなかった。
半分まで吸った煙草を乱暴に踏み消し、リフトへと向かう。

小さなホールの様になった場所に、目指すそれはあった。
まるでボロアパートの非常階段さながらの簡素な階段が隅にあり、中央には鋼鉄製の無骨なリフトが鎮座している。
鋼鉄製の柵が安全の為についているだけの飾り気もクソもねェ様な代物だ。
俺は周囲に気を配りながら慎重に近付き、リフト内にある操作盤を眺めた。キーは当然刺さったままだな…。
安全装置を解除し、下りのボタンを押す。重苦しい駆動音がリフトを微かに揺らし、それはゆっくりと動き始めた。
階下の状況が分からん事に不安はあるが、それを気にしていたら埒があかない。レミントンを構え、周囲の状況に気を配る。

〔2.6.9、1階にて 0.4.7、地下1階にて、それぞれゾンビと遭遇 それ以外なら、無事に地下1階へ到着〕
19クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/05(火) 09:42:38 ID:VjjHCOcs0
>>9【21:30〜 地下1階:】(5/13) >>18

微かな振動を伴って、リフトは苛立つほどゆっくりと降下して行く。
やがて1階のバックヤードが視界に入った。ざっと見たところ、ゾンビの姿はないようだが…。
そのまま1階を通過し、リフトは更に降下する。問題はその次の地下1階だ。

もしも其処がゾンビで溢れ返っていたらどうする。
階段と1階の食料品売場への通路を塞いで帰るか。
上階は完全に独立したフロアだが、1階と地下1階は大量の食料品搬入のため一部がスロープで繋がっている。
其処を封鎖するのは俺独りでは可也難しい。どうしても1階のバックヤードを死守する理由がないのだから、そこは放棄しても構わんか。

やがて地下1階の天井が足元から見え、不健康な色合いの蛍光灯の群れが視界に飛び込んだ。
乱立するダンボールの山やコンテナ、ケージ型台車などが所狭しと立ち並び、その間を縫う様にしてフォークが通れるように3m幅程の通路が縦横に走るのが確認出来た。
地下は他のフロアと違って天井が高い。その為、多少はゆっくりとバックヤードの様子を俯瞰する事が出来る。

「こいつはまるで迷路じゃねェか…」
予想される面倒の多さに、俺は頭を抱えたくなった。矢張り来るんじゃなかった、クソったれが…。
問題は敵の数だろうが、精々作業員が2、30人といった所だろう。他から出入があったとしても、そう多くはないはずだ。
いや…地下搬入口が開いていればその目算も無駄になる。スロープを伝って1階や食料品売場との行き来も出来るわけだから、意味が無いか。

停止したリフトの安全装置を掛け、他のフロアからの操作が出来ないようにする。
やれやれと溜息を吐きながらリフト降りようとした俺の視線の先で黄色い何かが動いた。あれは…ヘルメットか…?
レミントンを肩付けし、周囲の気配を探りながら慎重にコンクリートの床へと降り立つ。
正面のコンテナの陰に一つ、そして右側の柱の陰にもう一つ、ヘルメットが動くのを確認した。まあ、生きてる奴の訳はねェよなあ…。
20スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/02/05(火) 17:56:10 ID:tUZ/oja+0
 氏名 : ジョン・スタージス
 性別 : 男
 年齢 : 45歳
 体格 : 185cm  110kg
 性格 : 初志貫徹型の偏屈頑固オヤジ。
趣味特技: 旋盤機械加工 バイクの運転
 職業 : 暴走族相手のカスタムバイクビルダー
 容姿 : ビヤ樽体型にタトゥー、 銀髪混じりの髭面、バンダナ、サングラス、皮パン、ブーツ、小汚いジージャンベスト…見るからに典型的な米国白人中年不良ライダー然とした格好
所持品  : バイクのキーなどジャラジャラキーホルダーの束。ピッキングツールや小型の携帯工具一式。 チェーン付き財布やファンキーなウェスタン風ポシェット。
 備考 : 独身。若い頃の自分のソウルを大切に自由奔放に生きて来た。だが最近「真っ当に暮らして生きるのも有りだったのでは? 」と少々迷いが出始めている…。
21クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/06(水) 17:19:31 ID:fpQKS4vK0
>>9【21:30〜 地下1階:】(5/13) >>19

正面と右か…。
レミントンを使えば容易いのかも知れんが、なるべくなら退路であるリフトに敵を寄せたくはないな。
出来れば左右どちらかに敵寄せてしまいたい所だが、そうは問屋が卸さんか。

正面のゾンビは俺に気付き、ゆっくりと移動を開始するが、右側の奴はまだこちらに気付いていないようだ。
先にそいつを始末すれば、2正面戦闘は避けられる。そのまま右側に展開してリフト周辺での戦闘を避ける事も出来るかも知れない。
少々危険な賭けかも知れんが、やるだけの価値はあるか。

レミントンのグリップストックを左手で握り、腰からマチェットを抜く。
奴がこちらに気付く前に片をつければどうと言う事はない。
ふらふらと揺れる作業用ヘルメットが柱の陰から覗いている。背を向けているため、本当にゾンビかどうかは分からんが、この際どちらでもいい。
兎に角、そこのそれを動かなくさせれば過程はどうだろうと構うものか。

俺は素早く右側の柱に駆け寄ると、右手で握ったマチェットを大きく振り被る。そして、そのまま一息に奴の側頭部めがけて叩き込んだ。

〔近接戦闘(奇襲) 使用武器・マチェット〕
〔0.4.8なら失敗、次のレスが難易度+1の近接戦闘に
1.3.5.7.9、奇襲成功、ゾンビを倒せる 2.6、命中するが倒せない。次のレスが難易度-2の近接戦闘に〕
22タツ ◆Sw15bzOP8. :2008/02/06(水) 18:17:53 ID:U2Quv0YT0
 氏名 :コウ タツ     
 性別 : 男     
 年齢 : 19歳      
 体格 :178 cm 64 kg      
 性格 : 自己中、やや無口、ネガティブ     
趣味特技: 棒術、読書。   
 職業 : 無職     
 容姿 : 褐色の肌にサングラス、ジーンズに赤いジャンバーを着ている。     
      髪色は黒い、長髪にポニーテールしている     
所持品 :トカレフTT-33(8/8) 、サバイバルナイフ 、棒を背負っている    
備考、中国系アメリカ人、怪力、、親友に裏切れらを殺害為逃亡する、いまだに     
    捕まっていない、普段は眼鏡をしているが壊れてしまったため   
    銃はあまり使おうとしない、いわいる人間不信。   
23クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/06(水) 23:57:37 ID:fpQKS4vK0
>>9【21:30〜 地下1階:バックヤード】(5/13) >>21

ゾンビを間合いに捕らえ、構えたマチェットを右から左へ大きく振る。
上半身を大きく捻らんばかりの勢いで振り抜き、奴の無防備な側頭部を殴りつけた。
右腕が左頬に触れるほどの勢いで切っ先を左後方へと疾らせ、腰の捻りをそのまま左へと流す。
横殴りの一撃によって奴の体は柱に叩きつけられ、ヘルメットが宙を舞った。
衝撃で弾かれたのか、踏み止まろうとしたのか、その体が傾ぎ、ゆらりとこちらを向く。

濁った目が虚空を見ていた。
が、それも数瞬の事だ。

重い一撃で左後方へ振り抜いたマチェットの刃を手首を返して奴へと向ける。
右足を横に開き、捻る様に左へ回転した上半身を腰の回転で右へと逆回転させる。
その勢いに乗せて、右腕を抉りこむ様に振り払った。右手のマチェットが僅かに前傾姿勢になった奴の顔面を穿つ。

インパクトの衝撃は確かな手応えとなって右腕を伝わった。
硬い何かを叩き割る感触。弾かれるようにして奴は後方へと吹き飛ばされる。
背後のコンテナへと後頭部からぐしゃりと激突し、そのまま床へと崩れる。最初の一撃で飛び出した眼球がずるりと零れ、垂れ下がった。
鼻と口の間を真横に断ち割られ、まるでもう一つ口が出来たようにバクリと開き、ボトボトと赤黒い液体や粘液の塊が零れ落ちている。
止めを刺す必要も、それを確認する必要もない。無残に頭部を破壊された死体を一瞥し、俺は周囲を見回した。
血糊を拭いている暇はない。右手を一振りして血糊を払い鞘へと収めると、足早に其処を立ち去った。

真っ直ぐ奥へ行きたい所だが、その方向には別の奴がいるはずだ。それに、少し迂回した方が退路に敵を呼び込まなくていいだろう。
チェス盤のように走る通路を若干右奥寄りに移動しながら、最奥部にある搬入口を目指した。
24クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/07(木) 19:39:13 ID:jKC4qBzl0
>>9【21:30〜 地下1階:バックヤード】(5/13) >>23

空調機だろうか、何かの低く唸る様な音があちらこちらから聞こえる。
隙間なく立ち並ぶケージ型台車によって区画された通路を歩きながら、其処此処にある死角をレミントンでチェックしていく。
最悪、搬入口から可也の数のゾンビが流入している事も考えたが、どうやらその心配は無さそうだ。
元々、あそこから徒歩で出入する人間は少ない。詰まりはそういう事なのだろう。

しかし、ここが2階のフロア以上に危険だと言う事は、何となくだが分かる。
障害物の隙間から幾度かゾンビの姿を見かけた。気付かれなければどうという事はないが、この複雑に迷路化した場所では正直五分だろう。
俺が気付かずに鉢合わせする事もあり得る。動きの遅いあいつ等を撒く事も出来るだろうが、それは逆に目標を見失い結果的に奇襲される危険と隣り合わせだ。

しかし、中央を避けたのは賢明だったようだ。
リフトと搬入口をダイレクトに繋ぐその広い通路には、ポツポツとだがゾンビの姿が確認出来る。
あそこで交戦となれば、銃声が他の敵を呼び寄せ最悪リフトまで後退せざるを得なくなっていたかも知れない。
差し掛かった十字路から周囲の様子を伺い、迂回出来る障害は迂回し、遠い敵は可能な限り無視する事にした。
飛び道具を持っている以上、距離というアドバンテージは大きいが、同時にそれは周囲の敵を興奮させ、呼び寄せる諸刃の剣だ。
袋小路の多いこんな場所でそれは避けたい。せめて地理的感覚でもあれば別なんだろうが、俺は中央の通路しか歩いた事が無いからな。
全く、コイツはまるで遊園地の迷路だ。

枝道から再び少し幅の広い通路に出る。どうやらバックヤードを横断する道のようだ。
左右の確認をする為、物陰から顔を覗かせた。

〔遭遇判定 0.8、左に発見 2.6、右に発見 4、背後より奇襲 奇数ならそのまま進める〕
25スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/02/07(木) 23:17:08 ID:MkuJ0c+y0
>>20【21:30 B1:地下駐車場】(8/13)

俺がカスタムした8200ccの超大型バイク、ボスホスカノンで搬送トラックを引っ張り、地下駐車場ゲート前を封鎖した。
地下駐車場のスロープを降って来たゾンビの群衆の先頭は既に搬送トラックに差し掛かっている。
俺は更にもう一台引っ張って大雑把ではあるが取り合えず入り口を塞ぐ事にした。
群衆勢力の本体が地下駐車場入り口に到着する前に、なんとか降下シャッターの前に搬送トラックでバリケードを築く事が出来た。
僅かな隙間はあるし、完全に封鎖出来る訳ではないだろうが、シャッターを閉めるスイッチを探してる間にゾンビの大群がドッとなだれ込む様な事はないだろう…。
搬送トラックからウインチワイヤーを外してリバースすると、バイクで駐車場内を徐行した…先ずは明かりを点けないとな。
「皮肉なもんだ…夜なのに外の照明から差し込む光の方が明るいんだからな…」

ヘッドライトのビームを頼りに配電盤を見つけると、駐車場の照明を入れた。
パパパッっと水銀灯が点灯する…と、前方に巨漢の警官が立っていた。

────────────タキューン──────────────

バイクを銃弾が掠めた…。
「────何ィ?!」
発砲してくるとはいえ、こんな開けた地下駐車場で相手は只の一体…脇をすり抜けて無視する事も出来た。
だが俺はバイクのスタンドを出すと、シートから降りた…エンジンはかけたままだ。
「ヤロウ…よくもオヤッサンのカスタムバイクを!」
俺はコルトガバメントを抜いて、コーネルと対峙した…。
観戦者はバイクのタンデムシートに括りつけられてる死んだオヤッサン───────地下駐車場の決闘だ。

ガバメント(7/7)予備マガジン2本…4発発砲
「一か八か…レアなゾンビ野郎と撃ち合ってみるのも冥途の土産話には丁度言いかな?…そうだろ、オヤッサン!」

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(4/5)・基本難易度:3
・秒数1.8で攻撃成功、コーネルにダメージ-1
・秒数0.2.3.4.5.6.7.9.でスタージスにダメージ-1
(残り5回)
26クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/08(金) 00:20:18 ID:Y4k6k8vS0
>>9【21:30〜 地下1階:バックヤード】(5/13) >>24

人影のない通路を横切り、その向こうにあるコンテナの群れへと進む。
コンテナや荷物を満載したパレットが置かれ、幾分狭くなったその隙間を注意しながら進んだ。
そろそろ作業スペースに辿り着いても良い頃なんだが…正直距離感が掴めんからな。

フロアのある上階と違い、駐車場しかないために地下のバックヤードは広い。
俺の記憶が確かならば、この商品在庫の置かれている場所を抜けた先に少し広くなった作業用のスペースがあり、その向こうに警備員詰所と搬入口のゲートがあるはずだ。
問題は、その搬入口付近の状況だな。

閉鎖されているのなら構わんが、恐らくそれは期待しないほうがいいだろう。
封鎖するなら、ゲート脇にある開閉装置で直接閉鎖するか、詰所から閉鎖するか、そのどちらかだ。
都合良くトラックでもあれば、そいつを使って脱出も出来るかも知れんが…。
いや、それ以前に作業スペースに敵がいるのかどうか、その心配が先か。そこを通らなければゲートにも詰所にも行けない。

あれこれと状況を想定しながら、缶ジュースの満載されたパレットの間を通り抜けた。
この狭さでは、マチェットを振り回すのは難しいな。その代わり、散弾の効果は高いだろうが。
もっとも、それは消耗戦を引き起こしかねない為に俺としても可也都合が悪い事態なんだが、最悪の場合はそうも言ってられん。
安全策だけでは上手く行かない。何だってそうだろう。

〔遭遇判定 1.5.7、前方 3.9、後方 4、曲がり角で奇襲 0.2.6.8ならそのまま進める〕
27クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/08(金) 22:36:20 ID:Y4k6k8vS0
>>9【21:30〜 地下1階:バックヤード】(5/13) >>26

パレットの間を進むと、ようやく開けた場所が見え隠れし始めた。
この作業スペースの先がトラックから荷下ろしをするプラットホームになっている。そこからゲートまでは直ぐだ。
ただ、問題はもう身を隠す場所が殆ど無いと言う事だけだが…。

コンテナの陰から様子を窺う。
作業スペースには相当な数の荷物が積まれ、或いは散乱している。作業中に何かあったのだろうか。2台のフォークリフトが横転している。
そして、あちこちに人影が見えるが…恐らく生きてはいまいな。
いや、生きてはいなくとも動きはするだろう。どうせならそのまま死んでいてくれば助かるんだがな、このクソが。
詰所の様子はここからでは良く分からない。電気はついたままだが…。

俺が期待したようなトラックはプラットホームには止まっていなかった。
まあ、当然と言えば当然か。持ち主がそのまま乗って逃げたか、作業員が乗って逃げたのだろう。
がらんと薄気味悪く広がるプラットホームの先は一段低くなっており、その向こうに四角い闇が口を開いている。
搬入口のゲートは開いたままか…。その向こうにゾンビの姿は確認出来ないが、徒歩で逃げるほど俺も馬鹿ではない。
となると、矢張り封鎖するしかないか…。

作業スペースを駆け抜け、プラットホームの端にある開閉装置で直接操作する事にした。
何体かのゾンビが見えるが、奴らの動きはそう早くない。避けて進むか、最悪倒して突破するしかなかろう。

〔秒数判定〕
〔0.3.7ならプラットホームまで到達 4、作業スペースで不意打ち(カウンター-1)
それ以外、秒数÷3(端数切り上げ)の数のゾンビと戦闘に〕
28クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/09(土) 18:42:37 ID:cM4OD3UI0
>>9【21:30〜 地下1階:搬入口付近(プラットホーム)】(5/13) >>27

意を決し、俺はコンテナの陰から飛び出した。此処から先は奴等から丸見えだ。呑気に構えている時間は無い。
搬入された荷物が点在する作業スペースをプラットホーム目指して駆け抜ける。
荷崩れを起こしたパレットや横転したフォーク等を避け、レミントンを抱えて走る。
あちこちで人影が揺らめくのが確認出来た。だが、その歩みは恐ろしくノロノロとした物だ。これなら突破出来る。
兎に角、先ずはプラットホームだ。手前から搬入口側に向かってL字型に伸びるその先にゲートの開閉装置がある。

視線の先に、照明によって煌々と照らされたプラットホームがはっきりと見える。
作業スペース内では幾つもの人影がふらふらと立ち上がり、のろのろとこちらへ進んで来るが構うものか。
左右に構わず、ひたすら前を目指す。

ナンバーの書かれた一抱え程もある鋼鉄製の柱に体当たりする様にして止まり、右手に見えるプラットホームへと銃口を向ける。
目の前に横幅10m程のプラットホームが伸び、先端は左へと折れている。その突き当りが開閉装置だ。
開閉装置のある場所に視線を向け、俺は一瞬目を疑った。

何故あんな所にフォークリフトがある。
誰かがあれに乗って開閉装置まで行き、閉鎖しようとして失敗したのか?
理由は分からんが、今はどうでもいい。例えその「勇気ある青年」とやらがこの中のクソッタレの中に混じっていようが、今の俺には関係ない。
目指す場所まで行き、やる事をやる。それだけだ。

〔遭遇判定 0、プラットホームにゾンビはいないが、搬入口にゾンビの一団が接近 
 4、柱の陰にゾンビ。次のレスが難易度+1の格闘戦に
 それ以外、秒数下一桁の数だけプラットホームにゾンビがいる なお、5以上の場合は「回避」は選択できない〕

29クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/09(土) 23:02:59 ID:cM4OD3UI0
>>9【21:30〜 地下1階:搬入口付近(プラットホーム)】(5/13) >>28

目指すプラットホームの先に、ノロノロと動く影が見える。全部で…いや、数えるだけ無駄か。
7、8体はいるだろうか。作業服姿のゾンビが俺に気付き、覚束無い足取りで迫る。
此処でモタモタしていては、作業スペースのゾンビとの挟撃になる。ならば、手段は一つだ。
奴らが集団化する前に、各個に叩く。包囲されたら最後だ。

どの程度の数がいるのか分からん以上、弾薬は無駄に消費出来ん。俺は肩付けしたレミントンの構えを解き、床を蹴って距離を詰めた。
幸い、敵は群れと言うほど固まってはいない。プラットホームのコンクリート床を駆けながら、素早く、慎重に斜線上に敵を配置していく。
連射が利かず、再装填に手間の掛かる得物だ。複数目標に対し距離を均等にされると不利になる。

作業服を着た髭面と、小太りの眼鏡が両腕を突き出し唸りながら向かってくる。
急停止して、左へ数歩走った。髭面を小太りに重なるように捉え、レミントンを構える。
目を細め、その汚らしい面を一瞥する。あの会う度に娘の写真を見せて子煩悩振りを振りまくフォーク乗りのアイツか。
自慢の娘もお前のそんな姿は見たくないだろうよ。…まァ、生きていればの話だがな、クソッタレ。
もうとっくに就労時間は過ぎてるんだ、過労死する前にさっさと家でも地獄でも帰りやがれ。

〔接近射撃、3発 使用武器・レミントンM870(6/6)→(3/6)予備24発〕
〔1.6、2体倒す 3.5.8.9、1体倒す それ以外なら失敗、距離を詰められ次回レスの難易度+1〕
30スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/02/09(土) 23:16:30 ID:LXoujQA40
>>20【21:30 B1:地下駐車場】(8/13)>>25

その警官の制服を着た大柄なゾンビは傷だらけのグロテスクな顔に苦痛とも憎悪ともつかない歪んだ表情を張り付かせたまま、近付いて来た。
奴は、自らの任務・目的をもはや覚えてはいないだろう…。
しかし、その手に握られている銃は人間に向けて撃つ物だという事は体が覚えていた様だ。
そして...それを使えばもっと簡単に肉にありつける事も知っていた。

奴の握っている銃の銃口は今、下を向いて腕はダラリと下げられている。
俺は45ガバメントを構えながら、奴が接近してくるのを待った…奴の銃がBHPであることや、ネームプレートが読めるまでに。
『コーネルか…ゾンビコップ・コーネル』
ある距離まで間が詰まると、奴のBHPの銃口が上がって、俺に向けられようよしていた────頃合だ!

俺はダブルタップでコーネルの顔面に二発ぶち込んだ。
しかしそれでも奴に怯んだ様子は無い…なんて奴だ、このゾンビは熊並だな。
狩猟を趣味するオヤッサンに聞いた事があるぜ…熊の頭蓋骨は厚味があり頑丈で、避弾径始(弾丸の撃ち込まれる角度)が浅いとライフル弾でも浸透しない場合があるってな。
それどころか、頬骨を砕かれながらも、半狂乱になって辺りの木々を無茶苦茶に薙ぎ払ってハンターに報復してくるのだと…。
この2m超えの大型ゾンビもそんな感じなのか?!
45ACPっても対人用を前提とした拳銃弾に過ぎないし、しかも弾丸初速が遅いので貫通力は特に他の戦闘拳銃よりも低い。
「畜生、痛覚のないゾンビにストッピングパワーなんて関係ないもんなぁ〜ちょっと銃の選択を抜かったかもだゼ…ッ」

それでも更に2発をコーネルの顔面にぶち込んだ。
奴の右目とアゴが砕けた。

ガバメント(3/7)予備マガジン2本…3発発砲
「一か八か…レアなゾンビ野郎と撃ち合ってみるのも冥途の土産話には丁度言いかな?…そうだろ、オヤッサン!」

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(3/5)・基本難易度:3
・秒数1.8で攻撃成功、コーネルにダメージ-1
・秒数0.2.3.4.5.6.7.9.でスタージスにダメージ-1
(攻撃チャンス残り4回)
31本当にあった怖い名無し:2008/02/10(日) 13:06:05 ID:8P98W/Ln0
こんにちは。
32本当にあった怖い名無し:2008/02/10(日) 13:14:02 ID:zuBNuRlt0
はい、こんにちは
33クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/10(日) 18:18:26 ID:wUFFESX30
>>9【21:30〜 地下1階:搬入口付近(プラットホーム)】(5/13) >>29

静まり返ったバックヤードの空気を揺るがす様に轟音が立て続けに3発響く。
コンクリートに反響し、それは暫しの余韻を残した。再び戻る静寂の中に、何かの倒れる鈍い音が混じる。

舌打ちしながらフォアグリップをスライドさせ、次弾を装填する。
排莢されたシェルが床を転がり、何かに当たって止まった。
俺の目の前には、胸を大きく抉られ、肩と頭部の鼻から上を吹き飛ばされた髭面が床に転がっている。
自慢の髭が残って良かったじゃねえか、感謝しやがれこのクソが。

逸れた散弾に直撃されながらも迫る小太りから距離を取ろうとして踏み留まる。
もう開ける距離なんか残ってねえんだ。そいつは前に作るしかない。
咆哮を上げる小太りの左側へ回り込み、その少し後ろにいる事務員風の女を射線上に捕らえた。
しかし、まァ…なんだな。デブが邪魔で後方の女が狙いにくい。
頭しか狙わんから構わんと言えば構わないんだが、少しは痩せろデブ。死んでもまだ肉が食いたいのか、このラードの塊は。
まさかとは思うが、着弾したら引火とかしねェよなあ?

弛んだ頬や首の肉を震わせながら、青白いデブが迫る。腹に思い切り叩き込みたい衝動に駆られたが、流石に遊んでいる暇は無いな。
デブの顔の直ぐ後ろに女の上半身を収め、構えたレミントンのトリガーを絞る。
(プラットホーム 残り6体)

〔接近射撃、3発 使用武器・レミントンM870(3/6)→(0/6)予備24発〕
〔1.6、2体倒す 3.5.8.9、1体倒す それ以外なら失敗、距離を詰められ次回レスの難易度+1〕
34クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/11(月) 18:22:15 ID:iSMv8gbO0
>>9【21:30〜 地下1階:】(5/13) >>33

よたよたと歩く小太りの顔面めがけて立て続けに2発発砲した。激しい衝撃が肩から全身に響く。
発射された散弾は奴の頬骨と片耳を抉り飛ばし、続いて左肩を吹き飛ばす。
……クソ!絶妙のタイミングでよろめきやがって…!

その後方で巻き添えを食らった女ゾンビが顔面を柘榴の様にして吹き飛ぶ。
悪かったな、わざとじゃねェ。文句はそこのデブに言ってくれ。
最後の弾を装填し、もはや間近に迫った小太りの腹に前蹴りを叩き込む。その勢いを殺さず、動きの止まった顎を下からストックで掬い上げる様に一撃した。

左手を離す。
そして、ストックエンドのバットプレートにあてがい、銃を槍のようにして突きを見舞った。
上半身を仰け反らせたデブがこちらへと向き直った瞬間、強烈な一撃が吸い込まれる様にその大きく開いた口へと叩き込まれる。
歯を幾つかへし折り、銃口が咽頭まで捻じ込まれた。
俺を掴もうとするぶよぶよの腕が僅かに届かず、空を掴んでいる。

「好き嫌いはするなとママに言われただろ?たまには鉄分も摂っておけ、体にいいぞ」
銃口を捻じ込まれた間抜け面を一瞥し、トリガーを絞った。轟音と共に後方へと肉片が吹き散らされ、その体が再び仰け反り、床へと倒れる。
大の字に寝転がるデブを見下ろし、唾を吐きかけた。
「そう言やぁ、鉛は体に悪いんだったな…」

プラットホームを真っ直ぐ進んで来るヘルメットを警戒しながら散弾を装填していく。
クソ…間に合うか…?
(プラットホーム 残り4体)

〔秒数の下一桁が5〜0の場合、秒数-4の数だけ装填(0は10として数え、6発装填)〕
〔1.2.3、間に合わずパイソンを使用 4、どちらも間に合わない。難易度+2の接近戦に〕
35クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/12(火) 00:06:14 ID:qwqvU7zl0
>>9【21:30〜 地下1階:】(5/13) >>34

クソ…!
作業スペースから俺を追ってきたゾンビ共がプラットホームまで侵入しようとしている。
このまま此処に留まるのは得策じゃねえな…。
前を塞ぐゾンビが固まり始めたら危険だ。

チャンバーへと1発だけシェルを送り込み、前方へ駆け出す。
兎に角前へ突破口を開く。最悪、パイソンを使えば何とか開閉装置まで行けるか?

ヘルメットを被った作業服のゾンビがゆっくりと歩いてくる。その後方にも幾体かの人影が見えた。
コイツは不味いな…。どうにかして再装填の隙を作らねェと囲まれる。

最悪の場合を考え、外しても拳銃を抜けるだけの距離を取る事にした。ここで焦っても仕方がない。
素早く、慎重にだ。僅かなミスが命取りになりかねん…。

立ち止まり、構える。ふた呼吸あけ、それからゆっくりとトリガーを絞る。
プラットホームに7発目の轟音が響いた。
(プラットホーム 残り4体)

〔近距離射撃、1発 使用武器・レミントンM870(1/6)→(0/6)予備23発〕
〔奇数なら成功、ゾンビを倒せる、偶数なら失敗(4の場合は次のレスが難易度+2の接近戦に)〕
36クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/12(火) 08:40:17 ID:qwqvU7zl0
>>9【21:30〜 地下1階:】(4/13) >>35

発砲の瞬間、奴は大きくバランスを崩した。何かに躓きやがったか…?
散弾は狙いを外れ、奴のヘルメットを弾き飛ばしただけだった。
倒れこむ勢いのまま俺に掴みかかるゾンビの両腕が迫る。舌打ちしてパイソンを抜きに掛かるが間に合わない。
レミントンを反転させ、ストックで横殴りの一撃を叩き込むが、奴を倒すには至らなかった。
横っ面を強打されても、奴は一瞬動きを止めただけで俺へと掴みかかる。
そのまま組み伏せられる様にコンクリートの床へと倒れ込んだ。
背中からまともに叩きつけられ、瞼の裏に火花が散った。衝撃で呼吸が止まる。

間近に迫ったゾンビの歯がガチガチと音を立てて俺に食いつこうとしていた。
レミントンのレシーバーでそれを食い止めながら、状況を打開する方法を考える。
単純な力比べでは勝ち目はない…!

〔格闘戦(難易度+2)〕
〔1.5.8、ゾンビを倒せる それ以外なら、秒数依存で難易度を修正し格闘戦を続行
0.7、難易度0 3.9、難易度+1(カウンター-1) 2.6、難易度+2(カウンター-1) 4、難易度-1(噛まれる、カウンター-2)〕
37クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/12(火) 09:38:20 ID:qwqvU7zl0
>>9【21:30〜 地下1階:】(4/13) >>36

レシーバーで奴の顎を食い止めながら、両足を折り畳む。
喉笛に喰らい付こうと前傾姿勢になる奴の勢いを利用し、その腹にあてがった足のバネで後方へと吹き飛ばした。
伸ばした足を戻す勢いを利用して立ち上がり、反転して素早く奴へと間合いを詰める。
他の武器に持ち替えている暇は無い。このままケリをつけるしかねェな。

コンクリートの支柱に背中から叩きつけられ、奴は頭を下に落下した所だった。
人間なら下手をすれば死んでいるのかも知れんが、相手はゾンビだ。油断は出来ない。
視線の先で、奴がゆらりと起き上がる姿が見えた。立ち上がる前にその必要を無くしてやる。
銃口を左後方へと振り被り、ストックエンドを奴へと向けた。このまま頭をカチ割ってやる…!

奴の体がこちらを向きかけ、威嚇する様に咆哮した。
床を蹴り、そのまま跳び込む。突進する勢いを乗せて、奴の顔面めがけてストックを叩き込んだ。

〔格闘戦、難易度0〕
〔奇数なら成功、ゾンビを倒せる 偶数なら失敗(2.8、難易度0で格闘戦を継続 0.6、カウンター-1 4、噛まれる、カウンター-2)〕
38クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/12(火) 10:26:08 ID:qwqvU7zl0
>>9【21:30〜 地下1階:】(3/13) >>37

俺はまだ人間相手の癖が抜けていないのかも知れん。
まさか奴が俺のストック目掛けて起き上がるとは思ってもみなかった。
叩きつける途中でストックに頭突きを噛まされ、勢いの乗り切らない一撃が逸れる。
人間相手なら、それでも脳震盪を起こさせるのだろうが、こいつにはそんな事は関係ないんだろう。
奴の伸ばした腕が、まるで掌底の様に脇腹へとカウンター気味に決まり、俺は後方へと弾き飛ばされた。

胃液の上がる不快感に顔をしかめながら、方膝をついて起き上がる。
レミントンは奴の足元に転がっていた。畜生…!
大きく口を開き向かってくる奴との距離を測りながら、ゆっくりとマチェットを引き抜いた。
「いい気になるなよ、この死に損ないが…!」

そのまま立ち上がらずに呼吸を整える。半端な一撃では奴を仕留められないからな。
落ち着け…クソッタレが…。

左足を引いて姿勢を低くし、右手のマチェットを左肩に担ぐ様に構える。
右肘の先に奴の上半身を捕らえながら、攻撃の隙を窺った。

〔近接戦闘 使用武器・マチェット〕
〔1.3.5.9、ゾンビを撃破 0.7、次のレスが難易度-2の近接戦闘に 2.6、失敗(カウンター-1) 4.8、失敗(カウンター-2)〕
39スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/02/12(火) 16:31:15 ID:3jdqNUYj0
>>20【21:30 B1:地下駐車場】(7/13)>>30

右目とアゴを砕かれたコーネルは闇雲にBHP(ブローニング・ハイパワー)を乱射して来た…跳弾が俺の体を掠める。
「…うッ」
しかし皮肉な事に、自爆装置として造ったベストの内側に巻いたパイプ爆弾のスティールパイプの束のお陰で致命傷は免れた…。
しかし撃ち合いで爆薬ベストを抱えているのは良くない…俺は一旦ベストを脱いで腕に巻きつけた。
『…でも、目の前のコーネルに撃たれて死んだら、どうやってゾンビ化した自分を始末すればいいんだ?』
…決まってる、そん時はコ・イ・ツ・に食われるんだろう。(その不自由なアゴでな…)

俺はガバメントの残り3発を、余り効果のない顔面に撃つのは止めて、BHPを持つ奴の右腕に立て続けに撃ち込んでやった。
余り利いてない様にも思えるが、まあこれで、もう銃撃は思う様には行くまい…そう判断した。
【ガバメント(0/7)予備マガジン2本】→再装填【ガバメント(7/7)予備マガジン1本】

俺は徐にバイクに駆け寄ると、ホットソーの長剣をバイクから取り外し、リコイルスターターを引っ張った…。
《グオン、グオン》…と、110ccの排気煙がチャンバーから勢い良く吐き出される。
俺は唸りを上げてチェーンブレードを回転させる”長剣”を大きく振りかぶると、その2m程もある巨漢に襲い掛かって行った。
150cmの刃渡りのロングガイドバーのホットソーで奴の首元を狙って右側から薙ぎ付ける!

「”南無三”…もうこうなったら伸るか反るかだ!!」

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(3/5)・基本難易度:3 ←ホットソーによる接近戦で(-1)難易度:2
・秒数 7.6.3.      でコーネルにダメージ-1
・秒数 0.1.2.4.5.8.9. でスタージスにダメージ-1
(残り3回)
40クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/12(火) 18:26:28 ID:qwqvU7zl0
>>9【21:30〜 地下1階:】(1/13) >>38

マチェットを振り払おうと力を込めた瞬間、強烈な痛みが右の脇腹を走る。
どうも痛み方が普通じゃないと思っていたが、さっきの一撃でアバラでもイカレてやがったか?

向かってくる奴の腕から逃れるべく、よろよろと数歩後退する。
脂汗が額を滑り、頬を伝った。全く冗談じゃねェぞ…クソッタレが…。

太陽を直視したかの様に視界が白くぼやけ、倒れ込みそうになるのを片膝を突いて支える。
クソ…どうしたって言うんだ、一体…!
激しい眩暈と共に、聴覚が急速に薄れていく。霞む視界に、黒い何かが映った。
何だ…コイツは…。靴か…?

それが革の安全靴だと気付いた時、俺は反射的に上を見上げていた。
間近に迫った巨大な赤い物体。それが大きく開かれたゾンビの口だと気付いた時、反射的に左腕が動く。
済んでの所で喉笛を食い千切られるのは防いだが、左腕に走る激痛に思わず目を見開く。
俺の左腕に噛み付いたゾンビの口元から滲む俺の血がやけに赤く見える。食い千切られはしなかったものの、それが何だって言うんだ。

痛みより、熱さが勝っていた。焼鏝を押し付けられたかの様な強烈な熱さが左腕を襲う。
右手がゆっくりと動く。目の前のクソッタレの喉下に切っ先を突き付け、力の限り捻じ込んだ。最後にひと捻りすると、俺の腕に噛み付いた口からゴボゴボと赤黒い液体が溢れ出す。
動かなくなったそいつを床へ転がし、俺はマチェットを収めながら、落ちていたレミントンを拾い上げた。
大きく息を吐く。まだ俺の呼吸は止まっていない。
レミントンへシェルを装填し、俺はゆっくりとプラットホームを開閉装置目指して歩いて行った。

〔レミントンM870(0/6)→(6/6)予備17発〕
41クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/13(水) 00:16:10 ID:xViGoOEy0
>>9【21:30〜 地下1階:】(1/13) >>40

ようやくプラットホームが左へと直角に曲がる部分まで来た。ここまで来れば、開閉装置まではあと僅かだ。
問題は生きてここから戻れそうにないって事だが…まァ、いい。
どの道、もう噛まれてるしな。思ったより落ち着いている自分に驚きもしたが、もういい加減この状況に疲れているのかも知れん。

痛む右の脇腹を左手で押さえながら、ゆっくりと歩く。
これではどっちがゾンビか分からんな…クソッ。
肩越しに後方を振り返ると、作業スペースから這い出してきたゾンビがプラットホームに集まり始めている。
見送りがあんな奴らとは、大した人生だぜ全く…。

もう弾を節約する必要は無いな。
この体では接近射撃や近接戦は無理だろう。まあ…適当にやるさ。
折れたアバラが内臓のどこかに刺さりでもしたんだろうか。俺は時折血痰を吐きながら、のろのろと進む。

「よう兄弟。出迎え御苦労さん」
行く手を遮る3体のゾンビに向け、レミントンを構える。
さて…あとどれくらい戦えるんだ、俺は…。

〔中距離射撃、3発 使用武器・レミントンM870(6/6)→(3/6)予備17発〕
〔0.6、2体倒す 1.5.7.9、1体倒す それ以外なら失敗〕

42クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/13(水) 17:37:29 ID:xViGoOEy0
>>9【21:30〜 地下1階:】(1/13) >>41

レミントンの反動に顔をしかめながら、慎重に敵を仕留めて行く。
確実性は高いんだが…流石にこの体には荷が重いな、コイツは。

ポンプアクションで次弾を装填し、最後の一体に狙いをつける。
コイツさえ倒せば、ゲート閉鎖出来るんだ。何故俺がそこまで拘るのかは分からんが、この際どうでもいいだろう。
閉鎖してモールの安全性を高めたところで、俺には全く関係ないがな。

兎に角、俺はここを閉鎖する。そう決めたんだ。
理由なんて物は誰かが勝手に付けりゃいい。そんな物は俺の知ったことじゃねェ。

吹っ切れちまうと気が楽なもんだ。彼是先の事を考え無くて済むからな。
今はこの目の前にいる糞虫をブチ殺す。それだけ考えていりゃあいい。
(プラットホーム 残り1体)

〔中距離射撃、2発 使用武器・レミントンM870(3/6)→(1/6)〕
〔0.1.3.5.7.9、成功 それ以外なら失敗〕
43クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/14(木) 21:09:12 ID:zNtpyd2A0
>>9【21:30〜 地下1階:】(1/13) >>42

重く、低い銃声。視線の先で最後のゾンビの頭がスイカの様に爆ぜる。
力を失ったその体は、プラットホームの下へと転がり落ちて行った。

これで、全部か…。
レミントンに散弾を装填しながら作業スペースのほうを振り返る。銃声によって集まり始めたゾンビの集団が見えた。
10体いるかどうかと言った所だろうが、既に群れの戦闘はプラットホームへと差し掛かっており、今の状態であれを突破するのは無理な相談だ。

だがまあ、後ろの事は構うまい。
俺は装填の済んだレミントンを肩に担ぐと、搬入口の開閉装置に向かって歩き出す。
壁に設置された鋼鉄製の箱状の装置の蓋を開け、幾つかの赤いスイッチを指先で操作する。
安全装置を解除し、大きなレバーを思い切り引き下げた。

辺りに耳障りなブザーの音が鳴り響き、搬入口の周囲で黄色の回転灯が煌く。
地鳴りにも似た駆動音を伴って、鋼鉄製の頑丈なシャッターがゆっくりと降下を開始した。
これで外部からのゾンビの侵入はほぼ完全に防いだ事になる。
残る問題はモール内にいるゾンビだが、そこまでは俺の知ったことじゃない。
どのくらいの数がいるのかなど知る術も無いしな。

〔地下搬入口 閉鎖〕
〔レミントンM870(1/6)→(6/6)予備12発〕
44スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/02/15(金) 19:21:24 ID:c3dtjmP30
>>20【21:30 B1:地下駐車場】(6/13)>>39

刃渡り150cmのロングガイドバーのホットソーで奴の首元を狙って右側から薙ぎ付ける!
右手でグリップを握り、左手で保持バーを持つ…つまり右側から斬り着けると、斬り着ける側の面の回転刃の進行方向は前方になる訳だ。
鋸で細切れとなったコーネルの肉片が奴の顔にブチマケられた────────首を狙った筈なのに…だ。
何故ならば、奴は臆する事無く、右腕を回転するチェーンソーに差し出し、掌で150cmのガイドバーの側面を祓ったからだ。
…当然、奴の掌は無事では済まない、五指裂断して奴の顔面にブチマケられたが、お陰で奴は斬首を免れたって事だ。

そして奴は随時切断され顔にぶち当たって飛んで来る、自分の指を口内でキャッチして、その不自由なアゴで租借し始めた…!!
「────!」
なんて奴だ…。
そんな兢々とする俺の心情など、お構いなしに、奴はその”回転する長剣”を払い除けると、右手に握った拳銃で俺に接射銃撃して来た。
右腕に3発もぶち込んで完全に動きは封じたと思っていたのに、矢張り45口径3発位じゃビクともしてなかったって事かい…チクショウ!
13連発のBHP(ブローニングハイパワー)から勢い良く数個の薬莢が跳ねる────────弾を食らった!!

「うグ…ッ!!」
被弾した事は感じた…が、それが何処なのかを察してる余裕は俺には無かった様だ…ただ跳弾が掠めた時とは明らかに違った被弾感覚に襲われた事は確かに判った。
マズイ────────痛みや負傷の程度より失血が気になった…戦う為に何時まで激しく動き続けられるのか?という懸念だった。
『でも、意外と冷静なんだな…俺』
コーネルと対峙した時から既に肝が据わってしまっていたのか、自分が大怪我をしたと云うのにそんな妙な感覚に捕らわれながら、俺は奴のBHPを左手掴んでいた。
そして俺は右腕だけで10kgのホットソーを振りかざして、再びコーネルに斬りつけた。

「いいだろう!こうなったら相打ち覚悟だ、だが”無謀な惨死”はしないぜ!!!」 

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(3/5)・基本難易度:3 ←相打ち覚悟での接近戦(-2)難易度:1
・秒数 0.1.3.4. で相打ち、互いにダメージ-1
・秒数 2.5.6.7.8.9. でスタージスにダメージ-1
(残り2回)
45クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/16(土) 08:09:15 ID:br4f5Hkg0
>>9【21:30〜 地下1階:】(1/13) >>43

「ンで…、どうすっかなァ…」
吐き出した紫煙がゆっくりと立ち上って行く。
冷たいコンクリートの壁に凭れながら、それをぼんやりと眺めていた。

相変わらず痛む右の脇腹がどういう状態なのか、俺には見当がつかない。
アバラが折れているらしい、という事は分かるんだが。
左腕は丈夫な制服のお陰で食い千切られはしなかったものの、肘の先が裂け、周辺が赤黒く染まっている。
然程ひどい怪我ではないが…後どの程度俺が人間でいられるのかが分からない。

「まァ…どの道、生きて此処を出られはしねェって事か…」
このままゾンビに襲われて殺されるか、噛み付かれた事で俺も奴らの仲間になるのか、それとも自分でケリをつけるか。
選択は3つにひとつか。どれもロクなもんじゃねェな。

じっとりと滲んだ額の脂汗を拭う。
眼前に伸びるプラットホームをゆっくりと進んでくるゾンビの一団が見えた。
もう一本くらい吸いたかったんだが…まァ、いいか…。

フィルターぎりぎりまで燃え尽きた煙草を踏み消し、大きく煙を吐いた。
46クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/16(土) 23:02:54 ID:br4f5Hkg0
>>9【21:30〜 地下1階:】(1/13) >>45

レミントンの銃声に集まってきたゾンビは両手で数えて少し余る程度か。
もう此処に用事は無い。馬鹿正直に相手をする必要も無いだろう。

壁に立てかけられた木製のパレットを床へと倒す。騒々しい音がバックヤード内に響くが、もう今更どうでもいいだろう。
それから、開閉装置の傍に止まっていたフォークリフトに乗り込み、エンジンをかける。
ツメを下げてパレットに差し込み、ちょうど人間の胸の高さ程度まで持ち上げた。
操縦席の位置が高いため、ゾンビに乗り込まれる心配は無いと思うが…。まあ、やってみるしかねェか。

前方にわらわらと集まるゾンビ目掛けて、俺はフォークを旋回させ、ゆっくりと前進させた。
後輪操舵のため車の運転とは少々勝手が異なるが、慌てるほどじゃない。
別に何処かにぶつけた所で文句を言う奴はいないしな。

「どかねェと怪我するぞ、クソッタレどもが」
間抜け面で俺を見上げ、青白い腕を伸ばす様はストリートチルドレンを思い起こさせた。
ただ、お前達にくれてやれる物は何も無いがな。

〔秒数判定 0.4.8ならタイヤにゾンビが挟まりフォークが停止 それ以外なら無事に突破〕
47クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/17(日) 19:30:41 ID:ZjGrUSKf0
>>9【21:30〜 地下1階:】(0/13) >>46

俺は躊躇なくギアを前進に入れ、ゾンビを跳ね飛ばしながら進む。
これならどうにかこの体でもリフトまで戻れるかも知れん。そう安堵した矢先、それは訪れた。
つんのめる様にして急停止が掛かり、左側へ大きくぐらつく。慌ててペダルを放しブレーキをかけた。
「畜生!一体何だって…!?」
立ち上がり後方を覗き込もうとして、息が詰まったような苦痛に身を折る。胃液を戻すような不快感と共に、ぼとぼとと足元へ赤黒いものが零れるのが見えた。
ああ…クソ!こんな所まで来てそれかよ…!

口の端から溢れたどす黒い血を袖で拭い、口の中に残ったレバーの様な血の塊を吐き出す。
どうやらゾンビが後輪に挟まったらしいな。さすがにどうにもならんか…。
オマケに、脇腹の損傷がそろそろ致命的な物になってるらしい。チェックメイトか…クソったれが…。

フォークを取り囲むゾンビから逃れるため、ツメを一番上まで上げ、そのパレットによじ登った。
脇腹がひどく痛む。途切れそうになる意識をどうにか奮い立たせ、残された安全地帯へと逃れた。
どっかりと座り込み、眼下のクソッタレな光景に溜息を吐く。

どの道、この感染した体では逃げ場なんか無いだろう。あるのはゾンビになるか、手前ェでケリをつけるかのどっちかだ。
まったくロクでもねェ。よりにもよってこんな薄汚いバックヤードが俺の墓場か。せめて……

「せめて……、なんだよ…」
あの日以来、俺がくだらねェ、めんどくせェと唾を吐きかけ続けていた物こそ、俺自身が求めていた物だと漸く思い知らされる。
あいつの死を理由に、都合良く逃げ回り続けていただけなんじゃないのか…俺は…。

「………クソ…」
視界が歪み、白み始める。このクソッタレな人生もそろそろ潮時か…。
48クレイグ ◆0gbWpxPIM6 :2008/02/17(日) 20:02:54 ID:ZjGrUSKf0
>>9【22:00〜 地下1階:】(0/13) >>47

短くなった煙草から立ち上る煙を、俺はただ見ていた。
こうなったら最後まで吸い尽くしてやろうと思ったんだが、生憎3本しか残っていなかった。その最後の一本も、もうじき終わる。

パレットの上から見下ろすコンクリート床には、十数体のゾンビが血だまりの中に倒れている。
役目を終えたレミントンはゾンビの頭を殴りつけた拍子に俺の手を離れ、何処かへ転がってしまった。
パイソンに最後の6発を装填し、再び煙を吐く。呼吸をするだけでも苦しいんだが、最後の煙草だ、噎せるのは惜しい。
ゆっくりと味わいながら、俺は高い天井を見上げた。

流石にもう歩きたくねェ。起き上がるのも面倒だ。
アームにもたれ、深く息を吐く。
立て続けに吸ったせいだろうか、クラクラするな。

咥えた煙草を左手で口から離し、右手をゆっくりと上げた。
位置を間違うと流石に笑い話にならんからな。慎重にやらねば。
こんな時俺は何を言えばいいんだ。神への祈りか?家族への別れか?
まあ、考えても出ねェって事は、心底どうでもいいんだろう。
この期に及んでも、出てくるのは肺に残った煙だけだ、クソッタレ。

バックヤードに一発の銃声が響き、パレットの隙間から転がり落ちた煙草が血だまりの中へと消えていく。
紫煙が天井へと蟠る様に立ち上り、ゆっくりと霧散していった。

〔クレイグ・コールマン 死亡〕
49ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/02/20(水) 22:48:33 ID:4u4EdInO0
名前:宋正成(송정성)ソンジョンソン
性別:男
年齢:17
性格:非常に支配欲が強く、極めて自己中心的。我慢が足りない、短気。
趣味特技:レイプ・暴行
体格: 身長=177cm 体重=61s 
容姿:返り血を浴びた灰色に薄汚れた作業着、坊主刈り
所持品:弾切れの拳銃と果物ナイフ
備考:反社会性病理気質の韓国人
50ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/02/20(水) 22:54:41 ID:4u4EdInO0
>>49【22:00〜 3F:寝具売場 】(13/13)

俺はカウチに寝そべって、手足の銃創の痛みに耐えながら、TVから流れ来る報道を漠然と眺めていた。
「… ちきしょう…いてぇ!いてぇ!いてぇよ…くそ野郎め…覚えていやがれ…… 俺を撃った事を絶対に後悔させてやるからな!…あのメガネ野郎!!」

TVからは相も変わらず同じ内容の情報が垂れ流されていた…。

” ──── 被害者の数はまだ不明ですが、かつてない大惨事です。

 現時点で分かっているのは、正体不明の集団が、次々と人を殺しているという事です。
 東部地区の市町村で、手当たり次第に通り魔犯行を繰り広げています。
 突然の大虐殺の理由は分かっていません。
 目撃者の証言によると、犯人等は普通の人間ですが、トランス状態にあるとの事。
 怪物の様だという証言もあります。

 現時点で確実な防衛手段は、まだハッキリしておりません。
 警察も突然の非常事態に困惑を隠せず、殺到する救難要請への対応で、手一杯の様です。
 まさに大混乱状態です。
 ピッツバーグなどを含む被害が広がっている市町村には、州兵出動の可能性もありますが、まだ未定です。

 公式筋からの情報によりますと、鍵をかけて家にいるのが安全とのことです。
 事件の詳細が分かるまでは、外に出ないで下さい。
 随時、指示を出します。ラジオとテレビの情報に注意して下さい。
 現在、会社や工場にいる人々は、その場を動くなと説得されていますが、警告にも関わらず家に帰ろうとする人々で通りや高速道路は現在大渋滞しています。
 今いる場所から動かない事が最も賢明です。 ────”

「ああそうかい…糞ッ垂れ―――もう…遅ェんだよ!!ちきしょう…ちきしょう…ちきしょう!」
もう全てが遅すぎるんだよ────ゾンビに噛まれた俺にとっちゃあ全てが手遅れだ。
51本当にあった怖い名無し:2008/02/20(水) 23:22:52 ID:PYVRgpfbO
なにこのスレ







なんなの
52ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/02/22(金) 19:48:28 ID:LfRUKS+M0
>>49【22:00〜 3F:寝具売場 】(12/13) >>50

TVからは相も変わらず、何の変り映えのしない同じ報道が繰り返し垂れ流されていた…。

” ──── 大統領が緊急会議を招集したとの情報です。
 東部で被害が広がり続けている虐殺の対策が話し合われる予定です。
 会議には閣僚以外にFBIと軍事顧問も出席、会議の終了直後に公式発表が行われます。
 以上、最新情報をお伝えしました。────”

傍らでは、どういう訳か一緒になったドレイクとかいう身ナリの良いオッサンが、躍起になって自分の娘程の少女を屍姦していた…。
このドレイクという金髪のオヤジもゾンビに噛まれ、老い先短く、俺と同じく命運尽きているって訳だ。
もうヤケッパチになっているのか…こうなっちまったら金持ちも貧乏人も無ェな。
俺には真似できんね、幾らなんでも死体とファックなんて気持ち悪ィー。
…どんなに澄ましていてもよ、浅ましい事この上ね〜よな、人間の本性なんてもんはよ。

” ──── たった今、新たな情報が入りました。
 今お伝えした緊急会議にはNASA(航空宇宙局)の著名な科学者も参加するという事です。
 現在までに集まった情報を集めますと、犯人は宇宙人だという説もあります。────”

「ああそう…」
俺はドレイクが所持していた上物のヘロインを吸引しながら、ぼんやりとTVに向かって相槌をうっていた…。
撃たれた手足の傷の痛みが引いてきて、いーい気持ちだ…。

” ──── ノースカロライナ州のキャムデン市長からのコメントです。
 「外には決して出ないこと」 「戸締りをしっかりと」 「犯人は得体の知れない集団である」…以上です。────”

ドレイクは漸く果てたのか、少女の遺体から離れた…いや、やっぱり逝けなかった様だ。
ドレイクは何やら難しい顔をしていやがる…ヒヒヒヒ…そりゃあ、そうだろう。
しかし、奴の爛々とした眼差しは生きている内に、この世の背徳を全てやり尽くしておこうという決意に漲っている様だった。
…判るぜェ〜〜〜ドレイクさんよぉー。その点は俺と一緒だ…ギヘへへ…。

” ──── 正に国を脅かす非常事態です、新しい情報が入り次第お知らせしますのでTVはこのままで。──── ”
53ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/02/24(日) 20:38:03 ID:MpAfcXjv0
>>49【22:00〜 3F:寝具売場 】(11/13) >>52

ヤクが効いて頭の巡りが良くなった俺は、ドレイクに邪な計画を持ちかける為に、こう切り出した…。

「なあ、ドレイクさんよ、やっぱ生きたままのファックがいいんだろ…?俺に考えがあるゼ…クケケケケ…」
「何を企んでいるのか知らんが、私はお前の様な下賎な者に手を貸すつもりはない …  」
「まあ、そう言うなって、ここのモールにいる生存者を狩ろうってんだ…もしかしたら若い女もいるかも知れないぜェ〜?」
「!」
ドレイクは雷に打たれた様にハッとしたかと思うと、色々と思案を巡らし始めた。
…そうそう、考えろ、考えろ、…クヒヒヒヒ…。

「生存者達は今、銃砲店にいるらしい…俺は顔を見られているし、近付けば撃たれるかもしれねえ…だが、アンタなら近付く事が出来る筈さ…どうだ?」
「・・・・・・・・・・・」
「先ずアンタが奴等に取り入って、銃を手に入れるんだ。そして女共を人質にした所で、俺が店内に入って、目的の男を殺す。…という段取りさ」
「・・・・・・・・・・・」
再び長い沈黙…TVからは報道を伝える音声だけが、ただ流れていった…。

” ──── 事件当初は家の中にいるようにと呼びかけていましたが、状況が変りました。
 各地に避難所が設置されています。民間警備隊の先導で食糧の供給、ケガ人の治療をします。
 仮眠所もあります。
 避難所の情報を流しますので、ご覧下さい。

 繰り返しテロップで流します。
 近くの避難所を見つけたら大至急そこえ向かって下さい。────”

「避難所だとぉ〜〜〜?! 誰一人このモールから脱出させて堪るかよッ…みんな道連れにしてやる!」
54本当にあった怖い名無し:2008/02/25(月) 17:09:14 ID:mYMCjID50
友達から募集中!
日記見ました!
更新頑張って下さい!(*‘ω‘*)
http://homepagenir.com/linef1/
55スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/02/25(月) 20:08:31 ID:pGiiZX650
>>20【21:30 B1:地下駐車場】(5/13)>>44

刃渡り150cmのホットソーがコーネルの丸太の様な左腕を、切り落とす。
ヴァーーー....グォオオオ.......
痛覚はない筈なのに、半狂乱になった奴は、渾身の力を込めて俺を振り回し、停めてあったバイクに叩き付けた。

勢い良くバイクに叩き付けられ、昏倒してへばっている俺に、左腕を切り落とされ、激昂しているコーネルは殴り掛かって来た!
─────肉弾戦かよ。
俺は奴の突進をさっと避けると、コーネルは激しくバイクに激突し、オヤッサンの遺体を乗せた500kgのバイクが大きく揺れた。
起き上がって奴はオヤッサンの括り付けられているその、カスタムバイクを持ち上げようとするが、500kgもあるので、それは流石に無理だ。

「ガハハハ、マヌケが、いくら怪力ゾンビでも500kgあるバイクを担ぎ上げられるわけなかろう…馬鹿め」
バイクを担ぎ上げる事を諦めたコーネルは、次にタンデムシートの背凭れCCバーのオヤッサンの遺体に目をつけた様だ。
「あ、バカ…止めろ、止めてくれ」
コーネルはオヤッサンの遺体を括り付けてるCCバーごとバイクから強引に引き剥がし、遺体を振り回して立ち向かって来た。
オヤッサンの遺体を振り回して方々にぶつけ、頭蓋骨が叩き割られ、手足が欠損していく…そして俺にも叩き付けて来た。
「────うぐわッ!」
まるで関節のあるフニャフニャした鈍器の様にオヤッサンの上半身がスイングして俺に激しくぶつけられ、俺は再び吹っ飛ばされた。

なんてっこたろう…俺は已む無くホットソーで応戦し、事もあろうに俺は、オヤッサンを胴から真っ二つに分断してしまったのだ。
自らの手でオヤッサンをバラバラにしてしまった俺はこれ以上ない程に猛烈に激昂した────怒髪天を突くとは正にこの事だ!
「キサマ〜〜〜〜〜キサマだけは許さん!!」

…俺はエンジンかけっ放しの500kgのバイクに飛び乗ると、コーネルに特攻していった。

「死に活路を開く!!特攻して”九死に一生”を得る!!!」

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(2/5)・基本難易度:3 ←バイクで特攻(-3)難易度:0
・秒数  9.4.2.1.0 で相打ち、互いにダメージ-1
・秒数  3.5.6.7.8. でスタージスにダメージ-1
(残り1回)
56ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/02/26(火) 20:03:54 ID:2Bd8KhT80
>>49【22:00〜 3F:寝具売場 】(10/13) >>53

「このモールから誰一人として避難所になんかに行かせねェ〜。そんな事は俺がさせるかよ…みんなここで俺とクタバルんだ!」

” ──── 数時間前に起きた悲酸な事件の報告です。
 ペンシルベニア近くの街、ウィラードで、ガソリン・タンカーの運転手が教われました。
 例の殺戮集団が群をなして、運転手を襲ったとの事です。トラックは給油ポンプを壊して隣接の食堂に突っ込みました。
 ガソリンスタンドは炎上、スタンドと食堂の店員だけでなく、その場に居合わせた数十名も死亡しました。
 理由は不明ですが犯人達は、多くの遺体を運び去りました。────”

「…俺ぁよ、俺を撃ったメガネ野郎をぶち殺しに行きたいだけだ…女はドレイクさんが好きにすりゃあいい…どうだい?…ヒヒ……」
「 …私はそんなアメリカ人 みたいなセコイ真似はしない。全く何を持ちかけるのかと思えば…… ははは!」
「でもよ、アンタ、もうイギリスには帰れやしねェ、娘や奥さんにも再会する事もなァ〜」
「・・・・・・・・・・」
「地位や名誉、英国人としての誇りや尊厳すらも…最早、何も格好付ける事も無くなったから、浅ましいくも、人前で屍姦してたんだろう?」
「・・・・・・・・・・」
ドレイクの反応が変った…。

” ──── 民間警備隊の幹部によりますと、被害者には食いちぎられた痕があるとの事。
 犯人グループは殺害した遺体を食べていると伝えられています。
 現在詳しい状況を調査中です。 ────” 

ただTVのアナウンスだけが淡々と流れ始める中…ドレイクは搾り出す様に言葉を発した。
「 …そうだ…ああ、その通りだ ……」

” ──── バトラー保安官によりますと、犯人が遺体を食べているのは事実です。 ────” 

暫く沈黙し始めた奴は、漸く決断した。
「よし……決めたぞ…」
「ひ…ヒヒヒヒ…そうこなっくちゃぁ、ドレイクさんよッ」

” ──── 犯人グループは殺害した遺体を食べていると、医療機関が発表しました。 ────” 
57ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/02/28(木) 22:58:57 ID:6CKh3Cyv0
>>49【22:00〜 3F:寝具売場→警備室 】(9/13) >>56

” ──── 繰り返します。
 民間警備隊からの報告では、被害者の遺体を調べたとこと、犯人は遺体の一部を食べています。
 検死報告からも明らかになりました。
 殺しては食べています。俄かには信じられません。事態は恐ろしい展開を見せています。
 この世で実際に起きるとは思えない事が現実に起きて被害が広がっているのです。
 確実な対応策は発表されてません。  ────” 

「しかし本当に大丈夫なんだろうな…私だけ上手く利用されているとも取れるが?」
「じゃあ、ゾンビの群を誘導して奴等にけしかけるってのはどうだい?…店の中に閉じ込められたゾンビがうじゃうじゃいるぜ…クヒッ…クヒヒヒ…」
「全く何を考えているんだか……失敗したらどうする? 一瞬で死ぬならまだしも生きながら喰われるなど 考えるだけでおぞましい。そんなのは御免だぞ 」
「じゃあ、それだったら中央エスカレーターを塞き止めてる車を退かした方が手っ取り早いし、リスクもすくない!」
あーでもない、こーでもない…。

 ” ──── 決して集団ヒステリーの結果ではありません。
 ワシントンの民間警備隊本部からの報告では、死んだ筈の人間が生き返り、人間を襲っているという事です。
 墓地や死体安置所や病院から生き返った死体が次々と逃げ出し、生きた人間を殺しています。
 信じられない事が現実に起きているのです。────” 

「もういい、私に任せておけ…」
ドレイクは漸く決断した…。
まったく、ジジイは踏ん切りが悪くていけねえな、もう後が無いんだからよ、悩む事はねェーだろうによぉ。

俺とドレイクは警備室に移動した…監視カメラで生存者を物色する為だ。
「オっ、いるいる…ゲヘッゲヘッゲヘへッ」
若い女は三人確認出来た…ドレイクは全員を強姦してやろうと舌なめずりして俺に言った。
「おい、お前はベストな死に方を考えた事があるか?…それは腹上死だよ。私は若い雌の体と交わったままゾンビになってやる。」
俺が思うのもなんだが、このオッサン、狂ってやがる…。
「そして最初にその女の柔肌を食らってやるのさ…グッフッフッフ…」
58ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/02/29(金) 10:50:28 ID:H6diMEKs0
名前:ウォーレン・ハンクス 
性別:男 
年齢:27 
性格:大人しいが正義感は強い 
趣味・特技:野球(観戦も好きだがプレイするほうを好む) 
体格:身長 185cm 体重 78kg 
職業:配送業者の従業員 
容姿:白人。体格はいいが筋骨隆々というわけではない。ベージュの作業着にグリーンのキャップ 
所持品:シャベル、アーミーナイフ 
備考:体育会系 
59ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/02/29(金) 11:38:15 ID:H6diMEKs0
>>58【22:00〜 3階:事務所〜】(13/13) 
まったくなんてこった。このわけのわからない騒動はいつになったら終わるんだ。
事務所のテレビは「原因不明、家から出るな」の一点張りだ。情報も何もあったものじゃない…。
とにかく死体が動いて人間を襲ってるってことしかわからない。それだけわかれば充分だという気もするが。

血の付いたシャベルを肩に担ぎ、俺はここを出ることにした。時々銃声が聞こえるし、他に生存者がいるのなら合流したい。
一人でここから脱出するのは難しそうだ。

事務所には武器になりそうなものはなかった。これからも俺の相棒はホムセンから失敬したシャベルってことか。
せめて拳銃でもあればいいんだが、それには銃砲店まで行くしかないか…
いや、そうだ。警備室になら保管されている拳銃や弾丸があるかもしれないな。簡単に持ち出せるとは思えないが、すぐそこだし行ってみるか。
こんなところに立て篭もっていても仕方がない。動ける状況のうちに動いておこう。

事務所の扉を開けて通路の様子を確かめる。やっぱりゾンビはいないらしい。
しかし、通路の先に見える警備室に誰かが入っていくのが見えた。生存者か…?
俺は足早に警備室を目指した。
60ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/02/29(金) 12:13:19 ID:H6diMEKs0
>>58【22:00〜 3階:通路〜東側エレベーター付近】(13/13) >>59
さっきの二人組みが入っていった警備室へと駆け寄る。
扉を開けようとして、ふと手を止めた。話し声>>57が聞こえてきたからだ。

聞き耳を立て、中の会話を拾う。途切れ途切れだけど、中の連中が他の生存者を襲おうとしていることはわかった。
噛まれたことで自暴自棄になり他の連中を道連れにしようとしているらしい。
監視カメラの映像を見ながら女を襲う算段をしている奴もいる。
しかし、このまま中に踏み込んでどうにかなるだろうか。相手が銃を持っていたらどうする。
不意打ちで片方を叩きのめせば勝機もあるかもしれないが、利口とはいえないだろうな。

奴らの会話によれば、生存者は銃砲店にいるようだ。
本当は警備室で武器になりそうなものを探したかったんだが、この際仕方がない。
やつらより先に銃砲店へ行き、危険を知らせたほうがいいだろう。そこで武器を分けてもらえれば目的も達成できる。

静かに扉の前から離れ、誰もいない通路をエレベーター目指して進んだ。
とにかく奴らが動き出す前に生存者に合流して危険を知らせなければ…。

【秒数判定 下1桁が奇数なら盗み聞きに気付かれない 偶数なら気付かれた「かも」しれない】
61ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/01(土) 20:06:38 ID:glYh7hA20
>>58【22:00〜 3階:東側エレベーター付近〜西側エレベーター付近】(13/13) >>60
通路から広い通りに出る。横手に伸びる大通りの先にエスカレーターが見えるけど、乗り場付近にゾンビがうろうろしていた。
あそこから2階へ行くのは今は無理なようだ。当初の目的どおりエレベーターに向かう。
エレベーターのスイッチを押し、ふと気付いた。どうして1階なんかで止まっているんだ…?

誰かが逃げようとして1階に行ったんだろうか。それとも…
嫌な予感がして後ずさる。そうか、何かが…押したんだ…このエレベーターのボタンを…。

シャベルを構えて、更に2、3歩後退した。
開いた扉の向こうに数体の人影が見える。壁にもたれている奴、座り込んでいる奴、そのどれもが体のあちこちにどす黒い血を滲ませていた。
死んだ魚のような濁った目。思わず踵を返し駆け出していた。

スポーツ用品店や寝具、家電などの売場が並ぶ通路を駆け抜け、西側のエレベーターまで走る。
やっぱり事務所にいるべきだったんじゃないのか…。あそこで救援を待っていたほうが利口だったかもしれないな。
息を切らせながら、エレベーターのスイッチに手をつき、慌てて飛び退いた。何もいなくて良かった…。

そう言えば、東もそうだったが西側も階段が封鎖されている。となると、移動手段はエレベーターとエスカレーターしかないって事なのか…?
乾いた血糊で汚れたエレベーター内に恐る恐る踏み入り、2階へのボタンを押した。
何でこんなに血が付いているんだ…ここは…。

とにかく、あとは2階がどうなっているかだけが気がかりだ。降りた先に何もいなければいいが…。
閉まるドアに安堵しながら、血痕を避けて壁に寄りかかる。

【秒数判定】
下一桁が 1、4、7なら2階にゾンビ  それ以外なら無事2階へ
62ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/01(土) 22:42:37 ID:Fe3GdeXQ0
>>49【〜22:30 3F:警備室〜4F:CDショップ】(8/13) >>57

幾つも居並ぶ監視モニターを眺めながら、ドレイクはとりとめもなく自分の残虐嗜好を嬉々として語り始めた…。
「モール内全ての女を生け捕りにし、密室から逃げられない様に緊縛して、交わった女が食い尽くされる所をタップリ見せ付けてから、順番に食い殺してやるのさ…」
流石は英国紳士というべきか、傍若無人な蔑視感情は韓国人並だぜ…それで俺はこんな変態モンスターと攣るんでるのか?まさか。
「クッククク…もしそんな目に遭わされたら堪ったもんじゃないだろうな、犠牲者は」
そしてこのオッサンは生存者を見つけ出して、生け捕りにして、その猟奇的な妄想を確実に実行するのだろうな〜。
「そうさ…ある意味ゾンビなんかより人間の狂気の方が余程恐ろしいのさ」
ドレイクは愉快そうに笑った。

監視モニターには色々な場所に何人か生存者が散見出来るが、その内の一人に女がいた。
どうやらドレイクは面識があるらしい…確かジェリーとか言ってたとドレイクは説明してくれた。
「ジェリーか…肌が白いな…それに華奢だし…どうする?ドレイクさんよ」
話は決まった、先ずこの単独行動している哀れな子羊ちゃんから餌食にしようというのである。
「潜伏場所はそう遠くないな…4階のCDショップだ…」
「よし、行こう!」

そのジェリーとか言う女は生存者である俺たちを見ても、生気のない反応で無関心といった感じで興味なさ気にこっちを眺めていた。
どうやら感染者らしい…すっかり全てに絶望し、何もかもに諦めているって感じだ。
「俺たちも感染者だ、感染者は感染者同志、仲良くしようぜェ〜ゲへへへへ」
しかし、俺達の目的を察すると女の瞳に生気が戻り、激しく抵抗して来た。
必死に誰かの声を呼んでいる様にも聞こえるが、誰の名を叫んでいるなどどうでもいい…。
その悲鳴が俺とドレイクの劣情をそそった。
「ヒヒヒ…誰も来やしねえよおおお〜〜〜泣き叫べ!お前はここで俺達の慰み者になるんだよッ」
「私はなぁ〜、一目見たときからアンタを犯したいと邪な目でその華奢な体付きを、ず〜っと視姦していたんだよ…こんな破廉恥な私を蔑んでくれたまえ…ハハハ」
女はすすり泣いている…堪らねェ…ヒヒヒ…
63榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/02(日) 12:44:41 ID:UcjNm4OH0
 性別 : 男
 年齢 : 25歳
 体格 : 177cm  64kg
 性格 : 冷静だが、時に自身でも抑えがたい暴力衝動を有している。
趣味特技: 射撃・人間観察
 職業 : コラムニスト
 容姿 : 長めの黒髪に猫の様なパッチリとした二重瞼が特徴的。実年齢よりかなり若く見える。
所持品 : グロッグ19(10/10)マガジン(10/10)×2
 備考 : 普段は無口だが、気分が高揚すると饒舌になる。関心のある事には積極的に関わろうとする。
      幼いころ目の前で事故死した女性を見たことで、"死を見る快感"を覚える。
      日本にいたころとある事件を起こしそれがもとで少年院に収容されるが、数年前に出所しアメリカに渡ってきた。
64榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/02(日) 12:46:13 ID:UcjNm4OH0
 名前 : 榊海斗(サカキカイト)
 性別 : 男
 年齢 : 25歳
 体格 : 177cm  64kg
 性格 : 冷静だが、時に自身でも抑えがたい暴力衝動を有している。
趣味特技: 射撃・人間観察
 職業 : コラムニスト
 容姿 : 長めの黒髪に猫の様なパッチリとした二重瞼が特徴的。実年齢よりかなり若く見える。
所持品 : グロッグ19(10/10)マガジン(10/10)×2
 備考 : 普段は無口だが、気分が高揚すると饒舌になる。関心のある事には積極的に関わろうとする。
      幼いころ目の前で事故死した女性を見たことで、"死を見る快感"を覚える。
      日本にいたころとある事件を起こしそれがもとで少年院に収容されるが、数年前に出所しアメリカに渡ってきた。
65榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/02(日) 13:19:56 ID:UcjNm4OH0
>>64【22:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13)
私はおそらく傍から見ると眠っているかのような無気力さで、予備の監視カメラを眺めていた。
ずっとここにいた。この阿鼻叫喚が発生した時から、ずっと。
途中館内の様子を確認しようとした人間が何人もやってきたが、私に気付く者はいなかった。
私が潜んでいるのは、屈まなければその存在すら認識できないような小さな扉の奥にある物置だったし、鋼鉄製の扉には内側から施錠してあったから。
否、途中で入室してきた日本人らしき少年が、ドアの前でしばらくの間口元に笑みを浮かべて立っていた。
おそらく彼は私の存在に気付いていたのだろう。
しかし、彼も死んだ。巨大なモンスターの餌食になって。
そのモンスターは未だにこの建物の中にいる。

私は足元に置いてあるミネラルウォーターを一口だけ飲むと、再び画面に目をこらした。
右上の、今となっては何処を映しているかもわからない画面の中、先程まで警備室にいた男たち>>49が白人女性に襲いかかっている姿が映っていた。
2人の男に抑え付けられて泣き叫ぶ女性、引き千切る様に剥ぎ取られた衣服。
その女性の上で、英国紳士然とした男性が狂気にうなされた顔で一心に腰を動かしていた。

私はその獣じみた様相に強い不快感を覚えたが、しかし依然として視線は画面を捉えていた。
私が狂っているのか? それとも世界が狂っているのか?

グロッグを掌の上で弄びながら、私は少しだけ自問した。
66ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/02(日) 16:27:58 ID:Nk9OyN3f0
>>58【22:30〜 2階:西側エレベーター→エスカレーター付近】(13/13) >>61
どうやら無事に2階へ着いたようだ。辺りを見回しながら慎重に進む。
動かなくなった死体…恐らく倒されたゾンビだろう。そして、半分乾いた血の痕が所々にあり、ここで何かがあったことを髣髴とさせる。
これをやったのは誰なんだ?少なくとも、ゾンビと応戦している者がまだこのモールに残っているのは確かだろう…。
残っていた、なのかも知れないが、それは今考えても仕方がない。

エントランスを歩いていると、エスカレーターが見えてきた。出入口にどういうわけか車両が止まっている。
あれはバリケードなんだろうか…。確かめようと近付いていくと、エスカレーターの側に人影が見えた。男と女だ。
とりあえずゾンビではないようだ。散弾銃を持った黒人が周囲を警戒しながら近くでしゃがみこんでいる女性に何か言っている。
そしてその女性は、泣いているようにも見えた。

先に声を掛けるべきか迷っていると、黒人が俺に気付いた。敵意がないことを示すと、向けようとした散弾銃の銃口が下がる。
こんなところで何をやっているんだろう…。疑問は近付くにつれ、徐々に嫌な想像へと変わった。
女性のしゃがみこんでいる先に、ひとつの遺体が見える。彼らの仲間なのか…?

黒人は、今にも泣き出しそうな顔で悪態をついていた。女性は、ただ押し黙るようにして遺体の手を握っている。
とりあえず互いに自己紹介をし、簡単な情報の交換をした。
黒人の男はディックと名乗り、白人の女性は消えそうな声でジェリーと呟く。
そして、横たわる遺体の名はフューリーだと教えてくれた。
改めて見回せば、付近にかなりの数のゾンビの死体がある、これは彼の手によるものなのだろうか。
67榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/02(日) 16:55:14 ID:UcjNm4OH0
>>64【22:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13) >>65
画面から目を離すと、俺は次に眺めるべき画面を探した。
夕方まで盛んだった、自警団気取りの警備員たちや略奪者たちの姿もだいぶまばらになった。

いや、それでも性欲の赴くままに行動している男たちの姿がいくつかの画面に映っている。
先程の光景>>62を見たからか、この獣じみた行動にも先刻感じたような不快感は消え失せていた。

───別にいいじゃないか、これもまた人間の一つの姿だ…

俺は4Fの書店を映した画面に目をやった。
一人の女性が映っている。
徒党を組んでいた連中の一人だ。確か名前はレルカと呼ばれていた。
無論監視カメラから音声は聞こえないが、ここに逃げ込む途中店内にばら撒いてきた盗聴器から漠然とした音声は聞こえていた。
先程書店に逃げ込んでから、じっと膝を抱えて何時間もそのままでいた。
その気の強そうな、それでいて美麗な横顔にははっきりとした疲労の色が見て取れた。
俺は口元に笑みを浮かべると、スピーカーの音量を最大にした。

書店の前の廊下をゾンビではない、しかしゾンビと同じような生理的な欲望に突き動かされている男たちの姿があった。
68ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/02(日) 17:01:48 ID:Nk9OyN3f0
>>58【22:30〜 2階:エスカレーター付近→銃砲店】(13/13) >>66
ひとまず、彼の遺体をディックと二人で運ぶことにした。ジェリーに周囲を警戒してもらいながら、銃砲店へと急ぐ。
その道すがら、感染して暴徒と化した連中がいること、生存者を道連れにしようとしていること、特に女性に暴行をしようとする者がいることを伝えた。
ジェリーの後ろ姿は何も語らず、顔を突き合わせるようにしているディックが苦々しげに舌打ちした。
敵はゾンビだけじゃねえってことか。吐き捨てられたその言葉に、何も返すことが出来なかった。

銃砲店の側に幾つかの寝袋のような物が並び、その中に同じように彼の遺体を包んで並べる。
ファスナーを閉じるジェリーが遺体に何か言いかけたけど、それ待たず背を向けて銃砲店へと入ることにした。
俺が聞く必要もないだろうし、知らないほうがいいこともある。

銃砲店には数人の先客がいて、出されたコーヒーを飲みながら自己紹介をした。
皆疲れた表情だ。無理もないだろう。余計なことは言わずに、要点だけを伝える。
どうやら暴徒のことは実際に交戦したメガネの男から聞いていたようで、話は早かった。
遅れて入ってきた二人を含め、ここにいる生存者は全部で7人。男が4人に女が3人か…。

俺は改めて内側からシャッターを施錠し、パネル操作だけでは外部から開かないようにした。
出払っていて戻って来ない者がいるか確認すると、スタージス>>20、それと頬に傷のある警備員と声が帰ってくる。
その他にもうひとりいるようだが、雰囲気からして聞かないほうがよさそうだ。恐らく、もう戻れる状態ではないって事なんだろう。
その二人以外が来てもシャッターを開けないことで全員が納得し、とりあえず脱出の方法を考えることにする。
69スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/03/02(日) 18:04:05 ID:2Hydy4yL0
>>20【21:30 B1:地下駐車場→立体駐車場:4F】(4/13)>>55

「キサマだけは許さん!!」」
糞野郎に500+110kgの塊が猛スピードで2mを超える巨躯ゾンビに衝突していった!
───────だが奴はくたばらない。

バイクの前輪にコーネルを跨らせたまま、バイクは疾走する。
蛇行運転を繰り返し、なんとかコーネルを払い落そうと、駐車場の柱の角や駐車車両の脇を掠める様に角にぶつけては、コーネルをこそぎ落そうとした。
しかし、激突の度に確実にダメージを受けている筈なのに、コーネルの強靭な足腰はガッチリフロントフォークをホールドしていて、やたらな事ではビクともしない…。
コーネルは再びBHPを取り出し、騎乗の俺に向けて発砲して来た。
「ウグッ…」
俺は腕に巻き着けていた自爆ベストでコーネルの顔を覆って視界を塞ぐと、リアフェンダーにフックしてあるウインチワイヤーを引っ張り出し、コーネルの首にグルグルと巻きつけた。
コーネルは顔面を覆う自爆ベストと首に巻き付いたワイヤーを外そうとして、バイクをホールドしている体勢が少し緩んだ。
「今だ!」
それを見逃さなかった俺は8200ccOHVエンジンに一瞬フルスロットルをくれて猛加速をすると、一気に急ブレーキをかけた。
タイヤはロックして軋み、ツルツルの室内駐車場路面に長いスリップマークを刻みつけた。
俺は氷上を滑る様な500kgのバイクをコントロールをした。
遂にコーネルは急減速の為に慣性の働いた大きな体躯を前方に投げ出した…ワイヤーを首に巻きつけたまま。

俺はそのまま立体駐車場のスロープを駆け上がり、コーネルを引きずっていった。
途中2〜3階のハマーとクラッシュ車両の隙間をシケインの様に切り返すと、引きずられるコーネルは尽くハマーとクラッシュ車両に激突していった。
只でさえズタボロなのに、コーネルの四肢の関節は歪な方向を向き始めた。
そのままの勢いで俺は4階の屋外駐車スペースまで駆け上がり、バイクを停車させると、コーネルは何時の間にかワイヤーから外れて消えていた。

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(1/5)・基本難易度:3
(残り0回…コーネルとの戦闘解除)
70レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/03(月) 00:13:05 ID:+UavXCSr0
 氏名 : レルカ・カラビナー
 性別 : 女
 年齢 : 歳 19
 体格 : 160cm  48kg
 性格 : 根は正義感が強いものの「世の中そんな甘くない」とも思ってるペダント。
趣味特技: 苦手な事の方が多いが、強いて言うなら「職業当て」
 職業 : バックパッカー(旅行者)
 容姿 : 黒髪ショート、サファリ系ノースリーブワンピ、トレッキングブーツ
所持品 : ルガーSRHアラスカン(6/6)、ニ連ローダーポーチ(6x2)二個、フレーム付き背負いバック(洗濯物、貴重品、化粧ポーチなど旅行用品)
 備考 : てんかんの持病もち。ヨハネスブルグに留学経験あり。
71レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/03(月) 00:43:25 ID:+UavXCSr0
>>70【22:30〜23:00 2F:銃砲店→4F:書店→屋上】(6/13)

ジェリーとディックがフューリーの遺体を運んで来た。
ウォーレンと名乗る男が新たに加わった。
彼の提案で外からは店に入れない様にしようという事になった。
しかしジェリーは何を思ったのか、突然に衝動的に店を後にしてしまった…彼女を心配したファーエルがその後を追って行った。
ウォーレンは店を出ない方がいいと皆に言った。
だけど私は二人を追って店を飛び出した。彼女達は4階に向かっていた。
私も4階に向かい、彼女達の姿を探して書店などの店舗を回った。
ジェリーはCD店に居た。
ジェリーと似た様な髪型、服装をしたゾンビが店内に閉じ込められている…シャッターが降りていて、外には出られないのいだ。
遺体の損傷は軽微で生きている様にも見える程だ。
彼女はまるで生き写しの鏡でも見ているかの様にその瓜二つの女ゾンビに見入っていた。
「…何をしに4階まで来たの?」
と聞くと、屋上に書いた血文字のSOSを確認しに行きたいという…。
ファーエルと3人で屋上にいってみる事にした。

(4階の去り際にCD店を見ると何やら怪しい二人組がジェリーと似たゾンビに絡んでいる所だった…)
72レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/03(月) 00:45:12 ID:+UavXCSr0
>>70【23:00〜 屋上→脱出】(6/13) >>71

ファーエルと3人で屋上にいってみると、上空をヘリコプターが旋回していた。
手を振ると、ヘリは着陸して来た。個人所有のヘリコプターだった。
丁度3名乗れるスペースがあるので、このままモールを脱出する事にした。
パイロットによると、いつまでもグズグズしていられないという…迂闊に着陸すると助かりたい暴徒が群がってきて危険なのだそうだ。
幸い、私たちは丁度乗員定数にピッタリ合っていたので近くの避難所まで乗せてくれるのだそうだ。
おっつけ、州軍のヘリや救援部隊も駆けつけるという…ならば先に脱出しても問題はない。
モールの皆には何も言わずに去るのは忍びないが、仕方ない…。
ゾンビの群も迫って来ている、グズグズはしていられない。
私たちはヘリに便乗してモールを後にした。

【ジェリー、レルカ、ファーエル、脱出】

PS、

ジェリーはそのまま隔離病棟に幽閉された…感染してもゾンビ化しない事例は希だがあるらしい。
ゾンビに噛まれてから1年以上過ぎても何の兆候も現われない人も居るという報道もある程だ。
しかし、私はそれからジェリーには会っていない…。
73ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/03(月) 00:56:06 ID:26hbeLEH0
>>58【22:30〜 2階:銃砲店】(13/13) >>68
銃砲店の生存者と各所の状況を確認しあい、脱出の算段を立てていく。
封鎖の具合からして地上、地下共に脱出は絶望的だが、立体駐車場から車両を調達することは出来るようだ。
当然、それなりの危険は伴うが…。
朝を待つか、状況が悪化する前に脱出するか、各自がめいめいの考えを述べながら生き残るための策を模索する。
男も女も、年齢も職業もこの状況では関係なかった。目の前の難題を前にそんな些細なことを気にしていられない。

俺はジェリーからマスターキーを受け取ると、西側の立体駐車場への通路を開放することを提案した。
そこから1階の立体駐車場まで突破し、乗ってきた配送用のトラックまで移動する。小さな配送用トラックだけど、この程度の人数なら楽に乗れるだろう。
大半を後部の荷室に押し込めることになるだろうけど、金属製だから安全といえば安全だ。

もちろん、その案に乗る奴だけ乗ればいい。立体駐車場を移動する危険を強制は出来ない。
他に安全そうな方法があるなら、それを選べばいい。そこまで強制はしなかった。
とにかく、脱出できる望みがあるうちに行動しなければ…!

シャベルではさすがに無謀だろうと判断し、散弾銃の棚からモスバーグを取り出しスリングで肩に担ぐ。弾はなるべく多いほうがいいだろうな。
あとは無事に脱出できるように祈ることくらいだ。
全員がついて来るか、それすら確認せずに店を出た。残ってる奴を見たら無理矢理引っ張ってきてしまいそうな気がしたからだ。

【持ち物変更】
マスターキーを入手
シャベル放棄→モスバーグM500(6/6)予備弾18発を入手
74ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/03(月) 01:38:21 ID:26hbeLEH0
>>58【23:00〜 2階:銃砲店〜エントランス】(13/13) >>73
俺が店を出ようとしたとき、なにか考えでもあるのかジェリーが銃砲店を飛び出していく。
それを追いかけるようにして、フリフリのお嬢ちゃんも出て行った。
止めようとして、どうしたものか考える。もうそういう段階じゃないんだ、やりたいことがある奴、アテのある奴には自由にさせればいい。
だが、外にはまだ……。

結局、二人を追って飛び出したワンピースの女>>70を止めることさえ俺はしなかった。
いや、フリだけはしたといってもいい。だが、結局は全て押し付ける形で黙認だ。この段階で各自がどう動こうと関係ないだろう。
マスターキーを寄越してくれただけでも感謝すべきだ。いや、これこそが前兆だったんじゃないのか…?
もう溜息しか出ないな、情けない…。

改めて背後を振り返り、ついてくる気のある者だけついてくるように促す。
俺たちもグズグズはしていられないな。
最後の最後でヘタ打つわけには行かない。そんなベタな脇役みたいな死に方はさすがにゴメンだ。
75ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/03(月) 20:06:04 ID:26hbeLEH0
>>58【23:00〜 2階:〜立体駐車場】(13/13) >>74
途中で出会った生存者を2人ほど加え、そのまま立体駐車場への連絡通路を目指す。
そういえば銃砲店で合流した連中とも簡単な挨拶はしたが名前はもう忘れてしまったな。
まあ、それは生きてここを出られたら、どこかの酒場で祝杯でも挙げながら改めて聞けばいいだろう。

全員が押し黙ったまま、ただ歩く。その先頭を歩きながら、ようやく通路の出入口を見つけた。
マスターキーを使って通路を閉ざすシャッターをあけようと試みる。
聞けばこいつはレプリカで、開き辛かったり無理をすると壊れたりするらしい。
折らないように慎重に扱わなければならないため、少々手間取った。

【レプリカキーによるシャッターの操作】
奇数で成功。それ以外ならば開かない。
76榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/04(火) 10:59:36 ID:gx7JKPVd0
>>64【22:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13) >>67
男たちが、レルカの潜む書店になだれ込んでいた。
数にして10人程度か、老いも若きもその顔は一様に狂気に彩られていた。
「動かないで!一歩でも近づくと撃つわよ!」
盗聴器を介してスピーカーから洩れるその声には、多分に恐怖の色も含まれていたが、しかしその眼にははっきりとした意志の強さが感じ取れた。

しかし、男たちにはその怒声も聞こえないかのように、レルカの方に歩を進めた。
彼らはとっくに死んでいたのだ、精神的には。
理性や良心など置き去りにして。
ただ一握の性欲だけを残して

ドンッ! 店内に銃声が響きわたり、先頭を歩く男がもんどりうって倒れた。
しかし、男たちは何事もないかのように歩を進める。
ドンッ! 再び銃声が響き男が倒れたが、男たちの歩みは止まらない。
三度レルカは引き金を引くが、ガチッと言う無機質な音が響いただけで銃弾は出ない。

──弾詰まりだな…
私は口元を歪めた、笑みとも同情ともつかぬ形に。
レルカの瞳が恐怖と戦慄で大きく見開かれた。

「きゃぁぁぁぁぁ!!」
レルカは悲鳴をあげながら、男たちの間に埋もれていった。
男たちは舌を伸ばし涎を滴らせながら、我先にと地に伏すレルカへと群がった。
びりびりと何かを裂く音が聞こえ、やがて彼女の着ていたノースリーブワンピースや下着、トレッキングブーツなどが群衆の中から放り出された。

その中から彼女の悲壮な叫び声が微かに、そして徐々にはっきりと、何度も聞こえてくる。
一度目は甲高く、二度目に哀願を訴え、そして三度目は、絶叫だった。

私は足元に転がっているペットボトルを拾い上げ、一息に飲みほした。
生暖かい水の感触が、渇いた喉に心地良く沁みわたった。
77ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/04(火) 18:57:15 ID:23+R5VBp0
>>49【22:30 4F:CDショップ】(8/13) >>62

ちょっと過去話…。

俺は数時間前迄このモール4Fのゲーセンに仲間と居た。
でも仲間は尽くゾンビに変わっちまった…クズ野郎達だったが、俺には仲間がヤツラしか居なかった。
みんな喰われて、俺もヤツラに襲われた。
もしかしたらパニックはゲーセンから発生したのかもしれない…。
何故そう思うかと言えば、入り口の扉を警備員だか係だか、モールの人間が閉ざしたからだ。
俺やまだ生きていた仲間や生存者は閉じ込められちまったんだ…ゾンビの溢れ返るゲーセン内にな。
その後は正に地獄絵図だった…俺は自分が助かる為になんでもしなければならなかった。
仲間を犠牲にして、自分より弱い奴を盾にしてしてイケニエにした。
なんとか上手い事天井の排気ダクトによじ登って難を逃れた時には既に何箇所か噛まれていた。
ダクトを通って4階フロアに降りるとまだ警備員はゲーセンの扉を力一杯押さえていた。
まだ中に明らかに生存者がいるのに無視していたんだ。
俺は近付いて、扉を押さえるのを手伝い、警備員に協力する振りして、腰の拳銃を奪った。
そして人を殺した…。
至近距離から警備員全員を銃殺してやった。
扉が開いて勢い良く中のゾンビがフロアに溢れ出して来た…殺した警備員も撃たれてまだ生きていた警備員もやがてゾンビの仲間入りをした。

…いずれ俺もそうなるだろう。
78レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/04(火) 19:34:20 ID:gGgmOTen0
>>70【22:30〜 4F:書店】(6/13) >>72

気が付くと、私はゾンビに囲まれていた…。
──あれ?──
…確かモールをヘリで脱出したんじゃあ…

また癲癇だ…どうやら暫く失神していたらしい。
『じゃあ、みんなと脱出したのは夢?…私が見た妄想だったというの?』
涙が滲んで来た…悲しみが襲って込上げて来ると共に、だんだん意識がハッキリして来た…。

そう、思い出した、覚えている…確か3発威嚇射撃した…3発目は不発。
ゾンビでない人間を撃つ訳には行かない…。
混濁していると、びりびりと何かを裂く音が聞こえ、やがて私の着ていたノースリーブワンピースや下着、トレッキングブーツなどが男たちによって引きき毟られた。
「きゃぁぁぁぁぁ!!」
私は1.5kgのリボルバーを振り回して男たちを薙ぎ払った。
1.5kgの鈍器を無防備に頭に喰らって男たちが怯んだ所で脱出した。
79レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/04(火) 20:25:28 ID:gGgmOTen0
>>70【22:30〜 4F:書店→CD店】(6/13) >>78

ゾンビに見えた人間は理性を失った暴徒達だった…その数凡そ10人位。
しかしゾンビじゃなければ理屈は通用する。
奴等にはもう未遂に終わった”前科”という負い目があるから、私に実弾を撃ち込まれても仕方ないと思っているだろう。
最初に銃を奪わなかったのは、矢張り自分たちは生者であるという区分からだろうか…?
私もまさか生存者がゾンビの様に大勢で覆い被さって来るとは思わなかったので仰天し、癲癇を再発しそうになったが…。

私はリボルバーのレーザーサイトで暴徒どものそれぞれの股間を照射してやった…もうこれだけだ奴等を大人しくさせる事が出来た。
靴が片一方脱げている…奴等の人垣の辺りに脱げ落ちていた。
私が銃口を向けて近付くと、サササッと男共は後退り、私は易々と靴を履きなおした。
しかしボディーマーのベストを着てるとは言え、ワンピの裾と下着はビリビリに破れてしまっていた。
どうやらボディーアーマーは外す事が出来なかった様ね…、

「まあ、ヨハネスでは良くある事…」

私はファーエルと合流して再びジェリーの捜索を再開した。
そしてファーエルが彼女を見つけた。
男二人>>49に押し倒されている!
私達は寸での所で男たちの毒牙からジェリーを引き剥がした。
男たちは当然殺気立つだろうが、私には勝算があった…奴等は銃を持っているが、弾は入っていない…と。
そして言ってやった。

「早く逃げないと、コーネルが来るわよ…ホラ、もうすぐそこまで来ているワ!」>>49

男達>>49がゾンビコップコーネルに気を取られている隙に私たち3人はその場を一目散に立ち去った。
80ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 16:50:40 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 2→4階:連絡路シャッター前→CD店】(12/13) >>75
シャッターをなかなか開けられずに苦労していた。所詮はレプリカってことか。
そうこうしていると、モールの吹き抜けから女性の悲鳴と銃声が聞こえてきた。
だから言わんこっちゃない…!

脱出を目前にして自分勝手に逃げ出した奴のことなんか知るか…とも思ったけど、さすがに知らぬふりもできないか。
どうせエレベーターはすぐそこだ。それを使って騒動の起きている4階へと移動した。
4階に到着し、エレベーターの扉が開く。散発的に銃声が聞こえてきた。それを頼りに移動する。

「なんだ…ありゃあ…!?」
CD屋の近くで俺が目にしたのは、一体の大柄なゾンビだった。
2メートルを越すような警官姿のゾンビが信じられないことに拳銃を撃っている。
誰かと交戦したんだろうか、体中傷だらけというにはあまりにボロボロのその姿は正に化け物だ。

俺はてっきり生存者の誰かが暴徒に襲われたものと思ってたんだけど、なにがどうなってんだ。
どう対処すべきか考えていると、そいつは俺に気付いた。こうなったらやるしかない。
ショットガンを構え、2発発砲した。

【ゾンビコップ・コーネル(1/5)との戦闘 難易度+3】
1.6ならコーネルを倒せる。それ以外なら失敗、カウンター-1
81ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 20:33:01 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 4階:CD店】(11/13) >>80
使い慣れていないからだろうか、それとも手が震えているからだろうか。
結局、店の棚に散弾が炸裂しなにかをはじき飛ばしただけに終わった。
さらに2発立て続けに発砲する。

【ゾンビコップ・コーネル(1/5)との戦闘 残り4レス】
難易度+3
2、7なら倒せる。それ以外ならカウンター-1

82ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 20:38:20 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 4階:CD店】(10/13) >>81
こいつ…!
肩と腹を掠めた散弾が制服と肉片をえぐり飛ばしたが怯む素振りすら見せない。
その間にも、奴は時々こちらへ発砲してくる。この損傷具合でどうやって狙ってるんだ…化け物め…。

【ゾンビコップ・コーネル(1/5)との戦闘 残り3レス】 
難易度+3 
2、7なら倒せる。それ以外ならカウンター-1
83ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 20:48:01 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 4階:CD店】(9/13) >>82
しまった…!弾切れか…。
こんな状況で再装填などしていられるか。近付いてその腐った頭をぶん殴り叩き潰してやる。
そのほうがより確実じゃないか。

CDの乗ったワゴンを奴に向けて突き飛ばし、その隙に懐へ飛び込んだ。
弾の切れたショットガンでも殴られればただでは済まないはず…!
大きく振りかぶって、奴の側頭部目掛けて渾身のフルスイングを叩き込む!

【ゾンビコップ・コーネル(1/5)との戦闘 残り2レス】 
難易度+3 
2、7なら倒せる。それ以外ならカウンター-1
84ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 20:53:28 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 4階:CD店】(8/13) >>83
確かに捕らえたと思った渾身の一撃があっさりと弾かれる。
ボロボロになった右腕がしっかりとガードするように軌道上に立ちふさがっていた。
偶然なのか、それとも意図的にそうしたのか?
銃を使ってくる点から考えても、こいつは普通のゾンビとは何かが決定的に違いすぎる…。

そいつの左腕が動く。やばい、銃を持っているのは左手か!?
逃げられやしないな。ならその前にこいつを叩き込むだけだ。
ショットガンの銃身を握り、ストックを鼻面目掛けて叩き込む

【ゾンビコップ・コーネル(1/5)との戦闘 残り1レス】 
難易度+3 
2、7なら倒せる。それ以外ならカウンター-1
85ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 21:29:39 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 4→2階:CD店→西側エレベーター】(7/13) >>84
至近距離での発砲に、目がくらみ耳が激痛を覚えた。
それでもなんとか奴を蹴り飛ばす。ふらふらとよろめき、そいつはホールの柵を乗り越えた。
「やったか…!?」

墜落死を期待しては見たものの、そこにはエスカレーターがあるだけだった。そのまま3階に逃げ込まれたか…?
それともさらに下まで落ちただろうか。

とりあえず、こんなところでぐずぐずしてはいられない。
俺はエレベーターに戻り、2階へのボタンを押した。

【コーネルを見失う 以後0、2、4、6で遭遇】

86ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 21:49:17 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 2階:西側エレベーター→立体駐車場通用路付近】(7/13) >>85
レルカ>>70やジェリー達は結局どうなったんだろうか。悲鳴は女のものだったはずなんだけど。
まあ、いまさらどうでもいいか。それぞれ別の方法で脱出しようとしてるんだ、関係ないだろう。

あいつと戦ってるときは夢中だったけど、体のそこかしこに打ち身のような鈍痛が走る。
幸い、噛まれてはいないが…。

ショットガンに弾を装填し、エレベーターを降りる。
僕を待っていた生存者の数が減っているようなきもした。けど、待っていろとは言えなかったから、聞かないことにする。
自由にしたい奴はそうすればいい。僕だって自分の方法が絶対だなんて言えないからな。

【マスターキーによるシャッター開放】
奇数なら成功。偶数なら失敗



87ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 21:57:13 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 2階:→立体駐車場】(7/13) >>86
なんとかシャッターが開いた。
生存者を連れて、立体駐車場への通路を進む。ここから下に下りて配送トラックへいくだけなんだが…。
午前中とはうって変わって、何もかもが遠く感じるな。
通路にゾンビの姿は見えないけど、駐車場はどうなってるんだ?

薄暗い蛍光灯の証明がぼんやりと灯る駐車場に踏み込む。
このまま何もなければいいんだが。
88ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:04:27 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 2階→1階:立体駐車場】(7/13) >>87
スロープを慎重に下る。ここから見える景色は、普段の町並みと変わらない。電気が灯り、人の生活の気配がする。
遠く近く聞こえる唸り声のようなものさえ除けば、だけど。
下を見ると、敷地内にはあちこちに人影が見えた。徒歩で逃げ切れる状況ではないな…。

一体世界はどうなっているんだ。
この町だけなのか、この国だけなのか、俺には分からない。
とにかく、ここを出てどこかに行こう。そうすれば全てがはっきりする日も来るかもしれないんだ。
89ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:09:37 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:】(7/13) >>88
スロープの出口を警戒しながらくぐる。
駐車場を囲むフェンスや鉄柵越しに、亡者たちが俺たちに気付いたのか必死に手を伸ばし、金網を揺らす。
ここからトラックまではそう遠くない。思い切って走り出したい衝動に駆られるけど、慎重に進んだ。
他の生存者と協力して、死角を作らないように移動する。
誰だってここまで来て死にたくはないからな。

9回裏ツーアウトで逆転サヨナラホームランはシャレになんないだろ。
90ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:17:01 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>89
区画ごとに割りふられたアルファベットを目印に、配送トラックを目指した。
表にいる死人の声が海鳴りのように響いて、俺は正直ちびりそうだった。
やっと生きて出られるという安心感よりも、いま次の瞬間に襲われるかもしれないという恐怖が先にたつ。

でも、ここにいたであろうゾンビたちはどこへ行ったんだ。
表に出たのか、それともスロープで上に上がったのか。奴らの行動ルーチンなんか知ったことじゃないけどな。
91ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:22:21 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>90
トラックが見えた…。
その瞬間、俺は腰が抜けて座り込みそうになった。
会社のシンボルマークの帽子を被った犬がひどく懐かしい。

「あれが俺のトラックだ。もう少しだな」
誰にともなく呟き、さらに歩み寄る。
手順は簡単だ。鍵を開けて荷室に生存者を乗せ、座席に戻りエンジンをかける。
簡単だ、そう、とても…。

乗っちまえばこっちのものだ。
はやる気持ちを必死に抑えた。
92ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:28:57 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>91
生存者のひとりに銃を渡し、周囲を警戒させるとポケットからキーを取り出しトラックの荷室を開ける。
そこへ生存者が乗り込んだ。一応薄暗いけど照明はあるし、少しの我慢だ。
狭くはないけど乗り心地までは保証できない。そういって笑うと、俺は扉を閉めた。

ショットガンを持たせた男が助手席を開け、俺を促す。そこから乗り込み運転席に移動した。
よくあるパターンの『最後の最後で』を避けるためだ。そして最後の生存者が乗り込み、ドアを閉める。
誰かが座席後部の小窓を叩き、親指を立てて見せた。
そうた、俺たちは生きて脱出できるんだ。

キーを差し込み、エンジンを始動させる。
93ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:35:41 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>92
エンジンがかかり、ほぼ半日ぶりの振動に身をゆだねる。
この揺れがこんなに心地いいものだとは思わなかったな。
慎重にトラックを発車させ、駐車場の出口を目指した。

【判定】
奇数なら衝突した車が前方を塞いでいるため迂回しなけれればならなくなる。
偶数なら、そのまま出口付近へ
94ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:41:13 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>93
「うお…マジかよ」
前方で乗用車同士が衝突し、通路を塞いでいる。慌てて逃げ出そうとして事故ったのか?
仕方なくギアをバックにいれ、戻ることにした。
まあ、ここしか通れないわけじゃあないしな。
それに、車で移動してるんだから安全だろう。

内心嫌な予感はするが、それを口にはしなかった。
助手席の男も、それは同じかもしれないが。

95ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:48:33 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:】(7/13) >>94
どうやら事件発生時には大半の車が1階にいたようだな。
よく考えれば、それは当然か。大抵の客が食料品店などのある1階に用事があるからな。
それなりに残っていた車が慌てて逃げようとしたってわけか。
所々にぶつかったあとや、へこまされた様々なものが見える。中には、車の中でゾンビ化しているファンキーな奴もいた。
噛まれて逃げ込んだ奴が運転中に暴走した末路なのか…?

静まり返った駐車場をゆっくりと慎重に進みながら、出口を目指す。
ずいぶん遠回りになってしまったな。
96ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 22:55:30 ID:S+mZyXA10
>>58【23:00〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>95
出口を示す標識が見えた。
さすがに迷いはしなかったけど、下手にぶつけて車が故障したら命取りだ。
汗の滲んだ額を拭い、帽子を被りなおす。

街灯に照らされたアスファルトが見え、そこに何体かのゾンビも見える。
腹いせ紛れでひき殺してやろうかとも考えたけど、それは我慢した。特にならないことはしないほうがいいだろう。
今さらこんな奴らどうだっていいじゃないか。

97スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/03/05(水) 22:57:15 ID:bj20RX+t0
>>20【23:00 4階→1階:立体駐車場】(4/13)>>69

バラバラになってしまったオヤッサンの遺体を回収しに戻ってみると、最早跡形も無く消えていた…。
恐らく散在するゾンビ共が片付けてしまったのだろう…。
これで跡形も無くオヤッサンはこの世から消滅してしまった。
「オヤッサンよう…」
俺の中に沸々と怒りが込み上げて来た。
オヤッサンの遺体を損壊させたばかりでなく、俺自身にオヤッサンを真っ二つにさせたコーネルだけはこの手であの世におくらなきゃ気がすまねえ!!
「コーネルだけは俺が殺す!」
俺は超ド級大型カスタムバイクを発進させた。
ゾンビコップコーネルを探す為に…。

そして奴はいた!
俺はフルスロットルで突進し、騎乗のままホットソーを振り翳した。
「よくも俺にダチを斬らせたな…貴様だけは許さねエ!」
1.5mのホットソーで奴に斬り付ける!

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(1/5)・基本難易度:3 ←近接戦闘+怒り(-3)難易度:0
・秒数  9.4.2.1.0 で相打ち、互いにダメージ-1
・秒数  3.5.6.7.8. でスタージスにダメージ-1
(残り5回)
98スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/03/05(水) 23:00:07 ID:bj20RX+t0
>>20【23:00 4階→1階:立体駐車場】(3/13)>>79

コーネルはバイクの突進を避けた。
俺は片手で180度ターンしなければならなかった…。
もう一度…奴に特攻する。
「…貴様だけは許さねエ!」
1.5mのホットソーで奴に斬り付ける!

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(1/5)・基本難易度:3 ←近接戦闘+怒り(-3)難易度:0
・秒数  9.4.2.1.0 で相打ち、互いにダメージ-1
・秒数  3.5.6.7.8. でスタージスにダメージ-1
(残り4回)
99スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/03/05(水) 23:01:33 ID:bj20RX+t0
>>20【23:00 4階→1階:立体駐車場】(2/13)>>98

コーネルはバイクの突進を避けた。
俺は片手で180度ターンしなければならなかった…。
もう一度…奴に特攻する。
「…貴様だけは許さねエ!」
1.5mのホットソーで奴に斬り付ける!

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(1/5)・基本難易度:3 ←近接戦闘+怒り(-3)難易度:0
・秒数  9.4.2.1.0 で相打ち、互いにダメージ-1
・秒数  3.5.6.7.8. でスタージスにダメージ-1
(残り3回)
100スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/03/05(水) 23:03:05 ID:bj20RX+t0
>>20【23:00 4階→1階:立体駐車場】(1/13)>>99

コーネルはバイクの突進を避けた。
俺は片手で180度ターンしなければならなかった…。
もう一度…奴に特攻する。
「…貴様だけは許さねエ!」
1.5mのホットソーで奴に斬り付ける!

【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(1/5)・基本難易度:3 ←近接戦闘+怒り(-3)難易度:0
・秒数  9.4.2.1.0 で相打ち、互いにダメージ-1
・秒数  3.5.6.7.8. でスタージスにダメージ-1
(残り2回)
101スタージス ◆rZZFfPH35A :2008/03/05(水) 23:07:08 ID:bj20RX+t0
>>20【23:00 4階→1階:立体駐車場】(0/13)>>100

どうやらここまでのようだ…

スタージス死亡


【ゾンビコップ・コーネルとの戦闘】(1/5)・基本難易度:3
(残り1回)
102ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/05(水) 23:10:35 ID:S+mZyXA10
>>58【23:30〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>96
誰もいなくなった警備員の詰所を横目に見ながら、駐車場入口のゲートへと近付く。
さすがにここが封鎖されていたらマズかったな…。
隣で男が溜息を漏らし、背後で「ずいぶん広い駐車場だったなあ」と笑い声が聞こえる。

そうだな。確かにずいぶん広い駐車場だった。こんなに走らされるとは…。
なにより、ずいぶん長い一日だった。
ゆっくりとアクセルを踏み込み、慎重にゲートへとトラックを進めた。

そのとき、甲高い音が車体の側面を掠める。なんだ…!
車内に緊張が走った。こんな状況で発砲してくるのは暴徒どもかあの警官ゾンビしかいない…!

ゲートの先、出入口の前に立ちはだかる黒い姿が浮かび上がった。
あの警官ゾンビか…!
「後ろの連中、伏せてろ!」
俺はアクセルを踏み込む。どうしてもケリがつけたいなら付き合ってやるか。
奴の発砲にも構わず、そのまま突進した。

【ゾンビコップ・コーネル(1/5)との戦闘 残り5レス】 
難易度+2(車両による突進)
2、5、8なら倒せる。それ以外ならカウンター-1
103ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/07(金) 00:35:08 ID:zwTFRXbV0
 氏名 :ジャクソン・バクスター 
 性別 : 男
 年齢 : 24
 身長・体重:190cm 88kg 
 性格 : 自己中心的、残忍
趣味特技: 喧嘩
 職業 : 無職(裏で様々な非合法品を取引し生活している)
 容姿 : ODのカーゴパンツに迷彩柄のジャケット 
所持品 : SIG SAUER P226(15/15) 予備マガジン2本(15発×2本) 大振りのナイフ
 備考 : 執着心が強く粘着質。すぐに暴力に訴える
104ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/07(金) 00:54:15 ID:zwTFRXbV0
>>103【23:30〜 4階:小児科病院前】(13/13)
まったくツイてねぇ。
騒動に乗じてこのモールで殺しまくり略奪しまくり犯しまくりのファッキンパーティーだと思ってたンだがな。
ちょっと挨拶代わりにレイプしようとしただけで銃ぶっ放しやがってあの女>>70
次に会ったら殺す。殺してから犯してゾンビの餌にしてやる。
しかもなんなんだよ銃乱射する警官のゾンビとか反則だろ。
仲間が殺されてヤバイと思ったからトンズラしたが、ありゃあなんだったんだろうな。

苛立ち紛れに近くにあったゾンビの死骸を蹴り飛ばした。
こんな程度じゃおさまらねえ。見つけて追い詰めて殺してやる。
105ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/07(金) 09:41:13 ID:PM6OIigk0
>>49【22:30 4F:CDショップ→1F:立体駐車場】(7/13) >>62>>77

ジェリーの上に先ずドレイクがのしかかっていると、背後から女>>70がケリを入れて来た。
「うおっ…なんだ?!」
何時の間にかモニターに映っていた銃砲店に居た女達が背後に立っていた。
「何しやがるこの女ァー!!」
蹴って来た女>>70はジェリーを連れ去る間際にこう言った。
「早く逃げないと、コーネルが来るわよ…ホラ、もうすぐそこまで来ているワ!」
「コーネル…だ、と?」
片手の巨大な警官ゾンビが こっちにやる気マンマンで向かって来る!!
「な、なんだよ、このバケモノは…?!」
ヤバイ…俺等もズラカラなきゃ…でもあの警官ゾンビは何か「俺」を狙っている様な…。
ヤバイ…ヤバイよ…ヤバイ…来る…来る!…来る!!
「ひいっ」
コーネルの一撃がドレイクを捉えた!!
ドレイクの首が吹き飛んだ…。
ドレイクの生首は偶然、自分の股間のイキリタッテいたナニをくわえ込む形でこぼれ落ちた。
…奴は死ぬ間際に自分の口で漸く果てる事が出来た。

【ドレイク-死亡】

次は俺の番だ…!
その次の瞬間、ショットガンの銃声が二発轟いた!!
>>80-85
親切なお節介野郎>>58の身を呈した死闘のお陰で俺は助けられた。
「ふう…助かったぜェ」
俺はこのウォーレン>>58と名乗る御目出度い野郎と行動を共にする生存者達に紛れ来む事にした。
------それから1時間後-----
「ずいぶん広い駐車場だったなあ」
助手席の俺はショットガン片手にウォーレン>>58に笑いかけて言った。
このままおめおめモールを脱出させて堪るかよ…ヒヒヒ…。
106ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/07(金) 09:53:43 ID:PM6OIigk0
>>49【23:30 1F:立体駐車場】(6/13) >>105

俺はさり気なく抱えているショットガンの銃口をウォーレンに向けていた。
俺が引き金にジワリと掛る力を抑えるのに懸命になっている事を、この男は気付いていないんだろうなぁ…ヒヒヒ…。
込み上げて来る笑いを抑えるのに俺は必死だった…。
そのとき、 ゲートの先、出入口の前に立ちはだかる黒い姿が浮かび上がった。
あの警官ゾンビ、コーネルだ…!
「後ろの連中、伏せてろ!」
ウォーレンはコーネルにこのまま突っ込む積りだ!!
「バカっ止めろ!」
俺は逸早くトラックから飛び降りて難を逃れた。
トラックはコーネルに激突した直後、爆発して激しく横転した。
「・・・・・・・・・・・」
横転して炎上しているトラックに近付くと、ウォーレンはエアバックによって無傷だった…気を失ってる様だ、この分じゃ暫く気付くまい。
しかし後部座席の生存者は皆死んでしまっていた。
いや、一人生きている。
ディックとかいうチンケなコソ泥だ。
「あんた…助けてくれ…」
どうやら動けない様で、俺に助けを乞う…。
「なあ、あんた、いっその事、みんなと死んでいればよかったんじゃね?そうは思わないか?」
俺はショットガンの銃口をディックに向けた。
「や、止めろよぉー撃つなー殺さないでくれー」
やがて車内の生存者がゾンビ化してきた。
「た、助けて、助けて、助けて、」
横転事故で骨折してるのか、余り動けないゾンビがジワジワとディックに這い寄って来た。
「じゃあ、アンタが俺の立場だったらアンタ、ヒトの為に助けたりするか?」
暫くディックは考えて、言葉に詰まった。
そして何か言いかけようとして、口を開いた第一声は絶叫でしかなかった。
「ぎゃああああああああああああー!!」
俺は慈悲の一撃をディックに加えてやった…勿論、ゾンビ化してからだがなぁ…ケケケ…。

【ディック-死亡】
107榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/07(金) 13:07:38 ID:UodC4I670
>>64【22:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13) >>76
「つまらないな…」
小さく呟くと、天井を仰いだ。
カメラを見続けるのもいささか飽きた。
この異常事態も、自分にとってはもはや同じ光景の連続にすぎない。

「もっと面白い光景はないのか…」
私は期待を込めて、立体駐車場を映す画面を見つめた。
108レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/07(金) 16:12:37 ID:DvvIX/Sl0
>>70【〜23:00 4F:→屋上】(6/13) >>79

私たちは屋上へ向かった。
ファーエルとジュリーは何故屋上に行くのかと尋ねて来た。
私にもよく分からない…救出隊が来るという確信があった訳ではなかったけれど、何か予感めいたものがあった。
きっとあの癲癇を起こしかけた時の白昼夢>>71-72みたいな幻が現実になるような、そんな気がしていた。
109ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/08(土) 10:31:00 ID:DEVTx7Re0
>>49【23:30 1F:立体駐車場】(5/13) >>106

トラックはコーネルに激突した直後、爆発して激しく横転した。
逸早く飛び降りた俺は、横転して炎上しているトラックに近付くと、ウォーレンはエアバックによって無傷だ。
だが気を失ってる様だ、この分じゃ暫く気付くまい…後部座席の生存者は皆死んでしまっていた。
メラメラと燃える車の炎が燃料タンクに引火するのも時間の問題か…。
トラックのラジオのスイッチが衝突した拍子に入った様で車内から放送が聞こえて来るた。

” ──── 大統領が召集した緊急会議にはFBIとCIAも参加していますが、まだ何も発表されていません。
 何故、科学者に相談しているのでしょうか? 

─クライムズ医師にお聞きします。現在、事件の解決に全力を尽くされてますが、何か対応策は?─
『まず皆さんに注意していただきたい事は襲われた場合の処置です。どんな合併症が出るか分かりません』
─大学病院に安置されていた死体は両腕両足が切断されていたそうですが?─
『左様…今朝、その死体が目を覚まし動いたのです正に生ける屍、ゾンビでした』

現在、科学者が再び活動を始めた屍の原因究明の為に全力で調査中です。
原因不明の放射能レベルの増加が原因としている説もあります…。
この怪異が続く限り、人肉を食べ続ける屍が増えつづけるものと思われます。
この時期に死んだ人間はみな生き返り生きた人間を襲います。
しかし脳を破壊すれば大丈夫です。 ────” 

今はもうトラックの荷台の中でゾンビになってるが、脱出しようとした生存者達の中に俺を撃った眼鏡野郎の姿は見当たらなかった。
「するとヤロウ…まだ銃砲店の中に残っていやがるのか!」
モニターを見たときには重傷者を介抱していたから、それで居残ったのか…偽善者め。

俺は銃砲店に向かう事にした。
だが、中に入れて貰うのは簡単じゃない。

【秒数判定】
偶数なら入れてくれる奇数なら入れてくれない
110ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/08(土) 11:30:55 ID:DEVTx7Re0
>>49【00:00 2F:銃砲店】(4/13) >>109

俺は銃砲店に向かう事にした。
だが、中に入れて貰うのは簡単じゃない。
「何せ奴には顔を見られてるからな…だからつまりこれは『オオカミと7匹の仔やぎ』だよな…先ずは服を取り替えた方がいい…そして何が何でも入れて貰うよう切羽詰った感が必要だ…」

俺は血糊が着いて薄汚れた作業着をバックヤードで見つけた新品に着替えた。
そして2階の店内に閉じ込められていたゾンビ達を全て解放して回った。
そいつらを銃砲店前に引き連れて、ゾンビに追われる振りをして銃砲店のシャッターを叩いた。
---ドンドンドン----ドンドンドン-----「おーい!開けてくれ!助けてくれー!」---ドンドンドン----ドンドンドン-----
中の人間は用心深く中々入れてはくれなかった…チクショウ!!
その内、左右から押し寄せて来たゾンビの群が迫って来やがる、ヤバイ。
俺は交互にショットガンをぶっ放した。
「おおーいっ開けてくれーマジ食われちまうよー」
俺の必死の形相に、漸く中の人間は動揺し始めた。
「は、早く、早くしろぉぉぉぉぉぉ!」
結局、見るに見かねて中に入れてくれたのは、矢張りあの眼鏡野郎だった。

中に入れて貰うと、なるべく顔を見せない様に帽子の鍔を深く被り直す…。
「ありがとうございます…もう少しで食い殺される所でした」
深々と頭を下げてなるべく顔を見せない様にした…ククク…上手く行った。
シャッターの外はモール中のゾンビで溢れ返っている様な人垣だ。
ここの銃を使って全部撃ち殺そうにも、この勢力じゃぁその間に店内になだれ込まれてしまうだろう…。
つまりはもうここは脱出不可能の密室状態だ----みんな俺と一緒に死ぬんだよぉぉぉぉぉぉ。
店内にはタツ>>22という負傷した奴とクルス>>16という兵士とゴードンとかいう奴と憎き眼鏡野郎、リチャードが居た。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺は自分の正体がバレる前にさり気なくショットガンに弾薬を装填していった…。

【秒数判定】
偶数ならバレずに装填出来る、奇数なら装填出来ない。
111ウォーレン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/08(土) 16:59:25 ID:/6Tiii3K0
>>58【00:00〜 1階:立体駐車場】(7/13) >>102
意識が徐々にはっきりし、俺は目を覚ました。
トラックは横転、炎上していた。その衝撃で放り出されたのか、俺はコンクリートの上に倒れていた。
最後に覚えているのは、あの拳銃を乱射する警官ゾンビにトラックで体当たりを仕掛けたところまでだ。
見回すと、あの警官ゾンビはコンクリートの壁に叩きつけられ、ボロボロになっていた。
砕けた頭からどろどろとしたものが流れ、もはや止めをさす必要すらないのは明らかだ。
体中の痛みをこらえながら、とりあえず来た道を戻る。駐車場に動かせそうな車があればいいんだが。

鉄柵に衝突している車を見つけた。運転席のドアは僅かに開いており、キーもささったままになっていた。
乗り込んでエンジンをかける。とにかくこれで脱出できるぞ。
車を発進させ、出口に向かう途中後部座席で何かが動いたことに俺は気付かなかった。
ルームミラーにそれが映ったときは何もかもが手遅れだ。
青白く冷たい2本の腕が背後から俺の肩を掴み、首を締め上げる。
どうりでこの車がこんな状態で無人だったわけだ。持ち主が車を捨てて逃げ出した理由に今さら気付いたが遅かった。
もがくうちに、アクセルを力いっぱい踏み込んでしまった。急加速した車体が壁に激突し、漏れたガソリンに引火、爆発した。
他の車両にも飛び火し次々と爆発を起こすが、そんなのはもう俺の知ったことじゃない。

【危機レス「ゾンビコップ・コーネル」解除】
【ウォーレン死亡】
【立体駐車場1階で車両火災発生…被害規模判定 奇数、1階駐車場通行不可能 偶数、2階も通行不可能】
112ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/09(日) 16:29:17 ID:IRf4LMxW0
>>103【00:00〜 4階:小児科→西EV→東EV】(13/13) >>104
俺はまず奴らの移動手段を潰すことにした。
西側のエレベーターを4階に停止させ、パネルを銃で破壊する。これでもう操作は出来なくなった。
続いて、東側のエレベーターも4階に移動させたが、中にゾンビが3体乗っていやがる。
まあかまわねえか。近くにあったショッピングカートを二つ三つ蹴りこんでやつらの動きを止めた。
開閉ボタンに銃弾を打ち込むと、どこかがショートでもしたのかエレベーター内の照明が消えた。

これで移動手段はエスカレーターしかなくなったわけだ。
じわじわと追い詰めてなぶり殺しにしてやる。

ああ、そういやあ屋上へ続いてる階段があったな。
俺は階段を探して歩き始めた。

【東西のエレベーター使用不可能】
【SIG SAUER P226(15/15)→(13/15)】



113榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/09(日) 21:52:07 ID:EVHR2t300
>>64【00:00〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13) >>107
私は足元に転がったペットボトルを踏み潰すと、大きく欠伸をした。
もはや画面をのぞくことにも興味は薄れてきた。

私はホルスターに差し込ていた銃を抜き出すと、こめかみに銃口を押しつけた。
「次に死ぬのは私か否か…」
そう小さく呟くと引き金にかけた指をゆっくり離した。
114ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/10(月) 20:38:45 ID:CS0dAHbW0
>>103【00:00〜 4階→屋上:】(13/13) >>112
ようやく階段を探し当て、屋上を目指す。まさかとは思うが、自分たちだけ逃げようとか考えてないだろうな。
そんなことを考えながら屋上のドアを開けると、いたいた、いやがった。あの腐れ女>>70が。他にも二人連れてるな。
確か奴の拳銃は動作不良を起こしていたはずだが、今もそうだとは限らねぇ。慎重にいくか。
使いかけの弾倉を予備弾倉と交換し、物陰を伝うようにして気付かれないように徐々に近付く。もう一人銃を持ってやがるな…。
物陰から狙いを定め、3点射でスタッカートを刻む。胸に2発、額に一発だ。相変わらず俺の腕は惚れ惚れするな。
ライフルを持った女が小さく呻いて後方にぶっ飛ぶ。その瞬間、俺は飛び出して距離をつめた。
>>70がライフルを拾おうとするところへ3発ぶち込む。腹にまともに食らって吹っ飛んだが、なんかまだ生きてやがるな。
もう一人の女がライフルを拾う前に腹を思い切り蹴り飛ばし、それを奪い取った。
「自分だけ防弾ベストとは相変わらず卑怯な奴だぜ。この売女めが!」>>70
よろよろと起き上がろうとするそいつの足目掛けてライフルを撃ち込む。両足と下腹部をズタズタにされて動かなくなった。
俺はゆっくりと近付きながらライフルを足元に落とし、SIGにスイッチする。
「俺としたことが…!犯してから殺そうと思ったのにこれじゃ死んじまう」
夜空に哄笑を響かせながら、なおも逃げようとする女にゆっくり近付き、その首を左手で鷲掴みにして吊り上げた。
ああ…犯すほど大した女じゃねえなあ。病気がうつってもつまらン。
そんなことを考えながら、残りの弾をゆっくりとしたペースでベストの隙間から腹にねじ込んでやる。子種の代わりに鉛玉でもくれてやるか、冥土の土産によ。
>>70が小便を漏らしながら白目を剥いた瞬間、興味が失せた。その体をフェンスの向こう側に放り投げる。しばらくしてから、鈍い音が遥か下から聞こえた。
お前にはゾンビの餌がお似合いだ。
「あー、つまんねぇな」

【SIG SAUER P226(0/15) 予備マガジン2本(13発、15発)】
【ファーエル射殺 レルカ>>70墜落死】

115レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/10(月) 21:41:59 ID:V6lIONIH0
>>70【23:00〜00:00 屋上→下階フロア→屋上】(6/13) >>108

あ、そういえば私、荷物、医院におきっぱだったわ…。

思い起こした様に私は下階に取りに行った。

小児科医院に置き忘れたバックパックを取りに戻ると、怪しげな男を見かけた…
どことなく、死んだ兄を髣髴とさせる長身の男だ。
まあ、いいや…。

ついでだから、上にキャンプ用品も持ち込んで行こう。
4階の寝具店で布団を物色する。
「・・・・・・・・・」
誰か人が居たみたいだ…テレビが付けっ放しで、血の着いた脱脂綿や包帯、それに何かヤバ気でいかにも怪しい注射器が散乱していた。
何かビスケットとか食い散らかした食べカスもカウチやベッドの上に散乱してるし…。
でも私はこの生活臭というか、人の居た足跡で何かを思い出していた…。
「そうだ、救出を待つ間、屋上にテントを張ってビバークと洒落込もう」
そう思い立って、屋上に色々と運び込む事にした。

ジェリー、ファーエルらと協力して、4階の寝具店から布団やソファーを、3階のスポーツ店でキャンプ用品を一式、ゴッソリ戴いて来た。
「後は食料ね…」
1階の食料品の調達は結構、危険が伴いそう…。
ゾンビばかりでなく、暴徒と化した生存者もモール内を闊歩しているからだ。
1階から戻る際にエレベーターが停止していた…。
これはいよいよ暴徒対策を準備万端にしておかないといけないはネ…。
屋上に戻ると、私は自分の手荷物から色々とグッズを取り出して、ファーエルとジェリーにも渡した。
私は破かれた下着を予備の服と着替える時にグローインプロテクターも装着した。
まあ、バックパッカーをやっていると、危機管理に対するノウハウは色々と身に付いて来る。
それに…。

「ヨハネスブルグではこれくらいは日常茶飯事だからね」
116レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/10(月) 22:17:49 ID:V6lIONIH0
>>70【00:00〜00:30 屋上→立体駐車場屋上→屋上】(6/13) >>115

案の定、襲撃者は訪れた…>>114
私は生まれて初めて銃撃された…
その精神的ショックでまた癲癇を起こしそうになった…
マズイ、今発作を起こす訳にはいかない、堪えろ…私!

体が宙に浮いたと思った直後に浮遊感が全身を包み込んで来た…。
フェンスから投げ落とされたんだな…でもここは屋上だよ?…地面に叩きつけられたら死んじゃうじゃないか…。
しかし、私はモール屋外に展張されたパラソルと立体駐車場の植え込みに助けられて難を逃れた。
立体駐車場の4階屋外駐車スペースとモール屋上フェンスの高低差は5mも無かった…。
これは私が2階から1階フロアにダイブした時よりもギャップが無い…。
もう少し、あの大男>>103が遠くに投げていたら、或いは近くに投げ落としていたら、立体駐車場には着地していなかったかもしれない。

屋上を見上げると、ジェリーが縄梯子を投げ架けてくれた…あの大男から逃げなくて大丈夫なのか?
まあいい。
私はその縄梯子を伝って再び屋上に戻った。
画して大男はジェリーを追い駆け回し、まだ屋上に残っていた
「馬鹿な男だ…」
死んだ兄と一緒だ…さっさと逃げればいいのに…。

私は兄の形見のスタームルガー・スーパーレッドホーク・454カスール・アラスカン-モデルをホルスターから抜いた。
ゾンビ以外…元来、人に向ける様な類の銃ではない。
しかも、明確に殺意を向けられ、殺されかけたとはいえ、正当防衛以外で実弾を暴漢に放つなど…矢張り許されないだろう。
対人用の45LC弾は使い果たしちゃったし、残ったのは強力な454カスールマグナム弾ばかりだ…。
でもこの強力なベアプロテクションハンドキャノンには暴漢撃退用のまた別の使い方もあるのだ。

私は小児科病院から取って来た手荷物の中から取り出した特殊弾薬をスピードローダーに装填していた…
その特殊弾薬はWASPという非致死弾だ。
そのWASPで大男の股間を>>103撃って虚勢してやった。

【SRH アラスカン(5/6)予備スピードローダーx3、抜いたバラ弾6】
117レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/10(月) 22:29:05 ID:V6lIONIH0
>>70【〜00:30 屋上→立体駐車場屋上→屋上】(6/13) >>115

WASPは大男>>103の股間に命中し、奴の睾丸を潰した。
───────ぎゃいん!!…という悶絶の声を洩らし、即座に失神した。
ファーエルは殺されてしまった…
殺人罪だ。
証人は私とジェリー…。
男の手足をカフスで拘束して猿轡と目隠しをした。
自殺でもされてゾンビ化されても面倒だ。
このまま救援隊が来たら、殺人犯として引き渡してやる!

それよりも死んだファーエルの処置が問題…ゾンビとなった彼女を私は撃ちたくなかった。
118ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/11(火) 14:45:51 ID:Q1/v+GbE0
>>49【00:00 2F:銃砲店】(3/13) >>110

俺は自然な振る舞いでショットガンに弾を込めていく…シャコン…シャコン…
店内のTVから報道番組が流れていて、画面にはゾンビ鎮圧に動き出した様子が映し出されていた…銃を抱えて休憩しているハンターや州兵達の臨場感ある現場の喧騒が伝わって来る。

” ──── ゾンビ退治の取材クルーと中継が繋がりました。 バトラー郡のマクレラン保安官の指揮で行われています。

『どうだ、弾は足りているか?』 《…充分だ》 『オ〜イ、倒したゾンビをちゃんと燃やせよ…』
─警部、今の状況は?─
『悪くない、どんどん倒している───オ〜イ、そっちもさがせよ』
─全員倒せそうですか?─
『今日は19人殺した。人間がいると思ったのか、家屋に向かっている奴等もいた。気味悪い声でうめくからすぐ分かる』
《───警部、いいですか?》 『───ちょっと待て…すぐ行く』
─6〜8人に囲まれても勝ち目はあります?─
『銃で頭をブチ抜けば大丈夫だよ。銃がなけりゃ松明で殴って焼けばいい…簡単さ』
─事態が収まるまでどれくらいかかるでしょう?─
『ハッキリとは言えないね。数が分からないから。』
─動きは鈍い?─
『一度死んでいるからね』
─24時間以内に終わると思われますか?─
『まったく分からんね。明日の朝までかかるかもしれない…。民間警備隊と協力しながら、ウィラードまで行くよ』
─ありがとうございました───WIICのカーディルがお伝えしました─

 ありがとう───。
地元の警察と軍隊が総動員でゾンビ退治に向かっています。 国防省の発表によりますと、頭を撃つか、頭蓋骨を破壊すればよいとのこと。
放射能によって再び活動を始めた脳を銃で撃つか、頭を殴るかして破壊するのです。 いつ事態が沈静化するかはまだ不明です。  ────”

《プツン》────誰かがTVを消した…
「動くな!!…銃を置け、狂人め!!」
チクショウ…バレたか…クソッ!!
119ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/11(火) 20:52:11 ID:O5cZ+lFy0
>>103【00:00〜 屋上:】(13/13) >>114
あー、つまんねえ。狩る獲物がいなくなるってのはこんなにつまらんものだとはな。
フェンスからのぞきこむと、照明に照らされたアスファルトの上に女>>70の死骸が見るも無残な姿で転がっていた。
四肢はめちゃくちゃな方向にねじくれ、破けた腹から(まあ原因を作ったのは俺の銃撃かもしれんが)は内臓が飛び出し、照明を赤く照り返していた。
顔は半分がぐちゃぐちゃにつぶれ、ゾンビよりもおぞましい姿だ。
その肉塊に死霊どもが集まり、晩餐会をはじめやがった。関節の破壊された腕や足をもぎ取り、腹の中身を引きちぎってやがる。
さすがの俺も吐き気をもよおしてきた。酸っぱい物の上がりかけた口を押さえてフェンスから離れた。

振り返ると、残った眼鏡の女が立っていた。
さっさと逃げればいいものを。俺が不思議に思ったとき、肩に巻かれた包帯のようなものが見て取れた。
まさか…こいつ感染してやがるのか。
俺はそいつに背を向けて屋上の出入口へと歩き出した。死んだ目をした奴に興味はない。
「そこのライフルはまだ弾が入ってるぞ。好きに使えよ。ただし、俺に向けた瞬間あいつらと同じ目に合うがな」
動かない女を尻目に、俺はまた歩き出した。

俺が屋上の出入口のドアを後ろ手に閉めかけたとき、背後で銃声が一発響いた。
肩越しに、あの女がゆっくりと倒れるのが見えた。
まあそういう使い方が利口だろうな。どの道助かりゃしねえんだしよ。

【ジェリー 自殺】
120榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/11(火) 21:52:44 ID:fnSqKMwiO
>>64【00:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13)
私は屋上で起こった惨劇を画面越しに眺めながら、高らかに笑った。

「そうそう、人間ってのはこうでないとな!」
私はこめかみに当てていた重厚を下げた。
まだまた死ぬには早いようだ。
121ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/12(水) 17:11:57 ID:e7/40M7V0
>>103【00:00〜 屋上→4階:エスカレーター】(13/13) >>119
エスカレーターから吹き抜けの中央ホールを眺めた。1階はそこかしこにゾンビが徘徊しているが問題は2階だ。
何だかわからねえが、エントランスにかなりの数のゾンビが集まってやがる。
このモールもいつまで安全かわからねえな。
122ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 19:33:15 ID:kBtPj0jZ0
氏名 :ケンティス・A・フォーリー
性別 : 男
年齢 : 25
身長・体重:195cm 95kg  
性格 : 唯我独尊
趣味特技: 口喧嘩
職業 : べネリ社と仮契約しているデモンストレーター
容姿 :ベージュ系の ハンターの格好、べネリのキャップ帽
所持品 : ショットガンと拳銃
備考 : ゾンビ駆除に協力する一般市民ハンター
123ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 19:43:45 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:00 モール屋外】(13/13) >>122

俺は可也複雑な心境だったが、間違いなく精神は高揚していた…に違い無い。
なんという事だ、人を撃ってもいいのだ。
別に人殺しのタブーに兼ねてより惹かれていた訳ではないけれど、やはり人の形をしたバケモノを撃つというのは人殺しの疑似体験に他ならないだろう…。
建前はともかく、そういう気分をみんな味わい、浸っているに違い無い。
動物を狩るのとはまた別の醍醐味や興奮があるだろう…。
しかも動物よりも仕留めるのが簡単で、ワンサカといるんだから、もうハンター達にとっては楽園天国に違い無い。
そんな悠長な事は言ってられない事態なのだろうがな…。

俺はピックアップトラックに分譲した狩猟仲間達と街の外周からゾンビ達への包囲網を狭めていった。
州兵の指示に従ってピケットライン上で確認出来たゾンビを仕留めるのだが、後半はもういい加減になって来ていた。
担当区画内ではフリーに撃って良くなったが、生存者への誤射と発砲方向は町の中心部に向かって撃つ決まりには気をつけなければならない。
駆除団の流れ弾に当たってゾンビ捕りがゾンビになっちゃあ洒落にならないからな。
それでも夜半になると、市街地では包囲網からゾンビを洩らさなければ、とりあえずOKという事になって1ブロックごとに担当が振り分けられた。

それでこのモールの前までやって来た訳だが…ひでえ事になってやがる。
とにかくモールの敷地内にゾンビが集まり過ぎている。
その上、立体駐車場は一階付近から火災を起こしかけていた。
この状況で消防隊が駆けつけるなんて事はナンセンスだし、こりゃ、全焼は時間の問題だな。
124ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 19:59:02 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:00 モール屋外】(13/13) >>123

「それで、どうするんだ?ここは?こんな数じゃ俺たちだけじゃ捌けねえだろ…州兵の応援を頼むか?」
俺はピックアップトラックの荷台から運転席のロジャーに言った。
「バカ言え、こんな入れ食い状態の狩り放題の状況で何抜かしてやがる!」
ピーターは無線機のマイクを片手にステアリングを握って車を転がしながら言い返して来た。
「入れ食い状態ってよぉー、俺等の方が入れ喰いされちまうんじゃないのか?」
「大丈夫、今、仲間の応援を呼んだから」
仲間…?

しばらくすると数台のピックアップトラックが列を成して駆け付けて来た…これは酷い。
いわゆる「テクニカル」と呼ばれる武装ピックアップ仕様にしてある、よく武装ゲリラや民兵が市街地などで使う奴だ。
荷台に何か機関銃の様なものまで括りつけてあるな…マニアが急遽間に合わせで用意しましたって感じだ。
「ウィーヒャッホー」
奇声を上げて撃ち捲くり、「テクニカル」はモール敷地内のゾンビの大群に突っ込んでいった。
その後にロジャーも付いて行こうとステアリングを向け、俺達を乗せたピックアップのアクセルを踏み込んだ。
「おい、よせロジャー!俺の命も懸ってんだぞ!!」

もう何もかも遅かった…。
無謀なガンナッツ達の突撃はあっという間にゾンビの大群に押し寄せられ、「テクニカル」諸共飲み込まれていった。
そして俺達の乗るピックアップもあっという間にゾンビ達に取り囲まれ、横転させられてしまった。
「クソッ…だから言わんこっちゃない!」
俺はもうただ無我夢中でゾンビの群から逃げるだけだった…仲間を省みて助ける事も、目の前のゾンビを仕留める事も、何もかもかなぐり捨てて、とにかく逃げ回る事に必死だったのだ。

そして気が付くと、俺はモールの中に居た。
125ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 20:17:28 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:00 モール屋内→4階フロア】(13/13) >>124

どうやって入ったのか、皆目見当も付かないが、ともかく俺はモールの中で呆然として我に帰った。
「─────ハッ」
ゾンビに追い立てられ必死になって無我夢中で逃げて来たが、漸く振り切って、追われなくなったので、我に返ったのだった。
「・・・・・・・・・・・・」
手には9連発のオートショットガンをしっかりと握っていた。

【オートショットガン(9/9)】予備弾36発【拳銃(8/8)】

「ここはどこだ?」
モールのどの辺りなのだろう…暗闇でよく分からない。
とりあえず上階を目指す事は決まっている。
…外はゾンビがうじゃうじゃで地上からの救出は無理だ。
…そして駐車場から火災が発生している。

エレベーターは止まっている。
階段を見つけたので、とりあえず上階に向かった。
防火壁が降りているが、隣の通用路扉の鍵は開いてた。
中をそっと覗いて見る…と、ゾンビがうじゃうじゃ居る!
「ダメだ…この階はダメだ…」
俺は中のゾンビに気付かれない様に、そっと通用路扉を閉めた。
どうやら今のは2階か?
通路一杯にゾンビが溢れて闊歩していたな…あの階はヤバイ。

続いて三階に行ったが、残念ながらこの階は閉まっている。

続いて4階…どういう訳かここの防火シャッターは上がっていた。
126ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 20:32:04 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:00 4階フロア】(13/13) >>125

俺は4階フロアに到着した。
四階フロアには誰も居なかった…。
誰も見当たらない。
フロア中央の吹き抜けを見下ろし下階を見ると、何故か2階にゾンビの群が不自然な程に集中している。
何故だ…?

隈なく4階フロアを探索する。
ゲームセンター・小児科病院・書店・CD屋
人っ子一人見当たらない。ゾンビまでもが…。
エレベーターは東西両方共4階で停止していた。

どうやら何者かが壊して動かない様にした様だ。
そして立体駐車場の連絡路の方から煙がここまで漂って来ている…火災に巻き込まれる恐れも出て来た。
移動出来るのは止まっているエスカレータくらいだが、ここも2階で車両が塞き止めて塞いでいる。
お陰で2階に溢れ返っているゾンビの大群は2階に押し込められている訳だ。

「なるほど、どうやら生存者が暫くここに留まって奮闘していた様だな…」
しかし、逆に俺自身もここに閉じ込められてしまった様なものなのではないか?
気が付くとさっき上がっていた階段の防火シャッターが何故か降りていた…誰かがいたのだろうか。
階段の防火壁も東西とも塞がれて最早屋上へも上がれなくなっている。

1階及び地上にも出られない。屋上にも行けない。立体駐車場からは火の手が迫っている。4⇔3階間しかエスカレータで昇降出来ない…。

さて、どうしたものかな…誰も居ないんだもんな。
127ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 20:44:34 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 4階→3階:警備室】(13/13) >>126

3F:寝具売場・家電売場・管理/警備室(放送/監視カメラ/無線etc)・スポーツ用品店

壁に表示されている店内案内の見取り図を見て考える…う〜ん。
矢張りここは順当に警備室にいってみよう。
俺はエスカレーターを降りて3階に向かった。
警備室には易々入れた。ゾンビも全く見あたらない。
監視モニターは全て消えていた…スイッチも何故だか入らなかった。
仕方ないので、無線機だけ失敬して警備室を出た。

「あ、そうか、非常回線で軍や警察と連絡出来たかも知れないじゃないか!」
俺はそう、思い直して、再び警備室の扉を開こうとすると、────ガチャリ!
どうやら内側からロックが掛かってしまった様だ。
「しまったー何やってるんだ、俺は…抜かったワ、折角鍵が掛かってなかった状態だったのに…」
俺は後悔しながら警備室を後にした。

とにかく手に入れた無線機で救援を呼ぼう。
スイッチを入れると電池が切れていた…。
「次は電気屋か…」
電気屋はシャッターが閉まっていた。
しかしシャッターに大男が通れる程の豪快な大穴が明いていた。
その穴から店内に入る。
中はぐちゃぐちゃに荒らされていた…多分火事場泥棒でも入ったのだろう。
そして転々と血が滴っていた。

【ゾンビ8体と遭遇】

「クソ、火事場泥棒がみんなゾンビにでも鞍替えしやがったか?!」

【秒数判定】
偶数なら逃げる。奇数なら戦う。
128ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 20:59:31 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 4階→3階:警備室】(12/13) >>127

相手は8体、俺のショットガンは9連発だから一人1発で確実に仕留めていけば、お釣りがでるな。
俺はベネリ社のデモンストレーター候補に最後まで居残ったショットガンのエキスパートだぜ。
ショットガンを知り尽くしている俺にとっては、こんな商品棚がゴチャゴチャした足場の悪い所でヨチヨチ歩きのゾンビを接近される前に複数倒す事など造作も無い事だぜ!
そう思った、矢先、新たなゾンビが更に4体も現われた!
「なんだと?!」

合わせて12体…流石にコイツラを一編に相手にするのは想定外のハプニングだ。
8体相手にするといっても方向単位で個別に相手にするから可能なのであって、囲まれてしまったら、俺でももう対処し切れない。
ここは逃げる方が得策だ。
そして逃げ場は…あのシャッターの大穴一箇所のみだ。
俺は出口の大穴に急いだ。

【秒数判定】
偶数なら逃げられる。奇数ならゾンビに捕まって難易度-1で戦闘。
129ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 21:15:28 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 3階:電気店】(12/13) >>128

「チッ遅かったかッ!」
案の定、大穴の前に立ちはだかったゾンビが1体現われやがった。
俺はベネリM2を構えた。

…テクノロジーとスタイリッシュの集大成 M2 Practical Comfortech ショットガン。
ストック全体を反動吸収用のプラットフォームとする新技術がComfortech。
チークピースにブーメラン状のラバーピースを斜めに並べて埋め込むなどの 新設計により、射撃時のストレスを大きく軽減する。
これらは反動吸収の最も良い効率をコンピュータにより解析したものになってる。
リコイルパッドは左右非対称のエルゴノミクスデザインで、材質となるジェル状ラバーは 手で曲げれば変形する柔軟性をもっており、これが反動軽減にかなりの効果を発揮する。
名手が扱えば M2 Practical Comfortechまさに最強、 最高の性能を持つショットガンだ。

嗚呼…銃を構えるとこんな時でもセールストークが頭を過ぎるのがメーカーお抱えのデモンストレーターシューターの悲しい性よ…。

ベネリM2を1発発砲(8/9)
【秒数判定】
0.3.5.8.でゾンビ1体を倒す。
1.2.4.6.7.9.でカウンター-1。

偶数なら逃げられる。」奇数なら再びゾンビに捕まって難易度-2で戦闘。
130ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 21:29:26 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 3階:電気店】(12/13) >>129

確実に大穴の前で立ちはだかっていたゾンビ野郎の頭部を吹き飛ばしてやった。
「ざまあ、みろ、俺にかかればザッとこんなものよ!」
しかし大穴を塞ぐ様に倒したゾンビが倒れたので、すぐにシャッターを潜り抜けて外に逃れる訳には行かなかった。
殺気を感じ振り向くと8体のゾンビが一斉に襲い掛かって来た!
「うわあッッ」
俺は残り8発を矢継ぎ早に一気に叩き込んでやった。

ベネリ射が独自に開発したイナーシャシステム (慣性利用装排莢)は世界最速の速射回転性とを誇り、メーカー公称で1秒間に6連射が可能。
それにくわえ、さらにM2 Practical Comfortechの24インチバレル先端にはマズルブレーキが 付いており、これとComfortechの相乗効果で3インチスラッグを撃った際の 強烈な反動も半分以下に軽減されてその気になれば3インチスラッグ100発でも続けて撃てる。
シリンダーチョークから撃ってもバレルの精度が非常にいいので、50mのスラッグ射撃で 7cm前後ににはまとまるのだ。

くそう、こんな時にまで営業のクセが…

ベネリM2を8発発砲(0/9)
【秒数判定】
0.3.8.でゾンビ8体を倒す。
1.2.4.5.6.7.9.で半分しか倒せない。カウンター-4

偶数なら逃げられる。奇数なら再びゾンビに捕まって難易度-3で戦闘。
131ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 21:51:05 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 3階:電気店の外】(8/13) >>130

1.3秒間に8連射して8つの頭に叩き込んだが、やっぱ半数には不十分だった様だ。
奴等の顔は12ゲージの散弾でぐちゃぐちゃになってはいるが、動きを止めるまでには行かなかった。
半数の4体は撃たれた直後にすぐさま倒れたが、後の半数は両目を潰され、アゴを吹き飛ばされても、触手の様に手を這わせ、俺に覆い被さって来るのだ。
「うぎゃああーーーぐわああ…!」
奴等の指が俺の下腹の皮膚を掴んで強力な力で握り付けて来た。
奴等の指が皮下組織に食い込み、筋肉層にまで達して来たのだ…アイアンクローというよりは最早”握撃”だ!

「があああ…離せ!、テメエ等、…ぐぞっ痛てェ!!」
俺はすがり付いて俺の内臓を引きずり出そうとして来るゾンビをベネリのストックで叩き付け、足蹴りにして引き離した。
「はあ…はあ…はあ…いてェゾ、畜生!」
俺は残りの3体が合流して来る前に電気店のシャッターの大穴を抜けて、やっと通路に出れた…。
幸いだったのは噛みつかれない事くらいだな…。

後は簡単だ。
奴等は通路にはこのシャッターの大穴一箇所からしか出て来れない。
ゴキブリを踏み潰すが如く、ピンポイントで銃撃してくれる!
俺はピストルをホルスターから抜いた。

ピストル7発を発砲(1/8)
【秒数判定】難易度+4
0.で撃ち洩らしが出る。
0.以外で残り7体を倒す。
132ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 22:04:01 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 3階:電気店の外】(8/13) >>131

ゾンビが1体、1体と穴を潜って来る。
そこを俺は1発必中でコメカミを拳銃で撃ち抜いて行く。
バン!…バン!…バン!…バン!…バン!…バン!…バン!
すぐに穴はゾンビの死体で塞がってしまった。

【12体のゾンビを全滅させた】

ああ、しまった中に用があったんだっけ、無線機の電池…。
しかしもう、俺としてはそれどころではなかった。
「くそぉ…痛てェ」
恐る恐る腹部を見る…ヤベェ脂肪層が穴から見えるじゃねーかよ。
しかし、意外と出血は無いものなんだな……などと感心してる場合じゃねーよ、ヤベーよ。

早く4階の病院に行った方がいいよ、こりゃ。
「畜生…クソッ…」
俺はヨロヨロとヨロけながらエスカレーターまでの帰路の途中で、ショットガンに弾を込めて歩き続けた。

【ショットガン(0/9)→(9/9)予備弾27発 拳銃(1/8)】
133ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 22:23:00 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 3階エスカレーター→4階】(8/13) >>132

やっとエスカレーターにたどり着いた…はぁ。
しかし4階方面から2体、3階方面から3体の計5体のゾンビがまたしても現われやがった!
エスカレーターの途中で上階と下階から挟撃だ。

【ゾンビ5体出現】

まったく…おれは重傷を負ってすぐにでもぶっ倒れたいってのによう。
俺はエスカレーターの中腹から構わず4階に向かって昇ってて、上階のゾンビとの間を詰めた。
奴等もこっちにズンズン向かってくる。
俺は腹に響かない様にベネリを頭の上に掲げて狙った。
後ろの3階から上がって来るゾンビ達も曲撃ちで仕留めてやんよ。

ショットガンを9発発射する(0/9)
【秒数判定】難易度+3
0.1.で1体倒す
2.9.で2体倒す
3.6で3体倒す
4.8で4体倒す
5.7で全滅させる
134ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 22:47:10 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 4階エスカレーター】(8/13) >>133

先ずはエスカレーター上階入り口の戦闘の奴の顔面にバックショットをぶち込む。
奴の顔はザクロの様に爆ぜて、ホールの吹き抜けを落下していった。
だが、俺はそんな事には目もくれず、掲げたショットガンを肩に担ぐように銃口を後ろに向け、3階から迫って来る後ろの奴に2発ぶち込んだ。
そしてすかさず正面に銃口を返し背中に回したヒップシュートで上階の残りの奴を銃撃した。
エスカレーターのカントを考慮に入れなかったので、ちょっと銃撃が浅くなったので、2発掛かった。

上階の最後の一人が倒れると振り返って下階のゾンビをそこで改めて目視した。
「あれ?!」
3階から上がって来る奴はまだ一体も倒せてなかった。
それどころかエスカレーターを登って来てジリジリと詰め寄って来やがる。
残り4発。

ちゃんと狙えば良かったのに、俺も意地になったんだな…駆け出しとは言え、プロデモンストレーターの端くれとして。
しかし、これは実演ではなく、命が掛かった実戦だと言う認識が俺は希薄だった…。
腹に重傷負わされた恐ろしい相手だという事を身を持って痛感させられた筈なのに、俺は舐めてかかっていたのだ…まだ!
やっぱり動揺していたのか…確かに散弾は全弾狙ったゾンビに当たったが、どうも中心には当たっていない感じで芯を捕らえていない様だ。
顔面の皮膚を削ったり、頭皮を削ぎ落としたり、アゴを砕いたりしただけだ。

「こりゃマズイ…」
全弾撃ち尽くしてしまったので、再装填する暇を稼ぐ距離を開けなければ…そう思い、4階に駆け上がると、
「うわっつ!!」
2発もかけて倒していたと思っていた残りの上階のゾンビがまだ倒せていなかった。
「コンチクショウ!!」
俺はバットストックでそいつをど突くとそのまま4階に上がって小児科医院を目指した。

【秒数判定】残り4体のゾンビの追跡を…
偶数で振り切れない。奇数で振り切れる。
135ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 23:03:32 ID:kBtPj0jZ0
>>122【00:30 4階エスカレーター→小児科病院】(8/13) >>134

4階に上がり、小児科病院を目指す。
振り返ると、4体のゾンビが追い縋って来た。
「チッ…しつけーなぁ」
ショットガンに再装填しながら距離を取る…傷口がジクジクと痛みやがるゼ。

【ショットガン(0/9)→(9/9)予備弾18発 拳銃(1/8)】

小児科病院まで来ると、俺は充分距離を開けたゾンビ達の一団に向けて残部倒すまでスラッグ弾を見舞った。

【秒数判定】難易度+3
0.1.で4発で全部倒す
2.9.で5発で全部倒す
3.6で6発で全部倒す
4.8で7発で全部倒す
5.7で8発で全部倒す
136ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/12(水) 23:23:06 ID:kBtPj0jZ0
>>122【01:00 4階:小児科病院】(8/13) >>135

やっと全部倒した…大分弾を消費したな。
俺は消費した分の弾をショットガンに補充した。

【ショットガン(4/9)→(9/9)予備弾薬13発 拳銃(1/8)】

小児科医院に入ると中の様子はやはり雑然としていた。
取り替えられた包帯だとか、血の染み付いた綿だとか、注射器が散乱していた…。
しかし、お陰で色々探す手間が省けたというものだ。
使いっぱなしで、出されたままの医療品で腹の傷口を抑えてサラシの様に包帯を巻いた。
ふう…これで後は鎮痛剤か何かあればいいんだが、素人が迂闊に静脈注射なんてするもんじゃないしな…。

とにかく少し休憩…。
どこか少し休める所に落ち着いた方がいい…。
ここはベッドもあるが鍵が掛からないからな…何処か安全な場所があればいいんだが…。
まあ、ここでは周囲を警戒してなきゃならないから、気は休まらないが、体は落ち着ける事は出来るな。

ベットに腰掛け、これからどうするかを考える。
先ずは脱出する方法を考えるのが大前提だけど、その前に気がかりなのは火災の進行具合だな…あれから1時間経ってるからな。
余りグズグズはしてられない。
「・・・・・・・・・・・」
引かれたカーテンから窓の外を見ると、屋外は阿鼻驚嘆の地獄絵図さながらの光景が展開していた。
やっぱ無線で救援を呼ぶしかないじゃないか!
その為にはやっぱ3階の家電に行ってバッテリーを探すしかない。
137ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/13(木) 14:21:15 ID:uDaVmbg70
>>122【01:00 4階:小児科病院】(8/13) >>136

タバコを取り出し、ジッポーで火を着けた…。
フーッ…これから大火事に巻かれて炎に追われるかもしれないってのに。
でもちょっと休憩。

と、いうかね…バッテリーより今はやっぱ鎮痛剤が欲しいわな。
薬品棚から取り出され散乱しているクスリは抗生物質や止血剤の類いで、沈痛作用のありそうなもの見当たら無かった。
麻酔なんて素人じゃ扱えないしな…何処かにヤクでも落ちて無いかな…と。

「………」
なんか、ありそうだよな…。
ゾンビの遺体の懐を探ってみるか…。

俺は病院前の通路で倒した4体のゾンビの懐を探ってみた。

【秒数判定】
偶数でなんかアル。奇数で何もナイ。
138ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/13(木) 14:43:43 ID:uDaVmbg70
>>122【01:00 4階:小児科病院→エスカレーター】(8/13) >>137

ゾンビ4体の懐を探ったが、何も出て来やしなかった…残念。
…まあ、それはそうだ。
それはゾンビの風体を見れば大体察しは付くだろうからな、善良な市民と、麻薬に溺れそうなジャンキーと。
勿論、一概には言えないが、確率の問題というか、別に俺は麻薬捜査官でもなんでもない。
要するにチンピラ風情の格好したゾンビが狙い目か?…火事場泥棒する様なヤツ等な。

「結局、3階の家電売り場のゾンビ達って事かよ…」
シャッターの降りた家電売り場に篭っていたゾンビ達は如何にもゴロツキっぽい格好をしてたからなー。
もしかしたら、誰か1人位はヤクを持っているかもしれない…。

「やれやれ…もうバッテリーが目的なのか、鎮痛剤代わりもヤク欲しさなのか分からなくなって来たなア」
まあ、両方なんだが、折角重い腰上げたんだ…行くとするか。
俺は再びエスカレーターを下って3階に向かう事にした。
139ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/13(木) 15:04:43 ID:uDaVmbg70
>>122【01:00 4階:エスカレーター→3階:電器店】(8/13) >>138

再び電器店前に戻って来た。
ゾンビとの遭遇も無く、アッサリと辿り着けたのは拍子抜けだな、なんか。
まあ、出会さないに越した事はない。

さてと、先ずは早速12体のゴロツキゾンビの遺体を探らせて貰うとするかな…
バッテリー探しはその後だ。

先ずはシャッター手前の7体からだな。
この遺体の山を退かさないとシャッターの大穴から店内にも入れないしな…。
その後店内の5体か…手前に1体、奥に4体。
先ずは通路の7体から。

【秒数判定】難易度+3
0.1.で何も見付からない。
2.9.で弾切れの拳銃を見つける
3.6で拳銃の弾を6発見つける
4.8でヤクを発見する。
5.7でヤクと拳銃の弾6発を見つける。
140ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/13(木) 15:24:14 ID:uDaVmbg70
>>122【01:00 3階:電器店】(8/13) >>139

ゾンビの山を通路の隅に片付けながら、1体1体懐を探る…。
正直、もう屍体が無気味だとか気持ち悪いとか思わなくなっていた。
…そういう段階は昼間に散々吐いて来て、過ぎ去った事なんだな。
戦場と同じで感覚が麻痺してるんだ。

まあ、7体もあれば誰か何か持ってるだろう…。
1体目…2体目…3体目…チクショウ、何も持って無いな…
4体目…5体目…6体目…なんか追い剥ぎの気分になって来た…
7体目…オッ…コイツは何か持っているゾ?…拳銃の弾だ!

ヤクでは無いが、まあいい。
俺は自分の拳銃にゲットした弾を補充した

【拳銃(1/8)→(7/8)】

さて、次は店内入り口の大穴付近で一番最初に倒したヤツか…。
何か持っていればいいがな…

【秒数判定】
偶数なら何か持っている奇数なら何も持っていない。

0.で空の拳銃
2.でサバイバルナイフ
4.でヤク
6.でショットガンの弾6発
8.で マスターキー
141ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/13(木) 17:59:47 ID:KX/JDQ3P0
>>103【01:00〜 4階:エスカレーター】(13/13) >>121
エスカレーターから見える地獄のような光景をながめながら、しばらくの間ぼうっとしていた。
無数の死霊どもが階下にうごめき、時たまどこかから誰かの抵抗する音が聞こえた。
ここにいてどうするんだ。

さっきか外からまるで機関銃のような銃声が複数聞こえたが、今はそれも聞こえなくなっていた。
救援が来たのかと思ったんだが、見捨てられたかやられたかどっちかだろうな。
どちらにしても夜間の救援は考えにくいだろう。生き残りもそこまで律儀じゃああるまい。

俺の吐いた唾がゆっくりと1階へと落ちていった。

【偶数なら背後にゾンビ(4なら噛まれてカウンター-2) 奇数なら何も起こらない】
142レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/13(木) 18:31:31 ID:dc78Pajp0
>>70【〜00:30 屋上】(6/13) >>117

この男の名はジャクソン…ジャクソン・バクスター というらしい。
身長は6フィート…3インチ、体重は200…いや195ポンドって所だろうか?
どこで道を踏み外したのか…元々律儀そうな小心者だったのではないだろうか?
割と背格好は死んだ兄に似ている所がある。
まあ、この大型リボルバーを残してクマに食われてしまったんだけど…。
手足を拘束し、猿轡と目隠しをしたジャクソンはまだ脂汗をかいて失神していたままだ…。
無理も無かった…非致死弾とはいえ、特殊ラバー弾で股間を直撃されたんだ。
睾丸は完全に潰れているだろう…でも元々麻薬でもやっているのか、虚ろな状態で唸っているだけだ…。
奴のカーゴパンツの股間がソフトボール2個分は入れた位にパンパンに腫れている。
だから、寧ろ目を醒ました方が彼にとっては地獄かも知れない。

「きっと、手前勝手な夢を見ているのだろう…」

私とジェリーは漆黒の大空を仰いだ…

【秒数判定】
偶数なら救援ヘリが表れる、奇数なら見つけられない
143ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/13(木) 20:11:09 ID:KX/JDQ3P0
>>103【01:00〜 4階:展望レストラン】(13/13) >>141
腹が減った俺は4階にあるレストランへと足を運んだ。ここは窓際の一角が展望台のようになっていて外の様子が良く見えた。
そういやさっきのあの音はなんだったんだろうな。俺はそれを確認するためにその展望台に近付いた。
財布からコインを出して双眼鏡を稼動させた。
あちこちにある照明のおかげでこの時間にしてはそこまで視界は悪くねえ。
双眼鏡の向こうに横転したトラックのようなものが数台見えた。救援なのか略奪者なのか分からんがああなっちまえば同じだろう。

目を離しかけ、なにか人だかりのようなものが見え何気なくそれを見ようと双眼鏡を回した。
大勢のゾンビがしゃがみこんでなにかやってるな・・・。
俺は再び胃液を戻しそうになった。
そうだ、あの売女>>70がゾンビの晩飯になってたんだな、あの場所は。
ゾンビどもが我先にと内臓を引っ張り合ってかじりついている様など何度も見たいもんじゃねえ。
そろそろ関節がバラされて原形留めなくなるんじゃねえか、あの様子だと。生まれの卑しい奴は死に方も卑しいな。哀れなもんだぜ。

恐怖に引き攣ったおぞましい表情が半分砕けた顔の片側に張り付いている。
双眼鏡のレンズ越しに俺を見ているようで気味が悪かった。
あの首を絞めた左手をゆっくりと開閉した。
そしてまだ手に残る感触を確かめながら双眼鏡から離れた。
144ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/14(金) 15:30:02 ID:OGrGMYoO0
>>103【01:00〜 4階:展望レストラン】(13/13) >>143
そういやあ、なんであの女>>70達は屋上なんかにいたんだろうな。
こんな夜間にヘリで地上の捜索なんかやってるわけもないだろうしなにかあてでもあったのか?
どうせなら殺す前にもう少し痛めつけて吐かせりゃ良かったな。
ついその場のノリで殺しちまったが、今考えると目的くらいはしっておくべきだったかもしれんな。
だが、あの白目を剥いてションベン垂れ流しながら「痛い」「殺さないで」をぶつぶつ連呼する様はたまらねえ。
思い出しただけで笑いがこみ上げてくる。
ああいう顔をする人間を見ると俺の心はいつもより穏やかになれるんだ。

げらげらと笑いながら厨房で見つけた食料をかじる。
まあ助けが来るのも時間の問題だ。それまで適当にやってりゃいいだろう。
145ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/14(金) 15:55:55 ID:vGWsr1oo0
>>122【01:00 3階:電器店】(8/13) >>140

店内入り口の大穴付近で一番最初に倒したヤツの懐を探ると…ビンゴ!
やっとヤクを見つけたゼ。
その時、入り口の大穴からまた別の新たなゾンビが現れた。

【ゾンビ3体出現】

今までの毛色と違うのは、それが警備員の制服を着ているという所だ。
どうもヤクは持って無いみたいだな…オマエ等は。
俺はショットガンを構えると、立続けに3体の頭部を銃撃した。

【秒数判定】難易度+4

0.1で1発消費して仕留める
2.3で2発消費して仕留める
4.5で3発消費してスとめる
6.7で4発消費して仕留める
8.9で5発消費して仕留める
146ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/14(金) 16:07:07 ID:vGWsr1oo0
>>122【01:00 3階:電器店】(8/13) >>145

俺は1発づつ警備員ゾンビの頭部にぶち込んで、3発で3体のゾンビを仕留めた。
俺にとってはこれくらいのターゲットはどうという事は無い事だ。
それより早くドラッグで腹の傷を鎮痛しよう …。
「…ムっ?!」
…これはヤクはヤクでも、覚醒剤じゃないか?…こんなんで沈痛作用あんのかな?
「………」
俺が欲しいのはヤクはヤクでも麻薬なんですけど…。
「………仕方ねえな」
俺は更に奥のゾンビの遺体から鎮痛作用のありそうな”麻薬”が無いか漁る事にした。

【秒数判定】4体のゾンビからアイテムを探す

0.1で収穫無し
2.3でスピードを見付ける
4.5で LSDを見付ける
6.7でコカインを見つける
8.9でマスターキーを見付ける
147ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/14(金) 16:20:27 ID:vGWsr1oo0
>>122【01:00 3階:電器店】(8/13) >>146

奥の4体のゾンビの遺体を弄ると、コカインを発見した。
「やたっ、コカイン ゲット!」
早速、ス二ッフィングで吸引する…ふーっちょっと痛みが退いた様な気がする…大分楽になって来た。
でもコカインは効果時間が短いからな…また痛み出したら少しづつ使っていくか。

【コカインを入手】

俺は漸く晴れ晴れした気持ちで無線機のバッテリーを電器店内で物色する事が出来る段階に至った。
しかし…。
「………」
倒した警備員ゾンビ達の身に着けているものは…ありゃあ、無線機ではなかろうか…?

【秒数判定】3体の警備員ゾンビからアイテムを探す

0.1で収穫無し
2.3で拳銃弾12発を入手
4.5で 無線機を入手
6.7で無線機のバッテリーを入手
8.9でマスターキーを入手
148ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/14(金) 16:40:35 ID:vGWsr1oo0
>>122【01:00 3階:電器店】(8/13) >>147

倒したばかりの警備員ゾンビの無線機を確認する…。
「ありゃあ…」
俺が撃ち込んだ散弾粒が飛び火してヤツ等が携帯していた無線機を破壊していた…。
しかしバッテリーはまだ無事かもしれない…。
3つのバッテリーを取り出す。
1つは破壊されていて、もう一つは種類が合わなかった…しかし最後の一つは俺が警備室から持ち出したトランシーバーに合った。
「よし、これで使えるぞ」
通信インフラがダウンして、もう携帯電話や電話回線などモバイルアプリケーション全滅して不通だからな…。
緊急事態には矢張りこんな無線機しか確実な交信手段は残されて無い。
トランシーバーも電源をONにする。パワーが入った。
周波数をゾンビ駆除本部の緊急チャンネルに合わす…しかし中々繋がらない。
「混線してるのか…モール内では電波がシールドされてるのか…?」
詳しい事は分からないが、屋外では問題なくCB無線は繋がった。
「外に出るしかないな…どのみち」
その為にはモール各所を開閉する鍵が要るな…。

【秒数判定】移動

0.1で再び4階に移動
2.3で 寝具売場に移動
4.5で 家電売場にもう暫く居る
6.7で スポーツ用品店に移動
8.9で 再び管理/警備室に移動
149ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/14(金) 17:00:23 ID:vGWsr1oo0
>>122【01:00 3階:電器店】(8/13) >>148

俺は3発消費したショットガンに弾を補充した。
家電売り場にはもう用はないよな…懐中電灯位は持って行くか?
一応、俺のショットガンの銃口の下にもフラッシュライトは付いているがな…
現在の装備を確認しておこう…。

【散弾銃(6/8)→(9/9)】 【予備弾10発】【拳銃(7/8)】 【コカイン少々】 【無線機】【懐中電灯】

しかしこのシャッターの大穴は何者がこじ開けたのだろう…?
シャッターの鉄板がひしゃげている。
ものすごい怪力で無理矢理強引にこじ開けたとしか思えない豪快な空き方だ。
…まあ、あまり深く考えてもしょうがない、そろそろ移動しよう。

【秒数判定】移動

0.1で4階西階段前に移動
2.3で 寝具売場に移動
4.5で 4階小児科病院に戻る
6.7で スポーツ用品店に移動
8.9で 再び管理/警備室に移動
150ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/14(金) 17:24:32 ID:vGWsr1oo0
>>122【01:00 3階:電器店→寝具売場】(8/13) >>149

俺はものすごい怪力で無理矢理強引にこじ開けたとしか思えないシャッターの大穴を4度潜って、電器店を後にした。
エスカレーター付近に戻る前に大回りして3階フロアの様子をざっと確認しておこう…。
すると寝具店がすぐに目に止まった。
店じまいされているが、一箇所だけシャッターが上がって、そこから寝具がこぼれた様に通路に転々と 落ちていた。
誰かが寝具を失敬して運び去ったのは明白だ。
ショットガンを構えて、寝具売り場に慎重に踏み込む…。

「………」
病院の診察ベッドとは打って代わって、そこには家具とか調度品とかが置かれていて非常にリラックス出来そうな安堵感に満ちて居た。
病院が酷く事務的な雰囲気なら、ここは造られた生活空間といった感じだ。
案の定、暫く生存者が滞在していた形跡がある…。
取り替えられた包帯に食料の食べカス…それにテレビ…。
「…おや?」
なんか、ヤバイ物が使い放しで放置されてますよ…何でしょうこの白い粉末は…頂いちャっていいんでしょうか?

「すゥ……………うっツ!ゴホッ…ゲホッ…」
早速スニッフィングしてみると、コイツはやべエ…上物のヘロインだ…しかも高純度の。
まさか噂に聞く純度99.9%のスリーナインとかいうヤツか?
なんでそんな上物のヤクがこんな所に…?

【上物のヘロイン入手】
151榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/14(金) 18:13:40 ID:RDUMxqnhO
>>64【00:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13)

私は目を閉じたまま思案していた。
スピーカーの音声はもう大分前に落としていたし、画面を眺めるのもやめていた。

「あの女は死んだのかな…」
誰に問いかけるでもなく小さく呟いた。
あの女、レルカは死んだんだろうか?
書店での暴行をかいくぐったところから、その行方はしらない。
私は本の少しの興味とともに録画しておいた監視カメラの再生ボタンを押した。
152ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/14(金) 20:17:19 ID:OGrGMYoO0
>>103【01:00〜 4階:展望レストラン】(13/13) >>144
腹も膨れたしな、ここが安全そうならしばらくいるか。施錠しちまえば安全だろう。
SIGのマガジンをフルロードされたものと交換して動作を確認した。
俺は厨房を出て入り口の施錠をするために客席へと移動した。
内側から掛けるだけなら店の鍵など必要あるまい。

【0、8 厨房にゾンビ  4、6 客席にゾンビ それ以外なら無事施錠できる】
153ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/14(金) 20:27:07 ID:OGrGMYoO0
>>103【01:00〜 4階:展望レストラン】(13/13) >>152
ドアの上下にある掛け金を操作して施錠した。この頑丈な木のドアならよほどのことがない限り安全だろう。
眠ろうかとも思ったが、やはりそれは危険だな。
手に持ったミネラルウォーターのボトルを放り投げ、窓際の席にどっかりと腰を下ろした。

ここから見える景色は以前とあまり変わらないように見えた。
154ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/14(金) 21:03:15 ID:8dliRgYF0
>>49【00:00 2F:銃砲店】(2/13) >>118

店内に人間は俺を含めて5人…。
救出に来た軍人、それに負傷したポニーテールの兄ちゃんに、介護している男が二人…その内の一人は奴だ!
「俺を撃った糞ッ垂れだ…!!」
チクショウ…早くコイツをぶち殺してェ〜ボコりてェ〜。
俺は警告を無視してショットガンを構えた!
「ギヒヒヒヒヒ…待たせたなぁ〜〜〜〜〜糞ッ垂れ野郎!」
その直後に俺は撃たれた…うぐっ…

弾を喰らった直後に、強烈な立ち眩みに襲われた。
ものすごい目眩がして、視界がボヤけ、鼓動の大きな高鳴りを感じた。
鼓動が高鳴る度に細胞が死滅していく様な感じだ…目が翳む…ヤベェ、もう時間がない。
俺にも死の兆候が襲ってきた…。
しかしゾンビになる前にあの糞ッ垂れの眼鏡ヤロウを殺すのが先だ!
『俺を撃った』恨みを晴らすには、俺がまだ俺でいられる内に成し遂げなけれりゃならねェ…。
兎に角、あの眼鏡ヤロウをゾンビになる前に、出来るだけ痛めつけて、事切れる前にブッ殺してからゾンビになってやる!
…俺はそう決意した。

「うらぁーテメェ、よくも手足ばかりでなく、またしても俺を撃ってくれたなぁーゴラアー!!」
俺は身憎い仇敵を蹴り殺す積りでボコボコに蹴った。
その直後、周囲の人間から撃たれ続けたがもう死ぬまで止まらねえゾ、クソがぁ〜眼鏡ヤロウをぶちのめす度にスカッとするぜ。
銃撃されても構わず眼鏡ヤロウを小突き回していると、軍人と、もう一人の奴と、負傷した兄ちゃんまでもが纏わり着いて来て、暴行を止めさせようとして来た。
「ナメんじゃね、この半病人が、テメエらにこの俺がどうこう出来るとでも思ってるのか?!糞がッ」
俺がもう一人を足蹴にすると、奴は蹲り、それを目の当たりにした怪我人の兄ちゃんは案の定、それ以上止めようとするする気概を挫かれ何も出来なくなった。
俺は、怒りに任せて手足の出血もお構いなしに半狂乱になって更に激しく眼鏡ヤロウを小突き回した…。
「糞がッ糞がッ糞がッ…俺を撃ちやがって、テメェ…糞がッ糞がッ糞がッ」

そして…
俺は気付くと眼鏡野郎に喰らい付いていた…。

【ジョンソン死亡】
155ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/15(土) 14:44:55 ID:A4RkKsUv0
>>122【01:00 3階:寝具売場】(8/13) >>150

スリーナインの効果は抜群の鎮静作用をもたらし、痛さなんか吹っ飛び、ものすごい安心感を俺にもたらした。
まずいな、このままゾンビに喰われてしまっても大丈夫そうな気分だ…何も恐く無い。
これはヤバイ…ヤバイ感覚だ。
だんだんダルくなって、何もやる気が起きなくなって来た…イカンな。
こういう感覚に飲まれると、ヤクが癖になるんだ。
俺はコカインとスリーナインをパケットに小分けした。
鎮痛の度合によって使い分けよう…コカ5パヶ、スリーナイン2パヶの計7回分。

【鎮痛ドラッグ(5-2)回分】

スリーナインは大きな怪我をした時に使おう…出血多量にも気を付けなければな。
俺はヤクの夢心地気分に呑まれない様に自分を奮い立たせ、すぐ、次の行動に移る事にした。
ヤクの効果時間内に余りジッとしてるとヤクの魔力に溺れそうになりそうだからだ。

「さて、次は…?」
【秒数判定】 偶数で4階に移動、奇数で3階を捜索。

0.で4階 西階段前に移動
2.で4階 東階段前に移動
4.で4階 書店に移動
6. で4階 ゲームセンターに移動
8 .で 4階 小児科病院に戻る

1 .3.5で スポーツ用品店に移動
7.9. で 再び管理/警備室に移動
156ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/15(土) 15:26:26 ID:A4RkKsUv0
>>122【01:00 3階:寝具売場→スポーツ用品店】(8/13) >>155

寝具売り場を後にすると、次はスポーツ用品店に来た。
ゾンビの姿は今の所見当たらない…。
色々なものが揃っているな。
俺はテーピングやガーゼ、コールドスプレー、なんかを手に取ってみた。
取り敢えず、今は必要無いな…しかしタオルやテーピングとガーゼ位は頂いておくか。
適当なナップザックを手に取って、適当にその辺のスポーツドリンクやミネラルウォーターを数本入れる。
あとはキャンプ用の十徳ナイフをベルトに挿した。

スポーツ用品店はモールの建物内の側面に位置しているが、窓はみんなパネル壁に埋められている。
きっとモールの店の造り全体が、外の景観を遮断しているのだろう…。
「となると、小児科病院か屋上か…」
小児科病院には窓から外が見れたからな…無線の電波を届かせるにはモールの壁に囲まれてちゃどうやらダメみたいだ。

「4階に戻るか」

【秒数判定】 4階に移動、 偶数で小児科病院、奇数で屋上へ続く階段。
157ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/15(土) 15:51:18 ID:A4RkKsUv0
>>122【01:30 3階:スポーツ用品店→4階:小児科医院】(8/13) >>156

再びエスカレーターを登って4階に上がった。
小児科病院まで戻ってみると、先程倒した筈の4体のゾンビの遺体がない…!
「うそ…また蘇って動きだしたってのか?!…まさか!!」
確かにショットガンで仕留めた筈で、もう動ける訳がない…。
それどころか屍体を真近で確認して懐を隅々まで探ったりもしたんだ。
それなのに何故、遺体が転がって無い?
「………」
…まあ、考えても仕方ない。それよりも院内の窓から無線を試してみるんだ。

医院に戻る。
相変わらずの散らかりぶりだ…。
「………」
俺が常々気になって居た事は、まあ、俺も含めてだが、ゾンビパニックが起こってから、この医院に複数人、別々の集団が出入りしていたっ事だ。
そういう形跡がある事に俺は気付いていたから、ヤクを使用している人間がモール内に存在すると確信出来た訳だが…。
こりゃあ、どうだ?

床に散らばるのは、必死に止血に努めた形跡のある夥しい止血ガーゼと使用済みの包帯の山…。
そして同じ場所に転がっているのが矢張り注射器と…それに大量の酒ビン。
百歩譲って病院に注射器は分かるが、大量に持ち込まれた酒ビンはまさか消毒用アルコールの為ではあるまい。
つまり、ここでは時間差で救命措置をしようとした人間とジャンキーが居た訳だ。
そしてこの床に散らばっているこの錠剤…LSD(幻覚剤)じゃないのか?

消えたゾンビの遺体…それに救命者とジャンキー…それに幻覚剤。
「今は、考えても仕方ない…か」
俺は窓を開けて無線機を試してみた。

【秒数判定】 偶数で無線が繋がる、奇数で不通。
158ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/15(土) 16:14:06 ID:A4RkKsUv0
>>122【01:30 4階:小児科医院→東/西階段】(8/13) >>157

俺は窓を開けて無線機を試してみたが、矢張り雑音ばかりで一向に繋がる気配は無い。
「窓位置の角度が悪いのかな…」
どうもこのモールの建物は電波吸収建材でも使っているらしい…高層建築物でもないのに。
最近は携帯電話やモバイルで電磁波が散乱しているって聞くしな。
屋上にはヘリポートがあるし、病院の区画だけが医療機器に影響しない様に電磁シールドされているだけかもしれない。
まあ、何れにしても、もう屋上に出るしかないだろう…。

「屋上に出るには階段しかないな…」

俺は東西階段を調べてみたが、両方とも閉まっていた。
一体誰が階段を閉めやがったんだ…チクショウ。
この防火扉を上げるか、別のルートを探すしかないな…。
防火壁と言えば…。
立体駐車場の1階から火災が起きて、あれから1時間半。
ここ西階段エレベーターホールの立体駐車場連絡の方から天井を伝って徐々に煙りが立ち上って来ていた。

「これは」グズグズしてられねえな!」

【秒数判定】 何かを探す。

0.1.3.で ゲームセンターに移動
2.7.9.で 書店に移動
4.6.8.で CD屋 に移動
5.  で マスターキーを探しに再び3階警備室へ…
159ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/15(土) 16:36:18 ID:A4RkKsUv0
>>122【01:30 4階:CDショップ】(8/13) >>158

ゲームセンター…書店…と、慌ただしくザっと駆けずり回るが、何か現状を打開出来そうな材料は見つけられそうも無かった。
「はあ、どうしたもんかな…」
一息付いて足を止めると、そこはCDショップの前だった。
「………」
別にCDショップに用は無い…そう思って天井を見上げると、天井に充満している煙が換気口に流れて行くのが目に止まった。
「通気ダクトか…!」
上手くすれば外に出られるかもしれない。

俺はCD屋の中に入ると、店内の奥の清掃用具の中から脚立を運び出して、天井の換気ダクトのスリットを外し始めた。
スポーツ店でガメて来た十徳ナイフのドライバーを起こしてダクトカバーのビスを外す。
腕が疲れるぜ。
ガランッと音を立ててカバーが落ちる。
ダクトの中を覗くと、ヨシ!大柄な俺でもなんとか通れそうな寸法だ。
俺はタオルをミネラルウォーターで濡らすと口に巻いて、ナップザックとショットガンをまずダクトの中に突っ込んだ。
そして懐中電灯片手にダクトの中に潜り込んだ。

【秒数判定】 移動。

0.1.3.で 変電施設に出る
2.7.9.で 空調施設に出る
4.6.8.で 貯水タンクに出る
5.  で 立体駐車場屋上に出る
160ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/15(土) 16:52:41 ID:A4RkKsUv0
>>122【01:30 4階:CDショップ→屋上:貯水タンク】(8/13) >>159

狭くて暗いダクト内を這って行く。
ダクト内は複雑に配管されていて、多岐に分岐しており、とても潜り抜けられない様な狭いポイントも多数あった。
結局、通れる所だけを懐中電灯を頼りに手探りで進み、煙りに撒かれ、火災の熱が篭っている場所を避けつつ、通り抜け出た場所は…。
「貯水タンク…?」

煤だらけになった俺は頭からペットボトルのミネラルウォーターを被り、濡れたタオルで目を洗った。
ナップザックに入れて来たスポーツドリンクを飲み干す。
ふうー…旨い。
「………」
ここはモールのどの辺だろう?

巨大な貯水タンクが居並び、四方を巨大な壁が覆ってはいるが、頭上にはる空がタンクと壁の隙間から覗ける。
恐らくモール屋上の巨大な広告塔の内側だろうな、ここは。
厳い貯水タンクを看板で覆い隠している構造なんだろう…。
煙りが濛々と立ち篭め、火災の炎が微かに反射して夜空をオレンジ色に染めて居た。

俺は無線機を取り出し、回線を開いた。

【秒数判定】 偶数で無線が繋がる、奇数で不通。
161ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/15(土) 17:30:51 ID:hW1FzRPf0
>>103【01:30〜 4階:展望レストラン】(13/13) >>153
しかし、このレストランに立て篭もったはいいが、この後どうなるんだ。
朝になれば助けがくるのか?当然そんな保証はねえな。
むしろ敷地内のゾンビの集まり方からして、生存者なしと判断されかねないんじゃねえのか。

あの2階のゾンビたちが4階に上がってきたらどうする。
3階の様子も分からん、そこからエスカレーターを上がってくることは可能だ。
エスカレーター入口をふさいだ方がいいんじゃねえのか、今後のことを考えると。

だが、それにはリスクが伴うだろう。
黙って座ってれば無事に助かるかもしれねえんだ。わざわざ危険を侵すバカがどこにいるってんだよ。

俺はポケットからコインを取り出した。
コイツが裏ならエスカレーターに行くか。表ならしばらくここで様子を見る。

【奇数ならエスカレーターへ 偶数ならレストランに残る(4が出たら客席にゾンビ出現)】

162ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/15(土) 17:37:48 ID:hW1FzRPf0
>>103【01:30〜 4階:展望レストラン→通路】(13/13) >>161
「ああ…クソ!マジかよ」
裏返しで手の甲に乗ったコインを客席の奥に放り投げた。
手近の椅子をひとつ蹴倒して立ち上がった。まったくツイてねえぜ。

ドアのロックを解除し、静かに開けた。
誰もいない通路を歩き、エントランスを目指す。
まあどうせ4階にほとんどゾンビはいねえだろう。そうビビることもねえな。

【2.5.9でゾンビ出現 それ以外ならエントランス付近へ】
163本当にあった怖い名無し:2008/03/15(土) 19:39:01 ID:lNMKM+kT0
>>70【〜00:30 屋上→立体駐車場屋上→屋上】(6/13) >>117

それよりも問題はゾンビ化したファーエルだった…。
彼女はフラフラと屋上の片隅の方に遠のいて離れていった。
まるで私たちを避けるかの様に──────勿論、偶然の産物なのだろうけど。
徐々に屋上の照明が届かなくなり、夜景のイルミネーションが彼女のシルエットだけを浮き彫りにさせた。
私は彼女の9mmかービンを構えて、その独特なフリフリなウェイトレスルックの作り出すシルエットに狙いを定めた。

「・・・・・・・・・・」

矢張り撃てなかった…。
無理だ、いくらゾンビとはいえ、襲い掛かってきてもいないのに、知ってる人間を撃つ事は出来ない。
──────私に貸して…と、ジェリーが申し出て来た。
彼女は9mmカービンを受け取り、手に構えると、躊躇無く発砲した。
数発撃った後に、遠方でファーエルのシルエットはドサリと倒れた…。

【秒数判定】
偶数なら救援ヘリが表れる、奇数なら見つけられない
164ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/15(土) 21:29:41 ID:hW1FzRPf0
>>103【01:30〜 4階:通路→エントランス】(13/13) >>162
エントランスまで着た俺は、再び階下の様子をのぞきこんだ。
なんか焦げ臭いが気のせいか?煙たいような気もするがなんだ?

1階の中央ホールではゾンビどもが食事の真っ最中だ。あちこちにある死体をかじってやがる。
ああ、そういやあ屋上から突き落として殺した女>>70も下で食われてたな。
双眼鏡から見た光景をまた思いだしちまったクソッタレが。
確かレルカ>>70とか呼ばれてたか、まあ死体っつか、今となっては肉塊の名前などどうでもいいがな。
俺が殺したとは言え、せめてゾンビ化しないように頭をぶち抜いてやればよかったか。
どの程度の損傷でゾンビ化できないのかは分からんが、ゾンビ化して俺を襲ったりはしないだろうな。
まあそのときは何度でも地獄へ送り返してやるさ。
あの醜くつぶれてひしゃげたツラを今度こそ完全にミンチにしてやってもいい。
あとはあの屋上で自殺した女だ。あいつはしっかり頭をぶち抜いて死んだろうな?屋上に戻ったときゾンビ化してやがったら面倒だな・・・。

ホールへ向かってつばを吐きエスカレーターのほうへ歩き出した。
その辺にベンチとかなにかあんだろ。そいつでエスカレーターを埋めてバリケードにでもすりゃあいい。
165ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/15(土) 21:40:27 ID:hW1FzRPf0
>>103【01:30〜 4階:エスカレーター付近】(13/13) >>164
非常スイッチを押してエスカレーターを止め、さらにそいつを拾った鉄の棒で叩き壊した。これでうごかねえだろう。
そこらじゅうにあるベンチや看板、付近の店の陳列棚など動かせそうでデカイ物を次々とエスカレーターに放り込んでいった。
3階の乗り降り口の辺りからだんだんと埋まっていき、とてもじゃねえがまともに通れる状態ではなくなっていく。

「全くなんで俺がこんな肉体労働やらなきゃならねえンだよ!クソ!」
押してきた書店の陳列ラックを騒々しい音を立ててエスカレーターに落とした。
その音に3階にゾンビが集まっているようだが、もう手遅れだ。さすがにこれでは人間様ですら登れやしねえ。
しかしどのくらいまでやりゃあいいんだ。見当つかねえな。

【エスカレーターの封鎖…0、5で終了 それ以外ならまだ終わらない 4で周囲にゾンビが出現】

166ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/15(土) 21:49:09 ID:hW1FzRPf0
>>103【01:30〜 4階:エスカレーター付近】(13/13) >>165
休憩所のベンチを全て投げ込み、ついでとばかりに鉢植えの低木や花壇まで叩き込んでやった。
手当たり次第近くのものは投げ込んだが、まだ足らんようだ。
通路にカートが放置されてたからそいつも投げ込んだ。
あとは近くの店の陳列棚で間に合うか。
いい加減重さでエスカレーターが落ちたりしねえかとも思ったがそれはそれで好都合だな。

あークソ、これだけデカイ音を立ててこの階のゾンビが集まりゃしねえだろうな。
静まり返った4階のフロアをきょろきょろと見回して安全を確認した。
それからまた使える物を探しに近くをうろつくことにした。

【エスカレーターの封鎖・・・0、5、8で終了 それ以外ならまだ終わらない 4でゾンビに遭遇】
167榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/16(日) 10:14:31 ID:uhSu+tV2O
>>64【00:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13)
私は画面を見つめていた。
男の襲撃を受けたレルカはそのまま屋上から地面へと突き落とされたが、幸運なことに下の茂みがクッションの役割を果たしレルカに落下によるダメージはなかった。
しかし、本当の恐怖はすぐ下に待ち受けていた。
「ガアアアアアアァァッ!!」
耳の痛くなるような咆哮を上げ、通常のゾンビの倍はあろうかという体躯をもつゾンビがレルカの眼前数メートルに迫っていた。
「くっ!」
必死に膝をつき立ち上がろうとするが、腹部に受けた銃弾によるダメージは甚大で満足に歩くこともできない。
それでも必死で歩を進めるれるかを嘲笑うようにゾンビはゆっくり、それでも確実煮れるかとの距離を縮めていく。
もはやゾンビはレルカの背後1メートルの距離に迫っていた。
「ゴアアアアアアァァッ!!」
ゾンビは再び大きく唸ると右手一本でレルカを掴み上げ、小枝を放るように地面に叩きつけた。
地面に叩きつけられる直前にかろうじて後頭部だけはガードしたため意識を失うことは免れたが、もはや抵抗できるような状態ではない。
地面に転がり、痛みに呻いているレルカの胸元へと、腐敗した醜悪な顔にうっすら笑みを浮かべたゾンビが両手を伸ばす。
男の銃撃を交わしたアーマーベストをまるで紙のように引き裂く。ベストもろとも下着も引き裂かれ、レルカの発達した大胸筋に支えられた大きな二つの乳房があらわになった。
ゾンビがべろりと舌を伸ばし、彼女の腹部を濡らす鮮血を舐め取る。ざらざらとした舌の感触に身をよじるレルカの脳裏に、ひとつの記憶が蘇る。
168榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/16(日) 10:20:52 ID:uhSu+tV2O
>>64【00:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13)
(ま、まさか……!?)
恐怖に表情を引きつらせるレルカの腰元を覆うベストや下着の残骸をむしり取り、ゾンビがレルカの両足首を掴んで左右に割り開く。
恐怖に表情を引きつらせ、懸命に足を閉じようとあがくが、力が違い過ぎる。
ゾンビの股間からそそり立つ男根が、まるで受入準備の整っていないレルカの秘所へとねじこまれた。
「キャアアアアァッ! キッ、ヤッ、痛いっ、やめて、裂けるぅぅっ! キイヤアアアアアァッ!!」
人の腕ほどの太さを持つゾンビの男根に貫かれ、アマゾネスの口から絶叫があふれた。
身体がまっぷたつになったかと思うほどの激痛に貫かれ、大きく目を見開き、頭をのけぞらせてがはっ、くはっと荒い息を吐く。
激痛に身体を震わせる彼女の両腕をひとまとめにし、両手首をまとめて掴むとゾンビは身体を起こした。
「グキャアアアアアアァッ!!」
身体が浮き、足が地面から離れる。貫かれた秘所に自分の全体重が掛かり、メリメリメリッとますます大きく引き裂かれる。
快感などかけらもなく、脳裏が真っ白になるほどの激痛が彼女へと襲いかかる。
「ギヒャアァッ! グギャッ! ギヒイィッ! ヤベッ、デッ、動かっ、ないっ、デッ! ギャウウゥッ!」
ぐんっ、ぐんっと、ゾンビが腰を前後に、あるいは上下に揺さぶるたびに、レルカの口から絶叫があふれる。
半ば白目を剥きかけ、口から舌を突き出してレルカがヒグッ、ヒグッとえずくような声を上げ、びくびくっと身体を痙攣させる。
「ゴアアアアアァッ!」
「ウギャアアアアアアァッ!!」
やがて、ゾンビが咆哮と共にレルカの胎内へと精液をぶちまけ、唱和するように断末魔じみた絶叫をレルカが上げる
。完全に白目を剥いたレルカの手首をゾンビが離し、どさっと痙攣を繰り返すレルカの裸体が床へと落ちる。
無残に引き裂かれた股間からはどろっとしたゾンビの精液と彼女の血とが混ざりあったものがあふれ出している。

私は食い入るように画面を見つめながら、固く怒張した自身の男性器を一心に擦り続けた。
迫りくるエクスタシーへの期待に身を震わせながら。
169榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/16(日) 10:30:45 ID:uhSu+tV2O
>>64【00:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13)
意識を失い、暴虐に身体を痙攣させているレルカ。
その足首をゾンビが掴み、逆さに吊り上げた。更に左右に大きく割り開く。
「カハッ!?」
みしみしっと、股関節が軋むほど大きく足を左右に割り開かれ、その痛みにレルカが意識を取り戻す。
痛みに身をよじる彼女の太股へと、がぶりとゾンビがかぶりついた。
「ウギャアアアアアアアアアァッ!!」
レルカの口から凄絶な絶叫が上がる。
一口で骨が露出するほど肉をかじり取ったゾンビはそのまま肉を飲み込むと反対の太股にもかじりつく。
「ギヒャアアアアアアァァッ!! ヤベデェェッ!!」
激しく身体をのたうたせ、レルカが絶叫する。
獲物の叫びにはまるでかまわず、ゾンビは無残な傷口へと再びかじりついた。ばきばきっと骨が噛み砕かれ、肉が裂ける。
「グギャアアアアアアァァッ!! ギヒッ、ヒギャアアアァッ! 足、私の足がアァッ」
のたうつレルカの右足が、ほとんど根元から食い千切られて身体から離れる。
こぼれんばかりに目を見開き、絶叫を上げつづける。
左足の根元の無残な傷口にもゾンビがかぶりつき、骨を噛み砕き、肉を裂き、レルカの身体から食い千切る。
「ヒギャアアアアアァッ!! ギヒャッ、ヒャッ、ヒギイイイィッ! ヤベデッ、ボウダベダイデェェッ!!」
床の上に落ち、のたうちまわりながらレルカが泣き叫ぶ。
両足を食い千切られたレルカの上へとのしかかり、ゾンビは大きく口を開けて彼女の肩へと噛みついた。
激痛に大きく目を見開き、絶叫を上げる彼女の肩からばきばきっという音が響き、ぶちんと食い千切られて腕が床に転がる。
更に反対の腕も同じように食い千切られ、レルカは胴体と頭だけという無残な姿になって泣き叫ぶ。
170榊 ◆YyoUezf27o :2008/03/16(日) 10:34:28 ID:uhSu+tV2O
>>64【00:30〜 3F:警備室奥小部屋】(13/13)
レルカの両腕、両足を食い千切ると、ゾンビは血まみれになってのたうちまわっているレルカの両肩を掴み、彼女の右胸にかぶりついた。
一噛りでほとんどまるまる乳房を噛み千切られ、レルカが絶叫を上げる。
くちゃくちゃと音を立てて咀嚼すると、ゾンビは反対の乳房もかじり取った。
「ウギャアアアアアアアァッ! ギギャギャッ! グウギャアアアアアアァッ!!」
泣きわめき、のたうち、絶叫する。
大量に血を流し、ほとんど命の火が消えかけた彼女の腹へと、ゾンビがかぶりつく。
「ギャアアアアアアアア−−−−ッ!! グギャアアアアアアアア−−−−ッ!!」
ごぶっと口から血の塊を吐き出し、レルカが断末魔の絶叫を上げる。


彼女の瞳から生命の灯が消えた瞬間、今まで経験したこともないようなエクスタシーが脳天を突き抜け、私は猛烈な射精感に襲われた。
まるで失禁したかのような長い射精が続き、私の男性器からほとばしる精液が寸前まで見つめていた監視カメラの画面を白く汚した。
私はその光景に、それこそ人生で一番大きく(以前神戸で小学生の首を校舎の門に置いた時より何倍も大きく)笑うと、地面に転がっていた銃を拾い上げ、米神を撃ち抜いた。

【榊 海斗 死亡】
171ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 15:22:14 ID:XjoZEkDS0
>>122【01:30 4階:屋上:貯水タンク】(8/13) >>160

「ダメだ…ここでも不通か…」
このタンクの周りを囲む巨大な看板がシールドになっているにかもしれない…。
「仕方が無い、タンクの上に上がるとするか」
俺はタンクの上に上がる登り梯子をさがした。
タンクの高さは土台も合せて5m以上は有に在りそうだ。
と、いうことは、四隅を囲む巨大看板は更に一辺の高さが高いと言う事か。
俺は梯子を登りタンクの上に上がった。

「うおっつ」
突風に煽られ思わずよろけそうになる。
なんてこった、隣の立体駐車場が完全に炎上していやがる…!
俺は無線を使う事も忘れ、暫く呆然と火災の惨状を眺めて居た。
172ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 15:37:48 ID:XjoZEkDS0
>>122【01:30 4階:屋上:貯水タンク】(8/13) >>171

恐らくこの足元の貯水タンクから立体駐車場のスプリンクラーに水が送られているんだろう…。
モールと立体駐車場を繋ぐ1階から4階までの連絡通路の上に太い配管が複数通っている。
多分、下からは見えないだろうが、ここからはよく見渡せる。
しかし防火壁が作動してないから火の周りが筒抜けになっているのだ。
そしてスプリンクラーも火元の鎮火の火災防止程度もので、本格的な火災にはやはり消化活動が必要なんだろうな。
そんな事をする人間は今は居ない…防火壁も降りて無い…しかも駐車場には引火し易い駐車車両のガソリンが点在している。
この火の周り具合の早さはそういった事情からなのだろう。

「こうしちゃいられないな…」
俺は無線をする事も忘れて貯水タンクから降りると配管のバルブ類の供給ラインを確認し始めた。
もう、立体駐車場への水の供給は正に焼け石に水で、無駄だ。
立体駐車場への水の供給をストップさせるのだ。

【秒数判定】 偶数で立体駐車場への給水バルブを見つける、奇数で見付けられない。
173ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 15:51:42 ID:XjoZEkDS0
>>122【01:30 4階:屋上:貯水タンク】(8/13) >>172

「あった!これか…」
壁の配管図とバルブハンドルの表記を見て立体駐車場への給水ラインを確認した。
「ムン…」
バルブハンドルを回して閉める。
「………」
立体駐車場に向かう太い配管パイプの給水ラインから水が流れる振動が収まり、やがてゴボゴボという空気がパイプ内に入って来て水が退いて来る音が伝わって来た。

もう一度貯水タンクの上に登って立体駐車場の様子を確認する…全く変化無し。
火の勢いが増す事も無かった。
矢張り給水をカットしても同じだったか…。
「あ、そうだ…」
俺は思い出した様に無線機のスイッチを入れた。

【秒数判定】 偶数で無線が繋がる、奇数で不通。
174ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 16:11:44 ID:XjoZEkDS0
>>122【01:30 4階:屋上:貯水タンク】(8/13) >>173

漸く無線が繋がった!
早速本部に繋いで連絡を取る。
「あ…あの、今、○○地区のモールに居るんですが、地上はゾンビで溢れ返って孤立している状況です…ドウゾ」
本部もかなり混乱している様だ…無線モードを双方向通話に切り替える様に指示された。
「エ?…ハイ…今は屋上です…え?…ええ…でも隣の立体駐車場が炎上して全焼するのは最早時間の問題なんですよ…ええ、そうです。」
ヘリはもう出しているという…ただ各所で要・救助者を拾い上げて回っている状況なので何時になるかはハッキリ言えないというのだ。
「モール本館にも火が燃え移って来て、まごまごしてたらコッチも火災に巻き込まれてしまいますよ…え?自分がですか?」
手を拱いてないで少しでも火災の侵攻を食い止めろと指示されて交信を切った。
「………」

どうしろってんだよ…。

まあ、ここには幸いタップリの貯水はある…最悪、屋上を水浸しにすれば屋上ヘリポートは火の手から守れるだろう。
その前に土台の下階フロアが炎上して消失しなければな…。
とりあえず給水バルブを半開にして徐々に水でモール全体を上階から浸す事にした。
昔、そんな火災映画があったな…
175ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 16:22:33 ID:XjoZEkDS0
>>122【01:30 4階:屋上:貯水タンク】(8/13) >>173

とりあえずモール各所の防火壁を降ろさなければ話にならない…立体駐車場の二の舞いだ。
貯水タンクの上から眺めた限りでは、火の手は連絡路を伝ってモールに燃え移って来るだろう。
となると、1階…或いは地下1階から4階までの連絡通路の防火壁を降ろさなきゃならないのか。
「そんなの俺1人じゃ無理だ!…幾ら何でも」
さて、どうしたものか…

【秒数判定】

0.1.3.で とりあえずマスターキーを探す。
2.7.9.で 3階警備室から防火壁をコントロールする
4.6.8.で なんとかして連絡ロ自体を爆破するなり、水浸しにするなりして、遮断する。
5.  で もう少しここで考える
176ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 16:42:43 ID:XjoZEkDS0
>>122【01:30 4階:屋上:貯水タンク→4階:エレベーターホール】(8/13) >>175

考えても始まらない…俺は再び4階に戻った。
そして連絡通路のモール入り口に来た。
ヤバい…煙りも然る事ながら、もう連絡路の反対側ではオレンジ色の炎がチロチロと舌舐めずりしているのが見える。
「まじ、こいつはグズグズしてられないのでは?!」
火災の侵攻具合の戦慄しながらも連絡路の防火シャッターを探して天井を見渡す。

「これか」
連絡路のモール入り口には防犯用の格子シャッターが降りていて、ゾンビの侵入を防いでいる。
立体駐車場のゾンビ達も火に追われてか、格子状シャッターまで殺到している。
しかし、炎の侵攻は筒抜けになる。
その隣の階段は防火壁が降りていて、これで俺は屋上に上がれないのだ…クソ!
モールのエレベーターは立体駐車場と共用なのか、モールへの火の侵攻を防ぐ防火壁はつまり、エレベーターホールの後ろにあった。

しかし、そこでハタと気が付いた。
「カギがないじゃないか…!?」
177ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 16:54:16 ID:XjoZEkDS0
>>122【02:00 4階:エレベーターホール→3階:警備室】(8/13) >>176

マスターキーの在り処なんて思い当たらなかった…。
「何処を探せばいいんだ…?」
エレベーターの脇にモールの館内案内図が目に入る。
やっぱり警備室しかあるまい…しかし今は施錠されてしまってる筈だ。
「………」

【秒数判定】

0.1.3.で カギを探しに警備員室へ行くと扉が開いている。
2.7.9.で 警備陰湿の扉を破壊して無理矢理こじ開ける。
4.6.8.で 電気屋で倒した警備員ゾンビから警備室のカギを失敬して入る。
5.  で もう少しここで考える
178ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 17:20:40 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 4階:エスカレーター付近】(13/13) >>166
CDショップのラックまで持ち出しエスカレーターへと転げ落とした。
さすがにもういいんじゃねえのか。いい加減疲れたぜ・・・。

いくら2連レーンの上り下りの2本構造っていっても、これだけやりゃあかなり効果はあるな。
ワゴンセールで投売りされていたCD満載のワゴンを落としたところで手を止めた。
やはり臭いがおかしい。どこかで火事でも起きてるのか。

【エスカレーターの封鎖・・・奇数で終了 それ以外ならもう少し続ける 4、6でゾンビに遭遇】
179ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 17:25:10 ID:XjoZEkDS0
>>122【02:00 3階:警備室】(6/13) >>177

エスカレーターを伝って3階に降りると、最早3階フロアは煙りに包まれていた。
「ゴホッゴホッ」
目がシバシバして痛い…喉もだ…これはガスマスクが必要だ。
でもまだ身を低くしていれば煙りに巻かれるほどではない…エスカレーターを降りる間だけの事だった。
連絡通路入り口、エレベーターホールに近い警備室に近付くと異常な熱量が周辺に篭っていた。
矢張り入り口の扉は空いていない。

「仕方ない」
俺は一旦、電気店に戻って、倒した3体の警備員ゾンビから警備室のカギをゲットしてから、再び警備室の扉の前に戻って来た。
さっきより感じる熱量が心無しか上がっている…それに3階フロアにもチラホラ火の粉が見受けられる様になって来た。
カギを使って警備室の扉を開ける。

むあっとした熱気が襲いかかって来た…これはグズグズしてられない。
俺は警備室のコンソールやカギの壁掛けからマスターキーを探そうとしていた。

【秒数判定】 偶数でマスターキーが見付かる、奇数で見付けられない。

そんなマスターキーを探している最中に、1体のゾンビ>>64が現れた。
誰にも見付からない小部屋に隠れて逃げずにずっとパニックをモニターしていた様だが、ゾンビ化してどうやら這い出て来た様だ。
屈まなければその存在すら認識できないような小さな扉の奥にある物置だったが、この火災の煙りで身を屈めて居た為に、長身の俺にも見付けられた訳だ。
隠れ小部屋の中でノートパソコンにマルチ画面を移して覗き見していたらしい…
ヤツ>>64は俺の方に突っかかって来た。
180ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 17:31:39 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 4階:エスカレーター付近】(13/13) >>178
ヤケになった俺は書店のレジカウンターをエスカレーターへと叩き落し、ようやく我に返った。
疲労のためにしばらく冷たい床へと座り込む。
なんで俺がこんなことしてんだよクソっ・・・。

まあここまでやりゃあゾンビどころか救助隊も上がれねえだろうな。
もっとも、そんなもんが来るのかどうかはしらねえが。
俺は封鎖の具合を確かめるついでにしたの様子をみようとエスカレーターを半ば辺りまでおりてみた。
どこかでボヤでも起きてやがるのか?
上階ならどうにかなるかもしれんが、下層なら消化なんざできやしねえぞ・・・。

181ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 17:41:53 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 3〜4階:エスカレーター】(13/13) >>180
なんだこりゃあ…!?
エスカレーターから身を乗り出して周囲を見回すと、2階のあちこちから煙が噴出しているのが見えた。
3階の一画からも煙がもうもうと立ち込めていた。
なんだよ、ボヤじゃねえのかよ!

どこかで火事が起きて燃え広がったのか、どこかで派手な火事が起きて煙がモールに充満しようとしてるのか?
どちらにしろこのままじゃヤベエな。
火事のときは上に逃げれば煙に巻かれて危ないとか言うが、この状況で下に降りればゾンビの餌食になるのが落ちだ。
なんなんだよクソ…!

とにかくどこで火事が起きているのかわからねえと話にならん。
俺はエスカレーターを駆け上がった。とにかく屋上だ。そこからなら火の手か煙の出所が見えるかも知れねえ。

【1、4、8でゾンビに遭遇 それ以外なら屋上への階段へ】
182ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 17:49:47 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 4階:階段付近】(13/13) >>181
屋上への階段まで走り、そいつを駆け上がった。
ドアのノブに手をかけて一瞬考えた。

あの女はしくじってやしねえだろうな。
こんなことなら死体を確認しておきゃあ良かったんだ、クソ!

ホルスターからSIGを抜き慎重に扉のノブを回す。
そして、思い切り蹴り開けた。

【0、4、7なら屋上でジェリーゾンビ化(4の場合は奇襲され噛まれる) それ以外ならジェリーの死体を確認】
183ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/16(日) 17:58:40 ID:XjoZEkDS0
>>122【02:00 3階:警備室】(6/13) >>179

マスターキーは見つける事が出来た。
後は出来ればガスマスクの類いがあればいいのだが…。
チンコをダラリと曝け出して襲って来るゾンビ>>64は執拗に警備室内にオレを追いかけ回して来た。
しかし、死ぬ直前までマス掻いて死んで行く様なヤツを俺は相手にしたく無かった…。
それよりもガスマスクだ。

ガスマスクは…あった。
警備室には常設されているべき装備機材だが、警備員が普段使わない物でもある。
所謂、埃を被って仕舞われtれいる、使わないに越した事のない装備だ。
しかし、そのガスマスクはよりによってヤツの隠れて居た小部屋に仕舞われて居たのだ。
改めてその小部屋を観察する…。

ノートパソコンにはモール各所の監視カメラをコントロールする警備室の端末と繋がっていた。
パソコンにはまだ監視カメラの映像が映し出されており、芋虫の様に蹲った大男と、若い女二人が映っていた。
その場所が何処なのかは分からない…ただ画面内に表示されている記録カウンターは0時30分を過ぎた辺を刻んでいる。
今は午前2時を回った所だから1時間半前の録画映像がループ再生されている様だな。
そしてそのウィンドウの傍らにはポルノグラフィックやスナッフビデオの類いの保存ファイルが開かれている。
監視モニター画面の女性達と似た様な髪型のポルノ女優が動画でせわしなく動いて、再生中である…。

「………」
そしてそのノーパソのモニターに大量にぶちまけられたのは…もしかしてヤツのスペルマか?!
その飛沫はストックされていたガスマスクにも飛びかかって使用不能にさせていた。

俺はヤツの所持していたGLOGG 19とかいうパチモン粗悪銃でこの哀れなオナニストのケツに鉛弾をブチ込んでやった。
184ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 18:39:01 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>182
蹴り開けたドアの向こうに人影はなかった。銃を構えて飛び込み、辺りを警戒する。
どうやらあの女は無事死んだようだな。
銃を下ろし煙の上がっている方向を探した。

辺りを見回すうちに、俺はあることに気付いた。
あの女の死体がねェ…!
体の芯が冷たく冷えて奇妙な汗がどっと噴き出した。
マジか…冗談じゃねえぞ!

慌てて拳銃を構え、周囲の様子を探った。
畜生・・・だからあの時殺しておけばよかったんだ。
右か・・・左か・・・それとも後ろか!どこから狙ってやがるクソッタレが!

【1、3、8で難易度+2  2、5、7、9で難易度-1  0、6で難易度変化なし  4の場合は噛まれる】
185ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 18:57:49 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>184
後ずさる俺の足の裏が何かを踏んだ。そのまま受身も取れず真後ろにすっころぶ。
背中から思い切り叩きつけられた。身をよじって起き上がろうとするがうまくいかない。
鉄パイプか何かを踏んだらしいな。クソ・・・!

銃はどこだ・・・!
倒れた拍子に転がった銃に手を伸ばそうとしたとき、視界に何かが映った。
足だ。女の。細い足だ。

ヒヒッ、と妙な笑いが俺の口から漏れた。
見上げれば、夜空をバックに青白い顔の女が立ってやがる。
喉元から血を垂れ流しているところを見ると、どうやら顎の下から頭を撃ち抜こうとしてしくじったらしいな。
これだからトーシロはよォ!黙って口の中に突っ込んで撃ちゃあいいんだよォ!
男のナニと一緒だ黙って咥えときゃあいいんだこのメスブタがくだらねえ手間かけさせやがって!

「こ・・・この死にぞこないがァ!ぶっ殺してやる!」
銃に手はまだ届かネェ…!クソったれが!

【2、5、9で反撃成功。立て直せる それ以外ならカウンター-1 4が出たら噛まれてカウンター-3】
186ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 19:28:00 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>185
両手を伸ばして俺に掴みかかる女ゾンビの足を咄嗟に横薙ぎに払った。
よろよろと起き上がり、なんとか体勢を立て直した。銃は・・・銃はどこだッ!
ナイフを腰から抜き、目だけを動かして銃を探す。どこだ、どこにいった…!

起き上がろうとするゾンビの胸を蹴飛ばし、地に倒した。
クソ・・・ナイフでどうにかしろってか!?

【銃を探す 奇数ならゾンビとは反対側に落ちている 偶数ならゾンビの近く 4ならゾンビの下敷きになっている】
187レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/16(日) 20:30:22 ID:8hMXw0TK0
>>70【〜00:30 屋上→立体駐車場屋上→屋上】(6/13) >>117

ジェリーは撃ち終わるとジェリーは芋虫の様に転がって異常な量の脂汗をかきながら悶絶し失神しているジャクソンの上にドッカリと腰を降ろした。
そして”いつまでも晒し者にしておくのは良くない”と言わんばかりの澄んだ瞳で私を見据えた…。
…そうか、ジェリーもいずれは…
ジェリーの帯び出したこの達観した態度は自分に降掛っている受け入れた証拠なんだ。
死を覚悟し、受け入れた人間の瞳…なんかよく見た事がある。

「ヨハネスではよくある事…」

兄もクマに襲われながら、この形見のリボルバーをクマに撃ち込んで死んでいった…。
全弾撃ち尽す前に死亡したらしく、現場から回収された拳銃にはまだ弾がのこっていたという…。
残弾数の分だけ兄の無念が残っているということなのだろうか…
それともジェリーの様に死を受け入れながら喰い殺されていったのかな…

クマは兄の遺体の大腿部を平らげた辺りで、兄に撃ちこまれた銃弾が元で、兄の遺体の傍らで絶命していたという…まあ、結果的には相打ちかな。

私はゾンビに食い殺されながらもこの形見のリボルバーを全弾撃ち尽くしてから死んでいけるだろうか…?
いや、私は全弾撃ち尽すまでは死なない…絶対に。

【秒数判定】
偶数なら救援ヘリが表れる、奇数なら見つけられない
188ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 22:07:15 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>186
クソ・・・銃はやつの足元に転がってやがる。
うまくやれば取れねぇこともねえんだろうがな・・・。どうするよ。

腰を落とし体勢を低くしながら、女ゾンビの出方をうかがった。
ナイフで牽制なんかやっても意味ねぇよなァ。手足を狙って徐々に追い詰める戦法も使えねえ。
思った以上にゾンビ相手ってのはやりにくいもんだな。
懐深く飛び込んで頭に一撃とか無理だろ。常識的に考えてもよ。

そういやコイツの名前はなんてったっけな。
確かジュリーとかジェミーとか呼ばれてたな。あー、思い出した、ジェリーだ。
俺がゴミクズみてえに撃ちまくって屋上から投げ落として殺したレルカ>>70とかいう女がそう呼んでたな。
全身ぐちゃぐちゃの肉塊に成り果てゾンビの餌になってるようだが、まさかコイツのようにゾンビ化して襲ってこねぇよなあ・・・。

あー・・・クソ。なんとか銃を取れねぇもんか。

【1、5、8で成功。銃を取り戻せる。それ以外なら失敗。カウンター-1(4が出たら噛まれる。カウンター-2)】
189ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/16(日) 23:17:06 ID:Lq6Z8chf0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>188
まあどんなに馬鹿力だとしても、所詮は女のガタイだ。
俺のミドルキックがまともにヤツのがら空きの横腹を捕らえた。なかなかいい感触じゃねえか、なァ!?
アバラの砕ける感触を残してその体が宙に浮く。続く一撃でその腹を蹴り飛ばした。
大の男ですら吹き飛ばす蹴りだ。コイツがまともに食らって堪えられるわけはない。
生命力はともかく、その体じゃ物理的に無理だ。

体をくの字に曲げて吹き飛んだ女ゾンビに追撃をかけようとして踏みとどまった。
深追いは禁物だ。
今のうちに銃を拾うとするか。

落ちていたSIGを拾い上げ、ゆっくりと構える。
お前の腹が据わってねえから俺が結局手伝ってやらなきゃならねえじゃねえか。
つまんねえ情けなんかかけるもんじゃねえな。結局最後はいつもこうだ。

【SIG SAUER P226(15/15)→(13/15)】
【2、4、6、9で失敗。それ以外なら成功、ゾンビを倒せる】
190ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/17(月) 17:52:00 ID:ig6ZHhnj0
>>122【02:00 3階:警備室】(6/13) >>183

ガスマスクは断念せねばならないが、マスターキーは手に入れた。
急がねばモール全体に火が回ったしまう。
俺は警備室を出た。
ケツの穴に手前の銃弾を撃ち込まれ、恥骨、骨盤を砕かれたオナニストゾンビは這いずりながらまだ俺を追って来た。
しかしヤツのバッタモンの銃は自身の汚濁に塗れてもう弾切れだ。
俺は警備室の扉を閉めると外から施錠してヤツを閉じ込めた。
熱膨張してバックドラフトを起こされても困るしな…。
警備室に閉じ込められた中のオナニストゾンビはガンガンと鋼鉄製の扉を叩き続けていた。
「そこで蒸し焼きになりな、オナニー野郎」
俺は3階の防火壁を閉める為にエレベーターホールに急いだ。

エレベーターホールでは既に火の手が回り始めて居た。
スプリンクラーが作動しているが、当然ボヤではないので、微塵も火の手の侵攻阻止には役立って無い。
慌てて防火壁を降ろす。
マスターキーをコンパネに差し込んで回すと防火シャッターが天井から降りて来た。
この分ではもう2階以降にはもう火の手が回ってしまい手後れだろう…。
もう防火壁の閉鎖は諦めるしかない。

【3階エレベーターホール前-防火壁 閉鎖】

次は4階の防火壁だ。
エスカレーターに戻る途中、警備室の前を通ると、鉄の扉の隙間から猛烈な煙りが吹き出していた。
中はもう出火しているのだろう…しかしまだ扉を叩く音は、弱々しくも続いて居た。
191ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/17(月) 19:54:32 ID:Hky88ERk0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>189
屋上に2発の銃声が響いた。
銃弾の直撃でヤツは上半身を大きく仰け反らせる。やったか…!?
しかし、ヤツは再び俺に向き直り掴みかかろうとしてきた。
片方の耳がちぎれとび頬肉が大きくえぐれている。仕留められなかったか。

すぐ近くまで迫ったゾンビに対して、俺はさらに引き金を引き立て続けに2発ぶち込んだ。
この距離ならなんとかなるか…!

【SIG SAUER P226(13/15)→(11/15)】
【1、4、8で失敗、カウンター-2(4の場合は噛まれる。カウンター-3) それ以外なら成功】
192ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/17(月) 20:08:46 ID:Hky88ERk0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>191
額に2発ぶち込まれ、今度こそ女ゾンビは動かなくなった。
どさりと崩れ落ちた体がコンクリートの上に横たわっている。俺は肩で息をしながらゆっくりとその場を離れた。

【ジェリーゾンビ 死亡】

とにかく火災の起きている場所を確かめねえとな。フェンスのほうに近寄っていった。
途中、フリルのワンピースの女の死体を見つける。ああ、俺が撃ち殺したやつか。コイツはしっかり死んでやがるな。
まあ額に直撃だからな、その心配はねえ。

火事はどこだ…。
フェンスまで辿り着くまでもなく、俺は目の前の光景に愕然とした。
下から黒煙が上がってきやがる。モールの下層が燃えてやがるのか?
フェンスに駆け寄ると、立体駐車場で激しい火災が起きているのが見えた。車のガソリンに引火しあちこちに延焼してるってのか?
なんてこった…!

フェンスを掴む両手に力が入り、みしみしと音を立てた。それも長くは続かず、俺はその場に膝を着いた。
193ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/17(月) 21:11:56 ID:Hky88ERk0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>193
なんなんだ…これは…!
一体なんだってんだッ!

俺は両方の拳でフェンスを殴りつけながら声にならない叫びを上げていた。
いや、実際叫んでいたかもしれねェ。
それほどに目の前の現実は絶望的で、救いようがなかった。

朝になれば助けが来るかも知れねえだと…!?
その前にモールが持たねェんじゃねぇのか!?
煙に巻かれて死ぬか、ゾンビに手伝ってもらうかどっちか選べってか!?
ふざけンな…ッ!

遠くで爆発音が響き、俺は顔を上げた。
また駐車場で引火した車が爆発、炎上したらしい。見れば駐車場は全体が黒煙に包まれ、2階の辺りまで炎が見えた。
下には大量のゾンビ。建物は徐々に炎と煙に包まれ始めている。どう考えたってこの状況詰んでねェか!?
「今さら足掻いてどうなるってんだよ…」
俺はコンクリートに大の字に寝転がると、黒煙の広がる夜空を見上げた。
194ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/17(月) 21:45:26 ID:8Cagrgwi0
>>49【00:00 2F:銃砲店】(1/13) >>154

奴の絶叫を間近で聞いている筈なのに、どこか遠くで聞こえて来る様な気がする…。
奴の頚動脈に喰らい付くと、鮮血の咽るような鉄の味と奴の体温が感じられた。
体温というより、脈動と言ったらいいのか…温水シャワーの熱湯を浴びている様な、産湯に浸かっているどこか懐かしい感覚…。
生命の源泉に触れているかのような命の洪水をムシャブリつくそうとする様な、そんな恍惚感に浸れた。
『嗚呼…なるほど、これがゾンビの幸せ感なのか…な〜るほどぉ…』
そう思って実感した時点で俺はゾンビの仲間入りを果してしまっていたのかも知れない…。
その反面、徐々に思考力というか、段々と理性が萎んで行く感覚も味わっていた。
そう…例えるなら寝入る前のまどろみというか、言うならばヤクをキメてる時のあの穏やかな、絶対的な安堵感というか…。
そして更にその反動でムクムクと込上げてくるこの攻撃衝動、渇望はなんだろう?…これが生への渇望か?!

俺は眼鏡ヤロウを生きたまま喰らい、生きたまま抵抗出来ない様にあらゆる場所を齧り、肉を削ぎ落とし、毟り取った。
その度に眼鏡ヤロウは激痛に悶え、悲痛の声を上げた…まだ、俺にはその生者の絶叫が心地よいと感じる”人間的”感性が残されていた。
奴はもう脳内麻薬が分泌されて鎮痛作用が働いてるのか、死にかかってて痛くないのか解らないが、肉を食いちぎってやっても余り苦悶の表情をしなくなった。
その代わり、自分の体が徐々に食われていく様を悲しそうにその鮮血に曇った眼鏡のレンズ越に眺めていた…ただ眺めている他無かった。
奴は悔しいやら悲しいやら、切なそうに情けない表情で、自分の体が食われていく所を何も出来ずに見ているしかないのだ。
俺は奴の口に奴の指を咥えさせてやった…但し、足の指を。
『指を咥えて自分が食われていく様を眺めてゾンビ化しな!』
自分を撃った相手に恨みを晴らす最高の侮り…そんな人間的な感情がゾンビ化した後もまだ残っている事に俺は感謝した。

【秒数判定】
偶数でリチャードを噛み殺す、奇数で殺せない。
195ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/17(月) 22:59:26 ID:Hky88ERk0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>193
しかしよォ・・・ここでこうしてどうなるんだ?俺・・・。
ゆっくり燻されながら死ぬのか?それとも、手遅れになってから慌てて逃げ出そうとしてゾンビに食われるのか?
自殺って手もあるか・・・。

銃口をこめかみに当ててみた。
不思議なもんだな、指一本動かすだけでこの状況からドロップアウトできるなんてな。
どんだけ魔法のアイテムなんだよ、コイツは・・・。

しかし、それはいつでもできることだ。
最悪の事態になってさすがの俺も観念したらそうしてやってもいいがな。
クソ・・・どうする。消化に期待をするのは無駄だろうな。脱出を考えたほうが早いか。
しかし・・・問題はその方法だがな。
いくら動きが遅いとは言え、あの数だ。迂闊に外に出ればたちまち囲み殺されるのが関の山じゃねェのか・・・。
例えマシンガンと弾薬1000発渡されてもそいつは勘弁願いたいもんだ。

空でも飛べりゃあなァ・・・畜生・・・!
196ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/17(月) 23:08:42 ID:Hky88ERk0
>>103【02:00〜 屋上:】(13/13) >>194
とりあえずゾンビの少なそうな場所があるか探してみるか。
俺はフェンス沿いにモールを一周することにした。幸い、照明はまだ生きてるからな。
下の様子くらいは良く見える。

しかし、そんな場所があったとして問題はどうやって降りるかだ。
降りた先でどうするか、それも考えておかねばならんだろう。
とにかく行き当たりばったりでは命がいくつあってもたらねェ。
時間もねぇし、一体どうすりゃいいんだ。

【偶数なら4階 奇数なら3階へ】
197ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/18(火) 17:05:51 ID:IL/cU0J90
>>122【02:00 3階:エスカレーター→スポーツ用品店】(6/13) >>190

警備室の扉の向こう側はもう出火しているのだろう…しかしまだ扉を叩く音は、中から弱々しくも続いて居た。
俺は4階に上がるべく、エスカレーターに向かった…だが、しかし。
「うっ…! …ゴホゲホッ」
吹き抜けの中央フロアはもう下階から火柱が上がって、煙幕の様にモウモウと煙を吹き出していた。
まだ3階は天井に煙りが溜っている感じで足許の低い位置は大丈夫だが、エスカレーター付近は上下から煙が立ち込めて通行不可能と行ってよい。
「やっぱガスマスクが必要だったか?!」
グズグズしてる暇は無い…俺は迷わずスポーツ用品店に向かう事を決断した。

スポーツ用品店に考えを巡らせたのは思い当たる物があったからだ。
先刻立ち寄った際に見かけていた用品コーナー…スキューバダイビング用のエアタンクや登山用酸素ボンベ。
密着性の高い水中ゴーグルなんかも使えるだろう。
圧搾空気を充填する背負いエアタンクには充填コンプレッサーでエアチャージする必要がある。
酸素ボンベは1本20分は持つが、エアタンクの圧搾空気を吸い続けるのと違って酸素を吸い続ける訳には行かない。
とりあえず高濃度の携帯酸素ボンベを除いて、ハンディータイプ携帯酸素 とありったけの携帯空気呼吸器エアタンクと充填コンプレッサー装置をショッピングカーゴに詰め込み、ゴーグルとボンベマスクを装着し、用品店を出た。

最悪の事態を備えてエアタンクとコンプレッサーは持ち出したが、携帯酸素ボンベだけでエスカレーターを登らなければならない…。
俺はエスカレーターに付くとエスカレーターの側面にある電源スイッチを入れた。
動くか?

【秒数判定】 偶数で電源が入りエスカレーターが動く、奇数で動かない。
198ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/18(火) 17:32:17 ID:IL/cU0J90
>>122【02:00 3階:エスカレーター→4階】(6/13) >>197

エスカレーターは動かない…。
仕方ない。
エスカレーターを往復して小分けに荷物を運び上げる他あるまい…。

煙が立ち込める吹き抜けのホールを見下ろしながら俺は背負いタンク担いで延々とエスカレーターを往復し始めた。
1階はもとより2階にも、既に火の手は回っていた。
ひしめくゾンビ達が火だるまになって動き回っているのが煙の隙間から見える。
屋上貯水タンクからの漏水が4階ホールにまで達し、足許のエスカレーターの階段をチョロチョロと水が流れて行く…。
その水が下階に行く程に熱っせられ水蒸気としてまた立ち上って行くのだ。

最後に残った重量のある充填コンプレッサーが難物だったが、195cmの俺にはなんとか上階まで運び上げる事が出来た。
3階を後にする前に警備室の方を気に掛けたが、もう扉の向こう側から扉を叩く音は止んでいた…どうやらオナニストゾンビは活動を停止した様だな。
俺は4階フロアに上がった。


4階フロアは一面水浸しで、しかも吹き抜けを通して、モール全階の煙が篭って来ている感じだった。
まだ火災は発生していないものの、もうもうとした煙で視界を遮られていた。
なんとか4階のエレベーターホールまで到着すると、俺はマスタキーで4階の防火壁を閉鎖した。

【4階エレベーターホール前 防火壁-閉鎖】

これで立体駐車場からの直接の火災の侵攻が防がれるだろう…。
地下、1.2階を回って火の手が廻り込んで来るだろうが、屋上貯水タンクから滝の様に水が溢れ出し続けているので、損焼する進行を暫くは遅らせられる筈だ。
…それまでにヘリが来てくれればいいのだがな。
199ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/18(火) 18:27:09 ID:IL/cU0J90
>>122【02:00 4階:エレベーターフロア→屋上:階段-踊り場】(6/13) >>198

俺はマスターキーを使って4階階段の防火壁を通り抜けた。
機材を満載したショッピンも階段側に運び入れる。
先ず階段区画に入って感じた事は、あ…涼しい、という事だった。
階段は屋上からの洪水の様な水漏れで滝の様に水が下階に流れ込んでいた。
空気が下に向かって流れているので煙っていないのだ。
「そういや、階段を登って来る時は全階、防火壁が降りていたからな…」
この滝の様に降り注がれる水は各階フロアに溢れ出ながらも、ダイレクトに地下1階まで直通して流れ込んでいる訳だ。

兎も角、先ずは機材を屋上に上げなければならないな…。
「やれやれ…また重労働かよ」
俺は再びボンベを抱えて階段屋上の踊り場に機材を運び上げるべく階段を往復し始めた。
重量のある充填コンプレッサーの再度の運び上げは流石に堪える物があった…腰に来る。
「…ふう」
全て運び上げと俺は一息入れた。

【鎮痛ドラッグ使用(5-2)→残り(4-2)回分】

「はー…」
火傷でヒリヒリしていた痛みが退いていく…疲労も感じなくなり、大分楽になった。
ふと傍らを見ると高い位置にコンセントがある事に気が付いた。
水が流れているので通常の低い位置のコンセントは漏電して使えないが、このコンセントは空調用なのか、非常灯用に設置されたものなのか、壁の高い所に付いていた。
丁度、充填コンプレッサーを置くには丁度良い台座もある。
「ここでエアチャージを済ませておくか…」
200ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/18(火) 18:28:08 ID:IL/cU0J90
>>122【02:00 4階:エレベーターフロア→屋上:階段-踊り場】(6/13) >>198
俺はマスターキーを使って4階階段の防火壁を通り抜けた。
機材を満載したショッピンも階段側に運び入れる。
先ず階段区画に入って感じた事は、あ…涼しい、という事だった。
階段は屋上からの洪水の様な水漏れで滝の様に水が下階に流れ込んでいた。
空気が下に向かって流れているので煙っていないのだ。
「そういや、階段を登って来る時は全階、防火壁が降りていたからな…」
この滝の様に降り注がれる水は各階フロアに溢れ出ながらも、ダイレクトに地下1階まで直通して流れ込んでいる訳だ。
兎も角、先ずは機材を屋上に上げなければならないな…。
「やれやれ…また重労働かよ」
俺は再びボンベを抱えて階段屋上の踊り場に機材を運び上げるべく階段を往復し始めた。
重量のある充填コンプレッサーの再度の運び上げは流石に堪える物があった…腰に来る。
「…ふう」
全て運び上げと俺は一息入れた。

【鎮痛ドラッグ使用(5-2)→残り(4-2)回分】

「はー…」
火傷でヒリヒリしていた痛みが退いていく…疲労も感じなくなり、大分楽になった。
ふと傍らを見ると高い位置にコンセントがある事に気が付いた。
水が流れているので通常の低い位置のコンセントは漏電して使えないが、このコンセントは空調用なのか、非常灯用に設置されたものなのか、壁の高い所に付いていた。
丁度、充填コンプレッサーを置くには丁度良い台座もある。
「ここでエアチャージを済ませておくか…」
火災で一番恐ろしいのは酸欠や一酸化炭素中毒、煙に巻かれた呼吸困難だ。
焼死ってのはその後の事で、先ずは火を避ける事よりも呼吸の確保が先決だ。
俺は漏電を免れているその高い位置に在るコンセントにコンプレッサーの電源コードを入れた。
「動け!」
果して電源は来ていた…ヴヴヴヴと快調な振動音で作動し始めた。
俺はバルブを繋ぎ、スポーツ用品店のスキューバコーナーから持ち出したありったけのエアタンクに圧搾空気をチャージし始めた。
ここの澄んだ空気ならコンプレッサーのフィルターも、チャージ分はもつだろう。
201ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 19:50:36 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:通路】(13/13) >>196
もう4階にも煙が来てやがるのか・・・。
中央ホールの吹き抜けが仇になったんだろうな。煙はあっという間にモールを内側から支配しようとしていた。
こりゃあ3階はもう使えねえだろうな。
俺は4階に使えそうなものがないか、壁にかかっているモール内の地図を眺めた。
ゲームセンター、書店、CDショップ…どれもこれも役に立ちそうもねえ。

こうなりゃ裏に回るしかねえか。
俺は『従業員以外立ち入り禁止』と書かれている通路へと進んでいった。
事務室か何かあるだろう。少なくとも売場よりはマシだ。
ゾンビも煙もな。

【0、6、9で支配人室 2、5、8で総務 1、3、7でPOP室を見つける 4なら何も見つからない】
202ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 20:00:57 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:通路】(13/13) >>201
俺はひとつのドアの前で足を止めた。
「支配人室か…」
まァ、特にあてがあるってわけでもねぇしな。とりあえず調べてみるか。
ドアのノブを回そうとして、俺は手を止めた。中に何かいやしねえだろうな。
大体、ここの支配人はどこに行きやがったんだ。真っ先に逃げたか、それとももう生きてねぇかどっちかなんだろうが…。
まあ、この際考えても仕方ねえか。いたところで役に立つとも思えんしな。
それに、俺がここの支配人なら真っ先に逃げ出す。それがだめならここに立て篭もって外部と連絡取るんじゃねェかなァ。
下手に出ると危険だろうし、それが利口だな。

【偶数なら鍵がかかっている 奇数ならかかっていない】
203ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 20:15:18 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:支配人室】(13/13) >>202
ドアに鍵はかかっていなかった。
俺は用心しながら中へ踏み込むと、ドアを閉め鍵をかけた。
銃を構えて室内を探ってみる。見たところ、ゾンビの気配はなかった。

支配人の机は何かを探したんだろうか、引き出しがめちゃくちゃに散乱していた。
まあ、ここに武器があるとも思えんし、俺は産業スパイじゃないからな、大して金目のものはないと判断していいだろう。
火災の影響で電話もインターネットも使えない。この部屋で俺の役に立ちそうなものは・・・と。

机の下に小さな扉がある。よく事業所にあるような床埋め式の金庫みたいなもんだな。
しかし、当然鍵がかかっていてあかねえ。もっとも、仮にこの中に大量の札束があったとしても、俺には用がないがな。
とりあえずこの部屋で見つかったのは鍵束くらいのもんだ。
変電施設からレジの鍵まで揃ってやがる。ただここまで数が多いと咄嗟にどれを使っていいのか分からんな・・・。
役には立ちそうだし腰にぶら下げておくか。どこを通って脱出することになるかまだはっきりしてないんだ。

【鍵束を入手】
204ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 20:20:49 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:通路】(13/13) >>203
支配人室を後にした俺は、再び通路を進み始めた。
しかし、この階にいた従業員は全員逃げたのか?
従業員のゾンビでも出ると思ってたんだが、静かなもんだぜ・・・。

【奇数で総務室 0、2でPOP室 6、8で放送室 4の場合はゾンビと遭遇】
205ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 20:32:11 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:総務室前】(13/13) >>204
なるほど・・・総務課か。
俺はひとつの扉の前で壁にかかったプレートを見上げると、ゆっくりと足でドアを押した。
鍵は・・・かかってやがる!

銃でぶち抜こうとして、考え直した。
支配人室で見つけた鍵であかねえかな。試してみるか。

しかしどれがそうなんだよ・・・クソ!
一つ一つに小さなプレートがついていて用途は書いてあるんだが、数が多すぎる。
俺がそろそろブチ切れて拳銃に手を伸ばそうとした時、ようやくそれらしい鍵を見つけた。
そいつを差し込んで、回してみる。
206レルカ ◆LsOm/R7H6Y :2008/03/18(火) 20:38:40 ID:p3AeYGNj0
>>70【〜01:00 屋上】(6/13) >>187

ジェリーが悲痛な思いで屋上に書いたSOSの血文字に救援ヘリが漸く気が付いた!
私は力いっぱいヘリに向かって手を振った。
ビームライトを浴びせるUFOの様に救援ヘリはモールの屋上に降下して来た。
州兵の人たちが降りてきて、私たちを保護してくれた。

「この人は殺人犯人です…」

私とジェリーはその場でファーエル殺害の犯罪経緯を証言し、ジャクソン>>103の犯罪を記録させた。
ジャクソンは失神したまま引きずられ、LEの人間に緊急逮捕され、虚ろな状態で権利を読み上げられていた…
「おまえには黙秘権がある。しゃべった事はすべて裁判の時の証拠になる。それに、おまえには、弁護士を呼ぶ権利がある。」
あんな状態でミランダ警告して意味があるのだろうか…?

案の定、ジェリーは残ると言い始めた…。
なんとなく、ファーエルを撃った辺りから雰囲気から察していたので、私は何も言わなかった…。
私はジェリーを残して救難ヘリに乗り込んだ…。

【レルカ-脱出】
207ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 20:48:46 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:通路】(13/13) >>205
確かに鍵は合ってた。
かちゃりと音がして鍵を開けると、俺は鍵束をベルトにぶら下げ、銃を構えてドアを蹴り開けた。

静かだな、思ったよりも。
壁際にはスチール製の棚が並び、ファイルのつまったラックがある。
机とパソコンが整然と並び、ごくありふれた事務所の風景だ。

ドアを閉め、とりあえず鍵をかけた。用心はしておかねえとな。
とりあえず目ぼしい所でも調べてみるとするか・・・。
奥に鍵の幾つかかかったボードがあるな。ありゃ何の鍵だ?

ボードに近付こうとしたとき俺はあることに気付いた。
誰がここの鍵を閉めたんだ?それとも、逃げるときにわざわざ鍵をかけてから逃げたってのか?
そりゃあずいぶんと用心深いってか几帳面なヤツだな。

そこらじゅうの机の下辺りから、ゴソゴソと何かの動く気配がし始めた。
SIGを構え音のするほうへ向けた。

【ゾンビ出現 奇数なら3体 0、8・・・5体 2、6・・・4体 4・・・6体】
208ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 21:05:57 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:総務室】(13/13) >>207
ワイシャツの男がふらりと立ち上がって俺を見ていた。
肩に巻かれた包帯がどす黒く染まっている。そいつに銃を向けようとした途端、別の場所から何かが起き上がった。
事務服の女だ。こいつも腕にどす黒い包帯を巻いていた。

俺は思わず後ずさった。
クソ・・・なんてこった!

部屋の奥にも2体いやがる・・・!
首から腹にかけて黒い染みを作ったスーツの男と、喉元をごっそりえぐられた女だ。
こいつらは包帯を巻いてないな・・・。

俺は自分でもわからねえが喉の奥で妙な笑いを漏らしていた。
こいつらこの負傷者をここに運び込んで手当てし、鍵をかけて立て篭もってたんだな。それでそいつらがゾンビ化してこのザマってわけか。
お前らがさっさとそんなゴミクズほっといて逃げてれば俺がこんな目に合わずに済んだんだ。
胸糞悪いぜ・・・チクショウ。
ゆっくりと近付くゾンビどもに向けて発砲した。とにかく確実に1匹ずつ仕留めねぇとヤベェな。

【SIG SAUER P226(11/15)→(9/15)】
【2、6、8で失敗 4なら銃がジャムる それ以外なら1体倒す】
209ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 21:24:08 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:総務室】(13/13) >>208
乾いた炸裂音と薬莢の転がる金属音がして事務服の女が崩れ落ちた。
やつらになるべく接近して撃ちたいところだが、気を抜くと挟み撃ちになりそうだ。
机を盾にしてやつらの接近を防ぎ、なるべく必中距離で戦えば弾の無駄も防げるか。

机が列のように並んでいるため、やつらは簡単に俺に接近できない。
慎重にやればどうってことはないさ。

しかし、ここにいるのがこいつらだけとは限らん。
死角の多いこの場所は俺にとっても不利だ。机の下に潜んでいないとも限らないからな。
包帯の男に狙いをつけながら、慎重に机の列を回り込んだ。
唸りながら机越しに掴みかかろうとするそいつに向かって引き金を引く。

【SIG SAUER P226(9/15)→(7/15)】
【1、5、8で失敗 4なら死角にゾンビが潜んでいる それ以外なら1体倒す】
210ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/18(火) 21:47:13 ID:yUkAgnBp0
>>103【02:00〜 4階:総務室】(13/13) >>209
向かい合って並ぶ机の列を挟んでゾンビに銃を向け、連続して2発叩き込んだ。
しかし、俺に掴みかかろうとするゾンビは無謀にもその机にダイブし、這いずるようにして進んできた。
俺の放った銃弾はやつの頭があった場所を突き抜け、はるか向こうでなにかに炸裂した。

歯噛みしても遅い。ヤツは机の上を進んで俺に掴みかかろうとしていた。

【0、6、9で掴まれるカウンター-1 4ならカウンター-2 それ以外なら回避成功】
211ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 15:32:02 ID:fZ25/rKX0
>>122【02:30 屋上】(6/13) >>200

マスターキーを使って屋上に出る。
屋上は一面水浸しだ。
丁度給水塔の貯水タンクのバルブを開いてから1時間だ。
しかし屋上のイルミネーションに流水が透過しているのはどこか夜景の噴水の様でもあるな…。
水面下の屋上床に描かれた”SOS"の大きな血文字は水に流されずにイルミネーションに浮き上がらされていた。
誰がエが描いた血文字なんだろう?
水で流されないって事はこの大量の血が乾燥する程前に書かれたって事を示しているな。

給水塔の方の方から人間が3体流れて来た…つい1時間前まで俺が居た所からだ 。
俺が貯水タンクで作業していた時には既に活動を停止していたゾンビだったのかな…ラッキーだった。
水の流れは階段方面に向いているの自然と俺の方にゆっくりと流れて来た。
屍体等最早気にも止めなくなっていた俺は特に警戒する事も無く、屋上に進み出た。
すると…!

「チクショウ!」
ヤツ等は突然起き上がり襲って来た。
「…死んだフリ系の待ち伏せゾンビかよ?!」
巨大広告看板で四隅を囲われた給水塔で俺が襲われなかったのは、ヤツ等がトラップ系の待ち伏せゾンビだったからだ。
1時間前、俺は既にヤツ等に遭遇していたのだ。
それと気付かず、たまたま俺は”あのとき”偶然近付く事も無かったのだろう。
それが今、水流によって引き寄せられて来たのだ!

【ゾンビ3体出現】
212ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 15:41:58 ID:fZ25/rKX0
>>122【02:30 屋上】(6/13) >>201

【散弾銃(9/9)】 【予備弾10発】【拳銃(7/8)】
【鎮痛ドラッグ 4-2回分】 【無線機】【懐中電灯】

俺はショットガンを構えた。

【秒数判定】難易度+4

0.1で1発消費して3体を仕留める
2.3で2発消費して3体を仕留める
4.5で3発消費して3体を仕留める
6.7で4発消費して3体を仕留める
8.9で5発消費して3体を仕留める
213ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 16:08:23 ID:fZ25/rKX0
>>122【02:30 屋上】(6/13) >>202

俺はショットガンを構えると3連射して3体のゾンビを薙ぎ払った。
ゾンビ共はその場に倒れ、大量の血が水中にしみ出し、屋上に描かれた血染めの”SOS”を更に大量の血で覆い尽した…。
しかし、その血幕もやがて水流によって押し流されてしまうだろう…。
現に今しがた倒したゾンビはプッカリと水面に浮かび、ゆっくりと階段入り口の方に流されて行った。

「………」
俺は黙ってショットガンに弾を補充した。
すると背後から”パシャ”という不吉な音が立った。
振り返ると。そこには散弾を喰らって顔面をぐしゃぐしゃにした1体のゾンビが1mも離れず立っていた!
「ちっ」
ぬかった――――またしても撃ち損じかよ?!
しかし対処するにはショットガンの寸法じゃ却って距離が近過ぎる。

俺はヤツに掴み掛かられた。
ヤツの顔面が迫る…!
しかし、ヤツのぐしゃぐしゃになった顔にはもう散弾によって吹き飛ばされ、噛み付く顎が存在していなかった。
噛み付かれる事が無いと分かると、俺は少し冷静になれた。
ショットガンを持ち替えて、ヤツの両腕に銃口を宛てがい2発撃った。
俺を掴んでいた両腕は吹っ飛び、やっとヤツから開放された。

俺はヤツを蹴って引き剥がすとショットガンを構え直してトドメの6発目をぶち込む積りでいた。
「畜生、3体仕留めるのに6発も消費するのかよ…屈辱だゼ」
その慢心が油断を生んでるのだと、自覚しつつも俺は言葉に吐き出さずにはいられなかった。
しかし、離れたゾンビにトドメの1発を放ったのは俺ではなかった。

遠方からの狙撃でゾンビは頭部を撃ち抜かれて倒された。
「――――――誰だ?!」
214ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 16:30:21 ID:fZ25/rKX0
>>122【02:30 屋上】(6/13) >>203

給水塔の上を見ると兵隊がアサルトライフルを構えていた。
「スマン、スマン、大丈夫か?アンタ」
二人の州兵の姿が見える。
俺は水から立ち上がると、ショットガンを振って応えた。

俺は彼等と合流する為、屋上から一段高くなっている給水塔の登り梯子を登った。
「…銃声を聞き付けて慌てて銃を構えたんだが、アンタが掴まれてて近過ぎてなあ、援護できなかったワ」
出迎えた州兵はロジャーとピーターと名乗った。
「俺はケンティス・A・フォーリー …ケンだ」
ショットガンに予備弾を込めながら俺は応えた。

【散弾銃(4/9)→(9/9)】 【予備弾5発】

「残念だったな…ヘリは1時間以上前に行っちまったぜ…」
どうやら俺がマゴマゴしてる間にヘリは行っちまったらしいな。
「ここのタンクの水を垂れ流したのはアンタの仕業かい?」
「お陰でオレたちは迎えのヘリが来るまでヘリポートで待機できなくなっちまった…ハハッ」
ロジャーとピーターは交互に話す。
「俺たちゃ、とんだ貧乏クジの居残り組さ」
M16ライフルをなでながらピーターは言った。
215ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 17:23:31 ID:fZ25/rKX0
>>122【02:30 屋上】(6/13) >>204

「貧乏クジ?」
俺がそう訪ねると、ロジャーはヘラヘラしながら答えた。
「だってそうだろう?こんな所で迎えのヘリを待たなきゃならない上に、あんたの起こした浸水だ」
「…そりゃ、どーも」
「で、結局水浸しのヘリポートデは待ってられんので、一段高いこの給水塔まで退避して来って訳さ」
「そりゃまたなんで?」
幾ら水浸しとはいっても、せいぜい踝か膝下程度の水嵩でしかない…。
大の男が何を言ってるのかと思っていると、ピーターとロジャーは顎を酌ってある方を見てみろと俺を促した。
ピーターとロジャーが顎を酌ったその方向を見ると、そこには1人の女性が寝転ぶ大男の上にドッカリ腰を降ろしていた。
あれは確か、警備室のモニターで見た録画映像に映っていたヤツ等だ…そうか、あの映は屋上の情景だったのか…でも一人足りない様だが?
ピーターがこれまでの状況の経緯を説明した。
「つまりな、1人目の様救助者は最初に俺たちが乗って来たヘリで行っちまった…。
しかし、そこに転がってる大男は暴動に乗じた殺人犯な上、怪我人なので、別の救援ヘリを要請しているって訳だ。」
ロジャーが言葉を継いだ。
「で、そっちの彼女は感染者なので、また別口の隔離へりに乗せる必要が在る訳…俺たちはそのお守。」
「ところがアンタがヘリポートを水浸しにしちまっただろ?それじゃあこの失神蓑虫男が溺死しちまう。」
「仕方なく、このクソ野郎を救うべく、俺たちはコイツをエッチラオッチラと、この給水塔まで運び上げたって訳だ」
「……ナル程」
色々あったんだな。
「で?何時救援ヘリは来るんだ?」
――それは俺達の方が聞きたいよ――
と、ピーターとロジャーは口を揃えて言った…。
216ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 17:24:18 ID:fZ25/rKX0
>>122【02:30 屋上】(6/13) >>205

モールの火災は勢力を増し、まるで煙のカーテンでも張られたかの様に屋上からの視界を遮っていた。
もう立体駐車場の方はほぼ全階に渡って火が廻り切り、時折、車が爆発でも起こすのか、ボン!ボン!という爆発音が伝わって来る。
つまり隣接している建物の火災の勢いが増している…。
連絡通路が崩れ落ちるのも最早時間の問題だろう。
モールの屋上は幾ら水が張られ、火の危険はないとはいえ、救援が来るまでの矢張り呼吸の確保に懸念が残る。
「所で…俺は階段屋上の踊り場にコンプレッサーを持ち込んでエアタンクにチャージしてるんだ」
「そりゃあいい、多少の装備機材なら俺達もヘリからの持ち出しがあるぞ」
「…早速、取り掛かるか」
ピーターとロジャーは阿吽の呼吸で合意した。
俺達は階段屋上の踊り場に戻って、次々にエアタンクに圧搾空気をチャージしていった。
それをチャージは完了次第、随時給水塔の貯水タンクにまで運び込んだ。
貯水タンクの付近は比較的温度が低いからだ。
消防用の耐熱タンクでないエアタンクが熱で膨張して爆発…なんて事も考えられる。
ピーターとロジャーはラペリング用のハーネスやバンジージャンプでも出来そうなラバーバンドも持ち込んでいたので、タンクを上手く束ねられた。
「これだけじゃイザと言う場合にはまだ人数分は足りない、下階に行ってもっと仕入れて来ようぜ」
「これぞホントの火事場泥棒ってやつだ」
ピーターとロジャーはそう軽口を叩いた。
…俺はどうするかな?
217ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 18:01:33 ID:fZ25/rKX0
>>122【03:00 屋上→4階】(6/13) >>206

ピーターとロジャーはガスマスクを持ち込んでいた。
勿論、俺の分もだ。
「警備室には消防用の装備も備え付けてあるし、モール各所にもスプリンクラーだけでなく、消化栓は張り巡らされている…消火活動が行われていないだけでな」
ピーターは雄弁に説明した。
エアタンクは充分にある、有毒ガスを吸い込む事はない。
消火栓からホースを曵きながら消火しながら進めば防火服が無くても、とりあえず再び警備室に辿り付く事が出来る。
「よし、行こう!」
「銃の薬室からは弾を抜いておけ、水で冷やせば熱で暴発する事は無いと思うが万が一の為だ…それにすぐに湿気ってしまう訳じゃ無いが、弾薬を水に濡らすのも良くない。」
俺はショットガンの薬室から1発抜いて薬室を空にしてボルトを戻した。拳銃の回転弾倉も空の部分をレストポジションにしてホルスターに戻した。
ピーターとロジャーは屋上に据え付けてあった消火ホースを引っ張り出して来て、消火栓に繋ぐと、栓を捻って放水を始めた。
「ヒャッハーーーーッ」
放水口を担当したロジャーは有頂天で放水を開始した。
ピーターはその後ろで暴れるホースを支えた。
こうして先ず屋上階段から4階エレベーターホールに出る。

エレベーターホールは業火に包まれていたが、水が階段から溢れ出しているので扉を開けてもバックドラフトを起こすまで温度は上がっていなかった。
とにかく、防火壁に阻まれた炎を鎮火する。
黒焦げになった防火壁の側面通用扉を火傷しない様に開けて通過する。
防火壁の為に火は来てないが、可也の熱が篭っている。
俺はピーターとロジャーが反対側の通溶路の火を食い止めてる内に次の消火栓とホースを準備する。
大概こういうものはエレベーターとか階段のような節目節目の場所に消化器と一緒に配置されている。
火災警報のの非常ボタンの下の扉を開くとすぐに見付かった。
用意ができると、ピーターとロジャーを呼び、再びエスカレーターに向かって放水しながら同じ要領で進む。

しかし1階から4階までの吹き抜けに面しているエスカレーターを通過する事は火の勢いが強過ぎて、とても消火ホース1本程度では通過出来なかった。
218ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 18:23:17 ID:fZ25/rKX0
>>122【03:00 4階→3階:警備室】(6/13) >>217

「仕方が無い、階段から3階に降りて行こう」
4階からホースを曵いて階段を下り、3階の防火壁をマスターキーで開ける。
矢張り同じ要領で3階の消火栓をスタンバイする。
その後、俺は4階に戻って防火壁を封鎖した。
そして3階消火栓を曵いて3階にある警備室を目指した。

2階からの火の廻りによって3階フロアはもう本当に火事のような状態だ。
しかし、まだ防火服や本職の消防士でないと手に負えないという程では無い。
相変わらずロジャーは陽気で、火消しを無邪気に楽しめる余裕を残していた。
そしていよいよ警備室の前に到達した。
ホースはそこまで届かないが、なんとか水を浴びせられる距離ではある。
警備室のカギを持って、扉に近付いたが、既に熱で変型している様でも合った…。

「バックドラフトがあるかもしれない…気をつけろ」
ピーターがそういうので、俺は扉の側面に回り、壁際からショットガンで鋼鉄製の扉の蝶番を撃った。

【散弾銃(8/9)→(2/9)】 【予備弾6発】

跳弾に気を着けて充分距離を取って、3箇所ある扉の蝶番にそれぞれ2発づつスラッグ弾を撃ち込むと、鋼鉄製の扉は勢い良く通路に吹き飛んだ。
扉を失った警備室かモウモウとドス黒い不完全燃焼の煙りが溢れ出て来た。
ロジャーが警備室の入り口に向かって放水し、内部に篭っていた温度を下げる。
「中にはホースは届かない…ここからは消化器を使って入っていくしかないな」
ピーターは冷静に言った。

3人ともそれぞれ消化器を持って内部に入る。
入ったすぐの所で火は燃え盛っており、すぐに消化剤を噴射する。
夥しい量の消化剤の粉塵が視界を塞ぐ…そのスモークを掠めてまだオレンジ色の炎が遠方で揺らめいている。
そしてそのスモークの中を防火機材を探していると、ユラリと中から1体のゾンビが現れた。
219ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 18:45:14 ID:fZ25/rKX0
>>122【03:00 3階:警備室】(6/13) >>219

股間のチンコが芥子炭の様に、その形状を残し見事に炭化いている…まるで薫製の様に。
ヤツ>>64だ、オナニストゾンビ…まだクタバッテなかったのかよ。
確か股関節を破壊して立てなくしていた筈だが…?
ヤツは身障者の様に松葉づえを付いて歩いていた。
そのチンコむき出しのゾンビにピーターもロジャーも呆れ顔の筈だ…ガスマスクで見えないが。
「なんだコイツおもしれー」
何の警戒も無く不用意に近付いたロジャーはチンコを揉むと芥子炭の様なチンコは脆くも崩れてしまった。
怒ったゾンビがロジャーに掴み掛かろうとするが、松葉杖を話した為に、見事につんのめって転んだ。
その為にヤツの股間は更に粉々になり、跡形も無くなってしまった。
オナニストゾンビは悲しそうに頭を垂れて自分の股間を見つめている様に見えた…。
そしてロジャーの肩にはヤツの指が残っていた。
「……こうは成りたくないねぇ」
オナニストゾンビはロジャーの足首に縋り付いて、彼のブーツにかじり付いたが、炭化した顎が砕けて外れてしまった。
哀れみを込めてロジャーは自分の肩に残ったオナニストゾンビの指を爪で弾いた。

そんな事は無視してピーターは防火服を探していた。
「あったぞ、防火服が…消防用のエアタンクもな!」
その場で防火服を着込んで警備室を後にした。
オナニストゾンビは出て行こうとする来訪者を追いかけようとして、無理に動き回っって自ら崩壊して果てた。
220ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/19(水) 19:01:46 ID:fZ25/rKX0
>>122【03:00 3階→屋上】(6/13) >>219

屋上に戻って来ると早速、防火用エアタンクにもエアチャージを始めた。
一息ついてからピーターが話し出した。
「上空を覆うこの煙りじゃヘリの着陸は難しいぞ」
確かに屋上は火災を免れているが、まるで天幕を降ろした様に空は見えない。
「でもヘリのローターのダウンウォッシュで煙りなんか福原割れるんじゃないか?」
ロジャーは反論した。
「その前に屋上自体が崩落するこもしれんぜ、土台から焦がされてな…」
俺は2人に言った。
何時迎えのヘリは来るんだ…?
「さっき見た所では階段は安全だった…そして屋上の水は最終的に地下階に流れ着く」
「地下は屋上と同じく火の手からは安全と言う訳か…」
「貯水タンクの水もいつまでも続くわけじゃない」
「地下なら溜ったままだからな…」
「モールが全焼するとして崩落の前にヘリが間に合うか、地下で生き埋めになるか…だな」
「地下から脱出ルートを探すって手も残っている…防火服とガスマスク、エアタンクがあるからな」
「このままヘリを待ち続けるか、自分達でさっさと脱出ルートを探し出すか…か」


もうすぐ夜が明ける…。
221ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 21:24:52 ID:Dn7K7ygT0
>>103【02:30〜 4階:総務室】(13/13) >>210
間一髪で後ろに飛び退きその腕から逃れる。
男の両腕がばたばたと暴れるようにして俺がいた場所を闇雲に掴んでいた。
ふたつ肩で息をしてから落ち着いてやつの無防備な頭を狙う。

【SIG SAUER P226(7/15)→(5/15)】
【1、8で失敗  それ以外なら成功】
222ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 21:36:56 ID:Dn7K7ygT0
>>103【02:30〜 4階:総務室】(13/13) >>221
さっきまで暴れていた腕が力なくデスクから垂れている。顔面を2発立て続けに撃たれてそいつは動かなくなった。
周囲を見回せば、残りの2体も接近しつつある。
先に片方をつぶした方がいいんじゃねぇか、こりゃあ・・・。

俺は女ゾンビのほうに銃を構えた。
ここは紳士らしくレディファーストだ。
接近して2発引き金を引く。

【SIG SAUER P226(5/15)→(3/15)】
【0、4、7で失敗 それ以外なら成功】
223ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 21:48:49 ID:Dn7K7ygT0
>>103【02:30〜 4階:総務室】(13/13) >>222
クソ!まずい!男の動きが思ったより早い。
女のほうにさらに接近しながら2発目を叩き込み、その結果を確認することなく腹を蹴り飛ばした。
素早く男のほうへ銃を向け、警戒しながらすり足で後ずさった。
倒れたままの女を横目で確認すると、どうやら俺の弾は息の根を止めていたらしい。
片目がつぶれ、そこからドロドロとどす黒い血が流れ出していた。

よろよろと進む男ゾンビに照準を合わせた。
まったく、ザマァねぇな。お前の人助けとやらの招いた結果がこれだ。
大人しく逃げ出していればよかったものを、このバカ野郎が!

やつは大きく口を開き、唸り声を咆哮に変えて俺を威嚇した。
俺は銃把をしっかりと握り、その口に向けて発砲した。

【SIG SAUER P226(3/15)→(1/15)】
【2、4、7、9で失敗(4の場合は掴みかかられる) それ以外なら成功】
224ジョンソン ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/19(水) 21:58:32 ID:6iRv2yWa0
>>49【00:00 2F:銃砲店】(0/13) >>194

もう、思い残す事は無い…これで人間的感情を失って畜生道に落ちても悔いは無いってものだ…。
何しろ、俺は復讐を成し遂げて死んだんだからな…俺を撃ったこの眼鏡ヤロウを喰らって…って…え?
『・・・・・・・・・・・』
もう一人の生存者の男がこっちを恐々とした眼差しで見据えている…眼鏡越しに。
え?…なんでもう一人眼鏡ヤロウが?…眼鏡違い?…別人?
…俺はよくよく喰らっている糞ッ垂れ野郎の顔を覗き込んだ!
夢の中で詳細に細部を眺めようとするとアヤフヤな認識の糊塗が剥がれ落ちて目が醒めてしまうように、あたかもゾンビの中の微かな俺の人間的思考も掻き消えていくのが解った。
クソゥ…コイツはリチャードとか言う俺を撃った奴じゃない!!

【ゴードン死亡】

そのゴードンがゾンビ化してもう一人の眼鏡ヤロウ、リチャードを襲い始めた…。
止めろ…そいつは俺だけの獲物だ…お前は手を出すなよ…止めてくれ…!
しかし、俺の人間としての思考力もどうやらここでオーラスの様だ…畜生。
とんだ誤算だったぜ…最後の最後までズレまくった人性だったな…まさか自分の喰らい付いた獲物に本命を掻っ攫われるんだからな…。
最後に俺が思った事、感じた事…それは、勘違いしてぬか喜びしていた自分の愚かさを突きつけられたという…やるせない憤りだった…。

【リチャード死亡】

《危機レス》
以降、235レスまでに、この密室状態でタツとクルスの書き込みが無い場合。
…二人ともゾンビ化
225ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 21:58:51 ID:Dn7K7ygT0
>>103【02:30〜 4階:総務室】(13/13) >>223
今倒れている女の腕が動かなかったか!?
その動揺が俺の照準を鈍らせた。
弾丸は男の胸板に命中し、僅かにその接近を遅らせたに過ぎない。
俺が距離を取るか迷った瞬間、男は俺のすぐそぱまで迫っていた。

掴みかかるその腕を銃を持っているほうの手で払いのけ、左手でもう片方の腕を掴む。
そのまま体をひねってヤツの上体を引き寄せると、足払いをかけた。

【奇数で成功 偶数なら失敗、カウンター-2(4なら噛まれる カウンター-4)】
226ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 22:16:59 ID:Dn7K7ygT0
>>103【02:30〜 4階:総務室】(13/13) >>225
決して小柄とは言えないその男の体がふわりと宙に浮き、そのまま床へと叩きつけられた。
背中から受身も取らずに叩きつけられたにも関わらず、すぐさま起き上がろうとしやがる。
俺はその胸板を蹴りつけると足で踏みつけ、右手のSIGをやつの頭に向けて発砲した。
一発残ってたのがお前の運の尽きだな、このバケモノめが。

額に穴を穿たれ動かなくなった男の腕を離した。力なく床に落ちたその腕が幾度か痙攣し、やがて動かなくなった。
最後のマガジンを取り出し交換する。もう派手に撃てなくなってきたな。

周囲にゾンビが残っていないか用心しながら壁にかかっているボードに近付く。
番号ごとにひとつずつ掛けられたその鍵は、恐らく社用車のキーだ。
そいつがあれば、なんとかなるかも知れねえ。

壁にかかっているキーに手を伸ばす。
なんか違うものまで混じってんな。資材室だのそういう場所の鍵はいらねえっての。

【社用車のキー 0、3、8・・・5つ 1、5、7、9・・・3つ 2、6・・・1つ 4・・・車のキーはない】
227ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 22:33:52 ID:Dn7K7ygT0
>>103【02:30〜 4階:総務室】(13/13) >>226
クソ・・・3つだけか。
他のは誰かが持ち出して逃げたのか元々出払ってやがったのかは俺には分からんが、まあいい。
あとは社用車を探し出してこのモールから脱出する。
どこにあるのかは、まあ大体見当はつくな。あちこちで色々汚ねぇ仕事やってりゃそういう知恵はつくもんだ。

もうここに用事はねえな。俺は銃をホルスターに収めると、社用車のキーをポケットに全てねじ込んだ。
3つありゃどれかは役に立つだろ。でなけりゃ歩いて出るしかねえな、クソったれが。

俺は部屋を後にし、車を探すべく歩き出した。
上手く行くかどうかは俺の日頃の行いと悪運次第って事になるが、まあ前者は問題あるまい。
とにかくもう時間がねえ。

【SIG SAUER P226(13/15)予備弾倉なし】
【社用車のキー(3個)入手】
228ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 22:47:08 ID:Dn7K7ygT0
>>103【02:30〜 4階:通路→立体駐車場】(13/13) >>227
モールの構造は大体頭に入ってる。ハイスクールの成績は悪かったがそっちのほうは出来がよくて助かったぜ。
細い通路を抜けてエレベーターホールへ出ると、もう煙はここまで着てやがった。
こりゃあモール全体が燻されるか、土台が熱に耐え切れず崩壊するのも時間の問題なんじゃねえのか・・・。

連絡用通路にゾンビの姿はない。そこを走り抜けながら、下を見た。
こいつはひでぇな・・・。煙がもうもうと立ちこめ、2階からも出火が見て取れた。クズグズしてれば駐車場そのものが崩落する危険すらある。
車の数が少ないのが幸いだが、そう楽観視も出来んだろう。

モールに従業員専用駐車場はない。となれば、大抵この手の車両は一番客の来ないフロアにあるもんだ。
煙の這い回る駐車場で社用車を探す。
確かドアにモールの名前とマークが入ってたはずだ。
駐車車両の少ないこの状況ならすぐに見つかりそうなもんだが。

【2、6、8で車が見つかる 4・・・車は見つかるがゾンビと遭遇 それ以外なら見つからない】
229ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 23:01:03 ID:Dn7K7ygT0
>>103【03:00〜 4階:立体駐車場→バックヤード】(13/13) >>228
袖で煙を吸い込まないように押さえながら駐車場内を走った。
さすがにこの状況はキツイな。急がねぇと酸欠で死ぬぞ、クソ・・・。

ようやく辿りついた駐車場の隅のほうに社用車はあった。そこだけ他の場所とは違う番号が振ってあるな。
キーと車の番号を確認しながら、そのうちの1台に乗り込みエンジンを始動させた。
ここまで来て慌てることはねぇ。焦ってヘマでもするほうが危ねえからな。
ゆっくりと発進させ、出口ではなく連絡通路のほうへ移動させた。まあこの様子じゃ下へは逃げられそうもねェだろう。
そのままフロアへと戻り、バックヤードの入口を探して車をゆっくりと転がす。
どこかにぶつけてオシャカになればまたあの駐車場にもどらねぇといかんからな。あんなところはそう何度も行きたいモンじゃねえ。

通路をゆっくりと進むと、バックヤードへ繋がるドアが見えた。
なんとか車一台くらいは通れるな。後はこの先が通行可能かどうかだ。
多少の障害は無理やり排除できるかもしれんが、その無理がどこまで押し通せるかはわからねえ。
ここまで博打を打たねばならないのも勘弁願いたい話だが、今は贅沢を言ってられんしな。

【奇数なら無事通行できる 偶数なら障害発生】
230ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/19(水) 23:15:29 ID:Dn7K7ygT0
>>103【03:00〜 4階:バックヤード→リフト】(13/13) >>229
ギリギリの幅をなんとか通り抜け、俺は搬入出用のリフトを目指した。
デカイ家電やゲームセンターの筐体すら運ぶリフトだ。車の一台くらい乗せたところでどうってことはない。
最悪なことにリフトは地下に降りてやがる。どこのどいつだ、ンなめんどくせえことをしやがったのは。
しかも非常停止中かよ・・・!

こりゃあ下まで降りてリフトを操作しなければならんな。
俺は階段を駆け下り、地下まで走った。直接火災の被害が少ないとは言え、それでも下層は煙がひどい。
俺は何度もむせながらどうにか地下までたどり着いた。(カウンター-2)
ふらふらと階段からリフトへと歩みより、どこぞのバカが中途半端に操作しやがったリフトの非常スイッチを解除した。
リフトはゆっくりと駆動し、4階へと上がっていく。まったく、疲れる話だぜ・・・。

4階へと戻ると、再び車へ乗り込みバックで慎重にリフトへ乗り入れた。
あとはこのまま地下へ向かい、搬入口から出るだけだ。まあ開いてればの話だが、閉まっていてもこの鍵束でなんとかなるだろう。
今のうちに搬入口のゲートの鍵を確認しておくか。もしもってことはあるしなァ。
231ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/20(木) 19:07:58 ID:wZb9yd000
>>122【03:30 屋上→地下1階】(6/13) >>220

モール崩落、焼損による瓦解はもう時間の問題だ。
土台から焼けちまったら幾ら屋上が燃えなくても同じ事だ。
俺達は貯水タンクまで戻った。
「どうすべきか…」
ここにいるのはジャクソン>>103とかいう失神している犯罪者を合せて5名だ。
ジェリーという感染女が提案した。
「地下階には外に通じる下水道があるらしい…」
防火服は3着、…地下ルートから脱出する場合もう、暗黙の了解でジャクソンは切り捨てられていた。
どの道、1人はヤツに>>103に就いてギリギリまでヘリを待つ事になる。
「私が残るワ…」
そうジェリーは発言した。
ゾンビに感染しているからって捨て鉢になっている様にも思える。
「ちぇ、呑気に失神なんかしてやがってよお…」
ロジャーは苦々しく苦言を吐いた。
本来ならロジャー達がこの場に残るべき役割だったからだ。

地下1階まではスンナリ辿り着けた…。
ゾンビに出会う事もなく、防火壁と防火服のお陰で何事もなく無事に到着した。
「こりゃあ、ちょっとした室内プールだな…」
モールに流れ出た貯水タンクの水の行き着く先がここ地下1階だ。
しかし室内プールは些か大袈裟な表現だ…辺一面水浸しではあるが。
しかし、そのお陰で排水溝はすぐ見付けられた。
渦潮の様に地下の浸水を吸い込んでいる。
「ここか…」
しかし、なんとかヒト1人が通り抜けられる狭さだ…。
ぶっちゃけると、195cmの俺には無理だ、勿論ジャクソンとか言う巨漢の犯罪者にしてもだ。
「しょうがね…俺は屋上に戻る。折り返しジェリーを寄越すから、アンタ等それまでここで待っててやっちゃあくれないか?」
ロジャーとピーターは頷いた。
「まだヘリが間に合わないは限らねェ…ギリギリまで待ってみるよ。」
そろそろモールの崩落が始まった…急がないと間に合わない。
232ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/20(木) 19:08:46 ID:wZb9yd000
>>122【04:00 地下1階→屋上】(6/13) >>231

俺は一人、再び階段を駆け上がると屋上に戻った。
ジェリーは意外そうな顔を見せたが、事情を話すと了解した。
「地下に行く前にちょっくら、アンタに手伝って欲しい事がある」
俺はジェリーに手助けして貰ってジャクソン>>103と複数本のチャージ済みエアタンクを巨大貯水槽の上まで運んだ。
750KLとデカデカと書かれている…恐らくモールだけでなく、近辺の防火用水としても考慮されている大きさなのだろう。
そしてタンク上部の点検タンクを開けると、点検用タラップとH型の給水パイプが縦に走っていた。

防災グッズのサイリュームライトを折って大量に投げ入れた。
電源無しに 12時間も発光し続ける発光管だ。
サイリュームライトの淡い光に照らし出され、タンク内部の様子が浮き彫りになる。
お誂え向きに点検時の転落防止用のネットが2段階に施されている。

俺はスキューバ用のゴーグルとマウスピースを着けるとエアタンクを抱えて水深5mはあるタンクの底部にタラップを伝って潜っていった。
転落防止用ネットを二度潜り、複数本のエアタンクを底部に通す。
そして荷台固定用ゴムケーブルでグルグル巻にタラップや給水パイプに束ねて固定して、最後に締付金具付き固定ベルトでガッチリ固定した。
転落防止用ネットの間の中間部分の水位の昇降タラップと給水パイプの間にゴムバンドを着け、ジャクソンにハーネスを装着し、呼吸マスクを着けた。
これで緊急時の準備は完了した。
233ケン ◆2P5z9Tn09w :2008/03/20(木) 19:09:23 ID:wZb9yd000
>>122【04:30 屋上】(6/13) >>232

「ありがとうジェリー…地下で二人が待っている。もう行った方がいい…」
でも、貴方が…と言いかけた彼女の言葉を制し、自分のショットガンを彼女に渡した。
途中ゾンビに立ちはだかれるとも限らない。
「そいつはウチの新製品だ、反動も従来の物に比べて画期的に軽くて女性にも撃ち易いですよ…まだ試作品でどこにも卸していない逸品です」
自然とセールストークになってしまい、彼女も思わずクスリと笑って最後に笑顔を見せてくれた。

彼女が立ち去った直後、屋上のヘリポートに亀裂が走った!
これはいよいよ最後の時が近付いたか?!
彼女が地下に辿り着く前にモールがもってくれれば良いのだが…
そんな事を祈りつつ、俺はジャクソンを貯水槽の中に沈めて、中央水位の昇降タラップと給水パイプの間でゴムワイヤーで宙吊り状態にした。
俺が潜水装具を身に着け、水槽に身を沈めるのと給水タンクの土台が崩れ出したのは、ほぼ同時だった…。
234ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/20(木) 21:39:43 ID:91sZlEbe0
>>103【03:30〜 4階→地下1階:バックヤード】(11/13) >>230
社用車を載せたリフトはゆっくりと地下へ降下していった。
取り立てて何の変哲もない普通乗用車だ、重量超過ということもないだろう。
地下へと辿りつき、俺はゆっくりと車を前進させた。
コンテナの並ぶバックヤード内をゆっくりと静かに進んでいく。
ここまで来てしくじるわけにはいかないからな。

しかし、ここはいつまで持つんだろうな。
出火場所はどうやら立体駐車場らしいから上階への被害は相当なものだろうが・・・。
まあ、熱で土台が崩れれば地下も安全とはいえないか。崩落の危険もあるしな。

つまりそれは急がねぇとヤバイってことだ。
どうにも矛盾してるが、今はそんなことを気にしていられねぇ。
235ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/20(木) 21:46:27 ID:91sZlEbe0
>>103【03:30〜 地下1階:バックヤード】(11/13) >>234
そろそろ搬入ゲートが見える頃だろう。
メインストリートとも言うべきリフトとゲートを直結する太い通路を進んでいくと、急に目の前が開けた。
荷下ろしをするスペースか、こりゃあ。

そして案の定ゲートは閉まってやがる。
まあ、この状況なら当然っちゃぁ当然だな。
俺はケートに近付こうとして、慌てて車を止めた。1メートルほどの段差になってやがる。トラックの荷台を直付けして荷下ろしをするためのものか。
左奥にスロープがあるな、あそこから降りるしかねえか。

俺は慎重に車を回し、スロープから車を下に下ろした。
そのままゲート前まで進む。開閉装置はどこだ・・・。
236ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/20(木) 21:54:09 ID:91sZlEbe0
>>103【03:30〜 地下1階:バックヤード】(11/13) >>235
ゲートの近く、一段高くなった駅のホームのようなものの先端に開閉装置を見つけた。
あらかじめ用意しておいた鍵を持ち、そいつへ近付いた。操作方法は見ればわかるだろう。
操作盤をあけ、中のスイッチを操作する。最後に大きなレバーを力いっぱい押し上げると、搬入口のゲートがゆっくりと開き始めた。
急いで車まで駆け戻る。ゲートの向こうにゾンビでもいたらたまらねえからな。

車に乗り込みドアを閉めた。ゆっくりとバックさせ、ゲートを正面に見据えた。
外の様子はどうなってんだろうな。まあゾンビの集団くらいならどうにでもなるが。
237ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/20(木) 21:59:12 ID:91sZlEbe0
>>103【03:30〜 地下1階:バックヤード】(11/13) >>236
搬入口が開くに連れ、外の様子が明らかになってきた。
ゲート周辺には10体ほどのゾンビがたむろしているがどうってことはねェ。
俺はゆっくりと車を発進させ、ゲートをくぐった。
ゾンビどもが車の周りに集まり車体を叩くが、この程度の数なら脅威にもならない。
搬入口を後にし、そのまま地上へ出るスロープを通過した。

モール正面には相当な数のゾンビが集まっているな。あれでは強引に通行するのは危険すぎる。
俺はハンドルを切り、裏手へと回ることにした。
238ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/20(木) 22:04:47 ID:91sZlEbe0
>>103【03:30〜 地下1階:バックヤード】(11/13) >>234
モールの裏手は出入口が細い道へとつながっていた。
大きな通りに向かう正面出入口とは違い、むしろ抜け道的な存在だ。
周囲にゾンビの姿がまばらに見えるが、もう構う必要はない。
とにかく大きな町へ行こう。幸い燃料はたっぷりある。

敷地内を裏口目指して進んだ。
ふとミラーを見ると後ろからかなりの数のゾンビがついてきているようだが、今さらそれがなんだってんだ。
239ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/20(木) 22:17:34 ID:91sZlEbe0
>>103【03:30〜 モール敷地内】(11/13) >>238
ゆっくりと車を走らせているにもかかわらず、ゾンビたちの姿は小さくなりやがて黒い塊になった。
所詮はその程度だ。まともにやりあわなけりゃゴミクズ以下の相手だな。
とりあえずここを出てどうするか。俺は色々と考えたが、面倒になってすぐやめた。
とにかくここを出りゃあいい。そこから先はそのとき考えればいい。

カーラジオをつけてみるが、非常事態がなんだとかごく当然のことを繰り返すだけだ。
この事態ならどうしようもねえか。正式発表がホイホイでるほどこの国も能天気じゃねぇってことだな。
まあ、それが至極当然のことなんだろう。何せ発生から一日もたってねえモンな。
そんな簡単に原因だなんだとわかりゃ苦労はねえ。
240危機レス ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/20(木) 22:18:06 ID:s4fmY84H0
《危機レス》>>224

【00:00 2F:銃砲店】
リチャードはゾンビ化したゴードンとジョンソンによって食い殺された…。
バリバリむしゃむしゃガツガツ…ごっくん
やがてゴードンとジョンソンの狙いは身動きが出来ないタツに向けられた。

【00:30 2F:銃砲店】
銃砲店内に大量の有毒ガスが吹き込んできた…。
四肢を食われて身動きできなくなったリチャードは、仕方ない、裸体ににされた氷川の遺体にムシャぶりついた。
腸を引きずり出し、クチャクチャと口だけで器用に食べ始めた。
最初はクルスはタツを庇ってゴードンとジョンソンと戦っていたが、煙で目が染みた所を二人のゾンビに捕らえられ噛まれた。

【01:00 2F:銃砲店】
店内に充満する煙で視界を奪われ呼吸困難に陥ったクルスとタツは、狭い店内で、煙や熱をものともしない2体のゾンビから逃げ回っていたが、遂にタツが捕らえられてしまった。
リチャードは氷川の腸に首を突っ込み内部から食べ始めていたが、食べた先から裂けた喉や腹から食いちぎり咀嚼した氷川の肉を漏らしていた。
タツの断末魔を聞きながら、クルスは自殺を図るべきかどうか、店の外で炎上する無数のゾンビの群を見ながら考えあぐねていた…。

【01:30 2F:銃砲店】
タツはゴードンとジョンソンに食べられ、元気に動ける様になった。
そして3体で唯一生きているクルスを追いかけ始めた。
クルスは自分が死ぬ前に、コイツラだけは殺してやろうと心に決めた。

【タツ・死亡】
241危機レス ◆GqUGJUgr/2 :2008/03/20(木) 22:18:54 ID:s4fmY84H0
《危機レス》>>224

【02:00 2F:銃砲店】
涙が滲む余り見えない目で闇雲にショットガンをゴードンにぶち込み蜂の巣にした。
しかし、まだ動いているので、銃のストックでメッタ打ちにして顔面を潰した。
それでも動いているので、その辺にあった銃剣をショットガンに装着してメッタ挿しにして動かなくなるまで突き立てた。

【02:30 2F:銃砲店】
リチャードは氷川を食べながら胸郭の内部をほぼ食べ尽しつつ、火災によって焼かれていった。
クルスは生きている限り、銃砲店内の銃に弾を込め続け、外に群がる火達磨のゾンビ共に乱射して続けていた。
ジョンソンは半焼けのリチャードを食い尽し、タツはリチャードを食べ続けている最中のジョンソンに齧りついていた。

【03:00 2F:銃砲店】
クルスは最後にタツをデザートイーグルで撃ち、スイカの様に頭を吹き飛ばした。
火災の熱によって店内の弾薬は連鎖的に発火を起こし、全ての弾薬が使えなくなり、自殺のタイミングを逸したクルスは結局、焼死した。
焼死したクルスをすぐにジョンソンが生焼けで食べ始めたので、クルスがゾンビ化する事は無かった。

【クルス・死亡】

【04:00 2F:銃砲店】
それから1時間後、銃砲店は焼け崩れて消失した。
モール全体が崩れ始めていた…。
242現在の生存者リスト:2008/03/20(木) 22:25:48 ID:s4fmY84H0
○【生存】ジェリー (♀23歳-161cm/51kg)博物館の学芸員
●【死亡】氷川 (男 18歳-172cm/62kg)学生
●【死亡】リノ (女12歳 -135cm/ 38kg )黒長髪、大きめのパーカー、スカート
●【死亡】フューリー(男27歳-177cm/74kg)CD屋店員
●【死亡】ドレイク (男42歳-174cm/ 64kg )会社役員
●【死亡】ゴードン (男29歳-180cm/80 kg)家電売り場の店員
○【生存】レルカ (女19歳-160cm/ 48kg )バックパッカー(旅行者)
●【死亡】バート (男30歳-175cm/54kg) フリーのカメラマン
●【死亡】ファーエル(♀17歳-155cm/43kg)実家のレストランの手伝い、通信制の学生
●【死亡】スタージス(男45歳-185cm/110kg)カスタムバイクビルダー
●【死亡】リチャード (男 32歳-177cm/69s)会計士
●【死亡】ディック (男24歳-183cm/76kg)泥棒 :黒人
●【死亡】カミール (女21歳-155cm/43 kg)モールの従業員 食料品売場のアルバイト
●【死亡】タツ (男19歳-178 cm/64 kg)無職
●【死亡】クレイグ (男37歳-178cm/83 kg)警備員
●【死亡】ケビン (男26歳-181cm/80kg)街のごろつき
●【死亡】クルス ( 男24歳-169cm/67kg)フューリーの弟:アメリカ軍伍長
●【死亡】ジョンソン ( 男17歳-177cm/61kg)反社会性病理気質の韓国人
●【死亡】ウオーレン( 男27歳-185cm/78kg)配送業者の従業員
●【死亡】榊 ( 男25歳-177cm/64kg)コラムニスト
○【生存】ジャクソン ( 男24歳-190cm/88kg)無職
○【生存】ケン ( 男25歳-195cm/95kg)ゾンビ駆除に協力する一般市民ハンター
243ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/20(木) 22:30:08 ID:91sZlEbe0
>>103【04:00〜 モール敷地内:裏側出入口】(10/13) >>239
ルームミラーを見ると、黒煙を上げて炎上し徐々に崩壊していくモールが視界に入った。
まあ、今さら何の感慨もねえな。
他の生き残りがどうなったかとか、俺の知ったことじゃねえ。
適当に上手くやって逃げればそれも良しだ。仮に逃げ遅れて死のうが関係ねぇ。
あの状況なら死んでもゾンビ化できそうにないからな、後の始末もついていいだろうよ。

出入口の側まで来た。
車を止め、振り返った。やはりどうでもいい。
所々で爆発が起き、崩れていくモールをミラーに捉えながら、俺は再び車を発進させた。
とにかくこいつでいけるところまで行くか。そのうち状況もはっきりするだろうし、安全な場所も見つかるだろう。

出入口を抜け、車道に出る。
この後どうするかを考えながら、俺はゆっくりとアクセルを踏み込んだ。
244ジェリー ◆CITXjG1UAo :2008/03/21(金) 15:04:13 ID:79qpfxLu0
 氏名 :ジェリー・コースチナ
 性別 :♀
 年齢 :23歳
 体格 :161cm  51kg
 性格 :大人しく、引っ込み思案。だが周りに流されるのが嫌い。
趣味特技:料理
 職業 :博物館の学芸員
 容姿 :黒髪のベリーショート。肌は白い。眼鏡着用。
     白いジャケットに黒のパンツを着ている。
所持品 :携帯電話、バイクのキー
 備考 :銃を持ったことがなく、射撃技術は皆無。
     格闘に関する技術もないため、よほど有利な状況でない限り、ゾンビとは戦えない。
245ジャクソン ◆FG3zdxXsHM :2008/03/21(金) 18:56:54 ID:40+FAvMC0
>>103【04:00〜 】(10/13) >>243
俺はこの街を出てどこか大きな都市の様子を見に行くことにした。
そこがどうにもならないようなら、あきらめて地方の小さな町へいくさ。
ゾンビの被害の及ばないような僻地まで逃げてやる。
どうせなら海のそばがいい。

【ジャクソン 脱出】
246ジェリー ◆CITXjG1UAo :2008/03/21(金) 21:51:41 ID:79qpfxLu0
>>244【04:30〜 屋上→階段】(-/13)

階段を下る前に、もう一度だけ屋上を振り返った。

黒い煙が足元からにじみ出るように辺りを覆ってはいるけれど。
かすんで、ひび割れてはいるけれど。
あたしの書いた、赤くていびつな「SOS」は、くっきり見えた。

やっぱりあたしはここにいたんだ。
あたしはここに来て、あれに出くわして、みんなと会ったんだ。
ありがたいことに、これは死にかけのあたしが見た幻想なんかじゃあ、ないんだ。
少なくともあたしがそう思えるのなら、それでいい。

左肩の傷が、飛び起きたかのようにかっと熱くなる。

「ケンさん、ありがとうございました!気をつけてくださいね!」
貯水タンクの中にいるケンさん>>122に聞こえるかどうかは分からないけれど、
とにかく大きい声でお礼を言って、階段に足をかけた。
247ジェリー ◆CITXjG1UAo :2008/03/21(金) 22:21:42 ID:79qpfxLu0
>>244【04:30〜 階段→2F:エスカレータ】(-/13)

傷の熱さとは異質の、というか、お馴染みの熱さがモール中を満たしていた。
みんなが言ってたとおり、「あの人達」がいなくても、この建物はいずれダメになってしまうのかもしれない。
詳しいことは分からないけど。
・・・ケンさん>>122から受け取った銃、ショットガンって言ってたっけ。
『軽くて女性にも撃ち易いですよ』と彼は通販番組みたいに教えてくれたけど、今のあたしには重すぎるわ。
こんなオーブンの中みたいなところで、これを持って階段を下りるだけで、すぐに息が上がっちゃう。

でも手はこの重さに馴染みがあった。
そういえば、昨日の昼頃もこんな大きな銃を渡されたんだっけ。
見た目と違って明るい声で『ジェリー!コイツを頼む』なんて言われて、押し付けられたのよね。
もうその人は、そばにいないけど。

熱い・・・ジャケット、どっかに置いてきてよかった・・・なんて気の抜けたことを考えていると、瓦礫の山に行き当たった。
天井が崩れ落ちてきて、くぐり抜けて行くなんてできそうもない。
やっぱり火事でモールは壊れかかってるんだ。待っている人も危ないから、急がなくちゃ。

廊下に出て、吹き抜けに沿って廊下を進んで、1Fへのエスカレーターに向かう。
何度も通った、見慣れたくないけど見慣れた場所。
それが今はそこかしこで燃えて、ひび割れて、壊れていくのが、不思議なほど苦しかった。
248ジェリー ◆CITXjG1UAo :2008/03/24(月) 01:00:10 ID:rYudv4bk0
>>244【04:30〜 2F:エスカレータ→1Fホール】(-/13)

よかった、まだあった。
焼け落ちてやしないかとか不安だったけど、吹き抜けにはぽつんとエスカレータが待っていた。
もう誰も使っていないし、これから使われることもないだろうけど、相変わらず待っててくれた。
つまり、あたしが最後のお客さんってことね。

廊下に転がっている車の脇を通って、一段目に足をかけたところで、吹き抜けを見下ろす。
前衛芸術の作品を展示しているみたいに、ホールに派手にスチールパイプの大群が散らばっている。
そうそう、すぐ前まで発作でのびてた人が、ある女の子を助けるために振り回してたんだ。
女の人なのに、いざとなったら何ができるか分からないわね。

ホールに下りると、足元に小さい血痕がぽつぽつと落ちているのに気づく。
恐らく、その女の子の落し物。

その女の子も、彼女を助けるために必死だったのに。
冷たい神様は真っ暗な道にしかエスコートしてくれなかった。
249ジェリー ◆CITXjG1UAo :2008/03/25(火) 23:13:25 ID:baPURk0e0
>>244【04:30〜 1F:ホール→階段】(-/13)

そう、このあたり。
吹き抜けの高い天井と、冷たい床と、あたしの腕に包まれて、あの子は死んだんだ。
あの時もうあの子はあの子じゃなくなってたって誰かが言ってたけど、でもあたしは死を感じた。
残酷に言えば、動かなくなる瞬間っていうのかな。よく分からないけど、そういうものを感じた。
あたしが最期に一緒にいてあげられたと思いたい、っていうのもあるかもしれないけど。

それにしても生きてる人はおろか、「あの人達」も全然出てくる様子がない。
本能とかで察知してもう他の場所にいってる・・・とか?
逆に不気味。終わりが近づいてるみたい。
変にドキドキして、熱に浮かされてるような気分。
なんだか焦れてきて、駆け足で廊下を抜けてさっきの階段に向かった。

階段というより、瓦礫の山。
天井やら壁やらのコンクリートの塊が階段を埋め尽くしてた。
上りはちょっと無理そうだけど、下りは瓦礫を乗り越えながらなら何とかいけそう。まあ行くしかないんだけど。
250本当にあった怖い名無し
期待あげ