民話、妖怪伝説、奇談

各地に伝わる古い不思議な伝説等について語りましょう
民族板でもよかったかも知れませんが
一応不気味な話専用ということでオカ板に。

>>1
ごめん無理

２ゲット

３ゲット

あげ

　秋七月の甲午の朔に、天皇、朝倉宮に崩りましぬ。
　八月の甲子の朔に、皇太子、天皇の喪を奉徙りて、
　還りて磐瀬宮に至る。是の夕に、朝倉宮の上に、鬼有りて、
　大笠を着て、喪の儀を臨み視る。衆皆嗟怪ぶ。

日本書紀より
斉明天皇崩御の際、宮殿の裏山から鬼が見ていた。とさらっと書いてある。コワス

桃太郎テロリスト説

モモ鉄

□！！！これを見た貴方は３日以内に死にます！！！■
■死にたくなければ、このレスをコピーして他のスレに　□
□10回貼り付けて下さい。１時間以内にです！もし無視■
■した場合は、今日寝ている間に富子さんがやってきて□
□貴方の首を絞めに来ます。富子さんは太平洋戦争の■
■時に16歳という若さで亡くなった女の子で、未だに成 □
□仏していないそうです。信じる信じないは貴方次第。　■
■今年になってからこのレスを無視した人で、“呪われ □
□て死亡した人”が続出しています。これは富子さんの ■
■呪い。呪われて死んでもいいのならこれを無視するこ□
□とでしょうね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■
■――貴方がこうしているうちに富子さんが後ろから見□
□ていますよ…。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

幼児ヲ護ランガ為メニ、枕上ニ蒔ケル米ニ血付ク語第三十

今昔、或ル人、方違ヘニ下辺也ケル所ニ行タリケルニ、
幼キ児ヲ具シタリケルニ、其ノ家ニ本ヨリ霊有ケルヲ知ラデ、皆寝ニケリ。
其ノ児ノ枕上ニ火ヲ近ク燃シテ、傍ニ人二三人許寝タリケルニ、
乳母、目ヲ悟シテ、児ニ乳ヲ含メテ、寝タル様ニテ見ケレバ、
夜半許ニ、塗籠ノ戸ヲ細目ニ開テ、
其ヨリ長五寸許ナル五位共ノ、日ノ装束シタルガ、馬ニ乗テ十人許次キテ、枕上ヨリ渡ケルヲ、
此ノ乳母、怖シト思ヒ乍ラ、打蒔ノ米ヲ多ラカニ掻［ツカミ］テ打投タリケレバ、此ノ渡ル者共、散ト散□失ニケリ。
其ノ後、弥ヨ怖シク思ケル程ニ、夜［アケ］ニケレバ、
其ノ枕上ヲ見ケレバ、其ノ投タ□打蒔ノ米毎ニ、血ナム付タリケル。
日来其ノ家ニ有ラムト思ケレドモ、此ノ事ヲ恐テ返ニケル。然レバ、
「幼キ児共ノ辺ニハ必ズ打蒔ヲ可為□事□」ト□此レヲ聞ク人皆云ケル。亦、
「乳母ノ心ノ賢クテ打蒔ヲバシタル也」トゾ、人、乳母ヲ讃ケル。
此レヲ思フニ、知ラザラム所ニハ□量シテ行キ宿ルベカラズ。
世ニハ此ル所モ有ル也トナム語リ伝ヘタルトヤ。

桃薗ノ柱ノ穴リ指シ出ヅル児ノ手、人ヲ招ク語第三

今昔、桃薗ト云ハ今ノ世尊寺也。
本ハ寺ニモ無クテ有ケル時ニ、西ノ宮ノ左ノ大臣ナム住給ケル。
其ノ時ニ、寝殿ノ辰巳ノ母屋ノ柱ニ、木ノ節ノ穴開タリケリ。
夜ニ成レバ、其ノ木ノ節ノ穴ヨリ小サキ児ノ手ヲ指出テ、人ヲ招ク事ナム有ケル。
大臣此レヲ聞給テ、糸奇異ク怪ビ驚テ、
其ノ穴ノ上ニ経ヲ結付奉タリケレドモ、尚招ケレバ、
仏ヲ懸奉タリケレドモ、招ク事尚止マザリケリ。
此ク様ニスレドモ敢テ止マラズ。
二夜三夜ヲ隔テ、夜半許ニ、人ノ皆寝ヌル程ニ必ズ招ク也ケリ。
而ル間、或ル人亦試ムト思テ、征箭ヲ一筋其ノ穴ニ指入タリケレバ、其ノ征箭ノ有ケル限ハ招ク事無カリケレバ、
其ノ後、箭柄ヲバ抜テ、征箭ノ身ノ限ヲ穴ニ深ク打入レタリケレバ、其ヨリ後ハ招ク事絶ニケリ。
此レヲ思フニ、心得ヌ事也。
定メテ者ノ霊ナドノ為ル事ニコソハ有ケメ。
其レニ、征箭ノ験、当ニ仏経ニ増リ奉テ恐ムヤハ。
然レバ、其ノ時ノ人皆此レヲ聞テ、此ナム怪シビ疑ヒケルトナム語リ伝ヘタルトヤ。

なんか、古漢板の方が喜ばれそうだなｗ

各種「厨」除けの呪文のテストです
携帯厨は古語カナ混じり長文の連投などは
画面と脳味噌のキャパを超えるので、スルーします
また、知識か読解力を要求されるので、スレタイに惹かれても、厨は文章の内容についてのレスをつけることはできません

案外と早く1行レスがついたので、実験終わり
スレ汚し失礼

というか、dat落ち寸前のスレをリサイクルしてみたんだけどね

というわけで、薄いけど実験バリアを張ってみたので
だれかこのスレに目を付けた人
ご自由にご利用ください

>>13
>>14
に釣られるのはやめてね

「昔」の話を発掘すると、
背景というか、感覚的に「けったいな」としかいいようがないものに出くわします

東下者宿人家値産語第十九

　今昔、東ノ方ヘ行者有ケリ。何レノ國トハ不知人郷ヲ通ケルニ、日暮ニケレバ、
「今夜許ハ此郷ニハ宿セム」ト思テ、小家ノ□□ニ大キヤカニ造テ、稔ハヽシ氣也ケルニ、打寄テ馬ヨリ下テ云ク、
「其々ヘ罷ル人ノ、日ノ暮ニタレバ、今夜許宿シ給テムヤ」ト。
家主立タル老シラヒタル女、出來テ、
「疾ク入テ宿リ給ヘ」トイヘバ、喜ビ乍ラ入テ、客人居ト思シキ方ニ居ヌ。
馬ヲモ厩ニ引入サセテ、從者共モ皆可然所ニ居ツレバ、「喜シ」ト思フ事无限リ。
　然ル程ニ、夜ニ成ヌレバ、旅篭□テ、物ナド食テ寄臥タルニ、夜打深更程ニ、俄ニ奧ノ方ニ騷グ氣色聞ユ。
何事ナラムト思フ程ニ、有ツル女主出來テ云ク、
「己ガ娘ノ待ルガ、懷姙既ニ此月ニ當リテ侍ツルガ、『忽ニヤハ』ト思テ、晝モ宿シ、奉ツル。
只今俄ニ其氣色ノ侍レバ、夜ニハ成ニタリ、若シ只今ニテモ産レナバ、何ガシ給ハムズル」ト。
宿□人ノ云ク、
「其レハ何ガ苦ク侍ラム。己ハ更ニ然樣ノ事不忌侍ルマジ。」ト。女、
「然テハ糸吉シ」ト云テ、入ヌ。
　其後、暫ク有程ニ、一切騷ギ□（ののしり）テ、「産ツルナメリ」ト思フ程ニ、
此宿人ノ居タル所ノ傍ニ戸ノ有ヨリ、長八尺許ノ者ノ、何トモ无ク怖シ氣ナル、内ヨリ外ヘ出テ行トテ、極テ怖シ氣ナル音シテ、
「年ハ八歳、□ハ自害」ト云テ去ヌ。
「何ナル者ノ、此ル事ハ云ツルナラム」ト思ヘドモ、暗ケレバ、何トモ否不見。
人ニ此事ヲ語ル事无シテ、曉ニ疾出ヌ。

　然テ、國ニ下テ、八年有テ、九年ト云ニ返リ上ケルニ、此宿タリシ家ヲ思出テ、
「情有シ所ゾカシ」ト思ヘバ、
「其喜モ云ハネ」ト思寄テ、前ノ如ク宿ヌ。
有シ女モ前ヨリ老テ出來タリ。
「喜シク音信給ヘリ」ト云テ、物語ナドスル次デニ、宿人、
「抑モ前ニ參リシ夜産レ給シ人ハ、今ハ長ジ給ム。男カ女、疾ク□（いそ）ギ罷リ出シ程ニ、其事モ不申キ」トイヘバ、女打泣テ、
「其事ニ侍リ。糸清氣ナル男子ニテ侍シガ去年ノ其月ノ其日、高キ木ニ登テ、鎌ヲ以テ木ノ枝ヲ切侍ケル程ニ、
木ヨリ落テ、其鎌ノ頭ニ立テ死侍ニキ。糸哀レニ□□ル事也」ト云ケル時ニゾ、宿人、
「其夜ノ戸ヨリ出シ者ノ云シ事ハ、然ハ其ヲ鬼神ナドノ云ケルニコソ有ケレ」ト思ヒ合テ、
「其時ニ然々ノ事ノ有シヲ、何事トモ否不心得侍デ、『家ノ内ノ人只云事ナメリ』ト思テ、然モ不申デ罷ニシヲ、然バ其事ヲ、者ノ示シ侍ケルニコソ」ト云ヘバ、女彌ヨ泣悲ケリ。
然テ、宿人、京ニ上テ語リ傳ヘタル也ケリ。

　然レバ、人ノ命ハ皆前世ノ業ニ依テ、産ルヽ時ニ定置ツル事ニテ有ケルヲ、人ノ愚ニシテ不知シテ、今始タル事ノ樣ニ思歎ク也ケリ。
然レバ皆前世ノ報ト可知也、トナム語リ傳ヘタルトヤ。