悪い例
644 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/07/04(月) 00:30:22 ID:zO++YlwT0
>>639 普段のゲーマーっぽくまとめてみた。
マウントスノーの村が後味悪い。老人は酔った勢いで口を滑らせただけなのに、
50年間たっても許されない。
でも主人公たちが頼んだら許してくれて、よかった・・・と思ったら老人は
若返らず、友達や知り合いにも、あの爺さん誰? とか
言われてる。
しかも女王は「自分だけ50年の歳月が流れている。それが本当の罰です」とか
言ってるし。じゃあ今までのは罰じゃないのかよ! と・・・orz
3 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 00:35:39 ID:Hv5sQBxsO
2ゲト
良い例
638 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/07/03(日) 23:17:30 ID:jOuzepYG0
既出かな。
ゲームのネタでDQ6の雪国の山奥の村の老人の話。
細かいことは覚えてませんが、だいたいこんな話。
主人公たちがやってきた雪深い山奥の村は、住民が氷漬けにされていて、
生きて動いているのは一人の老人だけ。
昔、若者だった老人は山奥で、氷の女王に遭遇してしまう。
絶対に私と会ったことを口にしてはいけないと口止めされたにも関わらず、
老人は酒場で酔った弾みに友達にそのことを話してしまう。
気づいたら老人だった若者以外みんな凍りついていた。
罪の意識を感じた老人は、無人の村で孤独に50年過ごす。
主人公たちは女王様に会いに行って村にかけた呪いを解いてもらうように頼む。
女王様は彼ももう十分苦しんだでしょうからね・・ってあっさり呪いを解いてくれる。
呪いが解けて活気が蘇った村で、酒場で50年前の続きをやっている友達や知り合いに、○○(老人の名前)の部屋にいるあのジイサン誰だろうな?って言われる老人。
老人が若返ったりする救済無し。
「周りがあの時のままなのに、自分だけ50年の歳月が流れている。それこそが彼に対する本当の罰です」
このイベントの後に女王を尋ねると、↑みたいなことを言っていた気がする。
結果的に彼の不幸によって主人公たちは伝説の剣を手に入れられるんだけど。
後味悪い。
何故次スレがないのに埋めるのだガキども
6 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 00:37:47 ID:pwO+u55J0
7 :
千葉の戦士:2006/06/15(木) 00:37:47 ID:8AP0vnfq0
ほかほかご飯につゆだくウンチ♪
地獄先生ぬ〜べ〜の「反魂の術」
*ぬ〜べ〜は本名鵺野鳴介で霊能力教師です。
遠足の下見のために一人で山を訪れたぬ〜べ〜
その途中で洞窟の中に人骨があるのを発見する。
おそらくは行き倒れてそのままなのだろう。
供養しに行ったところ、洞窟が崩れ外に出れなくなった。
完全に塞がれてしまった。食糧はあるし、
山にいた事を知っている他の職員が探しに来てくれるはず。
しかしやがてぬ〜べ〜は暗闇の中の孤独に心を蝕まれていく。
誰か話相手が欲しい……そう思った時、傍にある人骨が目に入った。
人恋しさにぬ〜べ〜は「反魂の術」を人骨にかける。
「反魂の術」とは死んだ者を蘇らせる禁じられた術だ。
術は成功し、人骨は生前の記憶を持たない赤ん坊同然の少女へと変化した。
はじめは生命力が希薄だったが、食べさせ運動させ、
生きる喜びを教える事によって少女は明るく元気になっていく。
すっかり少女との洞窟での日々を楽しむようになったぬ〜べ〜
洞窟から救助されたら、少女は自分の妹という事にでもしておこうと思う。
少女が生前持っていたカバンを調べたぬ〜べ〜はある物を発見し、驚愕した。
外への抜け穴を発見したぬ〜べ〜は、自力で脱出し、やっと外に出れたと感激する。
だが少女の様子がおかしい。少女は封筒を手に泣いていた。
その封筒は、ぬ〜べ〜が少女のカバンから発見し、隠し持っていたものだった。
封筒の中には、生前の少女の遺書があった。
それを読み、自分は恋人に先立たれて後追い自殺したのだと思い出した少女は、
涙を流しながら崩壊し、元の骨へと戻っていった。
やはり自分のやった事は神に逆らう事だったのかと苦悩するぬ〜べ〜の元に、
救助に来た教職員と生徒たちが現れる。ぬ〜べ〜は彼らの方を見つめながら
「俺は生きるぞ…!」と泣きながらつぶやいた
9 :
千葉の戦士:2006/06/15(木) 00:39:52 ID:ZEyqbWiU0
下痢おかゆ
>>1 乙です。次スレないのにどんどん埋まっちゃって泣くとこだった。
>>8 ぬ〜べ〜が短い間でも癒されたんだから、
女の子、それで少しは成仏できたりしないんだろうか……
1さん乙
13 :
千葉の戦士:2006/06/15(木) 01:06:06 ID:vCTXaezrO
今までくだらない事ばっかり書いて皆さんを不愉快にしてきてすいませんでした。 もう二度と書き込みません。本当にすいませんでした。
前スレの967
>強靭な腸で生き残った
これ「腸チフスのメアリー」にかけてあるんじゃないかな?
メアリーは、チフスの保菌者でありながら発症しない体質で
料理が得意で家政婦として働いていたんだけど、知らず知らずに
チフス菌を雇い主家族にばら撒いてたっていう話
16 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 01:43:02 ID:b7M4UVGa0
前スレで自閉症の話が出たので…。
私の妹は自閉症です。
あの介護の話はあまりにもひどいと感じたのですが、あのまま終わるのは
自閉症の家族がいる人間にとって後味が悪いので、スレ違いながらレスさせて頂きます。
私は知的障害者の罪は、その家族の罪だと思っています。
公共の場では知的障害者が他人の迷惑に迷惑を掛けないように、細心の注意をはらう必要があります。
ただ、そのために知的障害者の中には訳のわからないまま厳しく躾られたため、
自分の気持ちを表に出せなくなってしまい、自分の体を傷付けてしまう人たちも
少なからずいます。
また、妹は自閉症にしては珍しく、自分の気持ちを外に出すことが出来るのですが、
「静かにする」という概念がないので、自分の思い通りにならないと大声で騒ぎます。
何年も前、小さい子を叩く癖があって(元々は学校で健常者の生徒に日常的に
殴られてたからなのですが)、その度に母からおやつ抜きなどの罰を与えられてたのですが、
毎回近所中に響き渡る大声で泣きわめいていました。
今でも人に迷惑を掛ければ罰は与えています。
でも間近で騒ぎ声を聞いている家族は気が狂いそうだし、ご近所への迷惑を
考えれば怒らない方がいいんじゃないかと思うこともたまにですがあります。
決して「こっちが被害者なんだから我慢しろ」と言いたいのではなく、
知的障害者をしつけると別の所で問題が出るんだなあ、と何となく思って下されば嬉しいです。
文章が下手な上にスレ違いですみません。
19 :
18:2006/06/15(木) 06:08:49 ID:u2O0zRWzO
別に誰も躾のことは言ってませんでしたね。
すみません、無視して下さい。
>>18 自閉症って知的障害だったんだ、知らなかった...
21 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 06:20:11 ID:Nkm7esJX0
京極とかナルニアとか果てしない物語は世界中の人間が読んでいるべき!
あと俺が既読のものはあらすじを書く必要なし! 俺が読んだことあるもの、体験した
ことあるものはみんな済ませとけ! キシャー!
これが通ると俺は世界で一番教養のない人間になるが
自己と他者の区別がつかないなんて、幼稚園児じゃあるまいし
まさかそんな主張をするヤシがいる訳…ないよな?
いたよ。
前スレに……
出勤直前に後味悪い話。
リング2と同時上映だった「死国」(しこく)
全体的に後味悪かった気がするけどちょっとよく覚えていない。
問題は途中で出会う男。
これは主人公(女)の親友の彼氏で、この親友と言うのが
・実は親友と思っていたのは主人公だけで本人は主人公を馬鹿にして見下していた
・主人公の陰口悪口言い放題だった。
・16の時に死亡
・おかんが邪法を使って蘇生を試み中
というすごいヤツ。
しかし主人公と男は困難を乗り越えたり一緒に謎を解くうちにいい関係に。
「美人だけど我がまま放題だった親友より、主人公の方がいい。大事にしたい」
などと言い出し、2人はベッドイン。
翌日、おかんの邪法完成。16歳の若さで生き返る親友。
親友は男に手を差し伸べ
「そんな冴えないヤツほっといてこっちに来て。一緒に生きよう」
と言う。
一瞬迷うものの、あっさり主人公の手を離して親友に歩み寄る男。
(,, ゚Д゚)<舌の根乾いてねーうちにそれかよ!!
この後、親友の馬鹿力抱擁(ゾンビだから加減がわからんかったのだろう)で、
サバ折りにされて死んでたから、ちょっと溜飲が下がった。
ありゃ俺も「はあ?」となったよ。
さば折りでは死ななくて、まだ未練の残る親友を
あの世に連れてってくれたんじゃなかったか?
>23のツッコミのせいでワロタじゃないか
26 :
1/5:2006/06/15(木) 09:15:52 ID:uVVCwINYO
ちと探してたのが見つかったので
ちと早く起きたので書かせてもらいます
『ある男子高校生の日記』
高校にあがり、親元を離れ寮生活をすることになった野口という少年がいた
彼はバスケ部に入部した
中学の頃からやってたのと、寮で共に生活するバスケ部の人間と親しくなれるからという理由からだ
寮は二人部屋となっており、野口と同室の田辺もバスケ部員だったこともあり、すぐに親しくなった
高校生活も一学期が終わる頃には友達も増え、充実した日々を送っていた野口だが、田辺には一つ気になることがあった
それは、最近野口が付けている日記であった
心為しか、日記を付けている時の野口は笑顔だった
おそらく、つい最近出来た彼女のことを書いているんだ…
田辺は、そう知りつつ中身が見たい衝動に狩られるが、同部屋に同時刻の帰宅であることで叶わなかった
27 :
2/5:2006/06/15(木) 09:17:21 ID:uVVCwINYO
二学期が始まった頃、いつになく真剣な面持ちで、野口が田辺に話し掛けた
「実は、最近脱毛がひどくて困っている。ここを見てくれ」
そう言ってサッと髪をかきあげると、そこには直径2cmくらいの…いわゆる十円ハゲが顔を覗かせた
もちろん田辺は、それを笑うような奴ではない。
悲しげな表情になりながら話す野口を本気で心配した
野口はこれを治るまで隠したいので、どうか口外にしないで欲しいと口にした
田辺もそれを了承し、色々とフォローをすることを決めた
それから2ヵ月くらい過ぎた頃、野口のハゲは五百円玉以上の大きさになっていた
さすがにこうなると、周りの髪を集めて隠すという田辺発案の偽装工作(笑)も厳しくなってきた
そんなある日、バスケの練習をしていた野口に同い年の部員が言ってしまう
「野口…集中できないなら、いっそのこと丸めてしまえよ?」
周りはとっくに気付いていたのだ…
28 :
3/5:2006/06/15(木) 09:20:18 ID:uVVCwINYO
その夜、野口は田辺を問い詰めた
「あんなに言うなって言ってたのに!ひどいよ!」
もちろん田辺は口外していないので、必死で反論した
結局、互いに退かずに寝る時間となった
野口は今日も日記を付けていた
この日を境に、彼は田辺と一切口を聞かなくなったが他の友達とは巧く付き合っていた
結局自分で打ち明けたらしく、それをバカにする奴は一人もいなかったし、逆に同情しない奴もいなかった
その時、野口は田辺がこのことを周りにバラした張本人だと伝えた
翌日から田辺に対する周りの態度が一変したのは言うまでもない
もうすぐ一年目が終わるという頃には、野口の髪は綺麗に生え揃っていたが…
田辺に対するソレは、変わることはなかった
やがてバスケもやめてしまった田辺は、学校が終わると同じに帰宅する日々が続いた
ドアをあける…以前は二人で一緒に帰ってきた部屋
今は一人での帰宅……一人…ひとり…
田辺はふと日記のことを思い返した…
口を聞かなくなった今、野口の心情を知るのはこれだけ。
なにより前から気になっていたのだ
今この部屋にいるのは自分だけ…
田辺はゆっくりと日記帳を開いた
29 :
4/5:2006/06/15(木) 09:24:11 ID:uVVCwINYO
四月×日
今日から高校生活のはじまりだ。
同部屋の人と仲良くできるかな?
四月〇日
なんと田辺君もバスケ部だった
仲良くやっていけそうだ
四月はこれで終わっていた
どうやら日記を三日坊主ならぬ、二日坊主だったらしい
再開しだしたのが六月の末頃だったはず…
空白のページを六月までどんどん飛ばしていく
6月×日
最近、田辺がうざい。
今日も、俺が美紀と話してる時に入ってきやがって
6月〇日
なんでこんな奴と、同じ部屋かなぁまったく。
メールしてる時に話し掛けてくんなよ。うぜぇな
6月◇日
こいつマジ死んでくれないかな…なにか方法ないかなぁ
七月〇日
今日から作戦を開始する
ちょっとずつ抜いていこう
七月▲日
このペースでいくと二学期には間に合う
今から楽しみだ
30 :
5/5:2006/06/15(木) 09:26:31 ID:uVVCwINYO
八月★日
ついに実行した
なにあの顔、すごい顔してたな
信じられないと思いつつ、ページをめくる手を早める…その時
ガチャ
部屋のドアが開いた
野口…
こっちを見て、次第に笑顔になる野口…
そうそう、こんな顔だった
こんな顔して毎日日記付けてたんだよなぁ…
んで終わりです
長文失礼しました
>>26 乙!
リアルタイムでワクワクしながらリロードしたよ。
この後田辺には、日記を持ち逃げし、周りに晒してほしいw
最低だな野口(・ω・`)
そんなわけのわからない作戦、良く思いついたな野口
ところどころ打ち間違えすいません
個人的に、その後どうなったのか書かれてなかったので後味悪かったです
>その時、野口は田辺がこのことを周りにバラした張本人だと伝えた
でも実際は他の子は田辺から一言も聞いてないんだよね?
それなのに他人からは田辺がバラした認定されててテラカワイソス(´・ω・`)
しかし自分が他のバスケ部員だたら、野口のこと10円ハゲだってpgrと
陰口叩いてそうだわ・・・。
>>35 10円ハゲ(500円玉大くらい)ができた人が俺の身近にいるんだけど、
実際見たら痛々しくてとても笑う気にはなれないよ。
薬であっさり完治して、人事ながらすごく嬉しかったのを憶えてる。
今現在500円玉オーバーサイズで禿げてます。
いやぁ〜意外に気づかないもんだねぇ。
ある日突然、風呂で鏡見て『あれっ?!』って感じだった。
38 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 12:59:46 ID:zDWnIKuL0
俺も禿げたけど弟に言われるまでまったく気がつかんかった
周りにはネタ的扱いで即ばらしたけど
なぜか本人は無頓着だったりするんだよな。
禿げた皆さんは、振り返ってみると何か悩んでた?
結構原因不明なんかな。
やっぱし人間関係かなぁ。
中学時代→いじめ
高校時代→友達間のトラブル
頭でなくてマユゲの一部がハゲたときは困った。
数ヶ月で治ったが、今でも片マユに比べて若干薄いw
自分の毛を抜いてニヤニヤしていたんだよな
その姿を想像するとマヌケ過ぎて笑いが止まらん
後味が…と言うのかどうかわからないけど、
「あなたを幸せにします!」ってスレッドがあった。
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1148285792/ 特定の人が皆の書き込みを読んでアドバイスをくれたり、
幸せを祈ってくれるって主旨で、一部に人気だったのに、
当のスレ主が多忙で、少しの間休むって感じの書き込みをして、
その後、帰還を待っている内に落ちてしまった。
元々スレッド一つで、1000使い切ったらおしまいって雰囲気だったから、
皆気を使って書き込まなかったようなのに、なんだかなぁ…
>>36の優しさで気力が充電された
あと三日ぐらいはバッテリーがもちそうだ…
>>42 ミステリーサークル状になったのか>マユゲ
出張でここをお払いしますた。
◇ ミ ◇
◇◇ / ̄| ◇◇
◇◇ \ |__| ◇◇
彡 O(,,゚Д゚) /
( P `O
/彡#_|ミ\
</」_|凵_ゝ
`´ `´
48 :
1/3:2006/06/15(木) 18:23:43 ID:Hz7UovN+0
名探偵コナンの作者、青山剛昌の短編「ちょっと待ってて」。
かなりうろ覚えだから、知っている人いたら訂正よろしく。
主人公(男)は高校1年生で、すごい天才少年。
高校3年生の先輩と付き合っているが、その2歳差が悩みの種。
男の自分より彼女のほうが年上なんて格好悪い…といつも気にしている。
(彼女である先輩は、年の差は全く気にしていない)
ある日、主人公は年の差を解消するいい手段を思いついた。
タイムマシンを作って、自分が2年前の世界へ行けばいい。
当時高1の先輩と、現在高1の自分。年の差もなくお似合いではないか。
天才の主人公は、本当にタイムマシンを発明してしまう。
学校の屋上で、先輩に計画を話す主人公。
完成したタイムマシンも見せびらかす。
しかし、主人公が制作の苦労話を語っているうちに、
先輩はタイムマシンを起動させてしまう。
年の差を必要以上に気にする主人公を、先輩は先輩なりに心配していた。
「あなた(主人公)にそんな危険なことさせられない。私が2年後の世界に行く。
ちょっと待ってて」
そういって、先輩はタイムスリップしてしまった。
49 :
2/3:2006/06/15(木) 18:25:26 ID:Hz7UovN+0
慌てる主人公。先輩は影も形もない。
もうひとつタイムマシンを作って連れ戻しにもいけない。
(確かタイムマシンを使える日とか時間とかいうのが決まっていた)
できるのは、2年後に現れるはずの先輩を無事に見つけることだけだ。
先輩が2年後の何月何日何時にどこに現れるか、を計算。
そして、主人公は部屋のポスターや教科書、ノートなど目に付くところに
「○○先輩を忘れるな!」とひたすら書く。
先輩はもうこの世界には存在しないことになっており、みんなの記憶からも消えている。
自分までもが忘れてしまったら、二度と先輩を見つけられないのだから。
最初のうちはそうやって、必死に先輩の記憶を繋ぎとめていた主人公だが
やはり徐々に忘れていく。
「なんでこんな紙を壁に貼っているんだっけ?ていうか○○先輩って誰だ?」と
壁に貼った紙を丸めて捨ててしまう。
そうして主人公はすっかり先輩のことを忘れてしまった。
50 :
3/3:2006/06/15(木) 18:27:14 ID:Hz7UovN+0
2年後。主人公は高校3年生になっていた。
主人公に思いを寄せる女の子とよろしくやっている日々。
授業中、ノートの端に計算式が書かれているのに気づいた。
2年前に手当たり次第に書いた、先輩が現れる日の計算式。
その計算式から、2年前に先輩がタイムスリップしてしまったこと、
そして現れる日が今日のこの時間だということを次々と思い出す主人公。
慌ててその場所に行き、空中に現れた先輩を抱きとめる主人公。
こうして、主人公が気にしていた2人の年の差はなくなりました。
…と、一応ハッピーエンドなんだけど、よく考えると後味悪い。
タイムマシンができちゃった!→じゃあせっかくだから年の差解消しよう!
ならともかく。
たった2歳の年の差を気にしてタイムマシンまで作るなら、
最初から付き合わなければいいのに。ていうか最初から同い年と付き合っとけよ。
先輩は主人公のせいで、危うく死ぬところでしたが。
最後に結局主人公の思い通り(年の差がなくなる)になってるのも…
年の差カップルを全否定かよ!と当時中学生の自分でももやもやした。
よろしくやっていた相手の子も当て馬みたいでかわいそうだしな…
不幸でもむなくそ悪いでもなく、まさしく後味悪いな
ハッピーエンドに見える話にも後味悪さは潜んでるなあ
2年後にぽっと出てきても彼女の人生めちゃくちゃだしな。
まあ、主人公さえよければそれでいい、っていうのは、青山らしいとは思った。
後の作品を見ても。
大人から見たら2才の年の差はないようなものだけど、
学生時代の2才の差は大きかったなあ。
54 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 19:27:22 ID:wEQVEbuA0
糞スレあげ
糞スレあげんな糞が
10年後に彼は2年しか彼女をタイプスリップさせなかった事を後悔するだろう。
20年ぐらいっとけば、彼女居ない間に他の女と遊べるし、
くたびれた中年になったころに18歳の彼女が戻ってきてウマー。
タイムマシンつくれるならクローンなんかも簡単に実現して、常に若い彼女をはべらせられるな
若いときにクローンを何体かつくって冷凍保存→年とってきたら廃棄→ストックから一体解凍
なんかの漫画で似たような話を読んだことあるな。
10歳ぐらいの少女は一回りくらい年上の男の人に恋しており、その彼も少女を妹のように可愛がっていた。
しかし、歳の差のため色々と悩んでいた少女は、ある魔法使いのおばさんみたいな人に自分を彼と同じ歳にしてほしいと頼む。
魔法使いは少女の願いを叶え、少女は彼と同じ歳になった。
しかし、少女は年上好きだっただけで、彼と同じ歳になった今中年のおじさんに恋していた。
また、彼の方もロリコンだったため、少女が自分と同じ歳になったことにショックを受けていた。
曽根まさこの漫画
主人公(女)は小さいころに両親を亡くし親戚間をたらいまわしにされるというお約束の展開
最後に引き取ったのは町工場をやってる夫妻で主人公より小さい女の子もいる。
どうせ、ここでもいじめられるんだと思っていた主人公だが、夫妻はとてもやさしく
実の娘のように可愛がり、女の子もお姉ちゃんとなつく。
諦めていた高校にも進学させてもらえたし、恋人も出来て幸せだと思う主人公。
ある日、夫妻から「うちの子にならないか?」と聞かれ承諾する主人公。
しかし、実は夫妻と娘のやさしさはウソで、引き取ったときから、保険をたっぷりかけて
事故に見せかけて殺すつもりだった。(すぐに殺したり、普段いじめていると主人公が死んだときに
周囲に怪しまれるのでやさしくしていた)
それを知り、恋人に相談しようとするが、「子供が出来たの?困るんだよ」と
早とちりするへたれな恋人に失望。
もう誰も信じないと夫妻と娘を毒殺して毒薬を持って家出。
誰か信じる人が出来た時は私はこの毒を飲んで死ぬだろうという主人公の
セリフで、一生幸せにはならないこと匂わせてお終い。
知らないまま殺されていた方が幸せだったのかも?と思ってしまう。
まさに知らぬが仏
同情はするが、これで主人公も所詮は殺人者。
まあ幸せにはなれないだろうなあ。
違う意味で後味悪い話なんだけど
かなり昔、自分が小学6年の頃の担任は戦前生まれの戦中育ちだった。
だから食べ物に対する扱いには異常に厳しかった。
給食は残すなんてもっての外。
常にパンで食べ終わった食器をなでてピカピカにしなきゃいけなかった。
パン食でない時はお湯を入れてゆすぎ、そしてそれを飲まされた。
さらに牛乳は、飲み終えたビンにお湯を入れ、うっすらと白い液体を飲まされた訳さ。
うまかった給食も、これで全て後味悪かった。
うわぁーパンでお皿をきれいにするくらいならいいけど
お湯はなぁ・・・そこまでせんでも
そんなことさせられたら何食べても美味しくないよな。
出されたものを美味しく頂くっていうのも食べ物を大切にすることだと思うんだけどな〜。
>>62 戦中派の教師は、やっぱりかたよりがちなんだろうか。
まあ、悲惨な体験したんだからしょうがないけど。
ウチの中学の校長のKという先生は、戦艦大和の生き残りである事が自慢で、
どこかのクラスの担任が病欠したりすると、必ず空いている時間は
教室を訪ねて、大和における体験談を一席語るのが常だった。
生徒として困ったのは、戦争はいかん、あるいは、おお大和バンザイみたいな感じではなく、
淡々と話すので、単なるアンタの青春の思い出話かい?と思えてしまう事だった。
今から考えると、微妙な立場上、思想や感情は出すまいとしてたのか?と思うのだが、
とうとうある年の卒業式、舞台に日の丸を飾って、君が代を歌って軍歌も歌おう
とか言い出したとかで、PTAと平教師たちの猛反対を受けて、学校を辞めてしまった。
生徒に話が流れてきたのは一悶着過ぎた後だったし、
実際のとこの真相は判らないといえば判らないんだが、何だか急で驚いた。
別に過激な校長じゃなかったし、普段はひょうきんでどっちかと言うと人気ある方だった。
こういう世代の断絶感は、子供の方も置き去りにされたっぽくて、後味悪かった。
>>62 自分、お寺の座禅会でやらされたよ。
仏教系の中学・高校に通ってたんだけど、
毎年2回座禅会合宿があって、1週間毎食お茶や白湯で食器をすすいで飲まされた。
本来修行僧はおかゆとか精進料理を食べていたから、
お茶で食器をすすいで飲んでもそんなに違和感はなかったのかもしれないけど、
相手が食べ盛りの子供だからって気を使って、カレーやハンバーグを出してくれるの。
その食器にお茶入れて、飲むのはかなりきつかった。
食事の時間になるとみんな無言、無表情になるんだよw
1年間毎日なんて大変だったね・・・。
>>65 逆の思想だったら、ビラ撒こうが選挙に協力させようがなんでもありなのにね。
偏っていて怖いよ
問題的作品とかで有名なももち麗子の「きんだんのくちづけ」
主人公・リリカの母はいつも夫に殴られていた。
結局別れたものの、それでもいつも母はリリカを放って夫の面影ばかり追っていた。
中学生になり、リリカの周りの少女たちは恋に目覚めるようになった。
ひどいふられ方をした友人を慰めるリリカ。
「リリカが男の子だったらいいのに」友人の言葉にリリカは疑問を感じる。
何故女同士で愛し合ってはいけないの?
父や友人を傷つけた者が、なんで男だというだけで自分より愛されるの?
高校生になったリリカ。ある日転校生として美しい少女・カンナが現れる。
その美しさから早速嫌がらせを受けるカンナをリリカはかばい、二人の間には友情が生まれる。
だが、リリカはカンナに触れながらいつも淫靡な妄想にふけっていたのだった。
二人は廃屋にもぐりこんで遊んだりもした。ガスは使えないが水は出た。
そこで様々な事を話し合う。カンナは母を亡くしてから、父と義母と暮らしているのだという。
リリカはいきなり現れてカンナを驚かしてやろうと、携帯で話しつつカンナの家に向かう。
家の前でカンナの母とすれ違った。会釈して家の中に入っていくリリカ
「実はね今カンナの部屋の前にいるのよー」その言葉に電話の向こうのカンナはひどく驚く。
その態度にほくそ笑みながら扉を開くと、ベッドの上で下着姿のカンナとその父が絡み合っていた。
驚いて飛び出すと、出かけたはずのカンナの義母が門にしがみつきながらブツブツつぶやいていた。
「どうして私が出ていくといつも、あの人があの子の部屋に入っていき…そして明かりが消えるのかしら…」
追いかけてきたカンナが泣きながら言う。
「私がいけないのよ…ママが死んでさびしくてパパのベッドに入っていったりしたから…」
どうして私の愛する人は、いつも男に奪われ傷つけられるのだろうとリリカは思う。
幾日か過ぎ、ある夜リリカは刃物を手にカンナの家に向かう。
カンナの父を殺さなければいけない。キレイなカンナがこれ以上汚されてしまう前に。
そして家に着いた時、既にカンナの父は血まみれで倒れていた。
夫と義理の娘との行為に耐えられなくなった義母が刺したのだった。
狂ったように笑う義母。痛みに倒れ伏す父。救急車を呼ぶために電話をかけに行くカンナ。
リリカは血まみれのカンナの父のそばで笑顔になる。これで良かった、これでカンナは自分だけを見てくれると。
やがて治療を受けたものの、カンナの父は滅多刺しにされていたためそのまま死亡した。
義母は完全におかしくなり「あらあ?そんなに刺したかしらあ〜」と警察に向かい笑い転げていた。
実の親子の性関係に耐えられなくなり、後妻が夫を刺殺。
この事件は大きく取り上げられ、カンナはマスコミから追われる身となった。
傷つき、居場所の無いカンナを見ながらリリカは思う。カンナと比べれば家も学校も価値が無いと。
だから全てを捨てる気で、リリカはカンナを連れ廃屋に住みつくようになった。
そこは誰も訪れない楽園のようで、食糧はリリカが買いに行き、二人は楽しく毎日を送った。
だがいつの頃からかカンナが廃屋を抜け出しどこかに行くようになった。男と会っていたのだった。
「私を抱くのはパパだけじゃなかったのよ」会社の経営に困っていた父は、
ごめんなごめんなと泣きながら、金と引き換えにカンナを男たちに抱かせていたのだという。
そのうちの一人がカンナをこの町から連れだし匿ってくれると言っているのだ。
リリカの思いに気づき、そして嫌悪しはじめていたカンナはその男と共に町を出ていく気だった。
「その体でなにができるっていうの?」リリカの服を破いて出ていくカンナ。
しかし相手の男は結局口だけで、またカンナは居場所を無くし、結局廃屋へと帰っていく。
帰ってきたカンナにリリカは貯金から下した大量の札束を投げつける。
「カンナが金で男に買われるというのなら、私がカンナを買うわ」
もうリリカしかいないとカンナはリリカを抱きしめる。
その夜、二人は廃屋のベッドの中で全裸で抱き合いながらまぶたを閉じた。
リリカは思い出す。カンナの父が死んだ日の事を。
カンナが電話をかけにいき、義母が狂い笑うなか、リリカは持っていたナイフで
既に傷つき倒れていたカンナの父の腹部を更に何度も刺した。
カンナの父が確実に死ぬよう、蘇生などしないよう、何度も何度も。
いいえ違う。父を殺したのはやっぱり義母よ、これはいつもの私の妄想――
リリカはそう否定して、カンナのくちびるに自分のくちびるを重ねた。
70 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 00:39:45 ID:2Bdt/ETa0
ももちは体育教師のいじめで自殺する女の子のやつがきつかった
>>23 遅レスだけど
映画じゃなくて原作のほうだと、男は一瞬16歳の元彼女に傾くんだけど
現実を見なきゃみたいなかんじで主人公を選ぶ。
そんで彼女が冥界へ帰っていったと思った瞬間、美しく成長した元彼女が
沼(ここら辺うろ覚え)から顔をだす。
そんで男は結局元彼女を選んじゃう。沼からでてきた元彼女に口付けして
そのまま窒息あぼーん。
気づいた主人公がかけよるもむなしく結局元彼女につれていかれちゃう。
ラストは元彼女の母(今回の事件の元凶)が
「もう一回お遍路さんをすれば娘はよみがえる」
みたいなことをいって終了。
あんだけ頑張ったのにまた復活させるきかよ!
なんか主人公カワイソス!で後味悪かった…。
72 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 03:36:06 ID:sGCBAGB50 BE:204889177-
>>20 多くの自閉症は知的障害を伴う。
知的障害のない場合は高機能自閉症(アスペルガー)と呼ばれる。
>>68 これは一応ヨコシマとは言え、リリカは愛が成就してるから
>>59に比べるとハッピーエンドではって気がするけど……
カンナにしてみると、かなり後味悪い結果かも知れない。
前スレに書かれていた映画のネバーエンディングストーリー、いまやってたね
本当にいじめっ子に復讐するだけでENDなんだね。
まあ一品の映画に収めるにはしょうがいないのか
>>68 あ、問題的作品じゃなくて問題提起作品だった
>>68-69 乙!
面白かった。後味は悪くないけどこーゆー話大好きだわ〜。
>いいえ違う。父を殺したのはやっぱり義母よ、これはいつもの私の妄想――
特にココが良いね!ちゃんと落ちが効いてる。
「きんだんのもちつけ」に見えた俺2ちゃんねら
>>68-69 カンナの花言葉には妄想というのもあるけど
そのあたりを考慮してカンナと名前をつけたのかな?
80 :
千葉の戦士:2006/06/16(金) 22:21:05 ID:MaKuCNRI0
テポドン二号の事件は後味悪いですね(笑)
81 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 22:40:13 ID:Xef5XEbZO
糞コテは巣に帰れ
糞厨房は士ね
>>76 タイトル忘れたがひらがな3文字だった
主人公の入学する事になった中学校は数年前までかなり荒れており、
校内暴力も日常茶飯事だったらしいが、今では落ちついている。
なんの部活に入ろうか、彼氏もつくっちゃおうか、
そんな夢を語りながら主人公は友人と共に門をくぐった。
だがその夢はすぐに裏切られた。
荒れた生徒がいないかわりに、その中学校には異様に厳しい校則の数々があった。
生徒指導の実績を持つ教師・郡司がその原因だった。
郡司は定期的に女子の下着の検査をする。
白以外の色は校則によって禁止されている。
男子生徒の前で男性教師にスカートをめくられ検査される事に
主人公は羞恥を感じるが、それでも教師に逆らう事は出来ず耐えていた。
だが友人は違った。こんなのおかしい、ただのお前の趣味だろと真っ向から対抗した。
髪を結ばない友人の髪を郡司は叱り、切ろうとする。
「切るんなら保護者の前で切ってみろ文部省の前で切ってみろよ」
その言葉に郡司は手を止めたが、覚えてろとつぶやきながら去っていった。
その他の校則では、男女で会話をする場合は3M以上離れて
双方とも三人以上いる時のみするようにとか(男女交際ももちろん禁止)、
校外でも中学生としての自覚を持ち制服で行動するようにとか、
その他もろもろ髪や制服について細かい指定がある。
全校集会の時はそれらの校則を大声で斉唱させられたりする。
作者曰く、実在する校則らしい。
ある日の下着検査の日、また反抗する友人。郡司は彼女を殴りつける。
倒れた拍子で赤い下着が見えた。郡司は校則違反だと叫び、
無理矢理制服をはぎとり下着姿にして生徒たちの前を引きずり回す。
引きずり終えた後制服を投げつけられ、友人は服を着ながら泣いていた。
そして着替え終わると走り出し、校門も抜け、泣きながら踏み切りに飛び込んだ。
追っていた主人公は、友人が肉片と化して行く姿を目の前で見てしまい呆然とした。
葬式で泣き伏す友人の父。娘はいつも殴られて傷だらけで帰ってきた。
そのたびに暴力だけはやめてくれと父は懇願した。なのにしまいには辱めを受け自殺してしまった…
どんなに時間と金がかかっても必ずあんたを訴えると父は郡司に叫んだ。
ニヤニヤする郡司。葬儀に来ていた他の保護者たちは口々に噂する。
荒れていた中学校をまともにしてくれたのは郡司先生。郡司先生の方が正しいと。
校則を破って先生に反抗していた不良が当て付けに自殺して、かわいそうなのは郡司先生だと。
葬儀からの帰り、主人公は校則によってつける事を義務付けられたヘルメットを地面に叩きつける。
友人が死んでも郡司は変わらない。そんなの犬死にじゃないかと。自分が友人の意志を継ぐと誓った。
それから生前の友人のように振舞う主人公。校則改変のために秘密裏に署名運動も行う。
だが返ってきたのは「たった3年間なのに我慢もできないんですか」「最低限の校則は必要」という返事ばかり。
また、生徒の中には郡司信者の者もおり、すぐに郡司に知られてしまった。
体育の授業中に、バスケットボールのカゴの中に入れられプールに放り込まれ、溺れかける主人公。
それを人形のような目で見下ろすクラスメートたち。生徒たちには妙な連帯感があった。
「反抗しなければこんな目にあわない、従順でいよう」という。
郡司は明らかにそれらの行為を楽しんでいた。
主人公を友人に次ぐ、新たな見せしめとして扱っていた。
郡司によって汚された体操服を親に見せ「これが体罰の証拠になる裁判で有利になる」と
話すと、親はすぐに体操服を奪い洗濯機に放り込んだ。
何故かと問うと、そんな事をしたら進学に関わるから先生に逆らうなと親は言った。
勢いに任せ同じ踏切で死のうとしたが立ちすくみ、
踏み切りで手をあわせていると、高校の制服を着た人が隣で同じように手をあわせた。
自分も同じ中学出身で、同じように郡司にいたぶられ、郡司の前で舌を噛み千切ろうと思った事さえあるとその人は言う。
友人の自殺の理由は「家庭に問題があったから」という風に改変されて伝えられているらしいが、
郡司のせいだと知っている、がんばってとその人は励ましてくれた。
徹底的に反抗しようと、私服で登校し、憤る郡司を責め立てる主人公。
怒り狂った郡司は主人公の首を絞め、階段から投げ落とした。
薄れゆく意識の中で主人公は思う。
こんな風に教師が生徒を校則で縛りつけようとするのは、
当の自分たち生徒が腐っているからだろうかと。
その件で郡司は逮捕され、問題の校則も世間に明るみになった。
それでも郡司は教育者として正しい事をやっただけだと言い続けていた。
友人の父との裁判はまだ続いている。友人の父は主人公に言った。
「娘はもう戻ってこないけど、それでも郡司に自分の非を認めてほしい」と。
主人公は階段から落とされた後遺症で時々頭痛と視界の異常を感じるようになった。
踏み切りで亡き友人の冥福を祈る。その横を、中学の制服を着た少女たちが通る。
彼女たちは立ち止まり、踏み切りの前で手をあわせた。
主人公はそれを見て涙ぐんだ
>>85 それってライフとかラインとか系のタイトルのやつかな?カタカナだから違うかな。
知り合いが「すごいよ」と言ってたので気になってたんだが・・・ほんとにすごいな。
実際ここまで酷くはなくても、こういう教師っているんだろうな。
このスレでもしょっちゅう教師の話がこれでもかってくらい出てくるし。
しかし要約うまいな。すげー読みやすかった。
読んだ後なんともいえないドヨーンとした気分になった。
郡司反省してないのか・・・。
教師も確かに頭おかしいけど主人公のやり方がおかしいのも
また後味悪くしてるな…
署名までは良かったのに…
>>83 乙。キツすぎる…(つД`)
親でさえ味方になってくれない状況にorz
死んだ後に一方的に悪く言われる友人も、お父さんもカワイソス
>>85 最後、手を合わせる処女たちは幻覚ということ?
ごめんなさい。少女たちでした・・・。
アウターゾーンにもそういう横暴教師の話あったな。
こっちは因果応報で死んで後味スッキリーだったけど。
>>90 今まで、生徒たちも郡司が怖くて主人公の友人を蔑んでいたけど(そういうふうに
思い込まされていた?)、郡司が逮捕された今、生徒たちが正常に戻って
自殺した生徒に手を合わせようとする気持ちが芽生えてきた ってことじゃね?
>>87 いたみかひみつかゆがみかさけびかどれかだと思う
もしかしたらまた違ったものかもしれないがとりあえず3文字のひらがな
ライフの作者はすえのぶなんたらという人
>>88 裁判が出来ないなら、郡司の怒りを煽って隠しようの無い事件に
してしまえばどうにかなるかも、みたいな投げやりな捨て身に近い行動だったのかもしれない。
最後に手をあわせる主人公は私服姿だったので、
事件後どれだけ時間が経ったかよくわからんが(新入生が通りかかるから一年は経ってるっぽい)
制服のない学校に進学したか、無職になってるかはわからないが、
後遺症のせいで後者になってる可能性があってそこも後味悪かった。
>>90 多分本物なはず。
頭痛を感じてうずくまってる横で女の子たちが通りかかるという描写だったけど、
幻覚っぽくは描かれていなかった
そっか。少し救いがあるラストですね。
頭痛と視界の異常とあったからラストは都合のいい幻覚で、主人公は障害を負い、教師も捕まったけど、生徒たちはあんまり何も変わんなくて後味ワルスなのかと思った。
更に補足
>その横を、中学の制服を着た少女たちが通る。
書き忘れたがこの子らは新入生だった。すまんかった。
たしかその新入生達は、前の規則ではありえないような靴下やバッグで登校してて、
歩きながら「自殺した先輩のおかげで、今の中学は規則なしで楽だよねー」
みたいなこと話してる。
主人公は座り込んだままその話を聞いてるんだけど、ふと隣を見ると
その中学生たちが踏切に手をあわせてた…みたいな感じだったと思うよ。
>>65 亀だけど、うちの学校も同じことやったわ。
カレーの容器をタクアンで拭いて食べたりとか。座禅とか尺八聴かされたりとか
したな〜。
101 :
100:2006/06/17(土) 00:10:46 ID:yKhaaPmu0
さらに補足。
たしかその光景を見て主人公が「親友のやったことは無駄じゃなかったよ…」みたいなことを
言っていた気がする。
あれ? 後味よくなっちゃった…
山本文緒の「ブラックティー」っていう短編集のなかにある
「誘拐犯」という話が後味悪かった。長くなったらごめん
主人公は小学生の男の子。
彼には中学生の美人だけど気が弱いお姉さんがいる。
そのお姉さんがある日から、毎晩、布団のなかで
すすり泣く声が聞こえるようになる。
不審に思った主人公は
ある日、お姉さんの日記をのぞく。
するとそこには、お姉さんがサッカー部の先輩にラブレターを貰った事から
学校で女子にいじめられていること・そしてその苛めの事細かな内容が記されていた。
いじめの内容は日を追うごとにエスカレートしてゆき、(暴力にまで発展)
何とかお姉さんを助けたいと思った主人公は
お姉さんの日記に、一番よく出てくる、いじめの主犯格らしい
「小田切紀子」という女の住所を学校の名簿から調べ
家に直接、偵察にいくことにした。
早速、小田切紀子の家に偵察にいった主人公。
するとそこでクラスメートのルミに声をかけられる。
ルミと小田切紀子の家は隣同士でルミも、小田切の家には
あまり良い印象を持っていないらしい。
早速、小田切紀子の家に偵察にいった主人公。
するとそこでクラスメートのルミに声をかけられる。
ルミと小田切紀子の家は隣同士らしくルミも、小田切の家には
あまり良い印象を持っていないらしい。
そんな話をしていた時、小田切紀子の家から白い子猫が出てきた。
ルミの話から小田切紀子の誕生日に買ってもらた子猫ということが解かり、
この猫を誘拐して、お姉さんのいじめをやめさせようと思いついた主人公。
早速、子猫を誘拐し、学校の裏のキャベツ畑にある納谷に
監禁してしまう。
そして、小田切紀子の家のポストに「いじめをやめろ」という内容の
脅迫状を投函する。
しかし誘拐した子猫を不憫に思った主人公は
子猫においしいものを食べさせてやろう、と思い
家の鍋の中にあった今晩のおかずであろうカレイの煮物を子猫に与えてやった。
これでお姉さんの苛めは収まるだろう、と安心した主人公。
しかしその考えは甘かった。
その日、お姉さんは泣きながら家へ帰ってきた。
「猫なんか知らない」と呟きながら
それを聞いた主人公は青くなった。
あろうことに小田切紀子はお姉さんが猫を隠したと思っているらしい。
晩御飯の時間になってもお姉さんは部屋から出てこない。
どうしたらいいのか、と必死に考える主人公。
(とりあえず子猫を返そう)
そう思いつつ食卓に並ぶと、テーブルに並ぶのは
カレイの煮物ではなくてコロッケだった。
「…あれ?今日のご飯、お魚じゃないの?」
母親にそう尋ねる主人公。
すると母親は
「ああ、あれは先週煮たやつよ、もう悪くなってるから捨てなきゃ」
という。
再び青くなる主人公。家を飛び出す。
監禁場所の納谷へ駆けつけた主人公。
しかしすでにもう子猫は冷たくなってしまっていた。
そこへ誘拐の内容を知っているルミがやってきた。
どうも子猫のことか気にかかっていたらしい。
しかしすぐに子猫が死んでいることに気付くルミ。
主人公が殺した、と思ったルミは
「殺しちゃうなんてひどい!」と
叫び監禁場所を飛び出していった。
一晩中、子猫の死体を見つめる主人公。
やがてダンボールを探し、子猫の死体を
ダンボールに入れ小田切紀子の家へそれを
届けにいった。
大騒ぎになる小田切家。
ついには主人公を警察につれていく!と言い出し
交番へ連れて行かれてしまった。
しかし主人公の家族が主人公が行方不明になったと
交番へ届けを出していたためすぐに主人公の身元はすぐに割れてしまい、
あっさりと母親とお姉さんを交番に呼び出されてしまう。
お姉さんは主人公に「なんてことしてくれたのよ!」と怒鳴る。
小田切紀子はお姉さんに「猫を返せ!」とくってかかり
主人公たちの母親同士は、言い合いになり
事態は修羅場に。
するとそこにルミとその母親がやってきた。
何かルミが伝えたい事がある、とルミの母親が静かに言った。
主人公の頭の中にはルミが、さっき叫んだ言葉がエコーしていた。
しかしルミは今にも泣き出しそうな顔で
「カッちゃん(主人公の名前)は悪くないの!」とだけ言う。
沈黙する一同。
しかし主人公だけは頭の中で
「本当にぼくは悪くないのだろうか」と自問し続けていた…。
――――
というところで終わるんだけれどすごく後味が悪かったorz
読んだ後ズーンと落ちこんでしまったよ
長くなってしまってごめん。文章おかしいところあったらごめん。
最後の最後でルミのほんの僅かだけど救い(?)の手が
出たことでちょっとだけ読んでるこっちも救われたかな
それ読んだ事ないから今度借りてこようかな。
とりあえず事の真相が明るみになって紀子がキッチリ責められてくれればいいな。
主人公、ルミ、主人公の姉と仲間はいるし。
姉は仕返し怖がって口をつぐむかもしれないが。
山本文緒の短編だと「いつも心に裁ちバサミ」が後味悪かった。
かなりうろ覚えだが。主人公はサラリーマン。
先輩の女性は冷酷なまでに冷静な人。
まるで他人の感情など全て裁ち切っているかのように。
経緯忘れたが、その女性とは正反対の
明るくて可愛らしい女の子が無邪気に女性を傷つけるような言動をする。
(実際は傷つけてる自覚ありそうだが、あくまでも無邪気な風にふるまう)
それでも女性はクールなまま。主人公は発作的に女の子を殴りつける。
あの人が裁ち切っているのは周りではなく自分の感情なのだと思いながら。
そして周りの止める声を無視して女の子を殴り続けながら終わり。
なにせうろ覚えだからサッパリとりとめがないが、とりあえず後味が悪かった。
カレイの煮物にちょっと無理がある気がするな。
先週煮たもんいつまで鍋に入れてんだよとか主人公も気付けよとか
なにより食う前に気が付けよ猫!とか。
野生の猫だとすぐ気づきそうだけど、飼い猫だと気づかんもんなのかな
そもそも煮付けなんてしょっぱいもの食わせたら
大人の健常猫でも身体壊すよ
問題ありランキング
2位:ズボラな母
3位:腐った煮付けを食わせる小学生
4位:いじめっ子の紀子
5位:好きな女がいじめられても放置の先輩
6位:鈍感な猫
114 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 03:01:20 ID:Rn59h5VjO
一位は?
育美ちゃんは小学校に上がる前にお父さんを亡くしてしまい
お母さんはその後再婚もせずに働きまくって育美ちゃんを高校は
もちろん、大学にまで入れてくれました。 でも、無理がたたって倒れてしまいました。
それでも身体が良くなるとまた働きはじめて、そしてまた倒れて・・・。
そんなことを繰り返しているうちについに起き上がれない身体になってしまいました。
そして自分がもう長くないと悟ったお母さんはお守りを1つ育美ちゃんに手渡し、
「ごめんね育美。ひとりでも頑張るんだよ。でも、どうしても辛かったり耐えられなくなったらこのお守りを開けなさい」と言いました。
しばらくしてお母さんは亡くなってしまいました。
育美ちゃんはお母さんに貰ったお守りをお風呂に入るとき以外は肌身離さず持ち歩いていました。
あるとき友達(Nちゃん達)とプールに行ったとき更衣室で育美ちゃんのお守りの話になり、中を見てみよう
ということになったそうです。最初は断った育美ちゃんもお母さんが亡くなってからだいぶ経っていたこともあり
まあいいかと思ってお守りの中をのぞいてみました。
するとそこには1枚の紙が折り畳んで入っていました。
なんだこれだけ?と拍子抜けした育美ちゃんがその紙を取りだして開いてみると。そこには・・・
震えた文字で「育美、死ね」と書かれていました
死ねじゃなくて
お前さえいなければ良かったのに
とかじゃなかった?
117 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 04:35:31 ID:sFWzTnMLO
>>111 重度の鬼畜飼い主で雑食させられまくった猫なら鈍感になるんじゃまいか?家の猫はドライフード以外食べない、刺身をやろうが夕飯が魚でも匂いかぐ程度だよ。
アレルギー大量に持ってるんで検査したら3種類位しか食えるフードなかった。
家の猫は鈍感だと思っていたが自分のアレルギー体質だけは理解している様だ…
正解は、「育美、Shine(輝け)」
>>99 確か「自殺した先輩のおかげで」みたいな言い方じゃなくて
「校則のせいで自殺した先輩もいるんでしょ?私たちは校則がゆるくなってから
入学してラッキーだったね」
みたいに言ってたと思う。
細かいけどニュアンスが違う。
>>120 そのセリフのあと踏み切りにさしかかって
「あ、ここだよ、例の・・・」と言って新入生3人で手を合わせる。
その子らは去り際に、
「ね、知ってる?強制的に身体検査したり髪切ったりするの
全部法律違反なんだって。憲法ってやつ勉強しちゃったー」と。
主人公はそれを聞いて涙する。
『ねえミホ(死んだ友達)、聞こえる・・・?』
というわけで少しだけ後味いいかも。
ちなみに題名は「ゆがみ」です。
123 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 12:08:23 ID:F8ikGvi00
まあ、現実には日狂組に洗脳された
馬鹿教師のおかげで
修学旅行で韓国に行って土下座させられた生徒もいるからな
校長が二人も自殺する地域だけのことはあるわな。
現実の話のほうが糞だよ
馬鹿生徒の馬鹿親に教師が土下座せられた話とかね。
>修学旅行で韓国に行って土下座させられた生徒もいるからな
まじでか
広島の世羅高校だっけか。
校長がいじめで自殺したのに、職員が誰も焼香に来なかったとかモヤモヤする所だね
俺なんか単純に、今どき国旗がないのも困ると思うんだけど
日の丸なのが軍国主義ぽくていけないの?
公募で別のデザインにすれば良いじゃん、
とかって問題じゃないの?
シンプルかつ完璧なデザインなんだそうな>日の丸
昔(維新の時だか戦前だか戦後だか忘れた)新しい国旗のデザインを依頼されたデザイナーが
提出日にやっぱり日の丸のデザイン提出して、これ以上のものを描くのは不可能ですと言ったとかなんとか
どこかの国も日の丸に敬意を表して似た国旗作ってたよね。
パラオだったっけ?日本のこと大好きなとこ。
やっぱり自分の国が好かれていると嬉しいな
だったら、国内で日の丸が国旗云々で教員や生徒が
もめ事起こしても、それで死んだ人はほぼ死に損だよなあ。
しかしそんなに優れたデザインだったとは……
俺はばあちゃんが、女のメンスを「旗日」と言うのは、
血のついたナプキンが日の丸に見えるからだと教えてくれたのが印象的で、
日の丸というとそればかり思い出すw
君が代も、歌だけ見ると視野のでかいいい歌だと思ってたんだけど、
「君」ってのが天皇を指すからいけないのね。
いずれにしても、人死にまで出るのは後味悪いな。
なかば宗教じみている話だよな
てゆうか日教組が日の丸君が代にこだわるのは
単に奴らが「国家体制」に反対したい青臭い左翼思想の残りかすと
日本を内側から壊してのっとろうとしてるクソ在日たちで成り立ってる組織だからであって
そんな奴らに屈してこの歴史ある美しいデザインを変えたりする必要なし。
どんなデザインにしたってどうせ奴らは文句言ってくるの。「日本の国旗」である限りね。
>>129 祖母と男の孫がよく生理の話なんかしたね…。
昔の女性にとっては結構なタブーだったと思うんだけど。
>>127 それは日の丸大好き側の理屈だろう。
デザイナーの話はいかにも創作っぽい。
実際に国旗作り直すとなれば、幾らでも案は出るだろう。
一人に依頼するとも限らないしな。
だって国旗だぜ?
もし自分の案が採用されたら、これほど宣伝効果の高いもんはない。
134 :
129:2006/06/17(土) 15:21:16 ID:dr7Vg5EG0
>>132 そこ突っ込むかw何でか知らないが砕けた人だったよ。
歯の抜けた口で、愉快そうに笑いながら、いろいろ教えてくれたもんだ。
戦争世代だったけど、気さくでおおらかな年寄りだったよ。
もう死んだけどね。
そういうお祖母ちゃんいいね。ウラヤマシス
>>133 好き嫌いの話になるんなら議論のしようもないな。
>もし自分の案が採用されたら、これほど宣伝効果の高いもんはない。
前の方がよかった、とか思われたら致命傷だよ?
ここからは私見。
オレは「日本」=日の本の意、を表す記号としてあれ以上のものは思いつかんな。
あまりにもシンプル且つ非の打ち所がないんで好きではないが。
(アメリカや旧ソ連の方がケレンがあって面白い)
極右とか極左が来る前に国旗の話はやめようぜ。
皆自分の国なんだから素直に誇りを持てばいいのに、
どうしてこんな国になったんだろう……。
教育の賜物ですねw
>>137 >皆自分の国なんだから素直に誇りを持てばいいのに、
>どうしてこんな国になったんだろう……。
ちょwwwww
おまえ、それ国旗以上に極左やら極右がひっかかりそうな
前振りだって気づけwwww
次いこ、次!
>>140 同意!
わかめスープの中にめかぶ突っ込んでのんだらおいしいかと思ったが
どろどろが無調整だとけっこう後味ワルー
少しネタバレになるかもしれにが、今週のビッグスピリッツに載ってた「美味しんぼ」。
漫画自体は有名だと思うので説明は割愛するが、今週号の内容がすっげー後味、というか胸糞悪い。
鬱病になった岡星(料理屋の主人)に「じゃあ死ねよ」とか言っちゃう。
この作者、鬱病を絶対に勘違いしている。
>142
漏れも見た。
あまりに勘違いぶりな内容に、読んだ後滅茶苦茶胸くそ悪くなったよ。
>>83 郡司によって救われた生徒もいたろうにな・・・まあ、何ごともほどほどにということか
遅レスすまん
いや郡司には同情できない
昔なんかの付録みたいな感じでついてた本の話。かなりうろ覚え。
舞台は昔の日本の村。
ぶくぶく太った男の子Aと、細くてガリガリな男の子Bがいた。二人は、同じ女の子のことが好きで、とても仲が悪かった。
ある日、AとBの住む村の遠くにある島に化け物がいると噂がたった。村人は、いつか自分達の村に襲ってくるのではないのかと恐れた。
そこでAがいかだで海を渡ってその島に行き、その化け物を退治してくると、村を後にした。
Aだけが英雄になるのは許せなかったBは、Aのいかだに乗りAについて行った。
が、嵐で波が高くなり、いかだは壊れ、AとBは気を失った。
(ここで、場面がAとBの帰りを待つ村人達に切り替わる。)
数日たっても二人は帰って来ず、村人達はもう諦めかけていた。
すると、浜の向こうから歩いてくる人の影が見える。駆け寄ってみると、そこにいたのはBだった。
村人が、喜びながら、Aはどこかと尋ねた。
するとBは哀しげに語り始めた。
嵐にあい、目がさめたら化け物がいると噂になっていた島にAと一緒に流れついていた。が、食料がなく、いかだも何処かにいってしまったため二人とも餓死寸前だった。
そこに化け物が現れた。化け物は言った。AとBで?
BはAの手と足をなくした体を浮き輪にして村まで帰った。
だがそんなこと言えるはずもなく、Bは話をつくり、またいつもの日常を送った。
いくらうろ覚えでも、これはあんまりじゃないか?w
あまりにも後味悪すぎるよ
151 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 19:14:45 ID:TzWlkoTyO
すまん、ぬけていた;;
言った。AとBで相撲をとり、勝った方だけを村に帰してやる。お前らの村にも行かないと。
Bはもう諦めた。Aは太っていて体格がよく、自分は細くてガリガリで、勝ち目がなかったからだ。
Aは相撲を始めようと言った。Bは死ぬ覚悟をきめた。化け物の合図で相撲が始まった。するとAはBの耳元で小声で言った。『俺はお前に負けてやる。お前は生きて帰ってC(二人の好きな人)を守れ』そういってAは倒れた。
そしてBは気がついたらここにいたという。
村人たちはAの死を悲しんだか、Bの心の傷を哀れに思った。
だが...
それはBのついた嘘だった。真実はちがった。化け物などいなかった。
嵐で気を失い、Bが目をさましたら、化け物がいると噂の島についていた。
が、その時Aはすでに嵐のせいで死んでいた。
BはAを嫌っていたものの、Aの死を悲しんだ。
が、数日たち、食料もない小島でBも死にかけていた。
ふと横をみるとAの死体。
餓死寸前だったBはAの肉を食べ始めた。
手と足を食べ、満腹になったB。
そこでふと良い考えが浮かんだ。どざえもんと化したA。(水死したら体がぶくぶくふくれるらしい)
すまん、ぬけていた。
AとBで相撲をとり、勝った方だけを村に帰してやる。お前らの村にも行かないと。
Bはもう諦めた。Aは太っていて体格がよく、自分は細くてガリガリで、勝ち目がなかったからだ。
Aは相撲を始めようと言った。Bは死ぬ覚悟をきめた。化け物の合図で相撲が始まった。するとAはBの耳元で小声で言った。『俺はお前に負けてやる。お前は生きて帰ってC(二人の好きな人)を守れ』そういってAは倒れた。
そしてBは気がついたらここにいたという。
村人たちはAの死を悲しんだか、Bの心の傷を哀れに思った。
だが...
それはBのついた嘘だった。真実はちがった。化け物などいなかった。
嵐で気を失い、Bが目をさましたら、化け物がいると噂の島についていた。
が、その時Aはすでに嵐のせいで死んでいた。
BはAを嫌っていたものの、Aの死を悲しんだ。
が、数日たち、食料もない小島でBも死にかけていた。
ふと横をみるとAの死体。
餓死寸前だったBはAの肉を食べ始めた。
手と足を食べ、満腹になったB。
そこでふと良い考えが浮かんだ。どざえもんと化したA。(水死したら体がぶくぶくふくれるらしい)
153 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 19:22:09 ID:AmhMaMiOO
もういい
もうやめるんだ
うん、オマエはよく頑張った
何も言うな、分かってる
ホントすまん(;∀;)
こんドジな自分が嫌だ
なんか
>>147が一生懸命カキコして
テンパってる所想像してなんか哀しくなってきた・・・・
>>147は、自らの身を呈して
後味の悪い演出をしていたんだな・・・
何年か前に見た南Q太原作のTVドラマ、「猫」が後味悪かったな。
詳細は忘れたが、恋に破れ傷心の女子高生がラストシーンで
捨て猫数匹を段ボールごと拾い、自転車の前カゴに入れて帰る。
でも重くてふらついてしまい、落とした拍子に車に一匹敷かれてしまう。
女の子は泣きながら、残った子猫をまた道ばたに捨てて帰っちゃって終わり。
エンディングにスピッツの「猫になりたい」が流れて、なりたくないわ!
と突っ込み入れたよ。
なんだそりゃあ・・・
161 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 21:07:11 ID:e44twnG+O
めちゃめちゃwww
「〜になりたい」で思い出したが、少し前に読んだ少女漫画。
心に傷を負ってる人を、好きな動物と合体させて癒してやる、という
すでにイッちゃってる発想の悪魔系の医者(ホントの悪魔かな?)のシリーズ。
ただし、生体にムリをさせるので、その内破滅が来るのがお約束。
その回の主役は、中学生くらいの女の子。母親は冷たく、父親はハムスターに夢中。
孤独感にさいなまれた少女は、ハムスターになったら、父親に
かまってもらえるかな?と、医者にハムスターと合体させてもらう。
細かい体毛に覆われ、可愛い耳とシッポ、前歯の生えた少女は、大喜びで両親の待つ家へ。
だが娘の異様な姿に両親は驚愕。お互い教育の仕方の罪をなすりつけあい大喧嘩に。
楽しい時間を夢見て帰ってきた少女は、そこで精神が破壊される。
しばらくして、少女の家をアフターケアで訪ねる悪魔医者。
部屋は血まみれで、所々に両親の破片が。少女はにこにこして、今、家族全員が
一緒になって幸せ、と答える。確かに、両親は少女と一緒になっていた。
もぐもぐと動かす口の、右のほお袋には父の肉。左のほお袋には母の肉……。
このシリーズ、大体こんな感じで後味悪いのばかりだった。ナントカ天使ってタイトルだったんだが。
部屋は血まみれで、両親の破片が。
しまった、自分も書き込み失敗…最後の行、消したはずだったのにゴメン
オマエは許さん
>>159 私も見たことあるよ、それ。
詳細やっぱり覚えてないんだけど、159に書いてある通りの結末。
友達と喧嘩したり、色々あって、何もかもめんどくさいと思っている女子高生が、
話の最後の方で拾った、大事にしたいと思える存在がその子猫だったと思う。
だからやっぱり後味悪い。
映画の新耳袋の幽霊マンションが後味悪かった。
ネタバレになるんだけど、新耳袋とタイトルが付いた映画が前の年に公開されてて、ちゃんとした怖い話だったから、
この映画も怖い話なんだろうと思って借りた。
フリーライターみたいなことしてるダメ親父とその娘の女子高生がマンションに越してきたところから話は始まる。
マンションには昔行方不明になった元住人の少女の呪いがかかっていて、0時までに帰ってこないと死ぬ。
この呪いについて途中まで話が進むんだけど、ラストは、女子高生がこの呪いを利用して親父を殺して終わり。
実は女子高生は親父に性的虐待をされていて、行方不明になった少女も同じような目にあった挙句に死んでいた。(死体は隠されていた)
その少女の死体と寄り添うように座る女子高生…で終わった。
途中、夜、何かの気配に怯える女子高生、というエピソードが入っていたんだけど、
それは親父が襲ってくる気配に怯えていた、ということだった。
なんか正統派な怖い話を期待していたのでめちゃめちゃ後味悪かった。
>>147 俺としてはあまり後味悪いと感じないかな。
BがAを殺してその死体を浮き輪にして帰った、ならともかく
その状況ならそうするしかないと思う。
話だけなら毒親が死んでスキーリだが
>細かい体毛に覆われ、可愛い耳とシッポ、前歯の生えた少女
こんな姿になって可愛がってもらえると思ってる少女もイッちゃってるな。
A君は小学校で有名ないじめられっこでした、しかし誰もA君を助けようとしませんでした。
なぜかと言うと皆A君が嫌いだったからです。A君には親がいませんでした。A君が小学3年生の時殺されていたのです。まぁ親は面倒を見てくれませんでしたけど
だから近くに住む基地外のおじいさんのところに住んでいます。
A君はいじめが苦しくて苦しくてやり切れませんでした、おじいさんに相談しても無視されていました。A君は自ら『死』を願うようになりました。
またA君はいじめに合っていました、いじめっこのリーダーのBが指示をだしC、DとEが実行してクラスメイトが笑うと言う具合でいじめられていました。
まずA君を裸にして外に出しました、そして怒られるまで無理やりダンスっをさせました。先生が来てA君に『何をしている!』と怒鳴ってもA君は何も言いませんでした。
そして次に体操服の裏に画鋲を自ら付けさせられ そしてみんなの前で着さされました
そして皆から『ドエムのA』と呼ばれましたそして『どM! どM!』とコールが起きました。
そのときですA君の中にあった何かが切れました。そして気が付いたら誰も居ませんでした、いやいたけど肉片しかなかったです。
A君の手には斧が。何故こんなところに斧が?と思っているとA君のかばんの中には他にもスタンリーナイフなど武器が入っていました。
おじいさんの趣味で集めている刃物がぎっしり。彼は自分のきずかぬ間にこんなものを用意していたのです。しかも自分が殺しているところを思い出せません。
ああ 3年生の時もこんなかんじだったなぁ。
日本語でおk
>>169 自動翻訳っぽい匂いを醸し出してるw
でもいじめっ子が新で後味スッキリ
ってそれじゃダメじゃん!
>>166 BとAはどちらも悪いことしてないんだけど、
そもそも島に化け物はいない ⇒ 命懸けで行く必要など全くなかった
というのが後味悪い部分ではないかと。
なかなかエキセントリックなスレ進行だな
>147
細部は少々違うけど、倉知淳の猫丸先輩シリーズ『海に住む河童』かな?
(創元推理文庫『日曜の夜は出たくない』収録)
シリーズ主人公の猫丸先輩が、元ネタの昔話を聞いて、
「実はこういうことだったんじゃないかな」と真相を推理する短編。
>>162 その漫画、前に一度だけ古本屋で立ち読みしたことがあって、
もう一度読みたいけどタイトルが思い出せない・・・。
主婦の友社から出版されていた気がするけども。
176 :
千葉の戦士:2006/06/18(日) 02:20:11 ID:4my23Rs70
ほかほかご飯につゆだくウンチ♪
178 :
162:2006/06/18(日) 03:23:39 ID:CNP7nRHb0
思い出した!
「櫻井そうし」って人の「自造天使」だ!
眠りかけで思い出したんで、思わず飛び起きちゃったよ。
あースッキリ。では、おやすみなさい。
「邪悪のJACK」という漫画を執筆してらした小野双葉先生。
上記作品の完結後、数冊単行本を出したっきりとんと見かけなくなった。
さっきふと思いだし、調べてみたら…
PN変えてBL系作家さんになってたみたい('A`)
ありがちといえばありがちだけど、なんだかなぁ。
BLについての話は広げずに次へ
>179
いや、レディコミ雑誌にも結構描いてるよ。
「一番残酷なグ○ム童話」とか、「本○は怖い童○」とか系の雑誌で
よく見かける。
って、こでは伏せ字にしなくても問題なかったかorz
スキだった漫画家が強盗に入った、とか北朝鮮の工作員だった、っていうならわかるけど
エロ漫画書いてるぐらいで後味悪くなるようなもんなの?
好きだった漫画家がレイプで捕まったやるせなさ
好きだった漫画家が銃刀法違反で捕まった…
まではいいんだけど、
その塀の中暮らしを描いてそこそこ売れちゃったのが後味マズー。
>>186 いや祭丘はなんか後味とか超越してる気が。
目の大きさが変わるのはともかく
骨格まで変わるのは何故だ。
眼鏡は呪いのアイテムか。
大槻の歌詞で
僕が死んでも『アイツいいやつだった』なんてハンバーガーでも食べながら
って言うのが後味悪い。
190 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/18(日) 19:38:23 ID:aqEkk4ot0
随分昔の過去スレで「終わらない夏休み」の話題が出てたんだが
どっかで読めるとこ知ってる香具師いないか?
そういえば消されたんだっけ>夏休み
女の子が切り刻まれるだけの話だよ、特に面白いもんじゃない。
後味じゃなくて胸糞が悪い話だな。
>>185 え、ぜんぜん後味悪くないよ・・・
売れたったってマイナーの域は全然ははみだしてないしw
今まで同好の士だけで楽しんでた秋葉原がマスコミの所為で踏み荒らされてるようなイヤな感じは全然ない。
銃刀法違反て罪状は、あの人の今までの作品とか生い立ちとか考えるとさもありなんて感じだし。
銃で人に迷惑かけたわけじゃなく、ほんとにただただ持ってたかったっていう、内向的な欲求の迸りって感じが。
ちなみに「花輪和一」というマンガ家の話。
193 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/18(日) 21:08:02 ID:aqEkk4ot0
ラララか。懐かしいな。
>189
ノゾミ・カナエ・タマエか。
誰にも愛されない女の子が一人で蝶々を捕りに行って事故で死んで、
葬式でクラスメートが、彼女の顔も覚えてないくせに「あの子いいや
つだった」とか言うんだよな。
事故で死んだ同級生の葬式で、大して親しくもなかった女子がわあわあ
泣くのを見たことあるんで、この歌聞いて「あるあるw」とか思った。
不慮の事故で亡くなったあいつは気の毒だったし、ご家族や彼女の涙は
見ていて辛いものがあった。
けど、馬鹿女どもの喚き声はヒステリーの伝染みたいでホントに気持ちが
悪かった。
俺も小学生の時クラスメートの女子が火事で亡くなったんだが
その前日そいつとケンカしてて葬式行った時そこに居づらかったな…
普段は別にしゃべったりしないのに
なんであの時だけあんなことになったのかと思うと後味悪い
>>185 塀の中に入る前もちょっと売れ出してたよ。
どこだったか割とメジャーな雑誌に連載してるとこを逮捕されて打ち切り。
私は吾妻ひでおの失踪漫画の方がちょっと後味悪かった。
結構売れてた漫画家だったのがテンパって失踪→ホームレス。
林の中にビニールシート引いてゴミあさって暮らしてたら警察に呼び止められて保護。
交番で「この人漫画家なんだってー○○さん詳しいから呼んで来い。」って
漫画好きの警察官が呼ばれてきて「先生ほどの人がなんでこんな事に!」って
泣かれた話を漫画に書いてる。
漫画好きの警察官は後味悪かっただろうな
幼女襲ったり、人殺ししたりしたんじゃないんだから
まあ良しとしようよ。
一昔前は、ヒッピーみたいな宿無しは、
自由な魂をもった芸術家の象徴とされてたもんだが…
そういやヒッピーなんて人達が居てもなんとかなってんだから
ニートも対策無しでいいんじゃない?
>>196 さんざんわがまま言ったり、虐めとかをしていた奴が卒業式に泣くのと同じ違和感と
いらつきを感じるね。
>>199 「失踪日記」浮浪者暮らしの描写自体はとてもおもしろかった。
後味が悪かったのは「○○(昔の作品)は嫌々描いていた」みたいなところ。
ファンというほどではなかったけど昔おもしろく読んでいた一読者としては立場がない。
まあ漫画家には珍しくないことで、
吾妻のほかにも何人もの漫画家が、好きだった作品を
「なんにも構想考えて無くて締め切り前にむりやりやっつけで」とか
「描くのが苦痛だった、自分でも気に入らない」とか平気で書いているのを見た。
いくらプロでもスランプとかあるとは思うけど、こういうのはいやだな。
プロでさえこうだし、同人板見て知ったことだけど同人作家?なんか、
自分が描いた気に入らない作品を
ほめるようなファンレターを送ってくるパンピー(同人やってない人のことらしい)を
ものすごく見下しているよね。
創作活動している人に特有の屈折した心理なのか?
自分が描いたものを褒めてくれた人を見下すなんて
一部の人だけだと思うけど…
創作活動をしているなら尚更
自分の作品を見て貰えることを有り難いと思うものじゃねーの?
>>204 同人で気に入らないもん書いてるってのが訳分からんよな。
お恥ずかしいってなノリならまだ分かるけど、そんななら出さなきゃいいのに。
プロは人気商売だから分かるけど。
207 :
1/3:2006/06/19(月) 13:17:02 ID:WEpHxvX9O
多分、山崎洋子の短編。かなりうろ覚えだが
主人公は仕事は成功しているが、夫婦仲は上手くいっていない。
夫とはろくな会話もなく、仕事の足を引張られ、喧嘩になる始末だった。
ある日夫は、お互い新しく生命保険に入ろう、と言い出す。
もしかして自分を殺す気なのだろうか、と疑う妻。
小さな事故などもあり、疑いは強くなる。
言い出した夫も挙動不信になっている。互いに牽制しあう日々が続いた。
妻は殺される前に、油断をさせて殺してしまえと考える。
手始めにおはよう、いってらっしゃい等、夫に笑顔で声をかけてみた。
始めは戸惑う様子を見せた夫だったが、1ヶ月もすると挨拶を返す様になった。
それからは会話も増え、夫婦仲も次第に良くなっていった。
夫は今までとは比べ物にならない位に優しくなり、
結婚する以前よりも愛し合う様になった。
幸せな生活を送るうちに、妻は殺す気など無くなってしまった。
208 :
2/3:2006/06/19(月) 13:21:25 ID:WEpHxvX9O
夫はイマイチだったカメラマンの仕事も成功させた。
元々イケメンだったこともあり、その姿は魅力的だった。
仕事仲間の女性と話す姿に、自分とはもう釣り合わないのではないかと思う妻。
そんな折、夫は生命保険の掛け金を増やしたいと言い出した。
やはり夫は自分を殺すつもりだったのだ、と思うが憎しみは無く
むしろ愛する人の為に事故にみせかけ自ら死のうとさえする妻。
立ち寄った雑貨屋で、ガラスの砂が入った小瓶を見つけ、これだ、と思う。
家に帰ると、いつもの様に夫がコーヒーを入れてくれていた。
「綺麗でしょう、これ砂糖だと思うの。コーヒーに入れて」
そう言って小瓶を差し出した。
夫はいつもブラックだから、砂糖はいれない。
自分は砂糖だと思ってガラスを飲むのだから、事故死として処理される筈。そう考えていた。
209 :
3/3:2006/06/19(月) 13:22:50 ID:WEpHxvX9O
しかし夫は間違えて妻のコーヒーを飲んでしまった。
止めようとしても既に遅く、青ざめる妻。
「生命保険の掛け金を増やしたんでしょう?」問い掛ける妻に
「うん、自分に掛けたよ」
そう答える夫。
「実ははじめに生命保険に入ると言った時、君に殺されるんじゃないかと疑っていたんだ。
けれど君は笑顔で話しかけてきてくれた。
なんて馬鹿だったんだろうって思ったよ」
これからも一緒に生きて行こう、そう笑顔で言う夫を呆然と見つめる妻。
「おかしいな、胃が痛い」そう言う夫を抱きしめ、水を飲ませる妻。
水に、残ったガラスの砂を混ぜて…
こんなつもりじゃなかった。この人を愛していた。そう思いながらも
そのお金があれば何ができるかしら、そう考えていた。
>>207-209 トン。簡潔にまとまってて読みやすかった。
でも、なぜかな、後味爽やかに感じてしまったorz
でもこれ、状況からして妻は疑われそうじゃね?
O・ヘンリーの賢者の贈り物のバッドエンドみたいな感じだな
砂粒状のガラスを飲んで人が死ぬものだろうか?
話の本筋とは関係ないが気になってしまった。
賢者の贈り物って、女が髪を売るやつだっけ?
厨房時代に読んだ時、「髪はまた生えるからいいじゃん」とバカみたいな考えをしてたな。
Oヘンリ、小学校の授業で読んだ。
そのときまさに
>>214の感想を言ったら、クラスの女子から猛攻撃をされて泣いた俺。
今でも妙に髪型を気にしたり(「ねえねえ、この髪型どう?」なんて聞いてくるとか)、
髪をいじる癖のある女性にはトラウマを感じる。
215が可愛いらしい件について。
まあ実際、旦那の時計は戻ってこないけど
妻は髪伸びれば髪飾り使えるからな
そしたら、その髪を売って、
時計を買い戻せば良いよね。それでまた延ばせば。
そうすると計算上、髪飾り(櫛?)は、
タダで手に入った事にならない?
>>213 コーヒーを飲んだ後
「お腹は空いてる?」
「朝からなにも食べてないからペコペコだよ」
ってセリフと
胃になにも入っていないから、洗浄する暇もなく直接胃に突き刺さってしまう
みたいな記述があった。
胃に直接ガラスが刺さったから死ぬのかは謎だけど
>>217 現実的な計算をすんなぁー
つーか、よっぽど勢い良く一気飲みしない限り、
カップの底に沈殿するだけのような気がするが。
砂糖みたいにコーヒーと混ざり合う事はないから、
混ぜて即効飲まない限りは確かになぁ、底に溜まるよな。
浮いたら浮いたで見た目あまりにも怪しすぎるしな。
まあ、野暮なツッコミはしちゃいけないね。
ガラスを飲んでも死なない。
電球喰う芸があるんだが、ちゃんと消化されて出てくる。
まあ、野暮なツッコミだな。
山岸凉子の「私の人形は良い人形」。
主人公は現代の女子高生なんだけど、
その子に行き着く迄の序盤のお話。
舞台設定は戦後。東京郊外に住むA子とB子は姉妹。
(B子が主人公の母になる)隣の家のC子とは大の仲良し。
三人で仲良く遊んでいたところに、
進駐軍のジープが来てA子がぶつかって怪我をする。
しかし頭にコブが出来た程度だったので、
米兵も安心して、お詫びに三人にチョコレートをあげて立ち去る。
三人はチョコを食べながらC子の家に行くと、
C子のママが戦時中、疎開させていた荷物を解いていた。
ママは三人がチョコを食べてるのを見て、どうしたのと訊ねて、
A子の事故を知るが、本人が元気なのですぐ忘れてしまい、
荷物の中から、それこそ子供くらいの大きさはありそうな、
いかにも高価そうな市松人形を取り出して子供達に見せる。
子供には過ぎた立派な人形は、ママからC子へと渡され、
A子B子は羨ましそうに眺めながら、三人で人形を囲んで、
仲良く歌を歌い、ママも微笑んで眺めていた。
224 :
つづき:2006/06/19(月) 20:50:42 ID:ydu3fuuZ0
その夜、昼間の怪我がもとでA子が急に具合が悪くなり、
あっという間に亡くなってしまう。
C子のママはC子に、人形をA子ちゃんにあげましょうねと告げる。
泣いて嫌がるC子に「だって、お母さん、A子ちゃんのお母さんに、
怪我のこと言い忘れてしまったんだもの。あんまり元気そうだったから。
だからね、ひとりじゃ可哀想だから、A子ちゃんにあげましょう。」
説得され泣く泣く人形を抱えて、C子は両親とA子の家に行く。
なぜ怪我の事を教えてくれなかったと、
泣きわめくA子ママとなだめるA子パパに、
C子両親は土下座して謝り、市松人形を差し出す。
「こんなものではお詫びにもなりませんが、
A子ちゃんひとりでは可哀想ですから、
ぜひ、お棺の中に一緒にいれてあげて下さい。」
A子パパは男泣きに泣いて、頭を下げて人形を受け取る。
その背後で事情をよく理解出来ていない、
まだ幼いB子が泣く祖母の袖を引いて、
「あのお人形、貰えるの?貰えるの?」と嬉しそう。
225 :
つづき:2006/06/19(月) 20:51:54 ID:ydu3fuuZ0
仲良しだったA子がいなくなり、お気に入りの人形も取り上げられて、
しばらくは落ち込んでたC子だったが、
気がつくと誰か違う子と遊んでいる様子に、C子ママは疑問を抱く。
子供部屋から笑い声や会話が聞こえるので、入ってみるとC子しかいない。
誰か来ていたのと訊ねても、「うふふ、秘密。」としか答えない。
妙に胸騒ぎがして不安がっていたが、数日後、C子は用水路に落ちて亡くなる。
引きあげられたC子にすがって泣くC子ママの周りで、
近所の大人達がぼそぼそと、
「きっとA子ちゃんが呼んだんだよ。」「仲良しだったからねえ。」
その言葉を聞いてC子ママがキッと顔を上げる。
「だから人形をあげたのに!C子の代わりにこれで遊んでねってあげたのに!」
泣きわめくC子ママを尻目に、そっとA子ママは家に戻り、
祖母に「やっぱり…ちゃんと人形をいれてあげれば……」と言うと、
慌てながらも祖母が「何を言うんだ、あの家は罰が当たったんだよ。」と言い張る。
226 :
おわり:2006/06/19(月) 20:52:52 ID:ydu3fuuZ0
実は、A子祖母が人形を着服していて、棺には入れられてなかった。
そのせいでC子はまんまとA子に呼ばれて亡くなり、
B子は祖母の部屋から人形を発見するが、すぐ取り上げられ、
その後ずっと人形の存在を忘れてたせいか、
大人になっても何事もなかったけど、
代わりにB子の娘である主人公&友達が酷い目にあう。
ついでにA子B子の両親も、人形の祟りで何年か後にあぼん。
人形も最初は可愛らしくて、子供達に囲まれて嬉しそうだったのに、
呪いのアイテムみたいになっちゃって可哀想だし。
ばあちゃんさえ欲張らなきゃと思うと後味が悪い。
>222
さすがに消化はされんだろ。
キラキラのウンコーが出るかも試練が。
>>227 うむ、俺もそう思うが。
俺の恩師が、「消化されて、透き通った透明ウンコが出る」と力説したのでな。
敬愛してやまない恩師を、信じようと思うんだ。
つまりこれまでのレスを総合すると
夫の腹痛は気のせいだった。
ガラスの破片はカップの底にたまっていたのだ。
自分のした事を心から後悔し、夫が死ななかった事に心底安堵する妻。
その後、二人はいつまでもいつまでも幸せに暮らしました。終わり。
230 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 22:04:23 ID:0VcByNS/O
いや、違う
>>223 懐かしい!山岸涼子の作品は好きだったなぁ。
それの人形がすごく不気味に描かれてて、ゾっとしたシーンがあった。
本編も後味悪かったような気がするけど覚えてないので
できればあらすじお願いします。
232 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 22:28:27 ID:x5686x5T0
古畑任三郎の話。
二本松(陣内孝則)は数学者である。
二本松は同じく数学者である口下手な相棒・野田(田口浩正)のスポークスマンを
勤めていた。
だが、二本松が野田の妻・ひかる(水野真紀)と不倫していたことがばれ関係は悪化。
2人が世界的に名誉ある学会に招待された時に事件は起こる。
学会の前日、野田が突然、数学界永年の謎、「ファルコンの定理」を解き明かし、
コンビ解消を言い出した。
二本松は、定理を自分が解き明かしたことにしようと画策し、野田を殺害する。
しかし、実は野田が定理を解いたというのは野田本人の記憶の混乱による勘違いであり、
(酔っていたか頭打ったかは忘れた)定理はアメリカの数学者によって事件の一週間前に
解かれていた。
野田はそのアメリカの数学者から検算を依頼された世界の有名な数学者達の一人に
過ぎなかった。
そのため、彼の殺人は全く無意味なものになってしまう。
あの話って死体を階段の下に転がして落とすんだよな。全裸で。
>>232の補足。
ひかるが「口論になって夫を突き飛ばし、殺した」と言ってくる。
彼女と不倫関係にあった二本松が協力して、事故死に見せかけるために
階段の下に死体を放置(酔って転落したということにした)。
しかし野田は生きていて、ファルコンの定理を解いたという。
二本松は「これで二人は有名になれるぞ!」と言うものの、
野田は「これは俺一人の手柄だ」と譲らない。
カッとなった二本松は野田を殺害した。
実際は野田が数式を解いたんじゃなくて
>>232の言うとおり。
二本松は実質野田の広報担当でしかないと学会で認識されていて
検算の依頼は来ず、ファルコンの定理がすでに解かれていたってことを
知らなかった、って話。
そういや唐沢の回でファルコンの定理はまだ解かれていないだか
存在しないなんて事いってた気がする。
223さんではないですが。
人形は主人公を襲うようになる。
次々起こる怪現象、おびえる主人公。
そんなときに同じ学校の人で霊能力者&お付きの人のような二人組に出会う。
(ちなみに主人公のお母さんが人形の被害を受けなかったのは
お母さんが人形のことをすっかり忘れていたのと、霊現象などを気にしない人だったから。)
二人は主人公を助けてくれる。
やっと全部が終わったと思ったのだが、霊能力者がまだ終わっていないことに気がつく。
あの人形は元々副葬品として埋葬させるべきものだった、ただ供養するだけでは駄目だったのだ。
主人公の高校では主人公の友達(悪い人ではないがちょっと遊んでいる風)が
美術室かどこかで煙草を吸っている。
この友人は霊能力者と主人公が最近仲良くしていることにちょっと不満を持っていて、
"私の方がいい女なのに"とその時も考えていた。
気がつくといつの間にか人形がそばに置いてあり、人形に襲われ友人は窓から落下。
友人が一緒に死んだことで今度こそ問題は解決したように思われた。
主人公ではなく友人が襲われたのはちょうどその時に主人公のことを考えていたから。
主人公を襲えなかった人形はかわりに友人を連れて行った。
最後に霊能力者のモノローグで終わり。
本当にすべて終わったのだろうか、あの人形は"少女"の副葬品としてあるべきものだった。
主人公の友人は"少女"であったのだろうか、もしそうでなかったら・・・
雑誌の連載で読んでいたときの記憶だけで書きました。
間違っているところあったら指摘願います。
しかし、原作は怖かった。
個人的にこれ以上怖かったのは美内すずえの「白い影法師」だけ。
それ以上怖かったと言われるとそっちの話が気になるんだがw
面白かった。山岸涼子は好きなんだけど、その話はまだ未読だった
しかし気になるんだが、
>>237の
>この友人は霊能力者と主人公が最近仲良くしていることにちょっと不満を持っていて、
>"私の方がいい女なのに"とその時も考えていた。
というのは??
主人公も女なのに、嫉妬のしかたが…
それとも山岸涼子特有のレズっぽ描写?
240 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 00:17:23 ID:JXSbRsgM0
題名も細かく記載できるほど文章も覚えていないが
筒井ヤスタカがドキュメンタリータッチで淡々と書いていた
腋臭と貧乏が原因でいじめられっ子の中学生(男子)が飛び降り自殺を図ったが
完全に死に切れず、皮膚や筋肉が垂れ下がった状態で校内を練り歩き校内をパニックに
おとしいれる・・・という小説。
とにかく後味が悪く二度と読みたくない。
ちなみに確か、そのゾンビのような少年が撒き散らす口臭・悪臭は
飛び降りた時に風圧で胃に多数の穴が開き、急性胃潰瘍になったため・・・とか
なんとか
>>239 主人公と友人→女
霊能者→美少年
で、入学当時から友人はこの霊能者に目を付けていたんですな。
美術部に入部したのも、この霊能者も入部してたから。
でも霊能者は主人公には結構話しかけるけど、
友人には「ああ、主人公の友達の…」であんまり相手にされてない。
そんで「私の方が〜」になる。
ついでに、友人が死んだときに美術室に居たのは
独りで部活動をしてたのね。
で、作中で友人は少女でない(つまり処女ではない)と臭わしてるのね。
で、呪いは消滅してないんじゃ…って終わり。
242 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 00:30:16 ID:6ydoua4sO
何だっけそれ
二度死んだ少年だっけ?
前スレにあった気がする
>個人的にこれ以上怖かったのは美内すずえの「白い影法師」だけ。
これ怖い怖いと言われるけど、読む年齢も重要だと思う。
怖かった少女漫画スレで頻繁に名前が出るから気になって読んだけど、
ちっとも怖くなかった。
ホラー漫画が少なかった時代、読者がホラーになれてない子供と言う
条件が揃って「怖い」と思う漫画じゃないかな。
245 :
1:2006/06/20(火) 02:52:20 ID:KNf8hZ4NO
今日見た再放送のサスペンス物のドラマ
登場人物
ホステス:主人公で探偵役
新聞記者:探偵役
難聴の少年:母親思いの良い奴。町工場で働いている
少年の母:病気で家に居る
少年の恋人:主人公の同僚。両親を亡くしており親戚の家に預けられる
学生の頃、難聴の弟を事故で亡くしていて、事故の負い目を感じておりせめて立派な墓をと単身上京
同じ障害を持つ少年と弟を重ねている
パン屋:熱心なキリスト教徒。少年に蜂蜜を売る
死んだ両親の残した財産が有る
パン屋の夫:肉体労働をしながら税理士?の資格を取った勉強家。学歴コンプレックスが有る
パン屋の弟:元暴走族。義兄を財産目当てだと毛嫌いする
義兄の事で口論となりたびたびパン屋に暴力を振るう
実は姉ちゃん大好き
ラーメンの娘:主人公がパン屋で蜂蜜を買うのを目撃
246 :
2:2006/06/20(火) 02:54:07 ID:KNf8hZ4NO
病気の母のために体に良い蜂蜜を買って帰る少年。恋人が出来たと母に報告する。二人とも幸せそう
次の日蜂蜜に砒素が入っており母死亡。少年は出先のラーメン屋のTVで母の死を知るが警察が怖くて逃走する
後日逮捕される。弁護虚しく母殺しの汚名を着せられ自殺
恋人も抗議自殺。弟の為に建てた立派な墓に自分も入る事に…
主人公はラーメン屋の娘に実は少年が買った蜂蜜は在庫切れのためパン屋が開封済みの蜂蜜を安く譲った物だと聞く
父親に客商売だか変に波風を立てるなと堅く口止めされて今まで話せずにいたのだ…
警察に話すがラーメン屋の娘が学生なのを理由に取り合ってくれない
主人公は日頃パン屋に暴力を振るっていた弟がパン屋を殺す為に砒素を盛ったのではないかと疑う
〜紆余曲折〜
パン屋自殺。パン屋の弟は義兄が殺したと警察に訴えるも検死の結果事件性無しと判断
247 :
3:2006/06/20(火) 02:55:07 ID:KNf8hZ4NO
主人公に届くメール
メールはパン屋の弟からで事の真相と今から義兄を殺しに行くとの事
パン屋は自殺直前に弟にメールを送っていたのだが気が動転していて今まで気づかなかったのだ
パン屋のメールには砒素事件の後旦那に事故に見せかけて殺されかけた事。それ以前に旦那に出された食事で体調を崩した事があり最初から金目当てだったと気づいてしまったと…
それでも旦那を愛している、決して恨んではいないと書いてあった
義兄にナイフを向ける弟
そこに主人公登場。説得してナイフを降ろさせる
お前のせいで四人の人が亡くなったとパン屋の夫を責める主人公
俺は昔から貧乏だったんだと呟くパン屋の夫
響くパトカーのサイレン…終…
後味悪いってより胸糞悪くなってきた
わざわざ不幸な設定にして(難聴、病気、)ストーリーにさほど関係ない
少年の恋人の弟と重ねているだけで恋愛感情は無い発言
ラーメン屋の娘は自分がもっと早く証言していればと気に病んでいた
パン屋がキリスト教徒なのに自殺を選ぶってのも…死ぬ前に神に詫びてるし確信犯
殺害の理由が昔貧乏だった。金が欲しかった
これ書いた脚本家は死ねよ
普段二時間サスペンスとか絶対見ないんだけど他のもこんなに酷いの?
なんか最後の感想で余計にわけわからなくなった。
でも携帯から投下乙。
今日見たのならわかるはずなのに
結局そのサスペンス物のドラマのタイトルを書かない
>>245が後味悪いってより胸糞悪い
251 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 08:32:21 ID:8cot9qapO
>>245 それ見たことあるわ。
最初に疑われる耳の悪い男の子の役が河合ガモンじゃなかったかな。
つっこみどころは確かにいっぱいあるドラマだったけど、
2時間ドラマなんて、つっこみながら見るもんだと思ってるんで
あまり気にしなかったw。
もっとも、245が書いているような意味で胸くそ悪い話ばっかりって
わけじゃないから、暇な時にでも他の作品も見てみれば?
245の言ってることは「連続ドラマってみんな同じなのか?」
とかと一緒で、意味のない括り方だよ。
253 :
1/2:2006/06/20(火) 11:47:34 ID:Cq2i9T6P0
すっかりこのスレの常連な、阿刀田高の短編より。多分未出。(少なくともこの数スレ
では。)
瀟洒な邸宅に住む裕福な若い主婦。5ヶ月前に女児を出産したばかり。夫と赤ん坊との
幸せな日々を送っていた。
そこへ、入院中に付添婦を頼んでいた女性(50代くらい)が唐突に訪ねてくる。(お
若い方はご存知ないかもしれませんが、一昔前は入院すると身の回りの雑用をやって
もらう付添婦を雇わなければならないという制度があったのです。)所要があって近
くまで来た、赤ん坊の顔を是非見せてほしいと女は言う。「さぞ大きくおなりでしょ
うねぇ、本当に玉のような赤ちゃんでしたもの。」
正直、主婦は無教養で品のないこの付添婦にあまり好感情はもっていなかった。はっ
きり言って、自分とは階層の違う女、と見下している。が、入院中には世話になった
ことでもあり、家にあげる。
女は赤ん坊の顔をしげしげと嬉しそうに見つめ、ほっぺたをつついたり心底愛しそう
な様子。
―ちょっと馴れ馴れしすぎない?
主婦はお茶を淹れながら、そこはかとない不快感を覚える。
254 :
2/2:2006/06/20(火) 11:48:04 ID:Cq2i9T6P0
しばらくして女が帰った後、警察を名乗る電話がかかってくる。
「○田×子(付添婦)をご存知ですね?」
ついさっきまで家にいたとは言えないまま、
「…あの人、何かしたんですか?」と尋ねると、返ってきた答えは予想を上回る
衝撃的なものだった。
付添婦の家から、嬰児の遺体が発見されたという。付添婦の娘は今で言うdqnで、
未婚のまま子供を産み落とした(当然相手もdqn)らしい。付添婦は孫の将来を悲観し
て赤ん坊を殺害、失踪したものと思われる―という事だった。
「お宅の住所と電話番号のメモが家に残っていたんです。まあ、仕事の都合上で残した
メモかもしれませんが、念の為お電話差し上げました。万が一、彼女から連絡があるよ
うな場合はお知らせください。」
「あの、あの人の孫が生まれたのは、いつ頃のことかおわかりですか?」
「はあ、5ヶ月くらい前と思われます。」
主婦は直感的に悟った。付添婦が殺したのは孫ではない。あの女が殺したのは―
主婦はベビーベッドを見やった。真っ白な羽毛布団に包まれて、すやすやと眠る赤ん坊―
ちょっと変則的かもしれないけど、思い出すたびにモヤモヤする話。
推理小説のネタバラシしますので、嫌な人は慌ててスクロールして下さい。
北村薫 覆面作家シリーズより 『覆面作家、目白を呼ぶ』
超お嬢様な探偵役の「覆面作家」(というペンネーム)と、ワトソン役の担当編集者・良介を主人公にした
短編ミステリのシリーズの中の一編。
良介の勤める編集者に素人からの投稿作品が送られてきた。
素人作品とはいえかなり面白く、見所アリということで、良介は作者に直接会いに行くことに。
超お嬢様である「覆面作家」は、その新人作家の住まいの近くにゆかりのホテルがあるということで
ワープロ持参で良介の出張に同行することに。
新人作家の金山さんは電気店で働く地味な主婦だった。
金山さんと待ち合わせし、面会を済ませたその直後、金山さんの職場の同僚も藤崎さんが事故死する。
良介から事故の様子を聞いた「覆面作家」はあっという間にことの真相を察したらしく
金山さんをとある方法で引っ掛けて、森崎さん殺害を自白させる。
256 :
255続き1:2006/06/20(火) 12:00:41 ID:S9XH2eYm0
金山さんは去年家を建てた。同じころ、森崎さんは家を建て替えた。
森崎さんは親御さんから何百万か援助してもらえることになったが
贈与税のことが心配で、同じく家を建てていた金山さんに相談した。
税金関連の本を買ってある程度勉強していた金山さんは
親からの贈与を受けても税金が免除される「特例」のことを森崎さんに教えてあげる。
ところが、その「特例」は「新築」に限って適用されるもので、「改築」の場合はその限りではなかった。
あなたの所為で余計な税金を払わされた、どうしてもっとちゃんと調べてくれなかったのか、
贈与税が取られるとわかっていればもっとほかにやりようもあった、
税金に取られてしまった三十万はあなたの所為で失ったのだ、
と、金山さんは森崎さんに散々なじられる。
毎日職場でなじられ続け、気の弱い金山さんはすっかり参って、旦那さんにも相談するが
旦那さんは「余計なおせっかい焼いたお前が悪い」とまるで取り合ってくれない。
金山さんは日に日に精神的に追い詰められていき、ついに森崎さん殺害に踏み切ってしまったのだった…
257 :
255続き2:2006/06/20(火) 12:01:15 ID:S9XH2eYm0
「覆面作家」と良介に諭された金山さんは警察に自首して、
その後覆面作家と良介はなんとなく良い雰囲気になって、話そのものはほのぼのと終わるんだけど
別に悪いことしてないのに、親切心が仇になってどんどん追い詰められた金山さんが可哀想で、
読み終わったあとずっともやもやして胃が重くなった。
金山さんが自首した後、覆面作家が良介に言うせりふ。
「旦那さんが金山さんの立場になれる人だったら、こんな事件は起きなかっただろうな」
「森崎さんも、金山さんも、両方無事だっただろう。
でも旦那はそんなこと、一瞬も考えないだろうな。ただ驚き、怒鳴るだけだ。
自分の人生を、奥さんがめちゃくちゃにしたと思うだろうな」
殺害の動機そのものは、ミステリとしてはほんとに些細なことで
たしかに犯人に精神的にガス抜きできる場さえあれば回避できたろうなって思う。
そう思うと確かに、被害者とは別の意味で更に犯人を精神的に追い詰めた旦那さんが一番悪い気がする。
でも、その旦那は自分の罪を悔やむどころか、自分に罪があることに気付くことさえ、永遠にない…
自分にとっては、この手のはなしがいちばん後味悪いです。現実にもこういう無神経な人ってたくさんいそうだし。
>>255 で・・でも、他人の心のうちをいつでも正確に読み取って気遣うなんて
なかなか難しい事だし、軽く考えて流しちゃう事もあって普通だと思うけど・・・
人に気遣ってガス抜きしてもらえなかったら人を殺すような人は、
今回旦那が気づいて回避できても、いつかはまたなんかやらかすのでは。
>250
245さんではないですが。
西村京太郎原作「四つの終止符東京下町連続連続自殺事件」ですね。
ゴロが悪い。
>>255-257 親切心が仇になってどんどん歯車が狂っていく、
みたいな話はホント後味悪いよね。
そのシリーズの漫画版が家にあったと思うから、今度読んでみるよ。
261 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 13:01:35 ID:QAG7f1pUO
内容はあまり覚えてないのですが、特捜最前線は悲しい事情があって殺人をおかした犯人が可哀想過ぎて後味悪かった気が…
映画だけど「隣人は静かに笑う」めっさ後味悪い
よく出来た面白い映画ではあるんだけどね
どんな話?
264 :
「善女のパン」1:2006/06/20(火) 13:26:49 ID:ALhLZxz+0
上にちょっとあったOヘンリーから「善女のパン」
ミス・マーサは40歳独身。小さなパン屋を営んでいた。
彼女は店にたまにくる、中年の男に興味を惹かれていた。
男は、ドイツなまりで喋り、服もぼろぼろだったが、とても礼儀正しかった。
男は店で、いつもきまって安くて古いパンだけを買っていた。
マーサはある日、男の服に絵具の汚れがあるのを発見する。
安くて古いパンだけを買い、絵具を使っている。
このことから、マーサは男のことを、絵が売れなくて貧しいけど努力している画家だと思う。
男が本当に画家か確認するため、マーサは店にヴェニスの風景画を展示し、
店に来た男と、絵について話をする。
男は絵について慧眼を持っており、マーサは確信を深める。
以来、マーサと男は気軽に話する仲となり、マーサはさらに男に惹かれていった。
しかし男はそれでも、マーサお手製のケーキなどには手を出さず、
安くて古いパンしか買わなかった。
マーサはあまりにも貧しい男に手を差し伸べたくて、
何か美味しいものを買い物の際に添えてあげようと思ったが、
そのことが男に恥をかかせるのではないかと思い、実行には移せなかった。
マーサは店に出る時、ういういしく青いブラウスを着て、おめかしするようになった。
おしゃれなアクセサリーも着けるようになった。
ある日男が来店し、談笑したあと、いつものように古いパンを注文した。
その時、外を消防車がけたたましい音を鳴らしながら走っていき、
男が店の外へ出て何事か見に行った。
マーサはこの時とっさに、兼ねてからの考えを実行することを閃いた。
男の注文した古いパンに切れ目を入れ、中にたっぷりバターを塗ってあげたのだ。
そして少し見たくらいでは気づかないようにまた切れ目を戻し、
男が店に戻った時には、もうパンを紙袋に入れて包装していた。
男が店を去ったあと、マーサはいつになくどきどきしていた。
大胆なことをしただろうか、あの人怒らないだろうか。
いえ、これくらいのことならいいわよね、厚かましくないわよね。
彼は絵を描きながら、古いパンと水で朝食の支度をするのだろう。
そしてパンにナイフを入れるだろう。そして――。
私の気持ちに気づいてくれるだろうか――。
マーサは若い娘のように赤い顔になって、想像を膨らませていた。
>>262 ・ネタバレ必須です。 既出上等。
・知らない人にも内容がわかるように紹介して下さい。
散々既出だけど一応要約すると、
主人公宅に隣にヤバげな人が越してきた。
まわりに危険を訴えるも全然取り合ってもらえない。
色々あって主人公は隣人に殺害された上、
「主人公はテロリスト」として報道された。
みたいな話。
先日お昼のロードショーでもやってたね。
その時、急に表のベルが鳴り、店のほうが騒がしくなった。
マーサは急いで店に出ると、そこにはあの男と、もう一人知らない若い男が一緒にいた。
男の顔は真っ赤で、髪はかき乱れ、全身をぶるぶると震わせていた。
そしてマーサに向かって、ドイツ語で憎悪をぶちまけた。
「バカヤロウ!!!!!!」
「お前のせいで俺の人生めちゃくちゃだ!!!!」
「このおせっかいの老いぼれババアめ!!!!!」
男はありとあらゆる言葉でマーサを罵倒した。
談笑していたときの優しい目の面影もなく、ただ激しい憎しみだけが
マーサを見ていた。
しばらくして連れの男が、
「もういいだろう」
と宥めすかし、なんとか男を店外へ連れて行った。
そのあと店に戻り、愕然としているマーサに向かって説明した。
曰く、あの男は建築製図家で、ここしばらく大きな仕事である
市役所の設計図を書いていた。
この仕事で成功すれば男にとっても大きな飛躍だ。
設計図の下絵は鉛筆で書き、それを仕上げると
古いパンくずで下絵の線を消す。それが一番よく消えてよいのだ。
だが、あのバターのせいで、設計図は、
もう何の役にも立たなくなってしまった――。
マーサは力なく奥の部屋に行き、青いブラウスを脱ぎ、
それまで来ていた古くさい茶色の服に着替え、
おしゃれなアクセサリーをくずかごに捨てた。<了>
Oヘンリーといえば、「賢者の贈り物」や「最後の一葉」などの
心温まる話が有名ですが、こういう話もたくさん残した作家です。
これも、親切心が仇になる、というパターンですね。
後味悪いんだけど、忘れられません。
>>264 乙。大筋は何度か見たけど、詳しい所は初めて知った。
むず痒くなるナイス王道orz
ヘンリって後味悪い話ばかり書いてるよな。
賢者の贈り物や最後の一葉が「美談」として取り上げられているから
勘違いされているだけで。
他のヘンリ作品を読んでいたら、あれだって
美談として書いたんではなく、いつもの皮肉だろうと読めてしまう。
>>264 乙です。私も何度か見たけど、男の人は画家だとばかり思ってた。
建築製図家で設計図か。
消しゴム用なら消しゴム用って言っときゃいいのに
そうすれば店に出さない焼き損じとかタダで貰えそうなのに
272 :
1/2:2006/06/20(火) 15:30:12 ID:peKWrxDk0
特捜最前線かも知れんけど、子供ん時みたドラマ。
主人公は独り暮らしで家族もない老人。
その老人が死病にかかった。治る見込みもなく、その死期もそう遠くない。
そんなある日、近くの親切にしてくれる夫人が怪我をしているのに気付く。
どうやら殴られた痕らしい。
それとなく様子を窺っているとその夫人には息子が2人いて、
長男は優しそうな会社員、次男はDQNな高校生。
その息子が家庭内暴力を振るっていると近所でも評判だった。
老人はそれとなく忠告をするも、夫人は怯えきっていてどうする事も出来ないらしい。
ある夜、散歩していて、その夫人宅を通りかかった老人は偶然その暴れている騒音を耳にする。
余りにも凄まじい騒音に老人はある決心をする。
自分の人生はもう終わりだ、親切にしてくれた夫人への最後の恩返しに
あの暴力息子を殺してやろうと。
273 :
2/2:2006/06/20(火) 15:30:58 ID:peKWrxDk0
続き。
老人は踏切事故に見せかけて次男を殺す事に成功する。
その葬式を「これで夫人も安心して暮らせる」と見つめる老人。
と、その葬式に参列した近所の主婦二人が小声で立ち話をしているのが聞こえる。
「あの息子さんが亡くなって、あのお宅どうなっちゃうんでしょうねぇ」
「そうね、いつもあの息子さんがお母さんを長男の暴力から庇ってあげてたのに…」
老人は憔悴しきった夫人と、その隣に寄り添う見るからに立派で優しそうな長男を
放心した様に見つめ続ける…。
今みるとありがちな話なんだけど、自分がまだ子供なだけに
「優しそう=善い人、見るからにDQN=悪い人」だったんで
今でも後味悪い。
>>272-273 親切心が仇に…が続くなあ。
老人が絡むとやるせなさもアップだ。
ところで山口県の母子殺人事件、無期懲役が破棄されて
改めて審理されるらしいね。
さすがに「殺害の意志はなかった」っていう弁護側の主張は
通らなかったのかな。
「白い影法師」のあらすじ投下を未だ待ち続けている。
>>272 赤川次郎だかの小説に似たような話があったような
オチが微妙に違うけど
>>275 転校してきた主人公が、
5年前病死した生徒と同じ席に座った事で
その生徒の自縛霊に付きまとわれて難儀するって言う話で
後味は別に悪くなかったと思う。成仏or払われていた気がする。
机の下から霊が顔を出すシーンが特に恐い事で有名。
霊の顔が、そのページをもう開きたくない程にキモ恐かった。
>>271 職人さんが丹精こめて焼き上げたパンを
食わずに消しゴムに使うのはパン屋に失礼と思ったのかもしれん
>>264-267 画家でもパンを消しゴム替わりにするよね?(私の思い込みか?)
マーサはそれを知らなかったのかな・・・。
でも市役所の依頼で大きな仕事してたのに、
「古いパンと水で朝食の支度をするのだろう。」って勝手に思い込んでた
所が失礼だなー。
設計図ダメにされたってのは締切りギリギリで、やっと仕上がった漫画の原稿に
コーヒーぶちまけられた感覚なのかな・・・。
>>278 今思えば運命だったのでしょうか
ってナレーションから始まるんだよね。
確かに後味の悪い話ではなかったなぁ。むしろ成仏して皆助かってよかったよかったって話だったような。
病状な小夜子が五時間目の授業中に死んで
その五年後位に主人公鈴子が導かれる様に転校してきてって話。
こっくりさんだったり
心霊写真だったり
水泳の後の着替え中の足だったり
ラスト、五時間目の授業中に金縛りにあった鈴子を小夜子が机の下から見上げるシーンだったり(この漫画最大の見せ場)が
当時の少年少女達を震え上がらせたのだった様な。
このスレによく挙がる悪魔の花嫁って漫画読んでみたけど、どっちかっていうと後味の悪い話というより胸糞だった。
この漫画に出てくるデイモンって悪魔は元は神でヴィーナスっていう女神と兄妹で愛し合って地獄に落ちる。
美の女神だった妹のヴィーナスは体が腐って醜くなってしまい、
デイモンはヴィーナスの生まれ変わりの人間の娘を殺してヴィーナスに捧げるのが目的なんだけど、
しょっぱなからデイモンは人間の娘に惚れてしまいヴィーナス放置。
ヴィーナスは怒ってデイモンと娘を攻撃する。
ヴィーナスにしてみりゃ怒っても当然なのに嫉妬深い悪女みたいに描かれてるからなおさら胸糞。
>>282 とりあえず、「デイモン」→「デイモス」な。
最近このスレ読んでから本物を見るんだが
自分の妄想が膨らみまくってて予想と全然違う
ものにお目にかかること多し。
自分のモーそー力が後味悪い
>>283 ウケルw
そばかす足したらまんま小夜子だw
>>277 あったねぇ。タイトルは忘れたけどやっぱり老人が主役の短編。
違うのは老人には妻がいて、いつもその妻と話してるんだよね。
あの息子を何とかしなきゃいけないね、とかそういう話を。
結果は
>>272と同じで2人の息子を間違えて殺してしまうわけだけど、
こっちには更にオチがあったんだっけ。
実は妻は既に死んでて、老人は妻と自分の会話を自分1人でやってた。
つまり精神がおかしくなってた、みたいな感じだったっけな。
288 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 21:21:55 ID:8cot9qapO
まったく同じ事を書こうとしてて携帯で諦めてたからびっくり
しかも確か不良の弟を殺す方法が、踏み切り近くで高いお酒と引き替えに駅まで道案内させるんだよね
DQNなはずの弟は割りとすんなり了解。
だって本当はいい人だったんだもん(´・ω・`)
しかもその後その兄弟の父親が弟が死んでからの兄の余りの暴力っぷりに兄を刺し殺す。
やっぱ 後味悪い!!!
289 :
1/2:2006/06/20(火) 21:36:58 ID:DdyiXWlU0
手塚治の短編漫画
主人公(♀)は愛する婚約者と旅行中、船が沈んで、婚約者もろとも海へ投げ出されてしまう。
必死に婚約者の手を掴もうとするが、婚約者は主人公の目の前で波にのまれ悲鳴を上げながら海の中へと消えていった。
幸いにして主人公は、その後無事に救出されたものの、波にのまれていく婚約者の姿が忘れられず、ふさぎこみ始める。
そしてついに、どこにいても何をしていても、婚約者の最期の姿(下半身が波にのまれ、彼女に向かって絶叫している)の幻影が見えるようになる。
主人公の周りの人達は、「気のせいだ」と彼女をなぐさめるが、主人公は「彼は一人だけ助かった私を恨んでいるんだ」とますます落ち込んでしまう。
そして、幻影に追い詰められてノイローゼ状態になった主人公は、人里離れた別荘に一人引っ越す。
そこでも幻影は消えなかったが、もともと最愛の人だったこともあって、次第に主人公はこの幻影に親しみを感じるようになる。
そして、幻影に向かって話しかけたり、ピアノを聞かせたりして、毎日を過ごすようになる。
290 :
2/2:2006/06/20(火) 21:37:53 ID:DdyiXWlU0
それから数十年の月日が立った。
ある日、別荘に主人公と同じ年ぐらいの女性が訪ねてくる。
「じつは、お尋ねしたいことがありまして……」そう言った女性の後ろから現れたのは、歳をとった婚約者の姿だった。
数十年前、婚約者は女性の故郷の海に流れ着き、その後、彼を介抱した女性と結婚したという。
その際、婚約者は事故のショックで流れ着く以前の記憶を一切失っていた。
「ここを偶然通りかかった時、主人がこの別荘に見覚えがあるような気がする、と言いまして。」
主人のことで何か知っていたら教えてほしいと言う女性に、主人公は首を振る。
「いえ、残念ですが。私もこの別荘に夫と二人で暮らしていますが、私も夫もその人のことを知りません」
「そうですか」と別荘を立ち去る二人。
去っていく女性と元婚約者の姿を窓越しに見ながら、「さようなら(婚約者名)さん……」とつぶやく主人公。
彼女の後ろには、相変わらず、若いままで叫び続けている婚約者の幻影がいる。
>>277 かなり前にこのスレでその話読んで面白そうだなとアマゾンで探したら
赤川次郎の本が1000冊超えてて、とてもじゃないが探せないと諦めた。
誰かこの話が載ってる本のタイトル知ってたら教えてくれ。
>>290 それ読んだことあるけど、後味悪いというよりは美しい物語だと思った
>>291 家にあった赤川次郎の本を調べて見たんだが、「さよならをもう一度」という短編集の中に入ってたよ
「善の研究」という題名だった
>>289-290 正統派の後味悪さだね。
婚約者も主人公も介抱した女性も、誰一人悪くない。
悪くないけど無駄になった女性の一生を思うと・・・
老人がらみで、榎本由美のコミック「ホンコン・ローズ」思い出したよ。
主人公はイケイケOL風の若い娘。老いた祖母の付き添いで香港ツアーに参加する。
ところが、ツアーは70歳過ぎの老人ばかり。実はツアーの真の目的は、
若返りの秘薬「ホンコン・ローズ」を探す事だった。
いわゆる回春剤だがどんなモノかは不明。老人たちは皆、真剣そのもの。
男はあの機能を取り戻し、女は若く美しい頃に戻れる…祖母も本気のようだ。
「若い貴女には解らないわ。失ったものがどんなに大切か……」
呆れるものの、しんみりする主人公。現地ガイドのイケメン男・李も、
この街では、そんな薬膳を出す店があっても不思議ではないという。
ところが翌日、バラのスープを出すという店に一人で行ってみた老人が
死体で発見される。大金を払った後に亡くなったようだった。
びびる主人公は祖母に帰国をうながすが聞いてもらえない。
さらに怪しい商人が、祖母にホンコン・ローズを食べさせると言って近づいてくる。
牽制する主人公だが、夜中、祖母は一人で出かけてしまった。
あわてる主人公。更にホテルの前で、また別の老人が死んでいるとの知らせが。
その手には、バラの花が一輪にぎられていた。
297 :
296続き:2006/06/20(火) 22:32:27 ID:NAJma8ZQ0
の頃、祖母は何処とも知れないビルに厨房で、一皿のスープを前にしていた。
バラの花びらの浮かぶそのスープを、ためらい無く飲む祖母。
すると見る見る変化が現れる。シワは消え、肌はつややかに。髪は黒く。
そしてその前に、戦争で死に別れた夫が、若いままの姿で現れる。
泣きながら口づけし、情を交わす祖母。喜びの涙がとぎれる事はなかった。
夜道を走ってビルを突き止めた主人公は、ふらふらになって倒れる祖母を見る。
だかその表情は幸せそう。「あの人に会えた……私はもう……」
祖母を抱き上げる主人公の前にビルから現れたのは、現地ガイドの李青年だった。
ガスで眠らされた主人公に、口移しでバラの花びらを食べさせる李。
もともと本当の若返り薬など存在しない。古くから伝わる媚薬にすぎない。
それは一時的に性感を高めるが、量によっては死をもたらすもの。
それでも老人たちは危険をおかして花を口にする。たとえそれが幻覚でも。
バラの作用でちょっとアレな具合になり、李に濃厚にやられまくる主人公。
だが主人公の方も止まらない。その耳に、李の声が響く。
「ねえ、人と言うのは業が深いね…
老人達に、金と引き替えに夢を見せて、何が悪い……?」
298 :
296続き:2006/06/20(火) 22:34:09 ID:NAJma8ZQ0
幸い祖母は回復し、帰国する主人公たち。ガイドの李は姿を消した。
李はホンコンマフィアと関わりがあり、麻薬の売人でもあった。
だが主人公は、死んでいった老人達が、満足の笑みを浮かべていたのを思い出す。
そして李との一夜。主人公は、初めて味わった感覚を忘れられない。
そして思う。もう一度体験できるなら、何を引き替えにしても良いと。
独白する主人公。
「彼を責める事はできない…。香港では、何が起こっても不思議じゃない…。」
おしまい
結局はヤクの売人にしか過ぎない李を最後は擁護しちゃうし、
夢をかなえてやれば他の事は不問かよ?というのが引っかかった。
それがロマン、みたいな締めくくり方が、何とも後味悪ス。
299 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 22:39:34 ID:A9/9MIbKO
301 :
291:2006/06/20(火) 22:42:21 ID:8EuYgr8d0
>>293 おぉ!マジありがとう。
今書き込みログ見たら、俺このスレの35からずっと探してたわ。
明日さっそく買いに行ってくる。
>>296 香港のイメージ悪くなりそうだな。
香港では、何が起こっても不思議じゃない・・・って断言すんなよって感じ。
別板で見つけた小ネタ。
定番の三つの願いモノ。
291 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2006/06/08(木) 02:48:50 ID:???
>>275 結婚を控えて幸せ絶頂の男の前に魔神が現れて、こう言った。
魔神「さあ、三つ目の願いを言うがいい。どんな願いでもかなえてやろう」
男「何でいきなり三つ目の願いなんだ?」
魔神「それはだな、二つ目の願いが一つ目の願いをなかったことにすることだったからだ」
男「そうか。じゃあ、俺の願いは、彼女と一生ともに過ごすことだな」
魔神「そうか、心得た。その願いをかなえよう!」
魔神「ところでその答えは、一つ目の願いと同じだなwwwwwwwwwwww」
>>302 おもしろいけど、後味悪い云々という話じゃないような
>>302 何で、一度ひとつめをやめたんだろう・・・
それが気になってしょーがない。
>>305 初めから3つめだと言われてるということは、
主人公には、1つめと2つめの記憶がないわけだ。
つまり、最初に「彼女とずっと暮らしたい」と頼み、
後日「やっぱりなかったことにして(頼む前に時間を戻して)」
と頼んでいるということだろう。
この説明でわかる?
よっぽど、彼女との実際の生活が辛かったんだろうな。
>>298 Nanaとか読んでも思ったのだが、いい加減にしろ少女漫画って感じだな。
悪いことは悪い、という単純な図式こそが必要な気がしてきた
光市母子殺害、死姦するわ乳児は床にたたきつけて殺すわ、「無期ならすぐ出られて
俺の勝ち〜。被害者の夫生意気〜」とか手紙出して全く反省してないわで非常に後味
悪かったけど、差し戻しになって少しむかつき収まった。
けど、まだ死刑が決まった訳じゃないんだよな。
万が一あいつをまた野放しにする気なら、それを決めた裁判官とか弁護士とか、誰か
が責任もって管理して欲しいな。
更正の可能性ばっか掲げたって、誰も責任取るやつがいないんじゃ全く意味ないっつの。
>>307 >>298は少女漫画っつーよりもレディコミじゃまいか?
まぁ、最近の少女漫画自体レディコミ顔負けらしいが・・・
主人公はOLだし、レディコミだと思う。
流石に今の少女漫画でも、濃厚なものは描けないのでは
311 :
296:2006/06/21(水) 08:26:25 ID:OCcp484f0
皆様レスさんくすです。自分が読んだのは雑誌発表時で、
蒼馬社の「絶対恐怖」創刊号でした。
だから一応ホラーコミックwこういうアンモラルなオチとは
思ってなかったので驚いたっす。他には、ちょっと前に出てた
櫻井そうしとか、御茶漬海苔とか三家本レイとかが、
エグくてエッチなギタギタ系ホラー描いてたです。この雑誌、まだあるのかな。
>>308 あの反省ゼロの態度で無期懲役かそれ以下の量刑だったら、
ムチャクチャ後味悪いなあ。
裁判官たちの良心に期待するよ。
大学入試の英語の練習問題に使ってた話。
ある所に、とても裕福な家の子供(小学生くらい)がいた。
しかし彼はとても孤独で、両親はいつも仕事で忙しく、乳母が面倒をみていた。
ある日、彼の誕生日会が催された。
たくさんの友達がプレゼントを持ってきたが、誰一人として、彼の誕生日を心から祝おうとは思わなかった。
みんな、彼の家のプールや、ごちそうやおもちゃが楽しみなだけだった。
何を思ったか、彼は貰ったプレゼントをすべて売ってしまう。
夜遅く、彼の父親が帰宅すると、自室のベッドの上に息子がいた。
「パパは明日早いんだ。そこをどいてくれないか。」
誕生日おめでとうも言わぬ父。
「ねぇパパ、パパは一時間にどれくらいお金を稼ぐの?」
父親の言った金額の半分を、彼は差し出した。
それは自らのもらったプレゼントを売って得たお金だった。
「パパ、このお金あげるから、三十分でいいから僕とお話してくれる?」
高橋留美子の短編
とある母子家庭の名家で当主(母)が死んだ。
惨い死に方だと噂する人々の前で、骨壷を持った娘は幼い日に
婚約を交わした親戚の少年Aの事を思い出す。彼に会いに行こうと。
その婚約は当主が強引に決めたもので、Aの親は乗り気ではなかったし
離れて暮らすうちにA自身も忘れてしまって、彼女もできていた。
なので突然現れた美しい婚約者を前にしても驚くばかり。
Aの彼女は、婚約者から強い敵意を感じる。それから身の回りで異変が起きるようになる。
美人な婚約者を襲おうとしてきた不良を、婚約者は恐ろしい力で絞め殺した。
途端に彼女の体から丸っこい謎の物体が群れ出て、不良の死体を貪りはじめた。
この物体との出会いはもう何年も前の事になる。
「許婚になら裸でも見せるんやろ」と野次を飛ばされながら
幼い彼女は少年達に追いかけられていた(互いに小学生ぐらいだが明らかに強姦目的)
ぼろぼろの服のまま隠れているところを少年の一人に発見され、
組み敷かれた彼女は抵抗するうちに石で少年を殴り殺してしまう。
どうしようと怯える彼女の前に、突然丸っこい物体が大量に現れて
少年の死体を食い尽くしてくれた。それからもその物体は頻繁に現れるようになり、
彼女が犬に襲われた時も犬を食い殺してくれた。
とうとうAの彼女を殺そうとするところをAに見られてしまう婚約者。
彼女は母が死んだ時の事を思い出す。
娘の周りに謎の物体がまとわりついている事を知っていた母は言う。
「お家大事さに我慢しとったが もう耐えられん
お前の周りにおるのは餓鬼や
もうお前に家は継がせられん うちの代でお終いや」
そう言って母は彼女を殺そうとした。抵抗するうちに餓鬼が現れ、母を殺して貪った。
Aと対峙するうちに、婚約者自身もその餓鬼食らわれていった
「うちは…○○のために……」という婚約者のモノローグで〆られた
久々にビーマニシリーズより
「カゴノトリ 弐式」
江戸時代、顔に大火傷を負った少女がいた
顔は、鼻だけ出して包帯ぐるぐる巻きの状態だった
そのため、カゴメカゴメの遊びの時には、しゃがんで顔を覆う必要がなく、ただ立ち尽くす光景が異様に感じられた
ある日、遊んでる最中に包帯が取れてしまう。
すると、そこには美しい顔が現われた
傷はもう治っているよ。と教える友達
そしてまたカゴメカゴメを続けたところ、以前のように立ち尽くす少女
少女は無表情で言う
私、目が見えなくなったの
包帯は失明をしたことと、顔面の筋肉が固まり、表情が作れないことを隠すために巻いていたのだ
少女が無表情で立ち、その周りを子供達が歌い回る
カーゴメ、カーゴーメ
文章はそうでもないかもだが、絵がメチャメチャ恐かった…
308に同意だ。
どんな悪い奴でも更正の可能性がゼロとはいわんが こいつは更正の可能性が限りなく低そうだ。
責任を誰かがとるとするなら やはり裁判官だろ。
どんなに糞でも弁護士いなきゃ裁判できんのだし。
弁護士に責任とらしてたらヤバい事件を引き受ける弁護士がいなくなる。
裁判官は そいつが出所後に事件を起こした時は 退職金50%カットや、懲戒免職という責任をおうべき。
そうなると、凶悪犯を「更正するかも…」というわずかな可能性では野放しにはしなくなる。そいつがまた犯罪を犯した時は、自分の身にふりかかるからな。
裁判官の自己保身→凶悪犯の大半は死刑(゚д゚)ウマ-
317 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 10:58:39 ID:dNBGSej/0
>>314 それ覚えてる。
笑う標的・・・とかそんなタイトルだったっけ。
子供の頃、夏休みにいつもいつもアニメで再放送してて軽くトラウマ。
丸っこいウネウネは蛭みたいだったから今でも蛭は大嫌いだ。
あと効果音で、蛭が出てくるとキュルキュルいうのが凄く厭だったなぁ。
なぜだかセットでイクサー1とかもやってたような。
>>313 後味悪いというか、さびしい話だな
でも実際にちょっと読んでみたい
>>315 無表情な少女の心の闇が恐い。
こうなると絵の描写力が命だね。読んでみたい……
320 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 11:43:52 ID:GNDFHq6fO
そんな女の子でもいいからおまんこしたい
一定以上の犯罪者はみんな死刑
立場とか全部関係無しで
ガキだろうと、外人だろうと、朝鮮人だろうと
>>320 このセリフで思い出したけど、
以前、障害者だけど凄く強い棋士のレポートをテレビでやってて、
不自由な四肢をカバーしてあまりある明晰な頭脳に感動してた所、
「だが○○さん(名前忘れた)には叶わない夢がある」みたいな話になって、
何を言うかと思ったら「女と寝てみたい」と……。
まあそんなもんかも知れないけど、そこの下りは雰囲気も暗くて、後味わるかったなあ…
>>324 五体満足だとしても叶わぬ夢の者もいるというのに
夫婦でよく話題になる後味マズーな話は映画『バタリアン』は知ってる人も多いと思う。
ロスにある科学資料庫の地下で発見された謎のタンクから吹き出した特殊なガス。
そのガスは死者を蘇らせる作用があった。
墓場から蘇るゾンビ達は、新鮮な脳みそを求めて街に溢れ、ゾンビの餌食になった者もまたゾンビと化す。
さっきまで寄り添うように助け合っていた家族や恋人達も、ひとたびゾンビになれば容赦なく襲い掛かり仲間にしていく。
劇中で主人公達と共に行動していた役者が自分もゾンビに襲われ、次第にゾンビと化す様に絶望しながらも
『完全に化す前に・・・』と自ら焼却炉へ入って行く姿は悲しいモノがあった。
そして、この映画のクライマックス。
街の人々のほとんどがゾンビになり、その被害はどんどん大きく外へ広がっていく。
荒れた街を大量のゾンビが追いかける中必死に逃げる主人公のカップル。
民家の屋根裏に逃げ込むが、ゾンビ達の襲撃にあう。
階下から侵入しようとドアを突き上げ、今にも開きそうな恐怖に震え寄り添う2人。
その時、街の上空に軍の航空機、そして司令部から指示が出る。
恐怖するカップルの屋根裏の扉が壊されゾンビがなだれ込む瞬間、パイロットはボタンを押す。
ちゅど〜ん!街上空にきのこ雲、核爆弾投下。
アメリカ大統領も軍も作戦成功でほっと一安心!
めでたし、めでたし。
ってすごい話だって思ったよ。
もともとはその毒ガスは軍の兵器だったわけで、それが原因で何の罪も無い人々が 犠牲になり助けを信じて待っていたのに
人々の想いも自分達の不始末もボタン一つであっさり解消ってのに唖然でしたよ。
信じて逃げ切ろうとしたあのカップルだって、コレだったら最後の時まで二人で気持ちよくセクースでもしてた方がまだ救われたっての。
>>326 さてその映画を作った製作者の意図だが、
そういった政府の体制を皮肉る意味でそういうオチにしたのか、
「ハッピーエンド」だと信じてそのオチにしたのかが問題だ。
>>326 それで後味が悪いのは
焼却炉に自ら入って行ったせいで
むしろ被害が街中に拡大してしまった事だな。
後味の悪い夫婦
>326
屋根裏に隠れてたのは恋人同士じゃなくて主人公の彼女と主人公のバイト先の人じゃなかった?
(主人公は最初のほうで毒ガス吸って徐々にゾンビ化)
焼却炉は被害拡大とは関係ない。
食われると感染するから。
我が家で話題と言うだけで、一行目前半にとくに意図はない。
つまんない事に突っ込まれ、文才の無さに自分的に後味マズーです。
何だか、凄〜く子供の頃に見たモノクロのゾンビ映画も、
そんな感じのオチだったなあ。
最後まで頑張って生き延びた人が、軍隊が助けに来て喜んでたら、
姿を確認されたとたんに撃たれて殺されちゃうの。やっぱショックですた。
ゾンビもののお約束なのかな。それともリメイク?
>>329 焼却した結果、体内のゾンビになるウィルスが死滅せずに、煙か雨として拡散したんだよな
エンディングの核ミサイルも結局エンディングでゾンビ化ウィルスを死滅させられず、
広範囲の雨となって広がるってラスト
>>326 それ『バタリアン』じゃないでしょ?
要所要所で設定が『バタリアン』じゃない。
むしろ『バタリアン』に主人公らしい主人公はいないし。
2かリターンズじゃない??
>>335 ぐぐってみたら、326の大まかな説明はあっているようで間違いが多い
バタリアン2はパロディ、リターンズはゾンビ版ロミオとジュリエットのお馬鹿作品らしいので違うっぽい
ヒロインっぽい人が軍に連絡したら、軍の人が「核を使え」と指示して街ごと壊滅。
そんで
>>334みたいなオチじゃなかったっけか。
ゾンビを感電死させるのは2作目?
ゾンビって感電死するんだ。
う...バタリアンって完全に間違って覚えてたw
1話終了が焼却炉で焼いて雨降って終り.
2話終了が変電所で感電させて...
完全に間違って覚えてるwしかも内容全然覚えてない.
覚える程中身のある内容じゃないしね
>>336 2でもリターンズでもないんだ。
>>337 ヒロインというより屍体置き倉庫?の社長が樽に書いてある『この樽を見かけたらお電話ください』と
一緒に書かれてた陸軍の電話番号にかけてそれが大統領に伝わり、発射を許可してオペレーターが緊張しつつ発射!
屋根裏にいたのは死体解剖を仕事にしている人と不良グループにいるのがおかしいぐらいの見た目普通の娘。
ついさっきまで他人同士。
屋根裏に進入しようとしたのはその娘の彼氏。
彼氏は最初のガスが漏れたときに煙?を吸って生きたままバタリアン化
町中を逃げ回る描写もなく死体解剖の仕事場に立て籠るだけ。
助かる希望もなく絶体絶命の(バタリアン化した彼氏か屋根裏の扉を突き破る)瞬間核ミサイルであぼん。
>>339 1話の最後は核ミサイルで町ごとあぼんだよ。
ついこないだ見たからあってるはず。
全然関係ないけど、オバタリアンって言い方流行ったよね。
何だか懐かしい。
今思えば随分暢気な時代だったよなぁ・・・なんて。
ったってアイドル
投下したオバタリアンじゃなかった、バタリアンネタがにぎわっている。
ちょっとうれしい。
幼少期に見た記憶だったので、細かい描写が感じ取れていなかった事にオドロキ。
加害者にならないために、自ら焼却炉に飛び込んだ善意の結果が惨事を拡大し
目的の為には多少の犠牲もやむ終えないの結末が、更なる惨事を想像させるエンディングだったとは・・・
うーむ、この歳になって新たな発見と共に、さらに後味マズーな話だと実感した。
今晩我が家はこのネタが中心だな。
なんでいちいちお前んちのこと書くんだよ
あ、返答はいいよ。質問じゃないことは読み取れるよね。もう勘弁してください
346 :
通りすがり:2006/06/21(水) 20:33:35 ID:KdCQgDsF0
347 :
千葉の戦士:2006/06/21(水) 20:35:11 ID:CwTzPuTA0
ほかほかご飯に下痢だくウンチ♪
348 :
328:2006/06/21(水) 20:39:12 ID:Eu+9NG3H0
俺のはれっきとした質問だった。
>>332よ。答えてくれてTHX
>>344 焼却炉に入るのは終盤だから惨事は起こった後
自殺の理由はせめて人間として死にたいから
結婚指輪にキスをし自ら飛び込む、閉じる扉、そして聞こえる断末魔の叫び・・・
>>346 迅速かつキレまくりの自称通りすがりワロス
>>349 焼却炉から出た煙が雲になって
雨が振って墓から死体が起き出して来た
っていう描写があったと記憶してるんだが。
その前から広がってたとは思うが。
352 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 21:02:48 ID:jnq/rlBl0
>>346 本当、判りやすー
ここまでの低脳、久しぶりに見たお。
いろんな情報ありがとう。
20年前に見た記憶があまりにも曖昧なことに反省。
しかもいろんな話が錯綜。
責任をとって、これからTSUTAYA町田忠生店に逝ってまいります。
354 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 21:14:30 ID:G3ZOee4lO
もうお前のブログってことでいいや
円谷プロの作品で封印された話
怪奇大作戦という作品より「「狂鬼人間」という話(DVDにも収録されず)
この作品はヒーローは登場せず、SRIという捜査機関が登場する。
この組織は、かつて警視庁の元鑑識課課長が、より自由な科学捜査の
可能性を追求する為に設立した民間の機関。ただし警視庁捜査一課課長と
知り合いなので、公的あるいは私的に捜査に協力する。
ある夜、ネグリジェを着たユキコという女が、深夜の駐車場で元恋人の男を
刺殺する。手についた血を見て、けたたましく笑うユキコ。
精神鑑定の結果、ユキコは重度の精神障害者と認定され、刑法39条により
無罪とされる。彼女は精神科の病院に入院するが、二ヶ月で全快して退院する
その後、町の金融業者が半裸の狂った男に日本刀でで斬殺される事件、
料亭の客が狂った男に猟銃で射殺される事件が連続して発生する。
犠牲者の数は7人にも上るが、それぞれの事件の犯人も心神喪失者と見なされ、
無罪になったが、その後一様に症状が全快していた。
この異常事態に裏があると踏んだSRIの職員である牧は、最初の事件の加害者、ユキコを尾行。
洋装店「る・それいゆ」に入っていった彼女をガラス越しに観察すると、店主の美川に札束を見せて
何事か頼んでいたが断られた様子。
その後、ユキコはまたも殺人事件を起こして逮捕される(被害者は彼女から恋人を奪った女)が、
精神鑑定の結果、今度は精神障害ではないと認定される。
問いただした牧に対してユキコはついに口を開く。「あの人は、狂わせ屋です」
数ヶ月前、失恋による傷心の為に投身自殺を図ったユキコは、入院していた。
そこに赤の他人の美川が面会に来た。
「死のうなんて馬鹿よ、どうして相手を殺そうとしなかったの?」
「私がいい方法を教えてあげましょうか?兵器で相手が殺せて、しかも無罪・・・」
その申し出を受けたユキコは、美川の店に行き、一回限りという条件で、変な機械で自分を狂わせて
もらったのだという。
SRIは美川を罠にかけるため、牧と同じく職員のさおりを恋人同士に仕立て、同僚がさおりをひき殺した
という芝居を打った。ニセの墓参りに行った牧。すると美川が牧に接近してきた。
自分はあなたの味方でお手伝いしたい事があるという。
「殺人よ。あなたは、あなたの恋人をひき殺したあいつを殺してやりたい。でも勇気が無い。
その理由ははっきりしているわ。あなたはね、自分の一生を棒に振ってまで復讐する気になれないのよ」
自分の過去を語りだす美川、自分にはかつて夫がいた。脳波の研究で学会でも注目され、
自分はその助手。子供もでき、幸せな毎日だったが、ある日精神障害者に夫と子供を殺されてしまった。
精神鑑定の結果、犯人は無罪。それから自分は、精神障害者の犯罪が無罪になるような世の中に復讐してやろうと決心し、夫が研究中だった脳波変調期を改造して・・
牧は、誘いに乗ったと見せかけ所長にOKと、殺害の(フリ)の実行場所を連絡する。
しかし、銃から弾を抜いていたところを美川が双眼鏡でみていた。
牧は装置にかけられるが、美川に改めて弾を込められた拳銃を渡し、仲間に仕向ける。
(牧はギリギリのところで警官に取り押さえられる)
SRIに追い詰められた美川は、装置を最大出力で作動。
急激に脳波を変えられた美川は一生、正気には戻らなくなった。
尚、刑法39条「心神喪失及び心身耗弱」
一項 心神喪失者の行為は、罰しない
今でも麻原が揉めてますけどねー
狂鬼人間が収録されてるLD(ジャケットがすでにイっちゃってる)
だけはバカ高いんだよな。
全話収録されてるLD-BOXもその煽りで高値になってて、
買うに買えなかったのを思い出した。
ふむー。随分前に、松本清張の短篇で、
やはり狂気をよそおって(これは演技で)相手を殺し、
無罪になろうとした男の話を読んだよ。あらかた成功するかに見えるんだけど、
疑問を持った刑事のひとりが、押収してたドぎついワイセツ本を持って
独房の隣りの部屋に入り、夜中に聞こえるようにソレを読む。
そすと、外的な物には一切反応しないはずの男が、必死に壁に耳をつけて
聞き始め、オナヌーまで始めた。で、フリとばれてタイホというえげつない話。
しかもこの押収本は、刑事がこっそり自分のために隠匿してた物だったので、
あばいた刑事も責任を問われる、という後味悪い話だったよ。
この問題が社会現象になった時代があったのかな?
もっと社会問題になって、例え無罪でも、一生病院のベットに縛りつけられたままにとか、
厳しい刑にしてほしい
362 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 23:24:40 ID:DQ5jxfub0
映画 ドレッサー
シェイクスピア劇団の「サー」の称号を貰うくらいの名優座長と、
ドレッサー(スタイリスト含め身の回りの世話をする人)のノーマンの話し。
座長は舞台では一流だが、私生活では「大人子供」のようなところがあり、
すねたり、わがままいったり...弱音を吐いたり(弱みを見せられるのもノーマンだけ)
ノーマン(オカマキャラ)は、母のように、友人のように、召使のように献身的に尽くす。
で、座長が亡くなり、遺言で劇団関係者に一人ひとりにメッセージを弁護士が読んでいく。
家族のような自分には、どんなメッセージがと期待しているノーマン、
だが!彼には、メッセージは無かった。
363 :
305:2006/06/21(水) 23:26:15 ID:kUSnQ9cj0
>>306 ちょっと遅レスだけど、説明ありがとう。
時間経過があったのね。
その場でパパッと3つ言わなくちゃいけないのかと思ってたよ。
367 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 00:00:02 ID:DQ5jxfub0
>>364 >>366 そう、
最後「サー、私は...」ってノーマンが絶望的に叫んでラスト。
ノーマンは座長のこと見てたけど、
座長にはノーマンは見えてなかった(空気みたいに当たり前な存在もしくは、人としてではなくドレッサーというモノとして見ていた)
映画では、ノーマンと座長のやり取り見てのラストだとオチが効いているんだけど、
説明ヘタでごめんね
気になるからググッた。
ほんとにあれで終わってるな。
でも
>公演が終わって、控室に戻ったサーは自伝“My Life”の最初だけを書いたという。
>献辞である。いろんな役割の人々が列記してある。大道具係・小道具係・照明係などなど。
>しかし、「ドレッサー」という用語が無い。そして、名優が密かに思いを寄せ、
>尊敬もしていたはずの舞台監督(Stage Manager)マッジ(アイリーン・アトキンス)に対する献辞もないのだ。
ってあるから、深読みするなら尊敬する人とドレッサーは特別だから
言及しなかったとも言えるのかな。
あ、スマン。補足があったのね。
370 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 00:06:49 ID:LbI7Au9O0
>>368 なるほどぉ!
そういう見方もあるんだね。
それなら後味いーね!
>>362 似てるけど結末の違う話を思い出した。
東映製作の刑事ドラマ「相棒」の中の1エピソード。
有名な映画監督と、ずっと彼と一緒に仕事をしてきた照明係。
照明なんて裏方だけど、照明係の人は監督の名作には自分の尽力が欠かせないと誇りを持ってるし
監督もそんな照明さんをとても信頼していた。少なくとも照明さんは、そう感じていた。
ある時、監督の第何十作記念?とか、そういう記念パーティ(ごめん、ここんとこ記憶曖昧)かなんかが催されて
照明さんも当然のように招待された。気心知れたスタッフたちと楽しく酒を飲む照明さん。
ところが、記念撮影だかなんだかの時、監督が照明さんに「お前も来いよ〜」みたいな声を掛けたんだけど
「お前…あれ、お前、名前なんていうんだっけ?あはは、そういや俺、お前の名前知らなかったわ〜」
みたいなことを言う。どっと笑いが起こったパーティ会場の中、照明さんはただ一人笑うことはできなかった。
あんなに何十年も現場を共にしてきたのに、名前すら覚えてもらえてなかったなんて!!信頼関係とか、全部俺の思い込みかよ!!と。
で、照明係さん、事故に見せかけて監督を殺してしまう。
結局、主人公である刑事コンビにトリックを暴かれて、
照明さんは「だって、何十年も一緒に仕事してきた俺の名前を覚えてなかったあいつが悪いんだ!!」
みたいな激白をする。すると主人公の刑事コンビから、監督が近々出版する予定だった本の原稿(?)を見せられ、呆然となる。
そこには、監督の照明さんに対する独白と厚い信頼、愛情が面々とつづられていた。いわく、
「照明係のアイツは、俺の女房のような、否、俺自信の分身のようなもの。あいつがいない現場など考えられない。
あいつは空気よりも重要に俺の現場に馴染んでいるのだ」みたいな著述。
名前を覚える/覚えない、なんて監督にとっては些細なことだったのだ、自分は十二分に監督に信頼されていたのだ…と
悔やむに悔やみきれない涙にむせぶ照明さん…
というような話でした。
ずいぶん前に一回テレビて見ただけなんで、細部に記憶違いとかあるかもしれないけど
大筋はこういう話だったはず。
相手の態度の中に、自分の期待してた形の愛情を見つけられなかった、という意味では
>>362の話と同じパターンだったと感じました。
「相棒」は基本的に、刑事ドラマにしては後味悪い系の話が多いと思う。
ヘタに人情とかに流されないからだと思うけどね。
『バタリアン』今見終わった。
でも祭り終わってた・・・・
しかし名前くらい覚えておいてくれよ・・・
何十年も仕事してきて、しかもすごく信頼してるのに
名前も覚えてないってちょっとありえなくないか
冗談のつもりだったんじゃね?
監督の中では、そのくらいの冗談は通じる信頼関係があるつもりだったんだろう。
何か日本でよくある男と女の関係みたいだな。
男「言わなくても通じるだろー俺とお前の仲じゃないかー」
女「何考えてんのかわかんねえ。口に出して言え、口に出して」
高校受験の頃やっていた国語の問題集に掲載されていた文章。
主人公の女の子が家に帰ると、誰もいない。
お腹が空いていたのでゆで卵を作ることにした。
鍋を火にかけ、卵を投入したところで電話が掛かってきた。
近所に住んでいる彼女の祖母からだった。
「今誰も家にいないなら、お腹が空いてるでしょうから
うちに食べにいらっしゃい」
と祖母が言ったので、主人公は家を出る。
鍋は火にかけたまま。
続きが気になる! こんな文章を問題集に載せるなんてとても
後味悪いと思う。
>>376 国語のそういう問題って大抵どっかの小説からの引用だろ。
そういうのなら引用元は必ず書かれてるはず(そうじゃないと
盗作扱いになる。)なので、調べて読んでみればいいやん。
まぁ、昔の事だし調べようがないってなら仕方ないし、オリジナル
ならさらに仕方ない。
>>376 違う意味で後味悪い…
その後を想像すると(((゚Д゚;)))ガクブル
379 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 04:14:05 ID:BKmJ0E/C0
>376
私、たぶんそれを読んだことがあります。
中学の教科書に載ってました。
かなり昔のことなので、うろ覚えですが、
家に帰ったら、卵は炭化していて、慌てて水をぶっ掛けた跡があった。
主人公が「私じゃないよ」みたいな顔をしていたら、母親が激怒したので
泣いて謝った。それから暫くは卵を見るたびに胸が痛んだ。
という結末だったと思います。題名は「卵」でした。
単元は「創作風に書く」というもので、自分の体験を小説風に書いてみて
自分を客観視しようという趣旨だったと思います。
ですから、作者は中学生ですね。
ちなみに私のクラスでも、小説仕立ての作文というのを書かされたのですが、
私は自分が死んで幽霊になった話を書いて、先生に
「お前は死んだことがあるのか」と笑われたのが、個人的には後味の悪い思い出です。
今更バタリアンの話だけどハーゲンタフを焼いた時の煙で周辺の墓地の死体は既にバタリアン化していた。それから最後のは航空機が核ミサイル投下したんじゃなくて列車砲の砲撃だね。
>>373 最初にゾンビ化する男の彼女は
最終てきに、あんたにならって 感じで食べられてなかった?
>>372 亀だけど私もそれ見た!なんかやるせなかったのと
自分が照明の勉強してるから覚えてる
たしか本が出版されたスタッフだけのパーティで
みんなに名前入れてサインしてる中
照明さんもワクワクしながら並ぶんだけど、
「えーと、お前名前なんだっけ?いつも照明って呼んでるからわかんねぇや
照明でいいか!」ってみんなのには名前書いてるとこに
照明へ。って書いてみんなで大笑いするんだよね…
なんか長くなっちゃった、すまそん
監督は冗談だったのだろうが質のいいものじゃないね。
満座の中で恥をかかすというのがどうもだめ。
長年一緒だったから、照れもあったのかもしれないよね。
バタリアンといえば、映画の最初の頃に体が黄色くて目とかも無さそうな顔のっぺりなゾンビが暴れだすのが怖い…めっちゃ騒いでウザイから頑張って体を細かく切断してごみ袋に入れるのに、そのごみ袋の中でもモサモサ動いててキンモー…
確かそれを燃やした様な…
>>386 そこ覚えてる!!
黄色っぽい全身タイツみたいなヤツ。
解体されてるのにゴミ袋の中で暴れまくってて…
毛皮のコートもミンク(キツネ?)が一匹ずつバタリアン化するんじゃなかったっけ?
子供の頃の記憶だから怪しいけど…
>371-372
照明じゃなくて電飾だな。
>>388 毛皮はゴーストバスターズだな
ゴーストが町にあふれたときにそうなる
>>388 あと、博物館みたいなとこにあるホルマリンづけの動物とか
蝶の標本とかがみんな動き出すんだよね。
>>388 自分も小学生の時見ただけなのに覚えてる
パンクな感じのボンテージ着た女が裸になって雨の中暴れてる所とか…おっぱいぷるんぶるんで
>>393 相手も条件は一緒だろ。
まあ、走って敵をかき回す日本のスタイルにとって多少不利だったのは否めないけど
事前にわかってたことなんだから早目の選手交代とか対策は打てたはず。
言い訳にならんよ。
395 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 18:01:33 ID:E6hnUWft0
ついこの間気づいた、両親AB型、自分O型。
マジでどうしよう。
兄弟居るから、どこかの施設から養子に・・ってわけでもなさそうなんだけど。
両親AB型でもO型できるなら、自分の勘違いで笑える話なんだけど。
ブラックジャックが言ってたけど血液型は絶対じゃないってよ。
ごくごく稀に、所謂「先祖がえり」ってヤツでありえない血液型が生まれるらしい。
2chだか友人の話だか忘れたけど、それで父親に疑われてDNA鑑定までさせられたとか。
母親も本人も後味悪かっただろうな…
このスレには
>>397の段階まで行ってから書き込むべきだと思った
>>385 友人は小さい頃病気で血液全交換したって言ってた。
>>400 ああ、そりゃぁ・・・
長年一緒で、テレもあって
血液型全取っ替えなんだろうなw
402 :
401:2006/06/22(木) 19:19:59 ID:r1PzQRs+0
あっ、血液型じゃなくて血液だな。
>>397の話に興味もったもんだから、「血液型 先祖がえり」でググってみた
…検索結果一番上のページの、管理人の写真を見て俺は少し泣いた
ワロスった
キンシ って言われて読めなかった(´Д`)
>395
そういう人いるから気にスンナ。
遺伝子のちょいとした組み替えで血液型なんざ変わるもんだ。
俺の友人もO×ABのO型だったから悩んだらしいけど、親父さんが「お前は
俺の子だ」つってDNA鑑定受けさせた。
したら、見事に血縁関係証明、組み替え有りつって結果が出たんで親父さん
大得意だったそうだ。
ちと組み合わせが違うが、こんな例もあるもんだ。
>>407さん
キンシって406のですか?私の携帯からなら見れるんだけどなぁ…。
同じオカルト板の「心霊ちょっといい話」というスレです。どうリンクを貼ればいいかわからないので、スレ検索していただけますか?申し訳ないです。
>>410さん
どうもありがとうございます!携帯でもちゃんとできるんですね…勉強してきますorz
>>395 自分も●十年も前にそんな話の少女漫画読んだことあるよ。
主人公の少女は高校生。カッコ良くて優秀なアニキがいて仲も良く、ちょっと自慢。
ところが平和な一家に、父親の隠し子だと言って、ワイルドタイプの少年が居座る。
父親も実は身に覚えがあってスグには否定できず、仕方なく同居させる事に。
しかも彼が言うには、アニキは父親の実の子ではない、取り間違えられたのだと。
だから自分こそこの家の跡取り。早く出ていけ!と強気。改めて考えてみると、確かに
アニキの血液型は不自然(これがAB−Oだったと思った)。少年なら血液型は問題ない。
(当時はDNA鑑定なんて全然一般的ではなかった)悩む主人公。両親も困り果てる。
少年は学校では主人公の先輩となるが、不良っぽくて問題ばかり起こす。
だがそうこうする内、少年にも頼れる所や優しい所があるのが解り、ちょっと見直す主人公。
一方アニキは家にはいるものの、やはりかなり落ち込んでいる様子。心配する主人公にアニキは、
ずっと悩んでた事をうち明けたいという……主人公を愛しているという。
今まで兄妹だから抑えていたが、他人であるなら結婚したいという。自分は独立して働くと。
あせりつつ、それはそれで嬉しい主人公。二人の仲は進展……
そこへ、ABの親からも、たまにはOの子が産まれると、専門家のアドバイス。
それで少年は、自分の母は確かに昔、この家の父親の恋人だったが、自分は
別の男の息子だとうち明ける。母親は苦労して死んでしまった。
幸せに暮らしているこの一家が憎らしくて、かき回してやろうとしたのだと。
だが居座るうち、少年もまた主人公を愛し、やさしい家族が好きになった。
だからもう出ていくと。少年は全てをわびて、さわやかに出ていく。
家は元に戻った。だが以前の通りではなかった。
父と関係のあった女の存在を知ってしまった母。妹に告白してしまった「実の」兄。
いつかまた元のように、皆が仲良く暮らせる家になりますように…願ってやまない主人公だった。
後味は悪いが、血液型なんかに惑わされるな!という話。
>>395 単純に検査の結果が間違いってこともある
両親か395かはわからんけど。
うちの旦那の話だが、生まれた時の検査でAB型だと言われ、30年近くそう思っていたが
怪我して手術するって時、改めて調べたらO型だった。
ABとOってなんか間違えやすいらしい。
>>412 うわ〜それ気まずいね なかなか清涼感のある後味悪い話ですね ご馳走様
↑腹イテエw
↑え 板ないですって出たよ
>>395 ABO型っていうのがあるらしいよ。
ドラマやってたんだけど、(病理医学のドラマだったかな。ユンソナが出てた記憶アリ)やはり血液型の問題で子供を遠ざけていた父親の話なんだけど、どんな話だったかな(´〜`;)
ストーリーは忘れたけど、A型B型O型AB型の他に検知されにくい上にあまり知られていないABO型ってのがあって、その父親がまさにそれだったって話だった。
セーラー服と機関銃がドラマ化するらしいが、あれの終わり方も結構後味が悪かった。
主人公はごく普通の高校生。仕事で出かけていた先で父が事故にあい死亡してしまった。
そこへ、親分が死んだという廃れたヤクザの一味がやってくる。
(ヤクザとはいえいわゆる任侠の人たちで悪者ではない)
親分の遺言で、次の組長は親分の親戚筋の人に頼む事になっていたが、
今残っている親戚は主人公一人しかいない。
いやがっていたものの、父の死の真相を知るために主人公は組長になる事を承諾した。
父は麻薬に関わっておりそのために殺されたのではないか…という
不名誉な疑いをかけられていたが、あくまでも事故で死んだことがわかり、
タイトル通りセーラー服姿で機関銃をぶっ放して薬の売買をしていた敵の組を壊滅させたりして一件落着。
ヤクザ一味も組を解体してカタギになるという。主人公も組長ではなくただの高校生に戻った。
一味の中で一番リーダー格っぽい感じの渋いおじさまがある日、主人公のもとを訪れる。
もう裏の世界の事は忘れればいい、巻き込まれそうになっても知らないふりをしろと言いながら、
今自分が勤めているというまともな会社の名刺を主人公に渡した。
主人公も名刺を渡す。
数日後、警察がやってきた。町で殺傷事件が起きたのだという。
若い男同士が刃傷沙汰になり、それを諌めようと間に入った中年男性が死亡したのだという。
話から聞く男性の背格好はヤクザの人と同じもので、
警察が主人公を訪ねてきたのは、男性の遺品から主人公への名刺が見つかったためだった。
主人公は知らないと言い張り警察を帰らせた後で、
男性からサラリーマンとして名刺をもらった事を思い出して
警察に電話をかけて終わり
カタギの道を歩み始めた途端にナイスミドルが死んでしまって('A`)
アニメ「日本むかし話」の「蛙の恩返し」
おじいさんが蛙を呑み込もうとしていた蛇に、助けてやってくれとたのむ。
蛇、おじいさんの娘の一人を嫁によこすならと蛙を助ける。
後日、蛇が男の姿になって娘を迎えに来る。
嫁に行くことになった末娘に、蛙が入れ知恵をする。
蛇に連れられて人里離れた場所に入っていく娘。
池にひょうたんと針を投げ入れて、
私を嫁にしたくば、ひょうたんを水に沈め針を水に浮かせてごらんという。
必死でひょうたんに抱きついて沈めようとする蛇を見ておほほほ・・・と笑う娘。
ブチ切れる蛇。逃げ出して社にこもる娘だが、蛇は社に巻き付いて絞め付ける。
もうだめかとおもったとき、ふと静かになる。
娘が外に出てみると、無数の蛙が蛇にとりついていてその腹を食い破っていた。
娘はその後良縁に恵まれめでたしめでたし。
蛇かわいそうだよ蛇。
蛙は食えない、笑いものにされる、約束は破られる、腹食い破られてしぬ。
後味わるい。
>>394 全チームの中で、あの時間帯に2回も試合があったのは日本だけなんだが。
>必死でひょうたんに抱きついて沈めようとする蛇
迂闊にもうっかり泣きそうになった。
蛇は何も悪くないのに。蛙を食べようとしたのだって
蛙は確かに可哀相かもしれないけど、仕方がないじゃないね。
>>420 お前も見てたのかあ…
あれは明らかに蛇カワイソス(´・ω・`)
ただ奥さんが欲しいだけだったのに…
>>423 人間でなく蛇の嫁もらえよ
化けられるんならどんな美女にでもなれるし
蛇の話で思い出した。
十年以上前に絵本で見た童話。
ライオンが人間の娘に恋をした。
父親に娘をくれと訴えるが、父親は『その牙と爪は娘を傷つけるからだめだ。』とだけ伝える。
ライオンは牙と爪を必死になって痛みに耐えながら抜いた。
そして、喜び勇んで娘をもらいに行くライオン。
牙と爪を失ったライオンを見た娘の父親。
『武器を失ったライオンなど怖いものか。』
とライオンを殴り殺してしまう。
…まあ、娘をライオンにはやれない気持ちはわかるが…。(娘も嫌だろうし)
牙と爪を持ったライオンに結婚を断れば殺されるかもしれんのもわかる。
でもなんか辛かった。
それを読んでいた妹も微妙な顔をしていた。
どこの民話か忘れたけど
イルカととても親しい娘がいた。
イルカと親しい事を危惧した娘の父親は、娘がいつもイルカを呼ぶときに使う合図でイルカを呼び寄せて殴り殺した。
その後、何も知らない娘が海へ行って合図を送ってもイルカが姿を現さないので不思議に思っていると、
海辺の鳥が父親がイルカを殺した事を教えた。
やがて娘はイルカの死体を見つけ、娘はイルカの死体を抱いて海に入っていった。
異類婚は基本的に後味悪いよね。
時々魔法が解けて末永く幸せに〜っていうのがあるとほっとする。
アマゾンのイルカは美男美女に化けて村の若者をたぶらかす
っていうしな
実際にイルカやマナティーをダッ○代わりにするらしいんで
その関係かもしれん
>>425 日野日出志のマンガで同じのがあったな。
主人公は山に住む心優しい鬼。
彼は、山に遊びに来た領主の娘に恋をした。
彼女は美しいが、盲目だった。
娘も鬼の心の優しさに惹かれ、結婚の約束を交わす仲になった。しかし娘は目を治すために一時的に京へ行くことに。
その間に結婚の許しを得ようと考えた鬼は領主の屋敷に出向いた。
領主は、結婚の条件として角、牙、爪をとるように頼み、鬼もそれを快諾した。
激痛を伴いながらもなんとかやり遂げた鬼。しかし、体は弱りきっていた。
領主の屋敷に再訪し、条件を満たした証拠を見せる鬼。
すると領主は、「どうも娘の目は治らなかったようだ。最後の条件として、娘と同じ盲目になってくれ」と短剣を渡す。
鬼は悲しんだが、これで娘と結婚できるなら、と両目を潰した。
その瞬間鬼の体に激痛が走った。
四方から槍で突かれ息絶える鬼。
そこへ京から目の治った娘が帰ってきた。
驚く娘に「所詮、人間と鬼は一緒になれんのだ・・・」と領主。
「鬼は、あんたたちの方よーーー!!」と叫ぶ娘の声で終わり。
>>428 視力を取り戻した娘が鬼の姿の醜さに驚いて
鬼の嫁にならなかったことを喜ぶラストだったら最凶だな
つかそこから次の話が出来そうだ
>>425 >『武器を失ったライオンなど怖いものか。』
>とライオンを殴り殺してしまう。
強ええ。
>「鬼は、あンたたちの方よーーー!!」と叫ぶ娘の声で終わり。
一文字改変しただけで小池一夫になる、後味が悪い…。
朝からわらわせるンじゃないよ
スレ”違い”かもしれませんよ、”翔さん”。
”翔”さん!
・・・
あンたたちの方よ〜〜ッ!
395
両親の血液型がAOとBOだったら、普通にO型になるよ。
中学の頃に習ったから間違いない…と思。
>>435 その組み合わせって全種できるんじゃないっけ?
438 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 10:02:08 ID:q6b4WBklO
>>437 その通り。
同じ血液同士だとOは産まれるよ
何かの絵本
作者は海外の人
夫婦の間に女の子が生まれた
その子には何とエラがあった
女の子は泳ぐことが好きな少女に成長した
夫婦は子供を可愛がり、少女には少年の友達ができるが
少女が人攫いに会ったか両親が死んだかで別離
女の子は水族館の見世物にされてしまう
んで続きがあるんだけど、それがどうだったか記憶がここで曖昧に終わっていて後味悪い
最後は少年が助けに来て
一緒に海に還って終わりだったかな
少女の方はいいかもしらんが少年の方はどうなんだよ
少女はおめー結局一体何者なんだよ
とか色々野暮な事を考えてしまい後引く話だった
>>315 どんだけ亀だよって話だが、それは歌だ。
>>437 >>438 厨房に戻って理科勉強しなおせ!
両親が同じ血液型で全部の可能性があるのはAとBのみ。
しかもA、B共にヘテロの場合だけ。
ホモ同士だったら両親の血液型以外は生まれない。
ちなみに、特殊な変異とか隔世遺伝とかない場合。
AB(ヘテロ)の両親から生まれてくるのはA、B、AB。
ってごめん。
オレ焦って
>>437 >>438 の内容よく読んでなかった。
たしかに437の場合は全部出来ます。
438は勉強しなおせ。
>>442 いや、だからー。
Aの親とBの親からは、O型が生まれるケースもあるし
生まれないケースもあるっていう程度の話でいいじゃないか。
それを厳密にホモ(AA型とかBB型のことね)の場合はどうなるとか
ヘテロ(AO型とかBO型のこと)の場合だったらどうのって
言って、何か良い事あるのか? 日常生活上、自分の血液型が
ホモかヘテロかって、わかるものじゃないと思うんだけど。
そもそも、両親がAB同士なのに、子供がOで悩んでるって
話から始まってるんだよ? (それは稀にあり得るらしいよ)。
悩む事はないよ、いろいろあるらしいぜーって流れなのに、
自分の知識をひけらかしたいだけで噛み付いてる442の態度の方が
後味悪いわ。
ひけらかすほどの知識でもないと思うけどね。
ホモ同士なら両親の血液型以前に産まれない
に見えて何当たり前の事いっているんだろうと思った
俺も俺も。
ギャグかと思ってた。
俺漏れもびっくりした
>>444さんの解説が無ければ意味がわからなかった
ノンホモ牛乳とかのあれですな
ウホッ
良い男
451 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 14:02:56 ID:gvEa+vLDO
〜柳沢さん見つかる〜 52年ぶり帰国 元プロサッカー選手
2006年ワールドカップ・ドイツ大会後、現地で行方不明になり、死亡宣告を受けた
元日本代表サッカー選手で 富山県出身の柳沢敦さん(81)が12日、成田着のアエロ
フロート機でブラジルから一時帰国した。
20日に故郷の富山で親族と2006年以来、実に52年ぶりの再会を果たす予定。
柳沢さんは緑がかったスーツ姿で、しっかりした足取りで到着ロビーに姿を見せた。
報道陣に囲まれた柳沢さんは、日本語で「コンチチハ」と第一声。続いてポルトガル語で
「故郷に戻ったら姉と話をしたい。帰国の機会をつくってくれた日本政府に感謝する。
日本サッカーを凋落させた戦犯のために、 帰国に52年もかかってしまった」と語った。
また、今まず何がしたいか、との記者の問いに「ラーメンを食べたい」と答えた。
ブラジル・マナウスの山林での生活が長かったためか、日本語は片言しかできないという。
厚生労働省によると、柳沢さんはドイツでサッカー人生を終えたが、2006年以降は消息が
分からなくなり、2041年に死亡宣告が確定した。しかし昨年10月、柳沢さんが「父の墓参りが
したい」と知人に相談。 知人から日本政府に情報が寄せられ、親族が本人と確認した。
既に戸籍から削除されているため、厚労省は回復手続きを進める。
柳沢さんは現在、ブラジルで家族と暮らしており、アシュケイさんら子ども3人がいる。
【夕日新聞 21日】
452 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 14:15:54 ID:m/rkpOAIO
>>451 ちょwww
講義中に吹いて変な目で見られたじゃないか('A`)
イルカと少女で思い出した。
さちみりほの漫画、夢やしきへようこそ、から。
時代は明治。
主人公は十歳ぐらいの少年で、気のいい妖怪たちと旅をしている。
ある海辺で、あこや、という美少女と知り合う。
彼女は両親をなくし祖母と二人暮し。
祖母は寝たきりで村人たちからは敬遠されていて付き合いはほとんどない。
そして彼女はやや知恵遅れっぽく、話すことが出来ない。
しかし初めて海に来たため泳げない主人公と出会い、仲良くなっていく。
泳ぐ姿はまるで人魚のように自由自在で美しかった。
しかしまもなく彼女の祖母が亡くなってしまう。
知恵遅れの彼女がひとりで生きていくすべはない。
結局彼女は遊女としてかわれていくことになる。
ここよりももっと良い生活が出来るようになるという村人たち。
主人公も貧しい旅の一座の身、どうすることも出来なかった。
小舟で旅立つ人買いと、あこや。
しかし夜になると嵐が小舟を襲った。
慌てふためく人買いたち。
つづく
つづき。
小舟はやがて転覆しバラバラになってしまう。
小さな板切れにしがみつく人買いたち。
あこやは自分の着物を引き裂き、つないで嵐でも耐えうる筏(?)みたいなものを作ろうとする。
無駄だという人買いたち。
しかしなんとか筏は完成し、人買いたちは一息つく。(全員助かる)
しかし、あこやは力尽き、海の中へ消えていった。
凪いだ海をみつめる主人公。
あこやは家族のところへ行ったのかな…?
涙を浮かべながら呟く主人公の頭を、一座の座長がそっと撫でた。
>>451 腹を切ってなかったのか・・・責任感薄いな
>428
娘「鬼は、あんたたちの方よーーー!!」
斬鬼「鬼だよ」
ザンキさーーん
テラナツカシス
多村仁
462 :
442:2006/06/23(金) 22:50:25 ID:PKNKXzYL0
>>444 知ったかぶりで意見してるヤツに一撃食らわしたかっただけ。
結果、ダラダラ繋がってたの断ち切ったでしょ。
こんなの大した知識でもなんでもないし。
あと、
>>446気が付いてくれてサンキュー。
あちらのホモとこちらのホモをかけてみました。(笑)
ホモネタに反応される前に、反撃食らったのにはちょっとガッカリ。
もう勘弁してください
終わった話題にいつまでもダラダラしてるのはどうみても442のほう
465 :
:2006/06/23(金) 23:04:08 ID:PKNKXzYL0
↑言うと思った。ぷぷぷ。
以下何事も無かったかのように再開
あいよ
ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ プニプニ!プニプニ!
怪談レストランシリーズのどれかに入っていた「リプレイ」という小説
少年がゲームをクリアすると、クリア特典としてアイテムを選ぶ画面が出た。
適当に「リプレイ」というのを選ぶ。後日、その事を友人に話したら
あのゲームにクリア特典はないしリプレイなんてのも知らないと言われた。
やがて少年は、やり直したい事柄があった時に
「リプレイ」と叫べば時間が巻き戻る事に気がついた。
失敗をした時などに有効活用するようになった。
友人たちと廃屋を訪れた少年。
外にかけられた錆びた梯子を好奇心で上っていく。
壊れそうで危ないと言われるが、もし危険な目にあっても
リプレイと叫べば大丈夫だと思い、意気揚揚と上って行く。
かなり高くまで上ったところで、友人たちが言う通りに梯子が壊れた。
落ちて行く少年は、余裕たっぷりにリプレイと叫ぶ。
その瞬間、時間が巻き戻った。梯子が壊れた瞬間へと。
少年はまた落下していく。おかしいなと思いながらまたリプレイと叫ぶ。
しかし何度リプレイと叫んでも、梯子が壊れた直後にまでしか戻らない。
余裕は消え、少年は何度も何度も必死にリプレイと叫ぶ。
何千何万回と叫びながら、このままずっと落ち続けるままなのかと少年は思った。
438 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2006/06/23(金) 10:02:08 ID:q6b4WBklO
>>437 その通り。
同じ血液同士だとOは産まれるよ
↑
コレ、『同じ血液同士「でも」Oは産まれるよ』って意味の事いいたかったんじゃねえの?
それに実際大した知識じゃねえんだから勉強しなおせとか偉そうな事いうなよ。
>知ったかぶりで意見してるヤツに一撃食らわしたかっただけ。
おまえ何様? イタいの自覚しろよ。
その子がリプレイし続けるせいで世界はザ・ワールド
>>468 なんだか昨日から似た話ばっかり書いてますが
アウターゾーンて漫画にも似たような話ありました。
時間を巻き戻せる時計を拾った男。
その時計を使って悪さしたい放題。
ある日突然飛び出してきた車に轢かれる。
時計を使って轢かれる前に巻き戻そうとするが
時計は車とぶつかった時に壊れていた。
自動的に轢かれる寸前まで巻き戻る時計。
男はまた轢かれた。時計はまた自動で巻き戻る。
男はそこで永遠に轢かれる苦しみを味わい続けるのだった。
>>472 しかしその話は時計を手に入れる前に
男は小さな男の子を誘拐して殺していて、
時計を手に入れた後男の子を誘拐したこと自体を失くしてから
その状態に陥ってるからどちらかというと後味いい
更に補足
時計は拾ったのではなくミザリィの店に強盗して恵んでもらったもの
476 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 00:07:00 ID:l43paKrE0
>>469 揚げ足取って満足か?
ワザとボケてみたポイントに嬉しそうに噛みつくこと。無知には何を言っても無駄みたいだから死んでいいよ。馬鹿。
以下何事も(ry
血液型の話は荒れるので
処理します。
∧_∧ ●~*
(・ω・)丿 ッパ
. ノ/ /
ノ ̄ゝ
∧_∧ ムシャムシャ
( ・ω・)
. / V V
ノ ̄ゝ
(⌒;;) (;;⌒)
ヾ (⌒;;) 〃
∧___∧ (⌒;;)
/・ ・ヾ
(⌒;;)/ ヾ
| ω | =(⌒;;) ド カ ー ン
(⌒;;)=. | |
ヽ__ ___/ ノ
. ノ/ /
ノ ̄ゝ
以降、何事もなかったかのように後味の悪い話ドゾー
なんでここには定期的にイタい人が現れるんだ。
せっかくの良スレなんだからかんべんしてくれ。
「イルカって少しクセがあるけどおいしいよね」
って言うとネタor鬼畜に思われる……
静岡に親戚がいてお土産にもらうんだけど、
静岡以外ではタブーな食いもんなのか?
大根と、臭い消しにショウガをちょっと入れて煮るとうまいのに…
>臭い消し
要するに後味が悪いんですね?
>>481 あんな可愛いくて賢い生き物食べるなんて信じられない!
とか変なの沸きかねないレスするのはやめような。
あと、スレ違いw
時々行くホムペの日記から。こういう奴って断れば断った奴を悪人扱いしそうだ。
その後スーパーへ買い物に行って雑誌コーナーでヤンマガを立ち読みしていた所、隣の主婦らしき人の立ち話が聞こえてきたので何とはなしに耳に入れてたら、どうも中学か小学生の時の同級生?で、何十年かぶりに会ったらしい。で、そのうちに片方の主婦が相手に
「最近、飲酒運転で事故って免停になったの。ここで会ったのも何かの縁だから、今後私の運転手になって」
と強要し始めたのでびっくりした。言われた方もさすがに驚いたみたいで、「私、平日は仕事があるから〜」とやんわり断ってるのに
「でもうちの子、車が好きなの。小さい子供歩かせるなんて可哀相だし、第一あなたの子だけ車に乗れてうちの子は乗れないなんて不公平じゃない」
と凄いことを言い出していた。
いたたまれなくなってその場を立ち去ってしまったけど、あの人が無事断れただろうことを陰ながらお祈り申し上げます。
食用用のイルカをどっかで育ててるんだろうか?
芸を仕込まれて、働いて働いて、その行く末が人間に食われるとかだったらカワイソス
でもどんな味がするのか、一回くらい食べてみたいな。
>>484 こういう生きてるより死んだ方が世の為になるようなのが本当にいるんだね。
子供がいるような年で飲酒運転した挙げ句に事故起こすって有り得ねえよ。
人身事故とかじゃなくても交通刑務所にでも叩き込むべきだな。
487 :
:2006/06/24(土) 00:47:43 ID:c6Jbt9iC0
469 476 流れ嫁。
っとオレも釣られてみる。
イルカは太平洋岸だと割と普通にとって食べてるみたい
イルカは魚を喰うから漁に悪影響を及ぼす害獣ってことでけっこうな数が殺されてる。それを食べてんのかな?携帯から失礼。
>>465 >>476 850を過ぎると盛り上げてくださる方ですよね? いつもお疲れさまです。
でもちょっと早いです。
492 :
:2006/06/24(土) 01:33:06 ID:c6Jbt9iC0
今一番後味悪いのは、最初に血液型ネタふったヤツと思う。
とりあえず血が繋がっている事を祈る。
イルカは世界で二番目に賢い生き物ですよ。
彼らの手の振りは地球への別れの挨拶。
494 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 02:16:00 ID:uVT7MjNR0
静岡だってイルカが打ち上げられれば、海に戻そうと
みんな頑張るよ。
あと、ミトシーの近くでイルカ食えるよ。
>>494 伊東市(ハトヤとかがあるとこ)の魚屋さんとか行くと、
結構普通にイルカの干物売ってたりするよね。
>>484 ちょっとやりすぎっていうか、ずさんな創作かと思う。
HPだそうだから、おそらく作者は非常識とかそんなレベルの話に
したかったのだと思うけれど、そこまでやっては単なる精神疾患
キャラに遭遇した話になってしまう。
しかし本人は「迷惑な人」程度の認識で話を締めているし。
そもそも心配すべきは無事断れたか?なんてことじゃない。
創作と仮定すると作者の非社会性の方が浮き彫りになって恐い。
497 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 02:56:00 ID:ipB8/qry0
395です。皆様すみません。血液型の解説ありがとうございます。
AOとBOから全種がでてくることと、AB同士ではO型は出てこないこと、
だからと言って、絶対ではないということ、おぼろげながら一応は知っていたのですが、
母になにげない口調で聞いてみたところ、一瞬時が止まったのを見ちゃいました。
その後「なぁ〜に言ってるのよw」と返されましたが・・・いやいやおかしいですよ。
突っ込み続けると「まぁ・・・お父さん(仕事で海外に居る)が帰ったときにでも話しましょう」といわれました。
自分で聞いといてあれですが、聞きたくない。・゚・(ノД`)・゚・。
↑ちょっとやりすぎっていうか、ずさんな創作かと思う。
このスレには
>>397の段階まで行ってから書き込むべきだと思った
血の繋がりがないことを祈る。
がんがってこのスレを盛り上げてくれ。
今日見た夢の話。
私はクレヨンしんちゃんの映画を見に行った。
席に座っていると隣に女の人が。
その人はとっても貧乏らしく、(ホームレスかそんな感じ)今回の映画も見れないとのこと。(上映前まで席に座ってよくて、それまでに料金が発表され、払えない人は出て行くシステム。夢故のトンデモ設定)
私もその女の人に、「お金がない」と言ってしまったため、「お互い頑張ろうね」「料金いくらだろうね、安いといいね」
なんてことを真剣な気持ちで言われ、(私もホームレス関係だと思われた)「ただ単に使い杉でお小遣いが減って、あんまり高いと友達と遊ぶような時ピンチになる」
とは言えず、「はい」と話を合わせる。
料金を聞くとき、私達の話を聞いていた(と思われる)人達と女の人が、劇場の後ろの方に集まり、映画館の人に「いくらですか?」と口々に尋ねる。
と、みんなから「(小人料金)130円だってー!」「よかったねー!」と声が上がる。
私も、そのくらいなら痛くないなーと思いつつブランドの財布の中を漁り130円を手に掴むと、ふらふらと女の人が戻って来た。
「130円だって…残念ね…」
予想外の言葉を言う女の人。
彼女はまだ開けっ放しだった私の財布の中を見るや(覗いたわけじゃなくたまたま見えた)
「こんなに10円玉があるじゃない!ホームレスは…(とにかく10円一つも貴重で稀だってことをヒステリックに言われた)」
呆然とする私。脳裏に一円数枚しか入っていない財布の中が思い浮かんだ。
女の人は去っていった。
私の財布の中の10円玉の奥に埋もれた500円の事や、札入れに入った千円札のことなんか言える訳もなかった。
後味悪かった。なんであんな夢見たんだろう
その後私はなぜかしんちゃんの姿になり、握り締めた130円をスクリーンの前で司会してるヒロシに手渡すのですがそれはまた別の話。
例え自分は偽りでも、ホームレスとして会話していくうににホームレスとしての暖かさに触れ、いい気持ちだったのに…
503 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 08:01:18 ID:i7Acbk6OO
ごめん、引っ張るつもりはないが…
>>444さんの言うとうりかと。
げんに俺の親AとBだがO型生まれたし。
ちなみに3兄弟で俺以外の二人はO型。
なおかつ俺二卵性双子(AとOの)なんで間違いなく親の子。
504 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 08:09:22 ID:JHi5ccWnO
だーかーらー
もうイイっつー。
謝る位ならいうなよ
先に謝りいれとけばなんでも通ると思ってんの?
ホント空気読めねぇ奴だな
阿保なの?馬鹿なの?
馬鹿は死んでも治らないっていうけど
馬鹿は存在自体がウザいから死んで?
いつだったか深夜に見た、くりいむれもんの映画版が後味マズーでした。
公式サイトからのコピペ。
野々村亜美は、高校に通う17歳。持病の喘息のため学校を早退した彼女は、
2歳年上の兄ヒロシが、大学にも行かずベッドにもぐりこんだままなのに呆れる。
共に再婚した両親の連れ子であった二人。血のつながっていない兄妹の間には、
誰も知らない、お互いにも打ち明けられない感情が芽生えていた。
ある日、海外出張で留守中の両親に代わり、ヒロシが亜美の進路相談に出席する。
担任教師・佐々木の乱暴な態度に、怒りを表したヒロシ。亜美はそんな兄の思いを
嬉しく受けとめつつ、友人の由美に男っ気がないことをからかわれる。
そんなある日、風邪で発熱した亜美。付きっきりで看病するヒロシだが、
亜美の回復を待たずに彼も高熱で寝込んでしまう。毛布を羽織ったヒロシは、
息を切らしながら亜美のベッドに歩み寄った。亜美の手がヒロシに伸びて、
二人は抱き合いキスをする。そしてそのまま、初めての肉体関係を持ってしまう…。
ーで、そっから肉欲の生活が始まるんだが、最初は仲良く料理なんかしてたのが
だんだん面倒になり、すぐにインスタントやコンビニ弁当なんかを買ってきては
食べるようになる。そんなゴミため状態の中、リビングのソファの上で絡み合う二人。
そこへ早めに帰ってきた母ちゃんが遭遇。二人は親の車で家を出る。
しばらく逃避行を楽しむが、行くあてもなくすぐに険悪な雰囲気に。
立ち寄ったドライブインでトイレに行く妹。兄は二人分のアイスクリームを
買いに行き、妹の戻りを待つ。しばし待つも戻らない妹。まさか!と思った兄は、
あらぬ方向へ走り去る。しかし妹はトイレが長かっただけで、すぐに現れる。
兄貴もトイレかな?と車の前でいつまでも現れない兄をただ待つ妹、でEND。
あれ、続きは?と思って待ってても始まらず、エンドロールも無く
他の番組が始まっちゃったんですごくモヤモヤした。
>>506乙ー。
くりいむれもんって、ただの萌えアニメかと思ってた…
妙にリアルというか、いい後味の悪さ
>>500 ま、遺伝的な理由ならあらかじめ子供にそう教えておくだろうし、
その説明がなかったって時点でガチだと思うけどな。
>>506 私も以前、深夜にやってたの見たよ。
でもチラ見だったから、そんな終わりかただったとは知らなんだ。モヤモヤするね。
例え血が繋がってなくても、戸籍上親子関係になると結婚できないらしいけど、兄弟の場合も出来ないのかな?
ちなみに、リンダリンダリンダの山下敦弘監督が撮ってるんで
妙にお洒落風味で、セクースシーンでもヒロインは大事な部分を出しません。
写るのは兄の尻ばかりで今イチ抜きどころがなく、
TVの前でパンツ下ろしてた少年たちも後味悪かった事でしょう。
>>509 兄弟だったら出来る
正真正銘の義理ならば
名は…「468」 スタンド名は「リプレイ」
そう認識していただきたい。
ほんの「6レス」。
それ以上長くもなく短くもなく、
きっかり「6レス」だけ話題を戻すことが出来る。
それが能力。
君らはこの血液型の話題からは決して脱出する事は出来ない。
ようこそ、無限ループの世界へ……
俺は「対応者」だからその世界には踏み込まないようにするぜ…
最近観た映画で姉と血液型が違うために後味悪い結末になるのが
あったけど、A型とB型の姉弟なんてありえるの?
知り合いにB型の親から生まれたA型もいるけどそれもありえるの?
誰の子かは、母親だけが知っている
>>506-507 オリジナルの亜美シリーズは兄妹でやってることがばれて親に引き離されて
それでもこっそり逢瀬を重ねるんだけど、兄妹お互いに新しい恋人が出来そうになって
妹が兄に会えない寂しさをその新しい男で埋めたり
恋より楽しい事を見つけたり、それでもやっぱり好きだったりするんだけども
結局亜美が誰にも依存しないで生きる事を決めて分かれて終わり。だそうだ。
>>514 実は友人の話じゃなくてあなた自身だったり・・・
親が両方Bなら普通Aが生まれることはありえない
親がどうこう以外にも、血液型間違えてると困るから調べたほうがいい
該当する板なりスレなりに行って聞いてこいや、な?
小学生なのかもしれないよ
ひょっとしたら儂等はなんらかのスタンド攻撃を受けているのかもしれん
神林&キリカシリーズという推理漫画の「物語は終わらない」
主人公・神林は大学生推理作家。
レディーXという年齢国籍不明のミステリアスな探偵が主人公のシリーズを書いているが、
作品から受ける印象とは違い本人は眼鏡をかけたオタッキーな奴。
商売敵でハードボイルドな推理小説を書いている佐久間は反対にイケメン。
彼の描くシリーズの主人公・英遼二は天才で女たらし。様々な美女のもとを渡り歩く。
そしてどこか破滅的で、暴走しがちな彼を冷静沈着な女性秘書・阿部美冴がいつも抑えている。
佐久間はほぼその探偵と同じ性格で、探偵と同じようにスケコマシで様々な女性を泣かせていた。
最近佐久間はシリーズの新作を出さない。スランプだと言う噂だった。
自分の分身でもある暴れ馬の探偵をどう落ち着かせるべきか迷っているかのようだった。
佐久間が自殺したとの報せが神林に届く。
消臭剤に含まれる劇薬のパラコートを服用したのだった。
パラコートでの自殺が一時期流行ったために今は使われなくなっていたが、
執筆のために取り寄せていたと、編集部の狩野は言う。
佐久間を小説の世界に引き込んだのは、元はといえば狩野だった。
遊び人だが佐久間には学生時代から才能があり、狩野がその才能を見出し作家として大成させた。
佐久間の部屋を調べる神林。部屋からは大量のメモが見付かる。
佐久間は有名なメモ魔で、ネタが浮かぶと手当たり次第にメモをつけるらしい。
スランプの末の自殺だと思われていたが、そのメモの数々を見て佐久間にまだ書く意志があったはずだと悟る神林。
他殺の可能性を抱き、佐久間が前日に口論していたという元恋人の女優に近づく。
女優は犯人ではなかったが、あれは自殺でその原因が自分かもしれないと言う。
ふられた事を根に持ち自殺未遂までした事のある女優は、
「貴方は本当に人を愛した事がないし、ずっとそばにいてくれる女性もいない」
というような事を叫んだ。それまでどんな憎まれ口を叩いても平然としていた佐久間が、
図星を指されたかのように悲しみに歪んだ顔をしたという。
スランプで落ち込んでいた佐久間を追い詰めたのは自分だと女優は泣く。
神林とキリカは佐久間のあるメモを発見し驚く。
そして捜査を進めるうちに、犯人が誰かを知る。
犯人は狩野だった。彼女はそれを認める。
学生の頃から狩野は佐久間の才能だけではなく、佐久間自身に惹かれていた。
だがいつでも佐久間にとって彼女は女ではなく、優秀なアドバイザーか
女関係がもめた時に冷静に対処してくれる便利屋でしかなかった。
それでも、佐久間は女を渡り歩くだけで本命を決めたりはしなかったし、
女扱いされない彼女はいつまでも佐久間のそばにいる事が出来るので
その立場に甘んじていた。佐久間のもとに女優が現れるまでは。
女優は本気で佐久間を愛し、自殺未遂までした事がある。
佐久間がスランプになったのも女優に出会ってからのようだった。
そして殺人のあった夜。ふっきれたような顔で佐久間は狩野の部屋を訪れた。
女優に会ってキツイ事を言われ、目が覚めたと佐久間は微笑みながら言う。
「書けそうな気がする。シリーズの最終話。英をどうしたらいいかやっとわかった……」
英は佐久間自身。迷いを捨てたのは佐久間自身。はじめて真正面から向き合ってきた女優を、
佐久間が本気で愛するようになり、結婚するつもりなのだろうと狩野は悟った。
そして自分のもとを離れるならと佐久間を自殺に見せかけ殺害したのだった。
泣きながら狩野に怒鳴るキリカ。佐久間が最後に書いたであろうメモを見せる。
『英遼二 秘書の阿部美冴を愛していたことに気づき結ばれる』
英は佐久間自身。そして、秘書の阿部美冴は狩野にイメージが似ていると神林は言う。
女優と話していて佐久間が気づいたのは、自分が本当は誰を愛していたのか、
そしていつでも傍にいてくれたのは誰だったのかという事だった。
それは狩野だ。佐久間は思いを伝えるためにあの夜狩野の家を訪れたのだった。
狩野は泣き崩れた。
「キャラクター・コレクション」っていうテーブルトークRPGに出てくる職業をショートショートを交えて解説するっていう本があって、
その本から「錬金術師」のショートショートを。
主人公の吟遊詩人がある町で、錬金術師に出会う。
錬金術師は実験により、生物を特殊な液体に入れると金属が出来ることを発見し、更に高度な生物ほど価値のある金属が出来ることを知る。
「犬からは銀が出来た。人間に最も近い猿からは金が出来るに違いない」と確信する錬金術師。
主人公はその液体の正体を問うが錬金術師は口をつぐむ。
その後主人公は錬金術師の弟子から液体の正体が酸であることを知る。
弟子によると、あらかじめ実験前に金属を削って酸に溶かしておき、さも生物から金属が生成できるかのように見せかけていたという。
錬金術師も単純なもので、弟子の小細工に気付かず、素直に金属が出来たと喜んでいた。
弟子「こないだの犬を使った実験では銀を溶かしておいたんだ。」
主人公「じゃあ次は金を溶かすのか?」
弟子「金は溶けないから、また銀を溶かしておくよ。」
弟子は錬金術師の一人娘と恋仲であり、いずれは娘と結婚して師の後を継ぐつもりであった。
「ちょっと金がかかるが、師匠の後を継げるなら安いものさ」とうそぶく弟子。あきれる主人公。
数ヵ月後、別の町に滞在していた主人公は錬金術師が殺人罪で処刑され、弟子は「俺のせいで!」と叫んで自殺したと言う話を聞いた。
猿を使った実験でも金が生成できないことに業を煮やした錬金術師は、娘を実験に使ってしまったのだ……。
読んだのが何年か前なのでところどころ記憶違いがあるかもしれないけど、こんな感じの話。
525 :
餓鬼1:2006/06/24(土) 13:20:55 ID:NneEOOew0
もしかしたらとっくに既出かもしれないけど
エコエコアザラクと同じ作者の漫画。タイトルは餓鬼。
少年と犬が地下室に閉じ込められている。
必至で出してと叫ぶが誰も助けに来ない。
実は少年の父親は再婚で、後妻に入った女は子供嫌い。
世話をするのがうっとおしいので邪魔な先妻の子を殺そうと
団地の地下倉庫に閉じ込めたのだ。
犬を一緒に閉じ込めたのは一人で餓死するのは淋しいだろうから
せめての心遣いだそうだ。
少年の父親である旦那には自分の田舎に遊びに行っていると嘘をついて
誤魔化していた。
そうこうするうちに時間がすぎ、少年と犬はだんだん餓えていく。
長靴をかじり餓えをしのぐ少年。
犬は実は妊娠していて地下室で子供を産む。
犬ももうガリガリにやせ細っている。
そして餓えが極限に達した少年はとうとう犬の赤ちゃんに食らいつく。
母親犬はそれを見て怒り、少年に襲いかかるが少年はそれでも
必死に子犬を食らい続ける。
だが結局、少年は生きたまま母親犬に手足を食われてしまう。
526 :
餓鬼2:2006/06/24(土) 13:21:32 ID:NneEOOew0
少年がどうなったか様子を見に来た継母は母親犬に襲われ
これも生きたまま食われてしまう。
朦朧とした意識の中、少年は幻を見る。
自分を助けに来てくれた優しい母親(継母)の姿を。
------完。
子供と動物が酷い目に遭う話は本当に辛い。
継母にも天罰が下ったのはまだ救いがあるけど、子供はたぶん
助からないと思うし、マジでムカムカする。
>517
自分のことじゃないよ。その人性格もBっぽいし、
血液型間違えてる可能性高いね★
B型なんて性格悪いからみんな死ねばいいのにね。あんたも
性格悪そうだね。B??じゃあね★★
そういやショートショットって結構後味悪いのおおいよな
>>522 乙です。
キリカシリーズって、コマ割りが読みにくいんで途中から
読むの止めちゃってたんだけど、
お話だけ聞くとスッキリと後味悪くまとまってるのね。
編集さんも、もう少しだけ悩んでから殺せば良かったのに……
>525-526
痛ましいなぁ。後味も相当に悪いが。
>>525 こんな有様になるなら、
ひと思いに殺してやった方がなんぼか良かった……
と思わせる所が恐いね。
さすが古賀新一、貸本時代から活躍してた大御所だ!!
後味が悪いだけならいいけど、胸くそが悪い人間はこないでくれ。
頭の悪い人間もこないでくれ。難儀なものに祟られたスレだなぁ。
筒井康隆の「母子像」
主人公が赤子の息子に買ってあげたサルの人形は特殊な能力を持っていた。
そのサル人形を持っていた息子の右手が、空中から消えてなくなっていたのだ。
このときは主人公が気づいて、あわてて赤子をこちら側に引っ張り、事なきを得た。
サル人形は、持っている人を異次元に引きずりこむ性質があった。
その後、赤子と妻が蒸発した。
何度か「向こう側」から助けを求めて、ぼうっとした姿で浮かび上がる妻と子。
だが、主人公には助けるすべがない。触ることもできない。
何度目かの時、サル人形だけが奇跡的に主人公の手に戻ってきた。
二人を助けるために常にサル人形を右手に持つ主人公。
気が狂いそうになりつつも、数日が過ぎ、ついに右手が消えはじめる。
そのとき妻の声がはっきり聞こえ、消えていく右手に左手を添えて両手を異次元に持っていく。
左手で妻の足を掴み、「こちら側」へ引っ張る。
足、腰、手、胸、と下半身から順々にだんだんこちらの世界に戻ってくる妻と抱かれた赤子。
あともうすこしだ!
主人公は矢も盾もたまらず、両手で一気に妻と子を「向こう側」から引き摺り下ろした。
そこには首から下だけになった妻と赤子がいた。
サル人形を手放したために、首から上は異次元に取り残されたままになったのだ。
サル人形は「向こう側」に残り、もはや二人を戻すすべは無い。
だが首がなくなっても、二人は生きていた。
首が異次元に残った副作用で、妻と子はその後、まったく歳をとらなくなった。
主人公はいつまでも若々しい妻を見て、このほうがよかったのかもしれない、などと思う。
[完]
これでおしまい。何の救いも無し。
自分のせいで妻と子がひどいことになったのに、
「このほうがよかったかもしれない」はないだろう…
顔無しで若々しいって言われてもな…
それから時々、妻と子供が寄り添っている顔だけの姿が、
幻みたいに見える事があったりするんだよね。
首から下の方は、妻が子供を抱いた姿で、夕暮れの和室とかに無言で座り続ける。
良いとは思えないが、幻想的で、主人公の自虐っぽい雰囲気に満ちてた印象がある。
コンビニかドライブスルーに行った恋人が帰ってこない、って話、
2ちゃんのどっかで読んだ記憶が…
洒落こわのまとめサイトだったかな?
車でずっとまってた彼女が心配して、店員に「今こういう男性がお店に来ませんでした?」
と訊ねたら店員は「コーヒーを買って出て行きました」と答える。
でも彼氏も彼女もコーヒーが苦手で、コーヒーなんか買うわけがないのに…。
という話。
都市伝説的で変な怖さがあった。
>>535 所詮おっぱいと穴があれば…って事かね
>>484 そのコピペを色々なすれで見るけど、urlさらされてるの?
悪魔が来て、恋人の一部だけ置いていってくれると言ったら、
欲しいのは首から上か、首から下か、どっち?
>539
手首だけあればOK。
>>539 何故首から上か下かしかないの?別の部位とかだけってのもアリじゃねぇの?
盆の窪があればいい。
一部だけ置いていかれても…
どっちにしろグロいしホラー
ちょっと思い出した昔話「かかの首」。「ヨメさんの首」って意味。
ある所に仲の良い若い夫婦がいたのだが、ある日ダンナの留守中に
山姥が来て、嫁さんをガリガリ食べてしまう。首から下は全部食べ、
首だけ残る。で、残りは次に来たとき食べようと、戸棚の中にしまって帰る。
帰ってきたダンナ、嫁がいないので呼ぶと、戸棚の中から悲しげな声が。
開けてみると、首だけの嫁が泣いている。あわてて取り出し、慰めるダンナ。
しばらく首と暮らすも、だんだん鬱陶しくなってくる。
それである晩、寝ている首を持って遠くの空き地へ行き、投げ捨てることに。
ところが寸前で目覚めた嫁さん、たもとをがぶりと噛んで話さない。
ひどいよう、捨てないでよう、という恨みがましさにダンナ、たもとをちぎって走る。
首は、空を飛んで追ってくる。悲しみと怒りに、その形相はもう人間ではない。
ついに走れなくなったダンナにせまる首。ダンナは最後の力で、首を地面にたたきつける。
と、首は動かなくなった。気づくとそこは一面、菖蒲の畑。
首は菖蒲の尖った歯に串刺しになって、死んだのだった。
それから、菖蒲は魔よけに使われるようになったという。めでたしめでたし。
……って、ひどくない?
残ッたくびってすでに妖怪がなにかに
なっちゃったんだろうかね。
首だけで生きてたり空飛んだり。
・・・まぁ首だけになっても生きている時点で人外になっちゃってる
んだろうから、それはそれで慈悲なんだろうけど・・・。
昔話は当時の時代背景も反映したものだから、後味悪いの多いね。
俺が知ってる昔話で後味悪かったのは、ある村の裕福な庄屋の家で
小豆がわずかだが盗まれた。犯人は近くに住んでる村一番の貧乏な男に
違いないと思って、早速男の家を訪ねる。
家には男の子供がいたので、庄屋は裏を取る為その子供に昨日の晩に
何を食べたか聞いてみると「赤いまんま(ご飯)食べた」という。
貧乏な男がそんなものを与えられるはずが無く、間違いなく自分の家から
盗んだものを食べさせたに違いないと庄屋は確信する。
しばらくして畑仕事から戻ってきた男を、庄屋は襟首掴んで表に引きずりだし
「私の家から小豆を盗んだろう!」と糾弾する。
しかし身に覚えの無い男は、当然何のことか分からず否定。
庄屋は「とぼけても無駄だ。お前の子供が赤いまんま食うたといったぞ!
貧乏なお前がそんなもの持ってるはずが無いだろう!」と尚も詰め寄る。
そのうち近くの村人も騒ぎを聞きつけて集まってくるも、空気は貧乏な男を
疑ったものになっていき、誰も男を弁護してくれない。
進退窮まって、半分狂ったようになった男は子供をつれてきてあっと言う間に
持っていた鎌で子供のお腹を裂いてしまう。
子供のお腹から出てきたのは、赤がえる。食べるものも無かったので子供は
飢えを癒す為に、赤がえるを食べそれを「赤いまんま」と言ったのだった。
「許してくれ!」と泣き伏す庄屋と、気まずそうにする男に疑いを向けていた村人達。
男は鎌をもったまま、呆然と立ち尽くしているだけだった。
うわああぁぁぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
>>549 昔の村社会は陰惨な話が多いね。
これ、もう子供殺した男は発狂するか、村人全員殺すしかないよね…
庄屋もケチくっさい
やだね
>>549 あれ?「赤いまんま」って色んなバージョンがあるのかな。
日本昔話でもアニメになってた別バージョンの「赤いまんま」では、
病気にかかってしまった娘のために、貧しい男は小豆をほんの少しばかり盗む。
それを使って作った赤飯を食べた娘はすっかり元気になり、鞠をついて表で遊ぶ。
「赤いまんま食べた♪なんとかかんとか…♪(歌詞うろ覚え)」という娘の歌声を聞きつけた
庄屋はカンカンになって父親を捕らえ、生きたまま人柱か何かにしてしまう。(生き埋めだったか?)
娘のためを思って小豆を盗んだ父親は、娘の無邪気な歌声で殺されてしまった…
という最後だった。
どのみち後味わるい。
>>549 「キジも鳴かねば撃たれまい」ってセリフのやつだね。
ストーリーは
>>553で、娘は父に絶対に赤まんま食べた事を言っちゃいけないって言われてたのに、
嬉しくってついつい歌ってしまう。
で、父が人柱になって、それ以来娘は全くしゃべらなくなってしまった。
村人達も、「ショックでおし(しゃべれない人)になってしまったんだろう...哀れな子だ」と同情をする。
それから数年が経ち、成長した娘。
相変わらず言葉は発さず、鞠つきをずっとしているだけ。
そんなある日、キジが居たんだけど、飛び去る時に鳴いてしまったため、
狩人に見つかり、撃ち殺される。
それを見ていた娘は一言、さみしそうに「キジも鳴かねば撃たれまいて」とつぶやく...。
>>553 赤いまんまは過去でも何度か出てたけど553(554)と549のバージョン、
まさに今回みたいに必ずどっちかが出てくるともう一方が出てきてた覚えがある
地域とか世代とかで違いがあるのかな?
赤って生き物だと毒々しい色だなぁ(´・ω・)
まさか貧乏な男は口減らししようとしたとかなら更に後味悪くならないかな?
>>555 アニメの内容はテレビ用に配慮したんじゃないかな
アニメでは実際に豆を盗んだわけだし、子供の歌が証拠になってるし、
子供の腹を割かず父親が罰を受ける方が自然…というか理性的で現代的っぽい
腹を割くのは子供用アニメにキツイ
キジも鳴かずば〜はこんな話もある
村の集会で、村に大きな橋を架けることになった
そこは昔から水害の多い土地でもあり、その対策についても話し合いが続けられた
結局「人柱を建ててはどうか」ということになる
それでいこうという事になったものの、勿論誰も人柱などにはなりたくない
お互いが牽制し合い、もめにもめて話し合いは膠着状態
だがある男が嬉しそうに声をあげた
「いい事を思いついた!
人柱の『柱』にかけて、今縦縞模様の着物を着ているものが人柱になるってのはどうだ」
皆が信じられないというような顔つきで男を見る
辺りを見渡した男は、ある事に気がつき顔色を変えた
縦縞模様の着物を着ている人間はこの場にただ一人しか居なかった
そしてそのひとりとは、他ならぬ自分自身だったのだ
それで男は自分が言い出したので引くに引けないのと
村人は渡りに船ってんで結局人柱に
男には当時小さな娘が居て、後は
>>554と同じ
この話を読んだとき、何か男が意見した後の雰囲気が手に取るように想像できた
現実で言えば何かの仕事を複数人でやるとき
皆面倒なことは心中避けたがってて
その場の雰囲気で面倒臭い仕事押し付ける/られた、みたいな
まあ誰かがやらんといかん事ではあるけど
人柱とかって昔の人は信じてやってたみたいだけど
現代ではそれで雨が降ったり災害が納まったりしないのが
わかってるから、なんか後味悪い
人柱といえば、こんな話も。
とある地方の領主の若君が城下町に出かけた。
すると虚ろな目の幼い女の子が、ふらふら歩いている。
事情を調べてみると、この子は母親と2人で巡礼の旅をしていたのだが、
母親はある村で橋の建設のための人柱にされてしまったのだという。
娘はショックで錯乱状態になったのだろう。
若君は女の子を哀れんで、城に連れて帰った。
数年後、領主になった若君。
橋が落ちて工事をしなくてはならなくなった。
人柱をたてなくては・・・。
一人の娘が名乗り出る。あの時の女の子だった。
「殿様に助けていただいた御恩を返したい」と望む娘。
しかし殿は札にお経を書いて、人柱の代わりに埋めさせた。
橋は無事に建ち、以後この地では人柱の風習は途絶えた。
・・・あれ?後味よくなっちゃったね'`,、('∀`) '`,、
若様グッジョブ!!
>>558 赤まんまは子供の過ちで、かわいそうだと思うけど
この話は単なる自爆やんけ。
旅の母娘の話で思い出した。昔アンビリかなんかでやってた話。
パリかどこかの万博にやってきた母娘。手近なホテルに宿をとった。
ところがインドからやってきた二人のうち、母親の具合が悪くなってしまった。
娘は医者を呼びに行き、少しの間ホテルから離れた。
ホテルに帰ってきた娘はフロントに行き、部屋の鍵をもらおうとした。
ところがフロントは「あなた様は知らない」と言う。
「今出て行ったばかりの者よ!母に会わせて!」とわけのわからなくなった娘は
無理やり泊まっていたはずの部屋へ行く。
部屋に行けば、母と荷物があるはずだから証拠になると娘は思っていた。
だが部屋に行けば、母も荷物もなく出る前と内装すら違う始末。
「何か勘違いをしていたのでは」とフロント。
グルでからかっていると娘は警察に訴えるが、娘の言う証拠は何もない。
キチに思われた娘は精神病院に入れられてしまう。
「私が合ってるはずなのに……」と本当に娘は病んでしまう。
で、しばらくして娘に一通の手紙が届く。
あの時、本当は娘の言っていることのほうが正しかった。
何故あんなことをしたかというと、母親は実はペストになっていたのだ。
万博が始まる前に、ペスト患者が出たなど言えるはずもない。
医者が娘よりも先に駆けつけたとき、既に母親は虫の息ですぐ息をひきとった。
そこで具合の悪いものなどいなかったことにしようということになった。
こっそり母親の遺体と荷物を持ち出し、部屋の内装まであっという間に変えて
後は娘をキチ外にすればいいだけという計画があったようだ。
娘悲惨すぎ。
先日土曜ワイド劇場でやってた『炎の警備隊長五十嵐杜夫4』。
重要な登場人物
五十嵐…主人公。警備員で、今回社のエリート部隊に異動。
桐野…主人公の部下。銀行強盗に巻き込まれて死んだ妹がいる。
橘会長…橘グループの会長。
桜田…橘会長の秘書。
沙織…橘会長の娘。
高村…主人公の部下。沙織の彼氏。
橘会長を警護することになった五十嵐の部隊。
新しい部下や会長襲撃事件で大変なときに、
会長の娘である沙織が殺される。
そして、彼氏の高村の遺体も発見される。
警察と橘会長は、高村が沙織を殺害して自殺したとみるが、
五十嵐は高村の無実を信じ、事件の解明に乗り出す。
そして、桐野の妹が殺されたこと、
その事件に居合わせた警備員が自殺していたことを知る。
ある時、桜田が死んだ沙織の携帯を持っているのに気がつく。
その後すぐに桜田に話を聞こうとしたら、
桜田もいないし、桐野も家にいない。
嫌な予感がして、
自殺した警備員が飛び降りたというビルの屋上へと向かう。
そこには、桐野と桜田がいた。
(続く)
桜田の恋人はあの警備員だった。
桐野妹が巻き込まれた銀行強盗事件に居合わせていて、
彼のとっさの行動が災いして、桐野妹は強盗に殺されてしまった。
そして、怒り狂う桐野に「お前が死ねばよかったんだ」と責められ、
その日の夜に投身自殺。
桜田は、その事件以降桐野に恨みを持っていたが、
会長警護の時、桐野が警備員をしている姿を見て殺害することを思いつく。
そして、沙織に、「彼氏が警備員の中にいる。でも父から反対されている。
桜田さんも協力してほしい(要約)」と言われ、
なぜか沙織の彼氏=桐野と勘違いした。
桐野に自分と同じ苦しみを味あわせてやる!ということで沙織を殺害。
沙織の携帯を使って桐野を呼び出したはずが、そこにきたのは高村。
その後姿を見て桐野と思い、高村を殺害した。
五十嵐は、桐野を殺そうとする桜田を説得する。
その場で崩れ落ちる桜田。
桐野は、今でもあの警備員が許せない、謝る気はないと宣言。
そこで駆けつけた他の同僚、桐野を説得。
五十嵐の説得もあってか、桐野は「ごめんなさい」と土下座。
(終わり)
大体こんな感じだったと思う。
勘違いで殺された二人が切ない。
桐野って奴が謝る必要全然ないよな。
「おまえが死ねばよかった」って言われてほんとに死ぬ奴が短慮だっただけ。
そいつが勝手に死んだのに逆恨みして人違いで二人も殺して、
短慮男の恋人もまた短慮女かってーの。
俺もそれ観てたけど犯人の女謝られてあっさり許してんのがちょい面白かった。放送時間の都合だろうが。
568 :
再生1:2006/06/25(日) 02:15:32 ID:DuFqMul30
綾辻行人著の眼球奇譚に収録されている再生という話。
大学講師の主人公が教え子の女性、由伊と恋仲になる。
やがて深い中になり、結婚を考えるようになったある日、由伊は主人公に自分の秘密を打ち明ける。
曰く、”自分の体は呪われている”と。
幼少時より幾度も怪我を負ったが、その痕跡は跡形もなく消えてしまい、失った四肢すら生えてくるという。
愛する由伊の言葉を疑いなく信じる主人公。
本来事故で失ったはずであるという由伊の白く美しい腕を見ながら主人公は言う。
「それはね由伊。呪いではなく祝福されているんだよ」
だが二人の幸せは長くは続かなかった。
由伊はクロイツフェルド・ヤコブ病という病に冒され、
急速に痴呆が進み一年以内に寿命を終えてしまうと宣告される。
そして痴呆が進み主人公の事もおぼろげにしか思い出せなくなる由伊。
「私がすべてを忘れてしまう前に二人で過ごしたあの山荘で静かに暮らしたい」
569 :
再生2:2006/06/25(日) 02:16:13 ID:DuFqMul30
山荘で暮らし始める主人公と由伊。
しかし病の進行は止まらず、由伊は自分の意思で動くこともしゃべることもあまりなくなっていった。
由伊を暖炉前の椅子に座らせ、一人静かに酒を飲む主人公。
酩酊し、いつの間にか寝入ってしまった主人公は激しい物音で目が覚める。
暖炉の前の椅子に座わらせていた由伊が火の消えかけた暖炉に頭を突っ込むようにうつ伏せに倒れていた。
由伊の足元には空のウィスキー瓶が転がっている。
これに由伊は躓いたのだろうか、あるいは…。
緩慢な動きで由伊を暖炉から引き出す。
髪も顔も醜く焼けただれ、美しかった由伊の面影はなくなっている。
泣きながら由伊の名前を呼ぶが、意識を失っているのか由伊はその言葉に反応することはない。
主人公は思い出す。
あの日、由伊のいっていた言葉を。
「それはね由伊。呪いではなく祝福されているんだよ」
呆然と呟く。
570 :
再生3:2006/06/25(日) 02:18:27 ID:DuFqMul30
血と脂にまみれつつ由伊の頭部を切り離す主人公。
焼け爛れた頭部は外に捨て、体だけを綺麗に拭き白いドレスを着せて椅子に座らせる。
美しい由伊の顔が再生すると信じて。
あれからどのくらい経ったのであろうか。
幾日幾週間、主人公は由伊の顔が再生するのを待ち続けた。
腐り果てていく由伊の肉体。
主人公は祝福された体というのは嘘であったのかと、嘆き崩れる。
そのとき山荘の外、激しい豪雨の音に混じり奇妙な唸り声が耳に届いた。
赤ん坊が泣くような、小さな獣が鳴くような、甲高くひび割れた叫び声。
恐る恐る外を見る。
そこには雨に打たれ泥まみれになった焼け爛れた由伊の顔。
その口が裂けるように開き、奇妙な声を漏らし続けている。
切断した首の傷跡から胎児のような体を生やしながら。
こちらが再生の本体だったのか…
虚ろな由伊の目が主人公を捉え、爛れた唇で言葉を動いた。
「先生」
長々と書いてゴメン。
誰かウエスト・メンフィス3事件がどうなったか知らない?
最近やってた「地獄少女」っていうアニメは後味悪い話が多かった。
その内の「高い塔の女」を紹介。
【設定】
恨みを持った人間が、深夜0時に「地獄通信」というサイトにアクセスし
憎い相手の名前を送信すると、地獄少女が現れ契約の藁人形を渡してくる。
その藁人形に巻かれている赤い糸を解くと、速やかに憎い相手は地獄に送られる。
だが、人を呪わば穴二つ。糸を解いた人間も、いずれ死ぬと地獄行きになる。
ここ4年で急成長した会社・デッドラインの女社長、里穂。
彼女はその溢れるカリスマ性と、遠い親戚の身寄りのない少女・美沙里の面倒をみてやっていることから、社員から絶大な信頼を寄せられていた。
だが実は、それはすべて嘘。
彼女は機械が大の苦手で、仕事のほぼすべてをパソコンに詳しい美沙里にやらせていたのだった。
しかも、美沙里とは親戚でも何でもなく、系列店舗で万引きを行った美沙里を脅して、
学校にもろくに行かせず無理矢理仕事をさせていたのだ。
その上、自社の成長する上で邪魔な人間を秘密裏に消しており、その犯罪にも美沙里を荷担させていた。
だが、最も自分の手を汚さずに邪魔者を排除できる方法として、地獄通信というものがあることを知った。
それから毎晩のように美沙里に地獄通信にアクセスさせるのだが、何故か一向に地獄少女からの応答がない。
「なによ!地獄少女なんていないんじゃないの!?」
憤慨した里穂は、ある晩部下にまた邪魔な人間を排除するようにこっそりと指令を出していた。
それを美沙里が録音していたことも知らずに…
そう、実は美沙里は、里穂の本性を暴き告発するために、わざと里穂の系列店で万引きをしてデッドラインに潜入したのだ。
美沙里の父も同じように里穂に弱みを握られ、散々こき使われた挙句に殺された。その復讐の為に、美沙里は今までの仕打ちに耐えてきた。
「これを警察に持っていけば…!」
勝ち誇る美沙里の背に、部下を連れた里穂が立つ。
そこで初めて、美沙里は自分の行動がすべて筒抜けだったことを知る。
「あんたもあんたの父親もバカよね。大人しくしていれば死なずに済んだのに…
親子そろって同じことをするなんて」
「人生なんて所詮ゲームなのよ!生きているうちが楽しければそれでいいの!」高笑いする里穂。
なんと、美沙里の父も美沙里と同じく、里穂の犯罪を告発しようとして殺されたのだという。
その事実に愕然としながら、父の恨みを晴すためにもここで死ぬわけにはいかないと必死で逃げる美沙里。
会社の一室に逃げ込むが、そこには身を守れそうなものなど一つもない。
絶体絶命、ここまでかと思ったその時、目の前のデスクにあるパソコンが目に入った。
美沙里は藁にも縋る思いでパソコンを起動し、地獄通信にアクセスする。
「お願い、助けて……!!」
そして、美沙里の前に現れる地獄少女。
「この赤い糸を解けば、貴女の恨みの相手は地獄へ流される。
けれど、人を呪わば穴二つ。糸を解けば、貴女も死後地獄へと堕ちるわ。それでもいいなら…」
「それでもいい…!あいつを今すぐ地獄へ落として!!」
美沙里の指が赤い糸を解いた瞬間――
里穂は、四年前の、恋人と二人でやりくりしていた頃のまだ小さな会社(というよりマンションの一室)の前に立っていた。
恋人の待つその部屋のドアを開けると、…里穂の親友と恋人が抱き合っていた。
肩に掛けていた鞄を落とす里穂。
恋人は必死で弁解するが、里穂ずっと一緒に頑張ってきた恋人の裏切りを許せず、近くにあった傘を手にし…
…気づいた時、里穂は血まみれになっていた。
側にはかつて恋人であったモノと親友であったモノの変わり果てた姿。
だがふと気づくと、その死体が、自分の姿になっていた。
悲鳴をあげて部屋を飛び出す里穂。
そんな里穂を、地獄少女が人形のような無表情で見つめていた。
「闇に惑いし哀れな影よ…人を傷つけ貶めて、罪に溺れし業の魂…
――イッペン、死ンデミル?」
再び里穂が目を覚ますと、そこは舟の上。
「この恨み、地獄へ流します…」
こうして、美沙里の恨み―里穂は、地獄へ流された。
後日、里穂の犯罪や美沙里との関係の真実が暴かれ、美沙里は晴れて自由の身となっていた。
だが、美沙里はなぜか里穂のいた、高層ビルの最上階・社長室の窓から外を見つめていた。
『人生はゲームなのよ!生きているうちが楽しければそれでいいの!』
頭の中で反復される、里穂の言葉。
「…人生はゲーム、か。
…このゲーム、思う存分楽しませてもらうわ…」
窓に映った美沙里の唇が、くっと吊り上がった。
デッドラインの高層ビルを後にする地獄少女。
ふとその高い塔を見上げ、ぽつりと呟く。
「……闇に惑いし、哀れな影よ……」
まー、死んだあと地獄行きと決まっちゃえば
現世利益最優先になるわな…
まとめるの苦手なんで、長々とゴメン。
しかもちょっと解りづらいな…
いつも地獄少女は糸が解かれる→恨みの対象者に恐怖を味わわせてから地獄に落とすってやり方なんだ。
この場合、4年前に里穂が悪人(会社を大きくするためならなんでもする、人の命を何とも思わない)へと変わるきっかけとなった記憶を掘り返して、
更にそれをちょっと捏造(自分が殺した死体が自分になる)して見せた。
そして充分恐怖を味わわせたあと、三途の川へ流す。
恨みをはらした美沙里は、『自分もいつか里穂と同じように地獄へ堕ちるんだ』という思いからか?
里穂と同じように、人生をゲームとして(恐らく里穂と同じあくどいことをやりながら)生きることにする。
っていう、ループを感じさせる後味の悪いオチ。
そもそも会社に潜入するために万引きくらい平気で出来るようなやつだから元々まともな人じゃない。
そうだね。
じゃあ何事もなかったように次の話題いってみよー。
眼球忌憚、漫画版持ってる
再生はハッピーエンド風味だと思ったが…
グロいっちゃグロいけど
焼け爛れた顔とかもちゃんと元に戻って、脳細胞も再生しCJDも根治すれば
ハッピーエンドだけど、顔はそのまんまで症状も進み痴呆状態のまま生き続けるだけ
となったら鬱だなぁ。
「7SEEDS」というSF漫画が評判いいから読んで見たら結構キツかった。
舞台は天変地異が起こり、あらゆる生物が死滅した日本。
この事を予測していた政府は、7人+1人(ガイド)のチーム5つを冷凍保存し、
地球が滅んだ後、人間が生きられる程度に気候が回復したら解凍されるよう設定した。
選考の基準は、健康で歯が強く近視でもなく、性格面などでも問題がなく、
何らかの秀でた部分がある男女。ガイドは警官・自衛隊・消防隊員などの公務員が多い。
季節もおかしくなるだろう未来でも四季を忘れてほしくないという思いがあったのか、
チームはそれぞれ春夏秋冬に別れ、メンバーは名前にそれぞれの季語が含まれている。
夏チームだけ例外としてABの二つがある。
真っ直ぐに優秀に育った者たちはそのせいで折れてしまうかもしれないと危惧し、
Bチームは他のチームとは違い、不登校児や不良などの落ちこぼれ扱いの人で組まれている。
正反対に、夏のAチームは優秀な精子と卵子を組み合わせて産み出され、
元から崩壊後の地球でも生きていけるよう教育を受けたエリート集団。
そのエリート集団から7人を選ぶための選抜テストが後味悪い。
苗字もなく、ただ夏の季語の名前だけを持った子供たちは
集団で訓練を受けながら特殊施設で育った。
未来の地球で目覚める夏Aチームの7人の枠を目指して。
優秀の基準を満たせなくなった子供は次々と落とされていく。
17歳の時に行われるというチーム選抜が近づいた頃、目が悪くなった少女が落とされた。
仲の良かった他の子供たちはそれを悲しみ、外の世界でもがんばって生きてと言った。
だが落とされた子供は外の世界に出されるのではなく、
解体され攪拌され施設内で肥料として使われていたのだった。
生きて施設から出るには、7人に選ばれるしかない。
最終テストは人為的な災害から生き残るというものだった。
それがテストとも知らないまま死んでいく生徒の中、
生きるために3人で行動していた小瑠璃・繭・雹は山崩れにあい、
小瑠璃は孤立する。高所に残された小瑠璃は、下の方に落ちて行った
二人に向かい懐中電灯でモールス信号を送り会話する。
二人に合流するために、小瑠璃は手近なものでハングライダーをつくり飛び立つ。
ずれた軌道を修正しつつ向かう中で、繭が絶えずつけていた懐中電灯が消えた。
トラブルでもあったのかと不安に思いながら辿りつくと、
そこには崩れた土砂に下半身を挟まれ、事切れた繭の姿があった。
山が崩れた時に既に二人は土砂に体を潰され、這い出る事も出来ない状況にあった。
それでも小瑠璃が挫けて立ち止まらないようにと、平気なふりをしていたのだった。
蘇生させようとする小瑠璃に「もう楽になれたんだよ」と潰された状態のまま雹は言い、そのまま息絶えた。
死にかけながら仲間を安心させるためにモールス信号送り続けるなんてむりむりむりむりかたつむり
まだ17歳なのにこいつらすげーよ('A`)
未来へ残す種を作るほど人類種の存続に腐心しているクセに
資格不良の候補者をあっさり肥料にしてしまうあたり狂ってる。
なんか統治機構が選民思想でも持ってたのだろうか。
7SEEDS計画立案者は、どう計算しても立案当時は小学生くらいになる。
まあそういう漫画。
>>585 愛情に基づいた願いがね。
うまくいってほしかったもんだ。
近所にでかでか家紋が掲げられてる蔵を持つ豪邸があるんだけど、
その家紋は実は部落民という意味が込められてるらしい。
(えたは指が4本しかないという意味合いだとか)
その豪邸に住む人達はそのことを知らなくてきっと誇らしげに掲げてるんだろうけど
近所のおじさんにその話を聞かされてぞっとしたと同時にめちゃくちゃ後味悪くなった。
>>524 キャラコレナツカシス。他にも後味が悪いのがあったな。俺が覚えてるのは「暗殺者」と「スパイ」。
昔の話なんで細部が違ってたら誰か訂正してくれ。
「暗殺者」
ある国の王子が召使いの少年に暗殺された。召使いはある宗教団体で養成された暗殺者で、
王子の父である王が、その宗教団体を弾圧した報復としてだった。
主人公である吟遊詩人はその王に招かれ、捕らえられた少年に歌を歌って聴かせる様命ぜられる。
なぜこの様な事をするのかと疑問を抱きながらも、詩人は歌を歌って聴かせる。
歌い終わった後、詩人は少年の頬に一筋の涙が流れているのを目にする。
城を去る前、詩人は家来になぜこの様な事をしているのか尋ねる。真相はこうだった。
この宗教の教義は、現世で苦しければ苦しいほど、来世での幸せが約束されると言うもの。
なので、拷問したりすぐに死刑にしても意味が無い。
そこで王は、現世での様々な喜びを歌った歌を聴かせることを思いついた。
たった一回しかない人生を、教義の為に浪費してしまったと気づかせるために。
刑が執行される直前まで、少年は「死にたくない!」と泣き叫んでいたと言う。
「スパイ」
ある国(A国とする)の酒場で、その国の王の武勲を称える歌が歌われていた。
みな喜んで聴いていたのだが、一人の男が「武勲なんて嘘だ!」と叫んで、
いい気分を邪魔された客達に小突き回される。
主人公の吟遊詩人に助けられた男は、なぜこんな真似をしたかと話し始める。
男の正体はスパイ。以前の戦では、攻め込む予定の隣国(B国とする)への潜入任務を命ぜられていた。
いわゆる「草」と呼ばれる任務で、まずはB国に何年も住み込み、周囲の完全な信頼を得る。
そして戦が始まると、内部から手引きをしてA国を勝利へ導くのだ。
男は命令どおりB国へ潜入し、ある大商人の家へ奉公人として雇われた。
何年も過ごすうちに大商人に認められるようになり、将来の後継者として一人娘を妻に迎えるまでになった。
やがて戦が始まった。男は大商人の後継者からスパイへと戻り、任務を忠実に実行した。
B国は壊滅し、A国の大勝に終わった。
男は王から褒賞をもらうも、その心は空虚だった。
家族を探して廃墟をさ迷い歩く男。その結果、愛する妻は兵達に犯され自害した事実を知る。
男は詩人に語りかける。
「なあ、信じられるかい?あんたの目の前にいる男は、戦を勝利に導いた英雄なんだぜ?」
>>587 だまされてる
えたが四つ指だなんて話は無いし、マークも無い
その近所のおじさんは豪邸を妬んで、子供にそう言いふらしているんだと思うよ
>587はきっとピュアなハートの持ち主なんだよ
>>587は穢多が4本指なんだって!と言ってるんではなく、
屠殺に携わった人間は4本指と蔑称される差別を書いてるだけじゃないのか。
あまりよくない意味が込められていないにせよ、分かってやってるんだと思うがな。
家紋の類を誇らしげに掲げるような人がその意味や由来に無頓着なわけないし。
被差別対象に家紋が許されるってのは違和感があるけど、どうなんだろ?
>>588-589 なんか鬱展開ばっかしだねえ。
地の文で一般的な解説をしてショートショートで意外な一面みたいなのを
紹介するって構成かな?
しかし、裏方っぽいその3職業でそんなエピソード見せられたら演じたくなくなるなぁw
7SEEDで鬱なのは冬チームだな。
野球小僧が目覚めると周りには変死体三つ。解凍の失敗でいきなりあぼんしたらしい。
しかもすぐに虎のような生き物に襲われてガイドと種二人も死んでしまう。
残されたのはサバイバルなどやった事のない小僧と日本舞踊の踊り子だけ。
踊り子は小僧に自分の分も厚着をさせ雪の中で踊り続けたまま凍死。
ガイドが死ぬ前に言っていた他のチームの存在を希望に、小僧は犬のような生き物をお供に一人で生き続ける。
だが、チームごとに解凍の時間が異なるので、小僧が他の人間に出会う頃には既に15年がたっていた
596 :
588:2006/06/25(日) 17:00:31 ID:9/xbABsA0 BE:117079474-
>594
暗殺者とスパイは職業柄こうなるのも仕方ない面もある。
他の職業では、スカッとする話や心温まる話もあるよ。
>>569-570 その後、
「キャビアとかフォアグラとかないの!?」
って言い出しそうだ・・・・
>>588 どの話も捻ってあって面白いね。
でも、この場合、暗殺者の少年は物凄く苦しんだ→来世では幸せ確定!とならないんだろうか。
現世での喜びをフイにして暗殺者として生きた事を自覚した時点で、物凄く不幸になった筈だよね。
そうなったらもう、意地でも教義にしがみ付き、来世は幸せなんだと信じようとする方が普通なのでは。
王様がどういう反応を期待してその措置を取ったのか、考えれば考えるほど深読みしてしまうけど、
少なくともこの宗教団体の指導者側は、全く反省なんかしないんだろうな。
寧ろ、「あの少年は苦しみながら死んだので祝福された」とか宣伝しそう。確かに後味悪いわ。
何か取りとめもないレスでごめん。
たった一度しかない人生ってのがミソなんじゃない?
来世で幸せになれるとか言われても、それは自分じゃない誰かの事だし
今生きている自分は一体なんなんだって事になりそうだ。
宗教的な考えはどうなのか分からんが
>>595 仕事の合間に携帯でぽちぽち打ってたらかぶった
ウロで捏造上等なので補完にもならないけどせっかくだし投下
元高校球児のA、Bと日本舞踊のなんかすごい女の人Cの話
未来の世界で目覚めてなんだかんだあって7人チームが3人になってしまう
控えめなBは、活発で頼りがいのある男Aと美人で気が強いCに救けられながら生き延びるための旅をする
Bは美人なCに惹かれているがAとCがお互い惹かれあっているのに気づきお似合いだと思っている
そんな中、熊だか虎だかに教われてA瀕死、なおも襲われるA
CはAが助からないことを悟りまだ息があるAを置いてBを連れて逃げる
愛する人を見殺しにしたCは極寒の地で寒がるBに自分の来ているものを渡すと
持ってきていた舞の衣装ひとつを身にまとい踊りながら凍死
直後帰ってくるA
Cは何のために死んだんだーと思いながらBはAとともに旅を続ける
いろいろな話をしながら旅をするが例の熊だか虎だか再登場
Aあぼ〜ん、と思ったらAだと思ってたのはいつか助けた犬だか狼だかの生き物だった
あの時やっぱりAは死んでいてBは淋しさから幻覚を見ていた
情けなかったBはそこでやっと奮起して熊田か虎だかを倒す
んで死んだワンコの子2匹にAとCの名を付け何年も一人で過ごすことに
後味悪いとは違うかもしれないけどやるせなかったよ
なんで踊り子は凍死する程踊ってたんだ?
と思ってたらそういう事か…
その後Bが他の人間と会えたならまあ後味は悪くない…かな
調べてみたら『7SEEDS』ってのは少女漫画なんだな。
ここであらすじ読んで、てっきり青年漫画かと思ったよ。
話が非現実的すぎて、あんまり後味が悪いって思わない。
近未来の話なんてダークなのばっかだから「やっぱりそういう展開なんだ」って納得しちゃう。エヴァとか…。
ハッピーな近未来の話ってそうそう無い気がする。
>>560 つまり母親はただの犬死にだったのが証明されたから、こっちの方が後味悪いとオモタ。
自分だったら復讐の鬼になりそう。自分も人柱で死んだ方が楽だ。
>>603 殿様がいい奴だったからおkだと思ったけど
605 :
7SEEDS:2006/06/25(日) 20:01:33 ID:KrwoTp830
7SEEDSは、夏のAチーム選抜の顛末もきっつい。
まず、死者続出・仲間同士で殺し合いが始まってもおかしくないテストを考えた張本人「要」が、
幼い頃目の前で両親に自殺されて、自分は誘拐された後山に捨てられて生死の境をさまよった経験の持ち主。
その体験から、過酷な状況に対処できない奴は無価値ってな思想に傾いている。
そして、要の仕掛けたテストに合格した7人は…
1.安居…幼年期からトップ成績で、要にも目をかけられていた。リーダーになることに執着するあまり、
自分が認めた相手にしか弱みを見せようとせず、そのために無二の親友・茂を、自分の失敗で死なせてしまう。
友の死を目前にして、頭髪の半分が真っ白に。
2.涼…安居のライバルで、同じく成績はトップクラスだが問題児。しかしその問題行動も全部教官たちの想定内。
「邪魔なものをためらいなく排除できるキャラ」に育った有望株として期待されていた。
3.源五郎…イケメンムツゴロウさんな青年。子供の頃から育てた動物達を、自分の手で殺せるか
どうかが彼に仕掛けられたテスト。狂犬病にかかった、彼に一番なついていた虎を泣きながら殺す。
4.小瑠璃…>581さんのレス参照。
5.あゆ…植物のエキスパート。周囲から「マドンナ」と呼ばれるほどの美少女で、そのために一部の
仲間からずっと苛められていた。最終テストのとき、いじめっ子達が致死性の毒草を口にするのを黙って見ていた。
6.鷭(バン)…医療系のエキスパート。テストで仲間達の瀕死の状態や死体を山ほど見せられて、医療の限界を思い知らされる。
7.虹子…涼の相棒。仲間達の死や危険に徹底して無関心を貫き、それによって最後まで残った。
606 :
7SEEDS:2006/06/25(日) 20:02:53 ID:KrwoTp830
テスト後に集められた彼らは、茫然自失か、テストを仕組んだ者たちに深い憎悪の目を向ける。
責任者・要は、そこで初めて、自分のテストのやり方が間違っていた事を自覚する。
7人が冷凍睡眠にかけられた後、要は同じプロジェクトに参加していた教官・貴士から、先日生まれた
自分の子供に、春の季語から「花」と名づけた、自分の娘も7SEEDS計画の対象にして欲しいと頼まれる。
※この貴士先生はテスト終盤、安居と涼に「10数年後に隕石が降って文明が滅ぶ。俺の子供に未来は無い。
だから行ける可能性のあるお前らが憎い。テストで死んでも気にしない」と本心を暴露していた。
要は貴士の希望に応えて、花を最初から選ばれた子供として育てる。
サバイバル知識は叩き込むが、それ以外は普通に学校へ行き、友達を作り、恋のできる少女として。
夏のAチームたちに教えてやらなかった、人の情愛や絆を花には与えた。
はるか未来。覚醒した夏Aチームは、ガイドとして同行してきたかつての教官一名を、その場で
躊躇なく射殺する。
誰も俺たちを裁けない。誰も俺たちを救えない。絶望と虚無を抱え、かつて抱いていた希望も夢もなく、
ただ「生きる」ためだけに、夏のAチームは未来に繋がる扉を開いた…
なんかの漫画で読んだ話。細部は覚えていないが。
ある部屋に閉じ込められた5人。(1人だけ女で後は男)
各部屋に一つずつ指令みたいなのがあって、それをクリアしなきゃその部屋から出られない仕組みになっている。
最初の部屋は「このボタンを押して下さい」みたいなもの。
そのボタンを押した男は大きな石に潰されて死亡。
二つ目の部屋では、4人の頭に変な物を被らされ、そこから水が噴出しどれだけ我慢できるか、というもの。
息ができなくなった男は死に、次の部屋へ。
三つ目の部屋にはご馳走がたくさんおいてあり、これらを食べることだった。
毒入りの危険性があると思い、ロシアンルーレット形式で食べていく3人。
すると、蜂蜜をかけたホットケーキを食った男に大量の蜂が襲い掛かってきて死んでしまう。
最後の部屋では、生き残った二人が殺し合いをするというものだった。
なんとか、女は相手を殺したものの、女自身も力尽きて出口へ向かう途中で死んでしまう。
すると、その後ろから二つ目の部屋で死んだはずの男が現れる。
実は男は死んだわけではなく、気絶していただけだったのだ。
そして、出口へ向かうものの、出口から出るとそこにはまた似たような部屋が。
実は今までのは一回戦だったのだ。
こんな感じのやつだったと思う。
作者とか知らないけど、多分小説を漫画化したものだと思う。
608 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 20:58:47 ID:HjPYGC+q0
>>606 すまない。ちょっと教えて欲しいんだが
>要は貴士の希望に応えて、花を最初から選ばれた子供として育てる。
>サバイバル知識は叩き込むが、それ以外は普通に学校へ行き、友達を作り、恋のできる少女として。
>夏のAチームたちに教えてやらなかった、人の情愛や絆を花には与えた。
ってのは何かの複線なのか?『かつての教官=貴士先生』で
唯一、人の情愛を知ってる花の目の前で親をあぼーんしたってこと?
星新一のショートショートから。(内容うろおぼえ)
A氏には殺してやりたいくらい憎い奴がいる。でも、殺した後で警察に
捕まるのは嫌だ。
なんとなく酒場でそんな愚痴をこぼしたら、ある紳士に話しかけられる。
なんでも紳士は、ホテルを経営しているらしい。
「それではウチのホテルにお泊まりください。そうすれば、従業員全員で
あなたのアリバイを証言してあげましょう。数の力は絶大ですよ。」
なるほど。彼のホテルに宿泊し、夜の間にでも部屋を抜け出し、あいつを
殺害してから戻ってくればいいわけだ。
決定的な証拠さえ残さなければ、あとはホテルの従業員全員が有利な証言を
してくれるだろう。
警察は疑うかもしれないが、数の力は絶大だ。
男は支度を整えるとホテルに宿泊し、夜の間に憎い相手を殺害。
証拠も残さずに無事に帰って来ることができた。
チェックアウトも終えて自宅に戻り、くつろいでいるとすぐに警察がやってきた。
「昨夜あなたはどこにいましたか?」
「ホテル○○の部屋に泊まっていましたよ」
「部屋から一歩も外には出ませんでしたか?」
「ええ、その通りです。」
「なるほど、従業員たちも確かにそう証言している。」
「そうでしょう」
男はホッと胸をなでおろしたが、次の言葉を聞いて真っ青になった。
「ではあなたを殺人容疑で逮捕します。あなたがチェックアウトした直後に、
ホテルのベッドの下から死体が発見されたのです。」
なんということだ。見事にはめられてしまったらしい。
しかし、何を言い訳しても無駄だろう。なにしろ、数の力は絶大なのだから…
611 :
606:2006/06/25(日) 21:15:55 ID:KrwoTp830
>608さん
・夏Aに殺された教官は貴士先生ではないです。
・夏Aと花は、まだ面識ありません。
最新話までの伏線は、
・要は自分の計画を見届けるために、夏Bに混じって未来に行こうとしている。
・要の苗字は「百舌戸(もずのと)」。現夏Bの面子には「百舌」と名乗る
男がいる。ただし、素顔はまだ見せていないので、要以外の誰かの可能性あり。
・貴士先生は愛する妻と生死を共にするが、娘だけは生き延びさせたかった(エゴだよ、それは!)
・夏Aが花と出会って、彼女が虐殺テストを私怨交じりにやった貴士先生の娘と知ったら、
何をするか分からないというお膳立てが万全。
・花は、実父と育ての親・要が、この計画に深く関わっていた事をまったく知らない。
自分は単なる偶然で選ばれてしまったと思い、怒っている。
こんな感じ。
男は支度を整えるとホテルに宿泊し、夜の間に憎い相手を殺害。
証拠も残さずに無事に帰って来ることができた。
チェックアウトも終えて自宅に戻り、くつろいでいるとすぐに警察がやってきた。
「昨夜あなたはどこにいましたか?」
「ホテル○○の部屋に泊まっていましたよ」
「部屋から一歩も外には出ませんでしたか?」
「ええ、その通りです。」
「なるほど、従業員たちも確かにそう証言している。」
「そうでしょう」
男はホッと胸をなでおろしたが、次の言葉を聞いて真っ青になった。
「ではあなたを殺人容疑で逮捕します。あなたがチェックアウトした直後に、
ホテルのベッドの下から死体が発見されたのです。」
なんということだ。見事にはめられてしまったらしい。
しかし、何を言い訳しても無駄だろう。なにしろ、数の力は絶大なのだから…
書き込み失敗しました。すみません
ベットの下にあった死体って誰?ホテルのオーナーが殺した誰かって事?
後味が悪いとは微妙に違うかもしれないが
PSの影牢
これは知ってる人もいるだろうけど、館への侵入者を罠で惨殺していくゲームなんだが
侵入者の中にはまったく敵意を見せない少女もいて、例によって硫酸カビンを被せる等で始末すると
『無抵抗の少女さえ手にかけるとは・・・人間への情けは完全に捨てたようですね』
と実は教育係の変身だったことが判明する。
なんか製作者にこれまでのプレイで培われてきた
サディズムを見透かされているようなイベントで後味が悪い
616 :
1/2:2006/06/25(日) 22:05:45 ID:/DkBdXIv0
北陸の輪島塗の師匠の家が舞台。師匠っていうのは焼き物でいうと窯元みたいな感じで、
漆器工というのか、沢山の弟子たちが働いていた。Aはそのうちの1人。やがて彼は
この家で女中奉公をしているB子と恋仲になる。師匠も腕の良いAと、田舎娘であるが
気立てよく美人のB子との仲を認め、温かく見守っていた。ところが。
ある日のこと、京都の大きな寺から大量のおわんの注文が入る。お寺で大きな催しが
ありそれに使うとのこと。京都からはその担当の僧侶が、「実際に作っているところ
をみたい」と作業場見学にやってくる。
大量注文のクライアントとあって、師匠側は下にもおかぬもてなしをし、僧侶は
輪島塗の技術に感嘆するとともに、もてなしに大満足して帰っていった。
接待の担当はB子だった。ここでいやな予感。
京都の僧侶から、B子を嫁に欲しいと言ってきた。師匠は、大口顧客からの申し出を
断ることができず、B子に「こんな田舎の漆器工の嫁で終わるよりも」と言い含め、
2人の仲を裂き、B子を京都に嫁にやってしまう。A大ショック。
やがてAは、B子のことを忘れたいためか、狂ったように仕事に打ち込むようになる。
塗り物の仕事は、いくつかの工程を何人かで分担して作っていくのだが、
Aは皆が寝静まったあとまで1人で作業をし、例の大量注文のおわんはAがほとんど
1人で製作したようなものだった。師匠は「いつまでも女のことを引きずらず
仕事に燃える、それでこそ男」とAを褒めた。
617 :
2/2:2006/06/25(日) 22:06:25 ID:/DkBdXIv0
やがて納品された大量のおわんを使って京都の寺で大イベントが開催された。
食事の場に出されたみごとな輪島塗のおわんに目をみはる客たち。
例の僧侶は大いに面目をほどこした。かに見えた。
宴会が終わり大量のおわんを洗おうと、応援の僧侶たちがおわんをお湯につけた
とたん、漆器のうるしがはげて流れ出した! すべてのおわんのうるしが剥げ落ち
おわんは無残な姿に。「これは欠陥製品だ!」 「担当者はだれだ?」
「おのれ、担当者め、寺に恥をかかせおって」「代金をピンはねしてふところに入れ
漆器製作者にわずかな金しかわたさなかったのであろう。だから欠陥品を押し付け
られたのだ」例の僧侶は弁明も許されず、宗派のなかでもド田舎の破れ寺に飛ばされて
しまう。屈辱に耐え切れず、彼は精神に異常をきたす。妻B子はいたたまれず、
行方をくらましてしまう。
B子の消息がわかったのは数ヶ月のち。和歌山、那智の滝で心中死体として発見された。
心中の相手はAだった。
>>605 >友の死を目前にして、頭髪の半分が真っ白に。
半分カワイソス
別に坊さんは悪くないな・・・
620 :
616,617:2006/06/25(日) 22:28:08 ID:/DkBdXIv0
水上勉のオムニバス「那智滝情死考」にある話です。
たしか3話くらいあってその最後の話が↑。
どの話も、那智の滝で男女の心中死体があがった… という描写で始まり、
その男女のプロフィル、なぜ心中に至ったかを倒叙で語っていくという形式
になっています。(那智の滝をご神体とする神社の宮司さんが調査して書き残した、
という体裁になっています)
上記では、「心中しました」と先に言ってしまうとスレの性格上、面白くないため
伏せて書いてみました。
作中ではB子が家出後、どのようにして輪島に舞い戻りAと再会したのか、
この2人が心中という決断をしたのはなぜなのかということは書かれていません。
そのあたりの描写が省かれているのがかえって哀れを誘う感じです。
ただ、この2人にもう帰る場所はないんだなということが理解できるだけで…
>>615 少女に情けをかけたら、やっぱり攻めこまれてゲームオーバーとか?
残虐なテーマのゲームだけに、のめり込んでる最中に不意に突き放されるとゾッとしますね
>>616-627 >「おのれ、担当者め、寺に恥をかかせおって」
>「代金をピンはねしてふところに入れ 漆器製作者にわずかな金しかわたさなかったのであろう。
>だから欠陥品を押し付け られたのだ」
Aとグルなんじゃないかってぐらいひどい決め打ちだな。
実際には宴会終了後だから対外的には恥かいてないし、作ったところにねじ込むのが先だろうと思った。
(応援の僧侶は身内みたいなもんだろうし)
ひょっとして担当者が誰かから疎まれてるような前フリがあったのかな?
それならまだ分かるけど。
>>621 いや、逃げようともしないから殺すしかないんだけど
ゲームのシステム上じっくりなぶり殺しにするほど高評価が得られるから
「体力低そうだし簡単に死なないようにしなきゃな」
とここまでプレイしてきた人は冷静に惨殺の手順を考えてしまうというカラクリ
624 :
616,617:2006/06/25(日) 23:34:52 ID:/DkBdXIv0
>622
漆器の師匠の家から嫁をもらった(B子)ため、師匠と癒着しているのでは
ないかと疑われたと作中にはあり。
水上氏の他の著作も後味悪系多数ですが、その中に「同じ宗派といっても
一枚岩ではなく絶えず派閥争いや他人を蹴落として宗派内でのステップアップ
をねらう」話も多いので、応援の身内と言えど、弱点をさらすなんてという
考えもあったのかも知れませんね。
625 :
616,617:2006/06/25(日) 23:38:27 ID:/DkBdXIv0
それから漆器の師匠も作品が欠陥との噂が広がり店(?)を閉めなければならなく
なった(だからAの行き場がなくなった)とあります。
話の要約上、イベント担当僧侶の出番を増やしましたが、実際にはせりふも
あまりなく、どちらかといえば、大口注文に目がくらんだ漆器師匠のあこぎ
ぶりが目立っていました。
>>624 なるほど、そういう組織のドロドロしたものも有りな作風なら納得。
しかし、そこまでするなら最初からBを連れて駆け落ちすれば良かったのに。
しがらみもあるだろうけど、結果、師匠の顔に泥を塗った挙げ句、
自分は心中(Bからすれば半ば無理心中)、担当者は発狂だもんなあ。
まあ成り行きもあるだろうし、Aみたいな真面目な職人はそういうときに破滅的な
行動に行きやすいのかもしれないけど。
>>623 >ゲームのシステム上じっくりなぶり殺しにするほど高評価が得られる
そんなゲームがあるんだ…後味悪い
>>623 刻命館のお姫様イベントとかも後味が悪いと言えば悪いな
>>628 助ける→殺人鬼よばわり
見殺しにする→外見だけ姫のままの『使い魔』にして再利用
だっけ
630 :
524:2006/06/26(月) 00:32:20 ID:3dCOAB2b0
キャラコレを読み返してみたら、こんな話もあった。
「海賊」
主人公の吟遊詩人はある港町の酒場で年老いた歌姫の歌を聞く。その内容はこうだ。
歌姫は若いころ、旅の途中で知り合った男と恋仲になり、港町へ戻る船上でささやかな結婚式を挙げた。
しかしそこへ海賊たちが現れ、略奪と殺戮を始める。
夫となった男も歌姫の目の前で斬殺され、また船で唯一の女性であった歌姫は死よりも悲惨な運命を体験することとなる。
ある時、身も心もぼろぼろになった彼女に、海賊の頭は自分のために歌を唄えと言う。
拒む彼女に対し、唄わなければ殺すと脅す頭。
しかし彼女は「自分にはもう恐怖はなく、あるのはただ悲しみと憎しみだけ」という。
頭はそれを聞き、「ならば俺を呪う歌を唄ってみろ」という。歌姫は呪いの歌を唄う。それは海賊たちさえ恐れおののくほどだったが、頭は嬉しそうである。
やがて頭は歌姫をボートに乗せて解放してやる。遠ざかるボートに向けて怒鳴る頭。
「その歌を多くの連中に聞かせてやれ、俺の恐ろしさを世間に広めてやるんだ!」
彼女は言うとおりにした。いずれこの歌が海賊に災いをなす日が来ることを祈って。
彼女の歌を聴き終わった主人公は感動と共に空しさを覚えた。件の海賊の頭は三十年も前に内輪の争いで命を落としていたのだ。
歌姫の歌は多くの人々の心を動かしたが、肝心の頭には傷ひとつ負わせることは出来なかったのである。
それでもなお、彼女は呪いの歌を唄い続けるのだった。
>>623 >ゲームのシステム上じっくりなぶり殺しにするほど高評価が得られる
やってみたい・・・
>>630 そのエピソードには見覚えがあるなあ。
ひょっとして富士見書房のヤツ?
633 :
524:2006/06/26(月) 01:08:56 ID:3dCOAB2b0
今までのログ読んで勝手に青年漫画と思ってた7SEEDが少女漫画であることを驚き
作者が田村由美であることで納得した。
相変わらずこの作者は少女漫画らしからぬものを描くなぁ('A`)
少女漫画だろうと青年漫画だろうと、何漫画でもいいから、
読んだことのない人間でも分かるような書き込みにしてくれよ
内輪受けみたいな書き込みばっかされると面白さが半減するんだよ
636 :
1/4:2006/06/26(月) 02:15:02 ID:AbjIcqGv0
影牢、影牢2、刻銘館のスタッフが作った零というホラーシリーズも
後味悪イの多いらしいです。
自分がやったことあるのは零2のみだけど紹介。
澪と繭は双子の姉妹。
姉繭は霊感が強く、取り付かれやすい霊媒体質。
身体も弱く、足が不自由。
妹澪は姉ほど霊感はないが彼女に触れると彼女の
見ているものが見えてしまう。姉の足が悪いのは
自分のせいだと思っており(子供のころ姉が崖から
転落する事故があった。)いつも姉を支えるように
振舞っている。
双子の姉妹はある『呪われた村』に閉じ込められてしまう。
その村では荒神を静めるための儀式が営まれており
その儀式に失敗しては村人全員あぼんが毎晩繰り返されていた。
637 :
2/4:2006/06/26(月) 02:15:51 ID:AbjIcqGv0
儀式には双子という供物が必要で、偶然迷い込んだ
澪繭は村中の幽霊どもに供物として見られ追われることになる。
繭は持ち前の霊媒体質のおかげで先代の供物双子の
妹の方にあっという間にとりつかれて儀式の祭壇へ
向かってしまう。一方澪はそんな姉を助けるために
霊と戦いながら村を脱出する方法を探る。
探りながら儀式が具体的にどういうものかも
わかってくる。
供物である双子は『ひとつ』になることによって
儀式は成立する。この場合『ひとつ」になるというのは
実は、一方が一方を殺すことによって抽象的な意味で
『ひとつ』になることをさしている。
結果として一方は氏に、一方はもうひとつの死を背負いながらも
生きながらえねばならなくなる。
大抵生き残った方の双子は自分のしたことに耐えられず
発狂するらしい。(この時点でかなり後味悪い)
638 :
3/4:2006/06/26(月) 02:16:37 ID:AbjIcqGv0
歴代の双子巫女たちは大抵互いを肉親として愛しており、いくら運命とはいえ
双子の兄弟を殺すことにおおきなためらいがあった。
繭に取り付いている双子供物の妹霊はしかし、姉に殺されることを強く望んでいた。
姉に殺されることによって自分と姉はいつまでも「ひとつ」でいられる、
彼女は病的なまでに姉を愛し、忌まわしい儀式を肯定すらしていた。
生前の中途半端な儀式のせいで、結局姉にくびり殺してもらえなかったことを未練
に思い、妹霊は繭という媒体を得てもう一度儀式を行おうとしている。
それはすなわち繭の死をいみしており、澪はどうしても儀式を止めねばならなくなった。
途中助言をしてくれる少年などの協力を得て(『必ず帰れる』『諦めないで』
と、絶望的な状況にもかかわらず前向きな言葉をくれる)外へと通じる道を探し当てる澪。
繭を取り戻しに儀式の間へと乗り込み、ラスボスと戦い勝利する。
儀式の間最奥で石の上に横たわる繭。
これで帰れるよお姉ちゃん!
が、澪は繭に馬乗りになってその首を締めてしまう。
すでに何かの霊に取り付かれていたのだろうか。
澪はついに繭をくびり殺してしまうのだった…。
お姉ちゃん助けるために戦ってた当の澪自身が
お姉ちゃんヌッコロスことになるなんて
思っても見なかった。
最期の展開にガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ンでした。
て、4いらないじゃん;;
大阪の大学生拉致事件の犯人、すごい人相でびびった
「二人殺した。解放した一人も殺してから出頭する」とか言ってた奴
実写版バカボンをやれそう
普通に美形じゃん
女争いから、大学生を生き埋めにしたのと同じ奴?
あっちは本当にバカボン顔だった
血液型Oだけど両親ともにABだよ!
>>640 誰かと間違えてないか?とっつぁん坊やみたいなやつだぞ。
自分の「普通」と他者の「普通」は別物、という好例ではないでしょうか。
645 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 09:53:18 ID:RlLDF4cl0
402 :実習生さん :2006/06/23(金) 19:02:08 ID:C49xmuQo
いきなり語りだすけどスマン
ある小3の男の子
とても乱暴で言葉遣いも荒く、なにかあると学童内の台所の包丁を探し出そうとし
(念のため隠してあります)いやなことがあるとその怒りを弱い下級生に向け
あるときはガラスも割りーの・・・
家では朝ごはんあまり出してもらってなかったらしい
その歳であいつを殺したいと言うこともあれば、自分も死にたいと言うこともあった
そんな彼がある日学童内で、熱が出て「寒い・・」と言う子に自分のジャンバーを
「ほらよ」とかけてあげていた
そこで「オオウ!」と思ったわたしはその事をめっちゃ褒めた
彼は最初照れていたけどまんざらでもない様子だったので
その後も何度か褒めちゃった
最後には「先生おおげさ・・」と呆れられたので「すいませんでした」
と謝りましたよハハ
その後も何か悪さをしたら「いやー、そんなことしたって君が優しい事は知ってるしね〜」
と言うこと幾度か(本気で悪い事したら怒りますが)
それで彼の暴力や暴言が0になったわけではないがその後少し落ち着いた気がする
単に彼が彼の努力で成長しただけだ、とも思うが・・
が、褒めるってのは笑顔が増えていいなぁと思った
良い循環が生まれていく様で
そんで最後
あんなに暴言・暴力絶えなかった彼が、学童をやめる時のお別れのあいさつで
みんなに向かって「お世話になりました」と言ったのが印象的だった
その子が実は、今回の拉致事件の犯人の一人でした。
とかオチがついたら後味悪そうだが。
>>645 いつも真面目な優しいやつは褒められないのに
普段悪い奴が何かいい事をすると褒められて
真面目な人は損をするってところが後味悪いな。
何か悪い事が起こった時、真面目な人は疑われないけど、
普段悪い人はたとえ潔白だとしてもやっぱり疑われちゃう。
それと同じでしょ。
善人がちょっと悪い事をすると極悪人に見えて
悪人がちょっと良い事をすると物凄く良い人に見える物だからな
損得だけ勘定して生きるのって結構つらいよね。
日常の例で言えば、
>>649,651が言ってる例より650の方が激しく多いな。
印象悪い人は普段から白い目で見られるし
噂だけ一人歩きして避けられがちになる。
いつも社内の備品を持ち帰っていたA。
備品の減りが速くなった時は真っ先に疑われていた。
確証はないからハッキリとは言わないけど、「またあいつか」ってムードで。
ある日ワンケース丸ごとなくなって、その時は呼び出し食らっていた。
「私じゃない!」とぷりぷり怒って不愉快がっていたけど、普段の行いが悪いから疑われる。
同情する気にはなれない。
そして最悪の場合、冤罪が発生するという罠
649や651みたいな事ってたまに言われるけど
実際は、本当に周囲から真面目な善人として信頼されてる人ならば
悪いことをしても「あの人がそこまでするなんて、よほどの理由があったのだろう」って
同情されるケースが多いって。
奈良の放火して逃げてた男の子が、
なんかまわりに微妙に同情されてるっぽい感じなのと同じか。
勉強部屋をICUはねえよなあ、何の治療だよって話だ。
死んだ人を悪く言うのも何なんだが、母親も
「私が自由に育ったから、子供も自由に育てたいの」って言ってたって
どの面下げてって感じだ。
普段、素行の悪いヤツがたまに善い事をしたときの周囲の反応。
1)あいつがそんな事をするわけがない。何か理由があってついでの事だったんだろう云々。 → 評価変わらず
2)あいつにもいいところがあったんだな。見なおした。 → 評価アップ
普段、素行の善い人が悪事をなしたときの周囲の反応。
1)あの人がそんな事をするわけがない。何か理由があったのだろうが、信じられない。 → 評価変わらずorダウン
2)まさかあの人が、そんなことをするなんて。何か略。 → 評価変わらずorダウン
損をする確率が高いのは、常に後者なのですよ。
特に後者は、アップする確率が殆どない。
>>657 その意見は結論先にありきじゃないの。
とくに
>1)あいつがそんな事をするわけがない。何か理由があってついでの事だったんだろう云々。 → 評価変わらず
悪い事をすれば更に評価が下がるだけだろう。
そしてどんなに善人でも悪い事をした時点で評価が下がるのは当然だ。
「良い事をして評価が上がる、悪い事をして評価が下がる」
これは至極当たり前。
善人でも殺人を犯せばあらぬ噂まで巻き起こるもんだし、
ヤクザがちょっと親切したってヤクザって評価は変わらない。
「良い人が良い行いをしても世間の評価は変わらない。だから良い人は損」
ってのはちょっと卑屈な考えだよなあ。
良い人が良いことしたってそれは良いことだし、悪い人が悪いことしてもそれは悪いこと。
>>658 悪人が善行を為した場合と、
善人が悪行を為した場合の評価の差を論じているのだから、
論点がズレてるのは貴方。
悪人が悪行を為した場合と、善人が善行を為した場合は、
どちらが損か得かなど、そもそも比較する理由がないでしょうに。
>>659 例え、「善行を為した悪人」より「悪行を為した善人」の方が損をするとしても、
人が善悪のどちらを常に為すべきなのかは、論じるまでもない。
しかして卑屈な考え方が生まれてしまうのは、往々にして信賞必罰という言葉が、
社会の中で生きていないからだろう。
むしろ、それを嘆けるというのは、貴方が悪人ではないという証なのだから、いんじゃね?
(悪人なら、そんな事は考えもしないだろう)
善人のAB型と悪人のAB型が結婚した時、O型が生まれる確率は?
生まれるか生まれないかだから50%じゃね?
天才が降臨した。
善人の評価はプラスの状態で、悪人はマイナスの状態。
スタートラインが違うから、一概に損だの得だの言えない。
まぁ「善人は良いことをして当然」みたいになるのは多少アレだが。
>>514 父(AO) × 母(BO)
↓
子1(AO) 子2(AB) 子3(BO) 子4(OO)
ホント死んでいいよ
>>657,661
悪事を働いたら
評価が下がるのは当たり前
悪人と善人の損得を比べたいなら
悪人が善行を為した場合
善人が善行を為した場合
悪人が悪行を為した場合
善人が悪行を為した場合
の4パターンを考えないと意味ないよ
スンマセン、ホントもうスレ違いなんで…。
この一連の流れが後味悪いよな。
書き込んでる人間は一生懸命色々考えて興味深い内容なのだが
スレ違い。
そんなこんなで670か……
損得についてはどっちも一理あるけど些細な問題だよな。
自分の立ち位置なんてそういうのをひっくるめて既に決めてるんだから
今更損だ得だで変わるわけでもないし。
ついでに言えば自分が立ってる位置から相対的に見て判断してるんだから
ポジションの違う他人がどう考えてるかってのは大した意味はないと思う。
本当の善人はそんなチンケな損得でガタガタいわない
その子がそれがきっかけで良い子になったならそれでいいじゃん
この場合書いてる人が教育者だから、損得の問題はちょっと違う
そもそもなんでこのスレに張ったんだろうな?
時間差ですっごく嫌なオチが投下されそうでなんか落ち着かない。
677 :
1/3:2006/06/26(月) 21:41:31 ID:Kor7KCZH0
この流れを受けて、「炎の転校生」の1エピソードを書き込んで見る。
ある時、主人公滝沢の通う高校に一人の転校生が来る。
転校生の名は滝沢流。
彼は肌が黒いことをのぞけば、主人公と瓜二つな容姿、そして同じ苗字を持っていた。
すぐにブラック滝沢と呼ばれるようになった転校生。
実は彼は、裏の教育委員会から、滝沢抹殺の使命を帯びてきた刺客であった。
その彼が始めに指示された事は、悪の限りを尽くすこと。
指令の通り、ブラック滝沢は校舎に落書きをしたり暴走(徒歩で)を繰り返すなどの悪行を繰り広げる。
その頃色々あって増長していた滝沢は、あれでは自分の人気を脅かす事はあるまいと、あえて、それを見逃していた。
そして、悪の限りを尽くしたブラック滝沢は次なる指令を受ける。
−−今度は善行を積め、と。
悪い事をしろと言ったり、悪い事をしろといったり、一体なんなんだと戸惑うブラック滝沢。
彼に指示を出していた戸影という男は、作戦の目的を伝えるため、自らの過去を語りだした。
678 :
2/3:2006/06/26(月) 21:42:06 ID:Kor7KCZH0
かつて、彼は品行方正な小学生だった。
だが、彼のクラスメートはいつも乱暴で掃除などもサボってばかりであった。
それに不満を覚えるものの、「いつかは真面目なほうが報われる」と掃除を続ける幼い戸影。
だがある日、いつもサボっていたいじめっ子が、たまたま掃除に参加していた。
そのことで褒められ、持ち上げられるいじめっ子。
戸影は「自分は毎日掃除をしているのに」と思うものの、
それ以後、真面目に掃除に参加するようになったいじめっ子を見て、我慢することとした。
だが、彼は致命的な間違いを犯してしまった。校則では白無地しか認められていない靴下。
ある日、彼は不注意から、ワンポイントの入った靴下を履いてきてしまったのだ。
クラスメイトに見咎められ、「偽善者」「私たちを騙していたのね」などと、ありとあらゆる罵声を投げつけられる戸影少年。
「悪人がたまにいい事をすると、高く評価され、
善人は、たった一度の過ちで偽善者だと貶められる。
これは、そんな恐るべき人間心理を利用した、思いがけない一面作戦なのだ」
「さすが戸影さん。恐ろしい作戦だぜ」
戸影の語った内容に、戦慄を覚えるブラック滝沢。
679 :
3/3:2006/06/26(月) 21:42:39 ID:Kor7KCZH0
かくて、「思いがけない一面作戦」により、ブラック滝沢の評判は急上昇。
反対に些細なミスから、滝沢は評判を落とし、高校から石もて追われてしまう。
心身ともにズタボロとなった滝沢。
彼はこうなったら体まで黒くなってしまえ、と自暴自棄になってサウナへと向かう。
そこにある日焼けマシンで体を真っ黒に焼くために。
だが、そこで出会った謎の「かっ色のおじさん(正体は裏の教育委員会会長)」の教えを受け、復活。
再び、高校へと向かうのであった。
臆面もなく登校して来た滝沢を、生徒たちは罵倒し、あまつさえ物を投げつける。
それでも、真摯に受け入れてもらおうとする滝沢。
慌てたブラック滝沢は、戸影に指示を仰ぐ。
だが、戸影も想定外の事態になす術が無い。
「何故だ、何故立ち直れるのだ。
私は立ち直ることが出来なかったのに」
狼狽する戸影に、ブラック滝沢は言った。
「それは、ただ単にあなたが人間として、滝沢より小さかっただけではないですか?」
>>677-679 乙。
オレも今回の流れになった時に真っ先にそのエピソードが浮かんだよw
ブラック滝沢ってあだ名がなんか笑えるw
靴下ワンポイント位でかわいそ。
こうやって綺麗にまとめられると
「炎の転校生」がシリアスな漫画に見えるw
>悪い事をしろと言ったり、悪い事をしろといったり
まんまだね
686 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 23:11:22 ID:lFu0Unkt0
7seedsって田村ゆみなのか。。
バサラ終わってたのか。。
設定が楳図っぽいな。。
ひとりごとで上げてもた。。すまん
滝沢国電パンチしか知らない俺
暗黒流れ星しか知らない。
くそー、炎の転校生が読みたくなったじゃないか。
>>686 7seed…面白いが、一話ごとに後味悪いな。
話しまとめるのって本当難しいなー。
や、実際には「改蔵」だってことが言いたかっただけだ。
682が言ってる、炎の転校生を元にしたっていうのは地丹の弟・砂丹のことか?
>>682 ちゃうちゃうw、悪い人がいいことしたらすごくいい人に見えて、
いい人がちょっとしたルール違反したら極悪人扱いになる話があった。
そのルール違反が、靴下のワンポイントだった。
その「炎の転校生」が元ネタなんだろう。
>>636 遅レスで申し訳ないけど、まさに書き込もうとしてたからビビッたw
いま部室で流行ってるんだが、あのゲームいろいろ後味悪すぎだ。
・要所要所で主人公たちを導く赤い蝶の正体は、絞殺したときにできるアザ
(=歴代双子巫女たちの化身)
・とばっちり受ける人多すぎ
主人公姉妹しかり、興味本位で探検しに来た男(殺され化け物に)、
その恋人の女(化け物になった彼氏に殺される)、村について知りすぎた民俗学者(人柱に)、
主人公に助言をくれる少年(過去の双子で、兄を殺してしまった償いに主人公たちを助けようとした)
あと、HARDをクリアすると違ったエンディングが見られるんだが、これも後味悪い。
ラスボスである双子巫女妹を倒すと、「双子でも他人だから違う人生だ」と悟り、
とりついていた繭(澪=主人公の姉)を解放し、深い穴に落ちてゆく。
同時に転落しそうになる繭を、慌てて引っ張りあげようとする澪だが、
少年の制止にも関わらず穴の底を見てしまう。
そこには、過去に殺されていった何人もの双子たちの怨念が渦巻いていた…。
場面変わって、あれからどうやって村から脱出したか覚えていない、あの村はダムに沈んでしまった、
という繭のモノローグ。
ベンチに佇む繭と澪の前には静かな水面がある。
「さ、行こうか」
繭は澪に声をかけ立ち上がった。
澪の目には包帯が巻いてある。あの時、穴を見てしまったショックで失明してしまったのだ。
(これで、「ずっと一緒」だよね?)
繭はしあわせそうに微笑んだ。
イタリア負けてたら、さぞかし後味の悪いことになってただろうな。
アズーリGJ!
>>636 >>699 ちょっと補足しておくと、姉の繭は態と崖から落ちて怪我を
してるんだよな。妹である澪がずっとそばにいてくれるように。
HARDのそれは、目が潰れた澪はもはや姉を頼らざるを
えず、姉の思惑通りのエンドとも言えなくもない。
炎の孕ませ転校生
すまん 言わずにはいられなかった
ゲームの話題で思い出した。真・女神転生if...ってゲームは後味悪かったな…
ある学園の天才生徒・ハザマが突然姿を消す。
近頃妙な儀式をしていたようだなどの噂があったが、ハザマは元々あまり他人と関わりを持たなかったので、
生徒たちはさほど気にした様子も無かった。
…のだが、ある日の放課後、突然校舎の外が真っ暗になる。
驚いて見てみると、先程まであった風景が無くなっている。
どうやら学校が生徒や教師ごと魔界に飛ばされたらしく、主人公は元の世界に戻るため、
仲間(4人から1人だけ選択)と共に異次元の狭間を行き来し、悪魔たちを倒すことになる…
っていうのが設定なんだけど、このゲーム全体が後味悪い。
まず一緒に戦う生徒は女二人・男二人(一方は隠し?キャラ)なんだけど、
女キャラを選ぶと、ゲーム途中で自分の好いてた男に誘われてどっかへ行ってしまう。
一人残されたこっちは非常に後味が悪かった…
で、校舎内にも悪魔が侵入してきてるし、主人公と同じく悪魔を倒そうと異次元へ行った生徒も多くて
かなりの数が悪魔に襲われたらしく…
敵の悪魔に、 ゾンビに変わり果てた生徒や教師 が出てくる。
悪魔は基本的にはうまく説得すれば仲魔になってくれるんだけど、ゾンビ系の悪魔は会話にならず仲魔にも出来ない。
これまたなんとも後味の悪いものだった…
そしてエンディング。ラスボスを倒して、学校も元に戻って一件落着!と思ったら…
「あれから少しずつ魔界から帰ってきてはいるが、まだ多くの生徒が行方不明のままだ。
それはハザマも同じく…」
であっさり終わり。
え?これで終わり?うそ?もうちょっとなんかないの?っていうか生徒殆ど悪魔にやられちゃったのかよ!
ハザマも…おま…えええええ…
というかんじで、色んなモヤモヤした感情を残してくれたゲームだった…
面白いんだけどね。
もう十年ぐらい前にプレイしたきりだから、なんか間違ってたらゴメン。
あと、もっといっぱい後味の悪いエピソードあったと思う…
それももちろん炎の転校生からパクってる。
まぁ原作者からしたら、最低の部類のパクりだろうなwwww
↑のはもちろん702に対してwww
昨夜の着信アリ2
録画予約しておいて、今日見てたら途中で臨時ニュースが挟まったせいで時間延長して
オチが入ってなかった…
あの、派手母娘の誘拐事件が解決したってニュース。
臨時ニュースにまでして延々10分とか流す内容でもないだろ。後味悪すぎ。
>>703 その女ってユミとレイコどっち?
全部ほったらかしで自分たちだけ脱出チャーリールートが一番納得いかんかった
>>707 あれはユミでもレイコでも嫉妬界にいけば強制的に起きたはず。
ついでにレイコをパートナーに選んだ場合、
ハザマの精神世界へと入るイベントがあって真のエンディングっぽいものが見れたきがする。
昨日のアンテナ何とかって番組。
母娘共演AVって・・・orz
気持ち悪いし、本人納得の上でも後味悪杉('A`)
つかね、一種の虐待だよコレは・・・。
今日読んだアンソロジー形式の短編推理小説。
乙一の作品があったんだが、自分はどうも好きになれずにいたが、このたびはっきり理由が判明。
この人の小説、台詞以外は た。 or だった。 出終わっている。
まるで小学生作文のような文章の結びばかり気になって、内容が全然頭に入ってこなかった。
他の作家の話は面白かっただけに、どうしようもなく個人的に後味が悪い。
× 出終わっている。
○で、終わっている。
すまん。
>>710 それを言ったら西村京太郎が最強だろう。
凄まじい文章を書くぞ。
デビュー当時は普通だったのに、
どんどん劣化して今ではもう読めたもんじゃない。
姑息な行数稼ぎは上達してるが。
オッサン向けの官能小説とか読んでみ。
ほとんどそんなのだから。
十津川は、うんこを、したくなったので、トイレに行った。
>>710
乙一同感。
アイデアは悪くないんだけど、のめり込めない。。。
何か浅いんだよな。
716 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 18:56:23 ID:ZL2GjuvE0
>>703 いままさに初プレイ中。
このスレ好きだからよく見るけどいきなりifの話題で驚いた。
村上春樹が好きな人は江戸川乱歩が嫌いって本当?
逆に江戸川乱歩好きは村上春樹嫌いだって。
今日、知人にそんな事を言われた。
なんだそのレッテル貼りは・・・・・後味悪い。
>>719 文学系の板行けば、村上春樹好きの集まってるスレもあるんでね?
そこで聞いてみれば?
答えてくれるかどうかは知らんし、その結果をその知人に言うわけにも
いかないだろうけど、個人的にはちょっとすっきりできるかもしれん。
>>719 自分はどっちも好きな作家さんだ。
アンチが多い訳でもないし、作風もかぶってないのにな。
「それぞれのファンはどういう理由で村上or江戸川が嫌いなのか?」
って単純に興味がある。
>>720 >>721 >>722 レスありがとう。
知人に何で?って聞いたら、「いや、そういうもんなんだよ」
しか言わなかったけど。
他板でも行って聞いてみようかな。
その知人が村上or江戸川好きで村上or江戸川を嫌いなだけじゃないのか?
今やってる2時間ドラマが後味悪くなりそうで期待。
この手の話は下手に後味良くして欲しくない…
いや、俺がキレる
俺もキレるぞ
キレてないっすよ!
キレテナーイ
>>725 安心汁
原作読んだことがあるが後味悪かった。
ストーリー良く覚えてないから書けんけど。
「子供たち怒る怒る怒る」という小説
男子小学生の主人公は母と妹共に引っ越してきた。
「父さんと早く別れるべきだったね」と母はいう。
引越し先の町では牛男と呼ばれる殺人鬼が出没していた。
主人公のクラスメートたちは牛男の次の犯行場所・被害者の性別・年齢などを
賭けるという不謹慎は遊びをしていた。ゲベとトップの点数差が一定に達したら
ゲベはくじ引きで引いた命令を聞かなければならない。
トップの町井の予想は百発百中。町井犯人説まで出てくる。
だがやがて、町井が牛男のコントロールができるのだと判明する。
町井が今までに死んでしまえばいいと思った者ばかり死んで行くのだった。
牛男の次の行動を予想する日、町井は牛の被り物をして現れた。私が牛男なんだもんと言いながら。
好きにさせておく仲間たち。柴田が用事があると言って途中退出した。
塩野は柴田をいけ好かないと言う。とがめる八尾に塩野は言う。
「だってあいつ柴田なんだぞ。柴田なんだからバカにするのは当たり前」柴田は部落系の人らしい。
引っ越す前に、同じように生まれの事で疎外されていた主人公は塩野を殴り倒した。
一度予知という形で牛男の行動をコントロールしても、予知を予知で返せばいいと考え、
「もう牛男の犯行は起こらない」と町井は思うようにしたが、それでも牛男の殺人は止まらなかった。
いつもと全然違う殺し方と被害者だったが、場所は予知したのと同じところだった。
そこには町井の予知を当てにして覗きに来た柴田と横山がおり、横山が牛男の犠牲になった。
柴田は牛男の強さに憧れて牛男に会いたいと願っていたという。何故だと主人公は聞く。
生まれのために勉強しても就職できず、恋愛しても結婚できないという柴田は牛男の絶対的な強さを得たいのだという。
「なんでこういうものがあるんだ…ぼくたちはわるくないのに」
「そうだ、こっちには何の罪もない。それなのに罰が下る」
そこに現れる八尾。柴田は「体に悪い」と言って現場から八尾を遠ざけようとした。
横山死亡によって町井と塩野の点数差が一定に達し、塩野は罰ゲームを行う事になった。
それぞれが一つ命令を書いたくじを引いた。それには、八尾の父親を殺すよう書かれていた。
八尾自身が書いたもので、父親を2週間以内にできるだけ苦しませて殺せと書いてあった。
塩野はバットを持って決行に移るが、あっさり返り討ちにされ血まみれでうずくまった。
見守っていた柴田と八尾も飛びかかるが、殴り倒された。主人公も捕まって腕をバキバキに折られた。
死を覚悟した主人公は自分の出生を語る。自分の両親は兄妹だと。
長男は奇形ですぐに死んだ。主人公と妹は普通だったが、特殊な家庭環境のせいで
妹の恋愛観はおかしくなっており、肉体関係を持った事すらあった。自分はキレイじゃないと言う。
町井は叫ぶ。自分たちが生まれる前の事なんて関係ない、その事で責任を負う事はないと。
八尾も語る。自分は父と肉体関係を持ち、父の子供を身篭っていると。
瀕死の塩野は柴田たちに謝る。自分は怒る相手を間違えていたと。
そこに牛男が現れ、八尾父を羽交い締めにした。気づくと主人公は担任の生首を握っていた。
主人公は担任の首で八尾父を殴り続け、遂には殺した。
走り去る町井。追う主人公は町井の手をにぎり、二人は遊園地についた。
この世には罪も無いのに罰を受けている人がいる。そしてそれに蓋をして幸せに暮らす人々がいる。
一度全てを殺して更地にしてやり直すべきだ、自分たちにはその力があると二人は語り合った。
>>734 なんか話がよく理解出来ない。
眠くてたまらないからか。
ゴメン、俺も全然分かんない
原作よりかはわかりやすくなってるけどやっぱりわからない
何の説明もなくいきなり固有名詞が出てきて、
男だと思って読んでたら女だったりするからな。
それでもなんとなく話は理解できたけど、何が後味悪いのかよくわからない。
どうしよう。昔はドグラマグラでも普通に読めたのに
734ぐらいの長文でも辛くなってきた…。
741 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 00:28:39 ID:fZgHII/SO
牛男をコントロールできるんだからみんな殺そうぜうひゃーって事なんじゃないか?
で、結局牛男はなんだったんだ?
>>732 意味ワカンネww
マキハラ歌詞ないと何て言ってるかわからんし
>>703 ゾンビ生徒や教師は、殆どは完全に発狂していて、
話しかけても仲魔にはできないけれど、
稀に主人公の呼びかけに生前を思い出し、成仏することもあるよ。
歌だけでもハングリースパイダーは結構後味悪い
あるところに蜘蛛がいました。蜘蛛は餌を取るためにいつも巣を張っていました。
ある朝、露に濡れて光る巣を見た蝶がそれを「きれいだ」と言って笑いました。
蜘蛛は捕食対象であるはずの蝶に恋心を抱いてしまいました。
そして、もしも蝶が巣に引っかかっても逃がそうと誓いました。
「この巣にかかる愛だけを食べてあの子を逃がすと誓おう」
ある夜、巣になにかが引っかかりました。あの蝶です。
声をかける余裕もなく、蜘蛛は暗闇の中で蝶を助けようと近寄りました。
そんな蜘蛛に対して蝶は「助けて」と震えた声で繰り返しました。
どうせ元から報われる恋じゃないし、折角逃がそうと思っても
こんな風に怯えられるし、もういっそ食べちゃった方がいいいかなと蜘蛛は思います。
「この巣にかかる全てを食べれば傷つかないのだろうか」
PVの方は死んだはずの牧原が何時の間にか背後にいるのがヒィーッて感じなんじゃないか。
で、その蜘蛛は極楽鳥にそそのかされて空が飛びたいと思ってたから
捕えた蝶の羽根を付けて飛ぼうとするけど、結局落っこっちまうわけだな
後味悪いっていうより切ないって感じで好きな歌なんだけど
このPVはウザイなw
極楽鳥に騙されたのはハングリースパイダーじゃなくて、
HIDEのピンクスパイダーじゃないかい?
HIDEの死に方もファンにとっては後味悪いが、HIDEが死んだ事で急にマスコミが「X」「X」言い出して、
「ピンクスパイダーはHIDEの心の叫びだ」とか、くだらない心理分析始めたりして、
ファンじゃなくても後味悪かった。
あ、
>>745はわかった上で揶揄してたのかも。マジレスすまんかった。
wHTGvsBO0の勘違い語りが後味悪い
知った上で揶揄?
知らない人間にはなんのことかわからん。
おもしろくもなんともない。
752 :
745:2006/06/28(水) 03:33:46 ID:eVNjdN6w0
揶揄なんて大それたもんじゃなく、単にボケただけなんよ
「そりゃ曲が違う」程度にツッコんでもらえりゃよかったのです、スレ汚しスマソ
>>751 くれぐれも陳謝
ちょっとあんたしつこくない?
何回同じこと書き込んでるんだよ!!
(# ゚Д゚) ムッキー
話豚切ります
3匹のこぶたって話
兄弟豚がそれぞれ、わらの家、木の家、レンガの家を作り、
狼にわらと木の家はふっとばされてレンガの家に逃げ込み、
最後3匹で暖炉でお湯を沸かし、煙突から入ってきた狼がアチチと逃げてめでたしって話。
あれは原作ではわらと木の家作ったこぶたは食べられちゃうんですね。
図書館で子供に読んでやったら話が違うと泣かれてしまい、
後味悪かったです。
三匹のこぶたのアニメでこぶたの家に飾ってるハムとソーセージの絵の題名がmotherとfatherだったの思い出した。
>>756 ひどいブラックジョークだな(´・ω・)
>>755 原作では更に、落ちてきた狼を生きたまま茹でて食うんだよな。
>>744 遅レスだけど
その歌の最後の歌詞は
>I'm a hungry spider
>You're beautiful butterfly
>叶わないとこの恋を捨てるより
>この巣にかかる愛だけを食べて
>あの子を逃がした
となって後味スッキリなんだが。
まああえて言うなら
腹を空かした蜘蛛なのに
せっかくかかった獲物を逃がしてしまって
その後どうなったのかを考えると後味が悪い。
さっきテレビで見たけど、ハリポタが完結するんだね。
で、主要メンバーの2人が死ぬとか。
後味悪いねーハッピーエンドがよかった。
読んだことないけど
せっかく夢のある話なんだから、主要メンバーを殺しちゃ駄目だよなあ。
ファンの子供たちも悲しむんじゃないの?
読んだことないけど。
ていうかハリーポッターって子供多い?
OLとかが多いんじゃないかな
読んだことないけど
エンディングでは魔法学園尖塔のオブジェに仲良く2人で串刺し状態になってるのが
発見されるんだろうな。原作しらないけど。
そろそろ言うか。
読んだことないのにあれこれ言う輩が大杉で後味わr
読んだ俺が教えてあげよう
すでに昼ドラみたいな展開になってる
全くもって夢の無い話だと思ってる。
・主人公の父親が嫌いな奴を逆に吊ってパンツ晒して笑うような奴
・良い教師は狼男という理由だけでクビ
・裾から見える踝までムカつくとか何かと八当たりの多い主人公
・初恋は自然消滅、次に親友の妹と付き合いすぐ別れる
こんなのいっぱい。
ハリポタは1作目は子供も読めるファンタジーだったけど今は悪い意味でのラノベだな。
主要キャラクターもお年頃で発情期だし、お国柄もあるのかもしれないけど
最新刊では男女でウナギのように絡み合っている、みたいな描写が多くてうんざりした。
一応これまでのあらすじ←お約束?
おじさん一家にいじめられている孤児のハリーは、実はエリート魔法使い夫婦の忘れ形見だった。
10才になって全寮制魔法学校に入学してハーマイオニー、ロンなどの友達もでき、クィディッチという競技でも頭角を現す。
しかし両親を殺した悪の魔法使い、ヴォルデモートが力をよみがえらせつつあり、
それに立ち向かうべくあれこれするも、ただいま中二病っぽい。
>>768みたいなエピソードもあちこちにはさまっている。
そのほか、生徒でイイ奴が犬死にとか、
悪気はないけどアホなんで危険な生物をかわいがって何度もトラブル呼び込む大男とか。
個人的に後味の悪いのは最近ハリポタと較べて、
いかにナルニアが宗教的で選民思想で、ご都合主義であるか、
いかにゲドの魔法が地味でつまらずストーリーも単調か、
などを得意そうに述べたてるやつを目にする機会が増えたことかな。
較べられないもの同士を較べるなよ。
そういう人には「だってハリポタって子供向け娯楽小説だろ?」って言うと切れるか黙るよ
おすすめ
>いかにナルニアが宗教的で選民思想で、ご都合主義であるか、
これはその通りだろ。
比べるまでもなくな。
子供心に最終巻はありえんだろとオモタよ。
自宗教を崇めるのはいいんだが、他宗教を貶めるのは好かん。
巻数が進むほど劣化するのもハリポタと同じだな。
ナルニアも最初の頃は面白かったなだけどなあ。
ハリポタがと言うより、
にわかファンタジーファンがうざいと思う時もある。
>>769 ほっとけほっとけ。
それならハリポタは20年後にどういう評価を受けてるか、
そもそも名作として語り継がれてるか想像してみって
逆に聞いてみたいもんだ。
そういうやつらが
>>719みたいなことも言うんだろーな。
>>769 ロードオブザリングが公開された頃
スターウォーズと比べてるやつをよく見たなあ
なんだったんだあれ
映画の一作目ハリポタで、魔法を使えない一般人を魔法使いが馬鹿にしてる
シーン見たときはヘドがでたなぁ。
>>774 ロードの1作目が公開される前、話題の映画という事で何かのBBS
(確か公式?)を見た時。
「エルフとかドワーフとか、ゲームのキャラの焼き直しみたいな
設定ばかり。二番煎じもはなはだしいし、散々ゲームをやり尽くして
きた自分は、こんなありきたりな設定の映画には少しも興味を持つ
ことはできない」
…という書き込みがあり……。
>>776 原点だよ! って突っ込んでやりたいw
まあ、指輪だって、いろんな伝説etcから着想を得てるんだろうけど。
ていうか…まだ出版されてすらない話をネタバレってちょっと…あまりにも…orz
最終巻を楽しみにしてた身としては相当後味が悪い…
もう世に出回ってるもののネタバレなら構わないんだけど、
まさか出てないもののネタバレが出るとは思ってなくて油断してたからショックがでかい('A`)
とは言ってもTVの特集ででかでかとやってたしなぁ…
778は原作者に向けてしゃべってるんじゃまいか
>>769 >最新刊では男女でウナギのように絡み合っている、みたいな描写が多くてうんざりした。
どんなシチュエーションだったんだそれは
>>775 貧しくて、シングルマザーで、世の中見返してやる、って思ってるおばちゃんが
書いたと思えば、コンプレックスのカタマリでしかたないのかも知れませんよ
>>778 お気の毒に・・・作者自ら語ってたのを今日新聞で見たな
死ぬ二人が誰なのかは教えね、他の作家にマネされるとやだもんっていってたそうだ
>>732 自分は
>>746とは逆の感想だなあ。
曲だけ聴くと切ないおとぎ話風だけど、
PVだと「こんな綺麗事言ってるけど、実は腹の中は・・・」的で好きだなあ。
で、結局それも女の子には見透かされて撃ち殺される。
最後のカットは(PVを作品として観るなら)いらん気もする。
>>784 あ、なんか元ネタあったの?
マジレスしてしまった。
オカムロって話うっかり読んじゃった。
まじでくんの?こわいよ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>787 読んだら何日か以内に来るっていう話よくあるけど
ネットで読んだ奴なんて一体何人いるんだ。
サンタクロース並の忙しさだな。
790 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 22:09:48 ID:Q4UM5uhs0
ここって自分の体験談を書いてもいいの?
791 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 22:17:41 ID:fZgHII/SO
書いてもいいけど、どうせなら生活板辺りでやってほしい
>>789 どっかでそういう4コマ漫画見たことある
幽霊に「死にたくなかったら知り合いにこれをみせろ」(それが何かは忘れたが)
って言われてとんでもない人数に見せて回ったら
幽霊に「おまえのせいで今日中に100人も回らなきゃならんじゃねえか!」って切れられるやつ
このスレか前スレで出てた「LaLaLa…」の作者のサイトだっけ?
>>腹減り蜘蛛PV
仮に女=蜘蛛、槙原=蝶と置き換えると(公式とは逆転の発想で)
うっかり女の巣にかかった槙原が
「お願いっすよ蜘蛛さん助けてくださいよ。こんないい話だってあるんですよ?蜘蛛生蝶助けだと思って1つ!」
と懇願して、女が
「まぁ、なんてステキな話」
と感動したのを見てキタコレwwwwと安心した瞬間
「でもあんたは食うけどね」
と、撃ち殺される。
結構後味悪くなる。
『トリック』の絶対死なない老人ホームの話。
上田が、ある金持ちから、
絶対死なない老人ホームの噂を聞いたから調べてほしいと頼まる。
そこには、死人や壊れたものを「戻れ、戻れ」と念じるだけで修復できる、
赤地というカウンセラーがいた。
上田と山田は、その老人ホームを調べることになる。
二人は、赤地の能力に疑問をもっている。
そんな時、山田のもとに、赤地の父親があらわれる。
彼は、昔息子に生き返らせてもらったことがあると言う。
海難事故で溺死しそうになったとき、
息子の「戻れ」という声が聞こえてきたらしい。
それでも疑っている上田達に、
赤地一味は、自分が本当に死人を生き返らせるところを見せると言った。
副理事長が老人の一人を猟銃で撃ち、赤地がその場で生き返らせた。
そして、副理事長も自ら胸を撃った。
山田と警察は救急車を呼んだ。その後副理事長は死亡。
数日後、上田は依頼主の金持ちから、
調査の中止と、祖母をそこに入れたいという話を聞く。
祖母が莫大な財産を持っていて、
今死んでしまったら相続税で困ってしまうから
まだ祖母には死んでほしくないと言う。
実はこの老人ホーム、
金持ちの相続税対策のために使われていた。
死にかかっている金持ちだけを入居させ、
死んだ後に老人の身代わりを立てて、
まだ生きているということに仕立てあげていた。
老人の家族も、相続税対策のためグルになっている。
赤地が老人を生き返らせたのも、
その老人に協力してもらったヤラセだった。
副理事長は、それを利用して殺されていた。
老人のときは空砲で、副理事長は実弾で撃たれていたのだ。
赤地の父親は事故で溺死したということになっていたが、
本当は赤地が父を殺そうとしたのだった。
あの「戻れ、戻れ」というのも、
赤地が必死に父の頭を海水に押しつけながら、
「海に戻れ、海に戻れ」という意味で発した言葉だったのだ。
事実が明かされ、身代わりになっていた老人達は解放された。
それでも息子を信じている父親は、
猟銃を自分の左胸に向けて発砲。
赤地に、「私を生き返らせてみろ。お前の能力を見せてやれ」と頼む。
赤地は、「無理ですよ。僕にはそんな力ありませんから。」と言うだけだった。
最後の山田の表情が後味の悪さを倍増。
トリックは、天罰を下す子供の話と、
言霊で人を操る男の話も後味悪かった記憶がある。
>赤地に、「私を生き返らせてみろ。お前の能力を見せてやれ」と頼む
まだ死んでない奴を生き返らせるのはちょっとムリかも
そういってから自害したんじゃん?見てないけど
(もうすぐ死ぬから)「私を生き返らせてみろ」ってことだろ多分
死んでからじゃお願いできんし
トリックって、キャストのキャラクターや随所にある小ネタで笑える箇所が多いドラマだけど、ストーリーに重点置くと後味悪い物の方が多い気がする。
というか、全部悪くない?
そこが受けてるんだろう。
後味悪いと言うかブラック要素があるところが。
謎も真相も投げっぱなしで、8割がた解決しない所がすさまじく後味悪い。
それが狙いなのかもしれないけど。
何でわざわざ後味悪い話を読みに来てるのか判らなくなる時がある
指輪物語の1作目が上映されてた時に、宣伝番組で若いねーちゃんタレントが
「オーガとかトロルとか、ハリポタに出てきたのと同じ怪物も
出てくるので、ハリポタのファンの人も見てみるといいですよー」
と意味不明のコメントをしていたな。
トリックの最初のシリーズの千里眼が地味に後味が悪かった。
千里眼で病気の在り処を調べて治すというインチキ霊感商法で
金儲けしてる男の話で、例によって山田にインチキを暴かれて
男は警察に連れて行かれる。
そこに、霊感商法にすがって来た車椅子の少年がそっと寄って来て、
「僕、治らないの?」
と聞く。
男は少年の前に屈んでと目線合わせ微笑み
「うん、治らないよ、私はインチキだからね」
と答える。
それで終わり。
それ覚えてる。そういう話多いよねトリックって。
似たようなのでケイゾクも後味悪かったな。
事件の解決を陳情に来た警備員のおっちゃん(桜金造)の主治医だったヤツが
犯人で、逮捕したもんだからそいつしか出来ない難しい手術は実施できなくなって
警備員のおっちゃんは助からないとか、子供の目の前で母親を殺人犯として連行するのを
ためらってた主人公を無視して、結局別の課の連中が逮捕して連れてったり
ラスボスである殺人犯”朝倉”がなんかよく分からない精神寄生体みたいのだったり。
『トリック』は、1の時の「千里眼の男」の終わり方もツライ。
話はいつもどおり、超能力があると自称して世間をだまくらかし
大金をせしめる詐欺師の正体を、山田と上田が暴くって流れなんだけど、
この話のラスト、捕まった詐欺師が連行される時、彼の超能力で
「助かる」と言われていた難病の車椅子の少年と母が居合わせる。
少年は男に近づき、不安そうな顔で問う。
「先生は嘘ついてたの? 僕、死んじゃうの?」
男は屈みこんで、少年の顔をまっすぐ見て、朗らかな笑顔で答えた。
「そうだよ、先生はインチキだからね!」(何のフォローも無く終わり)
810 :
809:2006/06/29(木) 08:06:33 ID:Sm+EUKz0O
すまん、起き抜けでボケて、ちょっと前のレスも読んでなかった。
>>808 トリックとケイゾクって、確か監督が同じだよね
ふいんきが似てる
西澤保彦のミステリー小説、短篇から。
このひとはいつも何処にでも転がってるような些細な悪意を
動機に繋げてしまうようなイメージがある。
主人公たち四人組は大学生。
男二人女二人でよく酒をのみながら推理するシリーズ。
大雨のある日、大学内のミスコンだかなんだかで優勝した美人から相談をもちかけられる。
彼女の話によると、滞納していないはずの家賃を請求する宛名のない督促状が届いた。
しかも、マンション管理者の名前が市会議員の男の名前となっているが、持ち主はその妻であるはずだと。
悪戯なのだろうか?
しかし調べてみると同じマンションに住む、同じ大学の女性が何人も
三日おきに同じ督促状を受けているという。
彼女はその五人のうち、四人目だった。
色々あって推理の結論。
督促状を送った理由は各人の反応をみるため。
つまり、問い合わせる先が本来の夫人の方か、連絡先の記されていない議員のほうか。
議員の連絡先を知っているということはつまり、
個人的に親しい、愛人関係だということ。
犯人は盗聴を趣味にしており、このマンションでその大学の誰かが愛人関係であることを知った。
そうして、夫人に問い合わせるたびにリストから外していく。
動機は、議員を脅迫するため。
しかしまあ、想像だから放っておけばいいんじゃね?となる。
本人達は自業自得。
相談者には関係ないのだから。
つづく。
翌日。
新聞にそのマンションのその大学の女性の最後のひとりが、
元その大学職員によって殺されたという新聞記事がのる。
推理はあらかたあたっていた。
ただ間違っていたのは動機。
金ではなく、愛人を脅し肉体関係を迫るつもりだったが、抵抗されて殺した。
目撃者のおかげでつかまったのだが、それは相談者そのひとだった。
犯人は相談者までの四人が愛人ではないとわかった。
だから残りのひとりが愛人だと思い込み督促状も送らずコトに及んだ。
なんとも短絡的。
しかし、と四人組のなかであまり発言しなかったひとりが後の席でいった。
相談者って実は被害者のことを嫌いだったんじゃないかな、と。
もっかい。ごめん。つづく。
議員の愛人は実は相談者その人だったのではないか。
督促状をもらったのなら直ぐ様管理事務所に問い合わせればいい。
躊躇したのは議員と特別な関係にあって後ろめたかったのではないか。
あの相談のあと、相談者はわざわざ管理事務所にといあわせている。
第三者の悪戯だとわかった以上そんな必要はないのに。
よって被害者がうまれた。
それは犯人に聞かせるため。
そして残りのひとりこそ愛人だと錯覚させるため。
犯人の目的が金ではなかったら。
もし身体だったら。
被害者が暴行されるかもしれない。
その蓋然性に期待した。
推理の根拠は自らが通報者になろうとしたこと。
暴行しようとする真夜中に、大雨の日に、どうして彼女が目撃者たりえたか。
つまり、物陰から犯人を待ち望んでいたのだ。
暴行の場合、被害者が通報しないこともあるために、彼女が噂の発進源となるために。
動機は、被害者に愛人関係のことが知られていたため。
結局相談者は罪には問われなかった、というオチ。
漫画版で先に見たんだけど
物陰に隠れた相談者の美人ならではの笑みが怖かった。
長々ごめん。
>>791 ここって後味の悪い本や映画がメインだったの?
自分的には実生活の後味悪い話の方が楽しみなんだが。
どっちでもいいのさ
体育祭のとき、友達の弁当にあった玉子焼きを一切れもらったら
悪くなっていて後味が悪かった。
西澤保彦は全体を要約すると悪意を感じにくいが、細かい部分に後味悪さを散りばめている。
下記は「子羊たちの聖夜」という小説の一説。
---------------------------------------------------------------------------
マンションの管理人をしている老人は、元々酒屋をしていた。
息子が家業を継ぐのを嫌がったために、今風にすれば息子も継いでくれるかもしれないと
コンビニに店舗替えをする。息子はコンビニならばと家業を継ぐことを了承したが、もう一つ要求を出した。
コンビニの上にマンションを建てるのだ。大学が近いから採算は見込めると何度も勧めてくるため、
嫌々ながら老人は銀行に話を持ち込む。融資に失敗すればそうすれば息子も諦めると思ったのだ。
ところが融資は通り、トントン拍子にマンション建設は進んでいく。
老人も覚悟を決めた。息子と同居できるならと、マンションの1階を二世帯住宅にする。
しかしマンションが出来てみると、息子は同居を承諾しない。
近くの家から毎日コンビニに通ってくる。マンションの管理も息子がやってくれると思っていたのに、
やってくれない。老人は嫌々ながら管理人として日々を暮らしている。
「刑事追う」というドラマで見た話。
昔に一度見たきりで、細部うろ覚えなのでだいぶ脚色しています。
名前は全部仮名。
あるラーメン屋でバイトをする男、山田がいた。
山田は些細なミスで店長にこっぴどく叱られる。
最初は大人しく叱られていた山田だが、我慢できなくなったのか突然キレて暴れだした。
店を飛び出した山田は、近くにいた女性を捕まえ人質にしアパートの一室に閉じこもる。
騒ぎは大きくなり、立て篭もり事件として警察が乗り出してくる。
刑事がラーメン屋店主に詳しく話を聞くと、きっかけは本当に些細な事だった。
「あの程度でキレるなんて、こらえ性のないどうしようもない奴だ」と店主は語る。
山田は何の要求もせずただ立て篭もっているだけ
人質がいるため強硬手段には出れず、まずは山田の素性を洗うことになった。
調べてみると山田は以前の職場では佐藤と名乗っていた。
さらに調べるとその前は鈴木、田中、川田、と職場を変えるごとに名前を変えていた。
こんなに頻繁に名を変え、偽名を名乗り続けるとは何か凶悪事件の容疑者なのでは?
との疑惑から、事件はさらに大きく報道されることになる。
人質になった女性が大物政治家の娘だったのも拍車をかけた。
刑事は山田が勤めてきた職場の人間に話を聞いていく。
すると「アイツは悪い奴じゃない」と、みな口を揃えて言った。
「アイツが悪いんじゃない、ただ運が悪いんだ」
老人は言う。
父親がマンションで一人で暮らしているのに、素知らぬ顔だ。
でも同居を言い出したらコンビニを継ぐのを辞めると言いかねない。
こんな近くに住んでいるのに、孫の顔も滅多に見られない。
金があったばかりに家族の溝が深くなってしまった。
主人公は思う。
主観的には愛情いっぱいで、子供を独善的支配に置きたがる親がここにもいると。
この老人は悪い人ではない。むしろいい人だ。
子供のためを思って行動している。でもそれが全ての原因だ。
老人が息子に家業を継がせたいというのは、老人の希望だ。
だが老人はそうは思わない。「子供のため」と言うお題目で子供を縛り付けようとする。
家業を継いだ方が子供の幸せなのだと言う価値観を押しつけようとする。
親が子供の幸せを願った感情を悪とは言えない。
しかしそれは大きな悪だ。
愛情から発生した行動でも、支配しようとする行動は子供を束縛する。自立を邪魔をする。
子供は親から自立するために反発するしかない。そうやって親子の溝は深まる。
老人の家族は破綻に行き着いていない。
不満を持ちながらも子供の自立を黙認しているからだ。
しかし納得はしていない。自分を子供に背かれた哀れな父親だと思っている。
その支配はいつか孫におよび、悲劇は繰り返される。
---------------------------------------------------------------------------
と、本筋に関係ない一老人の顛末も意地の悪い見方が提示される。
読者はそうした細部で何度も後味悪い思いをさせられる。
824 :
821:2006/06/29(木) 18:34:56 ID:TVhOJA9l0
うわっ、割りこみすんませんでした。
>>821続き
山田は数々の職場を渡り歩いていたが
その殆どの職場で些細な事から仕事を続けられなくなり、辞めていったのだ
刑事は山田が名前を変え続ける理由が分かった気がした。
何をやってもうまくいかない。
次こそは、次こそは新しい自分としてうまくやるんだ。
そんな事を何度も、何度も、何度も繰り返す。
山田の経歴をたどる度に、その不器用な気持ちが伝わってくる。
しかし、今度のラーメン屋ではついに限界がきてしまった。
またここでも駄目なのか、そんな自棄になった思いが山田を凶行に走らせた。
立て篭もってもう何時間になるか、
山田は自分がどうすればいいのか分からなくなっていた。
そんな時、報道を聞いて駆けつけた男がいた。
「アイツの本当の名前は佐々木と言うんです」
刑事が話を聞くと、男はかつての山田の雇い主であった。
何でも山田はその小さな会社ではよく働き、社長も山田を良く思っていた。
しかし会社が傾き、山田を解雇せざるをえなくなり
そこで彼の消息が分からなくなったと。
山田は小さな村の出身で、その村もダム工事の為に水没し
身寄りもなく故郷すらなくしてしまっていた。
社長は連絡も取れなくなった山田の事をずっと気にかけていて
そして今回の事件の報道を知り駆けつけたのだ。
825 :
821:2006/06/29(木) 18:36:27 ID:TVhOJA9l0
立て篭もっている山田に社長が説得する。
「刑事さんから話は聞いた、お前がどれだけ苦労してきたか良く分かる。
うちの会社も持ち直した、働きに来い。だから、早くそこからでてくるんだ」
社長の一生懸命な説得を聞き山田は涙した。
そして自分はなんて愚かな事をしてしまったんだ、と気付く。
「ごめんな、ごめんな」
何度も謝り顔をくしゃくしゃにして泣きながら、人質の女性を縛っていた縄を解く。
そしてアパートの鍵を開け、ドアを開けようとした瞬間
後ろから包丁で刺された。
「よくも私にこんなマネしてくれたわね」そう言って人質だった女性は包丁を投げ捨てる。
事切れる山田。事件は終わった。
押し寄せ騒ぎ立てる報道陣、女性の過剰防衛ではないかとの声も。
彼女に付き添う弁護士は、そんなことにはさせませんよ。と事務的に対応する。
「これからだってやり直せたはずじゃないか」山田に泣きすがる社長。
そんな喧騒の中、新たに若い男が現場に来て刑事に言った。
「あの、TVで報道されていた山田って男、×年前に友人だった坂井だと思うんです」
×年前、それは社長が山田を雇うより以前の話だ。
刑事「彼は…一体誰だったんだ?」
終
おまいら、つきあっちゃえよ。
ヒューヒュー♥
からかうのは、やめなさいよー男子
>821
山田の脳内キャストが温水洋一に決定した。
トリックの単行本は大体持ってる俺ガイル
パントマイムで人を殺す女も後味悪い
最後捕まったのまかも分からんし
833 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 22:37:49 ID:iHfOHtUV0
ルースレンデルの短編
ある男
郊外に住んでいて、これといった趣味も、楽しみも無く仕事と家を往復している。
住んでいるところは、駅からかなぁ〜り歩く所。
ある日、家に帰る道のり前を歩いていたら、前を歩いていた女性が怯えたような行動。
???と思いつつ、もしかして自分が後ろを歩くことで怯えてるぅ!?って思う男。
それから男は家に帰る時、前に女性が歩いているとき、
女性が、後ろから来る男に怯え歩調を緩め後ろから来る男に追い抜いて貰おうとしているようだと、
自分も歩調をさりげなく緩め、彼女に歩調を合わせる。
男は、女に一切手も触れずに、ただ歩調を調節するだけで女を怯えさせることに喜びを見出す。
そして、段々エスカレートする男。
ある女の跡を歩いていた、女が怯え歩調を緩めると自分も緩める、女が立ち止まると自分も立ち止まる、
恐怖マックスになった女が通りかかった車を止め乗せてもらう。
後日、新聞を見る男。
自分が跡を付け車に飛び乗った女が殺されたという記事を読む。
(彼女は、みずから変質者の車に乗ってしまった)
自分が、彼女を恐怖に落しめる事がなければ彼女は「車の乗ることは無かった」
間接的に彼女を殺してしまった。
そして彼は、その趣味を止めた。
バナナと納豆とカルピス
運送だね
そうだね、プロテインだね
ポルノグラフィティの「カルマの坂」
歌詞の要約なんで、自分の勝手な解釈とか入ってるけど。
ある時代ある場所の物語。
ストリートチルドレンの少年は罪の意識も無く盗みを働く。
そんなある日、人ごみの中で美しい少女を見つけた。
どうやら人買いに買われ、金持ちに売られたらしい。うつむいて泣いている。
少年は少女に恋をした。
少女が入っていった金持ちの家を確認して帰った。
ぶくぶく太った金持ちはこの少女を汚い手で穢すのだろうか。
少年は無力で、少女は考える事を許されなかった。
「神様がいるのなら、どうして僕らだけ愛してくれないのか」
少年は剣を盗んだ。重い剣を。
怒りと憎しみに任せて金持ちを殺す。
返り血を浴びて少女の下へ駆けつけたら、彼女は恐怖のあまり発狂して笑っていた。
少年は手にした剣を少女に振り下ろした。
泣く事も忘れてた。空腹だった事をようやく思い出した。
胸の痛みは確かに感じている。
お話はここで終わり。ある時代ある場所の物語。
なんとも言えん。ずしーんと来る……
誰も救われてないってのが悲しすぎる。
歌詞系はあんまぐっと来ないわー。
メロディとかのレス読んでる分には伝わらない要素が多いし、筋自体はわりと陳腐。
壮大な叙事詩とかじゃないから歌謡曲としては筋は陳腐でいいんだけど、ここで紹介するのには向かないんじゃないか。
>>838 「恐怖のあまり発狂した」んじゃなくて、
少年が助けに来たとき少女はもう金持ちにやられておかしくなってた。
>>821 乙!面白かった!
女性は気概があるというかなんというか。
友達に、
「ライブドアって、どこでもドアの意味なんだよ。
それから名前つけたんだって」と言われ、
「へー、そうなんだ!!」と感激して言いまくってた私は後味悪い?
>>833 後味悪い王道な話だね。
主人公の男の後味悪さが読んでる方にじわじわと来そうだが
まったく主人公に同情できないあたりがますます後味悪い。
>833 を読んで思い出した実話。
>ある男
>郊外に住んでいて、これといった趣味も、楽しみも無く仕事と家を往復している。
>住んでいるところは、駅からかなぁ〜り歩く所。
>ある日、家に帰る道のり前を歩いていたら、前を歩いていた女性が怯えたような行動。
>???と思いつつ、もしかして自分が後ろを歩くことで怯えてるぅ!?って思う男。
ここまでは、>833 とほぼ同じ。
ただし、「男」ではなくて、高校生の少年。
前を歩いていたのは、20代のOL。
少年は、OL が怯えているのに気づいて、追い抜いてしまおうと考えた。で、ダッシュ。
OL は恐怖に駆られて、脱兎のごとく逃げようとして、いきなり転倒。
打ち所が悪くて、頚椎(?)を痛め、全身麻痺の後遺症が残った。
OL は損害賠償を求めて、少年を告訴。
裁判の結果、原告の請求通り、6000万円の損害賠償を認められた。
>>844 うわぁ、やるせない。
少年もOLも別にどっちも悪くないのがまた。
映画「バタフライ・エフェクト」のディレクターズカットバージョン
7歳の少年エヴァンは母親と2人暮らし。
エヴァンは平凡な少年だが、時々記憶喪失(ブラックアウト)になることがある。
医師にはストレスが原因と言われ、治療のために毎日の日記をつけ始める。
母親は3度の死産の末にエヴァンを授かったために、息子を「奇跡の子」と呼んで愛している。
父親はエヴァンと同じように記憶喪失で精神を患い、エヴァンが7歳のときに亡くなった。
13歳になるまで何度かブラックアウトを経験するが、その後7年間記憶を失うことがなくなった。
20歳の大学生になったエヴァンは、ブラックアウトした日の日記を読むことで
失った記憶が蘇ることに気づく。
更に失った記憶を辿ろうと幼馴染で初恋の女性ケイリーに会いに行く。
ケイリーには児童性愛が趣味の父親と、暴力的な兄トニーがいる。
彼女とは13歳の時に「必ず迎えにくる」と約束をして、
引越しをしたまま連絡すらしていなかった。
彼女は鄙びたダイナーのウェイトレスで、幸薄の人生を送っていた。
過去のことを訊ねるとケイリーはエヴァンを罵り、その後自殺してしまう。
エヴァンは記憶が戻るだけでなく、一時的に過去に戻ってやり直しができることに気づき、
ケイリーを救うために、運命を変えようと過去に戻った。
ケイリーの父が、7歳のエヴァンとケイリーの児童ポルノを撮影しようとするのを阻止する。
その後親元を離れたケイリーと、裕福で幸せな生活を手に入れたが、
そこに刑期を終えたばかりのトニーが現れ、二人を別れさせようとエヴァンに襲い掛かる。
反撃に出たエヴァンはトニーを殺してしまい、刑務所に入れられてしまう。
エヴァンは母親に日記を差し入れてもらい、13歳に戻る。
トニーがケイリーとの仲を引き裂くために、エヴァンの愛犬を焼き殺そうとするのを止める。
しかしエヴァンの計画は歯車が狂い、トニーは殺され、
トニーを殺してしまったもう一人の幼馴染の少年レニーはショックで廃人に、
ケイリーは顔に大きな傷を負い、場末のホテルで薬漬けの売春婦になっていた。
エヴァン自身はほぼ元の生活に戻ったが、脳に大きなダメージを追っていた。
短期に40年分の情報が脳に書き込まれた為だった。
再び13歳に戻ったエヴァン。
悪戯で仕掛けたダイナマイトの爆発で近所の主婦と赤ちゃんが死ぬのを阻止した。
それがきっかけでトニーは更生し慈善活動に没頭、ケイリーはレニーと付き合い、
幸せな生活を手にいれたが、エヴァン自身は爆発で両腕を失い、車椅子の生活を送ることになる。
息子の身を案じるあまりストレスでヘビースモーカーになった母親は肺がんで余命幾ばくもない。
もう一度爆発を止めようとするが、腕を失ったことでそれ以降の日記がなくなってしまった。
腕を失う前の7歳の日記で過去に戻り、ダイナマイト自体を消してしまおうとするが、
今度は誤ってケイリーを爆死させてしまう。
エヴァンは精神病院に拘束され、日記そのものを付けていない。
医師には、日記はエヴァンの妄想だとまで言われてしまう。
そして、エヴァンの父親もありもしないアルバムを探していたという。
既に脳の損傷が限界に近づいていることを知ったエヴァンは、
母親にホームビデオを持ってきて欲しいと頼む。
ビデオは、エヴァンの出産を控えた母親を父親が撮影したものだった。
エヴァンは母親の胎内に戻り、へその緒を首に巻きつけた。
そして、生まれてこなかった3人の兄も同じように自ら命を絶ったことに気がついたのだった。
面白かった。でもこれで母親、4回もお産失敗するんか……もうダメだろうなあ。
久々に後味の悪い映画あらすじ乙。
見てみたくなったので、レンタルしてくる。
>>851 ディレクターズカットバージョンはセルのみ。
もしもMOB仕様ということでHP減ってなくてもセットできるんだとしたら恐ろしいことになるな
やっちまった…
DC版は通常版とストーリーが違うの?
>>846 乙
>母親は3度の死産の末にエヴァンを授かったために、息子を「奇跡の子」と呼んで愛している。
これが最後にじわじわきくね。
ややこしい話を簡潔にうまく書いててナイス!
857 :
1:2006/06/30(金) 13:10:36 ID:IMP2yTNX0
ブラックジャックの戦争編のみを集めたやつを立ち読み。
なんだか長い上に無駄エピソードが多かったんで
はしょりまくるけど、上手くはしょれるかわからん…
社会の差別に批判的な医大出の神父さんがデモを起こした。
そのデモを制圧するために政府は軍隊を投入。村は戦場の
ような惨劇に。
そんなとき教会に女性と女性が抱きかかえた赤ん坊がやってきた。
女性は半死半生で神父に助けを請う。自分の身体はどこを使っても
いいから赤ちゃんを助けてくれと。
ほとんど助かる見込みのない赤ん坊に神父は絶望を覚えるが
そのときご神体像(マリア像みたいなの)が『その赤ん坊を助けなさい、
やるのです!』と神父をしった激励した。
神が降りてきたかのごとき技術で見事赤ん坊を助ける神父。
その後回復した赤ん坊は日本からの海外援助につれられてゆき
成長した後ブラックジャックと出会うことに。
その赤ん坊(いまは青年)に施された手技の見事さに舌を巻き、
なにがなんでも神父の手術を見てやるんだとはるばる日本からやってきた
ブラックジャック。
神父は「あのときの手術は神の援助でできたもの、私の実力ではない」といい、
ブラックジャックは「神なんぞ信じとらん、手術したのはあんただ」と両者一歩
も引かない。
そんなおり、密告により神父の家の前に警察がやってきた。反体制デモの
首謀者を見つけ出すためだ。神父は諦め家の外に出て行った。
いきなり発砲する警官たち(ありえん)。責任者の刑事が発砲をあわてて止めるも
神父は瀕死になってしまった。
858 :
2:2006/06/30(金) 13:11:45 ID:IMP2yTNX0
神父の手術を見られなくなってはとオペをはじめるブラックジャック。
刑事も反体制デモの主犯格を神父にゲロさせたいために逮捕に
猶予を与えることにした。
そんなおり密告者(ブラックジャックを乗っけたタクシーの運ちゃん)
がブラックジャックの下へやってきた。警察から密告の謝礼をもらえなかったので
ブラックジャックに無心を求めてきたのだ。
いざこざになって、運ちゃんをのすブラックジャック。
そしてブラックジャックは回復した神父を警察に連れて行かれないために
あることをはじめた。
密告者の顔に整形を施して偽者に仕立て上げ、
本物の神父は裏口から逃がすことにしたのだ。
その目論見は成功し、ブラックジャックは神父を日本に亡命させた。
しかし神父のユビは銃弾ですでに吹っ飛んでおり、手技はもうできなく
なっていたのだった。
おわい
書いてみるとそんなでもないような気がするけど
運ちゃんにいくらなんでもそこまでやるか?とか神父がデモしなきゃ村人
死なずにすんだかもしてないのになんで責任者のうのうといきてんのよ?
だのいろいろとモヤモヤする物語だった。
なんてーか、戦争編に限って言えば独善的な考え方がかなり多い気が
した。手塚自身が独善的というか…
お目汚し御用者
あー、知ってる、その話。俺もモヤモヤしたんで良く覚えてる。
何が不快かって、最後に神父がブラックジャックに感謝して
またお目にかかれますか?みたいな事言うんだけど、
指が無くなって手術ができなくなった神父に、もうブラックジャックは
何の興味も持たなくなるんだよね。
贋作?と言いたくなるくらい、物語も破綻して心情的スジも通ってない一作。
>>838 もしかしたらその金持ちはいい人で、少女もだんだん
うちとけたかもしれないのに、少年の思い込みで…
とか自分は思ってた。
その話読んだことあるな。
ブラックジャックは「俺の腕前に匹敵する医師」の友達が欲しかったんじゃなかったけ。
だからこそ、奇跡の手術をした神父を助けたし、運ちゃんに対して「こいつのせいで、俺の友達になるはずだった神父が」と逆上した。
その神父が指を失ってしまったから、反動で全く興味が無くなったのかと。
>821
自分もこのドラマ見てモヤモヤしてたの思い出した!
確か山田がラーメン屋クビになったのは出前の配達中道路で遊んでた子供が飛び出してきて
避けようとして転んで丼割ったんだった
丼を前に呆然とする山田を見て「行こうぜ」と逃げる子供
立てこもった山田に警察が「何か欲しいものはあるか」って聞いて「米が欲しい」とか言い出し
人質の女性の前で嬉しそうな顔で米とぎだしたり全身からいい人オーラ出してた
人質の女性は海外留学の時に麻薬やってたとか言う噂あったり派手で気が強い感じで
監禁されてる間も山田に「金が欲しいんでしょ?」とか言ったり段々山田を見下すような感じになって
山田を刺し殺して出てきた時に「あんな奴人間じゃねぇよ!」と吐き捨てるように言ってた
山田の死体とひっそりコンロの上で炊き上がってるご飯が泣けた。・゚・(ノД`)゚・。・゚
文章下手な上に遅レススマソ
>>860 ああ、オレも
>>838を見た時に似たような事を思ったよ。
例え想像通りの変態野郎だったとしても、人殺しのストリートチルドレンと一緒にいるよりは幸せに決まってる。
寒さに凍えたり空腹で惨めな思いをしたりはしなくてすむからな。
こういう感じのガキ特有の純粋な(でも浅はかな)正義感みたいなのが裏目に出るのってキツいなあ。
どうにも取り返し付かないから。
もっとも、この歌詞のガキは責任を放棄してるから、結果としては
自分勝手な思い込みを押しつけて2人の人間を惨殺したろくでなしだが。
(胸の痛みとか言われてもなぁ)
>「こいつのせいで、俺の友達になるはずだった神父が」
前後の行動はともかく、生まれて初めてブラックジャックが可愛く思えた。
後味悪いな。
裏口から逃がしたんだっけ?
聖母像の中に入れてたような気がする。
で、手術中に神父の指が飛んでることに気付いて心底残念がるBJは
はっきりと覚えている。
最後に別れるときに、神父が握手を求めて「またお会いできますか?」
と問いかけると、BJが冷たく「もう会うことは2度と無いでしょうな」
と言って去る。
指の無くなった手を眺めて、悲しそうな神父。
そんでピノコに「先生、お友達が欲ちかったんでちょ」って言われてENDだよね。
>>865 結局の所そんなんだから友達がでk(ry
まあそういう事だ。
指を無くした神父の心情や今後の苦労とか思いやって、
自分から相談にのってやろうとか、考えもしないんだもんな。
友達になりたかったのは、相手の心とじゃなくて技術とだった、てのが良くわかる。
それをいっちゃあおしまいだよ(のび太口調)
運転手は結構暴君だったよね。
ブラックジャックに「金よこさなきゃ暴れてめちゃくちゃにする」とか言って。
結局殴られ(ただかなんだか)て気絶して麻酔で20日間眠らされて整形されて神父の代わりにしょっぴかれてBJに「あわれなるは密告者か…」って言われて
愛しい
手塚の別の作品に、「医者のキチガイほど恐いもんはないからね」
ってセリフがあるけど、全くだね。
ブラックジャックがキレたら、何をされるかわからん。一生を否定されるね。
遅レスで悪いが、「ケイゾク」に出てきた浅倉は「精神寄生体」でも何でもありませんよ。
テレビ版の最終回であった「指紋が違う」は、製作者側のほんのお遊びですし、
テレビのスペシャル版はその副題が「Aya'sPHANTOM」といって、鈴木紗理奈演じる刑事
がドラマの最終回で撃たれて死ぬんですが、その撃たれて死ぬ瞬間に見た幻、ということ
なのです。
で、劇場版が「ビューティフルドリーマー」。これは単なる「うる星やつら」の副題をパクった訳
ではなく、主人公が昏睡状態にあるときに見た夢のことを指します。
だから、「ビューティフルドリーマー」という題なのであり、内容が途中で死んだ人が出てきたり
したのは夢だからなのです。
って、どっかで聞いたことある。
>>871 そ、そうだったのか・・・ってテレビ見てるだけだと分からんなぁ・・・。
指紋が違うをお遊びで入れられても困るし・・・第二期を期待してたのか?
TVSP版も結局、秀樹に成りすましていた朝倉が、TV最終回で死んでたのなら
皆は朝倉の幻に踊らされてたって事なんだろうか。
劇場版は真山が死ぬとか聞いたんで結局見てないんだが、全部夢の話なのか。
・・・いろんな意味で後味悪いなぁ。
>>838 それ聞いて話自体も後味悪いと思ったけど、
少年がその後どうなったのか気になってもやもや…。
大量殺人(?)犯な訳だし、それこそ「むしゃくしゃしてやった」レベルだし…。
それと関係ないかもしれないけど、
うろだけどディズニーのアラジンの冒頭で逃げ回るアラジンの軽さが何とも…。
同じく生きるために盗みをするっていうのに、何だこの違いはと。
アラジンは昔ちらっと見ただけだけど、そのシーンが何か忘れられない…。
ていうか、アラジンいい年なんだから働けよとか思ったりした。
働いたら負けかなと思ってる
BJの話だけども。
神父と「もう会う事もないでしょう」って言ったのは
神父の顔を整形までしたのに、又会ったりしてたら
敵(政府?)に怪しまれるってのもあったんじゃないっけか。
それは蟻谷さんか?
>>873 アラジン、あの絵だと、いいおっさんだよな。裸チョッキの地黒のおっさん。
「生きるため、食べるために盗むんだ、しかたない」とかなんとかって、超開き直ってたね。
そのくせ、市場逃げまくって、まっとうに働いてる人の商品を軽やかにめちゃくちゃにするので、
妙ーに後味悪かった。
同じくBJの話。
仕事に生きる女性、年齢は20代後半位か?
突然倒れ、子宮筋腫(子宮癌だったかな?)だと分かる。
子宮全部摘出しなければならない。
その手術をしたのがBJ。
手術直前に、女性が「キスして」と言って、BJとキス。
無事手術が終わり退院。
女性は長かった髪を切り眼鏡をかけ(それまではかけてなかった)、男物のスーツを着て、「これからは男として生きていく」と言って、アメリカに旅立つ。
手術直前のBJとのキスは、女性としての最後の思い出…。
子宮摘出したら男か!?
子宮筋腫(癌?)の人が呼んだらどう思うだろう…と鬱。
そして今、自分がその立場にいる…手術しなきゃいけないんだけど…どうしてもこの話を思い出してしまう。
>>876 んで、「たかがパン一つだろ?」とヘラヘラしながら市場をめちゃくちゃにし、
「パン一つでも見逃せるか!」と追いかける警官は悪者扱いで最後にはウンコまみれになるんだよな。
しかもアラジン、魔法の力で王子に成りすまして最終的に王様になるし…
たいした教育も受けていないであろう一般市民が突然王様になっちゃって、国はどうすんのよ。
「愛さえあれば」じゃねっつの。
…あれ?何でこんなに必死なんだろう、俺
>>878 ジャスミンはとりあえず人を見る目がなさすぎる。
王様も馬鹿すぎる。
結局、アラジンなんかにまかせたばかりに国が転覆するんだ。
>…あれ?何でこんなに必死なんだろう、俺
自分も、最終的に同じこと思ったw
>>877 如月恵先生だっけ。BJが唯一本気で愛した女性。
子宮筋腫は、ガンではないできものみたいなもので如月先生は子宮ガン。
悪性腫瘍だった場合は卵巣も含めて全摘出するケースが多い。
卵巣が女性ホルモンを作っているので、摘出した後はどうしても女性的な
特徴が減退して男性的な特徴が個人差はあるにしろ表に出てくることになる。
オブラートに包めば確かに子宮を摘出したからといって「男」になるわけではない。
とはいえ、子供を宿し出産するという女性としてのおそらく最大にして最重要の機能を
失うわけでそういう意味では「女」ではなくなるかもしれない。
ブラックジャックは元来「自殺したいヤツは死ねばいい。」「重病だと聞いた程度で自殺する
ようなやつは、どうせ助かってもクヨクヨして生きる価値なんか見つけられないやつだ」
と断言するほどな人なので、あえてそうキッパリ言ったのかも。
>>877にとっても、大変な決断を必要とするし今後の生活を考えれば余り軽々しいことは
言えないだろうけど、ブラックジャック流に言えばお金で助かる命なら安いもの。
どんなに願っても金を積んでも助からない命はあるんだから、その手術によって命が
助かるのならまずは喜ぶべきかも。
体調の変化や勝手の違いなどで大変とは思うが、命があればなんでも出来るし
前向きに頑張って欲しいと切に願う。
私が言いたい事は
>>880が全部言ってくれたようだ
そうだな。最後の1行以外全部同意だ。
如月恵先生のは、BJと口には出さずとも相思相愛だったから、
そういう思いを断ち切るため(断ち切らなくてもいいじゃん、っていうそっちの是非はおいといて)「男」になります、
っていうストーリーの表現手段としての役割のほうが大きいんじゃないかな。
まあちょっと納得いかない部分もあるけど、手塚治も所詮は昔の脳みその男だからなあ。
よく見るとまともな女性キャラのほうが少ないよね。
患者の手足はガンガン切り取るけど、いざ恋人のをとなるとヘタレる女医とか
酒とばくちで身を持ち崩し多額の借金を残して死んだ夫の医者の後始末に
現れたBJに惚れちゃう未亡人女医とか、整形してもらった事で成功した
アイドルはBJの診療所の近くに家を買って半ストーカー状態でそれを醜聞の
種になると危ぶんだ女マネージャーはBJをぶっ殺そうとするし、老齢で昔の面影が
無いのにプライドと維持だけで若返り手術を受けた挙句事故死して、復元模型で
往年の名作リメイクに出演する老女優とか、アソコを触診されたからと村の若いモンを
召集してBJを袋叩きにした村の有力者の娘とか、多忙の余り半身不随になって引退しようと
したけどBJが完全に治したものだから結局自殺したアイドルとか・・・。
けどキリコの妹さんとか、ガンの特効薬を開発した医者の妹とか、BJの母親が
爆死した件に間接的に関係ある男の娘とか、BJを認めない余り手術中に手の
筋を切っちゃおうとか脅した医者の妹とかはまともだった。
男でも女でも如月先生は萌える顔だからおk
山岸涼子の「狐女」
小学4年生の理(まさる)は血の繋がらない老人たちと貧乏暮らしをしている。
ある日老人が死に、自分の血縁だという田舎の富豪に引き取られた。
子供らしからぬ洞察力を持つ理はすぐにその家の事情を理解する。
既に死んだその家の元主人が理の父親。
現主人の男は30以上も年のはなれた兄弟で、
中学生の少年と小5の少女は、自分にとって年上の甥と姪にあたるらしい。
厳格は感じの老婦人は元主人の妻だが、理の母ではない。
元主人はかなり女癖が悪かったらしく、妻以外の女との間に理をもうけた。
恐らくは老婦人が嫌がったのか、不義の子である理は幼い頃に家の外に出されたのだ。
「狐屋敷にまた変なのが来たぞ」と地元の子供たちは絡んでくるが理は適当にあしらう。
屋敷から少し離れたところに小さな家があり、そこに狐目の女が住んでいる。
彼女は男を引き込んでは、子供たちが窓から覗くのも気にせずにやりまくる。
そんなおかしな女が離れに住んでいるために、屋敷自体が狐屋敷などと呼ばれているのだ。
屋敷の者から嫌われながらも飄々とした様子の彼女に理は好感を抱くが、ベタベタするなと怒鳴られる。
調べるうちに、自分を老人たちに預けたのは昔屋敷で働いていた
百合という使用人の女だと判明する。百合こそが自分の母ではないかと理は思う。
「女癖の悪いおっさんの尻拭いさせられてるこいつらプギャー」みたいな態度を取りつつも
やはりどこかで母を求めていた理は、母の正体の片鱗を掴めた事に喜ぶ。
色々あってむしゃくしゃした理は、姪を倉の中に引き入れる。
「やめて冷たい」漏れ出る姪の声に嫌な予感がして老婦人が倉を開けると、
そこには箒を片手に持った理と、全裸で泣いている姪の姿があった。
「お前は犬畜生にも劣るよ!親子でつるんで生まれた子供だ!汚らわしい!」
と怒鳴る老婦人。狐目の女こそが理の母で、そして姉でもあったのだった。
かつて老婦人は同じ倉で、自分の夫と娘がまぐわっているところを目撃した。
使用人の百合には莫大な金を払って、おぞましい子供である理を屋敷の外に出したが、
戻ってきた時から嫌な予感がしていたと老婦人は言う。
狐目の女は恥だから一生外に出したりはしないが、お前はどこかへ言ってしまえと
老婦人は札束を投げつける。老婦人を睨みながら理は札束を全て拾い集め、
走り去って行った。その様子を見て老婦人は「やっぱり化け物だ」とつぶやく。
札束を抱えながら理は、狐目の女に「あんたが僕の母親だったんだってね」と話しかける。
自分の子供だってわかった? そう訊く理に、子供なんて産んだ覚えはないと女は笑う。
そのまま走り去る理を一瞥した後、女はまた男と離れに引き篭った。
札束だけを抱えて、理は一人で夜の電車の中で考える。
胸に青白い火が灯っている、まるで狐火のようだと。
狐女の最後の冷たい態度は
「私はもうここから出れんけど、あんたは逃げられるんだから
さっさとこんな家から離れて自分の道歩みなさいよ」
という意味じゃないかという解釈もあるそうだが、
俺としては屋敷にいたままでもそりゃアレだけど、
小学生の子供が札束抱えていたからって外でまともに生きていけるとは思えない。
それに理にとっちゃ「近親相関の末に捨てられました」という状態だし
888 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 22:56:06 ID:PVWXjfXWO
>>355 違う
俺普通のやつ見たけどラストが違う。大体のあらすじは同じだけど、三度流産の話も無いし父親は生きてるよ
しかし今回バタフライエフェクトを書いた奴ウマイ!要約がウマイ!
890 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 23:17:20 ID:BPi9S+rLO
891 :
本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 23:26:14 ID:KLvVjCUJO
>>888 ぐぐってみたら
小説と映画とDVD収録のディレクターズカット版で結末が異なるらしい。
へその緒で自殺はディレクターズカット版のEDのようです。
かなり昔に呼んだ松本洋子のホラーマンガ。タイトル忘れた。
女の子数人のグループで森林浴を兼ねてピクニックをしていた。そのグループの一人、礼子(仮名)。
この礼子は本来はこの女の子達とは仲が良いわけではないのだが、女の子達が学校でピクニックをすると話しているのを小耳に挟み、殆ど強引に参加した。
礼子がこれまた性格が悪く、無理矢理参加したにも関わらず高飛車で文句ばかり。故に女の子達からは嫌われて、かなり険悪なムードになってしまった。
不満ばかり述べる礼子。途中に額にほくろのある地蔵を見つけ、うっかり(わざとだったかもしれない)破損させてしまう。
地蔵は首から上がもげてしまった。女の子達がこういう所の地蔵はゆかりのある大事なものだから謝った方がよいと諭すが、礼子は一笑に伏してピクニック続行。
さらにムードが悪くなる中、女の子達が自分によそよそしくなったことに気づいた礼子は腹を立てて怒鳴り散らし、単独行動を開始する。
最初は仲間達も礼子がいなくなって清々したものの、しかしなかなか礼子が合流しないことに不安になる。
礼子を探し出す女の子達。なかなか見つからない。
しかし暫くすると礼子が向こうで手を振っている。
ほっとして仲間達は礼子に駆けより、礼子は迷惑かけてごめんねと心から謝罪する。
普段女王様のように振る舞う彼女のありえない発言に驚くが、きっと改心したんだねと納得。
礼子も今まで自分は素直ではなかった。迷惑ばかりごめんなさい。だけどこれからも仲良くして欲しいと仲間に申し入れる。
とても友好的で以前とは違う優しい態度に女の子達は喜び、人間間の距離を一気に縮めた。先ほどギクシャクしていたのが嘘の様にピクニックをみんなで楽しむのであった。
そして仲間の一人があることに気づく。
「礼子、こんなところにほくろなんてあったっけ?」
額にほくろのある礼子は優しく笑った。そしてその首には一本の横に走る傷跡。
そして一行は歩いてゆく。
その死角の所には、先ほどの地蔵があった。
笑顔でピクニックを楽しむグループを背後に、その地蔵の肩から上は礼子の無惨な生首が添えられていた。
すまん、結構すっきりかもしれん
それ覚えてる!
首の無い主人公の体が、地蔵の首を持っていったんだよね。
最後のコマ、地蔵の上に乗った虚ろな目をした生首にガクブルした小学生時代。
乙一の「失われた物語」
夫婦仲の冷め切った夫婦がいた。
妻はピアノ奏者になりたかったのだが、色々あってそれを諦めた。
二人は結婚当初こそ仲むつまじい夫婦であったが、ここ数年では夫婦仲が悪くなり、
生まれたばかりの子供の前であっても顔を合わせれば喧嘩ばかりであった。
ある朝、夫は気が付くと真っ暗な世界にいた。
―体を起こそうとするが、ぴくりともしない。
腕をあげることすら出来ず、ただ動かせるのは左手の人差し指だけだった。
暫くすると誰かが左腕に触れた。なにか針のようなとがったもので左腕を突かれ、抗議の意味で人差し指を動かすと手が離れた。
その後、また誰かの手がそっと腕に触れた。薬指に指輪の感触、妻の手だ。
妻の指は、私の左手の平に指を走らせ、「YESは一回、NOは二回。OK?」と書いた。
これで意思疎通を図ろうということなのだろうと、私は了解の意を伝えるために指を一度だけ動かした。
妻の説明では、どうやら私は交通事故にあって左腕以外の全ての感覚を失ってしまったらしかった。
この日から、私は左腕だけで生きるものになっていた。
真っ暗な世界で生きていると、どれだけの時間が経ったのかすら判らないが、
妻は毎日病室を尋ねて腕に日付を書いてくれる。
妻が今日はどんな日だったとか、様々な情報を私の左手に書き込み、私は指を動かして相槌を打つ。
また、私の退屈を紛らわすためか、私の腕を鍵盤に見立てて曲を弾くようになった。
毎日彼女の弾く曲を聴いていると、彼女の心の機敏が解る。
近頃は、心が落ち込んでいたり乱れていることが多いようだった。
腕だけの存在になってから、私は妻のことを今までのどんなときよりも愛するようになっていた。
そして何度も考えた。こんな腕だけの夫に縛られていては、彼女は幸せになれない。彼女はまだ若いのだ。腕だけの私と違って、未来がある。
ある日、いつものように医師が診察にやってきた。そしてまた、私の腕に針を刺す。
チクリとしたが、指を動かさぬよう必死で耐えた。
数分の診察の後、医師の腕が離れる。恐らく妻にこのことを伝えているのだろう。
暫くの後、妻の震える指が私の手の平に字を書いた。「ねえあなた、もう何も感じないなんて嘘よね?」
私は答えない。
「嘘よ、あなたは私を騙そうとしているんだわ。まだ感じるんでしょう、動かせるんでしょう。こんな冗談はよして」
私は、答えない。
「あなたが答えてくれないのなら、私はあなたと別れます」
それでも、私は答えなかった。
あれから、妻が病室を尋ねてくる回数は減った。
それでも時々尋ねてきては、私の腕に近況を語った。
私が返事を返すことはなかったが。
私が事故に遭ってからどれほどの時間が過ぎたのか、ある日妻が娘を連れてきた。
私の記憶にある娘はまだとても小さく、喋るどころか文字も書けなかった。
娘の指がおそるおそる私の手に触れて、「パパ」と書いた。
そして、そのまだ小さな手で、子猫のような動きで私の鍵盤で拙い曲を披露してくれた。
――もうどれほどの時間が経ったのだろうか。
もう私の元を尋ねてくる人間は誰もおらず、今が何年何月何日なのかもわからない。
そうして、私は闇の中で一人きり、最期の時を待つ。
うろ覚えなんで間違ってるとこあるかも。
あと結構エピソードはしょってる。
この話大好きなんだけど、後味がすげー悪い・・・
しかも話全体が淡々とした、殆ど感情の起伏の感じられない説明調で綴られてて
それがまた後味の悪さをかもしだしてる。
乙一は「夏と花火と私の死体」も後味悪かったな。あの話は好きじゃないんだけど。
機会があったらまた書き込ませてもらいます。
今書いてよ
今度と思っているうちに俺か君が車にはねられてしまうかもしれない
それ、失はれる物語、に改題されて角川文庫で出たよね。
その発売前日にハードカバー版買っちゃって後味悪いったらない。
しかも話二つ増えてるし。
いや、しかし彼の短篇の中ではこれがいちばん好きだよ。
900 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 00:11:27 ID:oMGLvuKG0
>>893 うおおおおすげー懐かしい!!!!1
それって「なかよし」のおまけの漫画冊子に載ってたやつだよね!
たぶん10年くらい前じゃないかな。
ちなみにその冊子は普段なかよしで可愛いトキメキ漫画連載してる作家たちが
ホラー漫画を書いてたわけで、それが異様に怖かったなあ。
覚えてるのは、ある少女が無口で変わり者のクラスメイトの子の家に遊びに行こうとする。
しかしその子は家には誰も呼びたくない(呼ぶなと躾けられてた?/忘れた)からと拒む。
結局遊びにいくことになるんだが行ってみたら実はその子の親というのが化け物で・・・。
シーンは切り替わって後日の教室。
少女の友人たちが行方不明になった主人公少女のことを話している。
画用紙に何かを描いている無口なほうの子。
教師「○○ちゃん、何描いてるの?」
少女「あのね、先生、▲▲ちゃんとっても良い子だったのよ」
「おかげでパパもママも家族みーんな仲良しになれたんだよ」
教師、絵を見て顔面蒼白、絶句。
手元の画用紙に描かれていたのは一家の食卓、そして皿の上に乗った行方不明少女の輪切りと思われるもの。
ググってみたら見つけた! 小坂理絵って先生らしいわ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061788663/503-2877912-9571903
小坂理恵ってギャグ漫画家だと思ってたのにそんな話書いてたのか。
他のホラー特集で書いてた呪いの腕輪がどうたらこうたらって話はコメディ調だったのに
>>900 懐かしいな小坂理恵。
たしかその話は変わり者の女の子はブサイクな根暗で遊びに行った女の子は華やかなかわいいお姫様タイプ。
んで華やかな子は自分の見栄や可愛さを引き立てる為に根暗の子と付き合うんだよな。打算的な女の子の面が凄くて結構ドロドロしている。
昔、ぼんやりテレビを見てた時に、女性タレントが話してた。
「小さいときに近所の年齢の近い子たちと遊んでいたら近所の
おばさんがいきなり私の前にやってきて、
かわいそうにねぇ、あんたのお父さんとお母さんは本当の
お父さんとお母さんじゃないんだよ。といきなり言いいました。
一緒にいた子も自分も、このおばさんいきなり何をいうの?
と言った感じで聞き流していたんですけど、そのおばさんは
私の前にしつっこくやって来て私の顔をじーっと見て
かわいそうにねぇ、あんたの…と繰り返し言うのです。
家に帰って、おばさんに言われたことを言ったら、お母さんは
びっくりした顔をして泣いてしまいました。
おばさんの言うことは本当だったんです」
他人の口から自分が養女だったと知ったと言うのはきついなぁ、と。
しかも、かわいそうにねぇと言うのが……。自分が何もできない
状態のことに無責任にかわいそうなんて言うなよと。
そういや少女漫画で、いやな少女漫画思い出したな。細かいとこはウロだけど、
品行方正で成績も良い女子高生がいて、躾も厳しくていつもビシっとしてるんだけど、
実際は爆発したくてたまらない。で、影で売春とか、陰湿なイジメとかやってる。
で、確か子供ができちゃうんじゃなかったかな。それをこっそりおろして知らん顔。
だけど、それから目も開いてないような赤ん坊か゛気づくと窓の外から逆さになって
ながめてたり、机の中にいたり、カバンの中からのぞくようになる。
だんだんノイローゼになっていく女子高生。最後はべきべきに叩きつぶしてしまう。
それでも、登校しようとすると、その血まみれな赤ん坊がカバンから出てくる。
「幻よ。私は負けない。平気だから…」みたいにして、ふらふらと登校する女子高生。
でも(なぜだったか)それは本物。血のたれる死んだ赤ん坊をひきずりながら、
朝の道を歩く女子高生を、回りの人が真っ青になって見送っているとこで終わる。
あまりの後味悪さに、読んだあと本ふせたよ。
>>900 確かクラスメイトの子のお母さんが料理できなくてお父さんに殴られてるって言うから、
主人公の子が料理教えてあげる!ってその子の家に行くんじゃなかったっけ?
それで主人公がその子の家のキッチンを覗いたら、主人公が驚いた顔をする。
次のコマの「ザシュッ」て音と血しぶきの横でクラスメイトの子が
「あぁ…だから言ったのに」って言ってたのが忘れられない
後主人公が輪切りにされてクラスメイトの子とその親に食べられてる絵も。
>>900 たしか授業かなんかで「家族での食事風景を描け」みたいな事言われたけど、その無口な子は描けなくて、
クラスメイトが「私が家に行って楽しい夕食にしてあげる!」と家に遊びに行ったんだと思う。
自分もかなりウロ覚えだけど…
>>904 宮脇明子の作品にそんなんあった気がする…角川ホラー文庫の『ナービー』に入ってなかったっけ
>>895-899 「失はれる物語」だったら映画の「ジョニーは戦場へ行った」の方がいいよ。内容は全く一緒。パクリと思われても仕方ないぐらい。
>>908のレスにデジャブを感じる…と思ったら
前に「失はれる物語」が紹介されたとき
「あれは江戸川乱歩の『芋虫』のパクリだ」って主張してた人がいたな。
結局あの時は「設定がかぶってるだけでテーマもアプローチも別物だ」って
感じでまとまってたけど、
ジョニーも「五感を失った主人公」って設定がかぶってるだけだと思うぞ。
かたや家族愛の話で、かたや反戦と人間の尊厳の話だし。
つーか「失はれる物語」も「ジョニーは戦場へ行った」も読んだけど
>>909に
>「五感を失った主人公」って設定がかぶってるだけだと思うぞ。
って指摘してもらうまでその二作品に何か共通点があったっけ?と考えてた。
バレると困るのがパクリ。
バレないと困るのがパロディ。
巨人はわざと負けてるんじゃないか
なんで阪神に11対0で負けなきゃならない。
あの糞ダサで弱い、その上朝鮮人が四番の阪神なんかにだぜ
>>886 結局使用人の百合は何なの?
何の関係も無いの?
あごめん、ちゃんと読んでなかったよ・・
915 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 08:48:28 ID:+2WnILC50
バタリアン今見終わった。
祭り終わってんじゃんよ…orz
916 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 09:40:32 ID:BUnzDwWNO
>>906 確か家族の食卓を描く課題がでて、「〇〇ちゃんちのご飯みてみたい」的になるんじゃなかったっけ?
で、遊びに行って、台所を見たがるんだけど「ママンは準備してるから入っちゃだめ」的な事言われたのに入るんだよ。
デムパ少女のママンとパパンの絵はモリゾーみたいだった。
食卓の真ん中はおにゃのこの首。
私も覚えてるけど、
>>906の展開だったと思うよ。
台所から皿の割れるような音がして、クラスメイトが
「料理が下手な人って早く始めてもダメなのよねw」とか言ってた。
クラスメイトは夕食を作ってあげれば
少女の両親に褒められるだろうとか考えてた
その話なかよしの付録だったよね?
ごめん…既出だったね…
>>912 ちょwww
巨人の4番生え抜きの半島人wwwww
レスが付け加わるにつれて、
主人公少女がだんだん家の奥深く、自分の近くに入り込んで、
迫ってきてるような怖〜い錯覚が・・・。
「私、リカちゃん、今あなたの後ろにいるわ」「ザシュッ!」みたいな。
>>846 「バタフライエフェクト」映画版(通常?の)も後味悪いというかもの凄く切ない
終わり方でかなり良い映画だから是非見てみてほしい。
知ってる人は知ってると思うが、ハン板じゃ半島人と関わると没落の一途をたどる、っていう格言がある。
今の巨人を見てると・・・・・
>>923 あの法則か!!
あったなそういや。ハン板行かなくなって久しいから忘れてた!
今の巨人の状況にずっとなにかひっかかりを感じてた理由がわかってすっきりした。
d!
>>921 それで思い出したけど、怪談のリカちゃんて地域限定なのね。
静岡の友達と話してて、会話の流れで
「まるでリカちゃんだよ」「リカちゃんぽいよなー?」
と何回も言っても相手ポカンとしてて、その内おずおずと
「お前もしかしてそういう趣味?」と尋ねられた事がある。
とっさに「リカちゃんて知らねぇの?」と大声で返してしまって、
他の通行人及びそいつに微妙な目で見られて後味悪い思いをした事がある。
ちなみにリカちゃんと言うのは、一人の時に何回か電話がかかってきて、
知らない少女の声で「私リカちゃん。今おもての通りにいるの」「今向かいの道にいるの」
とだんだん近づいてくる事を告げる。そして「今玄関の前にいるの」「廊下にいるの」
となり、最後に「あなたの後ろにいるの」となって、えっと振り向くと殺されるという怪談。
誰も助かった者がいないらしいのに、話は伝わってるタイプのやつです。
映画にも出てきたし有名だと思ってたんだけど……都市伝説には気をつけよう。
命より大切なモノを無くすかもしれない……
>925
それなんてメリーさん?
え、「リカちゃん」だよう。「学校の怪談」に出てきたのは
メリーさんって言ってたっけ?
オイラの回りでは「リカちゃん」で通じるよ。
>>925 地域限定とか、大げさすぎるぞ・・・。
ただ単に、おまいとおまいの周りが知ってて、友達が知らなかっただけ。
トイレの花子さんとか、貞子とか、そういうメディアレベルでみんな知ってるわけではない。
でも、元ネタが普通に昔のデパートにあった「リカちゃん電話」だったから、
昔ながらの地道な広がり方をしただけ。
>>928 >でも、元ネタが普通に昔のデパートにあった「リカちゃん電話」だったから
あ、そうなんだ!
川原泉のマンガ「笑う大天使」。
お嬢様学校で猫をかぶる3人娘の話。連載はかなり前に終わってる。
映画化されたせいか雑誌に特別編が載っていた。
ダミアンという真っ黒な野良犬。
お嬢様学校の近くを縄張りとして君臨している。
前に立つだけで彼女たちは恐怖におびえ、そしてお弁当の残りを彼へと差し出すのである。
残りといってもお嬢様のお弁当なのでずいぶんと豪勢。
ある日ダミアンは懐かしい匂いをかぐ。
それは昔、他のお嬢様とは違うちょっと変わった3人娘の匂い。
彼女たちだけは彼を恐れることはなかった。
その主人公たちが同窓会に出席するために母校にやってきたのだ。
しかし主人公たちの顔はババアになっていた。
時の流れに驚くダミアン。
主人公たちも久しぶりにダミアンをみてまだ生きていたのかと驚く。
あれから20年たっているのでダミアンは人間の年齢に換算して108歳、おじいちゃんなのである。
それなのにダミアンは自分は昔のように若いと思っている。
年老いた彼をもう誰も恐れたりはしていない。
彼女たちがお弁当の残りを分けてくれるのは彼を恐れたからではなく、
よぼよぼの彼がかわいそうだったから。
真実を知り呆然としたダミアンはかつてのファンとしては後味悪かった。
昔のままでいて欲しかった。
>>930 エピソードだけ読むとなんとなくいい話っぽくも思える。
(なんとなく、ビックコミックとかに載ってそうな雰囲気)
未読だが、主人公三人娘のババアになった画を見るのも、後味悪そうだな
>>930 フラッシュで有名な、クドリャフカの話を私が最初に知ったのも、川原泉の漫画だった。
(クドリャフカ=生物として初めて宇宙に行ったソ連の犬、宇宙船の中で死亡)
ときどきそうやってズンと心に重しが来る話描くよね。
>>903 遅レスだが、そのババア自分では心底善人だと思いつつ、嗜虐心を満たしていたんだろうね。
そのババアの「かわいそう」は
憐れみじゃなくて見下して言っているんだろうなぁ
936 :
908:2006/07/02(日) 01:14:33 ID:p4zdJZVo0
>>909 そ、そうか。すまんね。
最後の主人公の心境だとか看護婦の愛だとかも一緒だと思ったんだが。俺だけらしいな
>>930 それ後味悪かった。ダミアン好きだったし。
最初は連載終了時から作中で何年たったかわからないまま
ダミアンを紹介したから、そこまで老いているとは思わなかったし、
主人公達が老けている様子は絵では書かれなかったし。
(顔の輪郭の中は真っ白で、口調も高校生のころと変わってない)
950近いよ。今回は気をつけよう。
939 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 12:06:02 ID:wSvUSR1Z0
何に気を付けるんですか?
次スレを立て忘れたまま1000まで行ってしまったりしたのかな?
940 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 12:18:38 ID:uTw0hXYF0
1995年夏、人々は融けかかったアスファルトに己が足跡を刻印しつつ歩いていた。酷く暑い…
942 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 13:18:23 ID:ToFBEsgP0
後味わるい物語って少女マンガ系が多いけどやっぱり
女性漫画家ってブスしかいないから
醜い女の本能というか、種の保存というかそんなのが働いて
美しい少女が不幸になることを潜在意識の中で願ってるんだろうね。
決めつけすぎw
さくらももことか普通に美人だろ
あとセーラームーンの作者はめちゃキレイ
二人しか例外を挙げられなくてスマソ
「ブスしかいない」って断言するのは早計かな〜と思ってレスしてしまいました
セーラームーンの作者の顔は知らないけど、
姫とか王子と呼ぶ性格は激しくキモイと思う。
武内直子と楠桂は相当な美人だな。そこらのアイドルや女優が糞に見える。
まあ、残りの漫画家や勘違いした声優軍団がブスなのは同意。
>>944 幽遊白書の人と結婚したんだっけ?確かイケメン・美人カップルで騒がれたと聞いたけど・・・
>>946 富樫ってイケメンだったっけ?
幽白コミックスの作者近影は相当やばかった気がする。犯罪者みたいで。
普通・・
若い頃はめっちゃかっこよかったのに
いまもシブイ感じでいいじゃん
まあ並以上なのは認めるが、漫画界を代表する美人みたいな言い方は同意できんな…
「白鳥麗子でございます」の作者は巻末に自分の写真を載せて「オカズにしてもよろしくてよっ」みたいなコメントを出すだけあって綺麗だった
954 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 14:36:25 ID:U3TQdESr0
さくらももこのおしっこ飲みたい
>>948-953 さっきググって「…これが漫画界の美女か」って
レス入れたい気持ちを抑えたのに。抑えたのに。
サンキュー
956 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 15:31:28 ID:6DPgdHiZ0
957 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 15:42:21 ID:kiIcw5p0O
何年か前に「世にも奇妙な物語」でやってた話なんだが、うろ覚え設定でスマソが舞台は現代(パラレルワールド?)でその世界の日本では新しい法律が出来ていて、酷い事をされて殺された遺族に街に逃がした加害者を追っかけさせて殺させて復讐するのをテレビ中継して
958 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 15:43:01 ID:kiIcw5p0O
(その中継がまたふざけてて、完全にバラエティ番組のノリ。)それが世間では人気番組になってる。
みたいな感じ。確か主人公の女が家族だから恋人だかを殺したオサーンを追っかけるんだが、その途中で入る演出が狂っていた。
959 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 15:45:09 ID:kiIcw5p0O
幼稚園で幼稚園児(たくさん居る)に保母さんだかインタビュアーが「お姉さんの復讐を応援してあげましょう」とか声かけて幼児達が「おねえさん、がんばって、ころしてね!」って言わせるシーンがあった。
960 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 15:48:06 ID:kiIcw5p0O
それを見ながら家族と「これはちょっとヤバいんじゃないか、ゴールデンだし」とか話してたら、そのシーンの途中でいきなり画面が切り替わってニュース速報が始まった。だからオチがわからなくて、後味悪い。
961 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 15:49:51 ID:kiIcw5p0O
アレはもしかしたら視聴者から苦情が殺到したからニュースで誤魔化したんだろうか?他のチャンネルではやってなかったし…。
962 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 15:51:23 ID:kiIcw5p0O
グチャグチャな駄文失礼しました。
誰か見た人いませんか?
それ嫌われ松子の人がやってたんじゃないっけ?
中谷美紀がボウガン(?)持って男を追い詰めるシーン覚えてる。
多分それかな…途中から見たっぽくて狂った描写とかは分からない。
「漫画家の画風と本人の風貌は反比例する」って有名な事例だよ
ギャグ漫画の人の方がロマンス作家より美人だったり
エロ漫画描いてる人より子供漫画家の方が悪党顔だったり
フィギュア作ってる人でも、内臓はみ出しクリーチャーモデル
が得意な人が妙に格好良かったりする
>>962 仇討ち。殺されたのは自分の父親で電車内で態度の悪い若者注意したら殺された。
オチはその若者が実は双子の兄弟で今度はその殺された若者の兄弟が女を仇討ちする…でお終い。
ラスト分かり辛いかな…
中谷美紀が親父殺した犯人に復讐する話っしょ?
最後は復讐すんのやめてボウガンを空に向かって打つんだけど
落下した矢が偶然にも復讐相手に当たって死んでしまう
直後に復讐相手は無実で真犯人は復讐相手の兄弟であることが判明
んで復讐相手の親父が出て来て今度は中谷が終われることになって終了
969
970 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 16:20:38 ID:uTw0hXYF0
たくさん写真があっても構図が同じだったりすると地雷
972 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 16:43:08 ID:tVxKgf8S0
みのむし ぶらりんしゃん
>>950 次スレ立てられないようなら早めに申告してね。
974 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:06:47 ID:uTw0hXYF0
ある夜、私が通勤列車の窓から外を見ていると
975 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:07:55 ID:uTw0hXYF0
途中の駅に電車が止まったとき
976 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:08:54 ID:uTw0hXYF0
駅員の詰め合い所が覗けることに気づいたのだ
977 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:09:17 ID:WW9fxsc20
それはまるで
978 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:09:51 ID:7zPbsxZk0
この世のものとは思えないような
979 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:10:20 ID:TQT9KuhH0
うんこ
980 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:10:56 ID:TQT9KuhH0
ちんこ
981 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:10:56 ID:O5QC+pnKO
うほっ
982 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:11:30 ID:uTw0hXYF0
当然のことながら殺人現場や情事などが見えるわけでもなく
でした
984 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:11:56 ID:TQT9KuhH0
まんこ
985 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:12:29 ID:TQT9KuhH0
肛門から媚薬
986 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:12:51 ID:JPZxlNgO0
ほかほかご飯に下痢だくウンチ♪
987 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:13:22 ID:JPZxlNgO0
人糞のコロッケ
988 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:13:52 ID:JPZxlNgO0
肛門の刺身
989 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:15:20 ID:JPZxlNgO0
クリトリスの佃煮
やーめーれー(ノ∀`)゚・。
991 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:16:12 ID:JPZxlNgO0
ぽこちん断末魔
992 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:16:52 ID:JPZxlNgO0
スクリューちんぽ
993 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:17:36 ID:JPZxlNgO0
PSPを電車でやる奴はアホ
994 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:18:49 ID:JPZxlNgO0
歩きながら煙草吸うアホは即刻死ね
995 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:18:53 ID:uTw0hXYF0
お前ら次スレ立つまで埋めるなよ
996 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:19:25 ID:uTw0hXYF0
下らん書き込みやめれ
997 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:19:40 ID:JPZxlNgO0
チンカスミネストローネ
998 :
千葉の戦士:2006/07/02(日) 17:20:35 ID:JPZxlNgO0
おりものミルク
999 :
本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 17:20:36 ID:OO1BFgdl0
iイ彡 _=三三三f ヽ
!イ 彡彡´_ -_=={ 二三三ニニニニヽ
fイ 彡彡ィ 彡イ/ ィ_‐- 、  ̄ ̄ ヽ し ま
f彡イ彡彡ィ/ f _ ̄ ヾユ fヱ‐ォ て る
f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ い で
イイレ、´彡f ヽ 二 _rソ 弋_ { .リ な 成
fノ /) 彡! ィ ノ ̄l .い 長
トヾ__ら 'イf u /_ヽ,,テtt,仏 ! :
|l|ヽ ー '/ rfイf〃イ川トリ / .:
r!lト、{'ー‐ ヽ ´ ヾミ、 / :
/ \ゞ ヽ ヽ ヽ /
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-‐ ´ ヽ ヽ \\ \ 人
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千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・