∧∧∧山にまつわる怖い話Part22∧∧∧

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937本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 05:36:47 ID:mLjYXDo60
山にまつわるウンチクの嵐(自演)
938 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/12(水) 07:52:43 ID:NiJvDEtnO
>>985は自演じゃないからね☆
939本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 07:54:30 ID:NiJvDEtnO
上げるわあんかまちがえるわ>>935orz
940本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 16:29:37 ID:mLjYXDo60
わっ、わざと間違ったんだろ!
そ、そうに決まってる!
941本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 00:55:51 ID:sBsMFg4W0
山椒の実って、噛むと舌がしびれてその部分の味覚がなくなる。
でも、四川人はこれが好きで料理に丸のまま入れる。
日本人はみんなこれが嫌い。
中国人も実は苦手な人が多いのだけど、料理屋はこれを使いたがる。

942本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 01:06:23 ID:JZ9zbFCa0
桃屋の花椒が美味しかったのだが
再販しないかな。
943本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 07:04:10 ID:K3I4Dgft0
山椒は春の若芽を摘んで、
醤油で佃煮にしたのがウマい。
舌は多少しびれるが、
オレは日本人でこれが好きだ。

お子様味覚のくせに日本人はみんな嫌いとかボケてないで、
スナック菓子とか断絶して舌の修行しろ。
情けない!
944本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 10:24:08 ID:nYksoeuQO
山の怖い話まだー?
945本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 17:00:11 ID:Ak3Oi5n2O
民家がある最も標高が高い場所はどこだろう
946本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 17:14:36 ID:+48zVw3eO
んーラピュタじゃない?
947本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 19:50:49 ID:fMd5KwSPO
ラピュタは天空の“城”なので民家ではありません
948本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 22:00:10 ID:nYksoeuQO
山の怖い話まだー?
949本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 08:49:44 ID:PLfCs1sw0
つ練乳ミルク苺スパゲティ
950本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 17:59:58 ID:cGr2prgg0
おそがいけど山違い
951本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 19:20:52 ID:0b9WXUo/O
洒落怖に良いのが入荷されとります
952本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 21:09:09 ID:14SqJ6lQ0
953本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 22:08:48 ID:rHhZ+qaK0
え?つぎができたの?
といいつつあげてみるてすと
954本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 12:48:52 ID:jb3UADNbO
>>951
かんひもとヨビトね
あれは久々にキタ
955本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 16:33:35 ID:zpyRaWU+0
かんひも、すべて創作の全面ネタ話よ
956全裸隊 ◆CH99uyNUDE :2005/10/15(土) 23:14:01 ID:XzfKNft10
午前1時。
ひどい隙間風で眠れず、小屋の外で吹き荒れる風の音を
聞き続けていた。
風はひたすら吹き続けていた。

無人の冬季小屋だ。
屋根があり、壁があり、床があった。
全体、ひどく軋んだが、ここでは充分に贅沢な宿だ。

もうひとつ、この小屋にいるのが自分たちだけでないと
思わせる何かがあった。

小屋の薄暗い一角に目を向けた。
その一角だけ、木の壁にびっしり結露している。
ぞくっときた。
ぬくもりなど、もう感じられない。
目は、いよいよ冴えてくる。
隙間風は相変わらずだ。

やがて、壁の結露は広がり、人の形になった。

連れは呑気に寝息を立てていたが、突然、寝言を言いはじめた。
南無阿弥陀仏

こいつのどこから、こんな声が出てくるかと思えるような
普段からは想像できない力強い声で念仏を3回繰り返し、
静かになった。

俺は朝まで風の音を聞き続け、壁の結露を見続けた。
957本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 07:12:43 ID:brnHRzbhO
乙かも
958本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 07:15:24 ID:zEbByt0L0
>>956
オカルト版初めてきたけど、最初に読んだのが>>956の話。
つまんねーよ
959本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 07:32:34 ID:o03zBoqGO
まぁまぁ。わかったから初心者のage厨はカエレ
960本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 07:40:11 ID:c6cX/6tJ0
>>958
版じゃなくて板(いた)だ。
2ch初心者君、2度と来るな。
961本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 08:04:45 ID:bp0TtAq70
本当に初めての奴がわざわざそんな事言ってくかよw
おまえら嘘を嘘(ry
スルー力は徐々〜に付いてきてるみたいだけどw
962本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 08:13:02 ID:v5GvRis8O
相手してあげるなよ・・・


“初めて”読んだ感想でその程度のレスしか出来んヤツなんかにW
963本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 08:38:18 ID:FsRnt5Y60
冷え切った小屋の中の一角だけびっしり結露してたのか。
同じ状況に出くわしたら、漏れもぞくっとくるだろうなぁ。
964本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 14:15:59 ID:Ys5OyHNN0
全裸だから尻露
965本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 14:22:40 ID:fCe6pJEYO
全裸なんだから、山小屋で過ごした所で凍死は免れませんなw
966本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 16:59:02 ID:IuToZGwe0
中学の頃、山の尾根の上にある学校に通っていた。
放課後こっそり屋上に出て何人かで遊んでいたら、
裏山から風が降りてきた。始めは冷たい風だなあ
としか思わなかったのだが、突然、その風がものすごく
気持ち悪くなった。うまく説明できないのだが
ヤバイ、としか言えない。
もう帰ろう、と言おうとしたその時だった。
一緒に遊んでいた女の子の一人がケラケラ笑いながら
屋上の縁のフェンスを越えてしまった。
慌てて皆で彼女を引き戻したが、彼女の顔は目がつりあがって
正気じゃないようだった。
しっかりしてよ、と彼女の友達が何度も揺さぶって、
その子は正気を取り戻した。
その後、すぐ屋上を出て下校した。風はもう止んでいた。
なんやあの風、気色悪かったな、と同じ方向に帰る友達に言ったら
そうか、自分もそんな感じしとった。
と言った。

かなり昔投稿した「大きすぎる人影」と同じ中学での話。
967本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 19:03:46 ID:/jfUz7qH0
 怖えぇぇ、ちょっと覗きに来ただけなのに
968本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 19:13:52 ID:3VEwdPtw0
15年以上前に姉が体験した話

姉と彼が関西圏の山にある遊園地へ行こうとした。
地元民である彼は近道を知っているからと、正規のルートでない道から登った。
細めだがちゃんと舗装された道路だったのに、何故か山頂へ辿り着けない。
気付くと良く分からない場所をグルグルと回っている感じで、迷ってしまった。
仕方なく元来た道を戻るといやにあっさり下山。気が削がれてその日は帰宅した。
後日再チャレンジ。今度は正規ルートを通り、中腹に差し掛かったあたりで彼に異変が…
脂汗を流しながら、ガクガク震えているのだ。
額に手を当てると発熱しているらしく、ひどく熱い。
慌てて下山したら、ケロリと快癒。
怖くなった姉は『二度と行かない』と頑張ったらしいが、ムキになってしまった彼は
日を改め、再度その山へチャレンジ。
今度は何事も無く駐車場の手前まで来たのだが、そこでいきなり後ろから衝撃が…
玉突き事故に巻き込まれてしまった。(怪我はなかった)
結局、遊園地には行けずじまいで、現在に至るという。

あまりにも変な事ばかり起こるので、彼を問い質したらば
『俺、昔この山で犬轢いた』
…彼は昔DQNで珍走の一員だったそうで、その頃に跳ね飛ばした記憶があるとのこと。
『でも死んでへんで。その後声がしてたから』
とケロッとした顔で言うので、姉は頭を抱えたそうだ。

山にまつわるというより、動物に関する話。しかも怖くなくてスマソ。

ていうか、姉がそんな男とケコーンしてしまった事が個人的には…(´Д`;)
969本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 23:44:35 ID:RkC0L1hq0
>>968
それって比○山?
その山は漫画家の山岸涼子も辿り着けない体験をしているよ。
970本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 23:58:56 ID:x5fOii440
初めまして。他のスレでここの過去スレに
・物理的に殺せない化生を殺すために、山頂に追い上げて火をかける
・傷つけられた人がお寺(神社)に運び込まれる
という話があると聞いて、有志まとめサイトというところで探したのですが
見つかりませんでした。心当たりの方、教えていただけないでしょうか?
971本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 00:41:09 ID:M2lCs47b0
970
あるよ。
ヒントは猿。
派生して犬。
972ぽたみがん:2005/10/17(月) 00:58:42 ID:5DJc7B+Z0
>>970
微妙に食い違ってはいますが、まとめサイト内のPart3にあるキヒサル(コピペ)とヒサル(コピペ)ではないかと
その当時、このスレで妙に不気味な猿に関する話があがっったもんで、そういえばヒサルキに関するスレで
共通するような話があった、ということで、私がコピペしたものです。
973970:2005/10/17(月) 23:27:53 ID:KVUftwmT0
ありがとうございました。おかげですぐに見つかりました。
僕の体験とかなーり似てますね。同じ村なのかな?
でも、あの時は、山狩りの前でも子供が平気で山へ入ってましたからね。
そういうヤバイ化けものが居たって感じではなかったかも。
こんど地元へ帰った時に母親にでも聞いてみます。
974本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 23:46:01 ID:89i+egdLO
母上に聞いたらぜひ書き込みしてくらはい
975洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:06:02 ID:kC8iRn0T0
876 866 sage 2005/10/14(金) 16:25:05 ID:c2L+VjQX0
「かんひも」について

僕の母の実家は、長野の山奥、
信州新町ってとこから奥に入ってったとこなんですけど。
僕がまだ小学校3、4年だったかな?
その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。
そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。
交通も、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないようなとこです。
そんな何もないとこ、例年だったら行かないんですが、
その年に限って、仲のいい友達が家族旅行でいなくて、
両親について行きました。

行ってはみたものの・・・
案の定、何もありません。
デパートやお店に連れて行ってとねだっても、
一番近いスーパー(しょぼい・・)でも車で1時間近くかかるため、
父は「せっかくのんびりしに来たんだから」と
連れて行ってくれません。
976洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:07:17 ID:kC8iRn0T0
877 866 sage 2005/10/14(金) 16:30:08 ID:c2L+VjQX0
唯一救いだったのは、隣の家に、
僕と同じ年くらいの男の子が遊びにきていたことでした。
あの年頃は不思議とすぐに仲良くなれるもので、
僕と、K(仮にKくんとします)は、
一緒に遊ぶようになりました。
遊ぶといっても、そんな田舎でやることは
冒険ごっこ、近所の探検くらいしかありません。

1週間の予定で行って、
確か3日目の夕方くらいだったと思います。
午後3時を過ぎて、日が落ち始めるころ。
夏とはいえ、西に山を背負っていることもあるのでしょうか。
田舎の日暮れっていうのは早いもんです。

僕とKは、今まで入ったことのない山に
入っていってみました。
はじめは、人の通るような道を登っていたのですが、
気がつくと、獣道のような細い道に入っていました。
「あれ、なんだろ?」
Kが指差す方を見ると、
石碑?が建っていました。
里で見る道祖神ののような感じで、
50センチくらいだったでしょうか。
だいぶ風雨にさらされた感じで、
苔むしていました。
977洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:08:36 ID:kC8iRn0T0
879 866 sage 2005/10/14(金) 16:36:06 ID:c2L+VjQX0
僕とKは良く見ようと、
手や落ちていた枝で、苔や泥を取り除いてみました。
やはり道祖神のような感じでしたが、
何か感じが違いました。
普通の道祖神って、男女2人が仲良く
寄り添って彫ってあるものですよね?
でもその石碑は、4人の人物が、
立ったまま絡み合い、顔は苦悶の表情?
そんな感じでした。

ぼくとKは薄気味悪くなり、
「行こう!」と立ち上がりました。
あたりも大分薄暗く、僕は早く帰りたくなっていました。
「なんかある!」
僕がKの手を引いて歩き出そうとすると、
Kが石碑の足下に何かあるのを見つけました。
古びた、4センチ四方くらいの木の箱です。
半分地中に埋まって、斜め半分が出ていました。
「なんだろう?」
僕は嫌な感じがしたのですが、
Kは、かまわずに木の箱を掘り出してしまいました。
978洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:09:20 ID:kC8iRn0T0
881 866 sage 2005/10/14(金) 16:39:47 ID:c2L+VjQX0
取り出した木の箱はこれまた古く、
あちこち腐ってボロボロになっていました。
表面には何か、布?のようなものを巻いた後があり、
墨か何かで文字が書いてありました。
当然、読めはしませんでしたが、
何かお経のような難しい漢字がいっぱい書いてありました。

「なんか入ってる!」
Kは箱の壊れた部分から、何かが覗いているのを見つけると、
引っ張り出してみました。

なんて言うんですかね。
ビロードっていうんでしょうか?
黒くて艶々とした縄紐みたいなので結われた、
腕輪のようなものでした。
直径10センチくらいだったかな?
輪になっていて、5ヶ所、石のような物で止められていました。
石のような物はまん丸で、そこにもわけのわからん漢字が
彫り付けてありました。
979洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:10:18 ID:kC8iRn0T0
それはとても土の中に埋まっていたとは思えないほど
艶々と光っていて、気味悪いながらもとても綺麗に見えました。
884 866 sage 2005/10/14(金) 16:45:31 ID:c2L+VjQX0
「これ、俺が先に見つけたから俺んの!」
Kはそう言うと、その腕輪をなんと腕にはめようとしました。
「やめなよ!」
僕はとてもいやな感じがして、
半泣きになりながら止めたのですが、
Kはやめようとはしませんでした。
「ケーーーーー!!!」
Kが腕輪をはめた瞬間に、
奇妙な鳥?サル?
妙な鳴き声がし、山の中にこだましました。
気が付くとあたりは真っ暗で、
僕とKは気味悪くなり、慌てて飛んで帰りました。

家の近くまで来ると、
僕とKは手を振ってそれぞれの
家に入っていきました。
もうその時には、気味の悪い腕輪のことなど
忘れていてのですが・・・。
980洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:11:21 ID:kC8iRn0T0
885 866 sage 2005/10/14(金) 16:49:09 ID:c2L+VjQX0
電話が鳴ったのは夜も遅くでした。
10時を過ぎても、まだだらだらと起きていて、
母に「早く寝なさい!」としかられていると。
「ジリリリーーン!」
けたたましく、昔ながらの黒電話が鳴り響きました。

「誰や、こんな夜更けに・・・」
爺ちゃんがぶつぶつ言いながら電話に出ました。
電話の相手はどおやらKの父ちゃんのようでした。
はたから見てても、晩酌で赤く染まった爺ちゃんの顔が
サアっと青ざめていくのがわかりました。

電話を切ったあと、爺ちゃんがえらい勢いで
寝転がっている僕のところに飛んできました。
僕を無理やりひき起こすと、
「A(僕の名)!!おま、今日、どこぞいきおった!!
  裏、行きおったんか!?山、登りよったんか?!」
爺ちゃんの剣幕にびっくりしながらも、
僕は今日あったことを話しました。

騒ぎを聞きつけて台所や風呂から飛んできた、
母とばあちゃんも話しを聞くと真っ青になっていました。
婆「あああ、まさか」
爺「・・・・かもしれん」
母「迷信じゃなかったの・・・?」
僕は何がなんだかわからず、ただ呆然としていました。
父も、よくわけのわからない様子でしたが、
爺、婆ちゃん、母の様子に聞くに聞けないようでした。
981洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:12:35 ID:kC8iRn0T0
889 866 sage 2005/10/14(金) 16:52:27 ID:c2L+VjQX0
とりあえず、僕と爺ちゃん、婆ちゃんで、
隣のKの家に行くことになりました。
爺ちゃんは、出かける前にどこかに電話していました。
何かあってはと、父も行こうとしましたが、
母と一緒に留守番となりました。

Kの家に入ると、
今までかいだことのない嫌なにおいがしました。
埃っぽいような、すっぱいような。
今思うと、あれが死臭というやつなんでしょうか?
「おい!K!!しっかりしろ!」
奥の今からは、Kの父の怒鳴り声が聞こえていました。
爺ちゃんは、断りもせずにずかずかと
Kの家に入っていきました。
婆ちゃんと僕も続きました。

居間に入ると、さらにあの匂いが強くなりました。
そこにKが横たわっていました。
そしてその脇で、Kの父ちゃん、母ちゃん、婆ちゃんが
(Kの家は爺ちゃんがすでに亡くなって、婆ちゃんだけです)
必死に何かをしていました。

Kは意識があるのかないのか、
目は開けていましたが、焦点が定まらず、
口は半開きで、泡で白っぽいよだれを
だらだらと垂らしていました。

よくよく見ると、みんなはKの右腕から
何かを外そうとしているようでした。
それはまぎれもなく、あの腕輪でした。
が、さっき見たときとは様子が違っていました。
982洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:13:39 ID:kC8iRn0T0
890 866 sage 2005/10/14(金) 16:54:36 ID:c2L+VjQX0
綺麗な紐はほどけて、
よく見ると、ほどけた1本1本が、
Kの腕に刺さっているようでした。

Kの手は腕輪から先が黒くなっていました。
その黒いのは、見ていると動いているようで、
まるで腕輪から刺さった糸が、
Kの手の中で動いているようでした。

「かんひもじゃ!」
爺ちゃんは大きな声で叫ぶと、
何を思ったかKの家の台所に走っていきました。
僕は、Kの手から目が離せません。
まるで、皮膚の下で無数の虫が
這いまわっているようでした。

すぐに爺ちゃんが戻ってきました。
なんと、手には柳葉包丁を持っていました。
「何するんですか!?」
止めようとするKの父ちゃん母ちゃんを振り払って、
爺ちゃんはKの婆ちゃんに叫びました。
「腕はもうダメじゃ!
まだ頭まではいっちょらん!!」
983洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:14:47 ID:kC8iRn0T0
891 866 sage 2005/10/14(金) 16:56:19 ID:c2L+VjQX0
Kの婆ちゃんは泣きながら頷きました。
爺ちゃんは少し躊躇した後、
包丁をKの腕につきたてました!
悲鳴を上げたのはKの両親だけで、
Kはなんの反応も示しませんでした。

あの光景を僕は忘れられません。
Kの腕からは、血が一滴も出ませんでした。
代わりに、無数の髪の毛がぞわぞわと、
傷口から外にこぼれ出てきました。
もう、手の中の黒いのも動いていませんでした。

しばらくすると、
近くの寺(といってもかなり遠い)から、
坊様が駆けつけて来ました。
爺ちゃんが電話したのはこの寺のようでした。

坊様はKを寝室に移すと、
一晩中読経をあげていました。
僕もKの前に読経を上げてもらい、
その日は家に帰って、眠れない夜を過ごしました。
984洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:15:58 ID:kC8iRn0T0
892 866 sage 2005/10/14(金) 17:00:31 ID:c2L+VjQX0
次の日、Kは顔も見せずに、
朝早くから両親と一緒に帰って行きました。
地元の大きな病院に行くとのことでした。

爺ちゃんが言うには、腕はもうだめだということでした。
「頭まで行かずに良かった」と何度も言っていました。
僕は「かんひも」について爺ちゃんに聞いてみましたが、
教えてはくれませんでした。

ただ、「髪被喪」と書いて「かんひも」と読むこと、
あの道祖神は「阿苦(あく)」という名前だということだけは
婆ちゃんから教えてもらいました。

古くから伝わるまじないのようなものなんでしょうか?
それ以来、爺ちゃんたちに会っても、
聞くに聞けずにいます。

誰か、似たような物をご存知の方がいらっしゃいましたら、
教えていただけるとありがたいです。
あれが頭までいっていたらどうなるのか・・・?

以上が、僕が「かんひも」について知っているすべてです。
失礼しました。
985洒落怖111よりコピペ:2005/10/18(火) 01:18:17 ID:kC8iRn0T0
やや山向けかなと思ってコピペしてみました。
現在112でカンヒモについての調査結果がカキコされてます。
失礼いたしました。
986本当にあった怖い名無し
今「N.Wスレ」が熱い!!
いつになっても降臨しない「ぬるぽ・わろす」に
業を煮やした住人たちが立ち上がった

「ナイトWATARUの妖怪事件簿」
山にまつわる冒険譚が今始まった
この刻を見逃すな!!