>>598 これも仮説だがモーゼのヤハウェ信仰はエジプトの太陽一神教の影響を受けているという可能性は捨てきれない。
またその頃のエジブトはミタンニやヒッタイトと戦争や同盟を繰り返しており、政略結婚も頻繁に行なわれていたことことから
アーリア系の一神教思想の流れにも影響されていた可能性もある。
問題にしているのはそちらの方なので、多神教だった頃のユダヤ教ではないんだ。
>598は天孫族はやはりそちらの系統をひいている一族だと考えているの?
荒野の預言者たるモーセは他の預言者とは一線を引いた精力的な活動が特徴。
彼が生み出した唯一なる神とは形無きが故に不可侵の「元初なる一」であると思われる。
この世を照らし観察する天なる目を頂く牛角神とは似て非なるものではないだろうか?
どちらかというと概念的存在により近い神であるように思える。
もっともモーセ自身はエジプトでの影響を受けたであろう事は確かであろう。
>>601 天孫族、というか天孫族の名を語る何者か達はその神話的起源から南西の海洋民族に由来するものではないかとは言われる。
そして非常に策略、機知に長け奇襲・寝返り工作、他民族の取り込みを多用している。
非常に計画的なまでの冷徹な集団性が伺え知れ計り知れない。
正直彼らがどこから来たのかはまったく見当がつかない。恐るべき集団が突如現れたかのようだ。
道教の太一を裏返したような一神教かな。天孫族は零と一の両方を使い分けてるとか(w
>>603 いわゆる電波系の資料なんで無視してもらってかまわないが、こんなのもある。
昔雑誌に記載されてたのを書きとめておいたものだ。
【天津鞴韜秘文】(あまつたたらひふみ)
この古文書は元々は古武術の源流の一派をなす九鬼神流の宗家に伝わっていたもので、九鬼家はかつて熊野修験道ならび、
九鬼水軍を統括する熊野別当宗家であった。それによれば紀元前七世紀の頃、古代バビロニアのカルデア王国から弭摩王
(ビマオウ)という名の者が来日、国津臣連の一人となった。従者は天日槍之命(アメノヒトボコノミコト)といい、彼は古神
道において十種神宝として知られる秘法を伝えた。弭摩王はまた、現在奈良県桜井市にある大神神社の御神山である三輪
山を開いたともされている。紀元前五百五十年頃、仏教徒であるマレー民が来日。彼らは天皇家と対立した。
天皇家側ではそれを契機として弭摩王の伝えた秘教的な軍事技術の統括管理を進めた。弭摩王九代目を継ぐ後継者は
鞴韜五十鈴命(イスズヒメノミコト)で、彼女は神武天皇の皇后となった。彼らの管理していた軍事技術は後に、
中臣、斎部、九米、物部らの豪族にも伝えられた。「天津鞴韜秘文」は現在、古武術家である種村匠刀氏のもとに保存されている。
これ以上はスレを私物化しかねない事態になるのでレスは終了する。
いわゆる九鬼文書ってヤツですね。
天孫族の霊統的な起源はムー大陸にあるとかないとか云ってみたりするテスト
天孫とムーが争ってムーが負けたといってみるテスト
新興宗教の信者が入り込んできても、見分けがつかないだろうね。荒れることは必至だ。
>>598 >牛も竜もともに天空神・太陽神の属性をもっていた。という説は興味深かったが
どちらかといえば竜は星辰信仰(太陽・月も含む)の一族だったのではないかとも思う。
それが太陽神(偽装?)の名のもとに国家の中央集権化を目論んだ一族によって後退させられたのではないか。
船場もそんなことを書いていたと思う。
>>610 地母神・月神の時代に比べれば、太陽神の歴史はまだ新しいからね。
龍ないし蛇のトーテムと地母神が結びついている例は多いけど、
太陽神と結びついている例はほとんどないと思う。
地球のクンダリーニにあたるものが龍だというのは、秘教学的には正しいんで
それによって星辰信仰とか占星術の直感がうまれたと推測している。
>>614 蛇と太陽が関連している神話は普通に世界中にあるような・・・
>>615 このサイトはいいね。興味深い。
前スレでディオニュソス密儀の呪言をとりあげた人がいたけど、あれなんかも今考え直してみると良いかもな。
たしか「蛇は牡牛なり、牡牛は蛇なり」とかいう内容だったと思う。憶えている人いないかな?
>>615 うぉ、そのサイト異常にすごいな。ヨーロッパ方面の信仰については今ひとつ弱かったんだがここは勉強になるなぁ
615のは興味深いね。
男性は女性亜種なのに、アダムの骨から
イブが創られたことになってるのを思い出した。
フェミまんせーという意味では無くて
価値観のコペル的転換があったのだろうね。
620 :
614:04/10/24 02:08:38 ID:8jtR978w
>>616 白がいなくなって、荒れることは無くなったけど議論も少くなったからなー。
一遍このあたりでやっても良いよ。
牛と竜の二元論でやるのはもう限界かなとも思うし、
新旧の時間軸と、支配と被支配の解読だけではインパクトも何もない感じだ。
もしやるならシンボルの属性の方を突き詰めていかないと面白くないと思うね。
昨日の地震、誰か情報ある?
新潟の某宗教団体
ローマ帝国が拡大して各地の神が習合してしまう以前でも
地中海、小アジア、中近東からインドの一部まで、
蛇っていえば地母神のシンボルの一つになってる場合が多いんだよね。
メタ的にいえば蛇は男根として最初の母に精を与え
万物が生み出されるっちゅう感じで。
色んな古い文章に「蛇は地に潜り」みたいな形容が出てくる所は
この文脈から考えてみても良いかと思われ。
下ってディオニュソスに至るまで蛇のシンボルが見られる宗教の多くに
女性祭司や女性信者のトランス入りに関する論旨が目立つ点も注目すべきかも。
さらにこのスレ的に盛り上げようと努力するなら、
このスレでも何度か出てきたクレタの牡牛に代表される牛信仰は、
男性が祭祀に関わってることが多いんだよね。エジプトのアスピスとかも。
蛇=女性:牡牛=男
みたいな単純化ができるかといわれればそうでもないけど、
それをにおわす証拠は少なくともかなりあると思うよ。
>>623 俺もヨーロッパ的な見方をしてたんで良く分かるよ。
ただこの二元論は舞台を日本に移して考えた時、とたんに失速してしまう。
トーテムが消されているので牛頭天王とか、牛王宝印あたりから発想するしかなくなるわけだな。
俺はいま藤原不比等が牛あるいは、竜のいずれの一族だったのか考えているんだが
どうも牛と竜ではうまくいかない。凄くスリリングだけど混乱するんだ。
むしろ太陽(ヒ)の一族と龍の一族とか、火と水の二元論に置き換えた方がしっくりくる。
PS,キュベレ信者ってティンコ切ったりするのかな。
新潟県って何があるんですか?
集中豪雨と地震ってひどすぎる!
現在、某団体間で呪詛バトル中。まだまだ続きます
ちなみに台湾強すぎ
金神の遊行する方位を金神七殺の方位といい、これを犯して土木・建築・移転・旅行・嫁取りなどを行うと、
その祟りが七人に及ぶという信仰を生み出し、主に全国を遊行する陰陽師や修験者、祈祷師たちによって民間に弘められた。
金神鎮護や鬼門封じの祈祷は、西日本を中心に現在も行われている。
一般に流布したこのような解釈ないし信仰は、それ以前の神道に元来有ったものではない。
正直な話関東なんかだと牛の飼育が本格的に始まったのなんて戦後からだし。
歴史的にも古墳時代以降にようやく生物としてのウシが輸入されてくる。
どうでもいいがちょうど仏教伝来の前後ですな。
記紀以前の日本の信仰トーテムは何度もでてきているがやはり
北方シャーマン的な鳥・神の居ます鳥居・高木信仰と
古代越からポリネシア諸島まで環太平洋文化圏で根強い蛇信仰の要素が顕著だ。
一度代表的な神さんだけでもリスト化して付随してる伝承を整理して
色々と洗い出すかね?
あと、中国の龍って古い時代にさかのぼるほど
蛇、水との関連が薄いような気がする。
世間的には鹿、猪、魚の合成獣だっていうけど、
個人的には周代まで恐竜が生き残っていたみたいな
トンデモを信じてあげたい。龍を飼育した記録なんかがあったりするし、
合成獣にしてはリアルすぎるんだよね。
気のエネルギーの変容形態を四つに分類した「地・水・火・風」にあてはめると
「地・水」が蛇ないし龍、「火・風」が牛とか鳳凰、朱雀みたいな感じになると思うけど
おまいの説は間違い、太陽が蛇だと言い張るヤシもいそうだしなーw
アッティス発狂の故事からキュベレの神官ガロイはキュベレに
自身を奉げた証としてティンコを削ぎ落とした自己去勢者で構成されていました。
ローマに入ってからのキュベレ信仰ではタウロボリウムの儀式という
牡牛の生き血を身体中に浴び罪を清めるという儀式が行われました。
ミトラスの牡牛殺しの故事やキリストの磔刑の血の贖いなどの
理論的背景とあわせて考えると意味深です。
身近な所ではスペインやフランスの闘牛の起源との関連性も指摘されています。
藤原不比等
藤原の出自は遡れば中臣、卜部、天児屋根命と
古神道、天津神系の神祇の中枢を担う一族ですよね。
中大兄皇子が種付けして鎌足に鏡女王をくれてやった説を取らないにしても
大化の改新での王政復古、天武天皇との親交を考えると確かに当時の
精神世界信仰文脈においても重要なキーパーソンですね。
天武天皇、草薙剣に呪われる事件なんかにも密接に関係していたのも確かなので、
神仏習合という離れ業を意図的に行い日本の精神的風土の再構築を
国家の視点から行ったのは確かだと思われます。
ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/kodaisi/turugi.htm
>>630 大神(狼)さんも仲間はずれにしないデー
>>633 たかおかみ・くらおかみ、など「おかみ」が蛇神とされるから、狼さんは蛇さんと仲間なのだな。
中国で犬を一条、二条と数えるのも、なんか長いものと捉える感覚があるんだろう。
ロキの息子にも大蛇と狼がいたっけ。
>>630 > 個人的には周代まで恐竜が生き残っていたみたいな
> トンデモを信じてあげたい。龍を飼育した記録なんかがあったりするし、
> 合成獣にしてはリアルすぎるんだよね。
ロマンだな。現時点で一般的には、ワニ説が有力かな。
今の姿の竜が定着したのは漢代あたり?
殷代の竜には角がなかったり、ほとんどワニそのもののフィギュアもあった。
寒冷化と、人が食べた!ことにより揚子江以北では絶滅。
藤原不比等は持統天皇時代に天照一神教を捏造した黒幕であり、
天津神系の代表的人物なんだけど...じつは龍の一族だという噂が...ムフフフ。
豚切りすまんです。
子供の七五三予定の神社を下見したら
ご神体の中に天照と蛭子の合祀されたのがあった。
同父のきょうだいといえるんだろうけど
内陸のちっこい八幡宮なんでびっくりしますた。
捨てられたヒルコちゃんは忘れられた存在ではなかったのか。
ヒルコのその後が気になる、どこに流れついたんだろう。
牛陣営だったらオモロイですが。
ヒルコとの合祀がポピュラーな神様だったらごめん。
>628
台風は台湾上陸前に反れたみたいですね
日本神話には地母神の存在が見あたらないかわりに
綿津見( 海神)の宮に豊玉姫命がいて、地上からやってきた神(山幸彦)と結婚して
夫に子宝と国の統治権をあたえるという物語になっている。
大陸だと洞窟のなかで聖なる処女が神聖受胎の子を産むという形式をとったりするのですが
太母神=豊玉姫命という図式を考えると、天津神はやはり海人族の系統かなとも思う。
(続き)
したがって天皇家は太陽神の祭祀をつかさどる一族であると同時に
龍(海神 )の庇護をうける存在であると、神話的には解釈できるのですが、
そうすると天津神と国津神の二系統の龍神が存在したことになるのではないでしょうか?
ちなみに牛のトーテムと海人族は結びつかないように思います。
西から来た龍族と太平洋の蛇神説ですな。
ちらほらこのスレでも出てますね
そういや「たかおかみ・くらおかみ」は狼の姿で崇拝されている神社があったと思うんですがやっぱり何か関係があるんでしょうね。
>>636 天皇の妻が「日女」(ヒルメ)であり、元々「日」(ヒ)の霊力や「蛭子」(ヒルコ)の霊力を受けとる巫女の意味だったような...
それが持統あたりから天皇の妻(=日女)が天皇になったりするもんで、天照大神と蛭子が合祀になったのかも。
西宮神社あたりの伝説では海に流された「蛭子」は豊漁の神エビスになってる。畸形神が福の神になって帰って来るわけ。
>日本神話には地母神の存在が見あたらないかわりに...
>>638訂正。大山祗神(山の神)→木花咲耶姫命は地母神の系統かも。まあどっちみち神武は海神系だけどね。
日本の地母神は火山の神じゃないの
>>644 木花咲耶姫命が火のなかで山幸彦=火遠理( ホオリ)命を産んだというのは、そこらあたりの暗示と思われ。
大山祗神はもともと国津神側だと思うんだけどね。
姉のイワナガたんを捨てたことで地母神を切り捨てたというのが
記紀神話のスタンダードな解釈でしょうかね。
いや一応そうなんだけど...なんか富士山・本宮浅間(センゲン)神社、浅間神社でお祭りされとるな。木花咲耶姫命...
富士山の神霊になっとるらしい(w
豊受大神あたりが作られた過程で宇迦之御魂神と意図的に混同させ
オリジンの地母神的な性格を持った連中を、稲荷を介して
本来の性格を消したっていうのが当時の流れだと個人的にはかんがえとります。
有名どころでは伊奢沙別命が豊受大神に権利譲渡する説話があるんで
天孫系に取り込まれた連中でも本地や流入時期からえぐい闘争があったっぽいね。
伊奢沙別が越の土着神扱いである一方で磐信仰の後が見られたり
天之日矛と同一神だと扱う古伝が多い、その他諸々結構叩けば埃の出る
竜牛双方の神格の接点系の密かな重要神かも。
>>648 国譲りではなく、神譲り(= 祭祀権の移動) の絡んだ話だね。伊勢の内宮=太陽神にたいして、外宮=地母神の神格が予想されるのだけど、
たしかに豊受大神の出自は意図的にぼかされているものね。俺としては金星信仰と結びついた別説を押したいところだけど、
とりあえず伊奢沙別命( イザワケノミコト)について説明してほしい。馴染みがない話だとギャラリーも退屈するだろうしね。
宇迦之御魂神関係の資料がどっかにやったまま見つからん…
つーか、伊奢沙別命が豊受大神に権利譲渡する説話自体がわからんのだが(w
まー、最近のこのスレはオカ板の中では恐ろしいぐらいに専門知識が必要とされるスレになってるからね。
まるでオカ板じゃないみたいだ!w
いや、オカ板で日本の霊的構造を解き明かさんとするなんて、もうそれ自体で真性の電波よ(w
理性的な狂気というか、電波王の覇道を歩むべし。
>電波王
ワロタ
それ言い出したら学者なんて全部電波になってしまう罠。
物事を専門的に掘り下げていくのは、どんなジャンルにせよ面白いと思う。
面白いんだが、焦点を絞り過ぎると一般性を失ってしまうのも欠点だよ。
学術板でよくあるんだけど、けっこう短命で終るケースが多い。
専門的であると同時に、開かれた場でもあれるような工夫がないと袋小路にはまると思うね。
たしかについていけなくて読んでるだけの部分も多いなこのスレはw
けど面白いし勉強になるから、あんまし気にしてないや。
>伊奢沙別命が豊受大神に権利譲渡する説話
平田篤胤の門下生と名乗る人物が文政年間に書いた私家本の中の
但馬国風土記の逸文に御食津大神名義で入ってた。
「有名どころ」は神格のビックネームってな意味で
有名な話って訳じゃないつもりで書いた。誤解させて済まんね。
一応延喜式お大尽クラスの神格だし。
簡単にいえば豊受大神がだだをこねて
植物が根を張る部分は全部私に面倒見させてYO! と喚く話。
伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は気比神社っていう
福井県敦賀市その他の神社に祭られている神様。
気比津彦命(けひつひこのみこと)気比大神、笥飯大神(けひのおおかみ)とか
御食津大神(みけつおおかみ)という異称がある。
現在は基本的には食い物一般、特に海産物の神様。
応神天皇と名前を取り替えた話、天日矛と同一人物だとする話、
都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)と同一人物だとする話なんかが記紀その他に出てくる。
どうも古いタイプの桃太郎のネタの一人であること(鬼退治→牡牛系退治?)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)【厳島神社の祭神、
後に習合されて弁才天(もろ蛇ですな)の本地垂迹とみなされる】と
夫婦になったという昔話が戦国時代ぐらいまで
広く信じられていた話なんかを思い出したんで。
牡牛にも蛇にも縁の深い神様でどうも記紀系神話に組み込まれる際に
大幅な改竄の対象となった異伝を持っていたみたいね。
659 :
電覇王:04/10/28 01:55:46 ID:wqmuhcKt
コンバンワ電覇王デス
毎度ゴ苦労サンデス
660 :
真性の電波:04/10/28 18:48:22 ID:i/kCnxp9
>>658 サンクス。ネタがいくつもあるので『丹後国風土記』の逸文あたりに絞る。
まず豊受大神だけど、もともとは丹後半島で祀られていた祭神だったのが雄略天皇の時代に伊勢に移されたらしいね。
籠神社の『丹後国一宮深秘』という縁起書にその辺りの記録が残っているというから、間違いでは無いと思う。
ただ不自然なのは伊勢の外宮に祀られたあたりから、豊受大神の出自もあやしくなってきていて、本来の神格も消されていることだ。
丹後半島の伝説では豊受大神は浦島伝説の神女(豊玉姫系の海母神?)とか、金星の女神と同一視されていたのに
外宮では天照大神の食べる食物を調達する役目(=御饌(ミケ)の神)にされている。要するにそんなに重要な存在では無い。
伊勢神宮の建立は持統+不比等による国家プロジェクトの一環というべきものなので、
祭祀構造にはそれなりの意味が込められているはずなんだけど、何か天津神系の出自にまつわる秘密を意識的にぼかしている感じもする。
雄略が夢で天照大神のお告げを聞いて、御饌の神(=豊受)を招いたというのは明らかにカモフラージュだろう。
食べ物に関する神の話になるとやたらとおかしな部分が目立つ、
略奪か?略奪しちゃったのか?
想像だけどね。食物神が穀物神等の属性を持っているとしたら、本来はギリシアのデメテルのような地母神だったのかもしれない。
天孫族が海族の系統だったとすると、彼らは天(アマ)=海(アマ)の神の観念から竜宮の聖母を上位に位置づけ、
地上における穀物神=地母神=国津神系?の神話を消し去っていっただろうからね。まあ詳しい人がいると良いんだけど...
664 :
本当にあった怖い名無し:04/10/30 01:12:08 ID:tpbjA53Z
>>660 >天津神系の出自にまつわる秘密を意識的にぼかしている
かもしれんが、ストレートに考えると豊受は略奪されたものと思われ。
今度の地震、鯉(竜)と牛と結びつけて何か関連を考えられないか?
伝承どおりに受け取れば、古代の越地方は蛇信仰の本拠地だね。
667 :
本当にあった怖い名無し:04/10/30 02:40:50 ID:tpbjA53Z
>>665 信念があって、どうしても書きたいことがあれば、書けばいい。
ただしこれだけは言っておくけど、神霊としての龍を封印することは人間には不可能だよ。
元々、封印などされていないものを誰もどうこうできない。
>>667 封印など無理でも、行動原理が理解されたなら避難くらいは出来るでしょう?
我々にソレの理解ができるなら人類はとっくに森羅万象を支配できてるよw
祀りをきちんとやったり、場合によっては生贄をささげるという行為には人間側の
自己満足という以上の意味性もあるのかねえ、やっぱし。
671 :
本当にあった怖い名無し:04/10/30 11:24:45 ID:9Poj4MJQ
久しぶりにこんなに上にいると緊張するなぁw
673 :
本当にあった怖い名無し:04/10/30 14:14:40 ID:VM18BgQl
age
天孫はやっぱ海洋民族系なのかなあ。騎馬民族系というのもあったけど...
神話の特徴的には海洋民族的らしいね。
神話とか象徴から霊統を読んでゆくのが一番スリリングだね。このスレで言語学を云々しても意味ないし
過去スレででてた吉田大洋の「謎の出雲帝国」なんか、直感的にはぴったりくる感じよ。
天孫とは別系統だと思うけど、シュメール、十六菊花紋、牛神、素盞嗚尊、新羅系帰化人...なんてやっぱ関連ありそう。
大陸渡来系ですね。
古き火の一族とかも伝説レベルでは
古き火の一族って何ですか?
火山信仰の系譜らしい
九州から出雲にかけての古代勢力という伝説
日本を天孫系 + 牛神 + 竜神の図式で考えるというのが前に出てたけど
天孫系内部でさらに陰と陽の二元論が交錯しているという感じだね。
ちょっとここ数週間の情報量が膨大なのでいったん整理したい。
ちゅうかもはや誰かサイト作ってもおかしくないほどの情報量さ
話は激しく変わりますが、昔の東宝系の怪獣映画のシリーズは神話的な想像力を
刺激するような作品が多かったような気がします。スレの流れに当てはめてみると
キングキドラは金星=天津甕星から飛来したまつろわぬ民の宇宙怪獣だったし
サンダ対ガイラは山幸彦と海幸彦の戦いを、「海底軍艦」におけるムー帝国のマンダ(※は
竜宮の守護神を連想させますですね。「大魔神逆襲」にいたっては、じつは消された物部一族の
復活の物語だったとか、アホなことを考えてみると結構暇つぶしにもなります。
ちなみに映画音楽を担当していた伊福部昭氏は、七十六代続いた宇佐神社(因幡一宮)の宮司の家系だそうで
初期の頃は「アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌」などの民族系の歌曲なんかも作曲してます。
以前CDを聞いてみましたが不思議な旋律でしたね。国津神系の感性というのがあるのかしらん。
(※=マンダという名前は、古代のマンダ教では叡智とか知識を意味するそうです。
エルが雄牛の角もつ神なことはカナンの神話で明らか。シッチンも角の数が
神の地位をあらわす(象徴で、バイキングの角のような被り物で、多いほうが上)
というので天使が牛なことは明らか。そのエルたちに使役されていたのが蛇たち
(アヌンナキ=神の下働きの神=元地球と人間を支配していて、エルに敗れた)
、さらに下に無知のままにおかれる労働者の人間と言う構図。これが蛇の反乱に
より混乱して、鎮圧されたけどしだいに人間の権利が拡大していった(地上の代理人としての王とか)。不死というか、不死に近い長
としての王とか)。不死というか、不死に近い長寿だけは与えられなかったけど。エ
ルのがわにも反省があり、地球はゆくゆくは人間に任せようというということにな
ったんだけど、それに反発するエルや蛇もいて、その混乱は今でも引きづっています。
人間に支配権を任せようという運動の一つがキリストです。地球の人間が初めて神
になったのです。地球人とは労働者扱いされていますが、実はエルも蛇も誤解して
いる、というか、秘密があります。それはこれからゆくゆく明かされてゆくと思わ
れます。
補足:神になるというのは、少なくとも天使側にとってはエル一族に加わる
というのが基準になる。このエル一族の物語を神話という(すべてではないが)。
解釈はどうあれ、メソポタミア起源の牡牛と竜の闘争神話が、初期スレの起点になっていたのは間違いないね。
高橋克彦とか吉田大洋の元ネタもその辺りだし。ただ結局、それを天津神と国津神の世界にまで投影してきたというのは
ある意味では日本メソポタミア起源説で考えていたということになると思うんだけど?
385 :本当にあった怖い名無し [sage] :04/11/02 08:23:03 ID:YrUVPh+5
幼児連れの妊婦の集団(自分が今妊娠中だからかな)
亡霊のような禍禍しい存在の幼児が紛れている。
死んだのに親が認めていないのか。
成仏→再生の手続きを踏むように皆で説得。
成功したのかは不明だが盛大な宴が催されるが
某妊婦の謀?で日本の伝統を無視した外国勢力
に媚を売るような運びになり不満噴出。
古神道復活の動きが始まり担当者が選出。
雅やかな神殿(皇居?)で誓いの儀式をする。
担当になったおじさんは「なんで今になって…」と当惑気味。
神殿が色鮮やかで綺麗でした。
コピペするならコメント入れんと意味分からん。(><)
どのスレのどんな文脈のレスなのか
読む方はまったくワカランYO。
このスレも集合魂を形成してたりして...
≫684
残念ながら本来のウバイト人のアッシリア神話系譜には
エルとアナンヌキの対立を臭わせる記述はない。
もちろん、サルのDNAを操作して人間を作ったとかもね。
好意的にみてゼカリア・シッチンの創作、普通人の感覚なら捏造。
まあ、天啓を受けたといえばそれまでだが、
少なくとも今日では学問的裏づけは認められていない。
さすがに30年も経つと文献検証も進んじゃうよな。70年代は良い時代だった。
ただ、いすれにせよ天牛アルゥについての説話なんかは
考証に耐えているので、後のミトラスに繋がる牛と祭祀の関係が
ごく初期から見られるのは確か。
まぁ、文献の検証が進むのは悪いことではないし
文献が残っているだけましだし
このスレはいつ終了しても良いし、いつ始まっても良いと思うよ。
想像力による旅が続いてゆくだけだし、結論を急ぐ必要もない。
だけど役割を終えた説については葬り去っておくべきと思うね。
たとえここがオカ板だとしても。
>>691 >天牛アルゥについての説話
スマン。検索かけたり、あれこれ調べてみたが詳細がわからん。
情報をキボンヌ。
zzz・・・潜伏中
しばらく充電しとけ(w
>天牛アルゥ
シュメール語ではan・na・gud(時にgu)。
意味はan(天)gu(牛)で格変化あり。
アッカド語の文献では借用→固有名詞化してaluとかになってる。
現存する天牛に関する記述のほとんどは
ギルガメッシュ叙事詩とその周辺の文献しかないんで
英語とかの文献だとaluで出てくることがおおいっす。
まあ、アルファベットに当てはめればって感じだけど。
イシュタルがギルガメッシュに振られた腹いせに
お父ちゃんのアヌにおねだりして創ってもらった最終(生物?)兵器で
起動させると副作用で異常気象が起きて7年間旱魃が続くっていう
おどろどろしい奴で、鼻息で大地に大穴を穿ち
蹄でユーフラテス川を寸断し大洪水を起こす、らしい。
結局ギルガメッシュに殺される。参考にどうぞ。
ttp://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil06.htm
ややこしいから少し補足しとくと、今に伝わる「ギルガメッシュ叙事詩」は
アッカド語で書かれてたテキストからの翻訳なのね。
本来は先住民族だったシュメール人の神話だったものを
その後その辺に最古の都市国家を作ったバビロニア人が
自分達の言葉に翻訳編集してあったものが受け継がれて
有名なニネヴェの粘土板とかに書き写されてたの。
ギルガメッシュ自体も本来はシュメールの王、族長みたいなもんだったんだけど、
古代ローマ人がトロイの末裔を自負してたような感じで
バビロニアの体系に改変されて組み込まれています。
個々の神々に対するスタンスも微妙にシュメールとバビロニアでは
違うんだけど、基本的には同じルーツの神話です。
確かバビロニアはシュメールを滅ぼしはしたがその文化をほとんどそのまま継承したんですよね
例のヤツが他スレでまたまた大暴れ。本当に迷惑な人だなぁといつも思う
700 :
694:04/11/08 19:37:04 ID:ZnMvKDSA
>>697>>698 こんな詳しく書いてくれて感謝。やっぱ、いいなあこのスレは。
このところ休眠状態に入った感じだけど、また火がつきはじめると面白いだろうね。
俺も旅行に出たり、古事記を読み直したりして書き込みしてないけど
こんな感じもいいね。