百物語を完成させよう・・・

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1
皆で怖い話しようよ。
語り部風に自分流で怖い話をするんだ。
百話し終えると

  何  か  が  起  こ  る  。


蝋燭
ω       〜 フッ
旦  → 旦

=============」
2:04/05/03 22:41 ID:M/jCjOfr
じゃあ僕から行くよ。

うちの親戚の家なんだけどね、古いお面が飾ってあるんだ。
おたふくみたいな、細い目で微笑んでるお面が。
その家には毎夏泊まりに行ってたんだ。お盆の時期にね。
僕はそのお面が怖くてたまらないもんだから、なるべくお面の前は通らないようにした。
そう、それは小学校高学年くらいの頃かな、夜トイレにね、行きたくなったんだ。
そんでやっぱお面の前は通らないようにする。別の廊下を通って行く。
そしたらね、廊下の先に何かボンヤリと浮かんでるんだ。
何だろうと思って近づいてみたんだ。それはね・・・お面なんだ。
それもね、いつものお面じゃない。
目は凄い見開いてこちらを睨み、牙の生えた口は大きく開け下をダランと垂らしている。
それで僕は気絶しちゃったんだ・・・。起こされた時は朝だった。
そんであのお面を思い出して確認するとどこにもない。家中探しても無い。
泥棒が入ったとか、大騒ぎですよ。結局謎のまま今に至るんですけどね・・・。
ひょっとしたらね・・・あのお面、僕の体の中に入ってるんじゃないかって思うんですよ。
今でもね・・・夢に出てくるんですよ・・・あの鬼のようなお面が。
ほほう
人肉面
期待するよ。
1話だけですか・・・
7あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/04 11:24 ID:v9Xd+dBt
>>2
後半から急に稲川口調になってますな。
81:04/05/04 11:41 ID:s7a8usMF
ごめんね。スレ立て依頼して気絶しちゃってたんだ・・・なんてね・・・・。
「これで一話終わりだね・・・」

ω       〜 フッ
旦  → 旦

さあ・・・次は君の番だよ・・・。
他人任せかい!
10あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/04 12:17 ID:lPvi1U/I
>>1

一人で100話語れよ。
11あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/04 12:31 ID:AixDhQLv
じゃあ自分が2話めを。

友達の家に泊まりに行ったときの話しです。
夜、その泊まっていた皆(自分を入れて4人)で、
怖い話のビデオ観てたんです。
私は結構怖い話とか平気なんですけど、そのビデオは前に観たことがあって、
なかなか怖かったんですよね。
案の定、仲間内でも怖がりで評判のK嬢が相当ビビりまして、
彼女は寝付けなくなってしまったらしいんです。
で、私とS嬢が無理矢理起こされ、長い夜を迎えてしまいました・・・。
暗い部屋の中で、
K嬢はよほど怖かったらしく、私とS嬢の手を片方ずつ握り締めていました。
S嬢の空いた方の手はK嬢だか私だかの服の袖を掴んでいたと思います。
私の空いた方の手は、なにも掴まずに空いたままでした。

と、突然S嬢が
「いい加減に放してよM〜。痛いよ〜」
と、私に言うのです。
「え?掴んでないし。Kでしょ???」
でもK嬢からはあきらかに届かない位置をS嬢は掴まれているのです。
肝心なもう1人は全くはなれた位置で熟睡中・・・・。
私が自分の手はここにあると主張すると、S嬢もK嬢も黙り込んでしまいました。
しばらくしてS嬢を掴んでいた手は放れたようです。
私たち4人以外に誰も居なかったはずの部屋・・。
S嬢の手を掴んでいたのは誰だったんでしょうか・・・・?
12あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/04 12:33 ID:GDdmzNke
火葬場でふと煙突を見たんだ

すると・・・・

131:04/05/04 13:14 ID:Eg1hfjqP
>>11
これで二話目だね・・・

ω       〜 フッ
旦  → 旦

141:04/05/04 15:54 ID:Eg1hfjqP
もう僕の番かい?じゃあいきなりだけど取って置きの話でもするかな・・・。

僕はね、九州の方に田舎があるんですよ。
その田舎はすごいド田舎で、山の中にあるんだ・・・。
そのときは・・・小学校低学年くらいかな。兄と一緒に山の中を遊んだ。
ちょうど・・・・そう、ゲームの「ぼくのなつやすみ」みたいな山をね。
そしたらさ・・・夏によくありがちな夕立が来たんだ。
慌てて雨宿りできるところを探した。すると、井戸があったんだ、屋根付きの。
古い井戸でね、木の屋根は腐ってコケが生えてるんだ。
井戸もさ、古い井戸でしばらく使われてなさそうな感じなんだ。んで奥からヒューヒューって風みたいな音がする。
二人して覗いて見たんだ。古い井戸の中を。するとね・・・。
151:04/05/04 16:05 ID:Eg1hfjqP
ふふ・・・ごめんね。間違えて送信しちゃった。
何かあったかと思ったかい・・・?ふふ。

何も無いんだ。奥には水が流れてる。コケが生えている。そんな感じなんだ。
井戸の奥ってこんな感じなんだーって二人してみてたんだ。
でもさ、おかしいじゃん。見れるわけないんだ。雨の日の、それも井戸の奥なんて。
そんで不思議に思ってみてると兄が「何か動いてないか」って言うんだ。
んでね、目を凝らしてみてみる。すると奥に白いものがモゾッと水面から出て動いているんだ。
「手だ!」兄が叫び声を上げて逃げ出しました。僕も逃げました。
あれからその井戸はどうなったかは分かりません。
161:04/05/04 16:07 ID:Eg1hfjqP
これで僕の話はお終いだ。
誰か蝋燭を吹き消してくれないかい?

ω       〜 フッ
旦  → 旦
>>15
それは貞子さんだよ。
丁重におもてなしして。
期待ついでに暇つぶし

 姉の友人に“多少見ることができる”という女性がいる。
そのころは私が中学三年生のころだったのだが、彼女が家に遊びにきた。
家に入ってすぐ階段横に何やら黒いものが見えたらしく、
彼女は姉にことわりを入れてそちらへ向かったらしい。
その先は脱衣所があって、風呂場に続くわけだが、
話によると風呂場の扉をあけてこう言ったのだという。
「あの換気扇のところから頭がまるまるたれさがってるんだけど」
 そこまではよいのだが、実のところ家族や姉やその友人にではなく、
恐怖が私のもとにふりかかってくるとは夢にも思わなかった。
 私の部屋は風呂場のすぐ上にある五畳のものだ。
その日の夜。さあ寝ようと思ったのだが、どうも時折クーラーがびしびしいうので、ちょっと叩いてみた。
ちなみに、そのクーラーはコンセントがはいっていないうえ、
湿度や温度のせいでもないと思われる。そのころ買った湿度計と温度計があったためである。
 叩いてみると、何か黒いものがクーラーの小さな隙間から落ちてきた。女のものと思われる、
五十センチ程度の髪の毛数本だった。一瞬、蛇でもいたのではないかと思ったが、早計だった。
もっと恐ろしいものだったからだ。
 手に取ろうとしたところでいきなり金縛ってしまい、そこで姉の友人の話を思い出した。
(「頭がまるまるたれさがってるんだけど」)
――そして、姉が私に事を話したのち、部屋を出るときになって、もう一文付加していた事実も。
『髪の長い女の人だってさ』
 私は軽い調子で話す姉を脳裏に浮かべながら、確かにそこにある髪の毛をじっと見つめるしかなかった。
まあ頑張れ>>1さん
良スレの予感

ω       〜 フッ
旦  → 旦
22冷燗少年:04/05/04 17:42 ID:Q6VEZWmg
今度は僕の番だね。どれから話そうかな?そうだ、まずはあまり怖くない話しからだね、これから話すことにしよう・・・・。
僕が通っていた小学校は僕が入学と同時に開校した学校で、僕が幼稚園の頃は泥だらけの工事現場だった。
そのあたりはもともと湿地帯だったので、いわゆる底なし沼みたいなところだった。
その底なし沼に子供が落ちて、死亡するという事故が僕が幼稚園の頃に起きて、母からは「あそこでは遊んではダメ」とよく言われたものだった。
そして、小学校が完成し、そんな事は忘れかかっていた頃のこと。
理科の授業だった。当時はまだ白黒テレビだったが、NHK教育テレビの理科1年生をみんなで見ていた。しかし、なんかおかしいことにすぐ気付いたのだ。テレビのNHKの番組の画面に重なって、別の番組の画面が見える。
NHKの番組よりも僕はそっちの方が気になって、目を凝らしてよく見てみた・・・・。すると、お葬式のようで黒い服を着た人たちが涙を流している姿がずっと映っているのだ。
当時はまだ、子供だったので、「何でみんな泣いているのだろう?」位にしか思わなかった。
大人になって、あるときふとそのことを思い出し、「あっ、あれはおかしい」と思った。
なぜなら、いつも教室のテレビをつけると、正規の番組に重なって、黒い服を着た人たちが泣いている葬式のような映像が見えるのだ。少なくとも、僕の記憶にある限りは、小学校1年生のあの教室のテレビだけは・・・・。
奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん(当時23) は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。
しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに
暴力を振るいました。83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、
まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、
早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、
中絶を命じました。 それから5ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、
生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、
さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に
膝蹴りをしました。する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら
........流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?
それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、
片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、
口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。
動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。
それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを
掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
お気を付けて

ω       〜 フッ
旦  → 旦

ω       〜 フッ
旦  → 旦

25あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/04 19:44 ID:6GZh6APL
昨日、お母さんにほうれん草で頭をぶん殴られた
>>25
何でほうれん草なんだ?
何したんだ?
27あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/04 20:08 ID:gXQh7oRR
このペースじゃあ300物語くらい出来そうだな
うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
ハイテンションですね
29あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/04 23:13 ID:FfrlFNNe
中学生の時、国語の授業で時間が少し余ったので先生がしてくれた話ですが・・・。
残念ながら時間が無くて最初の部分しか話してくれませんでした。

生徒が何人か集まって百物語を完成させようとしていた時の事です。
一人の少女がポツポツと話し始めました。
「実はね・・・、私の心臓は・・・、私のものではないの・・・・」

ここでチャイムが鳴りました・・・。どなたか続きを教えて頂けないでしょうか?
30あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 08:22 ID:H+LxPGLW
>>29
心臓移植というオチ
>>23
死ね×5
32あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 09:39 ID:11kQ7S9C
次は僕が話しますね。

ある二人の女生徒が学校でこっくりさんをしていました。
女生徒達はわいわい騒ぎながらこっくりさんを楽しんでいましたが、
一人が塾に行かなくては行けなく止めることにしました。
「こっくりさん、こっくりさん、終わってもよろしいですか?」
示したのは・・・「いいえ」。
怖くなった二人は急いでその教室から飛び出し家へと帰りました。

そして十年後、一人はあの事件のことはすっかり忘れ、結婚して子どもも生んで幸せな家庭を築いていました。
そしてある日、子どもが文字を教えてほしいと頼んできました。
その子の親は喜んであいうえお表を買って教えましたが、
突然子どもが引き付けを起こしたように白目をむいてうつぶせに倒れたのです。
あわててうろたえていた親ですが、引き付けを起こしたときは見守るのがいいとどこかで聞いたので見守ることにしました。
すると、子どもは指を動かしだしました。
指が示したのは・・・あいうえお表の文字。
「ま だ お わ つ て な い よ」
七話終わったな(・∀・)

       /ヽ                     ;;;
       /  ヽ                    ;;;   フッ…
       ヽ;;;ノ                    /
       ┏┓                  ┏┓
       ┃┃                  ┃┃
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35あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 13:20 ID:gqVYyEOP
>>33-34
(・∀・)イイ!
36あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 15:44 ID:kgogs9+6
ところで何が起こるの?
37あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 15:48 ID:H+LxPGLW
>>1に災いがふりかかります。
7/100?
39あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 15:51 ID:dXIHSo3B
>>12
その煙は棺桶の形だったんです。不思議なこともあるもんです。
>>36
自分が口裂けになっちゃったり、家族の後頭部に口が出来たり、
お姉さんの赤ちゃんがイモ虫の怪物になってたり、
自分の娘が妖怪に殺されたり、自分が両親の幽霊に殺されたり
いろいろらしいです。FROM ゲーム版百物語
>>1
恐怖新聞取るハメになります。
話して良いですか?
いや、話します・・・。

私の仕事帰りに通る(pm10:00頃)廃墟が在りまして、
約10年位前から誰も住んで無く、何故か売り手が全く付かない
らしいです。
噂には借金苦でご主人が
ω


↑これって湯呑みの上にキンタマ置いてるようにしか見えないんだが・・・
43勝手に41の続き:04/05/05 17:44 ID:pECQlJm8
年老いた母親、奥さんと当時まだ小学生の息子と娘を
包丁でメッタ刺しにして無理心中を計った事件があったのです。

肝心のご主人は死にきれずただ一人生き残ってしまい、
刑務所で服役中なのか精神病院で治療中なのか、それはわかりませんが
所有者である当人が未だに生きているために、家の中は当時の惨状そのままに残されていると言うことです。

忍び込んだものがいたのか、地区の中学生の噂では、家族は家中を必死に逃げまどったのでしょう、
破れたカーテンにも 壁紙にも 絨毯にも、おびただしい量の 茶色く変色した血飛沫や血溜まりの跡が
残っており、中でもおぞましいのは、奥さんの嫁入り道具なのか、わりに立派な鏡台が置いてある奥の和室の話です。

鏡面には 紅葉のような 小さな 茶色い 手形が ひとつだけ鮮明に ぺたりと付いており。

すぐ側の畳にはもがいたように丸く広がる染みがあって、その中心部の畳面には、
何か鋭利な物がが突き刺さった切れ込みが 深々と しかしその一点にだけポツンと 
あったのだそうです。
44あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 17:47 ID:pECQlJm8
>>42
わたくしには、サオだけチョン切れて落ちてるように見える。
45あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 17:59 ID:PtciOYG3
>>43
((((((((;゚д゚))))))))ガクガクブルブル
46あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 18:01 ID:pECQlJm8
>>45
題材 実話 なんだよね
47あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 18:34 ID:exz9SaUS
じゃ、次は僕の番か・・・。
小2〜3年生の頃の春寝ててある夢を見た。
見ると僕は病院らしき場所のトイレで手を洗っていた。なぜだかは分からない。
そして取り合えず止めてトイレから出た。すると横の女性の方のトイレから
とても大きな頭の男の子がう〜う〜唸ってた。ふと横の部屋を見ると
少し半開き状態になっていた。あそこに入って夢でも覚めるのを待とうと思い
行こうとしたら・・・夢が覚めた。ホッとしてまた寝たらまたあの夢を見た。
すると次は少しまた開いていた。さっきより広く。そしてまた覚め、また寝ると
とまた例の夢を見るまたかと思って見て見ると、れいの子がこっち見てて
「次、この部屋を使うのは君?」だってさ・・・。まぁどんな部屋を想像するのかわ
人それぞれだけどね。
>>43
otsu
49あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 18:52 ID:K17ogiX1
>>43
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>>47
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9/100
>>47
文章が壊れてて意味がわからん
52あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/05/05 19:48 ID:nliwDUrR
ある中年夫婦の話だ。夫婦には子供はなく、一匹の飼い猫だけが家族だった。
二人とも本当は子供がほしかったのだが、数年前に一度交通事故で流産していて
なかなか子供が出来なかった。猫を飼っているのは、その寂しさを紛らわすため
だった。
ある年、夫は仕事が忙しく毎日休みもろくに取れず、帰宅時間も十二時をまわる
ことが多くなり、妻も夫の帰宅を待たずして就寝するすれ違いの生活をするように
なった。そんな日が続いたある日、夫が仕事から疲れて帰宅するといつものように
家の電気は消えていて、妻も寝ているようだった。夫は暗い家の中、玄関からすぐの
リビングの電気だけつけて、かるい夜食をとりながら、ふと思い出した。今日は
流産で亡くなった子の命日だった事を、あれから何年もたち、その時の悲しみもうすれ
ていて去年までは一応、毎年の供養を欠かしていなかったのだが、今年はすっかり
忘れていた。妻とも、しばらく満足に会話をしてなかったので、妻がやっておいて
くれたかなと思っていたとき、「にゃ〜」と飼っている猫が階段の方で鳴く声が
聞こえた。妻が二階の寝室で寝ているので、妻の布団にもぐり込むために階段を
上っているのかと思ったが、鳴き声をあげながらも、なかなか階段を上れてない
ようで、しばらく鳴き声が続いて聞こえていたのだが、よくよく聞いていると
「にゃ〜」ではなく「ぅあ〜」と、さかりのついた時の赤ん坊のような声で鳴いている。
なかなか階段上れないし、さかりのつく時期でもないのに、もう歳かなと
思いながら、様子を見ようと階段へ向かい電気をつけた時、もう猫は階段を上り
きろうとしていた。いや、それは猫ではなかった。小さな血まみれの赤ん坊が
はいずりながら階段を上っていた。赤ん坊は、夫のほうを振り向き、その晴れ上がった
ような目で見つめ一度だけ「ぅぁあ〜〜」と泣き、妻の眠る寝室へ入って行った。
間もなく、二人には待望の子供が出来た。
53あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/05 20:17 ID:+QHGtn71
>52
()    . フッ…
[] → []

54酋☆長 ◆WorldGOSVg :04/05/05 21:09 ID:p60jNJVt
じゃあ俺も一つ。

昔、家族4人で川の字になって寝てた頃の話だ。
ある晩寝つけなくて、ちょっとした音にもビクビクしながら布団を頭まで被ってうんうん唸ってたことがあった。
当時は俺も幼くてな、深夜に一人で起きてるのがすごく恐かったのです。

その時、うちの弟が突然「何でこんな事に・・・」って、喋った。
ビクッてしました。ただの寝言だったんですけど。
ちょっと頭にきたので、布団から出て弟の頭を小突いてやろうかと思って布団から出ようとしました。
すると、「あんたのせいでしょー!!!」
大きな声がしました。母でした。またビックリしました。
弟は寝てます。姉も寝てます。俺のほかに誰も起きてません。
母は仰向けに寝たまま、目だけを見開いていました。異様でした。
「ど・・・どうしたの?」と、声をかけると、我に返ったようで「寝てるのに起こすな」と怒られました。
母が大声を出したのは寝言だったのでしょうか?先の弟の寝言と何か会話めいた感じだったので
翌日母に昨日の夜、弟と話していたか聞いたのですが、俺に起こされるまではグッスリ寝ていたと言っていました。

あれは一体なんだったのでしょうか?
5529:04/05/05 21:10 ID:yy7q/9/Y
あのー、私の話の続きをご存知の方はおられないのでしょうか?
15年以上、頭の片隅に引っ掛かっているのですが・・・。
11/100
>>29さん
微妙に心当たりがあるような話です。
梅図かずおのマンガに、そんなような話があったかと。
「うばわれた心臓」?
5829:04/05/05 23:13 ID:yy7q/9/Y
>>57
おおー、本当にありがとうございます。
早速、調べてみます。
ちょっと長いから、何回かに分けて書きますね。

あまり怖くはないんですけど、実話です。

あれは2年程前かな。当時、最後の新人研修が終わって同期の皆と打ち上げってことで
飲みに行ったんだ。2次会、3次会と行って、最後に男2、3人と女の子2人が残ってたっけな。
もう電車もなくなってるし、タクシーも捕まらないしで、徒歩で女の子達を自宅まで送って行く事になった。
女の子の一人は、(以下A子)新大阪に住んでるんだけど、当時はA子の住むマンションの近くに、廃教会があって
(見た感じ、普通のマンションにしか見えないんだけど、A子曰く「教会」だそうです。
ちなみに、今はもう取り壊されてないです)
「肝試ししよう!」という事になった。

 その建物は異様な雰囲気発していて、外から一目見ただけで「ああこれは、ヤバイな・・・」
という感じ。
2階〜4階くらいまでは、住居があるんだろうか?ベランダが見えていて
ついこの間まで、人が住んでいたような雰囲気がある。(洗濯物がそのまま干してあった)
けど、A子曰く「もう何年も人住んでないみたいだよ。」

A子ともう一人の男だけは、中に入るのに乗り気で、「探検しよう!」なんて
正面扉(バリケード破られていた)から中に入っていった。
俺は何か危ない気配を感じていたので、「まずい」と思って、二人を連れ戻す為に、中に入っていった。
6059:04/05/06 00:06 ID:Ntvl3pUV
中の様子はというと、入ってすぐ正面に壊れたエレベーター。右手に地下室へ向かう階段。
地下室への階段は完全に崩れていて、何かゴミやらガラクタやらで、下へ降りられそうになかった。
左手には、廊下がずっと奥まで続いている。

で、先に入った二人は、俺のすぐ目の前で、エレベーターのボタン押したり
床に散乱してるゴミを調べたりしていた。
俺はすぐに二人に「おい、なんかここ変だって!止めようぜ!」と言って、二人を無理やり
廃墟の外に押し出した。

正直、只ならぬ雰囲気に怖かったのもあるが、それ以上に、ヤバイ気配を感じたからなんだ。
その気配は、入り口入って、すぐ左手の廊下奥から、感じられた。
廊下の先は、灯りが点いてるわけでもないのに、明るくなってて、廊下の突き当たりくらいまで
見えそうな感じだった。
なんて表現したらいいのかな・・・そうだ、オーロラが光ってるみたいに空間が揺らいでる感じ
って言ったらわかりやすいかな?二人には、それが見えてないようだったけど。

結局、そのまま皆を送って帰って、何も無かったんだけど
ずっと、何かが俺の後ろからついて来てる気配だけはしてて、気持ち悪かった。

とても嫌だったんで、帰りの電車のホームで、始発を待っている時に近くを通り過ぎた
サラリーマンに、擦り付けてやったよ(w
そしたら、その気配が嘘のようになくなった。ごめんなさい、あのときのリーマンのお兄さん。
6159:04/05/06 00:07 ID:Ntvl3pUV
 それから一週間後、たまたま早く(18時くらい)自宅に帰って来た日があったんだ。
(普段は、22時頃帰宅)両親は、未だに共働きで、帰宅は20時過ぎだから、家では一人だった。
のんびりTV観てると電話が鳴ったんだ。「プルルルルル・・・」
俺「はい、○○ですけど」
電話の声「・・・あの、新大阪の○○社なんですけど。ただいまアンケート調査をしておりまして、
アンケートに答えていただけますか?(女の声)」
俺「(まぁ、暇だから相手してやっか)はい」
電話の声「おいくつなんですか?」
俺「え〜と、2○さい」
・・・そんな感じで、やり取りが続いたんだけど、段々変な感じがしてきた。
だって、アンケートって、事前に質問内容とか決まってるでしょ?
なのに、その電話の女は、一つ一つその場で質問を考えてる。
何を聞きたいのかがわからない質問ばかりしてくる。
それに、全然話しぶりがたどたどしくて、か細い声で、聞きづらいんだよね。
さらに、5,6個質問に答えた後、
電話の声「・・・・(沈黙)」
俺「もう、いいでしょ?」
電話の声「・・・あの・・・人と話しがしたいんです。お話してください!」
俺、気持ち悪くなって電話切ったよ。
6259:04/05/06 00:08 ID:Ntvl3pUV
その後も何度か電話が掛かってきたけど、決まって俺が早く帰宅して、かつ俺しか居ない時間
にしか掛かってこないんだよね。
相手の声も聞いたことないし、一緒に仕事してて、俺の帰宅時間知ってるヤツって男しかいない。

そのうち、掛かってこなくなって、休日暇だったから、その話を電話で同僚の男にしたんだ。
その同僚、「もし、化け物だったら、俺がひねり潰してやるよ(w」なんて言ったんだ。
その直後、「うわぁ〜っ!」って突然、悲鳴上げやがった。
俺は「何事か!!」と思ったら、
同僚「今、リビングと玄関の電気のヒューズが飛んで真っ暗になった。マジびびった!」

その後は、特に何もありませんでした。
怖くなくてすみません。しかも、長文スマソ
12/100
64あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/06 01:27 ID:DQ2k+127
         【分身現象】
部活動の部員のお父様のTさんから聞いたお話です。
当時、青森から上京し、都内のアパートで生活していた
Tさんはいつものとおり、仕事を終えて帰宅すると、部屋に
明かりが灯っているのに気がつきました。少々不審も感じた
のですが、当時友達が何人も共同生活していたアパートでした
ので、誰か来ているのかもしれません。そう思い、鍵を開け
室内に入りました。しかし、友達などではなかったのです。
自分と瓜二つの男が椅子に腰掛けているではありませんか!!
一体、これはどういうことだ!!
恐怖を感じたTさんは、隣の友人の部屋に駆け込みました。
呼吸が整ったところで、そんなバカなことがあるはずが無い。
と改め自室に戻りました。そこにはさきほどの「自分」の姿
は無く安心して入浴を終えました。しかし、風呂から出てす
ぐに気付きました。洗面台の前に、また居たんです。もう1
人の自分が・・・・・そこで気を失ってしまいました。

これらの、現象は、世間では分身現象などと呼んで、
姿を見たら自分は死んでしまうなどの言い伝えもある
ようですが、幸いTさんの身にはそれから何も起こっ
ていません。

余談ですが、彼の娘さんは極度の心霊現象マニアなんです。
65あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/06 06:49 ID:I6tZSp16
ロウソク、ロウソクを〜〜〜!!!


ぬるぽぬるぽぬるぽ!
66(s・。・s):04/05/06 23:30 ID:g640QGt0
>>65
().          . フッ…
[] → ガッ → []
盛り上がらねーな、ここ。
68あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/07 01:15 ID:xfEPVKkK
聞いておくれよ。
「恐怖新聞」って心霊の古典漫画があるでしょ。この漫画の名前は知っていたけど
読んだことが無かった。

この間、ゴミ捨て場に沢山漫画本が捨ててあってその中に「恐怖新聞」全巻揃って
捨ててあったので拾って来て、この連休に読んでいた。
それなりに面白い内容だった。

で・・・今朝会社に行く途中にそのゴミ捨て場の側を通ったら、粗大ゴミや他に束ねら
れた漫画本が一杯捨ててある。
「何か面白い物ないかな」と思って眺めていたら、束ねた漫画を持ったお年寄りが出
てきて、欲しい物があったら持って行けと言う。

「息子の物だけど、亡くなってしまったので・・・」 背筋が凍りました。

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70あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/07 04:36 ID:8agBk5f6
 それは昭和も終わりに近づいたある年の8月、蒸し暑い夏の夜のことでした。
 寝入りばな、布団を敷いた畳の下から何か気配が伝わってきます。
多少霊感があったため、心霊現象が初めてではない私は
「ああ、来たな」
と思い、次の瞬間、首を「畳の下から伸びた手」に締められました。
こういった現象には慣れていたので、心の中で念仏を唱え始めました。
『南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…』
首を締める感覚が無くなったため、霊は去ったのだと思い目を開けました。

 すると、半透明な男の顔が目の前にあり、にやにや笑いながら

「 効 か な い よ 」

と言いました。…その後は朝まで記憶がありません。
それはおかしい、効かないわけがないのだ。
そうか、心の中でとなえたのがいけないのだな。
経は音の響き自体が重要なのであって、
仮に霊が本物だとしたら、音を仏のもとに届けなかったのが原因ですな。
ただ単に声に出しても、正しい発音でなければ意味もないですしな。

とか知ったかしてみる。
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ついでに蝋燭消してみる。
稲川淳二は「そんなことやったって帰らないよ〜!」だった
74あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/07 17:30 ID:D+aK77Ss
僕が話していいかな?
これは結構有名な怪談話でほとんどの人が知ってると思うけど・・・ネタが無いから話させてね・・・。
ある病院に女性が入院していたんだ。病名は忘れたけどね・・・。
で、ある蒸し暑い夏の真夜中、その女性は、トイレに行きたくなったんだ。
夜の病院なんて怖い。けど一緒に行ってくれる人はいない。意を決して一人で行くことに決めたんだ。
トイレは遠い。んでね、ある程度廊下を歩いてると、その女の人は気づいたんだ。
自分の足音に合わせて足音がするってことに。最初は自分の足音が反響してると思っていた。
けどこっちが歩けば向こうも歩くみたいに、まるでついてくるような感じなんだ。
うわ〜気味悪いな〜、って思って小走りになったらその足音も自分に合わせて走ってくる!!
うわ!!って思って、女性も走り出しました。んでトイレに駆け込んだんだ。個室が沢山並んでる。
とっさに女性は一番奥の個室に駆け込んだ。しばらく息を潜めてるけどあの足音はもうしない。
安心して用を足したんです。んで、服を着て個室から出ようとしたときに、トイレに誰か入ってきたんだ!!
うわ!って、息を潜めました。すると、その誰かが、トイレの個室を1個1個、ギィ〜〜って開けるんだ。
あいつだ!あの足音がやって来た!そう思った女性は、トイレのカギに手を当てて、息を殺してたんです。
だんだん、それが手前から個室を開けてゆく。そして、自分の個室の番になった瞬間・・・・。
どか〜ん
76あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/07 17:34 ID:D+aK77Ss
ガガガガガチャガチャッ!!って、狂ったようにドアノブが回るんです。
まるでこっちがいるのが分かってるように。女性は必死に開けられないように守った。
そんで、神様!助けてください!って、祈りながらずっと耐えていた。

何時間経ったのか分からないけど、朝日が差し込んできた。もう夜明け・・・。
すると個室の前でドアノブを回すのが止んだ。
女性は助かった!助かった!とほっとして便座に座り込んだ。

ふと、女性は上を見たんだ。するとね・・・。

物凄い形相のそいつが見ていたんだよ!扉の上にしがみついて!!
77あなたの後ろに名無しさんが:04/05/07 19:20 ID:Nwvid5r9
まー怖い話しじゃなくて申し訳ないが・・・
俺が昔住んでいた所が江東区の深川っつー所
別に住んでいて何かが起こったっつー訳でもないが、
今でもそこを走る幹線道路には「三ツ目通り」・「四ツ目通り」っつー名前が付いている。
由来はそのまんまで、江戸時代深川の東(現南砂当たり)は葦の生い茂る原っぱで、その当時は
三つ目小僧や四つ目入道が現れた為、その当時からそういう名前の通りになっているそうです。
今は無くなっている様だが、俺の住んでいたアパートの裏には「元・おいてけ堀跡地」っていう標識もあった。
まーそんな名前が普通に使われているのも変なもんだな。
100物語つながりっつーことで勘弁。
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先は長いな……
81あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/09 01:23 ID:jE243xei
(;´Д`)ハァハァ
82あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/09 10:44 ID:WMPnkxgU
>>77
大阪市には「百万体」って地名があるけど、それって戦乱時代の死体が
百万体って意味だって友人の寺の娘に聞いた。ほんとならこわすぎ。
イツマデが出そう。<ぬ〜べ〜
レス違いごめんですが。
83あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/09 13:33 ID:YuWa2cyN
まあまったりと。
居間でテレビを見ていると、母親と出かけている筈の親父の
叫び声が玄関から聞こえた。
「おい!タカシ(仮名)!早く来い!」
あの親父はいきなり何を言い出すんだ全く、また酒でも・・・
最初は無視しようと思ったが親父のデカイ声は明らかに近所迷惑だ。
注意してやろうと思い、居間を出て玄関に向かおうとした。
「早く来い!凄いぞ!」
何なんだ、ちょっとは落ち着けよ全く。
そう呟いたが内心では一体何が起こっているのか興味津々だった。
居間を出た時、便所と風呂場の電気がついているのに気が付いた。
ここで自分は何を思ったかその電気を消しに向かった。
たぶん几帳面な性格のせいだろう。「おれA型じゃないけどな」
そんな事を思いながら風呂場に行くと、玄関から親父の声。
「そんなのは後でいい!早く来い!早く来い!」
うるさいな、いい加減にしろ。そう叫びそうになった瞬間

ドガシャ!!!と言う大きな音と振動が家を襲った。
地震かと思った。しかし親父の事を思い出し急いで玄関に行くと
その原因が分かった。軽トラックが玄関に突っ込んでいたのだ。
まずい親父が死んだ、そう直感し必死で瓦礫の中を探したが
親父はどこにもいなかった。
軽トラックの前で泣きながら親父を呼んでいると不意に後ろから
親父の声がした。
そこには元気な両親の姿、どうやらたった今帰ってきたらしい。
両親に泣きながら抱き付きながら頭に一つの疑問がよぎった。
それじゃあさっきまでオレを呼んでいたのは一体誰だったのだろうか・・・
『大学のときだ。
 悪いことが続いた時期があった。
 彼女と別れたのはどうってこと無い、しかし家族や
 友人が相次いで他界したのはきつかった。
 ペットまで行方不明、自分の周りで大小様々な事故が
 続き、死神なんてあだ名まで付けられた。
 極め付けがバイクが大破するほどの事故。
 死にかけたんだよ、でも死ねなかった。
 あれは夢の中だったかもしれない、意識がハッキリせず
 ぼんやりとした風景を見ながらオレは呟いたんだ。
 「もう死にたい、生きていたって仕方ない。」
 その瞬間目の前が真っ暗になった。
 何も見えない、本当に死んじまったのかと思った。
 でも聞こえてきたんだ、低い男の声で。
 「あと10年待て」
 ありゃたぶん本物の死神だ。
 そして今年が丁度10年目。来月の8日、5月8日がオレの命日さ。』

彼はその日、本当に死んだ。
布団の中で眠ったまま二度と起きる事は無かった。
冷たくなった彼の前でわたしはとうとう告白することが出来なかった。
「あと10年待て」その言葉は生死の境をさまよっていたお前を
励ますために、「きっとその頃には幸せになっているはずだ」
そういう意味を込めて、このわたしが言った言葉だと。
86あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/09 17:23 ID:q+xXTCWu
>>84
ガクガクブルブル・・・

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>>85
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夏休みにおばあちゃんの家に行った。
おばあちゃんはいつも面白い話ばかりをしてくれる。
今日聞いた話はおじいちゃんが昔キツネに騙された話だった。
その日の夕方、近所の駄菓子屋に行くと知らない男の子がいた。
僕がお菓子を買ってると駄菓子屋のおばちゃんがケーキをくれた。
僕のことを小さいころから知っていたらしい。
ケーキを持っておばあちゃんの家に帰ろうとすると、
さっきの男の子が突然「僕にも頂戴!」と言ってきた。
僕はダメ!と強く言いその場から逃げようとしたけど、その子に
引っ張られて転んでしまった。
ケーキの箱が地面に落ち、中身が全部土の上に出てしまった。
僕が「ケーキ返せ!」と泣くと、その子も突然泣き始めて
そのまま走って逃げてしまった。
おばあちゃんの家に泣きながら帰るとおばあちゃんはやさしく
慰めてくれた。「それはきっとキツネの子供だ」そんな言葉を聞きながら
おばあちゃんに撫でて貰っていると、なんとさっきの男の子が
僕のお母さんと一緒におばあちゃんの家にやって来た。
その子は僕の従兄弟だったらしい。お母さんはその子が泣いてるのを
見つけて訳を聞き、ケーキを買って帰ってきたのだそうだ。
僕とその子は仲直りして一緒にケーキを食べた。
食べ終わるとお母さんがどこでケーキを貰ったのか聞いてきた。
僕が駄菓子屋のおばちゃんだと言うとおかあさんとおばあちゃんは
不思議そうな顔をして「あそこは奥さんが亡くなって、もう何年もたってるはずだけどねぇ」
と言った。
僕はハッとして、急いでケーキを落としたところまで走っていった。
そこにはひっくり返ったケーキの箱と、箱の中からこぼれた沢山の枯葉しかなかった。
20/100
89あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/09 22:06 ID:nuSfyzC6
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( ´_ゝ`) → ( ´,_ゝ`)プッ
あれは僕が高校生の頃だった。
何を思ったか、怖い話や不思議な話に夢中になったんだ。
確か…春先から、夏休みにかけて。
夏休みの自由研究に、「新説・百夜怪談」と名付けて、ほんとに百話、レポートにしたんだ…

三十話集めたらペットのハムスターが死んだ。
五十話集まった頃から、風呂から女の啜り泣きが聞こえるようになったよ。
八十話集めたら、部屋を白いもやみたいなのが飛び交うんだ。
百話目…
僕は気付かなかったけど、お盆だった。
夜中、一人でネットしてたら裏口がたたかれるんだ。
お茶目な祖母の悪戯かと思った。だからほっといたんだ。

ドンドンドン!
ドンドンドン!

ふと気付いた。
その日、うちには誰もいなかったんだ。

あげちゃったよ…
ごめん。

で、僕は思い切って聞いたんだ。
「誰?」って。
そしたら、真後ろで声がしたんだ。
「自分で呼んだくせに」
それから?


覚えてない。
朝起きたら、パソコンが初期化されてたんだ。
あの中に、レポート入ってたのに。


それから、啜り泣きも、もやも消えたよ。

終わりです。
93酋☆長 ◆WorldGOSVg :04/05/10 02:46 ID:h/PmIFUI
>>91-92
滅茶苦茶恐かった。
俺の田舎は山間にある戸数10戸程の小さな村。
毎年11月12日は夜半過ぎには全ての家の人が消灯して床につく。
何故かって・・・
100年程昔、明治時代 貧乏な身寄りの無い乞食兄妹が村に流れ着いてきた。
来冬間近の季節 妹は弱ってすぐに衰弱死した。
「妹が死んだ!! 何か食わせればまだ間に合う!! 食い物をくれーー!!」
生き返るはず無いのに・・・。 真夜中の村を妹を生き返らせたい一心で少年は駆け回った。
少年の余りに凄まじい様子に恐れおののいたご先祖達は戸を固く閉ざし ただ震えていた。
翌朝 兄は妹の躯の傍らの木の枝で首をつった。 

その翌年から毎年・・・11月12日の真夜中・・・
タッタッタッタッタッ  ドンドンドン!!! その少年の怨霊が無念を晴らしきれずに村中を駆け回るようになった。
俺も小さい頃はそら恐ろしく その日は8時には床につき なるたけ12時には夢の中にいるよう心がけた。
9595:04/05/10 04:16 ID:jztp2yzv
しかし一度だけ二階の自室から外の様子を覗いていた事があった。 好奇心だった。
真っ暗な部屋のカーテンの隙間から 家の近くにある街灯のあたりをじっと観察する。
夜半過ぎ・・・二つ隣の家の戸口を叩く音がする・・・ドンドンドンドンッ!! 次に隣の戸口を叩く音・・・
タッタッタッタッタッ・・・・暗闇から突如街灯の光の中に現れた影。
きたっ!!
街灯に照らし出されたその少年の目はカッと見開かれ鬼のようであった。
ボロボロの布切れを纏い草履も履けずに・・・。骸骨のような細い手足が印象的だった。

フッ その少年の顔がこちらを向く。 俺に気付いたのだろうか 街灯を物凄い勢いでよじ昇りだした。
わぁっ! 慌てて布団に潜り込んで息を潜める。 ・・・と 部屋の窓ガラスを ドンドンドンッ!! と叩く音。
ブルブル震えながらもその少年が立ち去るのを待つ。
10分・・・20分・・・ もう大丈夫だろう。 少し布団から顔を出してカーテンの隙間を見る。
そこには窓にへばりついてこちらを睨んでいる少年の恨めしい顔があった。
身動き出来ずに 目も逸らせない・・・。
油汗だけがダラダラ頬を伝う。

しかしその少年は何をするとも無く やがて寂しげな表情を浮かべると闇の中へと消えていった。
暫くして隣の家の戸口を叩く音。
翌年からその日だけは両親の部屋で一緒に寝るようになった。

今年も恐らくあの少年はやってくるのだろう。
二度と生き返る事の無い妹を生き返らせるために。
嘘のような本当の話。
96あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/10 20:41 ID:dp9cUFL7
ええ少年や
97冷燗少年:04/05/10 22:01 ID:lwHJyzzH
また、僕の順番が回ってきたね。今度は僕が当直していた病院の話だ。僕が研修医の頃、ある老人病院に当直のバイトに行った。
夜起こされる事はまずない病院なので、日頃からの疲れもあり、その日は21時くらいには寝てしまった。
何時ごろだったか、忘れたが、夜中に突然目が覚めた。すると天井からこちらを見ている男の人がいるではないか。
近視のため、遠くはよく見えないので、はじめは天井の模様か、配管か何かがそう見えているだけだろうと思い、じっとそちらの方をみていると、その男の人が「にっ」と声を出さずに笑ったのだ。
「これは本物の幽霊だ!!」と気付き、布団をかぶって、「わー、わーっ!!」っと、しばらく大声を上げた。すぐ隣には事務当直の人が泊まっていたのだが、
構わずに叫び続けた。しばらくすると、気配が消えたのだが、怖くて、布団から出られなかった。勇気を出して、まずは布団からゆっくりと手を出し、ベッドランプをつけ、部屋を少し明るくした。
そして、ゆっくりと布団を出て、天井を見ると、そこには何もなかった・・・・。
その数日後、また、同じ病院に当直に行くことになった。今度は寝るときに電気をつけて、テレビをつけっぱなしにして寝た。すると同じようにまた、夜中に目が覚めた。天井を見たが、今度は誰もいない。
「良かった・・・」胸をなでおろし、テレビを見ると、番組が終わって、砂嵐になっていた。テレビからは「シャー」という音が聞こえている。しかし、良く聞いていると、砂嵐の音に混じって、
「フフフフフッ、フフフフフッ」という笑い声とも啜り泣きとも取れるような声が聞こえてくる。
一瞬、背筋がゾッっとしたが、疲れていて、眠いこともあり、「姿が見えないから、まっ、いっか」と翌朝まで眠ってしまった。
それ以来、その病院には当直にはいっていない。当直を頼まれても、断った。
そして、その事件以来、僕は当直をするときは必ず電気をつけて、テレビをつけて眠るようにしている。
友人のNと雪山登山に行った。
途中の山小屋に着き、二段ベットが二つ並べられた
狭い部屋でNと二人で仮眠を取った。
少し眠っただろうか、物音で目が覚めた。
部屋の窓が開いて、そこから重装備をした女の人が
中に入ろうとしていた。びっくりしたが手を貸してやろうと思い
声をかけようとしたら、ベットの上で寝ていたNが
小声で「やめろ、絶対話しかけるな。寝たふりしろ。」
そう言ってきた。
Nの言葉には小声なのに何かとてつもない迫力があり、
思わず目を閉じ寝たふりをした。
部屋の中に「ガチャ、ガチャ」という足音が鳴り響く。
一体いつまで寝たふりをすればいいのか…

気が付くと部屋には朝日が差し込んでいた。寝てしまったのだろう。
既に起きていたNに昨日のあれは一体なんだったのか問い詰めた。
Nは「お前、女の人が入ってきたように見えたろ?騙されたんだよ。
 あれは鬼だ。もしあの時、あいつに声をかけてたらお前連れてかれてたよ。」
その山小屋や下山した街などで聞いたが結局女の人の遭難者などは
報告されておらず、あれは夢だったと自分に思い込ませることにした。

帰り道、駅のホームの売店でこの地方の名物として売られていた
「雪女饅頭」を見つけたとき、多分Nの話は本当なんだと思った。
99冷燗少年:04/05/10 22:09 ID:lwHJyzzH
今夜も当直だ・・・・。何も起こらなければ良いが・・・・。
24/100
深夜、SとNとおれの男三人で心霊スポットに行った。
有名な廃病院、三人で縦に並び恐る恐る中に入る。
「何で懐中電灯持ってこないんだよ!」
「おいおいびびるなよ、幽霊なんかでねえよバカ。」
幽霊なんて全く信じていない S が N を馬鹿にする。
入ってすぐの受付まで来ると突然 S が小便だと言って一人外に出て行った。
正面玄関の方から小便の音が聞こえてくる。頼もしい限りだ。
戻ってきたSと三人で二階まで進む。しかしNが限界だと言い
一人で来た道を戻ろうとおれの服を引っ張り始めた。
Sは全く耳を貸さず先に進もうとする、と突然Sが派手に転んだ。
膝を押さえその場にしゃがみ込むS。Nもすぐに駆け寄り
Sに「大丈夫か?」と声をかける。ここでSが「歩けない、ちょっとそこの病室で休もう。」
などと言い始めた。本当はおれも限界だった、怖くてたまらない。
おれとNは顔を見合わせ同じ事を考えてるのを確認した。
そして嫌だと暴れるSを二人で抱き上げ、一階の受付前まで走った。
ここでアクシデント、あまりに暴れるためSをその場に落としてしまう。
腰を手で押さえながら唸るS。「スマン、すぐに車とって来る」
おれとNはそう言い残し車まで走った。
車に戻るとなぜか中にSがいる、「何でそんなところにいるんだ?」
Nが驚きながら聞くと「手前らがおいてったんだろうが!!」と怒鳴るS。
どうやら小便をしてる間に取り残されて、先に車に戻っていたらしい。
おれとNは顔を見合わせると廃病院の受付まで走った。
誰もいない……「逃げよう」Nが呟いた。

帰り道、後部座席で怒っているSに今あった出来事を説明したが、全く信じない。
「幽霊もどうせならSを怖がらせればいいのに」、後ろに聞こえないように言った
Nの言葉に、おれは静かにうなずいた。
次で二十六話目ですか。
俺の実体験です。あんまり怖くないです。
幼少の頃、九州のある県に引っ越した直後に見た夢の話。
引っ越して、その県にある母の実家に住むことになった。
もう実家の主であった祖母は他界しており、家はすごく汚かった。
家族三人(兄と母)でその家の応接室に川の字になって夜寝ていたとき、
すごく変な夢を見た。
越してきたばかりであるこの家の応接室に夜爺さんが現れて、変な儀式を
始めるという夢だ。
「#######(変な呪文)オキヨよ出でよ!!」
と唱えると、変な日本人形が出現して家を掃除してくれる。
今思い出してもわけが分からない夢だった。
昔見た夢なんか忘れてしまって当然だと思う。でもこの夢だけはぼんやりと
覚えていた。
高3の夏の時、越してきてもう十年も過ぎたある夜。
兄の友達が遊びに来て、三人でゲームをしていた。ゲームは応接室においてある。
で、ゲームもあらかたやって、退屈しのぎにその友達が
応接室にあるいろんなものを手にとったりして眺めていた。
何年も暮らしてきた俺たち兄弟は、今までその部屋に置いてある物になんて、
一度も興味を持ったことが無かった。
部屋を物色している友達を傍らに、その時俺は兄と二人でゲームをしていた。
友達が言う。
「おい、この部屋に置いてある日本人形には、全部名前が付いてあるぞ。」と。
ゲームに夢中であんまり聞いてなかった。
「え、確かに三体置いてあるけど、まさか名前が付いてたなんてねえ・・。」
って、兄が答えた。
「ああ。ほら、御雪、御菊、御清って。」
そのときあの夢を思い出した。御清ってあのオキヨ?
何でかは分からないけど、背筋が凍った。その時はもうゲームどころじゃなかった。
あの夢は、一体なんだったんだろう・・・・。
27話目、お話させて頂きます。
私が中学3年生の時。当時霊感がMAXで、軽い霊体験は日常茶飯事でした。

ある夜、いつものようにベッドで寝ていたのですが、胸が苦しくて目が覚めた。「・・・息ができない」
寝呆けたまま胸をまさぐってみた。
ああ、なんだ。胸の上に腕を置いてたんだ。そりゃ苦しいはずだ。どかそうどかそう・・・え?

私はその『腕』を両手でつかんでいた。状況がのめず、じっくり触り続ける。
まず、『腕』は壁からはえている。血管が浮き出ていて、少し筋肉質。肌の感じでは年令は50〜60くらい。
そこでやっと声がでた。
「ぎゃぁぁぁぁぁ★V(CZR◎@※∨@ (ry」
誰も信じてくれなかったけど、あの感触は一生忘れない。
104あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/11 17:41 ID:apLEymtM
>>91-92
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>>94-95
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>>97
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>>104
106あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/11 18:14 ID:HVWS1bke
28話目?

当時、専門学校生だった僕は大阪のボロアパートで一人暮らしをしてました。
部屋は一階でとても薄暗く、一日中日が当たらない為やけにカビ臭かった事を覚えています。
その日は、昼間学校、夜は近くのファミレスで11時までバイト。
くたくたになって部屋に帰り、風呂にも入らずすぐ寝ました。

‥その夜、ぐっすりと寝てると、突然ドアがもの凄い音を立てて僕は目が覚めました、
突然の事にまだ意識が朦朧としていると部屋のなかを何人もの人間が土足で踏み込む足音が
『ヤバイ!』と思った瞬間に僕はようやく理解する事が出来ました。
「人間じゃ無い」その証拠に自分の体は指一つ動かせません、既にかなしばりの状態でした。

なんとか必死にもがいてみるも、一向に動ける気配は無し。
その間にも、複数の気配が自分の周りを取り囲んで居る様に感じます
(あくまで目が見えないので感覚だけです)
何かが自分を取り囲んでいる!自分の周りを動いている!(飛んでいる?)
とてつもなく慌てている僕が次に解った事、その何か達は自分を取り囲みぐるぐる回りながら何かを
大きな声で叫んでいるのです。
その声がだんだん大きく、気配が近くなってくる、耳元で何かを叫んでいる!
彼らが叫んでいた言葉が理解できた瞬間、僕は気絶しました。

彼らはお経を唱えていました。


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107あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/11 20:43 ID:etDDLGjY
あげ
29話目いきます。

まだ実家に住んでた頃、兄貴と部屋が隣同士でした。
夜中にぼんやりとテレビを見ていると チリーン チリーン と
鈴のようなものが鳴る音が聞こえてきたんです。
どこか遠くで消防団が鳴らしているのだろうと思いその時は
全然気にしなかったんですが、しばらくたってまた
チリーン チリーン と音が鳴り始めたんです。
あれ?家の中から聞こえる?急にそう思いました。
ゆっくりとドアに近づくと確かに廊下から聞こえるような・・・
意を決して廊下に出ましたが当然そこには誰もいません。
部屋に戻り何だったんだ?と考えているとまた廊下から
チリーン チリーン と聞こえ始めました。
しかも今回はギッ ギッ という誰かが歩くような音まで
鳴っていました。
頭に虚無僧や七人岬とかいろいろ駆け巡りましたが
恐怖より好奇心が勝ってしまい、音が丁度自室のドアを
通り過ぎたあたりで勢いよくドアを開けました。
と同時に兄の部屋のドアも開いたのです。そこには
びっくりした表情の兄。兄にも鈴の音が聞こえていたみたいです。
結局幽霊の姿などは確認できませんでしたが兄と同時に
不思議な体験をすることは出来ました。
その後、家を出るまで不思議な現象は一度もありませんでした。
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ところで>>1
お前 100話完走した時の何かイベントなりおちなり考えてるんだろうな?
もし何も考えてなかったら お前と彼女のセックル動画upしてもらうからな!
最悪でもお前の顔晒しティムポ写真だぞ。
今のうちから必死こいて考えとけよ。
111あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/12 05:18 ID:F69N9mCz
次は30話目ですよ〜
では、私が語りますよ〜

私が幼稚園の頃の話。

家の中に陽が差して明るかった記憶があるので、昼間だったと思います。
私は母と台所にいたのですが、そのまま廊下を通り、居間へ向かって歩いて行きました。
そして風呂場の前を通ると中から
「フンフ、フンフ、フーーーン…」
と妙にリズミカルで楽しそうな鼻歌が聞こえて来たのです。
その時、父と兄は外出中、母は台所におり、誰が居るのかと
不思議に思った私は風呂場のドアを開けて脱衣所へ入ってみました。
すると中で誰かがシャワーを浴びている音がするのです。
今もし同じ体験をしたら、きっと恐ろしく感じるのかもしれませんが
その時はちっとも恐く感じませんでした。
風呂場のドアをこっそり開けて中を覗いてみると、裸で
シャワーを浴びている金髪の外人(おじさん?)がいました。
後ろ向きだったんですが。。。頭には白い角が1本ありました。
私は「あ〜、お風呂に入ってるから邪魔しちゃわるいなあ」
と思ってそのままゆっくりドアを閉じ、台所へ戻りそのことを母に
伝えると、ものすごく驚いた母は包丁を持って(プ 風呂場へ見にいきました。
戻って来た母は「なによ〜、誰もいなかったよ〜」と大笑いしてましたが。

あれは誰だったのか、今でも不思議です。

んじゃ次はオイラがインドネシアの日イ合同キャンプで体験した恐ろしい話をば・・・
あれは年に1度の日イ(インドネシア)合同キャンプの日でした。若かりし頃のオイラはそろそろ就寝の時間になっても、寝れるわけないやろと思い
友達のH君とZ君とともに旧校舎(その日はだれもいない)に先生の目を盗んで探検に行きました
しばらく進むと旧校舎は2ブロックに分かれているのだが、その奥の方に入った瞬間急に暗くなり流石のオイラも失禁寸前状態でしたが、H君がいきたいというので仕方なく行きました
その時突然黒い影が天井から飛び出しました!
いや、只の蝙蝠だったんですけどね(;´Д`)
それで悲鳴を上げたZ君をはやし立てて、すこし調子こいたんですねオイラ達そのままズンズンと奥の方に行きました
一番奥にはプールがありました。
ええ、もちろん知ってましたよ。プールがあることくらい
ただ、シャワーが夜でも出しっぱなしになっている事は知りませんでした。
なんだかザーザーって音を聞いてると意識が遠のいてきたんですね
H君とZ君も目がうつろでしたね。
その頃オイラは霊感とかなかったけど、流石にヤバイと思って少しでもプールから離れようとしたんですねハイ。
足が動かないんですよ・・・まったく
正直このまま気を抜いて意識を吹っ飛ばしてしまおうかとも思いましたよ
それで、みちまったんですよ・・・
○○○○○○○○○○○を、
あのまま逝くとオイラはアボーンしてたでしょう・・・
幸いなことにオイラ達がいないことに気付いた先生方が来ていました
懐中電灯の光を浴びたとたんオイラ達の意識は一気に戻りました。
ぶっちゃけ先生たちの顔は焦ってました
抱きかかえられるようにしてオイラたちは保健室につれてかれ、そのままアボンしました。
次の日、日イ合同サッカー大会があったんですけどね
旧校舎側のグラウンドは使いませんでしたよハイ(−−;
何故かって?
プールの隣にあるからですよ・・・・

後日カリヤワン(掃除する人)に聞いたところ
ああ、あそこは俺たちも掃除しないんだよね夜はと言ってました
>>112
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>>113
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115あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/12 08:42 ID:D2Gf8dDi
>>113
無粋な質問させてもらうけど、「○○○○○○○○○○○」って隠す必要は
あるの?前後の展開として、霊現象とゆうよりは催眠or毒ガスが原因って事でも
片付いちゃいそうなんだけど?答えを連想させるキーワードも無いし、しかも
○が長いし・・一応、当てはまるの考えたんだけど「シャワー浴びてるオカマ」・・ 
せっかく書いてもらってケチつけるようでメンゴチャイ m(__)m
116113:04/05/12 08:56 ID:D/BziSZt
ごめんなさい調子こきましたオイラ_| ̄|○
いや、○の中身はどうしても書きたくなかったので・・・
とりあえず文字数だけでもと思いまして|ω・`)
あとあの事件以来恐怖体験を良くする様になりました(;´Д`)
117あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/12 10:59 ID:hTWOFqR1
では次私いきます
これは私がまだ小学2年ぐらいのときです。その時異様にクラスの中で流行っていた
声を録音して再生できるぬいぐるみ(別名しゃべるぬいぐるみ)が欲しくて父親にねだり
ゴリラの縫い包みをある日もらいました。
ほぼ毎日それで自分の声を録音しては再生して遊んでました。遊びだして数週間後、夜
寝ていると激しい暑さで起きてしまいました。物凄い熱気で汗が滝のように
流れているのですが二段ベッドの上の段で寝ている弟は大丈夫そうでした。なぜか
私の周りだけ異常なほど暑いのです。よく理由がわからないまま、寝ぼけていたこともあり
母親の寝室に行きその日は寝ました。明くる日、学校から帰った後、
またお気に入りの縫い包みで遊ぼうと録音ボタンを押し自分のしゃべり声を録音しました。
そして再生すると・・

「ううあああああぁぁぁぁぁ ううぅぅ」
といううめき声が。しかもすごい叫びごえがったので内蔵のスピーカーの音が割れて
ビリビリという破裂音のように混じって聞こえました。しかも10秒ぐらいしか録音
できないはずが延々と叫び声が続いていました。
びっくりした私は怖くなってベランダから縫い包みを放り投げました。
その夜両親にその話をすると母親は「故障か何かに決まってる」と
取り合ってくれませんでしたが父親はなぜか黙っていました。
そしてあれから十数年たった最近、ふと思い出し父親にあの時のことを話してみました。
すると彼は「実はあの縫い包みは知り合いの人から譲ってもらったんだが元の持ち主は
事故で死んだその家の女の子だった」とのことでした。父が知り合いに私がしゃべる縫い包みを
欲しがっているというとくれたそうです。その家の女の子は大の縫い包み好きで溢れるほどあったので
大切に使ってもらえるなら・・ということで私に渡りましたが・・
ベランダから川に捨ててしまいました・・。
ああほんと思い出があるものは恐ろしいです。
怖くなくてすみません。
いえ、充分怖いです……。
119冷燗少年:04/05/12 12:23 ID:6GtXu3pm
人形で思い出しました。
子供の頃、自分の部屋のタンスの上部はガラスのショーケースみたいになっていて、
両親が集めた日本人形が飾ってありました。その中のひとつに着物を着た女の人が立って巻物を読んでいる
人形があったんです。大きさとしては20〜25cmくらいのそれほど大きなものではなかったのですが、
その人形・・・・しゃべっていたんです。っていうか、夜になると紅を塗られた赤い口が動くんです。
当時、視力は2.0以上で遠くの細かい字まで読めるくらいに、目が良かったんです。しかし、ベッドに横になって
人形を見ると、口が動くんです。っで、近くに行くと、全く普通の人形で口が動いた様子は全くないんです。
とうとう、怖くなってその人形を後ろ向きにしてしまいました(本当は捨ててしまいたかったのですが、
親に怒られると思い、そうしました)。
そして、大人になり、実家を出て、生活するようになったある日のこと、夢に出てきたんです。その人形が、
そして、何かを訴えるようにこちらを見るんです。「あっ」と思い、実家に電話して、「あの人形を押し入れから出してあげて」というと
、「だいぶ前に捨ててしまった」との返事・・・。
あの人形は何を訴えていたのだろう・・・・。

済みません、怖くなかったですね。
120あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/12 13:12 ID:jtisLQMU
>>118
>>119
人形が出てくる時点で色んな漫画やら映像やら思い出して、もう…(;´Д`)
えー…次で34話目です。
以前、深夜残業が何ヶ月も続いて、毎晩のように終電で帰っていた時期があった。
その晩も終電を降りた俺は、クタクタな体に鞭打って自宅に向かう長い上り坂を
今にも止まりそうな足取りでだらだらと上っていた
俺以外に歩行者の姿はない。
道の両脇は閑静な住宅街。
この時間ともなるとどの家も灯りが消えていて
不気味なほどに静まりかえっている。
この坂を上りきると、今度は急な下り坂になる。
今まで苦労して上った分を今度は一気に下っていく。
爽快感とともに「今までの苦労はなんだったんだ」と一抹の空しさも。
そしてその坂を下りきったところに俺の住むアパートがあるんだ。
思えばけっこう過酷な通勤ルートだ。
そうこうするうちに、やっとこさ坂のてっぺんのあたりにたどり着いた。
「さあ、こっからは重力に任せて降りていくだけだ。一気に行くぞ!」
俺は坂の下を目指してスタスタと歩き出した。
が、「・・・ん?」何か違和感を感じてすぐに歩をゆるめる。
坂を下りきったところで何かが動いてる。
「なんだありゃ?」
122121:04/05/12 13:37 ID:n16M7zxc
白くてうすっぺらい、何か紙のようなもの・・・?
まるでひらひらと泳ぐように宙を漂っている。
風でチラシでも舞ってるのかな?
いや、違う。今夜はほとんど無風といってもいいくらいの穏やかな夜だ。
それにその紙のようなものは、風で乱暴に吹き飛ばされているのではなく
実にゆったりと優雅に右にひらひら、左にひらひら、海中で遊ぶエイのような動きで
そこを漂っているんだ。
まるで自分の意思でそうしているかのように・・。
「まあいいや。近くで見れば正体もわかるだろう」
疲れきってて早く帰りたい一心の俺は、眼下に見える正体不明のソレをよそに
無謀にも坂下に向かってずんずん歩いていった。
だんだん近づいてくるソレ。
ん〜やっぱり紙みたいだな。あれ、何か描いてある。
ええと、目・・・鼻・・・口・・・
どうやらパーツだけが描かれた輪郭のない人の顔のようだった。
誰かの似顔絵か?それにしても紙面いっぱいに顔のパーツだけ描くなんて
変わってるな。
っていうか、あの紙よく見たら四角じゃなくて楕円じゃん。
てことはあの紙自体が輪郭になってるわけか。
123121:04/05/12 13:38 ID:n16M7zxc
俺は立ち止まった。
目の前の異常な光景を目にして思わず固まったのだ。
ソレが俺を見ている。
先ほどまで優雅に波打ちながら泳いでいたはずのソレは
今はぴたりと止まったまま浮いている。
そして紙面に描かれた「顔」はまっすぐ俺のほうを向いていた。
その目はじーっと俺を凝視したまま動かない。
何これ?ちょっと待て、状況が把握できない。これはいったいなんなんだ?紙のクセになんで俺を見てやがる。
そのとき気付いた、この目、妙に生々しい。眼球がぬめぬめしたように光ってる。
いや、目だけじゃなく鼻も口も、絵にしては妙に肉感的だ。ありえない。
あれは、絵・・じゃないだろう・・。
すると無表情だったソレの顔にほんの少し変化が現れた。
獲物を見つけた肉食獣のように、一瞬瞳孔が大きくなったんだ。
次の瞬間、俺は走り出していた。
もちろんソレとは反対方向、今下ってきた急な坂を
今度は猛ダッシュで駆け上がった。
124121:04/05/12 13:38 ID:n16M7zxc
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!これぜってーヤバイって!
息をとめて(息をするのも忘れて)一気に駆け上った俺は
呼吸のために坂の中ほどで一度止まって恐る恐る振り返ってみた。
・・・・来てるよ!!
まるで地面を這うように低空飛行でソレが坂道を上ってくるのが見えた。大きく波打ちながら。
顔が見え隠れしてる。その顔がなぜかすごく嬉しそうに笑ってる。
さっきとはまるで別人だ。
目をくわっと見開いて口を大きく開けて、俺めがけてまっすぐに泳いでくる。
何がそんなに嬉しいんだよ。・・ああそうか、お前、俺に会いたかったんだな。
それであそこで俺を待ってたのか。そうだろ。わかったよ、もう逃げないよ、よしよし、ハハ・・・

すぐ目の前に迫った「顔」が俺に向かってクワッと真っ赤な口を大きく大きく開けた。
なんだお前、歯並びいいなあ・・。
125121:04/05/12 13:40 ID:n16M7zxc
気付くと俺はアパートの階段の下に倒れていた。
すでに空が白みかけてて、近くですずめがちゅんちゅん鳴いてすがすがしい朝だった。
あれから俺自身にこれといった変化はないし、しばらくして仕事の都合で他県へ引っ越したので
あれ以来「顔」とも遭遇していない。
たぶん、もう俺は必要なくなったんだろう。
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一人で山奥に釣りに行ったときの話。
途中山越えがあったのだが、山道に入る頃にはもう
辺りは真っ暗だった。しかし他に車が走って無かったので
グネグネとした曲がり道を快調に飛ばしていると遠くに赤い光が見えた、
その光は左右にゆらゆらと規則的に揺れている。
最初は車のバック・ランプかと思ったが、その場から動かないし
前のほうにヘッドライトの明かりも見えない。
だんだんと赤い光に近づいていくと、その規則的な動きから
人形だと言うことが分かった。工事現場とかにある警備員の
形とかをしたあれだ。
赤い光を何となく目印にしながら山道を登っていると大きな
カーブがあり一瞬視界から赤い光が消えた。しかし、もう一度
カーブを曲がり赤い光を探したがどこにも無い。あれ?、
不思議に思いながら山道を走っていると突然、山肌の雑草の中に
青い警備員の人形がライトで照らされた。
頭や胴体に穴が開き、泥で汚れてキタナイが確かに青い服を着た
警備員の形をしてる。だがおかしい。自分が予想してたのは
片方の腕が赤いライトを持ち規則的に左右に振っている姿だ。
しかし車のヘッドライトに照らされているのは明らかに「仕事をしていないゴミ」と
化した人形だ。当然赤い光など放ってはいない。
「もしかして人魂とか・・・?」
しかしはっきりした事は分からないので、気にしないことにして
山道を走り去りました。山を降り切るまでは内心ビクビクでしたが。
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age
130あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/13 09:50 ID:gPAScfqo
はげ
13191:04/05/13 13:39 ID:nDbjNLaZ
もう僕の番?

じゃあ、話すよ…

僕が通っていた中学は、常に「出る」という噂が絶えない学校だった。

ある日、部活で遅くなった僕は、部室の鍵を職員室に返しに行ったんだ。
宿直の先生がいるはずなのに、いなかった。
でも、鍵は先生に手渡さないと怒られたので仕方なくまってたんだ。

五分くらい待ったかな。
先生、帰ってきた。若い男の先生で、いつも日焼けしてたのに、その日は顔が真っ白だった。
「先生、どうしたんですか?」
「…木工室で…落ち武者が…」
学校の裏山は戦跡だったから、落ち武者は以前から目撃されていた。
「大丈夫ですか?顔白いですよ。」
先生は大丈夫だと言い張った。僕も友達を待たせていて、それに怖かったから急いで帰ったんだ。

それから三日して、先生は裏山の桜の木で首吊って死んだよ。
ちなみにその落ち武者をみた人は、必ず「首が無かった」って言うんだ。

終わりです。
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36/100
僕が通っていた中学は、常に「出る」という噂が絶えない学校だった。

ある日、部活で遅くなった僕は、部室の鍵を職員室に返しに行ったんだ。
宿直の先生がいるはずなのに、いなかった。
でも、鍵は先生に手渡さないと怒られたので仕方なくまってたんだ。

五分くらい待ったかな。
先生、帰ってきた。若い男の先生で、いつも日焼けしてたのに、その日は顔が真っ白だった。
「先生、どうしたんですか?」
「…木工室で…落ち武者が…」
学校の裏山は戦跡だったから、落ち武者は以前から目撃されていた。
「大丈夫ですか?顔白いですよ。」
先生は大丈夫だと言い張った。僕も友達を待たせていて、それに怖かったから急いで帰ったんだ。

それから三日して、先生は裏山の桜の木で首吊って死んだよ。
ちなみにその落ち武者をみた人は、必ず「首が無かった」って言うんだ。

※この話を読んだあとはこのスレをコピペでもいいので10分以内に掲示板へ5回貼ってください。さもないと病気になります・・・
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37/100

>>134
そういう「不幸の手紙」系のオチは一気に萎えるから意味ないぜ。
たぶん調子にのって付加したんだろうがね。
136あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/14 13:50 ID:FIIAt9Hk
38/100

以前、彼女の親戚の家で夕食をごちそうになった時の話。
食事が終わり、皆で団欒してる時に
ふとその親戚が『そういえば‥』と切り出してきた。

話によると、霊媒体質の親戚は体に不調を覚え、高名な霊能者に相談に行ったらしい
そしてその霊能者曰く、
『あなたの数代前の先祖の一人に、霊としてこの世に残っている方が居る、その先祖は良い
霊では無い、力を持ち人々に影響を与えている』との事。
その霊能力者の処方により、親戚の体調は治ったのだが後日に、
『その先祖は人に憑き、気が向けば新たな他人に乗り移る』と言われたらしい。
話は盛り上がっていたが、夜遅くなった事もありその日は丁寧に礼を言って彼女と帰宅した。
その晩は彼女の家に停まらせてもらう事にして早々に床に着きました。
しかし深夜になると、急に息苦しさを覚え目を覚ますとそこには、
ベッドの真上にあるロフト部分に腰掛けた、痩せて筋張っていて真っ赤な体をした男が
黄色く鋭い目で僕たちを見下ろして居ました。

記憶にあるのはここまでで、その後は朝迄ぐっすりと寝ていました、
一緒に寝ていた彼女に昨夜の事を聞いてみると、何も感じなかったらしいが
ともかく俺が酷くうなされていたとの事でした。
その後は何も変わった事はありませんが、あの男の僕たちを見下ろしていた目だけは
今も忘れる事が出来ません。

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137あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/14 17:55 ID:b9ZZ82VT
まった。36話は既出なんでノーカウントで↑が37で。
馬鹿馬鹿しいのでレス終了
俺はかな〜りファンだぞ、このスレの♪
プッ
>>138,140
トントンツートンツー ツーツー ツートントン トントンツートントン トントントントン ツーツートントン
トントントンツートン トントントン トンツートンツー トントントントン ツートンツー ツートン
ツートンツートントン ツーツー ツーツーツートン トントントン 。
トントンツートントン ツートンツートンツー トンツー   トントンツートントン トンツー トンツーツートン
トンツートン ツートントンツートン ツートントンツー トントントンツー ツーツートン トンツー ツーツー
ツートンツーツー ツーツーツー   トントンツーツー ツーツー ツートンツートンツー トントンツートンツー
トントン ツーツートン トンツーツートンツー   ツートンツーツー ツートンツートンツー ツートンツーツー ツーツー
トンツートントントン ツーツーツー トントントン ツートンツー ツートン ツートンツートンツー トンツー ツーツー
ツートンツートン ツーツートン ?
ツートン ツートントンツー ツー ツーツートントンツー ツートンツートンツー トントンツートンツー ツートンツートンツー
ツートンツートントン ツーツー トントントントン ツートン トントン
トンツーツーツー ツーツー ツートンツーツー
( ´,_ゝ`) < トントンツーツー ツーツートントンツー ツートントンツー
142あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/14 21:28 ID:vqF1RNzp
!!
>レス終了


  レ  ス  終  了  
>>141
そこっ!モールス信号でヒソヒソ話はやめなさい!
誰か〜〜まだあ??
145あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/15 17:08 ID:HuJKIHZt
ボ、ボクでいいかな?

これは、父の友人が若い頃に体験した話らしいんですけどね、彼は、その当時大学に
入学したばかりで、六畳一間の古いアパートを借りて住んでいた。仕送りはあまり無く、毎日
大学の講義の後は夜遅くまでラーメン屋でアルバイトをして、くたくたになって
部屋に帰ってきてはバネのへたった木のベッドに飛び込み泥のように眠るとゆう、始まったばかり
の慣れない生活をしていた。
そのアパートで暮らしはじめて、一月も経たない頃から彼の身に変化が起こるようになった
と言っても、たいした事ではなく毎日朝、目が覚めると、ベッドから落ちて床で寝ていたといった
些細な事だった。彼は、それまでそんなに寝相が悪かったおぼえも、寝相が悪いと誰かから
言われた事も無かったらしいのだが、その事自体はさして気にもしなかったようだ。ただ、毎日
床で寝る日が続いて、さすがに疲れがとれないのは大学とアルバイトに響いたようで、ある日
大家さんから借りたトンカチ・ノコギリと、近所の建築現場でもらった木材でベッドに転落防止の
柵を取り付けた。
これでもう、落ちる事はないだろうと安心して、その日ベッドに潜りこんで眠りについた彼は
深夜、今迄感じた事の無い寝苦しさで目を覚ました。気がつくとベッドの隅で、柵がある事で
かろうじて転落していないような状態だった。
146あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/15 17:10 ID:HuJKIHZt
つづき・・
その一瞬は、『柵をつけておいて良かった』と思ったようだが、直後に鳥肌の立つ違和感
を感じた。小さなシングルベッドの隅で横になっている自分の隣に、もう一人分の何かが
並んで横になっている気配があった。彼は、その『何か』に自分が目覚めた事を悟られるのを
恐れ、また、得体の知れない恐怖感で身動きがとれなかったのだが、『正体を確かめねば』と
ゆう思いで、恐る恐る、目だけをその『何か』の方へ向けた。瞬間、彼は更なる恐怖で全身が
引きつった。自分の横には、真っ黒な人の形をした『影』のようなモノが横たわり、
その、頭ととれる部分についた、黒々としたビー玉のような大きく開いた目が彼の目を見ていた。
彼は飛び起きてパンツとランニングの格好のままアパートを飛び出し、隣町で下宿していた父の
もとへ駆けつけ、その体験を話し、そのまま父の部屋に泊まり、翌日、彼はアパートの大家さん
にも昨夜の出来事を話すと、その部屋では数年前に自殺があり、その後ずっと借り手がなく、
ようやく借り手がついたのが、彼だった事を教えてくれたとゆう。
その後、大家さんは『続けて住んでくれるなら3ヶ月分の家賃無し、とお祓いの費用も出す』
と持ちかけたようだが、彼はそれを断り、暫く父の部屋で生活し、『只でさえ狭い部屋
だったから大変だった』と、また『あの目はこの世のモノの目じゃなかった』と
言っていました。

この話、聞いた時は話し方でなのか、かなり怖くて暫くは寝る時に電気消せなかった
んだけど、こうして文章にすると、そんなに恐くないでつね。長文スマソ。
147あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/16 04:10 ID:WYC7VS1j
>>145 >>146
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38/100
うし、寝るか?
149あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/16 04:18 ID:WYC7VS1j
>>148
そうしよ!オヤスミ・・
39話目いくわ。
たいした話じゃないし、どっちかというと不思議な話。
いつも行くコンビニがあるんだけど、道の途中で必ず鈴の音が聞こえる。
一度聞こえたところからしばらく歩いたところでも、耳のすぐ側で聞こえる。
怖くなってダッシュでコンビニに行き、呼吸を落ち着けて買い物をすまし、
元の道を帰ると再び、ちりりんちりりん。。。
家に着き、自分の部屋に入ったところで再び、ちりりんちりりん。
耳のすぐ側で鳴る鈴。
そしてこの話は終わり。
151冷燗少年:04/05/17 21:23 ID:ZXy9E/pN
学生時代によく心霊体験ツアーと称して、いわゆる心霊スポットを車で回っていた。
その中で、一番やばかったのは八王子の高尾の方にある真○道という宗教団体の寺のようなところ。
駐車場に車を止めて、びっくり!!子供たちが走り回っている!!写真を撮ると走っている子供の姿がばっちりと。
階段を昇っていくと途中に母子観音像があって、その上に本殿があるのですが、母子観音像に着く前に僕は「やばい!!」
と思って、階段の途中で女の子と二人で待っていました。仲間のうち、2人が母子観音像の方へ階段を上って行きました。
しばらくすると、階段の上から足音が聞こえました。それは一緒に待っていた女の子も聞いていたので、「やっと帰ってきたよ」と
女の子と話していました。僕らは母子観音像の方にいっていた仲間二人が帰って来たと思っていたのですが、
足音は近づいてくるのに姿が見えないんです。そして、その足音だけが僕らの立っている横を通って、階段の下のほうに通り過ぎていきました。
一緒にいた女の子と二人で顔を見合わせて、「今のは何?」と話していると、また、上から足音が聞こえてきました。
今度は上に行っていた友人達でした。友人達も母子観音像のところで不思議な体験をして、逃げてきたそうです。
あそこはマジでやばいです。その後も何回かいきましたが、毎回、不思議な体験をします。
152あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/19 09:41 ID:fkRVfedJ
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153terubou:04/05/19 13:35 ID:ITBO8g8f
初めて書き込みます。
怖くなかったらすみません。

友人の兄の話です。
その日は家族がみんな出かけていて、友人の兄(以下兄)は自宅で一人ゴロゴロしていたそうです。
その時にたまたまだとは思うのですが、自殺してしまった某アイドルのアルバムレコードを
リピートして聞いていたそうです。
兄の家は公団住宅の4階で、家の間取りは玄関を開けるとまっすぐに廊下が続き、
左右に部屋やバスルームなどがあり。突き当たりにリビングがあります。
兄はリビングでレコードを聞いていたそうなんですが、兄は霊感も結構あるらしく、
その時も何かを感じたらしいのです。
あたりを見回すと玄関の入り口にひざ位まで来るのれんがかかっていたのですが、
その下から、足が見えていたそうです。髪の長い女性の足が・・・。
兄は、「まずい」と思い注意を逸らそうとレコードに集中した時に、ふと気付いたそうです。
何十分も同じ曲が繰り返し流れていたことに。
それからしばらく兄は金縛りにあい、解けたときにはもうその女性は居なくなっていたそうです。
そして、後日友人がその話を聞き、「なぜのれんがひざまで来ていて顔も見えないのにその女性の
髪が長いと思ったの?」と聞いたら、のれんの下から「足首まである黒い髪の毛が見えていた」ということでした。
18年前の4月8日の出来事だそうです。
154あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/19 14:05 ID:erORlc5G
これは7・8年前俺が体験した唯一の話です。
外は大雨で台風に近いぐらいの風が吹いていました。
当時上京したばかりで友達も少なく、同じ地方から上京していた友達のアパート
に遊びに行っている時のこと。
夜もだいたい10時回ったぐらいだったでしょうか、二人でゲームをしていると、
テレビの横にある電話が突然「プー」と鳴り始めました。受話器は置いたままなので、
スピーカーホンを押した状態です。
ん?と二人で顔を見合わせて暫く電話を見ていたら、今度は「ピポパピポパ」と
電話が勝手に電話をかけはじめたんです。
突然のことなので状況が飲み込めず、友達に何だよこれ?と聞いても友達も
状況が飲み込めず、ただじーっと電話を見つめたまま首を横に振ってました。
それでいったいどこにつながるんだ?様子を見てたら「プルル」「ガチャ」
おい!つながったぞ!と俺。「おかけに電話現在03−○○○○−○○○○にかわりました」
よかったぁ、変な声でも聞こえてきたらどうしようかと思っていたら今度は電話が切れない。
電話を切りたくても怖くて電話に近づけず、お前切って来いよと押し合っていましたが、
いつまでたってもらちがあかないので、うし!俺も男だ、電話に近づこうとした瞬間に
電話は切れました。
何がだかさっぱりわからず、あまりにも怖かったのでボーとしていたら、
友達が「あ!今の電話番号うちの番号だ」と言い出し俺もそれに気づいて、
血の気が引いていきました。
それから数ヶ月そこで暮らしたんですが、変わったこともなく無事に生きています。
いまだに何なのか解らない不思議な体験でした。


あんまり怖くはないですね^^;

155あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/19 15:43 ID:Bd2KX0Qg
「怖くないかもしれませんが」とか「怖くない話ですけど」とか書かないでくれよ
怖いか怖くないかなんて他人が決めることなんだから、
書く人が先に言ったらしらけるだろage
「怖くねーよ」と言われるのが怖いから先に予防線を張ってるんだよ。
気持ちはわからんでもない。
俺としては「怖くない、面白くない」と言った類のレスをわざわざ書き込んだりしないから
そんな予防線は必要ないよ、と言ってあげられるんだが・・。
まずは吹き消そうヤ。

ω       〜 フッ
旦  → 旦
>>157
ちょっと待て、オマイは今何を吹き消したんだ?
きっと羞恥心だよ…
どなたかの・・・お稲荷さんさ♪
京ポンっつーかクラシックのデフォだと最初の一行で省略されてしまって
まさにおいなりさん吹き消してようにしか
見えなくてワラタ
162あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/21 10:48 ID:CGmZuTBf
>>152
>>153
()    . フッ…
[] → []
163あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/22 02:46 ID:rGXv1ufH
はじめてのかていか

7がつ5にち
 きょう、はじめてかていかをならった。ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。
 せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。
 はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。1ぱんはごはんをたいた。2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。ぼくは3ぱんです。
 じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。
 じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。カレーのルーをいれた。しばらくしたらカレーができた。やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。
 がっこうのかえりにびょういんにいった。ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。うれしかった。
「そのときはいもうともいっしょよ」といった。
 いもうとは、ともよというなまえだ。ママはともよをうんだので、びょういんにいる。
「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。
 もうちょっとおおきくなったらたべるとママはいった。
 おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。

>>163

()    ()() 1up!
[] → [][]
165あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/22 08:57 ID:aD7nDRI9
>>163の意味が判らない歳になりましたぁ・・・ヒロシですぅ
だめだ〜カレーに味噌汁?献立下手じゃんとか
ごはん炊くだけなんで一斑楽すぎとか変なとこばかり気になる。
そう それは何時もどうりの 満月の夜だったんだ
男友達5人ぐらいで 集まり友人の家で遊んでいたときだった
誰かが怖い話を始めたんだ そうして盛り上がっていると その内の一人が
窓の方を見たまま固まっている 声をかけても 生返事をするだけ
どうしたのかと 窓の方を見ると そこには 有り得ないはずの人影 ここは 3階しかもベランダは無い
あわてて ろうそくとお線香を付け しばらくすると人影は消えたんだが
後日 その話をすると 怖い話を始めた奴が誰だかわからない
皆「 A君が始めた」「いやB君だったよ」と 一致しないんだよね
>168
そう、そこに居たのは1さんです。
この世の者ならぬ1さんによる壮大な釣りです。
みんなに100話語らせておいて、己の力を うわぁー
170エレベーター1:04/05/23 15:46 ID:wp27nH4F
ひとつ思い出した。

10年ほど前俺が浪人時代のとき某K○井塾に行ってた奴から聞いた話。

ある日、そいつ(A)は集中して自習でもしようと早めにK○井塾に行った。
上ぼりのエレベーターに乗ろうとボタンを押して待っていた。やっと降りてきて扉が開いた
んだが、その中の光景にAは唖然とした。

エレベーター内に机と椅子を置いて、個室状態で自習してる奴がそこにいたそうだ。
真面目そうな青白い顔のそいつは、そこが正しい自習室かのように一心不乱に単語帳を
めくってたらしい。
呆然としてる間に扉はしまってしまい、また上に上がっていってしまった。
171エレベーター2:04/05/23 15:47 ID:wp27nH4F
・・・えぇぇぇええええ?
今のはなんだったのか。寝不足で幻想でも見たのか。とりあえずもう一度ボタンを押して
エレベータを呼んで待ってたら、そこにそいつと同じクラスの奴Bが来た。
「お、お前も自習か?」声をかけられてそいつはやっと我に帰って、今見た光景を
まくしたてたらBに爆笑された。「朝から面白い話すんなよ腹いてぇ」
チーンと音がしてエレベーターがまた開いた。笑ってたBが中を見て黙った。
やっぱり乗ってた。幻じゃなかったらしい。そして中の奴は相変わらず何事もない
かのように自習してたそうだ。

AとBが今度は2人でかたまってる間にまた扉が閉まった。な、見ただろ?あれ本物だよな?
Aが言うとBはあの中の奴に話しかけてみようぜと今度はテンション高くエレベーターの
ボタンを押した。また扉が開いてそこに奴がいた。「あのーここエレベーターなんすけど?
乗れないんだけど?」
Bが話しかけた。そいつは何も聞こえてないようにわき目も振らず単語を覚えてる。
「おい!!聞いてんのかよ!!!」全く反応なし。
なんとなく気味悪くなった二人は腹をたてつつもあきらめて階段で上った。
172エレベーター3:04/05/23 15:48 ID:wp27nH4F
その後Aが収集した予備校内の噂によると、なんでもそいつは志望校に滑ってノイローゼ気味の
名物だったそうだ。まともな説得に応じられる状態じゃなかったらしくなんとなく
放置されてたらしい。放置する予備校側もどうかと思うが。
しかしある日を境にそいつはふっつり姿が見えなくなった。
自殺したそうだ



引用ならアドレス貼れば一レスですむよ。
174:04/05/23 22:00 ID:+KySOEqj
俺も話していいかな?勝手に話すよ。
俺昔は探検が好きでさ、心霊スポットやら防空壕やら行ったりしてたんだ。友達4人とね。
まあこれはその時の話。

それはBが発見した洞窟だった。近所だったのになぜか誰もしらなくてBに教えてもらうまで行ったことが無かった。
入り口は雑草生い茂る山の中。その日は暑い夏の日だったが、真っ暗な穴の付近だけやたらと寒かった。
入り口は狭かったものの、中は驚くほど広い。懐中電灯を持って俺達は奥に進んだ。
入ってから30分ほど経過したとき、Cが言った。
 「ここっておかしいよな?何なんかな?」
確かに水の溜まった風呂桶やら滝、靴や衣類、果ては鉄格子(?)まで来る途中に妙なものが多かった。
防空壕は行ったことはあったがここはあまりに広すぎる。山全体に蟻の巣状に広がってるんじゃないだろうか。
175:04/05/23 22:01 ID:+KySOEqj
それからさらに30分近く過ぎた。
っていうかすでに迷っていた。
幸いにも出口は多いらしいので、適当に行けば出られそうだ。
しばらくしてCが床にぽっかり空いた穴に落ちてしまった。
「いって〜・・」
無事らしい、一階層下に落ちただけのようだ。
家の二階くらいの高さだ。しかしロープも何も無いので引き上げられない。
話し合った結果、ABがロープを取りに出口へ行く、俺が残るということになった。
Cの話し相手、もしくはABが戻らない場合飛び降りてCと一緒に出口を探すためだ。
さらに何十分が過ぎた。
互いに不安なのかもう何分も沈黙のままだ。
「・・・なんか変な音する。」
と、C。だが俺には何も聞こえない。
「どんな?」
「ピタッピタッって・・なんかやべえってこれ・・・」
「あいつら戻ってきたん?」
「違う・・やべえって・・」
しばらくCは「やべえ」を繰り返していたが、俺を残して無言でバタバタと走って行ってしまった。
176:04/05/23 22:03 ID:+KySOEqj
飛び降りようかと思ったが、何しろ足場が悪すぎる。
Cは無事だったが捻挫でもしたら・・・。
穴の下はそうとう広いらしい、もしかしたら他のルートで行けるかもしれない。
と、そのとき。「ぺタッぺタッ」
聞こえた。俺にも聞こえた。穴の下から、明らかに近づいてくる。
ABじゃない、靴を履いていたらこんな音はしない。すごい恐怖を感じたのを覚えている。
悲鳴を上げずにダッシュした。めちゃくちゃに走っていると、灯りが見えた。
そこには半泣きのAがいた。俺を見つけると心底安堵したような顔で、
「はぐれた・・・何かが・・」
俺達と同じような音を聞いてBとはぐれたらしい。
それからしばらくして、出口を見つけた。
もう入ってからどのくらい経ったのか、辺りはすっかり暗くなり、
BとCも帰ってるだろうと思って俺達はそれぞれの家に帰った。
177:04/05/23 22:05 ID:+KySOEqj
翌朝、BCに会った。俺達よりずっと後に帰ったらしい。
だが何かおかしかった。体験したことが四人とも違うのだ。
A「あの変な音何やったんかな・・?」
B「変な音って?」
俺「ぺタッぺタッって。」
A「そんなんあったっけ?ってかなんでお前(Bに)俺が上で待っとんのにどっか行くわけ?」
C「え?穴に落ちたのってD(俺)だろ?」
B「なにそれ?俺が『三人』とはぐれたあと?」
もうそれ以来あそこには行ってません。
では次の人。
うわ〜、穴さんの話、この中で一番興味そそる。その場所どこなんだろ?
行ってみた〜い。
>>173
170〜172のもんですが、いや、これ俺が思い出した話で、
思い出して嬉しくなったのでガキのように3スレくらいに
書き込んでしまいましちた。メモ作ってあったので貼っつけました。
すでに他で見てたらうざかったかも、あいすまん。
>A「あの変な音何やったんかな・・?」
>B「変な音って?」
>俺「ぺタッぺタッって。」
>A「そんなんあったっけ?ってかなんでお前(Bに)俺が上で待っとんのにどっか行くわけ?」



>A「あの変な音何やったんかな・・?」
>A「そんなんあったっけ?ってかなんでお前(Bに)俺が上で待っとんのにどっか行くわけ?」

??
この数秒間にAは忘れたのか…?

>>179
気にするな。けっこうみんな他で見たとか聞いたとかの話だべ。多分。それでいいかと。
>>180
>A「あの変な音何やったんかな・・?」
A→俺です。スマソ
ところでこの百物語で使ってる蝋燭ってAAじゃん
何か起こるとしたらそれもAAで起こるのかな?
183あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/27 06:26 ID:hPHpzNqe
とりあえずage
184あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/27 06:37 ID:hJRNWY3Z
>>182
まさか>>1がそんなしょっぱい事をす・・・ おっと、
これ以上は聞かなかった事にしてくれ。
ところで今何話目なの?
186あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/27 15:17 ID:hJRNWY3Z
>>185
46話終了。

>>163-167
()    . フッ…
[] → []

>>168
()    . フッ…
[] → []

>>170-171-172
()    . フッ…
[] → []

>>174-175-176-177
()    . フッ…
[] → []
187あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/27 15:24 ID:n4OIfKE1
突っ込んでいいか?
100超えてるぞ
1881/2:04/05/27 16:38 ID:9wOy4cxd
じゃ、話させてもらいます。

高校の夏休みのとき。いとこの家に遊びに行こうとしてたんだよ。
お盆前だったかな。めちゃくちゃ暑くて、景色が揺れて見えるほどだった。
蝉の声も工事の音も電車の音もうるさいなあ、と思いながら歩いてた。
さすが夏休み。子供がはしゃぐ声が遠くから響いてくる。
しばらく歩いてマンションが立ち並ぶ区域まで来たとき、あれ?って気付いた。
音が消えてる。蝉の鳴声も工事の音も電車の音も子供の声も。
うわヤバイ。日射病?と思ったけど自分の身体は正常。
強い日差しで陽炎みたいに景色が揺れてる。
呆然としたまま立ち尽くす自分の横を赤いスカートの女の子が走り抜けていった。
ちょっと走ったら女の子は立ち止まって振り返る。
女の子が手招きする。とりあえずついて行ってみようと思った。
1892/2:04/05/27 16:38 ID:9wOy4cxd
しばらく女の子について歩いていったら突然肩をつかまれた。
顔を向けると紺色の着物を着た若い男の人が立ってた。
次の瞬間、全部の音が帰ってきた。迫る電車の音に慌てて後ろに下がる。
いつのまにか自分は線路際に立っていたのだ。
もう少しで電車に飛び込んでいたのかもしれない。
着物の若い男の人も女の子もいなかった。
いとこに聞いたら昔電車にはねられて亡くなった女の子がいたらしい、とのこと。
どうやら呼ばれてしまったらしい。
霊感のある友達が言っていたことを思い出した。お前の後ろの人、若いな、と。
あの時は後ろの人って何だよ!?と思ったが、守護霊ってやつなんだろうか…。
不思議な体験だったな…。
190あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/27 17:11 ID:Pk8h6Pdf
友人宅で実際にあった話しで友人宅で毎晩、夜中になると台所から物音がするので家族が調べてみると同居している祖母が何かを必死に食べている姿を見つけたが、痴呆の為またいつものように何かを食べてるんだろうとその場では声をかけずにいた。
つづく
191あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/27 17:17 ID:Pk8h6Pdf
朝を迎え冷蔵庫を見てみると新聞で大事に覆われた物があり不審に思った母親が恐る恐る、その新聞を開いてみると、そこには人間のウ○コが…
そう、その祖母が昨日食べていたのは自分が出したウ○コだったのです。痴呆の為、食べ物だと思い冷蔵してたようです。
>>191
あんたがチャンピオンヌやで!!!!
話しまます。

 俺は小さい頃から霊感(?)みたいなのが少しあるらしく、たまに見えたり感じていた。
これは高校生の頃の話。部活から帰ってきて、汗を流そうと風呂へ入った。
俺はいつも頭から洗うのだが、この頭を洗うときに目をつぶると、誰かに見られてる気がして怖かった。
だから、いつもめを開けて洗っていたんだ。
けど、その日は偶然 泡が目に入ってしまい、目をつぶりながら頭を洗っていた。
しばらく洗っていると…。案の定、誰かに見られてる気がする。いや、うしろに誰かたってる?
「うゎー怖いな。さっさと出よう」
と、思った瞬間…
頭を洗っている手が一つ増えた。確実に俺の頭は3つの手で洗われている。2つは俺の。あと1つは?
ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
もう、大パニック!手を振り解こうとしてみたのだが、おかしなことにその手に触れられない!
おかしいだろ!頭は現れてるのに、手に触れられないんだぜ。ものすごく変な感じだよ。
ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
さらにパニック。 頭を思い切りブンッと振ったら離れた。
すぐに頭を流し後ろを見てみたけど、誰もいない。




今まであった中で一番気持ち悪かった体験です。
体験したから、怖かったけど、書いてみるとをんなに怖くないですね。
それに理系なもので文才も感じられませんね、、、申し訳ない
>>193ふ、風呂どぇ頭洗えなくなるでねが・・・・・(((( ゜Д゜)))ガクガクブルブル
俺ん家の風呂にはでかい鏡があるんですよ。その日は遊びまくっててお風呂に入ったのが深夜2時くらいになっちゃったわけですよ。

まぁ〜、気にせずに風呂入ってて体を洗って流そうとしたら・・・鏡に変なオッサンが映ってるわけですよ・・。振り返っても誰もいない。
そのオッサンはバーコード頭のめがねで無表情でこっちをみています。そこで俺はブチキレですよ。

漏れ「あ?テメー何メンチきってんだコラァ!いてまうぞボケ」ってゆったわけディすよ。そしたらそのオッサンが
オサン「オマエ・・・イイカラダシテルナ・・・・」ってオサンも脱ぎ出してきたんですよ・・。
そりゃ〜、もう犯されると思いましたね。いきなりタオルを取られて背中を洗い出してきました。

オサン「チャントセナカアラワナイトイケナインダゾ」ってゆってきました。
漏れはもう胸キュンですよ。それから一緒に湯船につかりしりとりやら何で自殺したのやらいろいろ
話しました。でも、3時間以上も喋ってたんですよ。さすがにウザったいですよね。

ウザったくなったんでとりあえず塩かけときました。そしたら・・・

オサン「イテッ!!」っつって消えちゃいました。

これネタっぽいけど実話です。本当に実話です。でも、最近よく現れて背中洗ってくれるので感謝してます。

()    . フッ…
[] → []
196あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/28 15:03 ID:EYOJivkD
書かせていただきます
確か今から6〜7年前だと思います
友達と夏に夜暇で、肝試しに神○川の観○崎公園に行ったとき
友達のA君が親のビデオカメラを持って来ていて
とりあえず、ビデオを撮りながら公園をグルッと回りました
霊感のない私達は幽霊らいしき物は見えず、無事(?)下の駐車場まで帰ってきました
帰りがけに駐車場の近くにあるトイレに、A君と友達数人でトイレに行きました
全員車に乗り込み、怖かったね〜とか話しながら五分ぐらい、家路に向かう途中
A君が『やば、トイレにビデオカメラ忘れてきた』と言いました
しかたなく急いで公園に戻り、無事ビデオを回収し家まで着いたのですが
その日は、全員眠くとりあえず解散し、後ほどビデオを見ようと言う話になりました
何日か予定が合わず、ビデオは見れずじまいだったのですが
一週間ぐらいたった夕方ごろ、一緒に肝試しに行った友人の一人から電話があり
今にも泣き出しそうな声で『A君、今日事故で亡くなったって…』
悲しみにくれながら葬式は終わりました


197あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/28 15:28 ID:EYOJivkD
続き・・・
それから数年が経ち、肝試しに行った事も忘れていたある日
友達数人と遊んでいると、怖い話になったのですが
その時いた後輩が
『友達の友達から聞いた話なんですけど、肝試しに行った人が、ビデオカメラをトイレに
忘れてきたらしいんですけど、後から見たらトイレで誤作動したらしく、そこに幽霊が映っていて
それを見た人は、発狂して家を飛び出たらしいんですけど、その後事故で死んだらしいですよ』(もっと、長かったのですが)
正直、ブルッとしました、あまりに私達の行動に似ていたので
後輩に聞いてみると、出どころはA君の弟(らしい)から聞いと言ってました。
暗黙の了解みたく、友達とも一切その話は口にはしませんでしたが…
そのビデオになにが映っていたのか、今では想像もつきません
あまり思い出したくないお話でした…

198あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/01 07:33 ID:BGt7apqE
ω ←きんたまでしょ?これ。




============================糸冬 了=====================================








200
なんか酔っ払っていい気分なんで話します。
俺の通っていた小学校には第二図書室に幽霊が出るって噂がありました。
ウチの学校、それなりに歴史が古くてエラく古い本も相当あったらしく
普通の図書室とは別に小汚い本ばっか置いてある第二図書室ってのが
あったのよ。そんな図書室、だれも利用するわけが無くいつもガランと
していた。そんでその図書室がある廊下は校内で一番日当たりが悪い場所にあって、昼間でも暗く隣の理科室と共に異様な雰囲気を醸し出していた。
そんな校内のミステリースポットの廊下になぜか教室が一つあって、俺が4年になったときその教室になったのね。
当時からお化け大好きだった俺は
「4年2組、死にだ!それに第二図書室もあるし!」
って興奮して4年になった始業式の日、始業式終わってから先生が来るまでの間、
友達5人ぐらいとその廊下を探索してたんだよ。
そしたら理科室から「カンカン」って金属音が聞こえたの。
みんなで覗いても誰もいない。友達の誰かが
「誰か居るのー?」
つっても返事がない。そしたら何故か換気扇が勝手に回りだした。
そんでそこ二階なのに窓の外、三つの影が走っていった。
みんなでギャーっつてパニックになったよ。
それから一年忘れ物取りに教室一人で行くの激しく苦痛でした。
202あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/06 22:00 ID:pJfKMoE9
4,5年前の話なんだけど、深夜AM3:00ぐらいだったかな?
俺がPCに向かって何時間も怪談関連のHP巡りをしてる時の話なんだけど

暗い部屋にある俺のPCの画面に移ったんだよね人のような形をした影が

人じゃないんだけど人のような形をした炎のような黒い影が俺の少し後を走って通り過ぎるのが
すぐに後を振り返ったけど何もいなくて、おかしいなと思いつつ・・・よくよく見てみると影が通っていった先には仏壇が

それからは怪談関連のHP巡りをやめてしまいましたとさ。今はオカ板のみ見てます(`・ω・´)
204あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/13 19:45 ID:QkwoEIb3
205あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/16 09:11 ID:G7pXvHb7
ドルァ!! さっさと100いけヤー
206あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/18 23:55 ID:o5XqcfKI
207あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/19 11:52 ID:mnHShNWt
こりゃダメだわ
100なんて無理
そういや以前100物語を完成させたつわものが居たな
どっからか見つけた話をコピペしまくって
なんてスレだったっけかな?
208あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/27 11:12 ID:GSFjCvSz
209あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 22:00 ID:Brhe/dN7
もーそろそろ、今年の百話やらねー?
梅雨の終わり頃の夜にやるのが雰囲気良くてエエし。

つーわけで今週末か来週末あたりどう?
やろうぜ。このスレ使い切ろうぜ。1じゃないけど。
昨年の百物語参加したんだけど予行でネタ出きった。
全13時間中午前3時〜午前9時位迄忍耐の時間に入り4〜5人しかいない始末・・・
正直飽きるし本気出さない奴もいるので今年は予行無しでよろしく。

あと昨年と同じく本スレと感想スレを分けること。
誘導が命。
進行役というか語り部は行き当たりばったりで一人に押し付けない。
煽りはスルー(基本)
sage進行にするかどうかは時間帯で変える。
100話目は是非丑三つ時に調整して欲しい。

あとは成り行き次第でいいんじゃないかな。
とりあえず日時を決めれば自然と人集まるね。
そうやなあ
毎回決まって「つまらん」「こわくない」「○○点」といった評価厨が出現して、
次はどこかからのコピペ、さらにAA連発でわけわからんままになる
からなあ。むずかしくない?
213あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/06 21:14 ID:+mpstc7U
ホシュアゲ
では話をさせていただきます。


もこだよー。もこはねぇ、去年の夏休みにおばあちゃん家にお年玉貰いに言ったんだよ。
もこがおばあちゃんに金をせびるとおばあちゃんは浮かない顔をして
「これで最後にしておくれよ・・・」って涙を流したのでぶん殴ったら
「はんぎゃぁあ、ぐわぁああっ!!」って叫んで死んじゃったよ。
でもさ、ここからが怖いとこなんだけど、おばあちゃん・・・
数年前に既に死んでるんだよね・・・

これで怖い話しは終ります。


()   () フッ…
[] → []





ゲッなにこれ。結構恐いな。元ネタがあるのかな・・・?
216529:04/07/08 22:30 ID:A5tnLcsV
スルーしておくれよ・・・
>>212のようなレスがやる気を無くさせる




以上
ま、評価厨はスルーでマタ~リ逝こうじゃないですか(´∀`)
219赤毛 ◆I94GMMnlgM :04/07/12 17:56 ID:wE1qC1kw
なんとなく一つ置いときますね。

何年か前、友人の家に遊びに行った時、
夏ということもあって、
「怖い話でもしてくれ」と言われ、十個くらい話しました。
時間は深夜二時位。
話しつかれたので、「これで最後」と言って、
話をしてたら、途中で、
友達の家のスピーカー(高さが1m位ある大きなやつ)から、
「バリバリ!!」って音がしました。
嫌だなって思ったけど、まあ静電気だろうということで、
気にせず話してたら、また、「バリバリ!!」
さすがに、「もう止めとこな」と言ってとりあえず話を止めました。


でも、まだまだ、夜は長い。
一時間位したら暇をもてあましたやつが、
「もうちょっとだけ話してよ」って言うから、
「んじゃ、あと一個だけ・・・」って言った瞬間、
「バリバリバリバリバリ〜〜〜〜〜!!!!」
さらに電気が点滅しだしました。
あまりにもタイミングが良かったんで、今度こそ本当に止めました。
土地的にもちょっとあれだったし。
百個も話してないのになぁ〜(そんなに持ちネタ無いしw)

では、失礼
深夜、受験勉強をしていると窓の外から子供の泣き声が
聞こえてきた。
近所の子供が夜鳴きしているのかと思い特に気にしない事に。
しかし、その後しばらく経っても聞こえてくる泣き声。
窓を開けてよく聞いてみるとどうやら人間の赤ちゃんではなく
盛りの付いた猫の鳴き声だと分かる。
しかし気持ち悪い、泣き声の主が分かっても気味の悪い声で
あることに違いは無い。
どうやらその猫は庭の隅にある物置の影にいるらしい。
少し脅かせばどこか他所に行くだろうと思い、物置に
消しゴムを投げつけた。
「ガゴーン!」と予想より遥かにデカイ音が鳴る。
その瞬間物置の裏側から大きな影が飛び出した。
明らかに猫ではなかった。
子供のような背格好の何かが塀を必死に登って逃げようとしている。
目が放せずその何かを凝視し続ける自分。
ようやく塀を越えることが出来た何かはそのまま何処かへ消えてしまった。
同時にさっきまで聞こえ続けていたあの泣き声もしなくなっていた。
中学時代からの友人に誘われて初めての海釣りに行った。
真っ暗なうちから海に出て釣りをするのだが、船酔いに
やられてしまった自分は釣竿を触る事すら出来なかった。
吐き気と頭痛に襲われながらボーっと海を眺めていると
一瞬なにか丸いものが見えた。
クラゲか?とりあえず友人を呼んで「でかいクラゲがいるぞ」と
言うと、そいつはクラゲなんか釣っても食えんとまた船首へ
行ってしまった。
また放心状態で海を眺めるとまた何か丸いものが見えた。
しかしクラゲじゃない事はすぐに分かった。
頭だ、人間の頭が見えた。その頭と目が合ってしまっている。
船の揺れも頭痛も全て忘れてそれと見つめ合う。
すると次第に首、肩、胸と浮上し始めた。
それは寺にいる住職の格好をしていた。
そのまま足まで見えたところで海住職は消えてしまった。
友人や船長に今見たものを説明したが、幻覚だろうと
信じてはくれなかった。
海の男はこういうのに敏感かと思っていたがそうでもなかったらしい。
夜中、友達に急に呼び出され仕方なくそいつの家に行く事に。
途中コンビニで頼まれた酒のつまみを買い、そいつのアパートがある
路地に来るとなぜか道が途中で終わっていた。袋小路だ。
道を間違えたのかと思い、一度広い道に出ようと思ったが
なぜか行けども行けども路地から出られない。
頭の中が?で埋め尽くされたがそのうち知ってる場所に
出られるだろうと思い歩き続ける事に。
しかし何度別の場所を曲がっても辿り着くのは最初の
袋小路の場所。仕方ないので友人に携帯で電話する事に。
「いい加減にしろよ!」
不意に後ろから声をかけられ振り向くと、そこには自分を
呼び出した友人がいた。気が付けばそこはこの友人の
アパートの玄関の前だった。
友人の話では玄関の前まで来てずっと足踏みを続けていたらしい。
何度も声を掛けてようやく気が付いたのだそうだ。
右手に持っていたコンビニの買い物袋からは、
チーズちくわが消えていた。
昔は四畳一間のボロアパートに住んでいた。
別に風呂なんか無くても良かったし。
ある入居したその年の夏。
夜中に玄関のドアを「ゴン、ゴン」と
ノックする音が聞こえた。
ドアを開けたが誰もいない。
またノックの音、やはり誰もいない。
またノックの音、誰もいない。
またノックの音、面倒臭くなって玄関まで行かない。
その日はもうノックの音が鳴ることは無かった。
しかし翌日の夜中、またノックの音が。
うるさくて寝れないので、その月で引っ越す事にした。
それだけ。
男3人で車で旅行に。
途中高速道路のサービスエリアで便所休憩。
しかし10分ほどたっても1人が帰ってこない。
その後、残った2人でサービスエリア中を探し回ったがどこにもいなかった。
彼は今でも行方不明のままだ。
部屋で寝ていると、遠くで女性の悲鳴のような声が
聞こえたような気がして目が覚めた。
ボーっと天井を眺めているとスカイダイビングの格好をした
女の人が天井から振ってきてそのまま自分の体を貫通して
床の中に消えていった。
何だったのだろうか。
自転車で図書館に向かっているとすぐ横を猛スピードの
車が通った。その車はそのまま電信柱へ追突。
急いで事故現場に行ってみるとそこにあるのは大破した
車と電信柱だけで、運転手の姿はどこにも無かった。
その車の持ち主は家族と家におり、車は少し前に
盗まれたものだった。
今も事故当時に運転していた人間は見つかっていない。
ラーメン屋でラーメンを食べていると、器の中に
何か変なものが。人間の指だった。
驚いて店員を呼んだが、その時には何故か指は消えていた。
店員の話だと同じような事(客がラーメンの中から指を見つける事)が
月に二、三回ほどあるらしい。
そのラーメン屋は潰れてしまって今はもう無い。
交通事故で死んだはずの友人からメールが来た。
内容は他愛も無い世間話のようなものだ。
ある日耐え切れなくなり「お前もう死んだだろ?」と
返信した。
その後、一度もその友人からメールは来ない。
川原をウォーキングしていると、川の中から
髪の長い人間の子供のような生き物が出てきた。
その生き物はそばにあった大きい石を1つ拾うと
それを肩に担いで、川の中に消えていった。
河童だと思う。
よる水を飲もうと蛇口を捻ると、水の代わりに
長い髪の毛が沢山出てきた。
一度蛇口を閉め再度捻ると、今度はちゃんと
水が出てきた。
家でお昼ご飯を食べていたときの事。
見たことも無い野良猫が窓から飛び込んできて、
二階へ駆け上がっていった。二階でドタドタと音が鳴り
その野良猫は口に大きなヘビをくわえながら階段を
降りてきて、そのまま窓から出て行ってしまった。
なんだったのか。
>>219-231
乙!

()()()()()()()()()()()()()    . . . . . . . . . . . . . フフフフフフフフフフフフフッ …
[][][][][][][][][][][][][] → [][][][][][][][][][][][][]

もこはカウントする必要ないんじゃないか?ろうそくも吹き消していないようだし。
233232:04/07/13 00:25 ID:MB7hkTZ/
ごめん、芯が少しずれた
234赤毛 ◆I94GMMnlgM :04/07/13 00:27 ID:JM86PgR5
あ、スマソ。消すの忘れてました。
今週末に、いくつか書きますね。
235尋ねなくて正直すまんかった……:04/07/13 04:04 ID:5+S2wh0/
>>219-232
GJ!

17年前に亡くなった伯父の話。
伯父は今で言う医療ミスで急死したのだが、
お墓に納骨し終わった時、墓石がズレていて納骨部屋が少し見えていた。
私は「隙間が開いたままでいいのかな?」と小首を傾げながらも
「そういうものかも」と一人納得し、誰にも尋ねないまま家に帰った。
その数日後、ある雨の降る夜
「寒い……寒い…よ……」
伯父は奥さんの夢枕に、出た。
次の朝、奥さんはあわてて墓に行き、墓石のズレを直したら
夢枕には出なくなった。
爺さんの頭の上に大きな菊の花が浮いているのを
見つけた。爺さんにその事を言うと、急に寂しそうな顔をし
最後のお別れのような台詞を呟いて自室に戻っていった。
翌日、爺さんは布団の中で冷たくなっていた。
近所の神社で白い蛇を見つけた。
とっさに雨でも降ってくれねえかなとお願いした。
その日の夕方から13日間、一度も途切れることなく
雨が降り続いた。
小さい頃親父が犬を買ってきた。
親父はその犬に「俺が死ぬまでお前も死ぬなよ」と
何度も言い聞かせていた。
その後この犬は、親父が心筋梗塞で死んだその日に
行方不明になってしまった。
タクシーで駅に向かっていると運転手が突然
ブレーキをかけ後部座席に身を乗り出してきた。
このまま車で駅に行くと嫌なものを見てしまうだろうから
歩いていってはくれないかと頼んできて、そのまま
タクシーから無理やり下ろされてしまった。
仕方なく歩いて駅に行くと、どうやら誰かが電車に
飛び込んだらしい。
ホームにはさっきの運転手がかぶっていたものと
同じ形の帽子が転がっていた。
レストランに入るとウェイターが水を2つ持ってきた。
席に座っているのは自分1人だ。
ウェイター自身も驚いている。
その後、コーヒーも2つ来た。
2つとも飲んだが代金は1つ分で済んだ。
241赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/07/17 18:30 ID:dY/4bFIi
去年の12月ごろ、いつものようにお気に入りのページをチェックしてたら
いつの間にか眠っていました。
そしたら夢の中でもPCいじってまして。んで、なんかのサイトのリンクに
「おやじ」ってのがあって、面白そうだったのでクリックしてみました。
内容は覚えてないのですが、なかなか面白いので暫くみてたら
急にポップアップがたくさん開きだしたんですけど、それが全部グロ画像なんですよ。
人体改造やら、死体やらいろいろ。
消しても消しても出てくるから、どうしようと思ってたら目が覚めました。

嫌な夢だったなぁと思いながら目を開けようとしたら、耳元で
「あなたは私のものよ」と、いきなり囁きが、、、、
もう飛び起きましたよ。
寝ぼけてたんだろうと思うのですが、
吐息の感触が余りにもはっきりしてたもんだから本当に怖かったです。
242赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/07/17 18:38 ID:dY/4bFIi
>>235-241
()()()()()()()   . . . . . . . フフフフフフフッ …
[][][][][][][] → [][][][][][][]

また夜に書きに来ます。
243赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/07/18 03:55 ID:62Nz47V8
母方の実家は結構田舎なので、遊び場といえば山の中とか川だったそうです。

母が小学生だった時に友達数人と山の中で遊んでました。
その山は竹が生い茂っているため
昼間でも薄暗く、涼しい、とても快適な場所でした。

そんなこんなで、時間は経ち、誰かがふと上の方を見ると
青い光がゆらゆらと降りてきました。
でもその人は気にせずに遊んでいたのですが、
二人目が気付いて皆に報告し、よく見てみると、
青白い光を発する提灯を持った無表情のお爺さんがありえない速さで向かってきたそうです。
何とかぎりぎりで逃げ切れたそうです。

そこの山実家に近いし私も良く知っているのですが、上の方は、お寺と墓です。
244赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/07/18 03:59 ID:62Nz47V8
私は小学生の頃剣道の道場に通ってたんですが、
夏とかは、合宿みたいなのがあるんですよ。

ある年、山の中の宿泊施設に泊まりました。
自分自身は何事も無く日程をこなし、帰路につきました。
その道すがら母が(基本的に親も同伴しないといけない合宿だったので)
こういう話をしてきました。
「昨日あんた達の寝てた部屋に多分出たよ」
詳しく聞くと、
私と他数人の道場生が泊まってた部屋から
赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたそうです。
(その時部屋を四つ借りてて、保護者の部屋と私のいた部屋は隣だった)
先生の子供もいたからその子が泣いてるのかな?
と思って見に行ったらしいのですが、
よく寝てたし、もう四歳位だったので赤ちゃんの泣き声と間違うわけないし、
とりあえず、部屋に戻ったそうです。
保護者の人たち(十人位)のほとんどに聞こえたので
「気持ち悪いねぇ〜」
とか言ってたら、今度は女の人の話す声が聞こえてきました。
最初は、ボソボソ、次第に苦しそうな呻き声、最後には笑い声が、
暫く私のいた部屋の中から聞こえたそうです。

「まあ、山ん中やし」って言ってたけど、
そういう問題じゃないですよねw
245赤毛1/2 ◆REDv/A/J/. :04/07/18 04:01 ID:62Nz47V8
剣道場があった駐屯地内の心霊スポットを。

一つ目:焼却炉
ここは屈強な自衛官の人たちも、夜行くのは怖いらしいです。
何か、焼却炉の中から人の呻き声が響いてくるらしい。

二つ目:プール
ここのプールで泳ぐと
奇妙な出来事が身の回りに起こることがあるそうです。
例えば、自衛隊にキャンプ?に来てた小学生の女の子が
プールを出たとたんに熱出して倒れたんですが、
病院に行っても原因が分らず、暫く苦しんだらしい。
246赤毛2/2 ◆REDv/A/J/. :04/07/18 04:03 ID:62Nz47V8
三つ目:旧道場
まあ、ここは私が小学四年生の時まで使ってた建物なんですが
屋根の上に十字架がある変な建物でした。
戦時中は死体置き場だったと言ってました。
んで、ある日、ある自衛官が、宿舎からその建物を見たら
変な光を出していたので、様子を見に行きました。
すると、建物の中(道場に使ってた広間)を白い人がぐるぐる回ってました。
訳が分らず、暫く呆然と眺めてたら、
いきなりその白い人がこっちに向かってきました。
自衛官は必死に逃げてなんとか宿舎にたどり着きました。
が、部屋に入って一息つくと、階段を上ってくる足音が聞こえてきました。
その人は怖くて確認しなかったのですが、
仲間の自衛官が、白い人が階段を上ってくるのを目撃したそうです。

四つ目:旧道場(その二)
また、旧道場なんですが、ある時自衛官の一人が
訓練がつらくてノイローゼになって電車に飛び込んだそうです。
で、そこの駐屯地の人がかりだされて、ばらばらの死体を集めて、
何とか繋ぎ合わせて例の建物にひとまず安置しました。
その夜、ものがものだけに、見張ってたら、
建物の中から気味の悪い光はでるわ、窓ガラスはがたがた鳴るわ、大変だったそうです。
247あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 10:08 ID:hhu9jjF7
奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん(当時23) は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。
しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに
暴力を振るいました。83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、
まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、
早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、
中絶を命じました。 それから5ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、
生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、
さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に
膝蹴りをしました。する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら
........流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?
それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、
片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、
口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。
動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。
それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを
掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
お気を付けて
248Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/07/18 22:55 ID:8nxPcrpR
俺がいっても説得力ないと
思うけど、新しく百物語すれ立てなきゃ。
みんな、少なくとも俺は期待してるんだし。

おか板の唯一力を一致できるイベントでしょ。

このスレだけだと知るヒトぞしるって程度になるから。
249あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 23:52 ID:Lktg61Xz
まんこ
百物語完成を祈ってage
現在は何話終えたのだ?

あと
>10分以内にこれを
>掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
>お気を付けて
こういうのは明らかに目的が違わないか。
252Mercury ◆YXXD24Gj2U :04/07/29 21:40 ID:mXFCX05V
age
253本当にあった怖い名無し:04/08/02 01:00 ID:QihU3MZw
>>247
激しくワロタw
254本当にあった怖い名無し:04/08/04 20:26 ID:2akrFhDo
では私が…

「怖い」と言うよりかは、「不思議」な話です。

その頃、中学生だった私は吹奏楽部に入っていました。
あれは確か夏の蒸し暑い日の夕方ごろ。
次の日に体育館のステージを使って練習をするために、私たちは楽器を移動していました。
その体育館は、旧校舎にあり、
ステージ裏から理科室や家庭科室に行ける様になっていました。
当時、既に教室としては使用していなかったので、私たちは用務員室で鍵を借り、その「旧」家庭科室に楽器を搬入して居ました。
あらかた搬入も終わり、私は「旧」家庭科室で施錠前に楽器のチェックをして居ました。
と、そこに後輩がステージ裏から教室前の廊下を通ってやって来ました。
その教室は、廊下側の壁がガラス張りの食器棚になっていて、廊下を歩く人がガラス越しに見える様になっていたのです。
私は、教室の中から、「半袖のワイシャツ姿」の後輩が廊下を歩いて来るのを見て居ました。
そして彼はガラスのはめ込まれた引き戸を開け、
教室に入って来ると
「楽器庫の方はオーケーです。」
と私に報告しました。
「ああ、ご苦労様。こっちもオーケーだ。」
と言って、後輩を見ると…

Tシャツ?

「え?」

白い半袖のワイ
255本当にあった怖い名無し:04/08/04 20:33 ID:OzFVoNf+
つづき

白い半袖のワイシャツを着ていたはずの後輩は、
「白いTシャツ姿」
でそこに立っていました。

私「あれ、今ワイシャツ着て無かった?」
後輩「いえ、朝からコレですよ?」
といってTシャツをつまむ。

私は、「ガラスが歪んでいてそう見えたのかも?」
と思い、
私「じゃ、オレここカギかってくから、先戻ってて」
後輩「わかりましたあ!」

と、もう一度ガラス越しに見た後輩は...

今度はTシャツ姿でした。

なんだったんだろ?
256本当にあった怖い名無し:04/08/05 10:52 ID:Iq7+8Jl0
あげ
257本当にあった怖い名無し:04/08/05 13:22 ID:9aA3p9K3
▲全国心霊オカルトミステリースポット▲ http://jbbs.shitaraba.com/travel/611/
▲ オカルトホラー心霊作品探索劇場 ▲ http://jbbs.shitaraba.com/movie/4639/
心霊ランキング http://rei_ranking.jungleboots.org/
最恐ランキング http://www.my-ranking.com/kyouhu/
からしれんこんオカルトミステリー
http://renkon.gfi-net.co.jp/cgi-bin/dotekrank/nph-rankingj.cgi?janle=20
-==心霊Webring http://cgi1.bekkoame.ne.jp/cgi-bin/user/c26766/ring/ering.cgi?mode=all&page=0
心霊8days RANKING http://ranking.8ne.jp/20/
258笑介:04/08/06 17:49 ID:J14fm5wE
今から三十年近く前小3ぐらいのころ、夜中に凄い雷で目が覚めた。ぼんやり縁側の窓をみてると窓の上(引き戸でくもりガラス)のほうから白く光る50pくらいの玉がフワフワと落ちてきて縁側に着地した、しばらくヂヂヂなどと音をたてていたがスーっと消えた。


259本当にあった怖い名無し:04/08/06 20:21 ID:jH7oOEl0
それはまさしく、大槻のおやっさんが大喜びするアレだな。
260本当にあった怖い名無し:04/08/07 07:08 ID:xGrq1foT
プリズムです。
261笑介:04/08/08 17:38 ID:cV/d3cKx
基本的な質問でスミマセン、書き込んだ文章(行?)を省略するにはどぉしたら良いのでしょうか?
262本当にあった怖い名無し:04/08/08 18:15 ID:YNnRGF3r
>>261
小分けしてコピペすれ!
263笑介:04/08/08 18:26 ID:cV/d3cKx
ありがとうございます
264本当にあった怖い名無し:04/08/09 14:02 ID:tXJXXUNA
>>251
それコピペ。
265本当にあった怖い名無し:04/08/09 21:21 ID:+xiu5vqu
これで、81話目と思う。(ネタはノーカウント)
あげさせていただきます。

私が通ってた小学校のロビーに、モナリザの絵がかかっていた。
2年生くらいの自分は、その絵が結構好きだった。

ある日の昼休み、ロビーを通った。
チャイムが鳴った。
なんとなくモナリザを見た。
すると、

チャイムに合わせて、その両眼が左右に動いていた。

きーん こーん かーん こーん 
きょろ きょろ きょろ きょろ ・・・

驚いて、チャイムが鳴り終わるまで、ずっと見ていた。
チャイムが鳴り終わると、目の動きも止まった。
全然怖くなくて、ただ不思議だった。

「小学校に飾る絵には、こんな仕掛けをするものなのかな〜」
なんて一人合点しそうになった。

私の唯一の不思議体験でした。
怖くなくてスマソ
266本当にあった怖い名無し:04/08/09 21:29 ID:+xiu5vqu
()    〜 フッ…
[] → []
267本当にあった怖い名無し:04/08/09 21:57 ID:8ttDy1aA
今までのように各板に告知してのオカ板百物語って今年は無いんだね
みんとぶるう氏のような人がもう居ないオカ板なんて夏廚や水銀の好き放題ですね。
268本当にあった怖い名無し:04/08/10 03:16 ID:WykxHvtc
>>267
あれはあれで、「忙しくて嫌だ」とか「あっというまに終わるので参加しづらい」とかの意見もあったんだよ。
否定してるのではなくて、もっと違う形での開催を望む声もあった。
だからお盆にのんびりとした百物語もあったと記憶。

269笑介:04/08/10 14:13 ID:Nj5knARf
十年くらい前、仕事の師匠と中華料理屋でランチした。帰りぎわ店員が「お子さんはどうしました?」と聞く、当時二人とも独身ってかあにいってんだとネヂこんだら店員曰わく、
270笑介:04/08/10 14:15 ID:Nj5knARf
「赤い服を着た女の子がテーブルの周りをスキップしてたんで...」そんなもの見てない。
その後おれに女の子が産まれタ二人つづけて

271本当にあった怖い名無し:04/08/10 14:54 ID:J8kMFIND
>>269 >>270
妙なところで話を切っても、全部で1話にしかカウントされませんよ。
272笑介:04/08/10 20:35 ID:Nj5knARf
>>271
そんなツモリデハなかったのスミマセン
273本当にあった怖い名無し:04/08/10 21:32 ID:J8kMFIND
>>272
違ったのですか?失礼しました。続きを待っています。
274笑介:04/08/11 02:39 ID:kPdbwJSB
>>273
携帯から見てる人はアンマリナガイトうざいかとオモッテ

19年くらい前の話し、真夏の確か
昼の1時過ぎのこと、
日本橋(東京の)方面から両国に向かって
両国橋を2トン車に乗って走っていたときのこと、橋を渡りきったトコにある歩道橋の上をフトみると全身黒ヅクメのやつが渡ってた、
片側二車線の内側を走っていたオレを外側車線から大型トラックが抜いていって一瞬(2秒くらい)歩道橋が見えなくなった、抜かれきってまた歩道橋の上を見ると黒いのが居ない、
そいつが歩道橋を渡り切るには時間があわない。良く思い出してみたら黒ヅクメどころか全部黒くて濃い影だった。あぁまた見ちゃったな
と思った


275本当にあった怖い名無し:04/08/11 18:44 ID:t498uL58
長クテうざいトハ思わないガ片仮名がうざいカナ
276本当にあった怖い名無し:04/08/12 00:27 ID:T2xUc7ix
誰かおっかない話してくださぃ....
277本当にあった怖い名無し:04/08/14 21:46 ID:xXRhyNvk
100話行きたかったのに・・・もう無理そうだね・・・
重複スレが本スレ化してる・・・
278赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/14 21:58 ID:SVPLvC/2
おし!
今夜中に何か思い出して書く。
279本当にあった怖い名無し:04/08/14 22:15 ID:leH36rEu
俺が高校生の頃だったか夕方うつ伏せで寝ていると
急に金縛りが襲った。
とりあえず動けないが、周りの音はぼやけた感じで聞こえてる。
10秒くらい経ったか、my足の方からお経が聞こえてきた。
じいさんの声だった。怖かった(だって動けないしねぇ)。
で、また10秒くらい経ったら金縛りが解け
声もいつの間にかしなくなっていた。
めでたし、めでたし。

()    〜 フッ…
[] → []
280277:04/08/14 22:32 ID:xXRhyNvk
>>278
頼むで!!

>>279
金縛りにあう人って結構多いんだね・・・
ここまでで84話。
あと少し!
281赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/14 23:54 ID:SVPLvC/2
去年の夏、父方の曽祖父母の納骨堂のお参りに行ったあと
父が記念碑(ここでは伏せます)に行きたいと言うので、家族で行くことになりました。

到着すると、母が「あたしは車乗っとく」と言うので
父と私の二人で見に行くことになりました。
んで、記念碑は高台にあるので駐車場から坂を登っていると
小学生くらいの女の子が下に見えました。
駐車場の横にゴミ箱が有ったのですが
その子はその後ろにいまして、1,2秒目を離したら消えていました。
でも、ゴミ箱の周りにはうちの車しかないし、隠れる場所はないのですよ。
まあ、車の後ろにでも行ったのかなと思ってそのまま登りました。
(うちの車は父の仕事用で大きいので私の視界から消える位置に隠れるまで
 実際は10秒はかかるので、後で考えるとその時点で変)
んで、帰ろうと車に乗り込んだ時、弟が
「兄ちゃん何か見えた?」と聞いてきました。(弟は私の霊感のことを知ってるから)
「いいや。そういえば兄ちゃんが登りよった時に車の横女の子が通ったやろ?」
と聞くと
「?ううん」と答えました。
有り得ない。だってその子を見た時弟は窓から顔出してたんだから。
私から見えないところに行くためには、絶対弟の前通らなければいけないんです。

まあ、こんなことはいつものことだから別に気にも留めなかったんですけど
そのときの母の一言が一寸怖かった。
「・・・・・・・・・連れて帰りなさんなよ。」
282赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/14 23:57 ID:SVPLvC/2
実家から十分くらいのとこにいわくつき物件があったんですけど、
今まで住んだ人皆不幸になって引っ越したり、死んだりしてます。
んで、最近まで住んでた人が首吊っちゃって、とうとう取り壊しました。
跡地は畑にしたんですけど、変なことが一つ。
その土地は人が住んでる時から、背の高い雑草が生い茂る広めの土地の真ん中に
平屋がぽつんと建ってるって感じでした。
面積比にして、家:雑草地=1:8位
話を聞いて見に行くと、家のあったとこだけ畑で雑草はそのまま。
育つの?
相変わらず、敷地の周りには有刺鉄線張ってるし。
いったい何なんだろ?
283赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/15 00:03 ID:qZopjEX0
()()   . . フフッ …
[][] → [][]

とりあえず、よそに書いたやつのコピペですが、
暇つぶしにでもなれば幸いです。
何か他にもっと良いのあった気がすんだよなぁ〜

ところで、お盆なんでage進行にしてみません?
その方が集まるような気が・・・
284本当にあった怖い名無し:04/08/15 00:19 ID:LUpOaeCh
怖い話キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

もっと来い♪もっと来い♪

>>282さんdクス!
285本当にあった怖い名無し:04/08/15 00:22 ID:BU7eZFbR
大学一年時のサークル合宿の話。
俺は音楽系のサークルに入ってて大学の近くの青年の家(でわかるかな?市経営の宿泊施設)に行った。
施設に入った瞬間何か変な空気を感じたのを覚えている。
練習の後、一室に集まって皆で飲んで盛り上がった(規則上は駄目w)。
俺はその部屋にいくつかある二段ベットのうち、入り口近くの上の段。
その後お開きとなり、電気を消されて俺は寝ようとしたが見知らぬ部屋なので寝付けなかった。
そしてしばらくし、俺は何か異変を感じた。
誰かが梯子を上ってくるのだ。
ギシッ…ギシッ…、と。
俺は怯えて目も開けられなかった。(夜這いか、と思ったが、俺は男だしみんな男だw)

その時。

ドサッ!!!

誰かが俺の隣に寝た。

ギャー!!!と俺は叫んでベットの下へ飛び降りた。
そしてすぐさま電気をつけて確認したが、みんな寝てるし上には誰もいない。
みんなに寝ぼけたんだろ、といわれたが俺は寝てない。

その後そのベットで寝れなかったよ…w
286本当にあった怖い名無し:04/08/15 01:34 ID:b8/+8/Ta

15年くらい前のある晩、

友達が青い顔してやって来た。
オレのアパートから歩いて2分の場所に一件屋の離れを借りて住んでいるのに
「今日泊めてくれ」と言う。
いつもと様子が違うし兎に角部屋に入れ話を聞くと
「この2〜3日夜中になると金縛りにあうんだ...」
マヂで全く霊など信じてないやつがそんなことほざくので面白くなって詳しく聞いてみた。
オレ「で、どんな感じなの?」
友達「寝てると背中に氷みたいに冷たい小さい奴が抱きついてきて金縛りになる」なんか洒落にならん感じ...
次の朝自分の借りている離れに帰ろうとする友達に「寝るとき頭側の壁に立てかけとけば?」
と言って般若心経が書いてある色紙みたいなのを手渡した、いつに無く素直にうけとった友達は力無く帰っていった。

続きます
287本当にあった怖い名無し:04/08/15 01:59 ID:b8/+8/Ta
>>286 の続き

それから2、3日して友達の部屋に行って
「大丈夫か?」と聞いてみた、
すると「言われたように立てかけたんだけど...」


友達は色紙が倒れないように30度ぐらい角度を付けて立てかけたらしいのですがソノ時が来たら
こちら側に色紙が倒れて般若心経の文字が下になり見えなくなっしまったんだそうです

修学旅行で行った京都のお土産屋で買った安物はあんまり効き目がなかったか。

でもその次の日からは金縛りにはあわなくなったと言ってたから少々効いたのかも(w


その後アパートの管理人のばぁさんに聞いてみたら
友達の借りていた離れは昔、小さい女の人が住んでたそうです、しかも病気になりその離れでしんでしまったんだと


聞いた瞬間は正直怖かっタ


288277:04/08/15 03:24 ID:kTj6wDu1
怖い話またキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ぼやいてみるものですね♪
まだまだ夜はこれからですよ〜♪
求む!語り部!
289本当にあった怖い名無し:04/08/15 03:29 ID:kTj6wDu1
>>285-287

()()   . . フフッ …
[][] → [][]

ここまでで88話・・・
290本当にあった怖い名無し:04/08/15 06:40 ID:3nxW0JiP
ちょっと胡散臭い資産運用の営業をしていた頃に
よく地主さんの家に行っていたんだけどとある旧家でのお話

3度目のご挨拶でやっとお座敷にあげてもらえる事ができた。
お茶もいただいて世間話もしながら資産運用の営業の話をして
ホッと一段落した時にご主人がお茶を替えてこようと席を立たれた。

1人で待っている時に部屋を見渡した。仏壇、遺影、床の間
お座敷の横には縁側もあって純和風な庭が広がっていた。

お茶をいただいた後、小便にトイレを借りた
トイレはお座敷を出て中庭を囲むように曲がり廊下の突き当たりだった。
小便を終わり、ボットン便所なつかしーなんて思いながらトイレをでて
戻る時にお祖母さんが向こうから歩いて来て軽くお辞儀をして
通り過ぎていった。

お座敷に戻りフッとお座敷に掛けられた遺影を見て絶句した。
さっきすれ違った、お祖母さんの遺影がありました。
私がリスキーな商品を取り止め、堅実商品に取り替えたのは
言うまでもありません。

おばあさん、ごめんなさい。
291本当にあった怖い名無し:04/08/15 07:48 ID:P9emNT92
ばあさまは見ている・・・
292本当にあった怖い名無し:04/08/15 08:47 ID:b8/+8/Ta
>>290
なんだかホンノリと良い話
293本当にあった怖い名無し:04/08/15 11:24 ID:D4WjpWaa
わーん。熱帯夜に怖い話を車座でスレがなくなっちゃったよー
どこいったんだー
これこそホラーだにょ

バイバイにょー
294本当にあった怖い名無し:04/08/15 18:40 ID:vwJ367V5
>>293
ほんとだ、無くなってる・・・削除されたみたいだね。
あっちのスレを見てた人も、こっちに合流してくれたらいいな。
そしたら100話なんて、すぐだよ。

現在89話目。
今夜で100話達成するか?
295本当にあった怖い名無し:04/08/15 18:55 ID:54g48LRD
ある日。
怖くないなー。 これも。 これも。 はぁっ
なんてため息つきながらオカ板を読んでた。

横にいた母も眠りについた頃。いきなり隣の部屋
ジリリリリリリリリリリっっっっ
と目覚ましが鳴った。始めはびびった。この閉まった扉の向こうには何が居るのかと。
でも「いるわけない」って自分に言い聞かせて、消しに行った
以外とすんなり消せて、オモンネ。って思ってた
またパソするかな・・・とPCの前に腰を下ろした。
またジリリリリリリリリリっっっとなった。
壊れたのか?私はイライラしながら目覚まし時計に手をかけた。
無い。     ないないない。   なーーーい。
電池が・・・いつもずしりと腰をかけている単1電池が。
どこを捜してもない。
まだ鳴り続ける時計。さすがに怖くなった私は、ばしっと時計を蹴った。
じりりりりり・・・・・・ と・・・止まった
ホッとした私はドアノブに手を・・と思いきや、ガタタンっと後ろで音が鳴る
ビクッとして後ろを見ると時計が元の位置に戻っていて、
また


ジリリリリリリリリリリリリ

となり出した
296笑介:04/08/15 19:25 ID:b8/+8/Ta

割合的に不思議な事に多く出会うほうなんですが

その一番始めはまだ幼稚園にはいる前
4才ぐらいのときでした。

近所の子供達と空き地で遊んでいました、
するとその中の一人がオレの膝あたりを指差して「アーっ!」と声を上げました

「え?」と思って見てみると左ももの内側がパックリ切れて白いトコ(脂肪?)まで見えてる、
血が一滴も出ていないのが不思議でヂーっと見ていたら突然怖くなって腰が抜けた
友達が呼んできた母親に抱えられて家に帰ると
田舎から遊びに来ていた祖母が「この子はおじいさんとおなじで...」
と母親に言っていた、
...のところは思い出せないんだけど、じいさんも不思議な事によく出会ってたみたいだからなんとなく想像はつく



いまでもその時の傷が残ってます、医者にも行かず家の薬箱にあった黄色い粉を振りかけてなおしたもんで...


297本当にあった怖い名無し:04/08/15 19:43 ID:XmMHYEye
91?
298本当にあった怖い名無し:04/08/15 19:58 ID:pF1A/dPE
次、俺でいいかな・・・?
昔、長野県のある雪山に夫婦が住んでいた。
彼らの外に村民は100人余りで、冬は山を降りることができなかったらしい。
食べるものといえば自分で栽培した野菜と家畜ぐらいだった。
ある日、吹雪が止んだので、旦那が野菜を採りに畑へと向かった。
適当に今晩分だけを採り、家へと帰っていくと・・・
家には全くと言っていいほど気配が無かった。
そして男は見てしまったんだ、日本刀を持って妻を惨殺している男を。
正確には性別はわからない。仮面を付けていたからだ。
そいつは旦那を凝視してから、笑い声を上げて日本刀を振りかざした。
旦那はかなり逃げたらしい、気が付けば山の洞窟で眠っていて、
偶然近くを通った某大学の山岳部に助けられた。
その後、太平洋戦争が始まり、政府は戦争にばかり手を焼き、この事件は闇に葬った。
当時の地図にも載っていない名も無き村で、村民の一人が日本刀片手に大量虐殺を行った。
死者も、行方不明者も、怪我人もわかっていない。犯人も未だに逃亡中・・・。
この事件を知っているのは一部の人間だけ、つまり事件に遭遇した人間だ。
え?じゃあなんで俺がこの事件を知ってるかって?
そりゃあ簡単な話、俺は・・・・・・・・
299本当にあった怖い名無し:04/08/15 20:03 ID:RElrG1X4
あんた60歳以上ですか
300本当にあった怖い名無し:04/08/15 20:05 ID:v4ULpIh8
漏れの見た霊は、三人居た(現認)出来た。全体を
ドライアイスの煙の状で包まれ、歩く姿が手足の
動きによって確認できた。力を持っているかどうかは
よく分からんが、其の時眼で追いながら感じた事は
見てはいけない世界と言うのを見た事による、自己嫌悪
的感覚になった事を覚えている。扉から出て行った瞬間
金縛り状態は解けた。
301Totem AeY:04/08/15 20:27 ID:/jqfyGfe
次俺ね
友人から聞いた話なんだけど3年くらい前に友人の友人が
タクシードライバーやってたそうなんよ。
それで雨の日?の夜にある女の人を川の側で拾ったんだって。
そしたら次の日もまた次の日も同じ場所から
その女の人が乗るんだよね。
最初の内はその女の人が結構きれいだったこともあって
ただ不思議がってただけなんだけど
同じ様な日が続きすぎてとうとう降りた後の女の人を
尾行し始めたらしいんよ。
その女の人はマンションに住んでるみたいなんさ。
そういった日が続いてつい好奇心でその女の人の自宅の鍵穴
から部屋の中を覗いてみたらしいんよ。(もう犯罪だね。
すると部屋の中は真っ赤なんだよ。
もう全部真っ赤で何がなんだかよく分からないくらい真っ赤。
またそんな日が続いたんよ。
それで遂に鍵穴覗いてる時に後ろから肩叩かれて
「なにやってるんですか?」
って誰かに聞かれてしまったんだ。
こりゃあやばいなと思って謝ったんだよね。
その人どうやら近所に住んでる人みたい。
いい人?みたいなんで通報されずに済んだみたいなんだけど
ついついその人と話したらしいんさ。
「あの女の人ってどんな感じの人なんですか?」



「目が真っ赤なんだ。」


302本当にあった怖い名無し:04/08/15 20:30 ID:KKEoTOZT
>>301
Totem AeY
ぱくりのくせして、
えらそうにしてんな。
バカ。
何が、次俺ね、だ。
氏ね
303本当にあった怖い名無し:04/08/15 20:34 ID:+Gi5IozW
304みう:04/08/15 21:45 ID:jeOK/N2U
初カキコなので、お手柔らかにお願いします。
霊感の強い友人Aちゃんの体験して話しです。

友人Aの家にBちゃんが泊まったとき、Aちゃんはベッドで、Bちゃんは
その下にふとんをしいて寝ていたそうです。
二人は電気を消して、たわいも無い話をしながら寝転がっていたのですが
急に、Bちゃんが返事をしなくなったのです。
寝たのかな?・・・と思いふと、Bちゃんの顔を覗き込むと・・・・・
Bちゃんの顔が全く違う人の顔になっていたのです。
正確に言うと、Bちゃんの顔の上に青白い、違う女の人の顔が乗っかっていた
そうです。
その顔と、目があった瞬間、急に
「あははははははははははは・・・・・」
とBちゃんが笑い出したのです。
びっくりはしたのですが、これはヤバイと思い、Bちゃんの顔を平手で
ビンタして、無理やりBちゃんを正気にもどしたそうです。
Bちゃんはその時にコトを、全く覚えてはいませんでした。

次の日、AちゃんがBちゃんに、昨夜みた顔の似顔絵を見せたところ
Bちゃんの顔色がかわりました。
Bちゃんの家には髪の毛が伸びる人形があって、その人形の顔とそっくり
だったのです。

と、いうお話しです。つたない文章ですいません。

305本当にあった怖い名無し:04/08/15 22:14 ID:quWkJxMe
>>304
いや、つたなくても、
>>301のようにパクリでなければ良い。
マジで、
>>301氏ね。
306赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/15 22:30 ID:qZopjEX0
>>304さん
面白いので、謝るところは入れなくても良いですよ。
それ嫌がる人もいるし。

>>301を入れないなら、あと6つかな?
307みう:04/08/15 22:56 ID:jeOK/N2U
うちの家族が体験した話しです。
私達家族は、中古の家を購入して引っ越をしました。
その家で、私は、誰もいないのに足音がしたり、天井をだれか歩くような音が
聞こえたり、ステレオが勝手に着いたり、金縛りにあったりと、いろんな目に
あっていたのですが、誰も信じてくれまいと、家族には話しませんでした。

ですが、しばらくして父が体調を崩し、病院に通う様になりました。
最初は、体調不良ということで内科に通っていたのですが、しばらくして父は
精神科に通う様になりました。

家族も心配して、何があったのか問い詰めてみると、
父が寝ていると、必ず夜中の2時半に目がさめて、天井から白髪の老人と
(あとはチョット覚えてないのですが・・)そのお付きの人らしき人が3人
現れて、「○月○日におまえを連れて行く」
と告げられるのだという。
父は自分は幻覚を見ているのだと思い、精神科に通院しているという。

私はその時初めて、変な体験をしているのは自分だけでなかったのだと
思い、今まであった事を家族に告げた。
すると、わたし・父だけでなく、他の家族もなんらかの奇妙な体験をしていたのです。

つづく


308みう:04/08/15 23:38 ID:jeOK/N2U
つづき
これは、なんだかヤバイ家に住んでしまったのでは・・・と思い
知人に紹介してもらった霊能者に会いに行くことに。

紹介されていったさきは、田舎の小さな商店で、でてきたのは普通の
おじさんだった。 最初は半信半疑だったのだが・・、
その、霊能者のおじさんは、何も話していないのに、私達に起こった
事だけでなく、うちの家の間取り、部屋においてある物などを次々と
言い当てていった。

おじさんが言うには、うちの家には霊の通り道(?)が通っており
そのせいで、いろいろ起こっているとの事。
また、父には毎晩くる4人の霊がついているとの事だった。





 
309みう:04/08/15 23:39 ID:jeOK/N2U
おじさんは今すぐ除霊をはじめると、いい、父を椅子に座らせ
向かい合って、お経(っぽいもの)を唱え始めた。
みるみる父の顔が歪み苦しそうなうなり声を上げ始めた。
でも、その声はあきらかに、父の声では在りませんでした。
その直後、父が何かに引っ張られる様に窓の方へと倒れこみ
窓から体が半分外へとでて、必死で窓枠につかまっている状
態に。
おじさんはあわてて、父を中にひっぱり込もうとしたのですが
びくともしません。
「家族の人も、手伝って!!今、外に出たらお父さん死ぬ!!!
早くしろ!!」とおじさんにどなられて、(部屋は一階でした)
めちゃめちゃ怖くて、私は、体が硬直してすぐに動けなかったのですが
おじさんの声にハッ・・として、家族全員で父を中に引っ張り戻しました
その時の父は人間とは思えないくらいに力で、そとに引っ張られていました。

その後、家族全員で父を押さえつけて、お経を唱えてもらい除霊は終了。

その後、我に返った父は、全くその時のことを覚えていませんでした。
お札を貰い私達は帰宅。
その日以来、ぴったりと、霊現象はとまりました。

おわり。長文でした
310本当にあった怖い名無し:04/08/16 00:05 ID:HIBlTX4O
こんな体験をした。

あれはまだ自分が小学生の頃だったか、夜ひとりで寝ていると
「ドーン」という凄い音が自分のすぐ近くで鳴った。びっくりして
起きたが目も覚めきらないので何の音だったのか耳だけで辺りの気配を伺っていた。
すると部屋の中で本をペラペラめくる音が聞こえて来た。自分はひとりで
寝ている。ありえない。怖くて見る事が出来ず布団に潜っていたら
いつのまにか眠ってしまっていた。
311笑介:04/08/16 02:16 ID:rfclTEzR

この話、2Chぢゃない掲示板にも書いてしまったんだけど...

半年くらい前のまだ寒かった頃、千○県にある国道14号線の一本裏に
自転車専用道路がある場所を会社の帰りに自転車で走ってました、
ヘッドホンでラジオを聞きながら漕いでたんだけど鶏の鳴き声がヘッドホン越しに聞こえた
「コケ〜!」だか「コキャ〜」って、
夜10時半をすぎたくらいになんで鶏?
とか思ったのをおぼえてる。
ちょうど学校のグランドみたいな所の脇を走っていて
何気なくそっちを見るとグランドに植えてある木から木へと白い服を着た女のひとが枝を伝って飛び移っていた
オレのチャリと同じスピードでまるで併走しているかの様に。
ソレ見た瞬間、チャリ漕いでる状態で固まってしまい前を見る事もできない
「マヂでヤベー」と思っていたら急に首が動く様になった
慌てて前を見るとチャリに乗った女の人(普通のひと)が近づいて来た、


続きます

312笑介:04/08/16 02:38 ID:rfclTEzR

助かったぁ、と思いながらも
この人がアレ見ちゃったらマズいなぁと思いもう一度横を見たら
アレは居なくなってた、
チャリの女の人はオレを怪しい奴と思ったのか全速力ですれ違ってくし
なんだかへこんだ

鶏の鳴き声だと思ったのは「アレ」の叫び声だったみたい

その後その道は通ってません
ちょっと怖かっから

313本当にあった怖い名無し:04/08/16 02:45 ID:9aCmaFez
1年くらい前かな

あるオカルトサイトの掲示板でとある心霊スポットの話でもりあがっていた。
そこは過疎で人が1人もいなくなった村へとつづく古い橋だった。
車が一台やっと通れるほどの狭い幅の石でできた橋。
話の始まりはそこで橋の手すりに縄を掛けて若い男性の首吊り自殺が
あった事が発端だった。そのサイトで半端じゃなくヤバイ場所として
話題になったのだ。
そこは地元ではすごく有名なところで何故か昔から
小さな橋なんだけど何故か首吊り自殺や事故が絶えない場所だったらしい。
首吊り橋と言う人も地元でいた程だった。

ある日そこに有志を募って行ってみようと誰かが書き込みをして
オフ会のメイン行事として行くことになった。
M氏が幹事となり総勢5人でM氏の車で行くことになった。
314本当にあった怖い名無し:04/08/16 02:46 ID:9aCmaFez
その村から人がいなくなってから十数年経っている事もあってか
地図には黒い細い線でしか表記されないほど細く、そして荒れた道のりだった。
1時間ほど山道を走ったところで到着した。しかし
集落があったと思われる場所へは道が荒れすぎ管理もされていないので
倒木に道を塞がれて車では行くことはできなかった。
少し歩いたら見渡しのいい場所にでてそこからは朽ち果てた住居が数件
見てとる事ができた。そしてメインのあの橋もすぐ近くに見えた。

橋にはすでに茶色く萎れた花束と缶ジュース、ペットボトルが数本
置かれていた。多分、ご遺族の方などが置いていったのだろう。
橋の下には細い川だが力強く水が流れていた。
お昼だからか来てみると意外と普通だねとM氏が言った。

私たちは一応、目的達成として記念撮影をして帰ることにした。
315本当にあった怖い名無し:04/08/16 02:46 ID:9aCmaFez
行きはよいよい帰りは怖いとは上手く言ったもんで帰路はまさしくそれだった。
陽が沈み山は急速に真っ暗になった。
その時、写真を撮ったOさんが え?何これ・・と静かな車内で突然言った。
撮ったデジカメの画像をチェックしてたところ撮った直後は特に異常は
無かったらしい橋での記念撮影の絵に赤い煙の様なモヤがかかってた。

M氏が オーすげぇ実際に実物みたの初めてと軽い口調で言った。

みんなでデジカメを回し確認していたらR子さんがそれを見てキャーと叫んだ。
いや・・私の足元。なんか写ってない?R子さんが両手で口元を覆って顔の血の気は、ひいていた。

デジカメを確認してみると言われてみると確かにR子さんの左足下の横、
橋の手すりの付近に顔の上半分を出してる色の無いそう白黒の顔写真の様なものが
確かに見て取る事ができた。
こういうのってさ・・デジカメの場合どうなんだろう?とM氏が言った。
どうって?私が聞き返すと
316本当にあった怖い名無し:04/08/16 02:48 ID:9aCmaFez
いや・・写真とかはお祓いする時、燃やしたりって聞くじゃない?
けどデジカメはフィルムとか無いしね・・。
そうだね。どうするんだろうね?とお互いに色んな仮定の話をそれからしながら帰路を急いだ。
行きは確か1時間ほどだったのが帰りは1時間過ぎても山道を抜ける気配すらなかった。
むしろ険しくなっているような?そんな気がしたときM氏が急に車を止めた。

マヂかよ・・。アップビームライトの先には、そうあの橋があったのだ。
Oさんが嫌・・本当にヤバイこれ〜と身を縮めて言った。
私は車を降りてテールランプに照らされた後ろをみた。
道が2手に分かれてた。そう行きは雑草に覆われて確認できなかったが山を囲むように
道がある様に思えた。私たちが最初に来た道とは違ったのだ。
ぐるっと山を回る感じで戻って来てしまったんだと私がそう言うとM氏が道を確認して
本当だ、それっぽいね。っとホッとした感じで言った。
317本当にあった怖い名無し:04/08/16 02:49 ID:9aCmaFez
改めて帰路についた。
車内では誰も何も言わず、Oさんは暗闇のガラスに写るのが怖いと持っていたハンドタオルを
ドアガラスに挟んでカーテン代わりにしていた。R子さんはタオルを頭からかぶったままじっとしていた。
暗闇を照らすのは車のライトだけ・・車がこのまま止まったりすると最悪だななどと
私は何故か変な妄想をしていた。

1時間ほどして道を間違ったであろう分岐路についた。
引き返しの道しか見えてなかったのが怖いね。
二手に分かれてたのなんてまったく気が付かなかった。M氏が素で言った。

街の灯りが増えてくると次第にみんな口を開きだした。
そういえばさ・・今になってフッと思ったんだけどさ
私、なんか変な思い込みしてたのか出発で集まった時は5人と思ってた。
いやどっからどう見ても4人なんだけどね。変だねっとOさんは少し落ち着いた笑い話の様に言った。
318本当にあった怖い名無し:04/08/16 02:50 ID:9aCmaFez
あ、俺もそう。なんだろ行き始めの時は5人の感覚だった。いや今、思うとどう考えても4人だけどね
M氏もそういった。
そう私も同じ変な違和感に気が付いてた。確かに5人だった気がするのだ。だけど口にはしなかった。
R子さんは相変わらずタオルをかぶったまま結局、分かれるまでずっと寝ていたのか
黙ったままだった。

あれから、もう1年ちょい。サイトは、いつからかリンク切れ
M氏とも連絡とっていない。R子さんにはメール届かなくなったりと色々とあって
今では付き合いはまったくない。Oさんはあの画像どうしたんだろう?
画像アップすると言っていたが結局される事は無かった。
ただ今でも思う。誰が言いだしっぺだったんだろう?
少なくともあの4人には居なかった気がする。

行きの時に皆の中にいた5人目だったのかもしれない。
自らの孤独を振り払い為に霊そのものが人を呼んで心霊スポットと言われる場所に
向かわせるの事があるのかもしれないと思った。

そう今もどこかのスレで5人目が書き込みをしているかもしれない。
誰かを呼ぶために誰かの身を借りて
あくまで仮定の話ですが・・超長文スマソ
319本当にあった怖い名無し:04/08/16 02:59 ID:jtHC9sOV
>>313-318
98話目、乙!

あんまり徹底されてないけど、一応・・・
()   . フッ …
[] → []

次は、99話目になります・・・
いいペースだ・・・
32099話:04/08/16 06:46 ID:HIBlTX4O
こんな体験をした

まだ幼稚園だったころの話。
その頃は借家に住んでいて古ぼけた小さな部屋を使っていた。
壁もただの何にもない白い壁で壁紙もポスターも貼っていなかった。
ある夜、なんとなく寝つけないことがあった。いつもと同じ部屋なのに
どうも何かおかしい。隣の部屋では母が友達と話をしていた。
そのせいで眠れないのではなく、壁が何故か気になって仕方ない。
寝返りを打ったり数を数えたりしながら、ぼんやり壁を見る。
次の瞬間、その壁から白い服の女がすり抜けて出て来た。
あわてて布団に潜りはやく消えてくれ、と願った。
次の日、母にその話をしても信じてもらえなかったが確かに見た。

()   . フッ …
[] → []

321本当にあった怖い名無し:04/08/16 11:45 ID:junpkW0P
ガッツの家で飼っている猫の名前は「ネコ」
太陽はどっちから昇る?という質問に対して。「右から」
土木作業員のことを土曜日と木曜日しか働かない人だと思っている。
ちんぴらと喧嘩した後、警察に捕まり
「チャンピオン認定書にいかなる者の挑戦も受けなければならないと書いてある」
と言った。
ある番組でUFOがガッツの家の前に降りてきて
「ガッツゥゥ」と言い続けたら
「うるせぇ」と言い、キレて自分の家の2階からものを投げてきた。
宇宙人とまで張り合うガッツ石松先生
時代劇の撮影後「いやあこのカツラかぶってると暑いねー。江戸時代の人って大変
だったんだなあ。だってこんなものを毎日かぶってたんだからなあ」
鎌倉幕府の出来た年を「よい国で4192年」と発言
亀を英語で「スッポン」と言うと言った
コーヒーをブラックにちなんでホワイトで」と言う
(本当にホワイトコーヒーがあると思ってたらしい)
世界タイトルマッチの解説で挑戦者の気持ちを尋ねられたときのコメント
「いやぁ恐いのが半分、恐ろしいのが半分でしょうね」
スカイ・ダイビングに挑戦する事になったガッツ石松
飛行機からダイブする瞬間に「ちょっとまってくれ!風向き見るから」
同窓会に参加したガッツは
『おぉ、老けたなぁ!いくつになったんだ?』
クイズ番組に出たガッツ石松さん
「日本で一番多くとれる地下資源は?」という問題で
『米』と答えた
ガッツさんがはじめてAIBOを見たときの一言
『ふ〜ん、最近は犬にこんな服を着せるのか〜』
連想ゲームでの出来事
322本当にあった怖い名無し:04/08/16 13:33 ID:junpkW0P
  \
:::::  \            >>1の両腕に冷たい鉄の輪がはめられた
\:::::  \             
 \::::: _ヽ __   _     外界との連絡を断ち切る契約の印だ。
  ヽ/,  /_ ヽ/、 ヽ_  
   // /<  __) l -,|__) > 「刑事さん・・・、俺、どうして・・・
   || | <  __)_ゝJ_)_>    こんなスレ・・・たてちゃったのかな?」
\ ||.| <  ___)_(_)_ >
  \| |  <____ノ_(_)_ )   とめどなく大粒の涙がこぼれ落ち
   ヾヽニニ/ー--'/        震える彼の掌を濡らした。
    |_|_t_|_♀__|        
      9   ∂        「その答えを見つけるのは、お前自身だ。」
       6  ∂
       (9_∂    


323本当にあった怖い名無し:04/08/16 13:34 ID:junpkW0P
          /\
         /┴┬\
,,,,,,.......,,,,....,,,,,,,/┴┬┴┬\ ../\....▲...,,,,,,,,,,,,,,,,,,
   ___  ::::::;;;: :: ::::::. :::::;;;;;;;; ::::::::::;;;;;;;;;; :::;;; :::
:;;;;;;/__¶____il\__:;::;:::;;;;:;;;:;;..,,:;::;:..,,:::::::::::::::::::::::::;;;:::::;
::::://Φ Φi_|   ヽ:;;:;:::;:;::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
;;/人 Д /,,_|.      < 呪ま〜す。
:;:;;;て,,,Шて,,_ノて_人:;;:;::;\________
;;::::::::: ::::;;;:::: : :::: :::: ::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;::::::
324本当にあった怖い名無し:04/08/16 13:38 ID:junpkW0P
ポッ、ア〜!
智津夫グルです みんなきょうも 元気に修行してるよね
出家信者 在家信者 お日さまよりも早起き
朝ごはん ちゃんと食べた? みんなで食べるとおいしい
智津夫グルは くいしんぼう おいしいメロンを食べよう
ママとパパ お兄さん お姉さん
おじいちゃん おばあちゃん お隣さんも
*ポア(ポア) ポア(ポア)
ポア(ポア) ポア(ポア)
霞ヶ関 ポアでサリンシュシュ
きっとグルも きみのことが 誰よりいちばん好きだよ
きみのグルに だからきょうも たくさんお布施をあげよう
ママとパパ お兄さん お姉さん
おじいちゃん おばあちゃん お隣さんも
(*くりかえし)
霞ヶ関 ポアでサリンシュシュ
(*くりかえし)
マイトレーヤ マハーケイマ みんなもグルが大好き
きっとグルも 大満足 最終解脱してくれる
ママとパパ お兄さん お姉さん
おじいちゃん おばあちゃん お隣さんも
(*くりかえし)
グルはいつも元気でーす 信者のことが大好きだよ
(*くりかえし)
霞ヶ関 ポアでサリンシュシュ
松本でも ポアでサリンシュシュ
(*くりかえし)
325本当にあった怖い名無し:04/08/16 13:39 ID:junpkW0P
我々は1が何故このようなスレッドを立てたのかという疑問を解決するため、
1の故郷である群馬県に向かった。「まだ日本にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、そして
彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
高度成長だの、神武景気だの、オリンピックだので浮かれていた我々は改めて
農村の現状を噛み締めていた。ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに「息子が申し訳ありません」と
我々に何度も土下座して詫びた。我々はこの時初めて1を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、農村の貧しさが全て悪かったのだ。我々は1の母親から
貰った干し柿を手に、打ちひしがれながら東京へと帰路についた
326本当にあった怖い名無し:04/08/16 13:40 ID:junpkW0P
サッ○ー「もしもし>>1?マミーだけど。あんたなんでこんな駄スレ立てたの?」
   >>1「うん…」
サッ○ー「うんじゃないわよ。それから騙りは来たの?」
   >>1「来たよ」
サッ○ー「何て言ったの?」
   >>1「逝ってよしって」
サッ○ー「なんで?こちらは糞スレは立ててない事になってるんだから!」
   >>1「でも立てちゃったから。2ちゃんねらー相手にごまかせないよ」
サッ○ー「だから立ててないって事になってるんだから。裏で色々手を打ってるから大丈夫よ」
   >>1「でも逝ってよしって言っちゃったからごまかせないよ」
サッ○ー「僕はドキュソなんで日本語がよく分からなかったって言っておけばいいのよ」
   >>1「うん…」
サッ○ー「あんたこの文誰かに見られてる?」
   >>1「見られてないよ」
サッ○ー「これはファミリーの問題なんだから。あんたが駄スレ立てたのがばれるとこっちも騙られるのよ」
327本当にあった怖い名無し:04/08/16 13:41 ID:junpkW0P
このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が
言語訓練のために立てたものです。

アイと研究員とのやり取りに利用するスレッドなので、
関係者以外は書きこまないで下さい。

                         霊長類研究所
328みんとぶるう ◆85wvnHAKKA :04/08/16 14:08 ID:WpyO8Bs8
>>267
いるにゃいるけど、俺の司会じゃやだって声もあってさ。
329本当にあった怖い名無し:04/08/16 15:00 ID:XUlvRqbk
たった今体験した話し。

今日は会社が休みで休日出勤してるんだけど、建物には鍵だけ掛けて
2Fで仕事をしていた。
11時くらいに隣の部屋で大きな足音が聞こえ、何かごそごそする音が
している。ああ、誰か出勤してきたんだなと思ってそのままにしてると
やがて階段を下りていき暫くすると又静かになった。

昼休みも終わり、再度仕事に取り掛かると又ごそごそと音がする。
今度は覗いてみるとなんと綜合警備保障のお兄さんが吃驚した様子で此方を
みていた。
どうかしましたか?と声を掛けるとずっと此方に居られたんですか?
と聞き返してくる。
ええ、ずっと2Fで仕事をしてましてけどと答えると、1Fでセンサーが
反応したのでやってきました。とりあえず解除してもらえませんか。

といわれたのでセキュリティカードで解除する。

話を聞くとどうも、11時くらいに出勤した誰かが自分が居るのに気づかずに
セキュリティを掛けて帰ったらしい。

でも2Fのセキュリティは反応しなかったのでずっと座ってたんですか?
と警備保障のお兄さんは聞いたらしい。
2Fのセンサーを感知せずに通り抜けて1Fのセンサーに引っ掛かるのは無理
だし、何よりずっと座って仕事(2chオカ版も)してたから1Fには行ってない。

そうすると無人の1Fで何が反応したのか・・・
330赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/16 15:05 ID:GGsLzmTc
>>329さん
()   . フッ …
[] → []

会社にはよく出るんですか?
怖いな・・・

とうとう100ですか?
331本当にあった怖い名無し:04/08/16 15:10 ID:XUlvRqbk
ちなみに会社の近くには京セラ本社があって赤池という血生臭い
由来のある交差点があります。
近所にも墓場があるけど隠れてるので会社の人間も余り知らない
みたい。
今も誰も居ないところで書き込みしてるけど、たまに近くから息遣
いや物音が聞こえます。

会社の前にある電話BOXで得体の知れないものを見たという噂や
倉庫4Fで霊をみたという話もありますが、一番怖かったのは
トイレに入って用をたした後に出ようとドアノブを回すとスカスカ
して全く反応しなかったこと。
1時間以上閉じ込められましたが、原因がわからないというか
単純な構造でありえなさいということで、今もそのままです。
というわけで今日は誰も居ないので万一を考え、ドアを閉めずに
用をたしてます・・・恥
332赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/16 15:15 ID:GGsLzmTc
うわ〜、いかにもな場所ですね
100話目話しちゃったから霊がk(ry
333本当にあった怖い名無し:04/08/16 15:18 ID:XUlvRqbk
>330
>>会社にはよく出るんですか?
話を聞いたり音や目の錯覚的なものは目撃したりしてますが、
怪しいものをはっきり見たことは無いです。
この間も夜中にデジカメで社長室や色んなところを取り捲ったけど
特に怪しいものは写ってなかったような気がしますが
ちょっと怖くてじっくりみてないかも

等という書き込みしてたら上司から電話が・・・
今ディズニーランドやけど変わったことあるか?
ないないないないないです〜

と、電話してる最中に隣の部屋で音がしたんで覗いてきます。

っていうかホントに百ですか
ガクブルAA(省略)
334本当にあった怖い名無し:04/08/16 15:34 ID:rfclTEzR

達成したね

335本当にあった怖い名無し:04/08/16 15:39 ID:OYwUy/pZ
達成しちゃったね
何か起こるかなぁうちにも
336本当にあった怖い名無し :04/08/16 16:05 ID:0kHKjLyQ
これって、話を提供した香具師に何か起きるの?
おら、二つ提供したんだけど、、、
337本当にあった怖い名無し:04/08/16 16:06 ID:E2Db8OYY
?       ?.
      ??     ??
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  ???????????????
 ?????????????????
 ?????????????????
 これを見ると今年の大学受験に落ちます。
これを今から1時間以内に3回他スレにコピペすれば100%、受かります。
貼らないと
落  ち  ま  す

338本当にあった怖い名無し :04/08/16 16:10 ID:0kHKjLyQ
>>337
ねーねー、話した香具師んとこに幽霊出るの?
339笑介:04/08/16 16:14 ID:rfclTEzR
もしでたら報告しましょ
340本当にあった怖い名無し:04/08/16 16:14 ID:+qOSJEMX
達成したの?ヤバいんちゃう?
俺ウォッチ専門なんだよ…出ないでくれよ…と言ってみるがいうこと聞いてくれるかな?
341本当にあった怖い名無し:04/08/16 16:17 ID:rfclTEzR
言うこと聞いてくれるなら幽霊にはならないよ(w
342本当にあった怖い名無し:04/08/16 16:47 ID:gaqBa45u
100達成乙〜(・_・)ノ∞"ブラジャフリフリ♪
343本当にあった怖い名無し:04/08/16 16:49 ID:OYwUy/pZ
>>341
それはそうかもしれないけど…w
でもさ、かなり吹き消してない蝋燭あるよね。
全部吹き消したときに何か起こるんじゃなかったっけ…




吹き消しAA貼ったら何か起こったりして…
344330:04/08/16 17:07 ID:XUlvRqbk
今日はまあコンピュータのお守り見たいなものだからと自分に言い訳しつつ
過去の話を書こうとすると、早速怪異が発生しました。

まあ耳嚢的な些細な怪異でXPproのハングアップなんですけど。
現象としてはNAV(NortonAntiVirus)の暴走なんだけど、メモ帳に作成して
たらブラクラを踏んだようにDDEのウィンドウが何十も開きました。
ありえないことでは無いのですが、会社の奇怪な話の文章が完成しちょうど
保存しようとしたところでのハングでしかも負荷が殆ど掛かってない状態で
したからちょっと不思議ですね〜
以前の9x系でしたらファイル操作での不安定はありましたけど、今の機種を
使って3ヶ月ほどですが初めてのハングでした。

というわけでハングした時の写真と開かずのトイレの写真と作ってた
文章は家に帰ってからにでもアップします〜
345本当にあった怖い名無し:04/08/16 18:23 ID:0emQNBqv
おれのパソコンもさっきハングしたぞ
346本当にあった怖い名無し:04/08/16 19:08 ID:rfclTEzR
>>343
じつはオレも同んじこと考えてたよ
347330:04/08/16 23:24 ID:vtuc/pwY
ハング画面と糞トイレ

ttp://www15.big.or.jp/~kaini/gazou/img/6266.jpg
ttp://www15.big.or.jp/~kaini/gazou/img/6267.jpg


作った文章を再現すると↓の文章が完成した時に↑の状態に

物音はしたが誰も居ない・・・
でも離れの倉庫や事務者には結構人が居てるから今は特に問題なし。

うちの会社凄いなあと思ったのは、霊能力者の寺島玲子氏?みたいな
あんな感じのパートの女性の人が居ました。

色々な話を聞きましたが、一番怖かったのは猫の霊との対決話で
駅で駆け上っていると足に纏わりつくようにしてまるで階段から
落とそうとするかの意思を感じたそうです。
他にも会社の人間の霊しょうを払った時に興味本位で観察させて
貰ってたのですが、今一つ上手く上がらないと言って何か起こるかも
しれないというのがありました。
翌日にその女性の方が来られなかったのでその上司に聞いてみると、
夕べ事故にあったとのことでした。
348330:04/08/16 23:25 ID:vtuc/pwY
事故自体はたいしたことが無く、暫くすると出社してきたので話を聞くと
あの日の夜、信号待ちをしてると前に止まっていた車が急にバックして
突っ込んできたそうです。
距離がたいしたことの無い割には車には結構ダメージがありましたし、
何よりなんで前の人がバックしてきたのって聞くと、本人もわからないと
言ってたそうです。
その人自身は守護霊に守られてるから大丈夫とか言ってましたが、
ちょっと不思議な話ですね。

その他にも因縁話、この会社の土地に関する話や、霊感体質の人間がこの会社に居て
直ぐに大変な目に合う等など、その人を中心に色々ありましたが自分自身
の徳を高めなければいけないということで現在は福祉関係の仕事をされてます。
凄いエピソード満載なので機会があれば書き込みします。

非常におっとりした上品で物静かでファニーフェースな女性でしたねえ。

私はオカルト好きの懐疑なので脳の生み出した妄想みたいなものかなあ。
等と思ったりもしますが、疑いなく信じてる人が居て行動してるのも事実なんだなあ。
という事も感じています。
349本当にあった怖い名無し:04/08/16 23:36 ID:kyVi8HW9
>>348
以前はオカルト好きってマニアだと思っていたのですが、理論で証明できない事が起きると
ちょっとだけ存在するのかな・・・なんて思ってます。
350赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/17 00:25 ID:i+k9FzW3
>>330さん
乙です。
他にも色々聞きたいな〜
私は科学で証明できないか?と考えている肯定派なんですが、
中々難しいですw

写真には何も写って無さそうな気がしますが、どうだろ?
351本当にあった怖い名無し:04/08/17 12:32 ID:9Nb7kjEi
>>347
ええっ、寺島玲子って今は霊能力者をやっているのか。知らんかった・・・
昔はギャグ漫画家だったはずだけど。かなりショックだ。_| ̄|○
352330:04/08/17 16:39 ID:Tw/XJbyU
>>349
そうですね〜現在でも理解というか説明できない現象はあると思います。
未知なるものへの好奇心もありますね〜
不思議なものがあったほうが世の中楽しいと思います。

>>350
そうですね。機会をみて色々聞いた話をアップしたいと思います。
私の場合はもっと科学万歳!で人類の知識など凄いと思いますし
今の科学では測定できないようなものも何れは判明すると考えてます。

>>351
(^_^;)ごめんなさい
ttp://www.asahisonorama.co.jp/hp/kowai/reikoshitumon28.html
寺尾玲子氏と勘違いしました。
寺島氏はLOGINで活躍されてました(ます?)ねえ。
353351:04/08/17 20:39 ID:X+QUE+Jx
>>352
レスありがとうございます。寺尾玲子氏という人がいるのですね。知りませんでした。
それから「ギャグ漫画家」は不適切だったかもと思っています。失礼しました。
354本当にあった怖い名無し:04/08/18 17:09 ID:+M8Q5Ter
355本当にあった怖い名無し:04/08/18 22:44 ID:kXolKozO
356本当にあった怖い名無し:04/08/18 23:04 ID:E7syywHY
357本当にあった怖い名無し:04/08/19 11:10 ID:5k0jkfZG
358本当にあった怖い名無し:04/08/19 15:57 ID:oP02Faid
359本当にあった怖い名無し:04/08/19 16:42 ID:k4pp3dnn
360本当にあった怖い名無し:04/08/19 18:37 ID:Q0H+tqcs
361本当にあった怖い名無し:04/08/19 19:09 ID:65rjEq7D
チンコかな?
362本当にあった怖い名無し:04/08/19 19:36 ID:yB9a6dDZ
伝説の101話目話しますね

いや、やはりやめておきますか・・
363本当にあった怖い名無し:04/08/19 19:38 ID:/odMgt6B
アナルかな?
364本当にあった怖い名無し:04/08/19 19:40 ID:6BJLqFIG
一晩で100話しなくてもよいの?
365本当にあった怖い名無し:04/08/20 08:50 ID:Fwa/KmH+
キンタマかな?
366本当にあった怖い名無し:04/08/20 14:58 ID:zWgn4+1d
怖い話マダー?
367本当にあった怖い名無し:04/08/20 15:00 ID:j546NIoo
クリトリスかな?
368本当にあった怖い名無し:04/08/20 16:53 ID:7u5FkEbA
ラビアかな?
369本当にあった怖い名無し:04/08/21 20:13 ID:bzzzP157
>>1さん
此処はもう終了?
370赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/22 01:29 ID:rJyQC/L5
まだ続行するのかな?
俺は、話無いけど。(というかあるはずだけど思い出せない)
371本当にあった怖い名無し:04/08/22 02:55 ID:8OGxjY7k
そしたらさ
怖いってか
なんか不思議な感じでもよいから語って
ミヨー







372本当にあった怖い名無し:04/08/22 03:16 ID:JX4OIdVK
>>1-371
ここに関わったなら
下らない書き込みで埋めるより
来シーズンまで大事に保守しろよ
無駄な書込みが無けりゃ2年は持つから
373本当にあった怖い名無し:04/08/22 07:28 ID:zreO/LhQ
--------------------2周目スタート----------------------

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
374本当にあった怖い名無し:04/08/22 09:01 ID:8OGxjY7k
二週目いきまーす

中学のとき、柔道部の合宿で
視聴覚室に泊まった。
ベランダに出て夜のグランドを眺めて居たときのこと、
なんとなく隣りの音楽室の方を見ると、
音楽準備室(音楽室にくっついてる小さい部屋)に明かりが点いてる
誰か居るのか?と思った程度でまたグランドに目をやったがなんか不自然、
明かりの色がオレンジ?
蛍光灯のはずな準備室がオレンジ色に光ってる?
まさか火事?
一緒に居た友達に「お前ベランダから見に行け!」と叫び
オレは視聴覚室を通り廊下から準備室に走っていくと
真っ暗...しかも戸には鍵が、
覗いても何にも異常無し
視聴覚室に戻ると友達が「見に行けってなにを?」と言いながらキョトンとしている
オレが「準備室オレンジ色に光ってるって言ったべ!」とやや興奮ぎみに言うと「づっと真っ暗だったぞ」
といわれた。



375本当にあった怖い名無し:04/08/23 07:38 ID:Z8sVV65P
ウンコかな?
376本当にあった怖い名無し:04/08/23 21:50 ID:7sXYRafc
ぬるぽ。
377本当にあった怖い名無し:04/08/23 23:08 ID:t/wQ16os
>>376
ガッ!
378笑介:04/08/24 23:26 ID:4OIiK3I5
ごく最近の話
次女がパパと寝る、などと言ってオレの部屋でねた
夜中にムクリと
起き上がっテ壁の一点を指差し、
パパあれ怖いあれやっつけて
と言って泣いた

そこは以前から出てくる嫌な
場所だったので
驚いた






379笑介:04/08/24 23:34 ID:4OIiK3I5
あの〜
怖い話
しょうょ
オレいま38で普段
あまり
そんな話
出来ないから
こんな
スレ
貴重なん
だょね
堅苦しい形式
必要
ないみたいだし
赤毛さん
感謝
たまには
出て来て





380本当にあった怖い名無し:04/08/25 02:25 ID:ZTLx/Mq3
モウ ユルサナイ
381本当にあった怖い名無し:04/08/25 17:27 ID:tvpBOPy1
昔一人百物語した人のスレあったよな?
382赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/28 00:53 ID:KQkJ1q3Y
ここには書いてないと思うので一つ

霊を見るといっても、
とりつかれたりしない限り同じものを見ることはあまりないですよね。
でも、同じ霊を見た事があります。
まあ、生首だけなんですけど、
それみると親戚とか、近所の人とかがバタバタ逝っちゃう。
一回目は七人くらい、二回目は五人くらい。
誤差は一日くらいで一気に。
偶然とは思いますけど、三回目が無いのを祈るばかりです。
顔も物凄く怖いし。
383本当にあった怖い名無し:04/08/28 01:05 ID:SLvZfyLP
>>382
ど、どんな顔?
384本当にあった怖い名無し:04/08/28 01:41 ID:SLvZfyLP
友達の家に行ったら留守だった
車のなかで帰りを待っているうちに眠ってしまい
ふと何かの気配で目が覚めた、
フロントガラス越しに前の電柱を見るとてっぺんにスーツ着て鞄を持った男が立ってた、
オレが見ている事に気づいたのか
その男、覗きこむように首をたらした
電柱のてっぺんからどんどん首かのびてきてペチャッと音をたててフロントガラスに顔がくっついた、
フロントガラスいっぱいに広がった顔は笑っていた。



385本当にあった怖い名無し:04/08/28 01:51 ID:SLvZfyLP
激しい金縛りにあった、
目を開けると部屋のなかの物全てが赤と白と青の輪郭線だけになって見えた
目かオカシクなったと思い怖くなり無理やり起き上がって
四つん這いで部屋のなかをぐるぐる廻っていたら元に戻った。





386本当にあった怖い名無し:04/08/28 03:10 ID:YdE/Gs4l
>>374-385

2周目1〜5話終了

()()()()()    . . . . . フフフフフッ …
[][][][][] → [][][][][]

これを忘れたら百物語じゃない!
次書き込む人は忘れないように。
387本当にあった怖い名無し:04/08/28 13:10 ID:EiHFaL52
怖くないかもしれない。私がまだ五つくらいの時、私は市営住宅に住んでた。その家は壁一枚で隣と繋がってる長屋(ボロ)。家は広い庭が個々のうちにあり柵で囲まれていた。ある日の午前三時頃におしっこに行きたくなって寝ぼけて庭に出てしまった。
388本当にあった怖い名無し:04/08/28 13:22 ID:EiHFaL52
387続き
庭を囲っている柵には丁度真ん中に出入り口の小さな門があった。その門が開いていてそこに小学校高学年くらいの男の子らしき子供が大の字になって通せんぼしてるような形で立ってる。赤いTシャツが凄く眩しく感じた。けどTシャツから出てる腕、足、顔が真っ黒。
389本当にあった怖い名無し:04/08/28 13:48 ID:EiHFaL52
388続。父が起きてきて今見た物の話をしたが聞いて貰えなかった。そして12年。引越し、その話を忘れてたが母がある話してくれた。男の子を見る前隣の中学生が風呂場で焼身自殺したと。真っ黒に焼け発見されたと。私が見たのはその男の子だったのかと思うとコワイ。
390警視庁:04/08/28 13:51 ID:KpztEOKT
391HINA:04/08/28 14:45 ID:Wo/HwwkI
改行シロ>>389
392赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/28 15:42 ID:KQkJ1q3Y
>>383さん
思いっきり悪意に満ちた顔って見たことある?
そんな感じ。
誰かに恨まれてんのかなぁ〜

ID:EiHFaL52さんが携帯からっぽいので代わりに消しときますね
()   . フッ …
[] → []
393名無しの噂:04/08/28 16:14 ID:azYID/5w
ドライブの帰りに小雨が降りだた。トンネルへと続く道の途中でおじいさんが歩いてました。
おじいさんは自宅に帰る途中で小雨が降り出したらしいく傘も持ってなかったので、車に乗せて送ることにしたんです。
おじいさんと友達と話をしながらトンネルに入っていきました。話は世間話ばかり。
おじいさんは「君たちは親切でね、ありがとう。」と何度もお礼を言ってました。
おじいさんに家の場所を聞いたら「すぐそこだよ」「君たちも一緒にきてくれないかね…」
とその時トンネルを抜けるとブレーキが故障。ガードレールに突っ込んで俺も友達も一命はとりとめたものの重傷
病院で意識を取り戻しました。
友達とおじいさんもこの病院かなとか心配していた時
夢の中であのおじいさんが現れ、「どうして君たちは一緒に来てくれなかったんだ」
とかなり怒ってました。友達に話すと友達も同じ夢を見てました。
その後、警察に事故の話を聞くと車には二人しか乗ってなかったと。
その後に知ったのが事故を起こしたトンネルがdog鳴きトンネルだったことを知りました。
 ◆  〜
 □→□  フーーーー
394本当にあった怖い名無し:04/08/28 16:37 ID:EiHFaL52
↑書いたものです。長くなってしまいました。初めて書き込みしたので要領がわからなくてスミマセン。
395383です:04/08/28 21:57 ID:SLvZfyLP
赤毛さん了解です、想像つきました。

ついでに、
それを見ると何かおこる話
思い出したので、
運転の仕事をしているとき、黄色い傘を持って黄色いレインコートにレインハットさらに長靴も黄色って姿の女性を見ると
ひと月以内に必ず事故ってました。
出始めると事故るまで何度も出てきてました、
晴れでも雨でも昼でも夜でも
さすがに何度目かから気付いて気をつけるようになったら事故らなくなりましたが。




396赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/29 14:30 ID:Xp4yY0cm
こないだ仕入れた話

後輩が厨房の頃、空手か少林寺か何かの道場に通ってて、
その帰り道に神社があったそうです。
ある日いつものように神社の前を通りかかった時ふと階段の方を見ると
夜なのに10歳位の女の子が一人でぽつんと立ってました。
服装は赤いワンピース。
「何してんだろ?」って見てたら、足元からスーっと消えてしまいました。
その日から道場から帰るときはビビりながら帰ってたらしいですが、
二度と見ることは無かったそうです。

383さんのも一緒に
()()    . . フフッ …
[][] → [][]
397赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/29 19:59 ID:Xp4yY0cm
まだまだ逝くよ?

私が小学二年の時だから・・・15,6年前か
うちの小学校で「花子さん」が流行ってました。
自分はやらなかったんですけど、友達とかはよくやってました。
あの四番目のトイレのドア叩いてうんぬんかんぬんってやつね。
ある朝学校行ったら私しか来てませんでした。
とりあえずトイレに行きました。
電気ついてなかったけど、メンドクサイし、明るいの嫌いなんで
そのまま用をたしてたら後ろから(後ろには大用の個室が並んでる)おっさんの声で、
「おい!!」とでかい声で怒鳴られました。
トイレ入ったときは誰も居なかったし、外見ても、個室全部確認してもやっぱり誰も居ない、
真後ろから聞こえたから、逃げたら分るはずだし。

怒ってんの分るけど、俺に怒るなよ・・・
当時の感覚で言うと、弟と喧嘩して自分だけ怒られた時よりムカついた。

これで110個めと思う
()   . フッ …
[] → []
398本当にあった怖い名無し:04/08/29 20:48 ID:gEoVXw/b
>弟と喧嘩して自分だけ怒られた時よりムカついた。

これって十段階で言うとどれくらい?
399赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/29 21:26 ID:Xp4yY0cm
>>398さん
当時に戻ったつもりで必死に考えた

1:調理実習で料理下手な奴と組まされる
2:門限に遅れて母ちゃんからグーパンチ(ガチで)
3:TV見てたら変えられた
4:剣道の先生に地稽古中大外狩り食らった時
5:帰りの会で女子に先生に言いつけられた
6:ガンプラ作ってたら腕折れた
7:←この辺
8:部屋の片付けしてるのに、「ちゃんと片付けなさい」と言われた
9:給食に漬物が出る
10:オヤジの説教&嘘の武勇伝

流石にもう22だから、今の十段階はこんなんじゃないよw
弟と喧嘩することもないし。
400本当にあった怖い名無し:04/08/29 21:33 ID:gEoVXw/b
>>399
おぅ、、オレなら1:と9:が入れ替わるな。。
つか、オレは弟だから兄貴の気持ちはわからん。

()   . フッ …
[] → []
401赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/29 21:44 ID:Xp4yY0cm
俺漬物と犬がどうしてもダメw

てか、なぜ消す?
もう一個書けってこと?
402383改め狐火プレー:04/08/29 22:29 ID:onf0o+nZ
ずいぶん前に犬吠埼ってとこに行った
夜の3時頃、
半分道に迷ったような感じで住宅街のなかに、
すると一件の家から真っ青なトレーナーをきた小学校三年くらいの男の子が出てきて歩道にしゃがみこむ。
なぜだかこの一連の動作がビデオのリプレイのように何度も繰り返して見える
助手席のツレに話すと「こんな時間に子供がそんなことスルワケないでしょ!変なこといわないでょっ!」と半ギレされた
オレには横を通りすぎるまで見えていたんだけどなぁ

() .フッ〜
[]→ []
自分で消すと恥ずかしぃ



403本当にあった怖い名無し:04/08/30 00:24 ID:cllCsHlG
台風接近で犬吠埼も大変なことになってそうですね
404赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/30 00:37 ID:DxBr66ZU
今度は書けるかな?

>狐火さん
子供のは怖いですよね〜
でも、助手席のお連れさんの返しも怖いw


中二の時だったかな?
夜ふと外を見ると、白い人が自転車に乗って、
サーっと、家から10〜15m手前の畑
(まあ、家庭菜園のちょっと大きいやつね)
の横を通り過ぎていきました。
過ぎていったのは良いけど、戻ってくる気配がありません。
何で戻ってこないとおかしいかというと、
私の家は高台にあって、
その影が向かった先には下に下りる階段しかないからです。
坂は無くて階段だけ。
おかしいなあ〜、階段の前で止まってるのかな?と思ってたら、
そこには誰もいませんでした・・・
私が見に行くより早く自転車を担いで駆け下りることは無理。
畑には鎖で鍵かけてるし、鉄の柵あるから無音で潜むのも多分無理。

蝋燭は吹き消し済みということで良いですか?
405狐火プレー:04/08/30 01:25 ID:KW00Z5OJ
青いトレーナーの子供は歩道ギワの電柱の根本に花を差してましたリプレイで





>
ワザワザ見に行く赤毛さんも怖い...w



>
赤いTシャツの話を書いた方もっと話ありそうなので聞いてみたいです
改行などきにしないで良いと思います


実生活のなかではなかなか見たことを話せない事が多い年頃の私には
此処はとてもたすかります


406本当にあった怖い名無し:04/08/30 02:16 ID:cllCsHlG
こんなの作ってみた
http://up.isp.2ch.net/up/1cb2877d7224.html
アップローダーなので流れるの早いかもしれません
407本当にあった怖い名無し:04/08/30 08:02 ID:KW00Z5OJ
見易い!素敵!!
408赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/08/31 00:32 ID:xmSXE73z
おお、ナイスです。

私も赤シャツの人の話マターリと待とう。
あと、100個目書いた人もまだあるみたいだし、200行けそうじゃないっすか?
409狐火プレー:04/08/31 04:22 ID:T5i1RZ80
そうしましょ


チナミに一周目終わっても怖い事起きませんでしたょ(w゚
皆さん
安心して書き込みしましょうね

www

410本当にあった怖い名無し:04/08/31 23:24 ID:amFw/ZzM
こんばんは。赤いTシャツの話書いたものです。父から聞いた話。不思議な話です。
父は沖縄出身で田舎の方の出なのですが子供の頃は馬車を使っていたそう。
ある日家族で出かけた帰り、大分暗くなっていて馬車で山を下っていたら隣の山に白い服を着てたいまつを持った人の行列を見たそう。
行列を見た馬は興奮して暴れ出し、祖母は重体で祖父も父も兄弟も大きな怪我をした。
隣の山を見ると行列は居なくなってたらしいです。
今でも父はその時の傷が残ってます。
怖くないですね…
411本当にあった怖い名無し:04/09/01 02:35 ID:vzgnba66
隣りの山の松明みて馬が暴れる...
じゅうぶん怖い





412本当にあった怖い名無し:04/09/01 08:36 ID:+TEF6XmQ
こないだここに書き込んだら、夜中の1時から2時の間までなぜかフリーズしまくった。
7回再起動したが原因不明。それからは別に何ともないが。
413本当にあった怖い名無し:04/09/01 18:47 ID:SUU5PhHP
100超えたのか、はやいな
414狐火プレー:04/09/02 07:25 ID:pBmiK3S5
ほんとに小さい頃
家に母方の
バァチャンが良く来てた、
色んな昔話を寝る前にしてくれてワクワク
したのをおぼえてる。
全部ジィチャンが主人公になってるんだけど....w
例えば、ジィチャンが夜に田んぼの畦道を歩いていたら突然
顔に冷たいこんにゃくみたいなものが
「ぺろ〜ん」ってくっついて来て
驚いたジィチャンが腰に差していた刀で
切り払って家まで逃げてきてバァチャンに報告、次の朝2人で恐る恐る見に行くと
そこに狢が血を流して死んでいた
とかねw
大人になって思い返すと良くある昔話だったんだけども

そんな中で一つだけ「?」と思う話が、


続く
415狐火プレー:04/09/02 07:59 ID:pBmiK3S5
続き

ある晩ジィチャンが寄り合いに出かけて
かなり遅くなってから帰ってきたんだと、
それも激怒しながら、「○○は絶対に許さない!酷い目にあわせるっ!」
とかなんとか言って目を吊り上げて怒ってるジィチャンを見て
のんきなバァチャンは何をあんなに怒ってるのかなぁ
なんて思ってたら、台所から塩壺を持ってきて部屋のすみでジィチャンが
何やらブツブツ言いながら
塩をイヂリだしたから、バァチャンは
怒りすぎて少しオカシクなっちゃったのかと流石に心配になったんだってw
ヒトシキリ塩をいぢるとジィチャンは「寝るっ」と言って寝ちゃった、
バァチャンも?とか思いながらも寝たその次の日、
近所の人から「○○さん家が火事だして家も納屋も全部焼けたんだって」
と聞いたンダヨォ〜、バァチャンおっかなくて誰にも言えなかったぁ〜
でも誰も死ななくてホットしたんだぁ
だって


これも昔話なの?



416本当にあった怖い名無し:04/09/02 23:10 ID:mkSn8HLD
ジィチャンは妖術師でつね。
417赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/09/02 23:37 ID:dlf0a6uE
>狐火さん
なんか凄い怖いよ〜
418狐火プレー:04/09/03 05:01 ID:BzdQT2Ei
下手すりゃ奉花魔の孫だょね...




詳しい話が聞きたいと思った時は
既にジィチャンもバァチャンもしんぢゃってたからなぁ
おふくろに聞いても知らないってことだし
気になる...

バァチャンからとはいっても人から聞いた話を書き込むのって
難しい



419406:04/09/04 20:55 ID:2aAmON7b
やはり、アプロダでは速攻流れてしまいました…
しつこく、再度アップしました
http://cgi.f41.aaacafe.ne.jp/~gentle/file/index.html
間違いなどあれば申し訳ありませんです

自己解凍形式なので、ダウンロードしたらファイルをダブルクリックして
メッセージが出たら、「解凍」ボタンを押してください。
フォルダが新しく作られ、その中に百物語.html があると思います。

皆さんの怖いお話、楽しませて頂いてます
420赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/09/04 23:31 ID:TKlk281W
>>406さん
ダウソさせて頂きました。


ところで、すぐいけるの一個あるんだけど、ちょっと胸糞悪くなるかも。
どうしよう。
421本当にあった怖い名無し:04/09/05 02:10 ID:GikUCkdN
>>420
言っちゃえ言っちゃえw
422赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/09/05 03:35 ID:hFOv8liw
んじゃ書くべ

友人から聞いた話です
 
友人(以下S)は某大学の付属高校に通っていたのですが、
そこには付属の小学校もあって、その小学校はあのTが事件を起こした学校でした。
Sは事件が起こったときまだ高校生でした。
事件からしばらくたったある日の体育の時間、Sの友人が言ったそうです。
「あそこ小学生が走ってる」
Sもそこを見たのですが、小学生なんていません。
でも、Sの友人には、そのあとも走っている小学生が見えていたそうです。
 
高校と小学校が同じ敷地内にあるのかどうかは分かりませんが、
もし、同じ敷地内なら被害者の魂が、まだそこで苦しんでいるってことですよね?
だから私は、この話を聞いた時怖いというよりも、Tに対する怒りの方が大きかったです。

() .フッ〜
[]→ []

これで115話目です。
一気に5話くらい増えんかなぁ
423本当にあった怖い名無し:04/09/05 09:43 ID:nLN8Zx8p
怖い話もっとシテー
424本当にあった怖い名無し:04/09/05 11:31 ID:bxD58whw
test
425赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/09/06 21:55 ID:SaTw/hcl
アゲますね〜
426狐火プレー:04/09/07 11:26 ID:1tfIuTLL
以前他スレに書いたのをコピペします
高校生のころ

二軒続きの長屋のひとつを借りて住んでいた
その日布団に入って仰向けになり目をつぶった途端
掛け布団の上ちょうど腹のあたりに
「ポトンっ」て感じでナニカガ落ちてきた
「?」と思って
布団の中から頭を少し上げて腹のあたりを見た瞬間、
超怒級の金縛りに、目を開けていたので腹の上がバッチリ見えるんだけど
ナンニモナイ、首を上げた状態で固まってるから腹筋がピキピキしてくるし...

その日は金縛りだけで終了、だけど次の日から

続くよ?

427狐火プレー:04/09/07 11:31 ID:1tfIuTLL
金縛りにあった時間になると勝手口(台所の戸)がトントン、トントン、ガタガタガと音をたてるように、
当然見に行っても誰もいない、
それが何日も続き、始めは気持悪かったのが
段々ウザク感じるようになってきた、5日くらいたったその晩も
トントン、ガタガタカとはじまった
なぜかオレは突然ぶち切れて勝手口にダッシュ、引き戸をドバッシャンと思いっきり開けて
「毎晩うるせーんだよコノ野郎ぶっ殺すぞこらぁっ!!!!!!!いい加減にしろっ!#*$÷?@!!!!!!」と絶叫していた、
なんか黒い靄みたいなのがサッと散ったんだけど頭に血が登ってたからその時は気にならなかった。
次の日隣りの長屋にすんでた親におれも怒鳴られた


でも勝手口にはだれも来なくなりました。

428本当にあった怖い名無し:04/09/07 23:43 ID:6IywOH+B
俺がガキだった頃の話。
夏休みだったかな?
学校の裏山で遊んでて、気が付いたらもう日が沈みそうな時間になってたのさ。
それで、フツーに帰ったんだけど。
その帰り道。
途中にほとんど車通りの無いT字路があって、
まぁフツーにミラーがあるわけよ。
つか、そこの道って舗装されて無い上に、
車もはっきり言って横を擦りながらじゃないと通れないような細い道なわけ。
だから、ミラーも手入れなんかされてないし、めっちゃ曇ってた。
うん、曇ってた。
曇ってたはずなんだよね。
でも、その日ちょろっと見たら全然曇ってないのよ、これが。
あっれ〜、なんで〜?って覗き込んだら、
俺の一メートルぐらい後ろにおかっぱの女がニタニタ笑って突っ立ってんの。
しかもミラーの中で目ぇバッチリ合っちゃったし。
で、バッって後ろ振り向いたら誰も居やしねぇ!!
んでもうギャーってなって泣きながらもうダッシュで帰りましたよ、えぇ。

まぁ、それだけの話なんですけどね。
429本当にあった怖い名無し:04/09/09 17:43 ID:1r5ZZAW+
浮上
430本当にあった怖い名無し:04/09/09 21:37 ID:2jcJn6L+
更に浮上
431赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/09/11 17:36:46 ID:m4SD/im1
止まっちゃってるので保守がてら一つ。

北九州市民の人いたら分かると思うけど、
とある有名なスポットであるデパートがK倉駅前にありました。
もう今はそこ潰れてテナント変わったんだけど。(何が入ったんだっけ?)
知人の女性がトイレで用を足してたら壁に目があったとか、
地下の売り場は夜な夜な幽霊が歩き回ってるとか(これは噂ね)
飛び降り自殺があったとか(実際に知り合いが目撃した)
駐車場に出るとか(これも噂)色々ありました。
なんでそんなに色々あるかというと、
一つ考えられるのはそのデパートはお稲荷さん潰して作ったということ。

オープンした当初、どんな感じなのか母、弟、私で行ってみることにしました。
出るからとかじゃなくて、どんなデパートが出来たのかな?という興味で。
まだ噂も飛び交う前の本当に出来たばっかりの時ね。(お稲荷さんのことは知ってたけど)
んで、ある階まで来た時母が、
「気分悪い、これ以上上には行けない」と言い出しました。
私は当時そんなに霊感無かったんで良く分らなかったんだけど、母は目に見えて調子悪そうでした。
とりあえず弟と一緒に上に行ってみると、潰したお稲荷さんの代わりのものがその階にありました。
怒ってたんでしょうね。
432赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/09/11 17:41:02 ID:m4SD/im1
>>426-427 狐火さん 
>>428さん
の分も代わりに消しますね。

()()()    . . . フフフッ …
[][][] → [][][]

118か・・・
200まではまだ遠いなぁ
433狐火プレー:04/09/11 21:27:07 ID:ME/18KjK
不思議だった話です。
ツレとでずにぃランドの側を通る国道357を車で走ってたら
見ている景色の上、(丁度オデコから上くらい)に
違う景色が見えた
その違う方の景色も普通に見ているのと同じような道路が見えていて、

交差点

青信号

左から白い車

飛び出してくる

これが何回も繰り返し見える
そんな経験初めてだったので
「オレって等々脳に来たか...」
と言いながらツレに実況してた

しばらくして千鳥町の交差点にさしかかった
ちょっとふざけて実況しながらもナントナクブレーキを気にしたその瞬間、
信号を無視した白いソアラが飛び出して来た... .


モチロン左ガワカラ


後にも先にもあんな経験したことない。
その時一緒にいたツレとはなぜかそれ以来つき合いがない


434本当にあった怖い名無し:04/09/11 21:34:33 ID:ME/18KjK
あの〜
狐火プレーです、今の話って蝋燭に値するのか不安ですがどうしても、どう考えても不思議だったので書かせてもらいました。

スマソ

435本当にあった怖い名無し:04/09/11 22:33:13 ID:Ngl4Fnzc
>>434
充分に怖いと思いました。1本消させていただきます。

()    . フッ …
[] → []
436436:04/09/12 19:58:09 ID:krOUlhnk
次、僕話していいかな?

えっと、みんなインターネットはしてるよね。
これを見てる皆は絶対利用してるよね。
今じゃ世界中つながってて、日本国内だけでも全部の情報を見るのはまず不可能。
世界中となるともう100%無理だね。一生かけても多分。
だからさ、ちょっとおかしな場所につながってもおかしくないとは思わない?
もしかしたら霊界とかにもつながるかもしれないよ。
これから話すのは、そういうネットのおかしな場所につないでしまったやつの話だよ。

僕のクラスメートに引きこもり気味のやつがいてね、
めったに外に出てこないんだ。
で、そのクラスメートが何してるかって言うとネット。インターネット。

で、そいつは普通に学校に通ってるんだけど、帰ったらずっと家に引きこもって
ネットばっかりしてるわけ。休みの日はずーっとネット。
立派なジャンキーだよね。
それで、怖い話っていうのはそいつがあることをググってる時に起こったんだよ。
437436:04/09/12 20:00:44 ID:krOUlhnk
ほら、検索エンジンってタイトルがずらーっと出て紹介文が書いてるよね。
その出てきたタイトルが「好き好き好き好き」、
紹介文は「あなたが好き・・・」。
電波入ってそうで危なげだよね。でも、やっぱり興味があるから見てみたんだよ。
そうしたら、一瞬フラッシュしてにやりとした女の顔が映ったんだ。
でもそれも一瞬のこと、すぐ消えて「ページを表示できません」の表示が出たんだ。
怖かったし、何も無かったからすぐブラウザのバックで戻ったんだ。

その日からおかしなことが始まったんだよ。
「好き好き好き好き好き
 好き好き好き好き好き…」
ってメールが毎日きたり、
勝手に銀行口座から五万ほど引き落とされてたり・・・。
そいつはハクられたかと思ったんだって。
どんどん見るたびにやつれていくんだよ。ストレスだろうね。それでこのことを僕に相談してきたんだ。
あの「好き好き…」っていうのが関係してるんじゃないかなって。
きっとそのHPを見たやつのIPを抜いてクラッキングしてるんじゃないかって。
438436:04/09/12 20:04:45 ID:krOUlhnk
で、ついに決定的な事件が起こったんだよ。
そいつのところに夜中電話がかかってきてね。受話器をとっても向こうからは
単調な笑い声が聞こえてくるだけ。
いたずらかと思って怒鳴りつけたら、
「ひどい・・・なんでそういうの?」
「お前になにを言ってもいいだろ!このクラッカーめ!」
そしたら向こうはこういうんだ。
「・・・私をだましたのね、五万円もする高いネックレス買ってくれたりくれたのに、
 私は毎日あなたにメールを送り続けたのに・・・。」
「お前がやったんだな!どれもこれも皆お前が!もう我慢なら無い!通報するぞ!」
すると、あっちは機械みたいな冷たい声になってこういうんだ
「もう許さない・・・許さない・・・ゆるさない・・・ユルサナイ・・・
 ユ・・・ル・・・サ・・・ナ・・・イ。」

次の日、そいつは自殺したよ。
多分耐えきれないことが起こったんだろうね。
まっ、僕には想像つかないけど。
でも、皆も気をつけてね。
皆がつないでいるこのネット空間には、まだ知られて無い部分があるかもしれない。
いや、かもしれないじゃなくて絶対あるね。少なくても僕はそう思う。
アングラなんてものじゃない恐ろしいものが・・・。
そういうネット上の歪んだ空間にそいつは入っちゃったんだろうね。
この広すぎるネットでは、幽霊もいるかもよ・・・。
これで僕の話は終わりだよ。それじゃぁ、蝋燭消そうか。
()   . フッ …
[] → []
長々とごめんね。じゃ、次の人、お願いね。
439本当にあった怖い名無し:04/09/12 20:31:42 ID:9UirMh9s
>>436サン
ナンカ妙ニコワヒ((((

440本当にあった怖い名無し:04/09/12 22:20:53 ID:ejDnlEsK
>>436
それらしいのを探してみた結果、二つ見つかった。

Talk Room
... 1時53分 好き好き

piza2.2ch.net/mona/kako/985/985658776.html
... 17:20  〃 〃  )  )好き好き

もっとすきって書いてあるのだけど略しました、投稿できないから。
441本当にあった怖い名無し:04/09/13 02:44:46 ID:LICDrnbn
高校に通ってる時に友達から聞いた話。
そいつが塾から自転車で帰ってきて道路から家のある路地に入った、
結構狭い路地で人が立ってると自転車ですれ違うとギリギリになるぐらい

入って1つ目の角(曲がればすぐそいつの家)を見ると
首に鎖を巻きつけた初老の男性が
パンツ一枚でこっちを見てる
「なんだよぉ、後少しで家に着くのに変なのにあっちゃった、あいつ刃物とか持ってネーダロウな気持ち悪ぃ」
と思いながらも凝視してしまったらしいんだけど

瞬きしたら消えたそうです

442本当にあった怖い名無し:04/09/13 03:01:05 ID:LICDrnbn
またその友達の話、そいつは小児喘息で夜眠れない事が良くあったそうです
ある晩も咳が止まらないので
一階の茶の間でコホコホ我慢してたら誰かが

「うおおぉぉぉっ!」

と叫びながら階段を駆け上がっていき
そいつの部屋の襖をガラぅぁッと開けビタァンと
閉める音が聞こえた

1週間ほどは恐ろしくて茶の間のコタツで寝たそうです


443本当にあった怖い名無し:04/09/16 08:51:18 ID:paiW3lQu
涼しいからなぁ...
444本当にあった怖い名無し:04/09/16 21:10:52 ID:W4mYqds0
>>436-438の語り方と、現実と非現実の曖昧なところがいいな。読んでてインターネットが怖くなったよ。
そういえば、語り方が学怖と似てる気もしますな。
というわけでGJ。
445狐火プレー:04/09/18 19:45:17 ID:rbt3YPO4
子供の時
真夏に熱を出した、布団の中から窓のそとをボーッと見ていたら
林の中にある壊れた物置の上に猿がいてじっいっとこっちを見ている
凄く怖くなって母親に泣きながら説明したけど猿なんか居ないと言われた
一晩中、
目が覚めるたびに物置の上を見るとやっぱりこっちを見てる。


今思い返すとあれは狒狒だった、
まぁ熱があったからなんともいえないけど。
446本当にあった怖い名無し:04/09/18 20:27:00 ID:Qi0jPTXE
大学受験のとき、自分の部屋で勉強していたらよく台所の方から
「○○(俺の名前)〜」って名前をよく呼ばれた。
それで台所へ行っても皆寝た後で誰もいないってことがよくあった。

それで何とか大学に受かって、初めての夏休みに実家に帰ったとき、
姉が当時の俺の部屋使っているんだけど、
「あの部屋にいたらたまに自分の名前が呼ばれて怖い」
って言っていた。
447狐火プレー:04/09/19 08:28:12 ID:E3HvTOtG
金縛りってあるじゃん、
オレ二種類の金縛りにあうんだけど、
ひとつは金縛り時に頭のなかでジェット噴射のようなゴーとゆう音がするやつで
もうひとつは「あ、これは来ますな」って思うやつ

どちらかと言うと来るのが分かる方が嫌
シーンとして凄く冷たい感じがするから。
448本当にあった怖い名無し:04/09/21 09:38:59 ID:ZkW6iAWg
>>444
444ゲトオメ

たしかに学怖入ってるなw
449本当にあった怖い名無し:04/09/22 23:53:34 ID:MuHicUzf
このまえ夜勤なので一生懸命寝ていたら夢で
上半身裸のお兄さん達が耳元で
「あっと1人っ!あっと1人!あっと1人!」と大声で連呼するので余りのうるささに
目が覚めた、気になって仕方がなくて
会社につくまでずっとそのことを考えていたらナンバーズ3を買うのを忘れた

仕事中に携帯で当たりを確認したら買おうと思っていた777だったorz

いったいあのお兄さん達はなにがしたかったのだろうか


余談ですが次の日、五千円拾いますた。
450本当にあった怖い名無し:04/09/24 18:03:58 ID:v1I77K28
保守
451本当にあった怖い名無し:04/09/24 21:33:56 ID:fX0swZ8Q
俺が今から書く話は間違っても口外しないこと。

1998年4月18日秋田県清坂市で男女4名が路上で変死体となって
発見された話覚えてるか?実はその頃俺はそこに住んでいた
死霊にはらわたを食われたんだよそいつら。
まあいイワ。気にしない気にしない
452赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/09/29 01:34:49 ID:DTSrQdrq
保守&アゲ
453毒男:04/09/29 06:38:36 ID:D7Q7dkjm
  , '´  ̄ ̄ ` 、
 i r-ー-┬-‐、i
 | |,,_   _,{|
 N| "゚'` {"゚`lリ
  ト.i   ,__''_  !  >>1きゅん…
/i/ l\ ー .イ|、
454本当にあった怖い名無し:04/09/30 02:08:25 ID:4HQyQrKe
次の夏迄とって置けばよいのにわからずやさんね
455本当にあった怖い名無し:04/10/01 06:28:22 ID:ZHBjO+W8
まだ夏かと...
456赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/10/06 00:44:06 ID:Rfv8woph
今の時期、何日くらいレス無かったらdatかな?
不安なんで一応保守しておきます。
457本当にあった怖い名無し:04/10/06 20:41:32 ID:69F+eLeF
不浄
458本当にあった怖い名無し:04/10/07 22:16:23 ID:NvDaEsSO
不滅
459本当にあった怖い名無し:04/10/08 12:41:15 ID:Pl1SS5eD
不変
460本当にあった怖い名無し:04/10/09 16:09:40 ID:R5YIvTy7
>>456
1週間+αじゃないかな。今日は10月1日が最終レスのスレが落ちているようだ。
461本当にあった怖い名無し:04/10/13 22:59:48 ID:w+XlXPiU
462赤毛 ◆REDv/A/J/. :04/10/19 02:24:40 ID:vHE/XF/3
>>460さん
そうですか。
ありがとう。

でも、ずっと保守してるだけってのもなぁ
463本当にあった怖い名無し:04/10/22 04:50:45 ID:Js9ZGn0c
m(__)m
464本当にあった怖い名無し:04/10/22 22:13:36 ID:7AFSuOBK
ついこの前金縛りになりそうになった
嫌だから
起き上がったり寝返りうったりしてた
気配が遠のいたから大の字になって
寝ようとしたら、股の間から腿にかけて何かに
優しくマウントポジションで乗られた

気持ち良かったのでそのまま寝ました。

465本当にあった怖い名無し:04/10/28 21:12:37 ID:pQkWO6k0
保守
466本当にあった怖い名無し:04/11/01 18:30:53 ID:hChuqXlH
age
467本当にあった怖い名無し:04/11/02 18:09:01 ID:vvEMymh4
あげ
468本当にあった怖い名無し:04/11/03 23:31:48 ID:9uVZlA8O
いくらあげても
ネタがないんぢゃしょうがないよ〜
469本当にあった怖い名無し:04/11/04 10:50:35 ID:PPiBYyzO
今何話目?
470本当にあった怖い名無し:04/11/06 15:18:13 ID:MPRlvQMf
age
471本当にあった怖い名無し:04/11/06 16:16:02 ID:WJjRZk1U
ねえ、そういえばさ、11のS嬢ってさ、ソープ嬢のこと?
472本当にあった怖い名無し:04/11/06 19:29:59 ID:aLq/VTpr
違うべw
473本当にあった怖い名無し:04/11/07 00:34:59 ID:EQNjXP4x
こんなのが<★車に関する怖い話聞かせて!★ >ってとこにあった

269 :本当にあった怖い名無し :04/11/05 22:55:04 ID:fhlPjtPX
数年前のこと
夜道で猫を轢いた
前後に車がいなかったので、停めて後ろを振り返ったら
センターラインのあたりで踊っているのが見えた
怖くなってそのまま逃げ帰った

家についてエンジンを止めると
マフラーのセンターパイプのあたりから
何やら煙っぽいものがあがっているのが見えた
近くによっていくと焼肉のにおいがした
ああ・・・と思った

その晩夢を見た
夢の中で俺は自分の車を運転している
するとシフトのあたりでガリガリ音がしだし
それがだんだん大きくなる
なんだろう?と見ていると
シフトブーツを破って血だらけの猫が這い出してくる

翌週車を売った
474本当にあった怖い名無し:04/11/07 07:27:56 ID:OV/ean51
コピペ乙!
475本当にあった怖い名無し:04/11/13 01:32:36 ID:NhnzqG+c
初めまして、携帯で過去ログなんか読んでたんですが、今日ここを見つけたので書き込みます。
一番新しい体験です。

半月ほど前、なぜか時計を見ると数字がゾロ目になっている事が多くありました。
まあ、と言っても、性格には1221や1234、2255みたいな感じで
キリバンみたいになってることが大半でしたが。
しかし1週間もする内に、段々と全て数字が揃うことが多くなって来ました。
そんなある時、友達に相談と言うか、怖い話をしました。
とある巨大オカルトサイトで読んだ話でした。
ある姉妹が時計を見るたびに毎回ぞろ目になっていることが続き、最後には
何か怪異が起こった後に時計を見ると、
4:44
となっていた為に、家中の時計を全て壊してしまったと言う話…。
そして私が今そんな状態にあることを告げると、友達は蒼白になっていました。

まあ本来は私が友達にされて蒼白になるところですが、色々と耐性がありましたので。
話はその3日後にさかのぼります。
それから段々とぞろ目の件も、1分や2分ずれていたるするようになったので、
私は安心(と言って、もともと不安も心配もしてませんでしたが)していました。

(続)
476475:04/11/13 01:43:35 ID:NhnzqG+c
その日も普通に学校へ行き、確か…英語の時間だったと思います。
授業中に携帯をいじろうと取り出して時間を確認した瞬間、
11:11
やっちゃったー。と、無意識にそう思いました。
せっかく治って来たのに、また再発するのかよ。と。
でも元々あんまりそんな事を気にしていなかった私は、すぐにそのことを忘れて
その日一日を過ごしました。
そして授業が終わって部活の時間。
また携帯のサブディスプレイで時間を確認しようと本体横のボタンを押すと、
4:44
脳裏には一瞬、あの姉妹の話を呼んだ時の、あの4:44の数字がよぎりました。
それと同時に、今まで2回も1日に完璧なゾロ目を見たことはなかったので、
ちょっと驚いていました。
しかし、特に最近変わったことも無いし、していないのでまたまたさして気にもせず、
普通に部活に出て普通に家に帰りました。
そして深夜になって、例のごとくネットサーフィンでも始めようかとパソコンに
向き合った所で、その前にトイレに行って置こうと思い立ちました。
そしてトイレに入って座った所で、左手にある操作スイッチのデジタル時計を見ました。
22:22
この時ばかりはさすがに数秒口を開けて放心していました。

(続・2)
477475:04/11/13 01:51:33 ID:NhnzqG+c
そして次の日、昨日の事もあってか、その日は大分時計の怪異もおさまっていました。
所で2までを読んだ方は、なんだありがちな話だな。と思うでしょうが。
一応この話には、最後に一つオチがついています。

その晩、また夜更かししようとパソコンの前に座り、そしてまたトイレに行こうと
立ち上がりました。
昨日の事もあってか、横にあった目覚まし時計で時間を確認すると、11時半の
ちょっと前でした。
25分は過ぎていたのでまた22:22に遭遇することはないだろうと安心して、
私はトイレに向いました。
先に時間を確認していたし、本当は時計を見る必要もなかったのですが、その時の
妙な安心感も手伝ってか、私はそちらを向いてしまったのです。
そしてそこにはハッキリと表示されていました。

11:27

そうです。
この時計に22時など存在しなかったのです。

長文失礼しました。
478475:04/11/13 02:05:41 ID:NhnzqG+c
後もう一つ、こっちはショートショートですが。
2年位前の事、秋の6時半過ぎ(まっくら)に一人で学校から帰っていた時の事。
ある細い道の曲がり角のところにかなり背の高い木が生えていました。
で、それが風も無いのにゆらゆら揺れていまして。
その時は、風がなかった事に気付くよりも先に、本能的に何かしらの恐怖を感じて、
全力疾走で逃げました。
そして翌日、昨日より少し早い時間にまた同じ道を帰っていました。
すると昨日見た木の枝がほとんど切り落とされ、丸坊主の状態。

それを見ていて思い出しました。

おととい帰った時も、この状態だったな。と。

似たような毛色の話ばかりでスイマセン。
479本当にあった怖い名無し:04/11/13 07:18:50 ID:Ucs02p6J
不思議ってイイッ!
480475:04/11/13 19:37:45 ID:NhnzqG+c
またまた今晩は。
下手すると明日死ぬかもしれないので、もしかしたら最後の話かもしれません。

>478と同じ道の話なんですが。
この道に入る前の曲がり角のところに、一軒の古い家が建っているんです。
そこの家は、大分前に持ち主が引っ越してしまい、しかもかなり古い造りの
家だったので、向かい側にあるもう一軒(持ち主は同じ)の普通の住宅よりも
荒廃が進んでいて、幽霊屋敷といってもいいような状態でした。
そこの家には正面と、道側に勝手口があり、そこが私達の知る限りでは唯一
その家への入口でした。
とは言っても、正面玄関の方は歪んでしまったのかどう頑張っても動かず、
勝手口の半開きの扉からしかその廃屋には入れない状態でした。
まあ、そんな不気味な場所には私達は勿論、誰も入ろうとはしませんでしたが。

(続)
481475:04/11/13 19:49:03 ID:NhnzqG+c
そんなある時、私と友達がいつものようにその道で学校から帰っていた時、
友達の地区に住んでいる先輩が、3人ほどで何かしていました。
私達が近づいてみると、彼らは例の廃屋の勝手口の扉を無理矢理こじ開けて、
されにその扉を外してしまっていたのです。
私と友達は当然彼らを注意し、彼らはそのまま逃げていきました。
私と友人はその扉を何とか元に戻そうとしたのですが、自分達の身長のゆうに
倍はある(錆びていましたが)鉄の扉を動かすことは不可能でした。
仕方なく私達はその場を立ち去ることにしました。
私はその時、ふと廃屋の中(台所)をのぞいてみました。
案の定、そこは使われていなくて久しいのか、色々なものが散乱していました。
ヤカン、鍋、フライパン、何かの台、そして…薄緑色の鳥カゴ。
何故台所に鳥カゴが落ちているのか、私は一瞬気になりましたが、その時は
あまり気にならずにそのまま帰路に着きました。

そして翌日、その日は友達と都合がつかず、私一人でその道を通っていました。
廃屋の前まで来ると、私は昨日の事が気になって、思わず昨日の勝手口から
中を覗き込んでみました。
そして、自分の目を疑いました。

(続・2)
482475:04/11/13 19:59:33 ID:NhnzqG+c
昨日台所に散乱していた色々な物が、全てなくなっていました。
そして、昨日物があった場所には、

それぞれ人形が置かれていました。

種類もフランス人形から日本人形など様々です。
流し台の上に、首だけ台からはみ出して、後ろを向いて寝ているもの。
ヤカンの置いてあった水切り籠の中に座っているもの。
そして、鳥カゴの中からじっとコチラを見つめているもの。
そうです、何故か鳥カゴだけがそのまま残っていました。
私は怖くなってそのまま廃屋の前を走って通り過ぎました。

それからまた、1週間ほどが経ちました。
私が廃屋の傍へと行くと、おそらく持ち主がなおしたのでしょう。
勝手口のドアが、ビニールテープで入口に縛り付けてありました。
私は何処となくホッとし、勝手口の前まで来ると、その扉を見ていました。
しかしその時、私は見てしまったのです。

大雑把に取り付けられた扉の隙間から、こちらを向いている人形を。

その人形は1週間前、流し台の上でこちらに背を向けて横たわっていたものでした。
一番手前にあった人形だったので、その事はよく覚えていました。

そして次の瞬間、人形の首が下に落ちました。

ドサリと音を立てて落ちた後、まるで地面に置かれた生首のように、こちら側を
向いた状態で止まりました。

私はそれ以来、暗くなってからはその廃屋の前を通らないことにしました。
もう、5年近く前の話です。
483本当にあった怖い名無し:04/11/13 20:14:54 ID:/9oswL6o
死なずに怖い体験沢山書いてください。
死んではだめです。
484無名:04/11/15 00:13:57 ID:6BDt4Dj9
475です。
死ぬって言うか、脳溢血で突然逝く可能性大。
485本当にあった怖い名無し:04/11/20 14:17:02 ID:GroKGC/9
捕手っ!
486本当にあった怖い名無し:04/11/24 09:03:35 ID:BgttfUvG
夜遅く帰ってくると必ずマンションの前で
ワンカップ片手に機嫌よく鼻歌を歌っている人が居た
あまりにも楽しそうにしているので
なんだか挨拶が邪魔なような気がしていつも軽く会釈するだけにしていた

ある日俺も一杯飲んで気分良くなっていたので

今晩は、暖かくて良い晩ですね

と声をかけてみた、するとその人はワンカップを落とすんじゃないかと思うほど驚いて
驚いた顔のまま消えた

その人が立っていた場所に少し風が吹いた
ほんの少し


487本当にあった怖い名無し:04/11/25 12:07:41 ID:dpV3s8P1
ワンカップは?ワンカップごと消えたの??
488本当にあった怖い名無し:04/11/30 23:56:21 ID:JFp2IAbX
ほしゅ
489本当にあった怖い名無し:04/12/03 07:00:52 ID:yGIdg8KB
2ヶ月くらい後、会社のある駅から会社まで
(十分くらい)の途中の歩道で
朝からワンカップを飲んでいるあの人を見つけた
以前と同様に機嫌よくしている

俺の目の前でワンカップごと消えたとゆうのに不思議と
恐怖を感じることもなく
むしろ

目があったりしてまた邪魔しちゃいけない

そんな風に思った、
通勤の雑踏に隠れるようにして
その人の前を通り過ぎていたある日
後ろからポンと肩を叩かれた
予感はあったが振り向くと
やはりあの人だった
ワンカップを手渡され歩き去るあの人を呆然と見送る俺を、今度は消える事もなく
あの人は一度だけ振り返った


その顔は楽しそうに笑っていた


490本当にあった怖い名無し:04/12/03 07:47:30 ID:pxb8AtAh
ワンカップごと、
ワンカップごと移動していたのか?!
491本当にあった怖い名無し:04/12/03 16:18:11 ID:p0yOq5HG
>>489
結局、ワンカップ飲んだんですか?
それとも既に空になっていたんですか?
492本当にあった怖い名無し:04/12/03 16:18:46 ID:p0yOq5HG
>>489
結局、ワンカップ飲んだんですか?
それとも既に空になっていたんですか?
493無名:04/12/07 17:47:16 ID:w1bJ5Z1w
どうもお久し振りです、何とか助かりました。
大分体良くなったみたいなので、一つ置いて行きます。
数ヶ月前くらいですかね?比較的新しい体験談です。
確かそれは月の中旬…15日前後の事だったと記憶しています。
帰路に着こうと、私は自転車のサドルを上げながら、ぼんやりと空を見上げました。
その日はとても空気が澄んでいて、濃紺の空が頭上に開けていました。
雲も星も無く、暗闇でやけに紅い月がひとつ輝いているだけでした。
紅い月は地震の前触れだって言うけども、満月は平気だよな?と独り言を漏らし、
私は田んぼ道へ自転車を漕ぎ出しました。
田んぼ道も中ほどまで差し掛かった時、私は勢いよく空を見上げました。

ちょっと待て自分、今日は新月の筈じゃなかったか?

それでも仰いだ夜空には、ぽっかりと紅い満月が浮かんでいました。

参考資料にどうぞ
 ttp://www.osk.3web.ne.jp/~tkadota/mcal/
494本当にあった怖い名無し:04/12/14 02:03:49 ID:1M/WXyg1
保守

495本当にあった怖い名無し:04/12/21 17:55:54 ID:BAK34lRK
(´∀`∩)↑age↑
496本当にあった怖い名無し:04/12/21 22:29:55 ID:jdIdiA+t
ワンカップは、ワンカップはどうなったのですか?
497本当にあった怖い名無し:04/12/22 10:09:54 ID:aqptz2nt
のんだらあの人になってしまいそうな
気がして

実家の仏壇に置いてあります
そこ以外に良い置き場所が思いつかなかったのでw


このスレ最近ひっそりとしていますが
大好きです
来年もよろしく

※年末年始実家や田舎で怖い話を聞いたら是非きかせてくださいねw
それでは良いお年を。
498本当にあった怖い名無し:04/12/22 11:02:04 ID:KQiREANY
"クックックー。"
夜明けと共に、鳩の鳴き声がここ最近毎日のように聞こえる。
彼女と別れて少し経ったある日から、妙に耳に入るようになった。
"クックックー。"
今日もうるさいな、と薄い布団の中でぼんやりと思った。
"クックックー。"
・・・。
"クックックー。"
ああそういえば、いつも窓を開けっ放しにして寝てるんだっけ。
"クックックー。"
眠い目を擦りながら、上体ゆっくりと起こす。
手探りで窓枠を掴むと、一気に横にスライドさせた。

"クッ"
窓は最後まで閉まらず、低い鳴き声と共に、少し硬い弾力を挟んだ。
寝ぼけていて思考回路が停止している。
何でも良いから無理やり窓を閉めようと力を込めた。
ブヅリ。
窓が完全にしまったと同時に
肉の付いた自分の腹の上に、何かが落ちてきた。
その衝撃に目が覚め、不機嫌な目つきでその物体を睨んでやった。

すると

目が、合った。

「クックックー。」


見覚えのある女の首が笑っていた。
499本当にあった怖い名無し:04/12/22 23:20:50 ID:FyC0IiRm
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
500本当にあった怖い名無し:04/12/25 09:16:35 ID:Voz2YSTa
501本当にあった怖い名無し:04/12/27 22:07:11 ID:liKPhlKL
今、何話め??
502本当にあった怖い名無し:04/12/27 22:18:05 ID:PFmTTdJU
99話目
503本当にあった怖い名無し:04/12/28 14:52:09 ID:1OIh3cDj
年末と言うことで、このスレで一番ガクブルした話をアンカー付きで
紹介しませんか?
504本当にあった怖い名無し:04/12/28 14:59:50 ID:1OIh3cDj
ってことで>>84
です
505本当にあった怖い名無し:04/12/29 08:40:14 ID:N7X1i1oK
悩むな・・・。いろいろ好きなのはあるけど、語り方が上手いということで
>>436-438を。
506赤毛 ◆Nvx/Akage. :05/01/06 13:23:45 ID:vCbeK1X5
新年になったということでまたやりますか?
俺は帰省して一個ストックができました。
507本当にあった怖い名無し:05/01/06 20:55:36 ID:TkXwsypU
遣ろう遣ろう
508赤毛 ◆Nvx/Akage. :05/01/07 18:05:26 ID:N022AuJ6
元日の話

12/31の23:30に実家出発
0:30鐘をつく
「うちは何教だよ。」と文句を言いながら母の一存で神社へ
無事お参りも終わり、1/1の1:30頃帰路につく
と、神社を出てちょっと歩くと、不意に邪気に当てられたような感じになり
頭痛と吐き気が襲って来ました
暫くそのまま我慢して歩いていたら直ったので
「何かくっつけてた人がいたんだろうね。
 人も多いし・・・」
とか話してその時は帰りました。
で、家についてちょっと寝て、母が見てたニューイヤー駅伝の音で目を覚まし
リビングへ行くと
母「何か12/31の朝、路上で殺人事件だって」
俺「物騒やなぁ。どこで?」
母「昨日歩いたとこ。ほらあの神社のすぐ近くよ」

・・・

関連があるのかは分りませんが、ちょっと怖かったです。
でも、もっと怖いのが、犯人がまだ捕まってないのと、
祖母の家が現場のすぐ近所だということ。
早く犯人を捕まえて欲しいです。不安でしょうがない。
509本当にあった怖い名無し:05/01/13 13:45:05 ID:c1QMQf4Q
(´∀`∩)↑age↑
510本当にあった怖い名無し:05/01/13 17:13:48 ID:TXJDu3I/
素で怖いニュース貼っとくYO
http://x51.org/x/05/01/1352.php
511本当にあった怖い名無し:05/01/20 20:49:18 ID:QY9odufr0
(´∀`∩)↑age↑
512本当にあった怖い名無し:05/01/23 11:47:48 ID:0ImPg2XT0
ほしゅ
513本当にあった怖い名無し:05/01/28 13:17:44 ID:rE9AqTt/0
ほす
514保守:05/02/03 04:12:54 ID:V8svLv+80
現在水深755m
515本当にあった怖い名無し:05/02/03 18:13:32 ID:ShPJHBCnO
マザーエイリアンまだ生きてるのかな?
釣られ保守
516赤毛 ◆Nvx/Akage. :05/02/08 21:23:23 ID:tLClV5JI0
ブクブク
このまま海底へ
517潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/10 12:34:20 ID:TaGAWz2u0
 大学生時代の話。
 当時住んでいたアパートの、小道を挟んだ隣に小さな土木会社があった。
 その会社の敷地には、クレーン車やブルドーザーを始めとする工作車両が
所狭しと置いてあり、それらの中にアスファルトを平らに均す『ロードローラー』
があった。ロードローラーは小道の際に置かれていて、外出する時は小道を
通って大通りに出ていたので必ずそれを目にしていた。

 ある水曜日の早朝、何気にロードローラーを見ると、前方のローラーの下
に小さな黒色の紙のような物が落ちていた。それはローラーに轢かれて煎
餅になったドブネズミの死骸だった。
”ローラーに轢かれたんだな。不憫な奴……”
 俺は両手を合わせて軽く拝んでやった。
 一週間後、ロードローラーの下に薄茶色の紙が落ちていた。それは煎餅
になったハムスターの死骸だった。
”逃げ出したハムスターが轢かれたのか?”
 そしてまた軽く拝んでやった。
 その一週間後、ロードローラーの下に白地の敷布が落ちていた。それは
厚焼き煎餅になったウサギの死骸だった。ウサギほどの大きさになると、
ローラーで轢いても薄くはならないらしい。
”何なんだよ、これ?!”
 俺は両手を合わせてウサギの成仏を願い、その場から逃げた。
 さらに一週間後、ロードローラーの下に真っ黒な敷布が落ちていた。それ
は厚焼き煎餅になった犬の死骸だった。俺は手を合わせることなく、一目散
に逃げ出した。
518潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/10 12:35:06 ID:TaGAWz2u0
 毎週水曜日ごとに動物たちがロードローラーの犠牲になる。しかも動物は
少しずつ大きな種になっている。
”一週間後、今度は人間が犠牲になるのでは? それも俺が……”
 俺はそんな妄想に囚われてしまった。
 翌日から講義を休んだ。バイトも休んだ。一日中、布団を被って恐怖に震
えていた。そのくせ眠ることができなかった。目を閉じると、ロードローラーが
襲ってくる。
 誰だ! 誰の仕業なんだ?!
 悪夢の中のロードローラーに人影はない。
 無人のロードローラーが襲ってくる!
 そんな馬鹿な。そうさ、犯人が判らないから無人なだけさ。
 ロードローラーが無人で動くわけがない!
 自分の悪夢に、そう言い訳をする。
 友人が心配して来てくれた。嬉しかったが、正直には話せない。狂ったと思
われる。なんでもないと追い返す。すると翌日、彼は大学のカウンセラーを連
れて来た。カウンセラーは五月病や就職活動対策で大学に常駐していた。
「安心して話してごらん」
 優しくそう言われて、話してみようと思った。
「動物たちがロードローラーに殺されていった。次は人間の番、俺の番かもし
れない」
 二人は怪訝な顔をした。このままでは気ち○い病院に放り込まれる。二人を
部屋から追い出した。
 そして再び布団を被って恐怖に震えた。
519潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/10 12:35:47 ID:TaGAWz2u0
 そして六日目、火曜日の夜。
「イヤァァァ――――――ッ!」
 突然、子供の悲鳴が近所に轟く。
 アパートの住人たちが一斉にドアから飛び出す。
 ついに犠牲者がでた。俺は布団を頭から被って恐怖に震えた。
「コラァッ!、何やってる!!」
「バッカ野郎ォォォォォー──―ッ!」
 太い怒声が響く。
 遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきた。隣の土木会社の前で停まった。
 大勢の人たちがいる心強さも手伝って、俺は思い切って外に出た。土木会
社の正門の周りには人集りができていた。
 人をかき分け奥へ進むと、大家がいた。彼女に何事かと訊ねた。
「なんでも、ここの知○遅れの社員が男の子を殺そうとしたらしいわよ。しかも
ロードローラーで轢き潰そうとしてたって言うんだから、怖いわよねぇ」
 俺は呆然とした。犯人は近くにいたんだ。よくよく考えてみれば単純なことだ。
 ロードローラーを運転できる人物とはどういう人種だ? あのロードローラー
の『キー』を持っている人物は誰だ? 土木会社の誰かを疑うのが当然だった。
 それを無人のロードローラーが襲ってくるだなんて、全く馬鹿らしい話だ。
 警官の誘導で正門からパトカーが出ようとしている。目の前をパトカーが横切
る。俺には見えなかったが、その後部座席に犯人がいる。続いて救急車。擦り
ガラスの向こうに小さな影が見えた。男の子に命の別状はないと聞いた。
 全てが解決した。そう思った。
520潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/10 12:37:08 ID:TaGAWz2u0
 それから二日後、警察から任意同行を求められた。
 取調室で、刑事から犯人と面識はあるかと訊かれた。面識は無いと答えると、
犯人は俺のためにやったと言っていると言われた。
 後から聞いた話。犯人は、ロードローラーに轢かれたドブネズミの死骸に手を
合わせる俺の姿をどこかで見ていた。その様子が犯人には面白いと感じたらし
い。もう一度その姿を見たいがために他の動物たちを殺し、ついには男の子に
まで手をかけようとした。だから犯人は「俺のためにやった」と言ったのだ。
 犯人と面識は無いと答えても、刑事はすぐには納得しない。何度も何度も同じ
ことを繰り返し訊いてくる。ついに俺が犯人をそそのかしたのではないかと訊い
てきた。
 俺は違うと声を荒げた。ロードローラーを運転したのは実は俺ではないかと、
刑事が凄んで来る。俺は再び声を荒げ、俺は運転方法を知らない、犯人が運
転したのではないのかと食って掛かる。
「精神薄○者である犯人に運転はできない。運転方法を理解できるだけの
知能がないんだよ!」

 結果を書く。俺の無実は証明された。友人と大学のカウンセラーが、俺のこと
を証言してくれた。本当に運転方法を知らないし、いわゆるガテン系のバイトだ
ってしたことが無い。当時は自動車免許すら持っていなかった。当たり前だが、
ロードローラーから俺の指紋や体毛は検出されていない。『キーのありか』だっ
て知らない。俺には動かそうにも動かせないのだ。
521潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/10 12:38:59 ID:TaGAWz2u0
 それから半年後、取調室で会った刑事から一緒にコーヒーでも飲まないかと
誘われた。ファミレスの一番奥の席でアイスコーヒーをいただいた。
 結局、誰がロードローラーを運転したのか判らず仕舞いだという。犯人はその
障害ゆえに罪にはならず、近く県外の精神薄○者施設に入所する予定だと聞か
された。
「あいつが言うにはねぇ、『ロードローラーの前に死骸を置いておけば、後は
勝手に動き出してお煎餅にしてくれる』というんだ。いくらなんでも……」
 刑事がすっかり疲れ果てた声で呟く。
「ロードローラーが無人で動くわけがない……」

 一緒に店を出て、最後に「ロードローラーを動かしたのは、やっぱり君ではない
のか?」とすがるように訊かれたが、俺は首を横に振った。
 最後まで疑って悪かったと、手を振って刑事と別れた。俺はくたびれたその背中
を見送った。
                                              終わり

以上、5レスほど頂きました。
522本当にあった怖い名無し:05/02/10 17:41:47 ID:+M+5v73U0
>>517-521
乙!面白かった
523本当にあった怖い名無し:05/02/10 18:53:54 ID:6iNMMUTH0
∩’∀’)イイワァ
524本当にあった怖い名無し:05/02/12 13:03:29 ID:TvOOxcNt0
深度888mを記録して、浮上。
もうしばらく保守ってみます。
525潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/17 13:11:19 ID:KWJcCW8/0
 ウチの隣はお寺で、しかも塀を一枚隔てたところに墓地がある。ウチで
は俺の部屋が一番墓地に近く、おまけにその塀が腰までの高さしかない
から、平屋の俺の部屋の窓からでも夜になれば外灯に照らされた墓石
や山門が闇夜にぼんやりと浮かんで見える。
 俺は遊びに来た友人たちにそれを見せて、恐怖に震え上がる彼らを見
て笑っていた。俺自身はそんな環境にもかかわらず霊体験をしたことが
なかった。だから、怖がる彼らをひと事のように笑うことができたのだ。

 しかし去年の晩春、墓地の改修工事を境に、頻繁に金縛りにあって幽
霊と出くわすようになった。
 まず夜中にふと目が覚めると、川のせせらぎが聞こえてきて金縛りで
体が動かなくなる。壁に青白い人魂が浮かび上がって、やがてそれは顔
や服装が判るほどはっきりとした人型になる。そして幽霊はベッドで横に
なっている俺の腹の上を跨ぎ、窓から部屋を出てお寺へと向かって行く。
幽霊たちが辿るコースはいつも同じだった。
 最初こそ怖かったが、どの幽霊も襲ってくる様子はないと分かると『人
間ウォッチング』をするつもりで彼らを眺めるようになった。
526潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/17 13:13:42 ID:KWJcCW8/0
 腹の上を跨ぐ幽霊も老若男女いろいろいて、俺を全く無視する幽霊も
いれば、なんだこいつと訝しい目で見る幽霊もいたし、ごめんねとぺこぺ
こ頭を下げる幽霊もいた。苦しそうな顔で喉元を押える全裸美人が跨い
でいった時は盛り上がった。けど、せっかくのアングルなのに肝心なトコ
がよく見えなくて残念だった。全身ズタボロで車のステアリングを手にし
ている男性が通った時は、どうしてステアリングだけを持っているんだと
頭をひねった。最終的には、車で腹の上を通られるよりはマシと結論付
けたけど。
 そんな幽霊たちの中で特に子供の、小学生くらいの男の子の幽霊の
時を見た時は本気で落ち込んだ……
 他のみんなは現れてはスッと去っていくのに、その男の子は思いつめ
た顔をして俺のプレステ2の前で立ち止まっていた。なんとなく大丈夫か
なと思いながら男の子を見ていたら目が合ってしまい、彼の方がびっくり
していた。男の子は肩を落とすと、トボトボと俺を跨いで部屋から出て行
った。見送ってやろうと、動けない体を頑張ってひねって顔を窓に向ける。
そこで、男の子の背中が袈裟斬りに大きく裂けているのを見てしまった。
 次の日、隣町で子育てに悩んでいた母親が子供を包丁で背中から斬り
つけて殺してしまう事件があったと朝刊に載っていた……
527潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/17 13:15:39 ID:KWJcCW8/0
 3ヵ月後の去年の初秋、隣のお寺の和尚さんがお施餓鬼(ご先祖さま
を供養すること)のお経を上げに家に来た。和尚さんは家に上がるや、
イヌのようにクンクンと鼻を鳴らして辺りの匂いを嗅ぎ始めた。警察犬よ
ろしく、クンクンクンと鼻を鳴らしながら勝手に家の奥へ奥へと入ってき
て、俺の部屋の前でピタリと止まった。少し渋い顔してドアを開ける。
「あぁ、やっぱり…… これはいかんねぇ……」
 俺は全く気付かなかったのだけど、和尚さん曰く、四人の霊が部屋にた
むろっていたらしい。
「四人とも何か悪さするわけではないけど、このままでは君や家の人に良
い影響を与えないからね。四人には僭越ながら、わたくしのお経で成仏し
ていただきます」
 そう言って、和尚さんはお施餓鬼そっち退けで、お経を上げてくれた。事
の全てを話すと、和尚さんは窓から墓地の方をしげしげと眺めた。
「あっ、あれが原因だな?」
 俺と和尚さんの二人で墓地へ向かった。塀の陰になっていたので部屋
からは判らなかったけど、塀に沿って十二体のお地蔵さんが一列に並ん
でいた。どれも正面を向いていたけど、一体だけくるりと背を向けている。
そのお地蔵さんの視線の先に、俺の部屋の例の窓があった。
528潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/02/17 13:17:24 ID:KWJcCW8/0
「このお地蔵さんの向きを変えるから、手伝ってください」
 二人でお地蔵さんを持ち上げて、向きを山門の方へ変えた。
「このお地蔵さんは案内係なんです。本当は山門の方を向いて、”仏さ
まはこちらからお通り下さい”と案内しなければならなかったのです。工
事の人に話しておいたはずなんだけど、きっと忘れちゃったんだろうな。
いや、しっかり監督しておかなかったわたくしも悪かった。とにかく、怖い
思いをさせて悪かったね。もう、仏さまは出ないから安心してください」
 和尚さんの言葉通り、その日から金縛りにあうことも幽霊を見ることも
なくなった。寝る前に外灯に照らされて闇夜にぼんやりと浮かぶ山門に
目をやる。俺にはもう何も見えないけど、今もあの山門をくぐってお寺へ
と向かう幽霊はいるんだろうなと思う。
                                        終わり
以上、4レスほど頂きました。
529本当にあった怖い名無し:05/02/17 20:39:39 ID:NCoVeqQx0
530本当にあった怖い名無し:05/02/21 12:34:22 ID:kNeNBrc80
保守
5311/7:05/02/23 19:18:02 ID:B3x2Xadz0
 作り話ネタで悪いなと思うけど、ちょっと話すね。
 厨房の頃、怪談作るのが好きである日、消防だった隣の子に一つ話を聞かせ
たのです。
「放課後、図書委員が図書整理をしていると、不意に奥の方に小さな子供が居
ることに気付く。『もう、貸し出し終わってるんだよ』と近づくと、その子供
は血だまりの中で笑う」
 田植えが終わったばかりの話だから、五月か六月だったと思うのだけど良く
覚えていません。その時は、実際学校でクラスの子が図書室で鼻血出して大変
だった話を、適当に怪談に造り替えただけだったので、話した後はもう、話し
たことさえ覚えていませんでした。
5322/7:05/02/23 19:19:21 ID:B3x2Xadz0
 思い出したのは夏休みに入った翌日のコトです。
 隣の子がバス停近くの川で、友達二三人と川遊びしているのを塾に行く前に
見かけて挨拶すると、一緒に遊んでいた女の子が「(私の名前)ちゃん、面白
い話聞かせたげようか?」と言うので、聞くと、『図書室に幽霊が出る』とい
う話。
 それ、私が話したやつじゃんと半笑いで聞いていると、どうも、私が話した
やつと微妙に違う。
「放課後、図書委員が図書整理をしていると、奥の方に子供がいる。あれ? 
いつの間に入ってきたんだろう? と思って声を掛けると何か聞いてくる。質
問にちゃんと答えないと連れて行かれる」
5333/7:05/02/23 19:20:22 ID:B3x2Xadz0
「血だらけじゃないの?」と聞くと、隣の家の子が「そんなこと聞いたことが
ない」と言いました。
 嘘つけ、私が話したじゃないかと思いはしたけれど、バスが来たのですぐに
バイバイしました。結局の所、そこまではすぐ忘れるようなたいしたこと無い
出来事だったのです。
 ただ、あの日のことを思い出して身が震えるのは、塾から帰った私に青い顔
をした祖母が「バス停そばの川で子供が溺れたらしいよ。隣の○ちゃんの友達
だって」
 私と挨拶した後、溺れたのは、あの最初に私が造った怪談を話した女の子だ
った、そうです。
5344/7:05/02/23 19:21:49 ID:B3x2Xadz0
 本当に、あの私がバスに乗った直後、川の深い流れに嵌り、助け上げられた
時にはもう息が無かったとか。
 夏休みが終わり、新学期が始まったある日、同じ怪談好きな友達からまた、
あの怪談を聞きました。彼女は、妹から聞いたそうです。
 『放課後、図書室に残っていると奥に女の子がいることに気付く。「もう、
帰る時間だ」と教えようとすると、その子の周囲はずぶぬれで死人のように真
っ青。そして、何かを問いかけてくる。ちゃんと答えないとどこかへ引きずり
込まれる。その女の子は、以前川で水死した△ちゃんだそうだ』
 吐きそうになりました。
5355/7:05/02/23 19:23:03 ID:B3x2Xadz0
 なんで、そんな話を今しようという気になったというとですね。
 実は、この前偶然コンビニで会った幼馴染みから、またあの怪談を聞いたの
です。彼は、今、小学校教諭のタマゴで非常勤中。私が昔、怪談好きだったこ
とを覚えていて、「マジで子供は怪談好きだよな」という話から始まったのを
覚えています。
 彼は怪談をまったく信じないのんびりした人なのですが、けれど、教員免許
を取る際に母校のあの小学校へ教育実習したときに聞いた怪談は気持ち悪かっ
たと。
「放課後、図書室にはずぶぬれの子供が出る。そいつは、近づいてきて腕を掴
み、何かを言う。それをちゃんと答えないと、登下校中に必ず殺される」
 必ず殺されるなんて。凶悪な内容になっているとは思いました。
5366/7:05/02/23 19:24:09 ID:B3x2Xadz0
 けれど、それのどこが怖かったのかと彼に聞くと、彼はこう言いました。
「教育実習に行く前に、登下校中の交通事故があったんだ。無免許の飲酒運転
で三人も死んだ。この怪談が流れたのは、その事故があってからなんだ」
 実際の事故がそういう怪談になっているのも気持ち悪かったし、子供がそれ
を信じ込んでいるのが気味悪いと彼は言いました。
 これではまるで、怪談が人を殺したみたいじゃないかと。
5377/7:05/02/23 19:26:22 ID:B3x2Xadz0
 真実は逆なんだろうと思います。
 怪談が人を殺すのではなく。
 誰かが死ぬとそれをあの怪談が吸収する。
 死を吸収した怪談が、その度に少しずつ姿を歪ませて、語られるのでしょう。
まるで、沼地の底の腐った苔が投げ込まれた石に乱されて、水面へ浮いてくる
ように。不吉が投げ込まれると浮かび上がる。

 正直、後悔しています。
 私が一番気持ち悪い。


538531:05/02/23 19:27:14 ID:B3x2Xadz0
()    . フッ…
[] → []
539本当にあった怖い名無し:05/02/24 17:50:23 ID:dTMpc/7p0
>>531-538
乙!
収拾がつかなくなる恐怖に、
ゾゾッとなるような薄気味悪さを感じました。
540本当にあった怖い名無し:05/02/26 13:22:30 ID:+0epiXrP0
水深919mまで記録。
浮上保守します。

しかし、ずいぶん海底が深くなったぁ……
541赤毛 ◆Nvx/Akage. :05/03/07 11:09:25 ID:R4Cl9grg0
ほしゅ

海底はそんなに深くなくて良いから、
糞スレがガバっと削除されないかなぁ
542本当にあった怖い名無し:05/03/10 11:17:35 ID:tXgUtwBOO
夏まで保守
543潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/03/11 19:14:54 ID:OLQSATCQ0
 子供の頃、夏のお祭りに『見世物小屋』の興行がありました。『見世物
小屋』と言っても、みなさんが期待するような『身体障害者を晒し物にす
る』のではなくて、健常者が妖怪に扮装して見物客を脅すという内容でし
た。つまり、ただの『お化け屋敷』です。
 掘立て小屋の正面には、おどろおどろしい絵と描き文字で「恐怖、満月
の狼男!」「フランケンシュタインは実在した!」「蛇女、現る!」と描かれ
た看板が立ててあり、下世話な好奇心を煽り立ててくれます。私は親の
反対を押し切って、友人たちと一緒に見世物小屋に入りました。
 小屋の中は仕切り壁で作られた部屋がいくつも並んでいて、見物客は
順路に沿って鉄格子の隙間からそれぞれの部屋を覗いていくという、本
当にただの『お化け屋敷』でした。(本当の『見世物小屋』は、サーカスの
ように観客席と舞台があり、フリークスたちが舞台の上で芸を披露する)
 それぞれの部屋の鉄格子の向こうに、付け髭が半分浮いている狼男
や短身小太りのフランケンシュタイン、ニシキヘビを首に巻く中年蛇女が
いました。彼らのいかがわしさはどこかユーモラスで、特に中年蛇女は
「おまえら全員、頭から飲み込んでやるぞッ」と脅してくるくせに、私たち
が鉄格子の隙間から手を入れて蛇の頭を触ろうとすると、「噛まれるか
ら触っちゃだめッ!」と注意してくれる優しい方でした。私たちはニコニコ
と笑いながら見物することができました。
544潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/03/11 19:15:35 ID:OLQSATCQ0
 通路の角、雰囲気を壊す『誘導灯(非常口)』の下に白装束に身を包
んだ女性が腕を組んで立っていました。年齢は若く、かなり美人でした。
どうして彼女だけが部屋の中ではなく通路の途中にいるのか分かりま
せん。誘導灯の緑の明かりに照らされたその姿に、私は幻想的なもの
を感じましたが、友人たちはとても無気味だと震え上がっていました。
「この女の人の幽霊、こわい…… もう行こう……」
 友人たちはそそくさと移動してしまいました。私は離れ難いものを感じ
ていましたが、友人たちと離れるわけにはいきません。後を追いかけよ
うと彼女に背を向けました。
 そして足を数歩踏み出したその時、背後から何者かにTシャツの裾を
下に引っ張られたのです。振り向くと誰もいません。
 そう、幽霊役の女性以外は……
 しかし彼女とは2メートル近く離れています。手を伸ばしても私に届くわ
けがありません。
 気を取り直して再び足を踏み出すと、また裾を下に引っ張られました。
再び振り向いても、やはり女性以外は誰もいません。しかも彼女が移動
した様子もありません。腕も組んだままです。
「どうしたの、ボク?」
545潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/03/11 19:16:59 ID:OLQSATCQ0
 女性は目を細めてフフフッと薄く笑っています。私は「何でもない」と言
ってもう一度足を踏み出すと、またギュッと下に引っ張られました。
 その時ふと、あの女性は見世物小屋の出し物ではなくて、本物の幽霊
なのではないかという疑いが脳裡をかすめました。
 出し物ではないから、部屋ではなくて通路の途中にいるのでは?
 私の鼓動は激しくなり、足もガタガタと震え始めました。ふと脳裡をか
すめた疑いは、何の証拠もないのに確信へと暴走していきました。
 そうだ、そうに違いない。あの女性は、幽霊なんだッ!
「ねぇ、ボクぅ……」
 しなだれるような甘い声をかけられて、私は一気にパニック状態になり
ました。
「う、うわぁぁぁー――――ッ! 幽霊が出た、幽霊が出たぁッ!」
「なに、この子? へんなのッ! アハハハハハッ!」
 私が悲鳴をあげると、女性は高笑いをあげました。
 正面の出口に向かって駆け出します。走っている間も、裾は下に引っ張
られたままです。わたしの異変に気付いた友人たちもつられて駆け出しま
した。
546潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/03/11 19:19:51 ID:OLQSATCQ0
「幽霊が出た、幽霊が出た!」
 出口を抜けると、引っ張る力がフッと抜けました。助かった、心からそう
思いました。
「みんな、おいで!」
 おじいさんが私たちに手招きしています。おじいさんはご苦労様と言って、
友人たちに綿菓子を配りました。
「ボクたち、何が一番怖かった?」
 友人たちはみんな、女性の幽霊が一番怖かったと訴えました。
「はは、おじさんトコは『見世物小屋』だからね。幽霊なんていないよ。何か
の見間違いなんじゃない?」
 友人たちは互いに顔を見合わせ、悲鳴をあげました。
「幽霊が出た。本物の幽霊が出たっ!」
 しかし、私は見てしまったのです。おじいさんがニタリと笑うところを!
 おじいさんの笑みは、悪戯が成功した時に洩らしてしまうそれと全く同じ
でした。
547潜水士 ◆MK4bj1r2OY :05/03/11 19:21:44 ID:OLQSATCQ0
 私は直感的に、あの女性はやはり普通の人間で、幽霊うんぬんはこの
おじいさんの悪戯なんだ、子供たちの悲鳴を客寄せに使おうとしているん
だと理解しました。私のTシャツの裾を引っ張ったのも何かのトリックに違
いありません。私は安堵するとともに、利用されたことへの憤りと勝手な
妄想で女性を幽霊にしてしまったことへの照れくささを感じました。そのお
じいさんが私の許に綿菓子の袋を二つ持って近づいてきます。
「はい、これはボクの分。ねぇ、妹さんはどこに行ったの?」
「えっ? 妹って……」
「ほら、白い浴衣を着てさ、出口のところまでボクの後ろにピタリと付いて、
服の裾をギュッて引っ張っていたじゃない? 妹さんにも綿菓子をあげた
いんだけど、もう帰っちゃったのかな?」
 私に妹はいませんし、あの時周りに小さな子はいませんでした。
 おじいさんが見たという私の妹とは、誰のことなんでしょうか?

                                        終わり
以上、5レス頂きました。
548本当にあった怖い名無し:05/03/11 20:14:30 ID:+Cii9Rxp0
()    . フッ…
[] → []

(((((;゚Д゚))))
549本当にあった怖い名無し:05/03/13 09:49:03 ID:bofKwCVXO
保守。
550潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/03/21(月) 13:44:42 ID:CnZcXVFm0
 今から20年くらい昔、俺が5歳の時の話。その頃、俺は近所の保育園
の年少組に通っていた。同じ年少組に「春美」という女の子がいた。
 春美ちゃんはいつもスケッチブックとクレヨンを持ち歩いていて、ヒマが
あればお絵かきしている女の子だった。スケッチブックには友人の顔や
マンガのキャラクターが描かれていたし、中には園児にしてはかなり写実
的な静物画もあった。春美ちゃんの両親に絵心があって、彼らからデッサ
ン法を教えてもらっていたらしい。
 しかしスケッチブックに描かれた絵の中には、不可解なそれもあった。

 春美ちゃんとすっかり仲良くなった9月初めのあるの日、彼女が黒猫の
絵を描いていた。それはときどき園庭を徘徊する、近所の飼い猫の「クロ」
だった。クロの横に茶色の成猫が1匹いて、その2匹の後ろに2匹の黒と
3匹の茶色、合計5匹の仔猫が続いていた。その絵のことを訊ねると、春
美ちゃんが解説してくれた。
「クロはねぇ、茶色の猫と結婚していて、もうすぐ赤ちゃんを5匹生むよ」
 後日、クロは5匹の仔猫を生んだ。5匹の毛の色は春美ちゃんの絵の
通りだった。飼い主に訊くと、相手はその隣の家の茶色の猫と判った。
551潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/03/21(月) 13:46:07 ID:CnZcXVFm0
 相手の猫のことは飼い主に訊けば判る。クロの妊娠もお腹を見れば判
るのだろう。俺にはクロが妊娠しているなんて全く判らなかったが……
 しかし、生まれてくる仔猫の数とその毛の色までピタリと言い当てたのは
どうしてだろう?
 その理由を春美ちゃんに訊ねたが、彼女は首を傾げて「何となく」とぼん
やり答えるだけだった。

 それから1カ月ほどが経ったある日の朝。秋雨がここ何日か続いていて、
その日は久しぶりに朝から晴れていた。しかし春美ちゃんはそんなことお
構いなく、登園するなり教室でまた不可解な絵を描き始めた。
 緑のヨットパーカーにジーンズを穿いた無精ヒゲの小太りの男。右手に
細く長い包丁を握り、花柄の傘をさすポニーテールの女性の左わき腹を
切りつけている。そこから血が噴き出して、男の顔を赤く染めていた。その
絵は何処か生々しく、俺は戦慄を覚えた。
「あら、春美ちゃん、またお絵かき?」
 担任の保母先生が俺の後ろからスケッチブックを覗く。次の瞬間、悲鳴
が上がった。
「やだぁ、春美ちゃん。こんな気持ち悪い絵を描いてちゃ、ダメじゃない!」
552潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/03/21(月) 13:48:25 ID:CnZcXVFm0
 気味悪がる先生に同情して、振り返って彼女の顔を覗く。俺は息を飲ん
だ。今日の先生の髪型は『ポニーテール』だった。
「先生、今日だけお仕事を途中で止めて、早く帰ることはできないの?」
「えぇっ? お仕事を途中で止めるなんてできないわよ。そんなことしたら
先生、クビになっちゃう。変なコト言うわね、春美ちゃん」
 春美ちゃんの訴えは、まるで相手にされなかった。春美ちゃんは唇を尖
らせて俯いてしまう。その時、教室がスッと暗くなった。晴れていた空が急
に曇ってきたのだ。
「やだぁ、せっかく久しぶりに晴れたと思ったら、また曇ってきちゃった……」
 先生が窓の外を覗きながらスイッチに手を伸ばす。照明が点いて、教室
が明るくなった。春美ちゃんは先生の許へ走り寄り、駄々をこねるように袖
を引っ張った。
「せんせぇ、やっぱり今日だけ特別に早く帰れないのぉ?」
「帰れないわよ。それより、もうあんな気持ち悪い絵を描いちゃダメよッ!」
 春美ちゃんは先生から、そうたしなめられてしまった。しばらくして雨が
降ってきた。教室にいても肌寒くなるほど、気温は下がっていった。
553潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/03/21(月) 13:50:44 ID:CnZcXVFm0
 次の日の朝、両親が血相を変えて話しあっている。朝刊に先生が刺さ
れたという記事が載っていたのだ。
 先生は前日の仕事帰り、スーパーに立ち寄ったところへ小太りの男に
出刃包丁で左わき腹を刺されたのだった。男の顔に返り血がかかるほ
どの出血の上に、朝から降り続く雨による気温の低さが重なり、体温が
急激に下がってあわやというところだったらしい。しかし、懸命な救助の
お陰で先生はかろうじて命を取り留めることができた。男もすぐに逮捕さ
れた。男は以前、先生に交際を申し込んだが断られ、それを逆恨みにし
ての犯行だった。犯人の風体は春美ちゃんの絵、そのままだった。

 その後も春美ちゃんは不可解な絵を描き続けた。「八百屋のオジさんが
一千万円の宝くじを当てる」「中学生のお兄ちゃんたちの野球チームが大
きな大会(県大会)で準優勝する」などの幸運なものから、「駅で男の人が
電車に飛び込んで、その人の頭がお散歩中のおじいさんの前まで転がっ
て来るの。そのおじいさんもショックで死んじゃう」「郵便局の隣の家に住
んでいるオジさんがヨソの家に火を点けて、その家に住んでいる人たち全
員を殺しちゃう。でも、そのオジさんの体にも火がついて「死にたくない!」
と大騒ぎして結局、死んじゃう」などの不幸なものまで、どれも緻密・正確
に絵に表し、そしてその通りに現実化した。
554潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/03/21(月) 13:54:17 ID:CnZcXVFm0
 3ヶ月も経つと春美ちゃんは『スケッチブックで未来予知をする少女』と
持て囃され、俺以外の友人がひとりもいなくなってしまった。みんな、自
分の不幸を描かれるんじゃないかと怖がって、春美ちゃんのそばに近
付こうとすらしなかった。
 節分の日、ストーブの暖の効いた部屋で俺と春美ちゃんの二人っきり
で遊んでいると、彼女が1枚の絵を描いてくれた。それはウェディングド
レスの女性と燕尾服の男性のカップル、つまり結婚式の様子だった。
「この女の人は春美ちゃんだろ。こっちの男の人は?」
 そう訊ねると、春美ちゃんはそっと俺の手を握ってくれた。驚いて自分
に指差すと、大きく頷き返してくれる。俺は俯いたまま「ありがとう」と返事
をした。どちらからともなく顔を近づけ、二人は軽くキスをした。子供同士
のキスだから、本当に唇を合わせただけの軽いキスだった。
 春が巡って俺が年長組に進級した時、春美ちゃんは保育園に姿を現
さなくなった。実は既に春休みを境に、春美ちゃんは俺の家に遊びに来
なくなっていたのだ。こちらから春美ちゃんの家を訪ねても、いつも留守
だった。春休みが明けたらまた春美ちゃんに会えると淡い期待をしてい
たが、それは見事に打ち砕かれた。
555潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/03/21(月) 13:58:20 ID:CnZcXVFm0
「春美ちゃんはどうしたの?」
 両親に訊いても首を横に振るだけだったし、園長先生に訊いても同じだ
った。新年度を機に現場復帰した保母先生にも訊いてみたがやはり同じ
だった。春美ちゃんがいなくなったと聞いて、心なしか先生の顔が清清と
していたのが気にかかる……
 もう春美ちゃんとは会えないかもしれない。そう思うと、大きな喪失感に
さいなまれてしまった。それは保育園を卒園するまで続いた。

 それから20年が経った今でも、春美ちゃんには会えないでいる。さす
がに喪失感にさいなまれているわけではないが、今も心のどこかで春美
ちゃんのことが引っ掛かっている。
 いわゆる「風の噂」というヤツで、春美ちゃんが悪徳宗教団体の教祖に
納まって非道の限りを尽くしているとか、空気の良い信州の精神病院に
長期入院しているとか、荒波厳しい冬の東尋坊に身を投げたとか、新宿
二丁目のレズビアン・バーでホステス(ネコ役)を勤めているとか、キャリ
アウーマンとして東京丸の内でバリバリ働いているとか、既に結婚してい
て子供が5人もいるとかは聞いた。しかし聞こえてくる噂は全て抽象的で、
全くのバラバラ。真偽の確かめようすらなかった。
556潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/03/21(月) 14:02:52 ID:CnZcXVFm0
 春美ちゃんが描いてくれた「結婚式」の絵は、額に入れて今も大事に保
管している。春美ちゃんに会えなくなって寂しがっていた俺を慰めようと、
お袋がそのように世話しておいてくれたのだ。その絵を眺める度に今は
会えなくても、『スケッチブックで未来予知をする少女』の描いた「二人の
結婚式」は現実化するのだろうかと思う。
 現実化しなくてもいいから、もう一度春美ちゃんに会って、急に会えなく
なって寂しかったよと伝えたい……
                                        終わり
以上、7レス頂きました。

()    . フッ…
[] → []
557本当にあった怖い名無し:2005/03/22(火) 04:08:23 ID:ei41N5NP0
(;´Д⊂
558本当にあった怖い名無し:2005/03/22(火) 19:10:05 ID:mwzfHwBZO
>>556
あなたの想いがその人に伝わりますよう祈ってます。
559本当にあった怖い名無し:2005/03/22(火) 23:05:45 ID:1msO1aEP0
エエ話や…
560本当にあった怖い名無し:2005/03/28(月) 14:08:56 ID:CYkJaeoN0
現在、水深858m。
潜行のまま、保守。
561本当にあった怖い名無し:2005/03/28(月) 19:41:45 ID:ERBvvX1z0
保守age
562本当にあった怖い名無し:皇紀2665/04/01(金) 12:19:44 ID:bQHPGpus0
hosyu
563潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:27:56 ID:Dww48DbJ0
 この不況の煽りを受けて、20年ほど勤めていた工場が倒産した。退
職金なんて贅沢なものは無く、身の細る思いをしながら職安所に日参
して、ようやく警備会社の警備員募集にありつけた。
 俺の派遣先は競艇場だった。その競艇場から最寄り駅まで歩いて10
分程度の距離なのだが、途中で道幅の大きな道路を挟むため、要所に
警備員を置くことにしていた。俺の持ち場はその道路に架かる歩道橋の
駅側口だった。
 季節は冬、しかも朝早くから、駅の方からむさくるしいオッサンの群れ
がゾロゾロとやって来る。みんな、一山当ててやろうと、白い息を吐きな
がら目を血走らせていた。
「おはようございます。競艇場へ向かわれる方は、こちらの歩道橋をご
利用ください!」
 平日の朝からバクチに打ち込むような人種だから、このオッサンたち
はまず交通ルールを守らない。横断歩道の無いところを勝手に渡ろう
とするし、横断歩道があっても車の姿が見えなければ信号を無視して
渡ってしまう。無事に渡りきれるのならそれでもいいが、足許のおぼつ
かないジイサンまでもが無理して渡ろうとする。その結果、ドライバーを
ヒヤッとさせたり実際に事故になったりしていた。
 そのため市が来場者用に歩道橋を架け、競艇場事務所が警備員を
置いて歩道橋の利用を呼びかけていた。公営ギャンブル場を抱える市
は金をたんまり持っているのだ。
564潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:32:29 ID:qebIJ0V70
 しかし、これに食って掛かって来る人もいる。
 道路を勝手に横断しようとしていたジイサンに注意すると、そのジイサ
ンが血相を変えて怒鳴り返して来た。
「足腰の弱っている老人に歩道橋を上れって言うのか、このバカタレッ!」
 そんなヨボヨボのジイサンがバクチにうつつを抜かしてんじゃねぇッ!
 ……と言いたかったが、クビになりたくなかったのでグッと堪えた。仕
方ないので、俺が付き添って横断歩道を渡らせている。しかし、勝手に
持ち場を離れるわけだから、付き添うたびに勤務評価が少し下がる。
警備会社にワケを話すが、聞いてはくれない。警備会社も、バイト代を
少しでもケチろうと必死だ。
 その日も駅の方からむさくるしいオッサンの群れがゾロゾロとやって来
た。有名選手のレースがあるとかで、いつも以上に目を血走らせて鼻息
を荒くしている。
「おはようございます。競艇場へ向かわれる方は、こちらの歩道橋をご
利用ください!」
 ここに配属されてから2ヶ月、粗方の人が歩道橋を利用してくれるよう
になったが、それでもまだ道路を勝手に横断してしまう人がいる。
 ニタニタとイヤらしく笑いながら「今日も付き添いをお願いできるかのう」
と催促してくる、例のジイサンもそのひとりだった。このジイサンは、俺が
内心嫌がっているのを承知の上で、わざと付き添いを頼んでくるのだ。
565潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:33:35 ID:qebIJ0V70
 付き添った後で持ち場に戻ると、駅の方から奇妙な男性二人連れが
やってくるのに気付いた。ひとりはボアのついた藍色の作業ジャンパー
の男で、駅でもらった競艇新聞を思いつめた顔でチェックしている。
 もうひとりはベージュのコートを着た、真面目なサラリーマン風の男だ
った。二人はつかず離れず、ピタリと歩みを共にしていた。
 しかしよく見ると、サラリーマン風の男の格好の酷さに驚いてしまう。
黒ブチ眼鏡のレンズにはヒビが入り、フレームもひしゃげている。顔に
は殴られた後があり、青く痣になっていた。泥塗れのコートも右肩の縫
い目が破れている。ケンカに巻き込まれたかのようだ。
 こんな酷い格好をしているのに、周りの人間はサラリーマン風の男の
ことを全く無視している。余りの酷さに放って置けず、彼に声をかけた。
「あのぅ、大丈夫ですか?」
「あぁ、何だ? オレになんか用か?」
 俺の呼びかけに、作業ジャンパーの男が立ち止まって振り返った。サ
ラリーマン風の男も立ち止まるが、彼は俺に一瞥もくれず、無表情のま
ま作業ジャンパーの男をただ真っ直ぐ見つめていた。感情のある人間
なのかと思うほど、彼は無表情に徹している。
「何か用かって、あなたのお連れさんがこんな酷い怪我をしているじゃ
ないですか?!」
「……オレに連れなんていねぇよ」
「でもこの人……」
566潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:35:32 ID:qebIJ0V70
 そう言ってサラリーマン風の男を指差すのだが、作業ジャンパーの男
は首を傾げて「誰もいないじゃないか」と歩き出してしまった。サラリーマ
ン風の男も無表情のまま、俺のことを無視して歩き出してしまう。彼を呼
び止めるが、全く反応が無い。周りも俺のことを訝しみながら通り過ぎて
行く。
 もしかして、サラリーマン風の男が見えているのは俺だけなのか?!
 ふと、そんなことを思いついてしまった。そんなバカなことがあるものか
と頭を振り払い、ただの気の迷いだ、サラリーマン風の男のことは忘れ
ようと思った。『アルバイト』と言う不安定な身分な上に、例のジイサンの
お陰で勤務評価も低い。この上、幻覚を見たと言ったら、クビになるの
は間違いなかった。今ここで、収入を断たれるわけにはいかないのだ。
 そのくせ昼休みになって、歩道橋の競艇場側口の番をしている若い
ヤツに怪我をしたサラリーマン風の男を見なかったかと訊ねてみる。自
分はおかしくなってしまったのではないかと、不安で堪らなかった。
「いやぁ、下りて来る人をずっと見てたッスけど、そんな人、見てないッス
よ。何かの見間違いじゃないッスかぁ?」
 10歳以上も年下のヤツからタメ口を利かれるのは、もう慣れたから別
に構わない。見てないと言われたことがショックだった。
 もう本当に忘れよう、その方がいい……
 それに今日一日の仕事はまだ残っているのだ。俺は気を取り直して午
後の仕事に出た。
567潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:38:42 ID:qebIJ0V70
 午後3時半を過ぎるとメインレースは終わり、競艇場の方からゾロゾロ
とオッサンたちが帰ってくる。ホクホク顔の人もいれば、暗く俯いてしまっ
ている人もいる。懐を固く閉めて、辺りの様子を窺いながら逃げるように
走って帰る人もいれば、「昨日の稼ぎがすっかりスッテンコロリンよ!」と
カップ酒を片手に仲間連れで楽しそうに帰る人もいた。
 遊び終わった後の様子は人それぞれだったが、総じてつまらなそうにし
ている人の方が多かった。笑う人よりも、泣く人の方が多い。それがギャ
ンブルと言うものなんだろう。
「ご来場ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい!」
 階段を下りて来る人たちにそう声をかけながら、何気なく歩道橋に目を
遣った。
 歩道橋の反対車線側、紺の作業ジャンパーの男が酷く思いつめた顔を
して手前の手摺りにもたれかかっていた。そしてその傍らには、あのサラ
リーマン風の男が立っている。
 俺は愕然とした。やはり俺にはサラリーマン風の男が見える。自分の足
場が崩れていくような不安に襲われた。
568潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:41:47 ID:qebIJ0V70
 そのサラリーマン風の男が作業ジャンパーの男の背中を軽くポンッと叩く。
 作業ジャンパーの男は手摺りの上にのぼり、道路に身を投げた。
 中年女性が気付いて、悲鳴を上げる。
 トラックが急ブレーキをかける。間に合わない!
 落下中にフロントガラスに当たって、男が手前の車線まで飛んで来た。
 アスファルトの上でバウンドして、仰向けに倒れる。
 男はもう虫の息だった。
「うわぁー――――ッ! 止まんねぇー――――ッ!」
 背後から叫び声が聞こえてきた。
 後ろから走って来たスクーターが男の顔を踏みつけてしまう。
 グシャリと嫌な音が鳴った。
「轢いちゃった!、轢いちゃったぁ!、轢いちゃったぁー――ッ!」
 そう叫びながら、スクーターは走り去っていった。
 野次馬たちが作業ジャンパーの男の周りを囲い始める。バカな男だ、
かわいそうに、あんな惨めにはなりたくないものだと、みんな口々に勝手
な事を言い出す。俺は再び歩道橋に目を遣った。
 サラリーマン風の男は歩道橋から作業ジャンパーの男を無表情のまま
見下ろしていた。しばらくして、彼が初めて表情を崩す。それは、背筋が
凍えるような冷笑だった。俺は歯を食い縛り、叫びだしそうになるのを必
死で堪えた。そしてサラリ―マン風の男は、一陣の風と共に姿を消してし
まった。
569潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:44:16 ID:qebIJ0V70
 背後霊とか怨霊、祟りと言った単語が頭をよぎるが、凡人の俺に男の
正体なんて分からない。
 警察にも証言しなかった。俺にしか見えないサラリーマン風の男がい
て、彼が作業ジャンパーの男の背中を叩きました。なんて言えるわけが
無い。事件は自殺として結論付けられ、引き続きスクーターの人物の行
方を追っていると翌々日の新聞に載っていた。
 それから半年後、歩道橋はフード付きの『全天候型』に改装された。
雨の日でも利用しやすいようにとの説明だが、要は自殺の再発防止の
ためだった。
 しかも「障害者に優しいバリアフリー市政宣言」の一環とかで、歩道橋
に屋外型エスカレーターまで付けた。本当に公営ギャンブル場を抱える
市は金を持っている。というか、障害者までギャンブル漬けにしようとい
う腹なのかと思わず疑ってしまう。
 人間とは現金なのもので、エスカレーターが付いた途端にみんな歩道
橋を利用するようになり、横断歩道を利用する人や道路を勝手に横断
しようとする人は一人もいなくなってしまった。
 そのため警備員はお払い箱となり、俺はクビを言い渡されてしまった。
勤務評価が低かったため、同じ歩道橋の番をしていた若いヤツのよう
に、他の派遣先に回されることも無かった。
570潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:47:32 ID:qebIJ0V70
 警備員勤めの最後の日、いつもの通り競艇場へ向かうオッサンの群
れに挨拶をしながら歩道橋へと誘導する。その群れに混じって、あのジ
イサンがよろよろと俺の方へ寄って来た。
「ほぅ、エスカレーターが付いたのか。これを最初から付けておれば、役
立たずな警備員なんぞ雇わなくても良かったのにのぉ!」
 今日で最後だと知っているのだろうか、ジイサンは俺の方を見ながら
ニヤニヤと笑う。俺に歩道橋で渡るように注意されたのが、よほど腹立
たしかったようだ。
「お前さんに忙しいところを付き添ってもらうのは心苦しかったからのぉ、
これで安気じゃなぁ」
 ジイサンが嫌味ったらしく俺の顔を下から覗き込もうとする。俺の悔し
がる顔を見てやろうと言う魂胆なのだろう。ジイサンを喜ばせてなるもの
かと、俺は無表情に徹した。執拗に食い下がるジイサンの後ろに、ベー
ジュのコートを着た男性の陰がチラッと見えた。
「ほら、おじいさん、後ろの人の邪魔になってますよ」
 そう言って男性の顔を確かめる。あのサラリーマン風の男だった。あの
男が、今度はジイサンを無表情のまま見つめていた。俺は固唾を飲んで、
顔を強張らせた。
「はぁ、誰もおらんだろが。お前、あれか?」
 ジイサンは指先を頭の横でくるくる回して、パッと手を広げた。
571潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/03(日) 10:51:50 ID:qebIJ0V70
「まだ若いのに、可哀想にのぉ」
 ジイサンはエスカレーターに乗り込み、「楽チンじゃぁ〜」と子供のように
はしゃぐ。サラリーマン風の男はその後ろをピタリとくっ付いて行く。
 凡人の俺に男の正体なんて分からないが、あの男は付け狙った者に死
をもたらす超常的な存在、死神なのかもしれないと考える。もしそうだとし
たら、次に命を落とすのはあのジイサンなのだろうか?
 ならば、ジイサンに一言、注意を――

 ──と思ったが、やっぱりそのまま黙っていた。
 俺はまた明日から、職安所に日参しなければならない。新しい職が見つ
からなければ、次に身を投げるのは俺だ。今の俺は別の死神に睨まれて
いるようなものだ。これ以上、ジイサンに構っている暇はない。
                                        終わり
以上、9レス頂きました。

()    . フッ…
[] → []
572本当にあった怖い名無し:2005/04/03(日) 13:14:27 ID:CCvIWcfR0
面白かった。

ただひとつ
「○○ッス」これ彼ら的には丁寧語なの。
赦してあげてw
573潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/07(木) 19:18:57 ID:jzRM5q9f0
>>572
>「○○ッス」これ彼ら的には丁寧語なの。

そうなんですか?
それはたいへん失礼いたしました。

それはそうと、夏になったら勇者たちは戻ってくるんでしょうか?
このままだとタタリ神になってしまいそうな……
574本当にあった怖い名無し:2005/04/08(金) 06:42:19 ID:kBalj5mj0
>そう言って男性の顔を確かめる。あのサラリーマン風の男だった。あの
>男が、今度はジイサンを無表情のまま見つめていた。

サラリーマン風の男GJ
575本当にあった怖い名無し:2005/04/13(水) 09:03:30 ID:pFthM2RG0
現在、水深845m。
浮上保守します。
576本当にあった怖い名無し:2005/04/17(日) 15:18:08 ID:t2egryXd0
書き込み時間(間隔)が問題だから、深度は無関係。
上げる必要は無しだよ。
577本当にあった怖い名無し:2005/04/20(水) 22:04:45 ID:t4sBJRZ80
保守
578潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:31:08 ID:zgzws7Co0
 ひとつ恥を忍んで告白すると、私の兄は今、心の病気を患って精神病
院に入院している。
 7年前、兄は親から受け継いだ家業を失敗してしまった。借金は土地
や家財を売却して何とか返済したが、文字通り「一文なし」になってしま
った。働きに出てみたものの、30代半ばに至るまで外の世界を知らな
かった兄には厳しかったらしく、やがて心の変調をきたしてしまった。
 入院して5年が経ち、その間に離婚が成立した。ただそれは、お義姉
さんが兄に愛想を尽かしたのではなく、働く能力を失った兄が『生活保
護』を受け取るために仕方のない措置だった。
 お義姉さん自身は市からの母子手当てを受け取りながら、朝から晩
までパートに出て、ふたりの子供を育てている。しかも、彼女の都合の
つく限り、見舞いにも来てくれていた。既に縁が切れているにもかかわ
らず、世話をしていただいて本当に申し訳なく思う。
 私も毎週末は兄の許へ見舞いに出かけている。ある週末、病室に顔
を出すと、兄もいつものように明るい笑顔で迎えてくれた。
「兄さん、着替えと生活用品、おやつのお菓子を持って来たよ」
「ありがとう。いつも済まんな」
 しばらくの間、兄と世間話を交わす。最近では、精神病患者とは思え
ないほど言語ははっきりしているし、会話の内容もしっかりしている。こ
の様子なら退院も可能なのではないかと、淡い期待をしてしまう。
579潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:32:36 ID:zgzws7Co0
 突然、入院患者のひとりが息を切らして病室に飛び込んできた。
「堀内さん、大変だ! 義男のヤツが……」
「慌ててどうしたの? 義男くんがどうかしたのかい?」
「義男が…… 悪魔側の人間(デビルサイダー)に捕まったッ!」
「……なんだってぇーッ!」
 兄が突然、いきり立つ。余りのことに、私は呆気に取られてしまった。
 『デビルサイダー』って、何だ?!
 兄は机の引出しから何やら取り出し、私に渡した。
「雄二、それを持ってろ。悪魔側の人間から身を守る、唯一の紋章だ!」
 兄はそう言うが、私には使用済みの割り箸を三角形に組み合わせて、
その頂点を輪ゴムで留めただけの代物に見える。
 多分、私だけではなく、誰にもそう見えるだろう……
 兄は引出しから同じ物をもうひとつ取り出すと、それを手に掴んで飛び
込んできた患者の前にかざした。
「よし、義男くんを救出にいくぞ!」
「おぉッ!」
 まるで何かの符牒のように、彼も三角形に組んだ割り箸をかざす。二
人は病室を走って出て行ってしまった。心配になって、私も二人の後を
追いかけた。
580潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:35:17 ID:zgzws7Co0
 この病院は東病棟と西病棟の2つの入院病棟があり、その真ん中に
30帖ほどのオープンスペースが設けられていた。南側の壁を全面ガラ
ス窓にし、円形テーブルとイス、ジュースベンダーを配して、入院患者と
見舞い客が庭木を眺めながら面会できるように設計されている。精神
病院の中とは思えない、静かでゆったりとした空間だった。
 しかし今は、円形テーブルは片付けられ、イスは東西の壁に沿って並
べられている。それぞれの病棟の出入り口には老若男女入り混じった
2つの人だかりができて、静かでゆったりとしていたはずの空間は熱気
と興奮にあふれていた。
 東病棟口には兄と同じ、割り箸を三角形に組んだ物を持った患者グ
ループ、その向こうの西病棟口には四角形に組んだ物を持った患者グ
ループがいた。2派とも新聞紙を丸めて作った棍棒を手にしている。兄
もいつの間にか棍棒を手にしていた。
 その2派の真ん中に、20歳そこそこの男性患者が正座させられてい
た。彼の頭には『ボクが ひとじちです』と書かれた、クリスマス用の三角
帽子が被せられている。彼が『義男くん』のようだ。
 そしてオープンスペースの南側、一番窓際の席に70歳くらいの見舞い
客のお婆さんがひとり座っていた。お婆さんは俯いて、膝に置いたバッグ
を固く握り締めている。移動したくても、患者たちに阻まれてしまって移動
できそうにない。こちらから助けに行こうとしても無理だった。大変なこと
に巻き込まれてしまった彼女に深く同情した。
581潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:38:23 ID:zgzws7Co0
「来たな、天使側の人間(ゴッドサイダー)・堀内! 今日こそは我ら、悪
魔側の人間の軍門に下ってもらうぞッ!」
 相手陣営のリーダー格の男性が前に歩み出た。年齢は兄と同世代、
40歳前後に思われる。
「人質を取るとは卑怯だぞ! 悪魔側の人間(デビルサイダー)・矢部!」
「フンッ、悪魔側の人間が卑怯で何が悪い!」
「お前たちのような悪は必ず滅びる!」
 兄はそう言って、棍棒を振りかざして上段に構える。しかし、チャンバラ
をやるには二人の間合いが少し遠すぎた。矢部さんも間合いを測ってい
るのか、すっかり余裕の構えだ。
 兄は構わず、矢部さんに向かって一閃振り下ろす。棍棒の先から新聞
紙がシュルシュルっと伸びて彼の頭に当たり、ペコッと間抜けな音を辺り
に響かせた。私は、兄と一緒にあんなカラクリおもちゃを作って遊んだ子
供時代を思い出した。
 棍棒が伸びたことに、兄の率いるゴッドサイダー達はどっと沸き、矢部
さんの率いるデビルサイダー達からはどよめきが起こった。すっかり恥を
かかされた矢部さんが、顔を真っ赤にしている。
「えぇ〜いッ、最終決戦(ハルマゲドン)だぁ! 天使側の人間をひとり
残らずやっつけろッ!!」
「みんな、紋章を取られるな! 取られたら負けだぞ!!」
582潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:39:48 ID:zgzws7Co0
 『ハルマゲドン』を合図に戦闘が開始された。双方とも一斉に棍棒を相
手めがけて振り下ろした。みんな力いっぱいに棍棒を振り下ろすが、所
詮、新聞紙を丸めて作った代物なので、相手の頭に当たってもペコペコ
と間抜けな音を響かせるだけだった。
 戦況は、兄と矢部さんが一騎打ちをしている横で、数人の女性患者た
ちがひとりの男性患者をボコボコに痛めつけていたり、いつの間にか棍
棒を2本持って二刀流を気取る者が現れたり、気が付けば同士討ちをし
ていたりと、乱戦の様相を呈している。
 それでも一応はルールがあるらしく、したたかにヤラれてイスに座った
者に追い討ちをかける患者はひとりもいなかった。そのお陰か、ひとり取
り残されたお婆さんも攻撃されることなく無事だった。
 兄の『紋章を取られたら負け』という言から察するに、割り箸の紋章とは
騎馬戦における紅白帽と同じで、それを相手陣営に取られたら負け、即、
退場。そして退場者や降参した者はイスに座るルールなんだろう。
 ……と思っていたが、しだいに三角、四角の割り箸の紋章が手裏剣の
ようにビュンビュンと宙を飛び交い始めた。それは、大事に持ってなけれ
ばならない物ではなかったのか?!
 棍棒で殴られずに済んでいたお婆さんだったが、飛び交う手裏剣は相
手を選ばないため、彼女の白髪あたまに次々と当たる。当たる度に、お
婆さんは怯えたように体を震わせた。
583潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:42:00 ID:zgzws7Co0
「ジャジャ〜〜ン!」
 ひときわ甲高い声があたりに響くと、両陣営とも手が止まる。人質役の
義男くんが、いつの間にか風呂敷を羽織って花瓶台の上に立っていた。
「殺伐とする現代社会に救世主、現る! 孔雀王(くじゃくおう)、見参!」
 次の瞬間、義男くんは敵味方を問わず、みんなから一斉に手裏剣攻撃
を浴びてしまった。何が気に入らなかったのか、兄と矢部さんのふたりも
怒り顔で手裏剣を放つ。ふたつの手裏剣は義男くんの額にワン・ツーヒッ
トして、彼は花瓶台から転げ落ちてしまった。
 ひどい! 義男くんを救出するために始まった戦闘なのに、よりによっ
て味方から討たれてしまうなんて、余りにも気の毒すぎる……
「はぁ〜い、みなさん、ストォーップゥッ!」
 男性看護士が、何故かカスタネットを鳴らしながら部屋に入ってきた。
「午後の検温の時間ですよ、自分の部屋に戻って下さぁ〜い」
 すると、患者たちの間からどっと笑い声が起きた。
「終わった、終わったぁ〜!」
「あぁ〜ッ、面白かったぁッ!」
 みんな、晴々とした明るい笑顔になって自分の病室に戻り始めた。兄と
矢部さんのふたりも笑顔で固く握手して、自分の病室に戻って行った。
 ものの3分もしないうちに、部屋に残っているのは私と男性看護士、お
婆さん、顔から床に突っ伏している義男くんの4人だけになった。
584潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:43:50 ID:zgzws7Co0
 男性看護士に訊けば、これは月に一度、東病棟の患者たち(ゴッドサ
イダー)と西病棟の患者たち(デビルサイダー)の間で行われる、レクリ
エーションだと教えられた。兄が入院して5年が経つが、そんなこと今日
初めて知った。
「みなさん、童心に帰って楽しく遊んでますよ。我がままばかり言う患者
さんに『次の最終決戦に参加できなくなるよ』って脅すと、大抵、大人しく
なるので、我われ看護士には大助かりです」
 男性看護士は義男くんの体を起こしながら、そう説明してくれた。
「義男くん、いま、検温のお時間。判る? 自分のお部屋に戻ろうね?」
 義男くんが看護士に支えられながら病室に戻るのを見届けて、私は兄
の病室に戻った。
 病室では、兄が3人の男性患者たちに向かって身振り手振りを交えな
がら満面の笑顔で武勇伝を語っていた。その屈託のない無邪気な笑顔
は、確かに何の心配も恐れもない子供のそれだった。
 しかし40歳を過ぎた大人が童心に帰ってチャンバラを興じている陰で、
お義姉さんがどれだけ犠牲なっているか、兄は知っているのだろうか?
 お義姉さんは、スーパーのレジ打ちやコンビニ店員として休みなく働い
てるんだぞ。そのお陰で、この5年の間に体が半分近くになってしまった。
 お義姉さんだって、まだ30代半ばなんだ。本来なら兄さんのことはス
ッパリ諦めて、よその男性と再婚することだってできるはずなんだ。
585潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:45:13 ID:zgzws7Co0
 ふたりの甥っ子たちだって、下の子はともかく、上の子は「父親が精神
を病んで入院している。退院の見通しは全く立っていない」ことをしっかり
理解している。そのことが彼の人格形成に暗い陰を落とし始めていること
を、兄は知っているのだろうか?
 上の甥っ子から「みんなが言うんだ。大人になったら、ボクもお父さんの
ように精神病院に入院するんだって。叔父さん、本当にそうなの?」と訊ね
られた時は、私は全力で「そんなことは絶対に無い!」と否定したんだぞ。
 私はすっかり脱力してしまい、兄に挨拶をして帰ろうと思った。
「兄さん、俺、もう帰るよ。じゃぁね」
「おぅ、また来週な」

 何が、「また来週な」だ?! 毎週毎週、見舞いに来るのが当然とでも
思ってやがるのか?! 今のサラリーマンは休日出勤するのが当たり
前なんだぞ。見舞いに貴重な時間をとられて、ここ数年、週末をゆっくり
休めたことがない。俺だって何時までも若くないんだ。体の疲れが取れ
なくて、辛い思いをした瞬間だってあるんだよ!
 分かってんのかよ、バカ兄貴ッ!
 分かったら、さっさと死○ッ! この、気ち○い野郎ッ!!

 ……ヒートアップし過ぎた。どんなに声を荒げても、精神を病んた兄に
はもう届かない。そのことを他の誰よりも知っていたはずだったのに、最
近の良好な様子にすっかり騙されて忘れていた。
586潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/04/24(日) 19:48:47 ID:zgzws7Co0
 帰りに例のオープンスペースを通りかかり、いまだお婆さんがイスに座
っているのを見つけた。相変わらず俯いて怯えたように体を震わせてい
る。心配になって一声かけた。
「お婆さん、大丈夫ですか? もう、騒ぎは終わりましたよ?」
「矢部さんのお母さん、どうかされましたか?」
 先程の男性看護士が後ろから声をかけてきた。このお婆さんが兄と対
峙していた矢部さんのお母さんだと、このとき初めて知った。
 お婆さんがゆっくりと顔を上げる。両目いっぱいに涙を浮かべていた。
「もう、10年になります。いつになったら、あの子は良くなるのでしょう?」
「……お見舞いは終えられたんですよね? タクシーをお呼びしましょう」
 お婆さんの様子がおかしい。看護士が慌てて話題を変える。しかし、お
婆さんは顔を引きつらせて歯を剥きだし、奇声を上げて私と看護士を突
き飛ばした。
「もぅ、いやぁーッ! あの子を殺して、わたしも死ぬぅぅー───ッ!!」
 暴れだしたお婆さんを、私と看護士の二人掛かりで羽交い絞めにする。
しかし、いっそ思いを遂げさせてやった方が、お婆さんのためなんじゃな
いかと思う。今のお婆さんの姿は、未来の私の姿かもしれないんだ……
                                        終わり
以上、9レス頂きました。

()    . フッ…
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587本当にあった怖い名無し:2005/04/24(日) 21:02:26 ID:ebJZlxlW0
統失の家族はきついよなあ・・・

588本当にあった怖い名無し:2005/04/30(土) 13:12:33 ID:NCJCD1U/0
現在、水深893mにて潜航中。
保守
589本当にあった怖い名無し:2005/04/30(土) 15:45:45 ID:SqHO5UZd0
ほしゅ
590本当にあった怖い名無し:2005/04/30(土) 17:12:27 ID:SqHO5UZd0
人がいないみたいなので、本で読んだ内容ですが
書かせてもらいます。個人的にはお気に入りの話です。


   花嫁さん

 私の大学の後輩がつい最近、こんな体験をしたという。

 彼は、大学近くの学生寮に住む大学生である。ある日その寮で、
やり残しの課題をやっているうちに眠くなったので机の下に足を突っ込んで寝ていた。
 すると、身体がピクリとも動かなくなって目が覚めた。
 今はまだ夜の七時。窓外にはまだ薄明かりも残っているし、
部屋の電気もコウコウとついているので、別に怖いという感覚もなく、ただ、
徹夜続きから来た疲れが金縛りの原因なんだな、となんとなく思っていたのである。
すると、急に部屋の隅に誰かがいる気配がした。
 なんだろうと思ってそちらに目をやると、
591590:2005/04/30(土) 17:15:39 ID:SqHO5UZd0
 文金高島田の結髪に角隠しをまとい、白い打ち掛け姿の花嫁さんがそこに座っている。
 その顔はうつむいているのでよくはわからない。が、手になにやら布を持って縫い物を
している・・・・・。それが、部屋の蛍光灯の明かりの下にはっきり見えるのだ。
あまりのことに声さえもでない。一方花嫁姿の女は、ずっとうつむいていて彼の存在に
まるで気づいていないかのように、ゆっくり布に針を通している。
(この女は、千人針を縫っている)、なんとなく彼にはそう思ったという。
 と、その時左手だけが、かろうじて動いた。この異様な雰囲気からなんとか脱したい、
と彼は左手に力を入れると、コンとその手が備え付けのベッドの脚に当たった。
 その音で、ふぅと花嫁が顔をあげた。彼の存在に気がついたのだ。
そしてゆっくりと立ち上がると、そっと彼に近づき、耳もとに顔を寄せてこういった。
592590:2005/04/30(土) 17:17:07 ID:SqHO5UZd0
「これって、お人形らしくないわね。でもあなたも・・・・・らしくないわよ」
(ううっわ!)と声にならない叫びをあげて、花嫁から視線をそらすと、ベットが目に入った。そこに兵隊のような男が寝ていたのである。
 ここで意識がなくなりかけたとたん、ガチャと部屋のドアが開いて、友だちが訪ねてきた。同時に花嫁と兵隊の姿は、どこへやらかき消えていたのである。


 彼は、その花嫁姿の女が言った「でもあなたも・・・・・らしくないわよ。」の
・・・・・の部分がどうしても思い出せないという。そして彼はこうも言った。
「でも僕、その言葉聞いた時、気絶しそうになったんです。ですから、なにを言われたのかは思い出さない方がいいような気がするんです」と。
593本当にあった怖い名無し:2005/05/05(木) 13:11:19 ID:8/hxfaSl0
hosyu
594本当にあった怖い名無し:2005/05/10(火) 10:46:17 ID:hyP0ZYQO0
看護師をしている妹の話。
妹が深夜、病棟を巡回していると、椅子に腰をかけたおばあさんに会ったらしい。
妹が「Aさん、どうしたの?こんな所で・・・。」と声をかけると、
「トイレに行った帰りで・・・。ちょっと疲れたから休んでたんです。」と返ってきた。
「そうですか。今日は寒いですし、早く病室に戻ってくださいね。」と声をかけ
妹が去ろうとすると、おばあさんが言った。
「あの・・・看護婦さん、あの人達には声をかけないんですか?」
おばあさんの指差すほうを見てみると、そこは昼間でも皆が気味悪がって
近づきたがらない部屋の前だったという。もちろん、誰もいない。
「いやだなあ。Aさん、だれもいませんよ。」と妹が言うと、
「看護婦さんには見えないんですね。ずっと楽しそうに話しているな・・・って
見ていたのですが。そうですか・・・。」
もちろん、その日の夜勤を妹がブルー気分で過ごしたのは言うまでもありません。

終わり
595本当にあった怖い名無し:2005/05/10(火) 11:07:51 ID:hyP0ZYQO0
()    . フッ…
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596本当にあった怖い名無し:2005/05/10(火) 11:32:28 ID:hyP0ZYQO0
昔、知人に「この前、不思議なことがあってさ・・・」と聞いた話。
知人・・仮にAとしよう。その子のところに一本の電話がかかって来たという。
電話にでると、親友Bからの電話だった。時間も深夜だったので、こんな時間に
にどうしたのだろうと聞くと、「今からあなたの彼氏が訪ねてくると思うけど、
彼は死んでるの!だから絶対ドアを開けちゃだめよ!!」と言う。
「何わけのわからないこと言ってるの?」とAがBをなだめようとしても
Bは「いい?本当に絶対開けちゃだめよ!彼は死んでいるんだから」としか言わない。
すると、本当にインターホンが鳴った。出てみると彼だった。
Bは絶対にドアを開けるなと言っていたが、やっぱり相手が彼だとドアを開けてしまう。
「今、Bから変な電話がかかってきてさ・・・」とAがさっきの電話のことを話すと、
彼の顔がみるみる青くなっていった。
「お前、知らなかったのか?Bが昨日、交通事故で亡くなったこと。」
Aは彼のいつもの冗談だと思って「何言ってるの?さっきまで電話してたのに。」
本当に亡くなっていたのは親友Bの方だったそうです。

もし、Bの言ったとおりドアを開けなかったら、今頃Aはどうなっていたのでしょうか・・・。

終わり



()    . フッ…
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597本当にあった怖い名無し:2005/05/10(火) 14:39:28 ID:sy1YNz/QO
ちょっと不思議なお話を。
私PlasticTreeっていうバンドが大好きで、MDに入れてよく聞いてます。
ある日妹と一緒にそのMDをコンポに入れて聞いてたんです。
そのバンドの曲に『針槐』(はりえんじゅ)って曲があるんですよ。
コンポからその曲が流れ出した時、あれって思いました。
表示されるタイトルがおかしい。
私は『ハリエンジュ』って入れてたんですが、表示されてるのは『>harienzyu<』。(本当は大文字も混ざってましたが忘れました)
何度片仮名でタイトル入れ直しても表示されるのは『>harienzyu<』。
コンポかMDが壊れてるんだと思いましたが、他の曲は何とも無いし、大体片仮名が勝手にローマ字変換されるのって聞いた事無いです。
そんな機能も無いですし。
しかもその曲暗い雰囲気のゆっくりした重い曲なんです。
でも好きなんで、一回消して新たに入れ直したら、何事もなく『ハリエンジュ』って出ました。
こんなのよく起こる事なんかどうかは知らないけど、とにかく不気味でした。
『針槐』は今もMDに入っててたまにききます。
598本当にあった怖い名無し:2005/05/11(水) 17:25:48 ID:a1fVNt+u0
>>597
()    . フッ…
[] → []
599本当にあった怖い名無し:2005/05/14(土) 20:29:23 ID:48gw+Z/30
ホシュ
600本当にあった怖い名無し:2005/05/15(日) 14:27:58 ID:WO6a51FS0
600げと
601潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:24:27 ID:qwSK61Ft0
 僕は小学4年生の男子です。
 僕のクラスでは少し前まで、『コックリさん』がはやっていました。放課
後、机の上にコックリさんの表を広げて、代表の4人がそれを囲んで降
霊式を行うのです。4人以外の人たちは、さらにその周りを囲んで降霊
式の様子を眺めていました。
 僕は最初、コックリさんなんていないと考えていましたが、4人の指先
を10円玉に乗せて呪文のようなものを唱えると本当に10円玉が動く
ので、ビックリしてしまいました。
 特に上手だったのが直人くんです。指を乗せる4人の中に直人くんが
いると、10円玉がまるで生き物のように動いて、占いやお告げをしてく
れるのです。それがまた、よく当たりました。
 ところが先日、コックリさんをやろうとして集まっていたところを担任の
山上先生に見つかって、怒られてしまいました。
「コックリさんは幽霊でも何でもなく、簡単な催眠術のようなものなんだ。
心の成長がじゅうぶんではない君たちがコックリさんをやったら、心に
一生残る傷がつくかもしれない。だから、やってはいけないんだ!」
 山上先生はそう説明すると、僕たちからコックリさんの表を取り上げ
て、破いてすててしまいました。
602潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:25:17 ID:qwSK61Ft0
 山上先生は30代半ばの男の先生で、冗談好きの明るい先生です。
一緒に遊んでくれるし、勉強をよくみてくれるので人気があります。ただ
女子たちからは、毛深いのがちょっとイヤと言われています。
 そんな山上先生が、『コックリさんをやってはいけない』とものすごく怒
ったのです。だけど実際に10円玉が動くのを見た僕たちは、山上先生
の話に納得できませんでした。
 その次の日の放課後、僕たちは表をこっそり作り直して、山上先生が
職員室に戻ったのを確認してからコックリさんを始めたのです。
 10円玉に指先を置く4人の中に直人くんがいるので、女子たちがいつ
も以上に集まっていました。直人くんが呪文のようなものを唱えると、10
円玉はスルスルと動き出しました。
『や ま が み  ゆ る さ な い』
 教室がしーんとなってしまいました。みんな、お互いに顔を見合わせて、
コックリさんが山上先生の事を嫌いになってしまった、どうしようどうしよ
うと言い始めました。先生に何かタタリが起きるんじゃないかと心配にな
ってきたのです。僕もだんだんと心配になってきました。
 直人くんが何だか苦しそうな顔で、どうすれば山上先生を許してくれま
すかとたずねました。
603潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:27:01 ID:qwSK61Ft0
『ぜ つ た い に  ゆ る さ な い』
『や ま が み  こ ろ せ   こ ろ さ な い と  お ま え ら  こ ろ す』
「山上を殺せ! 殺せ! 山上を殺せ! でなければ、お前らを殺す!」
 直人くんが突然そう叫び出し、イスを持ち上げて黒板に向かって投げ
つけました。みんな、何が起こったのかすぐには理解できませんでした。
 直人くんの顔を覗くと、歯をむき出して口からヨダレをたらしていました。
 まるで、ケモノか何かになってしまったかのようです。
 女子たち全員が悲鳴を上げ、体をひとつに寄せあいました。ドアの一
番近くにいた男子が山上先生を呼んでくると言って、教室を飛び出して
行きます。
 直人くんは唸り声を上げながら、先生を殺すとちかわないと、かみ殺
してやると女子たちにせまりました。女子たちはうずくまり、再び悲鳴を
上げます。
 僕は暴れる直人くんを羽交いじめにしようと、直人くんの後ろに回りこ
みました。後ろからそっと近付こうとしたとき、直人くんは片手で机を持
ち上げ、後ろを向くと同時に僕に向かってブン投げたのです。
 机は僕の左側スレスレを通り、後ろにあった水そうに当たりました。ガ
シャーンとガラスの割れる音がひびき、女子たちがまた悲鳴を上げます。
水そうの中の金魚たちは床にこぼれ落ちてしまいました。
 もし机が当たっていたら死んでいたかもしれない。そう思ったら、僕は
腰を抜かしてその場におしりをついてしまいました。
604潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:28:18 ID:qwSK61Ft0
 見せしめにお前から殺すと、直人くんが僕の方へ向かってきます。頭
では逃げなきゃと思うのですが、うまく足に力が入らなくて逃げることが
できませんでした。
 ぐるるるぅ〜〜 がるるるぅ〜〜
 直人くんが唸り声を上げます。もうダメだ、直人くんに殺されると思った
その時、教室のドアが開きました。山上先生が助けに来てくれたのです。
「お前たち、教室から出ろ!」
 山上先生のひと声に弾かれて、僕いがいの全員が教室から逃げ出し
ました。僕も逃げたかったのですが、まだ足に力が入らないので逃げら
れませんでした。
 ドアがピシャリと閉まって、教室の中には山上先生と直人くん、逃げ遅
れた僕の3人だけとなりました。
 直人くんが山上先生に飛びかかります。山上先生は素早く伸ばした手
を直人くんの脇の下に差し入れて、そのまま彼の体を強引に持ち上げ
ました。
 直人くんは逃れようと身をよじって暴れますが、山上先生の方が力が
強く、しかも直人くんの体を両手でガッチリ掴んでいるので、逃れること
は出来ません。手にかみ付こうとしますが、歯が届きません。
 しかし足の自由が利くと気付くと、直人くんは山上先生のお腹や胸を
何度もけり上げました。先生も痛そうに顔をゆがめます。
605潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:30:04 ID:qwSK61Ft0
「いいかげんにしやがれ…… キツネ野郎ぉ……」
 小さな声でしたが、山上先生は確かにそう言いました。
 そして今度は、山上先生が歯をむき出して唸り声を上げたのです。
 暴れていた直人くんも、それを見ていた僕も息を飲んでしまいました。
「俺の可愛いガキどもに手ェ出しやがって。あまつさえ、俺を殺せと煽っ
てくれたそうだな? キツネごときが調子にのるな、喰い殺すぞ……」
 山上先生は肩をいからせ、ヨダレがたれるのも構わずに犬のような4
本の太い牙をむき出しにします。
 ぐるるるるるうぅ〜〜あぁぁ〜〜るうぅあぁぁぁ〜〜
 マユをグッと寄せ、怒りに燃えた目を吊り上げて直人くんをにらみつ
けます。口の周りや鼻の筋に何本ものシワが入って、人相がすっかり
凶悪に変わっていました。直人くんと向き合っている様子は、まるで2
匹のケモノが争っているかのようです。
 助けに来てくれたはずの山上先生までケモノのようになってしまって、
僕はわけがわからなくなりました。それに先生に牙が生えているなんて、
このとき初めて知ったのです。
 直人くんは狂ったように体を激しくよじって、山上先生から逃れようと
します。しかしそれでも先生の方が力が強く、全くかないませんでした。
このときの先生の体は、いつもよりひと回り大きくなっていたような気が
します。
606潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:32:04 ID:qwSK61Ft0
 るるぅあぁぁ〜〜ぐぁるるうぅ〜〜あぁぁおぉぉぁ〜〜
 山上先生は直人くんの体をグイッと引き寄せ、彼の鼻先でにらみつけ
ながら、さらに唸り声を上げます。にらみ付けられた直人くんは、クゥー
ン、クゥーンとすっかりおびえた声をもらし、オシッコまでもらしました。
 そしてついに、山上先生が喰い殺さんばかりの勢いで吼えたのです。
 ガゥッ!、ガルルウゥゥーッ!!、ガァウゥッ!!
 教室の窓ガラスがビリビリと震えるほどの低く大きな声に、僕まで震え
上がってしまいました。
 直人くんは身震いをして、そのまま気絶しました。そして、口から白い
煙のようなものを吐いたのでした。
「まったく、世話の焼けるガキどもだ……」
 山上先生は直人くんの体を横に両手で抱え上げると、気絶している直
人くんに優しく笑いかけました。ようやく、いつもの山上先生に戻ってくれ
たのです。僕も足に力が入るようになったので、立ち上がることができま
した。
 すると、山上先生は驚いた顔をして、さっきからそこにいたのかとたず
ねてきました。今まで気付いてなかったのかなと戸惑いながらもうなずく
と、山上先生はちょっとテレくさそうな顔をして、ここで見たことはみんな
にダマってろよと僕にクギをさしました。
607潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:33:49 ID:qwSK61Ft0
 山上先生が直人くんを保健室へ運んでいくのを見送ったあと、みんな
で教室を片付けて、金魚たちをお墓に埋めました。
 片付けている途中、山上先生はどうやって直人くんを正気に戻したの
かと、みんなから質問ぜめにあってしまいました。先生からはダマってろ
と言われてましたが、みんなが余りにもしつこいので仕方なく、先生は犬
の鳴きマネをして直人くんを正気に戻したんだよと教えました。
 山上先生が戻って来ると、さっそく女子のひとりが犬の鳴きマネをした
のはどうしてですかとたずねます。先生は苦笑いを浮かべて、約束を破
った僕の頭を軽く小突きました。痛かったです。
「コックリさんには、『戌年生まれの人は、コックリさんができない』という
言い伝えがある。コックリさんの正体はキツネと言われていて、キツネは
犬が怖い、つまり猟犬が怖いから戌年生まれの人には降りないらしい。
先生は戌年生まれだから、それを逆手にとって犬の鳴きマネをしたんだ」
 山上先生から改めてそう説明されると、みんな、感心した声を上げまし
た。先生からそんなオカルト的な話を聞くとは、思わなかったからです。
 しかし、そんなみんなに山上先生のカミナリが落ちました。
「そんなものは直人を正気に戻すために適当にやっただけのことで、意
味があってやったことではない! 幽霊なんてありもしない物にすがろう
とするから、おかしくなってしまうんだ。これにこりて、二度とコックリさん
をやらないように!」
608潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:35:03 ID:qwSK61Ft0
 このあとも山上先生からタップリしかられて、「これから毎日、放課後は
小テストの時間にするから覚悟するように」と、言われてしまいました。
 次の日、直人くんはすっかり元通りになって学校へ来ました。直人くん
は教室でのことをよく覚えてないそうです。ただ、大暴れしたことは山上
先生から聞いていて、僕や女子たちに謝っていました。女子たちも最初
は怖がっていたけど、いつもの直人くんに戻ったと判り、自分たちにも責
任があるからと謝っていました。僕も謝りました。
 その日の休み時間、僕は山上先生に呼び止められ、昨日は怖かった
かとか、昨日のことを突然思い出して怖くなったりすることはあるかとき
かれました。そんなことはないと答えると、先生はそれなら安心だとニカ
ッと歯を見せて笑いました。でも、もしそんな風になったら、自分か保健
室の先生に言えよとアドバイスもしてくれました。

 僕のクラスで、『コックリさん』をやろうとする人はもういません。話題に
もしません。まるで、きれいサッパリ忘れてしまったかのようです。
 ただ、僕にはわからないことがひとつだけ残っていて、今でも忘れられ
ないでいます。
 山上先生と直人くんがにらみあっていたとき、先生の口には確かに『犬
のような4本の太い牙』があったはずのに、次の日に先生がニカッと歯を
見せて笑ったときには全くありませんでした。
609潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/17(火) 18:36:52 ID:qwSK61Ft0
 山上先生の『犬のような太い牙』はどこへ行ってしまったのでしょう?
 人間のするどくとがった歯のことを『犬歯』と言うんだと、お父さんから
習いました。人間の『犬歯』って、ネコの爪のように表に出たりひっこん
だりするものなんですか? だれか教えてください。
 何となく、山上先生にはきけません……
                                       終わり
以上、9レス頂きました。

()    . フッ…
[] → []
小学生口調って、思いのほか難しい……
610本当にあった怖い名無し:2005/05/18(水) 07:55:35 ID:mYCSKo6z0
潜水士さんの話はいつも面白いね。
611本当にあった怖い名無し:2005/05/18(水) 21:41:56 ID:B+OGtS490
山上先生(・∀・)カコイイ!!!
612本当にあった怖い名無し:2005/05/19(木) 21:22:33 ID:lUcUdx4I0
山上先生(;´Д`)ハァハァ
613潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/05/20(金) 12:33:54 ID:Fa+eqsUZ0
>>610-612
ありがとうございます。
直人の鼻先で睨みつけるところで、
「山上先生、再起動ですか?」と
言われたら、どうしようと思ってましたw
614本当にあった怖い名無し:2005/05/22(日) 16:01:24 ID:aPs7Vpqm0
                  .ノ′    } 〕    ,ノ           .゙'┬′   .,ノ
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    \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_     .》′  ゙゙ミ| ,r′                }
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615本当にあった怖い名無し:2005/05/30(月) 10:58:04 ID:nUawYEcL0
hosyu
616おにぎりさん:2005/06/01(水) 01:18:36 ID:GDSBRP8V0
農家の手伝いで3本の芋を割ってしまい居残りで掃除をさせられていた磯彦は
宿泊先の寺屋へと帰るため校門へと向かった。既に最終のバスは過ぎている時
間であり、磯彦は薄気味悪く微笑む地蔵が並ぶ道を帰らざるをえず、いつもの
勇ましさはどこへやらと校門でたじろっていたが、このまま過ごすわけにもい
かないと覚悟を決め、頬を思い切り両手で叩き、大股でずんずんと歩きだした
。そのとき後方よりゴトゴトと今にも爆発しそうな排気音と共に磯彦をライト
が照らした。磯彦はせっかく入れた気合を返してくれとぶつくさと文句をたれ
ながらバスの行き先を眺め、テラヤ行きと確認した後、そそくさとバスの中へ
と転がり込んだ。バスの中には通勤通学帰りの人々が点々と席に座り、疲れて
いるらしく一様に顔を伏せたまま、乗客に気づいた素振りも見せぬまま音も立
てずに寝こけている者達ばかりだ。彼らに目もくれず一番後ろの席に座り、最
終の発着地点が寺屋だということもあり、掃除で疲れ果てた自らも寝息を立て
始めた。どれくらい時間が立ったであろう、バスが大きな石を乗り越えた振動
で磯彦は起きた。随分と寝ていたらしく、涎は床に何滴も滴っており、まだ着
かないのかと軽く疑問に思いながら何気なく窓から外を覗いてみた。
地蔵がこちらを向いて微笑んでいた。
磯彦は背筋に気色悪いものを感じ、窓から顔を背け、これほど寝たにもかかわ
らずあの地蔵の前を通ることなどあるのだろうかと思いつつ怖さを振り払うた
め、もう一度寝ることにした。また石を踏んだのか、振動を感じた磯彦は眠り
から覚め、まだ進み続けるバスに焦りを感じながら外を眺めた。
あの地蔵がこちらを見て微笑んでいる。
磯彦は思わず悲鳴を漏らそうとしたが、口からはヒューヒューとか細い息が流
れるだけ。動こうにも見えない何かで縛られているのか、それとも力がでない
のか、全く体が反応してくれない。磯彦は夢だ夢だと思いつつもう一度目を閉
じる。またバスの揺れで目を覚ます。磯彦は恐る恐る窓の外に視線を移動させ
た。
617おにぎりさん:2005/06/01(水) 01:19:28 ID:GDSBRP8V0
ω       〜 フッ
旦  → 旦
618本当にあった怖い名無し:2005/06/03(金) 08:39:25 ID:PMDAVDoW0
                  .ノ′    } 〕    ,ノ           .゙'┬′   .,ノ
                  ノ      } ゙l、   」′           .,/′   .,ノ _,,y
    .,v─ーv_         〕      〕 .|  .il゙            《 ._   .,,l(ノ^ノ
   ,i(厂  _,,,从vy      .,i「      .》;ト-v,|l′          _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
   l  ,zll^゙″  ゙ミ    .ノ       .il|′アll!           .>‐〕 \ _><
   《 il|′     フーv,_ .,i″       ||}ーvrリ、             ¨'‐.`   {
    \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_     .》′  ゙゙ミ| ,r′                }
      \ ,゙r_    lア'    .゙⌒>-vzト    .ミノ′                 〕
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              〔^ー-v、,,,_,:     i゙「   }                  .,l゙
              l!     .´゙フ'ーv .,y    ]                  '゙ミ
              |     ,/゙ .ミ;.´.‐    .]                   ミ,
              |     ノ′ ヽ      〔                   ミ
              }    }     ′    }                   {
              .|    .ミ     .<     〔                    〕
              .{     \,_   _》、    .{                    .}
              {      ¨^^¨′¨'ー-v-r《                    〔
619潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/06/04(土) 21:56:16 ID:SRP8lAAN0
 俺は某地下鉄線駅の駅員をやっている。まだまだ諸先輩方に世話に
なりっぱなしの新人だ。
 俺があれを初めて見たのは、2ヶ月前の深夜のことだった。
 終電を見送った後、ホームを軽く掃除しながら忘れ物や落し物、不審
物は無いかとホームの様子を窺っていた。
 すると、階段の昇降口に、ひとりの男が立っていることに気が付いた。
「もう終電が行ってしまったので、明日の始発まで駅の外で待ってて下さい」
「すいません、分かっています……」
 少し離れた所から声をかけたためか、男は俺を一瞥したきり動こうと
しない。もう一度、今度は近くで説得しようと足を踏み出した時、後ろか
ら先輩に肩を叩かれた。
「あの人はいいんだ。覚悟をしているんだろう……」
 先輩の言っていることの意味を訊ねようとした時、警笛が聞こえてきた。
ホームから身を乗り出すと、暗闇の向こうから二つの光が近付いて来る
のが見える。回送電車が来たのかなと思った瞬間、男はあれに飛び込
むつもりなのかと閃いて慌てた。
「大丈夫だ、あの人はあれに飛び込むつもりは無いよ」
 駆け出そうとする俺の肩を、先輩はギュッと掴んで止めた。
620潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/06/04(土) 21:57:10 ID:SRP8lAAN0
「自殺じゃ、ないんですか?」
「自殺と言えば、ある意味で自殺とも言えるかな?」
「じゃぁ、とめなきゃ!」
「……後学のために、黙って見ておけ」
 先輩が真剣な顔をして、俺をそうなだめる。
 電車がもう一度、警笛を鳴らす。いよいよホームへ滑り込んできた。
 俺は悲鳴と言うより、わけのわからない奇声を上げてしまった。
 ホームに滑り込んできた電車の車体は、全裸の人間たちで出来ていた。
 全裸の老若男女が虚ろな顔をして、もつれ合って絡み合って電車の
形をなしている。車体だけではなく、ドアも、車内の床も、椅子も裸の
人間で出来ていた。
「な、なんなんですか、これッ?!」
「俺たちは『肉電車』って、呼んでるよ……」
 停車すると、4体から成る『人間ドア』が観音開きに開いた。その4人
は何かに固められたかのようにくっついてピクリとも動かない。
 男はそれに乗り込み、四つん這いになっている『人間椅子』に腰掛けた。
 警笛が短く2回鳴ると、ドアが閉まって発車していった。
「あの人、乗り込んじゃいましたよ」
621潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/06/04(土) 21:58:15 ID:SRP8lAAN0
「それが、あの人の目的だったんだよ」
「あの人、これからどこへ行くんですか?」
「……さっさと、残りの仕事を済ませるぞ」
 先輩はそう言い残して仕事に戻った。俺も仕事に戻るが、『肉電車』の
ことが気がかりで集中できなかった。
 詰め所に戻ると、先輩が『肉電車』のことを話してくれた。
 『肉電車』は、乗車希望の者が終電の過ぎたこの駅のホームに立つと
やってくるのだと言う。ただ先輩も、何故この駅が乗車駅なのか、乗客を
どこへ連れて行くのかまではわからなかった。代々の先輩たちから伝わ
る話では、30年以上も昔から現れているらしい。
「あの人、どうなってしまうんですか?」
「……あの人のことは忘れろ。お前とはもう、関係がない」
 話はそこで打ち切られた。

 そしてつい先日の深夜。
 俺は終電を見送った後、軽く掃除をしながらホームの様子を窺っている
と、階段の昇降口にひとりの女が立っていることに気付いた。俺より年上
の30代半ば、美人だった。
622潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/06/04(土) 22:00:16 ID:SRP8lAAN0
「もう終電が行ってしまったので、明日の始発まで駅の外で待ってて下さい」
「すいません、分かっています……」
「あのぉ、差し出がましいようですが、考え直した方が……」
 その時、警笛が聞こえてきた。俺は慌ててしまう。
「あの、あなたほどの美人なら、まだやり直しが効くんじゃないですか?」
「私にはもう、行くあても帰るあてもありませんから。お心遣い、ありがと
うございました」
 『肉電車』がホームに滑り込んで停車すると、ドアが開いた。女は俺に
一礼して、電車に乗り込む。
 女が座った『人間椅子』は、2ヶ月前にホームで出会ったあの男だった。
男は全裸で四つん這いになり、虚ろな顔をして長椅子になりきっていた。
 『肉電車』に乗り込んだ者は、その車体の一部となるのだ。
 警笛が短く2回鳴ると、ドアが閉まって発車していった。
 『肉電車』を次に目撃する時は、あの女が虚ろな顔をして車体の一部
となっているのだろう……
                                       終わり
以上、4レス頂きました。

()    . フッ…
[] → []
623本当にあった怖い名無し:2005/06/05(日) 02:54:50 ID:dei/50ia0
潜水士の書く話、いつもいいですね。
こんなとこに書いてるの勿体ないよ。
624本当にあった怖い名無し:2005/06/06(月) 09:22:08 ID:yg45rWCh0
                  .ノ′    } 〕    ,ノ           .゙'┬′   .,ノ
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    .,v─ーv_         〕      〕 .|  .il゙            《 ._   .,,l(ノ^ノ
   ,i(厂  _,,,从vy      .,i「      .》;ト-v,|l′          _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
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   《 il|′     フーv,_ .,i″       ||}ーvrリ、             ¨'‐.`   {
    \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_     .》′  ゙゙ミ| ,r′                }
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              }    }     ′    }                   {
              .|    .ミ     .<     〔                    〕
              .{     \,_   _》、    .{                    .}
              {      ¨^^¨′¨'ー-v-r《                    〔
625本当にあった怖い名無し:2005/06/10(金) 22:58:28 ID:J1szTSZJO
() ゚〜
[] [] フッ
626本当にあった怖い名無し:2005/06/11(土) 23:06:48 ID:KsIYOAnN0
はずかしいというみきを斧で頭をたたきわりましたしかしなにぶんみきは
石頭でしたので斧なんてへっちゃらです。
627本当にあった怖い名無し:2005/06/11(土) 23:08:03 ID:KsIYOAnN0
そんなもんがおれにきくか。おれにきくのはきさまのたんだけだ
たんをはけ!たんをはけ!
628本当にあった怖い名無し:2005/06/13(月) 18:54:28 ID:/FmE1jx40
父の同僚が話してくれた話。
青森の国道をとある宗教の信者が車で坂を下っていた。
雪が降り積もっていて、辺りは外灯もなく、真っ暗だったんだ。
雪道に気をつけながらもスピードを出して運転していたら、
右回りのカーブに差し掛かったんだ。
少し速度を落としてそこを曲がろうとすると、
視界の隅っこに、白い服をきた女の人が立ってたんだと。
一瞬の出来事だったで、すぐには気にならなかったんだけど
一度引き返してみることにした。例のカーブに戻ってみると
そこには柱の形に積もった雪があったんだ。気が抜けて車に乗り込み
発進させる。最後にもう一度、、、とバックミラーを見てみると
あの白い女の人が、暗闇の中で車に歩み寄ろうとしていた。
上半身は見えづ、逆にそれが恐ろしくなり
ドライバーは車を急発進させた。
その間もバックミラーからは目を離せずにいたが
彼女の上半身が、車から離れると、後ろのライトに照らされて見えた。
髪の毛が顔を多い、両手が頭から生えているように見えた。

629本当にあった怖い名無し:2005/06/14(火) 00:51:01 ID:F74gmZGX0
()    . フッ…
[] → []

>>625
ってかそれは違うだろ!www
誰か突っ込めよwwwww
630本当にあった怖い名無し:2005/06/14(火) 23:35:49 ID:32zsCgAa0
>>629
例外
631本当にあった怖い名無し:2005/06/19(日) 05:42:21 ID:NcZp2hNF0
わえsrdtfgyふじこpl;
は左手でやると失敗することが多い。

あせrdtfgyふいじょkpl;@
あえsrdtfyぐひじょkpl;@
あえsrdtfyぐひじょkpl;@
亜ウェsrdtfyぐひじょkpl;@:
あうぇsrdtfぎゅひじょkl;
亜w背rdtfgyふいじょkpl;@:
あうぇsrdtfygうんこkpl
あうぇsrdtfyぬるぽkpl;
あえsrdtfぎゅひじょkpl;
あうぇsrdtfygふいじょklp;
あえsrdtfぎゅひじょkpl;
632本当にあった怖い名無し:2005/06/20(月) 11:41:18 ID:w3b9D02M0
>>631
ガッ
633本当にあった怖い名無し:2005/06/23(木) 09:50:39 ID:KSJ0qbjq0
保守
634本当にあった怖い名無し:2005/06/24(金) 12:32:30 ID:F28FoC100
あげとくぞー
635潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/06/26(日) 20:05:52 ID:h33A0+DJ0
 私が中学生のとき、当時通っていた学習塾での体験です。
 その学習塾は6階建てテナントビルの4階と5階、6階の3フロアに入
居していて、4階には事務室や塾長室などがあり、5階と6階は教室に
なっていました。
 私は毎日夜遅くまで教室に残って勉強し、母の迎えの車で帰宅してい
ました。女の子の深夜のひとり歩きは危ないからと、母が協力してくれた
のです。
 やはり遅くまで残って勉強していた、ある日のこと。
 家に帰ろうと階段を下りていると、男の子のすすり泣く声が聞こえてき
ました。耳を済ませると、4階から聞こえてくるのが判ります。灯りの落
ちた廊下を覗くと、その突き当たりにある『塾長室』の前で、俯く人影を
見つけました。暗がりの中でしたが、背格好から小学生の男の子と判り
ました。
 時刻は既に午後11時をまわっていて、小学生たちはとうに帰ったは
ずです。心配に思って声をかけようとすると、男の子はドアノブに手を
掛けて塾長室に入っていきました。
 そっと後を追いかけてドアの前に立つと、中から苦痛を訴える男の子
の声が聞こえたのです。
「い、いやぁ…… い、いたい……」
 私は驚いて、ドアを開けようとしました。
636潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/06/26(日) 20:06:48 ID:h33A0+DJ0
 しかし、鍵が掛かっていて開きません。
「く、くるしいぃ…… くるしいよぉ…… きもちわるいぃ……」
「誰かいるの? ここを開けて! ねぇ、開けてッ!?」
 ドアを何度も叩きましたが、開く様子はありません。
 そのうち嘔吐する声が聞こえて来て、私は不安に駆られました。
「お願い、開けて! ねぇ、大丈夫?! どうしたのッ?!」
「何をやってんだ、浅井(私の名前)?」
 廊下の蛍光灯が点いて、辺りが明るくなりました。
 講師の先生が、廊下の灯りを点けてくれたのです。
 灯りが点いたと同時に、うめき声が聞こえなくなりました。
 私は、男の子が部屋の中で苦しんでいると先生に訴えました。
「塾長先生は必ず鍵を掛けて帰るから、部屋には誰も入れないはずだ
けどなぁ……」
 先生は首を傾げつつも、合い鍵でドアを開けてくれました。
 部屋の中には誰もおらず、代わりにツンと鼻を突く、漂白剤に似た臭
いが漂っていました。
「うわぁ、何でこんな臭いがするんだ?! 浅井、窓を開けてくれ!」
 先生と協力して部屋の全ての窓を開けました。換気をしている間、や
っぱり何処かに男の子が隠れているんじゃないかと部屋中を探してみ
ましたが、結局、誰もいませんでした。
637潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/06/26(日) 20:08:09 ID:h33A0+DJ0
 何かの見間違い、聞き違いだよと、先生に諭されてしまいました。
 そして釈然としないまま、母の迎えの車に乗って帰宅したのでした。
 この学習塾には女子大入学までの8年間ほど通いましたが、このよう
な体験はこれ1回きりです。
 その学習塾も、『塾長と男子中学生との同性援助交際』という、およそ
教育者にあるまじき行為が発覚して、閉鎖してしまいました。
                                       終わり
以上、3レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
男の子の”菊の花”が散る瞬間だったりして……
638本当にあった怖い名無し:2005/06/29(水) 12:11:38 ID:Y78E8VvfO
(/・ω・)/あげ

ってかそろそろペースアップしてよくない?
639ゴンザレス:2005/06/29(水) 14:34:16 ID:fAr6yGFQ0
私が小学校の時の体験です。
私の家の近所に、老夫婦の住む家がありました。その夫婦は子供がなかったらしい
んですが、品よく仲睦まじいので有名で、よくその奥さんが家の前を掃き
掃除しているのを見かけたものでした。
私が学校から帰ってくるとき、よく奥さんとは鉢合わせすることがあり、その度に
奥さんは小さい私をかわいがってくれ、たまに飴玉などお菓子をくれることもあり
ました。
それが、私が小3だったある日、学校から帰ってくると、老夫婦の家の前に人だかり
がしており、集まっている近所の人に何事かと尋ねると、あの奥さんが表で倒れてしまい
いま救急車で運ばれる最中とのこと。やがてぐったりした奥さんが救急隊員に運ばれて
行くのが見え、奥さんは救急車に搬送、私は去ってゆく救急車を近所の人たちと不安な気持
ちで眺めていました。
640ゴンザレス:2005/06/29(水) 14:34:49 ID:fAr6yGFQ0
その一週間後。私が、あの奥さんはどうしたのかと案じながら家路を急いでいると、
老夫婦の家の前で、奥さんが掃き掃除をしているのに出くわしました。
私「あれ、もう具合はいいの?」
奥さん「ええ、もうぐっとよくなったの。近所の皆さんに心配かけてすみません、て
御ばあ様とお母様に言っておいてね」(私の家の祖母と、この奥さんとは手芸教室の友人だった)
みたいな会話を交わし、私はすっかり奥さんが治ったものと思い安堵しました。
以後3年間くらい、いままで通り学校の帰りに奥さんと会うことが続きました。

それが、私が小5の夏休みに入ってから、何故か一度も奥さんを表で見かけることが
なくなってしまいました。始めは気にもしていませんでしたが、ある日ふと気に
なって、台所で夕食の支度をしていた母に、あの奥さんは最近どうしてるか訊いた
ところ、
母「何言ってるの。あの奥さん結構前に亡くなったじゃないの。」
私「えっ?」
びっくりして話を訊いて分かったのですが、どうやら奥さんが衆人環視の中救急車で
搬送された小3のあの日、奥さんは搬送先の病院で急死していたようなのです。葬式は
奥さんの実家のある田舎で営まれたようで、(そのへんの事情は分かりませんが)私には
彼女の死を知る機会も無かったらしいのですが…。

じゃあ、その後二年間、私が表で会い、挨拶し続けた、そしてお菓子までもらって
いたあの奥さんは一体…?

ちなみに、奥さん亡き後家に一人残されたご主人は、その後私が中一のときに、
親戚に屋内で孤独死しているのを発見されました。なんでも死亡した日を割り出したら
それが奥さんの命日だったとか…。
こういうことってあるもんなんですね。
641本当にあった怖い名無し:2005/06/30(木) 01:04:39 ID:CGxN03Oq0
僕の友人の体験談です。
友人はツーリングが趣味で、ある日行き当たりばったりで宿を探すことになったんです。
近くに白い洋風建築のホテルを見つけたんで、ここにとまることにしたんです。
ただホテルが満室だと言われてフロントから一度断られたんですが。
別のフロントが一部屋だけなら空いてると口を滑らせたんです。
フロントは頑なにその部屋はいわくつきだから泊められないと断るのですが、
彼も「ここが駄目だったら野宿しなきゃならない」と引き下がらなかったので、結局泊まれることになったんです
話によるとその部屋は離れで、部屋から海が一望でき、露天もある最高級の部屋らしいのです。
ただいわくつきなので、一番安い部屋の料金で交渉成立しました。
で…案内されてその離れに言ってみると、普通の建物じゃないんです。
普通建物って言うのはどんな複雑なものでも、突き詰めれば長方形を組み合わせ形ですよね
でもその離れは星型なんです。でその建物のど真ん中に当たる部屋には
はなにか得体の知れない何かが篭っているんですよ。そこだけ空気が重い…みたいな
霊感は全くない彼ですが、付き添いの友人もただならぬものを感じたらしく
二人して部屋の中央にはいくまいと決めたんです。
しかし寝室、トイレ、風呂などは、星のとんがっている部分にそれぞれ割り当てられていて
どうしても、中央の部屋を通らなければいけない構造なので
二人は少しでも中央の部屋には行かないよう風呂も、トイレも行かず
さっさと寝ることにしました。疲れていたのですぐ寝付けたのですが
深夜寝苦しくなって目を覚ますと、中央の部屋から激しい物音が聞こえるんです
戸締りはしっかりしているのにビュービューと風の音が聞こえたりする。
友人の仕業かと思っていたんですが、友人は隣で寝ている。友人のせいではない。
じゃぁ中央の部屋で物音を立てているのは一体誰だという恐怖があったんですが
いつしか眠りこけてしまい朝になりました。。
すぐにフロントに聞いてみると、中央の部屋は頻繁にポルターガイスト現象が起こるといいました。
あとでわかったんですが、高いところからその離れを見てみると六亡星の形をしていたそうです。
こんな形じゃ普通の建物に比べ霊気が溜まりやすいのも無理はないと彼は言っていました


642本当にあった怖い名無し:2005/07/03(日) 21:24:55 ID:rv7FSHRK0
今何話までやったの?
643本当にあった怖い名無し:2005/07/10(日) 15:23:33 ID:Aliq3RGB0
保守
644本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:05:53 ID:JTehtn2M0
話数 リンク先
000  >>373 百物語 2周目開始宣言
001  >>374
002  >>378
003  >>382
004  >>384
005  >>385
645本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:06:15 ID:JTehtn2M0
006  >>387-389
007  >>393
008  >>395
009  >>396
010  >>397
646本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:06:45 ID:JTehtn2M0
011  >>402
012  >>404
013  >>410
014  >>414-415
015  >>422
016  >>426-427
017  >>428
018  >>431
019  >>433
020  >>436-438
647本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:07:27 ID:JTehtn2M0
021  >>441
022  >>442
023  >>445
024  >>446
025  >>447
648本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:08:18 ID:JTehtn2M0
026  >>473
027  >>475-477
028  >>478
029  >>480-482
030  >>486 >>489 >>496-497
649本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:09:25 ID:JTehtn2M0
031  >>493
032  >>498
033  >>508
034  >>517-521
035  >>525-528
650本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:10:43 ID:JTehtn2M0
036  >>550-556
037  >>563-571
038  >>578-586
039  >>590-592
040  >>594
651本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:12:09 ID:JTehtn2M0
041  >>596
042  >>597
043  >>601-609
044  >>616
045  >>619-622
652本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:13:08 ID:JTehtn2M0
046  >>628
047  >>635-637
048  >>639-640
049  >>641
653本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:14:25 ID:JTehtn2M0
>>642
百物語は現在、2周目の第49話まで来ております。
ただ、抜けの可能性も多分に有りますので、
その場合はごめんちゃいです。

あと51話…… さてと、やるかね……
654潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/07/12(火) 18:21:24 ID:JTehtn2M0
『アメリカFBIも認める心霊捜査官 スコット・シェーラー 今夜 緊急来日!
奇跡の透視能力で 行方不明者を徹底捜索!』

 俺は番組制作会社のディレクターを務めている。
 今回担当するバラエティー番組の台本の表紙に、上述のような仰々し
い言葉が並んでいた。
 今は『スコット』役のアメリカ人を港の防波堤の上に立たせて、透視結
果を話すシーンを撮影している。後で声優の声を被せるので意味は無
いのだが、一応、彼にも台本通りに英語で話をしてもらっている。
 透視結果と言っても、警察発表や探偵会社からの調査報告をそれっ
ぽく脚色しただけのことで、本当に彼が透視した訳ではない。
 早い話、『心霊捜査官』なんて『やらせ』なのだ。
 少なくともこの番組では、『心霊捜査官』という肩書きは番組を彩る『演
出』として使っている。探偵の調査報告をそのまま発表しても、視聴者の
興味を引かないからだ。
 ただ、行方不明者の捜索依頼は本物で、依頼人たちは全国の視聴者
からの情報を得るために、藁にもすがる思いで番組に出演していた。テ
レビでピエロを演じさせる代わりに、行方不明者の顔と名前を広く宣伝し
ているのだから、これは平等な取引だと思っている。
655潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/07/12(火) 18:23:14 ID:JTehtn2M0
 次に、行方不明の男性が通っていたスナックを訪れた。
 探偵からの報告で、失踪する前日に訪れていることが判っている。
 スナックのオーナーとママ、3人のホステスの計5人に集まってもらい、
男性の当日の様子を『スコット』役の前で話すシーンを撮影するつもりだ
った。しかし、『スコット』役のアメリカ人はスナックに入るなり身を翻して、
移動用のバスに篭ってしまった。
 通訳をはさんで、撮影が進まないからさっさと出て来いと言ってやると、
「お前たちはヒドイ! 契約違反だ、訴えてやる!」と言い返してきた。
「何をダダこねているんだ、こっちが訴えてやるぞ!」
「お前たちにはアレが見えないのか?!」
「何が見えないってぇッ?!」
「行方不明の男が、スナックの5人それぞれに取り憑いているんだよ!
5人がかりで殺されたんだと、同じ顔が5つ並んでオレに訴えて来るんだ!
チクショー! チクショぉぉー──ッ! 何なんだよ、アレッ?!」
 少なくともこの番組では、『心霊捜査官』なんて『やらせ』だ。このアメリ
カ人に超能力の類があるとは聞いていないし、本人も認めていない。
                                       終わり
以上、2レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
656本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:43:36 ID:J2i76Oh50
>>653
大変な作業激乙!!!

>>654
潜水士さん、いつも面白い話乙!!!
657本当にあった怖い名無し:2005/07/12(火) 18:44:13 ID:J2i76Oh50
ってゆーか同じ人だった。
乙です!!!
658潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/07/17(日) 12:54:58 ID:BgM95gX60
>>656-657
ありがとうございます。
しかし、今年の百物語は別スレでやってんのかなぁ?
659本当にあった怖い名無し:2005/07/18(月) 22:43:30 ID:ye5Gc+OW0
誰か物語の投稿求む。
660濱口似のムー&南原汚物(´Д⊂) ◆TUibUvhijU :2005/07/19(火) 09:05:55 ID:4oH1tiCLO
携帯から投稿



俺の友達の話なんだけど、そいつの部屋にはガラス戸の大きい本棚がある

その本棚は友達がベッドに横向きに寝ると丁度向かい合うように面してる

ある日の夜中、寝苦しさで目を覚ますと体が動かない

ふつうの人ならここでパニくったりなんだりするだろうけど

金縛りはいつものことなのでしばらく様子をみていた

だけど一向にとける気配がない。「あれ?おかしいな…」っと思ってるといきなり








     体     が     浮     き     始     め     た     



661濱口似のムー&南原汚物(´Д⊂) ◆TUibUvhijU :2005/07/19(火) 09:07:38 ID:4oH1tiCLO
そうこうしてるうちに体はグルグル回転し始めた

「なんなんだ…」と思いながら幾度か回ってるとあることに気づいた

なんとあのガラス戸の本棚のガラスに数十もの髷を結った生首が
血を垂らしながらこっちを恨めしそうに見ていた
口から血を流してる首

頭が半分腐ってぐちゃぐちゃになった首

いろんな状態の首がならんでいた

それを見た友達はそこで気を失ってしまった

数日後親にここら辺で何かあったかを聞いたら

近所に罪人の首を斬った刀を洗う川があったらしい

そこから友達の家から数十mしか離れていなかった
662濱口似のムー&南原汚物(´Д⊂) ◆TUibUvhijU :2005/07/19(火) 09:09:03 ID:4oH1tiCLO





かなりの文盲で申し上けありません

読みづらいとは思いますがよろしくお願いします


     ω       〜フッ
     旦      旦




663困ったちゃん:2005/07/19(火) 09:10:39 ID:plCwdXmC0
ゆでたまごが空を飛んでました。
これってオカルトですか?
664本当にあった怖い名無し:2005/07/19(火) 13:26:52 ID:kGi73ScG0
乙です!!!
665オサーンの思い出:2005/07/19(火) 14:53:08 ID:zzFGvUFm0
今を遡る事数十年前の夏の夜の事。
当時リア消だった漏れと兄は、良く覚えて無いんだが何かの拍子で両親を怒らせてしまった。
二人とも家から叩き出され、当所なく家の周辺をうろついていた。結構遅い時間帯だった
ため、友人の家にほとぼりが冷めるまで避難する訳にもいかず途方にくれてた。
そんな時、ふと思い出したかのように兄が「そうだ、上の倉庫に行くか」と提案した。
”上の倉庫”と言うのは漏れん家のすぐ裏は山になっており、その山の入り口にある倉庫の事で、
大昔(昭和30年〜40年位)にウチの祖父祖母が使ってた家を倉庫用に改修した建物の事だ。
漏れん家では廃家電など、指定日がある廃品を回収当日までそこに置く様にしていた。
祖父祖母はその家を出て、漏れん家と同居するようになったのだがその時「あの家は何か住みにくい」
と言っていたらしい。

さて、兄の提案で上の倉庫へ言ってみると意外と小綺麗でその建物に入る事に何ら抵抗は無かった。
窓には薄汚れてスリガラスのようになったガラス戸が嵌っており、外から月光が入り込んできて
思ったよりも明るい。しばらく兄と二人で両親へのグチを言い合っていたのだが、
どうにも倉庫の中が涼しい事に気付いた。
真夏の夜だったから暑くないのは非常に助かる。逆に居心地が良いなどと思ったものだった。
暫くして兄が異変に気付いた。小屋の中が涼しい所か、寒くなって来ていたのだ。エアコンなどが点いて
いる訳ではない。なぜならエアコンなど元々この倉庫に装備されていない。漏れらは幼心に(妙だな)とは
思ったが他に行く所があるわけでも無く、またそこに居られないと言う様な寒さでもなかったせいもあり
建物内に居続けた。
相変わらずグチは続く。しかし気のせいか兄の話すスピードがゆっくりになった。ついでに言うと、顔は
横に居る漏れの方を見ているんだが目線は何故か、正面の窓ガラスを凝視している。そのうち話すことを
止めてしまった。漏れはどうしたんだろうと思い窓ガラスの方を見た。「!?」
窓ガラスに人の顔がぼんやり映っている。どうもこちらを覗き込もうとしている
様子だ。漏れらは(ヤバ、親父が探しに来たぞ)と思い、息を殺してその人影を伺った。  
666本当にあった怖い名無し:2005/07/19(火) 14:58:31 ID:kBL6PwbqO
ゴクリ
667オサーンの思い出:2005/07/19(火) 15:21:00 ID:zzFGvUFm0
おかしな事にその人影は窓ガラスの前に立っているようだが、微動だにしない。
じっと一点に立っているようだ。それに、男性っぽいが親父とはシルエットが
異なる。どうやら漏れらを探しに来た家の者ではない事は分かった。一体誰
なんだろう?
向こうもこちらも全く動かず、互いにガラス越しに凝視しあう様な感じだ。と、
相手の顔の左右横に小さな黒い影が出来た。2つ。窓ガラスに両手をついたんだなと
漏れは思った。だが、兄は強烈な事を口にした。「おい、顔と手は見えるけど
体が全然見えんよ・・・。お前、どう思う・・・?」 言われてみればいくらスリガラス
状態とは言え、そんな風に中を覗き込もうとガラスに近寄れば必ず体の影も多少は
見える筈だ。するとこの人物には体というものが存在しないのか?それって人なのか?
漏れは恐怖のあまり吐き気と頭痛を覚えた。世の中にこんな恐ろしい事があろうとは。
今や完全に小さな影はしっかりとした2つの手のひらの形となり、窓ガラスに
へばりついている。兄は無言で漏れの手を取ると一目散に出口に向かって走り
出した。倉庫を出て一目散に家へ向かった。しかし両親の元へは行かず祖父祖母の
部屋へ駆け込んだ。そして今起こった事を全て話した。祖父祖母はうんうんと頷き
ながら聞いてくれた。最後に「もうあそこへはいっちゃいけんよ・・・」とだけ漏れ
らに言うと、両親に漏れらを許すよう取り計らってくれた。
今でもたまにあの時の事を思い出すが、あのままあそこに残ってたら漏れらは一体
どうなってしまっっていたのか。祖父祖母が何か住みにくい家と言っていたのは、
もしかしたらアレが原因だったのだろうか。
それは誰にも分からない・・・なんちて。そんな怖くない上に長文スマソ。
 ω       〜フッ
     旦      旦
668本当にあった怖い名無し:2005/07/20(水) 00:01:19 ID:Vxn6GbX00
669便器太郎 ◆jYGxqQPdkg :2005/07/21(木) 16:29:45 ID:NRjqkutJ0
ちょっと不思議な話を…数年前栃木県の某市にて一人暮らしをしていた。
2DKのアパートなんだが、築年数はそれ程経っていない新しい物件。

或る夏の日…六畳の洋間、フローリングの床にセンターラグを敷き中央に置いたテー
ブルの前に座りオレはビールを飲んでいた。キッチンを背後に座っていたのだが、ふい
に『パコッ パコッ パコッ』とペットボトルを摘まんだ時のような音が聞こえた。

室温の変化で音が出るとビックリするので、オレはいつも蓋を外して捨ててしまうんだが
もしかして…でも3回も鳴らないよな…など思いつつ振り返った。

その日は朝に資源ごみ回収があり、キッチンにはペットボトルは一本も無かった。
670本当にあった怖い名無し:2005/07/22(金) 08:16:48 ID:ee+tnHx70
>>669
()    . フッ…
[] → []
671本当にあった怖い名無し:2005/07/22(金) 18:35:49 ID:YOKa8rzO0
>>669
似たような体験があるよ。
俺の場合はペットボトルが横倒しに踏み潰れていたけど…
家には俺以外、誰もいなかったけど…
672本当にあった怖い名無し:2005/07/24(日) 21:55:39 ID:X7PBzBSZ0
今年は大々的にやらんのか?
673便器太郎 ◆jYGxqQPdkg :2005/07/25(月) 23:45:52 ID:jX4YvRzl0
何気にマターリ進行なんでメッチャ好きゃねん!

669のアパートで体験した別の話…その日は仕事が休みの日だったんだ。
休みの日はのんびり朝寝していたいもんだ、ってんで普段は目覚まし時計のセット
なんかしないんだわ。だが…その日の朝に限っていきなりアラームの音が部屋中に
響いて目が覚めてしまった。

「う〜ん…なんで鳴るんだ?早く止めなきゃ…」オレはうつ伏せのまま右手を目覚まし
時計に向けて伸ばした。その瞬間、本当に耳元でオッサンの声がした。

『いつまで鳴らしてるんだ!』

「うわ!」と飛び起きたよ…だって一人で住んでるんだぜ?
674本当にあった怖い名無し:2005/07/28(木) 11:46:34 ID:DWzjxfc70
ぬるぽ
675本当にあった怖い名無し:2005/07/28(木) 18:14:42 ID:OKH086/OO
蛾ッ!
676潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/08/02(火) 18:23:08 ID:8A/73XZE0
 その遊園地の中型観覧車には、24台のゴンドラがある。
 その中の『12番ゴンドラ』は、他のそれと少し様子が違っていた。
 いつの頃からか頂点に差しかかると、ゆらゆらと前後に揺れるようにな
ったのだ。
 ゴンドラはそっとやちょっとの風では揺れないように設計されているし、
事実、他のゴンドラが頂点に差しかかっても揺れることはない。
 どういう訳か、12番ゴンドラだけがゆらゆらと前後に揺れるのだ。
 何度、点検しても、部品を交換をしても、揺れは一向に収まらない。
 遊園地の運営会社は、原因不明ではあるが乗客の安全を何よりも考
慮し、12番ゴンドラの使用禁止を一旦は決断した。
 しかしそんなゴンドラを、女子高生たちが面白がるようになっていた。
 揺れると言っても激しいものではなく、ゆりかごで赤ん坊をあやすような
優しいものだったし、12番ゴンドラに乗れるのは24分の1の確率、つま
り乗れた人は『幸運な人』ということになる。
 そんなことから女子高生たちはこのゴンドラのことを、乗ることができた
ら願い事が叶う『しあわせの12番ゴンドラ』と呼び、遊園地へこぞって遊
びに来たのだった。
 一旦は使用禁止を決断した運営会社だったが、このウワサを知るや、
『12番ゴンドラに限り、部品の交換期間を通常の4分の1にする』ことで
決断を覆した。経営が少し傾きかけていた遊園地にとって、これは願っ
てもないチャンスだった。
677潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/08/02(火) 18:24:17 ID:8A/73XZE0
 平日、休日を問わず、女子高生たちが観覧車の前に並ぶ。やがて、カ
ップルたちも並ぶようになり、家族連れまでが並ぶようになった。
 増資することなく興行収入が増えて、遊園地にとっても『しあわせの12
番ゴンドラ』となった。

 女子高生のあるグループが、『しあわせの12番ゴンドラ』に乗ろうと遊
園地にやってきた。そのグループの中に、『普通の人には見えないもの』
が見える霊感の強い女の子がいた。そのグループが観覧車の前に着く
と、ちょうど12番ゴンドラが乗降場を出るところだった。
 ゆっくりと上がっていく12番ゴンドラ。
 それを見て、女の子が息を飲む。
 女の子が見たもの、それは12番ゴンドラの底から吊り下がっている
首吊り死体だった。
 全身をなますのように斬り刻まれ、顔はグチャグチャ。ボロのスーツを
纏っている姿から、かろうじて性別が男性と判る。
 12番ゴンドラが無残な死体を吊り下げたまま、ゆっくりと上がって行く。
 やがて頂点に差しかかろうとすると、死体がゆらゆらと揺れだした。
 それにつれられて、ゴンドラも揺れた。
 その様子を『風鈴』のようだと、女の子は思った。
 ゴンドラが鐘で、死体が風を受ける短冊の、大きな風鈴……
678潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/08/02(火) 18:25:42 ID:8A/73XZE0
 行列に並ぶ客たちが死体の吊り下がった12番ゴンドラを指差し、揺れ
る様子に歓声を上げた。
「ほら、アレ! ホントに揺れてるぅ!」
「いいなぁー! 私たちもアレに乗りたぁーい!」
 多くの客たちが、死体の吊り下がった12番ゴンドラに羨望の眼差しを
向ける。その光景に、女の子は立ちくらみを覚えた。

 その遊園地の中型観覧車は、今も操業されている。
 事故を起こしたこともなければ、悪いウワサが流れたこともない。むしろ
志望校に合格したとか、好きな人から告白された、結婚できたとか、良い
ウワサをよく聞く。
 ひと頃のブームは去ったが、それでも遊園地に遊びに来た人たち、特
にカップルたちが運試しとばかりに必ず観覧車に乗っていく。デートの定
番コースとなっていた。
 観覧車のおかげでリピート客が増えて、運営会社も経営を完全に立て
直すことができた。
 人々に幸福をもたらした『しあわせの12番ゴンドラ』。
 これからも人々に幸福をもたらしていくのだろう。
 その人が何も見えなければ……
                                        終わり
以上、3レス頂きました。

()    . フッ…
[] → []
679本当にあった怖い名無し:2005/08/03(水) 14:25:08 ID:VsNwQKAm0
>>676-678
乙。いつもdクス
680本当にあった怖い名無し:2005/08/07(日) 00:53:26 ID:uIILHVys0
保守
681本当にあった怖い名無し:2005/08/07(日) 12:56:57 ID:3TrdDBXT0
ビーエムの美味しさにはこだわりを持った素材と、オリジナル
682本当にあった怖い名無し:2005/08/07(日) 19:19:05 ID:n7W8qMg50
いま、百物語どの辺りまで進んだ?
683本当にあった怖い名無し:2005/08/07(日) 20:40:14 ID:PyZM+xoV0
>>652から数えて
2周目
>>654-655 50
>>660-662 51
>>665-667 52
>>669-670 53
>>676-678 54話
684本当にあった怖い名無し:2005/08/08(月) 04:39:05 ID:rBJBzCU00
55話はやくー!
685本当にあった怖い名無し:2005/08/08(月) 05:01:11 ID:DvIr04KQO
便秘三週間目突入orz

() . フッ…
[] → []

さぁーあと54だ!!張り切って行こー!
686本当にあった怖い名無し:2005/08/08(月) 06:35:46 ID:paZLqhHk0
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
   ⊂彡☆))Д´) >>685
馬鹿者!百まであと55話だ!!
687本当にあった怖い名無し:2005/08/08(月) 17:44:31 ID:m8TWHCoS0
怖くないと思うけど。修学旅行で不思議な女の子を見た。
文化遺産とか?かな?指定されて保存されてる場所って
入らないようにロープが張ってあるのに、可愛い7歳くらいの
小さな女の子が普通に、その部屋の床の間に座ってた。
びっくりして「出なきゃだめだよ」って言ったら、にこって
笑って首を振るから、仕方がないけど、自分も入っていって
その子を怒られないうちに出してあげようとしたら、その文化施設の
係りがやってきてすごく怒られたので、その女の子のこと
言おうとしたら、いなかった。後から、母から正体聞いた。
あれが座敷童子だったんだね。可愛かったけど、係りに怒られた。
688本当にあった怖い名無し:2005/08/08(月) 17:47:38 ID:1LSCdV030
>>687
() . フッ…
[] → []
残り54話・・・
689本当にあった怖い名無し:2005/08/08(月) 20:29:13 ID:fitpvNQz0
怖い話って程ではないが、噂を一つ。
俺の地元には、「仮面の男」って噂があった。
もしも、なにか叶えて欲しい事があったら、
「仮面の男」っていう言葉を聞いて連想したイメージを絵に描く。
その際、必ず仮面を付けた男の全身を入れなきゃダメ。
ソレさえ守れば何かの場面でも良いし、男の絵だけでもいい。
そして、その絵を燃やして出来た灰を何かに集めて枕の下に入れて寝る。
そうすると、夢にその絵の通りの仮面を付けた男が現れるんだけど、
その男は必ず体の何処かが欠けている。
その男に願いを言えば叶えてくれるんだと。
もし出てこなければ出るまで待つ。
ただし、願いがかなうとその男に欠けていた体の部分にケチが付くようになって
死ぬときは必ずその部分が原因で死ぬ。

() . フッ…
[] → []
残り45話・・・
690本当にあった怖い名無し:2005/08/09(火) 13:20:02 ID:yz/8In/k0
>>689
「昼」を○で囲って触角二本
691本当にあった怖い名無し:2005/08/09(火) 18:57:16 ID:Id/un3Sb0
>>690
夢に・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
692本当にあった怖い名無し:2005/08/10(水) 06:02:44 ID:zZfoFYpC0
      ω  〜 フッ
旦  → 
693本当にあった怖い名無し:2005/08/10(水) 07:51:27 ID:oCkw7JzGO
あんまり怖くないけど漏れの母親の体験談…
漏れの母が厨房の時、修学旅行で旅館に泊まったそうだ。夜中に目をさますと、外がとても騒がしい。何やらたくさんの人の気配がする。母はお祭りかなと思ってまた寝たらしいんだが、翌朝従業員に「昨日外で何かしていたんですか?」と聞くと、何もなかった。
そしてその日、母は高熱をだし、修学旅行を中に一人だけ寝るはめになったとさ。
694本当にあった怖い名無し:2005/08/10(水) 07:53:04 ID:oCkw7JzGO
誤爆
×修学旅行を中に→修学旅行中に
695本当にあった怖い名無し:2005/08/10(水) 07:53:39 ID:oCkw7JzGO
誤爆
×修学旅行を中に→修学旅行中に
696本当にあった怖い名無し:2005/08/10(水) 07:54:09 ID:oCkw7JzGO
度重なるミススマソ
697本当にあった怖い名無し:2005/08/10(水) 18:50:17 ID:PbluhSH90
()    . フッ…
[] → []

>>696
失敗が続いてしまう、運のない日もあるさ。気にすんな。
698本当にあった怖い名無し:2005/08/10(水) 19:01:38 ID:TGol6QTT0
では私も修学旅行の話を。
こないだ修学旅行で某キャンプ場のログハウス
に泊まったんですが。。。
その時、友人数名が消灯時間を過ぎても話したり
遊んでいたりしていたんです。
そんなことが続き日付がかわり始めていた頃
友人はまだ雑談をしていた。。
突然、壁を何かで叩かれたような音がした。
物凄い音だったそうです。
さらに屋根の方からまた同じ様な音が。。
友人はあまりの突然の音に顔を見合わせていた。。。
その時、見廻りをしていた先生がログハウスに入って
来た。先生は「まだ起きていたのか」
友人は「さっきから変な音がするんです」と言ったその時、
また音がした。。。今までで一番大きな音だったそうです。
それを聞いた先生は「先生が周りを見ておくから寝なさい
と言って出でいたった。
友人達は窓から周りを見たが他のログハウスは静まりきっていた。。。。

その某キャンプ場は、以前来ていた生徒が幽霊をみていたり。
私たちが泊まったログハウスの近くに塚があったりしたそうです。。。。

()
[] []

699本当にあった怖い名無し:2005/08/11(木) 16:12:03 ID:dRZ/upN2O
じゃあ…私の番ね。
有名な話だから、みんな知っているかなぁ。

20年くらい前に、ある登山サークルの4人が雪山に登山に出掛けたんだって。
それで無事に頂上で記念撮影を終えて下山しはじめたんだけど、中継地点にあるロッヂあたりで猛吹雪に見舞われたらしいの。
このままじゃ下山出来ないと判断した4人はロッヂで様子を観ることにしたんだけど、吹雪は全く止む気配がない。
夜中を過ぎて、一人が眠くなったと言うので、正方形の部屋の角に4人が一人ずつ座り、寝ないように時計まわりで順番に起こしていくことにしたの。
A→B→C→D→A→B→C…‥‥ってね。

それで結局朝を迎え無事に4人は下山を果たしたんだって。よかったよねぇ。

でもさ、なんで、みんな生き残れたんだろうね…。
700本当にあった怖い名無し:2005/08/11(木) 16:35:49 ID:dRZ/upN2O

A → B


↑  ↓


D ← C

AはBを起こしに行きBの場所で待機。BはCを起こしに行きBの場所で待機…‥おかしいよねぇ。
701本当にあった怖い名無し:2005/08/11(木) 16:40:48 ID:0IvXh7TtO
>>700有名な話だねぇ。
ケータイから大変だったでしょ?
乙華麗ー( ^-)_旦~
702本当にあった怖い名無し:2005/08/11(木) 17:26:36 ID:4Gi/S8cE0
漏れもひとつ。

ちょうど今くらいの夏。
伊豆諸島の島に住んでいた私は毎日のように海に泳ぎに行っていた。
ある日、「今日は素潜りおしえてあげるよ!」と言う友達の一言で
素潜りをすることになった。
もぐり方をおそわって、海草の中に隠れている魚を驚かそうなんてことを始めた。
「たぶんココに魚居るよ!ほらっ!!」
なんて天草を掻き分けていた。
ただ驚かすのに飽きて、今度は海草の中に石を投げ込む遊びに切り替えた。
しばらくそんなコトをしていると赤い天草の中に種類の違う海草を見つけた。
なんの海草だろう?と思いながら近寄ってみて手を伸ばすと
真っ黒いその海草の中から急に手が伸びてきた。
私は驚いて上へ上がろうとしたが手をつかまれて上がれない。
友達に助けを求めると、その子は恐怖のあまり私を見捨てて海面へ向かっている。
必死に手を振り払って早く上に行こうとした時、
まだ水中だったのにかかわらずはっきりと女の声が聞こえてこう言った。

「あ た し の 顔 に 当 た っ た ん だ よ 。」

()    . フッ…
[] → []
703本当にあった怖い名無し:2005/08/11(木) 17:27:05 ID:bxvysOG80
()    . フッ…
[] → []

残り42話かな?

じゃあ満を持して呼ばれてもいないのに涌いてきたオイラが1話。
長いですのでお暇な方だけ読んでください。

俺が大昔、友人の家で体験したお話です。

オイラが小さい頃はファミコンなどもまだ無かった時代なので、遊ぶときは専ら
家の外で体を動かす、運動系の遊びが中心でした。田舎なので学区が
狭く、良く一緒に遊ぶ仲間はいつも一緒のメンバーでした。
 その中に青山君と言う友達がおったんですが、その青山君の家は大きな農家で
納屋や倉庫がたくさんあり、外で遊ぶには不自由しません。
だからみんなが集まる時には、大概その子の家に集まって遊んでいました。
さて、その日もその家で5人位で集まってかくれんぼをして遊んでいました。
その時の鬼は山本君でした。彼はちょっと小ズルイ性格で、最初鬼以外が隠
れる時に数を数えるんですが、きちんと数えないでフライングをするんですよ。
みんなその事を知ってたので、我先に隠れられる場所を目指して散り々りに
なりました。オイラは小田君と一緒に隠れるべく、薄暗い納屋の二階へ駆け
んだんです。梯子を上がり切ると、すぐ右に便所があります。一応水洗です
が、酷く汚いのと、小林君がそこのトイレは使っちゃいけないと言うので一度も
使った事も中に入った事もありませんでした。まぁ、怖いもの見たさで中を覗いた
事があるという程度の物件です。
皆も使用禁止は承知してたので、そのトイレを使ったり、中に入ったりと言う様な
事はしませんでした。
ここまで書くともうお分かりだろうと思いますが、入ってしまったんですオイラたち。
禁断のトイレに。
704つづき1:2005/08/11(木) 17:31:06 ID:bxvysOG80
トイレの中は非常に汚いんですが水気が無いので汚れなどは全て乾燥しており、
殆ど悪臭も無くとても隠れられん!と言う様な状態ではありませんでした。
しかしとても狭く、いくら小さな子どもとは言え二人で入っているには厳しい間取り
でしたのでオイラはそのトイレから出て、納屋の柱を登り天井の梁に身を隠しました。
下が一望できる場所でしたので他の子らの状況が一目で分ります。

と、暫くして梯子をギシギシ言わせて誰かが昇ってきました。山本の野郎、探しに
来るのが早すぎるぞ!と思ったのですが、それは山本君ではなく大人の男性でした。
その人は農作業の服を着ており、猫背でガリガリ、青い顔をしており何となく
不気味というか怖いような感じがしました。その人はおもむろに梯子を上がり切ると
小田君のいるトイレに入りました。オイラは、あ、やべ、小田のヤツ怒られるぞ・・・
と思いましたが男の人がトイレへ入って数秒、数分経っても何も起こりません。
???もしかして一緒に隠れてるのか?などと子どもらしい思考能力で状況を
一方的に理解しました。まぁ、普通に考えてそんな事はありえないんですが。

ちょっと間をおいてオイラは見つかってしまいました。青山君、小林君、鬼の山本君、
そしてオイラが一堂に会しているわけですが、小田君がまだ見つかっていません。
あの男の人とトイレに隠れたまま出てきません。ここでちょっと不安になったオイラは、
みんなに小田君がトイレへ隠れた事をバラしてしまいました。この時点で小田君が
トイレへはいってから10分位たっていたように思います。
ついでに大人の男の人がトイレに入って行った事も告げると、青山君がどんな人なのか
聞いてきましたので見たとおりに容貌を教えると青山君まで真っ青な顔になりました。
「それ、ボクの爺ちゃんだよ。間違いない・・・」
705つづき2:2005/08/11(木) 17:46:02 ID:bxvysOG80
あまりに彼が怯えているのでじゃあ、一緒にあやまってやるよと言うと

「も う 爺 ち ゃ ん  、 死 ん で る ん だ よ ・・・」

冗談かと思いました!オイラは青山君の爺ちゃんなんて一度も見た事が
なかったから、風貌なんてまるで知らないんですが、そのオイラがズバリと爺ちゃん
の姿かたちを言い当てたので青山君は一瞬にしてオイラの言う事を信じてくれた
ようでした。信じられない状況にビビリながらも小田君をなんとかしなければ
いけません。

ダッシュで梯子を上り恐る恐るみんなでトイレの戸を開けてみると・・・
そこには気絶した小田君がいました。
とりあえず全員で協力してトイレから小田君を出すと、小田君の意識が戻りました。
すると大声でわんわん泣き始めました。オイラたちも怖いのとワケがわからないのとで、
みんな一緒になってわんわん泣きました。
一段落してから、小田君に何があったかきいてみますと、
「俺が隠れた後、誰かがトイレに入ってきたんだ。大人の人で。入ってくるなり
イタイ、イタイ。クルシイィ・・・  って言い出して首の辺りから血みたいなのがドバー
っと噴出して・・・。その人が俺につかみかかろうとしたんだよぅ!俺そこで目の前が
真っ暗になって・・・  うわ〜〜ん!!」

もうそれ以上何も話せない状態でした。後日青山君から聞いた話では、彼の
お爺さんは癌か何かで、自分の身を憂いてあのトイレで首に刃物を突き刺し
自殺をしていたのだそうです。あの汚れは拭いても拭いても消えないその時の
血糊だと言う事でした。でも何故あの時青山君のお爺さんの亡霊が現れたのかは、
青山君自身にも原因は分らないと言っていました。
さてその後、小田君やオイラ達に別段変ったことはありませんでしたが、みんな揃って
極度の怖がりになってしまったと言う事は言うまでもありません。

そんなお話です。長々とありがとうございました。
7062ぶんの1:2005/08/11(木) 21:37:48 ID:x3iq86xY0
()    . フッ…
[] → []

プチですがひとつ。

私が中学校1年生くらいの時の話です。
私の祖父は私が生まれる少し前に他界していて、私は一度も祖父の顔をみたことがありませんでした。
小学校のころ祖母はよく、「もし今おじいちゃんが生きていたらきっとあんたの事を凄く可愛がっていただろうねぇ」
といわれ、私は「おじいちゃんに会ってみたかったなぁ・・・」と思っていました。
月日は流れ、私が中学校にあがり、中学初めての夏休みに入りました。
その頃はまだ12歳で、丁度反抗期に入ったときでした。
そのため、何かと親と喧嘩が絶えない日が続いていました。
そしてある日、部活に出かけようと玄関で靴を履いていたのですが、どうも上手く穿けなくて、
仕方がないのでそばにあった祖父の形見の靴べらを使いました。
ところが、私はバランスを崩して転びそうになり、思いがけず靴べらに体重をかけてしまい、靴べらは割れてしまいました。
母は「これはおじちゃんの形見なんだから、ちゃんと謝りなさい。」といいましたが、
部活に遅れそうだった事と、いつものように小言を言われたのに腹がたったこととで、無視して部活に向かいました。

その日の夜。
箪笥の上に靴べらが置いてありました。
流石に申し訳ないなぁと思いましたが、部活でクタクタになったため、直ぐに寝てしまいました。

次の日の朝、目が覚めたら6時30分。
低血圧で朝が弱い私がこんな早い時間に起きるなんてめったにないことですが、妙に目も冴えていたので、
そのまま支度をし、部活に向かいました。

ところが、その日を境に朝、起きても起きても時間は必ず6時30分。
怖いくらいにピッタリなので、わけが分からず首をかしげるばかりでした。
7072ぶんの2:2005/08/11(木) 21:38:56 ID:x3iq86xY0

そして、しばらく経ったある夜、ふと箪笥の上の壊れた靴べらに目が留まりました。
私は直感的に「ああ、おじいちゃんが私にちゃんと謝りなさいと言っているのだな。」
と思い、手を合わせごめんなさいと心から謝りました。
祖父は教師だったためか、誰よりも早起きで子供のしつけに厳しい方だったそうです。

次の日から、私はいつものように遅い時間に起きるようになりました。
そして母に対する対抗心も薄くなり、わりと早めに私の反抗期は終わりを迎えました。

今思うと、あのまま謝らないでいたらちゃんと早起きする子供だったのじゃないか・・・と思います。

母に話しても信じてはくれませんでしたが、私は今でも祖父が私にしつけをしにわざわざあちらの世界から
やってきたのではないか、と思っています。
708濱口似のムー&南原汚物(´Д⊂) ◆TUibUvhijU :2005/08/14(日) 08:49:46 ID:TdFDoebzO
>>706-707
乙でした。結構いい話でしたね



久しぶりに自分の話を

俺が数年前の高校生の頃、親の知り合いの葬式に出たんですけど
かなり退屈で携帯のカメラを使っていろんなとこを写真に取ったり
ムービーで取ったりしたんですよ
そしたら次の日いきなり40℃近い高熱が出て
ベットで寝ながら「昨日葬式で撮ったのが悪かったのかなぁ…」
と思い、撮ったのをチェックしたら
ムービーの一つに「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ…」
とうめき声のようなものが入ってたんです
「あーこれのせいか…」と妙に納得して消去したら
次の日には熱は下がってました
709ひょっとしたら703の当事者:2005/08/14(日) 10:07:25 ID:Mc0Oh8pD0
>>703
おいwwwwwちょwwwwwwおまwwwww!
もしかして愛知県の鈴○じゃね〜のか?
710本当にあった怖い名無し:2005/08/14(日) 10:30:00 ID:1+lWZh8n0
>「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ…」

伽椰子登場
711マン・オン・ザ・タイトロープ ◆MANtaiPMC6 :2005/08/14(日) 17:40:38 ID:sTlxosoE0
昨日、福岡のオカ板住人(10人くらい)でリアル100物語オフやたったんだ。
6時からスタートして、1時までで50話しかいかなかったよ・・・
ネタを集めるのが大変なのと、意外と時間がかかるのが難点だ。
712マン・オン・ザ・タイトロープ ◆MANtaiPMC6 :2005/08/14(日) 17:42:15 ID:sTlxosoE0
かき忘れた。
スタートはもちろん夕方の6時ってことです。
ネットでライブ中継もしたんだよ^^
713本当にあった怖い名無し:2005/08/14(日) 21:27:20 ID:CevK9w5V0
>>711-712
リアル百物語会乙!
俺も8人で百物語会をやったことがあるけど、
突発だったこともあって、ひとり3話が限界
だった。
714本当にあった怖い名無し:2005/08/15(月) 15:28:55 ID:DkbGcnmh0
知らせろよマンタイ。
”紳士の正装”で参加したのに。
715ヨロコビだジョイ:2005/08/15(月) 18:59:18 ID:WxAuNxnV0
40過ぎた独身が地味な女子高生みたいなことやってらー。
716ヨロコビだジョイ:2005/08/15(月) 19:01:12 ID:WxAuNxnV0
     r-=ニ二二ニ=-、
   ∠ イ|/ レヘ|ヘ!\!ヘ
   _ム  <@><@>
   ヾユ     /\/
    ^i   /   \
    /i\   ̄▽ ̄ ̄  <昨日、福岡のオカ板住人(10人くらい)でリアル100物語オフやたったんだ
    / |__|.|   |
    |<_| |/ / |
    | |_| | 〈 |\_
    |<_|.| | | |\ 、f !
    \__|| | | |  Yン"
     | !  ,! }\
     /  `くjムゝ \
     〉  }  >   )
     |  /  /  /
    / /  { く____
    く_ミア  ヽ、、ナ
             `´
717ヨロコビだジョイ:2005/08/15(月) 19:35:57 ID:WxAuNxnV0
     ●      ωフッ
     旦      旦


718ヨロコビだジョイ:2005/08/15(月) 20:29:25 ID:WxAuNxnV0
     
   旦ω  
  (゚∀゚)) 
   (ヽ )へ
  く ▼


  ω旦  
  ((゚∀゚) 
  (  /)
  く ▼ >


  旦  ~~▼~~  
  ((゚∀゚)ノ 
   (  )
  く ω >

719ヨロコビだジョイ:2005/08/15(月) 20:53:33 ID:ChkJdUsr0
かみなりガガーン おいなりモモーン
720ヨロコビだジョイ:2005/08/15(月) 22:39:40 ID:Rg/Mf1Ru0
■■ あなたの水槽の画像を見せて!18枚目 ■■
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/aquarium/1119432280/619-629


この619と629の写真は、仕込みですかね?
721本当にあった怖い名無し:2005/08/16(火) 00:37:09 ID:d6FZRzKe0
     
  ∧_∧
 ( ・∀・)
   ⊂彡☆))Д´)←>>686

バカモノ!>>673がカウントされていない!
722ヨロコビだジョイ:2005/08/16(火) 01:14:57 ID:7eNynCfS0
雨が降ると、スーパーのお総菜が4割引になるの。
それってなんだか素敵だと思わない?
723本当にあった怖い名無し:2005/08/16(火) 01:19:32 ID:5RxLx/l90
夜自転車で走っていたら林の中を
2つの人魂が木を避けながら並走していた!
724本当にあった怖い名無し:2005/08/16(火) 03:10:43 ID:jKXd4X2OO
ラップ調で言うと

百物語を待つ者ばかり。

って感じか。
725ヨロコビだジョイ:2005/08/16(火) 03:43:47 ID:7eNynCfS0
卵ポケットは、麺のちょっとした出っ張りに卵が当たって卵が必ず割れてしまう。
ヨード卵とか使っても、割れてしまうっす。
726ヨロコビだジョイ:2005/08/16(火) 06:03:34 ID:7eNynCfS0
ウチのおばあちゃんは煮物が上手。
弱火でコトコトとチキンラーメンを煮込み、味を調えていく。

-つづく-
727ヨロコビだジョイ:2005/08/16(火) 11:24:29 ID:NqT8CQBy0
   旦ω  
  (゚∀゚)) 
   (ヽ )へ
  く ▼

  ω旦  
  ((゚∀゚) 
  (  /)
  く ▼ >

  旦  ~~▼~~  
  ((゚∀゚)ノ 
   (  )
  く ω >

     
   旦《|》  
.  ('∀'*)) 
   (ヽ )へ
  く ▼

  《|》旦  
 .((*'∀') 
  (  /)
  く ▼ >

  旦  ~~▼~~  
 ((*'∀'*)ノ 
   (  )
  く.《|》.>
728ヨロコビだジョイ:2005/08/16(火) 16:12:19 ID:NqT8CQBy0
♪お願いタッチタッチここにタッチ
♪お股か〜ら〜 タッチ 毛を伸ばして
729潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/08/16(火) 22:23:45 ID:jEoRcu7y0
いつもいつも作りネタばかりなんで、たまには体験談をひとつ。

 高校3年生の夏休み、私はわざわざ電車通学までして予備校に通っ
ていた。その日はゲームセンターで遊んでいて、帰りがすっかり遅くな
ってしまった。
 自宅の最寄り駅に着いたのが午後10時。下りたのは私だけだった。
 プラットホームには外灯がポツンポツンといくつか点在していて、その
ひとつが点いたり消えたりしていた。蛍光灯が切れかかっていたのだ。
 改札口へ向かう途中。ふと点滅を繰り返す外灯に目を遣った。
 外灯の明かりが消えた瞬間、その辺りは真っ暗闇になる。その暗闇の
中にぼんやりと浮ぶ人影があった。人影は明かりが点くと消えてしまう。
 目の錯覚かと思って、よくよく目を凝らす。
730潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/08/16(火) 22:25:35 ID:jEoRcu7y0
 明かりが消えた瞬間、確かに暗闇の中に人影が浮んだ。
 それは、日本兵の姿をした男性たちだった。
 彼らはただ真っ直ぐ、険しい目をして海を見ていた。
 (その駅は海の近くにあって、プラットホームから海や海岸が見える)
 私は飛び上がって驚き、走って逃げた。

 戦時中、召集に応じた男性たちを駅のプラットホームから送り出して
いたという話を後に聞いた。
                                      終わり
以上、2レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
よりによって高校3年生の夏休みにゲーセンに耽ると言う、
私の”ダメダメな受験生っぷり”は見逃してください。
731本当にあった怖い名無し:2005/08/17(水) 00:02:08 ID:EKXiwiIk0
★☆☆☆☆

732本当にあった怖い名無し:2005/08/17(水) 00:26:40 ID:uVmU2TZzO
兵隊さんはひとつほしい
733ヨロコビだジョイ:2005/08/17(水) 10:57:59 ID:ZePj2b6u0

  旦  ~~▼~~  
 ((*'∀'*)ノ  <ヘイ!
   (  )
  く.《|》.>
734本当にあった怖い名無し:2005/08/19(金) 14:43:39 ID:SWZ+oBhF0
潜水士さんの話いつも面白いです。
735ヨロコビだジョイ:2005/08/20(土) 00:00:21 ID:eY7qE11Q0
照れるじゃまいか
736本当にあった怖い名無し:2005/08/21(日) 11:34:28 ID:+pauy2Tk0
>>735
なんでやねん!
737おにぎりさん:2005/08/22(月) 19:00:40 ID:zmjz4gvf0
潜水士さんの話は面白い。俺が言えた事ではないがガタブルな話がない。
百物語って怖い話を集めるんではないの('A`)
738本当にあった怖い名無し:2005/08/22(月) 19:16:02 ID:Kk3Y7jg40
ヨロコビだジョイ=潜水士だからね
739本当にあった怖い名無し:2005/08/22(月) 20:02:38 ID:l5rScAyn0
潜水士まだ〜?
740潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/08/22(月) 21:09:15 ID:pcGcU1w00
ネタ切れ中でぇ〜すw
741実話です:2005/08/23(火) 15:32:56 ID:3uG7woMP0
1/5
俺が中2の時、同級生に「前さん」と呼ばれていた男子がいました。
前さんはシャイな子でしたが、運動神経が良く腕力も強かったので
うちの中学ではケンカの強い子・目立つ子達の中の一人でした。
そんな前さんは俺と同じ陸上部に所属していて、短距離・砲丸を
専門にしていました。
中2の春季大会の時に前さんが砲丸で大会出場が決まった時からの話です。

普段から余り冗談やオフザケをするタイプでは無かったんですが
選手に選ばれてから、前さんは普段より口数が減っていきました。
そんな前さんを見て俺達は、「大会に初めて出るので緊張しているのだろ」
と話をしていたんですが、日に日に様子がオカシクなって行きました。
口数が減り、一人で居ることが多くなり、笑わなくなり、話しかけても
返事もしなく、話かけているこちらさえ見ませんでした。

大会の前日には、ずっと無表情で一日中床を見詰めていました。
742実話です:2005/08/23(火) 15:34:25 ID:3uG7woMP0
2/5
俺達は「前さんヤバイよ。明日は絶対大会に来ないだろ」と話をしていたんです。
しかし大会当日、前さんは会場に現れました。
そして前さんは全く使い物にならない状態でした。
無表情・無気力・無反応。
体調がイイのか悪いのかも答えず、試合に出る気があるのかすら答えませんでした。
陸上の試合では、事前に「コール」という点呼があります。
この「コール」に遅れると試合に出れません。
そして前さんのコールの時間が迫って来ました。
前さんは朝会場に来た時から、同じ場所に座り、同じ無表情で微動だにせず
ただずっと一点を見続けていました。

取り合えず俺達は前さんの手を引っ張りコール場に連れて行き、名前を呼ばれても
返事をしない前さんの代返をしなんとかコールを乗り切りました。
そして、試合直前になってもまだ無表情で一点を見詰めている前さんの服を脱がせ、
ユニホームに着替えさせて試合に出場させましたが、自分の番になっても砲丸すら
持とうとしない前さんは失格となりました。


翌日、前さんは学校に来ませんでした。
743実話です:2005/08/23(火) 15:35:19 ID:3uG7woMP0
3/5
大会の翌々日、前さんに突然殴られた。と言う子が続発しました。
現場を目撃した子に話を聞くと、前さんは大きなボクシングのグローブを手に嵌め、
笑いながら登校中の同級生、後輩、先輩、男子、女子の区別なく殴り歩いていたそうです。
それからです。前さんの奇行の数々が始まったのは。

ある時は、下校中通学路でイキナリ大声で奇声を発し皆の注目を集めた前さんは、
乗っていたチャリごと通学路脇の田んぼに飛び込みました。
田んぼには田植えの為に水が張ってたのですがお構いなしです。
チャリに乗って田んぼを何往復もし、高笑いと共に前さんは帰って行きました。

またある時は、女子トイレに潜り込み、個室のドアの下の隙間から用を足している女子を
覗いていたそうです。コレを見つけた女子が女性教師に報告しトイレから連れ出されていました。
連れ出された前さんは反省どころか、あらぬ方向を見詰めニヤニヤ笑っていました。
見かねた女性教師が「しっかりしろ」と前さんの横っ面を叩きましたが、
効果なくニヤニヤ笑い続けていました。
744実話です:2005/08/23(火) 15:36:03 ID:3uG7woMP0
4/5
横っ面を叩かれながろも笑い続ける前さんを見て俺達は「もう前さん駄目だぁ」と
話をしていた時に、友達Aが「前さん、猿の霊に獲り付かれてるんだよ。俺、昨日の放課後に
誰も居ない教室で「ウキッキッ」って言いながら机の上を飛び回ってるの見たんだ」と言いました。
その話を聞いた俺達は流石にそれは無いだろうと思いましたが、Aが「本当だって。放課後に
前さん見張ってみろよ。マジで獲りつかれてるよ」と真剣に言うので友達数人で前さんを
見張ることにしました。

しかしその日の放課後、前さんは居なくなりました。下駄箱に靴は在るので校舎内に居るのは
間違いない筈ですが、幾ら探しても見つかりません。日も暮れて来て諦めて帰ろうかと話していた時、
前さん発見の一報が入りました。
前さんが発見された教室に急行し、ドアから中を覗くと

日の暮れかかった薄暗い教室の中で、机の上を「ウッキッキ」と奇声を上げている前さんが居ました。

机の上を飛び回り、黒板にぶら下がり、壁にドロップキックをブチかまし、「ウッキッキキ」と奇声を上げる前さん。
俺達は恐怖のあまり走ってその場を離れました。
翌日から前さんは学校に来なくなりました。
自宅にも誰もいなくなり、転校したとか病院に入れられたとか、死んだとか噂が流れました。
745実話です:2005/08/23(火) 15:36:41 ID:3uG7woMP0

5/5
中学を卒業し、前さんの事も忘れていた高2の時、あの現場を一緒に見た友達Bに再会しました。
Bはつい最近、前さんに似た子を地元の駅で見たそうです。
最初は人違いかと思ったそうですが、よく似ていたので思い切って少し離れた所から「前さん!」と呼んだそうです。
すると、その子は振り向いたのでBは前さんと確信して話しかけたそうです。
「前さん!久しぶり。今どこいるの?」しかしその子は「誰ですか?」と聞いてきたそうです。
Bは「俺だよ!Bだよ。中学の時一緒だったじゃん」と答えたのですが、その子は「知らないですけど。」と惚けるので
Bも「○○中のBだよ。もー惚けんなよ」と食い下がると「○○中?そんな学校知らないです。僕、この駅来たのも初めて
ですから会った事無いとおもいますけど」と怯えながらその子は答えたそうです。
「でも前さんって言ったら振り向いたじゃん」と聞くと「振り向いてませんけど」と頑なに惚けたそうです。
Bが訳が分からなくになってる所に電車がホームに入って来たので、電車に乗り込みプラットホームを見ると
前さん似のその子は俯いて立っていたそうです。
「ン?なんで電車に乗らないの?」とBが不思議に思っていると電車のドアがしまりました。
するとプラットホームに俯いて立っていた前さんに似のその子が、顔を上げ、Bを見て

ニヤッ

と笑ったそうです。






駄文失礼しました。
746本当にあった怖い名無し:2005/08/23(火) 21:36:39 ID:VKLQGKky0
前さん・・・

ω       〜 フッ
旦  → 旦
747本当にあった怖い名無し:2005/08/25(木) 02:30:37 ID:A/QQbd3T0
>>745 その前さん、笑ったからどうなの?
748本当にあった怖い名無し:2005/08/25(木) 03:14:18 ID:DFTu7ovSO
では、お話させて頂きます。


ある年の冬のことです。
自分家の裏には井戸があるんですよ。
で、その井戸結構古いんですね。大体40年はたつかな…

ま、それはおいといて。
ある日昼間ダチの家に遊びに行ったんです。
ゲームやらトランプやらして、さすがに飽きて来たんで外でキャッチボールしようってなったんです。

でね、外出たら雪が2mくらい積もってるんですよ。
あれ〜4時間くらいしかたってないのに…すごいなぁ。って

そんなわけでキャッチボールはやめて、もっかい中入ろうとしたんです。
でも、突然家に帰らなくちゃいけないと思って…

749748:2005/08/25(木) 03:33:43 ID:DFTu7ovSO
続きです…

で、やはり家に帰りました。
でも玄関が開いてないんですよ。

もう夜なのに誰も帰ってきてないのか?
そう思って家裏の小屋に鍵を取りにいったんです。

そのとき、薄暗くて正直、小屋に行くのが嫌だったんですね…

でも寒いからはやく家に入りたいと思って鍵取りに行きました。

早くとって戻ろうと小屋に向かったときです…

なんと、雪で見えなくなった井戸に落っこちてしまったんです。

しまった!と思い、必死にロープを探して手を伸ばした瞬間…


うぶぁー…!!という鈍い声が…
750":2005/08/25(木) 03:33:56 ID:h/223XrlO
で続きは?
751本当にあった怖い名無し:2005/08/25(木) 03:45:19 ID:DFTu7ovSO
すみません、まだ続きがあるんです。

その鈍い声は父親でした。
自分と同じように鍵を取りに行ったら落ちたそうで…
でも腰をうってしまって動けなかったらしいです。

まぁ、化け物じゃなくてよかったと思いましたけどね…

それから、何事もなかったかのように夕飯を食いました。


しかし―
さっきは酷い目にあったな…と考えていたとき、とんでもないことに気づいてしまったのです…
752本当にあった怖い名無し:2005/08/25(木) 15:45:58 ID:ie0H5zqI0
おお?1年以上も前から有るのか・・・・・俺カキコした事有るのかなぁー
753本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 08:17:35 ID:umJm4MZF0
>>751
もう(゚听)イラネ
754本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 17:14:36 ID:et8V2Spm0
ある少年の体験したお話しです。
少年と友達がお寺の墓地で遊んでいました。
少年は泥だんごを作りお墓に当てて遊んでいました。
それを見た少年の友達が「そんな事するとお化けがでるよ」と言いました。
すると少年は「それなら今すぐ出てきてみろよー!」とはしゃいぎ夕方になり家に帰りました。
家に付き、「母さんただいま〜!」と言うと
母が「何言ってんの!さっき帰ってきたばかりじゃないか!」と言われました。
少年は意味が分からず自分の部屋に行きました。
すると…部屋に自分と同じくらいの子供がいすに座っています。
その子供はボソボソ何か言っています…
「いるよ…いるよ…いるよ…いるよ!!」
その子供がこちらを振り向く瞬間に少年が
「ごめんなさい!!」
と叫び目を開けると、その子供はいませんでした。
ある日お寺の住職に話を聞くと、遊んでいたお墓は戦争で亡くなった子供のお墓だったそうです。

以上

755本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 19:34:05 ID:ESc5XbJV0
()    . フッ…
[] → []
>>754 乙、自己主張しなければ存在を分かって
もらえないってところで、可哀想に思っちゃったなぁ…
756本当にあった怖い名無し:2005/08/27(土) 07:43:48 ID:bjG8bw3N0
>>748のように思い付きで考え考え書いてる馬鹿は大抵失敗する
文才が少しも無いのに書けるつもりになるのが愚か
アホ

悪い見本



死んでね
757本当にあった怖い名無し:2005/08/27(土) 09:16:06 ID:Z0tVpPp40
都内にある某トンネルであった話です。
そこは都内でも有名な幽霊が出るという心霊スポットでした。
そのトンネルに、ある若者4人が肝試しをしに車に乗り出かけました。
トンネルに着くと、若者は幽霊が出るか確かめようぜ!!と言い車でトンネルの中を
行ったり来たり往復していたそうです。
ですが結局何も起こらずしらけてしまい、帰ろうかと言っていたときに後ろから警察のパトカーが来て警官が降りてきました。
「やばい、スピード出したりしてたからかな…」
と思いながら警官の話を聞くと…
「君たちなにやってんの。危ないよ、ボンネットに乗っかって走ったらダメだよ。」
と言うので、意味がわからず
「そんな事してません」と言うと、
「通報があったんだよ。白い服着た女の人がボンネットにしがみついてトンネル往復してるって」
それを聞いたとたん背筋が凍りました…
次の日車をよく見ると、ボンネットには人の形の後がくっきりついていたそうです…

おしマイケル!!
758本当にあった怖い名無し:2005/08/27(土) 10:51:55 ID:8MMj/XwI0
>>757
()    . フッ…
[] → []
759ヨロコビだジョイ:2005/08/29(月) 18:54:45 ID:0HY2BjPM0
>>751
続きは?ねぇ、続きを聞かせて頂戴!
760本当にあった怖い名無し:2005/08/29(月) 23:16:16 ID:vGjsadCv0
そんなに怖い話じゃなくて恐縮だが、爺様から聞いた話だ。

爺様は土木関係の仕事をしていて、ある時地元民から「天狗様が住んでらっしゃる」と云われている
樹齢ン百年の御神木を切り倒して、ゴルフ場だかを作るって仕事が入ったんだそうな。
爺様はもとよりその会社の者の大半は地元民だったので、そんなことは出来んと反対したんだが、
結局実行されることになったんだそうな。

しかし、作業開始予定の日から天気は荒れに荒れて、とてもじゃないが
作業はおろか外にも出られんような天候が続いたんだと。
晴れた日に作業に取り掛かろうとすると、機械の不具合が起きたり、急に雷が落ちたりで
中々作業が進められんかったんだと。
天気のいい日になんとか御神木を切り倒したんだが、切り倒した直後からまた天気が荒れ始め、
終いには土砂崩れまで起きて機械のほとんどが使い物にならなくなってしもうたそうな。
しかも作業に関ったものの何名かは原因不明の熱病にかかり、現場監督は命を落としたそうな。
地元民の説得もあって、開発は中止、御神木があった場所にはお堂が建てられてそうな。

爺様の地元では、天狗様の祟りとして今でも割と有名なんだと。
761本当にあった怖い名無し:2005/08/30(火) 12:45:45 ID:LJH78uk40
()    . フッ…
[] → []


762アリエル ◆FISHzTnYEQ :2005/09/02(金) 01:48:52 ID:k9JKbbsK0
私が小学校3年生のころ、クラスで怖い話が大流行しました。
中でも一番人気を集めたのは、学校の七不思議で、
お決まりの「夜になると動き出す人骨模型」や「トイレの花子さん」の話でもちきりになりました。

 その中の一つに、「体育館の裏扉」というのがありました。
木造の体育館のステージ裏の通路に、大きな開き扉が設置されていて、
その扉を開けると、異次元の世界に吸い込まれる、というものでした。
 「体育館の裏の通路なんて、入ったことないね」と、私がいうと、
 「ちょっと見に行ってみようか」と親友のミナちゃんが言いました。
好奇心にかられた私たちは、その日の放課後、例の扉を見に行くことになりました。

 ステージの裏通路に潜り込むには、まず、袖部屋にあるドアから入らなければなりません。
しかし、ドアの前には、跳び箱やら、マットやら、平均台などの用具が置かれていて、
それらを片付けなければ中に入れませんでした。
二人でそれらをどかし、私が先に古びたドアノブに手を掛けました。
  「?!」
ノブの下に、小さく何かが貼られていました。

763アリエル ◆FISHzTnYEQ :2005/09/02(金) 01:50:01 ID:k9JKbbsK0
一瞬、何かのシールかな、とも思いましたが、よく見るとそれは、
ぼろぼろになったお札でした。
私は途端に背筋が寒くなり、2,3歩後ずさりしました。

すると、突然ミナちゃんが笑い出しました。
 「なに?怖いの?ここで待っててくれてもいいんだよ?私は行くから」
そう言うとミナちゃんは、臆病な私をおしのけ、勢いよくドアを開けました。

 中を覗くと、幅60センチくらい、高さは150センチくらいの狭い通路がありました。
明かりはないので、長さまではわかりませんでしたが、とても埃くさく、
長い間誰も手入れをしていないことぐらいはわかりました。
ミナちゃんは、さっき用務員室から勝手に拝借してきた懐中電灯を点けると、勇敢にも中に入って行きました。
一人取り残されるのも怖かったので、私はミナちゃんの後を追いました。
 
 「!」
突然ミナちゃんが立ち止まりました。
びっくりしてミナちゃんの視線の先に目を向けると、
懐中電灯で照らされた、小さな光の輪の中に、古い木の開き戸が浮かび上がりました。
 「部屋って、これじゃない?」とミナちゃんが言いました。

 私は不気味な気持ちを抑えられませんでした。
それもそのはずです。その開き戸一面に、お札が張り巡らされていました。
764アリエル ◆FISHzTnYEQ :2005/09/02(金) 01:50:52 ID:k9JKbbsK0
続き

 「もう帰ろう!」
私はとても怖くなり、ミナちゃんを説得しようとしましたが
 「なんで?せっかくだから開けてみようよ」と、ミナちゃんは何だか楽しんでいるようでした。
ミナちゃんは怖いもの知らずで、今までにも何回かこういう場面に出くわしたことがありましたが、
今回も、彼女は恐怖心よりも好奇心の方が勝っていたようでした。
 ミナちゃんは、私が止めるのも聞かず、開き戸に手を掛けました。
そしてゆっくりと手前に戸を引っ張りました。

 「あはははは!ただの鏡じゃん」と、ミナちゃんが笑いました。
完全に開いた戸の中には鏡があり、笑っているミナちゃんと、拍子抜けした私の顔が映っていました。
 「なんだ〜、部屋なんてないんじゃん、もう、びっくりした〜」
私たちは、何だか安心してしまい、鏡の前で変なポーズをとったりしていました。
 
 「もう、出ようか」
私が言うと、ミナちゃんもさすがに飽きたのか同意してくれ、もと来た方に引き返します。
私の後にミナちゃんが続き、さっきの袖部屋に出ました。
 「さあ、この用具もとにもどさないとね。私たちがここに入ったこと、ばれないようにしなきゃ」
そういって私が振り向くと、ミナちゃんがついてついてきていませんでした。
 「ミナちゃん?!」
私は慌てて、暗い通路に再び足を踏み入れました。
しかしミナちゃんはどこにもいませんでした。
765アリエル ◆FISHzTnYEQ :2005/09/02(金) 01:52:33 ID:k9JKbbsK0
 私は嫌な予感がしました。
しかし、今はそんなことを言っている場合ではありません。
私はミナちゃんの名前を叫びながら、さっきの鏡の前まで来ました。
ミナちゃんが閉め忘れたせいで、扉は開きっぱなしになっています。
私は懐中電灯で、鏡を照らしました。
そのとき・・・
私でもミナちゃんでもない、人間の顔がはっきりと鏡に映ったのです。
それは、中年の男性でした。
どこにでもいるようなおじさん、という印象を受けました。
 私は慌てて周りを見回しました。しかし、そこにいるのは私ひとりです。
私以外の誰かが移りこむはずはありません。
再び鏡に目を向けると、今度はそのおじさんが物凄い形相で私を睨み付けていました。
私は思わず悲鳴を上げると、一目散に走り出しました。

 その後のことはよく覚えていません。
気がつくと私は、保健室のベッドで泣きじゃくっていて、先生が面倒をみてくれていました。
あの後、結局ミナちゃんはみつかりませんでした。ミナちゃんの両親からは捜索願が出され、
警察と学校中が総力を挙げて探しましたが、手がかりひとつ出てきません。
私は、正直に鏡のことを話すことができませんでした。
というより、恐ろしくて話せなかったのです。ミナちゃんは、あの鏡に映ったおじさんに連れて行かれてしまったんでしょうか。

 あれから12年、校舎の改築とともに、体育館も取り壊され、新しいコンクリートの建物になりました。
ミナちゃんの両親は、もう娘は生きていないものと思い、お葬式まで挙げてしまったそうです。
私はあの出来事を、いまだに誰にも話すことができていません。

766アリエル ◆FISHzTnYEQ :2005/09/02(金) 01:54:06 ID:k9JKbbsK0
()    . フッ…
[] → []


長文失礼致しました。
767モノクロ:2005/09/02(金) 18:09:42 ID:RTgq0MHs0
初めまして。いつもは見ているだけなのですが
勇気を振り絞ってカキコしてみたいと思います。

私の家の近くには、並木道があります。
私はほぼ毎日、学校に通うときにその並木道を通ります。
その並木道はとても長く、木の本数なんかとても数えられないほどです。
ある日の事でした。
私がいつものように並木道を歩いていると、何故か違和感を感じました。
それがなんなのかは分からないのですが、変なのです。
その時はそれほど気にもせず、さっさと家に帰りました。
768モノクロ:2005/09/02(金) 18:11:21 ID:RTgq0MHs0
続きです。

次の日、ニュースを見ると「○○町で殺人事件が―・・・」
とやっていました。
○○町は割と私の町の近くにあるので、少し不安でした。

その3日後くらいの夕方、私は並木道を急いでいました。
でも・・・やっぱり何か変なのです。
私は気味悪く思い、走って家に行きました。
家に着き、テレビを付けるとやはりニュースがやっていました。
「++町での火災が・・・一家全員が死亡し・・・・・」
私はゾッとしました。++町とは隣町だったのです。
769モノクロ:2005/09/02(金) 18:15:30 ID:RTgq0MHs0
1週間後のことです。私は恐怖のあまりからニュースを見なくなりました。
だってまた怖いニュースを見てしまったらと・・・・。

私が並木道を歩いていると、またあの違和感です。
でも私ははっきりと分かってしまいました。
この妙な違和感の正体を・・・・・・・・・・・。

並木道の長さが長く、つまり木の本数が増えているのです。
「なんで・・・どうしてこんなに!?」
私は鳥肌が立つのを感じました。
そして、木の方を恐る恐る見ると・・・・・・
770モノクロ:2005/09/02(金) 18:19:32 ID:RTgq0MHs0
木の樹皮に顔がくっきりとあるのです。
それも、みんな私の方だけをじぃっ・・・と見て・・・・。
私は
「きゃああああぁぁぁあぁぁああッッッ!!!!!!!!」
と叫んで、その場で気を失ってしまいました。

目を覚ますと、そこは病院でした。
なんでも話によると私は並木道の途中で倒れていたそうです。

私は今、引っ越して別の学校に通っています。
私があの並木道を通る事はもう無いでしょう・・・。
少なくとも、そう願いたいです。
771本当にあった怖い名無し:2005/09/02(金) 18:36:52 ID:YMBBOFTU0
()    . フッ…
[] → []

772本当にあった怖い名無し:2005/09/06(火) 15:22:45 ID:S1xo5aLhO
ところで今は何話目なんでしょうか?
773本当にあった怖い名無し:2005/09/07(水) 22:57:59 ID:Fd07oBFy0
話数 リンク先
050  >>654-655
051  >>660-662
052  >>665-667
053  >>669
054  >>673
774本当にあった怖い名無し:2005/09/07(水) 22:58:30 ID:Fd07oBFy0
話数 リンク先
055  >>676-678
056  >>687
057  >>689
058  >>693
059  >>698
775本当にあった怖い名無し:2005/09/07(水) 23:00:33 ID:Fd07oBFy0
話数 リンク先
060  >>699-700
061  >>702
062  >>703-705
063  >>706-707
064  >>708
776本当にあった怖い名無し:2005/09/07(水) 23:03:17 ID:Fd07oBFy0
話数 リンク先
065  >>723 ※正直、1話としてカウントしていいのか判らないけど一応……
066  >>729-730
067  >>741-745
068  >>754
069  >>757
777本当にあった怖い名無し:2005/09/07(水) 23:04:48 ID:Fd07oBFy0
話数 リンク先
070  >>760
071  >>762-766
072  >>767-770
778本当にあった怖い名無し:2005/09/07(水) 23:06:35 ID:Fd07oBFy0
百物語は現在、2周目の第72話まで来ております。
ただ、抜けの可能性も多分に有りますので、
その場合はごめんちゃいです。なお――

>>690は、怪談ではないと思うので除外しました。
>>748-749 >>751は、完結していないので除外しました。

では、73話目といくかね……
779潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/09/07(水) 23:08:34 ID:Fd07oBFy0
 私の家の菩提寺(檀那寺)では、お盆の終わり頃(8/15前後)の早朝に
浜辺で護摩を焚くという風習がある。

 私が高校2年生の時、家族を代表してその護摩焚きに参加した。
 まだ夜の明けきらない朝の5時。浜辺に着くと、既に和尚さんと数人の
檀家さんが手を合わせながらお経を上げていた。
 私も護摩壇の前にお供え物をして、手を合わせた。
 抑揚のない読経と一定のリズムを刻む木魚、優しい愛撫のような波の
音、そして不思議と心落ち着く護摩木の爆ぜる音。
 まだ暗い中でそれらに耳を傾けているうち、眠気も手伝って、私はポゥ
ーっと気持ち良くなってしまった。いわゆる”トランス状態”に陥ったのだ
と思う。
 東の空が白み始めて、水平線の彼方から太陽が顔を覗かせたその時、
呻き声が聞こえた。周辺を見渡すと、薄暗い波間に人影が浮んでいた。
「いいなぁ、あったかいなぁ。あぁ、あったかいなぁぁ……」
 うらやましそうな声を上げている、あの人は誰だぁ?
 私はぼんやりとした頭のまま、波打ち際までフラフラと歩み出た。すっか
り気持ち良くなっていて、何の警戒心も湧いてこなかった。
780潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/09/07(水) 23:10:40 ID:Fd07oBFy0
 突然、後ろから肩をグイッと掴まれる。その衝動で我に返った。振り返
ると、檀家さんのひとりがいた。
「引きずり込まれるから、後ろに下がりなさい……」
 強面でそう凄まれ、私は言われるままに後ろに下がった。
 和尚さんの読経の声が、まるで誰かを叱りつけるように激しく厳しくなっ
た。そして”鈴(れい)”というハンドベルのような仏具を何度も何度も振り
下ろして、耳をつんざくような高音を周囲に響かせる。
「あぁ、あったかいなぁぁ…… あったまりたいなぁぁ……」
 太陽が昇っていくに連れて周辺は明るくなり、逆光ながら人影の正体が
表れた。
 それは、人の腐乱死体だった……
 体じゅうの皮膚は爛れていて、あっちこっちについばまれた跡がある。
 頭髪も、少しまだらに残して粗方抜け落ちてしまっていた。
 そして右脇腹には、鋭い刃でえぐり取られたかのような大きな裂傷があ
った。脇腹からヘソの辺りまで体の半分がザックリと斬れていて、思わず
目を背けてしまうほど禍々しかった。
781潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/09/07(水) 23:11:46 ID:Fd07oBFy0
 太陽が水平線から昇りきると、腐乱死体の影が徐々に薄くなっていく。
「あぁ、あったかぁい…… うれしいよぉ…… ありがたいよぉ……」
 そう言い残して、腐乱死体は消えてしまった。
 和尚さんが読経を終えて、私たち檀家に一礼する。
「えぇー、皆様、朝早くからご苦労さまでした。もうお気付きだとは思いま
すが、今年の春ごろ、この海で水難事故に遭われた方がいらっしゃいま
して、その方の初盆になります。そのため、今年は特に渾身渾霊をこめ
まして、お経を上げさせていただきました」
 場は散会となり、私に注意してくれた方が「さっきは驚かせてしまって、
済まなかったねぇ」と声をかけてくれた。私は恐縮してしまった。
「俺も初めて実物を見たんだが、海で死亡事故があった年の盆には、死
んだ奴が迷い出てくるって話なんだわ。何でも、人肌の温もり恋しさに他
の誰かを海へ引きずり込もうとするらしくてなぁ……」
 私はその方に篤くお礼を言って、その場を辞した。
                                       終わり
以上、3レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
782本当にあった怖い名無し:2005/09/08(木) 00:32:45 ID:cSj+8J5o0
潜水士乙!
相変わらずおもしろかったです。
「あったかいなぁあ」って台詞が妙にリアルな感じがしました。
783本当にあった怖い名無し:2005/09/09(金) 18:22:43 ID:hCBInPByO
>>773>>778
ありがと〜。

うちの職場のKさんが去年の夏に体験したお話です。そのKさんが、友達数人と海に行ったのですが、そこの海には自殺の名所になっている崖があるそうです。
Kさん達がその海に到着した時にはお巡りさんが沢山居て まさしく身投げした直後だったらしいのですが、不謹慎にも携帯で現場を激写しまくったそうです。
そしてその夜、やっぱり不謹慎にもその現場で花火をしていたKさん達。
出たらしいです。
崖の先に浮かぶ、黄色のワンピース姿の女の人の影。
それは昼間に携帯で写しまくった、投身自殺をした女の人が来ていた服とまったく同じだったそうです。

()    .
[] → []

御粗末ながら74話でした。
7841/4:2005/09/10(土) 20:20:43 ID:MHJErrHb0
では75話目を失礼。

8月末、夏休みを利用してとある神社に観光に行きました。
そこはとにかく大きな神社でして、史跡や小さな社が境内に点在していました。
私達はそれを眺めて回っていたのですが、先に一通り見物し終わって
暇になってしまった私が、ふと視線を投げると、生い茂った木々の中に
なにやら細い道が伸びているのを見つけました。
振り返ると、連れ達はずっと後ろのほうで看板の案内を見ている様子。
私は暇に飽かせてその道に入って見ようと思い立ちました。

そこは観光順路外だったのか、非常に道が悪く、脇を流れる細い川のせいで
湿った土の、しかも左右どころか上下にも蛇行していて、先ほどまでいた
白砂の敷き詰めてある道とは、全くかけ離れた荒れようでした。
しばらく行くと、よく古風な家の玄関にあるような格子の門があり、その先に
鳥居と石段が伸びているところに出ました。
石段の下に立って上を見上げると、社務所のような建物があり、向かいに
赤い屋根の建物が僅かに覗いていました。
7852/4:2005/09/10(土) 20:22:20 ID:MHJErrHb0
石段はそれほど長くは無く、緩やかに頂上まで続いていました。
段を上る途中、下の方にある民家から、ピアノの音が、途切れ途切れに
聞こえてきました。
どうやらこの石段は、山の上の方にあるらしく、民家は木々に隠れて
かなり下の方に見下ろせました。
赤い建物は、どうやら奥宮のようです。当然ですが誰もいませんでした。
社務所に見えたのは…どちらかというと休憩所のような感じで、通路側の
壁が無く、畳張りの部屋でした。
社は3つあって、赤い外観からの想像通り、稲荷を祀っているようでした。
私は賽銭をいれようかどうか迷ったのですが、既に使われていないのでは
ないかと推測して、結局入れずに、そのまま御神体を眺めていました。

その時です、視界の端に、何か白いものと黒いものが移りました。
7863/4:2005/09/10(土) 20:23:23 ID:MHJErrHb0
振り向く一瞬、それは髪の長い、白い着物の女の人に見えました。
肌は真っ白で、化粧っ気がないどころか、唇にさえも色があるかどうか
あやしい状態でした。
見えたのは、今登ってきた階段の所、その人物を視界の正面に移す前、
一度瞬きをしてから目を開きました。

しかし、当然というべきかどうか、そこには誰もいませんでした。
そのまま階段の上がり口を見つめていると、私がここに入っていったのを
見ていたのか、連れが石段を登って来ました。
連れが辿り着くまでの間、私は眼下の景色を見ようと、視線を山と反対の
先ほど民家があったところに向けました。

不意の恐怖とは怖いものですね。
恐怖が一度去った後というのは特にです。
7874/4:2005/09/10(土) 20:24:27 ID:MHJErrHb0
絶叫…はせずに済みました。息を呑んだおかげでした。
足元にある民家は、随分敷地内が荒れている様子でした。
物置と、離れらしきもの。2つとも屋根がありませんでした。
物置の隣にはトイレと思われる縦に細長い箱のような建物。
それ以外は何もありませんでした。
よくみると周りの民家も全て、既に空き家と化したものばかり。
私の耳には、絶えず、すぐ下のの民家から聞こえるピアノの音が。
適当な音を一泊置きに弾きつつ、笑う少女のような声が。

私は猛然と石段を駆け下りました。


ところでこの後、結局本堂の方をじっくり観光して帰ったのは内緒の話。



ω       〜 フッ
旦  → 旦
788潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/09/12(月) 21:59:20 ID:yXURHSyZ0
すっかり亀レスだけど……

〉〉782 ありがとうございます。
     浜辺で護摩を焚くと言う風習は、私の実家の辺りで
     本当にあった風習なんです。もっとも、今は海を埋め
     立ててしまい、それは無くなってしまいましたが……

〉〉783 どういたしまして。

〉〉784-787 やっぱり、化かされたんですかね……?
789潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/09/12(月) 22:01:40 ID:yXURHSyZ0
あはは、リンクしてないよ!  orz
790本当にあった怖い名無し:2005/09/13(火) 13:13:06 ID:MToPkT150
半角の>or>>だよ>リンク用記号
791本当にあった怖い名無し:2005/09/14(水) 22:29:43 ID:hZawRMBL0
ネタはないけどageてみる。
792ヨロコビだジョイ:2005/09/17(土) 13:33:33 ID:XEVHBcrb0
日本語を勉強中の外国の方や小さな子供も読んでるかもしれないので、
読めない漢字とか熟語は減らした方がいいと思います。社務所とか。
793本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 15:12:54 ID:ZI2HZ8EB0
test
794本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 17:18:28 ID:OfT/9pra0
そんな、きんもー☆な香具師は氏ねじゃなくて死ね。

読めなきゃ、読めるように成れば済むこと。
気を遣っているんじゃなくて、単に学習の邪魔してるだけだろ>792は。
795ヨロコビだジョイ:2005/09/17(土) 18:13:06 ID:XEVHBcrb0
ヨロコビだジョイの半分は、やさしさでできています。
796本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:23:50 ID:t60YCMpQ0
俺的怖い話
僕って書いてる女こぇええええぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇwwwwwwwwwwww
霊に連れてかれて天ぷらかフライにされて肥溜めで洗ってきて出直してきて下さいwwwwwww
特に91とかwwwwwww不幸な手紙みたいなの止めてくださいwwwwwwwww




797本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 21:28:49 ID:S8IGjhIP0
去年からってすごいっす。
今何話めですか?ピヨロm−−m
798鳥ぎん:2005/09/20(火) 05:09:43 ID:f5TDcEWm0
あまり怖くないですが、霊感の全くない私が体験した唯一の話を一つ。

高校生の時に居酒屋でアルバイトをしていた時の話です。
その晩、私は遅番で、時間も深夜の12時を回っていました。
ウエイター係は私と先輩の2人だけで、お客もあと3〜4組しか残ってなく、
暇だった私は店内を見回しながら立っていました。
その時、前座敷から
「すみませ〜ん」と、年配の女性が呼ぶ声がしたのでその前座敷に行きました。
前座敷の障子を開け、「はい、ご注文ですか?」
と言うと、そこには中年のおっさん4人が居て話で盛り上がっていました。
入口側に座ってた一人のおっさんに、「ん?呼んでないけど・・・」と言われ、
私は「すみませ〜ん」と言い、障子を閉めました。

おかしいな・・・と思いながらその話を先輩に話しました。
「年配の女性の声がしたので行ったら、おっさんしかいなくて・・・」
真剣に説明する私の話を先輩は笑いながら聞いていました。
その時、また、さっきの前座敷から「すみませ〜ん」と年配の女性の声がしました。
今度は私と先輩2人でその声を聞きました。
私と先輩は一瞬固まりましたが、
先輩がすぐに、威勢良く「は〜い」と返事をしながらその前座敷に向かいました。
が、案の定、そこにはおっさんしか居なく、
先輩もそのおっさん達に呼んでない!と言われ戻ってきました。
念の為、残ってる他のお客の所にも行き確認しましたが、
店内には女性のお客はいませんでした。お客はおろか、スタッフも全員男でした。

料理長にその話をすると、
以前、その前座敷で、正座して座っているおばあさんの幽霊を、
早朝、料理の仕込の為に来た他の料理人が目撃した事があるそうです。

めちゃくちゃ怖かったので、その日は料理長に車で送ってもらいました。
あれは幽霊の声だったのでしょうか・・・
799本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 05:24:30 ID:u01n+bww0
今って76話目?
800本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 05:28:51 ID:9xufPuxy0
800get
801本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 06:46:42 ID:b37KTsek0
怖くないのですが、不思議な体験をしました。

自慢じゃありませんが私は記憶力がいいんです。
今でも本当に鮮明に覚えています。
保育園の時に体験した話ですが、その日は「お泊り保育」でした。
先生が寝物語に昔話を読んでくれて時計がなかったので時間は分かりませんが、
大体9時前にはみんな寝たと思います。
まだ4、5歳の子供は遊びつかれていて横になってはいるけど起きているのは私だけ…
みんな寝付いて数分も経たない頃にいきなり叫び声が聞こえました。
初めは鶏か犬かと思ったんですが、まだ暗いし本当に女の人の「叫び声」でした。
その声は隣の小学校の方から聞こえてきて、「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」と
一回聞こえると、そのすぐ1秒後に叫び声がまた繰り返されました。
それは私が寝付くまで1、2時間は繰り返されていました。
先生はもちろん、他の子も何もなかったように早起きをしていて私は
近くに寝ていた男の子に叩き起こされました。
何度も夢じゃないかと思いましたが、目が重くて開けるのが一苦労だったので
実際にあったことだと思っています。

()    . フッ…
[] → []
802本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 21:18:01 ID:db+NEi6O0
>>798の分

()    . フッ…
[] → []
803サンセット:2005/09/21(水) 11:12:05 ID:cw4bWeYeO
霊感の無い私の恐い実体験

つまらないかもしれませんが・・・

二年前、私は大阪市西区で不動産業の経理をしていました。
勤めていた会社は警備の行き届いたオフィスビルの中にありましたので、深夜まで安心して残業をする事ができました。

それは初秋の肌寒い夜に起きた出来事です。

私は決算期を迎え株主用の資料作成に追われほぼ毎日深夜まで残業をしていました。
その日、珍しく残業嫌いな同僚のA子も残っていました。

早く帰りたいと思いながらもついついA子と世間話や噂話に花を咲かせてしまい、いつもならとっくに退社している午後11時を廻っていました。
まずい。早く帰らないと。と思い私たちは電気、ガスの点検を二手に別れて行っている時、それは起こりました。

つづく
804本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:20:11 ID:tZ0NvqK00
>>803
つづきまだー?
つづきが気になる・・・
805本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 03:26:54 ID:7B72U04x0
>>803 まさか…死んd
806サンセット:2005/09/23(金) 13:22:44 ID:A0Acwo+gO
つづき

私はメインフロアと応接室、接客室の消灯をしていました。

その時、給湯室の電気を消し、トイレの電気を消してきたA子が少し不安な顔をして私の所に小走りで近づいて、こう呟きました。

「メンズのトイレに誰かいるみたい・・・」

霊感が無い私は(誰か残ってたのかな?それとも警備の人?)等とのんきに構えていました。
でも、自称ですが霊感のあるというA子は人間ではなさそうと泣きそうな顔で、私に一緒に確かめてほしいとお願いしてきます。

多少気持ち悪いとは思いましたが、私は霊などいないと言いたいが為、もう一度確認することになり、私たちは非常灯の明かりだけの廊下を歩き、そのトイレを確かめに行きました。
トイレにつき、扉を開けました。

・・・誰もいません・・・

しかし、私たちはトイレの電気を消してロビーに出た時、異変が起きたのです。

給湯室の電気がついている事に。
確かに消えているのをこの目で見ました。
ロビーからトイレの間に給湯室がある為、見間違うはずはありません。

恐る恐る給湯室に近づき確認しました。

が、やはり誰もいません。

A子の顔にふと目をやると、エレベーターをじっと見つめています。


つづく
807本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 19:35:35 ID:DWO7fjIU0
>>806
つづきまだぁ〜?
つづきよろしく〜
808本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 18:40:12 ID:xkdKCK5l0
>>807
釣りだろ。ほっとけ。
809本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 13:16:42 ID:FdGP2ZyX0
ラップしてジップして凍らせてピーン子
810本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 21:40:39 ID:/hKUrWyY0
今から松屋行ってきます。だってセールなんだもの。
811本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 21:42:03 ID:/hKUrWyY0
()    . フッ…
[] → []
812本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 23:25:38 ID:F+uKoA8UO
>>810
ちょっwwwwwおまっwwwwww

. () ボッ…
[] → []
813本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:50:45 ID:cV7wKY7i0
一週間経ってるのに続き書かれてない・・・( ゚д゚)
>806 はカウントしないで次の話し始めませんか?
814本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 19:05:16 ID:g3ICIiOP0
目のはしをさ、なにかがチラチラとすることってあるよね。
なんだかよくわからないんだけど。

川崎の私鉄の下り方面のホーム、降りる駅の階段が後の方
だから、そっちの後の方のベンチに座っていたときのこと。
珍しく遅くなって夜11時ころになってしまっていた。電車
がくるまで5分くらいかなあ、とか思いながら背をまるめて
地面をみていた。すると、革靴の、くるぶしから先、灰色
のズボンのすそが目のはしに見えた。なぜかちょっと前の
黄色い線のあたりをいったりきたりしていた。ゆっくりめに、
いったりきたり。何か迷っているようにいったりきたり。ふっ
と顔をあげてみると、誰もいない。革靴もない。あれ、っと
思ったけど疲れてたから見間違いと思った。また背をまるめ
て地面を見ていると、また確かに靴がチラっと見えた。ゆっ
くりと左から右へ。えっと思ってまた顔を上げるても誰もい
ない。一瞬、背筋が凍り付いた。すぐに立ち上がって先頭車
両のあたりのホームまでいって立ったまま電車を待った。た
ぶん、怖い顔をしていたと思う。電車がきて下を向いたまま
乗り込んだ。

あの靴は何を迷っていたんだろうか。決心がついたら立ち止ま
るんだろうか。俺はそれがとても怖い。立ち止まったらどうす
るんだろう。まさか線路の方を向いて電車がきたら...俺は本
当にそれが怖い。

それとも事はすでに済んでしまっているんだろうか。
815本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 19:46:58 ID:Y9nEUSRb0
()    . フッ…
[] → []
8161/1:2005/10/04(火) 17:40:54 ID:F3DSKcKE0
地獄のキューピー人形

夏のアルバイトはプールの監視員にした。私のシフトは一番遅い時間で、夕方、お客が帰ったあとのプールサイドの点検も仕事だった。
ある日、プールのまわりを歩いていたら、小さな赤いものが目についた。
「おや?」
近寄ってみると、それは、小さなビーチサンダルだった。赤いハイビスカス模様。幼い女の子のものだろうか。私はそれを拾い上げ、そのまま忘れ物として事務所に届けた。
事務所の係は初老のおじさんだ。
「ああ、これね。」と受け取った。知っているような口ぶりだった。近所の子のものなのかな?そんなことを考えながら、その日のバイトは終了した。
数日後。
「あら?」
あのビーチサンダルが、今度はプールサイドの反対側に落ちていた。同じものだろうか?私は前の時と同じように、事務所にそれを預けて帰った。

また、数日後。
プールサイドの別の場所にそっくりなビーチサンダルが。
さすがに変だと思ったので、私は事務所のおじさんに尋ねた。
「これ、近所の子のものなんですか?しょっちゅう落ちてますけど。」
すると、おじさんは、
「さあー。知らないねぇ。」
「え?知ってるような感じだったので…」
おじさんは言った。
「ああ、毎年、落し物で届けられて、誰も取りに来ないのに、いつの間にかなくなっていて、また、落し物で届くんだよ。」
そして、めがねをはずして拭きながら
「バイトもね、気づかない人は絶対気づかない。気づく人は気づくんだねぇ。今年は、あんたなんだね。」
私は、ぞっとして思い切って聞いてみた。
「このプールで死んだ子の霊のしわざですか?」
おじさんは、まためがねをかけて、私の目を見てはっきり断言した。
「このプールができてから、事故で死んだ子なんていないよ。」
そして、ビーチサンダルをしまいながら、続けた。
「何だかわからないけどね、まぁ、拾ってやりなさい。私もこうやって受け取ってあげるから。」
817本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 23:54:24 ID:eYsWYogfO
>>816
キューピー人形はどこいった。
潜水氏さんキボン
818死を呼ぶぬま:2005/10/06(木) 17:42:04 ID:yarb7x+70

ぬまの水際で一人で遊んでたら、不意に水面に映る俺の後ろに誰かがうつった。水面に映
る人影は、どこか覇気が無く薄気味悪い人感じのだった。後ろを振り向いたが、そこには誰もいなかった。
ぽっくりと、その夜飼っていた犬が何故か死んでしまった。直感的にぬまで見たあの男の霊?の仕業
だなと思った。近所の家であのぬまで奇妙な男を見た人の家が、やっぱり誰か亡くなっていたって話しを聞いたことがあるからだ。
よばれたんだよ、とうちのばあちゃんは飼い犬が死んだ夜、ぽつりとそう言ってた。本当にこんな事があるんだなと思った。
819本当にあった怖い名無し:2005/10/06(木) 18:16:15 ID:Hs4AUYQI0
>>818
ガ

!!
820本当にあった怖い名無し:2005/10/06(木) 23:23:44 ID:wkPTd3200
>>818

は縦だけど話としては一応完結してるし、この場合一話として見てもいいのか?
821本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 21:30:02 ID:o+gXh4EV0
>>816

()    . フッ…
[] → []



>>820
とりあえず消しとくよ。


>>818

()    . フッ…
[] → []
8221/1:2005/10/07(金) 23:24:18 ID:2N84G1RJ0
>>817
>地獄のキューピー人形

これは私のハンドルネームです。しつれい。
823玄武:2005/10/10(月) 07:18:19 ID:Z1p7r0vh0
私はふと便意を感じ、トイレに入った。
3日前からこのような感覚は幾度と無く感じ続けたが、今ほど感じる事は無かった。
「今なら出そうだ。」
私はそう確信していた。
だが私は同時にトイレに入る時に漠然とした不安を感じていたのだ。
もしうんこが出なかったらどうしよう。早く便秘を治したい。
この数日間何度も出ると思ってトイレに入ったがいずれも失敗に終わった。
不安になっていてもしょうがない、便器に座った。
前かがみになり踏ん張る。だが出ない。
体中に冷や汗をかいた。30分踏ん張り続けたがついにも出なかった。
便秘が続く事の恐怖に怯え、私はこれからもトイレに行き続けるだろう。
824玄武:2005/10/10(月) 07:19:11 ID:Z1p7r0vh0
()    . フッ…
[] → []
825本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 09:32:56 ID:3d/wxL3v0
>>823 勝手にくだらない話で蝋燭消すんじゃネーヨ。
826本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 09:58:45 ID:lf08LXeMO
俺ボーイやってんだけど、俺の働いているキャバ自体に何かいるらしいんだ。
消したはずのカラオケの機械が勝手に付いていたり、一人で掃除していると視界の隅で頻繁に何か動いたり
んで、俺の友達が食器洗ってる時「おぅ…」オッサンの声で呼ばれたんで「ハィ。」て振り返ったら偶々カウンター横の椅子に座っていた女の子のパンチラ見えてヨカッターなんてな。
827本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 12:25:24 ID:onMLOcs50
>>823
     () ボッ…
[] → []

>>826
()    . フッ…
[] → []
828本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 01:31:55 ID:equTxexSO
>>827
おまっwwwwww
829本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 01:34:49 ID:9ovX0q3f0
>>823>>826は1話に入るの!?
830本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 11:56:09 ID:GVH9/DaR0
http://www.avvp.jp/
コレも怖いよ。
831本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 13:49:29 ID:m7WW5R3N0
>>830
後ろにのまねこがいる件について
832本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 17:03:56 ID:FUh+CUvl0
>>830
怖ッ
833潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/12(水) 21:24:04 ID:MTvviti50
 わたしが小学生のころ、近所の小さな山の斜面に”防空壕(ぼうくうごう)”
という横穴がありました。
 防空壕とは、日本とアメリカが戦争をしていたとき、アメリカの飛行機
がおとす爆弾から逃れるために掘られた穴のことです。
 その防空壕のなかは、壁や天井の表面が土のままの、せまい部屋に
なっていて、わたしと友だちはそこを遊び場にしていました。
 ある日、友だちと防空壕のなかで遊んでいると、市役所のおじさんたち
がやってきました。
「この防空壕は古くて、いつくずれてもおかしくないんだ。だから、ここで
遊んでいては危ないよ」
 そう言うと、わたしたちを防空壕から追いだしたのでした。
 次の日、防空壕のところへ行くと、その入り口は積み上げたレンガで
ふたをされていました。市役所のおじさんたちが、防空壕のなかに入れ
ないようにしたのです。
 もうここでは遊べないんだと淋しい気持ちになっていると、レンガの壁
の向こうから人の声が聞こえました。
 その声はとても小さくて、何を言っているのかわかりません。
 わたしは何だろうと思って、壁に耳を当てます。
834潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/12(水) 21:26:14 ID:MTvviti50
 すると、その声は段々と大きくはっきりと聞こえるようになり──
 ついにわたしの耳元で──
「出してくれぇ、出してくれぇ!、俺たちをここから出してくれぇぇぇぇぇ!」

 日本とアメリカが戦争をしていたとき、アメリカの飛行機がおとす爆弾
から逃れようと、防空壕にたくさんの人が逃げこんできたそうです。
 しかし、爆弾のひとつが山の頂上におちて、逃げこんできた人たちを
”生き埋め”にしてしまったのです。
 爆弾から生き残った人たちがけんめいに掘り返すと、防空壕のなかに
いた人たちは土砂に押しつぶされていたり、息ができなかったりして、み
んな死んでいたそうです。
 防空壕の入り口をレンガでふたをしたことで、死んだ人たちに”生き埋
め”にされる恐怖を呼びおこしたのかもしれません。
 そしてなにより、たくさんの人が死んだ場所を遊び場にしていたことに、
わたしは怖くなってしまいました。
                                       終わり
以上、2レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
835本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 16:57:45 ID:kPZXqzWy0
今何話目だ?
836本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 16:58:14 ID:4uOZVkQA0
なにさ!防空壕くらい、いちいち説明してもらわなくたって知ってるわよ!
あんた私たちのこと馬鹿だと思ってるんでしょ!
837本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 19:10:51 ID:RwYq4KI00
>>836
おぉ、貴方のその口調からすると・・・
もしかして日中韓友好様でいらっしゃいますか?!
838本当にあった怖い名無し:2005/10/18(火) 11:36:14 ID:TW3JOcwX0
ネタもないのに保守age

まぁ、こんな時間なら迷惑もかからんだろう。
839本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 19:45:06 ID:2NpadhN0O
     ()ボッ…
 [] → []

     ()ボッ…
 [] → []

     ()ボッ…
 [] → []

     ()ボッ…
 [] → []

     ()ボッ…
 [] → []
840本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 20:07:50 ID:bJ4ofQsh0
>>839
戻すなボケw
841本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 23:25:14 ID:OcjfJPqZ0
酔ってて
なにば書いてても
あー
100ば
はなせばいいしょや
842本当にあった怖い名無し:2005/10/22(土) 15:59:57 ID:p9GUNG8/0
保守。
843本当にあった怖い名無し:2005/10/23(日) 16:55:15 ID:wi6d4WY10
保守。
844本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:55:47 ID:cZbXTL030
 ある日の朝、出勤途中に公園のそばを通りかかると、酒盛りの声が聞
こえてきた。
 公園に住み着いている浮浪者たちが、朝から宴会を開いているのだ。
何処で手に入れたのかは知らないが、日本酒と重箱を囲んで愉しげに
やっている。
 もっとも、愉しげなのは彼らだけで、私と同じように公園のそばを通り
かかったサラリーマンやOL、学生たちはみんな、顔をしかめていた。
 新しい一日の始まりに、誰もが「今日も仕事に勉強に頑張ろう」と一新
した気分でいる。平日の朝からすっかり出来上がった声を上げている彼
らに、その気勢を削がれるのは全くの不愉快だった。
 しかし、浮浪者たちに面と向かって文句をつける人はいなかった。
 みんな、浮浪者たちと関わりたくないのだ。
 それには、こんな理由がある。

 いつの頃からか、ひとりの浮浪者がブルーシートで粗末なテントを作り、
公園の雑木林に住み着くようになった。それがあれよあれよと言う間に
増えて、今では10人近くの浮浪者たちがそこに住み着くようになった。
 そして、浮浪者たちは公園を完全に占拠してしまう。
845潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/24(月) 18:57:31 ID:cZbXTL030
 外灯からの盗電や水飲み場などの施設・遊具の占有は当たり前。子供
たちが広場で遊んでいると、「うるさいぞ、何処かへ行け!」と拳を振り上
げたり、老人がベンチで休んでいると、「俺の寝床に勝手に座るな!」と
その場から追い出そうとしたりする。
 公園が、その本来の機能を果たせなくなっていた。
 このままではいけないと、自治会長と市役所の担当者が彼らの許へ出
向き、公園からの退去や施設への入所などを説得した。
 しかし話し合いは紛糾し、二人は浮浪者たちから罵声を浴びせられて
しまった。しかも悪いことに、自治会長が短気を起こしてしまう。
「今は世知辛い世の中だから、ある面ではアンタたちに同情していた。
だからと言ってな、いつまでもこの公園に居座れると思うなよ! ルール
を守れないのであれば、お前たちはゴミだ!、ゴミ同然だ!
「お前たち全員、この公園からゴミ同然に放り出してやるからな!」
 この話を聞いた時、私はこの失言が原因で大きなトラブルに発展する
なと予感した。
 案の定、話し合いから3日後、浮浪者たちは弁護士ふたりを連れて市
役所と自治会長宅に押しかけて抗議行動を行った。
846潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/24(月) 18:58:24 ID:cZbXTL030
「我々から『生存権』を奪おうとする、市役所の横暴を許すなぁー!」
「自治会長は差別主義者です! みんなで力を合わせて、この町から彼
を追い出しましょう!」
 何処から用立てたのかは知らないが、拡声器を使って音も割れんばか
りのボリュームで叫び、街頭を行く人たちにビラを配っていた。
 もちろん、この町の人たちは自治会長の人となりを知っているので、浮
浪者たちの主張に耳を貸すことは無かった。
 しかし、各メディアで報道されてしまうと、事情を知らない近隣の市町村
の人たちから「自治会長を辞めさせろ!」とのクレームの電話が殺到して
しまった。
 しかも、浮浪者たちは有り余る時間をフルに活用して、朝駆け・夜討ち
の抗議行動に出る。さすがの自治会長もこれには参ってしまい、とうとう
体調を崩して入院してしまった。
 自治会長が入院したその日の夜、町の住人たちが会議を開いた。
「自治会長のような信任厚い人でも、人権を盾にした抗議行動によって
悪者に仕立てられてしまうんだ。悔しいけど、とても敵わないよ……」
「ならば、こちらも弁護士を立てて対抗しよう。ヤツらは俺たちが公園を
諦めるのを狙っているんだ。ヤツらに公園を渡してなるものか!」
847潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/24(月) 19:01:10 ID:cZbXTL030
 町の人たちの中には、公園を諦めてしまう人たちもいれば、鼻息を荒く
して対抗運動を主張する人たちもいた。
 しかし対抗運動を主張する人たちも、やがて運動を諦めざるをえなくな
った。彼らの子供数人が、浮浪者たちに後を付けまわされたと訴えてき
たのだ。怯える子供たちに脅しに屈するな、耐えろとは言えない。子供が
狙われたのでは、運動のやり様がなかった。
 警察にも訴えてみたが、浮浪者たちのバックにいる弁護士ふたりを嫌
って相手にしてくれなかった。警察ですら、見て見ぬ振りなのだ。
 もう、金輪際、浮浪者たちと関わるのはよそう……
 そんな空気が町全体を支配してしまった。

 その日の夕方、帰宅途中に公園のそばを通りかかると、酒盛りの声が
また聞こえてきた。
 公園に住み着いる浮浪者たちが、朝からずっと宴会を続けていたのだ。
 本当に何処で手に入れたのかは知らないが、日本酒と重箱、その空箱
と空ビンを囲んで愉しげにやっている。彼らはひがな一日、飲み食いして
いたのだろうか?
848潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/24(月) 19:02:30 ID:cZbXTL030
 すっかり出来上がった浮浪者たちが、大声で騒ぎ出す。
「お詫びに黙ってこんなモンを置いておくんだから、ちょろいよな」
「もう少し脅してやれば、まだまだいろいろ出てくるんじゃないのか?」
「そうそう、自治会長の中学生の孫娘って結構、可愛いかったよな?」
「女の子にココに来てもらって、お酌してもらっちゃおーかなぁ?!」
「よぉ、よぉッ、ワカメ酒ッ! ワカメ酒でキューっと一杯ッ!」
「その前に生えているのかどうか、確かめなきゃぁな」
「それよりもぉ、確かめなきゃいけない大事なことがひとつぅ、あるんじゃ
ないのぉー──ッ?!」
「そうだそうだ、今時のガキは早ぇからな!」
「何なら、俺たちで”貫通式”をやってもいいけどな?」
 浮浪者たちの間で爆笑が起きた。全員、顔がいやらしくニヤついている。
 私は思わず歯を剥き出しにして、憤ってしまった。誰もが一日の終わり
を心静かに過ごしたいと願っている。大声でバカ騒ぎをするだけならまだ
しも、不穏な発言をして他人を不安、不快にさせるのは本当に腹立たしい。
 しかし、浮浪者たちに面と向かって文句はつけなかった。
 私も、浮浪者たちとは絶対に関わりたくなかった……
 不甲斐ない自分に失望しつつ、再び家路につく。
849潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/24(月) 19:04:26 ID:cZbXTL030
 しかし、『お詫びにこんなモンを置いておく』とはどういうことだ?
 市役所がお詫びの印として、お酒や重箱を置いて行ったのか?
 いろいろな疑問が浮んだが、しかし──
「ただいまぁ〜!」
「おとうさん、おかえり〜ぃ」
 そんな疑問は、自宅の玄関ドアをくぐった瞬間に忘れてしまった。
 あんな連中と、可愛い子供たちのお出迎えとは比べようも無い。
「今日も、何か変わったことは無かったか?」
 子供たちが元気よく首を縦に振る。私は目を細めて頷いた。

 次の日の朝、出勤途中に公園のそばを通りかかると、ディーゼルエン
ジンの大きな音が聞こえてきた。公園の真ん中に、ゴミ収集車が停車し
ていたのだ。しかし、その様子が少しおかしい……
 本来、私の住む市のゴミ収集車は、車体カラーを青色に統一している。
 しかし、目の前のゴミ収集車の車体カラーは黒色で、その大きさも通常
と比べてふた回りほど大きかった。
 4人いる清掃員も、本来は青色の作業服のはずが、黒色の作業帽と作
業服を着て、サングラスまでかけていた。
850潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/24(月) 19:06:09 ID:cZbXTL030
 4人の清掃員たちは収集車をテントの横に着けると、その周りにあった
ガラクタを次々と投入口へ放り込んでいった。ディーゼルエンジンが唸り
声を上げて、中の回転板がガラクタを破砕していく。
 さらに4人はテントを壊し、中にあったガラクタも放り込んでいく。
 鍋、携帯コンロ、小型テレビ、ラジオ、電気ランタン、浮浪者──
 清掃員2人が、まったく動く様子のない浮浪者の体を両脇から抱え上
げて、頭から投入口へ放り込んだ。ディーゼルエンジンがさらに大きな
唸り声を上げて、中の回転板が浮浪者の体を破砕していく。
 私はその場に立ち止まって我が目を疑ったが、公園のそばを通りか
かった他の人たちはみんな、チラッと収集車に目を遣るだけで、避ける
ように通り過ぎて行く。携帯電話を取り出して警察へ通報する人もいな
ければ、清掃員を指して「人殺し!」と騒ぐ人もいない。
 恐らく、みんな、どんな場合であろうとも、浮浪者たちとは関わりたくな
いのだろう……
 浮浪者のひとりが立ち上がり、体をよじって清掃員たちに抵抗する。し
かし彼の足許はおぼつかなく、ひとりで勝手に暴れまわった後に地面に
倒れてしまった。倒れた後は、何故か喉を押さえてえずいていた。
851潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/10/24(月) 19:08:41 ID:cZbXTL030
 清掃員2人はその浮浪者の体を両脇から抱え上げると、そのまま頭か
ら投入口へ放り込んだ。悲鳴が聞こえたような気がしたが、ディーゼルエ
ンジンの唸り声の方が大きくてよく判らない。
 作業はこの後も続くようだったが、電車の時間が迫っていたのでその
場を後にした。
 もちろん、私も警察へ通報しなかった。
 私の可愛い子供たちの後を付けまわして怯えさせるような卑怯者たち
とは、絶対に関わりたくない!

 その日の夕方、帰宅途中に公園のそばを通りかかったが、公園は静
穏そのものだった。雑木林を覗いてみると、テントも浮浪者たちもすっか
り片付けられていた。
 ふと、自治会長の失言を思い出す。
「お前たち全員、この公園からゴミ同然に放り出してやるからな!」
 その言葉の通り、浮浪者たちは収集されてしまったのだ。
                                       終わり
以上、8レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
人権うんたら法案が可決されてしまう前に、ズサァァァーッと投稿!
852本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 19:55:19 ID:qpsBGPbsO
乙です!
()→~ フッ…
[] []
853本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 20:13:20 ID:Eq4Rq7PS0
コワイ話なんだか、GJな話なんだか・・・すぐに判断できない自分が怖いよ(ニガワラ
854本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 21:34:32 ID:zIqmEGC80
初めて書き込みます、私が通っていた中学の先生から聞いた話なので
聞いたことがあったらすいません。
「ある小学校に元気なガキ大将てきな普通の少年がいました、
彼はよく忘れ物をしては、先生や親に叱られていました。
1学期終業式も終わり、友達と自宅に向かっていたときのこと
友達の一人が「あれ、お前上履きもってねーじゃん」
少年「あ〜やべー、又忘れちゃったよ」
又親に叱られるのではないかと一抹の不安はあったものの
もう鍵がかかっていて取りに行くのは無理だとうそをつこうとおもい
そのままかえることにしました。
案の定親はものすごく怒り、「すぐに取りに戻って来いと」少年を怒鳴りました。
仕方なく、取りに戻ることにした少年は学校までの途中
友達と出会ってしまい、遊んでしまったので、
辺りはすっかり暗くなってしまいました。
学校に着くと電気もついてなく、昇降口に鍵がかかってきたので
あきらめようとも思ったのですが、
親も怒っているので、警備員に忘れ物をしたと頼み込み
中に入れてもらいました。
855つづき:2005/10/25(火) 21:43:49 ID:zIqmEGC80
校舎内に入ると普段見慣れている明るい校舎から一転して暗く不気味な
雰囲気に包まれていたので、怖いから早くとって帰ろうと思い
走って教室に向かいました。教室に着き上履きを取り
さあ帰ろうと教室を出たとき、一番奥の居室から 「ぎ〜〜〜」と
机を動かす音が聞こえてきたのです。
ついで何か話し声のようなものが聞こえまいした。
少年は誰かいるの?と声をかけましたが、何の反応もなく
気のせいかと思った瞬間、今度は女の子の笑い声が聞こえたのです、
びっくりした少年は走ってその場から逃げることにしたのです、
少年の教室は長い廊下のちょうど真ん中辺りにあり、
856つづき:2005/10/25(火) 21:51:04 ID:zIqmEGC80
走ればそれほど昇降口までかからないのですが、
笑い声は昇降口の方からきこえてくるのです。
あれさっき億の教室から音がしたのにと少年が思っていると、
廊下の奥のほうから足音がカツ・カツ・カツと聞こえてくるのです
少年が走るスピードを上げると足音も早くなります、
少年は昇降口のほうから聞こえた声と、後ろから聞こえる足音でパニックに
なりトイレに逃げ込み隠れることにしました。
トイレの個室の中に入り耳を済ませていると、
足音は遠くに行き、声は聞こえなくなったので、
フーと息をつくと一番手前のドアを「トントン」と
ノックする音がしました。
857つづき:2005/10/25(火) 21:59:00 ID:zIqmEGC80
また、「トントン」と音がした後、
おんなのこの声で「ここにいるんでしょ?」
少年はパニックになったのですが隠れているのがばらるとまずいと
おもい息を殺して隠れていました、どれぐらいの時間が経過したでしょうか
今度は真ん中の扉のところで「とんとん」「とんとん」とノックされ
「ここにいるんでしょ?」といったのです、このままでは見つかってしまう
その思ったのですが、出て行くわけにも行かず
隠れていると、とうとう少年の入っている個室のドアが
「トントン」「とんとん」とノックされたのです、
少年は目を瞑り、何事もないことを祈りました。
その後何も行ってこないのでもう大丈夫だと思い
858つづき:2005/10/25(火) 22:10:36 ID:zIqmEGC80
上を見上げると、そこには女の子が身を乗り出し
「み〜つけた」その瞬間少年はトイレのドアを思い切りけり昇降口に
向かってはしりだしました。するとトイレのほうから笑い声がきこえてきました。
少年はその声を聞き振り替え選ったのです。
そこには上半身しかなく、しかももうスピードで這ってくる女の子の姿がはっきりと映りました。
少年はもう必死で逃げ昇降口につき、月明かりが照らすところまできたところで、笑い声も這う音も聞こえなくなり、
振り返るとそこには誰もいませんでした。
警備の人に話したのですが当然信用してもらえず、あれはなんだったんだろう
と少年は思いました、その事件以来少年が忘れ物をしなくなったのは
言うまでもありません。

以上5レスいただきました。
聞いたことがあったらゴメン
なんか文章にすると怖さがつたわらないかも・・・
859本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 00:26:15 ID:zA6mBCGi0
>>854-858
乙です。その前の >>844-851 が、人間であることが嫌になる位のやり切れない話だっただけに、
誰も死なないあなたの話はよかった。もう潜水士はあぼーん設定するしかないなあ。
860本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 12:44:03 ID:5sA7Ifj40
>>859
おまいのその心の弱さがオカルトだな
861本当にあった怖い名無し:2005/10/27(木) 12:10:21 ID:dTRG1mDw0
ここは創作もおkなのか?
862本当にあった怖い名無し:2005/10/28(金) 09:30:11 ID:XEgQj+Ra0
>>861
「創作もおk」でなくては、百話も埋まらんよ。
863本当にあった怖い名無し:2005/10/28(金) 11:46:56 ID:lmsiYH2n0
潜水氏さんの話がよくわからないのですが、、、
>『お詫びにこんなモンを置いておく』
これは結局誰が渡したのですか?
この品物と、翌朝のサングラスをかけたゴミ収集となにか関係があるのですか?
浮浪者の足下がおぼつかなかったのはなぜですか?毒を盛られたのですか?
864本当にあった怖い名無し:2005/10/28(金) 19:06:25 ID:vBTxjlWT0
>>859 アボーンする前に2chやめれば?
>>863 国語の勉強を小学校からやり直しなさい。
865本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 23:50:19 ID:yhS7j2UD0
>863
無粋な奴
866本当にあった怖い名無し:2005/10/30(日) 11:41:07 ID:MAhYvGcQ0
>>864
いや先輩こそまず範を示していただきたいと
867本当にあった怖い名無し:2005/10/30(日) 14:13:29 ID:Ya6RmFTD0
潜水士さん!胸をすくような話ありがとうございました!!
読みながら「嫌な話」かとおもったらそうじゃなくてすっきり。

>>861
7割は創作じゃないですか?
868本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 05:27:57 ID:/cvaVNz10
怖いっていうより、笑い話だな。

民度低い…
お隣の国とさして変わらんな。w
白人のキリスト者が文明人っていうのもしかたないか。www
869本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 17:05:29 ID:i0WUYkLh0

      ()
      []
870本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 19:28:39 ID:PeTs/ttD0
漏れが昔通ってた幼稚園キリスト教系で敷地内に協会まで建ってたんだけどさ。
夜、お遊戯室って呼ばれてる大部屋に緑色の光が出るって結構有名だった。
庭に建ってるマリア様の像が泣いてるっていう噂だったけどな。
お泊り保育の時は男子がお遊戯室、女子が他の部屋に泊まったからなんかあるのかなとは思ったよ。
当時から多少はオカルトに興味があったからね。
でも本当に光るとは思わなかったな。よく覚えてないんだけど本当に光が浮いてるように見えた。
871本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 08:55:15 ID:6Ba/ueIZ0
()    . フッ…
[] → []
吹き消しhosyu
872本当にあった怖い名無し:2005/11/09(水) 09:58:58 ID:o9WcbPDZ0
age保守
873本当にあった怖い名無し:2005/11/11(金) 23:36:42 ID:HROTFqcHO
() [] () () [] () [] []
874潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 18:57:40 ID:6zmG+EZ40
 梅雨真っ只中の6月の下旬のことだ。
 客との折衝が深夜過ぎまで及んでしまった俺は、帰りに国道沿いにあ
るコンビニに寄った。そこでおにぎりを買い、行儀が悪いと思いつつ、車
中で遅い夕飯にありついた。
 ひとごちついて一服していると、突然、男の怒声が聞こえてきた。
「おい、やるのか、てめぇ! やるのか、おぉッ?!」
 ストリート系というのか、黒の短パンとランニングウェア、銀製の小物を
ジャラジャラと身につけた20歳前後の男の子が、作業服姿の男性を小
突きながらコンビニから出てきた。
 男の子は顔を真っ赤にして、ひどく興奮している様子だった。
 続いて、コンビニ店員とやはり20歳前後の女の子が出てきた。
「ちょっと、お客様! 暴力は困ります!」
「止めなよ、ヨシオぉ。あたし、もう気にしてないからぁ!」
 女の子は細身に可愛い顔立ちをしていて、こめかみの辺りに大きなハ
イビスカスの髪飾りを付けていた。
 店員が男の子の肩を掴む。
「そちらのお客様も、ふとした弾みでお尻を触ってしまっただけだとおっし
ゃってますから!」
875潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 18:58:44 ID:6zmG+EZ40
「ごちゃごちゃうるせーッ! 関係ないヤツはどいてろッ!」
 男の子は怒りに任せ、店員を殴ってしまう。
 店員は倒れて、そのまま動かなくなった。気絶したようだ。
 俺は警察を呼ぼうと内ポケットを探る。
 しかし、そこにあるはずの携帯電話が無かった。
 慌てて体じゅうのポケットを探るが、やはり無い。会社に置いてきてしま
ったのだ。俺は店員に悪いと思いつつ、車中での篭城を決めた。
「おい、謝れ。ヨウコの尻を触ってすいませんでしたと謝れ!」
「……すいま……した」
 作業服姿の男性がペコリと頭を下げる。彼は30歳前後、身長170セ
ンチほどの小太り体型の、ひどい垂れ目顔。話す言葉もボソボソと不明
瞭で、聞き取りにくい。失礼ながらその様子は、知的障害者を思わせた。
 しかし男性の腿や腕は異様に太く、手もグローブのように大きい。
 相撲か何かをやっていたのかもしれない。
「あぁ? 何言ってんのかサッパリ判んねぇーよ! とりあえず土下座だ、
土下座ッ! 俺とヨウコにも判るように、土下座して謝れッ!」
 男性は、言われるがままにその場に正座して両手を付き、深々と頭を
下げた。俺は顔を背け、そこまでさせるかと男の子を腹立たしく思った。
876潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 18:59:33 ID:6zmG+EZ40
 しかし本当に腹立たしかったのは、この期に及んでも外へ飛び出して
二人を止めようとしない、意気地のない俺自身だった……
 とは言え、明日も重要な折衝がある。下手にケンカに巻き込まれでも
したら、差し障って先方にも会社にも迷惑をかけてしまうかもしれない。
 携帯電話が手許にあれば通報できたのだが、それも叶わない。
 この時の俺は、ただ黙って見ているより他に何もできなかった……
 せめて別の客がコンビニに来てケンカに気付いてくれればと思ったが、
時間帯が悪いのか、コンビニの前を通りかかる車すらなかった。
 男の子が突然、甲高い笑い声を上げる。
「アハハ、ホントにやりやがったぜ、コイツ。土下座なんて、白○だから
こそできる芸当だよな?」
「○痴……」
 男性がそうポツリと呟いた。
「白○に”○痴”と言っても分からないか? ”クルク○パー”って意味だ
よ。クル○ルパーでも、”ク○クルパー”の意味ぐらい分かるだろ?」
「ボクは白○じゃない……」
 男性がすくっと立ち上がった。今度は男性が顔を真っ赤にして、ひどく
興奮している。男の子が「やるのかよ?」と身構えた。
877潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 19:00:50 ID:6zmG+EZ40
「ボクは○痴じゃない!」
「テメェのようなバカ面したヤツは、白○に決まってんだろッ!」
 男の子が右拳を振りかぶって、男性の左頬を殴る。しかし、男性はびく
ともしない。それどころか、空かさず右手を伸ばして男の子の顔を鷲掴み
にした。大きな手のひらの中に、男の子の顔がスッポリ収まっていた。
「は、離せ、離せよ、この○痴野郎ぉー──ぉッ!」
「ボクは、白○じゃぁ……」
 男性は顔を掴んだまま、右手を大きく振りかぶる。
 男の子も抵抗するが、男性の方が力が強くて振り回されてしまう。
「ボクは○痴じゃぁ、ないッ!!」
 男性はそのまま建物へ突進して、男の子の後頭部を壁に叩きつけた。
 ドスンと低い音が響いて、建物が少し揺れる。
 衝撃で、窓ガラスに少しヒビが入った。
 男性が手を離すと、男の子は壁をズルズルと伝いながら、まるで人形
のようにその場に崩れ落ちてしまった。壁には血が放射状に広がり、そ
の下に壁材の破片が転がっていた。
 女の子が血相を変えて、男の子の許に駆け寄る。
 一所懸命に体を揺らすが、反応は全く無かった。
878潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 19:01:50 ID:6zmG+EZ40
「ちょっと、クルク○パーのオッサン! ヨシオになんて事をし ──」
「クル○ルパーでも、ないッ!!!」
 男性は再び右手を大きく振りかぶり、女の子の左頬を平手打ちにした。
 女の子は半回転しながら宙を飛んで、うつ伏せに倒れる。
 そして男性は停めてあった軽トラックの荷台からロープを取り出し、一
端を男の子の両足に結び、もう一端をトラック後部のフックに引っ掛けた。
「ボクは白○でも、クル○ルパーでもないぞ! だって、ボクはトラックを
運転できるんだ! その証拠をお前に見せてやるッ!」
 男性は軽トラックに乗り込むと、急発進して道路の下り方面へ走って
行った。男の子の体は引き摺られながらクルクルと横に回転してうつ伏
せになり、そのまま連れ去られてしまった。
 俺は外に出て、店員を起した。気が付いた店員は建物の惨状に驚き、
通報して来ると中に入って行った。
 続いて女の子を起そうと肩を揺らす。息はあるものの反応が無い。
 体を仰向けに起こすと、女の子の変わり様に驚いてしまった。
 女の子の両方の眼球が半分ほど外に飛び出して、斜視のようにそれ
ぞれが外側を向いてしまっている。しかも、アゴの骨が砕けたのだろう、
下アゴがだらしなくぶら下がっていた。
879潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 19:05:13 ID:6zmG+EZ40
 その面相は、まるで『日野日出志』の描く人物のようだった。
 道路の下り方面からエンジン音が聞こえてきた。
 あの軽トラックだ。どこかで折り返して来たのだ。
 軽トラックはいまだ男の子の体を引き摺りながら、もの凄いスピードで
コンビニの前を通り過ぎ、道路に一条の赤い線を残してそのまま上り方
面へ走り去っていった。
 その通り際、男の子の顔がアスファルトの下に潜り込んでいるのを見た。
 どうして、顔がアスファルトの下に潜り込んでいるんだ――?

 アスファルトの表面はデコボコとしていて粗い。
 それはまるで、”おろし金”のようだ。
 軽トラックに引き摺られているうち、男の子の顔は”おろし金”にかけら
れ、”大根おろし”のように摺られてしまったのだ。
 道路に残る一条の赤い線とは、”大根おろし”のようになってしまった男
の子の顔の肉片だった。
 男の子の顔がアスファルトの下に潜り込んでいるのを見えたのは、”顔
がなくなってしまった”ので、たまたまそう見えただけのことなのだ……
880潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 19:07:55 ID:6zmG+EZ40
 突然、雷鳴が轟いて、雨が激しく降ってきた。雨は見る見るうちに、”赤
い大根おろし”を道路脇の側溝に洗い流していく。
 パトカーがコンビニに着いたのは、赤い大根おろしが跡形も無く洗い流
されてしまった後だった。

 この後、事情聴取のために半日ほど拘束されてしまった。
 結局、折衝の場には出られず、先方にも会社にも迷惑をかけてしまっ
た。結果論だが、どうせこうなるのだったら、あの時ケンカを止めに行け
ばよかったとつくづく思う。
 男性は犯罪者にならずに済んだだろうし、あの男の子も死なずに済ん
だだろう。女の子だって怪我をしないで済んだはずだ。
 女の子がその後どうなったのか知りたくて警察に問い合わせてみたが、
「被害者の個人情報を明かすわけにはいかない」と至極当然なことを言
われてしまった。男性は未だ捕まっていない。
                                       終わり
以上、7レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
人権うんたら法案が可決されてしまう前に、ズサァァァーッと投稿、その2!
881潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/13(日) 19:09:10 ID:6zmG+EZ40
ちなみに”『日野日出志』の描く人物”とは、こんな感じです。

       /( ( ( ( ( (  νヽ
    /)ノ  ν ) ) ν    )     \ WWWWWWWW /
   .( 、__,   ノノ  、__, /      Z このレスを読んだ Z
    γ` ̄ 'ヾ     γ`  ̄ 'ヾ       Z 3日後……     .Z
    l!  ・  :il     l!  ・  il      / WWWWWWWW \
     ゞ _ ソ:     ド _  ソ
  λ(    ̄         |  ̄ |
  :l ゝ_ ノ          |   /
  :l             /   /   \WWWWWWWWWWW/
   / ̄ ` 、ヽ,, ____ ,ィ /     .Z                Z
  ;"      i ヽ w W W //    .Z 今度はキミが───! Z
-┤.      ,,`ー-,,ー-,, - "゛ ̄ヾ  .Z                Z
  ヽ,,_ ,, へ    ̄       ノ\ /WWWWWWWWWWW\
        l  丶    _ ,,-─"〉  ヽ
〉-,, __ .,,ノ   ヽ‐" |  <  i  ヽ
      ヽ      l   |   〉 |   |
〉-,, __,,丿     丿  |   / |    |
l      ヽ    /   |  /  |    |
`-,, __,丿、  ノ.    |  /  |    |
あくまでも”こんな感じ”ということで、よろしくお願いします。
882本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 19:15:33 ID:6OK7px+80
オカ板住人なら日野日出志は知ってると思うが、それよりも
>>874->>880の話は実話?
何かすげーな。でも自業自得っぽいな。
とにかく久しぶりに怖い話乙でした。
883本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 19:46:19 ID:bv0TnW9G0
潜水士氏よ、何より日野日出志のAA乙
()    . フッ…
[] → []
884潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/11/14(月) 19:03:33 ID:ujmLoRKh0
>>882
あんまり大きな声では言いたくないけど、
>>874-880はあくまで創作、ただの与太話です。
実話だったら嫌ですよ。

>>883
久しぶりにAAを作ってみました。
やっぱ難しいですわ、AA作りは……
885本当にあった怖い名無し:2005/11/15(火) 15:57:54 ID:+3/wzZrr0
恐怖の人食い大観音。
それは、天保の飢饉に喘ぐ貧村に突如として現れた。
カラーン!カラーン!乾いた鐘の音と共に、
身の丈、三十丈はあろうか、ゆっくりと歩む青銅の観音。
おお!有り難い事じゃ!観音様が現れなさった!
おおーい!村の者、広場に出るのじゃあ!
ざわざわ・・、おお、観音様じゃ!観音様がこっちにいらしゃるぞ!どうかわしらを救って下され!
手に印を結び、どこか狂おしい笑みをたたえた大観音が、ゆっくりと地面を滑るように村人に接近する。
カラーン!カラーン!とうとう、村人の所までやってきた。
ありがたや、南無〜。地にひれ伏す村人達。
ぎぎぎっ、観音は身をかがめると、フフゥ〜とやさしく村人達に息を吹きかけた。
グエ、グフッ!たちまち強烈な腐臭と死臭があたりにたちこめる。
動転する村人、その瞬間、観音の巨大な手が目にも止まらぬ速さで、村人を掴む!
ブチッ!ブチッ!ギャッ、ギャーッ!次々と手にかかりその狂った笑みをたたえた口で、思い切り貪り食う。
あたりは、血と飛び散った臓器の海、悲鳴と絶叫がこだました。
とうとう一人残さず食べ尽くすと、鐘の音と共に観音はいず方へと去って行った。
886本当にあった怖い名無し:2005/11/16(水) 02:40:38 ID:Qqymel/R0
あげ
887本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 12:43:58 ID:hIzcjct80
…や、さすがに壁壊したり窓にヒビ入ったりしたら
真っ先にチャラ男の頭はなくなってる気がする
888本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 19:08:35 ID:GoHTDWCr0
Φ   ω . フォー…
.[] → []

889本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 04:41:10 ID:MPHR17ON0
大学の先輩(Bさん)から聞いた話。

 大阪府内の某所は昔から心霊スポットとして有名で、先輩の幼馴染がある日
付き合っていた彼女と二人でそこにマイカーで肝試しに出かけた。
 いざ目的地と思しき場所に来てみると、まるで大阪とは思えないほど寂しくて
長時間いるのが酷なぐらい陰鬱とした雰囲気が漂っていたそうな。遠景は決して
悪くなく一見のどかな風に思えたそうだけど、やはりここは長時間いちゃヤバいなあ、
って二人は感じたみたい。見当たるのは赤い鉄製の橋と古ぼけた祠、それにあとは
草ぼうぼうの空き地と野原だけだったそうだ。
 で、Aさんが「もうそろそろ帰ろうか、何もないみたいだし」といって車を再び走らせた
時に、Aさんの彼女が「さっき通った橋はどこ?」って訊ねてきた。今まで通ってきた
道は一本道で、あの赤い橋を渡らないとさっきの祠の前には行けないはずなのに、
どれだけ車を走らせても橋が見えて来ない。でAさんが「じゃ逆の方向に行くか」と
言って車を走らせたが、またしても橋は見えて来ない。それでもう一回もと来た道を
戻ると、ほどなくして橋が見えてきて二人はほっとしながら帰宅した。
 次の日の朝、AさんがBさんの兄にこの話をしたところ、彼は「あそこに橋なんかない。
あの道の途中には川もなければ高架橋を通すような谷もない」って驚いた。それで翌日、
Aさんが車でスポットに行った時には、あの赤い橋には全然遭遇できなかったそうだ。
890本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 09:56:52 ID:0PCgISkv0
()    . フッ…
[] → []
何を渡した橋だったのだろう?
891本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 20:46:34 ID:V4dL+/bW0
あたしは日野日出志より、友沢ミミヨの方が好きだな。
892本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 17:36:42 ID:R+pVAhcJ0
()    . フッ…
[] → []
893本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 22:21:38 ID:VN+3K+M00
ちょwwwwおまwwwww
894前山要平:2005/11/23(水) 17:49:52 ID:vwPJk1oC0
涎を啜るぜ「しっしっし」と
           ///////////////////////丶\\\\\\
          ///////////////////////\\\\\\\\\
         ////////////////////////ノ\\\\\\\\ヾ
         ////////////////////////\\\\\\\\\\
        ////////////////////////// ミミミミミミミミミミミミミミ
        /////////////////////////ミ  ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ
        ////////////////////////    ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ
        ////////////////////        ミミミミミミミミミミミミミミミミミミ 
        //////////////////          ミミミミミミミミミミミミミミミミ
        /////////////////ミ     巛巛巛 ミミミミミミミミミミミミミミ
        //////////////// \     / ̄ ̄\ ミミミミミミミミミミミミ
         ///////////// ● /  ヾ ヽ ●_| ミミミミミミミミミミミ
         /////////////               ミミミミミミミミミミミ
         //////////////      ミ       ミミミミミミミミミミミ
          ////////////     。。      ミミミミミミミミミミ
           /////////      ____  ミミミミミミミミミミミ
            ////////    /‖‖‖‖\ ミミミミミミミミミミ
             //////    \‖‖‖‖‖/ミミミミミミミミミ
              巛巛              ////////
                 \              /
                  \            /
                   \          /
                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Play by 前山要平
http://0bbs.jp/baia/img0_4
895本当にあった怖い名無し:2005/11/26(土) 11:25:22 ID:jfiClrQB0
今何話目?
896本当にあった怖い名無し:2005/11/26(土) 20:35:06 ID:mwhjUzdj0
どこに書いたらいいかわからないのでここに書きます。
今日、午前5時頃、秋葉原で菊の花だけ飛んでたのを見た人、いませんか。
所用あって、まだ三日月のでてる時間に神田駅のほうから歩いて上野駅ま
で行ったのですが、なんか見ちゃいました。まだ暗いけど、車はちゃんとた
くさん走ってたのですが、万世橋の南側の自動販売機のあたりで、なんか
横を通っていった気がしたので見るとすーっと白いたぶん、菊の花だと思う
のですが、なんかそんなものが川を渡って万世橋交差点の西側歩道のあ
たり、前の万世橋の警察署のあたりまで飛んで、ポトっと落ちました。変な
気がしてそのまま歩いて近くによってみたら、なにもありませんでした。気持ち悪いです。
897本当にあった怖い名無し:2005/11/26(土) 22:42:10 ID:8rhwNnuM0
>>896
今日、11月26日の月齢は24.1だ。もちろん三日月じゃないから、この話はおかしいな。
あなたの目撃談が今日のことではなく、実際に三日月が出ている日(例えば11月5日)
のことだとしても、やっぱり辻褄が合わない。
三日月は日没後間もなく西の地平に沈む。例えば11月5日の月の入りは18:48だ。
だから午前5時に三日月が見えるわけがないんだな。
つまり話自体が現実じゃないんだから、夢か何かを誤認しただけでは。気持ち悪く思う必要はないよ。

月齢カレンダー
http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm
898898:2005/11/27(日) 16:41:41 ID:UEvoLxvv0
百物語として書いていいのかわからないけど実体験を・・・
近所の公園に○○大公園がある。ここはわりかし近所では有名な心霊スポットで周りに墓もたくさんあり、俺も微妙な霊感がありあまり夜には来ない。
3,4年前だがここに彼女と彼女の友達(仮にC)と俺と俺の友達(仮にA)ときた。
Cは霊感が強くここで何人もの霊と会ったことがあるそうだ。
公園の上は展望台になっていて公園におりる階段がある。
俺達は展望台に行き夜景を眺めた後、帰り道の階段に差し掛かった。
そこで、いきなりCが
「あたし、この階段で一度背中を押されたことあってさぁ〜。誰もいなかったから怖かったよ。」
と、喋った。俺達はたいして気にもかけずくだらない会話をしながら階段を降りた。
俺は階段を降りる時、一番後ろだった。
階段の半ばまできた時にふいに背中を「トン」と押された。
階段からつきとばすわけじゃない悪意のない感覚は不思議な気分だった。
今、思い出せばあの時押した奴はいったい何の目的だったんだろうと不思議だ。
〜終わり〜
長文&下手な文章でごめんなさいm( __ __ )m
899本当にあった怖い名無し:2005/11/29(火) 23:24:25 ID:ZYFIc2uF0
保守
900本当にあった怖い名無し:2005/12/02(金) 06:54:27 ID:wd+rXItHO
つい三日前、
仕事から帰りすぐに風呂へ
サッパリしたっころでベランダで煙草をすった、
ふた口すった辺りで突然濃厚なコールドクリームの匂いが、
かみさんかと思って振りかえったが
当然誰も居なく、ベランダと部屋の境の
ガラスに自分が写っているだけ。
気のせいだと
思って向き直り、吸いかけの煙草を口にくわえた
するとまた濃厚な匂いが・・・
さっきより間近から、自分の顔の後ろから匂いがする




それだけだったが
物凄く恐ろしかった。
901本当にあった怖い名無し:2005/12/02(金) 12:43:50 ID:ZkMomZyL0
>>898
()    . フッ…
[] → []

>>900
()    . フッ…
[] → []
902ちん☆ぽん ◆HGwnVwp.Sw :2005/12/04(日) 20:57:37 ID:EXZD0HRA0
このスレ、俺が立てたスレだww
まだ残ってたんだ
903本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 10:55:43 ID:4rSN1iXX0
今何話目?
904本当にあった怖い名無し:2005/12/10(土) 10:49:50 ID:/KgOHDL30
わからんが保守
905本当にあった怖い名無し:2005/12/12(月) 20:07:00 ID:0r+UdvDw0

      ()
      []
906本当にあった怖い名無し:2005/12/13(火) 16:18:25 ID:eQn50E4A0
このスレで怖いと思えるようなのあった?
907本当にあった怖い名無し:2005/12/14(水) 13:10:37 ID:7WS/e1mt0
長文スマソ。暇人だけ読んでくれい。
小学校の頃の話(今から20年以上も前の話だけどさ)

俺らの次の代でなくなってしまったようだが、ウチの小学校には色々な遊戯道具があった。
中でも一番の人気は大型ダンプか何かのタイヤを(直径1.2M、幅40cm位?)横に
2〜3つ連結させたもので、それにのって遊べる物だった。分かりやすく言えば玉乗り
みたいにして遊ぶモンだな。俺らはそれをワッカーと呼んでた。     
                           ___
                          ◎ ) ) )
こんな感じの物。分かりにくくてスマソ。                
大概上に二人くらいで載り、タイヤの中心部の空洞になった所(ホイールが嵌る穴)
にも一人入って数人で遊べた。
乗ったまま校庭一周したり、他のタイヤグループのヤツラとチキンレースみたいな事したり、
ぶつけ合いっこしたり。とにかくでっかいし、色々遊べる人気の遊戯道具だった。
 そんなある日タイヤの中にペンキか何かか知らないけど、1本だけ赤く全塗された
タイヤを組み込んだワッカー新規に学校へ搬入されてきた。授業中それを窓から発見してた
俺らは次の放課には絶対アレをとるぞ!と意気込んでいた。
起立!礼!が終わると猛ダッシュで校庭へ出て、首尾よく仲良しの子がそれ赤ワッカーを
とった。「俺も仲間に入れてくれ〜!」と頼んで一緒に遊ばせて貰うことになった。
俺と、B君とC君の三人は全校生徒の羨望の眼差しをうけながら得意になって
遊んでいた。でも残念ながら俺はタイヤの穴の中の担当なので正直、上の二人が羨ましかった。

と、その時、タイヤが何かに乗り上げるような衝撃があると同時に俺の目の前のタイヤのゴム壁を
隔てた20センチ向こうから耳をつんざく悲鳴が・・・!
何事かと思って穴から外へ出て見ると、C君がワッカーに轢かれていたのだ。彼の足は見事に
あらぬ角度で曲がっており、子供ながらにソレが折れていると言う事は直ぐに分かった。
いつの間にか周りには人だかりが出来、みんな心配そうにC君を見守っている。
俺とB君は急いで保険の先生を呼びに行った。(保健室が1階にあったので)
908本当にあった怖い名無し:2005/12/14(水) 13:13:25 ID:7WS/e1mt0
程なくC君は先生らに抱えられ、病院へ連れて行かれた。今の時代なら絶対に救急車で運ばれて
いるだろうな。考えてみればおおらかな時代だったな。
学校が終わって直ぐに病院へ駆けつけたが、その日は残念ながらC君には会えなかった。
翌日の放課後、B君はじめ仲良しのみんなで病院へお見舞いに行った。
B君の足は完璧に折れているらしく、完治するには当分かかると言う事だった。
一通り彼の安否を気遣い、足以外には怪我は無いと分かり安心すると、子供の好奇心
みたいな物が頭をもたげて来たようでみんな「おまえ、ドジだなw」とか、「何でワッカーから
落ちたんだ?w」などと言っていた。B君はあの時の状況をこう説明した。
「いやぁ、普通に上で遊んでたんだけどな、突然靴がタイヤとタイヤの間にはさがって(挟まるの方言)
さぁ、それで前のめりにおっこちた様なんだ。んで靴がワッカーにはさがったままなもんだから
そのままアレにひかれちゃってよう。痛えの何の。お前らだったら絶対泣いてるぜw」

病院からの帰り道、俺とB君は一緒に見舞いに言った子達と家の方角が違うので途中で分かれて
二人で帰った。何か無口なB君だった。もしかしてあの時助けられなかった事を悔やんでるのかな
と思った俺は「まぁ、気にするなよ。早く元気になると良いな、アイツ」などと声を掛けた。
その夜、B君から電話がかかってきた。いつになく沈んだ声だった。学校で宿題忘れて先生に
ビンタされても平気なB君がこんなヘボい声を出すとは何事なんだろう。
B君はC君がワッカーから落ちた時のことを話し始めた。


909本当にあった怖い名無し:2005/12/14(水) 13:16:32 ID:7WS/e1mt0
 「あのC君が落ちた時だけどな、俺あいつの横にいただろ?でもアイツが落っこちた時、お化け
みたいな物を見たんだ。あの時俺とアイツでワッカーを転がしてる時にな、何かワッカーに足が
ベタベタ張り付く感じがしてたんで、何だろうと思って気をつけて足元を見てるようにしてたんだ。
そしたら突然アイツの足首を人の手みたいなものが掴んでるのが見えたんだ。最初、俺は
お前が中からふざけて掴んでるのかと思ったけど・・・」
と言うので
「な わけないじゃん。そんな危ねー事するかよ。第一転がるタイヤの中から人の足なんか
掴めねーし、手も届かねーよ!」
俺のせいにするつもりかと思った俺はちょっとムキになって言った。するとB君は
「分かってるよ。Cの足を掴んでたのは良く見ると女の人の手みたいだったし、爪が真っ赤
だったんだ。俺びっくりしてワッカーから飛び降りて、その直後アイツは・・・」
「え・・・?それ・・・マジ・・・?」
昔から怖い話が好きな俺は直ぐに信じた。俺は翌日から赤いワッカーには一切近づかなくなった。
勿論B君も。B君はその話を俺にしかしていないようだった。だから赤いワッカーはその後も一番
人気であり続けた。そしてC君も松葉杖を突いて登校できるようになった頃、再度同じ事故が別の生徒の
身に起こった。やはり足の骨を折る重傷だった。それでも当時は今みたいにうるさくない時代だった
から、赤ワッカーも、他のワッカーも特に使用禁止にはならなかった。



910本当にあった怖い名無し:2005/12/14(水) 13:16:58 ID:7WS/e1mt0
さらに数日後、ついに3、4人目の事故が立て続けに起こった。みんな同じ足を折る重傷で、はやり
あの赤ワッカーで遊んでいた子だった。でも赤ワッカーで遊んでいる子は他にも大勢いたし、
怪我をしたのはその子たちがドジなんだと言う風潮があった。ただ、3人目、4人目の怪我人が出た
時、俺は何となく事故の原因が分かった様な気がした。一人目の怪我人C君、とそして3、4人目の
怪我人E君D君のお父さんは仲が良く、しかも同業他社どうしだという事をC君から聞いたのだ。
彼らのお父さんの仕事はダンプの運転手。みな会社こそ違えど巨大ダンプを運転するのが仕事
だったのだ。また、後ほど二人目の怪我人(俺とは直接接点が無い)のお父さんもダンプ運転手
である事を知った。これは偶然とは思えなかった。
その後、俺らがその小学校を卒業した翌年もワッカーはあったが、やはり赤ワッカーで怪我人が
出たため、ついに赤ワッカーには不吉な影があると噂されるようになり、ついにはワッカー総てが
廃棄処分される事になったそうだ。

今となっては確かめるすべは全く無いが、あの赤ワッカーに組まれているタイヤのどれかが
以前ダンプのタイヤとして稼動している時に女性をひき殺してしまってたんじゃないかと思って
いる。だからダンプ運転手に縁のあるものに害を及ぼしていたのではないかと考えているのだ。

長文スマソ。何か書いてて怖さよりもあの頃を懐かしむ気持ちの方が強いな。
911本当にあった怖い名無し:2005/12/15(木) 11:54:16 ID:gFCwFLw1O
>>907-910
乙!
912本当にあった怖い名無し:2005/12/15(木) 14:22:50 ID:nlbSYYBh0
>>907-910
()    . フッ…
[] → []


何本目?
913本当にあった怖い名無し:2005/12/15(木) 20:59:23 ID:0uUt+IiY0
1000!
914本当にあった怖い名無し:2005/12/17(土) 18:35:53 ID:HA5qo4qd0
1000
915本当にあった怖い名無し:2005/12/19(月) 11:26:33 ID:RJWzBpGx0
>>913-914 ('A`)
916本当にあった怖い名無し:2005/12/19(月) 11:54:17 ID:9s/bxtJU0
>>906 今のところ無い 洒落怖のほうは結構あるのに・・・・
917本当にあった怖い名無し:2005/12/20(火) 20:00:33 ID:iWHa8CIo0
百物語2周目001話〜049話は、こちら >>644-653 を参照してください。
百物語2周目050話〜072話は、こちら >>773-778 を参照してください。

話数 リンク先
073  >>779-781
074  >>783
075  >>784-787
918本当にあった怖い名無し:2005/12/20(火) 20:01:11 ID:iWHa8CIo0
話数 リンク先
076  >>798
077  >>801
078  >>814
079  >>816
080  >>818
919本当にあった怖い名無し:2005/12/20(火) 20:02:06 ID:iWHa8CIo0
話数 リンク先
081  >>833-834
082  >>844-851
083  >>854-858
084  >>870
085  >>874-880
920本当にあった怖い名無し:2005/12/20(火) 20:04:30 ID:iWHa8CIo0
話数 リンク先
086  >>885 ※映画『大魔神』のことを書いているとは思うのですが、
           一応、1話としてカウントしました。
087  >>889
088  >>896
089  >>898
090  >>900
091  >>907-910
921本当にあった怖い名無し:2005/12/20(火) 20:09:31 ID:iWHa8CIo0
百物語は現在、2周目の第91話まで来ております。
ただし、この一覧表には抜けの可能性も多分に有りますので、
その場合はごめんちゃいです。
なお……

>>803 >>806は、完結していないので除外します。
>>823は内容から判断して除外します。投稿された方、すいません。
>>826は内容から判断して除外します。投稿された方、すいません。

あと9話…… やるかね……
922潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/12/20(火) 20:10:22 ID:iWHa8CIo0
 私がお店を出している商店街には、定点型監視カメラが設置してある。
 12台ある監視カメラは1台のコンピュータで集中管理されていて、通り
の様子をハードディスクに記録する仕組みになっている。
 商店街組合の役員である私の務めは、その監視カメラが写したJPEG
画像ファイルをDVDメディアへバックアップすることだった。1週間おきに
商店街組合の事務室を訪れ、1週間分のデータをバックアップする。
 その際、暇つぶしに、”ウィンドウ表示”の画像ファイルをスライドさせな
がら通りの様子を覗いていた。
 老夫婦が仲睦まじく買い物を楽しんでいる様子や、若者たちが派手に
喧嘩をしている様子、酔っ払った中年男性がホステスのお尻に手を伸ば
している様子なんかが見て取れた。
 特権を笠に”覗き”をするなんて悪趣味だと自分でも分かっていたが、
その”悪趣味”を満足させてくれるこの行為は、なかなか止められなかっ
た。他人に口外さえしなければ構わないさと、高をくくっていた。
 ある日、いつもの通りに画像ファイルを覗いていると、ある女の存在に
気が付いた。
923潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/12/20(火) 20:12:09 ID:iWHa8CIo0
 その女は後ろ手にして電柱にもたれながら、常に監視カメラの方を向
いている。向いているというより、じっと監視カメラを見ているようだった。
 最初は、そんなに監視カメラが気に入らないのかと苦笑してしまったが、
女がここ1週間、毎日午後8時頃に突然現れ、明けて午前4時頃に突然
消えていることが”サムネイル”から判ると、流石に薄気味悪さを覚えた。
 この女は、何のためにそこに立っているんだ?
 まさか”立ちんぼう(街娼)”じゃないだろうな?!
 そう疑ってみたものの、女は一切、客を引く素振りを見せていない。
 一応、警察に連絡して、夜回りの強化をお願いした。

 次の日の夜、商店街組合の寄合いから帰る途中で例の電柱の前を通
った。少し緊張した心持ちで臨んだが、そこに女の姿はなく、周りの様子
を窺ってみたがやはり姿は見えなかった。
 さては警察の夜回りがさっそく効いているんだなと、すっかり安心した。
 家路に就こうとしたその時、ドンッと背中を押された。
 驚いて後ろを振り返る。しかし、私の後ろには誰もいなかった……
 何だったのだろうと首を傾げつつ、私は再び家路に就いた。
924潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/12/20(火) 20:14:41 ID:iWHa8CIo0
 1週間後、商店街組合の事務室を訪れ、1週間分のデータをバックア
ップする。暇つぶしに”ウィンドウ表示”の画像ファイルをスライドさせて、
通りの様子を覗いた。
 ”ウィンドウ”に例の女の姿が写った。”プロパティ”の撮影時間から商
店街組合の寄合いのあった日の夜にも、女が立っていたことが判る。
 なぁんだ、この女、あの日もいたんだ……
 画像は5秒ごとにスライドしていく。
 女は相変わらず、電柱にもたれながら監視カメラをじっと見ていた。
 しかし、私がここを通った時にはもういなかったのだ。このままスライ
ドさせていけば、警察に追い払われるシーンがあるだろう。
 何枚かスライドした後、女の前に男の後ろ姿が現れた。
 ようやく警官が現れたと思ったが、男は警官の姿をしていなかった。
 ……これは、私だッ! 男の正体は私自身だった。
 画像がスライドして、電柱の横でキョロキョロしている私が映った。
 これは周りの様子を窺っていた時だ。あの時は周りに誰もいなかった
はずのに、監視カメラには女の姿がしっかりと映っている!
 次の画像で、女は胸元で出刃包丁を握り締め、私の様子を眈眈と窺
っていた。どこからあんな物を持ち出したんだ?
925潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/12/20(火) 20:17:34 ID:iWHa8CIo0
 さらに次の画像では、背中を向けている私と包丁を前に突き立てる女
の姿が一つに重なっていた。
 そうだ、周りの様子を窺った後で帰ろうとしたこの時、ドンッと背中を押
されたような気がしたんだ。
 なんだか気持ち悪くなってきた。呼吸が苦しい……
 そして次の画像には、遠ざかる私の後ろ姿が映っていて、その背中は
真っ赤に染まっていた。
 この画像を覗いている今、背中に生温かな液体がどろっと垂れ落ちて
いく感じがした。急に体が寒くなって、マウスを握る手が震えだす……
 次にスライドすると、女の顔が”全画面表示”で写った。
 首を少し傾げて、監視カメラを覗き込んでいるようだ。
 そう言えば、いつの間に画像ファイルの”表示設定”が変わったんだ?
 画像がスライド。
 モニター画面いっぱいに、女の勝ち誇った笑み。
「あーはははははッ、あははははははははははははははははははッ!」
 スピーカーから哄笑の声……
 そう、モニターに写る女が声を上げて笑ったんだ……
 監視カメラにマイクが仕込んであるわけ無いだろう?
 ”動画ファイル”じゃないんだ、声なんか再生されないよッ!!
926潜水士 ◆MK4bj1r2OY :2005/12/20(火) 20:20:13 ID:iWHa8CIo0
 私は全身に力が入らなくなって、自分の血溜まりの上に倒れた。
 帳が下りるように意識が暗くなっていく。
 寒い……さむい……
 寒さに震えていると、誰かが肩を優しく擦ってくれた。
「やっと、気付いてくれたんだ? んふふ、鈍感な人……」
 あと一言二言、声をかけてくれたようだが、よく判らないまま意識が落
ちた。
 ……結局、私は一命を取り留めたが、片肺を無くしてしまった。
 女の正体は未だに判っていない。
 これ以来、その姿が監視カメラに写ることはなかった。
                                       終わり
以上、5レス頂きました。
()    . フッ…
[] → []
残り容量が42KB……
927本当にあった怖い名無し:2005/12/22(木) 11:20:21 ID:V5CGk5bNO
潜水士さん 乙!
928本当にあった怖い名無し:2005/12/24(土) 22:01:59 ID:iaseQ7m50

      ()
      []
929本当にあった怖い名無し:2005/12/27(火) 18:56:49 ID:Xk3bgFxp0
初めて話させて頂きます。
理科の授業中に先生から聞いた話です。
自分的にとても怖かったので話しますね。

ある地区の子供達が、地区レクも兼ねて夏休みに肝試しを企画したそうです。
そこの地区には神社があるので、神社を利用させて貰いました。
肝試しのルールはスタート地点から真っ直ぐ歩き、赤い橋の横を通り、
途中祠の所で、紙に自分の名前を書いて、ゴールへ行く…というルール。
スタート地点から祠までは一直線だが、祠の所で1度曲がってゴールへ行く。
つまり神社の入り口は2つあり、その2つの入り口を利用したのだ。

「それまで」は何事もなく肝試しをしていったのだが、
…A君がまだ帰ってきていない。
スタートからゴールまで長くても15分ぐらいなのに、
A君はいつまでたっても帰って来ない。
心配と責任を感じた地区長は、ゴール地点からスタートし、A君を探しに行った。
でもゴールから祠までにA君はいない。
それなのに、祠にある紙にはA君の名前が書いてあった。
地区長は、「もしかして逆戻りしたのかな」と今度はスタート地点へ向かった。
930929:2005/12/27(火) 19:04:24 ID:Xk3bgFxp0
その時、ふと祠の近くにある赤い橋に地区長は目をやった。
地区の人ではない女の人が橋に立っていた。
しかも明らかにその女は地区長と女の距離から見て、大きい姿だった。
地区長が不思議そうに見つめていると、その女が急に振り向き、
ニタリと笑って蒸発するように消えた。
地区長は怖くなって逃げ出した。

だが、更に不思議なことが…
地区長がとりあえずと、皆のもとへ戻ると、そこにはA君がいました。

地区長「A君?あれ?ちゃんとゴールを通ったかい?」
A君 「通ったよ?何で?」

A君は不思議そうな様子だった。
そして勿論地区長もだ。

地区長は「ゴール→祠→スタート」と確かに全ルートを越えてきたのに…
どうして地区長とA君は会わなかったのでしょうか…?
931929:2005/12/27(火) 19:07:16 ID:Xk3bgFxp0
長くなってスマソ(´・ω・`)

()    . フッ…
[] → []
932本当にあった怖い名無し:2005/12/28(水) 15:03:33 ID:N8AKQKPP0
>>929
自分で消していくなんて律儀な香具師だ。乙。
933929:2005/12/28(水) 22:18:01 ID:3PylNH610
>>932
あれ?だって自分で消すんじゃないんですか?
934本当にあった怖い名無し:2005/12/29(木) 13:21:50 ID:5DI1zI3Q0
だれが消してもいいみたいよ。とにかく乙。
935本当にあった怖い名無し:2006/01/04(水) 13:14:04 ID:yTelWA4i0
新年保守
936本当にあった怖い名無し:2006/01/04(水) 13:52:49 ID:D/dFcg+r0
昔のこの手のスレ一晩でできたのになあ
937本当にあった怖い名無し:2006/01/04(水) 17:34:13 ID:9U9tDILG0
むかしからあるからいい加減ネタも尽きたんでは?
938本当にあった怖い名無し:2006/01/06(金) 21:51:23 ID:1tjXW+mk0

      ()
      []
939929:2006/01/07(土) 19:07:01 ID:9p7en96g0
聞いたことあったらすいません。
       ***
ニューヨークにある夫婦がすんでいた。
4月も入ったばかりの肌寒い朝、
身重の妻の体調が急変し、夫は妻を車に乗せて産婦人科へ急いだ。

医師が言うには、母子共に危険な状態であるから、
すぐに手術に踏切るしか無いと言う。
手術が始まって数時間がたった。
その間、夫は手術室の前から離れようとはしなかった。
ふいに、「手術中」のランプが消え、扉から医師が現れた。

夫が聞きたい事はひとつだった。

「手術は上手くいきましたか!?」

医師は、にっこりと笑って応えた。

「大成功です。奥さんも息子さんも元気ですよ!御覧になりますか?」

喜びに足をもつれさせながら、夫は部屋にかけこんだ。
そこには、血まみれの息絶えた子供と、同じく冷たくなった妻の姿があった。
夫の背後から、医師が言った。

「エイプリルフール!!」
940929:2006/01/07(土) 19:08:17 ID:9p7en96g0
()    . フッ…
[] → []

また話させて頂きました。(´・ω・`)

941本当にあった怖い名無し:2006/01/08(日) 11:39:19 ID:3GXoAi3AO
   ω
   []
942本当にあった怖い名無し:2006/01/08(日) 20:07:19 ID:XD22PBY40
>>939 これは全然怖くないな・・・。
こんなんで蝋燭消されても・・・っとゆうことで
  . () ボッ
 []  → [] 
943本当にあった怖い名無し
>>942
スマソ(´・ω・`)