1 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:
ネット、TV、書籍、巷に溢れる怪談、都市伝説の数々。
真実に基くものも多々あるとは思いますが、信憑性は
薄れるでしょう。
自分自身、親戚、友人等、身近な人に起こった怖い話限定で
語っていきましょう。
2
3 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/08 21:44
4
4
4
良かった新スレ立ったんですね。
実家から帰ってきたら前スレ消えていたんで
「この話しはお蔵入りか」と思ってたんで
(ただ、姉から新しい話しは聞けませんでした。色々とバタバタしてたので)
青田……いない…。てか誰もおらんな。もしかして…。
>>9 いや、いるんですけど。
もう、出しつくしちゃって、書き込むことがないんですよ。
後の余生はROMるだけと思ってまし。
ああ、貴重なスレを汚してしまった・・・。逝きます
11 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/14 03:39
ageてみる
んー誰もいないのに書くのは寂しい、と言いつつ、ちょっと書いてみる。
姉から聞いた怖い話し 番外編 霊感少女きよみちゃん
霊感少女きよみちゃんは姉と中学の同級生。
3つの小学校が集まる中学で、きよみちゃんの存在はその時初めて知ったが
彼女の通っていた小学校では有名な存在だったそうだ。
彼女は下等な動物霊なら寄せ付けない霊力を持っているそうだ。
小学校の時にイジメっ子(Tとします)がいた。
彼女曰く、「小さな時から動物を虐めたりしていたせいで取り憑かれた」らしい。
Tのイジメターゲットになっている子を見つけると、
「私の側にいるように」と助言するそうだ。
下等な動物霊だから彼女には手出しが出来ない。
(噂では彼女の物に触れる事すら出来ないらしい)
そんなある日、Tの母親が呼び出されたか何かで学校に来たらしい。
その母親を見てきよみちゃんは言った。
「動物霊に取り憑かれているのは母親だ」
当時小学生だったきよみちゃんには母親が何をしてそのような業に落ちたのか分からない。
しかし、母親の業がTに移り、Tまでもがその下等霊に取り憑かれてしまった。
「Tが可哀想だ」
きよみちゃんはTの為に涙した。
Tも同じ中学に進学したが、やがて卑劣な犯罪を犯し、少年院に行った。
(少年院かどうかは私は分からないが、少なくとも学校には来なかった)
母親の行いの報いを受けた息子。
子供を持つ身となった今、この話しを思い出す。
「自分の行いは、自分だけに返ってこない」と。それが良しにつけ悪しきにつけ。
ただ、きよみちゃんだけは分かっていた。
「T。アンタが悪いんじゃないんだよ」って。
それはほんの僅かでしかないけど、幸せな事じゃないのかな。T。
番外編おしまい
14 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/15 10:48
ちゃんと読んでるよ。
>>874さん、孤軍奮闘だけどガンガレ!
ところで漏れも、子供の頃は小動物を殺しまくってしまったわけだけど・・・
主にカエルを殺ってたので、アマガエルに憑かれてるのかな・・・
16 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/15 11:12
アマガエルをロケット花火にくくりつけて飛ばしたり口に爆竹突っ込んで破裂
させたりなんて、誰でもやってただろ?
>>12 T君にきよみちゃんの気持ちが伝わることを祈るよ。
今は更正しているといいね。
そういえば私はアリを頃してた。アリさんごめん。
あ、だけど家の台所から砂糖を取ってきて
アリに上げたこともあった。ちゃらにして…無理?
わたしの伯父はもう60過ぎてるんだけど、
今までに二回だけ買った宝くじで一等と二等を当てている。
この人は昔から異様にくじ運が良くて、応募した懸賞などにはほとんど当選してるらしい。
だから、すぐ下の妹であるうちの母なんかは子供の頃、
懸賞というのは葉書を出せば好きな物がもらえるものだと思っていたと言う。
これでこの伯父が凄いDQNとか、家庭が滅茶苦茶だとかいうならバランスがとれるんだけど
伯父は憎めない優しい人だし、家庭にも特に問題は無い。
去年も車を買ったらパソコンセットだかDVDセットだかが当たったそうだ。
この人がこのままどうなって行くのか最後まで見届けたいと思う。
って、オカルトじゃなくてごめんなさい。
>>18 凄い人だ…前世でどんな徳を積んだのだろう。
その伯父さんの強運の100分の1でいいから分けて欲しい…
20 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/19 12:35
ageておきます
21 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/19 21:36
>>18 そんなに運が良いのに、毎回宝くじを買ったりしてない所がすごい。
無欲な人限定の神様でも憑いてんでしょうか。
22 :
名無し三等兵:04/01/19 21:49
両親が離婚した
23 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/20 00:24
親父が昨年、他界しました。
俺じゃなく、姉と親父の会話なのだけど(俺はその時、一時的に席を外していた)、
親父が苦しいのにカッと目を見開いて天井を凝視しているので、姉が、
「目を閉じてたほうが楽でしょ?」
と促しても、頑としてそうしようとしない。それどころか、瞬きさえ惜しんで一点を凝視
していた。それも、ものすごく不思議そうな表情で。不思議に思った姉が、
「何か見えるの?」と何気なく訊いてみたら、親父は頷いたそうだ。
予想外の反応に姉は「えっ!」と思い、即座に、「何かいるの?」と聞き直した。
それに対しては、反応しなかったらしい。小さく頷いたようにも見えたけど、はっきり
分からなかったとのこと。でも、何が見えるのかは、口に酸素マスクがついている
状態なので、何かを言える状態ではなかった。
姉は、いったん親父のもとを離れ、そのやりとりを(トイレかどっかから)戻ってきた母に
話し、二人で、
「何が見えるんだろうね」「何かいるのかな・・・」「お迎え・・・?」「やめて縁起でもない」
などと少し考えてたけど、だんだん容態も悪くなってくし、親戚もどんどん来るしで、
そんなことはすぐに頭の中から消えてしまったそうな。
それから程なくして、親父は昏睡状態になってしまい、その日の夜半過ぎ、他界して
しまった。
今、ようやく、あの日の状況を家族で話せるくらいになって、ふと姉が思い出した話
でした。他愛もない、まったく怖くもない話ですみません。
いったい、親父には何が見えてたのだろうか。やっぱり、お迎えだったのかな・・・
だとしたら、あの世も霊魂も微塵も信じてなかった親父としては、どうにも理解不能な
驚きの体験だったのだろうなぁ・・・
24 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/20 00:26
飛蚊症厨キタ━━━( ゜∀゜)━━━!!
26 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/25 16:31
怖い話ではないんだけど…
亡くなった兄にビデオレター作ったんだ。
再生したら、弟と私の顔に兄の好きだった色がかかってた。
光の加減かもしれないけど、
弟と二人で兄ちゃんが守ってくれてる!って感動した。
>>23 お父さんは
「何か見えるの?」じゃなく
「(目は)何か(まだ)見え(て)るの?」
と受け取ったと無理やり解説
小学生の頃、クラスにWさんという女子がいた。彼女は先天的な病で体がただれていて、声もうまく発声できなかった。
大人しい子でいつも本を読んでいた。
男子の友人はいなかったが、女子の友人は不思議と多いようだった。
修学旅行で旅館に泊まった時、友人が女子の部屋に遊びに行こうと言い出した。
俺も同意して、どうせだからこっそり行って驚かせてやろうってことになった。
そしてクラスで一番人気のあった女子のいる部屋に行く事となった。
こっそりドアを開けると(どのように鍵を開けたかは忘れた)恐ろしい光景が。
体育座りで座り込むWさんを円になって囲むようにクラスの女子全員が立っていた。
そして、Wさんに対して「豚」「焼けど野郎」などと罵声を浴びせていた。
さらにクラスで最もかわいかった子が「じゃあ、カツラはずしまーす」と笑いながら言ってWさんの頭に手を伸ばした。
次の瞬間、Wさんの髪の毛が全部その女の手にあった。Wさんは頭皮も病気で、髪の毛が生えないためカツラをしていたのだ。
男子は誰もそれを知らなかった。ショックで何が何だかわからない俺の前で女子はWさんを蹴飛ばしたりカツラをライターであぶったり。
Wさんはかすれた声でうめく。助けを呼びたくても呼べないのだ。
俺と友人は無性に怖くなって見つからないように逃げた。
次の日、Wさんもクラスの女子も何事も無かったように京都を観光していた。
それが一番怖かった。
時がたって同窓会が開かれた。Wさんはすでに亡くなっていた。
俺は思い切って女達に修学旅行でのことを聞いてみた。
すると例の一番かわいかった女の子が「あんなの別に死んだっていいじゃん」といった。
このスレの趣旨とはちょっと違うかもしれないが、これが俺の経験した最も怖い話です。
>>28 県名だけでも教えてください。
そこには行かないように注意するから。お願い。
>>28 Wさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
32 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/26 04:34
たまに家の犬が俺じゃなくて俺の背後を凝視している時がある
名前を呼んでもただジィーッと一点を見つめてる・・・。
怖いのでやめて欲しい
34 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/26 05:37
5年くらい前だけどおじさんが殺されました。
ガソリンスタンド経営してたんだけどそこの常連客に
殺されて布団でぐるぐる巻きにされて放置されてた。
ほんと身近だから怖かったよ。
35 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/26 05:59
おれは布団でぐるぐる巻きにされるのを想像するだけで怖い。
厨房のころ、友達が冗談半分に、体育館の幕でぐるぐる巻きにしてくれたが、
それだけで、全身鳥肌が立った。
閉所恐怖症の気があるのかもしれないけど、なにより一番、簀巻きが怖い。
あと、ゴキブリを筆頭とした虫全般も怖い。
三年前に祖母の法事を行なった時、親戚が写真を撮っていた。
何枚かの写真の中に父も写っていたのだが、その内の1枚に
黒いリボンを付けた祖母の遺影のちょうど真ん中にスッポリと偶然にも
父の顔が入っちゃってた。
「なんだよ〜縁起でもねーなー。次は俺かぁ?」
冗談半分で笑いながら言ってた父は翌年本当に祖母のモトに逝った。
身内じゃなくて、友達の話ですが、直接の友達なのでご容赦。
怖いと言うより不思議な話。
大学の一つ後輩のO君は何故か不良品を掴みやすい人です。
PCの自作をすると、必ず不良品が3つか4つは混ざっています。
一度私に電話があって、フロッピードライブが煙を吐いていると
言ってきたこともありました。。。
マウスが壊れて買い換えたときは連続5〜6回不良品を掴んだ
ので嫌になって他人に買ってきてくれと頼んだら良品でした。
一番不可解なのは、Windows2000を購入したところ、パッケージは
Windows2000なのに中身がWindows2000Updateだったためインストール
できずにお店に文句を付けたら「こんなこと初めてだ」と言われたことです。
この手の不良は一生産ライン丸ごと不良とかじゃないと普通はない
はずなのでとっても不可解です。
さらに、最新の話はもっとすごくて、目覚まし時計を購入したところ
不良品だったので取り替えに行ったが13個連続で不良品を引きました。
原因はまったく不明ですが、一番怖いのはお店側に「いやがらせ」と
思われることでしょうか・・・。13回も初期不良を出しておいて、よく
交換してくれたものです。
私はしきりに「アンビリーバボー」に応募しようと言っているのですが、
本人は「嫌」とのこと・・・。とても残念です。
O君は環境にやさしくないな
41 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 08:03
マジレスしてるヤツを茶化すのよくないんじゃないか?
42 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 10:31
生死に関わるものは購入しない方が身のためかも・・・
43 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 13:10
うちの親父の話
うちの親父は某国立病院に勤めています。
担当の患者さんが夜中亡くなると家に呼び出しの電話がくるのですが
親父は必ず電話のくる前に起きだして身支度をします。
電話がくるはずだからといって....
事実そのとおりになります。
親父いわく
亡くなる患者さんが知らせににくるそうです。
それは夢の中であったり 実際家まできたりと いろいろです。
>>18 唐突な質問ですが、その伯父さまは、早起きですか?
>>44 まさか、早起きは三文の得とかそういうオチだと思ってる?
>>43 慣れっこになってる人は、日常生活で当たり前のように霊現象を受け止めてるよね。
しゃべりたがらない人もいるし、何かの折りにふと聞いてみると家族でもビックリ
するような内容の体験談が次々飛び出すときがある。俺の親父もそうでした。
47 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 16:22
48 :
カルパッチョ:04/01/27 17:14
うちのじーさんはジェットタコがいるって言ってた
琵琶湖を飛んでるらしい
49 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 17:29
>>48 じーさんはジェットイカの事は言ってませんでしたか?
私は「お父さんは心配性」を買ったのに
中身が「有閑倶楽部」だったことがあります。
すみません。38さんへのレスです。
52 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 20:33
親父ネタ2
うちの親父から聞いた話
うちの親父はおもに不治の病の方々を担当していて
幾度となく死の間際に立ち会っています。
亡くなってゆく方は子供、青年まちまちです。
子供の方は病状の進行も早く、悲惨です。
そんな患者さんの中でこんな子がいたそうです。
病状の進行もひどく予断を許さない状態のA子チャン
案の定、様態はさらに悪化。今まさに死にゆこうとしている
どのような処置ももう意味をなさない状態
心配そうに見つめる親父にこんな事をいったそうだ。
「 先生そんなに心配しないで
私ならだいじょうぶ 怖くないよ。 ○○チャンがそばにきてくれてるから 」
はっとする親父。
○○ちゃんとはA子ちゃんの友達で同じ病気で数ヶ月前に亡くなってる。
A子ちゃんは微笑みながらなくなったそうです。
>>39 くじ運良いですよ。たぶん、他と違うものを無意識に認識する類の
能力を持っているんだと思います。人間はもともと、他と違うものに
興味を示す傾向がある(赤い紙10枚と青い紙1枚だと青い紙に興味が
向きやすいそうです)ので、無意識に良品と不良品の違いを認識して
数の少ない不良品に手が伸びるのではないでしょうか?
同様にくじ引き等では数の少ない当たりを引きやすいわけです。
ただし、宝くじやロトみたいに購入後に当たりが決まるタイプだと
この能力は役に立たないと思いますよ。未実験ですが・・・。
ただ、最近の事例でバルクHDを買うときにリストから選んで
「店員が棚から取った」にもかかわらず不良品という事件?がありました。
これが偶然でないなら上記の能力のタイプの仮説が崩れるのですが、
偶然か必然かの切り分けが難しいです。
>>40 別に機械類を静電気とかで破壊する類の能力じゃないので
環境に優しくないということは無いと思います。ただ単に、他と違うものを
視覚や触覚以外の感覚で認知するだけだと思います。ですので、むしろ
工場のラインとかを監視させておけば不良品を水際で阻止するようなこと
ができるかと思います。
>>45 亀レスですが、私は仕事の都合で、一時期、
早起きをしていたのですが、その頃って
凄い確率で、懸賞に当たっていたんです。
たまたま見たTV番組で、高額当選を繰返す、二組の人を
紹介していたのですが、お二方とも、凄い早起きでした。
でも、この話を友人にしたら、「それなら、新聞配達員は
全員金持ちになれる」と、反論されてしまいましたが...
>>54 18ですが、確かに早起きです。
毎朝、愛犬と共に日の出を見るのが日課と言ってました。
あと、伯父は子供の頃、近所でお葬式が出ると(もちろん自分の家の時も)
「連れて行かれるから」という理由で、一人だけ遠くに隔離されていたそうです。
きょうだいは他にも沢山いるのに。
まあ、くじ運とは関係無いと思うんですが。
>>56 「見えちゃうから(会話をしたりするから)連れて行かれる」と
思ったんじゃないか?
だから気持ち的に仏さんから離そうとしたとか。
>>55、そこらへんはどう?
伯父さんは見える人だった?
家の親父の話です。
親父が営業だかで外を歩いていると、
交差点の向かいから、親父の仕事関係での知り合い(仮にAさん)が歩いてきた。
その時は、親父は忙しかったので、互いに会釈をして擦れ違った。
後日、親父が会社の人に聞いた話だと、
そのAさんは親父とその交差点で会う前に既に亡くなっていたとのこと。
59 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/05 01:36
ちょいとあげさせてもらうヨ
おじいさんは昭和50年、おばあさんと娘(私のおば)と3人で一緒に
首をつりました。
61 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/09 16:52
青田さんはもうこの世にいないのかもしれないな。
62 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/10 15:58
test
あまり怖くはないかもしれませんが、俺が実際に見たことです。
その当時、大学生だった俺は車で学校に通っていました。
俺はいつもの様に朝9時に家を出ました。しばらくして国道に入り、3つ目の信号がちょうど
赤に変わったので、俺は交差点の一番前で信号待ちをしていました。
何気なくバックミラーを見ると、後ろから青いトラック(kトラよりちょっと大きめぐらい)
が走ってきて、俺の後ろに止まりました。はじめ俺は、そのトラックには3人乗っているように
見えたんだけど(顔が3つあったので)、よく見ると真ん中の人がなんか?なんです。
運転手と助手席に座っている人(3人ともオッサン)と顔の位置が違うんです。
運転手と助手席の人は胸から上ぐらいが見えたんだけど、真ん中の人はちょうどダッシュボード
の上から顔だけが出てる様に見えました。
俺はずいぶん小さいおっさんだな〜と思ったんだけど、どうも様子がおかしいんです。
運転手と助手席はニコニコしながら喋っているんだけど真ん中のオッサンは微動だせずぶっきら
ぼうな顔をしてずーと前だけを見ているんです。(1点を凝視するような感じ)
俺は後ろを振り返って見ると、そのオッサンは運転手と助手席の人の1.5倍ぐらいの頭の大きさがありました。
ちょうどその時、信号が青に変わり、そのトラックにクラクションを鳴らされたので、走り出しました。
そのトラックは次の交差点で右折して行ったので、その後は見れませんでした。
後から思ったんですが、そのトラックは3人も座れるほど大きくなかったですし、ダッシュボードの上に首か
ら上だけ乗っていた様にも見えました。でも俺は怖いから、ちっさいオッサンだと思い込むことにしました。
後日談だけどそれから3年ぐらいたった後、その交差点で交通事故があり、1人が亡くなりました。
3年も経ってるし、関係ないよね? 以上俺の体験談でした。長文失礼しました。
で、だれが身内だったのですか?
ちいさいオッサン?
66 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/23 22:40
この前母が独身時代の日記を読み返している時「あーまた思い出しちゃった・・・」
と言って話してくれた話。あんまり怖くないけど。
東京に住んでいた頃のイ○ーヨーカドーでの出来事。
用を足したくなりトイレに入ったそうです。そのトイレはよくあるドアの下に
隙間があるタイプでなく下にドアや壁がぴったりとついている個室だったそうです。
和式のトイレで壁に向かって用を足しているとふと何故だか「この隙間のないところから
髪の毛が出てきたら怖いなあ」と思ったそうです。そして少し上のほうに目をやって再び
下に目を向けると幅20センチほどの真っ黒い髪の毛が隙間のない壁の下からスーッと
伸びてきたのです。恐ろしく長い髪でどんどんどんどん音もなくこっちに向かってきて
母はびっくりして慌てて個室を飛び出したそうです。
それだけ。うちのおかん霊感強いらしく怖い経験いっぱいしてるんだけど聞くといつも
そんなに怖くないんだよなあ
67 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/24 17:40
>>18 あなたの伯父さんほどではないけれど、私の母もクジ運がいいです。
ほんとビックリするほど抽選に当たっている。何でだろう?
だからといって、大量に葉書をきまくっているわけではなくて
一つの応募に平均一枚程度。
たまーに複数書いた場合、5口中4口があたり、同じものが4品届く事もあった。
海外旅行招待・現金・バイクも当たった事があった。
母がいつもいってるんだけど、クジ運をあげるには
あまり物欲をもたず、応募は(夢を頂いてる)だけの気持ちでいなさいとの事。
我先にの強い物欲は、運を下げるみたいだって。
のほほんと抽選に参加していると、
不思議と向うから金品が寄ってくるといっていました。
>>66 >ふと何故だか「この隙間のないところから髪の毛が出てきたら
>怖いなあ」と思ったそうです。
それで実際に出てきたという事なんですけど、これって察知したん
でしょうか?それとも、わざわざ最も「厭だなァ」とイメージした形を
とって霊が登場したという事なんでしょうか?どっちにしても怖い話ですね。
ちなみに友人(女性)が初台の駅前にある喫茶店のトイレに入った時、
隣の個室から女性のボソボソ声が聴こえたそうです。「携帯かな…」と
思って特に気にしなかったのですが、個室を出て手を洗っている時に
何気なくボソボソ声のした個室の方を見るとドアが全開で誰もいない。
怖くなって出口のドアを開けた時、後ろでまたボソボソ声がしたそうです。
ちなみに全国チェーンの喫茶店です。
69 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 00:36
>>68 何だか分からないけど突然そう思ったらしいです。
また母の話ですが祖父が入院してる時仮眠室で寝ていた時に
それまで相部屋の付き添いの人もそこで寝ていたらしいですが
その人は退院して母一人きりになってしまい、霊感の強い母は
嫌な感じがしていたそうです。すると案の定誰もいないはずなのに
ボソボソ話し声が聞こえ始めやがてそれはガヤガヤになって老若
男女入り混じった声で全然寝付けなかったそうです。
それ以来病院には怖くて寝泊りしませんでした。
友人の話ですが、運繋がりという事で。
本人はまるっきり霊感とかないんだけど、引っ越しする先する先
ほぼ100%心霊物件、というアレな運の持ち主がいます。
物件ごとに出るモノは違うので、友人本人に憑いてる訳ではないようです。
「俺んち、遊びに来てくれる奴いないんだよー」と本人は不思議がってますが
便所の天井から腕が生えてて壁かきむしってる家に誰が遊びにいくかー!
俺はそいつんちに行くまで霊感は圏外だったんだぞバカヤロー(゚Д゚)ゴルァ!
>>70 >便所の天井から腕が生えてて壁かきむしってる
いったい何故そんなことするんだろうね。
かゆいんじゃない?
かゆ
うま
>>71 天井から手が生えていたので、「チョキ!」と指を二本突き出したら
霊現象が収まったという都市伝説を思い出しちゃったよ。
うちのばーちゃんの話です。5年前の夏に私の父(ばーちゃんにとって息子)
が亡くなり、葬儀も終わって翌日の夕食時でした。
ばーちゃんがじいっと、部屋の入り口から父の祭壇までを目で追い、それから
また部屋の出口まで視線を動かしたので、どうかしたのか尋ねてみると、「たー
(父の呼び名)が汗だくで仕事から上がってきて、それから風呂に行ったよ」
と言うのです。これには家族一同びっくりしました。
しかし、以前からばーちゃんは、「家の中をつなぎを着た男が通り過ぎる(霊
道があるらしい)」とか、自分が肺炎で死にかけた時に、病院で「入り口に刃
物を持った黒い男が立ってた(死神?)」などと「見える」人だったので、私
達も「お父さん、亡くなっても仕事してるのねー」などと普通に話していまし
た。その後も、父の霊は数日間同じ時間に現れ、同じように風呂場へ行ったそ
うです。
でも、確かに父は来ていたみたいです。だって、後で見に行くと、まだ誰も入っ
てないはずの風呂場の足拭きマットが、濡れていましたから。
チチキタク スグフロハイレ
>>76 ( ´,_ゝ`)プッ
お前必死で考えてそれかよ。
画面にはりついて、「ワロタ」とか言ってもらうのを
首を長〜くして待ってるんだろうなw
∧ ∧
( ´ー`)
\ < /| .
\.\______//
\ /
∪∪ ̄∪∪
79 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/03 20:03
ぽりっぽーぽりっぽーぴぷりまぱりすー
80 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/04 01:05
もっと怖い話聞きたーい!あげ
81 :
ストレッチマン:04/03/04 03:19
ストレッチパワーが足りないようだな?
イプーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
neecyannto puropairu
>>84 カッコツケテンジャネーヨ
86 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/03/06
>>85 ワロタ
86 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/12 00:50
3年前に祖母がなくなったのですが、2ヶ月ほど前から毎週必ず夢に
祖母の顔をした生き物(犬だったり蝿だったり)が出てきて私に
「気をつけてね」と言い続けていました。
先週酔った同僚を部屋まで送った後に夜道を一人で歩く事になり
急いでいると明かりが全く灯っていない民家ばかりが集まった一角に
差し掛かりました。先も見えないくらい真っ暗で何か嫌なものを
感じたので友人の部屋へ戻りその日は泊めてもらいました。
翌朝その道を歩いていると、昨日民家があった場所は雑木林になっていました。
もし祖母が出てくる気味の悪い夢を見ていなかったら私はあのまま暗闇を
歩いていたと思います。一体どうなっていただろうと考えると怖いです。
長い上に意味のわからない文章すみませんでした。
87 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/12 12:25
あげ
88 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/12 16:00
身内が守護霊 age!
〜〜(・∀・) <鬼を憑けてね
青田しゃん!お久しぶりです。2話目以来の290です。これで「にくまる」
と読みます。では本題です。
以前にも書きましたが、私の勤めている会社は建設会社です。あることを
きっかけに霊が見えるようになった同僚の「Aさん」のその後ですが、
本人はいたって元気に働いています。
相変わらず色んなものが見えてしまうようですが、元々寡黙な人なのでこちらから
聞き出さないと自分からは話さないような人です。
その彼が珍しく自分から話し出した最近の彼の体験です。
その日は現場が忙しく、又遠方だった為夜遅くに会社には戻らず直接帰宅の途についた
そうです。
車中違和感を覚えた彼がバックミラーを見ると、後部座席に男の人が乗っていたそうです。
その人は現場に居た人で、もちろんこの世の人ではありません。
「お持ち帰りしちゃったなー」って思ったAさんは自分ではどうしようもないので
無視することにしました。
・・・つづく
>>90・・・つづき
家に着くとその人は居なくなっていたので「どっか行っちゃったのかな?」と
思いながら鍵を開け家の中に入りました。
夜も遅かったので既に奥さんも子供も寝ていました。暗がりの中照明のスイッチ
を探しているとスイッチにも触れていないのに、いきなり照明が点きました。
「・・・??」不思議に思い横を見ると、お持ち帰りの男の人がスイッチに手を
かけボーっと立っていました。
「わっ!!」Aさんは思わず声を出して飛び退いたそうです。男の人は俯いたまま
無表情に照明を点けたり消したりしていました。
「何?どうしたの?」物音で奥さんと子供が起きだしてきました。
相変わらず照明は点いたり消したりを繰り返しています。
奥さんが「あれ?電球切れかかっているのかな?」と不思議そうに言ったそうです。
「やばい!!」と思ったAさんは咄嗟に言い訳を考え、とんでもないことを
言い出しました。
・・・つづく
>>91・・・つづき
「き、今日ね知合いの人に手品を教えてもらったんだ。いいかよく見てろよ」
そう言うとAさんは男の人の点けたり消したりのタイミングに合わせて、
前に伸ばした手のひらを開きました。「はい!点いた!」次に手のひらを閉じて
「はい!消えた!」と繰り返しました。
「お父さんすっごーい!」と子供は大喜びです。奥さんも半信半疑ながら「へ〜」
って感心していたそうです。
「どうだいすごいだろ!当然タネがあるけど見せることはできないから、ほら
早く寝なさい」と言って奥さんと子供を隣の部屋に追い返したそうです。
「は〜 うまくごまかせたかな?」と思いながら男の人を見ると、もうスイッチ
から手を離していましたが相変わらず、ボーっと俯いたまま立っていたそうです。
「悪い人じゃなさそうだし、このままにしておくか」
Aさんはお風呂に入りました。お風呂から出てきても男の人は居ました。
食事もそこそこにAさんは床についたそうです。
朝起きると男の人は居ませんでした。その後も一度もみてないそうです。
「いや〜 我ながら強引ないい訳だと思うよ」と笑いながら話してくれた
Aさんって・・・?
おわり
お化けよりAさんが怖い…っていうか面白sugi
ネタなしゴメン。保守
ええ〜終わっちゃっていいのぉ〜
最近越してきたばかりなんだが部屋んなかラップ音がすごい・・・。このところ寒暖差が
激しいからかなあと思ってたんだが昨日は低い声で息を吐く「ふぃぃぃー」という声が
聴こえんのよ・・・。うあ、また今PCがパチんて言ったよ。
どうしよう敷金2ヶ月分・・・。
不動産屋にクレームいれましょう
98 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 01:50
99 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 02:18
>>96の部屋には霊道が通ってるんじゃないか?写真撮ってみれ!
100 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 02:24
霊とかではないんだが。
2〜3年前ごろに身内の名前のスレが乱立してる時があった。
しかも内容が(*゚∀゚)=3ハァハァだの萌え〜だの、気持ち悪いもんばかり。
なんだかアイドル萌えとかとは違う、マイナーなところを狙う人?という感じ。
情報収集を呼びかけていたようだが、身内としては気味が悪かった。
102 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 03:40
ばぁちゃんが昔親父に話したのを親父から聞いた話。
ばぁちゃんがまだ若いころ、知り合いのお通夜のために親戚と二人で
よく知ってる近くの寺に行こうとした時の話だそうだ。
親戚と二人で歩いていたが知ってる場所のはずの寺になかなか着かない。
歩いても歩いても到着しないんだって。
オカシイと思いながら回りを見回すとなぜか裸の男女が風呂に入っている。
ばあちゃんと親戚にも入れ入れと言っていてるんだって。気持ちいいよ〜とか言いながら。
親戚の様子がおかしくて入っていこうとか言う(普通変だと思うよなw)
ばあちゃんはやめた方がいいと言ってひたすら歩いたがやっぱりお寺に着かない。
ふとなんとなく後ろに気配を感じたばあちゃんはこう言ったそうだ。
「後ろにいるでしょ?」
ひゅっっと何かが走ってばあちゃんを追い抜いたと思うと寺に到着してて
入り口の階段のところに狐が一匹。
しばらくこっちを見てけど走ってどこかに行っちゃったそうだ。
振り返って見るとさっきまで風呂があった場所は肥溜めだったそうだw
10年くらい前の話かな。
その日は家人が出払ってて家には自分1人しか居なかったんだ。
なんか妙に眠くってさ、夕方の7時くらいにうたた寝してしまったんだわ。
んで、無性に喉が渇いて起きたのが午前2時半くらいだったと思う。
半端に寝てしまったもんだから寝付くことも出来ないで暫くTVを眺めてたらさ、
電話が鳴り始めた訳よ。誰だよこんな時間に非常識な奴だなとか思いつつも
家族になんかあったとかだと困るから渋々電話に出てみたんだ。
そしたら電話の向こうから気味の悪い声で延々とお経が流れてくるんだ。
南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経ってずっと。
まぁ性質の悪い悪戯電話だと思って受話器上げっぱなしにして寝て朝起きたら通話は切れてたよ。
怖かったっていうか気味の悪かったっていうそんなお話ですた。
>>103 すごい、そうするとそのタヌキ(多分)は、風呂だけでなく、入っている人の幻を作りだして化かしたんだな!
だれかが入っているバージョンははじめて聞いたよ。
要するに狸汁にして食っちまいなってこったな
106 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/25 14:55
>105 狸汁は臭み抜きが難しいらしいよ
またまた登場!290です。
今回はそんなに大した話じゃありませんが書きます。
よく身内が亡くなったりすると不思議なことが起こったり、誰かにお別れを
告げたりとかする話を聞きますが、私はそのような体験が無いものですので、
あまりリアル感を感じたことがありませんでした。
私の父が亡くなってから丸二年が過ぎました。
父が亡くなったときは喪主ということもあり、2日間徹夜状態で大変だった
ことを覚えています。
父は仕事熱心な人で、ほとんど家にはいませんでした。
一人っ子の私は幼少の頃から母親に可愛がられ、父と遊んだ記憶も少ししか
ありません。
それが原因かわかりませんが、父親とはうまが合わないというか、とにかく
反発ばかりしていました。
結婚して同居を始めてもうまくいかず、結局喧嘩別れという最悪の状態で家を
出ました。
音信不通のまま家を出て4年が過ぎようとしたある日、従兄弟から電話がありました。
「親父さん、入院したぞ」何時に無く厳しい声でした。「別に大したことないだろ」
と私が言うと「・・・癌らしい・・・」との返答。丁度会社の忘年会の最中でした。
大きなショックを受けた私は病院名を聞くのがやっとでした。
翌日の日曜日、早速家族を伴って病院に駆けつけると本人は自覚症状がなく至って
元気でした。久しぶりに見る孫の顔に満面の笑みを浮かべ、「よく来てくれた」を
繰り返していました。
ほどなく母も病室に現われ、久しぶりの家族全員の一時でした。
帰り際ロビーで母から告げられたのは余命半年ということと、本人には知らせていない
ということでした。
父が長年勤めた会社を定年退職し、嘱託として働きはじめて2年目のことでした。
・・・つづく
それからすぐに父は退院し、仕事に復帰しました。
一緒には暮せませんが、私たち家族は週末になると一緒にいるようになりました。
それは4年という時間の溝を必死で埋めようとしているようでした。いや私はきっと
幼少の頃からの長い年月親不孝をしてきた償いのような気持ちだったと思います。
時がたち、父が再入院したのは1年半後のことでした。日に日に痩せていく父を見るのは
とても辛かったのを覚えています。医者は半年の余命がここまできたのも、家族の支え
だと言っていました。
父が他界したのは2週間後でした。家族兄弟の見守る中静かに息を引き取りました。
通夜、葬儀の準備に追われ、感傷に浸っている間もなく葬儀が終わり、会葬していただいた
方へのお礼やいろんなことであわただしく1週間が過ぎたある日のことです。
母が仏間の隣の部屋で寝ていたら、誰かが肘を何度も突付いたそうです。
寝ぼけながら目を開けると布団の足元に、後ろ向きで座っている父が居たそうです。
「お父さん!!」と母が言うと何も言わずスーっと消えたそうです。
病弱な母が心配だったのか、最後の別れを告げに来たのか、何か言いたいことが
あったのか私には解りません。後ろ向きだったこともあり表情から汲み取ることも
出来なかったそうです。
「孝行したい時に親は無し」とはよく言ったものです。あれだけ反発し、嫌っていた父
なのに、父が残した色々な物を見ると改めて偉大さが解りました。自分が父と同じ事を
日常の中でできるかと思うと自身がありません。
高度成長期を脱兎のごとく走りぬき、我を忘れて仕事に打ち込んできた父を今更ながら
尊敬します。と同時に自責の念を覚えずにはいられません。
先々週父の三回忌を行いました。それに間に合うように墓も建てました。
同じ墓所の中には4歳で亡くなった私の従兄弟、父の姪が眠っています。
きっと父も寂しくないと思います。
「親父!ゆっくり休んでくれよな」それと「・・・ごめんな」
おわり
ここの話が勝手にコピペされて出版されたよ
112 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/04 12:28
ふーん。。。
>>111 あれじゃない?山で少女売春見て帰ってから姉が発狂したやつ
従兄弟が東南アジアに旅行行った時に目の前で羊が巨大なヘビに
丸呑みにされるとこ見たらしい。
すくんで動けなかったって(つД`)
115 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 19:56 ID:TddVh/HV
116 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 20:05 ID:M3fpsiHp
お父ちゃんが死んで
たった1000万円のためにそれまで仲良かった
兄弟が大喧嘩。
裁判になって断絶状態。 遺言書くらい書け。
117 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 20:35 ID:fACdfopQ
実家のある土地は昔は沼だったらしい。私も火燵から顔だけを出してる男の人や、首だけが浮遊してるのを見た事がある。
昼間にしか出なかったから余り怖くなかった。
118 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 20:42 ID:fACdfopQ
↑続き。
母だけは怖い思いをしていたらしい。
毎年8月になると、寝室のドアの前に正座する老婆が現れる。お盆が近付くに連れて段々近寄って来る。しまいには母のお腹の上で正座する。
次の日、祖父にお経を唱えてもらったら、その夜には白装束の怖い顔の男が現れ、舌打ちをして消えた。それから老婆は現れなくなった。
119 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 20:51 ID:fACdfopQ
↑更に続き。
8月になって老婆がやって来たら祖父を呼ぶ習慣が続いたが、ある年を境に老婆は出なくなった。
後で調べたところ、どうも寝室の位置が悪かったらしい。
いわゆる寝殿造りの様な間取りの一軒家で、「殿様の寝室」に当たる部屋に平民が寝る事が老婆のお気に召さなかったらしい。
また何か思い出したら投稿します。長文スマソ。
120 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 21:00 ID:ZsLmHXZ3
発狂した嫁が従兄弟殺して、悪い噂流しまくって一財産食いつぶして
やっと病院に収容された。全部マジ。
121 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 21:05 ID:6Bh+XuxX
親戚に、ものすごい被害妄想が強い中年女がいる。
旦那が私を殺そうとしているだの、探偵を雇って身辺調査してるだの。
こないだんか、便箋4枚に小さい字でビッシリと書かれた手紙が送られてきてた。
そんな彼女は通院15年目。
消防の頃、学校から帰ると母親が壁とかコツコツたたきながら
「お告げ」を受信していた。
それからは俺は「○○をすると友達が増える」「××を習いに行きなさい」
など「お告げ」で振り回されました。
結局入退院を繰り返したものの治んなかった。
今は寝たきり「お告げ」はまだ聞こえてるみたいだけど
彼女が何を言ってるのか全然わからない…。
上げときます
125 :
カレーは飲み物:04/05/13 11:26 ID:U6w1i3FP
1/5
イカツイ友人がいる。こいつが外見とは異なることに、おかしな特技(?)を
持っている。霊媒体質らしい。
たまに飲みに行ったりする時に「怖い話してくれ」とせがむと、う〜ん、なんて
唸りながらもポツリポツリ話してくれる。
ちなみに私自身は未だその手のモノを見たことは無いが、いくつか不思議な体験を
一緒にいる時に遭遇し、「そうゆう世界もあるのか」と今では思っている。
そんな友人が16年ほど前に体験した話。
当時、宇都宮の寮に住んでいた彼は、寮の友人と駅の繁華街で飲んでいた。
寮は駅から少し距離があり、帰りはいつもタクシーを使用。私は宇都宮駅に行ったことが
ないので良く分からないが、駅の東口から西口のタクシー乗り場までは少し距離がある
らしい(もしかしたら東口の良く飲みに行く店が遠かったのかも?聞いてたけどうろ覚え。)
その日は飲んでいた場所が東口側なので、彼らは帰りは西口のタクシー乗り場まで歩かなくて
はいけなかった。
126 :
カレーは飲み物:04/05/13 11:27 ID:U6w1i3FP
2/5
ほろ酔い気分で店を後にし、二人そろって西口側に行く為に歩き出した瞬間に、彼は違和感を
感じた。周りの景色が変わっていて、いつの間にか西口側に立っていた。
自分達は確かに、たった今まで東口側の飲み屋の前にいたのに。
時計で時間を確認しても、移動距離を考えたら絶対にあり得ない。
彼はパニックになり、隣にいる友人を問い詰めるも
『あれぇ〜?何で俺達、もう西口にいるの?まぁいっかぁ〜〜』
などと酔っぱらいの本領発揮をして、今にも道端で寝ちまいそうな勢い。
そんな友人を横に、彼は1人訳も分からず途方に暮れていると、気が付けば目の前にタクシーが
ドアを開けて止まっていた。宇都宮では良く見かけるタクシー会社のマーク。
一刻もこの場から逃げたかった彼は友人をタクシーに詰め込み、自分も慌てて乗り込んで寮の住所
を告げた。友人はその途端に爆睡。
彼も酔ってはいたが今までの出来事を考えるのと、前に何度かタクシーで寝た時に遠回りされて
二倍近い金額を請求された事があり、必死で眠気を堪えていた。
それにしても異様に眠い。
絶対に寝るものか、と朦朧とする頭で考えていた時、急に急ブレーキをかけた時のように身体が前に
引き寄せられるような感覚があった。
3/5
次の瞬間、気が付いたら宇都宮の東口のベンチに座っていた。隣で友人も座って寝ている。
もー、わけがわからん。パニック。
彼は友人を叩き起こした。
『あれ?もう寮に着いたの?』
「違う。俺達、東口にいるんだよ!」
『なんで?どうして?わざわざ戻って来ちゃったの??』
「俺の方が聞きたいわ!!」
彼は自分の頭がおかしくなったのかと思ったが、友人と話をしてみると、やっぱり二人とも
ちゃんとタクシーに乗った記憶がある。どこいら辺まで走っていたのかも分かる。時間も確かに
間違いない。
彼らはすっかり酔いも覚め、理解不能の頭を抱えて今度こそ西口まで歩き、今度はちゃんとタクシーで
寮に帰り着きましたとさ。
おしまい・・・と行きたいところだけど、この話には後日談がある。
4/5
タクシーで何度かボラれてから、彼はタクシーに乗ると必ず確認する事がある。
運転手の名前だ。
なにかあった時に問い合わせをするなら、名前だったら間違い無い!、と。
もちろん、この時に乗ったタクシーでも名前を確認していた。
彼は翌日、タクシー会社の電話番号を調べて電話をした。
「○○さん、いらっしゃいますか?」と聞くと、その名字の人間は3ヶ月前に退職
したし、今現在は同じ名字の人間はいない・・・と言われる。
(友人は今でもその名字を憶えていて教えてくれたけど、確かに珍しくはないけど
そんなにかぶるような名字でもない)
「そんなはずはない。昨日、自分達は確かに○○さんのタクシーに乗った!」と、
どこから乗ったか・何時ぐらいに乗ったかなどを詳しく話し、昨日あった不思議な
出来事についても話してみた。彼には、このタクシー会社に電話した時から妙な確信
があったらしい。
しばらく彼の話を聞いた後、タクシー会社の人はポツリと
『失礼ですがあなた、何か変わった事はありませんか?』と聞いた。
5/5
タクシー会社の人の話では○○さんは3ヶ月前に退職したのではなく、事故で亡くなられた
との事だった。そして○○さんが亡くなられてからしばらくして、彼が話した内容と同じよ
うな問い合わせがあった。初めは酔っぱらいの戯言かイタズラだろうと考えていたが、その後も
同じ問い合わせが続き、この3ヶ月間で彼で4件目との事だった。
そしてその中で、○○さんと同じ所で事故を起こして死んだのが1人・他の場所で事故を起こした
のが1人(死んではいないらしい)・あとの1人はその後、連絡が無いので特に変わりは無いと思う
のですが、あなたも気を付けて何かあったら御連絡下さい・・・と言われた。
彼はもちろん、その後は事故を起こす事もなく元気に生きている。
ただ、この話を私にした時に
「もしもあの時、眠ってしまってたら俺は死んでたと思うんだわ。事故かなんか起こして」
そんな事を私に言っていた。
おわり。
長くなっちゃってすんません。
むう、眠ったらいかんのか。 覚えとこう。
最初に気が付いたのは、私小4で弟小2の時。
一緒にガンダムを見ていたら、普段めったに口を開かない大人しい弟が、
ふいに後ろを振り返って「聞こえない」と言った。
私と母は目を丸くして、どうしたのかと母が尋ねたが
「なんでもない」と、弟には珍しく慌てた様子だったのが余計あやしかった。
その日の寝る前、その日から弟に何か変わったことがあったら報告するようにと
母に言い付けられた。
それは割とすぐに起きた。
当時毎日のように近所の神社で遊んでいたが、そこへ向かう途中の出来事。
前を歩いている弟が何もない道なのに、まるで何かを避けるように弧を描いて歩いた。
そこは道路の脇にお地蔵様の祠がある場所だった。
いままで前を歩いてばかりいた私は気が付かなかったが、
弟はそこを通り過ぎる時、必ずそうしていた。
母に話すと、母は弟を病院に連れて行った。最初は眼科で、次は精神病院だった。
弟は黙って母に従っていた。
帰ってきた母に「どうだったの?○○ちゃん病気なの?」と尋ねると、
詳しい検査の結果は明後日にでるが、特に異常は見あたらず、いたって健康だと言われたらしい。
医師の質問にもはきはきと答え、賢い息子さんだと褒められたらしい。
幻聴と幻覚については、現時点で生活に支障がなければ、
様子をみてみましょう、ということになったらしい。
後日私と母が検査結果を聞きに行くと、怖い病気が潜んでいる可能性はなく、
視覚や聴覚にも異常はなく、知能指数が平均よりずっと高いと言われ、
母が何故かとても嬉しそうにしていたことを覚えている。私も嬉しかった。
しかしそれから弟は、私と神社に行かなくなった。そればかりか、
遊びに誘っても、違うグループに行くようになってしまった。
それが泣く程悲しかった私は、母に弟の様子を話したことを後悔した。
私は怪我や事故以外、弟が何をしようと今後一切母に話さないと心に誓って、
弟に全部話して泣きながら謝った。
弟は笑って「気にしないで」と言ってくれた。
その次の日一緒に神社に行った時、神社の裏の林で犬が二匹地面を掘り返していた。
私達に気が付いて犬が逃げて、弟にくっついて恐る恐る行ってみると、
土から骨が出ているのが見えて、みんなが悲鳴をあげて逃げてしまった。
私は弟の服を掴んで無理矢理逃げようとしたが、弟は私の手を振り払って
その骨を土からひっぱった。
弟に手を払われた事の方がショックだった私は、
どうしてかその光景を鮮明に覚えている。
骨には青い布がついていて、弟が持ち上げるとポロポロと小さい骨が土に落ちた。
直ぐに家に帰って弟が電話で通報して、すぐにパトカーが家にきた。
母もすぐに会社から帰ってきて、私は母にしかられると思ったが、
全く逆で母はやけに優しかった。
その夜は物騒だからと母が叔父さんを呼んで、私と弟は母の布団で三人で一緒に寝たのを覚えている。
これは後で知ったことだけど、
青い布を見て「多分あれは袖だ」とあの時思った通り、
そこには二人の人が埋められていた。
母親らしき女性と、幼い女の子だったらしい。
当然のように私達は神社で遊ぶことを禁止されたが、
一ヶ月後にはまた神社でかくれんぼをしていた。
ふと弟がお地蔵様の所を避けないで歩いている事に気が付いた私は、
それを思いきって弟に尋ねてみた。
弟は何でもないことのように
「いつも親子がそこにじっと座ってたから」と言った。
ゾッとした私が恐る恐る「幽霊?」と尋ねると、同じ調子で
「よくしらないけど、たぶん生きてる人じゃないと思う」と、
そして微笑みながら
「もういないから、怖いのはもう終わり」と私の手を引いてくれた。
終わり。
>>131〜134
ええはなしや・・。
続きがあったら、ぜひ聞きたいものだす。
あるにはあるけど、私がちょっとゾッとする程度で、
どれもそれ程怖くないだす。
私が中1の時だったか、ある夕方二階の子供部屋で、
弟が椅子で私がベッドで本を読んでいた時のこと。
ふと弟が部屋から出て、半分程水を入れたコップを持って帰ってきた。
それを窓際に置いて、また座って本を読み出した。
「なんだ?」と思ったが、何かのおまじないか?と思って
私もそのまま本に目を戻した。
ご飯の時間になって母に呼ばれて、下に降りようと顔をあげたら
コップの水がなくなっていた。
呆然としていたら、弟がコップを手にして私を見ながら、
「ホントに飲んだ」と言った。私はもちろん「?」状態。
そして部屋を出たので、私は慌てて弟の後を追った。
後で聞いたらいつもは無視するのだが、
「水を一杯ください。お願いします」と窓の外にいた「煙の人」が、
その日に限って何度も頼むので、あげたとのこと。
「煙の人って?」と尋ねると、
「煙が人の形になってる人……人の形をした、喋る煙」
と普通の顔で言っていた。
終わり。
139 :
135:04/05/17 08:48 ID:AeltFaI0
>>138 ありがとうございました。
この話もいいですね。
弟さんって、いま何をなさっておられるのですか?
その能力は、いまでもお持ちなのでしょうか?
>>134 いま高2ですが、「今もお化けが見えるの?」とか、
そんな事は直接聞けないのでわかりません。
中1の時学校で、授業中突然弟の側の窓ガラスが3枚割れた事件があって、
窓枠の老朽が原因という結果でしたが、弟は一層無口になってしまって、
表情は明るかったけど、たぶんかなりへこんだんだと思いました。
その時母と私の間で、そういう事を尋ねるのは実は無神経なことかもしれない。
という結論になり、それからなるべく特別視しないようにしています。
でも三月に私がアパートを借りる際に、
絞り込んだ物件のFAXを2枚机の上に置いといた時の事。
弟がそのFAXの一枚を持ってマジマジと眺めていたので、
「○○ちゃんなら、どっちに住んでみたい?」と尋ねたら、
顔を上げて黙って私の顔を見て、もう一度FAXを見て、今度は別なFAXを取って、
「こっち」と。
駅は遠いけど築二年、日当たり良くてコンビニが近いから、
弟が最初に見ていた物件の方ががいいかなと思っていたので、
「なんでさ?」と尋ねたら、「こっちの方が広いし家賃が安い」と。
結局、築8年で道路が近くて少し騒音はあるけど、
駅もコンビニも近い、弟が選んだ物件に決めました。
偶然だと思いますが、引っ越しが終わって母と大家さん宅へ挨拶に行くと、
その場で母を見た大家さんがビックリ。
離婚後すぐに他界した父の遠い親戚だった事が判明しました。
いま家族のようによくしてもらってます。
全然怖くなくてスミマセン。
>>140 ご丁寧なレスありがとうございます。
歳が近かったら、ぜひお友達になりたい弟さんです。
何だか「十二国記」の「泰麒」を連想してしまいました。(・・って知らないかも)
私は、この世界に偶然というものはあり得ないと思っています。
一見偶然に思えることも、原因と結果の道筋が普通の人には見えていないだけなのだと思っています。
そういう意味では、弟さんは、その道筋が見えているのではないでしょうか。
普通の人には見えていない事柄も、この世界には多いように思います。
例えば「煙の人」のような・・・。
それはともかく、すてきな弟さんです。
140さん、弟さん、そしてご家族の方に良い風が吹きますように。
143 :
140:04/05/19 03:58 ID:o2l9jXE4
>>142 NHKのアニメですね。
私はわからないけど、弟はたまにアニメを見てるので知ってるかも。
今度聞いてみよう。
実は、
>>131-134の話には続きがあります。
私は直接関係しない、弟(小4時)の担任が私を呼びだして話してくれた事です。
どっちかというと悲しい話なのでどうかと思ったけど書きます。
死体遺棄事件の後も、不思議なことが沢山あった。
排気ガスで自殺しようとした人や、産気づいた叔母さんを助けたりと、
気が付いたら人助けというのが幾つもあったけど、
これはその中で私が一番怖いと思った事。
遺体発見の噂はすぐに学校中に広まって、弟は「薄気味悪いヤツ」
というレッテルを貼られて、それがイジメに発展して、
弟は丸一年ほどイジメられた。
悔しかった私は、二ヶ月くらい毎朝弟のクラスへ行って、
イジメているヤツに文句を言っていた。
私なりに弟を守っているつもりでいい気になっていた。
でもそれは全く逆効果で、弟へのイジメはエスカレートしていて、
私が自分でそれに気が付いた時は既に遅くて、弟が鼻骨を折って帰って来た時、
ついに母が担任に猛然と抗議した。
しかしその時の担任はDQNで、知らぬ存ぜぬでイジメられる方が悪いと言って、
後で母に聞いた話では、母はその時訴えるつもりでいたらしい。
だが弟がいきり立つ母をなだめて、裁判沙汰にはならなかった。
つづきますが、ウザかったらやめます。
145 :
142:04/05/19 13:46 ID:IexPLF96
つづきぼんぬ。
147 :
143:04/05/20 05:56 ID:HlDDV4fy
そして学年が変わり、イジメはクラス編成でおさまった。
弟の新しい担任はとても若い女の先生で、家庭訪問の時最初に
「○○君はもう絶対イジメられませんから、安心してください」と言って、
母と私はとても驚いた。イジメは去年からわかっていたのだが、
余所のクラス事なので、なかなか口を出せなかったと言った。
先生は絶対イジメを許さない熱血先生だった。
私と母は良い先生に巡り会ったと、すっかり安心した。
しかしそれは7月18日の午後の事だった。
私はクラブ中に弟の担任に呼ばれ「家で変わった事はない?」と尋ねられた。
特に変わった事はないと答えると、先生は信じられないことを話しだした。
それは実はいま、弟をイジメていたグループの七人全員が、
事故や病気などで学校を休んでいるという話だった。
五人目が交通事故に遭った時点で、先生はふと気になっていたのだが、
六人目が理科の実験中、顔に全治二週間の火傷を負ったと言うのだ。
その話だけは私も知っていたので、内心いい気味だと思っていた。
弟の鼻を折った子だったからだ。
だがその子は病院で「○○の呪いだ」と自分の母親に訴えたそうだ。
まるで弟が悪いみたいに聞こえたので、私は頭にきて
「バカじゃない?やっぱりサイテーなヤツ!」と心で罵った。
そもそも最初から少し苛ついていたので、私はもう家に帰りたいと言ったが、
先生の話は終わりではなかった。
148 :
143:04/05/20 06:12 ID:HlDDV4fy
同じ日の昼休みに、七人目の子が転んで怪我をしたというのだ。
その子は弟をイジメた七人のリーダーで、先生は倒れた瞬間を見たと言った。
何もないところで突然倒れたらしく、はじめ貧血か何かだと思ったそうだ。
その子はすぐに保健室に運ばれたが、転んだ事は覚えてなくて、
軽い脳しんとうという診断だった。
私は少しゾッとしたが、やはり馬鹿馬鹿しいただの偶然だと思って、
もう関係ないから、ホントに家に帰らせて欲しいと願い出た。
だが先生は、帰りは自分が車で送るので、もう少し話を聞いて欲しいと言った。
いま思い起こせば、おそらく先生はその時相当怯えていたのだと思う。
先生は、これはイジメと無関係だが、どうしたらよいのかわからない。
できれば誰にも話さないで、内緒にして欲しいと言ってから話しはじめた。
それは4日前、放課後先生と弟がインコ小屋の掃除をした時の事だった。
掃除が始まってすぐ事務に呼び出された先生は、
一度事務へ行って戻ってきた時だった。
弟の隣に4〜5歳の女の子が立っているのが見えたので「誰かな?」と思ったが、
その女の子はパッと消えてしまったのだ。
その時はとても驚いたが、先生は自分の見間違いだと思った。
でもその女の子は見間違いではなく、その後すぐにまた現れた。
小屋の掃除が遅くなったので、先生は弟を車で送ることにして、
弟を正面玄関に待たせておいたが、戻ると弟は玄関にいなかった。
トイレだろうと思って少し待っていると、水を流す音が聞こえた。
すると弟は戻ってきたが、弟の後ろにさっきの女の子がいたのだ。
その子はまたすぐに消えたが、同時にすぐ後ろから小さな声で、
「許さない」という声がして、先生は悲鳴をあげた。
悲鳴に驚いた弟が先生に近づいた時、もう一度「許さない」と聞こえた。
耳を両手で塞いでいてもハッキリ聞こえたという。
先生は次の日病院で、目と耳の検査をした。検査結果は特に異常なしだった。
149 :
143:04/05/20 06:45 ID:HlDDV4fy
正直言って私は逃げたいほど怖かったが、それよりも妙な気分だった。
こんな子供じみた話を、大人の先生が子供の自分に真剣な目で話すのが、
とても奇妙に感じたのだ。
今思うと私は、母以外の大人は幽霊なんて信じやしない、
と勝手に決めつけていたからだろうと思う。
先生は、今度は死体遺棄事件の話をはじめた。
そこで私は、もう引っ越してしまった神社で一緒に遊んでいた友達の一人が、
実は先生の姪だったと知ってとても驚いた。
その子は私と弟の幼馴染みで、弟の不思議な言動をよく知っていた。
友達はそれを、叔母である先生に時々話していたのだ。
つまり先生はずっと以前から、姪から弟の話を聞いていたのだった。
しかし先生は姪の話に出てくる不思議な男の子が、弟だとは知らなかったし、
当然子供の戯れ言だと思って全く信じていなかった。
最近姪と話した時に突然弟の名前が出た事に驚いて、
それで男の子と弟が同一人物であることを知ったと言うのだ。
そして今までデタラメだと思っていた、アイスを6回も連続で当てたり、
財布を拾って一割もらったり、車の中に死にそうな人がいた話が、
全部本当の事に思えてきたのだと言った。
もちろん私はそれが全部本当の事だと知っていたので、先生にそう言った。
すると先生は、担任になって弟と接する内に、
弟が落とし物の持ち主をすぐに言い当てたり、なくし物を探し当てたりと、
弟の勘が異様に鋭い事には気が付いていたのだと言った。
先生自身も弟に、車の鍵と財布を拾ってもらった事があると。
だが先生は眉間に皺を寄せて、とにかく弟には不思議な何かは感じているが、
それを認めてしまうと、あの声が気のせいだと思えなくて、それが怖いと言った。
その時私は、弟が誰かに怖がられるのがとても怖いと思った。
このままでは先生にまで怖がられてしまうと考えて、
その日の夜に、覚えている事の全てを弟に話した。
150 :
143:04/05/20 06:58 ID:HlDDV4fy
弟は私の話を黙って聞いていたが、女の子の話しでやっと少し驚いて、
「そっか、先生見えたんだ」と言ったが、あまり興味なさ気だったので、
私が先生に嫌われたらダメだと食い下がると、弟は笑いながら
「大丈夫。俺が明日先生に言うから」と言った。
しかしそれでは先生との約束をやぶってしまうので、
「ダメだよ。言わないでって言われたんだから」と、
いま考えればとても自己中な事を私は言ってしまった。
だが弟は、先生がそこまで怖がっているなら、全部話した方がいいと言った。
私が恐る恐る「何を?」と尋ねると、弟は
「みんな(七人)の事はホントに知らない事と、あの子の事」
「あの子遊んでるだけで、全然関係ない。
声は俺も聞こえたけど、先生が怖がりだからからかったんだと思う」と、
私のベッド(二段ベッドの上)の方を見て言った。
私はそこに誰かいるの?と思って少し怯えたが、
それよりも「あの子」が誰か気になって「あの子って?」と尋ねた。
弟がすぐに「神社の子」と言ったので、思わず弟の腕を掴んでいた。
弟は「大丈夫だよ。沢山遊んだらその内帰るから」と笑っていた。
その時は怖くてそれ以上何も聞けなかったが、
どうしても気になって寝る前に「お母さんの方は?」と尋ねると、
「さあ?知らないけど、先に帰ったんじゃない?」と言っていた。
帰った?何処に?と思ったが、とにかくその日から私のベッドは下になった。
151 :
143:04/05/20 07:06 ID:HlDDV4fy
弟が先生に、何をどう話したかはわからないが、
後日私はまた先生に呼び出されて、今度はお礼を言われた。
それから私と弟は先生ととても仲良くなり、家族ぐるみの付き合いになった。
だがこれは私が中学に入ってから、家で先生に聞いた話だが、
転んだ子は転んだ二ヶ月後に、慢性硬膜下血腫で亡くなっていた。
それを聞いた時あの憎たらしい顔を思い出して、
すぐに可哀想とは思えなかったが、やはり死んでしまうのは悲しいと思った。
弟に「先生に聞いたけど。○○死んじゃったんだってね」と言ったら、
弟はちゃんとそれを知っていて、沈んだ顔で「ん」と小さく頷いただけだった。
私は言わなきゃよかったと、少し後悔した。
終わり。
長くて激しくスミマセン。
弟さん凄い。あなたも賢い。
文章も上手だ。
オカルト板って なにげに文章上手い人多い。
ライターさんが試してるのかな。
153 :
142:04/05/20 11:36 ID:repo6B+2
>>151 いや、ここまで状況が「十二国記」と似てしまうとは思いませんでした。
弟さんに話されたら、きっと苦笑いなさることと思います。
十二国記の泰麒も高校生という設定で、妙な力があるということからいじめにあうのですが、泰麒を護る使令(妖魔)がその力を発揮し・・・。
弟さんのエピソードをまとめたら、それこそ小説が一編できあがりそうですね。
機会があったら、ぜひまた別の話も聞かせてください。
152と153の反応が信じられない。
ちょっと切ないけどいい話だ
いい先生に巡り会えてよかったね
小学生の担任ってほんと重要だよねえ…
156 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/22 22:56 ID:VZXFrw6e
せっかくいい話なのに下がりすぎだ。沼のそこに沈むぞなこのままざぁ・・・
てなことで上げてもよかですかぃ?
157 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/24 03:27 ID:o4ifeQ5l
昨日のこと。
午前中急に頭の中に10年近く前に亡くなった叔母さんのことが浮かんだ。
私のことを特にかわいがってくれて大好きだった。
急に強く思い出したので「あれ?○○叔母さん??なんで?」と思っていた。
そしてうちの犬(室内で飼ってる大型犬)に朝ゴハンをあげようと
犬の前に座ったら、うちの犬が顔をフッと横にずらして私の後ろの方をジーッと見つめていた。
以前壁にゴキブリがくっついていた時もそんな行動をしたので
後ろを振り返ってよく見たけど何もない。
午後、またうちの犬が私の背後を見つめて「ウ〜ワォワォワォ」と吠え出した。
その日の夜中の2〜3時くらいの時に起きて友達とチャットをして楽しんでいたら
頭の中にまた亡くなった叔母さんのことが強く浮かんできた。
そして30分近く頭の中から叔母さんのことが離れなくなってしまった。
なんか叔母さんが一緒にいるような感覚にとらわれた。
(深夜だったから頭がボーッとしてたのかもしれないけど)
→つづく
158 :
つづき:04/05/24 03:31 ID:o4ifeQ5l
それと同時に隣の部屋でうちの犬も夜中なのに不自然に吠えていた。
その時「あれ?叔母さんの命日っていつだったっけ?たしか5月だったけど・・・」と
思い出したんだけど、初めての身内の死だったから、
当時のことは悲しみのあまり気が動転して詳しく覚えていなかった。
その日、叔母さんの命日で会いにきたのかなぁと不思議に思いました。
身内じゃなくて犬の話でスマソです・・・
すみませんが、心霊写真らしき物はどうやって処分したら良いのでしょうか?
ギボさん方式で焼いて粗塩で灰をもみもみして土に返せば良いですか?
あっ、雑談スレで聞いてきます。すいませんでした。
161 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/24 05:46 ID:3+ADZ5DU
兄が元・ストーカー(?)だった女と
結婚してしまった。
あんなに嫌悪感があったのに一体どうしてしまったのか。
おめでたいことだから祝福していますが…。
131〜のご兄弟の話、私はすごくいいと思った。
163 :
143:04/05/24 16:31 ID:jKaLmA2e
ある日母と、ふと弟がいままで何回怒ったかという話になった。
私が知る限り4回、母も4回で、内3回は共通していたので、
おそらく回は怒っただろうという結論だった。
これは滅多に怒らない弟が怒った時の、不思議な話の一つ。
鳥を飼っていた叔父の影響で、家でもインコと文鳥を飼っていた。
文鳥はすぐに怒って指を突くので、私はあまり興味がなかったが、
弟は生き物が大好きで、熱心に世話をして小四の時は文鳥の雛を孵して
叔父を驚かせていた程だった。
文鳥は弟にとても慣れていて、母が誤って二羽も外に逃がしてしまった時、
二羽とも外で遊んでいた弟のところに帰ってきた事があった。
私はそれを目の当たりにして、鳥は逃げても飼い主の所へ必ず戻ってくるものだと思った。
弟はその時不注意な母を怒ったりはしなかったが、窓のすぐ側に置くのをやめて、
一つ奥の部屋へ文鳥のかごを移動させていた。
ところがまた母が鳥の水を交換する際、不注意で今度はインコを逃がしてしまい、
そして死なせてしまった。
部屋の中だったので簡単に捕まえられると思ったのか、母はインコを追いかけ回した。
ところが一向に捕まらないので、押入から虫取り網を出してきて、
それで捕まえようとしたが、柄の部分でインコを叩いてしまったのだ。
しかもそのインコは珍しいアルビノで、元もと身体が弱く成長が遅かったので、
弟がスポイトでエサをあげたりしていた、
色が真っ白だったので「しろ」と名付けて一番可愛がっていたインコだった。
164 :
143:04/05/24 16:33 ID:jKaLmA2e
学校から帰ってきた弟は呆然としていたが、それでも母に文句一つ言わずに、
私と一緒にインコのお墓をつくった。
母はとても落ち込んでしまって、もう二度とインコの世話をしないと弟に言った。
弟はそれを聞いて、インコを一羽残らず学校に寄付すると言った。
学校で飼っていたインコは病気で死んでしまってだいぶ減っていたので、
以前からインコを分けてもらえないかと頼まれていたからだった。
こうして家からインコはいなくなったのだが、それからしばらくの間、
いないはずのインコの鳴き声をが聞こえてきて、私と母は怯えていた。
ある日三人でテレビを見ている時、突然聞こえてきたので、
私は思わず「ほら、また聞こえた!」と言ってしまって、母を怯えさせてしまった。
失敗したと思ったがもう遅く、母は沈んだ顔で台所へ行ってしまって、
私はいたたまれない気持ちになって弟の方を見た。
すると弟は立ち上がって窓を開けて、またソファーに座って、
天井を見上げて、今度は部屋の奥から窓の方へ視線を移動させた。
そして「出てった」と嬉しそうに言った。
その場では聞けなかったが、後で弟に尋ねると、
インコは死んだ日からずっと家の中を楽しそうに飛び回っていて、
みんなの肩に止まったり、私の頭やテレビの上に糞をしたりしていたそうだ。
それを聞いた母は「ごめんなさいね。本当にごめんね」とインコのお墓に謝っていた。
そしてその日からインコの鳴き声は聞こえなくなった。
165 :
143:04/05/24 16:33 ID:jKaLmA2e
ところがそれからしばらく経った日曜の朝、突然学校から電話があった。
それはインコが全てイタチに殺されたという内容だった。
弟は受話器を戻さずに、朝ご飯も途中で学校へ走った。私と母もすぐに後を追った。
学校の鳥小屋は金網で作った大きな小屋で、地面の部分が破られていて、
地面には鳥の羽と死骸が散らばっていた。
みんなで学校の裏にある古い桜の根本に、インコのお墓をつくった。
雨が降ってきた時、警備員のおじさんも手伝ってくれた。
私達は10時頃家に帰ってきて、母は弟を抱きしめて泣いてしまった。
私も一緒に抱きついて泣いたが、弟は泣かずにただ黙って俯いていて、
昼ご飯も食べずに部屋でぼーっとしたり好きなアニメをみたりしていた。
夕方頃突然「ガンッガンッ」という大きな音がして、あたしと母が驚いて弟の部屋へ行くと、
たぶん蹴ったか踏んだのだろう凹んだゴミ箱が、弟の足下に転がっていた。
母は慌てて弟を抱きしめようとしたが、弟はその手を激しく払いのけて、
「もおっ!」とか「なんで!」とか何度も怒った声を出しながら、
ゴミ箱を拾って凹んだ部分を一生懸命元に戻そうとしていた。
母は弟から強引にゴミ箱を奪い取って、弟を抱きしめようとした。
弟は母からゴミ箱を奪おうとしたが、母は弟を力ずくで押し倒した。
弟はなおも暴れて、二人で30秒くらい格闘して、やっと大人しくなった。
弟のそんな姿を見たことがなかった私は、ただ呆然と眺めていることしかできなかった。
166 :
143:04/05/24 16:35 ID:jKaLmA2e
弟は夜もご飯を食べてくれなかったので、私と母も食べずにいたら、
9時頃部屋から出てきてみんなで遅い晩ご飯を食べた。
そして夜なかなか寝付けないでいた時だった。
急に弟が起きてベッドの階段を下りたので、オシッコかな?と思ったら、
弟は部屋の窓を全開にした。
その時同時にインコの鳴き声が聞こえて、私は一瞬身を強ばらせた。
インコの声は1〜2分続いていたが、私は慣れていたのか、それ程怖いとは思わなかった。
インコの声は段々小さくなり、弟が窓を閉める音が聞こえた。
弟はそのまま階段を上がって、ベッドで静かになって、私もいつの間にか眠ってしまった。
また母を怯えさせるわけにもいかないので、私は黙っているつもりだったが、
母が「夕べインコちゃんがさよならを言いに来た夢を見たのよ」と言ったので驚いた。
今思えば、あれは弟を元気づけようとした母の嘘かもしれないが、
その夢は、私と母と弟が草原を歩いていると、インコが沢山やってきて、
みんなの肩や頭にとまったり、頭上をぐるぐる飛び回ったりしていたらしい。
その中にちゃんと「しろ」もいたので、
母は「しろ」に「ごめんなさいね」と謝ると、
「しろ」は弟と似た声で、「気にしないでいいよ。そんなに痛くなかったしさ」
「じゃあねー、バイバーイ、またいつかねー」と妙に気さくというか陽気な言い方で、
青い空に消えて行ったという夢だったそうだ。
167 :
143:04/05/24 16:36 ID:jKaLmA2e
その言い方が面白かったので、私は思わず吹き出してしまった。
弟もくすくす笑っていたので、私はその場で昨夜の出来事を弟に言った。
すると弟は微笑みながら「なんだ、起きてたんだ」とだけ言った。
その次の日また文鳥が卵を産んで、雛は無事に孵って、
その子はまだ元気に生きてます。
また激しく長くてスミマセン。
ネタでもマジでもどっちにしても(・∀・)イイ!!GJ!!
うわぁぁん。゚(゚´Д`゚)゚。
ほのぼのしちゃった。心を込めて世話をすれば
動物にも気持ちは通じるんだなあ
171 :
142:04/05/25 01:23 ID:NjdtH0fF
>>167 弟さん、何に対して怒りをぶつけていたのでしょう。
インコを殺したイタチへ?それとも保護しきれなかった自分へ?
それとも・・
ゴミ箱の凹みを元に戻そうとしていたのだから、自分に対して
怒っていたのかな?
ひょっとして、弟さん、ほかの人へ怒りをぶつけたことって
ないんじゃありませんか?
・・・なんて、そこまで想像しちゃうと美化しすぎかな?W
不思議な世界。いい話でした。
犬飼いたいけど、
一人暮らしで閉じ込めて、自分の相手だけさせるのは
犬にとって可哀想かなと思ってできないでいるんだけど。
鳥が昼は飛びまわって、休むときに戻ってきてくれれば
楽しいね。
>>171 自分は、『生』とか『死』にどうしようもない憤りを
感じてたんじゃないかと思ったんだが。
143の弟は、なんていうか、徳が高そうな感じだ。
小学生の頃からそんなに大人びているのか。
気付かない所でいろんな物を見て感じて胸のうちに
しまってあるんだろうなぁ。
これからも弟を大切にしてやってくれや。
>>161 コワイな〜・・
弱みでも握られたのでわ。
叔母は臨月に入ってから姑の「まだ産まれないのか?」というコールに辟易していて、
その憂さを晴らす為に毎日のように家に来ていた。
母は長女で、歳の離れた妹である叔母を幼い頃から可愛がっていたので、
とても親身になって受け入れていた。
しかし当時受験生だった私は、叔母のことを身勝手でうるさい人だと感じていた。
ある日そんな私がついにキレて母に苦情を言うと、母も内心私の気持ちを知っていて、
叔母に電話をしてくれて、次の日から叔母は家に来なくなった。
しかし今度は母が叔母の家に行くことになってしまった。
毎日ではなかったが、片道三十分の距離を自転車で往復している母を見て、
私は何となく、申し訳ないを言ってしまったような気持ちでもあった。
一週間ほど過ぎた土曜日、私が課外授業へ行く準備をしていた朝の事。
突然叔母から母に電話が掛かってきた。
内容は叔母が見た夢の話で、現実と過去が交ざった夢に弟が出てきて、
弟と話したというものだった。
弟はかつて妊娠二ヶ月に満たない叔母に「女の子だ」と言って、
男の子が欲しかった叔母夫婦に笑われたことがあったが、五ヶ月後にそれは現実となった。
その弟が叔母の夢の中で、あの時と全く同じシチュエーションで
「今日産まれるから、大丈夫」と笑顔で言ったそうだ。
目覚めた叔母は、予定日が過ぎている不安からこんな夢を見たのだろうと思ったが、
とりあえず不思議な夢をみたので、それを聞いて欲しくて母に電話掛けてきたのだった。
私は母が「心配しなくても、きっとちゃんと生まれるから」と言ったのを覚えている。
午後二時頃私は帰宅したが、家には誰もおらず、30分程して弟から電話が掛かってきた。
それは弟と母は今病院にいることと、叔母が女の子を無事出産したという知らせだった。
タクシーに乗って病院まで来いというので、私は電話でタクシーを呼んで、
三時半頃病院に着いて、そこで母の話を聞いて驚いた。
母は朝、受話器を置いた後に奇妙な胸騒ぎを感じて、叔母の顔が見たくなったらしい。
私が出かけた後に母はその事を弟に話したのだが、
弟が「心配なら行ったらいいのに。俺も一緒に行っていい?」と言ったので、
母は弟とはすぐに叔母の家に向かった。
すると叔母がお風呂の湯沸かし器と壁の間に挟まって気を失っていて、破水していた。
弟と二人で叔母を引っ張り出して、叔母の車に乗せて産婦人科に急行した。
そして二時間後、なんとか無事に女の子を出産した。
産後の叔母にそれを話したら、叔母はその時陣痛で意識が朦朧としていたが、
何故か弟の「大丈夫」という言葉だけは覚えていて、
危険な状態にもかかわらず「そうか、大丈夫なんだ」と妙に安心していたらしい。
母はもしも弟に言われなかったら叔母の家には行かないつもりでいたらしく、
もし行っていなかったら無事では済まなかったと思うと怖いと言っていた。
私が弟に、どうして叔母の家に行く気になったのか?と尋ねると、
弟は軽く首を捻って「理由なんてないけど」と言った。
おわり。
怖くなくてスミマセン。
うわあすっごい面白い
THXでした。
とにかく弟さんは良い人だ。いつかどこかでお会いしたいものです。
180 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/01 18:17 ID:7cNQO1Qb
もっと弟さんの話きぼんage
181 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/01 18:28 ID:KM6i5q3h
4年前の夏、忘れもしない。
僕は中学でハブれたんだよね。理由はわからなかった。
でも何日かたってクラスのリーダーみたいな奴が犯人だってわかった。
僕は腹が立った。
それから毎日そいつが死ぬ事を妄想しながらそいつを睨んでた。
それから4日くらいたったかな。
夢を見たんだ。
僕がそいつを鋸でメッタ刺しする夢。
気持ちよくて起きたら夢精してた。
そしてその日、学校に行ったんだ。
そしたらそいつの机の上に花瓶が置いてあってみんな泣いてた。
何でも昨日の下校途中にホームに誤って落ちて電車に引かれたそうだ。
10年ほど前に従兄弟(以下K)が亡くなりました。
Kが亡くなる1週間前に、Kの親友M君が
くも膜下出血だったか何かで亡くなってるんだけど
叔母(Kの母)が言うには「KはM君に連れていかれたんだ」と。
M君が亡くなって1週間後に、突然KがM君の名前を叫びながら倒れて
病院へ運ばれたんだそう。
「M!M!どこ行くんだよ!頭割れそう!かーさん助けて!うわーーーっ!」とか叫んでたそう。
そしてそのまま救急車で病院へ。
ICUに入って一度も意識戻らず1週間後に他界。(M君と同じ)
・・・文章ヘタですんまそん凹
183 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/01 20:56 ID:1RVY0T6k
>181
「念が飛ぶ」ってのはあるかもしらん。
中学の時、気に入らない先公に、「足、折れちまえ!」と全校集会の間中年念じてたら、後日、松葉杖ついてた。
ただ、自分も半年ぐらい強烈な頭痛が続いたから、報いみたいなもんもあるのかも。
偶然にしちゃ出来すぎなんで。。
184 :
178:04/06/01 22:40 ID:Xp9l72UI
中一の冬休みに入ったばかりのある午後の事。
まとまった雪が降ったので、私は友達とかまくらを作って遊ぶ約束をして、
弟と共に友達の家へ向かっていた時だった。
その子が向こうから走ってきて、庭の雪が汚れてしまったというので、
とりあえず私達はもう一人の友達の家へ向かった。
しかしその子は留守だったので、結局私達は私の家で人生ゲームをすることになったが、
ふと弟が、新雪に足跡をつけながら帰ろうと提案したので、
少し遠回りだったが神社の裏の道を通って帰ることになった。
私は一度蛇を見たその道があまり好きではなかったが、
弟が嬉しそうにしていたので、弟の後を追って大股で歩いたりてそれなりに楽しんでいた。
その子の家から200M程の所にある神社の裏を通って、
普段は滅多に歩かない農道に出て、家の前の道に続いている道路に差し掛かった時だった。
弟が立ち止まって山へ入る道を見ていたので、「どうしたの?」と私が尋ねると、
弟は「先に行ってて」と言って、その道の方へ向かって歩き出した。
私は行きたくなかったが、弟を置いて帰るわけにもいかないのでそのままついていった。
185 :
178:04/06/01 22:43 ID:Xp9l72UI
その道は車一台がやっと通れる程の幅で、300M程入ると資材置き場があって、
私達はそこで二度ほど遊んだことがあった。
しかしあまり日が当たらない場所だったので、私はどちらかと言えば嫌いな場所だった。
弟が何故そこへ向かうのかわからないまま資材置き場に着くと、
そこには一台の白い軽自動車が止まっていた。
エンジンがかっていて、誰かがいるとは思っていなかったので驚いていると、
弟は真っ直ぐその車に向かって行って、そして車の中を覗き込んだ。
普段の弟とは思えない唐突な行動だったので、私は驚いて立ちつくしていたが、
気を取り直して「やめなよ○○ちゃん」と注意した。
しかし弟は、あろう事かガチャガチャとドアを開けようとしていた。
私達が唖然としていると、今度は運転席側に回ってドアを開けようとしていたので、
私は本気で「やめなってば!ダメだって!」と怒って言ったのだが、
弟は今度は後ろに回って、ついにボンッという音がして車の後ろが開いてしまった。
更に弟は車の中に入ってしまい、私が逃げ出したい気持ちになった時、
助手席のドアが開いた。
それは弟が開けたのだが、弟は私に向かって「お母さん呼んできて」と言った。
しかし私が分からないでいると、弟はドアから出てドアを閉めて走り出した。
私達は驚いて、すぐ弟の後を追った。
186 :
178:04/06/01 22:48 ID:Xp9l72UI
弟は雪の上を猛然と走って私達はどんどん離されて、家に着くと母が電話をしていた。
母は慌てた様子で私達に「家にいなさい」と言い付けて、
自転車に乗って何処かへ行ってしまった。
私はすぐ弟に何があったのかと尋ねたが、弟は黙ったまま答えてくれなかった。
15分くらい経って救急車のサイレンが聞こえてきた時、
何故かとても不安になったのを覚えている。
それから1時間程本を読んだりしながら過ごして、友達が帰る頃に母が帰ってきた。
私はすぐに何処へ行っていたかと尋ねたが、母はその場では答えてくれず、
次の日弟がお風呂に入っている時に教えてくれた。
母の話によれば、母がテレビを見ていると、弟が息を切らして居間に入ってきて、
いきなり「車に変な人がいて、口から白い泡がいっぱい出てる」と言ったそうだ。
唐突だったが弟が真剣だったので、母はすぐ「何処の車?」と尋ねた。
だが弟は「薬がいっぱいあった。水筒もあった」と言ったので、
そこで母は初めて危機感を感じて、車の場所を問い詰めてすぐに119番に電話した。
そして弟が嘘を付いているとは思えないが、一応確認する為に自転車で向かった。
途中転んで川に落ちそうになったが、確かに資材置き場には車があって、
窓から覗いたら、運転席で寝ている中年の女性の口に吐いたあとが見えた。
(シートを倒していたので、私達には人が乗っているのが見えなかった)
資材置き場の住所の変わりに神社の住所を言っていたので、
母は救急車を迎える為に社へ向かった。
すぐに帰ってこなかったのは、単についでに私達のおやつを買っていたからだった。
車にいた女性がどうなったかは、全くわからないということだった。
187 :
178:04/06/01 22:55 ID:Xp9l72UI
それを聞いた私は軽くショックを受けたが、それよりずっと気になっていたのは、
あの時どうして弟が山に向かって行ったのか?という事だった。
寝る前にそれを尋ねると、弟は少し黙ってから「タイヤの跡があったから」と言った。
言われてみれば確かにタイヤの跡はあった。
滅多に人が入らない道なので、そこにタイヤの跡があったのが気になったというのだ。
私はすぐにそれが、嘘ではないが本当でもないと思った。
でもそれを問いただしても答えてくれるとは思えなかったので、
私はその時それ以上何も聞かなかった。
それから成人の日のあとだったか、学校から帰ると玄関に松の盆栽が置いてあった。
居間にはカステラがあって、あの盆栽は何なのかと母に尋ねると、
車にいた女性の父親がきて「娘を助けてくれてありがとうございました」と、
カステラと盆栽を置いていったとのことだった。
母は世話がわからないから盆栽はいらないと断ったが、
「いい松ですから」と言って勝手に置いていったとのことだった。
「錦松って言うらしいんだけど、どうしようね?○○(叔父)にあげよっか?」
と母は言ったが、私は盆栽に全く興味がなかったので、
母に「その人結局なんだったの?」と尋ねると、それは母も尋ねたが、
「持病の薬の分量を間違って飲み過ぎた」としか答えてくらなかったらしい。
そして母は腑に落ちない顔で「そうじゃないと思うけどね」と言ったが、
私もそう思った。母は今度は陽気な声で、
「それよりお母さん、救急車4回も呼んだことあるんだよ?凄いでしょ」
と自慢したが、その内の3回は弟に言わたからでしょ?とは言わないでおいた。
188 :
178:04/06/01 22:57 ID:Xp9l72UI
それからまたしばらく経ったある日、私は思いきって弟に
「あの時の事覚えてる?ホントにタイヤの跡だけ?」と聞いてみた。
弟は上を向いて「ああ、うん……」と少し考えてから、
「ずっと小さい子が泣いてる声が聞こえてて、行ったら橋にお爺さんがいて……」
そして私の方を見て、また少し考えてから
「笑ってこうやってたから、行ってみただけだよ」と言いながら右手で手招きをした。
私は全身から汗が噴きだして、思わず弟の袖を掴んでしまった。
弟はきょとんとした顔を私に向けて「どうしたの?」と言っていた。
おわり。
また長くなって、激しくスミマセン。
うわ…自転車でこけると痛いんだよね。若い頃と違ってすり傷や青タンの
治りも遅いし…。お母さんお大事にです。って激しく遅レスだけど。
弟クンの話。もちろんおもしろいけど、何よりご家族の仲良い様子が
うらやま〜。自分は昔っから鍵っ子で、両親兄姉は仕事や部活で
忙しく、成人した今でも殆どお互いに交流をもってないものでw
>>181 ハブれたとは一体なんだ?スマンが誰かオジさんにも分かるよう教えてくれ。
ハブれた...仲間外れにされる、無視される、要するにイジメにあったという事です
192 :
190:04/06/05 23:49 ID:txMF/DvY
語源はわからんが、スラングみたいなもんだろ。
それでも「ハブれた」よりも「ハブにされた」の方が良い書き方ではないかと。
もしくは「ハブられた」。
巨乳のネーチャンにハグされたい
ハブの語源は「村八分」
叔母が体験した話。
叔母の子供が幼い頃、玄関で「おばちゃん来た」と言った。
しかし誰もいない……。
子供が「神戸のおばちゃん死んだの?」と玄関に向かって言った。
まだ「死ぬ」という言葉を教えていなかったし、何も無い空間を
見つめる子供を見て気味が悪くなったので
叔母は急いで子供の腕を引き、部屋に戻ろうとした。
その時電話が鳴り、かなりビビったらしい。
で、その電話は……神戸に住む知人が亡くなったという知らせだったそうな。
198 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/12 23:52 ID:SdvuASLc
age
ハブられた・・・って友達が言っていたので、
どういう意味なん?って聞いたら、
「仲間はずれにされた」っていう意味って言ってたよ。
だから、「ハブる」って「省く」の変形かと思ってたよw
「村八分」から来てるんだと思う。
むらはちぶにされる→はちぶにされる→はぶられる
203 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/15 21:34 ID:ZcjQCp3B
身内のなかの怖いというか不思議な話でもいいでしょうか?
13年ほど前に兄が不慮の事故で死にました。
その時に私や親戚の身の回りで起こった不思議なできごとです。
一つ一つは小さなできごとなのですが、それまで幽霊も霊魂も信じなかった私がそういうのもあるんだろうな。と思うようになったきっかけでもあります。
時系列順に。
1.【前日(金曜日)・夕方・我が家(大阪)】
私が学校から帰って洗濯物を取り入れていると、お線香の匂いがした。
普段、めったに嗅ぐことの無い匂い。
ちょうど仕事から帰ってきた母も帰るなり「お線香のにおいがするね」と言った。
2.【前日(金曜日)・夜・彼女の家(奈良)】
兄の彼女が奇妙な夢をみた。
兄が溶けてゆく夢。
3.【当日(土曜日)・昼・学校(大阪)】
授業中、ひどい耳鳴りがした。
耳鳴りは初めて。
最初はたいしたことないと授業を聞いていたが、うわんうわんとだんだん大きくなり、授業を聞いていられなくなった。
仕方なく早退した。
4.【当日(土曜日)・午後・近鉄奈良線のとある駅(大阪)】
兄の彼女が突然身体が重くなりたっていられなくなる。
気分が悪くなり駅員に介抱される。
兄の彼女は健康体でこんな経験は初めて。
そして、この2時間ほどあとに、気分悪くなって早退した私が、兄の職場の人からの電話をうける。
『お兄さんが波に飲まれて行方不明です。今すぐ○○の○○浜近くの警察署まで来てください』
↓後半へ続く。
204 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/15 21:44 ID:ZcjQCp3B
5.【翌日(日曜日)・午前中・奈良の有名な霊能者の家】
兄の遺体が見つからないので、兄の彼女の父が知り合いの有名な霊能者に霊視してもらう。
兄が行方不明になった近辺の地図を見せると、彼女は迷いもなく「ここにいる」といった。
6.【二日後(月曜日)・午前中・祖母の家(九州)】
兄が行方不明になったことは一応親戚には言った。
唯一高齢で心臓の悪い祖母には内緒にしてあった。
でも、その祖母が朝起きるなり叔母さんに嬉しそうにこういった。
「昨日魚と一緒に遊ぶ夢をみたよ。布団の中に入ってきて、一緒に遊んだ。
最後は礼儀正しくさようなら、今までありがとう。とお礼を言って出ていったよ」と。
7.【三日後・お通夜当日・我が家(大阪)】
お通夜で皆はお寺にいっていた。
私は家の掃除と親戚の人のお迎えなんかがあり、一人で家に戻っていた。
麦茶がほとんどなかったので、ヤカンに麦茶のパックをいれてそのまま着替えに部屋へ。
ここ数日の疲れもあり、ちょっとベッドに転がった瞬間眠りについた。
そしてしばらくしたら「ガタン!!」と大きな音で目がさめる。
何の音かは未だに不明。
泥棒かもと急いで降りると、ヤカンが沸騰して溢れ出し、ガスが漏れていた。
8.【四日後・葬式当日・お寺(大阪)】
葬式の間中、ずっと同じ白い蝶々があっちへこっちへふらふらと飛んでいた。
9.【四日後・葬式当日の夜・我が家(大阪)】
ふと気が付くと、家の一番大きな柱時計が止まっていた。
ねじを巻いても動かない。
定期的に整備していたはずなのに。
10.【正式な日にち忘れたけど兄のお墓ができた日】
兄のお墓に白い蝶々が止まっていた。
ちょうど葬式の日に見たのと同じような蝶々でした。
↓ちょっと解説。
205 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/15 21:49 ID:ZcjQCp3B
<2>兄の彼女がみた兄が溶けていく夢=兄が海で溺れる夢?
<3>この日私の耳鳴りがなければ、兄が行方不明という電話は夜まで誰も取れなかった。
ちなみに父も母も土曜日は仕事で、姉は聾唖者なので電話が取れない。
<4>ちょうどこの時間、兄が海で波に浚われたと思われる。
<5>後日、この霊能者が指差した場所で兄の遺体が浮いているのが発見された。
<6>結局祖母は兄が死んだことを知らずに、この翌年に他界した。
<7>当然、この大きな音がなければ眼もさめず、ガス中毒?ガス爆発?になってたかも。
<8ー10>季節的に同じ蝶々な訳ないんですけどね…てか、蝶々が飛ぶ季節でもなかった。
<9>この柱時計は、兄が生まれた年に記念に買ったものです。
そして兄が死んだ時に壊れました。
まぁ、修理して無理矢理頑張ってもらってますが。
それぞれは「偶然」とも取れるようなことなんですが、これだけ揃うと何となく…うーんって思ってしまいます。
一番怖かったのは、祖母の夢かな。
206 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/15 21:50 ID:ZcjQCp3B
<1>が抜けてた。
<1>お線香のにおいがしたとい時間前後に、兄が友達と明日海水浴へ行こうという話をしていたらしい。
以上です。
まぁちょっと不思議な話ってことで。
207 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/16 05:40 ID:Za1pI23w
>>203-206 個人的にはこの手の話が一番恐いし
やりきれない気分になる話でもあるね。
人は漠然と生きているけど、もしかしたら自分や
自分の大切な人にとって大切ななにかのシグナルを
見落としてしまっているのかもしれないと思うと
背筋が冷たくなってしまうことあるよ。
お兄さんのご冥福をお祈りします。
208 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/16 07:59 ID:x10H4qWt
子供の頃、兄がオシリの穴って息するんだよ。って教えてくれた。
実際、兄のオシリの穴をバックで見せてもらうと、ヒクヒク動いて、ウンチの匂いの
空気が出てきた。
そんな兄は、国立大学医学部に現役合格し、今では大学病院の医師をしている。
10年ほど前だったか、田舎の甥と姪(小学生)が泊まりに来た時の事。
二人を車から降ろして部屋へ案内しようとすると、
姪(姉)が甥(弟)に突然「何が見えるの?」と聞いていた。
私も「なになに?」と尋ねたが、甥は答えてくれなかった。
次の日出かける際、二人には先に車へ向かってもらって、
私は3分程遅れて建物を出た。
ところが出た所に二人がいて、姉が弟を抱きしめて泣いているので、
喧嘩でもしたのかと尋ねると、首をふって答えてくれない。
姉の方が興奮状態だったので、結局お出かけはナシにして、
部屋で落ちついてから話を聞いた。
私はてっきり喧嘩だと思っていたので、二人別々に話を聞いたのだが、
それが今でも信じられない話だった。
姉の話
言われた通り二人で車へ向かおうとしたが、駐車場を忘れてしまったので、
一旦部屋へ戻ることにした。
弟が「あっ」と声を上げたので振り返ると、弟は上を見上げながら急に両手を広げた。
自分も見上げてみると、人が振ってきて弟に直撃した。
ドスッという音まで聞こえたので、直感的に飛び降り自殺か何かと思ったが、
人は落ちていないし、弟は無傷だった。
怖かったが、弟に何もなかったことに安心して泣いてしまったとの事だった。
弟の話
屋上の手摺りの外に女性が立っていて、女性は昨日も同じ場所にいた。
自分を見て手を振っているので、用があるのかと思いずっと見ていたら、
その女性は突然飛び降りた。
とっさに受け止めようとしたが、受け止めたと思った瞬間に消えてしまった。
驚いたが、また屋上を見上げるとその女性がいたので、
もう相手にするのは止めにする、という話だった。
私はすぐに二人の母親(私の姉)に連絡したが、母親はあっけらかんと
「そのマンション、投身自殺あるんじゃない?」と穏やかでないことを言った。
しかし入居時にそんな話は聞いていなかったので、
もやもやする気持ちを吹き飛ばそうと午後は二人を連れて遊び歩いた。
ところが一週間程で二人が帰った後、私は隣に住む夫婦から、
このマンションで過去に二回も投身自殺があったという話を聞いた。
(二人とも女性で、一人は助かったらしいとの事だった)
私は移動で一月後には引っ越してしまったが、敷金返却をしぶる大家に
投身自殺の件を話したら、なんと全額戻ってきたので、
そのお金で姉家族とお寿司をたらふく食べました。
終わりでつ。
212 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 18:44 ID:kXO1X5v1
小学校3年生の時、友達の妹が死んだ。
医療事故とのことですが、詳細は不明。
私もよく一緒に遊んだのでお葬式にいった。
家に帰ると弟(3歳)が普段とは違う妙な声を発する。
(注:弟は聾唖者でまだ言葉は全然喋れなかった)
私の方を指差して「あーうー」と何かを言おうとする。
不思議だなぁと思ってると、1人遊びしだしたので放置した。
それから3年後、私が小学校卒業の時、アルバムを整理していてたまたま友達とその妹と三人で写った写真をみつけた。
すると横で一緒にみていた弟が「これ、おねーちゃんがおそーしきいったときにいっしょにつれてかえってきたこだね」といった。
その頃に私が出たお葬式は、弟が生まれる前に祖母の葬式に出たのに、友人の妹の葬式だけ。
詳しく聞いてみると、私と手をつなぐようにして友達の妹が入ってきたとのこと。
そして、その後弟と一緒に遊んでくれたそうだ。
そしてその子は未でも時々遊びにくるよ…と。
いや、マジで怖かった。
友達の妹と弟は面識ないし、死んだことも言ってない。
弟はそういうのが視えるらしい。
他にもいくつか話しあるから、気が向いたら今度。
葬儀中の蝶で思い出した。
8月の祖母の葬儀の時、読経中ずっと真っ黒なアゲハチョウがひらひら飛んでいた。
父は「おばあちゃんが来ているんだよ」と言っていた。
その父は、ちょっと変わっていて(?)、いわゆる霊感のある人だった。
自分の死期も、病気になる5〜6年前から言っていて当てたし、
入院していた病院で色々見たらしい。地震も何度も当てたし。
危篤の連絡が入る前、飼っていたインコは狂ったように鳴いて暴れていた。
父と過ごした最後の秋には、家を建てた記念に父が植えた金木犀2本が
2度咲いた。(異常気象では無い)
祖父が亡くなった時は温室の蘭が季節はずれにも関わらず、全部咲いて
あっという間に枯れたそうだ。
人と動物、植物にも何か通じるものがあるのかも知れない…という話でした。
ちなみに、1月末の父の葬儀には蜂?のような虫がブンブン飛んでました。
プチでスマソ。
虫ネタならば俺も。
母方の祖母(故人)の米寿祝いの席に、一匹の蜘蛛が。
親(祖母からすれば子供ね)たちは、先に亡くなったおじいさんが祝いに来たんだと口にし始めた。
しばらくしたら蜘蛛はいなくなっていた。
この時は別に不思議な事があったわけじゃないが、祖父が亡くなった時にはこんな事が。
一周忌だったかで、親が実家へ戻ったときのこと。
仏壇に線香をあげ、別の部屋で兄弟で談笑し、夏の昼間だったのでそのままウトウトと。
すると仏壇のある部屋から鐘を叩く音が。
誰か来たのかと慌てて起き、みんなでその部屋に行くが誰もいなかったそうな。
母曰く、「せっかくみんな集まったんだから、こっち(仏間)に来て騒げ」と、子供たちを呼んだんじゃないかと。
うちの祖父の初盆もトンボが飛んできて、勝手知ったるごとくに
奥の仏間にスイスイ飛んでいき、仏壇横の堤燈の上にそっととまった。
次の年のお盆も、その次も・・・いつもトンボだったっけ。
精霊トンボって本当なんだねェ
迎え火を目印に先祖は帰ってくるって、今でも信じてるよ
>>215 九州の一部地域では、この時期に出るトンボには
先祖の霊が乗ってるから絶対に殺すなと子どもに教えるそうですね
>>216 わたしは西日本ですが、やはりお盆やお彼岸には殺生禁止でした。
蚊取り線香はOKでしたがw
トンボはとくに、蝶やバッタ、ハエも殺しちゃいけないよって言われたなぁ。
いまでも、そんなふうに教えてるのかな・・・
一部地域ではお盆ですね。今年も我が家にお盆の季節がやってきました。
なつかしくてせつなくてやさしいお盆の季節。
219 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/15 17:40 ID:wQDDaMr0
あげ
220 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/15 19:33 ID:HrsNUhju
私、誰かが亡くなる一週間前から、「誰かに見られてる」って感じるんだよね。とにかく、トイレでもお風呂でも、仕事場でも、どこでも見られてる。
でも、怖いから気のせいって思うようにしてたんだ。必ず「○○さんは、あと○日の命だよ」なんて前情報もらうパターンが多かったし。
でも、4年前、やっぱり誰かに見られてる日が来たんだ。
でもその時は、入院している人もいなかったし、怖いから、「気のせい!」と思うことにしていた。
で、一週間後。仕事から帰った私に、母がポツリと言ったんだ。
「兄貴死んだ」って。
要するに、私のおじさんなんだけど・・・。おじさんは6人家族なんだけど、洗濯物を干す所が足りなくて、おじさんは洗濯物を干せる場所を作ってくれてたらしいの。
その時、あれなんていうんだっけ。逆V字型のはしごみたいなヤツ。あれから落ちて、コンクリートに頭打って・・・、頭が後ろ半分陥没するという状況で、恐らく即死だったって、聞かされた。
お通夜にいったら、作りかけの洗濯物干すためのフックや紐がそのままだった。涙が出たよ。
この時から、気のせいなどではなく、誰かが私に「教えてくれてる」と感じるようになった。
でも、誰かに見られているだけでは、対処の方法もないよ。
あんまり怖くなくて悪いけど、こんな虫の知らせって結構多いよね。
221 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/15 23:28 ID:lHRjwmTn
うちの母親が帰ってきて幽霊見たと大騒ぎしとるよ。
今日妹が子宮筋腫(20コも切除した)の手術を受けたんだけど、
その帰りの駐車場で車の助手席に髪の長い女が座ってたんだと。
てっきり自分の車じゃないと通り過ぎてから、気がついて戻ったら
誰も乗ってなかったって。なにかの見間違いだろうが不吉だ!!
妹が昔オレにくれた六瓢箪のキーホルダーも4、5日ほど前に
バラバラになって壊れたんだよね。それはあんまりだったんで
直したけどさ。
手術は無事に済んでるから間違いなく笑い話になるだろうが(藁
222 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/15 23:35 ID:tiGV7cxx
オイこそが 222げとー
223 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/15 23:39 ID:v65WVB0k
父親が死んで3年後、
自宅をとうとう売り払うことになった。
俺は自宅の裏庭にある古びた倉庫の二階で
必要な荷物を片付けていた。
「ん・・・これは父のエロ本コレクション・・・?」
こんなところに隠していたのだろうか。
ちょっとドキドキしてそれを読んでいた。
そのとき
「XXXX」 ←漏れの名前
と倉庫の一階から俺を呼ぶ男の声。
俺はやばいと思ってエロ本を隠した。
その声の主は階段を上ってくる。
だが誰だろう・・・家には母と俺しかいないはずだ。
「コラッ!」俺は叱られた。
階段を上ってきたのはなんと死んだ父だった。
> なつかしくてせつなくてやさしいお盆の季節。
なんかイイ表現ですね
>>221 ほんと、何事もないといいね。無事だったら後日無事だったよの一言書いといてもらえると嬉すい。
227 :
221:04/07/21 01:23 ID:YRtKeOpf
>>226 それが、あれから目覚まし時計が3個壊れたんだ。一つベルが
壊れたんで古い時計を試してみたらどれも針は動くのにベルが鳴らない。
妹のほうは少し歩けるようになって今日病院から初めて電話を
寄越してきたから、不吉な偶然が重なっただけみたい。
手術につきそった帰りに母が見たという幽霊はなんだかわからんけどね。
>>227 みんな妹の身代わりになって壊れてくれたんだよ
身代わりで壊れたといったら、小五の頃だったと思う。
その日朝から家族で海へ行くことになっていたんだが、
父が車のエンジンを掛けて少し経った時、突然ボンッという音がして、
車の前から黒い煙がもくもく。
父が速攻でボンネットを開けて、消化器で火を消しました。
で、結局海水浴は中止になって、午頃居間でだらだらとテレビをみていたら、
行く予定だった海水浴場への道の、一番長いトンネルで大事故というニュース。
15台の玉突き事故で、一家全員死者5名とか……しかも私達が海に行ってたら、
丁度同じような時間帯…………家族みんなでガクガクブルブルでしたよ。
すごい!
231 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/27 23:28 ID:ptmA/ozX
もうすぐ祖父の七回忌がある。
近づくにつれて、83歳の祖母が「これが終れば心残りはない」とか
「もうわかるんだ」等 弱気なことを言いはじめた。
昔はくちやかましくて怖かった祖母が、すっかり弱気になってしまった。
そんな時、祖父が私の夢に出てきた。
思いきって「…おばあちゃんを連れていくの?」と聞いた。
夢の中なのに心臓がどきどきしていた。
祖父は、大きな口を開けてはははと笑うと、こう言った。
「私はおばあちゃんのことがだーいっ嫌いだから
おばあちゃんは当分連れていかないよ」
そこで目が覚めた。やっぱり胸がどきどきとして止まらなかった。
こんな夢を見るなんて、深層心理では祖母が嫌いなのだろうか、
恐ろしくなって、祖母と同居してる母(祖母の嫁)に電話をかけた。
母は面白がって聞いた後、詳しい内容は伏せて、私が祖父に夢の中で会って
祖母は大丈夫だと言われた、とだけ本人に伝えたらしい。
法事のことや祖母の不調が頭にあったせいで、夢を見たのだと言われたし
自分でもそう思った。
二日後、また母に電話をかけると、これからお葬式に行くと言う。
祖母が女学校時代、仲の良かった友達が突然死したのだそうだ。
その人は一人暮らしだったのだけど、家の中の様子から
おそらく夜中に階段で倒れたのではないかという話だった。
いってらっしゃいと受話器を置いてから気づいた。
祖父はあの時「おばあちゃんは連れていかない」って…
まさかとは思うけど、怖い。
232 :
本当にあった怖い名無し:04/07/28 09:05 ID:8erdf0hz
あほでばかなチンチンを触りまくってた弟が、
ちんこがなんかおかしくなってガキんときにチンチンの手術をうけて入院していた。
小学生だったから詳細はよく知らないが
馬鹿だと思った。
233 :
本当にあった怖い名無し:04/07/28 09:11 ID:qug1SuUY
234 :
本当にあった怖い名無し:04/07/28 09:37 ID:Itm6cOQG
>>232 4歳ぐらいの頃にチンポから血が出た。
確か、保育園の夏祭りかなんかだ。薄暗いトイレでおしっこしたら何か無茶苦茶痛いの。
よく見てみたら便器が血に染まってる。
生まれて初めて絶望感を味わったよ。
半泣きで母親呼びに行った。
>>234 消防の頃小便に血が混じってた。
医者行ったら膀胱炎だと言われた。
怖くないんですが、
私の母方の親戚に脳に障がいがある子がいて、その子の話。
去年のお盆に実家に帰省していた時、その子達家族が我が家へ遊びに来ました。
その子は13才になるけれど、知能は幼児レベルしかなく、
私の横にぴたっとくっついて座り、
おもちゃとかテレビ漫画とかつらつらと喋っていたんだけど、ふと
「ねえねえ。ちっちゃい○○ちゃんはどこ?」
と言うのです。(○○は私の名前)。
私が「○○ちゃんはここにいるじゃない。」と言うと、
「ううん。ちがうちっちゃい○○ちゃん。」とやっぱり言うので、
私も調子を合わせて、
「あらら。どこにいたの?」と聞いてみました。
すると、その子は「あっち」と私の使っていた子供部屋を指差しました。
その子と私は20近く年が離れているし、私は高校進学で学校の寮に入った為、
15才までしかその家に住んでいませんでした。
ですから、その子が小さい頃の私を知っている筈がないし、
子供部屋は物置になっていましたから、ひと目ではその部屋が子供部屋とはわかりません。
私はびっくりして、今はもういないの?と聞くと、
「さっきまでいたんだけど。隠れちゃったかなあ」といったきり、
その子はまたおもちゃの話を始めてしまいました。
続きが聞きたかったけど、あんまり根掘り葉掘り聞くのもあれだし、
それ以上のことは聞けませんでした。
(236の続き)
私は、子供の頃とても神経質で過敏で友達が少ない子供だったんですが、
今はとても図太くなり、社交的だと周囲によく言われる大人になりました。
勿論、環境の変化や出会った友人達のおかげだとは思いますが、
私は子供の頃の自分をあの家に置いてきたのかもしれませんね。
実家から戻る時、「一緒においで。置いてきぼりにしてごめんね」
と思いながら家を出ました。
彼女が今も私の中にちゃんといてくれると良いなあと思います。
今ならきっとその子を抱きしめてあげられると思うからです。
これにはちょっとした後日談があります。
この話をあとで母にした時に、母が「あの子は神様みたいなもんだから」と言いました。
私の母は特に信仰心が篤いわけでもなくオカルト的な事には否定的なので、
珍しい事言うなあと思って更に聞くと、なんでも母の生まれた村では、
そういう障がいのある子供が各家に持ち回りの様にして生まれてくると言う事でした。
複数いる事はなく、大概は村にひとりなんだそうです。
それで、村のひと達は「この子は神様がつかわしてくれた子なんだなあ」と、
そういった子供をとても大切に思っているそうです。
その親戚は母の実家の後を継いでいるので、その家にその子が生まれた時に、
母は「うちの順番なんだなあ」と思ったと言っていました。
閉鎖的な田舎でそういった子を持つ家を除け者にしない為の知恵だとは思いますが、
「ちいちゃい私」を見つけてくれたあの子は、
やっぱり神様に近い所にいるのかも知れないなあと納得したのでした。
因みにこの母はオカルト否定者ですが、その割には不思議な事を多く体験してる人だったりします。
(臨死体験したり、お化けを泥棒と思って捕まえようとしたリ)。
だから、こういう事をすんなり受けとめるのかもしれませんね。
怖くないうえに、長くてごめんなさい。
238 :
本当にあった怖い名無し:04/07/28 12:30 ID:uyyuLWjx
ええ話や
うん。いい話だ。
240 :
本当にあった怖い名無し:04/07/29 11:26 ID:QBpowsmI
>236-237
面白かった!
よろしければまたお母さんのエピソードを書いてください。
>236-237
素敵な話ありがとう