938 :
24:2005/07/28(木) 04:56:11
>>特別視する必要がないのなら、なぜ「プロテアーゼやぺプチターゼで分解さ
>>れるし」と書く必要があるのですか?
私は
>>885ではないのですが、おそらく「他の蛋白質と同様に」という言葉を
付け忘れたのでしょう。そのほかには、アレルゲンとして心配する方がいるか
らかもしれませんが、普通の食品にもアレルゲンはごろごろしているし。つま
り、他の蛋白質と同程度の分解性を持っているのだから、「風邪等、体の状態
によっては消化されないこともあります」が、それならば他の蛋白質について
もそのような状態では気にしなければいけないということでしょう。
>>健常者を対象として「同等だから安全」と云える理由が、いまいちよく分
>>からないのです。
集団としての健常者はある一定の範囲内に収まると思いますが、非健常者とは
健康状態が非常にばらつきますね。それを対象として様々なコントロールをと
って実験すること自体が非常に困難です。ある特定の疾患でしたら健常者との
コントロールはとれますが、非健常者となると様々な疾患を持ったかとの混合
体の集団ですし、また、疾患を治療しないで治癒もせず悪化もせず一定の状態
で実験期間中維持することが可能ですか?消化性に関しては疾患にかかってい
る患者は上記のように異種発現蛋白質だけではなく他の蛋白質に関しても同じ
ような状況になるはずですので、そちらの消化性に関しても同じような注意を
払われますか?
939 :
935:2005/07/28(木) 10:26:24
>>24 すいません、込み入った質問にお返事頂きまして。
>938
>普通の食品にもアレルゲンはごろごろしているし。
食べ物に関わる者として、余計なアレルゲンは増やさないで欲しいです。
北米や南米のように屋外で栽培すれば分別できっこないですから。
「開発物責任法」なるものがあれば、話は別ですけれど。
>つまり、他の蛋白質と同程度の分解性を持っているのだから、
>「風邪等、体の状態によっては消化されないこともあります」が、
>それならば他の蛋白質についてもそのような状態では気にしなければ
>いけないということでしょう。
くどいですが、腸内細菌への影響が気になります。
でもまぁこれは…気にしていたらキリがありませんね。
>ある特定の疾患でしたら健常者とのコントロールはとれますが、
>非健常者となると様々な疾患を持ったかとの混合体の集団ですし、
>また、疾患を治療しないで治癒もせず悪化もせず一定の状態で実験期間中維持することが可能ですか?
>消化性に関しては疾患にかかっている患者は上記のように異種発現蛋白質
>だけではなく他の蛋白質に関しても同じような状況になるはずですので、
>そちらの消化性に関しても同じような注意を払われますか?
治療はするべきでしょうね。
消化性に関して注意を払いようがないなら少なくとも、医師・薬剤師・管理栄養士等・看護師など
医療関係者に考察をして貰うのがスジではありませんか?
生体や自然界は化学やパソコンのプログラムようにTrue/Falseと答えが出るものではない
という事は遺伝子の研究をされている方が一番よく分かっていらっしゃると思います。
だから、素人目にみても今の段階では検証が不足ではないかと思えてならないのです。
940 :
農NAME:2005/07/28(木) 11:14:54
>>935 > 風邪等、体の状態によっては消化されないこともありますが、そこはどのようにお考えですか
消化されなかったものは、下痢して下からでるのがナベツネです。
現在争論の中心になっている組み替え食品の安全性については、885諸氏同様、私も通常の食品と同じ様に消化されるものと理解しております。この点についての安全性は未知の検査が出てこない限りは覆らないと思います。
が・・・あっしは反対派
1. 倫理面
2. 他の生物への影響 です。
声高にキィーキィーと反対する奴らがいるから、理性的な反対派が目立たないよ。
orz
胃を全摘してしまっている方などへの影響ということではどう考えますか?
あとはGMOに関して動物実験しているということですが、
動物実験したというデータはどこかにありますでしょうか?
942 :
935:2005/07/28(木) 15:12:10
943 :
農NAME:2005/07/29(金) 12:13:38
長いから読んでないけど。
アレルギーについては、現在百幾つの物質が特定されています。そのたんぱく質構造もわかっていますので、組替え食品に同じたんぱく質が含まれていないか検査します
これでアレルギーの問題はほぼクリアです。
新しいアレルギー物質が含まれる可能性は否定できませんが、それを言い出すとキリがありません
なぜなら、食物や動物が有性生殖である限り「牛の子は牛だが、片親から半分づつ遺伝子を受け継いで組み合わせている以上、全く同じ牛とは言えない」からです
米だろうが小麦だろうが牛だろうが鳥だろうが、親を食べても平気だから子を食べても平気とは限らない。ひょっとしたら新しいアレルギー物質を含んでいる可能性は否定できません
944 :
農NAME:2005/07/30(土) 03:14:01
自分は以下の理由からGMOは反対です。
@カナダやアメリカのナタネの例からも分かるように、
環境中にGMOが放出されたときのリスクが大きいこと
AGMOの開発を行った企業に特許権が認められる。
しかもその方が農家が固定種を作り続ける権利より上位にあるらしい→
自然交配による意図しない交雑でもGMOの特許権が認められる→
企業による種子、ひいては農産物の独占につながる→
世界人類を生かすも殺すも多国籍企業の意のままになる
いずれもカナダのナタネ生産者と多国籍企業のM社との
この間の裁判について情報を得て思うことです。
実際GMナタネの栽培認可後10年足らずで、
カナダの人々が分かったのは政府公認で栽培したM社のGMナタネは
従来品種と比べて収量が減り、農薬(もちろんM社の)は
3倍必要になったということ。
こうした事例は害虫抵抗性コットン栽培を導入したインドでも起こっていて、
天候不順の影響もあったが結果的に02〜04年度の収益性は従来品種より
劣っているという。
しかもこういう事態になった場合、いったい誰
(開発した研究者なのか、特許権を持つ多国籍企業なのか、
はたまた栽培を認可した国家なのか)
が責任を取ることが出来るのかはまったく不明だが、
ひとつだけ確かなことは、中小農家にとって収益減は致命的なことだから、
資金力を持った大規模農家のうちの一部しか生き残れない事態に陥る
ということだ。
> いずれもカナダのナタネ生産者と多国籍企業のM社との
> この間の裁判について情報を得て思うことです。
これって、反対派がよく言ってるパール・シュマイザーのことでしょ?
実際にはこいつは遺伝子組換えナタネを許可も取らずに
育種に利用して増やしていたらしいから訴えられてるんだよ。
裁判でも企業側の主張が(概ね)認められてる結果になっているしね。
946 :
935:2005/07/31(日) 09:51:42
>945
実際に見た人がいるわけではないので、それぞれの偏見により意見が分かれるのでしょうが
裁判で財産差し押さえられたくらいなので、購入履歴は概ね抑えられていると思いますよ。
当人は祖父の代から種づくりを受け継いでいますし、ナタネの特性からして
>実際にはこいつは遺伝子組換えナタネを許可も取らずに
>育種に利用して増やしていたらしいから訴えられてるんだよ。
というのは、酷ではありませんか?
そもそもあなた、ナタネを庭でもいいから栽培したことあります?
947 :
945:2005/07/31(日) 12:43:45
・シュマイザー氏の畑のナタネのほとんどがGMだった。
自然飛散で数年でそうなるのはいくらなんでも不自然。
・シュマイザー氏が除草剤ラウンドアップを購入していた証拠がある。
(有機農家が何に使ったんだよ?)
以上2点の理由からシュマイザー氏が組換えナタネを勝手に育種に
利用していた可能性はかなり高いと判断していいと思うんだけどね。
ペットを盗んだ嫌疑をかけられた人物が
「ペットが勝手に来た ペットショップの陰謀だ」って言ってるのと同じ。
まぁ、そういう可能性も全く無いわけではないにしても、
鵜呑みにするのはおかしいでしょうが。
>そもそもあなた、ナタネを庭でもいいから栽培したことあります?
こういう質問はナンセンス。
研究者が反対派に「遺伝子組換え植物を作ったことあります?」なんて聞いたらどう?
948 :
945:2005/07/31(日) 12:46:32
追記
>・シュマイザー氏が除草剤ラウンドアップを購入していた証拠がある。
かなり大量に買っていたらしい。
シュマイザーを信じるヤツは真光元の堀うんたらを信じるヤツと同類だ
続き
だいたい、世界中のナタネの約2割がGMなのに、「汚染された〜」と
騒いでいるのが世界でたった一人w。怪しすぎwww
951 :
農NAME:2005/07/31(日) 19:24:50
1株(粒)のナタネが、どれくらい増えるかご存知ですか?
6千粒(20g)から3万粒(100g)ですよ。それがまた数千から
数万に増えるんだから、増殖のスピードたるやネズミ算の
比じゃありません。
100gの種を付けたGMナタネ1株は、論理上1年で3kg、2年で
90t(2千7百億粒)に増えるんです。
(ま、実際のナタネ栽培は、1ha当り4kg播いて2、3tの収穫
らしいが、それでも天文学的な数字であることはわかるね)
で、ここからが本番。花粉の量ってどのくらいかわかる?W
>>951 だから何だ?GM花粉1粒からGM種子は1粒しかできないぞ。増殖率とか
関係ないじゃん。
シュマイザー以外にGMナタネに汚染されたって訴えてるヤツ連れてこいよ。
953 :
945:2005/07/31(日) 20:54:20
>>951 おかしな計算をしない。
大腸菌は数十分で分裂して倍に増え、一個が数日で1Lの培地を埋め尽くしてしまう。
でも、だからといって世界中が大腸菌で埋め尽くされたりしないだろ?
あんたは植物の生育が様々な要因(特に他の植物の存在)
に影響されることを考慮せずに机上の空論をしゃべってるだけ。
GMでないナタネが植わっていたはずのところがわずかな時間に
(ほとんど)全部GMに置き換わったことが不自然だって言ってるんだよ。
そのおっさんって種苗屋なの?
それとも種を売って生活している農家なの?
955 :
935:2005/08/02(火) 08:28:14
>954
確か、そうですよ。
祖父の代で入植・開墾をして、父が畑を作って、当人は50年前に祖母から種づくりを受け継いだと言ってました。
(大体20代半ば頃ですかね?)
当人の子供は農業をしないで、今は種作りを止めているとか。
ラウンドアップを購入したのは確かで、「GMカノーラは24Dでも枯れない」と写真を公開してました。
>945
>こういう質問はナンセンス。
>研究者が反対派に「遺伝子組換え植物を作ったことあります?」なんて聞いたらどう?
一応、表向きの目的は「農薬を減らす」「食糧危機の軽減」なので実際に栽培する農家を
軽視するのは如何なものか、と思っただけですよ。
>GMでないナタネが植わっていたはずのところがわずかな時間に
>(ほとんど)全部GMに置き換わったことが不自然だって言ってるんだよ。
確かに不思議ですねぇ。
一体、何年間に何エーカーの土地がGMに置き換わったんでしょ…。
>955
そっか、種苗屋なんですね。了解。
そのおっさん。出荷前の検査でGMであることが判明したのかぁ。かわいそうになぁ。
全部出荷停止だよなぁ。
文句言うなら1年目に言っておけば賠償金もたっぷり取れたのに。
っつか、ラウンドアップ何に使うんだろ?播種前後の除草かな?
それしかねぇよなぁ。
957 :
農NAME:2005/08/02(火) 22:59:56
958 :
農NAME:2005/08/02(火) 23:30:33
議論が活発なところを遮って申し訳ないのですが,
このスレも950を超えましたので今後のことを考える必要が迫ってきました.
案としては,以下の選択肢があると思います.
1.次スレを立てる
2.農学板内の他のスレを活用する
3.何もせずに自然消滅
このスレは
>>24氏をはじめ捨てハン,名無しにも識者が何人もおられますし,
組換え反対サイドの人間にも比較的冷静な方が多く,
非常に有意義な議論が数多く交わされてきました.
現在ではこのように組換えに対して考えを異にする人たちが意見を交わす場は
2ちゃんはおろかネット内外を見渡してもほとんどなく,
このまま無くしてしまうのはあまりに惜しいです.
そこで,新スレを立ててこのスレの人間と雰囲気をそのまま移行することを提案したいのですが,いかがでしょうか.
皆様からご意見をいただけたらと思います.
959 :
農NAME:2005/08/03(水) 10:59:25
賛成。スレ立てヨロシコ
「安全である」「解決する?!」「反対するやつ氏ね」だけ残って
いたんじゃ、議論が無意味に闘争的になるだけと思われ
960 :
958:2005/08/03(水) 22:33:17
では、そうさせてもらいます.
スレタイは「遺伝子組み換え食品は危険である2」.
本文はこのスレの1をそのまま転用ということで構わないでしょうか?
本文は今の時節に合うものを考えもしたのですが,
私は組換えに反対の立場ではないので,
反対派になりきって文を書いてしまうと物議を醸しそうですので.
何か良い文を思いつかれた方は書いちゃってください.
よければ明日の夜、日付が変わるくらいに立てます.
961 :
940:2005/08/03(水) 23:53:40
940、偶然通りかかった農学研究者です。
私はどちらかと言うと反対派なのですが、
遺伝子組み換え食品の危険性はあまり問題にしておりません。
また
>>958 氏の仰るように、どちらかに偏ったタイトルである必要もないと思うのです。
と言う事で問題提起のタイトルで議論する場
「遺伝子組み換え食品は必要であるか?2」では如何でしょうか?
同じタイトルでないので2はないだろうという意見もおありでしょうが・・・orz
ちなみに私、年齢逝っちゃってる素人チャネラーにてスレタテ出来ないのでヨロシコ。
962 :
958:2005/08/04(木) 22:22:25
だれも埋めにこないのがすごいな
俺がヒトレス書いて埋めるから邪魔すんなよ
965 :
964:2005/08/24(水) 23:52:42
965
966
967 :
農NAME:2005/10/03(月) 18:32:58
遺伝子組み換えをしている研究室はどう?
968 :
農NAME:2005/10/03(月) 19:09:26
大丈夫!
うまくいっていないから。
培養系だけでこけている所多いし。
969 :
学生さん:2005/10/11(火) 09:46:32
学校で遺伝子組み換え作物の議論をするんですけど、私は否定派です。どういった事を言えば良いでしょうか?
670はいただいた
971 :
農NAME:2005/10/11(火) 11:13:54
1.安全性への疑問
ジャンクと思われていた遺伝子にも意味があることが判った今、
DNA配列を崩す遺伝子組換えは安全と断言できるのか。
2.環境汚染
花粉飛散による在来作物のGMO化。
3.種の独占批判
人類共有の財産であった栽培作物を、特許で独占する
ことの是非。
(花粉汚染を特許侵害と言う論理。および特許を守る
ためというターミネーター種子による生物種の危機)
>969
とりあえず、生協や市民団体の資料は極力使わないように。
あっさり論破される上に、感情論にならざるを得ない。
使うなら、引用もとの論文を参考にね。
974 :
農NAME:2005/11/04(金) 16:14:45
僕も食糧は自給できた方がイイと考えているので、減反なんてやめれ!と思ってきました
975 :
とくさん:2005/11/10(木) 05:54:50
今頃ターミネータ種子の危険性を上げるのはあまりにも時代遅れだ。開発当初モンサントはかなりたたかれてその技術は使われずじまいになっているはず。
勉強するのはいいが、レポートに危険性としてあげるのは間違い。キーワードとして、scienceとは何か、真実なのか、precautionary theoryとはなにか。を挙げておこう。これらに深い考察を加えられたら君はかなりいいレポートがかけると思うよ。
反GMOの人たちはなぜ同じ理由で突然変異種に反対しないの?
GMOより安全だと思っているの?
無知なだけ、それとも反GMOはただの感情論?
977 :
農NAME:2005/11/10(木) 23:12:36
ここでいう突然変異種を定義してください。
そしてそれがgmoとなんら変わりないという主張のようだがその根拠を述べてください。
でなければあなたのほうが無知人間以外の何者でもない。
978 :
農NAME:2005/11/11(金) 08:57:28
979 :
農NAME:2005/11/11(金) 09:20:58
突然変異はどう考えても、「種」の壁は越えられない
そこじゃないの!
980 :
農NAME:2005/11/11(金) 12:10:48
>>976 突然変異種とgmoとなんら変わりないと言う主張を説明しなさい。
981 :
農NAME:2005/11/11(金) 12:19:04
>>976 >>978 もしも、”突然変異種もgmoもDNA変わってんのに両方安全っていえないじゃ〜ん”
程度のことで主張しているのであればあなたはダーウィンの進化論から勉強してください。
あなたこそ無知だ。
982 :
農NAME:2005/11/11(金) 12:21:44
突然変異起こしてつくられたものって安全なの?
偶然の産物なだけにそっちの方が危険な希ガス
984 :
農NAME:2005/11/11(金) 15:59:09
だから進化論から勉強しなさいって。
簡単に説明してくれよ
あんた専門家?
>973
結果どこで見られるんだ?
987 :
農NAME:
>>985 あなたも突然変異種です。
がヒント。
大体つかめたら今度は栽培種を調べてみてください。