【感染症】2010年秋の鳥インフルエンザ ウイルスは遺伝子から3つに分類でき3つの感染ルートか
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1319199511/ 鳥インフル 3つの感染ルートか
去年の秋から全国各地で猛威をふるった鳥インフルエンザのウイルスは、遺伝子から3つに分類でき、
少なくとも3つの感染ルートがあった可能性の高いことが北海道大学などの研究で分かりました。遺
伝子の分析から、鳥インフルエンザの複数の感染ルートが確認されたのは初めてです。
鳥インフルエンザは、去年10月、北海道で野鳥のふんからウイルスが検出されたあと、ことし3月に
かけて感染が広がり、野鳥では福島や京都、それに兵庫など16の道府県で、また養鶏場では宮崎
や島根、それに千葉など9つの県で感染が確認されました。北海道大学と鳥取大学、それに動物
衛生研究所などのグループは、鳥のふんや死がいにあった30余りのウイルスの遺伝子を分析したところ、
ウイルスは3つのタイプに分類できたということです。そして、ウイルスの分布状況から感染ルートは、
北海道から日本列島を縦断するように拡大したルートと、西日本を東西に拡大したルート、それに
北海道から東北地方にかけての一部で広がったルートの少なくとも3つあった可能性の高いことが分
かりました。遺伝子の分析から、鳥インフルエンザの複数の感染ルートが確認されたのは初めてです。
北海道大学獣医学研究科の喜田宏教授は「西日本では異なるルートからの感染が重なり、多発
したとみられる。ことしも流行が起きるシーズンが近づいてきているので、監視が必要だ」と話しています。
NHK 10月21日 16時1分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111021/k10013421691000.html