農水省コイヘルペスウイルス病対策制度について

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155農NAME
>>154
苦境抜けたら不況の大波
◆中越地震直撃のコイ ◎山古志

 04年10月の新潟県中越地震の被害から、立ち直りかけていたニシキゴイの
養殖業者らも、金融不況の荒波にもまれた。

 同県長岡市山古志で養殖業を営む田中重雄さん(54)は「昨秋は、見込みの
4分の1しか売れなかった」と肩を落とす。

 田中さんは震災で1万2000匹のニシキゴイをすべて失った。その後、借金を
して設備を再建。稚魚もようやく2、3歳(体長30センチ〜60センチ)に成長し、
昨秋は、4000匹を商品としてそろえた。「この秋にたくさん売って、弾みをつけ
たい」と、1年の中で仲買人や愛好家が最も多く買い付けに訪れる9〜11月期を、
胸に期待を膨らませて迎えた。

 ところが、訪れたのは金融不況だった。全日本錦鯉(にしきごい)振興会による
と、ニシキゴイの販売先の7割は海外だが、急激な円高も相まって、得意先の
オランダ、アメリカ、イギリス、中国などの海外の仲買人や愛好家が離れていっ
た。結局、田中さんが昨秋、販売できたのは約1000匹。赤字に終わった。

 「落ち込んでも仕方ない。この不況を乗り切るまでが震災からの復興だと思っ
て踏ん張るしかない」。田中さんは、そう自分に言い聞かせている。

(2009年1月9日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/yuragu/yuragu090109.htm
156農NAME:2009/01/13(火) 20:09:46
【経済】新潟:ニシキゴイ業者が悲鳴、金融危機・円高で…国際化すすむ錦鯉養殖産業
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1225688354/


山梨日日新聞 2008年11月06日(木)
県特産ニシキゴイ 07年の生産額25%減
全国トップ3も景気後退影響

 山梨県内における2007年のニシキゴイ生産額は1億6500万円で、前年より25%減少したことが5日、
県のまとめで分かった。生産量も36・4トンで前年比23・4%減。山梨県は広島県と並び、新潟県に次ぐ
ニシキゴイの産地。県は景気後退や検疫強化を背景にした輸出減少が“特産品”の需要を冷え込ませた
とみている。

 県花き農水産課によると、生産額は05年が2億2800万円、06年が2億2000万円と2年連続で2億円
台で推移したが、昨年は04年以来の1億円台に下落した。

 ニシキゴイは庭先と卸売りで取引されているが、1匹当たりの価格は大きく変動しがち。同課は「昨年は
景気低迷が響き、単価が上がらなかった」と指摘。また、ニシキゴイは欧米やアジアなどに輸出されている
が、04年に日本国内でコイヘルペスが流行して以降、検疫が強化され、輸出手続きが難しくなったとの
背景もあるという。
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/11/06/5.html


国内流通市場が「特定疾病」対応のために崩壊寸前。