>>947 坂の上にとって正岡は重要な人物です
のちに真之が、日ロ戦争で「晴天なれど波高し」って超名文を
本部に送ってます
これは正岡と幼馴染みの真之だから、できたのだと思います
あと坂の上は、誰もが抱く「喧嘩相手を探す」青春物語でもあります
道は違えど、それぞれが喧嘩相手を見つけたのです
手を出さざるを得ない状況に追い込まれた次点で日本の負け戦
向こうは勝算をもってそこまで準備してるんだから
954 :
565:2009/12/02(水) 00:34:20 ID:pfG6XR+S
>>761 江戸時代が日本史業界界隈で「近世」と呼ばれるのは
明治時代の歴史学者にとって江戸時代が「近き世」だったから。
その後明治以降も「歴史」の範疇に含まれるようになると
明治以降を「近代」、江戸時代を「近世」と区別するようになった。
> また陸軍も何ら新たな作戦を進めることもせず、海軍に作戦の変更を迫ることもなく、ただただ海軍に兵を貸して南方の藻屑にしていっただけだった。
東條が首相と陸軍大臣を兼務して、海軍大臣が米内?が東條によりそう形となったので
実質的に独裁体制だった思うのだが
正岡子規の功績は秋山兄弟のそれとは
比べ物にならないと言う人も居るくらいだからな。
文学の世界では坂本龍馬並みのヒーロー。
957 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 00:38:33 ID:MkaAmijp
>>951 それは同意する部分が多いが
そういうのも含めて「軍略」ということ。
国力が絶対ではないんだよ。「小さい国だからどうやっても大きい国には勝てない」という諦めは持つべきでない。
これは司馬遼太郎にも少しある傾向なんだけどな。日露戦争を評価している反面
その裏返しには「こんな小さい国がよくもまぁ頑張って大国に勝てたな。普通は勝てないのに」という感慨がある。
これはやはり司馬にも戦後のアメリカによる「日本は弱い小さい国。アメリカには歯向かえない」という刷り込みがあるということ。
戦争ってのは、やってみなければ分からん部分というのはあって、案外勝負は紙一重だったりする。
やる前から諦めるのは戦争の本来の発想じゃない。だから日本も戦争したのであって
結果的にはあの選択は間違ってたんだが、戦争ってのはそういうギャンブル的な面はどうしてもあって
全てが理詰めというわけにはいかない。今後のためには、これは覚えておかないといけない。
958 :
565:2009/12/02(水) 00:41:18 ID:pfG6XR+S
>>954 そんときは海軍大臣は嶋田だった。
確かに東条は独裁体制を目指したんだけど
そんな不自然な兼任を積み重ねないと陸軍内部を抑えることすらできなかったんだよ。
明治憲法体制では独裁は無理。
959 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 00:44:47 ID:MkaAmijp
>>955 統帥権の独立というのがあって、たとえ首相で陸軍大臣であっても、陸軍の作戦内容に口出しすることも出来なかった。
それで東条もさすがに困って参謀総長も兼任することにしたが、陸軍大臣と参謀総長の兼任など、前代未聞のことで
まさに統帥権の独立を侵すことであったので軍部の反発は激しく、世間も非難した。これが「東条が独裁的」という悪評のもと。
これでひたしら嫌われ者になった東条はサイパン陥落、インパール作戦失敗後、首相の座から引きずり降ろされる。
しかし、ここまでしても、なお海軍の作戦に関しては軍令部総長がトップであり、東条は一切口出しすることが出来なかった。
つか、大東亜戦争は流石に先走り過ぎだろ。次スレには持ち込むなよ。
>>945 開戦早々、連合国共同宣言が出るようでは戦争のやり方以前に外交的にアウトです。
限定戦争だったときとは戦争終結への条件が変わっていた。
>>957 てか、日ロ戦争もWW2のアメリカとの戦争も、短期決戦で
1,2年で交渉に持っていくつもりだったのでは
日ロだって、長期戦になれば間違いなく負けたかも
WW2の海軍も1年なら持つと言ってた
独ソ戦争も序盤は独逸が押していた長期戦になって
冬将軍ってもあるが、ソは人海戦術で独逸軍を孤立させた
でさらに、現在だと戦争は長期戦必死な状態だと中国、ロシアのような
社会主義が強い
なぜなら、民主主義は政権が持たない
一方社会主義は、前線で戦わないと背後から殺される
1億くらい死んだって痛くもかゆくもないのさ
なにこの騒ぎw
>>914 ソ連は危機におちいると必ずシベリア軍団を動員してナチスを破ったのは
史実だよね
964 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 00:51:54 ID:MkaAmijp
>>960 すまん。
ただ、これから坂の上の雲で描かれる日本軍の姿勢と
大東亜戦争の時の日本軍の姿があまりに好対照なので、ついつい熱くなってしまった。
次スレには持ち込まないよ。
他所ならとっくにスレチガイ乙の嵐だろうに
ここのみなさんは
坂の上に見える雲をひたすら追いかけるもんだから・・・・・
どんどん進んでいきますねw
>>956 文学やってる人は、文学者のちょっとしたエピソードを大事件のように言ったりするからわかりにくい。
子規って、それ程偉大なのかな。
いなきゃいないで、別に問題なかったんじゃないかな。
> 明治憲法体制では独裁は無理。
てか統帥権って天皇にあるはずでは
軍令部も天皇直属だし
要するに天皇がしっかりしなかったからw
あと無能とかいうが米内は海軍大学では成績は余り良くなかった。
子規を書かないと食いつき悪いんじゃない
子規は知ってても秋山兄弟は普通知らないから
てか曹操の詩とか見ると正岡なんてと思ってしまいますが
今じゃシーシェパードにすらナメられて好き放題やられてるのに何も出来ないんだよな。
坂の上の雲で、昔の日本が強く誇り高ければ高い程、現代に生きる俺は虚しくなっていく。
もともと坂の上の雲スレではちょくちょくこういう流れになってたよ。作品の方向からすれば必然じゃないの?
全く関係ない話でもないんだし別にいいと思うけど。ドラマの話で盛り上がってる最中ならまだしも。
普通に良かったなぁ。まぁ小説を昔読んで興味あったってのもあるけど。
NHKもやりゃできんじゃん、って久々に思ったぜ。
>>966 秀才が集まって、仲良くなったって感じかな?
974 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 01:03:33 ID:MkaAmijp
日露戦争の時点でも既に後の太平洋戦争時の軍部の硬直性の源流のようなものは現れてる。
それは結局、皮肉なことに子規や真之が一生懸命言ってる「勉強」というやつの弊害で、
仕官学校などの学力エリートのような連中が仕切るようになってきたことによる弊害ということになる。
まぁ実際にどれくらいの弊害があったのかは一考の余地はあるが
とにかく「坂の上の雲」でも旅順攻防戦の場面でそうした意味での悪役を一身に引き受けたのが伊地知参謀で
あれは司馬自身が太平洋戦争における日本軍部の指導者達に対して抱いていた悪意が思いっきり投影されたキャラであったといえるな。
>>966 偉大だろ
柿食えば
鐘がなるなり
の後は大抵の人が知ってる
今だから思えることで、もう欧米列強に追いつくのに必死だろw
強烈な中央集権と富国強兵。がむしゃらだわ。
その歪みが、大国に勝った驕りとあいまって、のちのち来たんだね。
しかしこりゃ、今90のじいちゃんばあちゃんの寿命がすこし延びるかもしれん。
最期をみるまでは死ねんとかいってw
正岡子規は、野球殿堂入りした
明治期の野球プレイヤーとして、スーパーヒーローだと思う。
文学に興味なくても、野球関係の書物や雑誌には、よく名前がでてくる。
981 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 01:13:48 ID:MkaAmijp
実際は日露戦争で機関銃が登場するまでは日本軍の縦陣での突貫戦法は
極めて理にかなった世界最強の有効な戦法だったのであり
旅順で機関銃がどれほどの威力を発揮するかは使っていたロシア軍にも予測がついていなかったくらいだから
日本側の作戦を立てていた伊地知参謀が事態を把握出来ずに思考停止状態になったのも
仕方無いと言えば仕方無いといえる。そこは確かに学校秀才の弱点であったとは思うが
司馬は旅順の突貫戦法を太平洋戦争時のバンザイ突撃を投影して描いてしまっているフシがある。
これはいくらなんでも、ちょっと伊地知が可哀そうな気がする。
>>979 こんな・・・こんなのは日本じゃない。
先人達に申し訳なくて涙が出てくる。
985 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 01:17:16 ID:MkaAmijp
そりゃあ文学者なら子規好きだろう。
言葉の持つ力を知ってるわけだから、子規の功績は理解できるはず。
>>981 というか、第3軍は別に突撃戦法にこだわってたわけじゃないんだよ。
重砲がない最初の総攻撃と白襷隊の印象でそればっかりやってたようなイメージがついちゃってるけどさ。
987 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 01:21:26 ID:cacpuxnw
>>922 今の日本は、坂の下りでスッテンコロリだな。
巡洋艦吉野の航走シーンは、タイタニックや男たちの大和の船セットとCG合成の
技術で実写並みに見せてるな。日本海海戦も期待できる。
横須賀の三笠は撮影に使ってるのか?あれこそ実物の戦艦だから撮影に使わないと
遺憾だろ。
988 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 01:23:35 ID:cacpuxnw
>>922 今の日本は、坂の下りでスッテンコロリだな。
巡洋艦吉野の航走シーンは、タイタニックや男たちの大和の船セットとCG合成の
技術で実写並みに見せてるな。日本海海戦も期待できる。
横須賀の三笠は撮影に使ってるのか?あれこそ実物の戦艦だから撮影に使わないと
遺憾だろ。
>>978 いや、ウチのばーちゃんも大正生まれだけど
おそらく広瀬が登場したらずっと「広瀬中佐」を歌われて
私のドラマ鑑賞を邪魔されるおそれがある。すでに初回でそんなテンションだった。
990 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 01:25:35 ID:MkaAmijp
>>987 いやまぁ坂の上の雲で描かれてる日本人はスーパーエリートばっかりだし
それも維新以降に台頭してきた連中で、維新以前はスーパーエリートすら時局の見えない連中ばっかだったわけだから
今の日本とそんなに違わないレベルだったわけで、今の日本だって何かのきっかけであれぐらいになるよ。
とにかく世界でもかなり平均的に知的レベルが高い国であるのは確かなんだから。
3部での真之の文才がどこから出てきているのか出すために、
第一話で幼少の頃の子規との文学交流を描いてもよかったよな。
そのためには民権運動の場面や瓦修理での律とのシーンを
削っても良かったような。
993 :
日曜8時の名無しさん:2009/12/02(水) 01:32:51 ID:OQ78wo2a
大学予備なんとかって予備校のこと?
東京大学の教養課程みたいなもんなのかね
wikipediaによると
修業年限4年の「(東京大学)予備門」として再編された。
法理文三学部への進学者はこの予備門での課程履修(すなわち教授言語である欧米語の修得)が義務づけられ、その組織は三学部の管轄下に置かれた
予備校とは違うね。大学予備門はのちに旧制一高になるはず。
現在の6-3-3-4制とは仕組が違うから分かりにくいよね。
>>993 大学予備門は一高の前身で今の大学1,2年(旧教養部)のようなもの
997 :
995:2009/12/02(水) 01:46:47 ID:7GijCigq
スマン、被った。
>>994を参考にしてください。
>>990 それは無理だな
なにせ今後の日本は文字通り少年の国ならぬ老人の国だから
別に今の若者が明治に比べ劣るわけではなく単に時勢には従えないだけ
国会議員だって、東大卒が、ゴロゴロいる
エリート主義といわれようが、一部の有能な人物が国を運営してきたのは、間違いない
それを否定したら、ポルポトと同じ
ノ・ボールぞな!
1001 :
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