「篤姫」ネタバレスレッド

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301日曜8時の名無しさん
レポお疲れ様です!
302日曜8時の名無しさん:2007/11/08(木) 12:51:24.28 ID:X3uZsIAf
今日は松坂さん、宮崎さんが撮影しています。
303日曜8時の名無しさん:2007/11/09(金) 13:49:24.20 ID:Pn3BRkcf
今日も松坂さんと宮崎さんが撮影しています。
304日曜8時の名無しさん:2007/11/09(金) 14:25:22.82 ID:9wdNZW6l
>>303
お疲れ様です!
もう、篤姫の実家のシーンはほとんど撮り終えたのかな?
今は篤姫がお城に上がってからのシーンを集中的に撮影してるみたいですね。
自分は幾島も松坂さん自身も好きなので、本気で見に行きたいです。
305日曜8時の名無しさん:2007/11/09(金) 14:38:07.29 ID:Pn3BRkcf
今はだいたい1週間ごとにセットを大きくチェンジしているようですね。
実家のシーンはかなり撮ったと思います。
城中のシーンはまだまだ残っていると思うのですが。
306日曜8時の名無しさん:2007/11/13(火) 12:34:53.04 ID:HSqfJh63
今日は於一と菊本が撮影しています。
307日曜8時の名無しさん:2007/11/14(水) 13:22:39.92 ID:fVDNsyjd
今着きましたが休憩の時間。モニターの静止画を確認しましたが、午前中は瑛太さんと宮崎さんが撮影していたようです。
いい雰囲気のシーンみたいだったので、見れなくてちょっと残念。
308日曜8時の名無しさん:2007/11/14(水) 17:32:25.63 ID:fVDNsyjd
まだまとめてない分がたくさんあるのですが、とりあえず本日のリポートから。

お昼の休憩後は第6話シーンNo.16から。
於一と尚五郎が囲碁をしている。
(ここは女流棋士の梅沢由香里さんが立ち会って、盤面の確認などしていました)

手に碁笥を持ったまま、ぼーっと外を見ている於一。
尚五郎「あのー」
於一「すいません」
すぐに碁石を打つ。
尚五郎「殿様のご養女になられると伺いました。まことに良き話ですね。おめでとうございます」
於一「本当にそう思われますか」
尚五郎「えっ?」
於一「実は迷っているのです」
尚五郎「迷う?」
於一「迷うなど許されぬこととはわかっているのです。
でも養女ともなれば、お城に上がらねばなりません」
尚五郎「それはそうですが」
於一「それに親兄弟とも会えなくなります」
尚五郎「あの、それが理由で?」
於一「お笑いください。でも私にとって生まれた家を去ることは、本当につらいことなのです。
(やや間をおいて)あなたとも会えなくなるし」
尚五郎「(少し嬉しそうに)そんな私など…」
於一「それともう一つ、なぜ私を養女に望まれたのかわからないのです」
尚五郎「殿様のお目にかなったのではないですか?」
於一「ですから、どこをお気に召されたのか、何のために養女にしたいのか〜。そうでしょ?」
尚五郎「それはそうですね」
於一「皆は皆喜ぶばかりで、私の疑問に答えてくれるものはいないのです」

このシーンつづく
309シーンのつづきです:2007/11/14(水) 19:26:00.05 ID:fVDNsyjd
部屋に菊本がやってくる。
菊本「(?)菓子にございます」
尚五郎「恐れ入ります」
箱を開ける菊本だが、中身は空だった。
於一「(不思議そうに)菊本、何じゃそれは?」
菊本「はっ? (気づいて)これはとんだことを。すぐにお持ちいたします」
慌てて出ていく菊本を見ている二人。
尚五郎「(於一に)どうしたのです?」
於一「どうも近頃様子がおかしいのです」
尚五郎「尋ねてみたらどうでしょう?」
於一「菊本にですか?」
尚五郎「(そうではなく)さきほどの話です。お殿様直々にお尋ねになってはいかがですか、養女の件を」
於一「お殿様に?」
尚五郎「あなたの心は自由です。気持ちは自由です。
そうでなければ、あなたがあなたでなくなってしまうのではありませんか」
少し驚いた様子の於一。
尚五郎「実は万次郎さんの受け売りです」
碁石を打つ尚五郎。
於一「でもよいのでしょうか?」
尚五郎「養女にとまでおっしゃるのです。会ってくださらないはずはないと思いますが」
於一「(にっこりして)そうかもしれませんね」
尚五郎「そうですよ」
於一が盤面をじっと見ている。
尚五郎「どうしました?」
於一「まいりました」
尚五郎「えっ。(自分も盤面を見て)勝ってる!」
於一「腕をあげられましたね。本当にまいりました」
頭を下げる於一。
尚五郎「いえ、そんな…」
於一はにっこりして白の碁石を片付け始める。
尚五郎も最初は嬉しそうだったが、だんだん複雑そうな表情に変わっていく。
於一「(気づいて)どうしたのですか」
尚五郎「はい?」
於一「勝ったんですから、もっと嬉しそうにしてください」
尚五郎「そうですね」
二人は再び片付け始める。

瑛太さん。本番で珍しく口が回らず、同じ箇所で2回連続NGに。
つかさず宮崎さんが「ドンマイ!」と声をかけて元気づけてましたね。

私が見たのはここまでです。
310日曜8時の名無しさん:2007/11/14(水) 19:32:58.15 ID:FEjCN6pL
レポート乙です。いい雰囲気で撮影快調に進んでいるようですね!
311日曜8時の名無しさん:2007/11/15(木) 00:04:55.85 ID:k3ro3dvc
11月13日火曜日分です。
セットは再び忠剛の屋敷になっています。

第6話シーン02。途中からしか見てません。
夜。於一の部屋。蚊帳の中で眠っている於一の傍に菊本がいる。
養女の話が舞い込んできた夜でしょうか。

ゆっくり周りを見渡した後、息をもらす菊本。
於一「菊本、いかがした?」
菊本「今宵は星が美しゅうございます」
於一「今日は曇りぞ」
菊本「左様でございましたか」
於一「どうかしたのか」
菊本「このような嬉しい夜に何がございましょう。早くおやすみくださいませ」
於一の顔を覗き込んでいる菊本。
於一「(再び目を開け)どうしたのじゃ」
菊本「今宵はなんとも姫様のお顔を見ておりたい気分でおりまして」
於一「眠れぬではないか」
菊本「お許しくださいませ」
於一「(起き上がり)そうじゃ。一緒にやすむか、床を並べて」
菊本「そのような」
於一「(にっこりして)よいではないか。昔のように。そうしよう」

最後にシーンの頭を撮影。
於一の寝ている部屋の隣。布団が敷いてあるところに座っている菊本。
ううっーと呻くようにして泣いている。

宮崎さんはこの日もカイロを振り振り。布団に入っている間も握りしめてましたね。
312日曜8時の名無しさん:2007/11/15(木) 00:40:41.15 ID:ifQy+PDm
火曜日分続きです。

休憩後は第6話シーン20から。
着付けのシーン。赤い内掛けを着ている於一。
そばでは菊本とおしのが手伝っている。
おしのは黒い帯をしめて、立て矢結びにしている。

於一「なに、菊本は参らぬのか?」
菊本「はっ。まことに心苦しいのでありますが、体の加減がすぐれぬのです。
代わりにしのをやりますので」
於一「そうか、なら仕方ないな」

第7話シーン32
部屋には着物がかかっていない衣桁がぽつんとある。
お幸がやってきて、しみじみと眺めながら衣桁に触れる。
「於一…」
涙があふれて止まらない。

この日、見たのはここまでです。
どのシーンもセットの準備にじっくり時間をかけてましたね。
313日曜8時の名無しさん:2007/11/15(木) 13:22:28.98 ID:4o8fCzne
今日は榎木さん、瑛太さんが撮影しています。
314日曜8時の名無しさん:2007/11/16(金) 13:50:58.45 ID:V8prqXAw
今日は忠剛の屋敷の撮影をしています
315日曜8時の名無しさん:2007/11/16(金) 14:27:56.24 ID:V8prqXAw
休憩に入る前のシーンを少しだけ見ました。
第7話シーンNo.30
廊下をお幸が歩いてくる。
家臣(梅野泰靖さん?)「お方様、殿様の姿が見えないのですが」
お幸「えっ?」

火曜日に見た、泣いてしまうシーンの少し前ですね。
316日曜8時の名無しさん:2007/11/16(金) 18:41:10.65 ID:V8prqXAw
休憩後は第7話シーンNo.15から。

室内。島津本家の家臣が於一のお城入りについて話している。
お幸と於一は部屋の後ろに並んで座っている(忠剛はいない)。

本家家臣「姫様のお城入りにつきましては、総て本家で手配しますゆえ、仕度は無用にござる」
今和泉家家臣「承知いたしました」
本家家臣「供の者も姫様付き老女ほか全て当方にて選びましたゆえ、お連れにならずとも結構にござる」
今和泉家家臣「委細承りましてございます」
於一「そんな…」
前に出ていくお幸。
お幸「お待ちくだされ。それはあまりに酷いなされ方ではありませんか」
本家家臣「はっ?」
お幸「ご本家に入るのです。おなごにとってどれほど心細いことか。
お城の然るべき方にお伝えくだされ。侍女は伴わせます、一人だけでもお許しいただきたいと」
本家家臣「はあ」
お幸「お役目ご苦労さまでございます」
みな頭を下げる。

不安げな表情をしていた於一も、母の言葉は嬉しかったようです。

続いて第7話シーンNo.17。
廊下を歩いてくる忠剛とお幸。部屋の前で立ち止まる。

お幸「いかがですか、観音崎の砲台の(?)は」
忠剛「うん、形になってきた。春には出来上がりそうじゃ」
お幸「なによりですね」
忠剛「於一はどうした?」
部屋の中から於一がいきなり顔を覗かせる。
於一「父上」
忠剛「(びっくりして)おおっ」
於一「お役目ご苦労さまでございました。(にっこりして)父上に見ていただきたいものがあるのですが」
忠剛「何じゃ」

シーンの途中ですが、私はここまでしか見れませんでした。
317日曜8時の名無しさん:2007/11/16(金) 23:08:21.09 ID:3EVy6Dq/
本家家臣は山本竜二さん?
318日曜8時の名無しさん:2007/11/19(月) 22:50:45.46 ID:t5Ua3Y2A
h
319日曜8時の名無しさん:2007/11/20(火) 14:28:05.79 ID:NhOTiUgI
>>317
そうだと思います。

今日は松坂さん、宮崎さん、佐藤藍子さんが撮影しています。
320日曜8時の名無しさん:2007/11/20(火) 23:18:09.73 ID:jrR2mpp1
スタパでの収録、今週は江戸薩摩屋敷のセットでしょうか。

第13話シーン20
室内。篤姫に挨拶する小の島(後ろには侍女たち)。幾島は横に座っている。
途中からしか撮影を見てませんので、抜けているカットがあると思います。

家臣が一人入ってきて、最初に挨拶する。小の島たちは横に座っている(カット02〜04)
家臣「はるばるの道中、まことにご苦労に存じ上げます。
無事のご到着、祝着至極に存じ奉ります」
篤姫「礼を申す」
家臣「ここに家臣一党になりかわりお喜び申し上げるとともに、数多なる土産をいただき、
一同大いに感激してること申し上げます」
頭を下げる家臣。

「ははっ」退出する家臣。小の島が真ん中に座り挨拶をする(カット12〜19)
小の島「(頭を下げ)奥向一切を取りしきりまする老女の小の島でございます」
幾島「姫様付きの老女、幾島にございます」
小の島「お疲れのところ恐れ入りますが、この屋敷についての話をしたいと存じます。
ここには奥方様の英姫様をはじめといたしまして、5歳になる虎寿丸様とその母君、
3歳になる?(てる)姫様とその母君、そして2歳の典姫様とお生まれになられたばかりの
寧姫様がおいでになられます」
篤姫「はあ」
小の島「ではつづきまして、姫様をお世話申し上げる者たちをお引き合わせいたします」
幾島「お進めくださいませ」
小の島「では早速。これなるは?、清瀬(?)、松江(?)、小笹(?)、?、
侍女のクメ(?)、タツ(?)、?、ナミ(?)、ハナ(?)〜」
篤姫「(小声で幾島に)疲れたのう」
幾島「(小声で)まだまだでございます」
困った顔を見せる篤姫。

今日の宮崎さん。撮影の合間はオロナミンCを飲んで、気合を入れてましたね。

20分ほど間隔をあけて撮影再開。
第13話シーン29
室内。鏡や化粧道具が並んでいる。英姫に会う仕度をしているところ? 

鏡を見て、簪の向きを確認している篤姫。
侍女が見終わった鏡を横にどかす。傍では幾島が見ている。
篤姫「いきなり母上様とお呼びしてもよいのであろうか」
幾島「よろしいかと思われます」
篤姫「戴いた反物やお菓子の御礼も忘れずに申さねばな。土産の品はお届けしただろうな」
幾島「はい。万事滞りなく済ましております。喜んでくださると」
篤姫「(立ち上がって)参るぞ」

私が見たのはここまで。最後まで見ていないので、まだシーンの途中かもしれません。

鏡を見て、にっこり微笑む篤姫はとても愛らしいですね。
会話では以前と比べて、ところどころ力強さが感じられるようになってきたと思います。

撮影前は鏡台のところに手のひらサイズの豚(?)の人形を置いて眺めてました。
お気に入りなんでしょうか?

この日は104スタでも篤姫関連の道具が準備されてました(雑誌向け?)。
321日曜8時の名無しさん:2007/11/20(火) 23:25:20.09 ID:5lGBeXJX
時代劇マガジンに宮崎&瑛太インタビュー掲載。
322日曜8時の名無しさん:2007/11/20(火) 23:48:21.61 ID:znvS5DLv
>>320
おお・・・いつも乙です!
やっぱり13話から江戸編なのですね。
まだ大奥に入るのは先になりそうですけど。

ひとつ、質問があるのですが、幾島役の松坂さんはどんな感じの演技なのでしょう?
そんな怖い感じではないのか、それともどこか冷たい感じとかがするんでしょうか。
原作でも幾島が好きだったので、どんな風に演じられてるのか興味がありまして・・・。
ちなみに、宮崎さんは、力強さが出てきたということで、期待してしまいます。
意外に思った以上にはまり役になるかも。
323日曜8時の名無しさん:2007/11/20(火) 23:48:57.17 ID:znvS5DLv
>>321
早速立ち読みしてきます。情報ありがとうございます。
324日曜8時の名無しさん:2007/11/21(水) 00:48:25.61 ID:jklsvsyM
>>322
>それともどこか冷たい感じとかがするんでしょうか。
菊本の存在が大きかったわけで、篤姫も最初はそんな風に感じたのかもしれません。
どんな時でも彼女は冷静で、篤姫が感情的になったときでもサラリと受け流してしまいます。
私も全シーンを見ているわけではないので何とも言えないのですが、
幾島とはぶつかり合いながら、やがては頼もしい存在になっていくんだとは思います。

(すいません、撮影で見たのにリポートとしてまとめてない分(篤姫と幾島についても)が
まだあるんです。時間ができたときにアップします)





325日曜8時の名無しさん:2007/11/21(水) 01:01:14.17 ID:p6LPEX9e
>>324
さっそくありがとうございます。
そっか、ちょっとクールな感じの冷静な女性なのか、それでまた楽しみになりました。
最初の初登場時の雷にはびっくりしたけどw
いやーおかげさまで、いろいろ想像できてうれしいです。
細かいレポも、お気になさらず、余裕のあるときになさってください。
いつも報告してくださるだけでも感謝してますので。
326日曜8時の名無しさん:2007/11/21(水) 14:23:26.82 ID:U0kxYU9+
今日も宮崎さん、松坂さんが撮影しています。
327日曜8時の名無しさん:2007/11/21(水) 23:04:58.56 ID:U0kxYU9+
スタパでの収録、本日分です。

第15話シーンNo.26。廊下。篤姫と幾島が話している。

篤姫「呪咀?」
幾島「屋敷内ではその噂で持ちきりにございます」
篤姫「本当に本当なのであろうか?」
幾島「お由羅様の調伏は疑いないかと」
篤姫「斉興様は実のお父上ではないか」
幾島「はあ」
篤姫「幾島はお二人にお会いした事はあるのか?」
幾島「お姿をちらっと拝見したことはありますが」
篤姫「お会いしてみたいものじゃ」
幾島「姫様?」
自分の部屋に入って座る篤姫。
篤姫「昔、母上に教えられた。一方聞いて沙汰するなと。
向こうには向こうの言い分があろう。それがわかるまでは軽々しく口にしてはならぬのじゃ」
幾島「それはわかりますが」
篤姫「私はこの目で確かめたい」
幾島「確かめるとは?」
篤姫「呪咀などできるお方たちなのか、誠の事を話しておいでなのかどうかじゃ。
幾島、私を斉興様のお屋敷に行けるよう図っておくれ」
幾島「そのようなことは無理にございます」篤姫「そちならできよう。頼む」
328日曜8時の名無しさん:2007/11/21(水) 23:20:49.44 ID:p6LPEX9e
>>327
今日もレポお疲れ様です!
329日曜8時の名無しさん:2007/11/21(水) 23:41:12.47 ID:U0kxYU9+
続いて第14話シーンNo.28。
廊下。篤姫がにこやかな顔をしてスタスタと歩いていく。

幾島「姫様、お待ちくだされ」
後ろから追いかけている幾島と侍女達。前からは小の島がやってくる。
小の島「姫様、どちらへ?」
篤姫「決まっておろう。お父上様をお迎えに行くのじゃ」
幾島「姫様、お殿様には…」
小の島「お留守の間にたまっていたご用が山のようにおありなのです」
篤姫「ならば、いつお目どおりかなうのじゃ」
小の島「明後日にはお身内で宴が催されることになりましょう」
篤姫「お父上様と二人でお話になれる時間は?」
小の島「私に分かるとお思いですか!」
篤姫「(確かにといった感じで)それもそうじゃ」
引き返す篤姫。小の島に頭を下げ、幾島たちも再び後を追う。
小の島「まったくあの姫様…」

薩摩にいたころとは違って、幾島は篤姫に振り回されるようになってしまったのでしょうかw
330日曜8時の名無しさん:2007/11/22(木) 01:02:37.88 ID:dsaKNhcQ
第14話シーンNo.11。
侍女を連れて歩いてくる幾島。幾島のみ篤姫の部屋に入る。襖は閉ざされる。
室内。耳打ちをするようにヒソヒソ話している於一と幾島。
側には火鉢が置かれている。

篤姫「(思わず大きい声で)あばたじゃと」幾島「はい。(回りを見渡してから)何でもご幼少の砌に患った病がもとで、お顔にあとが残って。
それで御簾越しに話されて、人前にはめったに姿を現さないのだと」
篤姫「そうだったのか」
幾島「はい」
篤姫「はあ、よかった。嫌われているわけではなかったのじゃな」
幾島「姫様、ことはまだ落着したわけではありませぬ」
篤姫「御台所の件か」
幾島「はい」
篤姫「それなら母上様の仰せのように、父上様に直に聞けばよい」
幾島「それはそうですが」
篤姫「それより気の毒な事じゃ」

私が見たのはここまでです。

今日の宮崎さんはちょっとお疲れの様子。
目を閉じてじっと待っている時間がいつもより長かったような。
(前日の撮影が遅くまであったのかも)
でも本番になるとパッと表情が切り替わるところは見事ですね。
331日曜8時の名無しさん:2007/11/22(木) 13:53:22.04 ID:dsaKNhcQ
今日も松坂さん、宮崎さんが撮影しています。
332日曜8時の名無しさん:2007/11/22(木) 15:52:41.78 ID:dsaKNhcQ
スタパでの収録、本日分です。

第14話シーンNo.04
見たのは途中から。英姫に会うところでしょうか。

ずっと座って待っている篤姫と幾島。
誰かが小の島を呼んでくる(役名がわからないのですが、演じているのは北原佐和子さんのように思います)。
女「こちらでごさいます」
小の島「ここで何をしておいでです」
篤姫「母上様にお会いいただくまでここで待とうと思うてな」
女「困ります。このようなところで」
小の島「(強い口調で)幾島殿!」
幾島「申し訳ございません。姫様がなさることには何一つ逆らえぬ身にて」
頭を下げる幾島。小の島と女は顔を見合わせる。篤姫はにっこりしている。

幾島は困り果てているわけでもないようなので、篤姫のアクションは訳あってのことと理解しているのでしょうか。
333日曜8時の名無しさん:2007/11/22(木) 18:26:53.07 ID:DNjjRrcF
薩摩藩の奥付きの藤野ですかね?
334日曜8時の名無しさん:2007/11/22(木) 19:49:03.09 ID:tfdM2Bse
>>331-332

いつもお疲れ様です!レポがいつもお上手なので、頭の中で絵が浮かんでくるようです。
うーん、江戸編面白そうだw

>>333
自分は331さんじゃないけど、そうかもしれませんね>藤野(登場するのは公式で発表されてるし)
335日曜8時の名無しさん:2007/11/22(木) 22:17:59.46 ID:fPktMY8S
あばたの主は家定ですかねぇ
336日曜8時の名無しさん:2007/11/22(木) 23:34:31.54 ID:tfdM2Bse
>>305
ここで話されてる「あばた」の人は、英姫のことだと思う。
そのせいで、あまり人前に出てこないけど実は・・・という人らしいので。
じゃあ、あまり余さんのお顔は見られないのかなあ、ほとんど顔を隠して声だけで芝居する感じで。
337つづきです:2007/11/22(木) 23:51:37.91 ID:KkqMBiZM
第13話シーン29
火曜日に撮影した分(英姫に会う仕度をしていた)の続き。
廊下を歩いていく篤姫。後ろから幾島、そして侍女たちが歩いて行く。

このあと、英姫と会うシーンの撮影準備に。
スタッフの拍手とともに、英姫役の余貴美子さんがスタジオ入りしました。
原作では痘瘡を患ったため、顔に瘡痕が残ったと書いてあったように、
この場面の英姫は顔の下半分を白い布で隠していて、痕を見せないようにしてました。

ここで残念ながら見学用モニターはOFFになったので、シーンの詳細はお伝えできません。
見学窓のカーテンは閉まってないので撮影している様子はうかがえたのですが、
モニターの方は意図してOFFにしたんだと思います。

わかったことだけ書くと、
撮影していたのは第13話シーン30
対面の間。
御簾で仕切った内側にいる英姫、挨拶する篤姫、など順々に撮っていました。
私は途中で帰らなければならなかったのでこれくらいしかわかりませんが、
このシーンのカットbヘ20以上あったようなので、
撮影にかなり時間はかかったのではないでしょうか。

>>333
確かにそうかもしれないですね。
ただ、今日見たシーンだけでは私には判断できませんでした。

>>335
英姫について話していたのでしょう。
338日曜8時の名無しさん:2007/11/27(火) 10:09:33.89 ID:GsqkQStc
今日は宮崎さんが撮影しています。
339日曜8時の名無しさん:2007/11/27(火) 14:25:10.11 ID:GsqkQStc
スタパでの収録、今日は再び薩摩に戻っています。

お昼に撮影していたのが、第11話シーンNo.22。
室内。篤姫が花を瓶に生けているところ?
傍に幾島。広川やおしのも見ている。

篤姫「尚五郎さんが!」
おしの「はい」
立ち上がる篤姫。姫様と呼び止められるが、花を持ったまま、サッと部屋を出ていく。
にっこりと笑いながら篤姫は、速足で廊下を進んでいく。
広川、幾島、おしのの順で後を追いかけている。

ここは尚五郎が会いにやってきたのでしょうか?

座っているシーンが長いときなど、役者さんは小さいクッションを下に置いて、撮影に臨みます。
(本番ではどけますが)
宮崎さんはオレンジの、松坂さんはピンクのマイスポンジクッションをいつも使ってますね。

続いて第11話シーンNo.30。

夕方。室内には篤姫が一人。傾いた陽の光が部屋にさしこんでいる。

金色の普賢菩薩像を手に持って佇んでいる篤姫。
篤姫「父上様、母上様…」
口にした後、笑みを浮かべる。

第8話で広川たちの会話の中に出てきた菩薩というのは、これのことでしょうか?
340日曜8時の名無しさん:2007/11/27(火) 22:16:49.57 ID:2JS/bw/I
レポートありがとう
341日曜8時の名無しさん:2007/11/27(火) 22:26:12.67 ID:iuK4xlll
ウェ〜!!蕁麻疹が出てくるようなキモい台詞の連発!!!
吐き気が来るわ!
オェ〜(≧ω≦)ゲロ
オェ〜(≧ω≦)ゲロ
オェ〜(≧ω≦)ゲロ
342日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 00:54:11.18 ID:pkhgMSEe
休憩後に撮影したのが第12話シーンNo.02。
室内。並んでいる衣桁に、全部で6枚程の打掛がかかっている。

篤姫「(赤い打掛を見て)これはどうじゃ、広川」
広川「はい、華やかでよろしいかと」
篤姫「(金?の打掛を見て)こっちはどうじゃ?」
広川「そうでございますねえ」
篤姫「(薄緑の打掛を見て)これはどうじゃ?」
広川「(やはりはいとは言えない様子で)そうでございますねえ」
篤姫「そうじゃこれにしよう」

そこへ幾島が部屋にやってくる。
幾島「姫様、何をしておいでなのですか」
篤姫「見ればわかるであろう。宴のための着物を選んでおるのじゃ」
幾島「荷造りができぬと侍女達が困っております」
篤姫「(廊下で待機している侍女達に)もう選んだ。残りはよいぞ」
侍女達「(頭を下げてははっ」
幾島「宴の際のお召物はこちらで選んでおりまする。
(広川に)そなたがついていながら何たること」
広川「申し訳ございません」
篤姫「私はあれが着たいのじゃ。あれは母が好きな柄ゆえ…」
幾島「姫様!」
しまったと篤姫。部屋の奧へ逃げる
幾島「(後を追って)よいですか。人前で今和泉の方々をゆめゆめ父上母上などと呼んではなりませぬぞ」
篤姫「わかっておる」
幾島「本家の姫君として、上におわす方らしく、忠剛殿、お幸殿と…」
篤姫「(振り返り)わかっておると申しておる!」
幾島「ならば、結構。お着物もこちらで選んだものにしていただきます」
不満顔を見せる篤姫。

次が第10話シーンNo.19。
篤姫の部屋に御膳をはこんでくるおしの。

私が見たのはここまでです。最後のシーンは最初のワンカットしか見れませんでした。

343日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 13:04:44.37 ID:pkhgMSEe
ただいま撮影休憩中。
私は見れませんでしたが、午前中は篤姫が幾島と薙刀の稽古をしているシーンを撮っていたようです。
344日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 18:19:49.39 ID:pkhgMSEe
スタパでの収録、本日分です。

お昼の休憩後は第10話シーンNo.14から。
篤姫の部屋。篤姫と幾島が向かいあって座っている。
手もとにある紙をめくる幾島。
将軍、御大老、御老中。一字下げて、高家、御留守居、大目付、町奉行、勘定奉行。
さらに一字下げて、御勘定組頭、美濃郡代、御蔵奉行…など書かれている。

幾島「では、本日は我が国のご正道の成り立ちについてお話しいたします。
上に公方様をいただき、それを老中、若年寄、大目付、奉行らが補佐し奉り、
整然たる仕組みとなっております」
篤姫「また子供扱いか」
幾島「どういうことでございましょう」
篤姫「御公儀の成り立ちぐらい知ってるわ」篤姫は立ち上がり、部屋を出ていこうとする。

幾島「では諸大名家について…」
篤姫「今日は疲れた。もう休ませてもらう」
幾島「それはなりませぬ」
篤姫「(幾島の方を振り返り、強く)休むといったら休む!」

幾島も立ち上がり、再び篤姫の正面へ。座り直し、
幾島「姫様は子供ではなく、赤子におはしますな」
篤姫「赤子じゃと」
幾島「気にそわぬことがあれば、拗ね、ふざけ、挙げ句はほおりだす。
いっそ赤子らしく泣き喚いてくだされ。さすれば、こちらも気が楽というもの」
篤姫「(こらえたあと、静かに)やはり今日はここまでじゃな。赤子ゆえ眠うなった。下がりおれ、幾島」
篤姫も座り、二人はにらみあう。幾島の眉はこれでもかというほどに釣り上がっている。
篤姫「下がれと申しておる!」

侍女「幾島様、殿がお呼びでございます」 幾島は篤姫に一礼してから、部屋を出ていく。
345日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 20:31:50.32 ID:pkhgMSEe
続いて第10話シーンNo.17。

室内。書見中も不機嫌な篤姫。部屋には、おしのら侍女たちが控えている。そこへ斉彬と幾島がやってくる。

斉彬「邪魔をするぞ」
斉彬、そして幾島の二人が入ってくる。
慌てて頭を下げる篤姫。
斉彬「面をあげ」
篤姫は顔を上げる。篤姫の側まで行く斉彬。
斉彬「なんじゃ、化け物でも見るような顔じゃな」
篤姫「お父上様、何ゆえ急な御成りでございます」
斉彬「そなたに大事な話があっての」
篤姫「お話?」
斉彬「人払いを」
幾島「はっ」

私が見たのはここまでです。シーンの途中かもしれないので、続きがまだあるかもしれません。

撮影が始まるまで、書見台には別の本が置いてあったりします。
今日はan・anが広げてありましたね。
346日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 21:57:07.62 ID:pkhgMSEe
スタパでの収録、23日金曜日分です。
この日はうまく都合がつかず、夕方少し見ただけです。

第13話シーンNo.34〜35
見たのは途中から。セリフは一つもありませんでした。
シーンNo.から考えて、英姫と対面した日の夜でしょうか。

シーンNo.34
幾島が襖を開けて中を見る(隣部屋から篤姫の寝所を覗いた?)。
シーンNo.35
夜。部屋には蝋燭の灯り。幾島は部屋を出て、畳廊下に座る。
侍女は部屋の襖を閉めてしまう。幾島はただじっと座っている(最後に幾島の顔アップ)。
篤姫の寝所。夜中に目を覚まし、身体を半分だけ起こす(最後に篤姫の顔アップ)。

ここで一旦休憩に。
休憩中はモニターに撮影風景が静止画で映ってます。
この日は江戸屋敷に到着し、英姫から反物の贈り物を頂いて喜んでいるところでした。

その後撮影再開。が、もう閉館直前だったので、テスト準備してるところまでしか見れませんでした。
(シーンNo.もはっきりせず)

場所は薩摩の屋敷。部屋では侍女たちが荷造りをしている。
幾島「船は揺れるゆえ、荷崩れせぬように。重い物は下に、軽い物は上に。
これではまだまだ詰めかたが足りぬ」
幾島「ここへ入れる着物はどうしたのじゃ?」
侍女「姫様〜」

セリフから考えると、火曜日に撮影した篤姫が宴に着る打掛を選んでいるシーン(第12話シーンNo.02)の直前になるのでしょうか?
347日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 22:11:47.66 ID:osP/d2AO
スタパに行った事ある人に質問
もう松田は収録してた?
348日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 22:16:23.35 ID:gZ27ipE5
松田いいトシこいて献立のことで妹なぐるとかバカすぎる。
349日曜8時の名無しさん:2007/11/28(水) 22:43:49.75 ID:6KLEIrnC
>>347
松田はまだでしょ?堺ですら撮影が始まってるかどうかというとこじゃないのかな。
ごめんレポ氏ではありませんが。

>>346
いつもありがとうございます!楽しく拝見してます。
というか、細かいところまで観察なさってるのに驚きです。(幕府の組織を書いた紙のあたりなんか)
無理しない程度にこれからもよろしくお願いします。
350日曜8時の名無しさん:2007/11/29(木) 13:32:25.31 ID:bwt3lTnC
スタジオ収録を見学していて、松田さんを見たことはまだないですね。
撮影に入るのはまだ先だと思いますが。

今日は高橋さんと長塚さんが撮影しています。
351日曜8時の名無しさん:2007/11/29(木) 19:19:59.19 ID:bwt3lTnC
スタパでの収録、まだ書いてませんでしたが、火曜日開園時にチラッと見たシーンを。

第12話シーンNo.17
自分の部屋で荷造りをしている篤姫。

目の前に小さな箱。フタを開け、篤姫は中の物を取り出す。
橙色の袱紗を広げるとそれは鞠だった。篤姫は大事そうに鞠を手に取り、何か考えている。
その後、普賢菩薩が置かれている厨子の方に目をやる。

ここはセリフなし。ちょっとしか見てないので、まだシーンの続きがあったかもしれません。
この鞠は大久保フクから贈られたものだと思います。
(尚五郎経由で受け取るところをまだリポートとしてまとめてないのですが)
352日曜8時の名無しさん:2007/12/02(日) 09:26:05.44 ID:1+jSYrTz
木曜に収録してた三つのたまご。
時代劇で使うカツラについて取り上げてました。
静止画で篤姫についても少し触れていたと思います。
353日曜8時の名無しさん:2007/12/03(月) 19:03:50.19 ID:yD3E/lzl
スタパでの収録、11月29日木曜日分です。
この日は篤姫に御台所の件を話す前後のシーンを撮影してました。
第10話シーンNo.08。
室内。斉彬と幾島が話している。

斉彬「姫に話す?」
幾島「ご本人の覚悟が全くありません。それゆえ何をやっても腰がすわらず、性根も定まらず、
斯くなる上は御台所の件を明かされるより他にはないと存じます」
斉彬「(少し間を置いてから)まだ早い。今以上の重荷を強いるわけにはまいらんでな」
幾島「家祥様についてはお話しになるおつもりがないのでございましょうか。
いろいろと噂があるようですが」
斉彬「儂にはあのお方が世間で言われるような暗愚とはどうも思えぬのだが」
幾島「なれど尋常とも申せますまい」
斉彬「うーむ」
幾島「意地の悪い言い方を致しますれば」
斉彬「何じゃ」
幾島「姫様にすまぬというお気持ちがお心の底にあるから、暗愚ではないとお考えになるのではございませんか」
斉彬はじっと考えている。

斉彬や篤姫が部屋にいるシーンでは必ず側に脇息と鈴が置いてありますね。
斉彬の鈴には白い紐が、篤姫の鈴には赤い紐がついてます。
354日曜8時の名無しさん:2007/12/03(月) 20:48:50.40 ID:yD3E/lzl
続いて第10話シーンNo.15。
庭におりている斉彬。池の前で扇子をあおいでいる。幾島は縁側に座っている。

斉彬「(幾島の方を振り返って)その後の姫の様子はどうじゃ?」
幾島「難しゅうございます。今のままでは御台所はおろか、平侍の家とて無理でございましょう」
斉彬「そなたの腕をもってしても難しいか」
幾島「あの姫は別格でございます」

斉彬も縁側に座る。
斉彬「阿部伊勢守から報せがあった。京の二条城から姫君を御台所にという申し出があったらしい。結局は断ったそうじゃ」
幾島「左様にございますか。しかしながら…」
斉彬「うむ。いつまた他の公家や大名が名乗りを挙げるかもしれん。そうなる前に伊勢守と内密に計るつもりじゃ」
幾島「それにしましても、姫様があのご様子では」
斉彬「伝えるか」
幾島「えっ」
斉彬「姫にこの件を」
幾島「しかしながら…」
斉彬「そなたも言うたではないか。そうするべきじゃと」
立ち上がる斉彬。
幾島「あっ、どちらへ?」
斉彬「決まっておろう、姫のところじゃ」
幾島「お待ちください」
斉彬の後を慌てて追いかける。

私が見たのはここまでです。最後のところは本番を見てないので、多少違っているかもしれません。
355つづきです:2007/12/03(月) 21:15:24.88 ID:bGCZ1taY
書くのが後になってしまいましたが、もう一つ木曜日に見たシーンを。
(なお、この週の金曜日は収録ありませんでした)

お昼に撮影したのが、第10話シーン25。
室内。斉彬と忠剛が話をしている。
(このシーンは後半よくセリフが聞き取れませんでした)

忠剛「御台所ですか! 御台所と申せば、将軍家の大奥の…」 
斉彬「実は前々からあったのじゃ」
忠剛「前々から? ならば、それをお考えにいれた上での養子縁組だったのですか」
斉彬「左様。江戸へ発つ〜。それまでに姫と会う機会があるよう取り計らう」

最後は、忠剛の驚きの表情をアップで撮影し、長塚さんは撮り切りに。
花束を渡す斉彬役の高橋英樹さん。さらにこのシーンには登場しない篤姫役の
宮崎さんも駆けつけ、最後の親子ツーショット映像を披露してくれました。
(宮崎さんはこの日行われた第1回試写会後の会見で見せたのと同じ服装でした)

長塚さんのコメント
「これから撮影はまだ長く続きますので気をつけて。篤姫を盛り上げて1年間頑張ってください」
356日曜8時の名無しさん:2007/12/04(火) 13:35:45.41 ID:bx+xh47Q
今日は高橋さん、松坂さん、沢村さん、板谷さん、宮崎さんが撮影しています。
357日曜8時の名無しさん:2007/12/04(火) 19:24:24.58 ID:bx+xh47Q
リポートする上でちょっと悩みだったのが、どこまでが「於一」で、どこからが「篤姫」で書いたらいいのか。
それも今日のスタパ収録ではっきりしました。

第9話シーンNo.06。
室内。幾島から於一のことを聞く斉彬。横には小松清猷が控えている。

斉彬「幾島殿。此度のこと、礼を言う。庶事助かっておる」
幾島「(頭を上げて)私はご当家に仕える身。これからは幾島とお呼びくださいませ」
斉彬「そうか。ならば幾島、姫の様子はどうじゃ」
幾島「正直に申し上げますならば。あれほどのじゃじゃ馬は初めてにございます」
以前から於一のことを知ってる小松は笑みを浮かべている。
斉彬「(少し笑いながら)苦労をかけておるようじゃな」
幾島「苦労と申しましょうか…」
広川「姫様!」
於一を呼び止める広川の声。
幾島はこの通りですといったような表情を見せる。
(ここは訴えているというより、淡々と話している感じです)

於一が部屋に駆け込んでくる。後ろには広川の姿も。
於一「(満面の笑みで)お殿様、お帰りなさいませ」
頭を下げる於一。
幾島「(穏やかに)お城の中を走ってはなりませぬ」
少しむくれる於一。
斉彬「よいよい。近う寄れ」
於一「(笑顔に戻って元気よく)はい」

このシーンつづく
358日曜8時の名無しさん:2007/12/04(火) 21:25:43.96 ID:dkPuVcua
レポしてくださってる人、いつもありがとうございます!
今日もまとめて拝見しました。
文章まとめるのお上手ですよね。
細かく書いてくださってるので、読んでるだけでその場面が想像できます。

長塚さんもうクランクアップですか・・・まあ途中退場するのはわかってましたが、放送開始前に撮影を終わられるとやっぱり
さびしいものですね。
というか、ここでずっとレポを読ませていただいてたので、なんだか長塚さんの忠剛をずっと見てきたような気がしてますw

幾島が入ってからも、なかなか面白そうなので、期待が高まります。
359つづきです:2007/12/05(水) 01:08:50.77 ID:nigmo5Wz
於一「江戸でのお務め、ご苦労に存じまする」
頭を下げる於一。
斉彬「(頷いて)息災であったな」
於一「はい。(小松を見て)先生もお帰りなさいませ」
小松「先生はお止めくださいませ。今はお家に仕えるものの一人にすぎません」
斉彬「儂もお殿様はよせ。今後は父と呼ぶように」
於一「恥ずかしゅうございます」
斉彬「何を言う。私とそなたは父と娘ではないか」
於一「(しゃきっとして)では父上様…。ああ、やはり恥ずかしゅうございます」
斉彬「そなたの名前を決めたぞ」
於一「名前?」
よくわからないまま、小松の方を見る。小松が手元にある紙を広げると「篤子」と書いてある。
斉彬「篤子じゃ」
於一「篤子?」
斉彬「第11代将軍家斉様の御台所にあらせられた我が大伯母茂姫様。
茂姫様がお輿入れなさる前、この字を用いて篤姫(とくひめ)と称された。それにあやかった名前じゃ。
これより皆から篤姫と呼ばれることになる」
於一「篤姫…」
まだ字を見ている於一。
斉彬「篤子…。於篤!」
篤姫「(自分が呼ばれていることに気づき)あっ、はい」
斉彬「どうじゃ。城には慣れたか」
「はい…」とは答えた篤姫だが、その後の言葉につまる。困った顔が愛らしい。

その後、第9話シーンNo.08の撮影に。
しかし今日は3時半から紅白の会見がスタート。こちらを見たい方が多い状況だったので、
いつものようにモニターで音声は確認してません。

夕方。室内。畳に蒸気船が描かれた紙が3枚置かれている。それを眺めている篤姫。
その後、斉彬と何か話をしていたようです。
このシーンも小松清猷は側に控えていました。
360日曜8時の名無しさん:2007/12/05(水) 13:27:52.12 ID:nigmo5Wz
今日は高橋さん、余さんが撮影しています。
361日曜8時の名無しさん:2007/12/05(水) 19:00:13.52 ID:nigmo5Wz
スタパでの収録、今日はセットが江戸の屋敷に変わってます。

第16話シーンNo.07
夕方。英姫の部屋にやってきた斉彬。後ろには藤野が控えている。

英姫「水戸のご老公を姫がですか」
斉彬「会わせることにした。そちは不服であろうがの」
英姫「よろしいではございませんか」
斉彬「ほう、意外じゃの」
立っていた斉彬は体を屈めて話を聞く。
英姫「かえって話が早いかと存じます。此度の御台所の一件は破談になるといたしましても」
斉彬「(視線をきつくして)そちはそれを願うておるのか」
英姫「別に願うてなどおりません」
立ち上がり、背中を向ける斉彬。
斉彬「いつもながらそっけないの」
英姫「そっけない? そうでしょうか」
斉彬「(英姫を見下ろして)そちとはどうしても噛み合わん。
儂が桜の花じゃと言っても、そなたには梅にしか見えんのであろうの」
出ていく斉彬。立ち去ったあと、英姫は寂しげな表情をかいま見せる。

顔の下半分を白い布で覆っている英姫。
ただこれは本番だけで、ランスルーまでは何もつけずに撮影されてます。
顔はメイクでうっすら斑点が見えるような感じになっていますね。
(ストーリーで布を取る機会はあるのでしょうか)

髪型については全然知識がないのですが、英姫は「おすべらかし」なのでしょうか。
長く垂らした髪は束ねています。束ねた髪はさらに、綺麗な布で包むようにすっぽり巻いてあったと思います。

このシーンの英姫の口調は冷ややかです。だから英姫の態度が、斉彬には気に障るのでしょう。
362日曜8時の名無しさん:2007/12/05(水) 23:25:50.70 ID:nigmo5Wz
続いて第16話シーンNo.16
夜。英姫の部屋。畳の上に色鮮やかな扇子がいくつも置かれている。

手に持っていた扇子を裏返す英姫(表裏で描かれている物が異なるようです)。
気に入らなかったのか、下に置く。
藤野「こちらはいかがでしょう」
次の扇子を広げて英姫に渡すが、やはり気に入らない様子。
そこへ斉彬がやってくる。

斉彬「邪魔をするぞ」
頭を下げる英姫と藤野。
斉彬「しばしはずせ」
「はい」と答え、藤野は出ていく。
斉彬「そなたと夜桜でも眺めようと思っての」

縁側で二人は並んで座っている。
斉彬「ご老公の件、うまく運んだ。そなたのおかげじゃ」
英姫「そのことで来られたのでしたら、礼はご無用。私は当家の恥を避けたかっただけですから」
斉彬「それでもありがたい」
桜が舞い散るなか酒を注ぐ斉彬。
斉彬「そなたが儂の許嫁としてこの屋敷に来たのは、9歳の時であったな」
英姫「昔話など…」
斉彬「そなたと儂だけが知る昔話じゃ。この屋敷に初めて現れたそなたを見て、
儂はひそかに胸をときめかせたものよ」
英姫「おたわむれを。私など将軍家から無理矢理押しつけられた邪魔者にすぎません」
斉彬「他の者は知らん。しかし儂にとってはそなたはそうであったのだ」

私が見た本番シーンはここまで。
撮影前に通しでセリフを読んでいたのを聞きましたが、
この後で斉彬は英姫につらい思いをさせてきたことを謝っていました。
(かなり先の回なので、まだ背景がよくわかりません)

撮影の合間、余さんは扇子をひらひらと回して楽しんでましたね。
この縁側のシーンは、じっくり撮っていたと思います。
363日曜8時の名無しさん:2007/12/06(木) 13:18:51.70 ID:9VZ1XtVY
今日は宮崎さん、高橋さん、松坂さん、佐藤さんが撮影しています。
364日曜8時の名無しさん:2007/12/06(木) 14:54:36.47 ID:aRyR0HOG
スタジオにはいつ見に行ってもいいのかな
夜でも見学できる?
365日曜8時の名無しさん:2007/12/06(木) 19:07:54.37 ID:Vbovbmhn
19時までじゃなかった?
366日曜8時の名無しさん:2007/12/06(木) 21:29:30.13 ID:9VZ1XtVY
朝10時から夕方6時までです。
367日曜8時の名無しさん:2007/12/07(金) 18:58:34.65 ID:T8+Bj6m2
スタパでの収録。
昨日は風林火山トークに足を運んだので、申し訳ありませんが見てません。
今日は篤姫と斉昭の対決シーンでした。

第16話シーンNo.13
江戸屋敷。水戸の斉昭を花見に招いた斉彬。部屋の外は満開の桜。
斉昭から見て、右に斉彬、左に松平春嶽と伊達宗城が座っている。
斉彬「では改めて一献」
盃の酒を飲む斉彬。
斉昭「いやあ、実に見事じゃ。酒より花に酔うた心地がする」
斉彬「それは何よりでございました」
斉昭の機嫌がいいのを見計らって
斉彬「ご一同、ここで我が娘篤子を皆様にも挨拶をさせたいのですが、いかがでしょう」
春嶽「それは是非お会いしたいもの〜」
斉彬「斉昭様〜」
斉昭「例の姫か。まあ好きにせえ」
斉彬「では。これ」
家臣「はっ」

障子を開くと、篤姫が頭を下げて畳廊下に座っている。
篤姫「篤子にございます」
横にいる幾島と共に頭を上げる。
篤姫「皆々様。御初にお目にかかります。島津薩摩守が娘、篤子にございます。
本日は拝顔の栄に浴し、身の引き締まる思いがいたしまするとともに、大いなる喜びに打ち震えております。
どうかごゆるりとお過ごし下さいませ」
斉昭「篤子殿とやら。お一つ参ろう」
盃を差し出す斉昭。
「はい」とにっこり答え、篤姫は斉昭の前まで進む。

このシーンつづく
368日曜8時の名無しさん:2007/12/07(金) 21:25:29.76 ID:T8+Bj6m2
斉昭から盃を受け取った篤姫はゆっくりと飲む。
篤姫「美味しゅうございました」
斉昭「そ、そうか」
少しほっとした様子の斉彬。
篤姫は懐紙で飲み口を拭いてから盃を返す。

篤姫「水戸様。一つお聞きしてもよろしゅうございますか」
斉昭「何じゃ」
篤姫「大日本史についてでございますが」
斉昭「姫は当家の書物をご存知か」
篤姫「はい。江戸に上がってより、少しずつ読みついでまいりました」
斉昭「ほお。で、いかが思われる」
篤姫「日本の来し方(?)が仁と義をもって貫かれて綴られていることに深く感じいっております」
斉昭「ほう、姫はなかなかの読み手とみた」
篤姫「また新しき版にて、古代日本の部より読み直し、改めて感服いたしました」
斉昭「あれは儂が力を注ぎしものでな」
篤姫「存じております」
「ははっ、そうか」と斉昭は笑っている。
篤姫「そこで一つ、ご老公様にお尋ねしたきことが」
斉昭「なんなりと聞くがよい」
篤姫「申すまでもなく大日本史は天子様を主公とする〜としております。
また、我が日本国は優れて徳高き国であること疑いもありません。
今、西洋諸国が我が国を訪れるのは交易を望むことはさりながら、
何より我が国の徳を慕ってのことではないでしょうか。
(だんだん語気が強くなって)
その異国船を無闇に打ち払おうとするのは何ゆえにございましょうか。
何ゆえの攘夷にございましょうか」
斉昭「(表情をきつくして)何故それを儂に問う」
篤姫「(両手を出して)物事には振り子のごとく、こちらとこちらに極点がございます。
今の日本でいえば、こちらが攘夷で、こちらが開国…」
「於篤、やめ!」小さい声で制す斉彬だが、篤姫は一歩も引かない。
篤姫「夷敵を憎むこちらの極点こそ、ご老公様ご自身に他ならぬと。
中途半端な方にものを尋ねれば、その答えもまた中途半端なものになると思いまして」
斉昭「(声を震わせて)ゆえに極点に問うと申すか」
篤姫「はい」
怒って立ち上がる斉昭。
斉昭「まことにもってぶしつけ極まる!」
篤姫「申し訳ありません。ご無礼のたん、お許し下さいませ」
深く頭を下げる篤姫だが、斉昭は「無礼千万じゃ!」と言って出ていく。

私が見たのはカットNo.55のここまで。他の人物の表情も全部撮ってないし、このシーンの撮影はまだまだ続いたと思います。
369日曜8時の名無しさん:2007/12/08(土) 22:15:30.23 ID:LREsFC5T
書き忘れましたが、昨日金曜日の収録ではモニターに撮影表がチラッと映りました。
演出の欄は佐藤、岡田、渡邊。TDの欄は小笠原と書いてありました。
370日曜8時の名無しさん:2007/12/09(日) 09:17:02.40 ID:jSJxepP9
佐藤=佐藤峰世
岡田=岡田健
渡邉=渡邊良雄
かな?
371日曜8時の名無しさん:2007/12/11(火) 13:45:24.83 ID:qNHNP9xf
今日は江守さん、草刈さんが撮影しています。
372日曜8時の名無しさん:2007/12/11(火) 18:57:17.47 ID:qNHNP9xf
スタパでの収録、本日分です。

第14話シーンNo.24
薄暗い室内。蝋燭に火が灯っている。
阿部正弘の前には、家臣たちが何か書物(?)を広げて座っている。
横には記録(?)するために筆を持っている者がいる。

家臣A「(身を乗り出して)アメリカ人の国内通行に関しては10里はまかりなりませぬ。
せめて5、6里以内にすべきかと」
「左様にござる」との声が次々に挙がる。
家臣B「阿部殿!」
じっと考えている阿部。

(暫くモニターから離れたので、この後まだ数カットあったかもしれません)

つづいて第15話シーンNo.08
阿部正弘の部屋。斉昭が入ってくる。

斉昭「他に良き者のおらぬゆえ、島津の姫を御台所にとは何たること」
阿部「されどそれは大奥の望むところにて。御台様がおらぬ不都合を幾度も訴えられております」
斉昭「大奥などどうでもよい。(座って)そもそも斉彬のやり様を見られよ」
阿部「と言われますと?」
斉昭「せいしゅ(?)の虎寿丸と近衛の姫との縁組を整え、
片やいちの姫を将軍家に嫁がせようとする。これがどういうことかおわかりか」
阿部「さあ一向に」
斉昭「朝廷と幕府、双方を手中に収めようとしておるかもしれんということじゃ」

阿部「かようなことを申したくはありませんが」
斉昭「んっ?」
阿部「水戸様の姉上様は関白鷹司様(政通)のご正室。ご子息の慶喜様は一橋家の当主となっております」
斉昭「それがどうした?」
阿部「御三卿の一橋家は将軍職を継ぐことも可能。
さすれば水戸様にも似たような企みがあると〜」
斉昭「この儂がさような企てを巡らすはずがあるまい」
阿部「(頭を下げて)重々承知しております」
斉昭「とにかく薩摩に気を許してはならん。よいな」
斉昭は立ち上がって出ていく。

この部屋は以前、阿部が調所と話していた部屋と同じだと思います。
373火曜日分のつづきです:2007/12/12(水) 12:04:23.41 ID:fsld3uH2
第16話シーンNo.04
同じ室内。阿部と斉昭が向かいあって話をしている。

斉昭「昨年来、アメリカ、エゲレス、ロシアと立て続けに条約を結ばされ、
更にはフランス、オランダとも申すか。
(扇子をつきつけ)その方の弱腰がたたってのことじゃ。
異国船など、はなから打ち払うべきだったのじゃ」
阿部「しかしそれは…」
斉昭「将軍家御台所の件も同じである。島津の姫を選ぶなど、最初から腰が引けておる証に他ならぬ」
阿部「それにつきましては、我らは年内、早ければ秋にはお輿入れが叶えばと望んでおります」
斉昭「急いで何とする。仮にも御台所だぞ。誰が見ても不満のない姫を迎えねばならぬ」
374火曜日分のつづきです:2007/12/12(水) 12:51:20.22 ID:fsld3uH2
役者さん待ちで暫く時間が空いたあと、第15話シーンNo.15がスタート。
スタッフの拍手で井伊直弼役の中村梅雀さんがスタジオ入りしました。

室内。火鉢を囲んで、井伊、阿部、斉昭が座っている。
周囲には家臣が何人か控えていて、井伊の後ろには松平春嶽が座っている。

井伊「斉昭様のお考え、納得いたしかねませぬ」
斉昭「何を申す。江戸の内海にまで入りきたること言語道断。
今こそ攘夷の大号令を発し、一隻残らず打ち払うべし」
井伊「それはいささか乱暴な」
斉昭「井伊殿の話を聞こうとは思わぬ。前にペルリが来たときも、国開けとの意見書を出されたと言うでは」
井伊「無闇な開国ではございませぬ。長崎に限って交易をしているオランダの例に倣えばよいと記したまで」
斉昭「それが通じる相手とお思いか。一つ港を開けば、そこら中に押し寄せてまいる」
井伊「話し合いもせずに追い払おうとして、大砲でも放たれたらどうなさるつもりか」
斉昭「打ち返せばよい」
井伊「戦になりますぞ」
斉昭「決死の覚悟で戦えばよい。さすれば我らは必ず勝つ」
井伊「無茶な」
斉昭「(怒って)何が無茶じゃ! 八百万の神のご加護を信じられぬか!」

私が見たのはここまで。このシーンの撮影はまだ続いたと思います。
井伊直弼役の中村梅雀さんは、メイクで少し目がつり上がってるように見えました。
表情をほとんど崩さない中村さんですが、このシーンは瞳はわざとウルウルさせているようでした。
375日曜8時の名無しさん:2007/12/12(水) 12:57:02.82 ID:fsld3uH2
今日は中村梅雀さんが撮影しています。
お昼のスタパにタッキーが来るので、今日は開館時から大混雑です。
376日曜8時の名無しさん:2007/12/12(水) 14:24:38.55 ID:f/xeq/e1
いつも乙です!
温厚そうな中村梅雀さんが辣腕な井伊直弼を演じるなんて興味津々です
つり目メイクってどんなんだろう。楽しみだなあ
377日曜8時の名無しさん:2007/12/12(水) 18:58:29.11 ID:fsld3uH2
スタパでの収録、今日は第19話シーンNo.10から見ました。

茶室。茶を出しながら、二人の家臣(?)と話している井伊直弼。
(このシーンはあまり聞き取れませんでした)

井伊「面倒なことになったものじゃ」
家臣A「越前が〜水戸と薩摩〜。薩摩の姫が御台所になれば〜一気に進み〜やりやすくなる〜」
井伊「そればかりでない。〜は一橋慶喜じゃ」
家臣B「慶喜殿?」
井伊「水戸の老人が御三卿に入れた自らの子を将軍に考えぬわけない。
薩摩の姫を〜大奥から公方様を操らせるつもりじゃ」
A「いかがいたしましょうか」
井伊「無論、我らは慶福様を推すことに変わりはない」
B「しかし慶福様はお若うございます」
井伊「重んじるべきはお齢ではなく、お血筋である。
慶福様は公方様のお従兄弟になる。お世継ぎは紀州〜をおいて他にはおられまい」

家臣Aは見たことある役者さんなんですが、名前が思い出せません。

スタッフが着ている篤姫のTシャツ。
「肉厚姫」と縦に文字が書いてあるものを今のところ見かけます。何か小さくイラストも入っているようですが、とてもシンプルです。
378日曜8時の名無しさん:2007/12/12(水) 19:29:10.27 ID:fsld3uH2
お昼の休憩後は、ストーリーがさらに進み第22話シーンNo.21。

おそらく同じ茶室。同じ面子で、井伊直弼が話をしている。

井伊「そうか、伊勢守が身罷ったか」
A「我らに風が吹いてまいりましたな」
B「ここは一つ、紀州の慶福殿を強く推しましょうぞ」
井伊「焦ることはない。阿部が消えた今、一橋を推す者たちは支えを失ったも同然。
幸い、島津殿も薩摩に戻っておいでじゃ」
A「されど」
井伊「儂も程なく江戸へ行く。あくまで次の将軍は、今の公方様に決めていただく。それが筋というものじゃ」
A「公方様は承知されましょうか」
井伊「何があろうとも、承知していただくしかない」
379日曜8時の名無しさん:2007/12/13(木) 00:01:39.98 ID:BXQ2IE4J
第15話シーンNo.05。 このシーンから孝明天皇役の東儀秀樹さんがクランクイン。
もう一人、鷹司政通役の役者さんの紹介もあったんですが、名前を聞き逃してしまいました。

御簾を挟んで孝明天皇と鷹司が話をしている。

孝明「外夷の力によって開国せば、日本国を汚す憂いこれあり」
鷹司「仰せごもっともにございます。ただ幕府は二つの港を与えたわけではなく、
向こうに貸すようなものだと」
孝明「鎖国は幕府祖法のはず! これより悪いことにならぬよう」
鷹司「かしこまりてございます。幕府にくれぐれも言い聞かせましょう」

私が見たのはここまで。
朝廷側のセリフは最初ちょっと聞き取りづらかったですね。
380日曜8時の名無しさん:2007/12/13(木) 10:48:18.01 ID:H8R0wwya
磯部勉氏かな?
381日曜8時の名無しさん:2007/12/13(木) 12:24:37.58 ID:BXQ2IE4J
磯部さんではなかったと思います。
時間があるときタレント名鑑でも見てみますね。
382日曜8時の名無しさん:2007/12/13(木) 15:25:43.02 ID:BXQ2IE4J
今日は収録ありません。
セットも全く出来てなかったので、どんなシーンを撮るのかも予想できません。
383日曜8時の名無しさん:2007/12/14(金) 13:31:02.96 ID:kKzBFN44
今日は大事な船上のシーン。松坂さんと宮崎さんが撮影しています。
384日曜8時の名無しさん:2007/12/14(金) 19:20:55.22 ID:kKzBFN44
スタパでの収録、今日はスタジオ内に船のセット(前半分のみ)が出現。
室内のシーンと違って、船上は周囲に壁などないので、珍しく見学窓からもしっかり見れました。

第12話シーンNo.37
船上。セリフから考えて、薩摩を発つところでしょうか。

(見たのは途中から)
揺れている船の上に立っている篤姫。幾島が腕を持って、後ろから姫の体を支えている。
篤姫「幾島」
幾島「はい」
篤姫「私はそなたが嫌いじゃ」
幾島「(頭を下げて)存じております」
篤姫「(前を向いたまま)ゆえにそなたに誓う。嫌いな者から誓いを破ったと笑われたくないからな」
幾島「何をお誓いになるので」
篤姫「(間をあけてから)薩摩を思うて泣くのはこれが最後じゃ」
幾島「(しっかりした声で)しかと承りましてございます」
篤姫「(すすり泣いた後、小さな声で)これが最後じゃ」
篤姫の顔にカメラが寄っていく。

普段あまりないことですが、最後の表情のカットはこだわって何度も撮り直しています。
最初の数回は、涙を浮かべている篤姫の表情を長く撮っているだけだったように思います。
でもOKは出ません。その後しばらく、宮崎さんとスタッフで話し合いをしている姿が。
最終的には篤姫が涙を流すところを数回撮って、OKが出ました。

話し合いの内容まではわからないので、涙以外にもこだわる部分があったかもしれませんが、私にはなんとも。
後日、この場面について語って下さることがあればはっきりするのですが。
385日曜8時の名無しさん:2007/12/14(金) 22:30:49.10 ID:kKzBFN44
お昼の休憩後は、船が大きく揺れるところを撮影。

船上のカットでは、カメラを上下に動かして揺れを表現。
正面から風を吹きつけてますが、島津家の家紋が入った紫の幕は人の手でまくれ上がらせてます。
船の後方にチラッと見える白い旗も人の手で懸命に揺らしてました。

続いて船内にある部屋のカット。
船上部分とは別に作られています。こちらはカメラでなく、人の手で部屋全体を動かして、揺れを表現していました。

第13話シーンNo.01
船内の部屋。篤姫や幾島は船の揺れに耐えている。
(スタッフのメモがモニターに映りましたが、ここは佐藤氏演出のようです)

少し狭いが、部屋は日常と変わらないきれいな造り。
室内には篤姫。その横に幾島。周りに3人ほど侍女が座っている。
部屋は篤姫から見て前後に揺れている(幾島から見ると左右)。

傍に置いてある脇息と呼鈴が置いてある台につかまり、揺れに耐えている篤姫。
幾島は扇子を杖代わりにしている。傾く方に扇子を移動させて床に突き刺し、器用にバランスをとっている。
大きい揺れが来たので、篤姫は脇息を前に出してしがみつこうとする。
しかし脇息は前に転がってしまう。
揺れに耐えられず、悲鳴を上げる侍女たち。
幾島「騒ぐでない。姫様をお守りせよ。何をしておるのじゃ」
侍女たち「はい」
しかし侍女たちは自分の体を支えるので精一杯。
篤姫の様子を伺う幾島。耐えられないとばかりに篤姫はすごい表情を見せる。
船酔いしたのか、篤姫は手で口をおさえる。幾島「誰ぞ、濡れ手拭いを」
篤姫は急いで部屋の側面についた扉を開けて、顔を突っ込む。
幾島「薬をもて。誰ぞ、姫様の御髪を緩めて差し上げよ」
篤姫の背中をさする。
幾島「姫様、お気を確かに」
篤姫「(情けない顔を見せ)はぁはぁ、もう嫌じゃ」

私が見たのはここまでです。
386日曜8時の名無しさん:2007/12/15(土) 08:00:15.65 ID:CuupzIpt
いつもありがとうございます。
ここは原作にもあるシーンですね。
幾島が自分も苦しいのに、微動だにせず篤姫を守り抜くこの箇所は原作でも好きなシーンの一つです。
しかし、一番大変なのは、やはり縁の下の力持ちであるスタッフの方々ですよね・・・。
387日曜8時の名無しさん:2007/12/17(月) 18:16:06.24 ID:82SGqIPD
早速ドラマストーリー篤姫前編を購入してきました。

配役に関して
於哲役はやはり吉高由里子さんでした。
自分でも自信がなかったのですが、誤ったことをここで書いてなくてよかったです。

左時枝さんの役名は見学中わからなかったのですが、ドラマストーリーには高山役と書いてありました。

なおドラマのあらすじは24話まで掲載されてます。

それから今週のスタジオ収録は今のところ火水木だけのようです。
388日曜8時の名無しさん:2007/12/17(月) 22:34:07.78 ID:82SGqIPD
>>370
ドラマストーリーの制作班を見ました。
演出は佐藤峰世、岡田健、渡邊良雄、堀切園健太郎となってますね。
389日曜8時の名無しさん:2007/12/17(月) 23:38:55.09 ID:Ll1ly6WV
ガイド本ってまだ書店で出てないけどどこで入手したの?
NHKの売店?
390日曜8時の名無しさん:2007/12/18(火) 01:01:01.49 ID:F0uOUDSs
スタジオパークの売店は発売日にしか並びません。
普段からフライングで発売している書店なら多分売り出してるはずです。
391日曜8時の名無しさん:2007/12/18(火) 13:26:10.46 ID:F0uOUDSs
今日はお幸、忠敬、尚五郎、お近が撮影しています。
392日曜8時の名無しさん:2007/12/18(火) 16:14:57.48 ID:LdH4Xi0q
もしよければ24話がどのあたりの展開になるのか教えてください。
自分のところじゃ明後日まで我慢しないといけないので・・・
393日曜8時の名無しさん:2007/12/18(火) 22:38:49.66 ID:F0uOUDSs
>>392
すいません。掲載されてるあらすじは23話まででした。
19話で篤姫は大奥に入ります。23話で将軍継嗣問題が絡んできて、慶喜に会うことになるようです。
394日曜8時の名無しさん:2007/12/18(火) 23:00:17.82 ID:NnUyjeCM
>>393
ありがとうございます!
19話で大奥入りなんですね。予想してたよりずっと後なんだなあ・・・。
23話のあたりが原作の上巻の終盤にあたりなので、配分的には原作通りなのかな?
家定が亡くなるのが前半のクライマックスになりそうですね。
それにしても、本当に夫婦生活が短そうで切ないです・・・。
395日曜8時の名無しさん:2007/12/18(火) 23:28:33.75 ID:P+WkqPiy
ガイドは3冊ともフライングの書店は明日の午後発売だってさ
396日曜8時の名無しさん:2007/12/19(水) 17:04:53.44 ID:fHgu7Mj7
今日はハリスさん、その後にともさかさんと瑛太さんが撮影していました。
397日曜8時の名無しさん:2007/12/19(水) 21:05:09.88 ID:5VpYqSQT
>>396
一瞬、ハリスさんて誰だっけ?と思ってしまったw
今日もお疲れ様です!
398日曜8時の名無しさん:2007/12/19(水) 21:36:55.74 ID:4uslDiSs
ガイド本3種入手しました。
399日曜8時の名無しさん:2007/12/19(水) 23:18:30.52 ID:f8W5+ci4
糞秀吉、糞利家とまつ、糞武蔵、糞組、糞義経、糞風林火山、糞篤姫、糞天地人、死ねや

功名が辻以外の大河は、今後の大河含んで全て認めない(怒)
糞蛙篤姫、放送中止しろ(怒)
ボケェ
400日曜8時の名無しさん:2007/12/19(水) 23:59:59.27 ID:fHgu7Mj7
スタパでの収録、火曜日分です。

午後の撮影は第15話シーンNo.03から。
仏壇の前に香炉を供えて、手を合わせているお近。横にはお幸と忠敬が座っている。

箸目がつけてある香炉。お近は香筋で香木をつまみ、香炉の真ん中にのせる。香木を包んでいた紙を綺麗にたたむ。
お幸「何とも良き薫りにございますねえ」
お近「せめてものご供養にと思いまして」 忠敬「かたじけのうございます」
お近を意識しているのか、忠敬は固くなっている。
お近「はい」
お幸「夫もさぞ喜んでおりましょう」
お近「篤姫様はお父上様のことは?」
お幸「(頷いてから)先日、文が届きました。本人も辛かったでしょうに、私のことを案じてくれています」
お近「そうですか」
忠敬「某はこの薩摩にて親孝行に努めるつもりにございます」
お幸「それはありがたいこと」
お近「ご立派にございます」
忠敬は笑顔がひきつっている。