【ウクライナ】ウクライナ東部・ハリコフでも「ハリコフ人民共和国」樹立を宣言…ドネツクに次ぐ「共和国宣言」、親ロ派の動き拡大
http://ai.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1396977384/ 【国際】「強硬手段」示唆 ウクライナ東部のデモ隊に 米軍は駆逐艦を黒海に派遣
http://ai.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1397056921/ クリミア併合に猛進した「激情家」プーチン
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/04/post-3235_1.php しかしウクライナ情勢に詳しい米政府関係者や学者に言わせると、プーチンはクリミア併合を虎視眈々と
狙っていたわけではない。むしろウクライナのヤヌコビッチ大統領の突然の失脚という想定外の事態に直面し、
介入に踏み切ったというのだ。
プーチンはただ驚き、怒り、パニックに陥った。市民の不満がヤヌコビッチ政権の崩壊につながったなら、
ロシアでも同じことが起きかねないからだ。
「何カ月も前から準備していたのではない。衝動的な決定だ。戦略的でも戦術的でもない、感情的なものだった」と、
米政府高官は匿名を条件に語る。
プーチンとその取り巻きが恐れるのは、「ウクライナのウイルス」、つまり近隣諸国の混乱がロシアに波及する事態だ。
大ロシア復活に執念を燃やす冷血なKGB(ソ連国家保安委員会)育ちの戦略家というプーチン像は正確さを欠く。
隣国の混乱にパニックを起こし、感情的になる一面が見落とされている。プーチンにとって、いや大半のロシア人
にとってウクライナはただの隣国ではない。歴史的にも精神的にもロシアの特別な地だ。
「プーチンにも葛藤がある」と、ニューヨーク大学のロシア専門家マーク・ガレオッティ教授は言う。
「計算ずくで抜け目ない人間だが、腹の底には大ロシア主義者的な情念がたぎっている。
その情念に突き動かされて軍事介入したのだ」
同時に「経済成長をベースに高い支持率を維持するというこれまでのやり方は、いずれ通用しなくなることにも
気付いている」と、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のダニエル・トライスマン教授(政治学)は言う。
「人心掌握には別の方法が必要だ。そこで反欧米のナショナリズムに頼っているのだろう」