【国際】ロシア孤立化へ兵糧攻め持久戦　経済制裁検討も欧州内に温度差

クリミア軍事介入、日本は北方領土で外交工作できるか
　　 ◆ 名越健郎・拓殖大学教授／ロシア、ウクライナ、日露関係
週刊文春(2014/03/13), 頁：51


ロシアのエストニアとの国境画定交渉時に、
エストニア側がかつてロシアにとられた「固有の領土」を返せと要求したら、
プーチンが「固有の領土とは何だ。それならクリミア半島はロシア固有の領土だ。クリミアを返せ」と主張。
結局、エストニア側が諦めて国境が確定し、残りは日本との国境のみになった。
今から考えるとエストニアとの国境画定を急いだのはウクライナ問題を念頭に置いてたのかもしれない。
ロシアはクリミアはもともとロシア領で、ロシア系住民が大半。
ロシア「固有の領土」だから、返せと要求してる立場だ。
かつてのエストニアなり、日本の立場にあたる。
そこで、ロシアがクリミアを強引に自国に編入してしまうのなら、
それこそ日本が北方領土返還を強硬に訴える根拠にできる。
そういう方向から対露外交を考えろという意見が出されてる。
日本としてはウクライナ問題では、ロシア側の立場を支持する方が理屈上は正しいことになるから、
安易に米国の圧力に屈してしまわないで、制裁には加わらない方がいい。
G8にも参加した方がいいだろう。


2005/06/28
【国際】ロシア、西部国境画定暗礁に／対エストニア、条約撤回 [6/27]
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119924354/
2014/02/19
【国際】ロシアと国境画定へ＝領土要求を放棄−エストニア
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1392804755/
2014/02/19
【北方領土】ロシア、エストニアと国境画定条約…残す国境問題は日本だけ［02/19］
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1392790684/l50