【文学】 作家の故吉村昭さんの記録文学「三陸海岸大津波」に脚光 注文が相次ぎ5万部を緊急増刷
1 :
うしうしタイフーンφ ★:
★「三陸海岸大津波」に脚光 故吉村昭さん記録文学
作家の故吉村昭さんの記録文学「三陸海岸大津波」が東日本大震災以降、幅広く読まれている。
文庫本の発行元である文芸春秋には注文が相次ぎ、5万部を緊急増刷。
妻で作家の津村節子さんが増刷分の印税を被災地に寄付するなど、一冊の本から新しい人のつながりが生まれつつある。
同書は明治、昭和に三陸を襲った津波を、被災者の生々しい証言をもとに描き、1970年に発表された。
波の高さが40〜50メートルにも及ぶなど、今回の津波被害をほうふつとさせる記述も多く、歴史の教訓を伝える「警告の書」。
盛岡市大通のさわや書店は、震災直後に注文したが品不足で入荷しなかったという。
1週間ほど前にやっと入った20冊はすぐ完売。11日に追加分の10冊が来た。
松本大介店長代理は「震災直後から関西などですごい売れ行きだと聞いている。
既刊本でこれだけ動くのは異例だ」と驚く。
吉村さんは、田野畑村を舞台にした小説「星への旅」の執筆をきっかけに、村民と交流を深めた。
同村には98年、吉村さん寄贈の蔵書を元に「吉村文庫」が開設されたが、
今回の津波で約750冊の蔵書がすべて流されたという。
同村に印税を寄付した津村さんは「吉村の愛した三陸の復興のために、少しでも役立ててほしい」と話し、
将来「吉村文庫」を再建する場合は文芸春秋とともに協力したいとしている。
「三陸海岸大津波」は460円。
岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110412_5
2 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 13:21:16.36 ID:xKXGCYa/0
おれもかっちゃった。というかこの記事って読売か
日経新聞に昨日か一昨日でてたよ。
岩手日報はぱくったね
3 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 13:21:47.89 ID:veapN57e0
丑スレw
でも実際三陸沿いの居住域を全て山の方に移すとなったら
幾ら金があっても足りない、スーパー堤防事業より時間の掛かる事業になりそうだな
目の前で惨劇が起こってるのに、わざわざフィクション読むとかwww
頭がメルトダウンしてるのかw
6 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 13:23:52.39 ID:JFWTQKmk0
ヒグマの小説も2chネラーには人気あるよな
7 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 13:24:11.63 ID:zncChpPJ0
はいはい、蟹工船、蟹工船
どうせまた巷では誰も読んでませんってオチだろ
8 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 13:24:50.12 ID:xKXGCYa/0
くだらん流行物好きの愚衆めらがっ
高熱隧道の人か。
あの本読んてから下の廊下歩くと色々考えちゃうな。
>>5 今回の惨事と平行して読むと、
何か見えてくるかもしれないよ
先人の教えをどう生かせたか生かせなかったか
アマゾンでずっと上位何だよな
そのせいで「プリンセス・トヨトミ」が文庫で1位になれない
というか、これほんとなら電子書籍にもして売るべきだろ。本に印刷してたら紙不足とかで
みんなに行き渡らん。
文藝春秋に「電子版だしてくれ」って投書したけど、連中ガン無視だ。
「星への旅」って田野畑村が舞台だったのか
この人はホント短編でもすごい読み応えがあって好きだわ
18 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 14:08:59.08 ID:kNKKvoNI0
この方の小説は戦記物を中心に読ませて頂きました。大江と違い、現地調査等
かなりのもの。
この人の作品を経営者、政治家が愛読してる理由がわかる。
この人の書いてる「関東大震災」ってのもある
後三陸海岸大津波のあとがきが切なすぎる
21 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:32:51.39 ID:1K5IgAd70
傑作は「戦艦武蔵」「熊嵐」「高熱隋道」「冷たい夏、暑い夏」かな
桜田門外の変といい、この人は永遠に語り告がれるね
22 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:35:04.53 ID:ioNQ3mQN0
吉村昭はだいたい読んでるつもりだったのに、これは知らんかったw
ダメねあたし
23 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:37:01.94 ID:ioNQ3mQN0
>>20 あれはホラー映画も真っ青な恐ろしさよね。
羆嵐と双璧をなすと思うわ。
特に腐乱死体の山をズルズルすべりながら駆け上がるシーン
マジでサブイボ立ったわ
24 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:41:24.20 ID:2eGx4Lgz0
陸奥爆沈、が好き
25 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:41:28.69 ID:1orMP9PE0
さ○やのフェザンの女店員無愛想すぎで気分悪い
28 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:43:40.30 ID:BnxTvvA3O
岡田有希子の話も書いてたね。ただの昔のアイドルだと思ってたから、すごい秀才だったと知ってびっくりした。
29 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:44:41.99 ID:aGEOLqqX0
吉村昭の作品を読んでからいつか大津波が来るとは思っていたけど
まさか自分が同時代で経験するとは思わなかった
『三陸』のあとがきを読むと今回の被害がなぜ防げなかったのかと思えてくる
中学時代に『大本営が震えた日』を何気なく買ってからのファン
オススメは『熱い夏冷たい夏』と『背中の勲章』
漂流民シリーズもなかなかいい感じ
久々に深海の使者を読み返してみるか
31 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:49:18.49 ID:Ar21UTd6O
英語の授業で読んだ記憶があるんだけど、
少年と幼なじみがいて、その幼なじみが、少年の妹(10歳くらい?)を結婚相手として狙ってて、
少年がポカンとしてる、そのうち津波、
みたいな話がこれ?また違う話?
32 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:49:18.90 ID:KWPYZ+erO
>>29 この経験を生かして高い防潮堤を築いて
村にいた村人全員を守った市長(故人)が、今回いたよ
「死都日本」もなかなか
火山噴火をシュミレーションしたら
どうなるかの世界がある
人生観が変わる一冊だね
34 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 15:53:52.76 ID:5hCRto6pO
この人の作品て終わり方かさくっと淡白だしあっけないしセンチメンタルがみじんもない。それがシビアな主題の怖さをひきたたせてる。大好きです
吉村氏ってエジプトの考古学だけを研究していたわけじゃ
なかったんだね。
えらいなぁ。
昭和45年ころの作品だな。
これを読んでたら、三陸から福島あたりに原発を
建てようなんて、バカでも考えないぞ。
知らん振りして建てたら今のこのザマだ。
「戦艦武蔵」を呼んだ俺は
原発の周りを布ではなくて
棕櫚で囲めばいいんじゃねえの?
とか、思ったりした。
破獄しか読んだことないけど心理描写がなかなかよかった
この人の作品で一番面白かったのは高熱隧道だったな
あとは天狗擾乱と桜田門外の変
三陸海岸大津波と関東大震災はあまり印象に残らなかった
面白かった順
高熱隧道
天狗擾乱
桜田門外の変
漂流
戦艦武蔵
零式戦闘機
赤い人
海の史劇
プリズンの満月
生麦事件
羆嵐
陸奥爆沈
ポーツマスの旗
ニコライ遭難
星への旅
三陸海岸大津波
関東大震災
遠い日の戦争
41 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 18:35:52.10 ID:941OfgVe0
>>1 うしうしタイフーンφ ★の名無し書き込み ID:+vXvGBhT0
http://hissi.org/read.php/newsplus/20110408/K3ZYdkdCaFQw.html ソース
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1302195222/1-3 ※
>>2に「続く」と書いてあって
>>3以外に該当するレスが無いので間違いありません。
358 :名無しさん@十一周年[]:2011/04/08(金) 00:32:43.22 ID:+vXvGBhT0
>>356 一度、東国原に都知事をやらせてみたいと思う。
49 :名無しさん@十一周年[]:2011/04/08(金) 00:38:22.61 ID:+vXvGBhT0
>>25 花見自粛発言は許しても、
震災天罰発言は許せない。
築地市場の豊洲移転は認められないし、
五輪招致失敗も万死に値する。
ディーゼル車規制という世界一馬鹿な政策は土下座して詫びても許されないし、
新銀行東京の失敗は割腹しなければいけないレベルだ。
88 :名無しさん@十一周年[]:2011/04/08(金) 00:52:19.98 ID:+vXvGBhT0
>>79 いんなあとりっぷの霊友会と、創価学会のパワーだろう?
草加に土下座までして、知事を続ける石原に幻滅したよ。
101 :名無しさん@十一周年[sage]:2011/04/08(金) 02:13:43.11 ID:+vXvGBhT0
説教部屋に入り浸って、石原を礼賛するスレッドを立てなければならないと主張する工作員が気持ち悪いと思う。
いんなあとりっぷの霊友会か、創価学会なんだろうなと思うけど。
42 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 18:36:46.82 ID:XEL/9KRX0
吉村ばななの父?
「破船」もいいな
文庫は全て流されたってのが悲哀を誘うね。
46 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 20:57:31.23 ID:lHFdAs/QO
ハッシュ教えてくれ!!
49 :
良い子のみんなには:2011/04/12(火) 21:20:38.02 ID:xWvkjmtVO
つ[崖の上のポニョ]
50 :
名無しさん@十一周年:2011/04/12(火) 21:25:08.09 ID:/tAnJ1pl0
地震の最中、オークションに出品してたんだけど、入札はいらなかったぞ!
53 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 00:50:19.51 ID:8prch9aU0
>>41 丑さん、過去の見苦しい言い訳w
http://mimizun.com/log/2ch/newsplus/1185185643/ 12 :名無しさん@八周年:2007/07/23(月) 19:24:11 ID:SiruHwdZO
【参院選】 川田龍平氏(東京選挙区)、病と闘い選挙と戦う 「聴衆が思わず涙する」と感動を呼ぶ街頭演説
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1185056870/ 1 名前: うし☆すたφ ★ [sage] 投稿日: 2007/07/22(日) 07:27:50 ID:???0
(略)
記事の続きは
>>2-5 2 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2007/07/22(日) 07:28:05 ID:qvKhZ8GK0 ←★★
>>1の続き
(略)
以上
18 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2007/07/22(日) 07:34:11 ID:qvKhZ8GK0 ←★★
>候補者だけが泣いて訴えかける選挙運動が多い中では
名指しで言わなくても分かる自民党候補www
19 :うし☆すたφ ★:2007/07/23(月) 19:50:47 ID:???0
>>12 それが何?
宿泊客が数百人いる横浜のホテルのLANからなので、同一IDは大勢あって当たり前と思いますが。
33 :名無しさん@八周年:2007/07/23(月) 20:40:13 ID:D9nCmw1J0
>>19 ということはとりあえず
>>12の2については認めるわけですか>うしさま
で、
「朝の7時半前後なんて時間にスレ立てから7分後、
同一ホテルからそのスレだけ反応レスするというとてつもない偶然がありました」
とおっしゃりたいわけですね
54 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 00:51:14.99 ID:tLEgbZYy0
教科書で教えるべきだよな
俺はニュー速+で知ったな。本屋探してもないんだよね。
昔の本だから置いてない。定番てわけでもないから古本屋回った方がいいかと
思ったが・・・やっぱり売れていたか。
56 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 09:08:39.40 ID:h7XgjVEgO
57 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 09:23:11.74 ID:exzZDjYs0
ついでに『吉村昭自選作品集』を復刊させるか文庫化してくれ、新潮社。
なかなか、読み応えがある作家だが、
司馬遼太郎が好きな人は、嫌いかもしれない。
58 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 11:19:24.60 ID:Q1FiCmW+0
アメリカ彦蔵、が結構好き
59 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 11:37:30.25 ID:2A/3R+DX0
羆嵐読んで全集挑戦した時にちゃんと読んどけばよかった
こないだ吉村昭原作の「敵討ち」がドラマでやってたな
面白かった
殆ど読んだけど
「破獄」が最高におもしろかった
意外と人気ないんだね…
62 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 12:30:04.68 ID:rQEVhHDE0
読んだなぁ〜吉村昭
最初に読んだのは「高熱隋道」 雪崩が山小屋をぶっ飛ばす記述は迫力満点だった
一番好きというか身近な作品は、俺の地元丹那トンネルを扱った「闇を裂く道」
俺けっこうトンネル好きww
>>57 >>司馬遼太郎が好きな人は、嫌いかもしれない
あーそれわかるわ司馬とは真逆の作家だからなぁ
司馬と違って話は脱線しないし自分の主義主張をせず淡々と話が進んでるけんど
読み応えはどちらもあるしなぁ
64 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 14:31:39.01 ID:kINlFprl0
>>16 出版社より自分が利用してる電子書籍の会社に働きかけな
電子書籍の会社から出版社にオファーした方が早い
65 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 15:00:42.26 ID:LjVOXEFXO
良栄丸の漂流描いた「船長泣く」とかお薦め。
今日アマゾンから着いた
薄い本 いい本
67 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 18:25:42.47 ID:vd0EnP6cO
この本のことは本震災前から何度かNHK実況で書いてたけど、さすがあそこは年寄りが多いからか結構知ってる人がいたよ。
防災の観点からも読んでおいて損はない。出来れば「関東大震災」も一緒に読んでほしい。
68 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 20:06:12.55 ID:6G74IxK20
水雷艇友鶴を題材にした艦首切断
生存者使って再現実験するというむごいことを・・・
69 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 20:20:51.97 ID:Naef68rK0
「光る壁画」かな、胃カメラの開発ストーリ。
>>25 戦艦武蔵、零式戦闘機、高熱隧道とか記録ものは面白かった記憶がある。
ポーツマスの旗とか海の史劇もよかったなぁ。
もう30年以上前の記憶だけどね。
この人の小説は面白いもの多い。
しかし文壇としては評価低いのかな?
1980年半ばの高校教科書で日本文学史貰ったが、数多の作家名の中に吉村昭はなかった。
>>64 なるほど。いまは文藝春秋に版権移ってるようだから、文春文庫扱ってる電子書籍会社をプッシュしてみる。
>>71 吉村昭は作家というよりは記録文学に近いような。
東京を題材にしたエッセイも面白かったよ。
ただ、あの作風のクールさが、病床で点滴と静脈カテーテルを自分で引っこ抜いて死ぬという
壮絶な死に方にもなったんだろうな。
ニュースを見たら、増刷された「三陸海岸大津波」の印税は未亡人の津村節子は寄付するそうだ。
73 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 21:57:08.13 ID:5Iur/S+t0
>>55 >本屋探してもないんだよね
たしかに一時期品切れ気味だったようだが
こないだの日曜、池袋のリブロ、ジュンク行ったら平積みしてたよ
翌日近所の中規模のチェーン店にも並んでた
>>56 > 図書館に行けばあるかもしれない
俺の地元図書館に検索したら1冊に予約が30人でした
74 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 22:03:14.43 ID:1sNtX2cS0
この本と「関東大震災」がどの書店でも平積みだな
76 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 22:16:58.77 ID:iZfawk//0
新田の山岳小説みたいなもんか。
現実の取材や記録をもとに、足らない部分は想像で補間してるっていう。
>>73 こっちは3人予約だなあ。
震災前なんて本棚から引き抜かれもせずに鎮座していたんじゃないかと思う。
桜田門外の変と言い、吉村ブームが来たか。
78 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 22:24:55.73 ID:j4zUO+XA0
>>71 文壇の評価は低くないよ。むしろ高い。
高校教科書、それも80年代半ばの
文学史なら、吉村さんは載ってないのも
当然だと思う(色々ああいうのにも学者連中の
力関係があるからさ…)。
79 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 22:30:02.00 ID:22miJenGO
こんな時代だからこそ天狗争乱だろ
今頃になって買う奴は低学歴だなw
とっくの昔に読んだよ。
ついでに『関東大震災』も読んでおけ。
焼けたトタン板が飛んできて・・・
想像するだけで恐かったぞ。
81 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 22:34:22.58 ID:ODTZYsQL0
「高熱隧道」は、電力会社がいかに現場を知らず
工夫・人夫に無理を強いたかという視点でも読める。
今と変わってないな。
死生観つーか独特だよなこの人の作品
しかし、ニワカどもは『海の壁』は知らないのだろうなw
話題の本しか読まない自称読書人は、簡単にマスゴミに流される。
ま、何を読んでもよいが、吉村さんに興味をもったのなら、『ポーツマスの旗』をまず読め。
吉村昭は昔から好きで9割方読んだな。闇を裂く道が好きだ。エッセイもいいね。
胸郭成形術やってんだよね。その割りには長生きしたのか。でももっと書いて欲しかった。
85 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 22:43:55.15 ID:1sNtX2cS0
「関東大震災」は被服廠の描写も壮絶だったが、被災民を満載した汽車が碓氷峠のトンネルに入ると
煤煙に巻かれた人が次々と線路に転落してトンネルが死体だらけになったって話に戦慄した
俺20年前に吉村氏と会っていたんだわ。
その頃この人の本読んだことなくて、戦艦武蔵の話を書いた作家と紹介されたけど、全く反応出来なかった。
いま思うと後悔しきり。
87 :
名無しさん@十一周年:2011/04/13(水) 22:59:44.05 ID:8MGIx4xC0
>>80 別に遅いってことも無いでしょ。
読むことに損はないよ・・・などとマジレスしてみるテスト。
惜しむらくはご存命でない事だなぁ・・・
東日本大震災をどのような目で見られたか。
「水の葬列」に収録されている「行列」で浦和が出てきて喜んでいた地元民です。
「大本営が震えた日」、「高熱隧道」、「羆嵐」あたりが面白かった。
「海の史劇」も「空白の戦記」も捨てがたい…。
90 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 07:44:25.59 ID:Tf06GwQj0
「破船」と「朱の丸御用船」もね。いわゆる瀬取りの話だ。
貧しく厳しい住環境でも、人々はなぜかその地を離れようとはしないのだな。
91 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 08:08:47.68 ID:vXos4Z3I0
「羆嵐」には背筋が凍った。
どんなホラー小説よりも恐ろしい。
92 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 08:19:21.82 ID:12oPuqrnO
93 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 08:30:22.27 ID:UsouG+Zs0
どっかで聞いた名前だと思ったら「羆嵐」の人か
94 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 08:35:21.71 ID:yjL3SyIAO
この前オールスター感謝祭に出てたのに…
高野長英の話は物凄い緊張感
このど素人どもが.
空白の戦記 だろうが
97 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 08:45:06.96 ID:dj1/ATOR0
短編だけど「梅の蕾」も良い。
通勤途中、電車で読んだんだが、涙があふれ出てきて困った。
「星への旅」の舞台にもなり、
芥川賞受賞を逃した吉村昭の再生の地ともいえる
岩手県の田野畑村には、一度行ってみたいと思う。
98 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 09:18:33.71 ID:jElB2cas0
この人、最後は自死に近い形での点滴引き抜きとか
なんかすごいある意味頑固な人っぽい
いまこういうルポというか本書ける人って少ないんじゃない?
「熊嵐」 はちゃねらー必読の書
100 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 09:51:00.45 ID:QzECtwA70
吉村さんの作品は零式戦闘機しか読んでなかったが面白かったな
書き手の色が強過ぎる司馬とは違った、題材との距離感が良かったわ
このスレに挙げられて興味湧いたタイトルはチェックしてみるよ
むしろ西村寿行の「蒼茫の大地、滅ぶ」を読んどくべきだと思うけどね。
現実にいなごじゃなくて放射能で農業をあきらめざるを得ない人も出てきているし、
政府が東北の被害を無視して経済復興を優先しようとする姿も重なる。
103 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 09:58:40.12 ID:7cEO8DaPO
大学生がキャンプ場で羆に襲われた話も生々しくて恐ろしかったな
104 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 10:01:53.11 ID:KPwOmr09O
みんな読書家だなあ
この人の本一冊も読んだ事無いわ
初心者の俺にも読める物ってある?
「磔」っていうのも面白かったな。
キリシタン弾圧の物語。
106 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 10:11:44.57 ID:Um30jfeHO
>>99 それ読んで以来、北海道には行ってない。
熊が怖くて。
108 :
名無しさん@十一周年 :2011/04/14(木) 11:13:10.65 ID:rEKzlrmQ0
江戸時代の鳥島に漂着した人のことを書いた
本がなかったか?
あれも面白かった。 確か吉村だったと思う。
>>104 「少女架刑」とか短編で分かりやすいと思う
110 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 11:38:51.13 ID:6IHJfsbI0
ここまで誰も
>>35に突っ込んでやっていないんだな。
スルーはかわいそすぎる。
それにしても、すっごい良スレだ。
そういや大江健三郎って知障持ちの馬鹿親はどうなった?
できればあの知障ごと津波で流されててくれればいいんだけど。
>>65 「船長泣く」は俺も短編で一番好きだな。
エンジンが動かなくなった漁船がそのままアメリカに漂着することを試みるのだが…
乗組員が漂流中元号が変わったことを知らず日誌に「大正16年元日」と記す描写が
リアルだし、人間同士の真理描写も濃厚でいいね。
>>106 現地に再現された家があるよ
よくまあこんな貧弱な家に住んでたもんだと感嘆
まわりは鬱蒼とした森で当時をしのぶのに雰囲気十分
114 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 12:20:58.19 ID:dj1/ATOR0
『羆嵐』だと、鉄砲もって強がってた村人が、
いざ羆が目の前に現れた時にパニックに陥る様が、
読んでるこちらにも伝わってきた。
あと「腹破らんでくれ…」は、ちょっとしたトラウマになってる。
>>112 あなたの書き込みで思い出しましたよ
おぼろげな記憶ですが子どもの頃(小学生)聞いたラジオドラマで
>エンジンが動かなくなった漁船がそのままアメリカに漂着することを試みるのだが…
ラジオドラマの終わりはアメリカで遺体乗せた船が見つかったってお話でした
ただ子どもながら強烈な印象残ってはいましたがタイトルが思い出せず・・
http://www.geocities.jp/showahistory/history01/02g.html ぐぐったらまさにドンピシャでした
また以前「アホウドリを食べて漂流生き延びたお話」のラジオドラマも
同様の印象残ってはいたもののタイトル解らずじまいでしたが
これも後に「漂流」と知りました
あなたの書き込みで長年の疑問がわかりました、ありがとうございます
吉村昭という作家の偉大さを改めて感じました
116 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 12:32:40.05 ID:/N4m7oP50
ここまで、誰も紹介してくれていない『白い航跡』
森鴎外と脚気論争した医師が主人公。
117 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 12:35:52.27 ID:gCedjvndO
今、エッセイ「東京の戦争」読書中
まだ読み始めだけど、最初の東京空襲時の自身やその時に敵空母を発見した哨戒艇の水兵のエピソードやら大変面白い
日本の自然の厳しさを描いた小説が多いよね
地震、津波、疫病、飢餓、獣害、貧困
そういったものになすすべなく翻弄される日本人を淡々と描くのが上手い
「破船」マジおすすめ
医療の進歩に感謝する
120 :
112:2011/04/14(木) 12:53:32.29 ID:2xfZto6a0
>>115 いえいえ。書き込みが予期せずお役に立てましたようでこちらもうれしい限りです。
そのラジオドラマは一度聴いてみたかったですね。
ラジオドラマは「羆嵐」についても
1980.03.23 TBSラジオ ラジオドラマスペシャル 羆嵐
脚本:倉本總 音楽:山本直純
出演:高倉健、笠智衆、宮口精二(区長)、倍賞千恵子、寺田農、中谷一郎、草野大悟、金井大、北林谷栄、矢崎滋、浜村純、
山本麟一、なべおさみ、斉藤晴彦、村松克巳、樋浦勉、林泰文、ほか。
というのがあったというのが過去スレにあり、これもぜひとも聴いてみたかった。
破船は冒頭で主人公と少女にフラグが立つのに全く回収されないのが凄い
>>120 @吉村昭で動画検索する。
A鳥肌が立つ。
123 :
120:2011/04/14(木) 13:12:26.03 ID:2xfZto6a0
124 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 18:57:36.37 ID:+ujrYFh10
>>120 ありがとう、初めて聴いた。
このキャストで、映画にすればいいのにと思ったよ。
125 :
名無しさん@十一周年:2011/04/14(木) 19:15:16.96 ID:Tf06GwQj0
>108
それは「漂流」ですね。実話が元になってる。また読みたいな、長いけど。
126 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 01:43:12.28 ID:K+24zgfq0
昨日買ってきた>三陸海岸大津波
今回の津波が明治のときみたいに
夜に来てたらと思うと震えがきてしまった
ええしごとしてるなwww故人のおっさん
128 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 01:49:51.32 ID:gHGtXuRuO
羆嵐描いた人だったのか
129 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 02:04:44.17 ID:hRWddIMcO
羆嵐は読んでみたいけど絶対に読まない
130 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 02:26:13.81 ID:OHpnzj+F0
考えて見れば吉村さんも空襲や肺病で若くして亡くなっていてもおかしくないんだよな。
それが結構長生きして良作を沢山残してくれて。
世の中何がどう転ぶかわからんな。
「総員起シ」もよろしくね。
131 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 02:37:43.77 ID:WZ9QZWYe0
アマゾンの古本が定価以上で売ってやがる。
誰が買うか馬鹿w
132 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 02:43:13.30 ID:RP9Wxse50
当時もそれなりに読まれたのだろうがこの始末
本気で対処する気があるなら日本人の甘い考えと学習能力の無さを真剣に考えるべきだな
そこを誤魔化したら上辺だけの対策でそのうちそれすらしなくなりまた同じようになるわ
「破獄」の人か。
>>130 「総員起シ」も凄い話というか、帝国海軍の潜水艦が潜航訓練するときにたまたま木片が
ハッチに引っかかったため浸水沈没、一部が真空状態になってしまって、という恐ろしい
はなしだったね。
戦後その艦体をサルベージする業者、あえてその内部に飛び込んでいくカメラマン。
緊張の連続だったよ。
ちなみに吉村氏が絶賛した映画がドイツ映画の「Uボート」だったそうだ。
>>50 今回ですら5分程度できたところもあるのに・・・
>>134 Uボートは映画史に燦然と輝く名作中の名作だろ。
138 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 03:20:53.82 ID:OHpnzj+F0
182 :名無しさん@十一周年2011/04/03(日) 15:33:19.07 ID:E5KIgwZx0
地震当日 グアム方面で漁をしていた人は
急いで帰って来たんだが
日本の沖合い200KMで家の屋根があり、遺体が浮いてて
数体回収したが、近づくにつれて無数になりあきらめたみたい
↑って吉村さんの小説の書き出しに使われそうな話だよな。
昨日本屋行ったらトップのとこに山積みされてたのこれか
吉村昭の名前だけ印象に残ってる
>>1 この自演工作の最低な記者
恥ずかしくないのか
地震災害ものならフィクションだが
小川一水「復活の地」もオススメ
深川の被服廠での悲劇をモチーフにしたと思われる描写も入ってたりする
142 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 06:06:03.63 ID:ALTqL3CZ0
吉村昭の作品を網羅した全集を、
どこかの出版社が企画してくれないものだろうか。
143 :
名無しさん@十一周年:2011/04/15(金) 12:51:21.36 ID:O8EumZLG0
ttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110415-OYT1T00389.htm 大震災の津波、宮古で38・9m…明治三陸上回る
東日本大震災の津波が、岩手県宮古市の重茂(おもえ)半島で
38・9メートルの高さまで達していたことが、東京海洋大学の岡安章夫教授の調査で分かった。
岸から400メートル離れた同半島の姉吉漁港近くの山の斜面で、津波によって木が倒れていることを確認した。
斜面を駆け上がった津波の遡上(そじょう)高として、明治三陸地震(1896年)の記録を抜くことが初めて確認された。
明治三陸地震では、同県大船渡市の綾里(りょうり)地区の38・2メートルが最大記録。
東日本大震災では、宮古市田老(たろう)地区の小堀内漁港近くでも37・9メートルの遡上高が確認されている。
(2011年4月15日12時40分 読売新聞)
>>134 イ33号潜水艦は運がない艦でした。
最初はトラック島で事故により沈没。
引き揚げて苦労して日本まで曳航してきて、復旧工事をやりました。
が、最初の試験航海でまた事故で沈没してしまう。
戦後、浮揚させた時、乗員たちの遺書が大量に発見されました。
それを書いた短編が、「万年筆の旅」という短編集に収録されています。
145 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 08:43:39.61 ID:Wi3sr5/Q0
図書館は5人待ち、書店では売り切れでしたが
図書館でよくよく検索してみると・・・「海の壁」1970が閉架で眠っているのを発見。
津波というか地震の前兆で井戸水の枯渇・豊漁等の現象が記述されていたけど
最近も確か三陸付近では豊漁でしたね。
146 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 08:47:08.70 ID:jfT8nddcO
吉村昭といえば「高熱隧道」だな
147 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 08:59:05.60 ID:jfT8nddcO
>>89 間宮林蔵を読んだら「北天の星」だな。
大黒屋光太夫の前にこんなロシア漂着者がいたのかと感心する。
オホーツクを舞台にした壮大な冒険活劇という感じで凄い。
148 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 09:33:01.68 ID:3bsa/bp/0
三毛別羆嵐の人か
年明け以降3・11以前からあちこちで名前を見かける様になった
再評価・再発見されてるのかね?
おそらく何を選んでも「読んだら普通に面白い」作品が多いんだろうな
古本屋で名前見かけたらとりあえず買ってみよう
149 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 10:47:28.36 ID:WY3g+uaK0
羆のはよかったよ
>>147 じゃ、今度それ読む。
「間宮林蔵」読んで、宗谷本線乗って宗谷岬に行ったんだ
海の向こうの樺太見て、まみりんすげえと思った
151 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 19:07:32.44 ID:jfT8nddcO
>>150 何回も北上に失敗したり、ギリヤーク人との交流とかまるでRPGだよな。
間宮海峡を渡って大陸に向かい、交易所で清朝の代官と遭遇したり。
「北天の星」は再版されてないから、古本で入手するしかない。
カムチャッカに流れ着いた五郎治一行が、紆余曲折を経ながら
オホーツク海沿岸を旅して帰国を目指す話。
ロシア当局の追っ手から逃れながら、羆と食料を巡って戦闘したり、
羆嵐の羆も真っ青の物語だよ。大黒屋より生々しくて面白かった。
152 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 19:24:01.12 ID:0bg0daRQO
「総員起こし」は戦後20年以上経ってから引き上げられた潜水艦から腐敗しない乗組員の遺体が見つかった話か?
その時に撮られた写真見た。
マネキンみたいだったな。
個人的には大量の腕の無い陸軍兵士の死体がオホーツク沿岸に流れ着いた事件が印象に残ってるな。
特に吉村昭と生き残った将校の対談場面のラストが何ともやりきれなかった。
日本は過去の音楽業界の姿と同じように
出版社が電子書籍に反発して、各社共通規格など無しでおっぱじめてるからなぁ
さっさと、GoogleやAppleが世界で進めてる電子書籍に参加して
ネットで売れよ・・・・
増刷とか今の時代アホか
音楽業界(叩き潰しずみ)、TV業界、出版業界はいちど叩き潰さないとどうにも良くならんな
154 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 19:27:27.96 ID:fB7xTZcv0
女川原発が無事だったのをわすれちゃいけない。
福島第二原発が無事だったのを忘れちゃいけない。
福島第一原発だって数十メートルはなれた丘は浸水しなかった。
何が言いたいかっていうとコストけちった人災としかおもえない
今度の震災・津波・原発もテーマにして作家が書くのかね。
156 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 19:35:16.08 ID:jTfUGtUl0
私も吉村さんの作品はほぼ全部読んでます。希代のドキュメンタリー作家ですよね。
破獄は映画にもなりましたね、映画もとても良かったです。緒方さん主演で。
高熱隧道もよかったし、どれも面白いですよ。
熊嵐は怖過ぎ〜〜〜〜
>>151 アムール川遡上しちゃうしね
初めて読んだとき、地図つくった人の話として読み始めたんだけど
ぜんぜん、もっと違ったw
「北天の星」、最寄りの図書館にあった
明日ちょうど行くから借りてくるわ
158 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 19:59:24.86 ID:/q7kxyOe0
うーむ。ところで行徳の集団ストーカーは無事なのか???
> 145 名前: 名無しさん@十一周年 [sage] 投稿日: 2011/04/09(土)
>
>>64 > 皇室関係の土地がある所は地盤はしっかり
> 自然災害のリスクの低さはガチ
そうか?そうか?
行徳には皇室の新浜御猟場があるよ。
行徳の歴史は、毎年のように氾濫する江戸川の洪水と津波や高潮の繰り返しであった。 古い記録では
延宝8年(1680年)の津波で行徳領で死者百余人とあり、寛政三年(1791年)8月の大津波は、原木村で
家数70軒のところ、家宅人馬ともに押し流され、残った家3軒、溺死者130余人とある。 行徳地区は
江戸川が運んできた土砂が堆積しただけの三角州で、もともと高地はなく沖合い数キロまで干潮時には
歩いて行ける低地であり、津波が村全体を越えていったという記録がいくつも残っている。 近時では
大正6年10月の台風時に烈風吹きまくる中で二度の津波襲来があり、行徳・浦安・船橋地区5町村だけで
死者121名、倒壊家屋315戸にのぼった記録がある。 現在は護岸工事が進み周囲はすべて高い塀で
囲まれており、周りにはポンプ所が数多く設置されて排水設備も万全である。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kouno/page026.html 江戸時代、大津波が行徳を襲ったという話がある(ただし、当時の記録によれば、その多くは台風の直撃などにより
発生した江戸川の決壊による洪水及び江戸湾の高潮(しかも同時に襲う事も珍しくなかったという)であったと
見られる。寺院の節も参照のこと)。 略 また、行徳地区には約7200人の外国人が住んでおり、国籍は105カ国に及ぶ。
略 しかし行徳の寺院の中には何回かの大津波によって過去帳が流されてしまって、先祖が分からない寺院がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/行徳 南総里見八犬伝には、行徳のヤクザと戦う話があるらしい。読まねば。
159 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 20:20:07.44 ID:yf0/+/C/0
160 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 20:22:34.21 ID:/q7kxyOe0
161 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 20:27:14.43 ID:m5FxYbsLO
生田直親の「東京大地震M8」「東京湾岸大津波」もかなり読みごたえあるんだけど絶版みたいなんだよな〜
ちょうど去年読み漁ってた
この人の「関東大震災」だと朝鮮人が井戸に毒入れたとか襲ったとかがデマってなってるんだよね…
163 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 20:32:10.83 ID:jiEd3FF+0
まあ小説はしょせん虚構ですからね
164 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 20:41:01.36 ID:/q7kxyOe0
東京電力は悪くないよ。献金を貰って東京電力のわがままを
オメコ星してきた自公政権[自民党(経団連)と公明党(創価学会)の
連立政権]に責任があるじゃん。
東電は勝手に原発を建設し勝手に運用してきたのではないよ。自民党
(経団連)や公明党(創価学会)の政権の監督下で、定期的に検査を
受けてきたんじゃない。
1996年に自社さ連立政権が崩壊して、東電OL殺人事件があった1997年は
橋龍が内閣総理大臣で自民単独政権だったね。
名前: 名無しさん@十一周年
福島第一原発3号機でのプルサーマル実施を推進した 福島県議会議員(2007年〜2011年)の一覧
青木稔 (あおき みのる、 自民、 いわき市) 阿部廣 (あべ ひろし、 自民、 いわき市)
安瀬全孝 (あんぜ まさたか、 県民連合、田村郡) 石原信市郎 (いしはら しんいちろう、県民連合、福島市)
今井久敏 (いまい ひさとし、 公明、 郡山市) 瓜生信一郎 (うりう しんいちろう、 県民連合、耶麻郡)
遠藤忠一 (えんどう ちゅういち、自民、 喜多方市) 遠藤保二 (えんどう やすじ、 自民、 伊達郡)
太田光秋 (おおた みつあき、 自民、 原町市) 大和田光流 (おおわだ みつる、 自民、 郡山市)
小澤隆 (おざわ たかし、 改進の会、河沼郡) 加藤貞夫 (かとう さだお、 自民、 相馬郡)
亀岡義尚 (かめおか よしひさ、 県民連合、伊達郡) 小桧山善継 (こびやま よしつぐ、 自民、 耶麻郡)
斎藤勝利 (さいとう かつとし、 自民、 相馬市) 齊藤健吉 (さいとう けんきち、 自民、 いわき市)
斎藤健治 (さいとう けんじ、 自民、 岩瀬郡) 坂本栄司 (さかもと えいじ、 県民連合、双葉郡)
桜田葉子 (さくらだ ようこ、 自民、 福島市) 佐藤金正 (さとう かねまさ、 自民、 伊達郡)
佐藤健一 (さとう けんいち、 県民連合、いわき市) 佐藤憲保 (さとう のりやす、 自民、 郡山市)
165 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 20:57:13.78 ID:fcpcknqa0
おれも半年ぐらい前に「三陸海岸大津波」と「関東大震災」読んだ。
関東大震災でも静岡あたりでかなりの津波被害があったことを知った。
おれの中の吉村昭作品ベスト3は
「高熱隧道」
「破船」
そして尾崎放哉の壮絶な晩年を描いた「海も暮れきる」これ最高
166 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 21:02:25.34 ID:/q7kxyOe0
>絶対安全なんて、単なるお題目じゃないの?
創価学会の会員さんは、彼らの宗教?生活の一部として
毎日お題目を唱えているんだよ。
創価学会の信者さんは、何を言われても受け流せ、ただし
池田大作名誉会長を侮辱された時は別だと教えられている
という噂?がある。
『単なるお題目』という投稿は、公衆の面前で池田大作
名誉会長を侮辱したという因縁をつけられて457さんが
創価に集団ストーカーされるおそれがあると小生には
思われるのです。
彼らはメッサ怖いよ。
読んだ時は、自分の生きてる街の話なのに現実味がわかなかった
実際に来たら、ありとあらゆる描写が悉くそのまま現実に起きて震えが止まらなかった
地震の後井戸が濁るってのも今回実際に起きたって。津軽石の孵化場にこれを覚えてた人が居て、
稚魚を全部放流した後即刻避難して全員無事だったそうな
168 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 21:29:42.09 ID:JBVH3thJ0
どの作品が面白いかって、どれをとっても面白いんだよな
ひとつひとつのエピソードがずっしりと胸に残る
なんであんなに濃い物語がたくさん書けるんだろう
吉村作品て
「激しく損傷した遺体」の描写シーンが多いよね
170 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:28:22.35 ID:/q7kxyOe0
大連立を画策する民主幹部は、ポコタン王の真のノワールに
指カンチョーで刺されると思うよ。
サッカーの長田なる選手が『日本は1つのチーム』とか
のたまっているけど、あのCMは大連立への布石だね。
許せないな。
サッカーの長田なる選手に聞きたい。
自民党(経団連)と公明党(創価学会)と小泉竹中が
生み出した負け組も日本というチームのメンバーに
数えていてくれてるの?
サッカーの長田なる選手に聞きたい。
非正規連合うんこ団の構成員2000万人と1年以上
失業している141万人以上はサテライト?ユース?
さらにその下なの???
サッカーの長田なる選手よ、お前にできる事は
ボールを蹴る事だけだ。自民党(経団連)と公明党
(創価学会)と小泉竹中の広告塔に使われて、
俺たち負け組を騙すんじゃねーよ。すっこんどれ。
お前はボールを蹴って日本人を励ませ。口は閉じてろよ。
馬鹿が!
171 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:30:59.06 ID:6Szuz2FF0
羆嵐の人だよね
ドキュメンタリーっぽい作品が多くて面白い
172 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:32:00.03 ID:50xuDUpo0
終戦後一番食料状況がキツかった時に、現代の日本人達がいきなり放り込まれたら
国民の大半が発狂するだろうって書いていたよね。怖ぇ〜
173 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:32:10.87 ID:1dayX5z8O
短編がいいんだよなー
174 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:33:24.04 ID:6Szuz2FF0
「赤い人」も昔の犯罪者の扱いの過酷さが判るからお勧め
今もこのくらいにして欲しいと思わないでもない
175 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:36:25.69 ID:Rw6mJ6Ii0
あのさ、戦前の日本の教科書にはちゃんと津波の教訓話が載ってたんだ
だから70代以上の「日本人の」年寄りなら当然しってるし
その子供世代の40代50代世代も話くらい聞いたことがある
30年ほど前まで自民王国だった東北がいつのまにか
朝鮮半党民主党王国になり、戦前の津波の話もしらないということはつまり
相当他の国から東北に移住したってことだ
彼ら半島人が日本の津波の話を知らないのも当たり前
176 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:38:04.76 ID:6Szuz2FF0
ネトウヨと蟻はどこにでも現れるな
吉村昭ってノンフィクションとして読んで良いのかね?
高熱隧道や羆嵐や破獄を読んで実際に現地に行ってみた事がある。
178 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:54:13.49 ID:0bg0daRQO
吉村昭は持論を強く主張したり誰かを批判したりしないから読んでて気分が良いんだよな。
それでさりげないエピソードを挿れてその現場や事件に遭遇した人々の悲喜こもごもをよく表してくれる。
もっと長生きしてもらいたかった。
179 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 22:58:31.30 ID:50xuDUpo0
先生 「俺が何かに見えるのかい?」
飲み屋女 「・・け、刑事さんでしょ・・・」
無人島でアホウドリ殺しまくるの笑ったな
>>180 しまいにはアホウドリを頭にのっけて空飛んで島を抜けよう
として怒ったアホウドリにおでこを突っつかれてケガをする
ところも笑った。
182 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 23:14:02.73 ID:FZmDATK80
北海道ツーリングで網走監獄行ったあと
「破獄」読んだな もう15年も経つんか
>>181 ああ、そういうのもあったなw
アホウドリもさすがにだんだん警戒しだすあたりも面白かった
184 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 23:22:15.65 ID:ZC4RvqE20
彼が亡くなってもう5年か‥‥‥
天国で今回の地震のことを何と思っているんだろう
ジャニ主演×大森寿美男脚本の「黒部の太陽」で
温泉地の岩盤を掘る時の過酷さをチラっとやってて(本筋と関係ない回想シーン)、
そんとき実況スレで「高熱隧道」をものすごく熱く勧めてくれる人がいた。
地震後に思い出して買って来たよ。三陸〜は売り切れてた。
186 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 23:28:44.31 ID:/q7kxyOe0
日本人はニワトリ。自民党(経団連)と公明党(創価学会)に
乞食にされた事をもう忘れた。 日本人はど阿呆。日本人はマゾ。
呆れたよ。
小生はバ菅を応援するよ。
国民のみんなに思い出して頂きたい事がある。
今回の震災で亡くなった人と不明者は合計で3万人以下ですね。
自民党(経団連)と公明党(創価学会)の悪政で年間3万人以上が
自殺に追い込まれるようになってから既に13年とか14年とか
年間3万人以上の自殺が継続しているよね?
特に、小泉竹中から民主党政権になるまでがひどかったよね。
震災で殺された3万人も自民党(経団連)と公明党(創価学会)の悪政に
殺された3万人も命の重さは同じではないのか???自民党(経団連)と
公明党(創価学会)の悪政に殺された3万人は報道されずに死んだから、
13年間で40万人以上が虐殺された実感が全く我々にないよね。これ、
危険ですよ。
今回の震災で失われたのは10兆円?30兆円?小泉竹中路線で
労働者の1/3を非正規労働者に叩き落とした自民党(経団連)と
公明党(創価学会)が日本の未来から奪った内需は何百兆円?
何千兆円?
原発はほぼ落ち着いたとゆーか我々が協力できる事はもう
ないから、そろそろ東電の責任追及と自公政権の原発行政の
責任追及を始めた方がいいんじゃない???
187 :
名無しさん@十一周年:2011/04/16(土) 23:47:53.12 ID:jfT8nddcO
>>165 高熱隧道は俺の中でもトップ3に入るわ。
読み進める度にハラハラするよね。
プロジェクトX系では戦艦武蔵もオススメ。
あり得ないくらいの巨艦を「滑らせて」海に浮かべるという。
>>174 「赤い人」もいいねー。北海道開拓を負の視点から描いてる。
入ったことないけど、いまの刑務所が天国に思える。
監獄って人権無視も酷かったんだなと。
「戦艦武蔵ノート」だったかな?
取材記もいいね。
189 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:08:03.86 ID:JKKgkZoDO
>>1 津波で蔵書が全部流されたって・・・激しくorz
190 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:13:45.46 ID:M2Fnt5pl0
>>22 俺も全部揃えてる積もりが知らなかった。
ダメねぼく
吉村昭は、「事実は小説より生成り」を身をもって証明してくれた作家。
大好きです。
191 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:16:03.59 ID:M2Fnt5pl0
>>40 高熱隧道が一番?
素人と言われても仕方ないぞ。
悪いが、「闇を裂く道」を読んでくれ。
隧道小説の金字塔。
192 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:16:43.36 ID:42kVg31wO
(*´д`*)警告の書ってもう起こったあとやん?
(*´д`*)いまぁこれはやりとかぁ
遅いよねえ
関東人とかマスゴミとかて
193 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:32:32.69 ID:uiyrgkNE0
>>191 「闇を裂く道」にも関東大震災の津波が出てくるね。
坑道が土圧で狭くなったり
動いた断層がつやつやだったり、
盆地の地下水を全部だらだら流してしまったり、
この作品も壮絶だね。
194 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:37:27.38 ID:2vnJH8NM0
君の愛国心は悪人が君を操るためのハンドルになるよ。
中国の文化大革命って、要するに国民を食わせられなくなって
国民同士を殺し合わせたんだよね。
小泉竹中や自民党(経団連)や公明党(創価学会)がやったことは、
日本版の文化大革命じゃないのかな?そして、我々は未だに
殺し合いから抜け出せないでいる。誰かを殺してその椅子に座り、
誰かを殺して自分が座っている椅子を守るやり方がもう捨てられなく
なっている。我々は、小泉竹中や自民党(経団連)や公明党(創価学会)に
思想や人格を改造され、日本は乞食と殺人者しかいない国に
されてしまった。
小泉竹中や自民党(経団連)や公明党(創価学会)を許しては
いけない。
愛国心のある君がなんで自民党(経団連)を応援しているの???
>>193 うん。
高熱隧道みたいに派手じゃないけど、トンネル一本分断層がずれて、塞がる。
嘘みたいな事実。その他、自然の怖さ、微力と思ってる人間が破壊する自然。
ほんと読んで欲しいと思う。
196 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:53:17.94 ID:s7BY7ex2O
闇を裂く道は丹那トンネルのやつか。途中で読むの止まってるなぁ
吉村が原発事故を題材にするなら、福島ではなくあえて柏崎を取り上げそう
197 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 00:54:05.31 ID:2vnJH8NM0
600 名前: 今日も雲孤 ◆bKaGbR8Ka. [(´・ω・`)ショボーン] 投稿日: 2011/04/15(金)
>>569 >現実世界では時に椅子を奪い、誰かを殺してでも守らなければならないことがある
小生も君も文明人なのに、君はケダモノの論理を吐いているぞ。君にそのような
考えを吹き込んだのは、小泉竹中や自民党(経団連)や公明党(創価学会)だろう?
小泉竹中や自民党(経団連)や公明党(創価学会)を許してはいけない。
>現実世界では時に椅子を奪い、誰かを殺してでも守らなければならないことがある
小生は自分のチンカスがいとおしくてならない。誰かを殺してでも自分のチンカスを
守らなければならないと思う事があるよ。小生は認めるよ。小泉竹中や自民党(経団連)や
公明党(創価学会)が誰かを殺してでも守らなければならないものや君が誰かを殺してでも
守らなければならないものは、小生にとっての小生のチンカスと同じくらい大切なものだと思うよ。
>日本は村社会。時に村のために乞食や殺人者を叩き出すものだ。
そうかもね。だから、小泉竹中や自民党(経団連)や公明党(創価学会)を許してはいけない。
198 :
名無しさん@十一周年:2011/04/17(日) 01:05:17.27 ID:+sGngPcCO
闇を裂く道は鉄道ファン的にも良いな
あとエッセイで書かれてた東京大空襲の翌朝の山手線の話も好きだ
この人の作品に、はずれってあるか?
短編集の「法師蝉」ってのはつまらんかった
まるっきりの創作現代もんの家族小説みたいのは向いていないよう
>>1 そうか、そうか。
で、池上彰さんの大本営発表では何て言っているの???
我々愚民はね、池上彰さんの大本営発表だけ見ていれば
いいんだよ!正しい知識と正しい理解を池上彰さんの
大本営発表に与えていただけばいいんだよ!
自分の頭で考えたら間違うぞ!