一方、こんな意見もあった
【論説】「頑張れば夢はかなう」は幻想だ、成功者の傲慢だ。そんなにうまくいかないのが普通なのだ…脚本家・山田太一氏★4
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1202352399/l50 1 名前: 諸君、帰ってきたで?φ ★ 投稿日: 2008/02/07(木) 11:46:39 ID:???0
Q:あれもこれもやろうとしているビジネスパーソンにメッセージをお願いします。
A:「あきらめるな」とよく言います。だから誰でもあきらめさえしなければ夢がかなうような
気がしてきますが、そんなことはあまりない。頑張れば何でもできると思うのは幻想だと
僕は思う。成功した人にインタビューするからそうなるのであって、失敗者には誰も
インタビューしてないじゃないですか。
人間は、生まれ落ちた時からものすごく不平等なものです。国籍も容姿も選べない。
親も子供も選べない。配偶者だって、2、3の候補の中から選ぶのがせいぜいで、
それでもいいくらいのものでしょう?つまり限界だらけで僕らは生きているわけで、
そんなにうまくいかないのが普通なんです。その普通がいいんだと思わなければ、
挫折感ばかり抱えて心を病んでしまう。
僕は一握りの成功者が「頑張れば夢はかなう」というのは傲慢だと思っています。
多くの人が前向きに生きるには、可能性のよき断念こそ必要ではないでしょうか。
Q:断念して前向きに生きるにはどうすればいいのですか?
A:自分の能力の限界を遠慮がちぐらいに設定して的を絞っていく。たくさんのことを
そこそこできそうでも、一番やりたい一つに絞る。これだったら努力すれば何とか
なるのではないかという見極めが30代ぐらいで必要でしょうね。その中で幸福感を
抱けそうなところに自分をだんだん限定していく。何でもかんでも引き受けていると、
切れ切れのスケジュールをこなすだけになってしまいます。
(以下略。全文は日経ビジネスアソシエ 2/19号をお読み下さい)
ソース(日経ビジネスアソシエ 2/19号)
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