【マスメディア】TBSラジオ「山谷ブルース」「自衛隊に入ろう」など『放送禁止歌』をオンエア なぜ今年「解禁」に?

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1まゆ毛 ボン吉φ ★
 「山谷ブルース」「自衛隊に入ろう」……。内容が放送倫理に触れるとしてテレビや
ラジオから消えた数々の「放送禁止歌」が27日夜、TBSラジオでオンエアされた。
夜7時から9時までの特番「TABOO SONGS2」。放送禁止のはずの歌が今年は
なぜオンエアできたのか。そもそも「禁止」していたのはだれだったのか。

 番組で取り上げられたのは、「自衛隊に入ればこの世は天国」と歌って物議を醸した
故・高田渡の「自衛隊に入ろう」や、警官をこき下ろした泉谷しげるの「黒いカバン」など、
発売中止歌も含め15曲。ほかにも「イムジン河」(フォーク・クルセダーズ)などが
流れた。18曲を取り上げた7月末の特番が好評だったとして、今回は2時間枠に拡大、
曲の隅々まで堪能してもらおうとすべてフルコーラスでオンエアした。
 7月の特番では、数十年ぶりに「解禁」された歌もあった。
 加山雄三の「びっこの仔(こ)犬」(69年)は、弱者へのいたわりをつづった哀感漂う
歌だったが、70年代以降、差別的表現への意識が高まる中で題が問題視され、日の
目をみなくなった。岡林信康の「手紙」(同)は、被差別部落問題に触れるとして封印され、
「伝説の禁止歌」と呼ばれてきた。
 「これらは本当に流してはいけない歌なのか。曲全体を聴いて判断してもらいたかった」と
番組を作った三条毅史プロデューサーは話す。番組の特設サイトで、曲をオンエアした
ことの是非を評価してもらおうとリスナーの投票も募っている。

>>2以下に続き

ソース 朝日新聞
http://www.asahi.com/culture/update/1227/TKY200712270358.html