★イヨマンテ禁止通達を撤廃 アイヌ儀式、52年ぶり
・生け捕りしたクマの霊魂を神の国へ送り返すアイヌ民族の伝統儀式「イヨマンテ」について、
北海道が1955年に「生きたクマを殺す野蛮な行為」として事実上禁止していた通達を今月、
撤廃していたことが28日までに分かった。
イヨマンテはクマの姿をして人間界を訪れた霊魂を、神の国に送り返すアイヌ民族の重要な儀式。
その際、1、2年間育てた子グマを殺して解体し、肉をふるまう。 北海道は55年に
当時の知事名で「野蛮な行為で廃止されなければならない」と市町村長に通達、学術研究や
観光目的で行われる以外はほとんど行われなくなっていた。
北海道ウタリ協会が数年前に通達を発見し、道に撤廃するよう働き掛けていた。
一方、環境省が昨年10月、動物愛護管理法の基本指針で、動物を利用した祭礼儀式について
「正当な理由で適切に行われる限り、法律に抵触しない」と明記。道が環境省にイヨマンテについて
問い合わせ「儀式に該当する」と回答を受けたため、今月初め、各支庁長などに通達の廃止を
知らせた。
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20070428010004561.asp ※:
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1177750852/