【政治】久間防衛相、日米防衛相会談でF22ラプターの情報提供を要請する方針 [04/06]

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177名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:11:27 ID:23OrytgNO
イージスの件もあるから無理だろ。
178名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:21:52 ID:KZN+ISUY0
>>175
管制システムやメンテナンスの移行、将来の米軍との協調活動を考えると
欧州機導入は慎重にならざるを得ない。
機体単体のスペックだけで考えると、評価は下げざるを得ないのでは。

英、豪は断られたが、地理的・政治的背景を考えれば、
日本導入はあり得る。事実、初の国外が日本(嘉手納)ではないか。
中国の反応を見るのが目的だったんだろうが、経済力のある日本に
まとまった機数を契約するのは米にもメリットがあり、不可能ではない。

空自の運用能力は世界トップクラスだし、実力ある仲間に渡して
複雑な機能の更新(データリンク等)を有効に出来るメリットもある。
179名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:30:36 ID:CKgAfYvT0
もしF-22がダメなら、
F-2にAAM-4運用能力を付加して
40機増産して配備するのが
一番安上がりとされている

これだと、2013年にロシアがステルス機を配備し
2017年に中国に輸出するだろう、という軍事情勢になった場合
2015年からは日本はF-35Aを導入しないといけないが

他機種、F-15E、F/A-18E、タイフーンだと今から生産ラインを作るのだが
40機の製造では1機200億円を越えてしまい、2015年以降も作り続ける事になる

これでは2020年に日本はステルス機無しで、ステルス機の配備された
中国、韓国、ロシアと対峙する事になり間違いなく日本上空の制空権を奪われる

従って、今回F-22を導入できるかどうか、は非常に重要になってくるのである。
その後の選択の自由度がまるで変わってきてしまう

一方、アメリカにとっても、高騰したF-22を注文する国がある事で
一気に値を下げられる。追加生産が可能になり、F-35AでなくF-22の追加配備が
アメリカ軍にも認められ両得である
180名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:31:37 ID:8UdqbB2Q0
制空にF-2は無理
181名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:41:04 ID:bzr4VYt00
>166
なにそのエースコンバット・・・
182名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:44:53 ID:KZN+ISUY0
>>179
なんか支援戦闘機(F-2)を勘違いしてないか?
支援戦闘機って「戦闘爆撃機」のことだぞ。
専守防衛の日本が"爆撃機"の名称使うのがタブーなんで作った造語みたいなもんだ。

>>180も言ってるが、戦闘爆撃機を制空に使うなんて、
そのニュースソースはレベルが低いぞ。

F-22を何に使いたいか、だが、戦闘爆撃目的ならその性能はあまりにオーバースペックだ。
費用対効果も考えてみろ。
それこそF-16ベースで十分すぎるだろうが。
183名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:47:23 ID:bKOFizyk0

「日本の事は日本が決める。アメリカは口を出すな」
「F22はいらない」

こういう事を言っていた人が、F22欲しいですなんて言ったら、足下見られて高値で
売りつけられるんじゃ無かろうか。
今からでも石破に交代できないか
184名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 14:55:51 ID:KZN+ISUY0
>>183
えー ゲル長官ですかw
185名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 15:07:16 ID:sh7k1UA60
>>182
「攻撃機」でしょ。
対空戦闘を要撃、攻撃を支援戦闘と呼ぶから「要撃機」「支援戦闘機」と呼ぶ。
186名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 15:12:32 ID:r08X1vcG0
100機で機材など込み総額3兆円の買い物
国民1人当り2万5000円の負担
187名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 15:15:36 ID:sh7k1UA60
それで守ってもらえるなら安いもんだよ。
警備会社なんて毎月いくらとられる?
それで命張ってまで守ってくれるのか?
警察に通報するだけだろ。
188名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 15:20:20 ID:jhAslHMd0
>>180>>182
F-4よりはましwwwwwwwwww
189名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 15:22:59 ID:8UdqbB2Q0
AIM-7な今のF-2じゃF-4と大差ないな制空用途じゃ
F-2対艦には悪くないが制空専用機にはかなわん
190名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 16:54:14 ID:Ib9dNqqv0
つーか、今の時代全てマルチロールですよ。
F-15Cくらいだろ、制空専用機は・・・

F-2も既に要撃部隊に配備されてるし
マルチロールとしてAAM-4の搭載もされる予定。(現在はスパロー)
191名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 17:27:54 ID:N/qL4doj0
>>182
F-2もAAM-4を運用できるようになったら戦闘機として一線級だよ。
対艦番長だからってバカにしちゃいけない。
192名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 17:52:23 ID:nm0jlYDB0
>>190
いや。F-15Cにはマルチロール化する計画があるよ。
元々は、F-4の後継として登場した機体だから、そういったポテンシャルも十分にある。
ただ、今まではそういう方面で使うことを考えて無かっただけ。
193名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 17:56:00 ID:8UdqbB2Q0
F-15CとF-15Eは別の機体です
194名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 18:07:16 ID:JSMpPvD80
国産厨って「日本は、F-4が退役するまでにF-4と同等或いはそれに1歩劣る航空機すら作る技術がありません。」
と言われれば理解できるの?
195名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 18:08:12 ID:nm0jlYDB0
>>194
F-2がいるじゃん。
エンジンも含めた純国産となったら、無理だが。
196名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 18:27:34 ID:JSMpPvD80
>>195
「F-2使おうぜ」ってんなら、1つの意見としてあってもいいんだよ。
ただ、ラプター関係のスレに「国産作れ」ってレス多すぎ('A`)
197名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 18:49:13 ID:nm0jlYDB0
>>196
確かに、そういうの結構見かけるな・・・
ところで、F-2の場合だと
開発計画の予算化開始・・・・1988年
試作機初飛行・・・・・・・・・・・・1995年
量産型1号機引き渡し・・・・・・2000年
初の飛行隊編成・・・・・・・・・・2001年
対領空侵犯措置付与・・・・・・2004年

これを単純に当てはめた場合、今すぐに国産戦闘機開発のGOサインが
出たとしても、実戦化までには16年はかかることに・・・。
F-15の退役に間に合えばいいかなあ・・・というレベルですな。
198名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:06:48 ID:6N1tv75a0
『正論』 2007年5月号 
《特集 東アジアの“新冷戦”に日本は生き残れるか》
http://www.sankei.co.jp/seiron/wnews/0704/mokji.html

「日本版NSC」の成功なくして“美しい国”はない    元内閣情報調査室長 大森義夫

■機密情報に接する資格に政府内統一基準を設けよ

政府各部門ならびに関係者間の情報共有と情報保全を進めるために機密情報に接する
資格(セキュリティー・クリアランス)を政府内統一基準で定めようとの提案についてコメント
したい。この提案は100%正しい。

(以下、クリアランス付与の権限者を定める事の難しさ云々)

セキュリティー・クリアランスの調査業務を任務とする「対内情報機関」の必要性が生じてく
る。英国のMI5、イスラエルのシンベトといった機関はセキュリティー・クリアランスを重要な
任務の一つとしている。米国においては防諜機関としてのFBIが調査業務を担当しており、
法文上の権限であり責務である。
セキュリティー・クリアランス制度は無い方が独立国家として異常であり、制度の創設を提言
する以上、NSCをはじめ我が国安全保障に関与する政治家、高級官僚・・などは全て、「政府
統一の」セキュリティー・クリアランスを受忍しなくてはならない。「個人情報保護」という最近
流行のキーワードは国家機密保護に劣後する。

セキュリティー・クリアランスを忌避する者は国家機密に触れなければ良い。
199名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:11:38 ID:++iwG9980
久間がクビになるまで相手にされない
こんな奴が防衛省長官とは悪い冗談としか思えない
自衛隊員も不祥事を起こすはずだよ
200名無し:2007/04/06(金) 21:14:26 ID:LVzM+ue30
> F22は、米国の国内法で海外輸出が禁じられており
もう、自前で戦闘機つくろうよ。
アメリカが売らないって言ってるのを買いたいって言っても
売ってくれないの判ってるジャン。

21世紀のゼロ戦を作ろうよ。
201名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:15:09 ID:HtkTsb080
共同開発のF−35が要求仕様ごとに3種類に分割されたのは
やっぱ全部まとめて作ったF−111がでかくなりすぎた失敗の教訓からかな。
202名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:19:28 ID:M0v5HemhO
国産厨はいい加減黙ってろよ
F-4の退役には間に合わないし満足いく性能の物はつくれねーよ
203名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:26:24 ID:HUIC/IHT0
米軍とのリンクを理由にタイフンに反対してる奴って・・・。
NATOを知らんのか。今更だが。
204名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:27:30 ID:6N1tv75a0
>>197
心神 (航空機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

心神(しんしん)は日本の防衛省技術研究本部(技本)が三菱重工業を主契約企業として開発を行っている航空機。
技本では先進技術実証機(ATD-X)と称する研究機で、次世代戦闘機に使用できる国内の先進技術を、実際に飛
行させて実証・確認をするための機体である。

2010年(平成22)度にかけて試作、2011年(平成23)度の完了を予定している。

模型は4機作られ、2007年(平成19)度より本格的な飛行試験が行われる。

実機の製作は2010年(平成22)度以降、初飛行は2014年(平成26)ごろを予定している。


というわけで、あと7年後には初飛行予定。
最短なら2010年頃から試作機の製作が開始される。
205名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:28:05 ID:6N1tv75a0
ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X

第一章 幻のジェットエンジン
■取り憑かれた男達
 ・海軍発動機技術の父

 日本におけるジェットエンジン研究のスタートは、1920年代まで遡る。
 のちに”海軍発動機技術の父”とも呼ばれ、横須賀海軍航空技術廠の発動機部長で、
海軍中将となった花島孝一は、大尉時代、ラトーが設計したヒスパノ・スイザ原動機用の
ターボ過給器10台を手土産にフランスから帰国した。
 彼はジェットエンジンへの深い洞察力を持ち、将来の可能性についても予見していた。
だが、海軍選科学生時代、専門の枠を超え多彩博識で知られた物理学者、寺田寅彦に
学んだ花島は、「広い常識が却って其の方面の開拓への熱意を鈍らせているように察せ
られる」(『航空技術の全貌』上巻)と永野が推察するように、「軍人とはかけ離れた学者肌
の人」であった。むしろ人材を育て上げることにおいて、或いは航空機研究の体制作りに
才能が発揮された。海軍機関学校をトップクラスで卒業した花島は、根っからの”物理屋”
だった。
206名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:33:17 ID:+cqk5oDE0
ユーロファイターでいいよ
207名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:36:01 ID:6N1tv75a0
ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X

第一章 幻のジェットエンジン
■取り憑かれた男達
 ・エンジン界の風雲児

 「1938年(昭和13年)秋に海軍エンジン界の風雲児種子島時休大佐がフランスとスイスとの
ガスタービン臭を発散させつつ航空技術廠に乗り込んでこられると事態は変わってきた」
(『航空技術の全貌』上巻)と、種子島の右腕としてネ20の開発に精魂を尽くし、奮闘した永野は
語る。

 その当時から戦後のジェット機時代を予見していたと公言して憚らず、自らを”ジェットエンジン
に憑かれた男”と強調する種子島は、昭和10年(1935)、海軍から航空監督官として航空原動機
研究のため渡仏を命ぜられ、ヨーロッパ各地の企業を散見することになる。(中略)

 それまでの日本軍の搭載機関砲は12.7oが最大であった。ところが、この時種子島が買い入れ
た20o機関砲は、後に堀越二郎の手になる零戦に採用され、実戦配備後数年間は、向かう所敵無し
の成果を収めた。(中略)

 航空技術については、いつも学び教えられる立場に甘んじなければならない種子島であったが、
日本の技術に誇りを感ずるエピソードが無かったわけではない。その一つは、エッシャー・ウイス社
でケラ技師に面会したときのことである。
 「私は学位論文を書くときに、東北大学の沼知三郎教授の軸流理論を大いに活用させてもらったん
ですよ」
 ケラの言葉に、種子島は、日本にも世界的に通用するタービン研究者がいたことを知らされ、驚き、
かつ喜んだ。
208名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:38:08 ID:6N1tv75a0
ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X

第一章 幻のジェットエンジン
■取り憑かれた男達
 ・先駆者同士の出会い

 自らを”ジェットエンジンに憑かれた男”と呼んだ種子島時休大佐は、明治35年(1902)生まれ、
兵庫県立神戸第一中学在学中、友達から「テッポー、テッポー」と囃された。
 鉄砲の島、鹿児島県種子島の島主の血をひくためであった。
 1543年に漂着したポルトガル人、メンデス・ピントによる鉄砲伝来は、その後、日本の戦の形態
を一変させるほど重要な歴史的大事件であった。
 異国からもたらされた新しい武器のもつ威力に着目し、独力でそれを造りあげようと、時の島主、
種子島時堯(ときたか)たちは苦闘した。種子島時休は戦時中、何度もジェットエンジンの研究に
失敗し、行き詰まったとき、いつも先祖の苦闘を思い浮かべていた。
 「先祖が鉄砲をつくりあげた時代は、今以上に何も無い、もっともっと困難な時代だった。それも
長い年月にわたる生みの苦しみの連続だった。それに比べれば、これくらいのことで挫けてはだら
しがないぞ」
 そう自らを励まし、奮い立たせて頑張った。
 また、幕末から横浜と共に外国船の寄港地として栄えた神戸で、好奇心の旺盛な中学時代を送った
種子島は、外来文化を身近に見聞きし、絶えず海外をみつめていた。
209名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:39:49 ID:6N1tv75a0
ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X

第二章 日本初のジェット戦闘機
■技術革新期の苦闘
 ・TR10は回った

 TR10は昭和17年(1942)8月に最初の運転が行われることになった。ところが、テールパイプの
製作が間に合わず、後部のタービンを剥き出しのままでのスタートとなった。
 風洞から毎秒50mの風を送り込んでやると、後部のタービンが徐々に回転を始めた。次に外部に
セットした燃料ポンプから燃料を送り、電気着火させた。すると、TR10はスルスルと回転を始め、次第
に唸りを大きくしていった。
 続いて送風が止められた。風洞の猛烈な音が消えると、運転場にTR10の心地よい回転音だけが響
き渡った。
 「うまくいった!」
 種子島と加藤は思わず顔を見合わせた。緊張の中にも、前進から込み上げてくる喜びに満ちていた。
5年に渡る空技廠での苦労が、ここにやっと実を結んだのである。
 「タービンジェットの啓蒙実験として我が国のエンジン界に新紀元を画した」(永野、『航空技術の全貌』
上巻)瞬間であり、「実に此の瞬間が日本で最初のジェットエンジンが産声を上げたときである」(種子島、
『海鷲の航跡』)

TR10の主な仕様は次のとおりであった。
遠心式圧縮機一段、 タービン一段、 燃焼機インナーライナーの折り返し式
計画性能
毎分1万6千回転、 推力約320kg
210名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:40:13 ID:2sG6XNIN0
アメリカ批判やって、アメリカ政府から総スカン喰らった久間が要請するのは
逆効果
211名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:40:58 ID:n7Qra5yrO
なんで心神なんてヘンな名前にしたんだろう

墜ちたら心神喪失とかいわれるのに…
212名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:41:00 ID:6N1tv75a0
ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X

第二章 日本初のジェット戦闘機
■たった一枚の断面図 ・届いたのは一枚の断面図だけ

(87日間、潜航時間660時間を要して、北フランスのロリアン基地を出航、シンガポール軍港
に潜水艦「松」は到着した)

 ドイツ駐在監督官・巌谷栄一は零式輸送機で1944年7月17日、空技廠に図面の一部を持
参した。ユモ004及びBMW003Aターボジェット、ワルター推進薬ロケットに関する一冊の見聞
ノート、5分の1程に縮刷されたキャビネ判の断面図写真、そしてワルターロケット組み立て図、
Me262及びMe163の取り扱い説明書だけであった。その他の資料や原材料は潜水艦「松」に
積まれたままで、あとから巌谷を追いかけて日本に到着することになっていた。(中略)

 BMW003Aと日本で開発中のTR10との比較検討がなされたが、いかんせんキャビネ判一枚の
断面図では情報が乏しすぎた。
 ところが、詳細資料を積んで呉に入港することになっていた潜水艦『松』は七月末を過ぎても、
その姿を見せなかった。「松」はその頃既に、マニラ西方で米潜水艦の雷撃を受け、貴重な資料、
資材もろとも、深海に没していたのである。(中略)

 「たった一枚の写真で充分であった。廠長室でこれを見た瞬間に全部が了解できた。全く原理は
我々の今までやったのと同じであった。ただ、遠心送風機の代わりに軸流送風機を使い、しかも
回転数も低く、タービンも楽に設計してある。燃焼室も直流型で伸び伸びしている。見ただけでこれ
はうまいと思った」(「機械の研究」21巻第12号)
213名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:41:15 ID:RLk+TS1S0
この先の国産戦闘機開発を考えると、ユーロファイターのオプション(ラ国おk、魔改造おk、国産ミサイル使用可改造任せろ、エンジン技術提供おk)は
垂涎モノなんだけどねぇ。いかんせんラプターとの性能差が…
214名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:41:58 ID:6N1tv75a0
ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X

第二章 日本初のジェット戦闘機
■「橘花」は飛んだ
 ・「橘花」は愛すべき生き物のように

 1945年6月25日、「橘花」第一号機が藁葺屋根の養蚕小屋で完成した。直ちに分解され、米軍
による爆撃の跡も生々しい小泉工場に持ち込まれ、27日には、ネ20が搭載された。そして6月30
日、小泉工場内の飛行場にエンジン音が響き渡った。それは、喜び沸き上がる関係者の歓声をも
吹き消すほどの力強さであった。

 それまで見慣れていた飛行機と違い、プロペラが無かった為、最初はその外観が異様に映ったが、
永野らには、美しく、”愛すべき生き物”のように見えた。(中略)

 初飛行は千葉県の木更津基地で行われることになった。「橘花」は再び分解されてトラックに積み
込まれ、夜のしじまを縫って、一路、木更津へと向かった。
215名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:43:19 ID:6N1tv75a0
ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X

第二章 日本初のジェット戦闘機
■「橘花」は飛んだ
 ・日本のジェット機が飛んだ

 昭和20年(1945)8月7日午後1時過ぎ、それは、緊張と感動に満ちた、日本航空史上、記念
すべき瞬間であった。

 「橘花」は上昇を続け、高度600m付近で水平飛行に移った。搭乗する高岡迪(すすむ)少佐は、
また別の感動を味わっていた。
 「私の肉眼は、ジェットエンジン・ナセルの空気取り入れ口に思わず吸い付けられるのだった。
プロペラが無くて飛べるとは信じ難かった。両側に一つずつ回転しているペラが作るぼんやりとした
円が見えなければならないはずだ。しかしこいつが本当のジェットエンジンで、これまで経験した
ことのない大きな力で私を飛ばせているのだ」(『KIKKA』)

 騒音もエンジン振動も小さいことが、プロペラ機にしか乗ってこなかった高岡には信じられないこと
であった。感じるのは高い金属音と高周波の振動だけだった。思わず我が耳目を疑い、速度計を
確かめた。「橘花」は間違いなく飛んでいた。(中略)

 12分間の飛行を終えた「橘花」は、確実に地上に着地し、そのまま1,100mほど滑走して、軽い
ブレーキのタッチで停止した。地上の人々が一斉に駆け出した。
 「橘花」は歓呼の声に包まれた。  大成功であった。
216名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:43:48 ID:lAL7oUY90
>>164

第3次中東戦争でイスラエル軍は400機の戦闘機、戦闘爆撃機をいっせいに発進させましたが何か?
217名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:44:21 ID:6N1tv75a0
日本国産ジェット戦闘機の軌跡

ジェットエンジンに取り憑かれた男   前間孝則 著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=989043539X
1945年8月7日、純国産ジェット戦闘機『橘花』飛行に成功
 搭載エンジン: 純国産ジェットエンジン ネ−20。 現在、IHIが保管。

F-1 (支援戦闘機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・量産1号機(70-8201)は1977年(昭和52)2月25日にロールアウト
 ジェットエンジンはライセンス生産: TF40(ロールス・ロイス)

F-2 (ご存じの如く、F-16ベースの発展改良型。)
・国産空対艦ミサイルを4発搭載でき、機動性も優れた名機。

『心神』 ステルス実験機
・国産ジェットエンジン搭載。XF5-1(初のアフターバーナー付きエンジン)
218名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 21:47:21 ID:6N1tv75a0
石川島播磨重工業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・1945年 - 日本初のジェットエンジン「ネ−20」を製作。
 8月7日、12分間の日本初の国産ジェット戦闘機の飛行に成功。

・V2500(国際共同開発、エアバスA319/A320/A321、ボーイングMD90搭載)
 現在でも世界の空を飛んでいる。

・XF7-10(初のスラストリバーサー付きエンジン:次期固定翼哨戒機に搭載)
 CX、PXに搭載予定。

・XF5-1(初のアフターバーナー付きエンジン:研究機「心神」に搭載予定)


ホンダ: 誰でも知ってる日本の世界的自動車メーカー
・ホンダジェット(愛称”ハミングバード”)
  ジェットエンジン: 「HF120」
 2010年の量産を目指している。

この他、日本はMU-2、YS-11、飛鳥、US-1A改なども開発している。
219名無しさん@七周年:2007/04/06(金) 23:14:59 ID:jhAslHMd0
なにこの荒らし・・
220名無しさん@七周年:2007/04/07(土) 12:16:43 ID:wSw7Nooe0
【国防】日米、軍事機密保全へ協定 月末にもワシントンで開く2プラス2で合意へ
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1175907362/

スパイ防止法案とセットで一気にラプター導入に傾く気配
221名無しさん@七周年:2007/04/07(土) 12:43:53 ID:Ele+NMiz0
>>220
国際批准(組織犯罪処罰法)さえ否決する民主党がいるので成立できません。
222名無しさん@七周年:2007/04/07(土) 23:31:59 ID:yu/mxqiF0
なぁもうF22はありえないよ

【仁義なきキンタマ】国家の危機
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1175955189/
223名無しさん@七周年:2007/04/08(日) 02:24:04 ID:nhsy1b1X0
>>216
>164は、きっと運動会で整列の出来ない子だったんだろう・・・w。
大目に見てやれw。
224名無しさん@七周年:2007/04/08(日) 02:56:48 ID:lcwHbtpU0
>>216
40年前の「まず無い」例だからな
イスラエル軍は奇襲で周辺の敵の航空戦力(約400機)を全部叩き潰した
防空レーダーと地対空ミサイルが整備されている現代では考えられない

飛ばした航空機は帰投して整備とパイロットの休息を取らないといけないから
すべての飛行機が一度に飛ぶことは決して出来ない
そんなことをしたら逆襲を喰らったとき一溜まりもない
225名無しさん@七周年:2007/04/08(日) 19:24:28 ID:sJ2Psg9a0
アメリカなら正義だし
仕方がない
226名無しさん@七周年
F-15代替の時はおそらく国内自主開発になるだろうね。
それなんで、今のうちに評価が高いF-22を導入しとかないと・・・