【感染症】大阪C型肝炎訴訟:被告の国側、「HCVの感染力は極めて弱い」と評価一転 [06/18/2006]

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1( ´`ω´)φ ★

□大阪C型肝炎訴訟:被告の国側、「HCVの感染力は極めて弱い」と評価一転 [06/18/2006]

  21日に大阪地裁で初の判決が言い渡される薬害C型肝炎集団訴訟で、血液製剤「フィブリノゲン」による
肝炎発症例(疑い含む)を過少報告した製薬会社の調査結果について、被告の国側が「極めて信頼性が高い」と
評価していたことが分かった。国は4年前、この調査結果を含む製薬会社の“症例隠し”を厳しく批判しており、
原告側は国側の矛盾した対応を強く批判している。

 フィブリノゲンによるC型肝炎ウイルス(HCV)の感染が疑われたことから、旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)は
87年4月に承認を受けた加熱フィブリノゲンに関して、厚生省(当時)の指示で症例調査を実施。同省に報告した88年
5月6日までの調査結果では、573症例中で肝炎発症は17件(3%)にとどまっていた。

 しかし、厚生労働省が同社と厚生省のC型感染問題の対応を検証した02年8月の報告書は、発症例について
「同社が88年5月までに、少なくとも100例の情報を入手していたことがうかがえる」と過少報告を指摘した。
厚労省は三菱ウェルファーマに文書で厳重注意し、会社側も「収集した情報の整理や評価が十分でなかった」と認めた。

 ところが、訴訟でフィブリノゲンと原告らの感染の因果関係を否定する国側は、輸血によるHCV感染の可能性や
フィブリノゲンの感染力の弱さを証明するため、最終準備書面には88年調査を引用。「すべての投与例を対象として、
医師に直接面接して聴取しており、極めて信頼性が高い」と、02年報告とは評価を一変させ「(調査結果などからも)」
フィブリノゲンのHCVの感染力は極めて弱い」と結論付けた。

(後略)

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060618k0000m040107000c.html (引用元配信記事)

MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/ [06/18/2006] 配信

※関連スレ
【社会】B型肝炎訴訟、原告勝訴確定 注射器の使い回しと感染の関係認める…最高裁
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1150450082/
2( ´`ω´)φ ★:2006/06/18(日) 06:54:52 ID:???0 BE:754412797-#
【国立感染症研究所 感染症情報センター】
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/index.html
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html

IDWR:感染症の話 C型肝炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_12.html

>C型肝炎ウイルス(HCV)
>HCVは感染後、持続感染により慢性肝炎をひき起こすことがあり、さらに肝硬変、
>肝細胞癌へと進行することがある。

【日本医師会 感染症危機管理対策室】
http://www.med.or.jp/kansen/
【C型肝炎Q&A(概要版)】
http://www.med.or.jp/kansen/bandc/cqa_g.html
【C型肝炎Q&A(詳細版)】
http://www.med.or.jp/kansen/bandc/cqa_s.html

【C型肝炎.COM】
http://www32.ocn.ne.jp/~sujaku/hcv.html
3名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 06:56:09 ID:ckHq7czuO
異例の早さで










ぬるぽ
4名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 07:18:18 ID:H6wWkKV/o
>>3  ガッ!
5名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 08:12:09 ID:jDS6ycxv0
動画、統一協会関連のイベントに群がる議員たち
国会議員の名前が続々登場編
ttp://www.youtube.com/watch?v=0f7StnoPKgw

>相談件数25000件!被害総額915億円!行方不明になった日本人女性6500人!
>--日本の統一協会の実態---(弁護士連絡会のHPから)
>日本基督教団統一原理問題連絡会主催の統一協会問題日韓教会フォーラムで、
>日本側は、韓国で統一協会の合同結婚式に参加した後、
>行方不明になった日本人女性6500人の捜索を韓国教会に要請した。
>これだけ被害が上がっていて、マスコミ報道がテレビの放送がたったの1本と言う事実を
>いったいどう考えれば良いのだろうか・・・・・・・・・
>普通に考えれば、背後に政治のバックアップがなければ、ここまでワルサはできませんね


報道特集 再燃!統一教会による被害 1/3
ttp://www.youtube.com/watch?v=FHH5iDPQerE
報道特集 再燃!統一教会による被害 2/3
ttp://www.youtube.com/watch?v=UpruuB7-vSw
報道特集 再燃!統一教会による被害 3/3
ttp://www.youtube.com/watch?v=lOaLZRLQKs4
報道特集 再燃! 統一協会による被害(前半無し) 1-4
ttp://www.youtube.com/watch?v=5l7sX2-ex9E&search=統一協会
報道特集 再燃! 統一協会による被害(前半無し) 3-4
ttp://www.youtube.com/watch?v=3F_20UBcewk&search=統一協会
報道特集 再燃! 統一協会による被害(前半無し) 4-4
ttp://www.youtube.com/watch?v=WDeiK1Y6b-k&search=統一協会
61000レスを目指す男:2006/06/18(日) 08:52:20 ID:l1KK6K5B0
国賊政府。
首相は何をしてるのか。
7名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 09:04:05 ID:yF/NteBx0
税金だから実害はない。補償してやれよ。裁判官もリベート裏でゲット。
8名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 10:19:13 ID:12UU97du0
大阪の虫けらならどうなってもいいだろ
人間じゃないんだしw
9名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 10:51:49 ID:AjygSljy0
>>8
大阪の虫けらの前でその台詞言ってこいよ
人間じゃないなら言えるだろ
10名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 11:44:57 ID:2mrC9+EN0
典型的な印象操作記事。犯罪的な意図すら感じる。
11名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 11:48:11 ID:12UU97du0
>>9
虫けらに言語なんてないね
だから言おうにもいえないねw
地震おきて全匹死ねばいいのにw大阪虫っころ
12名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 11:54:40 ID:2mrC9+EN0
そもそも、裁判では「当時旧厚生省に寄せられていた情報」を元に旧厚生省の過失を問うのが筋なのに、
平成14年に判明した後付情報を持ち出して判断するのはそもそも論理的に成り立たないだろうが。
裁判所は後知恵で人を裁く神の視座を持っているとでもいうのか?

何を言っているんだ、この全面患者支持一面的腐れマスコミは。
この記事を出した時点で、マスコミの良心と客観性は地に落ちたに等しい。
13名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 11:57:02 ID:v7J3KKpv0
ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0
ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0
ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0ID:12UU97du0

おいおいどーした 大阪人にイジメられたのか(ワラ
14名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 11:59:03 ID:XlebbqUU0
私も4歳(1970年)の時に行った心臓手術が原因で都合2回打った
インターフェロンも効かず、いまだ治る見込みのないまま仕事を続けてますが

こいつらが「感染力はきわめて低い」と言う結論を出すなら
関係各者様全てに私の血液を直接輸血してあげるので
その結果から判断してほしいのものです。orz


15名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 12:24:59 ID:2mrC9+EN0
>>14
1970年なら、C型肝炎ウイルス発見の18年前ですね。
敢えてこれ以上言うのは控えましょうか。
当時の医学的知見で判断すべきとか難しいこと言うのもやめましょうかね。
16名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 12:29:51 ID:wk0DpNrk0
>>14
命を助けて貰ってこんな文句を書込む。

そのまま死んでれば良かったのに。
17名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 14:06:28 ID:CQqcFxw90
>>16
おまえ人間のクズだな
18名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 14:10:19 ID:rzDZQ5eI0
>>15
今回の争点はそこにはない。

C型肝炎は申し訳ないけれど、ウイルスが製剤に入っていれば感染率100%なのだよ。
それを低いなどと見当違いなことを国がほざいていることにある。

感染経路が極めて限定されている特殊なウイルスながら、感染したら間違いなく発症
する点ではHIVときわめて近い性質を持つが、HIVのような拡大ができない点が違うとい
うこと。

こんな文系みたいなことよくもまぁ、法廷で口にできるもんだなとあきれるばかり。
19名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 14:14:32 ID:IheEkUFY0
>>18
> C型肝炎は申し訳ないけれど、ウイルスが製剤に入っていれば感染率100%なのだよ。

それって確かなの?
20名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 14:29:30 ID:wk0DpNrk0
>>18
論理の筋換えと事実誤認が多数有るな。
もう一度自分の書込みを見直す事を進めるよ。
少なくとも記事では再調査の結果感染率が低いとしか言ってない。
君はフィブリノゲン製剤がワンドナワンプロダクトであることを知っているのか?
21名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 16:08:25 ID:XlebbqUU0
>>15
確かにウイルス発見前ですが、当時から輸血 or フィブリノゲン
フィブリン糊使用後の非A・B型肝炎の発生率が異常に高かった事は
当時の私の主治医からも説明があり(父親に説明していた)
医療関係者間では常識です。
…と言うか私自身、心臓手術後1ヶ月で肝炎発症(非A・B型肝炎と診断)し
そのまま約1年入院していました。

>>16
取り急ぎ肝臓癌で死ねると思うので、もう少し待ってください。


22名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 23:01:52 ID:0TGzJQTq0
        \        見          大  /
          \       て    ∧_∧ 阪  /
             .\       る γ(⌒) ・∀・ ) 人 ./      ぅぉぇっぷ
福岡人↓        \   な .(YYて)ノ   )  /       〃⌒ ヽフ
  ∧_∧ 福岡>大阪.\  っ     | | |   /       /   rノ
 ( ´∀`)           .\!    (__)_) /       Ο Ο_)***
 (   /,⌒l              \      ∧∧∧/    『これが大阪クオリティ』
 | /`(_)∧_0.         \  < 大 ま > 深夜、赤信号で停車すると襲われます
 (__)(゚∀゚; )⊃⌒⊃←大阪人 \<       >追突され、運転席を離れた途端、車が奪われます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    < 阪 た > ちょっと駐車しただけで、車内のものが全てなくなってます
―――――――――――――――<      >―――――――――――――――――――――
        ___ オラッ!      < か    >          ハハハ
    ドッカン |   | 出て来い大阪人   ∨∨∨\          ∧_∧
    ∩∩  |   |   |  ∩∩     /\ │ /\        ( ^∀^)<あほか
   | | | |  |   |   |  | | | |     /  / ̄\    \     ( つ ⊂ )
  ..(  ,,) .|   |   | (・x・ )   / ─( ゚ ∀ ゚ )─   \    .)  ) )
  /  .つ━━ロ|ロ ドカン l   |U  /    .\_/      \  (__)_)     (^∀^)ゲラゲラ
〜(   /   |   |   |⊂_ |〜./    / │ \       \    『大阪名物』
  し'∪   |   |   |   ∪ /おおさか〜おおさか〜     \ゼニやゼニや(公金横領、税金無駄遣い、贈収賄)
          ̄ ̄ ̄ ̄     /  .∧__∧       ∧__∧     \ひったくり・ぼったくり 、 偽物だらけ
      ガッキーン       /  ( ゚∀゚ )おおさか( ゚∀゚ )      \幼児虐待 、 ひき逃げ
23名無しさん@6周年:2006/06/18(日) 23:16:22 ID:MyVHcmw20
>>21
まあいいじゃん、手術しなきゃもっとはやく死んでたわけだし、
肝臓癌発症して死んでも、今の風潮なら国が賠償金払うのは間違いなさそうだし
それなら遺族へお金は入るわけだし。

生き残りたければインターフェロンの治療を頑張ることだね。
今じゃ効かなくても継続していれば肝硬変、肝臓癌への進行を遅くすることははっきりしてるし。
24名無しさん@6周年:2006/06/19(月) 13:47:55 ID:R5Z1Mhk+0
>>18
事実認識に根本的な誤りあり。
製剤承認から85年まで、感染症報告は5例に過ぎなかった(朝日新聞記事2004年12月より)。
だから添付文書に「肝炎感染の恐れあり」と書かれていたに過ぎない。

そもそも理論的に感染率100%と言うのはあり得ない。>>19の指摘こそ正しい。
ドナー全員が陰性の場合もあるし、ウイルス量が足りない場合もある。
医学的な常識として、C型肝炎ウイルスに感染した3〜4割の人間はキャリア化すらしない。
現に、非加熱第八因子製剤を投与された患者は、最大5割の発症にとどまっている。

一体どこの誰がC型肝炎は100%発症などと言うデマを振りまいているのか。
おそらく>>18(=ID:rzDZQ5eI0)は、デマ情報を垂れ流す典型的なC型肝炎差別者だ。
反省して発言を訂正しろ。

>>21
フィブリン糊とフィブリノゲン製剤が絡み合っていて区別されていないのも問題。
フィブリン糊として混合されていたフィブリノゲン製剤が85年以前のものか以降のものかで、まったく状況が違ってくる。
85年まではフィブリノゲン製剤に有効な薬品処理が行われていたが、その薬品に発がん性が認められて使用が中止されてから肝炎発生が急増したと言うのが、これまた朝日新聞で報じられている。
25名無しさん@6周年:2006/06/19(月) 18:39:06 ID://9+McZK0
>>14
確かにC型肝炎の感染力は非常に弱いのは正しい(から日常生活でうつる事はな
い)のだけど、輸血や血液製剤の場合は大量にウイルスが入ってくるので、きわめ
て感染の危険性が高い。

このあたり、統計なんてやり方次第でどんな結果でも出せるし、言い方も日本語は
曖昧になりやすい言語。
26名無しさん@6周年:2006/06/19(月) 22:22:10 ID:R5Z1Mhk+0
>>25
だから、輸血ではC型肝炎ウイルス素通り時代(1989年まで)で感染率14%。
非加熱製剤では最大50%という数字が既に出ていると言うのに。
アメリカの医学書ですら、非加熱製剤の感染率は最大50%と言っている。

なぜに感染率を高い方、高い方に持っていこうとするかなあ。現実を見ろよ。
まさに「恐怖の存在」の医学版という感じだね。

あ、若しかして、「ウイルスが大量に入った製剤を投与した場合」の「感染率」を問題にしてるの?
それなら>>1の記事を読み間違えている。
どこからどう読んでもこれは、「製剤を投与後感染した人」と「製剤を投与した総人数」の割合。

だから、>>24のように、全員ドナーが陰性であれば何も起きないし、
陽性ドナーがいてもウイルス量が少なければ何も起きない。
血に入ったからといって、いきなり感染力が強くなるわけじゃないんだよ。
27名無しさん@6周年:2006/06/19(月) 22:29:31 ID:R5Z1Mhk+0
>>1
あ〜わかった。
「フィブリノゲンのHCVの感染力」というのを、
「HCVの感染力」と取り違えていらっしゃるわけですな。

それにしたっておかしいよなあ。
「HCVの感染力」にしたって、血が入ってキャリア化するのは6〜7割。
どんなウイルスだって100%の感染率など持っていない。
「フィブリノゲンの」が付けば、ドナーが全員陰性の場合、製造工程でウイルスが弱まる場合があるから、さらに低くなって当然。

お怒りの方々は、印象操作記事に乗っかっちゃったわけね。
28名無しさん@6周年:2006/06/20(火) 08:44:20 ID:vcX33OXPO
いずれにしても明日判決
29名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 02:01:42 ID:o9TnyFXm0
この件で国の対応をTVに頻繁に出てヒーローのごとく国を批判しているI先生。
彼は旧 厚生省の肝炎研究の班長を長いことやってたよな。
で、今になって国を批判するのってどういうことよ。
班長の時は何してたんだっけ?知らなかったわけwww
このあたりを突っ込むどころか、かつて班長だった先生という
強力な援軍が患者側についたといって持ち上げているTV局wwww

30名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 03:44:59 ID:2G8SJ5Vd0
理解できん
31===速報===:2006/06/21(水) 13:29:16 ID:9YQ8u+zR0
薬害肝炎訴訟で国と製薬企業の責任認める。
32===速報===:2006/06/21(水) 13:33:59 ID:9YQ8u+zR0
【薬害肝炎で国にも一部賠償命令 大阪地裁】
 
 薬害肝炎訴訟判決で大阪地裁は21日、原告の一部に対し国の責任を認め賠償を命じた。

 共同【13:27】
 http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=FLASH
33===速報===:2006/06/21(水) 13:46:04 ID:9YQ8u+zR0
<C型肝炎訴訟>国と製薬2社に責任、賠償命じる 大阪地裁

 出産時などに止血剤として投与された血液製剤「フィブリノゲン」などでC型肝炎に感染したとして
患者らが国と製薬会社に賠償を求めた薬害C型肝炎集団訴訟の初めての判決が21日、大阪地裁であった。
中本敏嗣裁判長は、原告13人中5人について国と製薬会社の法的責任を認めて賠償を命じ、危険な血液
製剤を放置した国の不作為を厳しく批判した。

 判決を受けたのは、大阪訴訟の原告31人のうち、今年2月に先行結審した近畿、中国四国の原告13人。
国と「三菱ウェルファーマ」(旧ミドリ十字)、子会社「ベネシス」の製薬2社に対し、慢性肝炎の10人が
各6600万円、発症していない感染者の原告3人が各3300万円の総額7億5900万円の賠償を求めていた。

 訴えなどによると、40〜50代の女性原告12人は81年8月〜88年5月、出産時の大量出血などで止血剤
としてフィブリノゲンを投与された。20代の男性原告1人は85年4月、新生児出血症のため第9因子製剤
「クリスマシン」の投与を受けた。

 訴訟では、(1)血液製剤とC型肝炎ウイルス(HCV)感染の因果関係(2)血液製剤に治療効果が危険性を
上回る「有用性」があったか(3)国に、HCV感染を防ぐために血液製剤の承認を取り消すなどの権限を行使
すべき法的責任があったか――などが争われた。

 訴訟で、原告側は「HCVで汚染されたフィブリノゲンなどに有用性がなかったのは明らかで、製造・販売を
承認し、長年放置した国には賠償責任がある」と主張した。

 これに対し、国側は「フィブリノゲンなどは時々の医学的知見で有用性が認められており承認・審査など国の
対応に問題はなかった」などと全面的に責任を否定していた。

(毎日新聞) - 6月21日13時39分更新 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060621-00000062-mai-soci
34名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 13:49:23 ID:9YQ8u+zR0
薬害C型肝炎集団訴訟とは、

C型肝炎はHCV感染で起きる肝臓病で、血液を介して感染する。
急激な炎症で肝細胞が壊死(えし)し、死亡する場合もあるが、多くは自覚のないまま慢性肝炎となり、
10〜40年後に高い確率で肝硬変や肝がんに進む。訴訟は02年10月、感染者16人が国と製薬企業
に損害賠償を求めて大阪、東京の両地裁に提訴。その後、福岡、名古屋、仙台の3地裁へも相次ぎ、現在
係争中の5地裁の原告は96人。8月には福岡地裁での判決も控えている。
35名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 13:55:51 ID:hxdfZbkj0
朝日新聞は二つの重要な事実をしっかり提示した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200606210036.html
> 原告4人の請求は棄却した。

この理由について、

> 判決は「国は非加熱製剤の危険性が明らかになった87年4月以降も非加熱
> 製剤の規制をせず、安全性を十分に確認しないまま加熱製剤を製造承認して
> おり、安全確保に対する認識や配慮を著しく欠いており違法だ」と指摘した。

ということ。

原告の主張、「米国が製造承認を取り消した77年以降に承認を取り消すなど
の規制権限を行使しなかったことは著しく合理性を欠く」を否定したことは、
一応、評価できるのでは。

基準が87年4月に置かれた。これを「勝訴」という原告はいかがなものか。
「一部勝訴」が正確ではないのか。
36名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 14:02:40 ID:81Z9IcjM0
>>35
え?勝訴って記事のどこに?あの写真?一部勝訴の紙なんて作ってないだろ
37名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 14:04:32 ID:xQByxw6q0
しかしまあ総理大臣と一緒で

官僚も息をするように嘘をつくようになったもんだ
38殺韓3号:2006/06/21(水) 14:05:13 ID:Q0DeWZQ80
セレッソの記事かと
39名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 14:07:38 ID:hxdfZbkj0
>>37
弁護士は官僚じゃないでしょw
あれで「勝訴」の紙掲げるのは、自分の主張を否定するようなもんw
40名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 14:07:46 ID:9YQ8u+zR0
【薬害C型肝炎訴訟、国にも賠償命じる・大阪地裁】

 出産や手術時に止血のために使用された血液製剤「フィブリノゲン製剤」の投与が原因で
C型肝炎に感染したとして、患者らが国と製造元の旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)
などに損害賠償を求めた集団訴訟の初の判決が21日、大阪地裁であった。

 中本敏嗣裁判長は原告13人のうち9人に総額約2億5600万円を支払うよう命じた。
 うち5人については国にも賠償を命じた。

 判決理由で中本裁判長は、当時の厚生省がフィブリノゲンの加熱製剤を承認した1987年4月時点で
「肝炎感染の危険性は明確になっていた」と指摘。
「規制権限を行使しなかったのは著しく不合理で違法。安全性確保に対する認識や配慮に著しく欠けていた」
などと述べ、同月以降に投与された原告についての国の過失を認定した。

 同製剤によるC型肝炎患者は1万人以上とされる。判決は国の血液・薬務行政や、今後の患者救済に影響を与えそうだ。

日経 (13:46)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060621AT1G2101B21062006.html
41名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 14:16:56 ID:hxdfZbkj0
>>36
http://www.asahi.com/kansai/news/image/OSK200606210040.jpg

>>40
しかし、1987年4月を賠償責任の起算点にするとは。
HCVが発見される88年5月までは、加熱してもウイルスが不活化されたかどうか確認できなかったのに。
随分思い切った判決だな。他の地裁も追随するのかな。
42名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 15:27:19 ID:jP0M8PSK0
>>41
「(結果が)やばいことがわかったらやめさせろ」っていってるだけでしょ

原因が究明されるかどうかは関係なし
43名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 15:40:18 ID:hxdfZbkj0
>>42
そうは言ってないでしょ。判決文がいつ公表されるか分からないけど。
原因が究明されないと対策もへったくれもないのだから。

若しかして、60年代に承認された製剤と、80年代に新たに承認された加熱製剤とで有効性の評価が変わったと考えているのかな。
それなら、分からないでもない。
44名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 16:02:26 ID:jP0M8PSK0
>>43
国がとる対策として許可取消しなければならなかった否かが問題なのであるから、
血液製剤の何かで副作用としての肝炎が発症するということがわかっていれば十分。
だからウィルスは関係ありません

でも、「やばいことがおきる」とわかっていてもそれを上回る有用性があれば(今回は止血効果)
取り消さなくてもいい(今回は否定された)
45名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 16:34:26 ID:jP0M8PSK0
>>44
正確に言うとウイルスの特定は関係ない
46名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 16:57:44 ID:dh4e3CXt0
>>24
感染報告例が5例だったというだけで、
実際の感染が5例のみだったわけではないだろう。
当時の厚生省の言い分が本当だったならば、
製薬会社の隠蔽の罪は重いと思う。
47名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 17:13:56 ID:3D37RYnJ0
喪舞ら、ここは真面目に考えろ。
オレは過去3回インターフェロン治療を受けた。
1年100万円以上必要だった。しかし、まだ治っていない。
生まれてから、基本的には一箇所の病院にしかかかっていない。
原因不明で新インターフェロンが出る度に、その病院にかかっている。
48名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 19:22:05 ID:iwu42LUL0
>>47

そうか。
次のプロテアーゼ阻害剤かヘリカーゼ阻害剤とPeGIFN+RBVのトリプル療法の
対象者だな。体力をつけておいてくれ。
49名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 21:31:45 ID:q1Di7GbOO
イマイチ盛り上がらないね
50名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 21:35:05 ID:QqVeB5z00
子供の怪我は自分で治療できるかとか聞かれて血が汚いと言われてるような気がして涙が出た、と言っていたが汚いんじゃなくて危険と言いたいんじゃないの?
「私(保健婦)は治療しないと言ってるような気がした」ってそりゃ被害妄想じゃないか?子供自身が危険を把握してるかというのは大事だろうし。
あと感染という点で見るとうんこはきれいなもんで血にこそ気をつけろと聞くが。
51名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 22:09:28 ID:/bK2v2If0
マジでバイオハザードの世界ですね。
52名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 22:32:59 ID:u+Ps3GQp0
何年後かにはBSE訴訟になるのだろうな
53名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 22:37:20 ID:VWOJlLDm0
天然で解らないんだが、どうしてこの血液製剤で
C型肝炎に感染したと断定されてるの?。
その期間に手術めいたことをしたから?。
SEXもしかり他の原因やそれ以前に感染していた
可能性もあるんじゃないかと思ってさ。
54名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 22:58:58 ID:QqVeB5z00
性行為で簡単に感染するなら(実際感染の可能性はあるが)TVに出てた原告の女の人は娘のことだけじゃなくて旦那のことにも言及するだろう。
母子感染で娘と2人という言い方でなく一家が云々という。
あと医療従事者でもなければC型肝炎に感染する機会なんて限られてるだろ?
べつに裁判所は悪魔の証明を求めてはいないので。
55名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 23:13:13 ID:aR9qfjb90
当時、危険性が判らなかったのを、発症したら国が悪い、企業が悪い
ですか。

この論理なら、どこの企業も薬造るらなくなるけど、それでいいってことね。

こんな非常識な判決・・・と思ったら
また大阪か。

上級審での逆転に期待
56名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 23:20:59 ID:hxdfZbkj0
>>44-45
「C型肝炎ウイルスが発見できなかったんだから、輸血でC型肝炎ウイルスに感染させても賠償責任はない」
とした平成3年の東京地裁判決と、明らかに矛盾した結果となっている。整合性のある説明はあった?

>>46
判決の結果はそうなっていない。5例の報告は5例の報告として扱っていると思われる。
NHKの報道も随分いい加減だったが、
昭和60年8月にウイルス処理方法を変えてから感染報告が増えたから、それ以降の製薬会社の責任を認め、
昭和62年4月に加熱処理製剤を承認する過程に不備があったから、それ以降国の責任も認めたということか。

しかし、加熱処理製剤を承認する過程でC型肝炎ウイルスが発見できなかったんだから、他に何ができたのかということになるのでは。
承認の過程って、後知恵が認められるのか。当時の知見でやるものではないのか。
57名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 23:22:05 ID:/RJF+TdF0
友達にこんなこといわれた。どう思いますか?

あれは血液製剤だから、だれかさんの血液からつくられてるわけで、
たまたま肝炎ウイルス混ざってんのから作っちゃったんだよね?
政府の言い分はそん時はまだ技術がたりなくてとか言ってるけど、
ただ加熱すりゃウイルスしんだんだろうし、
全国で300万?も患者いるらしくほとんどが血液製剤が原因らしいから、
政府は危ないとおもってもやめなかったわけだよね。ずさんだと言われてもしょうがないのでは…?
だって人の血液を無差別にとってつくってんのに特に何もしないで安全ですって多分OKだろうみたいな感じで配ってたんじゃないの?
58名無しさん@6周年:2006/06/21(水) 23:36:52 ID:jP0M8PSK0
>>56
ググってもでてこんので東京地裁判決の月と日付をおしえてくれまいか?

あと別に地裁同士で整合性欠いても説明しなくてもいいから
(裁判所の独立)
59名無しさん@6周年:2006/06/22(木) 00:03:33 ID:xwUg6VYA0
>>57
もうちょっとその友達に勉強することをお勧めするよ。
わかり易くするために、ちょっといい加減に書くね。

> ただ加熱すりゃウイルスしんだんだろうし、
昭和30年代に承認されたフィブリノゲン製剤は、薬品でウイルスを殺していた。
昭和60年、その薬品に発がん性があることが分かって使用中止。その後肝炎続発。
ここで製薬会社の責任が発生した。
昭和62年4月、製薬会社は 加 熱 製 剤 を 開 発し、旧厚生省は申請後10日で承認。
ところが、 加 熱 し て も C 型 肝 炎 ウ イ ル ス が 死 な な か っ た。
しかも、この頃ウイルスは発見されておらず、加熱の効果を確かめる手段はなかった。
裁判では、この時点で国の責任が発生。
昭和62年11月に、国は使用制限を通達し、使用量は激減している。

>>58
平成3年11月25日 東京地裁 昭59(ワ)14791号。

> あと別に地裁同士で整合性欠いても説明しなくてもいいから
それはそうだが、控訴要件にはなるわな。
60名無しさん@6周年:2006/06/22(木) 00:46:19 ID:xwUg6VYA0
判決要旨を発見。時期で明確に分けている。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006062101002585&genre=detail

【1964年非加熱フィブリノゲン製剤の製造承認について】
> 当時の産科出血を取り巻く状況、肝炎の危険性や後天性低フィブリノゲン血症
> に関する知見などからすれば、64年に厚生大臣が製造承認したことが違法と
> はいえず、ミドリ十字にも安全性確保に関する過失を認めることはできない。

【78年までの後天性低フィブリノゲン血症の適応除外について】
> 当時の肝炎の危険性などに関する知見、産科出血の重篤性の認識などからすれ
> ば、後天性低フィブリノゲン血症に対する製剤の有効性、有用性が否定された
> か否かについては不明な面があり、78年時点で適応除外をしなかった厚生大
> 臣の規制権限不行使が著しく不合理であるとまではいえず、違法とはいえない。
> ミドリ十字にも安全性確保に関する過失はない。
61名無しさん@6周年:2006/06/22(木) 00:49:37 ID:DDxFD93N0
>>59
判決の違いは輸血と血液製剤の違いじゃね?
62名無しさん@6周年:2006/06/22(木) 00:49:59 ID:xwUg6VYA0
>>60の判決要旨の続き)
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006062101002585&genre=detail

【85年8月の不活化処理方法の変更】
> ミドリ十字は85年8月、製剤の不活化処理方法を、ほとんど不活化効果がな
> かった紫外線照射などに変更したことによりC型肝炎感染の危険性を一層高め
> たから、ミドリ十字には安全性確保義務に違反した過失がある。しかし、厚生
> 大臣は不活化処理方法の変更を知っていたと認めるに足りる証拠はなく、その
> 時点で適応除外をしなかった規制権限不行使が著しく不合理であるとはいえず、
> 違法とはいえない。

【87年4月の非加熱フィブリノゲン製剤の規制権限不行使と加熱フィブリノゲン製剤の製造承認について】
> 87年4月時点では、肝炎の危険性などに関する知見がかなり明確になり、
> 血液用剤再評価調査会が非加熱フィブリノゲン製剤の有効性、安全性、有用
> 性に強い疑問を抱いていた中で、当時の医学的、薬学的知見に基づく有効性
> の審査方法では、製剤の有効性が確認できない状況にあった。

> このような状況にありながら、厚生大臣は非加熱フィブリノゲン製剤につい
> て、後天性低フィブリノゲン血症の適応除外をしなかったから、規制権限不
> 行使は著しく不合理で違法である。
> そればかりか厚生大臣は、乾燥加熱処理でのウイルス不活化は十分でなく安
> 全性が確保されていないのに十分な調査、検討を行わず、当初から非加熱フ
> ィブリノゲン製剤に代えて加熱フィブリノゲン製剤の製造承認をするとの結
> 論ありきの方針で、申請からわずか10日という短期間で有効性、安全性、
> 有用性を十分に確認しないまま、後天性低フィブリノゲン血症の適応除外の
> ない加熱フィブリノゲン製剤を製造承認した。安全性確保の認識や配慮に著
> しく欠けており違法である。
> ミドリ十字も非加熱と加熱製剤の製造、販売で安全性確保義務に違反した過
> 失がある。
63名無しさん@6周年:2006/06/22(木) 01:37:02 ID:KovzL5s/0
大阪のマスコミ(特に、よみうり)と東京ではフジTVが熱心に取り組んでた。
それにしてもHCVの旧 厚生省研究班の班長のI野先生は長きに渡り班長しれたけど、
どうして問題にしなかったのかな〜wwwwww
で、今は国の批判側って、HIVの安部なみだな。

どう考えても血液製剤をここまで問題にするなら(そりゃ問題だが)、
輸血のほうがもっと大きい問題。で、後者は国の責任は不問。

HCVは予防接種からの感染が多いし、過去の資料から「親からの感染以外に、予防接種歴があり、
今、HCV感染者」というなら、予防接種からの感染が濃厚。
よって、彼らが「またもや訴訟を起こせば」、こんな調子じゃ勝てるぞ、左翼系弁護士ども。
現場や国はえらいことになるがな。

なお、東京地裁だけは、矛盾のない、まともな判決をしてくれよ。
64名無しさん@6周年:2006/06/22(木) 02:19:19 ID:iTkQOsR30
》27
残念でした
感染率100%で死亡率100%のウイルスあります
狂犬病ウイルス
医者でも医学部でもないね あんた

とにかこのC型肝炎については国と製薬会社が悪くて、
被害者には何の落ち度もないいんだが、実際にこの人数が訴訟を起こすと
一年分の国家予算くらいの金額になるわけで…
結局国民に税金のつけがきそう…

65名無しさん@6周年
>>63
> で、今は国の批判側って、HIVの安部なみだな。
飯Nよりも安部の方が人間としてまともだべ。最後まで意見変えなかったんだから。

>>64
狂犬病ウイルスの存在を知っているなら、C型肝炎ウイルスの発症率が100%というのがデマと言うのも分かるでしょ。
どの本見たって6〜7割と書いてある。
医者でも医学部でなくても、文字が読めれば分かること。

それから、今回の判決では昭和60年8月以前の投与者には賠償責任なしとされた。
1万人といわれる感染者の一部しか対象になっていない。
加熱製剤承認後しばらくして、旧厚生省は使用制限を通達して投与量が大幅に減ったから、対象者もさらに減る。
医療機関名公表の後も、殆ど原告は増えなかったし。