【話題】「中学生はこれを読め!」 本屋のオヤジの推薦リスト、全国に波及★3
536 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 13:41:42 ID:8ynMgATj0
>>532 常識であるから、と美文であるから、という二点だと俺は考える
まあ美文って言うか近代的文章作法の礎って言った方がいいか
モトを知ってなきゃ美しいも汚いも整ったも崩したも判断しにくいしね
結局は常識として読んどけって線で落ち着くか
人間の心の機微がなんてのは後付けの理由と考えてよし
試験でもなし、感じるところなど人それぞれじゃわい
537 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 13:41:54 ID:yy09MVEs0
昔の本。エラリークイーンは『読者への挑戦状』もあって、
今だったら無茶な重機を持ち出して解決してしまうところを
きちんと謎解きしてくれてハマったなぁ。
『エジプト十字架の謎』今だったらDNA鑑定でアウトなんだけど、
古いからこそ面白い世界もある。
>>537 あれがミステリーのスタンダードと思われても困るよ。
むしろ異端だ。面白いけど。
539 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 13:46:14 ID:m0d2zPek0
中学生なら、アルビン・トフラーあたりの優しい経済書でもOKかもしれない。
540 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 13:51:37 ID:8ynMgATj0
>>539 質問に答えてやれる大人が近くにいたらそれもいいな
ポピュラーサイエンスなんかでもそうなんだけど
やっぱ湧いてきた疑問を面白く解説してもらったらさらに読んでいく気にもなる
本音を言ったら疑問は自分で調査・検索してもらいたいが
みんながそれをスラスラ出来るわけでもなし
ってか調査・検索能力ってしっかり持ってれば
大抵の世界でやってけるというほど身につけるのが難しい力だからなあ
541 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 14:08:57 ID:klMLKRxl0
>>530 ああ、俺も似たようなもんだったなぁ。
中学生の頃は、友人のオヤジさんが山のように持っていた
早川SFを、そいつの家に行っちゃぁ借りてたからなぁ・・・。
それと歴史小説とギリシャ神話、爺ちゃんの影響で古典落語を読んでたな。
ま、今となっちゃあまり本も読まなくなったけど。
542 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 14:31:44 ID:yy09MVEs0
>>538 古い本って、そういう『いわく』がいろいろあって面白いよね。それもまた。
世界ミステリー協会と、エラリー・クイーンの会の確執とか、
HPラブクラフト作品を誰だったか忘れちゃったけど、
「ラブクラフトの世界観を、彼は『怪獣大戦争にした』」とかね。面白い。
今の何でもアリよりもそういう古式めいた確執のあるのって個人の素養としては面白い。
ル・グィンもファンタジーの作法みたいなのを説いていたが、
ま、今となってはどうでもいい話になった感がありますな。
ちょっとスレ違い、スマソ。
543 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 14:40:35 ID:XXeRLR9V0
ごめん、夏への扉、SFの名作っていうから期待してたんだけど
思ってたより感動が無かった。どこが良いわけですか?
自分で人生を掴まなければならないところ?うーーーん。
全体的に古臭い感じがする。
もう何年もフィクションなんて読んでねえなあ…気がついたら専門書ばかり
545 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 14:47:00 ID:Pg+7CzViO
星新一みたいな分かりやすくて読みやすい作家知らない?
546 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 14:50:36 ID:yy09MVEs0
>>545 いまや分かりやすいのってみんなコミック化しちゃうよ。
星新一が選ぶショートの作品集とかでも、あまり面白いの見かけたことなかったし。
筒井康隆ではダメなのか?
547 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 14:51:30 ID:XXeRLR9V0
548 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 14:55:07 ID:ed5dxj+wO
破戒か夜明け前のどっちかを読んだけど、意外と軽めだったな。ハッピーエンドだったし。近代の小説とかって前評判がすごくて構えちゃうんじゃないか?
549 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 15:01:23 ID:YKnpTxJS0
>>547 赤川次郎はイイぞ。
あれ読むと「小説ってオレでも書けんじゃね?」
と、活字に親しみが沸くぞ。
550 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 15:12:28 ID:v76rniN20
星新一とか筒井康隆の初期作品は中学生でも面白いはず
551 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 15:25:39 ID:O58pwc4EO
中学のとき、筒井の本を順番に買い集めてた。
いつの間にかエッチな小説が多くなってきて父ちゃんに怒られた。
552 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 15:41:55 ID:gYd60B4V0
なかなかいいリストだった。
やるな、本屋のおやじ。
553 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 15:59:20 ID:gYd60B4V0
>>337 >蝿の王
これ中学生くらいにいいよな。
バトル・なんちゃらとかが売れる理由がわからんくらい、深い。
>ザ・スタンド(キング)
後半に尻すぼみがアレだったが、前半の盛り上げ方は、キングの中でも屈指だよな。
国語力って、結局は本をたくさん読まないと身につかないから、
社会人になった時にそれを悟っても後の祭り。
ここ十年くらいで、メールでのやりとりが頻繁になったから、
国語力はかなり重要なスキルになりつつあると思うんだが。
554 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 16:09:46 ID:Z5qzWcCQO
東野圭吾を読みなさい。
555 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 16:13:33 ID:9DZQ8sek0
中学生のマストアイテムは筒井康隆と氷室冴子だろうが
>>553 メールに関しては、相手も同じ程度のスキルなので問題ないとか。
ウィリアムギブスンはもうでた?
語りたい〜
558 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 18:35:19 ID:THc7+Fl3O
>>545 草上仁の短編集なんて実に良いんだが、あらかた絶版なんだよなぁorz
559 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 18:50:36 ID:8ynMgATj0
阿刀田高がやはりショートショートの名手ですよ
星新一とはちょっと感じが違うけどとても読みやすくて面白いですよ
560 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 18:51:39 ID:X5gWizuO0
>>543 SFのしかけをキレイに使ってある。
名作だけど感動して泣く類の本ではない。
>>557 小説普段読まない人にニューロマンサーとか勧めたら挫折する予感
アンドロイドは〜とかの方が良いような
561 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 18:55:15 ID:qnPtIUB90
562 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 19:02:05 ID:8ynMgATj0
夏への扉は「あの頃」を思い出してじんとする作品のように思う
なんだかむやみに喜んだり腹立てたりしてた昔の自分であったり
すごい単純にSFにわくわくしてた自分であったり
そういうもんがよみがえってくる
>>560 ディックもキツイと思うなあ
俺がSF勧めるなら「われはロボット」か「透明人間」
まあとんでもなく古いけど読みやすくてそれなりに面白い
SFってどういうもんかって説明するのにも丁度いい
563 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 19:05:30 ID:00LN8pv3O
『中学生はこれを読め!』
つ【フランス書院】
564 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 20:01:25 ID:Bi6shMtw0 BE:21676436-
僕の一番影響を受けた安部公房の作品が500選にかすりもしてないのを、憤激です
中学生に読ませても、ストーリーを追うだけの読書になりそうだけどさ…
主人公が、ついには乞食になって行き倒れるなんて小説は子供向きでも無さそうだが
565 :
名無しさん@6周年:2006/05/10(水) 21:01:52 ID:1EmTnt/A0
ナボコフの「ロリータ」がない。不満だ。
>564
挙げられない理由を、自分で諒解しているではないか。
正直いって、軽い本の多いリストだな。
568 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 16:24:13 ID:ldomjrBI0
論語は一流品。
素人が読んでも感銘を受ける。
一流品を読め。
池波正太郎は分かりやすくて読みやすいけど、
歴史物ってだけで拒否反応示す奴多そう
570 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 16:29:44 ID:ldomjrBI0
人によって「読書するべき時期」がある。
これは個人差がデカイ。
学生のうちに読んどけ、社会人になったら
遅い とか言う、大馬鹿が居るが、それは
他人の人生を邪魔したいのか?
そもそも、疑問を持ったとき&モヤモヤしたとき
が「学ぶとき」。
逆に言うと、なんにも疑問も無く、齧り付く気力も
湧かない、そういう学生時代に、いくら良い本を
読んでも、猫に小判。いや、ただ教訓的に脳に
刷り込んで従うだけ なら読まないほうがいい。
脳が固まるだけだから。
そういうやり方じゃなく、求めるときに読め。
大人になっても人は凄まじく成長する。
>>569 「剣客商売 」の三冬は、
元祖ツンデレじゃね?
と、ふと思ったw
リスト見たら、歴史小説は司馬だけかよ・・・
573 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 16:54:39 ID:L3RdTVcz0
歴史小説ならプルタルコスをよめ、ユリウス カエサルをよめ、パリは燃えているか、を読め、
あれだって歴史小説だ。日本のものなどスケールが小さくて問題にならない。日本のものを読むな。
574 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 16:56:26 ID:24LJH9VT0
どうみても高卒小説オタ養成リストです。
575 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 16:57:33 ID:OKukxsqh0
「中学生はこれを読め!」って・・・・
どうして一介の本屋のおやじに
強制されて読書せにゃならんの?
577 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 17:00:00 ID:FvNepwlt0
松江哲明「あんにょんキムチ」
578 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 17:00:01 ID:L3RdTVcz0
邦雅美、ベルリン戦争は日本のものでもわりによい。ソビエトが雪崩を打ってベルリンにやってくる、
もう軍服が間に合わなくて、途中でかっぱらった洗濯物を着て戦っている。私服だ、戦争とはそう言うものだ。
満州でも日本軍の倉庫からぶんどった日本軍の軍服を着ていたそうだ。
579 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 17:05:39 ID:24LJH9VT0
>>576 勉強もスポーツも出来ないような高卒小説オタ向きのリストだってことさ。
くだらん本ばっかり読んでいたら勉強・スポーツの時間が無くなるし、
基礎が固まらないうちから軽い本ばかり読んでいると、読みが雑になって
国語力そのものも低下する。
>>575 中学生くらいまでは大人の言うこと素直にしたがっといた方がいいよ
581 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 17:12:18 ID:L3RdTVcz0
夏目漱石を読むな、正義がない、坊ちゃんだって赤シャツに暴行してなんだ。本当に赤シャツが悪い奴なら
女を使って同じ電車に乗って、痴漢だ、と騒げばすぐ捕まえられる。赤シャツは怒って教頭がそんなことするわけがない、と言えば言うほどひどい目に遭う、地位も名誉もなくなる。
582 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 17:14:21 ID:Cgoui9EW0
小説ばっかり読んでると小説脳になるよ。
売文屋のホラ話に延々何時間も脳を支配される。
そして何かを知ったような気分になっちゃうのさ。
583 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 17:17:40 ID:L3RdTVcz0
論語を読むからそういう風になるんだ。中国の古典以外のものを読め。
584 :
名無しさん@6周年:2006/05/11(木) 17:41:04 ID:ldomjrBI0
585 :
名無しさん@6周年:
本を読むとメールが上手くなるよと誘導する