【赤旗】ロシア紙、北方領土問題で論評 千島列島のソ連の不法占領を指摘 「結局は、退去せざるを得ない」

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186名無しさん@6周年
>>181
ロシア語の原文見ると、赤旗の記事にない重要な情報がある。

ロシアでは最近になって冷戦時代同様にオホーツク海を戦略核原潜の聖域に
しようという考えが盛んになり、それ故に国後択捉の返還は認められないそうだ。

でも、Felgengauerは、冷戦時代のように西側に対抗するのは不可能だから、オホーツク海を
聖域にするのは諦めて領土を返還しろと主張しているね。
この文章は非常に興味深いので是非全文に目を通すべき。

ttp://2005.novayagazeta.ru/nomer/2005/87n/n87n-s19.shtml
187名無しさん@6周年:2005/11/23(水) 17:33:18 ID:z8CSJLG7O
9条死守せよ、の共産党は真性連合国ポチ
188名無しさん@6周年:2005/11/23(水) 17:37:13 ID:SXdITjtU0
「中国には国境確定で領土を譲渡したのに日本には返還しないのはなぜか?日本人に理解して貰えないかもしれないが、
それは、ロシア極東での中国の脅威は非常に大きいが日本の脅威は大きくないからだ。中国の脅威は急速に高まっており、
ロシアが撤退すれば中国が大きな利益を得ることになる。だから、今ロシアが国境を確定させることは、将来国境を確定
させることよりも中国に与えるものが小さくて済む。」

「ソビエト時代に比べて洋上部隊や一般の潜水艦の数や機能が低下して、バレンツ海の戦略核原潜を潜在的敵国から
防衛することが困難になっている。ロシアの原潜は騒音が大きいために米国の原潜は容易に追跡可能で、ミサイル発射
前にいくつが生き残れるかはわからない。このため、オホーツク海を閉じた海にしてその中で戦略核原潜を活動させよう
と言う考えが最近になって急に復活した。戦略核原潜の主要な基地はコラ半島に設置されているが、北極海を経て北
太平洋へと原潜を密かに送り込むことが研究されている。
ロシアは機雷をオホーツク海に通じる全ての海峡に敷設することが出来るが、核原潜を支援する戦力の乏しさを補うもの
がないという事実をふまえれば、国後と択捉を日本に返還するならば、例えその二島が完全に非軍事化されるとしても、
オホーツク海を孤立した海にすることは不可能になる。
この様な理由で我々の仲間は領土問題解決へのあらゆる企ての障害として現在立ち塞がっている。モスクワはオホーツク
海に面しない歯舞等は返還する用意があるが、日本はそれには同意しない。」

「我々がオホーツク海に閉じこもることに成功した状態で、潜在的な敵の百分の一の軍事費と経済力で、現在のあらゆる
要素において劣った状態で、日本を含めた西側に対抗することに永遠に成功し続けるのは不可能だ。撤退の連続という
悲しい日がいつか訪れる。唯一残された望みは、それが私の世代ではなく私の次の世代に起きることだ。」

赤旗に引用されていない重要部分はこんなところ。実にロシア的な思考形態だ。