【狂牛病】全頭検査緩和で賛否割れる 政府、牛海綿状脳症(BSE)意見交換会 129 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 16:33 ID:FA8HDwCN
食品安全委員会 プリオン専門調査会 第12回会合議事録 1.日時 平成16年7月16日(金) 16:00〜18:43
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai12/160716_dai12kai_prion_gijiroku.pdf 「なお、本日のこの資料につきまして、事前に公表されてしまったことにつきましては、
まことに遺憾でございまして、委員の方々には申し訳なく思っております。
また、この資料につきましては、前回の議論の最後で、今後、体系的に整理
していきましょうということでございましたものでございまして、座長の御指示に
よりまして、座長代理とも相談させていただきながら、事務局の方で用意させて
いただいたものでございます。」
誰かがプリオン専門調査会会議にかけられる前の案を横流しして
それが熱く報道されてきたってことだね。
130 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 18:42 ID:TAxMZwlY
131 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 18:47 ID:tDaRZ0Iv
だいじょぶか食品安全委員会
132 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 18:50 ID:tDaRZ0Iv
>>130 のたたき台の計算をしたのは吉川座長だったと思うんだが、
>>130 を見ると吉川座長も読んでないみたいだね。
大丈夫か専門家・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
? 検査で見つからない若い牛は全面的に出荷禁止。 これ以外に何を考える必要があるのか理解不能。
134 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 19:34 ID:TekxnvJ7
>>133 検査で見つからないのは「若い」とは限らず、感染直後の牛。
「直後」とは以前は30ヶ月とされてたが、今ではせいぜい20ヶ月で10ヶ月かもしれんが。
だから、10ヶ月にせよ20ヶ月にせよ、若い牛だけ出荷禁止しても意味ない。
なお、アメ牛は成長ホルモン使ってるが、そのプリオン蓄積への影響は不明なので、ある程度の
安全率を見込まないといけない。安全率を2とすると、5~10ヶ月から検査する必要がある。さらに、
アメ牛は歯の磨り減り具合で月齢を推定するんで、その誤差を2割とすると、少なくとも8ヶ月から
検査しないといけない。結局、全頭検査も変わらないんで、全頭検査に科学的根拠があるわけ。
135 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 19:45 ID:zEVGSWMp
136 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 19:49 ID:nbxYx18x
亀頭検査緩和で賛否割れる 政府、海綿体能症(BSE)意見交換会
137 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 19:50 ID:TekxnvJ7
>>130 リンク先の吉川ぼけ老人の若年牛のBSEに関する発言に、
「今後、BSEが発生するとしても、これらの2つの出生牛に限られるんではないかという、あくまで前提
でございますけれども、置いた」とあるんだけど、、、
これってつまり「今後30ヶ月以下の牛がBSEを発症することはない」という仮定だ。
今後は30ヶ月以下の牛にはBSEは発生しないと仮定したら、そりゃ、30ヶ月以下の牛の検査は不要になるが、
科学的根拠は全くないどころか、実際に既に30ヶ月以下の牛にBSEがでてるから、今後同じ原因で同じことが
発生するという科学的事実に反するぞ。
なんか、アメリカでも検査推進派にすら30ヶ月以下では発症しないという俗説がまかりとおってるし、言論
操作されすぎ。
138 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 21:04 ID:6Zefgl5q
BSE問題の議論で決定的に抜けているのはコストに対しての言及がなされないって事。 安全な物を供給して貰いたいのは当然の事だが100g100円のミンチが200円になるなら 俺はNOだ。検査など必要ない。 現在さほど牛肉価格に大きな変動が無いのは検査コストの大半を税金で負担しており さらには検査場のリソースをBSE対策に過剰に割いているからだ。そこには無理があり他の 食品安全問題を犠牲にしているとも言える。 検査コストもいずれ消費者に転嫁される。 牛がBSEに感染する確率、検査を緩和した場合の人への感染発病の確率。これがまったく 判らない。 国内でインフルエンザで死ぬ人間は年間千人以上。適切な予防接種を行えばその殆どを 救うことが出来る。白血病に罹る確率は10万人に6人だが全国的な新生児の臍帯血保存を 行えばその全てを救う事が出来る。しかしそんな議論は起きない。 自分はインフルエンザや白血病にならない、ありえない、と漠然と誤認識しているからだ。 電車のプラットホームから足を滑らせて死ぬ事を恐れながら電車に乗る人間などいない。 マスコミが国民の関心を掴み話題になるからと扇情的な報道を繰り返し、具体的なデータ が無いままに危険なイメージと、全頭検査=安全、というまやかしを伝えている。 国民はそれを唯々諾々と受け取る。アホや。 物事には適切に優先順位を付けるべきであり、それは市場の経済性を指標にするべきなのだ。 何十億も掛けて全頭検査しているが、本当にそれだけの価値があるのか。 駅のホームに柵を付けるよりも経済的にメリットがあるのか。誰か教えて欲しい。
139 :
名無しさん@5周年 :04/08/23 21:26 ID:TekxnvJ7
>>138 >BSE問題の議論で決定的に抜けているのはコストに対しての言及がなされないって事。
えーと、、、釣り?
>安全な物を供給して貰いたいのは当然の事だが100g100円のミンチが200円になるなら
102円くらいというのは、さんざんガイシュツなんだけど、、、
なぜ無駄遣いと分かっている若い牛の検査を続けるのか? 若い牛はシロと判定できない→若い牛を売るのは全面禁止 という展開になるから、族議員を通じて圧力がかかってると思われる
141 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 06:21 ID:0xbWcBnV
>>139 百グラムにつき1.2円だっけ?
全頭検査をやめて牛肉の消費が冷え込み税金投入がまた行われるよりは
安いと思うが。本当は消費者が負担すべきだな。
「牛肉安全料」という消費税みたいなもの。
100gにつき2円、200gで3円程度。
142 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 08:55 ID:0xbWcBnV
日経フードサイエンスに記載された記事
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/kiji.jsp?kiji=209 開催日○2004年8月18日
主催○厚生労働省・農林水産省
会議名○食品に関するリスクコミュニケーション(牛海綿状脳症(BSE)
対策に関する意見交換会)
消費者や加工・流通業者など275名が参加した意見交換会。
冒頭の国立精神・神経センター神経研究所の金子清俊氏(食品安全委員会プリオン
専門調査会委員)による講演の後、BSE対策の現状について「牛のBSE予防対策」を
農水省が、「牛肉の安全対策」を厚労省が説明した。
意見交換では、全頭検査について多数の意見が出された。消費者団体からはリスク
対策の実施状況に不確実な部分があるとして全頭検査の継続を望む意見が出された。
一方、消費者からは「国民に選択権を与えることも大切」といった意見も出された。
業界からは「米国産の牛肉が輸入禁止になってから、焼き肉業界は危機的な状況。
特定危険部位(SRM)とトレーサビリティで安心を確保したい」「原料がなく、業務を
休止している。対策が実施されてから3年たち、見直す時期に来ていると思う」という
意見が出された。
厚労省の外口崇食品安全部長は「国内については食品安全委員会の評価をもとに
管理を行うが、日米協議は別。今の段階では食品安全委員会の現段階の評価を
十分に注視したい」とまとめた。農水省の中川坦消費・安全局長は「まず大事
なことは正確な情報を分かりやすく伝えること。施策転換する場合にはきちんと
説明して、消費者の納得と理解を得ていくことが大切」と述べた。
BSEは国民に選択権云々の問題じゃなくて、献血、手術、歯医者、内視鏡の
消毒や、血液製剤とかにかかわる問題だと思うんだけど。
143 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 09:00 ID:qBR+gcdu
>消費者からは「国民に選択権を与えることも大切」 言うわけ無いだろ 公務員手当て貰う奴に資格なし
144 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 09:00 ID:HDloJOO9
俺の生活はなにも変わっていないから このままでもいいんじゃねーの?
145 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 09:02 ID:VWSgwxtZ
このスレを読んで思ったが、吉川はじめとして食品安全委員会の 学者たちは、初めから「全頭検査の一部廃止ありき」だな。 理屈なんてどうでもいい。とにかく一部廃止するという態度。 完全に頭がおかしい学者たちだな。
146 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 09:27 ID:VWSgwxtZ
>「効果の無い全頭検査は税金の無駄遣い」(会社経営者)など >賛否は相半ばした。 あきらかに仕込みだな。街頭で普通にアンケートとったら、9割は「全頭検査大賛成」だろ。 100グラム当たり1円の検査費用を惜しむようなバカはいない。 国民の声を本当に聞きたければ、アンケートが一番。 早くアンケートとれ。
147 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 10:08 ID:0xbWcBnV
148 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 10:40 ID:XeVw7VUU
>>145 本とだね。
>>130 見てみたら、吉川座長は、日本のvCJD試算の根拠となった英国の論文すら読んでいなかったんだね。
すべて、事務局任せ。その事務局すら、引用する論文の内容を曲解して、いいとこ取りで、都合のいいとこだけ引用していたなんて。
ゆるせない!! このいい加減さ。
149 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 11:26 ID:bCZcvbE4
未検査牛と2円高い検査牛を両方売ってみればいいじゃん
150 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 11:47 ID:mKcPBum4
151 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 11:51 ID:T6uhR847
大手のマスコミからは国民を騙そうという意図しか見えないね。
152 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 14:25 ID:FCaKhDIY
重要スレ
153 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 19:03 ID:wZiXr43x
大体、若い牛(24月齢以下)では、BSE検査が科学的に見て無駄である という考え方が既に間違い。 たとえ若い牛でも、危険な餌を一定期間与えれば、BSE検査で必ず反応が出る。 実際に日本でも21月齢と23月齢の感染牛が発見されている。 「若い牛はBSE検査しなくていい」などと主張する学者は完全にオカシイ。
154 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 19:38 ID:HfTAtA7b
よく見る意見で最もだと思ったのだが、若くない牛のみを検査+危険部位除去して 輸入すればいいじゃん、って話だ。
155 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 19:58 ID:Fn3h938J
>>154 飼料管理がムチャクチャだった牛でもですか?
156 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 20:15 ID:Fn3h938J
157 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 20:21 ID:va4rBoTI
全頭検査見直しに慎重意見 BSE対策で消費者ら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040824-00000196-kyodo-bus_all 内閣府の食品安全委員会は24日、牛海綿状脳症(BSE)対策の検証に
ついて消費者と意見交換する2回目の「リスクコミュニケーション」を大阪市内
で開いた。全頭検査見直しについて「検査が消費者の安心につながっている」
として慎重な対応を求める声が相次いだ。
パネルディスカッションで全頭検査について「安全を守るためにコストを
かけるのは当たり前。検査に検出限界があるのなら精度を上げる研究をすべき
で、検査を省略するべきでない」(消費者団体事務局長)、「国産牛が安全、
安心といわれているのは全頭検査があるから」(酪農組合副組合長)などの
意見が出た。(共同通信) - 8月24日18時12分更新
158 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 20:58 ID:va4rBoTI
159 :
名無しさん@5周年 :04/08/24 22:12 ID:FCaKhDIY
だいたい、全頭検査をやめて浮く費用は 百グラム1.2円より安いんではないかい? 1.2円ってトータルの費用を割ったということでしょう。
>>159 もしかして全頭検査をやめたい連中は、その 100g 1円下がると
相当もうけが上がる単価の肉を使っている業種だったりして・・・
100g 5円のクズ牛肉とかさ。
161 :
反芻系謎の人 ◆NEWS9yPSk2 @☆ばぐ太☆φ ★ :04/08/25 01:41 ID:???
★牛肉交渉決着は9月以降 全頭検査除外範囲で対立
牛海綿状脳症(BSE)の発生で禁輸となっている牛肉をめぐる日米交渉について、
亀井善之農相は24日、「現時点では(協議の)具体的な開催スケジュールは決まって
いない」と述べた。日米両政府は「夏をめどに結論を出すよう努力する」という事実上の
公約を掲げているが、決着は9月以降にずれ込む見通しとなった。
日米両政府は、全頭検査に限界がある点で認識が一致している。ただ、検査から除外
する「若い牛」の定義で見解の隔たりが大きい上、消費者団体を中心に「全頭検査を
続けるべきだ」という慎重論が根強く、水面下の調整が難航している。
共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040824-00000232-kyodo-bus_all ★全頭検査見直しに慎重意見 BSE対策で消費者ら
内閣府の食品安全委員会は24日、牛海綿状脳症(BSE)対策の検証について消費者と
意見交換する2回目の「リスクコミュニケーション」を大阪市内で開いた。全頭検査見直し
について「検査が消費者の安心につながっている」として慎重な対応を求める声が相次いだ。
パネルディスカッションで全頭検査について「安全を守るためにコストをかけるのは当たり前。
検査に検出限界があるのなら精度を上げる研究をすべきで、検査を省略するべきでない」
(消費者団体事務局長)、「国産牛が安全、安心といわれているのは全頭検査があるから」
(酪農組合副組合長)などの意見が出た。
共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040824-00000196-kyodo-bus_all
162 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 05:02 ID:IOw8zT+K
>>160 価格に転嫁する場合は定率だろ。1%だよ。
>>161 >水面下の調整が難航している。
オープンにやるべき問題なのに、水面下の調整なんて容認していいのか?
163 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 06:26 ID:atI9l8o3
みなさん、全頭検査をやめて20ヶ月以上にしたとしても、経費はほとんど
変わらないそうですよ。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000915920040609021.htm ○山田委員 遠藤部長は、巷間私的に話していると思う。それを私も間接的にお聞き
したんですが、もう輸入再開せざるを得ぬだろう、そうすれば、二十カ月齢以上、
これを検査すればいいんじゃないか、そういうふうに話したやに聞いておりますが、
その中で、実は私の方も調べてみたんですが、費用対効果というのをよく言われるよう
でして、これだけ金をかけて全頭検査しなくてもいいだろうというお話のようです。
資料二―六、これを見てもらえばいいんですけれども、月齢別屠畜報告頭数の割合
で、この検査キット経費、これがどれくらいかかるかというのを出してもらったんですが、
その中で、全体で百十一万頭として、二十カ月齢以上、例えば、二十一カ月で日本は出て
いるわけですから、国民としては、BSE、どうしても二十カ月齢以上検査しなければ
納得しない、そうした場合の経費というのは、それでも今かかっている経費の九三%。
しかも、このキットというのは九十頭分が一セットですから、経費等は、これで見ますと、
二十カ月齢以上やっても九三%。いわゆる全頭検査をやっても、二十カ月齢以上の検査を
やっても、ほとんど変わらない。
ということは、これは日本としては、全頭検査をそのまま続ける方が、経費的にも
ほとんど変わらないし、食の安全、安心という意味でも当然そうなるべきだと思うけれども、
遠藤部長、どうお考えだろうか。
164 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 06:34 ID:atI9l8o3
>>163 の中に、遠山の金さんみたいに
「公正中立な安全委員会をゆがめているのではないのか」と
追及しているシーンがある。
渋い。がんばっていただきたい。
165 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 06:42 ID:IOw8zT+K
>>163 民主党議員、やるじゃん。
だから、科学的事実を捻じ曲げて30ヶ月としたいんだろうな。
166 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 07:28 ID:atI9l8o3
これ、しぶい。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000915920040609021.htm ○山田委員 事務局長としてそういった、みんな、いわゆる全頭検査は必要ない、
三十カ月齢以上の危険部位の除去で足りるんじゃないかと言う人たちを次々に
講演させて、非常に食の安全上全頭検査は必要じゃないかと思われるような
プルシナー博士、初めて異常プリオンを発見した、そういった人たちの講演を
しようとしない。一方的に偏しているのではないのか。
そしてまた、日経新聞三月二十二日の朝刊の中に、食の安全委員会の幹部の
発言、「同委員会の幹部は「日米両政府の対立が長引けば、仲裁案を出すかも
しれない」と語る。」これはあなたのことじゃないのかな。
それからさらに、資料二―八「プリオン専門調査会 専門委員名簿」、この
中の座長、これは吉川泰弘先生となっていますが、あなたのその論文の中にも
吉川教授の話は出てくるし、これはあなたが事務局長として吉川さんになって
もらおうとしたのじゃないかなと、どうも私はうがってしまう。これは、余り
にも一方的に偏して、公正中立な安全委員会をゆがめているのではないのか。
どうなんだろう。お答え願いたい。
>>129 の件も含めて
「プリオン専門調査会の審議にかけ、訂正、結果が出る前の資料を
マスコミに横流しして世論を撹乱・操作しようとしているのは誰だ?」
と、該当者探しをしたくなる。
167 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 10:47 ID:atI9l8o3
168 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 12:17 ID:atI9l8o3
BSE対策、全頭検査継続を/大阪で意見交換会 @日本農業新聞
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?7 [2004年08月25日付]
内閣府食品安全委員会と厚労省、農水省は24日、大阪市で食品に関するリスク
コミュニケーション・大阪〜日本における牛海綿状脳症(BSE)対策の検証に
関する意見交換会を開いた。見直しが示された全頭検査の継続と、と畜場での解体
作業の適切な対応を求める意見が出た。消費者や農業関係者ら260人が参加。
パネルディスカッションでは、消費者や生産者、外食業界の代表が意見を述べた。
全大阪消費者団体連絡会の飯田秀男事務局長は、同委員会が7月に一定の月齢
以下の牛を全頭検査から外すとした見直し案について「消費者の安心の根底を崩す
ものだ。見直しが前提ではなく、検査技術向上と国内の治験を増やすほうが先決」
と全頭検査の継続を強く求めた。
生産者代表の兵庫丹但酪農農協の足立梅則副組合長は「全頭検査が消費者の安心
につながっている。問題が出て一番被害を受けるのは生産者。これまで通り万全の
態勢が必要」と強調した。
解体時に脳や脊髄(せきずい)など特定部位が漏れ出る危険性のあると畜場
での「ピッシング(牛の頭部にワイヤを入れて失神させる作業)」の中止の徹底を
求める強い意見も出た。
169 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 12:34 ID:atI9l8o3
170 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 12:51 ID:atI9l8o3
(8/24)食品安全委など、BSEの意見交換会@日経新聞
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2004082409184bs 内閣府の食品安全委員会と、厚生労働省、農林水産省は24日、大阪市内でBSE
(牛海綿状脳症)の安全対策に関する意見交換会を開いた。外食産業の業界団体から
は「米国産牛肉の輸入停止が8カ月も続き外食市場全体が冷え込んでいる」として、
出荷されたすべての牛にBSE検査を義務付ける「全頭検査」を早期に改め、
輸入再開を求める意見が出た。一方、消費者団体などは「全頭検査で消費者の信頼が
回復できたので、拙速に見直すべきではない」と主張。国内の生産者団体からも
「検査は負担だが、安全のためには必要」との声が出た。
厚労省の担当者は「全頭検査は科学的であるかどうかはともかく、市場の混乱を
避けるために始めた」と経緯を説明。見直しについては「食品安全委の評価を待って
考えたい」と述べるにとどめた。外食産業などが全頭検査の見直しを求めているのは、
若齢牛はBSEの原因となる異常たんぱく質の蓄積量が少なく、検査が有効ではない
ことが分かったため。米国は全頭検査を拒否しており、見直しが輸入再開へのカギに
なっている。
↑まるで危険部位除去、飼料管理、トレースアビリティなどが鍵じゃない書きぶり。
「不可解な結論」(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20040808k0000m070103000c.html この記事の意見が真っ当だと思うが。
日本でのBSE検査を、欧州のように30ヶ月以上に限っていたら、
2003年に発見された21ヶ月と23ヶ月のBSE牛は確実に市場に出ていた。
では何ヶ月以下なら絶対に検出できない(必ず検出限界を下回る、すなわち検査の意味
がない)のかは「現在の知見では明らかでない」。
つまり検出可能性を最大に保つには、全頭を検査するしかない。これは明らか。
ある月齢以下の牛を除外したら、それだけBSE牛が市場に出るリスクが増えるということ。
では、ある月齢以下の牛を除外した場合に、BSE牛が市場に出ることによる健康への
リスクがどれくらいになるのか、どの月齢以下にすれば無視しうるほど小さくなるのかは
「現時点では不明」。
だから、現時点では健康へのリスクを無視しうるほど小さくできるという月齢が存在しない。
つまり全頭検査しなければ健康へのリスクが無視できなくなる。これが厳然とした事実。
172 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 14:16 ID:PrY8y5lp
173 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 16:06 ID:+G0NTUzd
174 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 16:10 ID:+G0NTUzd
>>173 ゴメソ
よく読んだらメキシコ肉はもう日本に輸入されているんだね。
どこで使用されているんだろう。表示はされてるんだろうか。
さて、米国牛についてはリスクが高い、と書いてあるね。
175 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 16:35 ID:1/DTvPrE
国産牛肉価格高騰 生産者から小売業者まで笑いがとまらない 肉牛子牛も5割高の落札でも品不足だに 便乗値上げで当分稼ぐから輸入再開はない 関係する諸先生方へはちゃんと陳情してあるげに 屁理屈こねてもらって1年はじっくり議論してちょ 消費者団体の先生方にも頑張ってもらってるがね
176 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 16:48 ID:jm675HZ7
>>172 返還すべき不正受給した補助金は50億円でしょ? なんで9億円になったの?
国のBSE(牛海綿状脳症)対策を巡って、補助金約50億円が
不正に受給された牛肉偽装事件で、農水省は補助金の返還請求作業に入った。
過去の同種3事件は、不正を働いた企業が自主的に受給を辞退したり返還して
決着した。しかし、今回は受給額が巨額で、手口も複雑なことから、
返還の手続きは長期化するとみられる。
今回の事件は、大手食肉販売「ハンナン」
(大阪市中央区)の元会長、浅田満被告(65)がグループ企業を使って
買い上げ申請の肉を買い集めた。被告の影響下にある2団体が
全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)を通じて計約1700トンを申請、
対象外の肉を約435トン混ぜていた。
一方、01年に発覚した3事件では、雪印食品と日本ハム子会社は
不正分を含めて申請全額の受給を辞退。雪印側は約1億9915万円、
日ハム側は3億5000万円に上った。日本食品も仮払いで受け取った
7000万円を自主返還した。
今回の事件について農水省食肉鶏卵課は「裁判の行方を見ながら、
検察側の証拠をもとに返還請求額を決める」と説明。請求額が確定次第、
全肉連に返還を求め、全肉連はその分を浅田被告側の団体に請求する。
しかし、全肉連組合員からは「浅田被告は返還に応じるだろうか。
全肉連がすべて補償することになるのでは」と危ぶむ声が出ている。
【早川健人】(毎日新聞)[6月21日10時22分更新]
177 :
名無しさん@5周年 :04/08/25 16:54 ID:+G0NTUzd
>>176 だよね。何で50億じゃないんだろう????
178 :
名無しさん@5周年 :
04/08/25 17:30 ID:+G0NTUzd http://www.nc-news.com/ind040830.htm#dan 消費者行政・消費者センターニュース
BSE対策意見交換会 全頭検査賛否分かれる
政府のBSE (牛海綿状脳症) 対策について消費者や企業関係者など、
さまざまな立場から意見を交わす 「BSE対策に関する意見交換会」 が
8月18日、 東京都内で開かれた。 一般市民をはじめ、 消費者団体や企業関係者ら
約200人が出席。 現在実施されている全頭検査については、
「今安心して牛肉が食べられるのは全頭検査をしているから」 と継続を強く求める声と、
「特定危険部位 (SRM) の除去が安全であることは科学的に実証されている。
全頭検査は見直す時期にきているのでは」 と継続を疑問視する意見と、 2つに分かれた。
会場から出された 「現在示されていSRMが増える可能性があるか」 との質問に対し、
農業・生物系特定産業技術研究機構の品川森一氏は 「(感染牛から新たに) 見つかれば
増えるかもしれない。 現段階では分からないのが現状」 との見方を示した。