米農務省とコーネル大学の研究チームが、トマトが熟するかどうかの
スイッチに当たる遺伝子を特定し、
12日発行の米科学誌サイエンスに発表する。
この遺伝子を人工的に制御し、果物や野菜の熟れ具合を制御できれば、
季節によらずおいしい果物や野菜が食べられるようになる。
この遺伝子は「rin」と呼ばれるもの。研究チームは、
これに似た遺伝子をイチゴでも見つけている。
また、バナナやメロンなどでも同様の遺伝子制御ができるという。
チームのジム・ジョバンニさんは「この遺伝子を制御すると、
おいしくて栄養がたっぷりトマトが年中食べられるようになるはず。
また消費者の手元に届く時期を狙ってちょうど熟れるようにもできる」と話している。
http://www.cnn.co.jp/top/K2002041200075.html