【ロシア】「無条件降伏したこと思い出せ」 上院外交副委員長が日本批判「内政干渉だ」[12/07/04]
南樺太も千島も、一種の撒き餌ですから。あれはアメリカが日本本土上陸作戦の際の兵員の
損耗を減らし、旧満洲に展開していた関東軍の本土決戦転用を阻止するため、「アメリカが」
ロシアを対日参戦させた。ただしその代わり、南樺太千島はロシア人を呼び込むためのエサに
使われてしまった、ということ。
それと、わずか3か月でドイツから極東に武器弾薬兵員をスイングさせた、スターリンの困った
意味での勤勉さや抜け目なさには、恐れ入るしかない。それを見抜けなかった日本の軍部も
たいがいなものだが。愚かな指導者を戴いた国はあっという間に滅びるという悪しき実例です。
中立条約の効果切れる前に攻めて来るなよボケが
279 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/24(金) 09:52:40.95 ID:Qgw4K9uW
>>275 >ロシア政府が最近ひく領有権の法的根拠は、無条件降伏したからでなく、サンフランシスコ
>講和条約で日本がクリルの領有権を放棄したからだけど。
ロシアとは平和条約を結んでいないから、「降伏条件」がどうだったかが焦点。
また、サンフランシスコ平和条約第2章には、『日本は、クリル諸島における全ての権利、権限、並びに
請求権を放棄する』と、明記されている。これに従えば、日本は、第二次世界大戦の結果を認めておらず、
無条件降伏の結果、日本の地位を確定した、あらゆる最重要法的文書を拒否していることになる。と言うのも、
日本がクリル諸島を放棄したことを明記しているのが、サンフランシスコ平和条約だからだ」
1956年のソ日共同宣言が署名された際、アメリカは、覚書を発行した。その中では、「日本は、
サンフランシスコ平和条約で自ら放棄した南クリル諸島の帰属については、その交渉権を有していない」
という見解が表記されている。
http://japanese.ruvr.ru/2009/08/14/422415.html ロシアの歴史学博士であるアナトリー・コシキン氏は次のように述べている。
―ポツダム会議の決定に従って、日本に対して示された降伏の条件として、日本の領土が主要列島
のみに限られる、とされていたことは非常に重要な点だ。それとともに、別に列挙された小諸島だけに
限られている。46年1月29日に、占領軍最高司令官マッカーサーが日本政府に示した第677号
メモランダムでは、日本政府の主権から外される諸島が挙げられており、日本政府はそれに反対しなかった。
なぜならば、日本政府は無条件降伏を受け入れたからだ。
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/25/46125771.html フルシチョフ書簡 池田首相あて(抜粋) 1961年12月8日
あなたのお手紙に、あたかも領土問題が周知の国際諸協定にかかわらず、今なお、未解決のままであり、
この問題についてソ連からの態度変更、一定領土に対するその正当な権利の放棄を取り付けるなんらか
の根拠があるかのように見せかける試みが新たに行なわれています。
池田総理、このような意図は、日本政府が無条件降伏の結果として周知の国際諸協定によって自己の
負った義務の履行を回避しようとする意図を立証するに過ぎないものであることを述べなければなりません。
http://www.k3.dion.ne.jp/~karafuto/s-120.html 「ソビエト政府赤軍司令官布告(昭和20年9月15日付) 今度、日本政府がソビエトに
無条件降伏した為、全千島、即ちこの国後もソビエトの領土と成ったから、ご承知して戴きたい。
http://4islands.jp/problem/post-4.php
>>278 日ソ中立条約が失効する前にソ連に日本を攻めさせたアメリカイギリスを、まず怨め。
そして、愚かしくも人種差別主義者が率いるナチスのような輩と同盟を結び、連合国諸国に対し
負ける戦を仕掛け、結果として全国土を占領されるような事態を招いた、大日本帝国の無能な
指導者たちを、次に怨め。
日本の対米英開戦は、そもそもパリ不戦条約違反だ。
>>279 > 46年1月29日に、占領軍最高司令官マッカーサーが日本政府に示した第677号
> メモランダムでは、日本政府の主権から外される諸島が挙げられており、日本政府は
> それに反対しなかった。なぜならば、日本政府は無条件降伏を受け入れたからだ。
意味不明。連合国にたいして「無条件降伏」したのちの大日本帝国は「主権」(英語だと
sovereignty)なるものを、そもそも有していない。
「第677号メモランダム」とは連合国軍指令「SCAPIN-677」を指しているはずだが、
その原文をもう一回洗い直してみよう。テキストはこのサイトのもので正しいはずだ。
http://en.wikisource.org/wiki/SCAPIN677 この文書のサブジェクトは
<<Governmental and Administrative Separation>> of Certain Outlying Areas from Japan.
であって、SCAP(連合国軍総司令部)の間接統治下に置かれている日本政府の行政管轄権
から外れる地域、と解釈すべきだろう。当然、SCAPIN-677に「sovereignty」という単語は一回も
登場しない。
さらに、同文書第6項には次のような記述がある。
Nothing in this directive shall be construed as an indication of Allied policy relating to
<<the ultimate determination>> of the minor islands referred to in Article 8 of the
Potsdam Declaration.
SCAPIN-677とは、どこのエリアがどこの軍政下(日本本土のみ間接統治下)に置かれるか
を指示した文書であって、それ以上の意味もそれ以下の意味も持たない。
日本の戦後の諸問題を引き起こした、いわば「パンドラの箱」ともいえるSCAPIN-677の境界線
の図版は、こうなっている。再度繰り返すが、SCAPIN-677の決定は、日本の国境線ではない。
http://windows2012.bakufu.org/scapin_677_01.jpg
>>279 大日本帝国の「降伏条件」がどうだったかがきわめて重要だという観点から「SCAPIN-677」
を読み直すと、もう一点、第4項に興味深い記述がある。
Further areas <<specifically excluded>> from the governmental and administrative jurisdiction
of the Imperial Japanese Government are the following:
(a) all Pacific Islands seized or occupied under mandate or otherwise by Japan since the
beginning of the World War in 1914,
(b) Manchuria, Formosa and the Pescadores,
(c) Korea, and
(d) <<Karafuto>>.
大日本帝国の政治的行政的管轄権から特に除外される領域として、(南)樺太は挙げられて
いるが、千島はそのなかに加えられていない。サンフランシスコ条約にしてもSCAPIN-677に
しても、ひとことでまとめれば千島というカテゴリーは漠然として曖昧模糊すぎるのだよ。これは
一般的なロシア人にしてもそうだろう。つい10年近く前までロシア人はあのあたりを「クライ・
スベータ」(直訳すれば「この世の終わり地方」とか「地球の果て地方」という意味になる)と呼び
ならわしていた。詳細極まりない規定がおかれた南西諸島とは、どえらいちがいだ。
当時のソ連代表は悔しがったかもしれないが、それが当時の「降伏条件」でありました。
284 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/25(土) 07:26:56.98 ID:EHHJVqKe
>>282 >それが当時の「降伏条件」でありました。
いやだからおれさまは江藤淳と同じように『日本は敗戦国といえども無条件降伏を承諾したわけではない』と、
日本政府がそのように釈明して、国際司法裁判所へ提訴したらよいと考えている。
ロシア「日本は無条件降伏をして国家主権を失い、その結果として南千島は合法的にロシア領となった」
日本「日本は法的な無条件降伏を承諾しておらず、従って戦勝国への一方的な領土移転は認められない」
やり方はこの対立図式で、日露共同の国際司法裁判ということにする。
285 :
七つの海の名無しさん:2012/08/27(月) 00:06:47.63 ID:UvaSxL/l
>>282 日本がサインした降伏文書にはポツダム宣言を受諾し書項目を誠実に実行すると書かれている。
以下、ポツダム宣言から抜粋。
八、「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ
つまり、日本国の主権は本州、北海道、九州、四国のみで、その他の諸小島は連合国が決めるということに日本は合意。
連合国の一員であったロシアと中国は国際法的に大日本帝国に所属していた諸小島の帰属を確定する権利がある。
>>285 中国語でいう「連合国」の意味は「United Nations」 、日本語に訳せば「国際連合」となることを
思い起こすな。
決定の主体は単数形でなく複数形になるのではないかい?条文そのものを忠実に文理解釈すれば。
それと、講和条約の締結とは、それが発効したと同時に、戦勝国と敗戦国という区別がなくなる、
戦争以前の、対等で平等な二国間関係にもどる、ということではないんかいな? ノーサイドとか、
他にもいろいろな言い方はあろうが。
>>284 ウラジーミル・プーチン大統領提唱の日露「ヒキワケ」論で、日露双方が合意および履行可能な
オプションのひとつは「どういう状態が日露双方にとってヒキワケなのか、審判に決めてもらう」
(ICJ共同提訴)だと思います。柔道とちがってICJでは審判が旗を4本どちらかに上げることに
なるだろうけど。
ただし、それをかつて日本側が望まなかった理由は、簡単。ICJでは非常に厳しい判定が
日本にたいして下ることになるはずだから。4島すべてロシア領に認定されてもおかしくない。
日本国内で報じられている情報は、無知で過度な楽観に片寄りすぎているように思う。
(正直いえば、メドベージェフ政権が続いたとしたら、SF条約批准→ICJ提訴→確定判決
という段取りでロシア側が強行突破を図る可能性が高いと思っていた。)
訴訟というのはいろいろなテクニックがあって、たとえば、訴訟中であっても、原告被告双方が
合意して、途中で裁判を取りさげることだってできる。あまりリジッドに考えないほうがよいで
しょう。さらに、交渉相手はあのプーチンなんだから、途中でなにを仕掛けてくるか、わからん。
法律論的なヒキワケの究極の姿は国際司法裁判所判決だし、それがロシアの千島領有権
の主張を最大限日本に認めさせる方法だろうと私は思う。
しかし、あのプーチンという人は別の形でのヒキワケを考えているんじゃないですかねえ?
プーチンは視野の狭い人ではないし、方法はほかに何通りもあるはずだ。
だいたい、あの南千島の実効支配をいくら強化しても、いずれ自然の猛威に逆襲される。
あの島は、遅かれ早かれ、巨大な地震と巨大な津波が襲いかかる。いじわるな韓国人が
せっせとつくっている建物など、あっという間にガレキの山と変わるだろう。ロシアは廃墟の
多い国だ。あの国は自然環境がどこも過酷で、建設を始めても途中で打ち切られたり、
人が住んでいても廃墟となった建物が実に多い。それを知らないプーチンではあるまい。
だからロシア人が「日本はロシアに無条件降伏したんだ。内政干渉だ」といくら意気込んでも
『ああそうですか』、そして『賽の河原の石積み遊びご苦労様であります』としか思えない。
いまの日本は1945年の敗戦以来で最大の国難に直面しているから、いまロシアが日本と
講和条約を締結するのが、ロシアが日本からもっとも感謝され、日本から将来得られるもの
が多くなる。日本にとっては不幸のどん底、でもロシアにとっては最良のタイミング。
たぶん、法律論だけで日露講和の内容は決定できない。日露講和で日本側がどれだけ得ら
れるかは、ロシア人が日本という国の将来をどう予測するか次第で大幅に変わるだろう。
ロシアが譲歩しても、ガレキだらけのしょぼくれた国が相手なら得られるものはほとんど無い。
しばらく低迷しててもまた復活する不死鳥のような国だと予測しているなら、「出世払い」を
みこして気前よくなるかもしれない。なぞなぞと陰謀が大の得意のプーチンさんはどう出るか?
289 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/27(月) 09:04:03.20 ID:5xHEIayn
>>288 >だからロシア人が「日本はロシアに無条件降伏したんだ。内政干渉だ」といくら意気込んでも
>『ああそうですか』、そして『賽の河原の石積み遊びご苦労様であります』としか思えない。
ならば質問するが、
日 本 降 伏 は 断 じ て 無 条 件 降 伏 で は な か っ た
という釈明は可能なのか?
1945年7月26日に米英支が発したポツダム宣言を受諾して日本は降伏した。宣言は、13項目からなるが、
第5項で「われらの条件は以下の如し。われらは右条件より離脱すること無かるべし」とあり、以下8項目の
条件が掲げられている。明らかに「有条件降伏」であり、その第13項に「全日本国軍隊の無条件降伏」がある。
「軍隊の無条件降伏」と「国家の無条件降伏」が全く異なることは言うまでもない。国際法の常識である。
従って、7月30日に開催されたアメリカ国務省の国務長官スタッフ会議では、それ以前にアメリカが考えていた
「国家の無条件降伏」と7月26日の宣言とはどのように違うか、検討された覚書でこの違いについて検討している。
そこで明確にこう述べている。「この宣言は、日本国および日本国政府に対して降伏条件を提示した文章であって、
受諾されれば国際法の一般準則によって解釈さるべき国際協定となるであろう。」更に「この宣言は、
無条件降伏が「全日本国軍隊」にのみ適用されると解している。」と当然のことながら書かれているのである。
マッカーサーですら、このくらいの国際法の常識を持っていたので、送られてきた「降伏後の対日初期方針」
に疑問を感じ、9月3日マーシャル参謀長あて手紙を送っている。「特に内示された指令は、いくつかの点に
おいて降伏文書とポツダム宣言に規定されている諸原則を著しく逸脱していると思われるので、小官は所見を
貴官に上申しておかなければならないと感じるのである。」
「無条件降伏」という国際的な詐欺とそれに騙され続ける日本 「史実を世界に発信する会」 茂木 弘道
http://hassin.org/01/opinion/1447
290 :
七つの海の名無しさん:2012/08/27(月) 16:25:52.70 ID:j6BxyHAL
占守島で無条件降伏して武装解除したのにシベリアで強制労働
シベリア抑留の損害賠償いつですか?
291 :
七つの海の名無しさん:2012/08/27(月) 16:58:46.34 ID:j6BxyHAL
内政干渉しないので徹底的に無視します
292 :
七つの海の名無しさん:2012/08/28(火) 12:59:22.86 ID:TlsJb4v4
ロシアも冷戦で敗北し旧ソ連崩壊したことを思い出せ
>>289 1945年の日本降伏は無条件降伏ですよ。それには異議を唱えない。ただし、
多数のスレに書き込んでおられるから追跡するのに苦労したけど、だつおさんの論考で、
ちょっと気になることがある。あなたは「時制」(TENSE)をどう考えているのだろうか?
大日本帝国は、1945年にたしかに「無条件降伏」しました。
連合国にたいして無条件降伏し降伏文書に署名したあとの日本は、主権を喪失しました。
(主権がないとは、俗に言い換えれば、降伏した連合国に「煮るなり焼くなり好きにしろ」と、
身を差し出した状態です)
そして1951年にサンフランシスコ講和条約(日本国との平和条約)が締結されたあと、
1952年に同条約が発効し、日本国は主権を回復しました。
さらに1956年に日ソ共同宣言(日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言)
が結ばれ、この共同宣言の批准以降、日本とソ連との間の戦争状態は「すでに」終了して
いるし、日ソ両国の間に「平和及び友好善隣関係が回復」されています。これ以降に日ソ
両国間で締結された条約宣言宣言は、ソビエト連邦崩壊後ロシア連邦が継承しました。
これが日本国の現状。現在の日本国の状態は、1945年の無条件降伏した直後の状態、
つまり主権を喪失した状態とは、ずいぶんちがいますよね?
それに、日本も変わったし、ロシアも変わった。あまり昔のことをほじくり返すことに終始する
のは、建設的じゃあないんじゃないかな。
日本が4島返還を公式に断念しロシア領として認めるとしたら、2つのケースが考えられる。
1)日露間の国境紛争が国際法にのっとって平和的に解決され、しかも日露間「以外の」
領土紛争に好ましい影響がもたらされる期待がある場合。
2)ロシア連邦が日本国をふたたび無条件降伏させた場合。
1)のほうは複数のツールがすでに存在しているのだから、ロシア連邦がそれを望むなら、
やりたい方法でやればいいんですよ。やるやらないは、プーチンさん次第です。
ただし、ロシアは4つの島を確保する代償に、南クリル開発への日本からの資金拠出が
完全にゼロになることを覚悟してもらう。なにがなんでも島が欲しいと日本から島を奪取
したのだから、ロシア独力でロシア連邦領土である南クリルを開発するのは至極当然
だろう。日本がそれに協力する義務は、まったく無い。
2)のほうは、もっと大変ですな。(そもそも日露双方とも戦争に訴える気が現在まるでない。)
296 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/29(水) 08:52:54.52 ID:umVYSO1E
297 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/29(水) 09:06:50.28 ID:umVYSO1E
>>293 >この共同宣言の批准以降、日本とソ連との間の戦争状態は「すでに」終了して
>いるし、日ソ両国の間に「平和及び友好善隣関係が回復」されています。
無条件降伏をした敗戦国日本に対しても、ソ連邦の寛大なおぼしめしと対日友好姿勢により、
平和条約締結に伴い歯舞・色丹の2島を譲り受けることが許された。けれども無条件降伏した以上、
それは「返還」ではない。すべての請求権を放棄した上で、専ら戦勝国ロシアの好意にすがって
譲り受けるということ。しかもそれはあくまで日露の平和条約が締結された後のお楽しみ。
「日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、1945年8月9日以来の戦争の結果として生じた
それぞれの国、その団体及び国民のそれぞれ他方の国、その団体及び国民に対するすべての請求権を、
相互に、放棄する。」
「 ソヴィエト社会主義共和国連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、
歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、
日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする。」
http://www.hoppou.go.jp/gakushu/data/document/doc19561019/ >日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡す
「プレゼント」として「譲る」というスタンスだ
「プレゼント」として「譲る」というスタンスだ
「プレゼント」として「譲る」というスタンスだ
また他の例を挙げれば、56年の日ソ共同宣言があるだろう。日本の解釈は、旧ソ連が日本に2島の
返還を法的に認めたというものだが、ロシア側にとればこれは、約束ではなく、(2島返還の)提案だった
ということだ。そして、日本が我々の提案を拒否し、今も拒否し続けている。ロシアが二島返還を提案
したというのは、あくまでも平和条約を結んだ後に、いわば「プレゼント」として「譲る」というスタンスだ。
「譲る」ことはできる。でも「返還」ではない。ここが微妙なところだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/erp11050418010004-n1.htm >>295 >いよいよ佳境を迎える(かもしれない)日露交渉において最大の影響をもたらす
>外部要因は「アメリカ合衆国」だろう。
今のところ対米従属の日本のわれらは「北方4島は日本領」という戦勝国のアメリカ見解を支持しています。
けれども日本のわれらは「無条件降伏」をしてしまったので、もう一方の戦勝国ロシアに対して、
何らかの権利を主張できるわけではありません。北方領土返還運動は専ら対米従属意思の表明であって、
戦勝国ロシアに対する異議申立てをしているわけではございません。繰り返しますが日本のわれらは
「無条件降伏」をしたのであって、先の戦争の結果について戦勝国に対する請求権は一切無いです。
違うか?
298 :
七つの海の名無しさん:2012/08/29(水) 09:21:21.23 ID:HmPBh3sC
核があればねー。
憲法9条とかただの文章が世界平和に貢献するなんてことありえないのに。
世界を平和にしたかったら中国・ロシアと同じくらいの軍事力をもたなきゃ平和にならないのに。
そりゃ日本が弱かったら他国は平和だよ。軍隊が日本に攻めてくるだけで、ロシアとか中国の国内は通常営業。
日本の中だけ悲惨。
299 :
七つの海の名無しさん:2012/08/29(水) 09:24:13.28 ID:86Anqm4I
シニャキン外交副委員長、キミは優秀な人間だが、もう少し歴史を勉強すべきだ。
300 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/29(水) 09:29:43.21 ID:umVYSO1E
>>295 >いよいよ佳境を迎える(かもしれない)日露交渉において最大の影響をもたらす
>外部要因は「アメリカ合衆国」だろう。
北方領土問題が解決しないのは、「日本は無条件降伏をしたが、ロシアは北方領土を返還しろ」
という対米従属意思表明運動を日本政府が続けていること。無条件降伏をした以上、先の戦争の
結果について戦勝国ロシアに対する異議申立ては成り立たず、従って日本の主張は「対米従属の
日本のわれらは、もう一方の戦勝国アメリカのほうの見解に従っております」という意味になる。
返還運動は対米従属の口実に過ぎず、本当に返還してもらおうという意思はまったくないということ。
無条件降伏をした日本のわれらの北方領土はどこにも存在せず、北方領土返還運動は対米従属運動。
注1)外務省発表1956年9月7日付け米国政府覚書で、米国政府は『日本は、同条約で放棄した
領土に対する主権を他に引き渡す権利を持つてはいない』と断定し、日本の対ソ交渉に対して
日本の交渉に厳しく制限を加えました。このため、ソ連としては、独立国と交渉をしていると言うよりも、
米国の植民地と交渉しているようになり、領土交渉を諦める事になりました。
なお、同じ覚書の中で、米国政府は『米国は、歴史上の事実を注意深く検討した結果、択捉、
国後両島は、常に固有の日本領土の一部をなしてきたものであり、かつ、正当に日本国の主権下
にあるものとして認められなければならないものであるとの結論に到達した』と、根拠を示すことなく断定し、
二島返還で妥結する事を禁止しています。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Hoppou4.htm >二島返還で妥結する事を禁止しています。
6.1´ 隠れ返還不要論
隠れ返還不要論なる言葉はありません。説明のために作った用語です。
既に、戦後60年、日ソ国交回復からも50年経過しました。50年以上前に、平和条約締結後に
歯舞・色丹の返還が約束されているにもかかわらず、平和条約締結交渉は行われておらず、
領土も1mmも還ってきていません。
返還運動には国民の税金が投入され、返還運動団体や一部の学者には利権が生じています。
また、総務省の役人の天下り先になっている法人もあります。このような団体にとって、北方領土が
返還されたら、せっかくの利権を失うことになります。このため、口では返還を唱えながら、その実、
返還交渉の進展を極度に妨害する勢力が存在します。『北方領土マフィア』『返還運動マフィア』
などと揶揄されます。
「4島一括返還をまるでお経のように唱え続けるべし」と主張する学者もいます。日ソ国交回復から、
50年経っても、1mmも還って来ない主張を、このまま唱え続けて、国民の税金を返還運動関係者に、
ばら撒き続けるのでしょうか。北方領土返還運動に利権のある人にとって、これほどすばらしい主張は
無いでしょう。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Hoppou6.htm
301 :
七つの海の名無しさん:2012/08/29(水) 09:32:14.30 ID:upkoxWqe
外交や条約で露助が信用できない事を思い出せと言うことだな
302 :
七つの海の名無しさん:2012/08/29(水) 09:51:01.63 ID:ipkEJKPA
sdfsvv
303 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/29(水) 10:14:43.72 ID:umVYSO1E
>>293 >1945年の日本降伏は無条件降伏ですよ。それには異議を唱えない。ただし、
>多数のスレに書き込んでおられるから追跡するのに苦労したけど、だつおさんの論考で、
>ちょっと気になることがある。あなたは「時制」(TENSE)をどう考えているのだろうか?
(´・ω・`)戦勝国ならさぁ、敗戦国に文書突きつけて、条約結ばせれば良いじゃん。
(´・ω・`)日本は無条件降伏をして国家主権は国連の管理下になったんだから、
ソ連のやった事は同じ国連に属しながら国連の土地を侵攻し奪っただけ。
>>296 日本国との平和条約 第七章 最終条項(日本語訳文)
第二十五条 この条約の適用上、連合国とは、日本国と戦争していた国又は以前に第二十三条
に列記する国の領域の一部をなしていたものをいう。但し、各場合に当 該 国 が こ の 条
約 に 署 名し 且 つ こ れ を 批 准 し た こ と を 条 件 と す る。第二十一条の
規定を留保して、この条約は、ここに定義された連合国の一国でないいずれの国に対しても、い
かなる権利、権原又は利益も与えるものではない。また、日本国のいかなる権利、権原及び利益
も、この条約のいかなる規定によつても前記のとおり定義された連合国の一国でない国のために
減損され、又は害されるものとみなしてはならない。
南クリルがそんなに欲しけりゃSF条約をロシアはさっさと批准しろ、ということ。
>>297 上
「返還」でも「引き渡し」でも「譲る」でも、あるいは「放射能汚染された愚かな連中にお情けで恵んでやる」でも
いまとなってはもうどれでもよい。ロシア人のすきなように規定すればよい。
307 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 00:31:39.45 ID:71PuacHF
露助、お前のことを、火事場泥棒、泥棒猫と呼ぶんだ、まだ千島、樺太は
日本の領土だよ、阿呆、いずれ、泥棒猫は死ぬことになる
ついでに言えば満州に勝手に居座ってたのも帝政ロシア。
日本軍が叩き出したけどな。
>>297 下
>>303 すいぶんエモーショナルだな。もう少し落ち着きなさい。日本政府は平和条約を結ぶ気満々なんだから。
カイロ宣言において規定されている「強欲と暴力により獲得された領土」
(Japan will also be expelled from all other territories which she has taken by violence and greed.)
を超えて、つまり、
ロシア領土となったことがない土地であろうがどこであろうが、ひとたび連合国に加わりさえすれば
どこの旧大日本帝国領土であっても併合しても構わないのだ、というロシア外交の年来の主張が、
以下のような鬼子を産み出しました。これはロシア外交の偉大?な成果だと捉えるべきなのか?
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_26/chuugoku-okinawa-no-ryouyuuken-wo-shuchou/ 中国 沖縄の領有権を主張
26.07.2012, 01:51 (Voice of Russia)
310 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 00:48:30.57 ID:5dS8R0tG
日ソ不可侵条約破ったことを思い出せ。
戦争による領土取得は国際法では当事者の合意なしには無効だと思い出せ
千島列島は千島樺太交換で平和的に取得されたことを思い出せ
日露和親条約で択捉より南は固有の日本領土としたことを思い出せ
日清戦争以降に戦争や略奪により取得した領土の放棄であって平和的に取得した領土は書かれていないことを思い出せ。
311 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 00:52:42.69 ID:5dS8R0tG
千島列島すべてはポツダム宣言後に占領したことを思い出せ
兵士を国際法に違反してシベリアに抑留してころしたことを思い出せ
312 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 01:01:25.52 ID:NWhWmE2s
北方領土に関して言えば
江戸時代に間宮が詳細に調査して、
千島列島にロシア人が来たこともないし
樺太にロシア人が来たこともないと
アイヌ・北方民族から聞き取り調査済み。
シナ人が樺太北部に交易持ってたらしい。
この点から樺太北部についていえば、歴史的にはロシアどころか
清に権益があった可能性がある。(樺太北方の民族が海峡渡って朝貢してたから)
「ロシア人なにそれ?」
が樺太・千島列島のすべての地域の民族で言える言葉
と間宮林蔵が幕末以前に調査済み。=江戸幕府に正式報告済み。
これが終戦から今までの、
日本の外務省と今までの内閣の外交の成果か・・・
周辺国が欠片も敬意も警戒もしてないな。
改めて問いたいが、今まで一体何を外交してきたの?
314 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 01:04:49.09 ID:auPXEu75
思い出した。絶対に許さない。
>>300 4島返還論を主張しているのは「対米従属」のためじゃない。
冷戦時代はたしかにそうだったかもしれないが、いまはまるっきり時代が変わった。
だいたいアメリカが、いつまでも日本を軍事的保護国として支配しておられるかどうか?
そもそも、アメリカがいつまでも永遠にロシアと対立をつづけるかどうか、わからんよ。
(冷戦ボケした教条主義的4島一括返還論者はもうほっとけ。あいつらは今や老害だ。)
冷戦時代は米ソ2大超大国の対立だったし、ポスト冷戦期は唯一の超大国アメリカが世界を
支配した時代だったが、ポスト・ポスト冷戦期は、中国vsアメリカの対立軸に展開されるはずだ。
仮定の想定だが、アメリカが日米安保条約を破棄したとしても、日本側の(日露交渉開始時の)
主張はたいして変わらんだろう。
欧州とちがって、東アジアには、第二次世界大戦によって生じた国境線を変更したくてしたくて
よだれをたらしてる、強欲で暴力的な国がいくつかあるからさ。残念ながら。
そこが、2度の世界大戦の大量殺戮大量破壊に疲れ果て、ヘルシンキ宣言⇒CSCE(全欧安保
協力会議)へと進んだヨーロッパと、血に飢えた狼がいっぱいの東アジアとの、最大の相違点。
これまた仮定の想定だが、日露がにらみ合いをこれ以上続けて、南西諸島方面が手薄になり、
(中国の直轄領となった歴史が過去に一度もない元朝貢国・旧琉球王国の)沖縄の中国併合が
実現したら、そのつぎに起こる事態は、おそらく、(ロシアの欧州部−アジア部海上連絡路である)
東シナ海の航路妨害とロシアのアジア進出阻止だろう。最悪の場合、清帝国の直轄領だったウラ
ジオストク・ハバロフスクの攻防戦が起きる可能性だって、捨てきれない。沖縄併合後の中国は、
目の上のタンコブがとれ、いまよりずっと傍若無人になるだろう。
こういう事態がおきたとしたら「人を呪わば穴二つ」とか「後悔先に立たず」というかもしれないねえ。
だから日本はロシアとの講和を急ぐ。おしりに火がついてカチカチ山状態になってきたし、ロシアと
対立を続けるより協力を深めたほうが、より益が大きいからだ。ロシアと日本はさまざまな点で、
「ちがいすぎる」ので、競合する分野がすくない。経済的に競合する分野だらけの日韓関係より
ずっと有益で友好的な関係が日露間で将来結べるようになるかもしれませんよ。
317 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 03:16:34.24 ID:6K3p7om8
>>297 沖縄も変換時にはクリスマスプレゼントと言われて返されたんだよ
318 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 03:22:59.78 ID:6K3p7om8
でもまあロシアはシベリア虜囚の謝罪をしてることだけは、評価できる
319 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 03:33:06.37 ID:yARmezza
千島を南下してくるソ連兵を見て日本兵も「無条件降伏したことを思い出せ」と思っただろうよ
320 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 03:45:04.95 ID:Cvk8PjCP
日本は兵力無いから戦争は負けるニダ
ロシアは日露戦争の雪辱を1945年に晴らしたじゃないか
日米開戦させたハリー・ホワイトはロシアのスパイだったということは有名だし
戦後の米ソ冷戦というヤラセで仲悪いフリしてたけど
彼らの核技術はアメリカから得たものだったわけだし
322 :
七つの海の名無しさん:2012/08/30(木) 04:47:05.91 ID:Mb1Lq2hC
無条件降伏が許されると国際法無視できるからな
実際WW2は中立国が最も正義だった
323 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/30(木) 09:19:29.38 ID:V7KYS+kc
324 :
だつお ◆t0moyVbEXw :2012/08/30(木) 09:44:49.89 ID:V7KYS+kc
>>316 >だつおさんよりプーチンさんのほうがずっと頭が柔軟そうだ。
ロシア「日本は無条件降伏をして国家主権を失い、その結果として南千島は合法的にロシア領となった」
日本「日本は法的な無条件降伏を承諾しておらず、従って戦勝国への一方的な領土移転は認められない」
この対立図式で、日露共同で国際裁判に提訴する。4島か2島かではなく、「先に返還」を訴える。
ロシア側は2島だけでも「平和条約よりも先に返還してくれ」、と。10年後の百万円よりも今日の一万円
のほうが値打ちが大きい。なお無条件降伏だったか否かだが、ロシア側が領土問題で口癖のように
引き合いに出してくるのだから、この点をよく議論する必要がある。相手の言い分を全く無視して、
ただ返還返還をお経のごとく叫び続けても交渉にはならない。日本は主張する前に「聞き上手」になるべき。
【ロシア】「無条件降伏したこと思い出せ」 上院外交副委員長が日本批判「内政干渉だ」[12/07/04]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1341368367/ 「無条件降伏」をした敗戦国が、戦勝国に対して戦争の結果について異論を述べることはありえない。
このままでは『無条件降伏をした日本のわれらの意思は無意味だけれども、ただもう一方の戦勝国アメリカが
「北方4島は日本領」を主張しているので、対米従属の日本のわれらはアメリカ見解に従っております』となる。
これではロシア側が返還交渉に出ようにも、むしろ日本の側がそれを拒否してしまっていることになる。
従って戦争に負けた大日本帝国の旧領土を返還せよという「降伏条件」を公式に出すからには、
「無条件降伏ではなかった、従って敗戦国の意思を無視した戦勝国による一方的決定は認められない」
と釈明すること。なお戦争の結果としての領土移転は、フィンランド戦争の最終解決がそうだったように、
戦後世界においても完全な合法。領土移転について「敗戦国の意思」を訴えるのであれば、
「無条件降伏ではなかった」という釈明が必要になる。
>>305 サンフランシスコ条約の第二十六条には
日本国が署名国で無いものと同一の条約を結ぶ義務は
条約の効力発生後三年で満了するとある
ロシアにサンフランシスコ条約を批准する権利はもはやない