現場となったサビーン広場は、政府の大規模な軍事パレードの会場として よく使われていた。 中央治安維持部隊の司令官はアリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)前大統領の おいが務めていた。
国営サバ通信(Saba)は、イエメンのアブドラボ・マンスール・ハディ (Abdrabuh Mansur Hadi)大統領が声明で、「どれだけの犠牲を払おうとも、 テロとの戦争はテロを完全になくすまで続く」と述べたと報じた。 21日の攻撃は、ハディ大統領が同国内で勢力を強める(Al-Qaeda)との戦いを掲げて 就任した2月以降としては最も大規模なものになった。
イエメンの国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系組織「アラビア半島のアルカイダ (Al-Qaeda in the Arabian Peninsula、AQAP)」が犯行声明をインターネット上の ジハード(聖戦)関連のフォーラムに投稿した。 イエメン国防相と、同国南部のアビヤン(Abyan)州のAQAP側の人々に対する 米国の戦争の指導者を狙った攻撃だったとしている。