世界の主要株式市場で、過去1年間の騰落率がプラスなのはヨルダンだけ−。
米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が行った調査でこのような結果が明らかになった。
これは、米国発の金融危機の影響が世界中に波及していることを示している。
S&Pは世界52の主要市場の株価の過去1年間の騰落率を計算。
唯一プラス圏を維持した産油国ヨルダンは34%の上昇となった。
一方、下落率が最大なのは金融危機が深刻化しているアイスランドで75%。
以下アイルランド(55%)、パキスタン(48%)と続いた。
台頭著しい新興国も、中国が47%、ロシアとインドが37%、ブラジルが22%それぞれ下落した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2008100700183