26日付の英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー最新号は、
化学兵器開発に使われているシリアの秘密軍事施設で2カ月前に爆発事故が
起き、死者の中にイラン人技術者がいたと報じた。
シリア北部アレッポで7月26日に起きたこの爆発については、国営シリア・
アラブ通信(SANA)が当時、火災により爆発性物質が爆発してシリア軍
関係者15人が死亡、50人が負傷したとし、破壊活動によるものではない
と伝えていた。
しかし、同ウィークリーはシリア国防関係筋の話として、スカッドCミサイル
にマスタードガスを搭載する実験中に爆発が起きたと指摘。
ミサイル製造施設内で燃料に引火し、(神経ガスのVX、サリンやびらん性の
マスタードガスを含む)化学物質が貯蔵施設内外に撒き散らされたと伝えた。
死者の中にはイラン人技術者数十人が含まれ、このほかのイラン人技術者も
防護服に守られていなかった身体部分に化学物質によるやけどを負い、重傷
という。
同ウィークリーは、この事故により、シリアとイランが戦略協力合意に基づき、
2年以上にわたって化学兵器開発に関与していたとの情報が裏付けられたと
指摘。
イランはシリアに対し、化学兵器開発のための5つの施設について計画、建設、
運営を支援したとしている。
シリアをめぐっては先に、北朝鮮がシリアの核兵器開発を支援していると一部
で報道され、北朝鮮がこれを否定している。
ニュースソース:livedoorーAFPー時事ドットコム
http://news.livedoor.com/article/detail/3313046/ 関連スレ
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