【ドイツ】「帝王」の暗い過去…カラヤン、名演に重なるナチス色（産經新聞）[07/08/06]

□「帝王」の暗い過去　カラヤン、名演に重なるナチス色

　カラヤンはベルリン・フィルハーモニーを３４年間も指揮し、「帝王」と呼ばれた。完璧（かんぺき）な
演奏が称賛されながらも、ナチス党員だった過去は今も厳しく批判されている。

　「王は崩御された。新王万歳！」。ベルリン・フィルに君臨していたフルトベングラーが１９５４年に
死去すると、カラヤンの元に一通の電報が届いた。翌年、正式に後任の指揮者に就任した。

　カラヤンは楽団員に楽譜通りの完璧な演奏を求めたことで知られる。そのこだわりは有名で、
若いころには、辟易（へきえき）した団員が冗談で暗殺計画を企てたといわれるほどだ。
目をつぶって指揮する奏法は端正な顔立ちと相まって、カラヤンの神秘性とカリスマ性を高めた。

　冷戦時、“陸の孤島”といわれた西ベルリンを拠点としたカラヤンは共産主義陣営の人々も
とりこにした。６９年には、カラヤンを愛したモスクワ市民の熱意を受けて、ソ連政府が演奏を許可。
当日は、党幹部らが陣取った会場の外の廊下に若者たちも詰めかけ、壁をメリメリと破って場内に
乱入したとの逸話も残る。ソ連の主催者も熱狂的ファンをつまみ出せず、
ベートーベンの「田園」を聴くのを許したという。

　カラヤン人気は今も健在で、ＣＤ類の売り上げ枚数は１億を超す。単純にいって、１００点が
各１００万枚売れた計算であり、驚異的といえる。

　だが、カラヤンは、名演奏が「唯美的」などと称賛されてきたのとは裏腹に、その暗い過去の
経歴は非難されてきた。

　カラヤンは２９年に、独南部のウルム歌劇場で指揮を始め、ヒトラーが台頭した３３年にナチスに
入党した。独西部のアーヘン市立歌劇場に移籍した後の３５年４月、ヒトラー誕生記念公演で
「タンホイザー」を指揮し、６月には党幹部を前にホルスト・ベッセル作詞のナチス党党歌も指揮した。

　戦後４０年近くもたった８１年に、音楽評論家のロベアト・バッハマンとの会見で、カラヤンが発した
言葉は興味深い。

──あなたは当時、間違いを犯したのか？
　「そう思っていない。アイガーに登るとき、アルプス協会に登録しなければならないなら、
私は署名する。やりたいことのためなら、私は殺人さえ犯したかもしれない」

　カラヤンは８０年代半ばに、元ナチス将校としてユダヤ人強制移送疑惑が発覚したワルトハイム
元オーストリア大統領に関するＴＶ討論を見た際、「非生産的だ」と簡単な言葉で片付けたという。

　深みのある、ドイツの森をも彷彿（ほうふつ）とさせる響きで尊敬されたフルトベングラーは
かつて、「ボロ布（ナチスのカギ十字章旗）がここにぶら下がっている間は、演奏しない」と言って、
ナチス党員になるのも拒絶した。対照的に、目的達成のためナチス党員にもなったのがカラヤンだった。
「帝王」指揮の名曲の調べが美しければ美しいほど、彼がかつて放った言葉が脳裏によみがえり、
名曲もうつろに響いてならない。（ベルリン　黒沢潤）

出典：産經新聞　8月6日9時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000907-san-int

画像：アダージョ・カラヤン
http://tbn0.google.com/images?q=tbn:g-Xy9Wyi_gHjMM:http://www.yamano-music.co.jp/docs/jacket-link/BEDBBAC3.jpg

click here to learn more：
【ドイツ】ヒトラーの元護衛、「今後も秘密は明かさない」 [7/30]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1185843089/l50
【ドイツ】企業が運営団体への財政支援に及び腰　強制収容所跡地[070727]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1185539356/l50
【ポーランド】「作ったのはナチス・ドイツだ」…アウシュビッツ強制収容所の世界遺産登録名称を変更[07/06/28]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1182992213/
【ポーランド】ナチスの「人間石鹸」は本当の話だったことが判明〜ニュルンベルグ裁判の証拠品を分析(10/6)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1160242861/

童貞の暗い過去

童貞の暗い未来

童貞の暗い現在

毛髪力

久々のナチス関連スレ！

ナチススレは必ず伸びる！

元党員だからって関係ないじゃん。
党幹部じゃないんだろ。

カラヤンとバーンスタインと小沢征爾。
背伸びして気取ている奴らの話はコレばっかりだな。

人を用いる要諦は、材木に倣うべし。
良い所だけ採って使えば良く、少し悪い所があるからと言って全てを捨ててしまってはいけない。
天才かつ聖人君子だけが産んだ物しか認められないというのなら、受け入れ側の方こそ天才かつ聖人君子なんだろうけど。

つーかカラヤン本人からしてみれば「それが何？」

だからどうしたっつー話だな

カラヤンはアルメニア人だからアジア人の残虐性がその血となっているのだろう

これが有罪なら
戦争協力した日本の新聞も有罪だがな

カラヤンアポジカΣ

>>9
モンゴル豚のこと？

当時は党員でなければ指揮活動ができなかったという時代背景がある。

それを非難される筋合いはないはずだ。

いまさらなんだよって記事だなあ
サンケイは給料安いからこんなもんか

CDの録音時間　７４分は
カラヤンが演奏する、ベートーベンの第九の演奏時間
を基に決められた。　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　まめ知識

何が言いたいんだ？サンケイは

「マーラーを演奏しないのは、ナチ党員だったからだ」という噂で
先入観をもって聞くようになってしまっていた。
しかし最初の録音の５番のアダージョがそれを解消してくれた。

美しかった。

>>17
フルヴェンだろ

ナチスを差別して、やたらと悪く言うなよ

＞会場の外の廊下に若者たちも詰めかけ、壁をメリメリと破って場内に乱入したとの逸話も残る。
ここが一番ワロタｗ

>>20
「まめ知識」にマジレスしたら負け

ドイツが負けたからこの記事になるわけで
ドイツが勝ってたら>>1の内容は逆転する。

ナチスのどこが悪いと、マジレス！

カラヤンナチスだったのか　知らん方

3Kユダヤ乙

水木しげるが大日本帝国軍による他国侵略のための尖兵だった！
みたいなもんだろ？

カラヤンとかいうからそれっぽく聞こえるだけで。

フルトヴェングラーはヒトラーよりも先にドイツで指揮者として絶対的に
有名で特にベルリンでは、文化人として大きな権力があった。

カラヤンは当時１０代後半の無名な青年だった。国の方針に飲み込まれるのは
自然な事。日本で言う特攻隊となんら変わりない愛国心。

さらにフルトヴェングラーのような指揮者になりたいと言う夢も持っていた。
だれが彼を否定できるのでしょう、ナンセンス。

>>20
確かに、フルヴェンの平均演奏時間７３分
カラヤンの平均６６分という記載がありました。
まことに、申し訳ない。

ナチ党員がどうのこうのって、関係ないだろうに。

党員にならなきゃ指揮者になれない時代だったんだから仕方ないと思うんだが。

ナチス党党歌「旗を高く掲げよ」は別名「ホルスト・ヴェッセル・リード」と呼ばれていますが
実はホルスト・ベッセルの作詞ではありません。
彼はナチス草創期のゴロツキ党員で、ドイツ共産党との銃撃戦で死んだため神格化され「党歌の作詞者」とされました。
元の歌詞は共産主義者のヴィリ・ブレーデルによって赤軍前衛同盟のために書かれた詩をナチス党活動に合うように
編集したというのが今日における定説です。

カラヤンの問題点は無名時代に党員だったと言うことよりも、彼が有名になってから
まるでヒトラーのような帝王ぶりを音楽業界で完璧にやってのけた事。次世代の指揮者たちを
可愛がる振りして、思い切り蹴落とした。だから今更「昔は党員だった」と言われて
しまう。レッスンはしてやったが、決して実際のチャンスは与えなかった。

ただそれは逆に才能を高く認められたと言う意味だった。

そもそも元同盟国がナチス非難かい。
おめでたいな

何が言いたいんだかわからん。演奏の中にナチス色を見出したとでも言うのか。

後の琴欧州である

ああ>>28が正論だな。
産経記者、勉強しろ

>11
カラヤンはアルメニア系ではない。
カラヤンスクというギリシャ系の苗字が元。

そういや今の法王も、元ヒトラーユーゲントだといって
叩かれてたな。ユーゲントなんて単なるボーイスカウトだろ。
まさに魔女狩りだな。

カラヤン自身はナチだったことに誇りを持ってたじゃん。
本人が満足してることに外野がガタガタいう問題じゃねえだろ。

>37
アサヒっぽい産経もいる

朝日っぽい論調だよなこれ

>>28
簡潔にして、ものすごくわかりやすいですねー。ありがとうございます。

芸術はリベラリズムの発現だから愛国心とは矛盾する。
愛国芸術とやらがおしなべて低俗なのはそのため。
指揮者は作家同様その人生も評価されなくてはならない。
従ってカラヤンはその人気と裏腹に低俗であることは否めない。

>>1
ナチスだった過去って、そりゃあの時代ドイツにいたら
何かしらナチスと関係があるだろよ。

フルトヴェングラーだって法王だってバチカンだって
ナチスと関係してたし、アルゼンチンだってズブズブだったろ。

読み始めてソース朝日かなと思ったら、ナ何と産経！、へーえと思った。熟年老年層の増える今後は
クラ音好きは朝日から産経に換えるかも知れない。最近は産経クラ音に力入れてるし。
>>28
>>37
>>43
……、！！！

>>38
⇒ カラヤニス、先祖はギリシア領メケドニアのコザン出身。
ーアンが付いてるからアルメニアンに間違えられる。

>>28

ちなみにフルトヴェングラーではなくトスカニーニな。

どこが悪いんですか？

指揮者になりたくて
どこが悪いんですか？

>>48
正確には「トスカニーニにも！」．1931年、トスカがバイロイトで指揮するってんでカラヤンは
ザルツ〜バイロイト（直線距離約250km）を自転車に乗って聴きに行ってる。カラヤン23歳。

戦前（戦中？）の白黒映像を見たことあるが、
長髪でホストっぽかった。

>>27
凄い説得力だ。

カタリーナ・ワーグナーのマイスタージンガー演出（大ブーイング）と
発言、「バイロイトが存続する限り責任はとり続けなければならない」
のほうがニュースヴァリューははるかに大きいのにな。

>>2-4
あのなぁ、おまいらw

>「そう思っていない。アイガーに登るとき、
>アルプス協会に登録しなければならないなら、
>私は署名する。やりたいことのためなら、私
>は殺人さえ犯したかもしれない」

さすがは、巨匠だな。
才能ある人はその才能のためにしか生きられない。

むしろ、カラヤンに凄みを感じるよ。

カラヤンのビデオ見たら、
カラヤンが反ナチでフルヴェンが親ナチって言ってたぞ。

ナチスとユダヤ、文化人の協力関係は
ﾌﾙﾄｳﾞｪﾝｸﾞﾗｰとワルターで・・・カラヤンはいいよ
祖国を出てアメリカで音楽活動か、
制約を受けながらもドイツで国民と共にか

そう言えば故柳家小さん師匠も226事件に関わっちゃったと言っていたよな。
まあ下っ端の兵隊だったらしいが
産経に言わせたら
「国宝」に暗い過去…小さん、名高座に重なるクーデター色
となるのだろうか。

あちらじゃナチ党員であったということは、日本人じゃ想像つかないくらい
マイナスイメージなんだよねえ・・

>>56 そのビデオはフルトヴェングラーの死後、
カラヤンの影響力が大きい時に作られたのではないかと思われ。
カラヤンは様々なところに影響力を行使した人。

【総本部】ナチス★ヒトラーとその側近たち Part2
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1104209060/l50
【ＩＢＭ】アメリカとナチスの黒い関係【石油財閥】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1142342878/l50

才能が本物で素晴らしい実績を残しているのであれば人格なんてどうでも良いよ。

アウシュビッのガス室ってしょぼい建てもんなんだけど、毒ガスをどうやって
回収してたんだろう？
毎日5000人くらい殺してた計算になるんだけど、気密性が良くないんだよな
写真でみると。煙突あるけどあんな低い煙突から大気に毒ガス出したら周りが
死体だらけになっちゃうしな。死体回収するにしてもどうやってやったのかな？
ガス完全に抜かないと入れないよな？

>>63
胴衣。リビジョナリストではないつもりだが、正直、不思議だ。
事故多発で、毎回、相当数の看守らが死傷したのではないだろうか？

>>1
>「帝王」指揮の名曲の調べが美しければ美しいほど、彼がかつて放った言葉が脳裏によみがえり、
>名曲もうつろに響いてならない。

非生産的だな。

カラヤンごときでそんなん言われてたら現ローマ法王さんの立場は
どうなるん

カール・ベームとかアルフレッド・コルトーとか。

>>58
上官に命じられて、陣中で一席ぶたされたそうな。
金語楼はしゃんりくを慰問中に蒋介石の大軍に包囲されて、死を覚悟したとかとも。

芸術は倫理を超越したもの。カラヤン自身の立ち振る舞いが
非難されるのはわかるけど、それによって残した作品の良さが損なわれることはない。

純粋にカラヤンの演奏がヘボというのはわかるが、ナチス党員だったから演奏がヘボってのは変。

自分で作ったロケットで月に行く目的の為
ナチスに手を貸したフォン・ブラウンに通じるな

カラヤンと同じようにナチス党員どころか親衛隊少佐にまで重用された
ウェルナー・フォン・ブラウンの過去はほとんど語られない件について。

日本の敗戦記念日特集を見る度に、歴史の記録なんて戦勝国の都合・勝手で
造られていると思う。

非生産的だ

ほら見ろ、ナチススレはよく伸びる

この記事にしたってアンチカラヤンが喚いてるだけだろ

要するに、戦争やるからには、勝たなあかん、ということやな。
いつの世も、勝てば官軍、負ければ賊軍。

これしか批判できないのかよブサヨどもは。

>>71
彼のお陰で今日のUSの宇宙開発が有るからね。

ようするに、政治とか気になって
芸術を芸術としてまっとうに評価できないと言っているのか

>>75
敗戦時には大人たち、ってことは大正生まれ以上の年配者は其れを知ってたんだ。
所が、若輩者は知らないから今みたいな状態に陥ったんだ。独みたいに何回も同じ経験してる
国じゃ然う為らなかった。

あの当時のドイツって多くがナチス党員でしょ？
有名になれば叩かれるのか？おかしくねえか？

産経、朝日の読者を取ろうとする策略か？

>>77
ロシアのコロリョフ博士の方がブラウンより上
孫はロシアで和食ファミレスチェーン「ヤキトリヤ」をやって大成功してるし

ハゲ？

クラ音好きかどうかは別にして、書き込んでる連中は物事を弁えた常識有る人であるのには
感心した。クラ音解釈には一切触れないから。

ユダヤ人を減らすためにしたことでしょ。
いいことだよ。

今は誰もユダヤ人を止められなくて、
世界中の戦争は陰でユダヤが全て関わっている。

カラヤンが元ナチなんて
昔から言われてる事で

今更わめいたってねえ・・・

>>81
産経は「日本とドイツはやった事が違う」つー主張だから
ナチ叩きは産経的にはありなんじゃねーの？

82
はぁ？ツィオルコフスキーの方が上だし。フォンブラウンからもコロリョフからも尊敬された。だからフォンブラウンはナチの時もアメリカ人の時も馬鹿な反ソ派じゃなかったわけ。

＞──あなたは当時、間違いを犯したのか？
＞　「そう思っていない。アイガーに登るとき、アルプス協会に登録しなければならないなら、
＞私は署名する。やりたいことのためなら、私は殺人さえ犯したかもしれない」


感動した。よほどの確信と自信がないとこうは言えない。
芸術家の誇りだな。

宇宙に逝く為なら悪魔とでも手を結ぶだろう。
そして本当に到達した。

なぜか日本ではあまり報道されないが、ベームの姑息さのほうが問題視される事もある。
年齢的にも責任なしとは言い難くもあり。
メンゲルベルクなどは到底庇い切れないとは言え、気の毒ではある。