モロッコ・カサブランカで10日に続き自爆テロ2件が発生、アルジェリアでは米大使館がテロ再発を警告(4/14)

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1ゲンダイ系φ ★

◆Suicide bombers strike Casablanca(AP/CNN)
http://edition.cnn.com/2007/WORLD/africa/04/14/morocco.bombers.ap/index.html

モロッコ最大の都市で経済の中心であるカサブランカで14日、自爆テロ2件。爆発によ
りテロ犯2人が死亡、女性1人が負傷。警察は(爆発物を装着した)自爆ベルトを身につ
けた男性、他に2人を現場で逮捕。

テロ現場は米国文化センターの裏の通り。米国文化センターの付近には米国領事館とシ
ナゴーグがある。
当局は死亡したテロ犯のうち1人を1975年・カサブランカ生まれのMohamed Mahaである
と特定。当局が把握していなかった人物とのこと。

カサブランカでは10日(火)にも3件の自爆テロが発生、また爆発物を起爆しかけていた
とされる4人目の容疑者を警察が狙撃し、容疑者の男性は死亡している。

相次ぐ自爆テロにより、モロッコと周辺諸国でのテロの恐怖が急速に高まっている。
カサブランカでは先月にも、ネットカフェで自爆があり、自爆犯が死亡したほか4人が負
傷している。
モロッコは隣接するアルジェリアで暴力が続いていたにもかかわらず安定した国情で知
られていた。しかし、2003年5月にカサブランカで5件の連続自爆テロがあり45人が死亡、
当局は武装勢力に対する前例のない掃討作戦を開始、数千人を逮捕、逮捕されたなかに
はアルカイダ・関連組織との協力関係にあり、モロッコや海外でテロを計画していたも
のも含まれていたとされる。

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11日には、隣接するアルジェリアで自動車を使った自爆テロがあり、33人が死亡、200人
以上が負傷、アルカイダが犯行声明を出している。このテロは首相官邸と警察署を狙っ
たものだった。

米大使館は14日、アルジェリアの首都アルジェで新たなテロ攻撃が予想されると警告を
発出。大使館の発表は、アルジェの中央郵便局や国営テレビENTVの付近でテロが考えら
れるとしているが、根拠は示されていない。
アルジェリア当局は、国営ラジオ・テレビによると、11日にテロを実行したとされる3人
のうち1人の身元を特定したと報道。アルジェ近郊の貧しい地域出身の若者だったとして
いる。仏語新聞Liberteが情報元を示さず伝えているところによると、麻薬密売関係の前
歴で3年間の懲役となった経験のある23歳のBilal Oudinaとしている。半年前からイスラム
主義のサークルを信奉し常連になっていたが、3か月前に住居近くで見かけなくなってい
たという。

「北アフリカのアルカイダ<Al Qaeda in Islamic North Africa>」はアルジェリアの自爆
テロへの関与を認めている。同グループは従来GSPC(Salafist Group for Call and
Combat)として知られていたが、アルカイダと公式に関係づけられたのは今年の年初。
1992年から活動する反政府勢力により設立され、政府打倒を目論んでいる。政府の恩
赦も拒否している。
同グループは、イスラム過激派グループの情報センターとして知られるウェブサイトに
自爆犯の詳細を掲載している。同サイトによると、首相官邸に対する自爆テロを行った
のはMouaz bin Jablで、680Kgの爆発物を使用したとのこと。

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【アルジェリア】アルジェリアのテロ、「アルカイダ系組織が犯行声明」と報道[07/04/12]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1176426791/l50
【アルジェリア】首都で複数の爆発、17人死亡=国営通信 [4/11]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1176337167/l50
2七つの海の名無しさん
テロはぜひアメリカとイスラエル関係だけにお願いしますの2get