【露】ロシア、１１日に統一地方選　親大統領の「第２与党」が結成　民主化後退、鮮明に［03/11］

ロシアで今月１１日、統一地方選が行われるのを前に、政治勢力の親クレムリン化が
進んでいる。先に旧３政党を統合し親大統領の“第２与党”が結成された。

さらに民主派の少数野党が地元選管などにより各地で立候補登録を拒否されるケース
が目立つ。ロシアでは今年末に下院選、来年３月に大統領選を控えているが、民主化
の後退ぶりがより鮮明に浮かび上がっている。

地方選を前に誕生したのは「公正なロシア」。ミロノフ上院議長の率いる「生活党」
が左派系野党の「祖国」と「年金党」を昨年１０月に吸収統合し、先月末に第１回
党大会を開いた。

「公正なロシア」は連邦構成体９０近くのうち今回改選される１４議会選のすべてに
候補者を立てており、躍進が予想される。

新党の党首に就任したミロノフ氏は先の党大会で「（与党）統一ロシアはわれわれを
恐れている」と述べ、表向きは同党が“野党”であることを強調。

だが、同氏は早々と「大統領選に立候補しない」と親クレムリンの立場を明言しており、
「（同党は）完全な権力政党」（露紙ベドモスチ）とみられている。

しかも、「公正なロシア」は「勤労者の権利擁護」や「大資本の管理」と共産党に酷似
した政策を掲げ、「われわれには２０世紀ロシアの歩んだ歴史を掃きだめに捨てる権利
はない」などと表明。

民主派識者の間では同党が最大野党である共産党の壊滅を狙っているとの見方も強い。

一方、政府は今回の地方選を前に、立候補届け出に必要な政党の党員数や支部数を引き
上げるなど少数野党排除の政策を進めたため、今回の選挙には既存３２政党のうち１５
政党しか候補者登録を認められなかった。

その１５政党の中でも、ソ連崩壊後の伝統的な野党勢力であるリベラル政党「ヤブロコ」
がロシア第２の都市サンクトペテルブルクなど３地方で、「右派連合」が４地方で
「技術的理由」（地元選管）から立候補登録を拒否された。

これらの政党は、届け出書類への数千カ所のサインなど非現実的要求を突きつけられた
という。

現在、ロシア下院では与党・統一ロシアが約７割の議席を占め、「公正ロシア」も
合わせると大統領支持勢力は９割近くに達する。上院は事実上の大統領任命制だ。

地方選を前にした一連の動きには、親クレムリン勢力の基盤を固めて年末の下院選に
弾みをつけ、プーチン大統領の意中の後継者への権力継承を確実にする政権の狙いが
あるとみられている。

ニュースソース
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070310/wld070310000.htm

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ロシアが民主化なんて夢物語ですよ

「技術的理由のため」「○○安全保障のため」「誠意がこもっていない」
はいはい

ユダヤＶＳプーティンコ

ロシア北方四島がばければ一番仲良くしたい国だ

共産主義(゜〜゜)ふぅぅぅん
逆行が加速してきてるな

そろそろプーチン朝ロシア帝国の誕生か

クーデター勃発でひどい政治混乱状態になるか、
ないし一挙に急進自由主義化するかのどっちかしかロシアには待っていない