【東ティモール】大統領選に８氏が立候補、暴動誘発の懸念［03/02］

東ティモールの最高裁判所は１日、４月９日投票の同国大統領選に与野党党首ら
８人が立候補を届け出、受理した、と発表した。

若者集団による抗争や略奪が続き、隣国インドネシアが国境を閉鎖するなどの政情
不安が続く中での選挙戦となる。

各政党が集票運動を活発化させるとともに、大規模暴動を誘発するのではないか
との懸念も強まっている。

立候補を届け出たのは、ノーベル平和賞受賞者で現首相のラモス・ホルタ氏、最大
政党・東ティモール独立革命戦線（フレティリン）党首で国会議長のルオロ氏、
民主党党首のラサマ氏、ティモール社会民主連合党首のアマラル氏ら８人。
グスマン大統領は出馬しない。

「国民に人気のあるホルタ氏と組織力のあるルオロ氏の事実上の一騎打ち」（外交筋）
との見方が出ているが、治安の悪化などから野党への支持も高まりつつあり、情勢は
混沌（こんとん）としている。

先月２５日には、昨年４〜５月に反乱を起こして潜伏中のラインハド元少佐が警察の
詰め所を襲い、自動小銃などを奪って逃走。治安の悪化を憂慮したインドネシアは
２６日、国境封鎖に踏み切った。

２００２年に独立した東ティモールは、騒乱状態に陥った昨春以降、警察組織がほぼ
崩壊。国連平和維持活動（ＰＫＯ）の国連警察に治安維持をゆだねているが、今年に
入ってコメ不足が深刻化、２月には、怒った住民が略奪や放火を繰り返し、国連車両
３８台が投石される事態となった。

若者集団の抗争による死者も相次ぎ、同月２３日には、避難民キャンプの騒ぎを鎮圧
しようとしたオーストラリア軍兵士が逆に襲われたために発砲、住民２人が死亡した。

こうした衝突や騒動は、一部の政治勢力にあおられているとの見方もあり、地元
ジャーナリストは「ホルタ現政権に対する国民の批判を高めるため、ホルタ首相
と対立するフレティリン内の守旧派が操作しているのではないか」と話す。

失業率６０％とも言われる経済の閉塞（へいそく）状況は、暴動の火種としてくすぶり
つづけており、外交筋も「選挙戦が進むにつれ、国民の不満が政治的に利用される懸念
がある」と警戒している。

ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070301id23.htm

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http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1172441343/l50

２わとり泥棒の朝鮮通信使

オーストラリアいい加減にしろ。