□森本所属カターニア戦で暴動…警官死亡、100人けが
【カターニア(イタリア)=千葉直樹】イタリア南部のシチリア島、
カターニアで2日夜に行われたサッカーのイタリア1部リーグ(セリエ
A)カターニア-パレルモ戦の試合中に、一部ファンと警官隊がスタジ
アムの外で衝突した。
ロイター通信によると投げつけられた爆発物で車に乗っていた警官1
人が死亡し、サポーターら100人以上が負傷した。カターニアにはJ
2の東京Vから期限付き移籍中のFW森本貴幸選手(18)が所属して
おり、この日の試合にベンチ入りしていた。
イタリアでは先週末にも、アマチュアリーグのクラブ関係者が試合後
の乱闘に巻き込まれて死亡する事件が起きており、事態を重く見たイタ
リアサッカー協会は、今週末から国内リーグの試合とイタリア代表の国
際試合を、無期限中止とすることを明らかにした。
この日の対戦は、同じシチリア島内に本拠を置くライバルチーム同士
が対戦した、いわゆる“ダービーマッチ”で、ファンが過熱することで
知られる。現地の報道などによると、暴動は、スタジアムに入場しよう
としたファンと、人の波を整理しようとした警察との小競り合いが発展
したものと見られ、警官隊が制圧のために使用した催涙ガスがグラウン
ド内に流れ込んだため、試合は約35分間、中断された。スタジアム周
辺の路上では警察車両への投石のほか、車が倒されたり物が燃やされ、
救急車のサイレンが響き渡るなど、一時騒然となった。
出典:2007年2月3日10時14分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20070203it02.htm?from=top 関連スレッド:
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