パキスタン政府は18日、先に拘束されたアフガニスタンのイスラム強硬派勢力
タリバーンの「報道官」とされる人物が「(タリバーンの最高指導者)オマール
師がパキスタン情報機関当局の保護の下に同国内に潜伏している」と述べた問題
に関し、「馬鹿馬鹿しい」と全面否定した。
発言したのはタリバーン報道官とするモハンマド・ハニフ氏で、16日にパキスタン
からアフガンへ越境しようとして拘束された。
同氏は、オマール師の側近とされる。タリバーンには、報道官が多数いるとされ、
衛星電話などで報道機関にテロ事件の犯行声明を流している。
ただ、タリバーン報道官を名乗る人物が、オマール師のパキスタン潜伏に言及した
のは初めてとされる。
アフガン政府は、パキスタン情報機関の一部勢力がタリバーンに加担していると
主張している。
アフガンとパキスタン両政府は現在、タリバーンや国際テロ組織アルカイダ要員の
越境問題やその対策で意見対立している。
アフガン政府はハニフ氏の尋問の模様を伝えるビデオを発表、オマール氏がパキスタン
西部のクエッタ市に潜み、パキスタン情報機関の元責任者が同国の宗教学校で
自爆テロ犯の育成に当たっているとの発言を公開している。
これに対し、パキスタン軍はビデオの発言内容は強制手段の結果である形跡がみられ、
確かな証拠があれば提出して欲しいと反論している。
ニュースソース
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200701180029.html 関連スレ
【アフガニスタン】アフガン当局、タリバン報道官を逮捕[01/17]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1169101919/l50 【アフガニスタン】ゲーツ米国防長官、対タリバン戦の米軍前線基地を訪問[01/17]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1169029469/l50