AP通信によると、米ユタ州で結婚を翌日に控えていた娘が実の親によって
誘拐された事件の裁判が先週、同州で開かれ、娘のジュリアナ・レッド・マイヤーズ
(21)さんが、初めて証言台に座った。
ジュリアナさんは、何度も涙ながらに証言したが、父親のレミュエル・レッド容疑者
(59)と母親のジュリア容疑者(57)は無罪を主張。
両者は裁判所舞台にした文字通り骨肉の争いに入った。
ジュリアナさんは今年8月4日、衣服を買うため、両親と一緒に外出したが、車は目的地
とは全く方向が違うコロラド州に向かった。
車中で両親は新郎のペリー・マイヤーズさんについて「邪悪で不道徳、暴力的な男だ」
と言い聞かせ、ジュリアナさんに結婚を断念させようと説得したという。
衝撃的だったのは、同州サリナのガソリンスタンドでの出来事だった。「私はトイレから
出てきて、両親に向かって、車にはもう戻らないと言いました。すると2人は私の腕と髪
をつかんで、壁に体を押し付けたのです。さらに、モーゼの十戒をすべて破っていると
非難し、価値のない邪悪な人間だと私に向かって叫び続けたのです」と語った。
3人はコロラド州グランドジャンクションで一夜を明かし、翌日に3人そろって自宅に戻った
ジュリアナさんは8月8日、無事に結婚。
来年3月には子供を出産する予定だ。
しかし、肉親との亀裂は残ったまま。裁判所が第2級誘拐罪を認めれば、レミュエルと
ジュリアの両容疑者には、最高で15年の刑務所生活の判決が言い渡される可能性がある。
ニュースソース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2833617/detail 関連スレ
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