【レバノン情勢】レバノンのラフード大統領「仏大統領が内政干渉」と強く非難 前レバノン首相暗殺の関与も否定[11/19]

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レバノンのエミール・ラフード大統領は17日、中東の衛星テレビ局、アルジャジーラと
会見し、その中でシラク・フランス大統領がレバノン内政に干渉していると非難すると
ともに、自身はハリリ前レバノン首相暗殺事件(2005年2月14日発生)に一切関与
していないと言明した。

前首相暗殺事件に関し、ラフード大統領は国連による同事件調査・裁判が政治的に
利用されないよう求めた。

アナン国連事務総長は16日、国連安全保障理事会に対し、前首相暗殺事件の容疑者
たちを裁く法廷が第三国から選ばれた判事たちを中心に構成されるとの報告書を提出した。

この日のラフード発言は同報告書提出を受けて行われた。

親シリア派として知られるラフード大統領はアナン報告に反発するとともに、現状の政治
危機および親シリア派でイスラム教シーア派の閣僚たちが辞任したことにより、レバノン
現政権の存立基盤が揺らいでいると警告した。

レバノン現政権は、ラフード大統領とは立場を異にしている反シリア派のフアド・シニオラ首相
が率いている。

ラフード大統領は、「レバノン憲法の規定によると、ひとつの宗教会派が政権から完全に離脱
した場合、その政権は合法性を失う」と説明した。

さらに同大統領は、「このためシニオラ政権はもはや合法ではなく、同政権が国連に送る
代表団も合法ではない」と指摘、シニオラ政権が国連との間で交わすいかなる取り決めも
認められないとの見方を示した。

と同時にラフード大統領は、「シラク大統領がレバノン内政に口をはさんで干渉し、国連に
影響力を行使しようとしている。フランスに拒否権があることを忘れてはならない」と述べ、
シラク大統領の最近の発言を強く非難した。

その上でラフード大統領は「私はハリリ前首相暗殺に関与していない。同暗殺事件の裁判が
真相解明に向けてまともに行われ、政治化されないよう期待している」と主張した。


ニュースソース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2738524/detail

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