【映画】イーストウッド監督の硫黄島双子映画、全米公開へ[061016]

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192七つの海の名無しさん:2006/10/28(土) 01:22:13 ID:yFib9tTk
>>86
うちの爺さんは、俺を宅急便屋と間違えたんだぞ。
193七つの海の名無しさん:2006/10/28(土) 19:36:39 ID:bDGtlj9+
今日観てきた。戦闘シーンは少なめ。
回想シーンとして散発的に出てくるのみ。
CGはさすがによかった。
米側が行なった残虐行為は描写なし。
194七つの海の名無しさん:2006/10/28(土) 20:09:08 ID:8tIdFhNh
>>193
俺も観てきた。
どことなくアメリカっぽくないけど、
やっぱりアメリカ…という感じ?基本的に薄く淡い印象。

あと、砲撃ケチった話も少し出てた。

とりあえず、硫黄島からの手紙も
観ようかという気にはなったような…んー、微妙。
195七つの海の名無しさん:2006/10/28(土) 20:19:02 ID:82L7oQPV
>>191
報道内容がけしからんというなら、何故正規に摘発しなかったのか?
それが出来ないからといって、ねらい打ちの前線送りか。職権濫用だ。
憲兵上がりの東條が、その程度の事を理解していない筈も無かろう。
さらに、職権濫用を指摘されたら、取り繕う為に無関係の人を大勢巻き添えにした。

馬鹿大将も極まれり。こんな奴に国運を任せていたとは。
196七つの海の名無しさん:2006/10/28(土) 23:53:14 ID:nZ73qLnL
でもクリントイーストウッドて日本映画にかなり影響受けてるよな?そう思わんか?
197七つの海の名無しさん:2006/10/29(日) 01:04:13 ID:QQ2OogKl
>>195
腹の虫の居所が悪かったんだろ、東条も人間だからな。
198七つの海の名無しさん:2006/10/29(日) 02:14:18 ID:KZAGafvA
真珠湾攻撃(映画:パールハーバーver)
http://www.youtube.com/watch?v=PxTyjentRso
真珠湾攻撃(映画:(トラ・トラ・トラver)
http://www.youtube.com/watch?v=ycbkm1lvgmI
日本帝國海軍 ビデオクリップ
http://www.youtube.com/watch?v=k5b4-iIp3pQ
硫黄島の戦いフラッシュ
ttp://www.geocities.jp/napowhis/haruyokoi.html
沖縄戦フラッシュ
ttp://members.jcom.home.ne.jp/rekisi-butaiura/okinawa.htm
北のひめゆり 樺太で起きた悲劇フラッシュ
ttp://www35.tok2.com/home/sousei/
アニメ [ザ・コックピット] 桜花シーン
http://www.youtube.com/watch?v=eiuqkDeWRYs
神風学徒 特攻出陣記録映像集
ttp://www.geocities.jp/isharenejp/tokko_syutuzin.html
軍歌 海行かば(フラッシュ)
ttp://y4444y.hp.infoseek.co.jp/flagk/umyk.html
ジパング(海上自衛隊+旧日本海軍)
http://www.youtube.com/watch?v=51rIaskPAfM
JAPAN SAVER (We survive)
http://www.youtube.com/watch?v=k2UcwpMMWfo
航空自衛隊
http://www.youtube.com/watch?v=_Ggorn4Z62I
http://www.youtube.com/watch?v=JCeKA26DysQ
陸上自衛隊
http://www.youtube.com/watch?v=qb5zdNY2GTM
http://www.youtube.com/watch?v=YHywGFoAHJc
自衛隊
http://www.youtube.com/watch?v=yjNQRrToFno
http://www.youtube.com/watch?v=KkFRbDE1pOM
199七つの海の名無しさん:2006/10/29(日) 11:34:16 ID:gthCMWNy
はしゃいでいて海に落ちた兵隊が置き去りにされていくのは哀れだった
200七つの海の名無しさん:2006/10/29(日) 16:10:16 ID:Wx9QUYFo
クリント・イーストウッドといえば
夕陽のガンマンは好きだったな
201名無し:2006/10/29(日) 19:09:27 ID:8kNyzv45

原書の『硫黄島の星条旗』を読んだ。
一部、事実と違う。

原書の中の日中戦争の記述では、日本軍は南京で30万人の大虐殺を実施したことに
なっているが、あれは国民党の宣伝省が行なったまったくのウソ

詳しくは『南京事件・国民党極秘文書から読み解く』より
202七つの海の名無しさん:2006/10/29(日) 22:57:10 ID:/R90VVDe
犬HK特番で旗立てた5人のその後の経歴語ってたけど、醜かったな〜内3人はアルちゅうで死亡、一人戦死、悪意全開見てて気分悪いは
203七つの海の名無しさん:2006/10/30(月) 03:14:45 ID:BbctkjMY
>>157

無慈悲なお前に乾杯。

相手は悪、だが負け戦とわかっていても戦う根性の無いお前には
この先一生ロマンは無い。
204七つの海の名無しさん:2006/10/31(火) 14:16:31 ID:KRqWMH0R
316 名無シネマ@上映中 New! 2006/10/31(火) 14:09:14 ID:7QOfrmCl
> 公式ホームページに硫黄島の手紙の予告が見られるよ。

ttp://pdl.warnerbros.com/wbol/jp/iwojima-movies/trailer/iwojima_trailer2_1000k.wmv
「硫黄島からの手紙」予告

ついでに
ttp://pdl.warnerbros.com/wbol/jp/iwojima-movies/trailer/fof_trailer_1000k.wmv
「父親たちの星条旗」予告
ttp://pdl.warnerbros.com/wbol/jp/iwojima-movies/trailer/iwojima_trailer_1000k.wmv
「2部作篇」予告
205七つの海の名無しさん:2006/11/02(木) 03:36:25 ID:IqULtYtK
BF1942 "硫黄島攻防戦 〜island of hell〜"
http://www.youtube.com/watch?v=jB5REmvw-0M
206YUMET:2006/11/02(木) 03:57:15 ID:bwa6MRvr
FROM JMM Oct. 28 edition!
 ■ 『from 911/USAレポート』第274回
    「硫黄島からイラクへ」
 ■ 冷泉彰彦   :作家(米国ニュージャージー州在住)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「硫黄島からイラクへ」

 第二次大戦末期の硫黄島における戦闘を描いたクリント・イーストウッドの監督作
品『父親たちの星条旗(原題は "Flags of Our Fathers")』は戦争映画の傑作とし
て歴史に残るでしょう。先週お話したように、この作品は戦闘をアメリカ側の視点で
描いていますが、同監督は対になる作品として『硫黄島からの手紙』という日本側の
視点からの映画も用意しています。ですから二作を合わせた評価がされるべきだとも
思います。
 ですが、この時点であえて「アメリカ側」の作品だけを取り上げるのには理由があ
ります。それは、この作品が戦争映画として過去の歴史を描いているだけではなく、
現在進行形での政治的告発を含むものだからです。現在進行形での告発というのは、
イラクでの戦闘を始めとした戦争一般に対する批判と言って良いのでしょう。11月
に中間選挙を控えたこの時期にアメリカで本作品が公開されたというのは、それなり
に意図があり、「一方の作品」が公開されているだけの現時点でも論評されて構わな
いのだし、されるべきだと思うのです。
 この作品の主要なストーリーは、硫黄島の戦闘における「摺鉢山での星条旗」を掲
揚した若い兵士たちのエピソードです。そのストーリーには一般に歴史として信じら
れている出来事が事実に反するという告発が含まれています。ですから、この点につ
いてはアメリカの映画批評の多くは「ネタバレ」にならないように、ということで伏
せて論ずることが多いのです。
 ですが、本稿ではまずこの点をお話してから進めることにします。確かに「サプラ
イズ」はなくなるので、これから映画をご覧になる予定の方はご注意頂きたいのです
が、あくまで歴史上の事実の問題であり、更にはイーストウッド監督の政治的な主張
の根幹に関わる問題なので避けて通るわけには行きません。
 この「星条旗掲揚」の事件は、その写真で余りに有名です。ジョー・ローゼンソー
ルという戦場カメラマンの撮影した写真は多くの新聞の一面を飾ったばかりか、最終
的にはアーリントンの国立墓地にある記念碑にもなっており、「米軍の勇気」中でも
「海兵隊の栄光」の象徴とされているものです。ということで、一般にはこの写真は
「激しい戦闘の結果、硫黄島を陥落させた勝利の記念」だというように理解がされて
います。この映画の原作となったノンフィクション(同タイトル、ジェイムズ・ブラ
ッドリー、ロン・パワーズ著、2000年)がベストセラーになるまでは、ごく僅か
の当事者以外は誰もそれを疑いませんでした。
 ところが事実は少し違うというのです。国旗掲揚に関わった海軍衛生下士官のブラ
ッドレー(著者の父親)の残した記録、そして様々な証言、証拠写真などを総合する
と、以下の問題があるというのです。

1、写真の国旗掲揚シーンは「最初の掲揚」ではない。まず別の国旗を掲揚し、全軍
が喝采をしたが、その国旗を別のものと取り換えて二度目の掲揚をした際にまだ直立
の状態になっていない傾いた状態の「絵」が写真として残されたものである。従って
傾いた国旗を兵士が支えているイメージが、戦勝の瞬間を表現しているという受け止
め方がされているのは、ある種のフィクションを含んでいる。

2、写真の時点で栗林中将率いる日本軍の組織的抵抗は終わっていなかった。島南部
の摺鉢山は米軍が確保していても、北半分は依然として日本軍が維持していた。また
摺鉢山そのものも十分に確保できていたわけではなく、第一回の国旗掲揚と第二回の
間にはゲリラ的な襲撃があった。したがって、写真の時点ではまだまだ戦勝とは言え
なかった。しかも国旗掲揚の写真に写っている六人の兵士のうち、三人はその直後に
戦死している。

CONTINUED -
207七つの海の名無しさん:2006/11/02(木) 03:59:28 ID:MTDATO31
>>202
ま、この世の地獄を見たんだから、アル中にでもなるわな
208YUMET:2006/11/02(木) 04:03:38 ID:bwa6MRvr
(つづき) 1、写真の国旗掲揚シーンは「最初の掲揚」ではない。まず別の国旗を掲揚し、全軍
が喝采をしたが、その国旗を別のものと取り換えて二度目の掲揚をした際にまだ直立
の状態になっていない傾いた状態の「絵」が写真として残されたものである。従って
傾いた国旗を兵士が支えているイメージが、戦勝の瞬間を表現しているという受け止
め方がされているのは、ある種のフィクションを含んでいる。

2、写真の時点で栗林中将率いる日本軍の組織的抵抗は終わっていなかった。島南部
の摺鉢山は米軍が確保していても、北半分は依然として日本軍が維持していた。また
摺鉢山そのものも十分に確保できていたわけではなく、第一回の国旗掲揚と第二回の
間にはゲリラ的な襲撃があった。したがって、写真の時点ではまだまだ戦勝とは言え
なかった。しかも国旗掲揚の写真に写っている六人の兵士のうち、三人はその直後に
戦死している。

 映画はこの経緯を忠実に表現しています。これに加えて、生還した三人の兵士が
「硫黄島の英雄」として祭り上げられ戦時国債の販売キャンペーンに借り出される中
で翻弄される姿がこれでもか、と描かれて行きます。「自分たちは英雄じゃないんで
す。死んだ兵士たちこそが英雄なんです」というフレーズが何度も何度も繰り返され
ます。経験したものだけが知っている悲惨な戦場の記憶、英雄と持ち上げられつつも
見せ物のように扱われる屈辱、何よりも「写真にまつわる事実」を伏せなくてはなら
なかった苦悩、その精神の痛みに対するクリントの視線の何と静かなことでしょう。
 その三人がどのようなキャラクターであって、どのような運命を辿るかは、こちら
をお話してしまうとさすがに映画の感興を削ぐことになるので控えます。ですが、主
人公であるブラッドレー衛生下士官を演じたライアン・フィリップの演技が秀逸であ
ったことだけはお話しないわけには行きません。
この映画は、歴史解釈の問題が絡んだ政治的映画ですが、同時に紛れもなくイース
トウッド監督作品としてのクオリティを確保しているのも事実です。『ミスティック
・リバー』、『ミリオン・ダラー・ベイビー』という秀作に続く作品として全く見劣
りがしないのですが、そのかなりの部分はフィリップの演技によると言って良いでし
ょう。
 フィリップの演じるブラッドレーは、重要なことはとにかく何も語りません。過酷
な戦況にも耐え、帰国後の偽善的な「国債販売キャンペーン」にも耐え、戦友の苦し
みを分かち合い、静かに生きていきます。その沈黙の重み、語らないことによる説得
力、そんなキャラクターの存在感をフィリップは完璧に演じ切っているといって良い
でしょう。『ミスティック・リバー』ではティム・ロビンスが、『ミリオン・ダラー
・ベイビー』では監督自身が演じて、それぞれ精妙に描き出した「寡黙であることの
深さ」と、それは全く等質のものです。
 フィリップは、童顔が災いしたのかアイドル的な男優と思われることが多かったよ
うです。そのために、スターへの階段を駆け登っていった奥さんのリース・ウィザー
スプーンの影に隠れがちでしたが、この作品の成功で、同世代の男優の中でもトップ
の水準に躍り出たのではないでしょうか。32歳という若さで、このように成熟した
「静けさ」を描けるというのは、大した才能だと思います。
 ちなみにフィリップの演じたのは衛生下士官であり、戦死者や戦傷者を見ることが
任務でした。その視点にこだわったイーストウッド演出は、通常の戦争映画では考え
られないほどの無残な死体のイメージを繰り出してきています。こうした映像が苦手
な方は注意された方が良い、それほどのストレートな表現が繰り返されるのです。で
すが、そうした残虐なイメージも「死に対する寡黙な目撃者」としての主人公がフィ
リップによって深く造形されているために、映画としての深みになっている、私には
そう思えました。

CONTINUED-
209YUMET:2006/11/02(木) 04:06:07 ID:bwa6MRvr
(つづき) さて、この映画はここ十年の戦争映画の中では、スチーブン・スピルバーグの『プ
ライベート・ライアン』と比較されるのが自然でしょう。どちらも同じ第二次大戦の
戦闘を描いており、しかも敵の支配している土地への上陸作戦を扱っています。また
兵士が純粋な戦闘ではなく、世論対策のための「戦争宣伝」に翻弄されるエピソード
を描いているという点も似通っています。戦闘シーンの撮影技法、画面の彩度や明
度、粒状感処理などの「後処理」技法、異常にリアルな音響処理なども共通です。
 こうした技術面に関しては、今回の『星条旗』のプロデューサーにスピルバーグが
名を連ねていることからも、『ライアン』制作に当たって得られたノウハウが、この
『星条旗』に継承、あるいは発展されていると見るべきでしょう。実際問題、この
『星条旗』に関しては当初の映画化権はスピルバーグが手にしており、そこに監督と
してイーストウッドが参加してきたという経緯もあるのです。正に『ライアン』と
『星条旗』はペアとなる作品というわけです。
 ですが、この二作には決定的な違いがあります。一言で言えば『プライベート・ラ
イアン』には戦争を否定するだけの強さはないように思われます。私の経験で言えば
『プライベート・ライアン』が公開されたときには、戦闘シーンのリアリズムに衝撃
を受け、以降テーマ曲を耳にしたり、マット・デイモンの顔を見るたびに戦慄が甦っ
たのを覚えています。そして、実際に映画を見た第二次大戦の帰還兵が「この映画は
実際の戦争の悲惨を良く伝えている。これからは戦争を行うということは、人間をこ
のような悲惨に送り込むことだということが、この映画を通じて人々に理解されるだ
ろう」というような内容の発言をしているのを聞いて、なるほどと思ったものでした。
 ですが『プライベート・ライアン』公開の1998年から三年後にはアフガン戦争
が起きています。この戦争は911のテロ事件への「報復」として行われたものです
が、そうした状況においては、アメリカの世論は戦争を躊躇しなかったのです。『プ
ライベート・ライアン』を見て戦争の悲惨を分かったつもりになっていても、その認
識はテロへの怒りや不安感情から戦争を正当化する中では、戦争を思いとどまらせる
ほどの力は持たなかったのでしょう。それどころか、戦時ムードの中では『ライア
ン』は愛国映画としてDVDの販売を伸ばしていったように思われます。
 それは映画のテーマ自体に限界があったからです。『プライベート・ライアン』
は、戦争の正当性に関してはいささかも疑っていないのです。ナチ討伐という正義、
フランス開放という正義の中で、Dデイの戦闘についても悲惨なものとして描きつつ
も、その正当性に関しては100%認めています。更に言えば、映画の核となるスト
ーリーである「兄三人が戦死した四男を何が何でも救い出して、母親を悲しませない
ようにしよう」という軍の「戦争宣伝政策」にしても、「四男救出が目的の部隊が、
その四男と共に対独戦闘に加わって犠牲と引き換えに名誉を得る」というエピソード
にしても、実は通俗的なヒロイズムの域を出ていないのです。通俗的というのは、戦
争を抑止する力が無く、むしろ正当化に利用されかねない種類のヒロイズムというこ
とです。

(CONTINUED-)
210YUMET:2006/11/02(木) 04:08:56 ID:bwa6MRvr
(つづき) この『プライベート・ライアン』と比較すると、この『父親たちの星条旗』の訴え
るヒロイズムは別のものです。悲惨な戦場で斃れていった兵士だけがヒーローであ
り、宣伝目的で作られたヒーローは欺瞞だ、まずそのような強烈なメッセージがあり
ます。そして、少し深いところには「戦死者、戦争体験者は、政府の被害者だ」とい
う思想が埋め込まれているのです。そして、作品の中核には「真の勇者は何も語ら
ず、しかし誰かを愛して静かに死んでゆく」というイーストウッド監督の美学が貫か
れているというわけです。その核にあるものは『ミスティック・リバー』、『ミリオ
ン・ダラー・ベイビー』と全く変わりません。
 この2006年10月という時点、イラクの戦況が泥沼化しつつある中で中間選挙
を迎えるという時点に公開時期を選んだのは、イーストウッドのあるいは配給会社や
ハリウッドの政治的意図であることは間違いないでしょう。政府の欺瞞を告発し、名
も無い兵士たちの犠牲を被害者として告発する、そんな硫黄島の「英雄」への視線
は、自然と現在形での悲劇に重なってゆく仕掛けです。現在形での悲劇とは、イラク
の状況に他なりません。
 では、イーストウッドは政治プロパガンダとしてこの映画を作ったのでしょうか。
あるいはかつて党員だった共和党を裏切って、民主党を勝たせるためにこの時期に公
開したのでしょうか。それは全く違うと思います。そのような表面的な動機ではな
く、もっと深い観点、例えば国家とは何か、戦争とは何か、人間とは何か、というこ
とをイーストウッドは問い掛けたかったのです。その問題提起が深く受け止められる
ために、イラク戦争に関して国論の割れている現在に観客への問い掛けとして上映し
た、観客としてはメッセージの性格をそのように理解することができるのだと思いま
す。
 ちなみに、イーストウッドは雑誌『エンターテインメント・ウィークリー』のイン
タビューの中で、興味深い指摘をしています。「私は民主主義が好きだし、民主主義
を誇りに思っていますよ。でも、地球上の全ての人間に強制しろというものだとは思
いませんね」そしてイラクについては、「(サダムより)少しでも寛容な独裁者を据
えて様子を見るべきだったんじゃないですか。乗り込んでいって軍隊にズドンとやる
のは下策です。負けた軍を親分なしに放っておくのも危険ですよ。イラクの人々がち
ゃんと尊敬する、しかも西側とも上手くやっていける人物に交代させる、それを平和
的にやってのける、これしかなかったんじゃないですか」(筆者意訳)という調子で
す。

CONTINUED-

211YUMET:2006/11/02(木) 04:14:44 ID:bwa6MRvr
(つづき) イラク戦争に関する本質的な批判に他なりません。では、政治的には穏健と思われ
ているクリント・イーストウッドがそのような発言をし、『父親たちの星条旗』のよ
うな映画が公開される、そんな中、11月9日に迫った中間選挙では、上下両院とも
に民主党が勝利するのでしょうか。状況はここへ来て良く分からなくなりました。
まず、民主党にはやや慢心ムードが見られるのは事実です。その一方で、TVなど
で「圧勝」と言われることでのアナウンス効果を恐れ言動に慎重になってもいます。
例えば、下院で過半数を取った場合は下院議長への就任が確実視されているナンシー
・ペロシ院内総務は、ここへ来て「選挙に勝ったら大統領の罷免運動に走るのでは」
という見方を打ち消すのに躍起になっています。「罷免(インピーチメント)に動く
のは時間のムダです。我々は絶対にしません」というのですが、本当にしないかどう
かはともかく「民主党を勝利させるとブッシュ罷免問題が持ち上がってゴタゴタす
る」というイメージが拡散するのを危険視しているのでしょう。
現時点では下院では民主党の優位は動かないように見えますが、上院は非常に際ど
い勝負になっています。中でも注目を集めているのは、テネシー州です。ここは現上
院院内総務のビル・フリスト議員(共和)の圧倒的な地盤、というよりも総選挙では
伝統的に共和党が優勢な州でしたが、フリスト議員は2008年の大統領選挙への出馬含
みで議員を引退することになり、急転直下、激戦区になっています。民主党は黒人の
ハロルド・フォード候補を立て善戦する中、共和党は地元のボブ・コーカー候補で対
抗、ご多分にもれずTV広告を通じての中傷合戦が展開されているのです。
中でも物議をかもしたのは、コーカー候補の広告で「ハロルド候補は(男性誌『プ
レイボーイ』風の)プレイメイト・パーティーに行ったことがある」という中傷をし
ている点です。そして、いかにも「プレイメイト」という風情の若い白人女性に舌っ
たらずの口調で「パーティーに来たのヨ」と言わせるという演出を施しています。実
にあくどい演出です。ハロルド候補を黒人とは一言も言っていない中で、白人女性の
「来たのねヨ」というシーンが無意識のうちに「黒人のハロルドは白人女性のプレイ
メイトが『お好き』・・・おやおや」とでも言うようなイヤな人種意識を起こさせる
よう計算されているのです。
CNNのウォルフ・ブリツァーは「これでは下劣な人種意識が見え見えで共和党に
はマイナスでは」と言っていたのですが、選挙報道のプロであるキャンディ・クロリ
ー記者は「そう単純には言えないんです」と慎重でした。クロリーは明言していませ
んでしたが、このCFが全国区で報道されることで、ハロルド候補が慎重に避けてき
た「自分が黒人であること」が否応無しに表面に出てしまっているのです。そして、
CFが人種差別だというようなコメントが北部のリベラルから出てくれば出るほど、
テネシーでのハロルドの票は逃げていくという構図もあるようです。仮にそうであれ
ば、イーストウッドではありませんが、民主主義の限界を示すエピソードとも言える
のでしょう。

CONTINUED-
212YUMET:2006/11/02(木) 04:16:43 ID:bwa6MRvr
(つづき) こうした中傷合戦が全国で展開されている一方で、真剣な政策論争に関しては決し
て盛り上がっているとは言えません。民主党はブッシュのイラク政策を批判し続けて
いますが、まともな代案はありませんでした。そんな中、最近出てきているのが「一
旦米軍を増派して事態を好転させる代わり、18ヶ月後に撤兵する」というのです。
ジョン・バイデン上院議員あたりが熱心に主張しているのですが、18ヶ月という期
間には何の根拠もありません。あるとすれば、18ヶ月後の2008年4月というの
は大統領選挙たけなわの時期だということです。仮にそこに撤兵の時期を設定してお
けば、撤兵可能な事態になっていれば民主党の得点、仮に戦況が悪く撤兵できなけれ
ばブッシュの失点ということで、どちらに転んでも民主党が点数を稼げる、それだけ
のトリックだと言われても仕方がありません。

 そんなわけで、イラクをめぐるアメリカ政治の駆け引きは何とも決定打を欠くので
すが、中間選挙の結果、何らかの形でブッシュ政権の「レイムダック化」は浮き彫り
になってゆくでしょう。だからといって、事態を打開する決定的な案はないのです。
そんな中、イーストウッドの『父親たちの星条旗』は、1800館規模の中規模全国
公開で10ミリオン強という出足を見せています。爆発的ヒットではありませんが、
堅実なスタートを切っているとは言えるでしょう。観た人の満足度は高いようで、こ
れからジワジワと口コミが広がってゆくのではないでしょうか。老匠のメッセージ
は、このような時代にあって孤高の輝きを放っています。
 
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冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ)
作家。ニュージャージー州在住。1959年東京生まれ。

[長いなー]
この人の評論、うのみにできない時があるしこんなに長いと思わなかった
213YUMET:2006/11/02(木) 04:20:37 ID:bwa6MRvr
他の記事と 比べようと思ったんで--?!!
214七つの海の名無しさん:2006/11/04(土) 02:41:07 ID:Ml439Vwl
映画の米国本土HPだとレターの方の紹介はじまってるな。
写真紹介でイーストウッドが日本軍の帽子をかぶってるのが印象的だ…

ttp://filmbyen.net/gallery.php?film=1235&image=9278
215七つの海の名無しさん:2006/11/04(土) 13:01:32 ID:wofWISNG
マジで━━━━(゚∀゚)━━━━!?
216七つの海の名無しさん:2006/11/04(土) 13:54:01 ID:225oeICr
硫黄島の日本軍って一応生き残りいたの?
217YUMET:2006/11/04(土) 23:20:12 ID:4RguucOD
昨今 NYでおこなわれてる日本関係のエクシビションすごく多かった、
(関心が高まっている?)
パブリックライブラリーで、日本のehonと絵本アーチスト展
Grand Central駅のギャラリーで「あなたの見たことのない東京」展(江戸時代の風景画など)
ほかにももう一箇所どこだか忘れたが某美術館の「TOKYO」展 など..
目白押しだった(?)
218YUMET:2006/11/04(土) 23:48:36 ID:4RguucOD
(この映画もその 流れの一環かとか思えた)
イラク戦争の失敗で米国人の目が異文化に対して少し、
見開かれてきたとか、(今更!?)
(イラク人関係の新聞記事等の
トーンもずいぶん変わってきてるし
..シリアーナとかミュンヘン等の映画も)?


219七つの海の名無しさん:2006/11/05(日) 02:47:37 ID:YrFXQufG
戦争廃墟、とにかく圧巻だよ。

硫黄島の隣にある今も大砲が往時のままに眠る小笠原諸島、
人間魚雷「回天」を密かに処分した八丈島秘密基地、
この他、北海道から鹿児島、そして小笠原、奄美大島まで厳選した
秘蔵の戦争廃墟を収録。

『戦争廃墟』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/481302047X/ref=dp_proddesc_0/503-0334738-7568711?ie=UTF8&n=465392&s=books
220七つの海の名無しさん:2006/11/05(日) 07:20:16 ID:ecRZGpru
「硫黄島からの手紙」ってイーストウッドが監督なんだ?
221七つの海の名無しさん:2006/11/05(日) 07:45:27 ID:7C7GKnyO
>>220
そうだよ
222七つの海の名無しさん:2006/11/07(火) 18:20:43 ID:xrxhJ5tX
>>216
数百人位は生き残ったみたいだよ
223七つの海の名無しさん:2006/11/07(火) 18:46:47 ID:/Ej6qaSF
アメリカ人は自分たち自身はいい人間だと思っているのか?んなあほな。
共産主義者たちについで二番目に多くの人類を殺しておいて。
224七つの海の名無しさん:2006/11/07(火) 19:01:14 ID:KWaH0Lwm
このYUMET?って野郎?はなんでこんなに「?」マークを多用するのはどうしてなんだぜ?
225七つの海の名無しさん:2006/11/07(火) 21:04:15 ID:BEKgBc4D
http://www.youtube.com/watch?v=9A9RsgBmyHo&mode=related&search=


そんなものよりこれを見ろ!!!
226七つの海の名無しさん:2006/11/07(火) 23:03:13 ID:+uC6MKSi
>>28
父親手紙はだいたいそんな感じだったよ
浜辺の戦闘シーンは映画館だからかもしれんけど
すごい迫力あったよ
227七つの海の名無しさん:2006/11/08(水) 03:59:05 ID:69D2JyFk
皆本義博・元陸軍中尉(海上挺進隊第三戦隊) 『特攻 最後の証言』P168-P169より
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757213034/ref=sr_11_1/503-8073642-246554

「本当にすごいです。弾速が速く、ビッビッビという音と同時にババババーンと来ます。
 野砲なんかと違って凄まじいものでした。あと怖いのは火炎放射器です。
 あれでやられて亡くなった者も大勢います。
 そして27日に渡嘉敷に米軍の第七七師団が上陸してきました。沖縄本島よりも先に。
 うろちょろうるさい海上特攻の基地を先に潰しておこうと考えたようです」
228七つの海の名無しさん:2006/11/08(水) 09:43:18 ID:7gEQ7t80
この映画クオリティ高すぎ
229七つの海の名無しさん:2006/11/08(水) 10:12:42 ID:snUFC2Hv
どうなんだろう。
ベトナム戦争の時は、プラトーンとか地獄の黙示録が出たけどイラク戦争でイラクを描いた映画はまだ出てないよね。
ベトナム戦争は五十万の兵力を展開していたし、徴兵でかき集めた戦力も投入しているから
市民社会への衝撃もそれなりのものだったんだろう。母国で反戦運動が起きると戦力が減退したそうだしね。
だから映画にも強く影響が出ているんだろう。
硫黄島がイラク戦争の影響を強く受けたものと考えると
弾雨の中先陣をきる将校や地雷原をおかして負傷兵の下にかけよる衛生兵といった英雄がまぶしく見えているのかもしれんね。
皆が献身的に自己犠牲の精神を発揮して戦い勝利した戦場は、イラクより美しく見えるだろう。
実は、イラク戦争というより、アメリカ国民のモラルみたいなものを問題にしている映画なのかもしれないが。
230七つの海の名無しさん:2006/11/08(水) 20:17:33 ID:nqtrYgLF
手榴弾自決シーンは結構キツかったよ。実際もあんな感じだったんかな?
231七つの海の名無しさん:2006/11/08(水) 21:40:29 ID:jewHFtIg
アメリカ版には渡辺謙が全然でなかった(てか、日本側の描写が0)。

バージョンの違いは、日米の描写が3:7から7:3になるだけと思ってから
ビックリした。
232七つの海の名無しさん:2006/11/09(木) 00:21:10 ID:hZRV6ryr
銃剣突撃の日本兵が必ず返り討ち
なんだこの映画は
233七つの海の名無しさん:2006/11/09(木) 01:39:19 ID:5tZMCe2H
見てないからよく知らんが、銃持って警戒してる奴に刃物持って突進しても
9割以上は撃たれるんじゃね?ふつうに。
後ろからコッソリならともかく突撃じゃなあ
234七つの海の名無しさん:2006/11/09(木) 07:58:41 ID:wREaHKxX
いや、後ろから襲ってたんだが
235七つの海の名無しさん:2006/11/09(木) 14:07:09 ID:mT+OeGsX
ただの戦争映画になっちゃったな。
ガソリンと水を混ぜて穴に入れるシーンとか見たかったのに
236YUMET:2006/11/09(木) 21:36:52 ID:6+zxqz2C
.. 映画といえば最近、欧米の掲示板で"Borato"という名前がよく出てくるのは、
いったい何だろうと思っていたら、(今日のJMMで冷泉氏が紹介していた)、

「..本稿の時点では、バージニア州の上院票が確定しておらず、民主党が有利とはいえ、
再集計や訴訟合戦の可能性を残しています。ということは上院は民主党が51議席の
過半数を制するか、あるいは両党同数となるかという情勢です。ですが、下院は地滑
り的(ランドスライド)勝利と言って良いですし、知事選も含めて民主党の圧勝とい
う大勢はほぼ固まったと言って良いでしょう。

私は週末の段階では、有権者がここまでハッキリした意思表示をするとは思ってい
なかったのです。もしかしたら、政治不信とでも言うべき醒めたムード、あるいは
「変化などあり得ない」という諦めムードが相当程度蔓延しているのではないか、そ
んな風にも見ていたあのです。例えば何度もこの欄でお伝えした空前の「ネガティブ」
キャンペーンもそうですが、投票直前のウィークエンドに奇怪な映画が全国のシネコ
ンをパニックに陥れていたというような現象からも、そんな印象を持っていました。

 その映画というのは『ボラット、栄光ある国家カザフスタンのためにアメリカ文化
を学びに行く』(以降『ボラット』と略すことにします)というギャグ・コメディ映
画です。サシャ・バロン=コーエンという英国のコメディアンが、「ボラット」とい
うカザフスタン人のTVレポーターに扮して「アメリカ文化の取材」に出かけるロー
ドムービーなのですが、内容的にはカザフスタン人は「女性を奴隷だと思っている」
とか「ユダヤ人が殺しに来ると思っている」というデタラメな設定に加えて「いかに
もスラブ的な田舎臭い英語のアクセント」を喋りながらドタバタを繰り広げるという
お話です。

 全編を通じて下ネタのオンパレード、しかも宗教や人種問題をパロディにしている
ので、ある種アングラっぽいムードが漂う「過激」な作品です。配給のFOXもそん
なわけで837館という限定公開で様子を見た感じになりました。ですが、結果的に
は上映館数からすると理論上ほとんど不可能な26ミリオンという大変なヒットに
なってしまったのです。少なくともこの週末だけで300万人が見たという計算にな
るのですが、そもそもはインターネットを通じて「面白そうだ」という口コミが広が
り、バロン=コーエンの出演するTV番組の一部が「ユーチューブ」に流出するなど
の要素で、どんどん観客が劇場に押しかけたようです。

 私の近所のシネコンでは、ここが郡内で唯一の公開劇場とあって窓口は長蛇の列に
なり、「○○時の回はないんですか?」「売り切れです」というようなやりとりが続
いていました。内容的には、日本で言えばビートたけし(ツービートという漫才時代)
やタモリが登場したときのようなインパクト、いやユダヤ系や中央アジア人をバカに
したような表現が露骨なのでそれ以上でしょうか。とにかく既成の価値への挑戦、つ
まり偶像破壊の衝動を笑いにしたようなカテゴリの「芸」でしょう。..」

((時代の雰囲気なんだな?)
237七つの海の名無しさん:2006/11/11(土) 13:51:45 ID:yQK9Kbc4
米大統領「イラクでの戦いは硫黄島のように語り継がれるだろう」
http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1163210889/
238七つの海の名無しさん:2006/11/13(月) 01:54:10 ID:JBREk+Vu
人間爆弾「桜花」、人間魚雷「回天」、人間兵器「震洋」、 人間機雷「伏龍」、
「九九式襲撃機」、人間兵器「マルレ」、 「九七式艦上攻撃機」、「零式艦上戦闘機」…
8人の元特攻隊員にインタビュー。

当時の特攻隊の内部のこと、作戦のこと、兵器のこと、隊員たちの悩み、喜び、葛藤......。
意図的に歪められてマスコミに伝わる重要証言など、今まで誰も耳にしたことのない話ばかり。

「特攻 最後の証言」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757213034/ref=sr_11_1/503-8073642-246554
239七つの海の名無しさん:2006/11/15(水) 20:00:37 ID:4W2GXtOw
明日NHKのクローズアップ現代でイーストウッドインタビューだから
お前ら観ないとメイクマイデイだぞ
240七つの海の名無しさん:2006/11/15(水) 23:09:47 ID:VZxuZKuL
【Letters from】硫黄島からの手紙 6通目【Iwo Jima】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1162865096/

705 名無シネマ@上映中 sage 2006/11/15(水) 23:00:36 ID:/vQ1O7Zy
武道館の大きなスクリーンに
二宮のアップが映ると
不自然な二重まぶたが気になって仕方なかった

が、ラスト近く涙流すシーン
上手いね〜
二宮は良い役者だと思う
もう少し背が高いと、華と言うか
迫力が増すんだが

舞台挨拶でも係りの兄ちゃんが
いちいちマイクの上げ下げに来て
笑ってるジャニオタ多数

戦闘シーンは「父親たち」よりグロい
痛いシーンが多い

誰かが書いてたけど
泣かそうと思えばいくらでも泣かせる演出が出来るのに
それをあざとくしないクリント
さすが「感動感動」言ってる日本人とは違うな

241七つの海の名無しさん
>>239
国谷さん戦争に英雄は誰もいない=反戦映画=イラク戦争反対
=ブッシュ不人気=民主党圧勝みたいな話を
したかったらしいけど、
イーストウッドはぜんぜんのってこないw
焦った国谷さんしまいにはわけわかんないこと聞いてたな
あなたは老いるのがすきなんですか?ってすごい年寄り扱い。
まだ76で石原都知事より2つしか爺じゃないのに
引退しないで映画を撮ってることが驚異だ!みたいな話ばっかり。
ぜんぜん映画みてないなこいつという感じで話がちっとも
かみ合わなかった。NHKも他に人材いないのか?