【メキシコ】大接戦のメキシコ大統領選…落選した候補が結果を頑として受け入れず、混迷を深める[09/07]

大接戦のメキシコ大統領選（７月２日投票）を制した中道右派で与党・国民行動党（ＰＡＮ）の
フェリペ・カルデロン元エネルギー相は６日、勝利確定後初めて記者会見し「誰に投票したか
に関係なく、すべての国民にとって誠実で平等な大統領になることが私の義務だ」と述べ、
選挙戦で政治的亀裂が深まったメキシコ社会を正常化させる姿勢を示した。

しかし、落選した中道左派で革命民主党（ＰＲＤ）のアンドレス・ロペス前メキシコ市長は、選挙結果
を受け入れておらず、混乱解決に向けた糸口は見えない状況だ。

カルデロン氏は会見で「（ロペス氏側が）対話を拒否するのは残念だ。対話の扉を閉ざすことは、
メキシコ国家を閉ざすことだ」と語り、ロペス陣営との和解を図り、政治的混乱を早急に収拾したい
意向を強調した。

一方、連邦選挙裁判所の裁定で落選が確定したロペス氏は５日、支持者数千人が１カ月以上に
わたって陣取る大統領府前の憲法広場で、「選挙裁判所の決定を拒否する。（カルデロン氏の）
大統領就任も認めない」と演説し、自身が大統領選の勝利者であるとの姿勢を貫く決意を表明した。

ロペス氏は選挙裁判所を含めたメキシコの現在の民主主義制度を批判し、抗議行動を「政変」に
つなげる姿勢を強めている。
今月１６日の独立記念日には憲法広場で「民主国民会議」と名付けた大集会を開催し、「独自の政府」
樹立や自らの「大統領」就任、新憲法制定などの構想を提案する方針だ。

独立記念日当日は、この広場でフォックス大統領も立ち会って恒例の軍事パレードが実施され、
前日から行事も催される。
ロペス支持者と軍との衝突が懸念されるが、同大統領は「国民を攻撃するために軍を使うことは
許されない」と述べ、平和的に事態を収拾し任期を終えたい考えだ。

ロペス派議員は、今月１日には国会で演壇を占拠し、フォックス大統領の最後の教書演説を実力阻止。
１２月１日に国会で行われるカルデロン氏の大統領就任式も阻止を図る可能性が高まっている。

今回の大統領選は、カルデロン、ロペス両氏の大接戦となった。
選挙裁判所が確定させた開票結果では、カルデロン氏の得票が約１４９１万７０００票、ロペス氏が
約１４６８万３０００票で、得票率で０．５６ポイントの小差だった。


ニュースソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060908k0000m030085000c.html

関連スレ
【メキシコ】混迷のメキシコ大統領選、カルデロン氏の当選がようやく確定[09/06]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1157515290/l50

2

法治主義が根付いてねえなあ。
この落選の決まった奴も、これでクーデターか革命起こして政権取ったとして
やがて今回の行動が自分に帰ってくることもわかるだろうに。

ちょｗ選挙いみねぇｗｗｗｗ

こらこら、司法を無視するな(w
どうしようも無い連中だなあ。

メキシコ人にいい方法を教えてやるよ

　選　挙　で　決　め　ろ

昔、人口４０万の西宮市長選で２８票差で落選した大前繁雄は、嘘だろうと喚いてたな。
後に、その大前繁雄が土井たか子を破って衆議院議員になるなんて、あの時本人すらも考えなかっただろう。