ベルギーの森林地帯で、かゆみと皮膚炎の原因となる毛虫が大量発生し、
メスのホルモンを利用して成虫となったオスの蛾をおびき寄せ、撃滅する
作戦が始まった。
ブレーの街の郊外にはオークの木が生い茂っているが、学名が
Thaumetopoea processioneaという毛虫の大量発生に悩まされている。
これまで殺虫剤を使用するなどの対策を試みたが、効果は上がらなかった。
同市環境局のパトリック・メルマンズ局長は「実験をおこなっているのです。
メスのホルモンでオスを罠におびき寄せると、罠にかかり死んでしまいます」
と説明した。
Thaumetopoea processioneaは「行進する毛虫」という意味で、森で列を作って
行進することから、この名を付けられている。
毛にはかゆみと皮膚炎の原因となる毒素を含んでいる。
ニュースソース
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081153946433.html