【イラク】本格政権、治安3閣僚選出で混迷 内相めぐりシーア派内部で対立[060605]

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「イラク本格政権 治安3閣僚選出混迷 内相めぐりシーア派内部で対立」

イラク国民議会のアテイヤ副議長は4日、同日予定していた内相と国防相、国家安全保障
担当相の治安関係3閣僚の承認採決のための国民議会の開催を延期すると発表した。
先月20日に発足したイラク本格政権では、3閣僚の人選は先送りとなり、マリキ首相は
4日にも国民議会に候補者を示し、承認採決を行うことを目指していた。内相人事をめぐる
イスラム教シーア派内部の対立が延期の原因とみられる。

副議長は延期の理由は明らかにしなかったが、ロイター通信などによると、シーア派連合会派
「統一イラク同盟」(UIA)の一角を占めるイラク・イスラム革命最高評議会
(SCIRI)が、マリキ首相が提示した内相候補に反対し、自派からの擁立を主張したため、
調整がつかなかったという。

マリキ首相は、宗派・民族主義を排除する立場から、内相と国防相には特定政党や民兵組織と
関係が薄い独立系の人物を選ぶ方針を表明。両相ポストに、旧軍幹部をあてる方針で、
各派の合意が得られなくても承認を求める考えだった。

しかし、スンニ派会派「イラク合意戦線」は自派からの国防相擁立を主張するなど反発が強く、
協議をさらに続ける必要があると判断した。

マリキ首相は、本格政権の発足にあたり、各派の思惑が対立した治安関係3閣僚の人選を
1週間先送りした。しかし、その後も候補者名が二転三転するなど、混乱が続いている。

シンガポールを訪問中のラムズフェルド米国防長官は4日、「任命は時間の問題」とした
うえで「和解プロセスが進展することを期待している。公正でバランスのとれた体制が
できれば、武装勢力の攻撃レベルが下がる」との見通しを示したが、宗派・民族主義の
克服が容易ではないことを浮き彫りにした格好だ。

引用元:産経新聞 http://www.sankei.co.jp/ (平成18(2006)年6月5日[月] 朝刊)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/05int001.htm

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ほか。
2七つの海の名無しさん:2006/06/05(月) 15:51:50 ID:M7rfOTRB
イスラム教は、本来平和的な宗教だって言うのはイスラム教徒だけじゃね?
3七つの海の名無しさん
>>2
イメージ悪いのは確か。テロと言えばイスラム教の専売特許みたいな〜。