ブレア英首相は27日、英南部の保養地ブライトンで開催中の与党、労働党の
年次大会で党首演説を行い、治安が悪化するイラク情勢について、「市民を守る
方法は、イラクから撤退することではない」と述べ、当面の撤退に否定的な見解を
示した。一部の英マスコミは来年5月から撤退を開始すると報じていた。
ブレア首相はまた、7月にロンドンで2回にわたって起きた同時テロを受け
「われわれは今日、地球的規模のテロという新たな挑戦に直面している」と、
厳しいテロ対策の必要性を訴えた。
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http://www.sankei.co.jp/news/050928/kok002.htm