イラクとアフガニスタンが世界貿易機関(WTO)への加盟を申請することが明らかになった。
13、14日に開く大使級の一般理事会で申請を受け、加盟国が協議する。
両国は貿易拡大をテコに戦後復興を進めるためにはWTO加盟を急ぐ必要があると判断したもようだ。
加盟交渉を始めるには加盟国が全会一致で賛成する必要がある。
イラクとアフガニスタンを巡っては、両国の戦後体制に深く関与する米国が支持を打ち出す可能性が高く、
日本なども同調する見通し。
1996年に申請しながら米国の反対で交渉にたどり着けないイランなどに比べれば、
両国の加盟交渉はスムーズに進むとの見方もある。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20041205AT2M0302P04122004.html